JP2006234352A - 冷水供給装置付き冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷蔵室の扉の内側に貯水タンクを有する冷水供給装置を備えた冷蔵庫に関して、貯水タンク内の飲料水を所定の温度まで早く冷却する。
【解決手段】冷蔵室1の扉3の内側に配した貯水タンク6と扉3の外側に配した取り出し口7とからなる冷水供給装置4と、冷蔵室1内を上下に仕切って食品を載置できるようにした庫内棚11と、庫内棚11の下面に沿って前後方向に断熱材18を備えた冷気通路を形成した棚ダクト17とを備え、開口部の一方は冷蔵室奥面ダクト12と連通し、他方は貯水タンク6の方向に冷気が吹き出す棚部冷気吐出口19としたことにより、冷却器14で生成された低温の冷気が、収納食品による対流阻害を受けず、貯水タンク6に直接吹き付けられるので、貯水タンク6を冷却するのに必要な冷気対流量を安定して確保でき、貯水タンク6内の飲料水を所定の温度まで早く冷却することができる。
【選択図】図1
【解決手段】冷蔵室1の扉3の内側に配した貯水タンク6と扉3の外側に配した取り出し口7とからなる冷水供給装置4と、冷蔵室1内を上下に仕切って食品を載置できるようにした庫内棚11と、庫内棚11の下面に沿って前後方向に断熱材18を備えた冷気通路を形成した棚ダクト17とを備え、開口部の一方は冷蔵室奥面ダクト12と連通し、他方は貯水タンク6の方向に冷気が吹き出す棚部冷気吐出口19としたことにより、冷却器14で生成された低温の冷気が、収納食品による対流阻害を受けず、貯水タンク6に直接吹き付けられるので、貯水タンク6を冷却するのに必要な冷気対流量を安定して確保でき、貯水タンク6内の飲料水を所定の温度まで早く冷却することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷水供給装置を備えた冷蔵庫に関するものである。
従来、この種の冷蔵庫は、冷蔵室の扉の内側に貯水タンクを有し、扉の外側に取り出し口を備えていて、利用者は扉を開けることなく冷水を取り出せるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の冷水供給装置付き冷蔵庫の中央縦断面図である。図8に示す冷蔵庫は、冷蔵室1の下方に冷凍室2を形成した、いわゆるボトムフリーザーと呼ばれているものであり、この冷蔵室1の扉3に冷水供給装置4が配設されている。この冷水供給装置4は、扉棚5に格納された着脱自在な貯水タンク6と、扉3の外側に配設された取り出し口7と、貯水タンク6と取り出し口7とを連通する給水パイプ8と、給水パイプ8の中間部に設けた給水ポンプ9と、給水ポンプ9を作動させる給水ボタン10とから構成されている。
また、冷蔵室1の中央には、上下に仕切って食品を載置できるようにした庫内棚11が配設されている。そして、この庫内棚11の奥側には、内部に上下方向の冷気通路を形成した冷蔵室奥面ダクト12が配設されていて、これに複数の冷気吐出口13が備わっている。
さらに、この冷蔵室奥面ダクト12の下方には、冷凍サイクルの冷却器14と、冷気送風用のファンモータ15が配設されている。
上記構成において、以下にその動作を説明する。
冷却器14で生成された冷気は、ファンモータ15の作用により、冷蔵室1と冷凍室2とに送風される。冷蔵室用の冷気は、冷蔵室奥面ダクト12を通って上方に吹き上げられ、冷気吐出口13から冷蔵室1に吐出される。吐出された冷気は、冷蔵室1内を対流しながら、庫内棚11と扉棚5に収納された食品を冷却し、仕事を終えて冷却器14に戻ってくる。
このような運転状態にある冷蔵庫において、まず利用者は、比較的温度が高い(例えば25℃)飲料水を貯水タンク6に注入し、これを扉棚5に収納する。そうすると、冷蔵室1内を対流する冷気が、貯水タンク6を介して、飲料水の熱を吸収するので、飲料水の温度は徐々に低下していく。そしてしばらくの時間が経過すると、飲料水は飲み頃の温度(例えば4℃)にまで冷やされて安定状態となる。その後、利用者が必要に応じて給水ボタン10を操作すると、給水ポンプ9が作動し、貯水タンク6の飲料水が給水パイプ8を通過して、取り出し口7から出てくる。
このようにして、利用者は冷蔵室1の扉3を開けなくても、手軽に冷水を得ることができるようになっている。
特開2003−207266号公報
しかしながら、上記従来の構成では、扉棚と冷気吐出口が離れているので、扉棚における冷気の対流量が比較的少なく、かつ対流する冷気温度も高い傾向にあった。そのため、貯水タンクの飲料水が飲み頃の温度にまで冷えるのに長い時間かかってしまうという課題を有していた。
そのうえ、庫内棚に収納している食品が多すぎると、その傾向はさらに顕著となり、非常に長い時間(例えば一昼夜)かかっても、所定の温度に到達しないという場合もあった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、貯水タンクに注入した飲料水が所定の温度に到達するまでの冷却所要時間が短くて済む冷水供給装置付き冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷水供給装置付き冷蔵庫は、庫内棚の下面に沿って前後方向に冷気通路を形成した棚ダクトを備え、この棚ダクトの冷気通路は断熱材を備え、その開口部の一方は冷蔵室奥面ダクトと連通し、他方は貯水タンクの方向に冷気が吹き出す棚部冷気吐出口となっていることを特徴とする。
これによって、冷却器で生成された低温の冷気が、収納食品による対流阻害を受けることなく、貯水タンクに直接吹き付けられることになる。
本発明の冷水供給装置付き冷蔵庫は、断熱材で周囲を覆われた棚ダクトを配設することで、食品収納量の多少に関係なく、貯水タンクを冷却するのに必要な冷気を低温に保ちながら安定して確保でき、よって貯水タンク内の飲料水を所定の温度まで早く冷却することができる。
請求項1に記載の発明は、冷蔵室の扉の内側に配した貯水タンクと扉の外側に配した取り出し口とからなる冷水供給装置と、冷凍サイクルの冷却器で生成された冷気を冷蔵室内に供給する冷蔵室奥面ダクトと、冷蔵室内を上下に仕切って食品を載置できるようにした庫内棚と、この庫内棚の下面に沿って前後方向に冷気通路を形成した棚ダクトとを備え、この棚ダクトの冷気通路は断熱材を備え、その開口部の一方は前記冷蔵室奥面ダクトと連通し、他方は前記貯水タンクの方向に冷気が吹き出す棚部冷気吐出口となっているものであり、冷却器で生成された低温の冷気が、収納食品による対流阻害を受けることなく低温を保ち、貯水タンクに直接吹き付けられることになるので、食品収納量の多少に関係なく、貯水タンクを冷却するのに必要な冷気が低温を保ち安定して確保でき、よって貯水タンク内の飲料水を所定の温度まで早く冷却することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の冷蔵庫において、冷蔵室内に庫内灯を備え、冷蔵室の幅方向の中心に対して左右いずれかに片寄せした位置に棚ダクトを配設し、この棚ダクトとは左右反対側に庫内灯を配設したものであり、棚ダクトの上方に収納した食品と下方に収納した食品の双方に対して庫内灯の光が照射されることになるので、棚ダクトを配設したことに伴う収納食品の視認性低下を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明の冷蔵庫において、冷蔵室の幅方向の中心に配した庫内灯と、少なくとも二個の棚ダクトとを備え、前記庫内灯の左側下方に第一の棚ダクトを配設し、右側下方に第二の棚ダクトを配設したものであり、さらに貯水タンクの冷却を安定して確保できるとともに、棚ダクトの上方に収納した食品と下方に収納した食品の双方に対して庫内灯の光が照射されることになるので、棚ダクトを配設したことに伴う収納食品の視認性低下を防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明の冷蔵庫において、冷蔵室内に少なくとも二個の庫内灯を備え、棚ダクトの上方に第一の庫内灯を配設し、下方に第二の庫内灯を配設したものであり、食品収納量の多少に関係なく、貯水タンクを冷却するのに必要な冷気が低温を保ち安定して確保できるとともに、棚ダクトの上方に収納した食品と下方に収納した食品の双方に対して庫内灯の光が照射されることになるので、さらに棚ダクトを配設したことに伴う収納食品の視認性低下を防止することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明の冷蔵庫において、冷蔵室内に少なくとも二個の庫内灯を備え、棚ダクトの上方左側に第一の庫内灯を配設し、上方右側に第二の庫内灯を配設したものであり、棚ダクトの上方に収納した食品と下方に収納した食品の双方に対して庫内灯の光が照射されることになるので、棚ダクトを配設したことに伴う収納食品の視認性低下を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって、この発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の中央縦断面図である。
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の中央縦断面図である。
図1に示す冷蔵庫は、冷蔵室1の下方に冷凍室2を形成した、いわゆるボトムフリーザーと呼ばれているものであり、この冷蔵室1の扉3に冷水供給装置4が配設されている。この冷水供給装置4は、扉3の内側に配設された貯水タンク6と、扉3の外側に配設された取り出し口7と、貯水タンク6と取り出し口7とを連通する給水パイプ8と、給水パイプ8の中間部に設けた給水バルブ16と、給水バルブ16を作動させる給水ボタン10とから構成されている。
また、冷蔵室1の奥面には、内部に上下方向の冷気通路を形成した冷蔵室奥面ダクト12が配設されていて、これに複数の冷気吐出口13が備わっている。
また、この冷蔵室奥面ダクト12の下方には、冷凍サイクルの冷却器14と、冷気送風用のファンモータ15が配設されている。
また、冷蔵室1の中央には、上下に仕切って食品を載置できるようにした庫内棚11と、この庫内棚11の下面に沿って前後方向に冷気通路を形成した棚ダクト17が配設されている。この棚ダクト17内の冷気通路は発泡スチロールなどの断熱材18で周囲を覆われ、その開口部の一方は冷蔵室奥面ダクト12と連通し、他方は貯水タンク6の方向に冷気が吹き出す棚部冷気吐出口19となっている。なお、棚ダクト17内の冷気通路は棚と一体に形成してもよく、また冷気通路を別体に形成し庫内棚11に組み込んでもよい。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下にその動作・作用を説明する。
冷却器14で生成された冷気は、ファンモータ15の作用により、冷蔵室1と冷凍室2とに送風される。冷蔵室用の冷気は、冷蔵室奥面ダクト12を通って上方に吹き上げられ、一部は冷気吐出口13から冷蔵室1に吐出され、残りは棚ダクト17に導かれ、断熱材18の冷気通路を通って、棚部冷気吐出口19から貯水タンク6の方向に吐出される。そして、双方の冷気は、収納された食品を冷却するという仕事を終えて冷却器14に戻ってくる。
このような運転状態にある冷蔵庫において、まず利用者は、比較的温度が高い(例えば25℃)飲料水を貯水タンク6に注入し、これを扉3の内側に収納する。そうすると、棚部冷気吐出口19から出た冷気が、貯水タンク6を集中的に冷却することになるので、従来の冷水供給装置付き冷蔵庫よりも速いスピードで、貯水タンク6の飲料水の温度は低下していく。そしてしばらくすると、飲料水は飲み頃の温度(例えば4℃)にまで冷やされて安定状態となる。その後、利用者が必要に応じて給水ボタン10を操作すると、給水バルブ16が作動し、貯水タンク6の飲料水が給水パイプ8を通過して、取り出し口7から出てくることになる。
以上のように、本実施の形態においては、庫内棚の下面に沿って前後方向に冷気通路を形成した棚ダクトを備え、この棚ダクトの冷気通路は断熱材で周囲を覆われ、その開口部の一方は冷蔵室奥面ダクトと連通し、他方は貯水タンクの方向に冷気が吹き出す棚部冷気吐出口となっていることにより、冷却器で生成された冷気が低温を保持し、収納食品による対流阻害を受けることなく、貯水タンクに直接吹き付けられることになるので、食品収納量の多少に関係なく、貯水タンクを冷却するのに必要な冷気対流量を安定して確保でき、よって貯水タンク内の飲料水を所定の温度まで早く冷却することができる。
(実施の形態2)
図2および図3は、本発明の実施の形態2における冷蔵庫の内部正面図および要部平面図である。
図2および図3は、本発明の実施の形態2における冷蔵庫の内部正面図および要部平面図である。
実施の形態1と異なる点は、冷蔵室1の幅方向の中心に対して左右いずれかに片寄せした位置に棚ダクト17を配設し、この棚ダクト17とは左右反対側に片寄せした位置に庫内灯20を配設したことである。この庫内灯20は、収納した食品を利用者に容易に認識させるためのものであり、扉3を開けた時にだけ点灯するようになっている。
また、庫内棚11は、収納した食品の認識をさらに容易にさせるために、庫内灯20の光を透過する材料、たとえばガラスや透明樹脂などで成形されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下にその動作・作用を説明する。
実施の形態1で説明した棚ダクト17は、内部に発泡スチロールなどの断熱材18を有しているため、庫内灯20の光を透過することができない。そうすると、冷蔵室1内において、棚ダクト17の影となる部分が生じてしまい、収納した食品の視認性が低下し、使い勝手が悪くなるという新たな不具合が出てくる。
しかしながら本実施の形態では、冷蔵室1の左側に収納した食品に対しては、主に上方から庫内灯20の光が照射され、冷蔵室1の右側に収納した食品に対しては、主に斜め横方向から庫内灯20の光が照射される。この場合、棚ダクト17の影は冷蔵室1の側壁に生じるので、棚ダクト17の真下に収納した食品でも、庫内灯20の光がしっかりと照射されることになる。
以上のように、本実施の形態においては、冷蔵室の幅方向の中心に対して左右いずれかに片寄せした位置に棚ダクトを配設し、この棚ダクトとは左右反対側に片寄せした位置に庫内灯を配設したことを特徴とすることにより、棚ダクトの上方に収納した食品と下方に収納した食品の双方に対して庫内灯の光が照射されることになるので、棚ダクトを配設したことに伴う収納食品の視認性低下を防止することができる。
(実施の形態3)
図4および図5は、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の内部正面図および要部平面図である。
図4および図5は、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の内部正面図および要部平面図である。
実施の形態1と異なる点は、冷蔵室1の幅方向の中心に配した庫内灯20と、少なくとも二個の棚ダクトとを備え、庫内灯20の左側下方に第一の棚ダクト17aを配設し、右側下方に第二の棚ダクト17bを配設したことである。この庫内灯20は、収納した食品を利用者に容易に認識させるためのものであり、扉3を開けた時にだけ点灯するようになっている。
また、庫内棚11は、収納した食品の認識をさらに容易にさせるために、庫内灯20の光を透過する材料、たとえばガラスや透明樹脂などで成形されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下にその動作・作用を説明する。
実施の形態1で説明した棚ダクト17は、内部に発泡スチロールなどの断熱材18を有しているため、庫内灯20の光を透過することができない。そうすると、冷蔵室1内において、棚ダクト17の影となる部分が生じてしまい、収納した食品の視認性が低下し、使い勝手が悪くなるという新たな不具合が出てくる。
しかしながら本実施の形態では、冷蔵室1の中央付近に収納した食品に対しては、主に上方から庫内灯20の光が照射され、冷蔵室1の左側及び右側に収納した食品に対しては、主に斜め横方向から庫内灯20の光が照射される。この場合、第一の棚ダクト17aの影は冷蔵室1の左側壁に生じ、第二の棚ダクト17bの影は冷蔵室1の右側壁に生じるので、第一の棚ダクト17a及び第二の棚ダクト17bの真下に収納した食品でも、庫内灯20の光がしっかりと照射されることになる。
以上のように、本実施の形態においては、冷蔵室の幅方向の中心に配した庫内灯と、少なくとも二個の棚ダクトとを備え、前記庫内灯の左側下方に第一の棚ダクトを配設し、右側下方に第二の棚ダクトを配設したことを特徴とすることにより、棚ダクトの上方に収納した食品と下方に収納した食品の双方に対して庫内灯の光が照射されることになるので、棚ダクトを配設したことに伴う収納食品の視認性低下を防止することができる。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4における冷蔵庫の内部正面図である。
図6は、本発明の実施の形態4における冷蔵庫の内部正面図である。
実施の形態1と異なる点は、冷蔵室1内に二個の庫内灯を備え、棚ダクト17の上方に第一の庫内灯20aを配設し、下方に第二の庫内灯20bを配設したことである。これらの庫内灯20a及び20bは、収納した食品を利用者に容易に認識させるためのものであり、扉3を開けた時にだけ点灯するようになっている。
また、庫内棚11は、収納した食品の認識をさらに容易にさせるために、庫内灯20a及び20bの光を透過する材料、たとえばガラスや透明樹脂などで成形されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下にその動作・作用を説明する。
実施の形態1で説明した棚ダクト17は、内部に発泡スチロールなどの断熱材18を有しているため、庫内灯20a及び20bの光を透過することができない。そうすると、冷蔵室1内において、棚ダクト17の影となる部分が生じてしまい、収納した食品の視認性が低下し、使い勝手が悪くなるという新たな不具合が出てくる。
しかしながら本実施の形態では、棚ダクト17より上方に収納した食品に対しては、第一の庫内灯20aの光が直接照射され、棚ダクト17より下方に収納した食品に対しては、第二の庫内灯20bの光が直接照射されると共に、第一の庫内灯20aの光の一部も庫内棚11を透過して照射されることになる。
以上のように、本実施の形態においては、冷蔵室内に少なくとも二個の庫内灯を備え、棚ダクトの上方に第一の庫内灯を配設し、下方に第二の庫内灯を配設したことを特徴とすることにより、棚ダクトの上方に収納した食品と下方に収納した食品の双方に対して庫内灯の光が照射されることになるので、棚ダクトを配設したことに伴う収納食品の視認性低下を防止することができる。
(実施の形態5)
図7は、本発明の実施の形態5における冷蔵庫の内部正面図である。
図7は、本発明の実施の形態5における冷蔵庫の内部正面図である。
実施の形態1と異なる点は、冷蔵室1内に二個の庫内灯を備え、棚ダクト17の上方左側に第一の庫内灯20aを配設し、上方右側に第二の庫内灯20bを配設したことである。これらの庫内灯20a及び20bは、収納した食品を利用者に容易に認識させるためのものであり、扉3を開けた時にだけ点灯するようになっている。
また、庫内棚11は、収納した食品の認識をさらに容易にさせるために、庫内灯20a及び20bの光を透過する材料、たとえばガラスや透明樹脂などで成形されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下にその動作・作用を説明する。
実施の形態1で説明した棚ダクト17は、内部に発泡スチロールなどの断熱材18を有しているため、庫内灯20a及び20bの光を透過することができない。そうすると、冷蔵室1内において、棚ダクト17の影となる部分が生じてしまい、収納した食品の視認性が低下し、使い勝手が悪くなるという新たな不具合が出てくる。
しかしながら本実施の形態では、棚ダクト17より左側に収納した食品に対しては、主として第一の庫内灯20aの光が照射され、棚ダクト17より右側に収納した食品に対しては、主として第二の庫内灯20bの光が照射される。この場合、最も庫内灯の光が届きにくい場所は、棚ダクト17の真下の食品になるが、斜め横方向から第一の庫内灯20aの光と第二の庫内灯20bの光が照射されるので、棚ダクト17の影となる部分が最小限で済む。
以上のように、本実施の形態においては、冷蔵室内に少なくとも二個の庫内灯を備え、棚ダクトの上方左側に第一の庫内灯を配設し、上方右側に第二の庫内灯を配設したことを特徴とすることにより、棚ダクトの上方に収納した食品と下方に収納した食品の双方に対して庫内灯の光が照射されることになるので、棚ダクトを配設したことに伴う収納食品の視認性低下を防止することができる。
本発明にかかる冷水供給装置付き冷蔵庫は、食品収納量の多少に関係なく、貯水タンクを冷却するのに必要な冷気を低温に保ちながら安定して確保でき、貯水タンク内の飲料水を所定の温度まで早く冷却することができるので、冷水供給装置を設けた他の冷却機器にも広く適用できる。
1 冷蔵室
2 冷凍室
3 扉
4 冷水供給装置
6 貯水タンク
7 取り出し口
11 庫内棚
12 冷蔵室奥面ダクト
14 冷却器
17 棚ダクト
17a 第一の棚ダクト
17b 第二の棚ダクト
18 断熱材
19 棚部冷気吐出口
20 庫内灯
20a 第一の庫内灯
20b 第二の庫内灯
2 冷凍室
3 扉
4 冷水供給装置
6 貯水タンク
7 取り出し口
11 庫内棚
12 冷蔵室奥面ダクト
14 冷却器
17 棚ダクト
17a 第一の棚ダクト
17b 第二の棚ダクト
18 断熱材
19 棚部冷気吐出口
20 庫内灯
20a 第一の庫内灯
20b 第二の庫内灯
Claims (5)
- 冷蔵室の扉の内側に配した貯水タンクと扉の外側に配した取り出し口とからなる冷水供給装置と、冷凍サイクルの冷却器で生成された冷気を冷蔵室内に供給する冷蔵室奥面ダクトと、冷蔵室内を上下に仕切って食品を載置できるようにした庫内棚と、この庫内棚の下面に沿って前後方向に冷気通路を形成した棚ダクトとを備え、この棚ダクトの冷気通路は断熱材を備え、その開口部の一方は前記冷蔵室奥面ダクトと連通し、他方は前記貯水タンクの方向に冷気が吹き出す棚部冷気吐出口となっていることを特徴とする冷水供給装置付き冷蔵庫。
- 冷蔵室内に庫内灯を備え、冷蔵室の幅方向の中心に対して左右いずれかに片寄せした位置に棚ダクトを配設し、この棚ダクトとは左右反対側に庫内灯を配設したことを特徴とする請求項1に記載の冷水供給装置付き冷蔵庫。
- 冷蔵室の幅方向の中心に配した庫内灯と、少なくとも二個の棚ダクトとを備え、前記庫内灯の左側下方に第一の棚ダクトを配設し、右側下方に第二の棚ダクトを配設したことを特徴とする請求項1に記載の冷水供給装置付き冷蔵庫。
- 冷蔵室内に少なくとも二個の庫内灯を備え、棚ダクトの上方に第一の庫内灯を配設し、下方に第二の庫内灯を配設したことを特徴とする請求項1に記載の冷水供給装置付き冷蔵庫。
- 冷蔵室内に少なくとも二個の庫内灯を備え、棚ダクトの上方左側に第一の庫内灯を配設し、上方右側に第二の庫内灯を配設したことを特徴とする請求項1に記載の冷水供給装置付き冷蔵庫。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005052836A JP2006234352A (ja) | 2005-02-28 | 2005-02-28 | 冷水供給装置付き冷蔵庫 |
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---|---|
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Cited By (1)
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2005
- 2005-02-28 JP JP2005052836A patent/JP2006234352A/ja active Pending
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US20170241700A1 (en) * | 2016-02-24 | 2017-08-24 | General Electric Company | Water Reservoir Assembly and a Refrigerator Appliance |
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