JP2006242448A - 製氷機 - Google Patents

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【課題】 製氷ユニットのみを容易に機械室から引き出して、点検や試運転を可能とすることができる製氷機を提供する。
【解決手段】 製氷部10と、コンプレッサ11及びコンデンサ12とをユニットベース30上に設置し、電装箱32を設けて一体化された製氷ユニットIUと、ユニットベース30に構成され、製氷部10に連通した給排水用のソケット21、22と、製氷部10から貯氷庫4内に氷を送給するシュート26と、貯氷庫4に隣接して構成された機械室3と、機械室3の下部に設けられたレール48、49とを備え、ソケット21、22に外部配管23等を着脱可能に接続すると共に、シュート26を製氷部10に着脱可能に取り付け、ユニットベース30をレール48、49上に摺動自在に載置して、製氷ユニットIUを機械室3内に引き出し可能に配設した。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷却器を備えた製氷部により生成された氷を貯氷庫に貯える製氷機に関するものであり、特に、製氷部の配設構造に関するものである。
従来より用いられている製氷機は、一般的に、冷却器を備えた製氷部と、当該製氷部にて生成された氷を貯える貯氷部とを備えており、貯氷部は製氷部に隣接して設けられ、製氷部の上部から生成された氷を貯氷部に放出する形式が採られている。
製氷部は、前記冷却器と共に冷凍サイクルを構成する圧縮機や凝縮器等から構成されており、製氷ユニットとして製氷機本体内部に収容されている。例えば特許文献1に示す製氷機では、製氷ユニットを構成する各機器が故障を生じた場合に、本体全体を分解することなく、機器のメンテナンスを行うため、製氷ユニットを製氷機本体の一側にユニット化して設け、外装キャビネットを取り外し可能とすることで実現している。
特開2000−161823号公報
特許文献1における製氷機では、筐体の一方側に製氷ユニットが配設される機械室を設け、他方側には、上部に断熱構造の貯氷庫を設け、下部に電源・水等に関する各接続部材が配設させる接続室を設けている。そのため、製氷ユニットに接続される給排水用の被接続部材は製氷ユニットとは別に当該接続室に設けられている。そのため、製氷ユニットのメンテナンスを行う際には、製氷ユニットが配設される機械室前面の外装キャビネットと、各接続部材が配設される接続室前面の外装キャビネットの両者を開放し、各接続部材を取り外し、製氷ユニットを前方に引き出して行っていた。
しかしながら、係る構成では、機械室前面の外装キャビネットを取り外すだけでは、給排水用の被接続部材が接続室に配設されているため、当該被接続部材を機械室側から取り外すことができない。そのため、機械室前面の外装キャビネット以外のキャビネットも取り外さなければ製氷ユニットを前方に引き出すことができず、作業が煩雑化し、製氷ユニットのみを機械室から引き出すことが困難であった。また、被接続部材は接続室に配設されていることから、当該被接続部材と共に製氷ユニットを前方に引き出し、本体から分離することは困難であり、メンテナンスの内容によっては、当該設置場所以外での試運転を行うことは非常に煩雑な作業を強いられていた。
一般に製氷機が設置されている場所は、作業スペースを十分に確保できない場所が多く、製品を分解することなく製氷ユニットの点検や試運転を実現したいという要望がある。
また、係る特許文献1記載の製氷機では、筐体の機械室側を貯氷庫の側面に取り付ける構造であったため、そのまま製氷ユニットを引き出すと、残った筐体の強度を確保できないという問題がある。
そこで、本発明は製氷ユニットのみを容易に機械室から引き出して、点検や試運転を可能とすることができる製氷機を提供することを目的とする。
本発明の製氷機は、冷却器を備えた製氷部により生成された氷を貯氷庫に貯えるものであって、製氷部と、冷却器と共に冷却装置の冷媒回路を構成するコンプレッサ及びコンデンサとをユニットベース上に設置し、電装箱を設けて一体化された製氷ユニットと、該ユニットベースに構成され、製氷部に連通した給排水用のソケットと、製氷部から貯氷庫内に氷を送給するためのシュートと、貯氷庫に隣接して構成された機械室と、該機械室の下部に設けられたレールとを備え、ソケットに外部の給排水用の配管を着脱可能に接続すると共に、シュートを製氷部に着脱可能に取り付け、ユニットベースをレール上に摺動自在に載置して、製氷ユニットを機械室内に引き出し可能に配設したことを特徴とする。
請求項2の発明の製氷機は、上記において、貯氷庫の下部から機械室下部に渡って設けられたベースアングルを備え、レールをベースアングルと交差するように当該ベースアングルに固定したことを特徴とする。
請求項3の発明の製氷機は、上記各発明において、製氷部は、外壁に冷却器が設けられた冷却円筒と、該冷却円筒内に同心的且つ回転可能に挿入されたオーガと、減速装置を介して該オーガを回転駆動するオーガモータと、冷却円筒内に給水するためのシスターンとを有し、冷却円筒の内壁に生成した氷をオーガにより削取し、上方に移送して圧縮することにより、連続的に氷片を生成するオーガ式製氷部であり、機械室は開閉自在の前面パネルを備え、コンデンサをユニットベース上の前部に、電装箱を前記コンデンサ上方の一側に、シスターンをコンデンサ上方の他側に配置し、電装箱には開閉蓋を設け、シスターンのタンクは着脱自在としたことを特徴とする。
請求項4の発明の製氷機は、上記発明において、ユニットベース前端に低位部を階段状に構成し、ソケットを当該低位部に配置したことを特徴とする。
本発明によれば、冷却器を備えた製氷部により生成された氷を貯氷庫に貯える製氷機において、製氷部と、冷却器と共に冷却装置の冷媒回路を構成するコンプレッサ及びコンデンサとをユニットベース上に設置し、電装箱を設けて一体化された製氷ユニットと、該ユニットベースに構成され、製氷部に連通した給排水用のソケットと、製氷部から貯氷庫内に氷を送給するためのシュートと、貯氷庫に隣接して構成された機械室と、該機械室の下部に設けられたレールとを備え、ソケットに外部の給排水用の配管を着脱可能に接続すると共に、シュートを製氷部に着脱可能に取り付け、ユニットベースをレール上に摺動自在に載置して、製氷ユニットを機械室内に引き出し可能に配設したことにより、ソケットから給排水用の配管を外し、シュートを製氷部から外すことで、製氷ユニットのみを機械室から引き出すことが可能となる。
そのため、製氷機本体を分解すること無く製氷ユニットを分離することができ、そのまま外部で試運転をすることが可能となる。これにより、メンテナンス性が向上する。
また、請求項2の発明によれば、貯氷庫の下部から機械室下部に渡って設けられたベースアングルを備え、レールをベースアングルと交差するように当該ベースアングルに固定したことから、製氷ユニットを引き出した後も本体強度を十分に確保することができる。
また、請求項3の発明によれば、製氷部は、外壁に冷却器が設けられた冷却円筒と、該冷却円筒内に同心的且つ回転可能に挿入されたオーガと、減速装置を介して該オーガを回転駆動するオーガモータと、冷却円筒内に給水するためのシスターンとを有し、冷却円筒の内壁に生成した氷をオーガにより削取し、上方に移送して圧縮することにより、連続的に氷片を生成するオーガ式製氷部であるため、冷却円筒上部からシュートで貯氷庫に氷片を送給することが可能となり、上記各発明において、特に有用な構成となる。
また、機械室は開閉自在の前面パネルを備え、コンデンサをユニットベース上の前部に、電装箱を前記コンデンサ上方の一側に、シスターンをコンデンサ上方の他側に配置し、電装箱には開閉蓋を設け、シスターンのタンクは着脱自在としたので、前面パネルを開放するだけでシスターンの目視点検が可能となる。更に、シスターンのタンクは着脱自在であるため、タンクだけ外して洗浄することが可能となり、衛生的となる。
電装箱もそのまま、或いは、少許引き出した状態で蓋を開いて点検することが可能となり、メンテナンス作業性をより一層向上させることができる。
また、請求項4の発明によれば、ユニットベース前端に低位部を階段状に構成し、ソケットを当該低位部に配置したことにより、ソケットに外部配管を接続する際にコンデンサが干渉しないこととなり、作業性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳述する。図1は本発明を適用した製氷機IMの正面図、図2は図1の製氷機IMの部分切欠正面図、図3は図1の機械室側からみた製氷機IMの側面図、図4は図1の製氷機IMの横断平面図、図5は製氷機IMの本体2の斜視図、図6は図5の分解斜視図、図7は機械室3下部の部分拡大断面図、図8は本実施例のシュート26の斜視図、図9は図8のシュート26の側面図をそれぞれ示している。
本実施例では、所謂オーガ式製氷部10を備えた製氷機IMを例として説明する。製氷機IMは、断熱箱体1にて構成される本体2と、当該断熱箱体1の側方に所定間隔を存して設けられる側板6との間に構成される機械室3内に収容される製氷ユニットIUとから構成され、断熱箱体1の内方には、上部側面に開口を有する貯氷庫4が構成されている。尚、図1中7は、これら断熱箱体1から機械室3上方にまで渡って構成されるトップテーブルであり、8、8は、当該製氷機IMを支持する脚部である。
この貯氷庫4は、製氷ユニットIUにて製造された氷片を貯蔵するものであり、前面には開口が形成されている。この前面開口には、前方に回動自在に枢支された断熱扉5が開閉自在に取り付けられている。また、この貯氷庫5の内壁には、貯氷庫5内の所定の貯氷レベルを検出する図示しない貯氷センサが取り付けられている。
次に、図2、図3及び図4を参照して製氷ユニットIUについて説明する。製氷ユニットIUは、製氷用水から氷を生成するための図示しない冷却器を備えた製氷部10と、この製氷部10の冷却器と共に冷凍サイクルを構成するコンプレッサ11、コンデンサ12及び図示しない膨張弁、デハイドレータとを冷媒配管にて順次接続して冷却装置を構成している。尚、13は前記コンデンサ12を空冷するためのコンデンシングファンである。
また、前記製氷部10に製氷用水(水道水)を供給するために、水道管に給水弁18が介設される給水管15を介して接続され、水道水を貯溜するシスターン16が設けられている。このシスターン16は、内部を透視可能とする透明材料又は半透明材料にて構成されたタンク16Aと、当該タンク16Aの上面開口を着脱自在に閉塞する蓋16Bとから構成されている。当該タンク16Aは、奥部を蓋16Bの奥部に係脱自在に係止し、前部は化粧ビス17にて固定することで、蓋16Bに取り付けられる。蓋16Bは、製氷部10に固定される。これにより、シスターン16のタンク16Aは、蓋16Bのみを残して容易に取り外し可能とされる。
また、このシスターン16には図示しないオーバーフロー管が接続されている。更に、このシスターン16内にはその満水位を検出するための図示しないフロートスイッチからなる満水位スイッチと低水位スイッチがそれぞれ設けられている。そして、シスターン16に貯溜された水は、給水管15にて前記製氷部10に導入され、不要な水は排水管19にて排水される。この排水管19は前記オーバーフロー管に排水弁20を介して接続されている。尚、これら給水管15及び排水管19は、詳細は後述するソケット21、22を介して外部のフレキシブルホース等の外部配管23と着脱自在に接続されるものとする。
一方、前記製氷部10は、内壁を平滑な円筒状内面とされたステンレス製の冷却円筒25内に図示しないオーガ(回転刃)を同心的且つ回転可能に挿入し、前記冷却円筒25の外壁にはパイプ状の前記冷却器を螺旋状に密着巻付して構成されている。尚、これら冷却円筒25と冷却器との隙間には両者の結合と熱伝達性能の向上を目的としてハンダが注入される。
また、前記オーガは、下部を図示しない下部軸受けにて上部を氷圧縮経路を構成する図示しない上部軸受けにて軸支されている。また、この上部軸受けにて圧縮された氷片は、上部側面に形成された吐出口25A及び当該吐出口25Aに着脱自在に取り付けらるシュート26を介して隣接して設けられる貯氷庫4に導出される。本実施例において、当該シュート26は、図8及び図9に示すような可撓性を有する材料として、例えばゴム製により構成された円筒状部材である。このシュート26の吐出口25A側の端部は、鍔部27が形成されており、当該鍔部27が冷却円筒25の吐出口25A内に入り込むかたちで着脱自在とされるものとする。
尚、当該シュート26は、図8及び図9に示す以外にも、図10及び図11に示すように当該鍔部27を先細り形状とし、冷却円筒25への取付作業をより容易なものとしても良い。
前記給水管15と排水管19は冷却円筒25の下部においてその内部にそれぞれ連通すると共に、これらの下方における冷却円筒25の下部には、更にオーガを回転駆動するためのオーガモータ28を備える駆動装置が減速装置29を介して接続されている。
上述した如き製氷ユニットIUの各構成要素は、一つのユニットとしてユニットベース30上に配設される。即ち、当該ユニットベース30の前部には、比較的重量の嵩むコンデンサ12が配設され、後部には、コンプレッサ11は配設される。そして、これらコンデンサ12とコンプレッサ11との間に位置してコンデンシングファン13及び減速装置29が設けられる。そして、減速装置29の上面には、オーガモータ28及び冷却円筒25が設置される。
また、コンデンサ12の上面には、本実施例では貯氷庫4側にシスターン16が配設されると共に、他方には、電装箱32が配設される。この電装箱32は、側板6側に開口しており、当該開口は開閉蓋32Aにて開閉自在に閉塞される。また、電装箱32には、側板6の前部に機械室3側に向かって折曲形成される取付部材6A及びコンデンサ12の上面前部に上方に向かって形成される固定部材12Aとそれぞれ重合して化粧ビス34、34により取り外し螺合固定可能とする取付部32B、32Cが形成されており、コンデンサ12及び側板6に対し、取り外し自在に固定される。
この電装箱32は、前記各種機器を制御するための制御回路を内蔵しており、当該電装箱32の前面には、各種操作スイッチや表示ランプを備えたコントロールパネル31が設けられている。そして、係る機械室3の前面には、取り外し自在に前面パネル33が設けられており、当該前面パネル33の前記電装板32前面に相当する位置には、開口部34が形成され、当該前面パネル33を閉じた状態で操作スイッチの操作や表示ランプを視認することができる構成とされている。また、この前面パネル33には、コンデンサ12が対応する位置及び製氷部10が対応する位置に複数の通風口33Aが形成されており、機械室3内への通風を可能としている。
また、ユニットベース30の両端は下方に向けて略直角に折曲された支持辺30A、30Aが形成されていると共に、該ユニットベース30の前端には、図5、図6及び図7に示されるように本実施例では支持辺30Aの高さ分だけ低く階段状に構成された低位部36が形成されている。この低位部36には、給水ソケット用孔37及び排水ソケット用孔38が形成されており、これら孔37、38には、それぞれ下側から給水用ソケット21及び排水用ソケット22が取り付けられている。
各ソケット21、22は、外部側から格別に工具を要することなく外部配管23とを容易に接続可能とするソケットであり、機械室3側から前記給水管15及び排水管19の端部をそれぞれ接続可能とされる。尚、本実施例では、低位部36に各ソケット21、22が設けられているため、これらソケット21、22に外部配管23等を接続する際に、コンデンサ11が干渉しないこととなり、取付作業性を向上させることができる。
また、この低位部36には、図7の拡大図に示すように、電装箱32から配線される電源用コード39を外部に引き出すための電源用孔40が形成されている。当該低位部36の奥壁には、後述するベースアングル46に当接した状態で、図示しないボルトによりベースアングル46に固定するための固定孔41が形成されている。
一方、断熱箱体1に隣接して構成される機械室3は、図5及び図6に示されるように下方に開放するコ字状を呈する機械室アングル45と、該機械室3から断熱箱体1の底面にまで渡って構成される例えば前後のベースアングル46、46と、同じく機械室3から断熱箱体1の天面にまで渡って構成される前後のトップアングル47、47とを組み合わせることにより構成される。尚、上述した如きトップテーブル7は、これらトップアングル47、47上に設置される。
そして、この機械室アングル45の下前部と下後部とに渡ってレール48が設けられると共に、同様に断熱箱体1の機械室3側には、下前端から下後端に渡ってレール49が設けられる。これらレール48、49は、機械室3側に開放した断面略L字状を呈しており、上述した如きユニットベース30の支持辺30A、30Aを前後に摺動可能とするものである。
また、ユニットベース30をレール48、49上に当接させ、該ユニットベース30を機械室3内に収容した状態において、上述した如きユニットベース30の低位部36の奥壁に形成された固定孔41は、前側に位置するベースアングル46の前面に形成された固定孔50と合致して、前方からボルトによる螺合により固定可能とされているものとする。
以上の構成により、ユニットベース30上に構成された製氷ユニットIUを機械室3に収容する際には、ユニットベース30をレール48、49の前部上に載置し、後方に摺動させることで、機械室3に収容可能となる。そして、ユニットベース30の低位部36に取り付けられた各ソケット21、22に下方から外部配管23等を接続することで、給排水用の配管接続が可能となる。
そして、当該製氷ユニットIUの点検やメンテナンスを行う際には、まず、前面パネル33を取り外す。この状態で、シスターン16のタンク16Aは内部を透視可能な材料にて構成されているため、内部を目視点検することが可能となる。また、当該タンク16Aが水垢等により汚れている場合には、上述した如く蓋16Bとタンク16Aとを固定する化粧ビス17を外し、奥部の係止を開放することで、容易にタンク16Aを取り外し、当該タンク16Aのみを別途洗浄することが可能となる。これにより、タンク16Aを衛生的に維持することができる。
更に、製氷ユニットIUを構成するコンプレッサ11やコンデンサ12、更には、製氷部10等のメンテナンス作業を行う際には、まず、ソケット21、22に接続された外部配管23等を取り外し、貯氷庫4側からシュート26を取り外す。また、電装箱32を側板6に固定する化粧ビス34を取り外す。その後、ユニットベース30をレール48、49上を摺動させながら、前方に引き出し、各機器のメンテナンス作業を行う。
このため、製氷機IM本体を分解することなく機械室3後部に位置するコンプレッサ11や製氷部10のメンテナンス作業を行うことができる。
また、場合によっては、そのままユニットベース30を前方に完全に引き出すことで、本体2から分離しても良い。これにより、ソケット21、22を製氷機IM前面より外し作業を行うのみで、製氷ユニットIUをユニットベース30ごと、給排水管15、19と電源コード39とを一体としたまま容易に本体2から分離することが可能となる。そのため、外部で給排水管を別途接続することにより、製氷部10の試運転をすることが可能となり、メンテナンス性が向上する。
尚、電装箱32については、コンデンサ12への固定をそのままとし、ユニットベース30を前方に少許引き出した状態で開閉蓋32Aを開いて内部の点検を行うことも可能とする。これにより、メンテナンス作業性をより一層向上させることができる。
上述した如くユニットベース30を前方に引き出した場合であっても、本実施例における製氷機IMは、ベースアングル46、46が貯氷庫4の下部から機械室3の下部に渡って設けられていると共に、当該ベースアングル46、46は、ユニットベース30が載置されるレール48、49と交差する所謂井桁状に固定されているため、本体強度を十分に確保することができ、安定して作業を行うことができる。
また、本実施例によれば、従来の如く配管等を配設した接続室を設けないため、貯氷庫4のスペースを最大限に利用することができ、貯氷量の拡大を図ることができるようになる。
尚、本実施例では、製氷部10として、機械室3上部から氷片を貯氷庫4側に放出する構成とされるオーガ式製氷部を採用しているため、本発明が特に有用となるが、これ以外の方式を採用する製氷部を用いた場合であっても、本発明を適用してもよいものとする。
本発明を適用した製氷機の正面図である。 図1の製氷機の部分切欠正面図である。 図1の機械室側からみた製氷機の側面図である。 図1の製氷機の横断平面図である。 製氷機の本体の斜視図である。 図5の分解斜視図である。 機械室下部の部分拡大断面図である。 実施例のシュートの斜視図である。 図8のシュートの側面図である。 他の実施例のシュートの斜視図である。 図10のシュートの側面図である。
符号の説明
IM 製氷機
IU 製氷ユニット
3 機械室
4 貯氷庫
10 オーガ式製氷部
11 コンプレッサ
12 コンデンサ
15 給水管
16 シスターン
16A タンク
16B 蓋
17 化粧ビス
19 排水管
21 ソケット(給水用)
22 ソケット(排水用)
23 外部配管
25 冷却円筒
26 シュート
28 オーガモータ
29 減速装置
30 ユニットベース
32 電装箱
33 前面パネル
36 低位部
37 給水ソケット用孔
38 排水ソケット用孔
39 電源用コード
46 ベースアングル
48、49 レール

Claims (4)

  1. 冷却器を備えた製氷部により生成された氷を貯氷庫に貯える製氷機において、
    前記製氷部と、前記冷却器と共に冷却装置の冷媒回路を構成するコンプレッサ及びコンデンサとをユニットベース上に設置し、電装箱を設けて一体化された製氷ユニットと、
    前記ユニットベースに構成され、前記製氷部に連通した給排水用のソケットと、
    前記製氷部から前記貯氷庫内に氷を送給するためのシュートと、
    前記貯氷庫に隣接して構成された機械室と、
    該機械室の下部に設けられたレールとを備え、
    前記ソケットに外部の給排水用の配管を着脱可能に接続すると共に、前記シュートを前記製氷部に着脱可能に取り付け、前記ユニットベースを前記レール上に摺動自在に載置して、前記製氷ユニットを前記機械室内に引き出し可能に配設したことを特徴とする製氷機。
  2. 前記貯氷庫の下部から前記機械室下部に渡って設けられたベースアングルを備え、前記レールを前記ベースアングルと交差するように当該ベースアングルに固定したことを特徴とする請求項1の製氷機。
  3. 前記製氷部は、外壁に前記冷却器が設けられた冷却円筒と、該冷却円筒内に同心的且つ回転可能に挿入されたオーガと、減速装置を介して該オーガを回転駆動するオーガモータと、前記冷却円筒内に給水するためのシスターンとを有し、前記冷却円筒の内壁に生成した氷を前記オーガにより削取し、上方に移送して圧縮することにより、連続的に氷片を生成するオーガ式製氷部であり、
    前記機械室は開閉自在の前面パネルを備え、前記コンデンサを前記ユニットベース上の前部に、前記電装箱を前記コンデンサ上方の一側に、前記シスターンを前記コンデンサ上方の他側に配置し、前記電装箱には開閉蓋を設け、前記シスターンのタンクは着脱自在としたことを特徴とする請求項1又は請求項2の製氷機。
  4. 前記ユニットベース前端に低位部を階段状に構成し、前記ソケットを当該低位部に配置したことを特徴とする請求項3の製氷機。
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