JP2015219686A - 情報配信装置、情報配信システム、及び情報配信方法 - Google Patents

情報配信装置、情報配信システム、及び情報配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの行動エリアに応じて情報配信を行うシステムにおいて、電池消耗や装置の種類の違いによる情報配信及び受信の機会損失を低減するシステムを提供する。
【解決手段】情報配信装置は、ユーザが所持する発信機の信号を検出する受信機の識別子を取得する受信機識別子取得部と、前記受信機が検出した前記発信機の識別子を取得する発信機識別子取得部と、受信機の識別子に対応付けて記憶された配信情報を、発信機の識別子に対応付けて記憶された配信先情報が示す配信先へ配信する情報配信部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報配信装置、情報配信システム、及び情報配信方法に関する。
Bluetooth(登録商標)など比較的近距離間で行う無線通信の技術を用いて、ユーザの所持する携帯端末装置などに広告情報、ポイント情報、クーポン情報などを送信するサービスが存在する。例えば、ある店舗に定期的にビーコン信号を送信する発信機を設置しておく。そして、そのビーコン信号を受信できる携帯端末装置を所有するユーザが、その店舗に入り、発信機に近づくと、携帯端末装置がビーコン信号を受信して、発信機のIDと携帯端末装置のIDとをコンテンツ配信サーバへ送信する。コンテンツ配信サーバは、これらの情報を受信すると店舗に設置されたビーコン発信機のIDに対応する広告コンテンツなどを記憶部から読み出して、ユーザの携帯端末装置に送信する。このような仕組みを用いると、店舗側は、店舗まで足を運んでくれたユーザにだけ特別な情報を送ったり、ポイント情報やクーポン情報を付与することができる。
また、特許文献1には、店舗内などにRFIDの読み取り装置を設置し、ユーザの所有する携帯端末装置に備えられたRFIDタグと通信を行うことによってユーザの携帯端末装置が接近したかどうかを検出し、広告等をユーザの携帯端末装置に配信する技術について開示がある。
特開2003−224677号公報
ところで、上述の例では、店舗側に発信機が設置され、受信機となる携帯端末装置をユーザが持ち運ぶという構成をとっている。このような構成とした場合、次のような課題が生じる。(1)携帯端末装置は、発信機から発信される信号を常に検索・受信し続ける必要があり、携帯端末装置の電池消耗が大きくなる。その結果、ユーザが電池の消耗を回避してサービスの利用を敬遠する。(2)店舗側の発信機を電源ではなく、ボタン電池等で駆動させる場合、電池が消耗しビーコン信号の送信が停止していても気が付かず、情報配信サービスの提供ができないことがある。(3)ビーコン信号を受信できるかどうかは、携帯端末装置に搭載されたチップやOS(Operating System)が、その信号に対応しているかどうかに依存する。その為、サービスを利用できるユーザが一部のユーザに限られてしまう。(4)携帯端末装置が紛失や盗難などによって第三者に拾得された場合、配信されたコンテンツをその第三者が閲覧したり、利用できたりする。
なお、特許文献1にはこのような課題を解決する手段が開示されていない。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできる情報配信装置、情報配信システム、及び情報配信方法を提供することを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決すべくなされたもので、ユーザが所持する発信機の信号を検出する受信機の識別子を取得する受信機識別子取得部と、前記受信機が検出した前記発信機の識別子を取得する発信機識別子取得部と、前記受信機の識別子に対応付けて記憶された配信情報を、前記発信機の識別子に対応付けて記憶された配信先情報が示す配信先へ配信する情報配信部と、を備えることを特徴とする情報配信装置である。
また本発明は、ユーザが所持し定期的に信号を発信する発信機と、前記発信機の発信する信号を受信して前記発信機の識別子を取得し、自装置の識別子と前記発信機の識別子とを情報配信装置に送信する受信機と、上述の情報配信装置と、前記情報配信装置の配信する配信情報を受信する情報受信装置と、を備えることを特徴とする情報配信システムである。
また本発明は、ユーザが所持する発信機の信号を検出する受信機の識別子を取得し、前記受信機が検出した前記発信機の識別子を取得し、前記受信機の識別子に対応付けて記憶された配信情報を、前記発信機の識別子に対応付けて記憶された配信先情報が示す配信先へ配信することを特徴とする情報配信方法である。
本発明によれば、ユーザの行動エリアに応じて情報配信を行うシステムにおいて、電池消耗や装置の種類の違いによる情報配信及び受信の機会損失を低減することができる。
本発明の第一の実施形態による情報配信装置の最小構成を示す図である。 本発明の第一の実施形態による情報配信システムの構成の一例を示す図である。 本発明の第一の実施形態による情報配信システムの構成における各装置の機能ブロック図の一例である。 本発明の第一の実施形態による情報配信装置が用いるデータテーブルの一例を示す図である。 本発明の第一の実施形態によるBLE受信機が用いるデータテーブルの一例を示す図である。 本発明の第一の実施形態による情報配信システムの処理フローを示す図である。 本発明の第二の実施形態による情報配信装置の機能ブロック図の一例である。 本発明の第二の実施形態による情報配信装置が用いるデータテーブルの一例を示す図である。 本発明の第二の実施形態による情報配信装置の処理フローを示す図である。
<第一の実施形態>
以下、本発明の一実施形態による情報配信装置を図1〜図6を参照して説明する。
図1は、第一の実施形態による情報配信装置の最小構成を示す図である。
この図において、符号30は、情報配信装置を示している。図1に示す通り、情報配信装置30は、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)発信機識別子取得部31と、BLE受信機識別子取得部32と、情報配信部33とを少なくとも備えている。情報配信装置30は、例えばCPU(Central Processing Unit)を備えたコンピュータである。情報配信装置30は、BLE発信機の識別子とBLE受信機の識別子を取得し、BLE発信機識別子に対応付けて予め登録された配信先に対して、BLE受信機識別子に対応付けて予め登録した情報を配信する機能を有している。
BLE発信機識別子とは、ユーザが所持するBLE発信機の識別子である。また、BLE受信機識別子とは、そのBLE発信機が発信するビーコン信号を受信するBLE受信機の識別子である。ここでBLEとは、低電力で近距離無線通信を行うことを可能とするBluetooth(登録商標)の拡張仕様である。例えば、ボタン型電池で数年間動作するBLEを利用したビーコン発信機が市場において提供されている。
BLE発信機識別子取得部31は、BLE発信機の識別子を、その識別子を受信したBLE受信機からネットワークなどの通信手段を介して取得する。
BLE受信機識別子取得部32は、BLE発信機識別子を受信したBLE受信機から、そのBLE受信機の識別子を、ネットワークなどの通信手段を介して取得する。
情報配信部は、BLE発信機識別子に対応付けて予め登録された配信先の情報と、BLE受信機識別子に対応付けて予め登録された配信情報を情報配信装置30が備える記憶部から読み出して、その配信先に読み出した配信情報をネットワークなどの通信手段を介して配信する。
図2は、本発明の第一の実施形態による情報配信システムの構成の一例を示す図である。
この図において、符号1は、情報配信システムを示している。図1に示す通り、情報配信システム1は、BLE発信機10、BLE受信機20、情報配信装置30、情報受信装置40を含んで構成される。BLE発信機10とBLE受信機20とは、BLE通信で接続される。BLE受信機20と情報配信装置30とは、ネットワークを介して通信可能に接続されている。情報配信装置30と情報受信装置40とは、ネットワークを介して通信可能に接続されている。ネットワークとは、例えば、LANやキャリア網である。
情報配信システム1は、BLE発信機10を所持するエンドユーザが、BLE受信機20に対してBLE通信が可能な距離(例えば、数メートル〜十数メートル)に近づいた場合に、BLE受信機20がBLE発信機10の近接を検出し、その検出を契機として、情報配信装置30が、情報受信装置40に情報を送信するためのシステムである。情報配信装置30が配信する情報とは、BLE受信機20を設置したユーザが配信を望む情報である。そのユーザがあるメーカの者である場合、配信を望む情報は、例えば、自社製品の広告情報である。また、情報受信装置40は、エンドユーザがBLE発信機10と共に所持していてもよいし、エンドユーザから遠距離に存在していてもよい。例えば、メーカの社員が、BLE受信機20を、展示会の自社製品の展示ブースに設置し、エンドユーザがその展示ブースに近づくと、その製品の広告情報を、エンドユーザが携帯するスマートフォンと、エンドユーザが勤務するオフィスのPCへ配信するといったことが可能である。この例でスマートフォンとPCは情報受信装置40である。
BLE発信機10は、BLE通信でビーコン信号を定期的に発信する装置である。BLE発信機10は、電波発信回路を備えており、電池で稼働している。BLEの性質上、BLE発信機10における電池の消耗は少なく、ユーザは、電池の消耗を心配することなくBLE発信機10を所持していられる。また、BLE発信機10は、小型でキーホルダー等でスマートフォンや財布などに装着して携帯することが可能である。BLEの発信するビーコン信号には、BLE発信機10の識別子が含まれている。
BLE受信機20は、BLE発信機10が発信するビーコン信号を受信することができる装置である。BLE受信機20は、例えばCPUを備えたコンピュータである。また、BLE受信機20は、電源から電力の供給を受けている。BLE受信機20は、受信したビーコン信号からBLE発信機10の識別子を読み取る。BLE受信機20は、読み取ったBLE発信機10の識別子と、自装置の識別子とを情報配信装置30へ送信する。BLE受信機20は、展示会、小売店舗、集合施設などに設置し、エンドユーザ向けの広告、クーポン配信、館内誘導に用いることができる。BLE受信機20は、エンドユーザから見えないように設置してもよいし、エンドユーザを惹きつけるような映像を表示したタブレット端末やデジタルサイネージに組み込んでエンドユーザの目に付くような位置に設置してもよい。
情報配信装置30は、BLE受信機20から、BLE発信機10とBLE受信機20の識別子を受信すると、BLE受信機20の識別子に基づいて配信する情報を決定し、BLE発信機10の識別子に基づいて決定した配信先へ、その情報を配信する。配信情報や配信先の情報は、情報配信装置30の記憶部に予め記憶されている。例えば、配信情報は、BLE受信機20を設置したユーザが登録し、送信先の情報は、エンドユーザが登録する。情報配信装置30が配信するコンテンツはテキスト・静止画・動画などの形式であり、電子メール、PUSHメッセージ、SMS(Short Message Service)などの方式で配信される。
情報受信装置40は、BLE発信機10を所持するエンドユーザの行動エリアに応じて、情報配信装置30が配信する情報を受信する装置である。情報受信装置40は、例えばCPUを備えたコンピュータである。情報受信装置40には、例えば携帯電話、スマートフォン、PCなどを適用できる。情報配信装置30にエンドユーザが登録する配信先の情報とは、例えば、情報受信装置40のメールアドレスである。情報受信装置40は、エンドユーザ自身が情報を受け取りたいスマートフォン等であってもよいし、エンドユーザにBLE発信機10を所持させる別のエンドユーザのPC等であってもよい。例えば、別のエンドユーザが親でエンドユーザがその子供という場合、学校の校門にBLE受信機20を設置し、子供がそこを通過する度に、親の所持する携帯電話装置(情報受信装置40)宛てに「ただ今、校門を通過しました。」といったメッセージが送信されてもよい。
図3は、本発明の第一の実施形態による情報配信システムの構成における各装置の機能ブロック図の一例である。
図3を用いて各装置の機能についてより詳しく説明する。
BLE発信機10は、上述のとおり、メモリに記録された自装置の識別子を読み出し、定期的に自装置の識別子を含んだビーコン信号を送信する。
BLE受信機20は、BLE信号受信部21、制御部22、通信部23、記憶部24を備えている。
BLE信号受信部21は、図示しないアンテナを介して、BLE受信機20の周辺に存在するBLE発信機10と、BLEによる無線通信を行う。そして、BLE信号受信部21は、周辺に存在するBLE発信機10が定期的に送信するビーコン信号を受信し、BLE発信機10の識別子を読み取る。
制御部22は、BLE信号受信部21がBLE発信機10の識別子を読み取ると、記憶部24が記憶する自装置の識別子を読み出して、BLE発信機10の識別子と自装置の識別子とを情報配信装置30へ通信部23を介して送信する。また、制御部22は、BLE信号受信部21が受信した全てのBLE発信機識別子を情報配信装置30へ送信せずに、特定のBLE発信機10についてのみ送信してもよい。その場合、その特定のBLE発信機10の識別子のリストを予め記憶しており、通信部23は、このリスト(ホワイトリスト)に登録されている識別子を持つBLE発信機10からのビーコン信号を受信したときだけ情報配信装置30へ識別子の送信を行う。
通信部23は、BLE発信機10と自装置の識別子を制御部の指示に基づいてネットワークを介して情報配信装置30へ送信する。ネットワークとは、例えばLANやキャリア網である。
記憶部24は、上述の自装置の識別子やホワイトリストなどを記憶している。
情報配信装置30は、BLE発信機識別子取得部31、BLE受信機識別子取得部32、情報配信部33、暗号化部34、通信部35、記憶部36を備えている。BLE発信機識別子取得部31、BLE受信機識別子取得部32、情報配信部33は、図1を用いて説明したとおりである。
暗号化部34は、情報配信部33が特定した配信情報を、BLE発信機10の識別子に対応付けて登録されたパスワードで暗号化する。
通信部35は、BLE受信機20が送信したBLE発信機10の識別子を受信し、BLE発信機識別子取得部31へ出力する。また、通信部35は、BLE受信機20の識別子を受信し、BLE受信機識別子取得部32へ出力する。また、通信部35は、暗号化部34が暗号化した配信情報を、キャリア網等のネットワークを介して情報受信装置40へ送信する。
記憶部36は、BLE発信機10の識別子と配信先情報(メールアドレスなど)、暗号化パスワードなどを対応付けたデータテーブル(配信先テーブル)、BLE受信機20の識別子と配信する情報とを対応付けたデータテーブル(配信情報テーブル)、配信する静止画や動画のファイルなどを記憶する。
情報受信装置40は、表示部41、制御部42、通信部43、復号部44、記憶部45を備えている。
表示部41は、情報受信装置40に備えられた液晶ディスプレイなどである。表示部41は、情報配信装置30から配信された情報を表示する。
制御部42は、配信された情報を通信部43を介して取得し表示部41に表示させるまでの制御を行う。
通信部43は、情報配信装置30が配信した情報をネットワークを介して受信する。
復号部44は、通信部43が受信した暗号化された情報を復号する。
記憶部45は、通信部43が受信した情報、CPUによって実行される情報を表示するアプリケーションなどの各種プログラムを記憶している。
図4は、本発明の第一の実施形態による情報配信装置が用いるデータテーブルの一例を示す図である。
図4を用いて情報配信装置30が、BLE受信機20から取得したBLE発信機識別子に基づいて配信先を決定し、BLE受信機20から取得したBLE受信機識別子に基づいて、配信する情報を決定する処理に使用するデータテーブルについて説明する。
図4(a)は、BLE発信機識別子と配信先の情報を対応付けたテーブルの一例である。図4(a)が示すようにこのデータテーブル(配信先テーブル)には、「BLE発信機識別子」、「情報受信装置識別子」、「情報受信装置識別パスワード」、「配信先情報」などの情報が格納されている。なお、「枝番」の項目は、1台のBLE発信機について複数の情報受信装置40に対して情報を配信する場合、これら複数の情報受信装置40を管理するために設けられた項目である。これらの情報はエンドユーザ、またはエンドユーザの承諾を得てサービス管理者またはBLE受信機20を設置した店舗の店員などが入力する。
「情報受信装置識別子」は、情報配信先の情報受信装置40の識別子である。この、「情報受信装置識別子」は、配信する情報を表示するアプリケーションの識別子とそのアプリケーション内で一意に定められた識別子との組み合わせからなるアプリケーション内識別子でも代替することができる。
「情報受信装置識別パスワード」は、情報を配信する際に暗号化に用いるパスワードである。この「情報受信装置識別パスワード」には、エンドユーザや情報受信装置40の所有者が定めたパスワードが情報受信装置40ごとに設定されている。このパスワードで暗号化された情報は、そのパスワードを知る者だけが復号化し中身を閲覧することができる。その為、誤って情報が他人の情報受信装置40に配信された場合でも、配信された情報の中身を閲覧される心配がない。
「配信先情報」は、配信先の情報受信装置40に関連付けられたメールアドレスや電話番号が格納されている。電話番号は、例えば情報がSMSで配信される場合に用いられる。なお、「配信先情報」の項目は、メールアドレスや電話番号など1つの情報受信装置40に対して複数設定できるように「配信先情報1」、「配信先情報2」など複数設けられていてもよい。
情報配信装置30は、BLE発信機識別子=「001」を取得すると、配信先テーブルを参照して、「BLE発信機識別子」の値が「001」であるレコードを選択し、それらのレコードの「配信先情報」を取得する。図4(a)の例の場合、情報配信装置30は、「09011111111」及び「ABCDEFGHIJK」を識別子に持つ情報受信装置40を配信先として決定し、配信先情報として「aaa@xxx.ne.jp」と「aaa2@xxx2.ne.jp」を取得する。
図4(b)は、BLE受信機識別子と配信する情報とを対応付けたテーブルの一例である。図4(b)が示すようにこのデータテーブル(配信情報テーブル)には、「BLE受信機識別子」、「情報区分」、「配信メッセージ」、「添付」などの情報が格納されている。これらの情報は、サービス管理者またはBLE受信機20を設置した店舗の店員などが入力する。
「情報区分」には、配信する情報の種類が格納されている。配信する情報の種類とは、例えば「テキスト」、「静止画」などである。
「配信メッセージ」には、情報受信装置40に送信するメッセージが格納されている。
「添付」には、添付ファイルの有無や、添付ファイルが有りの場合、添付ファイルのファイル名が格納されている。添付ファイルとは、例えば、静止画、動画などである。
情報配信装置30は、BLE受信機識別子=「010」を取得すると、配信情報テーブルを参照して、「BLE受信機識別子」の値が「010」であるレコードを選択し、それらのレコードの「配信メッセージ」の項目や「添付」の項目に格納された文字列情報を取得する。図4(b)の例の場合、「BLE受信機識別子」の値が「010」であるレコードの「添付」項目の値は「なし」なので、情報配信装置30は、「いらっしゃいませ」という文字列を情報受信装置40に配信する情報として配信情報テーブルから取得する。
図5は、本発明の第一の実施形態によるBLE受信機が用いるデータテーブルの一例を示す図である。
図5を用いてBLE受信機20、BLE発信機識別子とBLE受信機識別子とを情報配信装置30に送信するか否かを判定するのに用いるデータテーブル(ホワイトリスト)について説明する。
図5が示すようにこのデータテーブルには、「BLE発信機識別子」の情報が格納されている。この情報は、BLE受信機20を設置した店舗の店員などが入力する。
BLE受信機20は、BLE発信機10からBLE発信機識別子を取得すると、記憶部24に格納されたホワイトリストを参照し、取得した「BLE発信機識別子」が登録されているかどうかを判定する。登録されている場合、BLE受信機20は、BLE発信機識別子とBLE受信機識別子とを情報配信装置30へ送信する。登録されていない場合、BLE受信機20は、情報配信装置30への識別子の送信を行わない。
これにより、情報配信装置30に送信するBLE発信機識別子を制限することができる。例えば、ある場所に設置されたBLE受信機20に対応付けられた広告情報については、既に情報配信装置30に登録されたBLE発信機識別子を持つBLE発信機10の中から更に厳選したBLE発信機10についてのみ配信するといったことが可能となる。
図6は、本発明の第一の実施形態による情報配信システムの処理フローを示す図である。
この図を用いて、情報配信装置30が広告情報、クーポン情報などを情報受信装置40へ送信する処理について説明する。前提として、本処理フローで説明するBLE発信機10、BLE受信機20、情報配信装置30、情報受信装置40、配信情報については、既に図4(a)、(b)で例示したテーブルにその内容が登録されているものとする。
まず、エンドユーザが所持するBLE発信機10は定期的にBLE発信機識別子を含んだ信号を発信する(ステップS11)。一方、BLE受信機20のBLE信号受信部21は、BLE発信機10から発信される信号を常に検索し続けている。エンドユーザが、BLE受信機20が設置された場所に近づくと、BLE信号受信部21は、BLE発信機10の発信した信号を受信する。また、BLE信号受信部21は、信号に含まれるBLE発信機識別子を取得して(ステップS12)制御部22へ出力する。制御部22は、記憶部24から自装置の識別子を読み出して、BLE信号受信部21から取得したBLE発信機識別子と自装置の識別子とを情報配信装置30へ送信するよう通信部23へ指示する。
ここで、図5で説明したホワイトリストによる送信の制限を行う場合、制御部22は、図5で例示したテーブルを検索して取得したBLE発信機識別子が登録されているかを判定し、登録されている場合のみ次ステップ以降の処理へ進んでもよい。
通信部23は、ネットワークを介してBLE発信機識別子とBLE受信機識別子とを情報配信装置30へ送信する(ステップS13)。情報配信装置30では、BLE発信機識別子取得部31が、通信部35を介してBLE発信機識別子を取得する。また、BLE受信機識別子取得部32が、通信部35を介してBLE受信機識別子を取得する(ステップS14)。BLE発信機識別子取得部31は、BLE発信機識別子を情報配信部33へ出力する。BLE受信機識別子取得部32は、BLE受信機識別子を情報配信部33へ出力する。情報配信部33は、BLE発信機識別子を用いて図4(a)で例示した配信先テーブルを検索し、BLE発信機識別子に対応付けて設定された「情報受信装置識別子」と「情報受信装置識別パスワード」と「配信先情報」を記憶部36から読み出す。情報配信部33は、読み出した「情報受信装置識別パスワード」を「情報受信装置識別子」と組みにして暗号化部34へ出力する。また、情報配信部33は、BLE受信機識別子を用いて図4(b)で例示した配信情報テーブルを検索し、BLE受信機識別子に対応付けて設定された「配信メッセージ」や「添付」の情報を記憶部36から読み出す(ステップS15)。なお、「添付」の情報が「なし」ではない場合、情報配信部33は、「添付」項目に格納された添付ファイルを記憶部36から読み出す。情報配信部33は、読み出した配信メッセージや添付ファイルを暗号化部34へ出力する。
暗号化部34は、情報受信装置識別子ごとに設定された情報受信装置識別パスワードを用いて配信メッセージや添付ファイルを暗号化する(ステップS16)。暗号化部34は、暗号化した配信メッセージ等を、暗号化したパスワードに対応する情報受信装置識別子と組みにして情報配信部33へ出力する。
情報配信部33は、情報受信装置識別子ごとに配信先情報と暗号化した配信メッセージ等を組みにして通信部35へ出力し、配信先情報が示す配信先へ暗号化した配信メッセージ等を送信するよう指示する。通信部35は、暗号化した配信メッセージ等をネットワークを介して情報受信装置40へ配信する(ステップS17)。
情報受信装置40では、通信部43が、配信メッセージ等の情報を受信する(ステップS18)。通信部43は、受信した情報を記憶部45に記録する。次に、エンドユーザが所定の操作によって受信した情報を閲覧しようとすると、制御部42は、例えばパスワードの入力を促す画面などを表示部41に出力し、パスワードが入力されるまで待機する。パスワードが入力されると、制御部42は、パスワードを復号部44へ出力する。復号部44は、記憶部45に記録された配信された情報を読み出し、パスワードを用いて復号化する(ステップS19)。復号部44は、復号処理の結果を制御部42へ出力する。このときユーザの入力したパスワードが誤っており、復号化に失敗したときは、制御部42は、復号化の失敗を通知するメッセージを表示部41に出力する。復号化に成功すると、制御部42は、復号された配信情報を表示部41に出力する。表示部41は、配信情報を表示する(ステップS20)。
本実施形態によれば、(1)電池消耗が少ないBLE発信機10をユーザが持ち歩くことによって、ユーザの所有する携帯端末装置の電池がBLE発信機からの信号を検索することによって消耗することを防ぐことができる。これにより、ユーザが電池の消耗を回避するためにサービスの利用を敬遠することを防ぐことができる。(2)情報配信サービス提供側の店舗などに電源を確保したBLE受信機20を配置することによって、気が付かないうちにサービス提供ができないような状態になることを防ぐことができる。(3)BLE発信機10と情報受信装置40を物理的に分離することによって、ユーザはBLE発信機10だけを別途入手すれば、情報受信装置40のOSのバージョン等を気にすることなく情報提供サービスを利用することができる。(4)事前登録しておいたパスワードを利用しない限り、配信情報を閲覧または利用できないように制限することで配信情報の秘匿性を保つことができる。
また、店舗側にBLE発信機を設置し、ユーザの所有する携帯端末装置でビーコン信号を受信し、ビーコン信号に含まれるBLE発信機識別子に基づく配信情報を携帯端末装置が情報配信装置から受信する構成では、店舗側のBLE発信機付近でビーコン信号をスニファなどで不正取得した第三者が、店舗に来店していない人にその信号を配布すると、それらの人々もクーポン情報やポイント情報などを受信できてしまうという問題があった。本実施形態によれば、エンドユーザの発信するBLE信号を取得しても同様の問題は生じないため、成りすましによる情報の不正取得を防ぐことができる。
また、上記の店舗側にBLE発信機を設置する構成では、配信情報はビーコン信号を検出できる範囲内の領域に侵入した端末装置にのみ配信されるが、本実施形態の構成のようにBLE発信機10と情報受信装置40を分離し、配信先情報を情報配信装置30で管理することによって、ビーコン信号の検出領域へ侵入した情報受信装置40だけではなく、遠隔地に存在する他の情報受信装置40にも情報を配信することができる。また、1台だけではなく複数の情報受信装置40に対しても情報の配信が可能となる。
なお、配信される情報の暗号や復号に用いるパスワードは、文字列情報ではなく、生体認証で用いる個人に特有の生体情報でもよい。
また、配信情報は、BLE受信機識別子だけでなく、BLE受信機識別子とBLE発信機識別子とに対応付けて記憶されていてもよい。これによりBLE発信機10の所持者の年齢・性別・好みに合わせた広告情報の配信などが可能となる。
<第二の実施形態>
以下、本発明の第二の実施形態による情報配信システムを図7〜図9を参照して説明する。
第二の実施形態による情報配信システム1の構成は、第一の実施形態と同様であるが、情報配信装置30aの構成が異なる。以下、その情報配信装置30aについて説明する。
図7は、本発明の第二の実施形態による情報配信装置30aの構成の一例を示すブロック図である。
第二の実施形態において情報配信装置30aは、グループ判定部37を備えている。他の構成については第一の実施形態と同様である。
グループ判定部37は、予め関連付けられて登録された複数のBLE発信機10の識別子の全てが所定の時間内に関連するBLE受信機20から送信されたか否かを判定する。例えば、家族4人のそれぞれが所有するBLE発信機10を1つのグループとして、それらの識別子を予め関連付けて情報配信装置30aの記憶部36のデータテーブル(グループリスト)に登録しておく。グループ判定部37は、BLE受信機20から受信したBLE発信機10の識別子とグループリストを比較して、識別子を受信したBLE発信機10を把握する。グループ判定部37は、所定の時間内(例えば数分など)に家族4人が所有するBLE発信機10の4台分の識別子を、関連するBLE受信機20から受信した場合、その家族4人のBLE発信機10に対応する全ての情報受信装置40にグループ限定の情報を配信することを決定する。
図8は、本発明の第二の実施形態による情報配信装置が用いるデータテーブルの一例を示す図である。
図8を用いてグループ判定部37が、グループ限定の情報を配信することを決定する処理に使用するデータテーブル(グループリスト)について説明する。
図8(a)は、グループを定義したデータテーブルの一例である。
図8(a)が示すようにこのデータテーブルには、「グループ識別子」、「BLE発信機識別子」などの情報が格納されている。これらの情報は、グループを構成するBLE発信機10を所有するユーザの承諾を得てサービス管理者またはBLE受信機20を設置した店舗の店員などが入力する。なお、各BLE発信機10を同一グループとして登録する際、Bluetooth(登録商標)通信を用いてBLE受信機20に登録し、その設定を情報配信装置30へ送信してもよい。
図8(a)の例では、1つのグループは4個の識別子で構成されているものとする。グループ「100」は、BLE発信機識別子「001」〜「004」によって構成されている。また、別のグループ「200」には、BLE発信機識別子「005」、「006」が所属している。BLE発信機識別子「001」〜「004」は、予め関連付けられて登録された複数の発信機の識別子の一例である。
グループ判定部37は、情報配信装置30aがBLE発信機識別子を受信するごとにこのテーブルを参照し、受信した識別子をチェックする。そして、グループ判定部37は、グループを構成する識別子の全てを受信したグループが存在するかどうかを判定する。
例えば、所定の時間内に「001」〜「004」の識別子を取得した場合、グループ判定部37は、グループ「100」については、全ての識別子を取得したと判定する。また、グループ「200」については、全ての識別子を取得していないと判定する。
図8(b)は、BLE受信機識別子と配信する情報を対応付けたテーブルの一例である。図4(b)と違い、図8(b)は「グループ区分」項目を有している。「グループ区分」の値が「Yes」のレコードには、グループ限定の配信情報が格納されている。
グループ判定部37は、所定の時間内にグループを構成する識別子の全てを受信したグループが発生した場合、そのグループを構成する全てのBLE発信機識別子を情報配信部33へ出力する。情報配信部33は、図8(e)で例示したテーブルからグループ限定の配信情報を読み出し、BLE発信機識別子に対応付けられた配信先へグループ限定情報を配信する。
図9は、本発明の第二の実施形態による情報配信装置の処理フローを示す図である。
図9を用いてグループ限定情報の配信処理について説明する。前提として、図4(a)、図8で例示したデータテーブルは既に記憶部36に設定されているものとする。また、図6で説明したとおり、BLE発信機10を所有するユーザが、BLE受信機20へ接近し、BLE受信機20が、BLE発信機10の識別子と自装置の識別子を情報配信装置30aに送信する。次に、情報配信装置30aでは、BLE発信機識別子取得部31が、BLE発信機識別子を取得する。また、BLE受信機識別子取得部32が、BLE受信機識別子を取得する(ステップS21)。BLE発信機識別子取得部31は、BLE発信機識別子をグループ判定部37へ出力する。BLE受信機識別子取得部32は、BLE受信機識別子をグループ判定部37へ出力する。グループ判定部37は、図8(a)で例示したグループリストを検索し、取得したBLE発信機識別子がグループリストに登録されているかどうかを把握する。取得したBLE発信機識別子がグループリストに登録されている場合、そのBLE発信機識別子とBLE受信機識別子とを対応付けて記録する。また、グループ判定部37は、それら記録した識別子情報のうち、同一のグループに属するBLE発信機識別子を同一のBLE受信機20から受信したかどうかをBLE受信機識別子に基づいて判定する。ここで、同一のBLE受信機20は、互いに関連するBLE受信機20であってもよい。互いに関連するBLE受信機20とは、例えばある店舗の近接した位置に設置された2台のBLE受信機20であって、その2台のBLE受信機20の識別子に対応付けて登録された配信情報に、同じ配信メッセージが登録されているような関係にあるBLE受信機20をいう。同一の又は関連するBLE受信機20からBLE発信機識別子を受信したかどうかをチェックするのは、グループのメンバが同じ店舗の同じ場所などに訪れたかどうかを判定する為である。
グループ判定部37は、同一の又は関連するBLE受信機20からグループを構成する全ての識別子を取得したグループが存在するかどうかを判定する(ステップS22)。そのようなグループが存在しない場合、ステップS21からの処理を繰り返す。そのようなグループが存在する場合、グループ判定部37は、当該グループを構成する全てのBLE発信機識別子とBLE受信機識別子を情報配信部33へ出力する。情報配信部33は、取得したBLE発信機識別子を用いて、図4(a)で例示した配信先テーブルから全ての配信先情報を取得する(ステップS23)。次に、情報配信部33は、BLE受信機識別子を用いて図8(b)で例示した配信情報テーブルからグループ限定の配信情報を取得する(ステップS24)。そして、図6の処理フローと同様に暗号化部34による配信情報の暗号化処理などを行って、情報配信部33は、ステップS23で取得した配信先情報宛てに、暗号化したグループ限定情報を、通信部35を介して配信する(ステップS25)。
本実施形態によれば、友人や家族などによって構成されたグループのメンバが所持するBLE発信機10の識別子を所定の時間内に関連するBLE受信機20から取得すると、そのグループのメンバ全員の情報受信装置40へ、グループ限定の特典情報などを配信することができる。
なお、BLE受信機識別子取得部32は、受信機識別子取得部の一例である。BLE発信機識別子取得部31は、発信機識別子取得部の一例である。グループ判定部37は、判定部の一例である。
なお、上述の情報配信装置30は内部にコンピュータを有している。そして、上述した情報配信装置30の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、発信機と受信機の通信方式はBLEに限らない。例えばZigBee(登録商標)、NFC、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fiなどの他の通信方式であってもよい。また、BLE発信機10は、ユーザが所有する携帯端末装置に組み込まれていてもよい。
1・・・情報配信システム
10・・・BLE発信機
20・・・BLE受信機
21・・・BLE信号受信部
22・・・制御部
23・・・通信部
24・・・記憶部
30・・・情報配信装置
31・・・BLE発信機識別子取得部
32・・・BLE受信機識別子取得部
33・・・情報配信部
34・・・暗号化部
35・・・通信部
36・・・記憶部
36・・・グループ判定部
40・・・情報受信装置
41・・・表示部
42・・・制御部
43・・・記憶部
44・・・通信部
45・・・復号部

Claims (9)

  1. ユーザが所持する発信機の信号を検出する受信機の識別子を取得する受信機識別子取得部と、
    前記受信機が検出した前記発信機の識別子を取得する発信機識別子取得部と、
    前記受信機の識別子に対応付けて記憶された配信情報を、前記発信機の識別子に対応付けて記憶された配信先情報が示す配信先へ配信する情報配信部と、
    を備えることを特徴とする情報配信装置。
  2. 予め関連付けられて登録された複数の発信機の識別子の全てを、所定の時間内に関連する受信機から取得したか否かを判定する判定部
    を備え、
    前記判定部が前記全て識別子を取得したと判定した場合、前記情報配信部は、当該発信機の識別子に対応する全ての配信先に同一配信情報を配信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報配信装置。
  3. 前記配信先情報は、前記発信機とは異なる装置への配信先を示す
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報配信装置。
  4. 前記配信先情報が、一つの前記発信機に対して複数記憶されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の情報配信装置。
  5. 前記配信情報は、前記受信機の識別子と前記発信機の識別子とに対応付けて記憶された
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の情報配信装置。
  6. ユーザが所持し定期的に信号を発信する発信機と、
    前記発信機の発信する信号を受信して前記発信機の識別子を取得し、自装置の識別子と前記発信機の識別子とを情報配信装置に送信する受信機と、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の情報配信装置と、
    前記情報配信装置の配信する配信情報を受信する情報受信装置と、
    を備えることを特徴とする情報配信システム。
  7. 前記情報配信装置は、
    前記配信情報を暗号化する暗号化部を備え、
    前記情報受信装置は、
    前記暗号化した配信情報を復号するコードの入力を受け付け、前記配信情報を復号する復号部と、
    前記復号部による復号が成功した場合だけ、前記配信情報を出力する制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の情報配信システム。
  8. 前記受信機は、予め定められた発信機の識別子を取得したときのみ、自装置の識別子と前記発信機の識別子とを情報配信装置に送信する
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の情報配信システム。
  9. ユーザが所持する発信機の信号を検出する受信機の識別子を取得し、
    前記受信機が検出した前記発信機の識別子を取得し、
    前記受信機の識別子に対応付けて記憶された配信情報を、前記発信機の識別子に対応付けて記憶された配信先情報が示す配信先へ配信する
    ことを特徴とする情報配信方法。
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