JP2006239994A - 画像印刷方法、及び画像印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像データが記録されている記録媒体を読み取り、画像データを印刷する際に、簡単に画像の選択処理を行うことが可能となり、かつそのために必要となる画像選択シートの印刷を最小限にする。
【解決手段】 画像の選択処理を行うための画像選択シートにおいて、各画像の選択のためのチェックボックスを複数有し、各複数のチェックボックスが、複数回の印刷に対応し、複数回の印刷各々に別の画像選択を行うことを可能とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像の選択処理を行うための画像選択シートにおいて、各画像の選択のためのチェックボックスを複数有し、各複数のチェックボックスが、複数回の印刷に対応し、複数回の印刷各々に別の画像選択を行うことを可能とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタルカメラ等で撮影した画像データが記憶された記憶媒体の画像を選択し、かつその選択した画像を印刷する方法および装置に関する。
近年デジタルカメラが急速な普及の広まりを見せている。また同時にカラープリンタ、中でもインクジェットプリンタの高画質化、低価格化が急速に進み、誰でも手軽に銀塩写真と同等の画質のプリント物が得られるようになった。また、従来はパソコンを使って画像データをパソコン上に取り込み、パソコンと接続されたプリンタから印刷を行うことが一般的であったが、近年はパソコンを介さず直接デジタルカメラとプリンタを有線もしくは無線で接続し、プリントが行える機能や、プリンタ側にデジタルカメラの記録媒体であるコンパクトフラッシュ(登録商標)やスマートメディア、その他の記録媒体の内容を読み込むことができるスロットを備え、プリンタ単体で印刷を行う機能を持つプリンタも現れてきている。
このような、パソコンを介さずにプリンタから直接プリントを行うシステムにおいては、プリントする画像を選択する際に種々の手法が存在する。例えばデジタルカメラとプリンタを直接接続する際には、デジタルカメラに通常付属している液晶画面を見ながら画像を選択する方法があるが、この場合デジタルカメラの扱いにくいボタンでの操作を強いられるため、ユーザの使い勝手は非常に悪いのが通常である。また複数の画像データを一括して表示することが困難であることから、選択する画像の数が多くなるほど、デジタルカメラ上での操作をわずらわしく感じるケースが増えることとなる。
このような問題の解決方法の一つとして、公開特許公報―特開2002-51283で開示されている、画像選択シートを印刷し、そのシートにユーザがチェックを入れ、シートを付属のスキャナで読み込んで、チェックされた画像データを印刷するシステムが提案されている。本方法によれば、パソコンを使用しないでも、比較的容易に、かつ一度に複数の画像選択が可能であるため、1つのユーザーインターフェースとして非常に有効な手段の1つであった。
特開2002−51283号公報
従来例に示した特開2002-51283で開示されている画像選択方法は、その選択シートを印刷し、1度スキャナで読み込んで印刷を行った後、ユーザが別の画像を選択し印刷する場合には、再度新しい画像選択シートを印刷しなおすか、チェック済みの同じ選択シートを流用する場合には、印刷を行いたい別の画像と一緒に、既に1度印刷済みの画像をもう1度印刷しなおすしか方法がなかった。この場合前記どちらの方法とも印刷用紙の無駄が発生したり、再印刷の手間が生じるといった問題を抱えていた。
請求項1に記載の発明は、デジタル画像データが複数記録された記録媒体から任意枚数の画像を選択し印刷する方法であり、前記記録媒体上の画像のサムネール表示を行う画像選択シートを印刷するステップと、該画像選択シートにマーキングを行ってユーザが印刷を行う画像を選択するステップと、該マーキングされた画像選択シートの情報を読み込んで、画像選択情報を検出するステップと、該画像選択情報を基に選択された画像を印刷するステップとを有し、前記マーキングされた画像選択シートに対して、画像選択のためのマーキングを追加し、既に印刷された画像とは異なる画像データを印刷するステップを有することを特徴とする画像印刷方法である。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の画像印刷方法において、複数回印刷用の選択チェックボックスを有する画像選択シートを用いることを特徴とする請求項1記載の画像印刷方法である。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の画像印刷方法において、選択用チェックボックスを複数回印刷毎に、色や幾何条件を変更してマーキングし、そのマーキング内容を検出して印刷することを特徴とする請求項1記載の画像印刷方法である。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の画像印刷方法において、1回目の印刷時に画像選択シートの選択用チェックボックスをチェックして印刷を行った画像を記憶し、2回目以降の印刷時に、記憶されている印刷済み画像とは異なる画像の選択用チェックボックスがチェックされているかを検出して、その内容によって追加印刷を行うことを特徴とする請求項1記載の画像印刷方法である。
更に、請求項5に記載の発明は、デジタル画像データが複数記録された記録媒体から任意枚数の画像を選択し印刷する手段と、前記記録媒体上の画像のサムネール表示を行う画像選択シートを印刷する手段と、該画像選択シートにマーキングを行ってユーザが印刷を行う画像を選択する手段と、該マーキングされた画像選択シートの情報を読み込んで、画像選択情報を検出する手段と、該画像選択情報を基に選択された画像を印刷する手段とを有し、前記マーキングされた画像選択シートに対して、画像選択のためのマーキングを追加し、既に印刷された画像とは異なる画像データを印刷する手段を有することを特徴とする画像印刷装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項5記載の画像印刷装置において、複数回印刷用の選択チェックボックスを有する画像選択シートを用いることを特徴とする請求項5記載の画像印刷装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項5記載の画像印刷装置において、選択用チェックボックスを複数回印刷毎に、色や幾何条件を変更してマーキングし、そのマーキング内容を検出して印刷することを特徴とする請求項5記載の画像印刷装置である。
請求項8に記載の発明は、請求項5記載の画像印刷装置において、1回目の印刷時に画像選択シートの選択用チェックボックスをチェックして印刷を行った画像を記憶し、2回目以降の印刷時に、記憶されている印刷済み画像とは異なる画像の選択用チェックボックスがチェックされているかを検出して、その内容によって追加印刷を行うことを特徴とする請求項5記載の画像印刷装置である。
以上説明のように、本発明によれば、記録媒体に記憶されている複数の画像を選択し、印刷を行うための画像選択シートを有効に利用することができる。すなわち1回印刷を行った画像とは異なる画像を印刷する際に、1度画像選択に使用した画像選択シートに追加チェックを行うだけで簡単に印刷が可能となるため、無駄な画像選択シートの印刷を行わずに済み、用紙やインクまたはトナーの節約および選択シートの再印刷の手間が省くことが可能となる。
本発明のより具体的な実施の例を以下に示す。
本発明の実施例を説明する前に、従来例に示した画像選択シートを用いた印刷方法の具体的な構成とフローについて説明する。
この従来例に示す装置構成は図5に示すように、スキャナ部とプリンタ部を備えた複合機能を有するプリンタ機器であり、かつデジタルカメラの記録媒体のデータを読み込むことが可能なように、図5の504に示すような複数の種類の記録媒体を装填することができるスロットを具備する。503は給紙部であり、502は排紙部である。プリンタ内部に不図示の印刷機構部が存在する。また501はスキャナ部の原稿台である。505は印刷ボタンやスキャンボタン等の操作ボタンやエラー表示等のためのLEDおよび操作内容を確認するための液晶表示を備えた操作パネル部である。さらに506のインターフェースケーブルでパソコンと接続され、通常のプリンタとしても機能する一方、以下説明するようにデジカメで撮影した画像データを本装置単体で印刷することも可能である。
次に図5のプリンタを使用して、プリンタ単体で印刷するフローを図3に示す。ステップS302で図5におけるプリンタのスロット504に記録媒体を装填し、ユーザが印刷する画像を選択するための画像選択シートを505の操作パネル中の印刷ボタンを用いて印刷を指定する。次にステップS303で図2に示す画像選択シートを印刷する。図2に示す画像選択シートは201のように記録媒体に記録されている複数の画像データ各々のサムネール画像を印刷し、その下の202に画像番号と画像ファイル名、さらにその下の203に画像選択チェックボックスを備える。また、画像選択シートの下部に指定した画像を何枚印刷するかを指定する印刷枚数指定フィールド204、画像サイズを指定する画像サイズ指定フィールド205、印刷する用紙サイズを指定する用紙サイズ指定フィールド206を備える。ユーザは図3のステップS304で、選択シートの各選択項目のチェックボックスをペン等で塗りつぶすことで印刷する画像のセレクトを行う。
次にステップS305において、チェックした画像選択シートを図5の501に示すスキャナ部の原稿台にセットし、画像選択シートの内容を読み込ませる。ステップS306で読み込んだ画像データから画像選択のチェックボックスの情報や印刷枚数等の指定フィールドの情報および画像選択シートを特定するための識別情報を抽出する。この識別情報とは図2の207に示されるような画像選択シート上に印刷されるバーコード情報であり、ステップS302でプリンタのスロットに装填された記録媒体に記録されているフィルムIDと1対1対応する情報である。次のステップS307でこの識別情報と記録媒体に記録されているフィルムIDとが一致するか否かを判定し、もし一致しない場合にはステップS308に進み、記録媒体と画像選択シートがミスマッチしている旨の警告表示を、図5の操作パネル505上にある液晶表示上に行う。S307で記録媒体と画像選択シートが一致していると判定された場合には、ステップS309に進み、ユーザが選択した画像を、指定された印刷条件で印刷を行う。
以上までに説明してきた従来例の画像選択シートを用いた画像選択方法では、次のような場合に問題があった。ユーザが画像選択シートを図6のようにチェックして、指定された内容の印刷を行った後、画像番号4、ファイル名“ddd.jpg”を追加印刷したい場合には、再度画像選択シートを印刷し直すか、あるいは一般的には非常に操作性の悪いプリンタ付属の操作ボタンを駆使して画像番号を入力する等の指定方法しか印刷方法がなかった。
上記問題に対して、本発明の実施例では以下のような方法により、一度印刷された画像選択シートを再利用する方法を提供する。
まず、本実施例で用いる画像選択シートを図1に示す。従来例で説明した画像選択シートとの違いは、各画像の印刷チェックボックスを2個所持ち、1回印刷指定に使った後、2回目に別の画像を指定することが可能となる。
本実施例の印刷フローを図4に示す。従来例の説明で用いた図3と同じ処理内容のステップについては改めて記述しない。ステップS402で装填された記録媒体に対して、ステップS403で画像選択シートが印刷され、ステップS405でプリント回数カウント値の初期化を行う。これは印刷された画像選択シートが何回印刷に使用されたのかを示す情報となる。従ってこのステップS403の時点では画像選択シートは、印刷画像選択に一度も使用していないため、プリント回数カウント値は「0」である。次にステップS406で、図1に示された画像選択シートの各チェック項目をチェックする。今ここで例えばユーザが、図1中のサムネール画像表示されている画像番号1と2、ファイル名“aaa.jpg”と“bbb.jpg”をまず印刷したいとすると、図1の各画像の下に配置されている103で示された選択フィールドの1回目と書かれているチェックボックスをチェックする。
次にステップS407で画像選択シートを読み込ませ、ステップS408で読み込んだ画像データから画像選択シートの識別情報と選択情報を抽出する。さらに次のステップS409で、従来例と同様に画像選択シート上に印刷されている識別情報と記録媒体に記録されているフィルムIDが一致するか否かを判定し、もし一致しない場合には従来例と同様にステップS410に進んで警告表示を行った後、処理を終了する。識別情報とフィルムIDが一致した場合には、ステップS412で現在のプリント回数カウント値が「0」か否かを判定する。今、画像選択シートを印刷した後、画像選択シートを使用した画像選択による印刷を行っていないため、プリント回数カウント値は「0」の状態であるため、ステップS415に進む。このステップでは図1の画像選択シートの103の選択フィールドにある「1回目」のチェックボックスがチェックされた画像を全てプリントする。その後、ステップS416でプリント回数カウント値を「1」増やす。即ち画像選択シートを用いた印刷が1回行われたことを示す。
次に画像選択シートを再利用して、1回目の印刷とは別の画像を印刷する方法を示す。これは図4のフローチャートのS404からフローを再スタートする。ステップS406でユーザが画像選択シートの印刷を行いたい画像に対して、図1の103の選択フィールドの「2回目」と表示されているチェックボックスをチェックする。このとき、ユーザは「1回目」のチェックが入っているかいないかを特に意識する必要がなく、2回目の印刷として印刷したい画像を単純に選択すれば良い。従って場合によっては1回目の印刷で1度印刷を行った画像が「2回目」の印刷に含まれても構わない。以降ステップS407からS412までは1回目の印刷と同じように処理が進み、S412でプリント回数カウント値の判定を行う。ここでは1回目の印刷が既に行われ、ステップS416でプリント回数カウント値は1プラスされているため、S412の判定結果はNoのため、ステップS414に移行する。ここではプリント回数カウント値が1か否かを判定する。ここでの判定結果はYesとなるためステップS417に移行する。ステップS417では図1の画像選択シートの選択フィールド103の「2回目」と表示されているチェックボックスにチェックされた画像が存在するかしないかを判定する。もし存在すれば、ステップS418に進んで、「2回目」にチェックされた画像のみ印刷を行った後、ステップS419でプリント回数カウント値をさらに1プラスする。もしステップS417で「2回目」のチェックボックスにチェックされた画像が存在しなかった場合には、ユーザが1回目の印刷を行った画像を再度同じ条件で印刷を要求しているものと判断し、ステップS420で「1回目」チェックボックスにチェックされた画像の印刷を行い、終了する。
以上説明したようなフローを経ることで、1枚の画像選択シートを用いて、2種類の画像の組み合わせで印刷することが可能となる。
以上説明した例では画像選択シートを最大2回の画像選択に使用可能とする方法について述べたが、画像選択シートのレイアウトの許す範囲で3回以上利用可能な形に構成することも可能である。また、本例では画像の選択フィールドのみに複数回指定可能とするためのチェックボックスを追加したが、印刷枚数や画像サイズといった他の選択フィールドも同様に複数回異なる指定ができるように構成することも可能である。図9に印刷枚数、画像サイズ、用紙サイズそれぞれに1回目と2回目の選択用チェックボックスを設けた例を示す。このようにすることで画像選択シートをより有効に再利用することが可能となる。また、図10に示すように用紙サイズの代わりに給紙部を選択するフィールドを設け、それぞれの給紙部にセットされた用紙を判定して自動的に用紙サイズを決定することで、1回目と2回目の印刷で使用する給紙部を変更することも可能となる。
以上のように、本発明の実施例によれば、1度印刷した画像選択シートを有効に利用して、異なる画像選択による印刷が可能となるため、無駄な画像選択シートの印刷を行わずに済むため、用紙やインクまたはトナーの節約および選択シートの再印刷の手間が省ける。また、本実施例の機能は、例えばユーザがデジタルカメラで同じシーンを撮影条件等を変えて複数枚撮影したようなデータを持っている場合に、それら複数の画像を、まず1回目の印刷で実際に印刷されたときの色味を確認し、その後、印刷結果が一番良いと思われた画像のみ2回目の印刷で再度印刷する場合等に有効な機能となる。(この場合は前述したように印刷枚数や画像サイズといった他の印刷条件の選択フィールドも複数回の指定が行える構成がより好ましい)
本発明の第2の実施例を以下に説明する。本実施例は、画像選択のチェックボックスは増やすことなく、ユーザがチェックする時の色を変更することで、そのチェックした色によって印刷する画像選択を制御する方法である。
本実施例の処理フローを図7で説明する。実施例1と同じ働きをするステップについては特に詳述しない。
図7のステップS703において画像選択シートを印刷するが、本実施例では図2に示された画像選択のチェックボックスが1つしか存在しない画像選択シートを用いる。ステップS706でユーザは印刷された画像選択シートの、画像選択用チェックボックスをマークするが、ここでは例として、1回目の印刷では黒のボールペン等を用いて黒色で塗りつぶすと仮定する。ステップS707、S708ではユーザがマークした画像選択シートをプリンタのスキャナ部で読み込ませて、シートの識別情報と、選択情報をスキャン後の画像データから抽出する。このとき、チェックボックスのチェックされている色情報も同時に抽出される。
ステップS709および次のS712のステップは実施例1と同様である。次に1回目の印刷時にはステップS714に移行するが、この時に選択チェックボックスの色が何色でマークされているかをチェックする。この時、チェックした色が黒であっても、微妙に色がずれたり、読み取った画素によって信号値にばらつきがあるため、チェックボックス内の画像データを平均化し、かつあらかじめ登録されている選択用の複数のインデックス色(例えば黒、赤、青、緑、黄色等)の信号値と比較して、所定の誤差範囲に読み込んだ値が入っていれば、インデックス色のどれかと一致しているものとみなし、これを検出色とする。ステップS717ではこの検出色を1回目の印刷を行うときに選択チェックボックスをチェックされた色(=1回目チェック色とする)を記憶する。次にステップS719でこの1回目チェック色で選択された画像を印刷する。この後、ステップS721に進んで実施例1と同様にプリント回数カウント値を1プラスする。
次に画像選択シートを再利用して、1回目のプリントとは異なる画像を印刷する工程に進む。ステップS706では、ユーザは1回目の印刷とは異なる色(例えば赤色)で、1回目に印刷されていない画像のチェックボックスをマークする。ステップS712までは1回目と同様に進み、プリント回数カウント値の判定により、ステップS716に進む。2回目の印刷を行う前の状態であればプリント回数カウント値は1であるため、ステップS716の判定結果はYesとなり、ステップS718に移行する。ステップS718では、前述のステップS714と同様に選択チェックボックスのマークされた色を検出する。このとき、1回目の印刷の前のステップS717で記憶した1回目チェック色とは異なる色のみ検出し、その検出した色をステップS720で2回目チェック色として記憶する。
次にステップS722では2回目チェック色が1回目チェック色と異なるか否かを判定する。この例では1回目チェック色は黒であり、2回目チェック色は赤であるため、判定結果はYesとなり、ステップS723に移行する。ステップS723では、記憶されている2回目チェック色で選択された画像のみ印刷を行い、ステップS725でプリント回数カウント値を1プラスした後、処理フローを終了する。また、ステップS722で判定結果がNoとなった場合には1回目チェック色選択画像を全て再プリントを行う。
以上説明したように、本実施例では、画像選択の際の選択色をユーザが変更し、その色情報をプリンタが備えるスキャナ部で読み取り、色情報に応じて選択的に画像印刷を行うことで、画像選択シートを有効に再利用することが可能となる。
以上説明した例では画像選択シートのチェックボックスをチェックする色によって複数回の印刷毎に印刷する画像を個別に選択していたが、例えばチェックボックスの内部をチェックする幾何的条件を変更し(例えば1回目はチェックボックスに縦棒でチェックし、2回目は横棒でチェックする等)、その変更した内容をスキャナで読み取った画像データから判定することで画像選択する方法でも良い。またチェックボックス中に数字等の文字情報を記入し(例えば1回目はチェックボックス中に1を記入し、2回目は2を記入する等)、その入力された手書きの文字を、OCR技術を用いて文字情報として認識し、その情報によって画像選択する方法でも良い。
本発明の第3の実施例を以下に説明する。本実施例は、1回目にどの画像の印刷を行ったかを記憶しておき、それとは異なる画像が2回目の画像選択時に選択されていた場合に、その画像のみ印刷を行う。
本実施例の処理フローを図8で説明する。実施例1、2と同じ働きをするステップについては特に詳述しない。
図8のステップS803において画像選択シートを印刷するが、本実施例では図2に示された画像選択のチェックボックスが1つしか存在しない画像選択シートを用いる。1回目の印刷ではステップS806において、画像選択シート上の、画像選択用チェックボックスをマークする。この後ステップS807からS812に続くフローは従来例で説明した手法と同様の処理ステップを進む。1回目の印刷ではプリント回数カウント値は0であるため、ステップS815に移行する。このステップS815では画像選択用シートでチェックボックスがマークされた画像を全て印刷し、次のステップS816でプリント回数カウント値を1プラスする。この後ステップS818では1回目のプリントを行った画像は画像選択シート上のどの画像を印刷したのかを、図2の207に示す画像選択シート識別情報と関連付けて記憶する。
次に画像選択シートを再利用して、1回目のプリントとは異なる画像を印刷する工程に進む。ステップS806では、1回目の印刷を行った画像以外、すなわちまだ画像選択シートのチェックボックスがマークされてない画像の中から、ユーザが追加で印刷を行いたい画像を選択し、チェックボックスをマークする。この後のステップはS812まで1回目の印刷と同じフローを進む。2回目の印刷を行う前はプリント回数カウント値は1であるため、ステップS812の判定結果はNoとなり、さらに次のステップS814の判定結果はYesとなって、ステップS817に進む。ここでは1回目の印刷で記憶したプリント済み画像以外のチェックボックスがチェックされているか否かをチェックする。もしここで追加チェックが存在した場合にはステップS819に進み、追加チェックされた画像のみプリントを行い、ステップS821でプリント回数カウント値を1プラスして処理を終了する。また、ステップS817で記憶されているプリント済み画像以外のチェックがないと判定された場合には、ユーザが1回目の印刷を行った画像を再プリントする要求をしたものと判断して、ステップS820で選択されている画像全てを再プリント行い、処理を終了する。
このように、本実施例によれば、1回目の画像選択シートのチェック内容をプリンタが記憶しておき、2回目の画像選択シートのチェック内容との差分をとり、追加チェックが行われた画像のみ印刷を行うことで、画像選択シートを有効に再利用ができる。また、画像選択シートに複雑なチェック項目を増やす必要もないため、ユーザが操作上迷うことなく直感的に印刷作業が効率的に行うことができる。
101 サムネール画像
102 画像番号、画像ファイル名表示部
103 画像選択チェックボックス
104 印刷枚数チェックボックス
105 画像サイズチェックボックス
106 用紙サイズチェックボックス
107 画像選択シート識別情報
102 画像番号、画像ファイル名表示部
103 画像選択チェックボックス
104 印刷枚数チェックボックス
105 画像サイズチェックボックス
106 用紙サイズチェックボックス
107 画像選択シート識別情報
Claims (8)
- デジタル画像データが複数記録された記録媒体から任意枚数の画像を選択し印刷する方法であり、前記記録媒体上の画像のサムネール表示を行う画像選択シートを印刷するステップと、該画像選択シートにマーキングを行ってユーザが印刷を行う画像を選択するステップと、該マーキングされた画像選択シートの情報を読み込んで、画像選択情報を検出するステップと、該画像選択情報を基に選択された画像を印刷するステップとを有し、前記マーキングされた画像選択シートに対して、画像選択のためのマーキングを追加し、既に印刷された画像とは異なる画像データを印刷するステップを有することを特徴とする画像印刷方法。
- 請求項1記載の画像印刷方法において、複数回印刷用の選択チェックボックスを有する画像選択シートを用いることを特徴とする請求項1記載の画像印刷方法。
- 請求項1記載の画像印刷方法において、選択用チェックボックスを複数回印刷毎に、色や幾何条件を変更してマーキングし、そのマーキング内容を検出して印刷することを特徴とする請求項1記載の画像印刷方法。
- 請求項1記載の画像印刷方法において、1回目の印刷時に画像選択シートの選択用チェックボックスをチェックして印刷を行った画像を記憶し、2回目以降の印刷時に、記憶されている印刷済み画像とは異なる画像の選択用チェックボックスがチェックされているかを検出して、その内容によって追加印刷を行うことを特徴とする請求項1記載の画像印刷方法。
- デジタル画像データが複数記録された記録媒体から任意枚数の画像を選択し印刷する手段と、前記記録媒体上の画像のサムネール表示を行う画像選択シートを印刷する手段と、該画像選択シートにマーキングを行ってユーザが印刷を行う画像を選択する手段と、該マーキングされた画像選択シートの情報を読み込んで、画像選択情報を検出する手段と、該画像選択情報を基に選択された画像を印刷する手段とを有し、前記マーキングされた画像選択シートに対して、画像選択のためのマーキングを追加し、既に印刷された画像とは異なる画像データを印刷する手段を有することを特徴とする画像印刷装置。
- 請求項5記載の画像印刷装置において、複数回印刷用の選択チェックボックスを有する画像選択シートを用いることを特徴とする請求項5記載の画像印刷装置。
- 請求項5記載の画像印刷装置において、選択用チェックボックスを複数回印刷毎に、色や幾何条件を変更してマーキングし、そのマーキング内容を検出して印刷することを特徴とする請求項5記載の画像印刷装置。
- 請求項5記載の画像印刷装置において、1回目の印刷時に画像選択シートの選択用チェックボックスをチェックして印刷を行った画像を記憶し、2回目以降の印刷時に、記憶されている印刷済み画像とは異なる画像の選択用チェックボックスがチェックされているかを検出して、その内容によって追加印刷を行うことを特徴とする請求項5記載の画像印刷装置。
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