JP2006237099A - 集合プリント配線板 - Google Patents
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Abstract
【課題】 リフロー加熱の際などに生じる反りやゆがみを抑制することができる集合プリント配線板の提供。
【解決手段】 支持部により結合された複数の個別プリント配線板と方形状外枠を有する集合プリント配線板において、当該個別プリント配線板における方形状外枠の長手辺部方向の2側面及び方形状外枠の短手辺部方向の2側面の計4側面の中、3側面に支持部が配置され、かつ当該個別プリント配線板の外周は前記支持部を除き他の1側面を含め抜き部となっていることを特徴とする集合プリント配線板。
【選択図】 図1
【解決手段】 支持部により結合された複数の個別プリント配線板と方形状外枠を有する集合プリント配線板において、当該個別プリント配線板における方形状外枠の長手辺部方向の2側面及び方形状外枠の短手辺部方向の2側面の計4側面の中、3側面に支持部が配置され、かつ当該個別プリント配線板の外周は前記支持部を除き他の1側面を含め抜き部となっていることを特徴とする集合プリント配線板。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プリント配線板の反りやゆがみを抑制する際に有利な支持部を有する集合プリント配線板に関する。
近年、携帯電話に代表される持ち運びに便利なモバイル機器などは、その使用用途から薄型で軽量な商品が好まれている。それ故、それらの商品に使用されるプリント配線板においても、薄型化や軽量化の要求が一段と高くなっている。
一方、薄型で軽量のプリント配線板は、その薄さ特性に起因する問題を生じることがある。すなわち、プリント配線板の薄型化に伴い、プリント配線板自身の剛性が喪失するために、特に熱的な負荷が生じるリフローを用いた表面部品実装などの際には、プリント配線板の反りやゆがみを発生させ、当該反りを生じたプリント配線板は、狭ピッチで高密度に配列された部品を実装する際に実装不具合を生じるとして問題となる。
このような技術的問題を背景とし、プリント配線板の反りやゆがみを減らすための技術としては、図5に示される集合プリント配線板が既に報告されている(例えば特許文献1参照)。
すなわち、この図5に示される集合プリント配線板は、複数の個別プリント配線板51と外枠52を有する集合プリント配線板50において、個別プリント配線板51の外周形状に沿ったスリット53を設け、当該スリット53の残存部分を個別プリント配線板51の結合のための支持部54とすることにより構成される集合プリント配線板であり、当該スリット53により反りやゆがみを低減し、安定した実装工程を実現する技術である。
上記個別プリント配線板51の外周形状に沿ったスリット53により、リフロー熱などにより発生する応力を緩和する機能を有し、また、スリット53により反りの連続性を遮断し、集合プリント配線板50の反りやゆがみを低減するといった観点から有効な技術である。
しかしながら、この図5に示されるプリント配線板は次のような問題点を有している。すなわち、前記個別プリント配線板51はその全角部において支持部54で結合されているために、スリット53で反りの連続性は一部遮断されるものの、支持部54で個別プリント配線板51が一体となっている構造、換言すれば全体が連結されて全方向に連続性を有するために、反りを完全に抑えることは困難であり、実質的にはプリント配線板に反りが存在してしまうと云う問題があった。
また、近年のプリント配線板に要求される仕様は益々高くなっている。これは実装部品の狭ピッチ化や高密度化の技術的進歩が顕著であることが背景として挙げられる。そのためプリント配線板の反りの許容量が少なくなっており、厳密に反りを抑制する技術が必要とされている。
加えて、表面部品実装の分野においては無鉛はんだペーストの使用が要求され、それに応じて無鉛はんだペースト用の高いリフロー加熱温度が使用されている。その結果、熱負荷をプリント配線板に与えることになるが、従来は許容範囲にあったプリント配線板の反り量をより厳密に排除することが必要とされている。
そこで、従来の集合プリント配線板としては、更に図6に示されるような構造も知られている。図6に示される集合プリント配線板は、複数の個別プリント配線板61と外枠62を有する集合プリント配線板60において、空間部となるスリット63部分を多く配置するものである。すなわち、個別プリント配線板61の全側面に支持部64を設け、当該支持部64にて個別プリント配線板61同士を連結させ、外枠62を含めた集合プリント配線板60を構成するものである。
図6に示される集合プリント配線板の構造は、前述の図5に示される集合プリント配線板の構造と比較して空間部となるスリット63部分が多く配置されている特長を有し、加えて個別プリント配線板61を連結する支持部64を個別プリント配線板61の全側面に配置する特長を有しているが、当該図6に示される構造の集合プリント配線板においても厳密に反りを排除することは困難なのが実状であった。
以上のような従来の問題と実状に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、リフロー加熱の際などに生じる反りやゆがみを抑制することができる集合プリント配線板を提供することにある。
本発明者は上記課題を解決するために種々研究を重ねた。その結果、個別プリント配線板の3側面に支持部を設けて個々の個別プリント配線板を結合し、加えて個別プリント配線板の外周は前記支持部を除き他の1側面を含め抜き部とすることによる非連続性の構造とすれば極めて良い結果が得られることを見出して発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、支持部により結合された複数の個別プリント配線板と方形状外枠を有する集合プリント配線板において、当該個別プリント配線板における方形状外枠の長手辺部方向の2側面及び方形状外枠の短手辺部方向の2側面の計4側面の中、3側面に支持部が配置され、かつ当該個別プリント配線板の外周は前記支持部を除き他の1側面を含め抜き部となっている集合プリント配線板により上記課題を解決したものである。
また本発明は、支持部により結合された複数の方形状個別プリント配線板と方形状外枠を有する集合プリント配線板において、当該個別プリント配線板の4箇所の角部の中、3箇所の角部に支持部が配置され、かつ当該個別プリント配線板の外周は前記支持部を除き他の1箇所の角部を含め抜き部となっている集合プリント配線板により上記課題を解決したものである。
本発明の集合プリント配線板によれば、リフロー加熱の際などに生じる反りやゆがみを抑制することができる。
まず、本発明の実施の形態を図1から図3を使用して説明する。
図1(a)は、複数の個別プリント配線板1を支持部4により支えた集合プリント配線板10の構造を示したものである。隣接する個別プリント配線板1は支持部4により相互に結合していると共に、最外側の個別プリント配線板1は支持部4により方形状外枠2と結合して集合プリント配線板10が構成されている。
ここで、個別プリント配線板1としては、マルチチップモジュール(MCM)やシステムインパッケージ(SIP)に代表されるような小型なモジュール基板が好適に使用される。
これらの個別プリント配線板1は複数個が結合して集合プリント配線板10となり、集合プリント配線板10の状態で当該個別プリント配線板1上に部品が実装される場合が多く、個々の個別プリント配線板1に部品が位置合わせ精度良く、高密度に実装されることが必要になる。
その際に、集合プリント配線板10の状態で反りが発生すると、当該反り量が若干量の場合であっても、個々の個別プリント配線板1に位置合わせ精度良く部品を実装することが困難となる。
図1(a)に示される本発明の集合プリント配線板10においては、各個別プリント配線板1がそれぞれの3側面の外周に設けられた支持部4により隣接する個別プリント配線板1相互並びに方形状外枠2と結合して支えられていると共に、個別プリント配線板の外周は当該支持部4を除き他の1側面に設けられた抜き部9を含め全て抜き部となっており、斯かる構造によりリフロー加熱などの際に発生する集合プリント配線板10の反りやゆがみが抑制される。
ここで、個別プリント配線板1を支える3側面の支持部4と他の1側面の抜き部9の位置関係は、図1(b)に示されるように、個別プリント配線板1の第1側面(図1(b)において上側面)を支持部4aで支え、第2側面(図1(b)において左側面)を支持部4bで支え、第3側面(図1(b)において下側面)を支持部4cで支えていると共に、個別プリント配線板1の第4側面(図1(b)において右側面)に抜き部9が配置されている状態にある。
このように、個別プリント配線板1を支える3側面の支持部4と他の1側面に抜き部9とを設けることにより、特に当該他の1側面に配置された抜き部9により集合プリント配線板10の直線的な連続性が減少し、それにより集合プリント配線板10の反りやゆがみが抑制されることとなる。
本発明における支持部4の配置に関しては、上述のように個別プリント配線板1を3側面の支持部4により支えると共に、他の1側面に抜き部9を設けることが重要であり、本発明における側面とは、方形状外枠2の4辺部を基準とし、個別プリント配線板1の側面を、方形状外枠2の長手辺部方向の上下2側面と方形状外枠2の短手辺部方向の左右2側面の計4側面に大別した面を意味する。
次に、図1(a)に示される集合プリント配線板の構造による反りの抑制に関する考え方と、個別プリント配線板1に対する支持部4の設置箇所に関して以下順に説明する。
図1(a)に示される集合プリント配線板10に個々の部品を実装する際に、リフロー搬送用のコンベアに集合プリント配線板10を取付けた後に、リフロー炉に投入して加熱を行なう。
この際に、集合プリント配線板10は図1(a)に示される方形状外枠2の左右の短手辺部をチャッキングし、リフローコンベアに固定して加熱されるが、前記チャッキングにより方形状外枠2の当該左右の短手辺部が固定されているために、リフローの熱間時にはプリント配線板の自身の重さから、主に集合プリント配線板10の中央部8が最下点となり、当該中央部8が沈みこむような形状で反りが発生することとなる。
ここで、前記チャッキング状態にてリフロー加熱を実施する場合、図1(a)において、個別プリント配線板1の左右どちらかの片方の1側面に抜き部9を設けることが有利である。
すなわち、前記チャッキング状態でリフロー加熱を行なった場合、図1(a)において、集合プリント配線板10の左右の側面から中央部8に向かって連続的に湾曲するような形状で反りが発生するが、個別プリント配線板1の左右どちらか片方の1側面に抜き部9を設けることで、個々の抜き部9が前記連続的な湾曲状態を部分的に遮断することとなり、集合プリント配線板10の全体の反りを抑制させることができる。
すなわち、1側面に設けられた抜き部9は反りやゆがみとなるプリント配線板の湾曲状態を部分的に切断する機能を有し、当該抜き部9の設置箇所は、前記のようにチャッキングによる集合プリント配線板10の左右の固定部から中央部8に向かって形成される連続的な湾曲状態を切断できる方面に配置することが好ましい。
先に記載の如く、図1(a)に示される個別プリント配線板1は3側面の支持部4により支えられ、互いに結合されることで集合プリント配線板10を形成し、他の1側面に設けられた抜き部9により反りやゆがみを抑制することで良品な集合プリント配線板10となる。
また、前記他の1側面に設けられた抜き部9による効果的な反りを抑制する配置方法としては、(i)リフロー加熱時における方形状外枠2のチャッキング固定辺部方向側の個別プリント配線板1の2側面中、何れか片方の1側面に設けることが好ましいことに加えて、(ii)集合プリント配線板10における全体的な配置方法としては、図1(a)に示されるように、当該抜き部9を千鳥足状に設けることが望ましい。
すなわち、個々に個別プリント配線板1の他の1側面に設けられた抜き部9を集合プリント配線板10全体としては千鳥足状に配置することで、当該抜き部9が直線的に連続配列することがなく、集合プリント配線板10の中で均衡のとれた配置が可能となり有利である。また、均衡のとれた配置は集合プリント配線板10の反りを抑制することに加えて、集合プリント配線板10の立体的なゆがみを抑制することができ、有利である。
ところで、図1に示される個別プリント配線板1は形状が四角形状の場合を示した。しかしながら、実際の個別プリント配線板1は商品形態によって異なる形状を有し、多くの場合は多角形状や円形状もしくは独自の商品価値を向上させるなどの意味合いで複雑な形状を有することが多い。
そこで、個別プリント配線板1の形状の違いによる支持部4及び抜き部9の配置方法について、図2を用いて説明する。
図2(a)に示される個別プリント配線板1は形状が四角形状であるが、横に長い長方形の状態の態様を示した図である。このような場合、個別プリント配線板1を支持部4で支える際に、左右の側面は1本の支持部4で充分であるが、個別プリント配線板1を支える支持部4の安定性や製品としての品質を考慮し、上下の側面は2本の支持部4とするのが望ましい。
このように、本発明における支持部4の配置に関しては、個別プリント配線板1を3側面の支持部4により支えると共に、他の1側面に抜き部9を設けることが重要であるが、その際に、1側面に設けられる支持部4の本数や太さなどの形状は、個別プリント配線板1の形状により、必要とされる安定性等を考慮の上、適宜選定される。
また、個別プリント配線板1の形状が相違する場合の支持部4の配置例を図2(b)から図2(d)に示した。図2(b)に示される個別プリント配線板は台形形状であり、図2(c)に示される個別プリント配線板は六角形形状であり、図2(d)に示される個別プリント配線板はより複雑な形状の個別プリント配線板1である。
図2(b)に示される台形形状の場合は、左右の側面が台形形状に基づく傾斜構造であっても、当該傾斜部を方形状外枠2の短手辺部方向の1側面として、前記の如く上下2側面及び左右2側面の計4側面に大別し、第1側面(図2(b)において上側面)を支持部4aで支え、第2側面(図2(b)において左側面)を支持部4bで支え、第3側面(図2(b)において下側面)を支持部4cで支える。
次に、多角形の場合における支持部の設け方を説明する。例えば、図2(c)に示される六角形形状の場合には6辺によって構成されるが、本発明における側面は、当該6辺とは異なる。すなわち、六角形形状の個別プリント配線板1の各辺を支持体で支え、5箇所の支持体と1箇所の抜き部で構成するような構造とは異なる。当該構造は結果として、直線的な湾曲を抜き部が遮断することができずに反りを抑制することができないためである。
また同様に、本発明における側面は、n角形の個別プリント配線板1を使用した場合に、n−1の支持部で支え、1の抜き部を設けることとは異なり、個別プリント配線板1の側面を前記の如く、方形状外枠2の4辺部を基準として上下2側面及び左右2側面の計4側面に大別し、それぞれの側面に支持部を設けることが必要である。
すなわち、図2(c)に示される六角形形状の場合は、個別プリント配線板1の側面を前記の如く、方形状外枠2の4辺部を基準として上下2側面及び左右2側面の計4側面に大別し、第1側面(図2(c)において上側面)を支持部4aで支え、第2側面(図2(c)において左側面)を支持部4bで支え、第3側面(図2(c)において下側面)を支持部4cで支える。
また、図2(d)に示される形状の場合は、個別プリント配線板1の側面を前記の如く、方形状外枠2の4辺部を基準として上下2側面及び左右2側面の計4側面に大別し、第1側面(図2(d)において上側面)を支持部4aで支え、第2側面(図2(d)において左側面)を支持部4bで支え、第3側面(図2(d)において下側面)を支持部4cで支える。
一方、個別プリント配線板1の4側面の中、2側面を支持部4で支え、他の2側面に抜き部9を設ける構造体は、反りを抑制するといった観点においては有効であるが、個別プリント配線板1を支えるといった観点からは支えが弱く、充分に支えられず、実用上実施困難である。
本発明における支持部4は、ルーターもしくはドリルを使用した抜き加工又は金属金型による断裁加工などにより形成される。両者の形成方法により支持部4の形状は異なる。図3(a)に示される個別プリント配線板1に結合する支持部4の形状については、ルーターもしくはドリルにより形成された場合の形状を図3(b)に示し、金属金型による断裁加工により形成された場合の形状を図3(c)に示した。
図3(b)に示されるルーターもしくはドリルにより形成された場合は、支持部4の側面がドリル加工による独特の丸みを帯びた形状となり、図3(c)に示される金属金型による断裁加工により形成された場合は、支持部4の側面が直線状の形状となる。このように、支持部4の形状については使用される加工器具により異なる形状を有することとなる。
本発明における支持部4の形状は、前記の形状を含む種々の形状とすることができる。これは、支持部4が個別プリント配線板1を連結して支えるものであるため、その形状は個別プリント配線板1の構造、厚み、層構成などを考慮して適宜決定すべきことだからである。
同様の理由より、支持部4の幅、長さ、厚みなども、個別プリント配線板1を連結して支えることが可能な態様で適宜決定されることとなる。
また、支持部4の面積もしくは領域においても、個別プリント配線板1を連結して支えることが可能な態様で適宜決定されることとなる。例えば、図3(b)に示される支持部4は細く、図3(c)に示される支持部4は太い。
また、同様の理由により、例えば、図3(d)に示されるように、個別プリント配線板1の3側面に配置される支持部4をそれぞれ太くしても良い。
同様の理由より、支持部4の幅、長さ、厚みなども、個別プリント配線板1を連結して支えることが可能な態様で適宜決定されることとなる。
また、支持部4の面積もしくは領域においても、個別プリント配線板1を連結して支えることが可能な態様で適宜決定されることとなる。例えば、図3(b)に示される支持部4は細く、図3(c)に示される支持部4は太い。
また、同様の理由により、例えば、図3(d)に示されるように、個別プリント配線板1の3側面に配置される支持部4をそれぞれ太くしても良い。
次に、本発明の他の実施の形態を図4を使用して説明する。
前述した実施の形態では、方形状外枠2の4辺部を基準として、個別プリント配線板1を上下2側面及び左右2側面の計4側面に大別し、その中、3側面に支持部を設け、他の1側面に抜き部9を設けることにより、集合プリント配線板の反りを抑制した。ここでは方形状個別プリント配線板1の角部の3箇所に支持部を設けると共に、他の角部の1箇所に抜き部9を設けることにより、集合プリント配線板10の反りを抑制する実施の形態を説明する。
前述した実施の形態では、方形状外枠2の4辺部を基準として、個別プリント配線板1を上下2側面及び左右2側面の計4側面に大別し、その中、3側面に支持部を設け、他の1側面に抜き部9を設けることにより、集合プリント配線板の反りを抑制した。ここでは方形状個別プリント配線板1の角部の3箇所に支持部を設けると共に、他の角部の1箇所に抜き部9を設けることにより、集合プリント配線板10の反りを抑制する実施の形態を説明する。
図4に示される個別プリント配線板1は、前述した実施の形態と同様に長方形状である。ここで、当該長方形状の4箇所の角部(もしくは、コーナー部)の中、3箇所に支持部4が設けられていると共に、個別プリント配線板1の外周は当該支持部4を除き他の1箇所の角部に設けられた抜き部9を含め全て抜き部となっており、斯かる構造により、前述した実施の形態と同様に反りが抑制される。
尚、ここで、他の1箇所の角部に設ける抜き部9は、個別プリント配線板1の4箇所の角部の何れでも良い。
尚、ここで、他の1箇所の角部に設ける抜き部9は、個別プリント配線板1の4箇所の角部の何れでも良い。
このように、個別プリント配線板1の4箇所の角部の中、3箇所の角部に個別プリント配線板1を連結するための支持部4を設けると共に、他の1箇所の角部に抜き部9を設けることで、個々の抜き部9が反りの原因となるリフロー時などの連続的な湾曲状態を部分的に切断することとなり、集合プリント配線板10の全体の反りを抑制することができる。
1:個別プリント配線板
2:方形状外枠
4,4a,4b,4c:支持部
8:中央部
9:抜き部
10:集合プリント配線板
50:集合プリント配線板
51:個別プリント配線板
52:外枠
53:スリット
54:支持部
60:集合プリント配線板
61:個別プリント配線板
62:外枠
63:スリット
64:支持部
2:方形状外枠
4,4a,4b,4c:支持部
8:中央部
9:抜き部
10:集合プリント配線板
50:集合プリント配線板
51:個別プリント配線板
52:外枠
53:スリット
54:支持部
60:集合プリント配線板
61:個別プリント配線板
62:外枠
63:スリット
64:支持部
Claims (5)
- 支持部により結合された複数の個別プリント配線板と方形状外枠を有する集合プリント配線板において、当該個別プリント配線板における方形状外枠の長手辺部方向の2側面及び方形状外枠の短手辺部方向の2側面の計4側面の中、3側面に支持部が配置され、かつ当該個別プリント配線板の外周は前記支持部を除き他の1側面を含め抜き部となっていることを特徴とする集合プリント配線板。
- 前記支持部は、3側面にそれぞれ少なくとも1本配置されていることを特徴とする請求項1に記載の集合プリント配線板。
- 前記個別プリント配線板の他の1側面における抜き部が、集合プリント配線板全体において千鳥足状に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の集合プリント配線板。
- 支持部により結合された複数の方形状個別プリント配線板と方形状外枠を有する集合プリント配線板において、当該個別プリント配線板の4箇所の角部の中、3箇所の角部に支持部が配置され、かつ当該個別プリント配線板の外周は前記支持部を除き他の1箇所の角部を含め抜き部となっていることを特徴とする集合プリント配線板。
- 前記個別プリント配線板はモジュール基板であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の集合プリント配線板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005046439A JP2006237099A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 集合プリント配線板 |
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Publication Number | Publication Date |
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