JP2006241856A - ドアロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型軽量で持ち運びができ、容易にドアに取り付けることができ、部屋の外からドアの施錠と解錠を独自にできるドアロック装置を提供する。
【解決手段】ドアガードが装備されたドアにおいて、無線送信回路または赤外線送信回路を内蔵した携帯式の電子キーと、ロックボルトとロックボルト駆動部と前記無線送信回路または赤外線送信回路からの信号を受ける受信回路を有する制御部とを有する電子錠が備えられ、前後方向と左右方向の2つの取り付け位置調整手段を有する固定金具が、ドアの内側に設けられた前記ドアガードまたはドアの内側のドアガード取り付けネジ孔にネジ着されるとともに、電子キーから施錠または解錠指示が出されると、制御部が前記ロックボルト駆動部にロックボルトの突出または復帰動作を行なわせるように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドアロック装置に係り、より詳細には、持ち運びが可能で、工事なしでドアなどに容易に取り付けることができる電子錠と、携帯式の電子キーから構成され、電子キーから電子錠の施錠または解錠を指示することにより、ドアに、ドア本来のロック機構とは別のロック機構を装着することのできるドアロック装置に関する。
例えば、住宅用のドアの自動開閉システムとして、携帯用の電子キーを使用した自動開閉システムが提案されている。このようなシステムは、ドアの内側に制御部が設けられ、電子キーからの指示で電動のサムターンを動かして解錠を行い、また、ソレノイドによってロックボルトを開き、さらには、ドア開閉機構部を駆動してドアを開くことによって、ハンドフリーでドアを通過できるように利便性を向上させている。(特許文献1参照)
一般に、ドアにはドアガードが取り付けられる。ドアガードには、例えば、係合アームと係合突起で構成されるタイプのものや、チェーンをドアのチェーン掛け金具に掛けるタイプのものがある。ドアガードは部屋の内側から手動で操作して、ドアガードが掛けられた状態では、ドアのロックを外しても、ドアを半開き状態とし、それ以上は開かないようにするものである。ドアガードはドアの主ロック機構や、サムターンによる補助ロック機構とは別の機構で、部屋の外からは操作することはできない。(特許文献2参照)
最初から設けられたロック機構とは別に、ドアにロック機構を設けようとすると、一般には、ドアの内側に工事をして組み込むしかない。しかし、ドアの工事をせず、自分で簡単に取り付けでき、2重のロック機構を設けたいという要望がある。また、例えば、宿泊先のホテルの部屋において、ドアに設けられたロック機構とは別に、自分専用のドアロックを掛けたいといった要望もある。
特開2003−74256号公報 特開2003−56238号公報
本発明は、上記のような要望に鑑みて創出されたもので、本発明の目的は小型軽量で、持ち運びができ、容易にドアに取り付けることができ、遠隔からの指示により、本来のドアロック機構とは別に、ドアの施錠解錠ができるドアロック装置を提供することにある。
本発明によるドアロック装置は、ドアガードが装備されたドアにおいて、無線送信回路または赤外線送信回路を内蔵した携帯式の電子キーと、ロックボルトとロックボルト駆動部と前記無線送信回路または赤外線送信回路からの信号を受ける受信回路を有する制御部とを有する電子錠が備えられ、前記電子錠を固定し、前後方向と左右方向の2つの取り付け位置調整手段を有する固定金具が、ドアの内側に設けられた前記ドアガードまたはドアの内側のドアガード取り付けネジ孔にネジ着されるとともに、前記電子キーから施錠または解錠指示が出されると、前記制御部が前記ロックボルト駆動部に前記ロックボルトの突出または復帰動作を行なわせるように構成したことを特徴とする。
前記ロックボルトを当接させる停止金具が、ドア受けの内側の前記ドアガードまたはドア受けのドアガード取り付けネジ孔に取り付けられることが好ましい。
前記前後方向の取り付け位置調整手段は、前記固定金具に設けられ一側面が開口した箱形の外金具に前記電子錠を差し込みスライドさせる位置によって調整されることが好ましい。
前記左右方向の取り付け位置調整手段は、前記ドアガードの係合アームが前記固定金具の貫通孔に挿入されるとともに、前記固定金具の上下端から出されたロングボルトが、前記係合アーム先端に固定されたアームエンドにナット締めされる位置によって調整されることが好ましい。
前記左右方向の取り付け位置調整手段は、前記固定金具を内金具と中金具と外金具で構成し、前記外金具の突起を前記中金具の側面に設けられる複数の連なった通孔のどこにはめ込むかで調整されることが好ましい。
本発明による他のドアロック装置は、係合アームと係合突起からなるドアガードが取り付けられたドアにおいて、無線送信回路または赤外線送信回路を内蔵した携帯式の電子キーと、外側面にマグネットまたは粘着力のあるゴムマットまたは両面接合テープが装着され、受信回路を有する制御部と前記係合アームをつかむグリッパと前記グリッパを回動させる柄と前記柄を回動させるグリッパ駆動部とで構成される電子錠とが備えられ、前記電子キーから前記電子錠へ施錠または解錠の指示が出されると、前記制御部が、前記グリッパ駆動部に回動動作を行なわせて、前記係合アームを前記係合突起に掛けるまたは外すようにしたことを特徴とする。
前記グリッパは、前記柄の一端に設けられる回動接点を介して取り付けられるとともに、内側にローラを有することが好ましい。
本発明による請求項1のドアロック装置によれば、電子錠の取り付けは、固定金具によって、既存のドアガードもしくは既存のドアガードを外して、ドアのドアガード取り付けネジ孔にネジ着されるものであるから工事が必要ない。取り付けに際して、前後左右の位置調整ができるから、ロックボルトをドアガードの係合突起やドア受けに当接するように調節できる。部屋の外から電子キーを操作して、電子錠に設けられたロックボルトによって施錠または解錠を行なうから、これを施錠状態にしておくとドアの本来のロック機構が破られても第3者の部屋への侵入が防止できる。また、持ち運びが可能であるから、旅行先でのホテルなどのドアに2重の施錠を行なうこともできる。
請求項2によれば、ロックボルトを当接させる停止金具が、ドア受けの内側のドアガードまたはドア受けのドアガード取り付けネジ孔に取り付けられるから、内開きドアにも対応できる。
請求項3によれば、固定金具にスライド機構を設けたので、電子錠の取り付け位置を前後方向に調整可能である。
請求項4によれば、ロングボルトとナットを設けたので、電子錠の取り付け位置を左右方向に調整可能である。この構造は外開きドアの場合に有効で、電子錠の左右方向の位置を調整することによって、ロックボルトをドアガードの係合突起に当接させるように調整できる。
請求項5によれば、複数の連なった通孔によって、電子錠の取り付け位置を左右方向に調整可能である。左右方向の調整は、電子錠のロックボルトをドアガードの係合突起、ドア受け、停止金具に当接させる場合に使用できる。
本発明による請求項6のドアロック装置によれば、電子錠はマグネットまたは粘着力のあるゴムマットまたは両面接合テープで簡単にドアの内側やドア受けの内側に取り付けできる。前後左右の位置調整も自在である。部屋の外から電子キーを操作して、外開きドアまたは内開きドアに設けられたドアガードの係合アームを回動させて係合突起に掛けるあるいは外すようにしたから、ドアの本来のロック機構が破られても、第3者の部屋への侵入が防止できる。また持ち運びが可能であるから、旅行先でのホテルなどのドアに2重の施錠を行なうこともできる。
請求項7によれば、グリッパは、回動接点に連結されるから、電子錠の取り付け位置が係合アームの軸の真下に限定されず、係合アームの回動がスムーズに行なえる。また、グリッパの内側には、ローラが設けられるので、係合アームが係合突起に掛けられた状態でドアが半開きにされるような場合、グリッパが係合アームの側面をスムーズに移動できる。
以下、本発明の好ましい実施例を、図面を参照して詳細に説明する。
本発明によるドアロック機構は、ドアにドアガードが装着されているものとして説明する。ただし、本ドアロック機構は、ドアガードが装着されていなくても、両面接合テープなどで取り付けできる。また、ネジで取り付けてもよい。なお、ドアガードとは、部屋の内側から操作してドアが解錠されていても、ドアを半開きにしかしない機構で、例えば、図18に示すような係合アーム8と係合突起9からなるタイプや、チェーンタイプ(図は省略)などが知られる。
図19は、内開きドアにドアガードが取り付けられた場合の平面図である。係合アーム8はドア受け61に取りけられる。係合突起9はドア60の内側に取り付けられる。係合アームを図面右側に倒すと、係合突起9の先端が係合アーム8と係合する。その状態でドア60が開かれると、係合突起9は係合アームの先端にスライドされ停止する。そのためドア60は少ししか開かない。
図20は、外開きドアにドアガードが取り付けられた場合の平面図である。係合アーム8はドア60の内側に取りけられる。係合突起9はドア受け61に取り付けられる。係合アームを図面下側に倒すと、係合突起9の先端が係合アーム8と係合する。その状態でドア60が開かれると、係合突起9は係合アーム8の先端にスライドされ停止する。そのためドア60は少ししか開かない。
図1は、本発明による第1の実施例で、ドアロック装置の構成図である。図1に示すように、ドアロック装置100は、無線送信回路または赤外線送信回路を有し操作ボタンのある電子キー1と、電子錠2と、電子錠2をドア内側に固定する固定金具3と、停止金具5からなる。電子錠2には、アンテナ12と受信回路11のある制御部10と、ソレノイドまたはモータ21で動くロックボルト22からなる駆動部20と、バッテリー4を含む。ロックボルト22は、施錠され突出状態でドアが開かれると、停止金具5に当接されるように構成される。電子錠2は、このように無線または赤外線による遠隔操作を可能としている。なお、赤外線を使用した場合、ドアの外側から電子錠2の操作を可能とするため、受信回路11は、電子錠2から離してドアの隙間などから表側に出すように構成される。
図2は、外開きドアに取り付けられる場合のドアロック装置100の斜視図である。ドアロック装置100の左右の幅は、約80mm程度であり、小型で持ち運び可能である。固定金具3は、箱型で、左右の両側面に角形の貫通孔40が設けられ、ここに係合アームが貫通するように差し込まれる。さらに、2本のロングボルト31がボルト用の孔に挿入され、図2右側の、3つのナット33のうち、左端のナット33を締めることで、ロングボルト31が固定金具3に固定される。次に、ロングボルト31を係合アームのアームエンド52に、図3に示すように挿入して、3つのナット33のうち、右側2つのナット33で、ロングボルト31をアームエンド52に固定する。その際、2つのナット33を締める位置によって、固定金具3の左右位置を調整できる。ロックボルト22は、電子錠2の側面中央の後方側に位置しているが、前方に引き出したい場合、電子錠2を前方にスライドさせ、固定ネジ32でネジ着する。このような調整でも不足の場合、電子錠2を上下逆にして装着しスライドさせるなら、ロックボルト22をさらに前方に位置させることができる。
図3は、外開きドアにドアロック装置100が取り付けられた場合の正面図である。外開きドアは、ドア受け61に、係合突起9が取り付けられ、ドア60の内側に係合アーム8が取り付けられる。この係合アーム8に固定金具3で電子錠2が装着される。係合アーム8の右端に、アームエンド52が設けられ、U形ボルト53と蝶ナット54で固定される。この位置を基準に、アームエンド52に通されたロングボルト31のナット33の位置で、固定金具3と電子錠2の左右の位置を調節する。例えば、ロックボルト22が、突出状態で係合突起9に当接するように調整される。なお、U形ボルト53の替わりに、L形ボルトを2本使用して係合アーム8の右端の溝に引っ掛けるようにしてもよい。
図4は、外開きドアにドアロック装置100が取り付けられた場合の平面図である。ロックボルト22の位置は、電子錠2を前後に動かして、固定ネジ32で固定金具3に固定することでも調整される。なお、固定金具3には上下の位置を調整する機構は設けていない。係合アーム8の形状によって、ロックボルト22が係合突起9に当接するように、ロックボルト22は上下方向にやや幅広な形としている。
図5は、内開きドアに取り付けられるドアロック装置100の斜視図である。図5に示すように、ドアロック装置100は、無線送信回路または赤外線送信回路を有し操作ボタンのある電子キー1と、電子錠2と、電子錠2をドア内側に固定する固定金具3と、停止金具5からなる。ロングボルト31は使用されない。電子錠2には、アンテナ12と受信回路11のある制御部10と、ソレノイドまたはモータ21で動くロックボルト22からなる駆動部20と、バッテリー4を含む。ロックボルト22は、施錠され突出状態でドアが開かれると、図9に示す停止金具50に当接されるように構成される。ドアロック装置100は、内開きドアに装着される。内開きドアでは、ドアの内側には係合突起9が取り付けられるので、ここに固定金具を装着するため、係合突起用通孔35が設けられる。ロックボルト22は、電子錠2の側面中央の後方側に位置しているが、前方に引き出したい場合、電子錠2を前方にスライドさせ、固定ネジ32でネジ着する。電子錠2を上下逆にして装着しスライドさせるなら、ロックボルト22をさらに前方に位置させることができる。
図6は、内開きドアにドアロック装置100が取り付けられた場合の正面図である。内開きドアの場合は、ドア受け61に、係合アーム8が取り付けられ、ドア60の内側に係合突起9が取り付けられる。この係合突起9に固定金具3により電子錠2が装着される。
図7は、内開きドアにドアロック装置100が取り付けられた場合の平面図である。係合突起9は係合突起用通孔35に挿入され、固定金具3にU形金具36により固定される。また、ドア60が内側に開いたとき、ロックボルト22が突起板38に当接するように、停止金具50が係合アーム8に一点鎖線で示すように取り付けられる。
図8は、内開きドア用の固定金具3の構成図である。固定金具3は、内金具55、中金具56、外金具57で構成される。内金具55のドア60と対向する面にはマグネットまたは粘着性のゴムマットまたは両面接合テープなどで構成される接着部材34が設けられ、取り付けを容易としている。内金具55の上面と下面には長孔を設けたので、中金具56との前後方向の取り付け幅が調整できる。係合突起用通孔35に挿入された係合突起9は、U形金具36で固定される。中金具56には、外金具57の裏面に設けられた4つの突起(図示せず)が挿入され、位置調整可能な連なった複数の通孔が設けられる。これにより。左右方向に固定金具3と電子錠2を動かせる。係合突起9の形状が左右に長い場合は、U形金具36を2つ使用して固定してもよい。固定金具3は、外開きドア用と内開きドア用で、若干の相違はあるものの共通の部品で構成できる。その場合、外開きドアにおけるロングボルト31は固定金具3を固定するためにのみ使用し、左右位置調整は、中金具56の複数の通孔と外金具57の突起で行なってもよい。
図9は、係合アーム8に取り付けられる停止金具50の斜視図である。停止金具50は、前方に突起板38が設けられた箱形の金具である。図9に示すように係合アーム8を左右の孔に通して取り付ける。係合アーム8は180度の回動が可能なので、これを動かないようにするため、上下2本のロングボルト31と蝶ナット54により停止金具50を右側方向に引っ張り、一方、アームエンド52に取り付けた2本のロングボルト31と蝶ナット54により停止金具50を左側方向に引っ張っている。アームエンド52は、係合アーム8の先端にU形ボルト53と蝶ナット54で固定される。また、突起板38の取り付け位置は、ネジ着させる通孔の位置で調整できる。
図10、図11に、外開きドアにおいて、チェーンタイプのドアガードが取り付けられた場合の固定金具を示す。図10は内金具55で、中央にチェーン掛け金具用通孔39が設けられる。図11は、チェーン掛け金具70への内金具55の取り付け図である。2組の固定ネジ32とワッシャ58とナット33で、チェーン掛け金具用通孔39を介して、チェーン掛け金具70と内金具55を固定している。外開きドアでチェーン掛け金具70に固定金具3を使用して電子錠2を取り付けた場合、ロックボルト22は、突出状態でドア受け61に当接するように取り付けられる。
図12は、チェーンホルダに装着される停止金具51の斜視図である。内開きドアでチェーン掛け金具70が使用されている場合、ドア受け61側に停止金具50を取り付ける必要がある。この場合、チェーンホルダ(図示せず)に停止金具50が取り付けられる。チェーンホルダ用通孔37には、ボタン形状のチェーンホルダが差し込まれる。停止金具51を上下に動かして、適切なる位置に調整し、U形ボルトと蝶ナットで固定する。そして、突起板38にロックボルト22が当接されるようにする。
図13は、係合アームまたは係合突起の代わりとなる連結金具の斜視図である。連結金具45は、係合アーム8または係合突起9をネジ回しドライバで取り外して、取り付けるようにした金具である。内開きドアの場合、固定金具3は図6に示すように係合突起9に取り付けられるが、これに対して、連結金具45は、図13左端に係合突起9のネジ孔に合わせた4つのネジ孔を設けて、内金具55との連結をより堅固にできるようにした。外開きドアの場合、固定金具3は図3に示すように係合アーム8に取り付けられるが、これに対して、連結金具45は、図13右端に係合アーム8のネジ孔に合わせた3つのネジ孔を設けて、内金具55との連結をより堅固にできるようにした。すなわち、ドアには図13の連結金具45を180度の反対向きにして取り付ければよい。
図14は、係合アームの代わりとなる停止金具の斜視図である。図14に示すように、停止金具47は、内開きドアにおいて、係合アーム8を取り外して使用する。図14右側の停止金具47の3個のネジ孔は、ドア受け61に取り付けられた係合アーム8を取り外して、その代わりに取りけるから、係合アーム8のドア受け取り付けネジ孔の位置に合わせてある。また、停止金具47には、連なった複数の通孔が設けられ、突起板38の裏側にある突起(図示せず)を挿入してスライドし、この突起の表側のネジ(図示あり)を回すことで、突起板38の位置を調整できる。図9に示すような、係合アーム8に停止金具50を取り付ける場合より、安定した堅固な取り付けができる。
図15は、本発明による第2の実施例で、ドアロック装置200の斜視図である。ドアロック装置200は、無線送信回路または赤外線送信回路を有し操作ボタンのある電子キー1と、電子錠2からなる。ドアロック装置200は、係合アーム8を部屋の内側に限らず、外側からも無線または赤外線によって動かすようにしたものである。
電子錠2は、アンテナ12と受信回路11のある制御部10と、モータ6を有する駆動部、バッテリー4を含んで構成される。モータ6の軸には柄81が取り付けられ、モータ6の回転方向に合わせて、時計回り回転と反時計回り回転が可能である。柄81の先にはグリッパ80が設けられる。
グリッパ80は回動接点82を介して柄81に取り付けられる。この回動接点82は、電子錠のモータ6の軸と、係合アーム8の軸とは、取り付け状況によっては必ずしも一致しないので、係合アーム8の回動前と回動後では、グリッパ80の向きが変わるからである。さらに、グリッパ80の内側にはローラ83が設けられ、係合アーム8の側面上のスライドを容易にしている。なお、電子錠2の後方側面と、右側面には接着部材34が設けられる。接着部材34を、例えば、マグネットで構成すれば、金属製のドア60またはドア受け61への装着が容易である。接着部材34は、粘着性のあるゴムマットや両面接合テープで構成してもよい。これにより木製のドアなどに容易に装着できる。粘着性の素材は、洗うと再び粘着力が回復できるものが好ましい。電子キー1からは、モータ6をどちらの方向に回転させるかの指示も出せるので、内開きドア、外開きドアのいずれにも取り付け可能である。
図16は、ドアロック装置200が、内開きドアに取り付けられた場合の平面図である。内開きドアでは、ドア受け61の内側に係合アーム8が取り付けられるが、その下側に、ドアロック装置200が取り付けられる。電子キー1から施錠の指示が出ると、反時計回りにモータ6が回転し、係合アーム8を約90度回動させる。モータ6の馬力は小さなものでよい。所定の回転が終了した時点ではモータ6の軸はどちらの向きにも回転可能なものとする。係合アーム8と係合突起9が係合した状態でドア60が半開きにされる場合、その力により、係合アーム8は、時計回りに動ける必要がある。
図17は、ドアロック装置200が、外開きドアに取り付けられた場合の平面図である。外開きドアでは、ドア60の内側に係合アーム8が取り付けられるが、その下側に、ドアロック装置200が取り付けられる。電子キー1から施錠の指示が出ると、時計回りにモータ6が回転し、係合アーム8を約90度回動させる。モータ6の馬力は小さなものでよい。所定の回転が終了した時点ではモータ6の軸は固定されず、どちらの向きにも回転可能なものとする。係合アーム8と係合突起9が係合した状態でドア60が半開きにされる場合、その力により、係合アーム8は、反時計回りに戻されるからである。
図17の引出円の中に示すように、グリッパ80は、係合アーム8の下側の縁をつかむように取り付けられる。係合アーム8の中央部分は、係合突起9が行き来するので、これに接触しないように取り付けられる。なお、グリッパ80が係合突起9に接触し、係合アームにグリッパ80を挟む領域がないような場合は、係合アーム8の先端にアームエンド52を付け、これにグリッパ80がつかめるレール部材を設けてもよい。
本発明は、工事なしで簡単に取り付けできるドアロック装置であるから、ドアを2重に施錠したい場合などに好適である。
本発明によるドアロック装置の構成図である。(実施例1) 本発明による外開きドア用のドアロック装置の斜視図である。 ドアロック装置が外開きドアに取り付けられる場合の正面図である。 ドアロック装置が外開きドアに取り付けられる場合の平面図である。 本発明による内開きドア用のドアロック装置の斜視図である。 ドアロック装置が内開きドアに取り付けられる場合の正面図である。 ドアロック装置が内開きドアに取り付けられる場合の平面図である。 内開きドア用の固定金具の構成図である。 内開きドア用の係合アームに取り付けられる停止金具の斜視図である。 外開きドアで、チェーン掛け金具に取り付けられる内金具の斜視図である。 外開きドアで、チェーン掛け金具に取り付けられる内金具の取り付け図である。 内開きドアで、チェーンホルダに取り付けられる停止金具の斜視図である。 係合アームまたは係合突起を取り外して、代わりに使用する連結金具の斜視図である。 係合アームを取り外して、代わりに使用する停止金具の斜視図である。 本発明によるドアロック装置の斜視図である。(実施例2) 本発明図によるドアロック装置が内開きドアに取り付けられた場合の平面図である。(実施例2) 本発明図によるドアロック装置が外開きドアに取り付けられた場合の平面図である。(実施例2) 一般に使用されるドアガードの斜視図である。 一般の内開きドアの平面図である。 一般の外開きドアの平面図である。
符号の説明
1 電子キー
2 電子錠
3 固定金具
4 バッテリー
5 停止金具
6 モータ
8 係合アーム
9 係合突起
10 制御部
11 受信回路
12 アンテナ
20 駆動部
21 ソレノイドまたはモータ
22 ロックボルト
31 ロングボルト
32 固定ネジ
33 ナット
34 接着部材
35 係合突起用通孔
36 U形金具
37 チェーンホルダ用通孔
38 突起板
39 チェーン掛け金具用通孔
40 貫通孔
45 連結金具
47 停止金具
50、51 停止金具
52 アームエンド
53 U形ボルト
54 蝶ナット
55 内金具
56 中金具
57 外金具
58 ワッシャ
60 ドア
61 ドア受け
70 チェーン掛け金具
80 グリッパ
81 柄
82 回動接点
83 ローラ
100 ロックボルトを使用したドアロック装置
200 係合アームを回動させるタイプのドアロック装置

Claims (7)

  1. ドアガードが装備されたドアにおいて、
    無線送信回路または赤外線送信回路を内蔵した携帯式の電子キーと、
    ロックボルトとロックボルト駆動部と前記無線送信回路または赤外線送信回路からの信号を受ける受信回路を有する制御部とを有する電子錠とが備えられ、
    前記電子錠を固定し、前後方向と左右方向の2つの取り付け位置調整手段を有する固定金具が、ドアの内側に設けられた前記ドアガードまたはドアの内側のドアガード取り付けネジ孔にネジ着されるとともに、
    前記電子キーから施錠または解錠指示が出されると、前記制御部が前記ロックボルト駆動部に前記ロックボルトの突出または復帰動作を行なわせるように構成したことを特徴とするドアロック装置。
  2. 前記ロックボルトに当接する停止金具が、ドア受けの内側の前記ドアガードまたは前記ドア受けのドアガードネジ孔に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。
  3. 前記前後方向の取り付け位置調整手段は、前記固定金具に設けられ一側面が開口した箱形の外金具に前記電子錠を差し込みスライドさせる位置によって調整されることを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。
  4. 前記左右方向の取り付け位置調整手段は、前記ドアガードの係合アームが前記固定金具の貫通孔に挿入されるとともに、前記固定金具の上下端から出されたロングボルトが、前記係合アーム先端に固定されたアームエンドにナット締めされる位置によって調整されることを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。
  5. 前記左右方向の取り付け位置調整手段は、前記固定金具を内金具と中金具と外金具で構成し、前記外金具の突起を前記中金具の側面に設けられる複数の連なった通孔のどこにはめ込むかで調整されることを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。
  6. 係合アームと係合突起からなるドアガードが取り付けられたドアにおいて、
    無線送信回路または赤外線送信回路を内蔵した携帯式の電子キーと、
    外側面にマグネットまたは粘着力のあるゴムマットまたは両面接合テープが装着され、受信回路を有する制御部と前記係合アームをつかむグリッパと前記グリッパを回動させる柄と前記柄を回動させるグリッパ駆動部とで構成される電子錠とが備えられ、
    前記電子キーから前記電子錠へ施錠または解錠の指示が出されると、前記制御部が、前記グリッパ駆動部に回動動作を行なわせて、前記係合アームを前記係合突起に掛けるまたは外すようにしたことを特徴とするドアロック装置。
  7. 前記グリッパは、前記柄の一端に設けられる回動接点を介して取り付けられるとともに、内側にローラを有することを特徴とする請求項5に記載のドアロック装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102199953A (zh) * 2011-04-20 2011-09-28 翟达 一种电子钥匙以及相配套的rfid电子锁

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CN102199953A (zh) * 2011-04-20 2011-09-28 翟达 一种电子钥匙以及相配套的rfid电子锁

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