JP2006242501A - 冷凍車両用ドア - Google Patents
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Abstract
【課題】 冷凍車両の開口部を部分的に開閉すると共に、必要最小限のエアカーテンを形成することで、冷凍庫内の温度上昇を防止しながら荷物を容易に出し入れする。
【解決手段】 冷凍車両1の冷凍庫2の開口部3を開閉する冷凍車両用ドアであって、開口部3の一側縁に、その側縁を回動中心にして水平方向に開くように取り付けた展開ドア4と、展開ドア4に、スライド開閉するように取り付けたスライドドア5と、展開ドア4又はスライドドア5の端部に、開口部3の他側縁に向けて噴射するように取り付けたエアカーテンAの吐出口7と、を備え、展開ドア4とスライドドア5とで開口部3を閉塞し得ると共に、スライドドア5のみを開閉するときに、吐出口7から空気を噴射させて開口部3にエアカーテンAを形成するように構成した。
【選択図】 図3
【解決手段】 冷凍車両1の冷凍庫2の開口部3を開閉する冷凍車両用ドアであって、開口部3の一側縁に、その側縁を回動中心にして水平方向に開くように取り付けた展開ドア4と、展開ドア4に、スライド開閉するように取り付けたスライドドア5と、展開ドア4又はスライドドア5の端部に、開口部3の他側縁に向けて噴射するように取り付けたエアカーテンAの吐出口7と、を備え、展開ドア4とスライドドア5とで開口部3を閉塞し得ると共に、スライドドア5のみを開閉するときに、吐出口7から空気を噴射させて開口部3にエアカーテンAを形成するように構成した。
【選択図】 図3
Description
本発明は、冷凍車両の冷凍庫の開口部を開閉するドアに係り、特に冷凍庫内の温度を上昇させることなく荷物の出し入れができる冷凍車両用ドアに関するものである。
冷凍車両は、乗用車のエアコンと同様に、エンジン直結式コンプレッサにて駆動する機械式冷凍機を搭載し、冷凍食品等を低温で配送する自動車である。図7の断面図に示すように、冷凍車両51は冷凍庫52の天井に取り付けた冷却装置53から冷気を矢視線のように開口部54方向へ噴射するようになっている。このような構成の冷凍車両51の冷凍庫52内から冷凍食品等を出し入れするときに、その開口部54のドア55を開けたときに大量の冷気が庫外に放散して、冷凍庫52の温度が上昇する。そこで、このように開口部54から冷気が放散しないように種々の発明が提案されている。例えば特許文献1の特開2000−130906公報「車両の冷気漏れ防止装置」のように、冷凍車や冷蔵車等の荷室にある扉を開けたときに開口部より冷気が流出するのを防止するための車両の冷気漏れ防止装置が提案されている。
特開平8−159639
この車両の冷気漏れ防止装置は、図8に示すように、車両の荷室にある扉の開口部61を全幅に亘って遮る通気性のないカーテン生地からなるカーテン本体62を備え、このカーテン本体62が下方から上方へ引き上げ可能に懸装される引上げ式であって、且つこのカーテン本体62の上端高さを無段階にて調節し保持可能にしたものである。この冷気漏れ防止装置は、カーテン本体62を上下に案内するガイド機構63と、下方へ巻き取る巻取機構64とを設けたものである。
しかし、従来の冷気漏れ防止装置は、いわゆる観音開き式のドアを備えた開口部61に取り付ける構造であるために、大きなカーテン本体62、その両側に位置するガイド機構63、更に巻取機構64やウェイト65といった大掛かりな装置になりやすく、全体の重量が重たくなるという問題を有していた。また、この冷気漏れ防止装置は、冷気が下方から流出しないように、開口部61の下部からカーテン本体62を引き上げる方式であるために車両の荷室内の荷物の出し入れが煩雑であるという問題を有していた。
一方、冷凍車両の開口部にエアカーテンを設けるという技術も提案されている。例えば、開口部の上縁から下方へ噴射させる方式や、その逆で開口部の下縁から上方へ噴射させる方式のエアカーテンを形成し、そこから冷気漏れを防止する技術も提案されている。この開口部全体をエアカーテンで閉塞する方法では、大きく開口するドア全体に空気を噴射させる必要があるため、冷凍庫内の温度上昇を確実に防止できないという問題を有していた。逆に、温度上昇を確実に防止するためには大掛かりな装置が必要になった。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、冷凍車両の開口部を部分的に開閉すると共に、必要最小限のエアカーテンを形成することで、冷凍庫内の温度上昇を防止しながら荷物を容易に出し入れすることができる冷凍車両用ドアを提供することにある。
本発明によれば冷凍車両(1)の冷凍庫(2)の開口部(3)を開閉する冷凍車両用ドアであって、前記開口部(3)の一側縁に、その側縁を回動中心にして水平方向に開くように取り付けた展開ドア(4)と、前記展開ドア(4)に、スライド開閉するように取り付けたスライドドア(5)と、前記展開ドア(4)又はスライドドア(5)の端部に、前記開口部(3)の他側縁に向けて噴射するように取り付けたエアカーテン(A)の吐出口(7)と、を備え、前記展開ドア(4)と前記スライドドア(5)とで前記開口部(3)を閉塞し得ると共に、該スライドドア(5)のみを開閉するときに、前記吐出口(7)から空気を噴射させて前記開口部(3)にエアカーテン(A)を形成するように構成した、ことを特徴とする冷凍車両用ドアが提供される。
前記展開ドア(4)に、2以上の個別にスライド開閉するスライドドアを取り付けた。
前記スライドドア(5)は、前記開口部(3)に設けた感知装置(6)で、該開口部(3)に接近する人を感知して自動開閉するように構成した。
前記スライドドア(5)は、前記開口部(3)に設けた感知装置(6)で、該開口部(3)に接近する人を感知して自動開閉するように構成した。
前記エアカーテンの吐出口(7)は、空気が斜め上方へ噴射するように構成することが好ましい。
前記スライドドア(5)のパッキンの構造は、前記スライドドア(5)における前記開口部(3)に向く端縁に、上下方向に弾力性を有する筒状のドア側パッキン(21)を取り付け、前記開口部(3)の内周縁に、上下方向に弾力性を有する筒状の開口側パッキン(22)を、該ドア側パッキン(21)が開口側パッキン(22)に接近させたときに、それぞれのパッキン(21,22)が隣接するように構成した。
前記開口部(3)のパッキンの構造は、前記開口部(3)の周縁に、断面略L字形状の板状パッキン(31)をその背面に前記展開ドア(4)又はスライドドア(5)側へ押圧するように複数本の弾性部材(32)を形成したものである。
上述したように、本発明では、冷凍車両(1)の冷凍庫(2)の開口部(3)に、水平方向に開く展開ドア(4)と、スライド開閉するスライドドア(5)からなり、この開口部(3)を部分的に開閉すると共に、エアカーテン(A)の吐出口(7)からの空気噴射により開口部(3)にエアカーテン(A)を形成することができる。これによりスライドドア(5)を開けたときに開口部(3)より冷気が流出するのを防止して冷凍庫(2)の温度上昇を抑えることができる。
スライドドア(5)の開口部(3)に設けた感知装置(6)により、両手で荷物を運んでいる人が開口部(3)から離れたときにスライドドア(5)が自動的に閉じ、近づいたときに自動的に開くようになっているので、スライドドア(5)が開放状態になることを阻止して冷凍庫(2)の温度上昇を抑えることができる。
展開ドア(4)又はスライドドア(5)の端部に、前記エアカーテンの吐出口(7)を上方へ傾斜させて取り付けることにより、下方へ流れやすい冷気が冷凍庫(2)外に漏れることを阻止することができる。
スライドドア(5)と開口部(3)とのパッキンの構造は、筒状の弾性部材が縦方向に密接するように接するので、スライドドア(5)の端縁と開口部(3)との間隔が微妙にずれても、ここから冷気が外に漏れることを阻止することができ、冷凍庫(2)の気密性を高めることができる。
開口部(3)におけるパッキンの構造は、断面略L字形状のパッキン()をその背面から展開ドア(4)側へ押圧する複数本の弾性部材(32)を形成しているので、開口部(3)とドア(4,5)の端縁側へ常時押圧するようになっているので、ここから冷気が外に漏れることを阻止することができ、冷凍庫(2)の気密性を高めることができる。
本発明は、展開ドアに、スライド開閉するように取り付けたスライドドアと、展開ドア又はスライドドアの端部に、開口部の他側縁に向けて噴射するように取り付けたエアカーテンの吐出口とを備えた冷凍庫室の開口部を開閉する冷凍車両用ドアである。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1の展開ドアとスライドドアとから成る冷凍車両用ドアの平断面図である。図2は実施例1のスライドドアを開けた状態の平断面図である。図3は実施例1のスライドドアを開けた状態でエアカーテンを形成している状態の冷凍庫内から開口部を示した状態の正面図である。
本発明の冷凍車両用ドアは、冷凍車両1の冷凍庫2の開口部3の一側縁に、その側縁を回動中心にして水平方向に開くように取り付けた展開ドア4と、展開ドア4に、スライド開閉するように取り付けたスライドドア5とから成るものである。このように展開ドア4とスライドドア5とで開口部3を閉塞し得ると共に、このスライドドア5のみを開閉する。即ち、この開口部3を部分的に開閉するようになっている。これで、車両用ドアを開けたときに開口部3より冷気が流出するのを防止することができる。なお、展開ドア4に、2以上の個別にスライド開閉するスライドドア(図示していない。)を取り付けることができる。
本発明の冷凍車両用ドアは、上記したような冷凍車両1の冷凍庫2に限らず、低温の冷蔵車両の冷蔵庫(図示していない。)にも実施することができる。
図1は本発明の実施例1の展開ドアとスライドドアとから成る冷凍車両用ドアの平断面図である。図2は実施例1のスライドドアを開けた状態の平断面図である。図3は実施例1のスライドドアを開けた状態でエアカーテンを形成している状態の冷凍庫内から開口部を示した状態の正面図である。
本発明の冷凍車両用ドアは、冷凍車両1の冷凍庫2の開口部3の一側縁に、その側縁を回動中心にして水平方向に開くように取り付けた展開ドア4と、展開ドア4に、スライド開閉するように取り付けたスライドドア5とから成るものである。このように展開ドア4とスライドドア5とで開口部3を閉塞し得ると共に、このスライドドア5のみを開閉する。即ち、この開口部3を部分的に開閉するようになっている。これで、車両用ドアを開けたときに開口部3より冷気が流出するのを防止することができる。なお、展開ドア4に、2以上の個別にスライド開閉するスライドドア(図示していない。)を取り付けることができる。
本発明の冷凍車両用ドアは、上記したような冷凍車両1の冷凍庫2に限らず、低温の冷蔵車両の冷蔵庫(図示していない。)にも実施することができる。
冷凍庫2の開口部3の周辺に感知装置6を取り付け、この開口部3に接近する人を感知して自動開閉するように構成した。例えば感知装置6は、展開ドア4又はスライドドア5に取り付ける。あるいは開口部3の上部又は下部に取り付けることも可能である。この感知装置6により、両手で荷物を運んでいる人が開口部3から離れたときにスライドドア5が閉じ、近づいたときに開くようになっているので開放状態にならず冷凍庫2の温度上昇を抑えることができる。このスライドドア5のスライド開閉は、例えば小形モータの駆動により行うようになっている。
本発明の冷凍車両用ドアには、図3に示すように、展開ドア4の端部には、開口部3の他側縁に向けて噴射するようにエアカーテンの吐出口7を取り付けている。図示例の吐出口7は上下に細長く形成した箱状部材の一端にスリットを設けたものである。この吐出口7のスリットから空気を、開口部3の他側縁に向けて噴射させ、開口部3にエアカーテンAを形成するものである。
この吐出口7からの空気噴射は、スライドドア5を開けているときに噴射させる。このエアカーテンAを開口部3に形成することで、冷凍庫2内の冷気が外部に放散されることを阻止することができる。吐出口7からの噴射のタイミングは、スライドドア5を開けたときに自動的に作動することが望ましい。勿論手動で作動させることも可能である。
なお、図示例ではエアカーテンAの吐出口7を展開ドア4の端部に取り付けているが、この吐出口7をスライドドア5の端縁に設けることも可能である。
なお、図示例ではエアカーテンAの吐出口7を展開ドア4の端部に取り付けているが、この吐出口7をスライドドア5の端縁に設けることも可能である。
また、吐出口7は図示例のような上下に細長い箱状の部材ではなく、複数本の吐出チューブ(図示していない。)を並べて配置し、同時に空気を噴射させてエアカーテンAを形成するように構成することも可能である。
なお、図示例ではエアカーテンの吐出口7を展開ドア4の端部に取り付けているが、この吐出口7をスライドドア5の端縁に設けることも可能である。このようにスライドドア5の端縁部分に吐出口7を設けることにより、冷凍車両用ドアにおける突出部分をなくすことができる。
なお、図示例ではエアカーテンの吐出口7を展開ドア4の端部に取り付けているが、この吐出口7をスライドドア5の端縁に設けることも可能である。このようにスライドドア5の端縁部分に吐出口7を設けることにより、冷凍車両用ドアにおける突出部分をなくすことができる。
図4は本発明の実施例2のエアカーテンの吐出口の構造を示す断面図である。
実施例2の吐出口7は、展開ドア4の端部に、空気が上方へ傾斜して噴射されるように、複数のフィン8を斜め上向きに並列固定したものである。このように構成することで下方へ流れやすい冷気が冷凍庫2外に漏れることを阻止することができる。
なお、吐出口7は、図示例のような複数のフィン8に代えて、複数本の吐出チューブ(図示していない。)を斜め上向きに並べて配置することも可能である。
実施例2の吐出口7は、展開ドア4の端部に、空気が上方へ傾斜して噴射されるように、複数のフィン8を斜め上向きに並列固定したものである。このように構成することで下方へ流れやすい冷気が冷凍庫2外に漏れることを阻止することができる。
なお、吐出口7は、図示例のような複数のフィン8に代えて、複数本の吐出チューブ(図示していない。)を斜め上向きに並べて配置することも可能である。
図5は本発明の実施例3のスライドドアにおけるパッキンの構造を示す平断面図であり、(a)はスライドドアが開口部に近づく状態、(b)はスライドドアが開口部に接した状態前である。
本発明の冷凍車両用ドアは、スライドドア5を開けたときに開口部3から冷気が流出するのを防止することを目的としているので、スライドドア5と開口部3とのパッキンの構造にも特徴を有する。実施例3のスライドドア5と開口部3とのパッキンの構造は、スライドドア5における開口部3に向く端縁に、上下方向に弾力性を有する筒状のドア側パッキン21を取り付け、開口部3の内周縁に、上下方向に弾力性を有する筒状の開口側パッキン22を、ドア側パッキン21が開口側パッキン22に接近させたときに、それぞれのパッキン21,22が隣接するように構成したものである。実施例3のパッキンの構造は、この筒状の部材が縦方向に密接するように接するので、スライドドア5の端縁と開口部3との間隔が微妙にずれても、ここから冷気が外に漏れることを阻止することができ、冷凍庫2の気密性を高めることができる。
本発明の冷凍車両用ドアは、スライドドア5を開けたときに開口部3から冷気が流出するのを防止することを目的としているので、スライドドア5と開口部3とのパッキンの構造にも特徴を有する。実施例3のスライドドア5と開口部3とのパッキンの構造は、スライドドア5における開口部3に向く端縁に、上下方向に弾力性を有する筒状のドア側パッキン21を取り付け、開口部3の内周縁に、上下方向に弾力性を有する筒状の開口側パッキン22を、ドア側パッキン21が開口側パッキン22に接近させたときに、それぞれのパッキン21,22が隣接するように構成したものである。実施例3のパッキンの構造は、この筒状の部材が縦方向に密接するように接するので、スライドドア5の端縁と開口部3との間隔が微妙にずれても、ここから冷気が外に漏れることを阻止することができ、冷凍庫2の気密性を高めることができる。
図6は本発明の実施例4の開口部におけるパッキンの構造を示す平断面図であり、(a)はスライドドア又は展開ドアが開口部側に近づく状態、(b)はスライドドア又は展開ドアが開口部側に更に近づいた状態である。
本発明の冷凍車両用ドアは、スライドドア5に限らず展開ドア5と接する開口部3から冷気が流出するのを防止することを目的としている。そこで、実施例4の開口部3におけるパッキンの構造は、開口部3における展開ドア4側の周縁に、断面略L字形状の板状パッキン3をその背面から展開ドア4側へ押圧するように複数本の弾性部材32を形成したものである。このように、開口部3とドア4,5の端縁側へ常時押圧するようになっているので、ここから冷気が外に漏れることを阻止することができ、冷凍庫2の気密性を高めることができる。
本発明の冷凍車両用ドアは、スライドドア5に限らず展開ドア5と接する開口部3から冷気が流出するのを防止することを目的としている。そこで、実施例4の開口部3におけるパッキンの構造は、開口部3における展開ドア4側の周縁に、断面略L字形状の板状パッキン3をその背面から展開ドア4側へ押圧するように複数本の弾性部材32を形成したものである。このように、開口部3とドア4,5の端縁側へ常時押圧するようになっているので、ここから冷気が外に漏れることを阻止することができ、冷凍庫2の気密性を高めることができる。
展開ドア4の端縁が板状パッキン3に接しやすいように、この展開ドア4に断面略コ字形状の接触板34を取り付けている。また、板状パッキン3背面の弾性部材32を押圧しやすいように、断面略三角形状の押圧板35を開口部3面に張り付けることが好ましい。
この実施例3と4の開口部3における板状パッキン31の構造では、冷凍車両1の開口部3を部分的に開閉すると共に、必要最小限のエアカーテンAを形成することで、冷凍庫2の庫内温度の上昇を防止しながら荷物を容易に出し入れすることができる。
なお、本発明は上述した発明の実施の形態に限定されず、冷凍車両1の開口部3を展開ドア4とスライドドア5とにより部分的に開閉すると共に、冷凍庫2内の温度上昇を防止するために吐出口7の空気噴射により必要最小限のエアカーテンAを形成する構造であれば、図示したような構成に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の冷凍車両用ドアは、主に冷凍車両に利用できるだけでなく、その他の冷凍車両又は温蔵車両の開閉構造として利用することができる。
1 冷凍車両
2 冷凍庫
3 開口部
4 展開ドア
5 スライドドア
6 感知装置
7 吐出口
8 フィン
21 ドア側パッキン
22 開口側パッキン
31 板状パッキン
32 弾性部材
A エアカーテン
2 冷凍庫
3 開口部
4 展開ドア
5 スライドドア
6 感知装置
7 吐出口
8 フィン
21 ドア側パッキン
22 開口側パッキン
31 板状パッキン
32 弾性部材
A エアカーテン
Claims (8)
- 冷凍車両(1)の冷凍庫(2)の開口部(3)を開閉する冷凍車両用ドアであって、
前記開口部(3)の一側縁に、その側縁を回動中心にして水平方向に開くように取り付けた展開ドア(4)と、
前記展開ドア(4)に、スライド開閉するように取り付けたスライドドア(5)と、
前記展開ドア(4)の端部に、前記開口部(3)の他側縁に向けて噴射するように取り付けたエアカーテン(A)の吐出口(7)と、を備え、
前記展開ドア(4)と前記スライドドア(5)とで前記開口部(3)を閉塞し得ると共に、該スライドドア(5)のみを開閉するときに、前記吐出口(7)から空気を噴射させて前記開口部(3)にエアカーテン(A)を形成するように構成した、ことを特徴とする冷凍車両用ドア。 - 冷凍車両(1)の冷凍庫(2)の開口部(3)を開閉する冷凍車両用ドアであって、
前記開口部(3)の一側縁に、その側縁を回動中心にして水平方向に開くように取り付けた展開ドア(4)と、
前記展開ドア(4)に、スライド開閉するように取り付けたスライドドア(5)と、
前記スライドドア(5)の端部に、前記開口部(3)の他側縁に向けて噴射するように取り付けたエアカーテン(A)の吐出口(7)と、を備え、
前記展開ドア(4)と前記スライドドア(5)とで前記開口部(3)を閉塞し得ると共に、該スライドドア(5)のみを開閉するときに、前記吐出口(7)から空気を噴射させて前記開口部(3)にエアカーテン(A)を形成するように構成した、ことを特徴とする冷凍車両用ドア。 - 前記展開ドア(4)に、2以上の個別にスライド開閉するスライドドアを取り付けた、ことを特徴とする請求項1又は2の冷凍車両用ドア。
- 前記スライドドア(5)は、前記開口部(3)に設けた感知装置(6)で、該開口部(3)に接近する人を感知して自動開閉するように構成した、ことを特徴とする請求項1又は2の冷凍車両用ドア。
- 前記エアカーテンの吐出口(7)は、空気が斜め上方へ噴射するように構成したものである、ことを特徴とする請求項1の冷凍車両用ドア。
- 前記スライドドア(5)における前記開口部(3)に向く端縁に、上下方向に弾力性を有する筒状のドア側パッキン(21)を取り付け、
前記開口部(3)の内周縁に、上下方向に弾力性を有する筒状の開口側パッキン(22)を、
該ドア側パッキン(21)が開口側パッキン(22)に接近させたときに、それぞれのパッキン(21,22)が隣接するように構成した、ことを特徴とする請求項1又は2の冷凍車両用ドア。 - 前記開口部(3)の周縁に、断面略L字形状の板状パッキン(31)をその背面に前記展開ドア(4)側へ押圧するように複数本の弾性部材(32)を形成したものである、ことを特徴とする請求項1又は2の冷凍車両用ドア。
- 前記開口部(3)の周縁に、断面略L字形状の板状パッキン(31)をその背面に前記スライドドア(5)側へ押圧するように複数本の弾性部材(32)を形成したものである、ことを特徴とする請求項1又は2の冷凍車両用ドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005060170A JP2006242501A (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | 冷凍車両用ドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005060170A JP2006242501A (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | 冷凍車両用ドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006242501A true JP2006242501A (ja) | 2006-09-14 |
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ID=37049092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005060170A Pending JP2006242501A (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | 冷凍車両用ドア |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006242501A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008221407A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Nachi Fujikoshi Corp | フイルムラップ装置のクーラント侵入防止装置 |
KR102021113B1 (ko) * | 2019-01-16 | 2019-09-11 | 김중기 | 탑차 적재함용 도어개폐장치 |
-
2005
- 2005-03-04 JP JP2005060170A patent/JP2006242501A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008221407A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Nachi Fujikoshi Corp | フイルムラップ装置のクーラント侵入防止装置 |
KR102021113B1 (ko) * | 2019-01-16 | 2019-09-11 | 김중기 | 탑차 적재함용 도어개폐장치 |
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