JP2006239615A - 改質触媒、燃料改質装置、脱硫方法及び燃料電池システム - Google Patents

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Kazumasa Kasagi
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Abstract

【課題】脱硫剤を用いてS分を除去することなく簡易な構成によりS分を除去することができる改質触媒、燃料改質装置及び燃料電池システムを提供する。
【解決手段】本発明にかかる改質触媒は、水蒸気改質反応により燃料電池用原燃料を改質して燃料ガスとする活性金属が担持された担体からなる改質触媒であって、前記活性金属と共に、該活性金属よりもS吸着能力が高い金属を担持してなるものであり、炭化水素に含まれるS分がある場合でも改質触媒での被毒を少なくすることができ、安定した水蒸気改質を行うことができる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、改質触媒、燃料改質装置、脱硫方法及び燃料電池システムに関する。
燃料電池に水素を供給するために、一般に改質器において燃料ガスである炭化水素系燃料に対し、触媒を用いて水蒸気改質反応等により水素を製造することが行われる。しかし、改質器内の触媒、特に水蒸気改質触媒は燃料中に含まれる硫黄化合物により被毒されるため、前処理として脱硫剤により硫黄分を除去する必要がある。
炭化水素系燃料のうち液化天然ガスを主体とする都市ガスには、付臭剤としてターシャリブチルメルカプタン、硫化ジメチル等の硫黄化合物が添加されており、その濃度は数ppmと一定である。この場合、脱硫剤としては、取り扱いが容易な常温脱硫剤が挙げられる。
一方、炭化水素系燃料のうちプロパンガス(LPG)や灯油等も燃料電池用の燃料として有望な燃料であり、水蒸気改質触媒により水素に転換することができる。しかしながら、LPGや灯油等の場合、その産地や製造方法により多種の硫黄化合物を含有しており、その濃度範囲も様々である。特に、常温脱硫剤では除去し難い硫化カルボニル(COS)を含有する場合もある。よって、LPGや灯油等の炭化水素系燃料の場合、都市ガス用の常温脱硫剤では十分に硫黄酸化物を除去することができないという問題がある。
そこで、脱硫剤を高温に加熱することで優れた脱硫性能を発揮する炭化水素系燃料用の脱硫剤が研究されており、このような脱硫剤としては、例えば、シリカアルミナの担体にニッケル及び銅を担持させた脱硫剤(特許文献1、2)や、酸化銅と酸化亜鉛の混合物成形体に鉄又はニッケルを担持させた脱硫剤(特許文献3)が知られている。
特開2001−279271号公報 特開2001−279260号公報 特開平11−61154号公報
しかしながら、特許文献1乃至3に開示の脱硫剤を用いる場合では、脱硫剤の性能如何で頻繁に交換が必要になるという問題がある。
また脱硫剤の吸着性能が低下して硫黄化合物がスリップするのを防止するため硫黄検出器を設置し兆候が現れた時点で脱硫剤を交換するなど設備が必要となる、という問題がある。この結果、燃料電池システムの設備が高価であると共に、システムの運用が煩雑になる、という問題がある。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、脱硫剤を用いてS分を除去することなく簡易な構成によりS分を除去することができる改質触媒、燃料改質装置及び燃料電池システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の第1の発明は、水蒸気改質反応により燃料電池用原燃料を改質して燃料ガスとする活性金属が担持された担体からなる改質触媒であって、前記活性金属と共に、該活性金属よりもS吸着能力が高い金属を担持してなることを特徴とする改質触媒にある。
第2の発明は、第1の発明において、前記活性金属がRuの場合、前記S吸着能力が高い金属がPt,Rhのいずれか一方又は両方を担持してなることを特徴とする改質触媒にある。
第3の発明は、第1の発明において、前記活性金属がNiの場合、前記S吸着能力が高い金属がPt,Rh,Ru,Ir,Inの少なくとも一以上を担持してなることを特徴とする改質触媒にある。
第4の発明は、水蒸気改質反応により燃料電池用原燃料を改質して燃料ガスとする活性金属が担持された担体からなる改質触媒であって、硫酸塩由来の活性金属が担体に担持されていることを特徴とする改質触媒にある。
第5の発明は、第4の発明において、前記硫酸塩由来の活性金属と共に、該活性金属よりもS吸着能力が高い金属を担持してなることを特徴とする改質触媒にある。
第6の発明は、燃料電池用の炭化水素系の原燃料を燃料ガスに改質する改質器本体と、改質された燃料ガス中のCOを変成するCO変成触媒部と、COを変成した後に残留するCOを除去するCO除去触媒部とを具備する燃料改質装置において、前記改質器本体が第1乃至4のいずれか一つの改質触媒を有すると共に、該改質器本体とCO変性触媒との間に、吸着剤を有する吸着部を設けたことを特徴とする燃料改質装置にある。
第7の発明は、第6の発明において、前記吸着剤が、アルミナ、活性炭、アモルファスCu,ZnO,Cu−ZnO,Cr24−ZnO,Cuイオン交換型ゼオライトのいずれか一種又はこれらの組合わせであることを特徴とする燃料改質装置にある。
第8の発明は、第1乃至5のいずれか一つの改質触媒を用いて、燃料電池に供給する炭化水素系燃料中のS分を除去することを特徴とする炭化水素系燃料用の脱硫方法にある。
第9の発明は、炭化水素系燃料中のS分を吸着した第1乃至4のいずれか一つの改質触媒に酸素を含むガスを供給し、供給された酸素によって前記改質触媒から脱離したS分を吸着剤で吸着処理することを特徴とする改質触媒の再生方法にある。
第10の発明は、炭化水素系燃料を第6の発明の燃料改質装置により改質すると共にS分を除去し、該改質ガスを燃料電池において発電することを特徴とする炭化水素系燃料を用いた燃料電池システムにある。
本発明の硫黄化合物による被毒の少ない触媒及び触媒の再生方法を用いることにより、容易に安定した水蒸気改質性能を得ることができる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
本発明にかかる改質触媒は、水蒸気改質反応により燃料電池用原燃料を改質して燃料ガスとする活性金属が担持された担体からなる改質触媒であって、前記活性金属と共に、該活性金属よりもS吸着能力が高い金属を担持してなるものである。
ここで、前記活性金属としては、Ru又はNiを挙げることができる。そして、活性金属がRuの場合には、前記S吸着能力が高い金属としては、Pt,Rhのいずれか一方又は両方を該Ruと共に担体に担持してなるものである。また、RuとPt,Rhのいずれか一方又は両方との合金であってもよい。
また、前記活性金属がNiの場合には、前記S吸着能力が高い金属として、Pt,Rh,Ru,Ir,Inの少なくとも一以上を該Niと共に担体に担持してなるものである。又はこれらとNiとの合金であってもよい。
また、前記活性成分を担持する担体としては、例えばアルミナ、シリカ等の耐熱性の担体が好ましい。さらに、例えばアルミナ−シリカ、アルミナ−ジルコニア等の複合酸化物としてもよい。
前記Pt等のS吸着能力が高い金属の添加割合としては、0.005〜0.5%、より好ましくは0.01〜0.1%とするのがよい。これは0.005%未満であるとその効果が発現せず、一方、0.5%を超えて添加してもそのS吸着能力の更なる向上にならないからである。
この耐S性改質触媒の調整方法を以下に示す。
(調整法1)所定量のNi或いはRu硫酸塩水溶液にAl23などの耐熱性酸化物担体を浸漬させ、次いで水分を蒸発して得られる固形物を500〜700℃にて焼成する。
(調整法2)通常の改質触媒に塩化白金酸、ジニトロジアンミンPt水溶液をPtとして触媒重量比で0.01〜0.5%添加し、乾燥し、その後500〜700℃で焼成する。
(調整法3)前記調整法1の後に調整法2を続けて行うようにしてもよい。また、調整法1と2とを同時に行い、Ru等とPtを同時添加するようにしてもよい。
Ru等を活性成分としたものにPtを微量添加することで、RuよりもS分の吸着力が強いので、相対的にRu等への影響を回避することとなる。これにより、微量のS分であれば、脱硫剤等を用いることなく、S分吸着能力が高いPtで吸着処理することができる。
これにより、水蒸気改質触媒の活性成分に使用されているRuやNi等が被毒されにくいものとなり、水蒸気改質触媒の性能向上に寄与する。
また、改質触媒を調整する場合において、その調整原料として硫化塩を用い、耐S性を向上させるようにしてもよい。これは、触媒調整過程において、硫酸塩を用いることで硫酸根が触媒に残ることとなり、耐S性が向上すると推察される。
また、Ptに吸着させたS分はそのままの状態では吸着されたままとなるので、脱離させるようにして再生させることが好ましい。この再生方法について図1を参照して説明する。
図1は、燃料改質装置の概略図であり、該改質器本体の改質触媒部11の後流側に吸着部12を設け、該吸着部12にて脱離したSOx(SO2,SO3)を吸着するようにしている。すなわち、通常時においては、炭化水素(S分)をRuにて改質する際に、Ruに近接したPtによりS分がトラップされる。
そして、図2に示すように、再生時には少量の空気により、触媒燃焼を生じさせ、SO2として脱離したS分を吸着部12の吸着剤で吸着処理するようにしている。なお、図中符号13は担体(α−アルミナ)、符号14は活性成分(Ru)を図示する。
この吸着部12においてSOxが吸着されることでその後流側に設置したCO変成触媒での触媒の被毒を防止することができる。
前記吸着部12で用いる吸着剤としては、例えばアルミナ、活性炭等の物理吸着剤や、例えばアモルファスCu,ZnO,Cu−ZnO,Cr24−ZnO,Cuイオン交換型ゼオライト等の化学吸着剤を用いることができる。
以下、本発明の燃料改質装置を用いた燃料電池システムについて、図面を参照して説明する。
図3は、PEFC型燃料電池システムを示す概念図である。
図3に示すように、本実施形態に係るPEFC型燃料電池発電システム(PEFC発電システム)1000は、燃料ガス1001を供給する燃料極1002−1と、空気1003を供給する空気極1002−2と、冷媒1004を供給して作動時の電気化学反応に伴う発生熱を除去する冷却部1002−3とからなる燃料電池1002と、燃料極1002−1に供給する燃料ガス1001を原燃料1005から改質する燃料改質装置1006とを具備してなり、燃料極1002−1に供給した燃料により発電されて、燃料電池1002から直流電力1020を得ている。この発電システム1000は、図示しない制御システムにより、燃料電池の起動、発電、停止及び警報・保護を全自動で行うようにしている。
前記原燃料1005は、燃料改質装置1006にて改質される。ここで、前記原燃料1005の改質は、主として改質器1006−1を構成する改質器本体1006−1Aの改質触媒(耐S改質触媒)における水蒸気改質反応によって行われる。即ち、原燃料1005と水蒸気1009とを混合して改質触媒層に流通させ、改質器バーナ1006−1Bを用いて、例えば700〜800℃の温度で水蒸気改質反応を起こさせることにより行われる。前記改質触媒としては、前述したRu―Pt/Al23等を例示することができる。また、改質された改質ガスは、CO変成触媒部1006−2とPROx(PReferential Oxidation)触媒部1006−3とを通過して、燃料ガス1001としている。
また、前記冷媒1004の冷却ラインL1には、例えば水又は空気等を熱交する放熱部1010が設けられており、燃料電池発電における発熱の際に放熱するようにしている。また、本システムでは、前記放熱部1010等のように、前記燃料電池反応に付随して発生する熱を利用して各種の熱源とするようにしている。
図3のシステムにおいて、燃料電池発電の起動時の際には、改質器1006−1を構成する改質器バーナ1006−1Bに原燃料1005を供給して改質器本体1006−1Aを昇温させて、水蒸気改質に適した所定の温度条件とした後、原燃料1005を供給して燃料ガス1001に改質する。その後、燃料ガスはCO変性触媒部1006−2及びPROx触媒部1006−3を経て、COが除去された燃料ガス1001とされ、燃料極1002−1に供給され、発電が開始される。前記燃料極1002−1からの排出ガスは、未反応ガスを利用するために、改質器バーナ1006−1Bに送られここで燃焼される。
本PEFC型燃料電池の発電システムは、炭化水素中に存在するS分を改質触媒において吸着除去し、安定した改質触媒活性を維持することが可能となり、長期間に亙って安定且つ信頼性の高い燃料電池システムを提供することができる。
以下、本発明の効果を示す実施例について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
[触媒の調製方法]
耐S性改質触媒の調製は、粒径が約3mmの粒状α−アルミナにRu金属換算で所定量の1mol%硫酸ルテニウム水溶液を分散添加し、十分に攪拌しながら水分を蒸発させた。この硫酸ルテニウムを含んだアルミナ固形物を500℃で5時間焼成して酸化ルテニウムが担持されたRuO/α-アルミナを、α-アルミナの代わりにZrO2・Al23に変えたこと以外は同様な方法にてRuO/ZrO2・Al23を得た。また硫酸ルテニウムの代わりに硫酸ニッケルを用いたこと以外は同様の方法にてNiO/α-Al23、NiO/ZrO2・Al23を得た。
これらの触媒成分を担持した担体に塩化白金酸水溶液を所定量含浸して乾燥し、さらに500℃で5時間焼成し、触媒1〜4を得た。また、α-アルミナに硫酸ルテニウム及び塩化白金酸の混合水溶液を所定量含浸し、乾燥後、500℃で5時間焼成して触媒5を、担体をZrO2・Al23に変えたこと以外は同様の方法にて触媒6を調製した。
また、硝酸塩由来の触媒を触媒7とした。
比較として、硝酸塩由来のNi触媒にPtの担持がない場合を比較1、硫酸塩由来のRu触媒にPtの担持がない場合を比較2とした。
触媒リストを表1に示す。
Figure 2006239615
炭化水素の改質性能評価としては、固定床流通式リアクタを用いて表2に示す反応条件にて行った。
Figure 2006239615
なお、触媒性能の評価には下記のパラメータを用いた。
CH4反応率(%)=[(生成+CO2量(mol/h))/(原料CH4量(mol/h))]×100
評価は表2に示す条件にて連続100時間のメタンの水蒸気改質反応を行い、その後触媒の再生として表3に示す条件にて再生処理を行い、再び連続100時間の反応試験を繰り返して触媒性能を評価した。
各々の触媒のCH4反応率の低下度合について表4に示す。
Figure 2006239615
Figure 2006239615
表4の結果より本発明の触媒はメタンの水蒸気改質反応において安定した性能を示すことが明らかになった。
以上のように、本発明にかかる改質触媒は、炭化水素に含まれるS分がある場合でも改質触媒での被毒が少なくすることができ、安定した水蒸気改質を行うことができる燃料電池システムに用いて適している。
実施形態にかかる燃料改質装置の概略図である。 改質触媒の模式図である。 PEFC型燃料電池システムを示す概念図である。
符号の説明
1001 燃料ガス
1002 燃料電池
1005 原燃料
1006 燃料改質装置
1006−1 改質器
1006−2 CO変成触媒部
1006−3 PROx触媒部

Claims (10)

  1. 水蒸気改質反応により燃料電池用原燃料を改質して燃料ガスとする活性金属が担持された担体からなる改質触媒であって、
    前記活性金属と共に、該活性金属よりもS吸着能力が高い金属を担持してなることを特徴とする改質触媒。
  2. 請求項1において、
    前記活性金属がRuの場合、前記S吸着能力が高い金属がPt,Rhのいずれか一方又は両方を担持してなることを特徴とする改質触媒。
  3. 請求項1において、
    前記活性金属がNiの場合、前記S吸着能力が高い金属がPt,Rh,Ru,Ir,Inの少なくとも一以上を担持してなることを特徴とする改質触媒。
  4. 水蒸気改質反応により燃料電池用原燃料を改質して燃料ガスとする活性金属が担持された担体からなる改質触媒であって、
    硫酸塩由来の活性金属が担体に担持されていることを特徴とする改質触媒。
  5. 請求項4において、
    前記硫酸塩由来の活性金属と共に、該活性金属よりもS吸着能力が高い金属を担持してなることを特徴とする改質触媒。
  6. 燃料電池用の炭化水素系の原燃料を燃料ガスに改質する改質器本体と、改質された燃料ガス中のCOを変成するCO変成触媒部と、COを変成した後に残留するCOを除去するCO除去触媒部とを具備する燃料改質装置において、
    前記改質器本体が請求項1乃至4のいずれか一つの改質触媒を有すると共に、該改質器本体とCO変性触媒との間に、吸着剤を有する吸着部を設けたことを特徴とする燃料改質装置。
  7. 請求項6において、
    前記吸着剤が、アルミナ、活性炭、アモルファスCu,ZnO,Cu−ZnO,Cr24−ZnO,Cuイオン交換型ゼオライトのいずれか一種又はこれらの組合わせであることを特徴とする燃料改質装置。
  8. 請求項1乃至5のいずれか一つの改質触媒を用いて、燃料電池に供給する炭化水素系燃料中のS分を除去することを特徴とする炭化水素系燃料用の脱硫方法。
  9. 炭化水素系燃料中のS分を吸着した請求項1乃至4のいずれか一つの改質触媒に酸素を含むガスを供給し、供給された酸素によって前記改質触媒から脱離したS分を吸着剤で吸着処理することを特徴とする改質触媒の再生方法。
  10. 炭化水素系燃料を請求項6の燃料改質装置により改質すると共にS分を除去し、該改質ガスを燃料電池において発電することを特徴とする炭化水素系燃料を用いた燃料電池システム。
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