JP2006239589A - 窒素化合物の処理方法 - Google Patents

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雅之 田畑
Ichiro Toyoda
一郎 豊田
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Abstract

【課題】 パルス電解法による窒素化合物の処理方法であって、簡単な手法によって電流効率を向上して消費電力の節減を達成することができる処理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 陽極20と陰極30との間にパルス電圧を印加することによって被処理水15中の窒素化合物を電解処理する窒素化合物の処理方法であって、パルス電圧制御手段60によって前記パルス電圧のパルス幅およびデューティ比を所定の範囲に制御することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パルス電解法を用いて窒素化合物を分解する処理方法に関し、特に、アンモニアの分解に好適な処理方法に関する。
例えば、排水中のアンモニア分解方法としては、直流電解による方法がある。陽極にて(1)式の反応によってClを生成した後、アンモニアは下記式により窒素まで分解されることは公知である。
2Cl→Cl+2e (1)
Cl+HO→HClO+H+Cl (2)
NH+HOCl→NHCl+HO (3)
NHCl+HOCl→NHCl+HO (4)
NHCl+NHCl→N+3H+3Cl (5)
計 2NH+6Cl→N+6H+6Cl+6e (6)
ここで、従来の直流電解法について、実験結果(図7)を参照してさらに説明する。
図7(a)は実験装置の概略図であり、図7(b)はその実験結果を示す図である。
実験条件は、N−NH濃度が900(mg/l)になるようにNHCl試薬を蒸留水に添加し、NaCl試薬にて導電率2(S/m)になるようにし、この溶液1を処理槽2内に流入し、処理槽2内に設置した陽極3と陰極4とに直流電源5を接続して電気分解を行った。
図7(b)の横軸は、供給電荷量(クーロン:C)であり、縦軸は、アンモニア濃度の実験値と3電子反応で計算される理論値である。この図7(b)からわかるように、直流電解によるアンモニア分解では、理論値に対して実験値の電流効率は60%程度と低いものであった。
また、パルス電解法については、特許文献1、特許文献2に示されているように公知の処理方法である。
特許文献1には、各種排水に含まれる硝酸態窒素を電気化学的に除去するために、陽極と陰極との間にパルス電圧を加える発明が示されている。
また、特許文献2には、排水から窒素化合物を除去するために、陽極と陰極との間に所定の最大値と最小値との間で周期的に変化し、かつ最小値を少なくとも零より高い電圧とする発明が示されている。
特開2002−186972号公報(段落0005) 特開2003−62577号公報(段落0007)
しかしながら、特許文献1に示された発明には、パルス電圧を印加することは示されてはいるものの、分解効率をさらに高めるためのパルス電圧の供給方法については示されてなく、さらなる分解効率の向上を得ることは難しいものである。
また、特許文献2に示された発明においても、パルス電圧を印加することは示されているものの、零より高い最小値を印加しなければならず、制御、装置が複雑化する傾向がある。
そこで、本発明は、これら背景に鑑みてなされたものであり、パルス電解法による窒素化合物の処理方法であって、簡単な手法によって電流効率を向上して消費電力の節減を達成することができる処理方法を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、陽極と陰極との間にパルス電圧を印加することによって被処理水中の窒素化合物を電解処理する窒素化合物の処理方法であって、パルス電圧制御手段によって前記パルス電圧のパルス幅およびデューティ比を所定の範囲に制御することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、陽極と陰極との間にパルス電圧を印加することにより、電解反応に関与する電極の表面上に、高い電荷密度領域を一時的に形成し、電極近傍の局所に高い濃度のHClOを効率よく形成し、処理対象水全体のHClO濃度を高めることなくアンモニアの分解を進めることができる。
さらに、パルス電圧のパルス幅およびデューティ比を所定の範囲に制御することによって、分解効率の高いパルス特性とすることが可能になり、簡単な手法で窒素化合物の処理効率を高めることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の窒素化合物の処理方法であって、前記パルス電圧制御手段によって前記パルス幅が2μsec〜300μsecの範囲であって、デューティ比が0.2%〜30%の範囲に制御されることを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、パルス幅が1μsecおよびデューティ比が0.1%以下の場合には、ほとんど電気分解作用を得ることができないため、パルス幅2μsecおよびデューティ比0.2%以上が必要となる。また、パルス幅が300μsecおよびデューティ比が30%を超えると、直流電解と同じようになり、消費電力の増大および分解効率の低下を生じはじめる。
このため、パルス幅が2μsec〜300μsecの範囲であって、デューティ比が0.2%〜30%の範囲に制御することによって、高い効率で窒素化合物を分解処理することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の窒素化合物の処理方法であって、前記パルス電圧制御手段によって前記パルス電圧が複数パルスを一束として印加するバースト的印加とされることを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、一度のパルスで電流を供給すると抵抗に対する電圧が高くなるが、複数パルスを一束として印加することで、小さい電圧で済む。すなわち、一度のパルスでの全供給電荷量と複数パルスを一束としての全供給電荷量とを同等としつつ、パルス電圧を下げることが出来るため、低電力化を図ることができる。
請求項4に係る発明は、陽極と陰極との間にパルス電圧を印加することによって被処理水中の窒素化合物を電解処理する窒素化合物の処理方法であって、前記陽極と陰極との間にコンデンサを挿入したことを特徴とする。
請求項4に係る発明によれば、コンデンサを挿入することでパルス印加時の電圧を低く抑えることができ、低電力化を図ることができる。
すなわち、コンデンサによってパルス印加直後の陽極と陰極との間の抵抗が低下した状態となるため、電流一定の基ではパルス印加時の電圧を低く抑えることができる。
具体的には、コンデンサがないと、供給電流に対し、処理水の溶液抵抗:Rに対応する電圧が必要である。このため、電圧が高められる状態となる。しかし、コンデンサがあると、溶液抵抗:Rに対し、コンデンサー容量:Cに対する抵抗が並列に挿入されることになるため、パルス電源からみた抵抗はR/(1+jωCR)になるため、容量の大きいコンデンサを付与することにより、電圧を低減させることが出来る。ここで、ωは角周波数である。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明であって、前記コンデンサの容量が電極表面積に対して、1μF/cm以上であることを特徴とする。
請求項5に係る発明によれば、1μF/cm以上の容量のコンデンサを挿入することによって、また、コンデンサー容量が大きいほど、印加電圧を下げることが可能であり、コンデンサ挿入による低電力化を効果的に得ることができる。
請求項6に係る発明は、陽極と陰極との間にパルス電圧を印加することによって被処理水中の窒素化合物を電解処理する窒素化合物の処理方法であって、前記陽極または陰極に前記処理水からの逆電流を阻止するようにダイオードを挿入することを特徴とする。
請求項6に係る発明によれば、パルスのOFF時に電源側へ電流が逆流することを防止して、電源から電極に供給した電荷を無駄なく電気分解に寄与させることができる。この結果、電流効率の悪化を防止して消費電力を節減することができる。
本発明の請求項1に係る窒素化合物の処理方法によれば、パルス電圧のパルス幅およびデューティ比を所定の範囲に制御することによって、簡単に窒素化合物の処理効率を高めることができる。さらに、好ましくは、パルス幅が2μsec〜300μsecの範囲であって、デューティ比が0.2%〜30%の範囲に制御することによって、高い効率で窒素化合物を分解処理することができる。また、パルス電圧をバースト的に印加することによって、パルス電圧を下げることができ、低電力化を図ることができる。
請求項4に係る窒素化合物の処理方法によれば、陽極と陰極との間にコンデンサを挿入することによって、パルス電圧印加時の電圧を低く抑えることができ、低電力化を図ることができる。また、好ましくは、1μF/cm以上とすることによって、低電力化を効果的に達成することができる。
請求項6に係る窒素化合物の処理方法によれば、陽極または陰極に処理水からの逆電流を阻止するようにダイオードを挿入し、パルスOFF時に電源側へ電流が逆流することを防止して、電流効率の悪化を防止して消費電力を節減できる。
次に、本発明の実施の形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
参照する図面において、図1は、本発明に係る窒素化合物の処理方法を実施する処理装置の第1実施形態を示す概略図であり、(b)、(c)は、パルス電圧の波形を示す説明図である。図2は、第1実施形態の装置を用いてパルス電圧のパルス幅、デューティ比の比較を示す実施結果の図である。図3は、第2実施形態を示す説明図であり、(a)は、処理装置の概略図であり、(b)は、コンデンサの容量の比較を示すための実施結果を示す図である。図4は、第2実施形態の実施結果を示す図、図5は、第2実施形態における理論値との比較を示す実施結果の図である。図6は、第3実施形態を示す説明図であり、(a)は、処理装置の概略図であり、(b)は、ダイオードの挿入効果を示す説明図である。
図1(a)に示すように、窒素化合物の処理方法を実施するための処理装置1は、内部に図示しない排水の流入口と流出口とを有する処理槽10、この処理槽10内に被処理水15に少なくとも一部が浸漬するように対向して配置される一対の電極、すなわち陽極20と、陰極30と、この電極にパルス電圧を供給するパルス電源50とを備えて構成されている。さらに、パルス電源50は、直流電源40と、電極へのパルス電圧の供給を制御するパルス関数発生器60(パルス電圧制御手段)と、パルス関数発生器60からの信号に基づいて直流電源40の電圧をパルス波形に変換するトランジスタ部65とを備えて構成されている。
また、被処理水15は、窒素化合物のうちアンモニアを対象とし、電極は一般的な次亜塩素酸発生電極からなり、例えば、陽極20は、白金(Pt)、または白金(Pt)とタンタル(Ta)、イリジウム(Ir)、パラジウム(Pd)、ルテニウム(Ru),バナジウム(V)等との合金、または複合酸化物から構成されている。陰極30は、チタン(Ti)、炭素(C)、ステンレス鋼、銅(Cu)、タングステン(W)、またはこれらの合金から構成されており、対象物がアンモニアでなく硝酸態窒素を対象とするときには、陰極30は、銅系、鉄系によって構成されることが好ましい。
以上の構成により、処理槽10内にアンモニアを含む被処理水15を貯留し、直流電源40をONするとともに、パルス関数発生器60をONすると、陽極20、陰極30にパルス電圧が発生する。図1(b)に示すように、パルス電圧の波形は、ON−OFF信号のパルス信号であり、ON時には一定電圧を生じ、OFF時には特に電位をかけずにゼロ状態、またはフローティング状態である。
陽極20と陰極30との間にパルス電圧を印加すると、電解反応に関与する電極表面上に、高い電荷密度領域を形成し、陽極20の電極近傍の局所に高い濃度のHClOを形成する。このことによって、処理対象溶液全体のHClO濃度を高めることなくアンモニア分解を進めることができる。
次に、パルス電圧のパルス波形の最適条件について、実施結果を参照して説明する。
表1は、本装置のパルス電源50のパルス関数発生器60によって、パルス電圧のパルス幅およびデューティ比を変えた実施条件を示す。
Figure 2006239589
実施結果を図2に示す。図2は、横軸に供給電荷量(電流掛×時間)をとり、縦軸にアンモニア濃度をとり、この縦軸に示されたアンモニア濃度の減少量から分解効率を比較した。図2に示すように、実施例1の条件の場合には、理論値に対して90%以上の電流効率で分解したことがわかった。また、比較例1の条件の場合には、ほとんどアンモニア濃度の低下はなく、電解処理が行なわれなかったことがわかった。さらに、比較例2の条件の場合には、従来の直流電解法による分解効率(図7参照)と同様の効率となっており、直流電源を印加したのと同様であることがわかった。
従って、パルス幅が1μsecおよびデューティ比が0.1%以下の場合には、ほとんど電気分解機能を得ることができないため、パルス幅2μsecおよびデューティ比0.2%以上が必要となる。また、パルス幅が300μsecおよびデューティ比が30%を超えると、直流電解と同じようになり、消費電力の節減および分解効率の向上は期待できなくなる。このため、パルス幅が2μsec〜300μsecの範囲であって、デューティ比が0.2%〜30%に制御することによって、パルス電圧印加の効果を期待でき、高い効率で窒素化合物を分解処理することができる。そして、最も好ましくは、実施例1の条件(周波数1KHz、パルス幅10μsec、デューティ比1%)の場合であり、90%以上の電流効率で分解することができる。
また、図1(c)に示すように、パルス電圧が複数パルスを一束として印加するバースト的印加とすることも、パルス電源50のパルス関数発生器60によって可能であり、この場合には、一度のパルス電圧で電流を供給すると電圧が高くなってしまうが、複数パルスを一束として印加することで、小さい電圧で済む。すなわち、一度のパルスでの全供給電荷量と複数パルスを一束とする全供給電荷量とを同等としつつ(電解能力としては同等)、パルス電圧を下げることが出来るため、低電力化を図ることができる。
次に、窒素化合物の処理方法を実施するための処理装置1についての、第2実施形態にについて図3を参照して説明する。図3(a)に示すように、陽極20と陰極30との間にコンデンサ70を挿入した構成である。
前記第1実施形態では、供給電流から見たときに高い電流効率(90%以上)を得ることができることを説明したが、一般にパルス電圧をかけると、一定の電解を生ずるために必要な電流値をうる電圧よりも高い電圧が一瞬電極にかかるため、電力から見るとロスを生じていることとなる。そこで、コンデンサ70を挿入することでパルス印加時の電極電圧を低く抑えることができる。すなわち、コンデンサ70によってパルス印加直後の陽極20と陰極30との間の抵抗を下げて、電解に必要な電流は確保しつつパルス印加時の電極電圧を低く抑えることができる。
別の観点から説明をすれば、コンデンサ70がないと、処理水に直接電流がかけられた状態となるが電流が一時に流れきれずに、電圧が高められる。しかし、コンデンサ70があると、一時的にコンデンサ70が電流の流れを肩代わりし、コンデンサ70に電流が流れ込み電圧が高くなることを抑え、その後パルスがOFFいる間に陽極20へ電流が戻り、電解処理がおこなわれる。
従って、コンデンサ70を挿入することでパルス印加時の電極電圧を低く抑えることができ、低電力化を図ることができる。
図3(b)は、本実施形態における装置を用いて、コンデンサ70の容量を0μF、100μF、1000μFとした場合のパルス電圧波形をオシロスコープで観測した結果を示す。この結果からわかるように、コンデンサ70の挿入によって電極電圧が低く抑えられていることがわかった。さらに、コンデンサの容量を大きくすれば、それだけ電極電圧も低くなることがわかった。
また、図4は、コンデンサの容量を変えたときの抵抗値を示したものである。横軸は外付けしたコンデンサ70の容量を示し、縦軸は、パルスを印加したときから10μsec後の電極間の抵抗値を示すものである。この図4からわかるように、コンデンサ70の容量を大きくすれば、それだけ抵抗値も下がることがわかった。
また、本実施形態における実施例での電極面積が100cmであったことと、図4のコンデンサ容量が100μF以上で低い抵抗値が得られたことから、コンデンサ70の容量は、1μF/cm以上であることが好ましい。
図5は、本実施形態における実施例の実施結果を示している。図5からわかるように、第1実施形態の実施結果ほど電流効率は高くはないが、電極電圧を約35Vから約6Vまで下げることができるため(図3(b)、1000μF参照)、低電力化することができた。その結果、消費電力を節約することができた。
次に、窒素化合物の処理方法を実施するための処理装置1についての、第3実施形態にについて図6を参照して説明する。図6(a)に示すように、陽極20にダイオード80を挿入した構成である。
このように構成することによって、パルスOFF時にパルス電源50側へ電流が逆流することを防止して、電源から電極に供給した電荷を無駄なく電気分解に寄与させることができる。この結果、電流効率が悪化することを防止して、消費電力の節減を達成することができる。
図6(b)に示すように、仮にダイオード80が設けられていない場合には、パルス電圧をONからOFFへ切り換えたときに、OFF状態の電位を積極的にかけていないため、陽極20からパルス電源50側へ電流が逆流し、本来ならV1ある電圧がV2に下がってしまうおそれがある。
従って、このような電流の逆流を防止するために、ダイオード80を陽極20に設けている。
このような構成によって、パルス電源50から供給された電荷を無駄なく電解反応に寄与させることができ、消費電力の節減を達成することができる。
なお、ダイオード80は、陽極20でなく、陰極30に設けても同様の効果を有するまた、トランジスタ部65が機能的に逆流防止機能を有していれば、ダイオード80を設けなくても同様の効果を有することができる。ダイオード80を設けずに同様の効果を得ることができるため、装置の簡素化がなされる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明に係る窒素化合物の処理方法を実施する処理装置の第1実施形態を示す概略図であり、(b)、(c)は、パルス電圧の波形を示す説明図である。 第1実施形態の装置を用いた実施結果を示す図である。 本発明に係る窒素化合物の処理方法を実施する処理装置の第2実施形態を示す説明図であり、(a)は、処理装置の概略図であり、(b)は、コンデンサの容量の比較実施結果を示す図である。 第2実施形態の実施結果を示す図である。 第2実施形態の実施結果を示す図である。 本発明に係る窒素化合物の処理方法を実施する処理装置の第3実施形態を示す説明図であり、(a)は、処理装置の概略図であり、(b)は、ダイオードの挿入効果を示す説明図である。 従来の直流電解法の説明図であり、(a)は、処理装置の概略図であり、(b)は、実験結果を示す図である。
符号の説明
1 処理装置
10 処理槽
15 被処理水(窒素化合物)
20 陽極
30 陰極
40 直流電源
50 パルス電源
60 パルス関数発生器(パルス電圧制御手段)
65 トランジスタ部
70 コンデンサ
80 ダイオード

Claims (6)

  1. 陽極と陰極との間にパルス電圧を印加することによって被処理水中の窒素化合物を電解処理する窒素化合物の処理方法であって、パルス電圧制御手段によって前記パルス電圧のパルス幅およびデューティ比を所定の範囲に制御することを特徴とする窒素化合物の処理方法。
  2. 請求項1に記載の窒素化合物の処理方法であって、前記パルス電圧制御手段によって前記パルス幅が2μsec〜300μsecの範囲であって、デューティ比が0.2%〜30%の範囲に制御されることを特徴とする請求項1に記載の窒素化合物の処理方法。
  3. 請求項1に記載の窒素化合物の処理方法であって、前記パルス電圧制御手段によって前記パルス電圧が複数パルスを一束として印加するバースト的印加とされることを特徴とする請求項1に記載の窒素化合物の処理方法。
  4. 陽極と陰極との間にパルス電圧を印加することによって被処理水中の窒素化合物を電解処理する窒素化合物の処理方法であって、前記陽極と陰極との間にコンデンサを挿入したことを特徴とする窒素化合物の処理方法。
  5. 前記コンデンサの容量が電極表面積に対して1μF/cm以上であることを特徴とする請求項4に記載の窒素化合物の処理方法。
  6. 陽極と陰極との間にパルス電圧を印加することによって被処理水中の窒素化合物を電解処理する窒素化合物の処理方法であって、前記陽極または陰極に前記処理水からの逆電流を阻止するようにダイオードを挿入することを特徴とする窒素化合物の処理方法。
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JP2010274242A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Graduate School For The Creation Of New Photonics Industries 家庭用排水浄化装置

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