JP2006235555A - 眼鏡フレーム又は部品、及びそれ用のシート板 - Google Patents
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Abstract
【課題】樹脂製のフレームに立体的な装飾を施す事。
【解決手段】少なくとも二枚以上で少なくとも一方が透明又は半透明な熱可塑性樹脂製の貼り合わせの眼鏡フレーム(1)又は部品であって、貼り合わせる接着面(2a,2b)の各々に、それぞれ適合する様に開口部(3a,3b)を有する凹部(4a,4b)を設け、互いに前記開口部及び凹部を適合する様にして貼り合わせることにより、バブル状の装飾(5)を設け眼鏡のフレーム又は部品とした。
【選択図】図1
【解決手段】少なくとも二枚以上で少なくとも一方が透明又は半透明な熱可塑性樹脂製の貼り合わせの眼鏡フレーム(1)又は部品であって、貼り合わせる接着面(2a,2b)の各々に、それぞれ適合する様に開口部(3a,3b)を有する凹部(4a,4b)を設け、互いに前記開口部及び凹部を適合する様にして貼り合わせることにより、バブル状の装飾(5)を設け眼鏡のフレーム又は部品とした。
【選択図】図1
Description
本発明は樹脂製の貼り合わせの眼鏡フレーム、所謂芯張りの眼鏡フレーム又はその部品の装飾に関する物である。又、それ用のシート材にも関する。
従来、眼鏡のフレームとしては金属製のフレームと樹脂製のフレームが大半であり、特にその中でも樹脂製のフレームに於いて、樹脂製の貼り合わせのフレームは根強い人気を有している。しかし、その装飾の方法としては、樹脂製の貼り合わせのフレームの貼り合わされた前面の樹脂板を透明にして、模様や色の付いた樹脂板を背面にしてその装飾模様を透かす様にする単純な方法の装飾が施されてきていた。
しかしながら、上記方法では平面的で飽きが来てしまい、立体的で且つ変化に富んだ装飾は不可能であった。又、背面となる樹脂板の模様は好みの物は使用できず、あり合わせの中から選択する他は無かった。
そこで本発明に於いては、上記課題を解決する為に、少なくとも二枚以上で少なくとも一方が透明又は半透明な熱可塑性樹脂製の貼り合わせの眼鏡フレーム又は部品であって、貼り合わせる接着面の各々に、それぞれ適合する様に開口部を有する凹部を設け、互いに前記開口部及び凹部を適合する様にして貼り合わせることにより、バブル状の装飾を施した眼鏡フレーム又は部品を提供する事により上記課題の解決を図り、更に、前記バブル状の凹部に色彩、模様等の装飾を施すか、或いは装飾片や装飾液体等を入れる事により変化に富んだ立体的な装飾を表現する事が可能になった。
そして、少なくともどちらか一方が透明又は半透明な二枚以上のシート板に、所望の眼鏡フレーム又は部品の概略形状内に収まるように、貼り合わせる接着面の各々に、それぞれ適合する様に開口部を有する凹部を設け、互いに前記開口部及び凹部を適合する様にして貼り合わせてバブル状の装飾を設け、そして眼鏡フレーム又は部品が複数個取れるように形成された事を特徴とする眼鏡フレーム又は部品用のシート板も又上記課題を解決する手段として提供される。
本発明によると、立体的なバブル状の装飾模様が眼鏡フレーム又は部品内部に表現する事が可能となり、更にそれは好みの模様・文字で、且つ好みの色で表現出来、又、可動性・流動性を有する装飾をも付加でき今迄にない斬新な装飾を有する眼鏡のフレーム又は部品の提供が可能となった。
少なくとも二枚以上で少なくとも一方が透明又は半透明な熱可塑性樹脂製の貼り合わせの眼鏡フレーム又は部品であって、貼り合わせる接着面の各々に、それぞれ適合する様に開口部を有する凹部を設け、互いに前記開口部及び凹部を適合する様にして貼り合わせることにより、バブル状の装飾を施し、更に、前記バブル状の装飾の凹部に色彩、模様等の装飾を施すか、或いは装飾片や装飾液体等を入れる事により変化に富んだ立体的な装飾を表現する事が可能になった眼鏡フレーム又は部品の提供が実現した。以下図により順に詳述する。
図1は本発明の実施例の部分拡大平面図であり、少なくとも二枚以上で少なくとも一方が透明又は半透明な熱可塑性樹脂製の貼り合わせの眼鏡フレーム10(又は部品)である。この場合は前面部1bと背面部1aの両方が透明であるように設定してある。そして、貼り合わせる接着面2a,2bの各々に、それぞれ適合する様に開口部3a,3bを有する凹部4a,4bを設け、互いに前記開口部3a,3b及び凹部4a,4bを適合する様にして貼り合わせる事により、バブル状の装飾5を形成した。勿論、図の様に、バブルの形状は球形のみならず色んな形状のデザインが考えられる。
図2は本発明の実施例の正面図であり、眼鏡を装着した場合の外側になる面であり、文字や模様の様な形状にバブル状の装飾が形成されても良い。
図3は本発明の請求項2に係る実施例の部分拡大断面図であり、バブル状の装飾凹部表面4c、4d、4eに色彩装飾6a、6b,6cを施した場合であり、片面に色彩装飾を施しても良いし、両面に色彩装飾を施しても良い。この色彩装飾は、半透明又は透明な色彩を施しても良いし、貴金属メッキやメタリック調の色彩で不透明な物でも構わない。
図4は本発明の請求項4及び5に係る実施例の要部正面図であり、バブル状の凹部4f,4g,4hの中に、装飾片7(これは固定されていても良く、可動な状態におかれても良い)、又は流動性を有する液体8、又は流動性を有する微粒子9を入れた状態を表しており、これも今迄に無いデザイン装飾を表現できることとなった。
図5、及び図6は本発明の請求項6に係る実施例の斜視図であり、眼鏡フレーム又は部品の、予め少なくともどちらか一方が透明又は半透明な二枚以上の短冊形板20a,20bに切り出されてから、それぞれ適合する様に開口部3c,3dを有する凹部4j,4kを設け、互いに前記開口部を及び凹部を適合する様に貼り合わせることによりバブル状の装飾5aが施された後、仮想上のカット線22に沿ってカットされ眼鏡フレーム21(又は部品形状)に形成される。そして軟化状態に加熱され、合口部方向から芯金の素型金型23(又は芯金そのもの)をシューティングにより圧入しサイドフレーム(テンプル)がほぼ完成する。部品として使用する場合はそのまま必要な加工をされて装飾部品として使用される。
図7は本発明のフロントフレームの正面図であり、上述したサイドフレーム(テンプル)のみならず、フロントフレーム30としても使用が可能であり、フロントフレームとサイドフレームを本発明の方法で作る事でバランスの取れた一体感のある眼鏡が提供できる。
図8は本発明の請求項7に係る実施例の要部斜視図であり、少なくともどちらか一方が透明又は半透明な二枚以上のシート板25a,25bに、所望の眼鏡フレーム又は部品の概略形状内に収まるように、貼り合わせる接着面の各々に、それぞれ適合する様に開口部を有する凹部を設け、互いに前記開口部及び凹部を適合する様にして貼り合わせてバブル状の装飾5dが設けられ、眼鏡フレーム又は部品が複数個取れるように形成された眼鏡フレーム又は部品用のシート板25であり、この状態から仮想上のカット線27に沿ってカットされ更にフレーム又は部品の形状にカット等が施され仕上られる。勿論この場合の、加工又はカットはコンピューターにより設計され個々の好み形状又は色に合わされ、その後NC旋盤等を用いて加工されても良い。
上記構造を有する様にすることで今迄に無い装飾効果を有する眼鏡を提供できる事となった。
1a,1b フレーム背面部及び前面部
2a,2b 接着面
3a,3b 開口部
4a.4b 凹部
5,5a,5b バブル状の装飾
6a 色彩装飾
7 装飾片
8 液体
9 微粒子
10,10a,12 フレーム(又は部品)
20a,20b 短冊形板
22 仮想上のカット線
23 芯金
30 フロントフレーム
25a 樹脂シート板
27 仮想上のカット線
2a,2b 接着面
3a,3b 開口部
4a.4b 凹部
5,5a,5b バブル状の装飾
6a 色彩装飾
7 装飾片
8 液体
9 微粒子
10,10a,12 フレーム(又は部品)
20a,20b 短冊形板
22 仮想上のカット線
23 芯金
30 フロントフレーム
25a 樹脂シート板
27 仮想上のカット線
Claims (7)
- 少なくとも二枚以上で少なくとも一方が透明又は半透明な熱可塑性樹脂製の貼り合わせの眼鏡フレーム又は部品であって、貼り合わせる接着面の各々に、それぞれ適合する様に開口部を有する凹部を設け、互いに前記開口部及び凹部を適合する様にして貼り合わせることにより、バブル状の装飾が形成された事を特徴とする眼鏡フレーム又は部品。
- 前記凹部表面に色彩装飾を施した事を特徴とする請求項1記載の眼鏡フレーム又は部品。
- 前記バブル状の装飾が文字又は模様に形成されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡フレーム又は部品。
- 前記バブル状の凹部に装飾片が入れられた事を特徴とする請求項1から3までに記載の眼鏡フレーム又は部品。
- 前記バブル状の凹部に装飾用の液体又は微粒子が入れられた事を特徴とする請求項1から4までに記載の眼鏡フレーム又は部品。
- 前記眼鏡フレームまたは部品が、予め少なくともどちらか一方が透明又は半透明な二枚以上の短冊形板に切り出されてから、それぞれ適合する様に開口部を有する凹部を設け、互いに前記開口部を及び凹部を適合する様に貼り合わせることによりバブル状の装飾が施された後、眼鏡フレーム又は部品形状に形成された事を特徴とする請求項1記載の眼鏡フレーム又は部品。
- 少なくともどちらか一方が透明又は半透明な二枚以上のシート板に、所望の眼鏡フレーム又は部品の概略形状内に収まるように、貼り合わせる接着面の各々に、それぞれ適合する様に開口部を有する凹部を設け、互いに前記開口部及び凹部を適合する様にして貼り合わせてバブル状の装飾を設け、そして眼鏡フレーム又は部品が複数個取れるように形成された事を特徴とする眼鏡フレーム又は部品用のシート板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005089714A JP2006235555A (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | 眼鏡フレーム又は部品、及びそれ用のシート板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005089714A JP2006235555A (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | 眼鏡フレーム又は部品、及びそれ用のシート板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006235555A true JP2006235555A (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=37043217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005089714A Pending JP2006235555A (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | 眼鏡フレーム又は部品、及びそれ用のシート板 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006235555A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109689869A (zh) * | 2016-09-14 | 2019-04-26 | 东丽株式会社 | 无细胞dna的回收方法 |
-
2005
- 2005-02-25 JP JP2005089714A patent/JP2006235555A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109689869A (zh) * | 2016-09-14 | 2019-04-26 | 东丽株式会社 | 无细胞dna的回收方法 |
CN109689869B (zh) * | 2016-09-14 | 2022-09-27 | 东丽株式会社 | 无细胞dna的回收方法 |
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