JP2006242090A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 吸気弁を駆動するための動弁装置として、カム軸を回転駆動および揺動駆動するモータを有し、当該モータにより実現されるカム軸の動作の態様に応じて弁体の開弁特性が変化する可変動弁装置を備える。急加速要求を検知した場合には、要求トルク(目標吸入空気量)に対応する目標リフトカーブとなるように即座にリフトカーブを変更させる(図4参照)。一方、急加速でない通常加速要求を検知した場合には、その加速要求により求められている目標吸入空気量が得られる目標リフトカーブに即座に変更するのではなく、当該目標リフトカーブに向けてサイクル毎に徐々にリフトカーブを変更させる(図5参照)。
【選択図】 図5
Description
前記アクセル開度情報に基づく要求加減速度を検知する要求加減速度検知手段と、
前記要求加減速度に応じて、弁体の開弁特性が要求トルクに応じた目標開弁特性に制御されるまでの遅延時間を変更する遅延時間変更手段と、
を備えることを特徴とする。
前記遅延時間変更手段は、前記要求加減速度が所定レベルより大きい場合には、前記遅延時間を最短とする第1変更手段と、前記要求加減速度が所定レベル以下である場合には、前記遅延時間を所定時間だけ遅らせる第2変更手段とを含むことを特徴とする。
アイドリング運転時における実エンジン回転数情報を取得する回転数情報取得手段と、
実エンジン回転数が目標回転数に一定に維持されるように、前記目標開弁特性を吸気行程毎に変更する開弁特性変更手段と、
を備えることを特徴とする。
[可変動弁装置の構成]
以下、図1および図2を参照して、本発明の実施の形態1の可変動弁装置10の構成を説明する。
図1は、本発明の実施の形態1の可変動弁装置10の構成を示す斜視図である。図1に示す可変動弁装置10は、内燃機関1の弁体を駆動するための装置である。ここでは、内燃機関1は、直列4気筒型エンジンとして構成されているものとする。図1において、#1〜#4は、それぞれ内燃機関1の第1気筒〜第4気筒を表している。内燃機関1における爆発順序は、一般的な内燃機関と同様に、#1→#3→#4→#2であるものとする。尚、本実施形態では、可変動弁装置10が各気筒の吸気弁を駆動する装置として機能するものとし、図1においては排気弁側の構成についてはその図示を省略している。しかし、可変動弁装置10は、吸気弁に代えて、或いは吸気弁に加え、各気筒の排気弁を駆動する装置として構成されていてもよい。
次に、図3を参照して、本実施形態の可変動弁装置10の動作を説明する。ここでは、第1のモータ30によりカム軸22を駆動する場合を例に挙げて説明する。
以上のように構成された本実施形態の可変動弁装置10によれば、第1のモータ30によって、カム軸22を内燃機関1のクランク軸の回転速度の半分の速度(以下、「基本速度」と称する)で一方向に連続的に駆動することにより、クランク軸からの動力でカム軸を駆動する一般的な機械式の動弁装置と同様に、クランク軸の回転と同期して弁体12を開閉駆動することができる。
図4は、急加速時における本実施形態のシステムの特徴的動作を、図5は、通常加速時における本実施形態のシステムの特徴的動作を、それぞれ説明するための図である。より具体的には、図4(A)および図5(A)は、アクセル開度の変化を表す波形を、図4(B)および図5(B)は、各気筒に順に到来する吸気弁のリフトカーブを、図4(C)および図5(C)は、各気筒の爆発により生ずるトルクを組み合わせた波形を、それぞれ示している。
図6は、上記の機能を実現するために、本実施の形態1においてECU40が実行するルーチンのフローチャートである。尚、本ルーチンは、内燃機関1の各気筒に配置された吸気弁をそれぞれ駆動するために、各気筒に対応した一定のクランク角毎に周期的に起動されるものとする。
また、上述した実施の形態1においては、ECU40が、上記ステップ106、108、および110の処理を実行することにより前記第3の発明における「第1変更手段」が、上記ステップ106、108、116、および118の処理を実行することにより前記第3の発明における「第2変更手段」が、それぞれ実現されている。
次に、図7乃至図9を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。
本実施形態のシステムは、図1に示すハードウェア構成を用いて、ECU40に図6のルーチンに代えて、後述する図9のルーチンを実行させることにより実現されるものである。本実施形態のシステムでは、上述した実施の形態1と異なり、ドライバーからの要求加速度が所定レベル以下の場合であっても、以下に示すような運転条件が成立する場合には、内燃機関1または車両からの要求に対応するリフトカーブに即座になるように、リフトカーブを修正する時間を遅らせる制御(上述した遅延時間の制御)を禁止させることとしている。
図9は、上記の機能を実現するために、本実施の形態2においてECU40が実行するルーチンのフローチャートである。尚、本ルーチンは、内燃機関1の各気筒に配置された吸気弁をそれぞれ駆動するために、各気筒に対応した一定のクランク角毎に周期的に起動されるものとする。また、図9において、実施の形態1における図6に示すステップと同一のステップについては、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
10 可変動弁装置
12 弁体
16 バルブリフター
18、20 カム
22、24 カム軸
30 第1のモータ
38 第2のモータ
40 ECU(Electronic Control Unit)
Claims (6)
- アクセル開度情報に基づいて、弁体の開弁特性を変化させる内燃機関の可変動弁装置であって、
前記アクセル開度情報に基づく要求加減速度を検知する要求加減速度検知手段と、
前記要求加減速度に応じて、弁体の開弁特性が要求トルクに応じた目標開弁特性に制御されるまでの遅延時間を変更する遅延時間変更手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。 - 前記遅延時間変更手段は、前記要求加減速度がより小さい場合には、前記遅延時間をより長くすることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の可変動弁装置。
- 前記可変動弁装置は、カム軸を回転駆動およびまたは揺動駆動するモータを備え、当該モータにより実現される前記カム軸の動作の態様に応じて弁体の開弁特性が変化する装置であり、
前記遅延時間変更手段は、前記要求加減速度が所定レベルより大きい場合には、前記遅延時間を最短とする第1変更手段と、前記要求加減速度が所定レベル以下である場合には、前記遅延時間を所定時間だけ遅らせる第2変更手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の可変動弁装置。 - 前記遅延時間変更手段は、前記要求加減速度がより小さい場合、或いは、前記要求加減速度が所定レベル以下である場合であっても、所定の運転条件の成立時には、前記遅延時間を遅らせる制御の実行を抑制することを特徴とする請求項2または3記載の内燃機関の可変動弁装置。
- 前記所定の運転条件の成立時は、車両からのトラクションコントロール要求時であることを特徴とする請求項4記載の内燃機関の可変動弁装置。
- 前記所定の運転条件の成立時は、アイドリング運転時であり、
アイドリング運転時における実エンジン回転数情報を取得する回転数情報取得手段と、
実エンジン回転数が目標回転数に一定に維持されるように、前記目標開弁特性を吸気行程毎に変更する開弁特性変更手段と、
を備えることを特徴とする請求項4記載の内燃機関の可変動弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005058103A JP2006242090A (ja) | 2005-03-02 | 2005-03-02 | 内燃機関の可変動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005058103A JP2006242090A (ja) | 2005-03-02 | 2005-03-02 | 内燃機関の可変動弁装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006242090A true JP2006242090A (ja) | 2006-09-14 |
Family
ID=37048741
Family Applications (1)
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JP2005058103A Pending JP2006242090A (ja) | 2005-03-02 | 2005-03-02 | 内燃機関の可変動弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006242090A (ja) |
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2005
- 2005-03-02 JP JP2005058103A patent/JP2006242090A/ja active Pending
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