JP2006235721A - 画像形成システム、情報処理装置、方法、及び制御プログラム - Google Patents

画像形成システム、情報処理装置、方法、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 一つの周辺装置内に、同じ機能カテゴリの処理を複数個、選択的に搭載可能な場合に、周辺機器から情報処理装置に処理識別情報を複数個渡され、それに対応するデバイスドライバをインストールする場合の適切な方法を提供すること。
【解決手段】 複数個の処理識別情報を取得した場合、あらかじめ決められた判断基準により処理識別情報を選択する選択手段と、ユーザに選択可能な手段を備えること。またその判断基準を編集する手段を情報処理装置または周辺処理装置に有すること。
【選択図】 図18

Description

画像形成装置、該画像形成装置を制御するデバイスドライバを搭載した情報処理装置と、これらを含むシステム等に関するものである。
従来の技術において、拡張ボードを着脱することにより、同じ印刷処理装置であっても、処理可能なPDLの種類が変化する場合がある。
また、印刷装置が解釈可能なPDLの種類に応じて、ホストコンピュータ側にプリンタドライバをインストールする必要があるが、従来のプラグアンドプレイインストール技術(特許文献1参照)ではつぎの問題があった。
ある画像形成装置で処理できる画像形成処理が複数有り得る場合、用意すべき適切なデバイスドライバを選択して情報処理装置にインストールできないという問題があった。
具体的には、拡張装置を接続するなどにより、PDL1とPDL2に対応可能な印刷処理装置があった場合、当該印刷処理装置に対応可能なプリンタドライバはスペック的にはPDL1とPDL2の複数種類のプリンタドライバとなるが、実際にはPDL1又はPDL2のいずれが使用されているかは実際にどの拡張装置が接続されているかに依存する。よって、従来のプラグアンドプレイでは、機種名又は製造者名をホストに送るだけでは、一意にホスト側で必要なプリンタドライバの種類が特定されないという問題がある。
例えば、所定のPDL2なる種類のプリンタドライバが先にプラグアンドプレイによって発見された場合、ユーザはPDL1用のプリンタドライバが必要な場合であっても、この印刷処理装置のためにPDL2のみがOSにインストールされてしまうという問題がある。上記プリンタドライバと、拡張ボードの不一致を解決するために、USB接続などの一つの物理的な接続媒介に複数の論理的な接続チャネルを定義し使用可能な接続形態の場合、搭載しているPDL毎に独立なデバイスIDを複数個発行し、情報処理装置に同一カテゴリのプリンタドライバを発行デバイスIDに対応した数だけインストール方法を考えることが出来る。しかしこの方法ではユーザにインストールするプリンタドライバの選択手段を与えることはできない。
また、最近標準化団体であるPWG(Printing Working Group)で、ネットワーク上でのプリンタよりデバイスIDを取得し、情報処理装置にプリンタドライバをインストールするための標準的なMIB情報の定義が議論されている。そのMIBはポートMIBと呼ばれる。ポートMIBでは一つのプリンタに複数のポートを定義可能で、それぞれのポートにデバイスIDを定義することが出来る。またその議論の中で、複数個のポートをプリンタが有する場合、情報処理装置でのデバイスドライバのインストール時に、ポート選択のためのユーザインターフェイスを表示させ、ユーザにポートを一つ選択させる仕様が公開されている。
拡張ボードを搭載することによりサポート描画体系を切り替え可能な印刷処理装置や、プリンタやスキャナなどの同一クラスに複数個のデバイスIDが定義されている多機能な周辺装置に関して、接続された情報処理装置に自動的に対応するデバイスドライバをインストールする方法では、以下の方法が考えられる。
第一の方法は、必ず周辺装置より取得した複数個のデバイスIDをユーザに示し、インストールしたいものを選択させる技術である。
第二の方法は、周辺装置より取得した複数個のデバイスIDに対応するデバイスドライバをすべてインストールする技術である。
上述の第一の方法においては、遠隔地より操作して大規模な数の情報処理装置にデバイスドライバを、上記ポートMIBを使用してインストールする場合など表示デバイスを伴わないサイレントインストールを実現することが困難である。第二の方法では、不必要なデバイスドライバを常にインストールしなければならないという問題がある。
特開2003−6133
本願発明は、上述の問題点の少なくともひとつに鑑みてなされたものであり、以下の目的の少なくともひとつを達成すべく、なされたものである。
ページ記述言語(PDL)やデバイスドライバ、ファクシミリなどの付加機能などを含む画像形成装置の詳細仕様を気にしないで、印刷機能やスキャン機能、ファクシミリなどのユーザの使用目的を達成するための環境を簡単に構築させることを第一の目的とする。
周辺機器に複数のPDLなどの多機能な処理系等の選択肢が用意されているので、ユーザが希望する処理系を自分で選択して高度な環境構築を行うことをさらに別の第二の目的とする。
複数の処理を提供する画像形成装置と通信する情報処理装置における方法において、前記画像形成装置から転送されてくる処理識別情報を取得する取得工程と、前記取得工程で取得された複数の処理識別情報から、少なくともひとつの処理識別情報を選択する選択工程と、前記選択工程が選択した処理識別情報に対応する前記画像形成装置が提供可能な処理を制御可能なデバイスドライバをインストールするインストール工程と、前記取得工程にて複数の処理識別情報を取得するのに応じて、選択すべき処理識別情報を自動で選択するのか、ユーザからの選択指示により所定の処理識別情報を選択するのかを指示可能な指示画面を所定時間の間表示する表示工程を備えたことを特徴とする情報処理方法、及び該方法を適用可能な装置、システム等が開示される。
別の実施形態として、所定のデバイスクラスに属する処理識別子の優先度を認識する認識工程と、前記認識工程で認識される優先度が指定されている処理識別子とは別の処理識別子であって、前記デバイスクラスに属する処理識別子に対応するデバイスドライバをインストールするか否かを特定する特定工程と、を備えることを特徴とする情報処理方法が開示される。
ページ記述言語(PDL)やデバイスドライバ、ファクシミリなどの付加機能などを含む画像形成装置の詳細仕様を気にしないで、印刷機能やスキャン機能、ファクシミリなどのユーザの使用目的を達成するための環境を簡単に構築させることができる。
さらに、選択枝をユーザに与えた場合にはユーザが希望する処理系を自分で選択して高度な環境構築ができる。
(実施例)
初めに本発明の前提となる情報処理装置と、複数の処理系を有するスキャナやプリンタや、そして多機能プリンタなどの前提となる一般的なシステム構成を説明する。
本発明の前提知識を示す接続形態の例について図を使って説明する。USB接続で画像形成装置が有する複数の処理系をデバイスIDに従って情報処理装置にインストールする際のプラグアンドプレイ処理、および、ネットワーク接続においてPWGにより議論されているポートMIBによる処理系の選択とインストール方法を示す。
最後に上記2つの前提のシステムにおいて、本発明を実施するための実施例を説明する。
(前提となる一般的なシステム構成)
図1に情報処理装置と、複数の処理系を有するスキャナやプリンタや、そして多機能プリンタによる画像形成システムの構成図の例を示す。この例の場合、情報処理装置100は、USB接続200(a)またはネットワーク接続200(b)によりスキャナ300(a),300(g)と,プリンタ300(b),300(f)と、そして複合プリンタ300(c),300(d),300(e)と接続されている。それぞれの周辺装置は様々な種類制御言語、例えばスキャナ制御言語SCL1,SCL2,SCL3やページ記述言語PDL1,PDL2,PDL3や、そしてFAX制御言語FCL1,FCL2に対応している。またFAX機能を有する複合プリンタはその機能を生かすために、電話回線400と接続されている。この例においては情報処理装置100を一つしか記述しなかったが、複数個接続されていても問題はない。
情報処理装置100を用いてユーザがそれぞれの周辺装置使用するためは、個々の周辺装置を制御可能なスキャナ制御言語やページ記述言語やFAX制御言語に対応したデバイスドライバを情報処理装置にインストールする必要がある。また例えばフィニッシャなどの個々のデバイス特有の機能を使用したい場合はそのデバイスに対応したデバイスドライバを情報処理装置にインストールする必要がある。周辺装置よりデバイスIDを取得して適切なドライバを自動選択してインストールするプラグアンドプレイなどの技術がない場合は、ユーザが手動で情報処理装置100に、制御言語と機種に対応するデバイスドライバをインストールする必要がある。しかしプラグアンドプレイやポートMIBにそれぞれのデバイスが対応している場合、USB接続200(a)やネットワーク接続200(b)を通して、周辺装置300より渡されたデバイスIDに基づいて適切なデバイスドライバが情報処理装置内のインストーラ1073によって自動選択されてインストールされる。
図2に情報処理装置100のブロック構成図の例を示す。
情報処理装置100は、以下の複数のハードウェアデバイスで構成される。
ユーザ操作入力を受信する入力デバイスであるキーボード105とマウス106が設けられている。さらに、情報処理装置100は、ユーザに視覚的な出力情報フィードバックを与える出力デバイスCRT102を備える。さらに、本実施形態における各種プログラムや実行情報を保管する記憶デバイスRAM 103,HDD 107,ROM 104,CD−ROM 108が設けられる。さらに、外部機器との通信を行うインターフェイスデバイスI/O109(USB200(a),ネットワーク200(b)の入出力を管理する)を備え、プログラム実行を行う計算処理装置CPU101を備える。
上記複数のデバイス間はバス110で繋がれており、適宜ハードウェアデバイス間で情報のやり取りを行っている。
ハードディスクHDD 107には図3に示すようなプログラム情報が格納されている。ROM104には情報処理装置の起動時に実行されるプログラムが格納されており、そのプログラムの実行により、図3に示すHDD107に格納されているOS1071がRAM103にロードされ、CPU101上で実行される。OS1071はCRT102を用いてユーザインターフェイスをユーザに示し、ユーザはキーボード105やマウス106を使ってOS1071に指示を出すことが出来る。OS1071はユーザの支持に従い、アプリケーション1072をRAMにロードし、CPU101を使って実行する。また図3に示すように、図1に示した各種周辺デバイス300を制御するデバイスドライバ1074、1075がHDD107に格納されている。それぞれのデバイスドライバは対応する機種と制御言語が決まっており、またインストーラ1073が認識可能なデバイスIDに対応する識別情報を含んでいる。図3の例ではHDD107は”機種A PDL1”と”機種APDL2”に対応する2つのプリンタドライバ1074、1075を格納している。インストーラ1073はプラグアンドプレイやポートMIBが発生した際にOS1071によりRAM103にロードされCPUで実行されデバイスドライバ1074や1075をOSに組み込み周辺装置を利用可能な環境をユーザに提供する。一旦OSに組み込まれたデバイスドライバ1074や1075は、OS1071の一部としてHDD107に記憶される。ユーザはアプリケーション1072を通してOS1071に指示を出し、デバイスドライバ1074や1075を使って周辺機種を制御するコマンドを生成する。その制御コマンドはI/O109の制御により通信媒介200を介して周辺装置300に渡されて、ユーザの望んだ処理を実行する。
図4は周辺処理装置内のハードウェアブロック図の例である。この図は、スキャナ機能と、プリンタ機能と、そしてFAX機能を有する多機能プリンタのブロック図である。I/O 301はUSB200(a)やネットワーク200(b)などの通信媒介を介して情報処理装置100と接続している。I/O301は複数の接続形態に対応するために複数個搭載されていてもよい。このI/O 301を通して、周辺装置300は、デバイスIDやスキャンイメージを情報処理装置100に渡す。また情報処理装置100より、各種の制御コマンドを受けて処理を行う。I/F制御部302は、周辺装置300に搭載されているスキャナやプリンタやまたはFAXなどの処理系に関してデバイスIDを発行する制御をおこなっている。RAM 303は、一次記憶装置で、I/O301で取得した制御コマンドなどの外部データや、スキャナエンジン313で読み取られたイメージや、プリンタコントローラ313で展開されたプリンタエンジン306に渡される前にイメージの格納などに使用される。RAM303の割り当て管理はRAM制御部304が行っている。画像データ調歩回路305は、プリンタコントローラ310やスキャンエンジン313によって取り込まれたRAM制御部304に展開されたイメージをプリンタエンジン306の回転にあわせて出力する装置である。プリンタエンジン306は紙などの出力メディアにイメージを現像する装置である。メインコントローラ308は、エンジンI/F 307によりプリンタエンジン306の各種制御を行う。またメインコントローラ308は、制御の要のモジュールであり、スキャンコントローラ309や、プリンタコントローラ310や、FAXコントローラ311にI/O301経由で情報処理装置100より受けとった制御言語の適切な振り分けや、それぞれのコントローラやユーザインターフェイス312からの支持をうけてプリンタエンジン306やスキャナエンジン313の制御を行う。メインコントローラ308と各種コントローラの間の制御インターフェイスを統一することにより、一つの周辺機器に複数種類の制御コマンドを処理可能な拡張ボードが搭載可能になる。また現在搭載されている拡張コントローラのデバイスIDを各コントローラより取得し管理するのもメインコントローラの役割である。
スキャンコントローラ309は情報処理装置100より受けたスキャン制御コマンドをメインコントローラ308が解釈可能な内部実行命令に分解する。またスキャンエンジン313で読み取ったイメージをスキャン制御コマンドに変更する。
プリンタコントローラ310は情報処理装置100より受けたページ記述言語をメインコントローラ308が解釈可能なページ記述言語の展開イメージなどを含む内部実行命令に分解する。展開イメージはプリンタエンジンまで運ばれ、用紙などの出力メディアに印刷される。
FAXコントローラ311は、情報処理装置100より受けたFAX制御言語をイメージに展開し電話回線400を介して他のFAX装置へ転送する。ユーザインターフェイスは、メインコントローラ308の各種設定や、スキャナ機能やプリンタ機能や、そしてFAX機能を直接周辺装置300で実行する際に、ユーザによる指示の入出力手段として使用される。
スキャナエンジン313はメインコントローラ308の指示により光学装置を用いて印刷されたイメージを読み取り、電気信号に変換してメインコントローラ308に受け渡す。
次に前提となるシステム例としてUSB接続のプラグアンドプレイ動作を示す。
図5にUSB接続のプラグアンドプレイで、複数個のデバイスIDを周辺装置300が発行して、情報処理装置100に対応するデバイスドライバをインストールする場合のUSB通信媒介200(a)経由の情報のやり取りの例を示す。
この例では周辺装置300にスキャナコントローラ309が一つと、PDL1、PDL2に対するプリンタコントローラ310がそれぞれ一つずつ計2つ搭載され、またFAXコントローラ311が1つ搭載されている。
情報処理装置100の起動、または周辺装置300の起動、またはUSBケーブルで情報処理装置100と周辺装置300が接続された際に、図5のプラグアンドプレイの動作がスタートする。
S501に示すように周辺装置300はスキャナコントローラ309を搭載しているので、スキャナのデバイスIDを情報処理装置100へ通知する。デバイスIDにはスキャナ機能を有していることを示すクラス名称:スキャナと、メーカ名称とそして機種名名称が記述されている。情報処理装置100はこの情報を受け取とり、S502で該当のスキャナドライバのインストール処理を行う。
またS503,S504に示すように周辺装置300はPDL1とPDL2のプリンタコントローラ310を2つ搭載しているので、プリンタのデバイスIDを情報処理装置100へ通知する。デバイスIDにはプリンタ機能を有していることを示すクラス名称と、メーカ名称と、そして機種名名称が記述されている。機種名称は各PDLを一意に示すためにPDL情報を含んでいる。情報処理装置100はこの情報を受け取とり、S504とS506で該当モデル名称とページ記述言語に対応するプリンタドライバのインストール処理を行う。
さらにS507で、周辺装置300はFAXコントローラ311を搭載しているので、FAXのデバイスIDを情報処理装置100へ通知する。デバイスIDにはFAX機能を有していることを示すクラス名称(FAXクラスは定義されていないのでプリンタ)と、メーカ名称と、そして機種名名称が記述されている。機種名称はFAXを一意に示すためにこの例の場合FAXという文字列を含んでいる。情報処理装置100はこのデバイスIDを受け取とり、S508で該当機能に対応するFAXプリンタドライバのインストール処理を行う。
ここで注目すべきは、それぞれの処理系のための周辺機器300と情報処理装置100の通信は、独立に通信が行われ関連を持たないということである。よって情報処理装置100は、従来技術の場合、渡された複数のすべてのデバイスIDのためにデバイスドライバをインストールする処理を行う。
図6にインストールが発生する場合に、情報処理装置100のCRT102に表示されるダイアログを示す。図6(a)はS504で表示されるダイアログでデバイス発見時に一定時間表示される。図6(b)はS505でそれぞれデバイスドライバがインストールされる場合に表示されるダイアログである。表示からも分かるようにそれぞれ別のハードウェアだと認識している。
図7にS503とS505で周辺機器300より情報処理装置100に渡されるデバイスIDを示す。デバイスIDは、機能カテゴリを示すクラス情報と、MFG:製造元とMDL:機種情報を含んでいる。インストーラ1073はこの2つの情報を元にデバイスドライバを検索する。よって製造元と機種情報によってページ記述言語と機種を含めて一意に判断できるようにする必要がある。この例の場合は、機種情報にPDL名称含んだ形式となっている。
図8に、インストーラ1073がUSB接続でプラグアンドプレイを実施する場合のフローチャートを示す。この処理はS502,S504,S506,S508でそれぞれ個別に実行される。S801では、周辺装置300よりデバイスIDを取得する。この情報にはデバイスドライバを一意に決定する情報が含まれている。
S802では、既にOS1071に組み込まれている現在のUSB接続のためのデバイスドライバと、現在のデバイスIDを比較して同じであった場合、新しいデバイスではないので、デバイスドライバをインストールしないで終了する。もし新しいデバイスIDが渡されたのなら、S803へ進む。S803では、図6に示した新しいハードウェアを発見したことを示すダイアログを表示して、デバイスドライバをインストール中であることをユーザに示す。S804では、現在のデバイスIDに合致するデバイスドライバを、HDD107より検索する。HDD107に格納されているデバイスドライバは、デバイスIDに対応した情報を一緒に格納している。
S805では、現在のデバイスIDと合致するデバイスドライバを発見した場合、S807へ行く。もし発見できなかった場合は、S806へ行く。
S806では、図9に示すデバイスドライバの位置をユーザに指定してもらうための“新しいハードウェアの追加ウィザード”のダイアログを表示する。このダイアログには、HDD107に格納されているドライバ一覧を示すリストボックス901や、ネットワーク経由で検索するボタン902や、HDD107の通常のデバイスドライバ格納位置と異なるその他のフォルダまたは、CD−ROM108上のフォルダをしているボタン903などの、デバイスドライバの位置をユーザに指定してもらうグラフィカルなインターフェースが配置されている。これらのインターフェイスでデバイスドライバの位置をユーザに指定してもらい、次へのボタン904を押してもらうことにより、S807へ進む。もしキャンセルボタン905が押された場合は現在のデバイスIDのためにドライバが選択されなかったフラグを立てる。
S807では、もし指定されたデバイスドライバがあれば、デバイスドライバをOS1071へ組み込む。また現在のUSB接続に対してOS1071に組み込んだことをレジストリなどのOS1071が読み書き可能領域へ書き込む。この情報は、S802での判断に使われる。
上記に示したようにUSB接続のプラグアンドプレイでは、周辺装置300に搭載されている個々のコントローラデバイスに対して、周辺装置300のI/F制御部302が個別のデバイスとしてデバイスIDを複数回発行する。それに従い情報処理装置はデバイスドライバが見つかれば、発行しされたデバイスIDの個数分、インストールされることになる。よって同じクラスのPDL1、PDL2のプリンタドライバが複数個情報処理装置100にインストールされることもあり、その制御は周辺装置が発行するデバイスIDの数を制限しなければ変更することができない。
次に、本発明の前提となるシステム図である、ポートMIBによる処理系の選択とインストール方法を示す。PWGで議論されている現在の情報を元に、ポートMIBによるデバイスIDの選択とそのデバイスIDに対応し他デバイスドライバのインストール方法について説明する。
図10にこのシナリオの場合の、周辺装置300と情報処理装置100との通信のタイミングチャートを示す。まずポートMIBでの処理系の選択は、情報処理装置100によるS1001のデバイスの検索より始まる。
S1001では、図11に示すようなネットワークをデバイスを検索画面を通して、ユーザの希望に沿ったデバイスを検索する。この検索画面には、機能カテゴリ毎の個別能力、例えばプリンタの場合両面印刷可能か?などの能力問い合わせを設定してデバイス検索するシート1101や、ネットワーク的にまたは場所的に近傍のデバイスの情報を表示するリストボックス1102や、IPアドレスを直接入力できるテキストボックス1103などの検索情報の入力を促すインターフェースが配置されている。
S1002では、図11の検索開始ボタン1104を押すことにより、図12に示すようなMIB定義された情報を、IPで指定した周辺装置300またはネットワーク的な近傍に存在する周辺装置300から取得する。
S1003では、S1002で取得した情報を元に、デバイスの情報を表示するリストボックス1102に候補の周辺装置を表示、その中のデバイスをユーザがチェックし、選択ボタン1105を押すことにより、情報処理装置100は、図11に示した新しいハードウェアの追加中のダイアログを表示する。また情報処理装置100は、図14に示したポートMIBとして定義されているのうちポート数の情報をユーザが選択した周辺装置300より取得しにいく。
S1004では、周辺装置300は図14のポート数の情報取得の要求に応答する。周辺装置300は、この個数分だけ10061〜10064の情報を有している。また10061〜10064は、搭載しているコントローラのPDLなどの機能に対応している。
S1005では、情報処理装置100は、図14に示したポートMIBとして定義されているのうち、それぞれのポートの詳細情報をユーザが選択した周辺装置300より取得しにいく。
S1006では、周辺装置300は図14のポートの詳細情報取得の要求に応答する。
ポートの詳細情報は、S1004で取得した数だけ定義されており、以下のような情報で構成されている。
ポート情報10061は、RAWまたはLPRなどのポートの接続形態を示す情報、ポート名称を含む。
デバイスID 10062は、IEEE1284で規定されるデバイスを特定するためにデバイスID。図7で示したデバイスID情報が記載されている。この情報を元に該当するデバイスドライバをインストールする。SNMP情報10063は、RAW接続時に使用されるポート番号などのSNMP関連の情報が記載されている。
LPR情報10064は、LPR接続時に使用されるキュー名称などのLPRに必要な情報が記載されている。
S1007では、情報処理装置100は、現在の周辺機器300より取得したポートの詳細情報を元にデバイスドライバのインストール処理を行う。
図15はポートMIBを用いたデバイスドライバのインストール処理の情報処理装置100側の処理のフローチャートである。S1501では、図11に示した新しいハードウェアの検索のためのダイアログを表示する。ユーザが望む検索条件を収集する。
S1502では、ユーザが設定した条件に従い、指定されたIPアドレスまたはネットワーク的に近傍のデバイスにS1001で図12に示したデバイス基本情報の検索を行う。
S1503では、図11の“新しいハードウェアの検索”のためのダイアログに発見した条件に該当するデバイスを表示し、ユーザの指定に従いインストールするデバイスを特定する。S1504では、図13(a)に示す新しいハードウェアを追加中のダイアログボックスを表示する。この表示には、S1001で図12に示したデバイス基本情報が用いられている。
S1505では、S1003、S1005の動作により、ポート数とポートの詳細情報を取得する。
S1506では、ポート数10041,10042より、ポート数が1以上であった場合、S1507へ、1であった場合S1508へ行く。
S1507では、図13(b)に示すように、ポートの詳細情報10061〜10064の情報を元に、ポート名称をポート数分だけ示し、ユーザに使用したいポートを選択させる。ユーザが選択したポートのデバイスIDを選択されたデバイスIDとする。
S1508では、周辺機器で対応しているポート数が1つであるので、そのポートのデバイスIDを選択されたデバイスIDとする。
S1509では、選択されたデバイスIDを有するデバイスドライバをHDD107より探す。
S1510では、デバイスドライバをHDD107より発見した場合S1512へ、発見できなかった場合、S1512へ行く。
S1511では、図9に示すデバイスドライバの格納位置を促すダイアログを表示し格納位置を指定してもらう。
S1512では、デバイスドライバをOS1071へインストールする。
現在PWGで議論されているポートMIBでは複数個のポートが発見された場合は、ユーザに選択のためのUIを表示させ、ユーザに選択をさせることを検討している。しかし簡単な手順により周辺機器300の機能を使用したいユーザにとっては技術的すぎで困難である。選択肢自体表示することは得策ではないと考える。またその反面高度な選択を行い周辺機器300の機能を使用する環境を構築したいユーザにとっては、その設定は必要となる。また機器の管理者などが、大規模な数の情報処理装置100にネットワークを用いて遠隔地よりデバイスドライバをインストールする必要がある。このデバイスインストール処理をサイレントインストールと呼ぶことにする。この場合各情報処理装置のCRT102などに図13(b)が表示され、選択待ちに状態になって処理を永遠に停止するのではなく、図13(b)を所定時間の間表示してその後は自動的に画面を消去してドライバ自動選択の処理に移行すると好適である。
図17に、本発明の好適なUSB接続によるプラグアンドプレイの実施例のフローチャートを示す。このフローチャートで実施例について説明する。
S1701では、USBデバイスの接続が認識されて一定時間内に来た同じUSBデバイス内の同じクラスのデバイスIDの一覧を作成する。
S1702では、既に周辺機器300の現在のクラスにデバイスドライバインストールを以前試みたことがあるか否かを確認する。本実施例では、以前インストールする際に、デバイスドライバのインストール時にレジストリ等の記憶媒体に記録した情報を元に判断する。
S1703では、図16(a)に示す“新しいハードウェアを追加中”のダイアログを表示する。このダイアログには、図6に示した“ハードウェアの発見”のダイアログと異なり、以下の特徴を持つ。
図16のダイアログはデバイスID毎に表示を行っていたが、図16(a)では同じクラスの複数個のデバイスIDに対して表示を行う。どのデバイスIDに対してデバイスドライバをインストールするかを決定可能な詳細ボタン1601をもっている。一定時間の図16のダイアログを表示を継続し、所定時間経過するのに応答して、自動的にダイアログは閉じられ、S1707へ移行する。
S1704では、図16(a)ダイアログを表示中の所定時間内に、詳細ボタン1601が押されたかどうかを判断する、押された場合、S1705へ進む。詳細ボタンが押されなかった場合、S1707へ進む。
S1705では、図16(b)に示す新しいハードウェアを検出し、デバイスドライバをインストールするためのダイアログを示す。このダイアログには、高速インストールを行うチェックボックス1602と、対応デバイスドライバを表示してその一覧より選択するためのチェックボックス1603が存在する。この2つのチェックボックス1602と1603は排他的な選択のみを許し、初期状態では1602にチェックが付けられている。
S1706では、上記チェックボックス1602が選択された場合、高速インストールが選択されたのでS1707へ進む。上記チェックボックス1603が選択された場合、カスタムインストールを実施するためにS1708へ進む。
S1707では、所定の判断基準に基づいて、インストールするデバイスIDを決定する。本実施例では、USB接続で渡されるデバイスIDの順番で最初に転送されて、インストーラに渡されるデバイスIDをインストールするデバイスIDとして決定する。特にここでは最初に渡されるデバイスIDを選択したが、二番目でも最後にしてもよいことはいうまでもない。
S1708では、USBのデバイスIDの一覧が複数ある場合S1709へ進む。一つであれば、S1710へ進む。
S1709では、デバイスIDの一覧を表示しインストールするドライバをユーザに選択させる。詳細設定であるため、ユーザに画面を介して複数のデバイスIDを選択させても良い。その後S1711へ進む。
S1710では、周辺機器より渡された一つのデバイスIDの情報を表示しS1711へ進む。
S1711では、選択されたデバイスIDを有するデバイスドライバをHDD107より探す。
S1712では、デバイスドライバをHDD107より発見した場合S1514へ、発見できなかった場合、S1713へ行く。
S1713では、図9に示すデバイスドライバの格納位置を促すダイアログを表示し格納位置をユーザに指定させる。
S1714では、もし指定されたデバイスドライバが見つかれば、デバイスドライバをOS1071へ組み込む。また現在のUSB接続のクラスに対してOS1071に組み込んだことをレジストリなどのOS1071が読み書き可能領域へ書き込む。この情報は、S1702で、前回インストールを試みたデバイスドライバの種別の判断に使われる。
図18に、本発明の好適なポートMIBによるデバイスドライバのインストールの実施例のフローチャートを示す。このフローチャートを用いて実施例2について説明する。
S1801では、図11に示した新しいハードウェアの検索のためのダイアログを表示する。ユーザが望む検索条件を収集する。
S1802では、ユーザが設定した条件に従い、指定されたIPアドレスまたはネットワーク的に近傍のデバイスにS1001で図12に示したデバイス基本情報の検索を行う。
S1803では、図11の“新しいハードウェアの検索”のためのダイアログに発見した条件に該当するデバイスを表示し、ユーザの指定に従いインストールするデバイスを特定する。
S1804では、図16(a)に示す新しいハードウェアを追加中のダイアログボックスを表示する。この表示には、S1001で図12に示したデバイス基本情報が用いられている。
S1805では、S1003、S1005の動作により、ポート数とポートの詳細情報を取得する。S1806では、もし図16(a)が表示される所定時間内に、詳細ボタン1601が押された場合S1807へ進む。押されない場合、S1809へ行く。なお、図17の実施例と同様に、図16(a)を所定時間だけ表示し、所定時間経過後に自動的に図16(a)のダイアログを閉じてS1809へ進むようにしてもよい。
S1807では、図16(b)に示す新しいハードウェアの検出し、デバイスドライバをインストールするためのダイアログを示す。このダイアログには、高速インストールを行うチェックボックス1602と、対応デバイスドライバを表示してその一覧より選択するためのチェックボックス1603が存在する。この2つのチェックボックス1602と1603は排他的な選択のみを許し、初期状態では1602にチェックが付けられている。
S1808では、上記チェックボックス1602が選択された場合、高速インストールが選択されたのでS1809へ進む。上記チェックボックス1603が選択された場合、カスタムインストールを実施するためにS1810へ進む。
S1809では、判断基準に基づいて、インストールするデバイスIDを決定する。本実施例では、図14の10061〜10064の形式渡されるデバイスIDの最初に渡されるデバイスIDをインストールするデバイスIDとして決定する。特にここでは最初に渡されるデバイスIDを選択したが、二番目でも最後でもよい。
S1810では、ポート数10041,10042より、ポート数が1以上であった場合、S1811へ、1であった場合S1812へ行く。S1811では、図13(b)に示すように、ポートの詳細情報10061〜10064の情報を元に、ポート名称をポート数分だけ示し、ユーザに使用したいポートを選択させる。ユーザが選択したポートのデバイスIDを選択されたデバイスIDとする。
S1812では、周辺機器で対応しているポート数が1つであるので、そのポートのデバイスIDを選択されたデバイスIDとする。
S1813では、選択されたデバイスIDを有するデバイスドライバをHDD107より探す。
S1814では、デバイスドライバをHDD107より発見した場合S1816へ、発見できなかった場合、S1815へ行く。
S1815では、図9に示すデバイスドライバの格納位置を促すダイアログを表示し格納位置をユーザに指定させる。
S1816では、見つかったデバイスドライバをOS1071へインストールする。
上記実施例では、S1707やS1809のインストールするデバイスIDを決定する判断基準を、デバイスIDのインストーラが認識する順番として説明した。どちらの実施例の場合も情報処理装置100のHDD107へ図23に示す機種AのデバイスIDの優先情報1076を予め格納して判断基準として使用しても良い。
また機種AのデバイスID判断基準を情報処理装置100が周辺機器300から確認しても良い。ポートMIBの場合、図21に示すようにポート優先度のMIB19021〜19022を定義して、その情報を図19のS1901に示すように情報機器100がから周辺機器300に問い合わせ、S1902に示すように周辺機器300が応答することにより取得し、S1809において、選択すべきデバイスIDを決定する判断基準として利用することも可能である。
これは特にMIBを用いた実施例に限らずUSBを用いた実施例の場合も別のプロトコルを定義し利用すれば可能である。
情報処理装置100のCRT102、また周辺装置300のユーザインターフェイス(操作パネル)312に図21に示すユーザインターフェイスを表示させ、上記情報処理装置100や周辺機器が有する機種AのデバイスIDの優先情報を変更してもよい。
図22にデバイスIDの優先情報を変更するためのフローチャートを示す。
S2201では、図21のデバイスIDの優先順位を編集するためのダイアログを情報処理装置100のCRT102又は周辺装置300の操作パネル312に表示表示する。
このダイアログは、デバイスIDのリスト2101を有している。情報処理装置100で表示される場合は、その周辺機種300がサポートしている可能性があるデバイスIDをすべて示し、周辺装置300で表示する場合は、その周辺装置300が現在サポートしているデバイスIDを列挙する。デバイスIDのリスト2101中の一つのデバイスIDをマウス106で選択し、そのデバイスIDの優先順位を変更するボタン2102で順番を変更させることができる。
また周辺機器300の中には、ページ記述言語の形式で周辺装置に描画データを送り展開後、FAXモデムを通してその絵を他の周辺装置におくるプリンタFAX機能を持つものが存在する。このプリンタFAXのためのデバイスIDは同じプリンタクラスに属している。よってプリンタ機能とプリンタFAX機能を有している周辺装置300では、2つのドライバをインストールすることが望まれる。よってそのような機能を持つ周辺装置では、図21のデバイスIDの優先順位を編集するためのダイアログでは、FAXドライバを選択可能なリストボックス2103を有する。
このように、同一クラスに仕様上属している場合であっても、排他的にインストールされていれば足りるドライバと、既に同一クラスのドライバが入っていても、必ず追加インストールさせたいドライバの複数種類が存在する。
すなわち、管理者のポリシーに依存するが、通常、PDL1(Page description Language 1)とPDL2に対応するドライバは、優先度が高い少なくともひとつが入っていれば足りる。一方、ファックスドライバは、同じプリンタクラスに属するにも関わらず、PDL1およびPDL2のドライバが入っていようがいまいが、インストールが推奨される。
従って、図21のように、本実施形態においては、機種Aに対応するPDL1用ドライバおよびPDL2用ドライバはそれぞれ優先度を付けて択一的にインストールさせる構成としている。一方、PDL1およびPDL2のドライバとは独立して、チェックボックス2106の有無によって、ファックスドライバをインストールさせるか否かを選択することができるようになっている。
S2202では、デバイスIDの優先順位情報を編集する。図21の画面が情報処理装置100で表示操作されるる場合は、情報処理装置100のHDD107の図23の機種AのデバイスIDの優先情報1076に、その機種がサポートする可能性を有するデバイスIDの優先順位が書き込まれる。またFAX機能の指定がある場合((図21の2106のチェックボックスがONになっている場合)、2103で指定されているプリンタFAX機能を表すデバイスIDが、デバイスID情報ファイルへ追加される。デバイスIDファイル情報は、OK2104が押されると、情報処理装置100内のメモリやHDDに書き込まれる。
デバイスID情報ファイルは、処理識別情報の選択優先順位を示す情報の一例である。情報処理装置100内は、所定のデバイスクラスに属する処理識別子であるPDL種別に対応するデバイスIDに設定される優先度を認識する。
この優先度が指定されている処理識別子とは別の処理識別子であって、前記デバイスクラスに属する処理識別子の一例であるファクシミリドライバに対応するデバイスドライバをインストールするか否かをデバイスID情報ファイル内を参照してインストールプログラムは特定する。
図21の画面が、周辺装置300で表示操作される場合は、その周辺機器がサポートしているデバイスIDの優先順位が、図20のデバイスIDの優先順位19022に書き込まれる。またFAX機能の指定がある場合(図21の2106のチェックボックスがONになっている場合)、2103で選択されているプリンタFAX機能を表すデバイスIDが記述される。FAX機能を表すデバイスIDが記載されている場合は、そのデバイスIDに対応するデバイスドライバは、デバイスIDの優先情報とは別にインストール対象としてデバイスIDファイル情報へ記述される。デバイスIDファイル情報は、OK2104が押されると、周辺装置300内のメモリに書き込まれる。デバイスID情報ファイルは、周辺装置300から情報処理装置100に対して、プラグアンドプレイS1701処理時に転送して情報処理装置100のHDDに記憶されていてもよい。
S1707では、情報処理装置100は、上述のようにしてデバイスID情報ファイルを読み出して、デバイスIDの選択基準に用いる。例えば、デバイスIDとして、PDL1用のデバイスドライバを優先使用すべきことが記述されていれば、PDL1用のデバイスドライバがインストールされる。また、ファックスドライバのインストールのフラグがONにされていれば、併せてファックスドライバのインストールも行う。S1809の処理についても、デバイスID情報ファイルを用いて同様にインストール処理を行う。
S1707又はS1809のデバイスIDの選択の決定の際、デバイスIDの発行順番を編集するダイアログを処理系を持たせることにより、編集処理を実現することが可能である。
サイレントインストール際は、図16(a)の詳細ボタン1601は押されるのを待つことなく、S1809が実行される。またクライアント側ユーザにインストールの詳細を見せる必要がない場合は、すべてのダイアログの表示をクライアント側情報処理装置100のCRT102上で抑制させることも可能である。
以上説明したように、PDL1,PDL2に基づく画像形成処理や、ファクシミリ通信など複数種類の処理をすることができる周辺装置300と、周辺装置300をデバイスドライバで駆動する情報処理装置100とを含む画像形成システムにおいて、周辺装置300は、周辺装置300に対応する複数種類のPDL1およびPDL2に従う画像形成処理のうち少なくとも一つの処理に対応する処理識別情報(デバイスID)を周辺装置300から読み出してUSB又はネットワークを介して情報処理装置100へ転送する。
情報処理装置100に搭載されている図17、図18を実行するインストールプログラムは、周辺装置300から転送されてくる処理識別情報(デバイスID)を取得する。
インストールプログラムが取得した複数のデバイスID(PDL1とPDL2に対応するデバイスID)から、少なくともひとつのデバイスID(例えば、PDL1に対応するデバイスID)を選択する。
インストールプログラムが選択したデバイスIDに対応する周辺装置300がPDL1に対応した画像形成処理に対応するデバイスドライバをインストールプログラムがインストールする。
また、インストールプログラムが複数のデバイスIDを取得するのに応じて、選択すべきデバイスIDを自動で選択するのか、ユーザからの選択指示により所定の処理識別情報を選択するのかを指示可能な指示画面を所定時間の間、図16(a)のようにインストールプログラムはCRT102に表示できる。
(他の実施形態)
ここで本発明の印刷処理装置として好適なものとしては、本実施形態で説明するレーザビームプリンタが挙げられる。またプラグアンドプレイには、機能カテゴリであるクラスという概念が存在し、インクジェットプリンタ、ファクシミリ、レーザビームプリンタなどのプリンタクラスやデジタルカメラ、スキャナが該当するスキャナクラスは別の機能カテゴリだと認識されて適切なデバイスドライバがインストールされる。各クラスに関しても2つ以上の言語体系の拡張ボートが同一デバイスに存在する場合、またこれらの複合機などの各種周辺装置、画造形性装置等を含む。
本実施形態における図17、図18など各図に示す処理が、外部からインストールされるプログラムによって、それぞれの装置より遂行される。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群をホストコンピュータに供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、又は、外部サーバ(図示省略)からダウンロードすることで、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フロッピィーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本実施形態によれば、簡単な環境構築を行いたいユーザと、高度な設定を行って環境構築を行いたいユーザに対して、以下のような機会を提供する。
PDLやデバイスドライバなどの周辺機器の詳細仕様を気にしないで、印刷機能やスキャン機能などのユーザの使用目的を達成するための環境をほしいユーザは、あらかじめ決められた判断基準により処理識別情報を自動選択する手段を用いて簡単に環境構築できる。
複数のPDLなどの多機能な処理系等の選択肢が周辺機器に用意されているユーザが手動で希望する処理系を構築したい場合、ユーザの手動により処理識別情報を選択可能なインターフェイスを提供できる。
遠隔地より操作して大規模な数の情報処理装置にデバイスドライバをインストールしたい場合などの要望で、表示画面が使用できない場合でも、あらかじめ決められた判断基準により処理識別情報を選択して環境構築を実現できる。
本発明の情報処理装置と周辺装置の接続形態の一例を示した模式図である。 本発明の情報処理装置のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。 情報処理装置内のハードディスクに格納された情報を示した模式図である。 周辺装置のハードウェアハードウェア構成の一例を示したブロック図である。 従来のUSB接続時のプラグアンドプレイ時の情報処理装置と周辺装置の通信を表すシーケンス図である。 新しいデバイスを発見したい場合の従来のダイアログボックスの例である。 デバイスIDの情報の構造をあらわす模式図の一例である。 従来のUSB接続時のプラグアンドプレイ時の処理フローを表すフローチャートである。 デバイスドライバの格納位置を指定するためのダイアログの例である。 現在PWGで策定中のポートMIBでデバイスドライバをインストールする場合の情報処理装置と周辺装置の通信を表すシーケンス図である。 ユーザの望む周辺装置の機能を検索するためのダイアログの一例である。 周辺装置の標準的な情報を表すMIBの例である。 ポートMIBで周辺装置を発見しインストールする際のダイアログの従来例である。 ポートMIBの情報を示すデータ構造図である。 現在PWGで策定中のポートMIBを使ったデバイスドライバのインストールの処理フローを示すフローチャートである。 本発明でのデバイスドライバをインストールする際に表示されるダイアログボックスの実施例である。 実施例1のUSB接続時のプラグアンドプレイの処理フローを示すフローチャートである。 実施例2のポートMIBのデバイスドライバインストール時の処理フローを示すフローチャートである。 実施例3のポートMIBのデバイスドライバインストール時にポートMIBの情報としてデバイスIDの優先順位を定義した場合の情報処理装置と周辺装置の通信を表すシーケンス図である。 実施例3のポートMIBのデバイスドライバインストール時にポートMIBの情報としてデバイスIDの優先順位を定義した場合のMIBのデータ構造を示した模式図である。 実施例4のデバイスIDの優先順を編集するためのダイアログの一例である。 実施例4のデバイスIDの優先順を編集する処理フローを示すフローチャートである。 実施例3,4のデバイスIDを情報処理装置に格納した場合のハードディスク内のデータ構造を示した模式図である。

Claims (14)

  1. 複数種類の処理をすることができる画像形成装置と、該画像形成装置をデバイスドライバで駆動する情報処理装置とを含む画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、該画像形成装置に対応する複数種類の処理のうち少なくとも一つの処理に対応する処理識別情報を該画像形成装置から読み出して前記通信媒体へ転送する処理を制御する転送制御手段を備え、
    前記情報処理装置は、前記画像形成装置から転送されてくる処理識別情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した複数の処理識別情報から、少なくともひとつの処理識別情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段が選択した処理識別情報に対応する前記画像形成装置が提供可能な処理を制御可能なデバイスドライバをインストールするインストール手段と、
    前記取得手段が複数の処理識別情報を取得するのに応じて、選択すべき処理識別情報を自動で選択するのか、ユーザからの選択指示により所定の処理識別情報を選択するのかを指示可能な指示画面を所定時間の間表示する表示手段を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像処理装置から転送されてくる複数の処理識別情報の転送順序に基づいて、複数の処理識別情報の中から処理識別情報を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記画像形成装置又は情報処理装置内に記憶される、処理識別情報の選択優先順位を示す情報を用いて、複数の処理識別情報の中から処理識別情報を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記選択優先順位を変更する変更手段を前記画像形成装置または前記情報処理装置に有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 前記情報処理装置でユーザインターフェイスを表示できない場合、前記あらかじめ決められた判断基準により処理識別情報を自動選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成システム。
  6. 前記処理識別情報は、所定のページ記述言語に対応する識別情報又は、ファクシミリ通信機能に対応する識別情報であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成システム。
  7. 複数の処理を提供する画像形成装置と通信する情報処理装置において、
    前記画像形成装置から転送されてくる処理識別情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した複数の処理識別情報から、少なくともひとつの処理識別情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段が選択した処理識別情報に対応する前記画像形成装置が提供可能な処理を制御可能なデバイスドライバをインストールするインストール手段と、
    前記取得手段が複数の処理識別情報を取得するのに応じて、選択すべき処理識別情報を自動で選択するのか、ユーザからの選択指示により所定の処理識別情報を選択するのかを指示可能な指示画面を所定時間の間表示する表示手段を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  8. 複数の処理を提供する画像形成装置と通信する情報処理装置における方法において、
    前記画像形成装置から転送されてくる処理識別情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得された複数の処理識別情報から、少なくともひとつの処理識別情報を選択する選択工程と、
    前記選択工程が選択した処理識別情報に対応する前記画像形成装置が提供可能な処理を制御可能なデバイスドライバをインストールするインストール工程と、
    前記取得工程にて複数の処理識別情報を取得するのに応じて、選択すべき処理識別情報を自動で選択するのか、ユーザからの選択指示により所定の処理識別情報を選択するのかを指示可能な指示画面を所定時間の間表示する表示工程を備えたことを特徴とする情報処理方法。
  9. 請求項8に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
  10. 所定のデバイスクラスに属する処理識別子の優先度を認識する認識手段と、
    前記認識手段が認識する優先度が指定されている処理識別子とは別の処理識別子であって、前記デバイスクラスに属する処理識別子に対応するデバイスドライバをインストールするか否かを特定する特定手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  11. 前記処理識別子は、所定のPDL種別に対応し、前記優先度が指定されている処理識別子とは別の処理識別子であって、前記デバイスクラスに属する処理識別子は、ファクシミリドライバに対応することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記認識手段が認識した優先度が高い処理識別子に対応するデバイスドライバと、前記優先度が指定されている処理識別子とは別の処理識別子であって、前記特定手段が特定した処理識別子に対応するデバイスドライバを、二回のプラグアンドプレイ処理を起動することによって、インストールすることを特徴とする請求項10又は11に記載の情報処理装置。
  13. 所定のデバイスクラスに属する処理識別子の優先度を認識する認識工程と、
    前記認識手段が認識する優先度が指定されている処理識別子とは別の処理識別子であって、前記デバイスクラスに属する処理識別子に対応するデバイスドライバをインストールするか否かを特定する特定工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  14. 請求項13に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
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JP2010020609A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、クラスモジュール起動制御方法及びプログラム
JP2014178752A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Toshiba Tec Corp プリンタ装置

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