JP2006238255A - 情報出力装置及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 顧客等による出力態様の変更を可能としつつも、出力態様が変更された状態で放置されることを防止する情報出力装置、表示装置、及び情報出力方法を提供する。
【解決手段】 現在の画質調整パラメータが、ダイナミックモードの画質調整パラメータから他のパラメータに変更されたか否かを検出し、変更されたことを検知した場合、変更後の画質調整パラメータをダイナミックモードの画質調整パラメータに戻して画像を出力させる。
【選択図】 図1

Description

本願は、情報出力装置が出力する画質、音質等の出力態様の改変防止等の技術分野に関する。
従来、ディスプレイ装置等の表示装置に代表される情報出力装置は、操作パネルやリモコン等を所有者が操作することにより、出力される画像や音声等の情報の出力態様を変更し、所有者の好みに設定することができるようになっている。
ここで、出力態様とは、例えば、画像のコントラスト、明るさ、色の濃さ等、出力される音声の音量、音質、ステレオ/モノラル、左右バランス等、その他出力されるチャンネルや放送局、演奏順序等、所有者等によって変更可能とされる各種の状態により定められ、情報出力装置により出力される情報の質、内容等をいう。
また、特許文献1に開示された映像信号処理装置においては、コントラスト情報がD/A(デジタル/アナログ)変換、A/D(アナログ/デジタル)変換されないような構成とし、ダイナミックγ処理回路が直接コントラスト情報を用いて処理することにより、S/N比を改善し、ガンマ補正を正確にすることを実現している。
このような技術を背景として、情報出力装置の画質、音質等の出力品質は飛躍的に改良されてきており、それに伴い、設定変更可能となる出力態様の範囲も広範になってきている。
特開平8−190363号公報
ところで、販売店や展示会場等において、情報出力装置を展示するような場合には、販売促進等の観点から、展示品を目立たせたり、特徴を強調する等の理由により、画像のコントラストを極端に高くしたり明るくする等、派手目の出力態様に設定する場合がある。
しかしながら、従来の情報出力装置は、出力態様を自由に変更することができるため、例えば、顧客や見学者等が展示された当該装置の出力態様を変更し、その変更された状態が放置された場合には、販売促進等の観点からは好ましくない状態になるという問題があった。その一方、顧客や見学者等は、当該装置の性能等を確認するために、出力態様を変更するという事情もあるため、出力態様の変更を一律に禁止することは、販売促進等の観点から妥当ではない。
そこで、本願は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題としては、顧客等による出力態様の変更を可能としつつも、出力態様が変更された状態で放置されることを防止する情報出力装置及び表示装置を提供することが、その一例として挙げられる。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、情報の出力態様を設定するための設定情報に基づいて当該情報を出力する情報出力装置において、前記設定情報が、予め設定された特定の前記出力態様で前記情報を出力するための前記設定情報である特定設定情報から、他の前記出力態様で前記情報を出力するための他の前記設定情報に変更されたか否かを検知する変更検知手段と、前記設定情報が前記特定設定情報から前記他の設定情報に変更されたことが検知された場合、当該変更後の設定情報を元の前記特定設定情報に戻して前記情報を出力させる復帰手段と、を備えることを特徴とする。
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか一項に記載の情報出力装置を出力手段として備え、前記出力手段は画像情報を出力し、更に、前記出力された画像情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする。
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、情報の出力態様を設定するための設定情報に基づいて当該情報を出力する情報出力方法において、前記設定情報が、予め設定された特定の前記出力態様で前記情報を出力するための前記設定情報である特定設定情報から、他の前記出力態様で前記情報を出力するための他の前記設定情報に変更されたか否かを検知する変更検知工程と、前記設定情報が前記特定設定情報から前記他の設定情報に変更されたことが検知された場合、当該変更後の設定情報を元の前記特定設定情報に戻して前記情報を出力させる復帰工程と、を備えることを特徴とする。
次に、本願を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、デジタルチューナー内蔵プラズマディスプレイテレビに対して本願を適用した場合の実施の形態である。
なお、図1は本実施形態に係るデジタルチューナー内蔵プラズマディスプレイテレビの概要構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係るデジタルチューナー内蔵プラズマディスプレイテレビ(以下、単にプラズマディスプレイと称する。)は、本実施形態に係るプラズマディスプレイの各部を制御するマイクロコンピュータ1と、顧客等が操作パネルに配置されたボタン等を操作した内容をマイクロコンピュータ1に通知する操作部2と、本実施形態に係る特定設定情報を記憶するE2PROM(E squared Programmable Read Only Memory)3と、本実施形態に係る動作モードと設定情報を記憶するフラッシュメモリ4と、受信した放送信号をコンポジット信号として出力するチューナー部5と、図示しないA/D(Analog/Digital)変換部によりアナログ信号からデジタル信号に変換されたコンポジット信号から輝度(Y軸)と色信号(C)を分離するY/C分離部6と、色差信号Cb、Crを生成するクロマ復調部7と、当該コンポジット信号、及び図示しないA/D変換部によりアナログ信号からデジタル信号に変換されたコンポーネント信号の輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crに基づいてRGB(Red Green Blue)信号を生成するマトリクス回路8と、マトリクス回路8から出力されたRGB信号を処理することにより画質調整を行う画質調整部9と、画質調整部9から出力された画像信号を入力し、所定の画像を表示出力するPDP(Plasma Display Panel)10と、により構成されている。
なお、本実施形態に係るマイクロコンピュータ1、操作部2、E2PROM3、フラッシュメモリ4、チューナー部5、Y/C分離部6、クロマ復調部7、マトリクス回路8、及び画質調整部9は本願に係る出力手段を構成し、また、PDP10は表示手段を構成する。
本実施形態における出力態様は、PDP10が出力する画像の画質であり、輝度信号Y出力レベル、色差信号Cb、Cr出力レベル、R、G、B出力レベル、ホワイトバランス等の画質調整パラメータを内容とする設定情報により定められる。
また、本実施形態における出力態様を示す画質モードとしては、ダイナミックモード、標準モード及びマニュアルモードの3種類が用意されている。ここで、ダイナミックモードとは、PDP10が出力する画像の明るさ、コントラスト、色の濃さ等のレベルを高くするために各画質調整パラメータが特定設定情報として予め設定された画質モードである。また、標準モードとは、画像の明るさ、コントラスト、色の濃さ等のレベルが中間ぐらいになるように各画質調整パラメータが特定設定情報として予め設定された画質モードである。そして、マニュアルモードとは、顧客等が操作部2を操作することにより、各画質調整パラメータを任意に変更することのできる画質モードである。
そして、本実施形態における動作モードとしては、復帰手段による設定情報の戻し動作を行う動作モードとしての店頭モードと、復帰手段による設定情報の戻し動作を行わない動作モードとしてのユーザーモードが用意されている。ここで、店頭モードとは、プラズマディスプレイを販売店等において展示することを想定した動作モードであり、予め設定された画質としてダイナミックモードに対応し、顧客等により画質が変更された場合には、10分経過後にダイナミックモードの画質に復帰するようになっている。また、ユーザーモードとは、一般ユーザーがプラズマディスプレイを購入した後、自宅等で使用する際に、好みの画質に変更することを想定した動作モードであり、予め設定された画質として標準モードに対応する。
マイクロコンピュータ1は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等により構成されており、ROMに記憶されているプログラムをCPUが読み出し実行することにより、本実施形態に係るプラズマディスプレイを制御するとともに、変更検知手段、復帰手段、動作モード識別手段及び復帰制御手段、として機能するようになっている。
操作部2は、顧客等が直接操作できる電源スイッチ、音量調整ボタン、チャンネル切替ボタン及び画質調整のための各種ボタン等の他、リモコンを顧客等が操作することにより、当該リモコンから送信される赤外線信号を受信する受光部を備え、顧客等による操作内容がマイクロコンピュータ1に通知される。
E2PROM3は、ダイナミックモード及び標準モード夫々に対応する画質調整パラメータを記憶している。E2PROM3は書き換え可能なROMであるため、例えば、画質に関する仕様が変更されたような場合には、製品出荷時に画質調整パラメータを書き換えるということも可能である。
フラッシュメモリ4は、マイクロコンピュータ1が識別した動作モード及び現在の出力画質を設定する画質調整パラメータを記憶しており、プラズマディスプレイの電源を切っても、これらの情報は消去されないようになっている。
マイクロコンピュータ1は、顧客等による操作部2の画質モード変更操作によりダイナミックモード又は標準モードが選択されると、E2PROM3から選択された画質モードに対応する画質調整パラメータを読み込み、フラッシュメモリ4に記憶する。また、顧客等による操作部2の画質モード変更操作によりマニュアルモードが選択され画質調整パラメータが変更されると、マイクロコンピュータ1は、フラッシュメモリ4に記憶されている画質調整パラメータを書き換える。
そして、マイクロコンピュータ1は、フラッシュメモリ4が記憶している輝度信号出力レベル及び色差信号Cb、Crの出力レベルの調整パラメータをクロマ復調部7に、R、G、B出力レベルの調整パラメータをマトリクス回路8に、ホワイドバランスの調整パラメータを画質調整部9に夫々送出する。そして、クロマ復調部7、マトリクス回路8、画質調整部9は受け取った画質調整パラメータに従って夫々の処理を実行する。
チューナー部5は、顧客等による操作部2のチャンネル操作により選択された放送に対応した信号を図示しないテレビアンテナを通じて受信し、その放送信号に含まれる画像信号をコンポジット信号としてY/C分離部6に出力し、又はコンポーネント信号としてマトリクス回路8に出力する。
ただし、一部の放送信号はスクランブルがかけられており、B−CAS(登録商標:BS Conditional Access Systems)カード100をチューナー部5に装着すると、チューナー部5は当該カードに埋め込まれたICチップに記録されている識別番号を読み出し、この識別番号に基づきスクランブルを解除して、適切な画像信号を出力することができるようになっている。
ここで、B−CASカード(以降、適宜カードとも称する。)とは、地上デジタルテレビ放送、BSデジタル放送、及びCSデジタル放送等の各種放送を受信するために必要なカードであり、株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズにより発行、運用及び管理がなされている。
カード100には、上述したように当該カードの所有者を識別するための識別番号が記録されたIC(Integrated Circuit)チップが埋め込まれている。また、カード100は、一般ユーザー用、製造メーカー用及び店舗用に区分され、当該カードに記録されている識別番号の番号帯によって識別できるようになっている。この識別番号は20桁の数字からなり、その上位5桁目から8桁目までの4桁が所有者の区分を示している。この4桁の番号が1000番台、2000番台、及び3000番台の場合は一般ユーザー用、0000番台の場合は製造メーカー用、4000番台の場合は店舗用となっている。
そして、一般ユーザー用及び製造メーカー用カードはユーザーモードに、店舗用は店頭モードに夫々対応しており、カード100をチューナー部5に装着すると、マイクロコンピュータ1は動作モード識別手段によりカード100に記録されている識別番号を認識し、その認識した識別番号の番号帯に基づいて動作モードを識別する。なお、カード100が装着されていない場合にはユーザーモードで動作する。
次に、本実施形態に係るプラズマディスプレイの動作について説明する。先ず、電源が投入されてから画質が変更されるまでの動作を図2を用いて説明する。なお、図2は、電源が投入されてから画質が変更されるまでにおける、マイクロコンピュータ1の処理の一例を示すフローチャートである。
顧客等による操作部2の電源スイッチ操作により電源投入された場合、マイクロコンピュータ1は図2に示すように、チューナー部5にカード100が装着されているか否かを判定し(ステップS1)、カード100が装着されていない場合(ステップS1:NO)、マイクロコンピュータ1は動作モードをユーザーモードと識別する(ステップS5)。
カード100が装着されている場合(ステップS1:YES)、マイクロコンピュータ1はカード100の識別番号を認識する(ステップS2)。ここで、認識した識別番号の番号帯が4000番台であるか否かを判定し(ステップS3)、番号帯が4000番台である場合、すなわちカード100が店舗用である場合(ステップS3:YES)、マイクロコンピュータ1は動作モードを店頭モードと識別する(ステップS4)。番号帯が4000番台以外である場合、すなわちカード100が一般ユーザー用又は製造メーカー用である場合(ステップS3:NO)、マイクロコンピュータ1は動作モードをユーザーモードと識別する(ステップS5)。
そして、マイクロコンピュータ1は、識別した動作モードとフラッシュメモリ4に記憶されている動作モードとを比較し(ステップS6)、両者が同一の場合は(ステップS6:YES)ステップS8に移行し、両者が異なる場合には(ステップS6:NO)、識別した動作モードに対応した画質モードの画質調整パラメータをE2PROM3から読み出し、フラッシュメモリ4に記憶されている画質調整パラメータを書き換え、フラッシュメモリ4に記憶されている動作モードを識別した動作モードに書き換える(ステップS7)。
そして、ステップ8において、マイクロコンピュータ1は、フラッシュメモリ4に記憶されている画質調整パラメータを読み出し、クロマ復調部7、マトリクス回路8及び画質調整部9に送出する。クロマ復調部7、マトリクス回路8及び画質調整部9は画質調整パラメータに従って夫々信号処理を行い、最終的に画質調整部9から出力された信号に従ってPDP10が画像を表示出力する(ステップS9)。その後、マイクロコンピュータ1は、操作部2から操作内容の受信待ちを行う(ステップS10)。
このように、識別した動作モードが前回の電源投入時に識別したものと異なる場合には、今回識別した動作モードに対応した画質で画像を出力する。このようにすることで、例えば、一般の顧客等が店頭展示品を購入し、それを自宅で使用するために、店舗用から一般ユーザー用にカードの差し替えが行われるような場合には、顧客等による画質変更操作を伴わずに適切な出力態様で画像を出力することができる。
ステップS10における操作内容の受信待ちにおいて、マイクロコンピュータ1は、顧客等による操作部2の操作が行われることにより、その操作内容を操作部2から受信する。
そして、操作内容が電源OFFであるか否かを判定し(ステップS11)、操作内容が電源OFFである場合は(ステップS11:YES)、プラズマディスプレイの動作を停止し、電源OFFでない場合は(ステップS11:NO)、ステップS12に移行する。
ステップS12において、マイクロコンピュータ1は、操作内容が画質調整パラメータ変更であるか否かを判定し、画質調整パラメータ変更である場合は(ステップS12:YES)、ステップ13に移行し、画質調整パラメータ変更でない場合は(ステップS12:NO)、ステップS10に移行する。
ステップ13において、マイクロコンピュータ1は、フラッシュメモリ4に記憶している画質調整パラメータの書き換えを行う。
そして、変更後の画質調整パラメータをクロマ復調部7、マトリクス回路8及び画質調整部9に送出すると(ステップS14)、クロマ復調部7、マトリクス回路8及び画質調整部9は変更後の画質調整パラメータに従って夫々信号処理を行い、最終的に画質調整部9から出力された信号に従ってPDP10が画像を表示出力する(ステップS15)。
次いで、フラッシュメモリ4に記憶されている動作モードが店頭モードであるか否かを判定し(ステップS16)、店頭モードである場合は(ステップS16:YES)、ステップS17に移行し、店頭モードでない場合は(ステップS16:NO)、ステップS10に移行する。
ステップS17において、マイクロコンピュータ1は、画質の復帰待ち時間として600000ミリ秒(10分×60秒×1000ミリ)をマイクロコンピュータ1のRAMに設定する。そして、後述するタイマ割り込みによって画質の復帰処理を行うための設定を行う(ステップS18)。具体的には、タイマ割り込みルーチンのアドレス情報がマイクロコンピュータ1のRAMに記憶されており、この情報を復帰処理を行うルーチンの先頭アドレスに書き換える。
その後、マイクロコンピュータ1はステップ10に移行し、操作部2から操作内容の受信待ちを行う。
次に、変更された画質を復帰する場合の動作を図3を用いて説明する。なお、図3は、変更された画質を復帰する場合における、マイクロコンピュータ1の処理の一例を示すフローチャートである。
マイクロコンピュータ1内部のタイマ回路は、10ミリ秒毎にタイマ割り込み信号を出力している。このタイマ割り込み信号をCPUが受信すると、マイクロコンピュータ1は、現在行っている処理を一時中断し、タイマ割り込みルーチンのアドレス情報に基づいて、タイマ割り込み時に必要な処理を行う。ここで、動作モードが店頭モードであるときに、画質が変更された場合、ステップS18における書き換えにより、タイマ割り込みルーチンのアドレス情報は復帰処理を行うルーチンの先頭アドレスを示しているので、マイクロコンピュータ1は、以下に説明する復帰処理を行う。
マイクロコンピュータ1は、図3に示すように、上記画質変更時に設定された復帰待ち時間を10ミリ秒分減算して書き換える(ステップS51)。そして、減算した復帰待ち時間が0であるか否かを判定し(ステップS52)、0である場合は(ステップS52:YES)、ステップS53に移行し、0でない場合は(ステップS53:NO)、割り込み処理を終了する。
ステップS53において、マイクロコンピュータ1は、店頭モードに対応する特定設定情報であるダイナミックモードの画質調整パラメータをE2PROM3から読み出し、フラッシュメモリ4に記憶されている画質調整パラメータを、読み出した元のダイナミックモードの画質調整パラメータに書き換えて戻す。
次いで、変更後の画質調整パラメータをクロマ復調部7、マトリクス回路8及び画質調整部9に送出すると(ステップS54)、クロマ復調部7、マトリクス回路8及び画質調整部9は元の画質調整パラメータに従って夫々信号処理を行い、最終的に画質調整部9から出力された信号に従ってPDP10が画像を表示出力する(ステップS55)。
そして、タイマ割り込みルーチンのアドレス情報を元の情報に戻してタイマ割り込みの解除を行い(ステップS56)、割り込み処理を終了する。
このように、店頭モードにおいて画質が変更された場合には、変更が行われてから10分経過後に、PDP10が表示出力する画像の画質がダイナミックモードに復帰する。
以上説明したように、本実施形態のプラズマディスプレイによれば、出力態様が変更されたことを検知して、出力態様が変更された場合、出力態様を予め設定された特定の出力態様に復帰させるので、顧客等による出力態様の変更を可能としつつも、出力態様が変更された状態で放置されることを防止することができる。
また、出力態様が変更された時から一定時間経過後に出力態様の復帰を行うので、顧客等が出力態様を変更した後に、変更後の出力態様を確認できる一定時間が確保されるため、顧客等は情報出力装置の性能等を十分に確認することができる。
また、出力態様を復帰させる店頭モードと、復帰させないユーザーモードとを識別して、店頭モードの場合にのみ出力態様の復帰を行うので、例えば、販売店で展示している場合は店頭モードに設定し、購入後はユーザーモードに設定することにより、顧客等は出力態様を自由に変更することができ、かつ、顧客等の意図に反する出力態様に強制的に復帰することを防止することができる。
また、B−CASカードに記録されている識別情報に基づいて動作モードを識別するので、当該カードをチューナーに装着しなければ放送内容を視聴できないようなデジタルチューナー内蔵テレビ等においては、当該カードに記録されている識別番号等によってカード所有者を特定することができるので、装着されたカードによって、所有者が販売店であるのか、又は一般ユーザー等であるのかを確実に判断することができ、どの動作モードで動作するべきかを確実に判断することができる。
更に、B−CASカードは既に発行されており、運用、管理等がなされているので、特別な記録媒体を新たに用意する必要がない。また、このカードに対応したチューナー、テレビ等の機器は一般に開発されているので、識別情報を認識するための手段を別途開発する必要もない。従って、本願に係る情報出力装置の開発、製造等を容易にすることが可能となる。
なお、上記実施形態においては、本願に係る出力態様を定める情報を、出力される画像の画質に関するもののみに適用しているが、これに限られるものではなく、出力される音声の音量、音質、ステレオ/モノラル、左右バランス等、その他出力されるチャンネルや放送局等の情報に適用してもよい。
また、上記実施形態においては、チューナー部5をプラズマディスプレイに内蔵しているが、これに限られるものではなく、チューナーを別装置とし、チューナーとプラズマディスプレイをケーブル等により接続して、チューナーから識別番号を受信するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、カードに埋め込まれたICチップに記録されている識別番号に基づいて動作モードを識別しているが、これに限られるものではなく、例えば、磁気ストライプに記録された情報に基づいて識別してもよいし、カード表面に記録された文字、バーコード等の模様や色彩等に基づいて識別してもよい。
また、上記実施形態においては、本願に係る記録媒体を、識別番号が記録されたカードに適用しているが、これに限られるものではなく、例えば、ICメモリ等の記録媒体に適用してもよい。
また、上記実施形態においては、カードに記録されている識別番号を認識し、この識別番号に基づいて動作モードを識別しているが、これに限られるものではなく、例えば、所有者が操作部2の動作モード変更操作等をすることにより選択した動作モードを識別するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、本願に係る情報出力装置をプラズマディスプレイに適用しているが、これに限られるものではなく、例えば、液晶ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、有機EL(Electronic Luminescent)ディスプレイ、リアプロジェクションテレビ等の表示装置に適用してもよい。また、本願に係る情報出力装置を、例えば、DVDプレーヤー、ビデオレコーダ等の画像出力装置又は画像音声出力装置に適用してもよいし、ラジオ、オーディオアンプ等の音声出力装置に適用してもよいし、その他の情報出力装置に適用してもよい。
また、上記実施形態においては、出力態様が変更されてから一定時間経過後に出力態様を復帰することとしているが、これに限られるものではなく、例えば、一定時間毎に現在の設定情報と特定設定情報を比較し、両者が異なる場合に設定情報が変更されたことを検知し、復帰動作を行うようにしてもよいし、電源投入等の所有者や顧客等による操作に基づき復帰動作を行わせるようにしてもよい。
本実施形態に係るデジタルチューナー内蔵プラズマディスプレイテレビの概要構成の一例を示すブロック図である。 電源が投入されてから画質が変更されるまでにおける、マイクロコンピュータ1の処理の一例を示すフローチャートである。 変更された画質を復帰する場合における、マイクロコンピュータ1の処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 マイクロコンピュータ
2 操作部
3 E2PROM
4 フラッシュメモリ
5 チューナー部
6 Y/C分離部
7 クロマ復調部
8 マトリクス回路
9 画質調整部
10 PDP
100 B−CASカード

Claims (9)

  1. 情報の出力態様を設定するための設定情報に基づいて当該情報を出力する情報出力装置において、
    前記設定情報が、予め設定された特定の前記出力態様で前記情報を出力するための前記設定情報である特定設定情報から、他の前記出力態様で前記情報を出力するための他の前記設定情報に変更されたか否かを検知する変更検知手段と、
    前記設定情報が前記特定設定情報から前記他の設定情報に変更されたことが検知された場合、当該変更後の設定情報を元の前記特定設定情報に戻して前記情報を出力させる復帰手段と、
    を備えることを特徴とする情報出力装置。
  2. 請求項1に記載の情報出力装置において、
    前記復帰手段は、前記設定情報が前記特定設定情報から前記他の設定情報に変更されたことが検知された時から、一定時間経過後に当該変更後の設定情報を元の前記特定設定情報に戻して前記情報を出力させることを特徴とする情報出力装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報出力装置において、
    前記変更後の設定情報を元の前記特定設定情報に戻して前記情報を出力させるか否かの判断に用いられる動作モードを識別する動作モード識別手段と、
    前記動作モード識別手段により識別された前記動作モードに基づいて、前記変更後の設定情報を前記復帰手段により元の前記特定設定情報に戻して前記情報を出力させるか否かを判断する復帰制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする情報出力装置。
  4. 請求項3に記載の情報出力装置において、
    前記動作モード識別手段は、前記動作モードの識別に用いられる情報が記録されている記録媒体の当該情報を認識し、当該認識した情報に基づいて、前記動作モードを識別することを特徴とする情報出力装置。
  5. 請求項4に記載の情報出力装置において、
    前記記録媒体は、デジタル放送信号を受信する受信装置により当該デジタル放送信号の受信制限を解除するために用いられる情報が記録されている受信制限解除用記録媒体であり、
    前記動作モード識別手段は、前記受信制限解除用記録媒体に記録されている識別番号を認識し、当該認識した識別番号に基づいて、前記動作モードを識別することを特徴とする情報出力装置。
  6. 請求項5に記載の情報出力装置において、
    前記受信制限解除用記録媒体はB−CASカードであることを特徴とする情報出力装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の情報出力装置を出力手段として備え、
    前記出力手段は画像情報を出力し、
    更に、前記出力された画像情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項7に記載の表示装置において、
    前記出力態様は、前記出力手段が出力する画像情報の画質であり、
    前記出力手段は、前記画像情報の画質を示す画質モードに対応する前記設定情報に基づいて当該画像情報を出力し、
    前記変更検知手段は、前記設定情報が、予め設定された特定の前記画質モードに対応する前記設定情報である特定設定情報から、他の前記画質モードに対応する他の前記設定情報に変更されたか否かを検知し、
    前記復帰手段は、前記設定情報が前記特定設定情報から前記他の設定情報に変更されたことが検知された場合、当該変更後の設定情報を元の前記特定設定情報に戻して前記出力手段により前記特定の画質モードが示す画質で前記画像情報を出力させ、更に前記表示手段により当該画像情報を表示させることを特徴とする表示装置。
  9. 情報の出力態様を設定するための設定情報に基づいて当該情報を出力する情報出力方法において、
    前記設定情報が、予め設定された特定の前記出力態様で前記情報を出力するための前記設定情報である特定設定情報から、他の前記出力態様で前記情報を出力するための他の前記設定情報に変更されたか否かを検知する変更検知工程と、
    前記設定情報が前記特定設定情報から前記他の設定情報に変更されたことが検知された場合、当該変更後の設定情報を元の前記特定設定情報に戻して前記情報を出力させる復帰工程と、
    を備えることを特徴とする情報出力方法。
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