JP2006241819A - 枠材 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般住宅、アパート・マンション等の集合住宅、オフイスビル等の建物用の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又は不可能に固定する枠材が火災等の緊急時に人命を危険にさらすことなく、且つ、消化作業や救出作業の障害にならない用に僅かな力で取り外すことができる枠材を提供する。
【解決手段】建物用の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又は不可能に固定する枠材であって、ガラス転移点温度を有する形状記憶樹脂、又は形状記憶合金から成ることを特徴とする枠材である。火災等が発生し、室内の温度がガラス転移点温度以上に達した際には、レール機能を有する枠材12は図に示すように元の形状に変形される。そして、引き違い扉15が施錠されていても、平らになった枠材12の上面に扉5、6と網戸16の下部先端面が静止されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、建物用の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材に関する。特に火災等の非常事態に安全に対処できる窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材に関する。
従来から、一般住宅、アパート・マンション等の集合住宅、オフイスビル等の建物用の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材は木材あるいは鋼材、アルミニウム材等が多く使用されている。さらに、近年、強化プラスチック材あるいは工業用プラスチック材等をはじめ多くのプラスチック材が使用されてきている。
そして、火災等の非常時での避難対策や、延焼防止対策等の強化が叫ばれている中で、人命を危険にさらすことなく、火災が拡がるのを防ぐための窓、扉、仕切板等の研究開発が行われている。
(1)先行技術1
アパート・マンション等の集合住宅等におけるバルコニは、通常、隣戸との境界位置に仕切板(隔板)が設けられている。この仕切板(隔板)が緊急時に隣戸への避難が容易に且つ確実にでき、しかも簡単な構造で、経済性に優れている隔板構造(例えば、特許文献1参照。)が知られている。
この、隔板構造は図18に示すように通路107の両側にレール枠材101が立設され、レール枠材101に沿って上下に摺動する仕切板104が嵌め込まれた隔て枠105が形成されている。
また、隔て枠105には、前記、レール枠材101に接する部位に係合片106が設けられている。そして、レール枠材101の上部方向と下部方向の両側に形成されいている係止片102の上方で係合して隔て枠105の降下が係止されている。
また、火災等の緊急時には隔て枠105を上方に引き上げて係合片106をレール枠材101の下部方向の両側に形成されいている係止片103に係合させ、隔て枠105の下方に避難のための開口が形成される。
(2)先行技術2
また、建物に設置されるアルミサッシュ等の引違い窓を緊急時に、速やかにクレセントの解錠および窓開けを行うことができる窓開け開封システム(例えば、特許文献2参照。)も知られている。
この、窓開け開封システム200は図19および図20に示すように家屋の壁(図示せず)に固定される窓枠112と、該窓枠112に摺動自在に設けられた外窓部113および内窓部114とによって構成されている。そして、外窓部113および内窓部114は、略同一形状のかまち115、116により板ガラスを固定支持している。
また、閉状態のときに、窓枠112の略中央でかまちが重なり合う部分に両窓部113、114を締結して施錠し、解錠する図20に示すようなクレセント110が設けられて
いる。そして、図20に示すように締結して施錠されているクレセント120は、火災等の緊急時に図19に示す火災検知手段126と給電装置121およびカバー部材124で覆われている内部(図には示していない)のバッテリー、解旋手段等、各手段の制御部により解錠され、外部からの救出や脱出が円滑に行えると記載されている。
(3)先行技術3
また、火災等により、加圧防煙区画に設置された扉の開放障害を防止するための開放障害防止装置(例えば、特許文献3参照。)も知られている。
この、装置300は図21に示すように扉の下部に開閉機構を有するダンパー128が設けられている。そしてダンパー128の複数の各ブレード129には、図には示していないが接続棒が取り付けられている。さらに、この接続棒にはパニックバーが取り付けられ、この接続棒とパニックバーにより開閉機構が構成されている。
(4)先行技術4
また、人命を危険にさらすことなく、火災が拡がることを防止する扉(例えば、特許文献4参照。)も知られている。
この扉400は図22に示すように火災等の非常時に通路131を閉塞して建物の延焼を防ぎぐと共に、火災現場に人が取り残された場合には、扉本体132の下側方向に脱出口114が具備されている。そして、脱出口141には脱出用扉142が設けられている。
また、脱出用扉142の下端中央にロック装置144が設けられている。また、扉本体132の下端部に誘導標灯137が設けられている。さらに、扉本体132の、一方の側端の略中央に誘導標灯137の電源回路140と、点滅回路138と、マイクロスイッチ139が配置されている誘導標識灯点滅ユニット143が設けられている。
そして、火災等の非常時に脱出する際には、ロック装置144に設けられている操作ノブ145の回転運動で脱出口141が開放され、脱出することができると記載されている。
以下に先行技術文献を示す。
実開平6−16503号公報 特開2000−8710号公報 特開平8−93346号公報 特開平8−246757号公報
(1)先行技術1について
先行技術1では、隔板構造がレール枠材と、仕切板と、仕切板が嵌め込まれている隔て枠と、隔て枠を係止する二つの係合片とから構成されている。この様に、隔板(仕切板)が幾つもの部材から構成されているために作製する時間と費用がかかるという問題がある。さらに、施工する際に、レール枠材等を建物に固定するなど、作業に熟練を要し、時間がかかる問題がある。
また、緊急時に隣戸へ避難する際には、隔て枠を持ち上げて、さらに、今までと異なる係合片部で係止しなければならないなど、緊急時の作業として手間がかかり過ぎるという問題がある。
さらに、隔て枠を持ち上げたり、係止したりする作業は子供や、お年寄り、あるいは体の悪い人等では難しいという問題がある。
また、避難した後も隔て枠が係止されているために、火災等の消化作業や、あるいは救出作業の障害になるという問題がある。
さらに、避難する際に、屈んだり、腹這いになったりしなければならないために、体の悪い人や、お年寄りの人が容易に避難することができないという問題がある。
(2)先行技術2について
先行技術2では、火災等の緊急時にクレセントが解錠されされても、カバー部材が脱出する際に邪魔になるという問題がある。さらに、システムが複雑となり施工作業に時間と費用がかかるという問題がある。
さらに、クレセントの解錠等を制御するためのバッテリ等が内部に設けられている部分が、カバー部材で覆われているために室内の美感が損なわれるという問題がある。
また、火災等の緊急時に給電装置やカバー部材内のバッテリーや解錠手段等が熱風等で正常な動作が行われず解錠しないという問題がある。
さらに、避難した後も、カバー部材と外窓部および内窓部の窓枠が設けられているために火災等の消化作業、あるいは救出作業の障害になる問題がある。
(3)先行技術3について
先行技術3では、扉が閉鎖されている加圧防煙区画での過剰差圧による開放障害を防止するための差圧の低減をさせる簡素化された素晴らしい装置である。しかし、ダンパーの開閉がパニックバーの上下の操作によって行われるために、火災等の緊迫している緊急時にパニックバーの操作を適切に行うことは困難である。さらに、開放するためにパニックバーを下方に押し下げる操作が子供やお年寄りでは容易に出来ないという問題である。
さらに、火災等の消化作業の際に、扉を容易に取り外すことができず、初期消火に支障がでるという問題がある。
本発明は上記した従来の問題点を鑑みてなされるものであり、次のような窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材を提供することを目的とする。すなわち、本発明の第1の目的は、従来の製造方法と施工作業で容易に作製、施工できる窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材を提供することである。
また、本発明の第2の目的は、火災等の緊急時に、力の弱い子供や、お年寄り、あるいは体の弱い人でも僅かの力で容易に取り外すことができ、消化作業や救出作業の障害にならない窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材を提供することである。
また、本発明の第3の目的は、避難する際に、屈んだり、腹這いになったりすることなく正常の姿勢で脱出することができる窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材を提供することである。
また、本発明の第4の目的は、建物の外観や室内の美感が損なわれることのない窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材を提供することである。
また、本発明の第5の目的は、複雑な構造や機構を用いることなく、且つ、制御部材や電気または配線等を用いることのない窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材を提供することである。
また、本発明の第6の目的は、火災等の消化作業や救出作業の障害にならない窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材を提供することである。
上記の課題を解決するために、まず本発明の請求項1に係る発明は、
建物用の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又は不可能に固定する枠材であって、
ガラス転移点温度を有する形状記憶樹脂、又は形状記憶合金から成ることを特徴とする枠材である。
次に、本発明の請求項2に係る発明は、
前記ガラス転移点温度が70℃以上である請求項1記載の枠材である。
本発明の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材は煩雑な作業工程を経ずに作製できる。また取り付け等の施工が容易である。
また、子供や、お年寄り、あるいは体の弱い人でも、火災等の緊急時に避難する際に、強い力を要せずに、窓や扉あるいは仕切板等の障害物となる箇所から容易に脱出することができる。
また、火災等の緊急時に窓、扉又は仕切板が枠材から容易に取り除くことができるために消化作業や救出作業がスムーズに行うことができる。
さらに、火災等の緊急時に避難する際、窓や扉あるいは仕切板等に脱出口等を設けたり、あるいは脱出する際に、屈んだり、腹這いになったりすることなく、正常の姿勢で容易に避難することができる。
また、火災等の緊急時に、窓や扉あるいは仕切板に避難用解錠装置等が施されていないために建物の外観や室内の美感が維持できる。
本発明の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材を実施の形態に沿って以下に図面を参照にしながら詳細に説明する。図1〜図17は本発明の一実施例を示す。
本発明の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材は一般住宅、アパート・マンション等の集合住宅、オフイスビル等の建物用に用いられる。そして、スライド可能な枠材はレール機能を有する。
また、施工が容易で、且つ、従来の窓、扉、仕切板等と同様の美しい外観と機能を維持し、さらに、火災等の緊急時の避難が容易である。特に火災時の消化作業や救出作業が円滑に、素早くできる窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定されている枠材である。
図1は本発明の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材の引き違い扉の一実施例を説明するための概略を示す斜視図である。また、図2は、図1のレール機能を有する枠材の下部を説明するための概略を示す斜視図である。さらに、図3は、図1および図2のレール機能を有する枠材周縁がガラス転移点温度以上に達した際の状態を説明するための斜視図である。
一般住宅、アパート・マンション等の集合住宅、あるいはオフイスビル等の建物用の引き違い扉は図1に示すようにガラス板7が扉5、6に填め込まれている。また、扉5、6は外扉3と内扉4の上部と下部の先端縁が逆L字型に形成されている。そして、その上部に設けられている鴨居2(レール材)と下部に設けられている敷居1(レール機能を有する枠材)の凹部に嵌め込まれている。
前記、扉5、6の材料は通常、木材、アルミニウム材、鋼材をはじめ、強化プラスチック材あるいは工業用プラスチック材等が用いられている。そして、扉5、6の外側表面は各々の材料によって、ニス塗工、アルマイト加工、焼き付き塗工加工、転写加工等により装飾加工が施されている。
また、鴨居2あるいは敷居などのレール機能を有する部材は一般的に扉5、6と略同じ材料が用いられている。例えば、通常、扉5、6が木材の場合には、部材も同様に木材、扉5、6がアルミニウム材の場合には、アルミニウム材が用いられている。
また、図1に示すような引き違い扉5、6の場合、閉状態の時には、扉5、6の略中央でかまちが重なり合う部分に図には示していないが両扉5、6を締結して旋錠し、解錠する部分が設けられている。そして、内側(室内)に旋錠・解錠するための鍵が設けられている。このために、火災等の非常時に外から扉を開けることができず人命が危険にさらされている。
本発明のレール機能を有する枠材1は、図1あるいは図2に示すように外観や施工など、従来の引き違い扉と変わることなく形成されている。また、火災等の非常時に鍵が旋錠されていても、人命が危険にさらされることがない。そして、外からでも、内からでも枠材1の変形によって僅かの力で容易に引き違い扉を取り外すことが出来る。
前記、レール機能を有する枠材1は変形を加えた後、加熱や刺激等により、変形前の形状に戻る性質をもつ樹脂である形状記憶樹脂が用いられている。
前記、形状記憶樹脂の変形前の形状に戻す刺激として、例えば、酸、アルカリ、光(特に紫外線)等が例示できる。また、枠材1に使用する材料は形状記憶樹脂に限ったものではない。例えば、樹脂以外に形状記憶合金等を用いることもできる。
前記、形状記憶樹脂として、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリウレタン、ブ
タジエン、ポリノルボルネン、トランスポリイソプレン等がある他、2官能のジイソシアネート、2官能のポリオール、および活性水素基を含む2官能の鎖延長剤を原料とする、形状記憶性ポリウレタンがある。2官能のジイソシアネート4,4’―ジフェニルメタンイソシアネート(MDI)、2官能のポリオールとしてビスフェノールーAのプロピレンオキサイト、活性水素基を含む2官能の鎖延長剤としてビス(2−ハイドロキシエチル)ハイドロキノンを配合して重合することにより、製造される形状記憶性ポリウレタンを用いることが好ましい。このポリウレタンは70℃のガラス転移点温度を有する。
また、形状記憶合金として、例えば、ニッケルーチタン合金、銅―アルミニウムーニッケル合金、銅―亜鉛合金、ニッケル合金、マンガン合金等、非鉄系の他、鉄系形状記憶合金として、鉄―白金合金、鉄―ニッケルーカーボン合金、鉄―ニッケルーコバルトーチタン合金、鉄―マンガンーシリコン合金、鉄―クロムーニッケルーマンガンーシリコン合金等がある。
また、形状記憶樹脂の成形は、形状記憶樹脂の成形温度未満の温度で変形を与え、そのままガラス転移点温度以下まで冷却して変形を固定し、また、ガラス転移点温度以上で成形温度未満の温度に加熱して、再び元の形状に復帰させるもので、温度操作により変形形状と元の成形形状を使い分けできる。
そして、本発明のレール機能を有する枠材1の元の形状(図3に示す)は適宜の形状記憶樹脂を用いて、図16あるいは図17に示すような異形押し出し成形装置40、44を用いて変形することができる。
前記、押し出し成形装置40は図16に示すように、押し出し機35の一方の先端部にダイ36が設けられ断熱材37を介してフォーミングダイ38が設けられている。さらに、冷却水槽39と、この冷却水槽39の先端側(図16の右端側)に引き取り機41が設けられている。
また、図17に示す異形押し出し成形装置44は、図16に示した押し出し成形装置40における冷却水槽39を、樹脂を冷却水に浸責するのに代えて、ミストシャワーを採用した冷却部42が設けられている。その他の構成並びに作用は、前記図16に示した押し出し成形装置40と同様である。
前記、異形押し出し成形装置40、44で元の形状に変形した後、図1あるいは図2に示すような形状のレール機能を有する枠材1が型押し機等で適宜の形状に変形される。
また、レール機能を有する枠材1の使用に際して、木材のイメージを施すために、転写印刷、あるいはスクリーン印刷、タンポ印刷等で装飾加工を施すことができる。そして、レール機能を有する枠材1を用いて引き違い扉を作製する際には、通常の施工方法で行うことが出来る。
また、施工されたレール機能を有する枠材1は形状記憶樹脂のガラス転移点温度が70℃以上に設定されている。このために、日光や暖房により弾性率低下により、柔らかくなったり、変形することはない。また、レール機能を有する枠材1に形状記憶ポリウレタンが用いられている事により扉5、6の引き違いが静かで、滑らに動かすことができる。
さらに、火災等が発生し、室内の温度がガラス転移点温度以上に達した際には、レール機能を有する枠材1は図3に示すように元の形状に変形される。そして、図には示していないが、外扉3と内扉4は、上部に形成されている逆L字型部の先端が鴨居2(レール部材)の凹部の先端に僅かにかかって、下部の平らになった枠材1上に静止される。このた
めに、引き違い扉15が旋錠されていても、外からでも、内からでも僅かな力で容易に扉5、6を取り除くことができる。
このために、火災時の消化作業の際に、建物の中に放水するための放水場所を取り外す作業を要せず、放水の水圧により容易に引き違い扉15を取り外すことも出来る。
次ぎに、図4は本発明の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材の引き違い扉の他の一実施例を説明するための概略を示す斜視図である。また、図5は、図4のレール機能を有する枠材を説明するための概略を示す斜視図である。さらに、図6は、図4および図5のレール機能を有する枠材周縁がガラス転移点温度以上に達した際の状態を説明するための斜視図である。
図4に示すようにガラス板7が扉5、6に填め込まれている。また、扉5、6は外扉3と内扉4からなり、上部の先端縁がL字型に形成され、その上部に設けられている鴨居8の凹部に嵌め込まれている。
また、扉5、6の下部の先端縁は逆U字型に形成されている。そして、敷居9に設けられている蒲鉾状のレール機能を有する枠材10に逆U字型の凹部が嵌め込まれている。
前記、扉5、6の材料は、通常、木材、アルミニウム材、鋼材をはじめ、強化プラスチック材あるいは工業用プラスチック材等が用いられている。そして、扉5、6の外側表面は各々の材料によって、ニス塗工、アルマイト加工、焼き付き塗工加工、転写加工等により装飾加工が施されている。
また、鴨居8あるいはレール機能を有する枠材10が施されている敷居9は一般的に扉5、6と略同じ材料が用いられている。また、通常、扉5、6が木材の場合には、鴨居8と敷居9も同様に木材が用いられている。
また、扉5、6がアルミニウム材の場合、鴨居8と敷居9に相当する部分は、通常、アルミニウム材あるいはスチール材で異形押出成形加工にる固定枠が設けられている。
前記、敷居9に木材が用いられた際には、通常は敷居9の上面に鋼製あるいはポリエチレン、ポリプロピレンまたはナイロン等のプラスチック製の蒲鉾状レール部材と扉5、6の下部に形成されている逆U字型の凹部が嵌め込まれている。
本発明のレール機能を有する枠材10は図4あるいは図5に示すように外観や施工など、従来の引き違い扉15と変わることなく形成されている。また、火災等の非常時に鍵が旋錠されていても、人命が危険にさらされることがない。そして、外からでも、内からでもレール機能を有する枠材10の変形によって僅かの力で容易に引き違い扉15を取り外すことが出来る。
このために、前記レール機能を有する枠材10は変形を加えた後、加熱や刺激等により、変形前の元の形状に戻る性質をもつ、図1に示すレール機能を有する枠材1に使用される樹脂と同様の形状記憶樹脂が用いられる。
また、レール機能を有する枠材10に使用する材料は形状記憶樹脂に限らず、例えば、非鉄系のニッケルーチタン合金、銅―アルミニウムーニッケル合金、銅―亜鉛合金、ニッケル合金、マンガン合金等の形状記憶合金、あるいは鉄系の、鉄―白金合金、鉄―ニッケルーカーボン合金、鉄―ニッケルーコバルトーチタン合金、鉄―マンガンーシリコン合金、鉄―クロムーニッケルーマンガンーシリコン合金等の形状記憶合金を用いることもでき
る。
また、形状記憶樹脂を用いたレール機能を有する枠材10の成形は、図1のレール機能を有する枠材1と同様に、形状記憶樹脂の成形温度未満の温度で変形を与え、そのままガラス転移点温度以下まで冷却して変形を固定し、また、ガラス転移点温度以上で成形温度未満の温度に加熱して、再び元の形状に復帰させるもので、温度操作により変形形状と元の成形形状を使い分けできる。
また、図4および図5に示すレール機能を有する枠材10は形状記憶樹脂材のガラス転移点温度が70℃以上に設定されている。このために、日光や暖房により弾性率低下により、柔らかくなったり、変形することはない。また、レール機能を有する枠材10に形状記憶ポリウレタンが用いられている事により扉5、6の開け締めが静かで、滑らに動かすことができる。
さらに、火災等が発生し、室内の温度がガラス転移点温度以上に達した際には、レール機能を有する枠材10は図6に示すように元の形状に変形される。そして、引き違い扉15が旋錠されていても、平らになった枠材10の上面に扉5、6の下部先端面が静止されている。
また、図には示していないが扉5、6の上部先端のL字型に形成されている部分が、鴨居8の凹部に僅かに係って静止しているために、外からでも、内からでも僅かな力で容易に扉5、6を取り除くことができる。
このために、火災時の消化作業の際に、建物の中に放水するための放水場所を取り外す作業を要せず、放水の水圧により容易に引き違い扉15を取り外すことが出来る。
前記、レール機能を有する枠材10の元の形状は図3に示すレール機能を有する枠材1と同様に異形押し出し成形装置等を用いて変形することができる。そして、型押し機等で機能を有する枠材10が適宜の形状に変形される。
次ぎに、図7は本発明の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材の引き違い扉の他の一実施例を説明するための概略を示す斜視図である。また、図8は、図7のレール機能を有する枠材の下部を説明するための概略を示す斜視図である。さらに、図9は、図7および図8のレール機能を有する枠材周縁がガラス転移点温度以上に達した際の状態を説明するための斜視図である。
図7に示すように引き違い扉15は網戸13と外扉3と内扉4から形成されている。内扉4と外扉3はガラス板7が扉5、6に填め込まれている。また、網戸13と外扉3と内扉4の上部の先端縁はU字型に形成され、上柱13に施されている、先端が平坦で突起しているレール部材11にU字型の凹部が嵌め込まれている。
また、下部の先端縁は逆U字型に形成され、下柱14に施されている、先端が蒲鉾状に突起しているレール機能を有する枠材12に逆U字型の凹部が嵌め込まれている。
前記、扉5、6の材料は通常、木材、アルミニウム材、鋼材をはじめ、強化プラスチック材あるいは工業用プラスチック材等が用いられている。また、網戸16の網枠17は一般的にアルミニウム材が用いられプラスチック製等の網が埋め込まれている。そして、扉5、6の外側表面は各々の材料によって、ニス塗工、アルマイト加工、焼き付き塗工加工、転写加工等により装飾加工が施されている。
また、上柱12と下柱14は一般に木材が用いられている。また、上柱に施されているレール部材11は、通常異形押出加工によるアルミニウム材かスチール材が使用されている。
また、下柱に施されている本発明のレール機能を有する枠材12は図7あるいは図8に示すように外観や施工など、従来の引き違い扉と変わることなく形成されている。そして、火災等の非常時に鍵が旋錠されていても、人命が危険にさらされることがない。そして、外からでも、内からでも枠材12の変形によって、僅かの力で容易に引き違い扉15を取り外すことが出来る。
前記レール機能を有する枠材12は変形を加えた後、加熱や刺激等により、変形前の元の形状に戻る性質をもつ、図1のレール機能を有する枠材1あるいは図4のレール機能を有する枠材10に使用される樹脂と同様の形状記憶樹脂が用いられる。
また、レール機能を有する枠材12に使用する材料は形状記憶樹脂に限らず、例えば、非鉄系のニッケルーチタン合金、銅―アルミニウムーニッケル合金、銅―亜鉛合金、ニッケル合金、マンガン合金等の形状記憶合金、あるいは鉄系の、鉄―白金合金、鉄―ニッケルーカーボン合金、鉄―ニッケルーコバルトーチタン合金、鉄―マンガンーシリコン合金、鉄―クロムーニッケルーマンガンーシリコン合金等の形状記憶合金を用いることもできる。
また、形状記憶樹脂を用いたレール機能を有する枠材12の成形は、図1に示すレール機能を有する枠材1、あるいは図4に示すレール機能を有する枠材10と同様に、形状記憶樹脂の成形温度未満の温度で変形を与え、そのままガラス転移点温度以下まで冷却して変形を固定する。そして、また、ガラス転移点温度以上で成形温度未満の温度に加熱して、再び元の形状に復帰させるもので、温度操作により変形形状と元の成形形状を使い分けできる。
また、図7および図8に示すレール機能を有する枠材12は形状記憶樹脂のガラス転移点温度が70℃以上に設定されている。このために、日光や暖房により弾性率低下により、柔らかくなったり、変形することはない。また、レール機能を有する枠材12に形状記憶ポリウレタンが用いられている事により扉5、6あるいは網戸枠17の開け締めが静かで、滑らに動かすことができる。
さらに、火災等が発生し、室内の温度がガラス転移点温度以上に達した際には、レール機能を有する枠材12は図9に示すように元の形状に変形される。そして、引き違い扉15が旋錠されていても、平らになった枠材12の上面に扉5、6と網戸16の下部先端面が静止されている。
また、図には示していないが扉5、6と網戸13の上部の先端はU字型の凹部が突起しているレール部材11に僅かに係って静止しているために、外からでも、内からでも僅かな力で容易に扉5、6と網戸16を取り除くことができる。
このために、火災時の消化作業の際に、建物の中に放水するための放水場所を取り外す作業を要せず、放水の水圧により容易に引き違い扉15を取り外すことが出来る。
前記、レール機能を有する枠材12の元の形状は図3示すレール機能を有する枠材121あるいは図6に示すレール機能を有する枠材1210と同様に公知の異形押し出し成形装置等を用いて変形することができる。そして、型押し機等でレール機能を有する枠材1
2が適宜の形状に変形される。
次ぎに、図10は本発明の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材の引き違い窓の一実施例を説明するための概略を示す概略図である。また、図11は、図10のA−A′線断面の概略を示す概略断面図である。さらに、図12は、図10の窓枠周縁がガラス転移点温度以上に達した際の状態を説明するための概略断面図である。
本発明の引き違い窓28は図10および図11に示すようにガラス板7が填め込まれている内窓23と外窓24、およびこれらを支持する固定部材19から形成されている。
また、内窓23と外窓24の上部と下部にレール機能を有する枠材25、26が形成されている。そして、上部の左右と下部の左右を繋ぐ横枠27が形成されている。さらに、枠材の上部端縁と下部端縁に半円形状の溝が形成されている。
そして、固定部材19の内側周縁に二つの凹部が形成され、その底に蒲鉾状に突起しているレールに、前記半円形状の溝が嵌め込まれている。
また、固定部材19は通常、アルミニウム材あるいは鋼材または強化プラスチック材、工業用プラスチック材等が用いられている。また、表面は各々の材料によって、カラー塗工、アルマイト加工、焼き付き塗工加工、転写加工等により装飾加工が施されている。そして、施工の際には、固定部材19の外側周縁が、上柱20と下柱21と左右の横板22で形成されている枠に填め込まれ、固定されている。
また、内窓23と外窓24に形成されている上部と下部のレール機能を有する枠材25、26は変形を加えた後、加熱や刺激等により、変形前の元の形状に戻る性質をもつ、図1のレール機能を有する枠材1、あるいは図4のレール機能を有する枠材10、又は図7のレール機能を有する枠材12に使用される樹脂と同様の形状記憶樹脂が用いられる。
また、形状記憶樹脂を用いた枠材25、26の成形は、図1に示すレール機能を有する枠材1、あるいは図4に示すレール機能を有する枠材10、又は図7に示すレール機能を有する枠材12と同様に、形状記憶樹脂の成形温度未満の温度で変形を与え、そのままガラス転移点温度以下まで冷却して変形を固定する。そして、また、ガラス転移点温度以上で成形温度未満の温度に加熱して、再び元の形状に復帰させるもので、温度操作により変形形状と元の成形形状を使い分けできる。
また、図11および図12に示す枠材25、26は形状記憶樹脂材のガラス転移点温度が70℃以上に設定されている。このために、日光や暖房により弾性率低下により、柔らかくなったり、変形することはない。また、枠材25、26に形状記憶ポリウレタンが用いられている事により内窓17と外窓16開け締めが静かで、且つ、滑らに動かすことができる。
さらに、火災等が発生し、室内の温度がガラス転移点温度以上に達した際には、上部と下部に形成されているレール機能を有する枠材25、26が元の形状に変形される。そして、引き違い窓28が旋錠されていても、上部と下部に形成されている枠材25、26の上部端面と下部端面が平らになり、且つ、小さくなり、厚み(幅)も薄くなる。
そして、枠材25、26の下部先端面が蒲鉾状に突起しているレール上に静止される。また、上部は固定部材19の凹部の内側先端に僅かに係って静止している。このために、外からでも、内からでも僅かな力で容易に引き違い窓28を取り除くことができる。
また、火災時の消化作業の際に、建物の中に放水するための放水場所を取り外す作業を要せず、放水の水圧により容易に引き違い窓28を取り外すことが出来る。
前記、レール機能を有する枠材25、26の元の形状は図3示すレール機能を有する枠材1あるいは図6に示すレール機能を有する枠材10又は図9に示すレール機能を有する枠材12と同様に異形押し出し成形装置等を用いて変形することができる。そして、型押し機等でレール機能を有する枠材25、26が適宜の形状に変形される。さらに、左右の横枠を用いて内窓23と外窓24が組み立てられる。
次ぎに、図13は本発明の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材の仕切板の一実施例を説明するための概略を示す概略図である。また、図14は、図13のB−B′線断面の概略を示す概略断面図である。また、図15は、図13の仕切板周縁がガラス転移点温度以上に達した際の状態を説明するための概略断面図である。
本発明の仕切板30は図13および図14に示すように枠材31の内側に隔て板29が填め込まれている。そして、通路の両側に立設されている固定レール部材32の凹部に枠材31の両端縁が嵌め込まれ、係止部33で係止されている。
前記、固定レール部材32は通路43の両側の壁に凹部が対面する状態で固定されている。
また、固定レール部材32は通常、C形チャンネル鋼、あるいは、溶接加工等により凹部を形成した鋼材か、または、異形押出加工されているプラスチック成形部材が用いられている。
また、隔て板29は、通常、石膏ボード、あるいは難燃加工合板、スチール板等が用いられている。そして、両側表面に適宜の装飾加工が施されている。
また、隔て板29の両端縁に設けられている枠材31は変形を加えた後、加熱や刺激等により、変形前の元の形状に戻る性質をもつ、図1に示すレール機能を有する枠材1、図4に示すレール機能を有する枠材10、又は図7に示すレール機能を有する枠材12、あるいは図10に示す枠材25、26に使用される樹脂と同様の形状記憶樹脂が用いられる。
そして、形状記憶樹脂を用いた枠材31の成形は、図1に示すレール機能を有する枠材1、図4に示すレール機能を有する枠材10、又は図7に示すレール機能を有する枠材12、あるいは図10に示す枠材25、26と同様に、形状記憶樹脂の成形温度未満の温度で変形を与え、そのままガラス転移点温度以下まで冷却して変形を固定する。そして、また、ガラス転移点温度以上で成形温度未満の温度に加熱して、再び元の形状に復帰させるもので、温度操作により変形形状と元の成形形状を使い分けできる。
また、図13および図14に示す枠材31は形状記憶樹脂材のガラス転移点温度が70℃以上に設定されている。このために、日光や暖房により弾性率低下により、柔らかくなったり、変形することはない。また、枠材31に形状記憶ポリウレタンが用いられている事により耐水性、耐腐食性、耐薬品性等があるために通路など風雨にさらされていても変色変質することがない。
さらに、火災等が発生し、室内の温度がガラス転移点温度以上に達した際には、枠材3
1が図15に示すように固定レール部材32の凹部の内側先端に僅かに係って静止しているために、外からでも、内からでも僅かな力で容易に扉を取り除くことができる。
このために、火災時の消化作業の際に、建物の中に放水するための放水場所を取り外す作業を要せず、放水の水圧により容易に引き違い扉を取り外すことが出来る。
前記、枠材31の元の形状は図3示すレール機能を有する枠材1あるいは図6に示すレール機能を有する枠材10、又は図9に示すレール機能を有する枠材12、あるいは図12に示す枠材25、26と同様に異形押し出し成形装置等を用いて変形することができる。そして、型押し機等で枠材31が適宜の形状に変形される。
本発明の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材は一般住宅、アパート・マンション等の集合住宅、オフイスビル等の建物用の緊急避難用部材として使用できる。また、自動車用部材あるいは医療部材や、部品等の運搬用収納容器等、包装分野や医療分野または自動車分野にも利用できるなど、広い分野に利用できる。
本発明の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材の引き違い扉の一実施例を説明するための概略を示す斜視図である。 図1のレール機能を有する枠材の下部を説明するための概略を示す斜視図である。 図1および図2のレール機能を有する枠材周縁がガラス転移点温度以上に達した際の状態を説明するための斜視図である。 本発明の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材の引き違い扉の他の一実施例を説明するための概略を示す斜視図である。 図4のレール機能を有する枠材を説明するための概略を示す斜視図である。 図4および図5のレール機能を有する枠材周縁がガラス転移点温度以上に達した際の状態を説明するための斜視図である。 本発明の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材の引き違い扉の他の一実施例を説明するための概略を示す斜視図である。 図7のレール機能を有する枠材の下部を説明するための概略を示す斜視図である。 図7および図8のレール機能を有する枠材周縁がガラス転移点温度以上に達した際の状態を説明するための斜視図である。 本発明の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材の引き違い窓の一実施例を説明するための概略を示す概略図である。 図10のA−A′線断面の概略を示す概略断面図である。 図10の窓枠周縁がガラス転移点温度以上に達した際の状態を説明するための概略断面図である。 本発明の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又はスライド不可能に固定する枠材の仕切板の一実施例を説明するための概略を示す概略図である。 図13のB−B′線断面の概略を示す概略断面図である。 図13の仕切板周縁がガラス転移点温度以上に達した際の状態を説明するための概略断面図である。 本発明のレール部材の、元の形状を変形する異形押し出し成形装置の概略を示す概略図である。 本発明のレール部材の、元の形状を変形する他の、異形押し出し成形装置の概略を示す概略図である。 従来使用されている緊急避難用の仕切板枠の概略を示す概略図である。 従来使用されている緊急避難用の窓開け開封システムの概略を示す概略図である。 図19に使用されている窓部、締結用クレセントの概略を示す概略図である。 従来使用されている火災時の開放傷害を防止するための開放傷害防止装置の概略を示す概略図である。 従来使用されている火災拡散防止用扉の概略を示す概略図である。
符号の説明
1……レール機能を有する枠材
2……レール機能を有する枠材
3……外扉
4……内扉
5……扉
6……扉
7……ガラス板
8……鴨居
9……敷居
10……レール機能を有する枠材
11……レール機能を有する枠材
12……レール機能を有する枠材
13……上柱
14……下柱
15……引き違い扉
16……網戸
17……網枠
18……網
19……固定部材
20……上柱
21……下柱
22……横板
23……内窓
24……外窓
25……枠材
26……枠材
27……横枠
28……引き違い窓
29……隔て板
30……仕切板
31……枠材
32……固定レール部材
33……係止部
34……製品
35……押し出し機
36……ダイ
37……断熱材
38……フオーミングダイ
39……冷却水層
40……押し出し成形装置
41……引き取り機
42……冷却部
43……通路
44……押し出し成形装置

Claims (2)

  1. 建物用の窓、扉又は仕切板を嵌め込んで、これら窓、扉又は仕切板をスライド可能に、又は不可能に固定する枠材であって、
    ガラス転移点温度を有する形状記憶樹脂、又は形状記憶合金から成ることを特徴とする枠材。
  2. 前記ガラス転移点温度が70℃以上である請求項1記載の枠材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101340410B1 (ko) 2011-12-20 2013-12-13 방상윤 형상기억합금을 이용한 창문 자동개방장치

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