JP2006234864A - 加熱ロールユニットおよびそれを用いた定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小サイズ記録紙連続通紙時、反射部材の温度上昇を抑え、反射部材を保持・移動させるための部材の耐熱性をさほど必要とせずに、かつ、定着装置外への熱の放出を抑えつつ、加熱ロール両端部の過昇温防止を実現できる加熱ロールユニットを提供し、さらには、その加熱ロールユニットを用いた定着装置を提供する。
【解決手段】棒状のヒータ4と、ヒータ4を内包した加熱ロール1と、内面の放射率が0.7以下の反射面で、ヒータ4を内包した円筒状のものであり、加熱ロール1の内面に接触しながら加熱ロール1の回転に伴って連れ回りする様に配置された反射部材5と、反射部材5を加熱ロール1の軸方向に移動させる反射部材移動手段6とを備え、反射部材5の移動によって、ヒータ4による加熱ロール1の加熱分布を可変とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、発熱分布を可変とすることが可能な加熱ロールユニット、および、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の電子写真プロセスを利用した電子写真機器に使用する定着装置に関する。
定着装置において、幅の異なる記録紙を使用したときの記録紙幅外の過昇温を防止する方法として、従来、例えば特許文献1のような方法が提案されている。図8は、前記特許文献1に記載された、従来の定着装置の概略構成を示すものである。
図8において、加熱ロール101は、アルミニウム、鉄、ステンレス等からなる金属パイプにシリコーンゴム層、テフロン(登録商標)層を形成したものである。加圧ロール108は、アルミニウム、鉄等からなる金属芯金108aにシリコーンゴムスポンジ層108bを形成したものであり、図示なき手段により加熱ロール101に押圧され、加熱ロール101と連れ回り可能に支持されている。ハロゲンランプ104は、加熱ロール101の内側に配置され、加熱ロール101の内側から輻射熱を照射する。そして、図示なき温度検知手段の検知温度に従い、加熱ロール101が所望の温度となるよう加熱、保温する。遮光部材105は、円筒状のものであり、ハロゲンランプ104の外側に配置されており、図示なき手段により、矢印の方向に移動停止自在に保持されている。遮光部材105の内側は、ハロゲンランプ104の輻射熱を効率よく吸収可能なように反射防止加工がなされており、また、吸収した熱を速やかに逃がせるように熱伝導率の高い、銅などの金属にて形成されている。加圧ロール108の長さとハロゲンランプ104の発光長とは、どちらも大サイズ記録紙幅W1よりも長くしており、また、加熱ロール101の長さは、ハロゲンランプ104の発光長よりも長くなるようにしている。
ここで、この構成にて、仮に遮光部材105を備えなかった場合、小サイズ記録紙を連続して通紙すると、加熱ロール101の小サイズ記録紙に接触した部分は、記録紙に熱を奪われ、温度が低下する。温度が低下すると、温度検知手段の検知する温度により、ハロゲンランプ104がオンとなり、所望の温度に戻される。しかしながら、加熱ロール101の記録紙に接触しない部分は、記録紙に熱を奪われることなくハロゲンランプ104の輻射熱が照射されるので、所望の温度より高くなる。この動作を繰り返していくと、加熱ロール101の記録紙に接触しない部分はどんどん昇温していき、加熱ロール101のゴム層や、加圧ロール108のゴム層108bが熱劣化してしまう。また、小サイズ記録紙を連続して通紙した後、大サイズ記録紙を通紙したとき、加熱ロール101の両側の温度が異常に高温となっているので、高温オフセット現象が生じてしまう。
しかし、前記特許文献1は、遮光部材105を備える場合、小サイズ記録紙を通紙するときには、遮光部材105を矢印の向きに移動して、小サイズ記録紙に接触しない部分へハロゲンランプ104の輻射熱が照射されないようにする。これにより、小サイズ記録紙を連続通紙したときでも、定着ロール101の小サイズ記録紙に接触しない部分の温度上昇を抑えることができ、各種部材の劣化や、小サイズ記録紙の連続通紙直後に大サイズ記録紙を通紙したときの高温オフセット現象の発生を防止することができるとしている。
なお、大サイズ記録紙を通紙するときには、遮光部材105を図の位置に停止させ、ハロゲンランプ104に通電して定着ロールを加熱保温する。このようにして、大サイズ記録紙の通紙領域全てを均一に加熱することができ、大サイズ記録紙に形成された未定着トナー像を良好に定着することができるとしている。
特開平6−138789号公報
しかしながら、前記従来の構成では、遮光部材105がハロゲンランプ104の輻射熱を吸収し、条件によっては、800℃程度の高温になってしまう。それゆえ、遮光部材105だけでなく、遮光部材105を保持する部材、さらには遮光部材105を移動させる手段にもかなりの耐熱性が必要とされ、装置の大型化や高コスト化となってしまう。
また、遮光部材105は、吸収した熱を速やかに逃がせるように熱伝導率の高い、銅などの金属にて形成され、熱を装置外に放熱するようにされているが、これはすなわち無駄になった熱であって、省エネルギーの観点から好ましくなく、さらには、定着装置外の温度を上昇させるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、小サイズ記録紙を連続通紙したときの遮光部材の温度上昇を抑えることで、遮光部材を保持・移動させるための部材の耐熱性をさほど必要とせずに、かつ、定着装置外への熱の放出を抑えつつ、加熱ロールの両端部の過昇温防止を実現できる加熱ロールユニットを提供し、さらには、その加熱ロールユニットを用いた定着装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、加熱ロールユニットにおいて、棒状のヒータと、ヒータを内包した加熱ロールと、内面の放射率が0.7以下の反射面で、ヒータを内包した円筒状のものであり、加熱ロールの内面に接触しながら加熱ロールの回転に伴って連れ回りする様に配置された反射部材と、反射部材を加熱ロールの軸方向に移動させる反射部材移動手段とを備え、反射部材の移動によって、ヒータによる加熱ロールの加熱分布を可変とするものである。
本構成によって、記録紙の幅に対してヒータからの不要な輻射熱を反射部材によって反射し遮光できると共に、反射部材の内面を反射面として、ヒータの輻射熱を吸収しにくくして反射部材の温度上昇を抑え、さらに、その輻射熱の一部分を加熱ロールの内側へ反射させてエネルギーの有効利用を図ることができる。また、反射部材を加熱ロールの内面に接触させながら回転させ、反射部材がヒータの輻射熱により温度上昇しても加熱ロールに熱を伝え熱吸収されて、反射部材の過度な温度上昇を抑え、さらに、反射部材は加熱ロールに支持されて、特別なその支持のための保持手段を不要にすることができる。
このように、小サイズ記録紙を連続通紙したときの反射部材の温度上昇を抑え、かつ、定着装置外への熱の放出を抑えつつ、加熱ロール両端部(両方の端部)の過昇温防止を実現できる加熱ロールユニットを提供することができる。
また、加熱ロールユニットは、反射部材の肉厚を、加熱ロールの肉厚よりも薄くした構成にしてもよい。
本構成によって、反射部材の熱容量を加熱ロールの熱容量よりも小さくできる。加熱ロールの熱容量に比べ反射部材の熱容量が大きいと、大サイズ記録紙を通紙するよう加熱ロールを加熱したとき、加熱ロールの熱が反射部材に伝熱し、加熱ロールの大サイズ記録紙の両端部に対応する部分の温度が低下するという問題が生じる。しかしながら、本構成によって、反射部材の熱容量を小さくし、加熱ロールの温度低下への影響を少なくして、加熱ロールの軸方向の温度を均一にすることができる。
また、加熱ロールユニットは、加熱ロールの内面において、記録紙の通紙範囲内に対応する部分には輻射熱吸収処理がなされ、かつ、記録紙の通紙範囲外に対応する部分の少なくとも両端部の一部分には輻射熱吸収処理がなされていない構成にしてもよい。
本構成によって、小サイズ記録紙通紙時、反射部材を加熱ロール内部に移動させたときに、加熱ロールの両端部内面にヒータの輻射熱が照射されても、そこでの輻射熱吸収が控えられて、加熱ロール両端部での過昇温が防止できる。
また、加熱ロールユニットは、反射部材はカップ状のものであり、かつ、ヒータが通過可能な孔があり、かつ、カップの底部分の放射率が0.7以下の反射面とした構成にしてもよい。
本構成によって、反射部材とヒータとの隙間から加熱ロールの外側へ漏れていくヒータの輻射熱を、反射部材の底部により反射させ加熱ロールの内側へ戻すことが可能となる。これにより、加熱ロール端部の温度上昇を防止でき、さらには、加熱ロール外の各種部材の温度上昇も防止することができる。
また、加熱ロールユニットは、中央部と開口部とが略同一径のものであり、かつ、内径が加熱ロールの外径よりも大で、加熱ロールの端部と当接する部分があり、加熱ロールの回転を支持する加熱ロール保持部材を備え、加熱ロール保持部材のヒータの輻射熱が照射される部分の少なくとも一部分は、放射率が0.7以下の反射面とした構成にしてもよい。
本構成によって、ヒータの輻射熱が加熱ロールの外へ漏れ加熱ロール保持部材に照射されても、加熱ロール保持部材のヒータの輻射熱が照射される一部分は、その輻射熱を反射して、加熱ロール保持部材の温度上昇が低減でき、加熱ロールユニットの安全性の高めることができる。
また、加熱ロールユニットは、中央部と開口部とが略同一径のものであり、かつ、内径が加熱ロールの外径よりも大で、加熱ロールの回転を支持する加熱ロール保持部材と、ヒータの外側に加熱ロールから漏れてきたヒータの輻射熱を反射する漏れ輻射熱反射部材とを備えた構成にしてもよい。
本構成によって、加熱ロールユニットの外側へ漏れるヒータの輻射熱を漏れ輻射熱反射部材により加熱ローラの内側へ戻すことができる。これにより、ヒータの輻射熱を効率よく加熱ロールに照射することが可能となり、加熱ロールユニットの熱効率を良くすることができる。
また、加熱ロールユニットは、反射部材移動手段が、加熱ロールの外側に備えた磁石とその磁石を加熱ロールの軸方向に移動させる磁石移動部材とから構成されるものであり、かつ、反射部材は磁性材料からなり、かつ、加熱ロールの透磁率は反射部材の透磁率よりも低いものからなる構成にしてもよい。
本構成によって、加熱ロールの外側から非接触にて反射部材の移動が実現できるので、加熱ロールの熱の反射部材移動手段への伝熱を少なくすることができ、加熱ロールユニットの熱効率を良くすることができる。また、加熱ロール内部に何等特別な反射部材移動手段を備えないので、加熱ロールの径を大きくする必要がなく、加熱ロールユニットを小型とすることができる。
また、加熱ロールユニットにおいて、反射面は、放射率が0.02以上としてもよい。これによって、反射面の形成を容易にすることができる。
また、定着装置において、上記いずれかの加熱ロールユニットを少なくとも1つは備える構成としてもよい。
本構成によって、小サイズ記録紙連続通紙時、ヒータの加熱効率が良く、装置全体の温度上昇が少ない状態にて、加熱ロール両端部の過昇温防止が可能な定着装置が提供できる。
本発明は、記録紙の幅に対してヒータからの不要な輻射熱を反射部材によって反射し遮光するものであり、反射部材の内面を反射面として、ヒータの輻射熱を吸収しにくくすることで反射部材の温度上昇を抑えることができ、さらに、その輻射熱の一部分を加熱ロールの内側へ反射させることも可能なのでエネルギーの有効利用を図ることができる。また、反射部材を加熱ロールの内面に接触させながら回転させることで、反射部材がヒータの輻射熱により温度上昇しても加熱ロールに熱を伝えて熱吸収されるので、反射部材の過度な温度上昇を抑えることができ、さらに、反射部材は加熱ロールに支持されることになるので、特別なその支持のための保持手段を不要とすることができる。
このように、小サイズ記録紙を連続通紙したときの反射部材の温度上昇を抑え、かつ、定着装置外への熱の放出を抑えつつ、加熱ロール両端部の過昇温防止を実現できる加熱ロールユニット、およびその加熱ロールユニットを用いた定着装置を提供することができるという効果を奏する。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における加熱ロールユニットとそれを用いた定着装置の横断面図である。
図1において、加熱ロール1は、ステンレス(SUS304)からなる薄肉パイプ基材の上に、シリコーンゴム層とテフロン(登録商標)層とが形成されている。薄肉パイプ基材の外径はφ34mm、肉厚は0.2mm、長さ270mmのものを用いている。シリコーンゴム層の厚さは0.2mmであり、また、その上に厚さ0.03mmのテフロン(登録商標)チューブをかぶせたものである。加熱ロール1の軸方向の中央部内面(A部)には、輻射熱の吸収が良好な様に、輻射熱吸収処理がなされており、具体的には、耐熱性樹脂での黒色処理がなされている。また、加熱ロール1の両端部(両方の端部)の内面(B部)には、その端部から10mmの範囲には、輻射熱を反射し易いよう、輻射熱吸収処理は施されていない。
加熱ロール保持部材2は、その内径がφ40mmであり、2つ用いて、加熱ロール1を両方の端部から挟んでその回転を保持し、また、一部分には加熱ロール1の端部に当接する部分を有しており、その部分で、加熱ロール1の蛇行を規制している。そして、加熱ロール保持部材2は軸受け3により回転自在に保持されている。加熱ロール保持部材2の材質は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)にて形成している。
ヒータとしてのハロゲンランプ4は、加熱ロール1の内側に配置され、加熱ロール1の内側から輻射熱を照射する。ハロゲンランプ4の発光長は230mmであり、通紙する記録紙の中で最も幅の広いもの(大サイズ記録紙幅W1。本実施の形態では、A4縦送りであり、210mm)よりも多少長くなるようにしている。そして、図示なき温度検知手段の検知温度に従い、ハロゲンランプのオン・オフを行って、加熱ロール1を所望の温度(本実施の形態では170℃)に加熱、保温する。
反射部材5は、ステンレス(SUS304)からなり、外径φ22mm、肉厚0.1mm、長さ35mmの円筒状のものであり、ハロゲンランプ4の外側に配置されている。その内面は、ハロゲンランプ4の輻射熱の反射が良好なよう、表面粗さが中心線平均粗さRa1.6以下に仕上げられ、このとき、放射率を0.2以下とすることができる。放射率は、低ければ低い方が好ましいが、内面に輻射熱吸収処理がなされている加熱ロールにおける輻射熱の反射という観点から、0.7以下であれば十分な効果がある。
そして、このような反射部材5によって、記録紙の幅に対してヒータからの不要な輻射熱を反射し遮光できると共に、内面を反射面として、ヒータの輻射熱を吸収しにくくして反射部材の温度上昇を抑え、さらに、その輻射熱の一部分を加熱ロールの内側へ反射させてエネルギーの有効利用を図ることができる。
また、反射部材5は、図示なき移動手段により加熱ロール1の軸方向に移動可能に構成されたピン6(反射部材移動手段の一例)の移動制御によって、加熱ロール1の軸方向に移動可能に支持されている。反射部材5は、大サイズ記録紙通紙時には、加熱ロール1の両端に備えられた反射部材5の内側の間隔がハロゲンランプ4の発光長より少し長い240mmの位置に移動させ、また、小サイズ記録紙(小サイズ記録紙幅W2。本実施の形態では、A5縦送りであり、148.5mm)の通紙時には、反射部材5の間隔が160mmとなる位置に移動させる。
これら、加熱ロール1、加熱ロール保持部材2、軸受け3、ハロゲンランプ4、反射部材5、ピン6とにより、加熱ロールユニット7が構成されている。
加圧ロール8は、外径φ20mmのアルミニウムからなる芯金8a上に肉厚5mm、長さ230mmのシリコーンゴム層8bが形成されたものである。この加圧ロール8は、図示なき手段により、加熱ロール1に20kgfの荷重で押圧され、加熱ロール1と連れ回り自在に支持されている。
次に、動作について図1〜図3を用いて説明する。
図2は、本発明の実施の形態1における加熱ロールユニットとそれを用いた定着装置の軸方向に垂直な断面図である。
図2において、まず、図示なき回転駆動手段により加熱ロール保持部材2を矢印の向きへ回転させる。その回転に連れ、加熱ロール1は矢印の向きへ回転する。そして、この加熱ロール1の回転に連れて、加圧ロール8は矢印の向きへ回転する。加熱ロール1は、肉厚0.2mmのステンレスで形成されており、加圧ロール8に押圧されると、その押圧力により変形し、そして、この変形により、加圧ロール8からの荷重を受ける。
また、反射部材5は、加熱ロール1に内接し、その摩擦力により矢印の向きへ連れ回りする。ハロゲンランプ4は、図示なき温度検出手段の検知温度に従ってオン・オフして、加熱ロール1の温度を170℃に加熱・保温する。この状態にて、未定着トナー画像が形成された記録紙は、加熱ロール1と加圧ロール8とで形成されたニップ部を通過させることにより、未定着トナー画像を記録紙に定着させることができる。
次に、図1を用いて、まず、大サイズ記録紙を通紙する場合の動作について説明する。この場合、反射部材5はピン6によって実線の位置に保持し、ハロゲンランプ4をオン・オフして、加熱ロール1を170℃に加熱・保温する。この状態にて記録紙を連続通紙させたときも、記録紙の通紙領域は、ハロゲンランプ4のオン・オフを行うことにより常に170℃になるように制御されており、常に良好な定着性が得られることになる。これは、反射部材5を備えない従来の装置と何等変わりはない。
次に、小サイズ記録紙を通紙する場合の動作について説明する。この場合、反射部材5をピン6によって波線の位置に保持し、ハロゲンランプ4をオン・オフして、通紙領域の温度が170℃になるように加熱ロール1を加熱・保温する。この時の加熱ロール1の温度分布を図3のAに示す。横軸は加熱ロール1の軸方向の位置であり、縦軸はその位置での温度である。小サイズ記録紙幅の少し外側までは、ほぼ170℃となっている。
この状態に対し、小サイズ記録紙を連続して通紙する。加熱ロール1の周速度(プロセス速度)100mm/sで実験したとき、100枚通紙直後の加熱ロール1の温度分布はBの様になった。小サイズ記録紙通紙域の外側が最高185℃までの温度上昇となった。185℃は高温オフセット現象が生じない温度であり、このように、小サイズ記録紙連続通紙後、大サイズ記録紙をすぐに通紙しても、良好な定着性が得られた。また、185℃では、加熱ロール1、加圧ロール8の破壊などの心配もない範囲である。
これに対し、反射部材5を実線の位置に保持し、小サイズ記録紙を20枚連続通紙した直後は、Cとなった。小サイズ記録紙通紙域の外側が最高220℃まで上昇してしまった。このことから、反射部材5を備え、記録紙の幅に応じてその位置を変えることにより、小サイズ記録紙連続通紙時に加熱ロール1の記録紙通紙域の外側の過昇温を防止することができていることが分かる。
また、ハロゲンランプ4のオン・オフを行って、加熱ロール1の温度を170℃に制御したとき、反射部材5の温度は180℃となり、加熱ロール1の温度に対し、10℃という非常に少ない温度上昇であった。
本実施の形態にかかる構成によれば、反射部材5は、その内面が反射面とされているので、ハロゲンランプの輻射熱を吸収しにくく、反射部材5の温度上昇を抑えることができ、さらに、その輻射熱の一部分を加熱ロール1の内側へ反射させることも可能なので、エネルギーの有効利用が可能となる。また、反射部材5は、加熱ロール1の内面に接触しながら回転するので、輻射熱により温度上昇しても加熱ロール1に熱を伝えて熱吸収され、過度な温度上昇を抑えることができ、さらには、反射部材5は、加熱ロール1に支持されることになるので、何等特別な保持手段が不要となる。
また、かかる構成によれば、反射部材5の肉厚を、加熱ロール1の肉厚よりも薄くすることにより、反射部材5の熱容量を加熱ロール1の熱容量に比較して小さくすることができ、加熱ロール1を加熱・保温したとき、反射部材5による、加熱ロール1の温度低下への影響が少なく、軸方向の温度が均一な加熱ロールユニットおよびそれを用いた定着装置を提供することができる。
また、かかる構成によれば、小サイズ記録紙通紙時、反射部材5を加熱ロール1内部(図中の波線で示した位置)に移動させたときに、加熱ロール1の両端部内面にハロゲンランプ4の輻射熱が照射されても、加熱ロール1の両端部内側には、輻射熱吸収処理がなされていないので、加熱ロール両端部での過昇温が防止できる加熱ロールユニットおよびそれを用いた定着装置を提供することができる。
また、反射部材5の反射面は、放射率を0.02以上としてもよく、これで反射面の形成が容易にできる。
なお、本実施の形態において、反射部材5は加熱ロール1の両端部に備えたが、例えば、幅の異なる記録紙を通紙するときに、その記録紙の一端部を定着装置のどちらか一方に揃えて通紙する場合は、反射部材5を、その揃える側とは反対の側に備えるものでもよい。
また、本実施の形態では、反射部材5の内面には、放射率を高めるために、例えばアルミ蒸着を施したものでもよい。
また、本実施の形態では、ヒータとしてハロゲンランプ4を備えたが、これは、輻射熱を発するものであれば、石英管ヒータや、カーボンランプヒータなども用いることができる。
また、本実施の形態では、加熱ロール1を薄肉のパイプで形成し、加圧ローラからの加圧力を加熱ロール1の弾性力で受けたが、これは、肉厚の厚い加熱ロール1を用い、加熱ロール1の両端部を直接軸受けにて支持する構成でも構わない。
また、本実施の形態において、加熱ロール1を内包するベルトを用い、ベルトを介して加圧ロール8を加熱ロール1に押圧する構成も好ましく用いられる。この場合、加熱ロール1に備えた、シリコーンゴム層とテフロン(登録商標)層は不要であり、ベルト側に、それらシリコーンゴム層とテフロン(登録商標)層があることが好ましことは言うまでもない。さらには、加圧部と加熱部を分離した、いわゆるMELT定着方式の加熱部にも、本実施の形態の加熱ロールユニット7は好ましく用いることができる。
(実施の形態2)
次に、図4および図5を用いて、本発明の実施の形態2の構成を説明する。図4は、実施の形態2における加熱ロールユニット7の横断面図である。図5は、同加熱ロールユニット7における加熱ロール保持部材2の横断面図である。
図4において、図1と同じ構成要素については、同じ符号を用い、説明を省略する。また、図を分かり易くするため、反射部材移動手段6の図示は省略している。
反射部材5は、カップ状に形成されており、その底部も反射面とされたものである。底部には、ハロゲンランプ4を通す孔を開けている。その底面は、ハロゲンランプ4の輻射熱の反射が良好なよう、表面粗さが中心線平均粗さRa1.6以下に仕上げられ、このとき、放射率を0.2以下とすることができる。放射率は、低ければ低い方が好ましいが、内面に輻射熱吸収処理がなされている加熱ロールにおける輻射熱の反射という観点から、0.7以下であれば十分な効果がある。
漏れ輻射熱反射部材9は、アルミニウムから形成されており、加熱ロール1側は、ハロゲンランプ4の輻射熱を効率よく反射できるよう、その表面粗さが中心線平均粗さRa1.6以下に仕上げられ、このとき、放射率を0.15以下とすることができる。放射率は、低ければ低い方が好ましいが、内面に輻射熱吸収処理がなされている加熱ロールに対する輻射熱の反射という観点から、0.7以下であれば十分な効果がある。この漏れ輻射熱反射部材9は、ハロゲンランプ4に固定されている。
また、図5に示すように、加熱ロール保持部材2は、基材がPPS樹脂で形成されており、そして、ハロゲンランプ4の輻射熱が照射される部分にはアルミ蒸着処理10がなされて反射面が形成されている。ここでも、反射面の放射率は、低ければ低い方が好ましいが、内面に輻射熱吸収処理がなされている加熱ロールに対する輻射熱の反射という観点から、0.7以下であれば十分な効果がある。
本実施の形態にかかる構成によって、反射部材5をカップ形状とし、その底部も反射面としたことにより、反射部材5とハロゲンランプ4との空間から加熱ロール1の軸方向外側へ漏れていくハロゲンランプ4の輻射熱を、反射部材5の底部により反射させて加熱ロール1の内側へ戻すことが可能となる。これにより、加熱ロール1端部の温度上昇を防止でき、さらには、加熱ユニット6の外側の各種部材の温度上昇も低減することができる加熱ロールユニット7を提供することができる。
また、かかる構成によって、加熱ロール保持部材2のハロゲンランプ4の輻射熱が照射される部分には、アルミ蒸着を施し、反射面を形成したことにより、ハロゲンランプ4の輻射熱が加熱ロール1の外へ漏れ、加熱ロール保持部材2に照射されてしまう場合にも、加熱ロール保持部材2の温度上昇が低減でき、安全性の高い加熱ロールユニット7を提供することができる。
また、かかる構成によって、加熱ロールユニット7の外側に、漏れ輻射熱反射部材9を備えたことにより、加熱ロールユニット7の外側へ漏れるハロゲンランプ4の輻射熱を漏れ輻射熱反射部材9により加熱ローラ1の軸方向内側へ戻すことができる。これにより、ハロゲンランプ4の輻射熱を効率よく加熱ロール1に照射することが可能となり、熱効率の良い加熱ロールユニット7を提供することができる。
また、反射部材5、漏れ輻射熱反射部材9および加熱ロール保持部材2の反射面は、放射率を0.02以上としてもよく、これで反射面の形成が容易にできる。
なお、本実施の形態において、漏れ輻射熱反射部材9はアルミニウムで形成したが、これは例えば、PPS樹脂にアルミ蒸着処理を施したものでもよい。
また、本実施の形態において、漏れ輻射熱反射部材9は、ハロゲンランプ4に固定したが、これは、別途固定部材を備え、その固定部材にて固定するものでもよい。
また、本実施の形態では、カップ状の反射部材5と漏れ輻射熱反射部材9との両方を備えたが、これは、パイプ状の反射部材5と漏れ輻射熱反射部材とを備えたものでも、また、カップ状の反射部材5だけを備えたものでも、効果は劣るが、どちらの構成も用いることができる。
また、本実施の形態では、加熱ロール保持部材2は、基材がPPS樹脂であり、その基材にアルミ蒸着したものを用いたが、これは、基材自身がアルミニウム等の放射率の高い材質で形成されたものでもよい。
(実施の形態3)
次に、図6および図7を用いて、本発明の実施の形態3の構成を説明する。図6は、実施の形態3における加熱ロールユニット7の横断面図である。図7は、同加熱ロールユニット7の軸方向に垂直な断面図である。
図6および図7において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。実施の形態1と異なるのは、反射部材移動手段6として、磁石6aとその磁石6aを移動させる磁石移動部材としての磁石ガイド6bとを用いることである。磁石6aには、フェライト磁石を用いたが、これは、希土類磁石、コバルト磁石等も好ましく用いることができる。この磁石6aは、磁石ガイド6bにより、矢印の方向に移動可能に支持されている。また、加熱ロール1は磁性の極めて弱い材料であるSUS304で形成され、また、反射部材5は、磁性の強いSUS430で形成している。また、磁石6aと磁石ガイド6bとは、記録紙の通紙の邪魔にならないよう、かつ、反射部材5の重力の影響が少ないよう、図7に示す位置に配置している。
次に、図6を用いて動作を説明する。大サイズ記録紙通紙時には、磁石6aをAの位置に移動し、磁石6aの磁力により、反射部材5を実線の位置に保持する。この状態にてハロゲンランプ4をオン・オフし、加熱ロール1を170℃に加熱・保温する。この状態にて記録紙を通紙することにより良好な定着画像を得ることができる。また、小サイズ記録紙通紙時には、磁石6aをBの位置に移動させ、磁石6aの磁力により、反射部材5を移動保持する。この状態にてハロゲンランプ4をオン・オフし、加熱ロール1を170℃に加熱・保温する。この状態にて記録紙を通紙することにより良好な定着画像を得ることができる。
本実施の形態にかかる構成によって、磁石6aと磁石ガイド6bとからなる反射部材移動手段6を、加熱ロール1の外側に備え、加熱ロール1の外側から非接触にて反射部材5の移動が実現できるので、加熱ロール1の熱の反射部材移動手段6への伝熱を少なくすることができ、熱効率の良い加熱ロールユニット7を提供することができる。また、加熱ロール1内部に何等特別な反射部材移動手段6を備えることがないので、加熱ロール1の径を大きくする必要がなく、小型の加熱ロールユニット7を提供することができる。
また、かかる構成によって、反射部材5は磁性材料からなり、かつ、加熱ロール1の透磁率は反射部材5の透磁率よりも低いもの(非磁性材料)からなるものであり、これにより、磁石6aの磁力を反射部材5に効率よく伝えることができ、確実に反射部材5を移動させることができる。
本発明にかかる加熱ロールユニットおよびそれを用いた定着装置は、記録紙上に形成されたトナー像を定着するという効果を有し、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の電子写真プロセスを利用した電子写真機器に適用される。
本発明の実施の形態1における加熱ロールユニットとそれを用いた定着装置の横断面図 本発明の実施の形態1における加熱ロールユニットとそれを用いた定着装置の軸方向に垂直な断面図 本発明の実施の形態1における小サイズ記録紙通紙時の加熱ロールの温度分布を示す図 本発明の実施の形態2における加熱ロールユニットの横断面図 本発明の実施の形態2における加熱ロール保持部材の横断面図 本発明の実施の形態3における加熱ロールユニットの横断面図 本発明の実施の形態3における加熱ロールユニットの軸方向に垂直な断面図 従来の定着装置の概略構成図
符号の説明
1 加熱ロール
2 加熱ロール保持部材
4 ハロゲンランプ(ヒータ)
5 反射部材
6 ピン(反射部材移動手段)
6a 磁石
6b 磁石ガイド(磁石移動部材)
7 加熱ロールユニット
9 漏れ輻射熱反射部材

Claims (9)

  1. 棒状のヒータと、
    前記ヒータを内包した加熱ロールと、
    内面の放射率が0.7以下の反射面で、前記ヒータを内包した円筒状のものであり、前記加熱ロールの内面に接触しながら前記加熱ロールの回転に伴って連れ回りする様に配置された反射部材と、
    前記反射部材を前記加熱ロールの軸方向に移動させる反射部材移動手段とを備え、
    前記反射部材の移動によって、前記ヒータによる前記加熱ロールの加熱分布を可変とすることを特徴とする加熱ロールユニット。
  2. 反射部材の肉厚は、加熱ロールの肉厚よりも薄いことを特徴とする請求項1に記載の加熱ロールユニット。
  3. 加熱ロールの内面は、記録紙の通紙範囲内に対応する部分は輻射熱吸収処理がなされており、かつ、記録紙の通紙範囲外に対応する部分の少なくとも両端部の一部分には輻射熱吸収処理がなされていないことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の加熱ロールユニット。
  4. 反射部材は、カップ状のものであり、かつ、ヒータが通過可能な孔があり、カップの底部分の放射率が0.7以下の反射面とされていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の加熱ロールユニット。
  5. 加熱ロールは中央部と開口部とが略同一径のものであり、かつ、内径が前記加熱ロールの外径よりも大で、前記加熱ロールの端部と当接する部分があり、前記加熱ロールの回転を支持する加熱ロール保持部材を備え、
    前記加熱ロール保持部材のヒータの輻射熱が照射される部分の少なくとも一部分は、放射率が0.7以下の反射面とされていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の加熱ロールユニット。
  6. 加熱ロールは中央部と開口部とが略同一径のものであり、
    かつ、内径が前記加熱ロールの外径よりも大で、前記加熱ロールの回転を支持する加熱ロール保持部材と、
    ヒータの外側にあって、かつ、前記加熱ロールから漏れてきた前記ヒータの輻射熱を反射する漏れ輻射熱反射部材とを備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の加熱ロールユニット。
  7. 反射部材移動手段は、加熱ロールの外側に備えた磁石と前記磁石を前記加熱ロールの軸方向に移動させる磁石移動部材とから構成されるものであり、かつ、反射部材は磁性材料からなり、かつ、前記加熱ロールの透磁率は前記反射部材の透磁率よりも低いものからなることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の加熱ロールユニット。
  8. 反射面は、放射率が0.02以上であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の加熱ロールユニット。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の加熱ロールユニットを少なくとも1つは備えたことを特徴とする定着装置。
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