JP2006232127A - タイヤ空気圧検出装置 - Google Patents

タイヤ空気圧検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006232127A
JP2006232127A JP2005050630A JP2005050630A JP2006232127A JP 2006232127 A JP2006232127 A JP 2006232127A JP 2005050630 A JP2005050630 A JP 2005050630A JP 2005050630 A JP2005050630 A JP 2005050630A JP 2006232127 A JP2006232127 A JP 2006232127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmitter
tire
transmission frame
information
wheels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005050630A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuya Watabe
宣哉 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005050630A priority Critical patent/JP2006232127A/ja
Publication of JP2006232127A publication Critical patent/JP2006232127A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0491Constructional details of means for attaching the control device
    • B60C23/0494Valve stem attachments positioned inside the tyre chamber
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0401Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre characterised by the type of alarm

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

【課題】 簡素な構成により、ユーザが簡単にタイヤ空気圧が低下した車輪を特定できるようにする。
【解決手段】 送信機2毎に異なる識別体24を付し、この識別体24が送信機2を各車輪5a〜5dに取り付けた際にも外から視認できるようにする。そして、送信機2から送信フレームが送られ、その送信フレームに基づいて受信機3でタイヤ空気圧の低下が検知された場合に、その送信フレームを送ってきたのが車輪5a〜5dのいずれであるかについて、表示器4で警報する際に、その送信フレームを送った送信機2に取り付けられた識別体24の色彩を表示する。これにより、ユーザは、表示器4に示された識別体24の色彩に基づき、各車輪5a〜5dに取り付けられた送信機2の識別体24の色彩を確認するだけで、車輪5a〜5dのいずれでタイヤ空気圧が低下しているのかを容易に判別することが可能となる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、タイヤが取り付けられた車輪に圧力センサが備えられた送信機を直接取り付け、その圧力センサからの検出信号を送信機から送信し、車体側に取り付けられた受信機によって受信することで、タイヤ空気圧の検出を行うダイレクト式のタイヤ空気圧検出装置に関するものである。
従来より、タイヤ空気圧検出装置としてダイレクト式のものがある。このタイプのタイヤ空気圧検出装置では、タイヤが取り付けられた車輪側に、圧力センサ等のセンシング部が備えられた送信機が直接取り付けられている。また、車体側には、アンテナを有する受信機が備えられており、センシング部からの検出信号を示す電波が送信機から送信されると、アンテナを介して受信機にその電波が受信され、タイヤ空気圧の検出が行われるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
このようなダイレクト式のタイヤ空気圧検出装置では、例えば、図9に示されるようにいずれかの車輪に関してタイヤ空気圧が低下したことが検知された場合に、その旨の表示を行うことでユーザにタイヤ空気圧が低下していることを報知するようになっている。
しかし、単にタイヤ空気圧が低下したことをランプなどで表示するだけでは、どの車輪のタイヤ空気圧が低下したかを判断することができない場合があり、特に、ランフラットタイヤ等では、パンク発生時にも外観上パンクしていない車輪と変化がないため、パンクした車輪を判別するのが困難である。このような場合、結局、ユーザが各車輪のタイヤ空気圧を圧力ゲージ等で調べなければならず、面倒である。
このため、近年では、ダイレクト式のタイヤ空気圧検出装置において、送信されてきたデータが自車両のどの車輪のものであるかを判別できるように、送信機が送信するデータ中にID情報を付加している。
そして、受信機側にそのID情報を予め登録しておき、送信機から送られたデータを受信したときに、受け取ったID情報から自車両のどの車輪のものか判別するようにしている。これにより、図10に示されるように、各車輪ごとのタイヤ空気圧が表示できるようにしている。
このため、従来では、各送信機ごとに異なるID情報を付与しておき、各送信機ごとのID情報を受信機のメモリに登録しておくことで、送信機が自車両のどの車輪に取り付けられたものであるかを識別できるようにしている。
具体的には、送信機の製造メーカから送信機が出荷される段階で各送信機のID情報が付与される。そして、これを自動車メーカで車両を組み立てる際に、受信機側をID登録モードにした状態で各送信機から順にID情報を送信させ、送られてきたID情報を受信機に備えられるメモリに登録することで、送信機が取り付けられた車輪がどの位置に取り付けられたものであるかを特定できるようにしている。
しかしながら、タイヤローテーションなどを行った場合には、車輪の取り付け位置が納車時から変更されるため、自動車メーカで車両を組み立てる際に行われたID情報の登録が意味を成さなくなる。
したがって、納車後においても、各送信機のID情報の再登録が行えるようにしなければならない。このため、各送信機のID情報の再登録が行えるように、様々な手法が提案されている。
例えば、特許文献2では、ディーラ等に設置されたID情報再登録用のツールを利用して、予め決められた順(例えば、右前輪→右後輪→左後輪→左前輪の順)に車輪に取り付けられた送信機を起動し、ID情報を送信させて受信機のメモリに順に登録することで、どの車輪にどの送信機が取り付けられているかが識別できるようにすることが示されている。
また、特許文献3では、受信機側から各車輪のホイールハウスまで各送信機に対応するアンテナを延設し、送信機と受信機との間で双方向通信が行えるようにすることで、各車輪の搭載位置が認識できるようにすることが示されている。
さらに、特許文献4では、送信機自身が自分自身の搭載位置に関する情報を送信できるようにし、その情報に基づいて、受信機側で各車輪の搭載位置が特定できるようにすることが示されている。
特許第3212311号公報 特開平2004−32331号公報 特表2002−531318号公報 特表2002−531319号公報
しかしながら、上記特許文献2に示されるような手法の場合、ID情報再登録用のツールが別途必要になる。つまり、ユーザは、タイヤローテーションの度にそのツールが設置されているディーラ等に行かなければ、ID情報の再登録を行うことができず、正確なタイヤ空気圧を得ることができなかった。なお、ユーザ自身で受信機側へのローテーションの入れ替え情報の登録する形態とすることも考えられているが、この場合においても再登録という煩雑な作業を行わなければ、結局正確なタイヤ空気圧を得ることができないという問題がある。
また、上記特許文献3に示されるような手法の場合、送信機と受信機との間で双方向通信が行えなければならないため、タイヤ空気圧検出装置のシステム構成が複雑なものとなり、構成部品の点数が増え、コスト高になるという問題がある。
さらに、上記特許文献4に示されるような手法の場合、送信機側に搭載位置に関する情報を得るための専用の特殊機能が要求されることになり、汎用の送信機を使用できないため、結果としてコスト高の要因となる。また、送信機側で複雑な制御を行わなければならず、電池消耗の面でも不利である。
本発明は上記点に鑑みて、簡素な構成により、ユーザが簡単にタイヤ空気圧が低下した車輪を特定できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられる送信機(2)に、複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられたタイヤの空気圧に応じた検出信号を出力するセンシング部(21)と、センシング部(21)の検出信号を信号処理して送信フレームに格納する第1制御部(22a)と、送信フレームを送信する無線部(22b)とを備える。また、車体(6)側に備えられる受信機(3)には、送信フレームを受信する無線部(32a)と、該送信フレームに格納された検出信号に基づいて、複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられたタイヤの空気圧を求める第2制御部(33b)とを備える。そして、表示器(4)により、受信機(3)で求められた複数個の車輪(5a〜5d)それぞれのタイヤ空気圧に関する情報の表示を行う。
このようなタイヤ空気圧検出装置において、送信機(2)は、複数個の車輪(5a〜5d)に組み付けられたときに外から視認できる位置において、複数個の車輪(5a〜5d)それぞれで異なる識別体(24)を有していると共に、この識別体(24)と1対1の関係で対応付けられた識別体情報を記憶する第1記憶部(22c)を有し、第1制御部(22a)にて第1記憶部(22c)に記憶された識別体情報を送信フレーム内に格納して、受信機(3)に送信する。また、受信機(3)は、複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられる送信機(2)の識別体(24)と識別体情報との対応関係を記憶する第2記憶部(32c)を有し、第2制御部(32b)にて、送信フレームが送られてきたときに第2記憶部に記憶された識別体(24)と識別体情報とに基づいて、送信フレームを送ってきた送信機(2)の識別体(24)を特定し、表示器(4)に対してタイヤ空気圧に関する情報と共に該識別体(24)の情報を伝える。そして、表示器(4)は、識別体(24)の情報の表示と共にタイヤ空気圧に関する表示を行うようになっていることを特徴としている。
このように、送信機(2)毎に異なる識別体(24)を付し、送信機(2)を各車輪(5a〜5d)に取り付けた際にもこの識別体(24)が外から視認できるようにしている。そして、送信機(2)から送信フレームが送られ、その送信フレームに基づいて受信機(3)でタイヤ空気圧の検知された場合に、表示器(4)でタイヤ空気圧に関する情報の表示を行うと共に、その送信フレームを送ってきたのが車輪(5a〜5d)のいずれであるかについて、その送信フレームを送った送信機(2)に取り付けられた識別体(24)に関する表示を行うことで特定できるようにしている。
このため、ユーザは、表示器(4)に示された識別体(24)の情報に基づき、各車輪(5a〜5d)に取り付けられた送信機(2)の識別体(24)を確認するだけで、車輪(5a〜5d)のいずれのタイヤ空気圧を示しているのかを容易に判別することが可能となる。
このようにすれば、各車輪(5a〜5d)の位置がタイヤローテーション等によって変えられたとしても、その場所によらず、ユーザが外で識別体(24)を確認するだけで、車輪(5a〜5d)のいずれでタイヤ空気圧が低下しているのかを特定できる。このように、各送信機(2)に識別体(24)を設けるという簡素な構成により、ユーザが簡単にタイヤ空気圧が低下した車輪を特定できるようにすることができる。
例えば、請求項2に示されるように、送信機(2)それぞれで異ならせた色彩、数字、文字、記号、図形、模様もしくはこれらいずれかの組み合わせにより、識別体(24)を構成することができる。
また、請求項3に示されるように、送信機(2)に色彩を施すことで識別体(24)を構成し、該色彩を複数色の組み合わせで構成すると共に、その組み合わせを送信機(2)それぞれで異なったものとしても良い。
さらに、請求項4に示されるように、送信機(2)それぞれで数を異ならせた、もしくは、形状を異ならせた突起部で識別体(24)を構成することもできる。
請求項5に記載の発明では、送信機(2)は、センシング部(21)、第1制御部(22a)および無線部(22b)が備えられたセンサ本体(25)と、センサ本体(25)から突出させられ、エア注入口とされるバルブステム(26)と、バルブステム(26)のエア注入口の蓋となるバルブキャップ(27)と、を有してなるエア注入バルブ一体型構造とされており、識別体(24)は、バルブステム(26)とバルブキャップ(27)のいずれかに備えられていることを特徴としている。
このように、送信機2がエア注入バルブと一体型構造とされる場合には、バルブステム(26)とバルブキャップ(27)のいずれかに識別体(24)を備えることができる。
請求項6に記載の発明では、表示器(4)は、送信フレームに基づいてタイヤ空気圧が所定のしきい値よりも低下したことが検知された場合、該送信フレームを送ってきた送信機(2)の識別体(24)の情報の表示と共に、タイヤ空気圧が低下したことを示す表示を行うことを特徴としている。
このように、タイヤ空気圧が低下したことが検知された場合に、送信フレームを送ってきた送信機(2)の識別体(24)の情報の表示と共に、タイヤ空気圧が低下したことを示す表示を行うことで、ユーザはタイヤ空気圧が低下した車輪を特定することが可能となる。
また、請求項7に記載の発明では、表示器(4)は、送信フレームに基づいてタイヤ空気圧が所定のしきい値よりも低下したことが検知された場合、該送信フレームを送ってきた送信機(2)の識別体(24)の情報の表示と共にタイヤ空気圧の表示を行うことを特徴としている。
このように、タイヤ空気圧が低下したことが検知された場合に、送信フレームを送ってきた送信機(2)の識別体(24)の情報の表示と共に、そのタイヤ空気圧を表示するようにしても、ユーザはタイヤ空気圧が低下した車輪を特定することが可能となる。
請求項9に記載の発明では、表示器(4)は、送信フレームを送ってきた送信機(2)の識別体(24)の情報の表示と共にタイヤ空気圧の表示を複数個の車輪(5a〜5d)それぞれの送信機(2)毎に順番に行うことを特徴としている。
このように、送信機(2)毎に順番に識別体(24)の情報の表示と共にタイヤ空気圧の表示を行うようにした場合、ユーザはタイヤ空気圧を比較することで、タイヤ空気圧の低下を確認することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態におけるタイヤ空気圧検出装置の全体構成を示すブロック図である。図1の紙面上方向が車両1の前方、紙面下方向が車両1の後方に一致する。この図を参照して、本実施形態におけるタイヤ空気圧検出装置について説明する。
図1に示されるように、タイヤ空気圧検出装置は、車両1に取り付けられるもので、送信機2、受信機3および表示器4を備えて構成されている。
図1に示されるように、送信機2は、車両1における各車輪5a〜5dに取り付けられるもので、車輪5a〜5dに取り付けられたタイヤの空気圧を検出すると共に、その検出結果を示す検出信号のデータを各送信機2のID情報と共に送信フレーム内に格納して送信するものである。また、受信機3は、車両1における車体6側に取り付けられるもので、送信機2から送信される送信フレームを受信すると共に、その中に格納された検出信号に基づいて各種処理や演算等を行うことでタイヤ空気圧を求めるものである。図2(a)、(b)に、これら送信機2と受信機3のブロック構成を示す。
送信機2は、各車輪5a〜5dのホイールに取り付けられるエア注入バルブと一体化されたものとして構成される。この送信機2は、図2(a)に示されるように、センシング部21、マイクロコンピュータ22、アンテナ23および識別体24を備えた構成となっている。
センシング部21は、例えばダイアフラム式の圧力センサや温度センサを備えた構成とされ、タイヤ空気圧に応じた検出信号や温度に応じた検出信号を出力するようになっている。
マイクロコンピュータ22は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えた周知のもので構成されている。具体的には、マイクロコンピュータ22は、制御部22a、無線部22bおよび記憶部22cなどを備え、ROM内に記憶されたプログラムに従って、所定の処理を実行するようになっている。
制御部22aは、センシング部21からのタイヤ空気圧に関する検出信号を受け取り、それを信号処理すると共に必要に応じて加工し、検出結果を示すデータとして送信フレーム内に格納し、その後、送信フレームを無線部22bに送るものである。また、制御部22aは、センシング部21での検出結果を示すデータが格納される送信フレーム内に、後述する記憶部22cで記憶された各送信機2の識別体情報も格納し、この識別体情報も共に無線部22bに送るようになっている。この無線部22bへ信号を送る処理は、上記プログラムに従って所定の周期毎に実行されるようになっている。
無線部22bは、アンテナ23を通じて、制御部22aから送られてきた送信フレームを受信機3に向けて送信する出力部としての機能を果たすものである。
記憶部22cは、例えば不揮発性メモリによって構成され、送信機2それぞれの識別体情報を記憶したものであり、送信機2毎に異なる識別体情報が記憶されている。この記憶部22cに記憶された識別体情報が送信フレームに格納されることで、送信フレームがどの識別体24が取り付けられた送信機2から送られてきたものかを受信機3で認識できるようになっている。
識別体情報とは、各送信機2に対して設けられる識別体24と対応付けられた情報であり、識別体情報と各送信機2に設けられた識別体24とが1対1の関係とされ、例えば、車輪5a〜5dが4つの場合には01〜04という数字の識別コードが識別体情報として用いられる。このため、受信機3にて、識別体情報に基づいて、送信フレームがどの識別体24が取り付けられた送信機2から送られてきたものであるかが特定される。
識別体24は、送信機2のうち車輪5a〜5dから露出した部分、つまりユーザが視認できる位置に取り付けられたものである。ユーザは、この識別体24を視認することにより、車輪5a〜5dのうちタイヤ空気圧が低下したのがどれであるかを認識できるようになっている。
図3(a)に、上記のように構成される送信機2の模式図、図3(b)に、送信機2を車輪5a〜5dに取り付けたときの様子を示した図を示すと共に、図4に、各車輪5a〜5dと各送信機2の識別体24との関係を示す。
図3(a)に示される送信機2は、センシング部21やマイクロコンピュータ22等を収容するセンサ本体25と、このセンサ本体25から突出するように設けられたバルブステム部26と、バルブステム部26の蓋となるバルブキャップ27とによって送信機2の外形が構成されている。このような構造の送信機2は、バルブステム部26およびバルブキャップ27がホイール50の穴部51に差し込まれ、それらが外部に露出した状態で各車輪5a〜5dに組みつけられる。
識別体24は、このように送信機2のうち外部に露出させられる部分に付けられたものであり、本実施形態では、バルブステム部26の側面に環状の色彩を付すことで識別体24を構成している。すなわち、識別体24は、車両1に取り付けられた各車輪5a〜5dをユーザが確認すれば視認できる場所に取り付けられている。
この識別体24は、図4に示されるように各送信機2それぞれで異なる色彩とされており、例えば、右前輪5aの送信機2には赤、左前輪5bの送信機2には黄、右後輪5cの送信機2には緑、左後輪5dの送信機2には青というように異なる色彩の識別体24が付されている。なお、図4中には、上述した各送信機2の記憶部22cに記憶された識別体情報との関係も示してあるが、赤の識別体24が付された送信機2の識別体情報は01、黄の識別体24が付された送信機2の識別体情報は02、緑の識別体24が付された送信機2の識別体情報は03、青の識別体24が付された送信機2の識別体情報は04とされ、識別体24に応じて異なる識別体情報となってる。
以上のように構成された送信機2は、送信機2が取り付けられた車輪5a〜5dのタイヤ空気圧を検出し、各送信機2に備えられたアンテナ23を通じて、所定周期毎(例えば、1分毎)に送信フレームを送信するようになっている。
一方、図2(b)に示されるように、受信機3は、アンテナ31およびマイクロコンピュータ32を備えた構成となっている。
アンテナ31は、タイヤの数、すなわち送信機2の数に対応した個数備えられている。各アンテナ31は、車体6のうち各送信機2の位置と対応する場所に設置されており、例えば、各送信機2から所定間隔離れた位置において車体6に固定されている。
マイクロコンピュータ32は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えた周知のもので構成されている。具体的には、マイクロコンピュータ32は、無線部32aや制御部32bおよび記憶部32cなどを備え、制御部32b内のメモリ(図示せず)内に記憶されたプログラムに従って、所定の処理を実行するようになっている。
無線部32aは、各アンテナ31によって受信された各送信機2からの送信フレームを入力し、その送信フレームを制御部32bに送る入力部としての機能を果たすものである。
制御部32bは、無線部32aから送られてきた送信フレームを受け取り、送信フレームに格納された識別体情報に基づいて、送られてきた送信フレームがどの送信機2から送られてきたものなのかを特定する。つまり、制御部32bは、送信フレームが車輪5a〜5dのうちのどれから送られてきたのかを判別するのではなく、どの識別体24が取り付けられた送信機2から送られてきたのかを判別するようになっている。
また、制御部32bでは、受け取った送信フレームに格納された検出結果を示すデータに基づいて各種信号処理および演算等を行うことによりタイヤ空気圧を求めると共に、求めたタイヤ空気圧に応じた電気信号を表示器4に出力するようになっている。例えば、制御部32bは、求めたタイヤ空気圧を所定のしきい値Thと比較し、タイヤ空気圧が低下したことを検知した場合には、その旨の信号を表示器4に出力する。これにより、タイヤ空気圧が低下したことを検知した各送信機2に取り付けられた識別体24の識別体情報が表示器4に伝えられるようになっている。
記憶部32cは、例えば不揮発性メモリによって構成され、各送信機2の識別体24と識別体情報との対応関係を記憶したものである。この記憶部32cに記憶された識別体24と識別体情報との対応関係に基づき、送信フレームが送られてきたときに、送信フレーム内に格納された識別体情報から、その送信フレームを送ってきた送信機2の識別体24を認識できるようになっている。
表示器4は、図1に示されるように、ドライバが視認可能な場所に配置され、例えば車両1におけるインストルメントパネル内に設置される警報ランプによって構成される。この表示器4は、例えば受信機3における制御部32bからタイヤ空気圧が低下した旨を示す信号が送られてくると、その旨の表示を行うことでドライバにタイヤ空気圧の低下を報知するようになっている。具体的には、タイヤ空気圧が低下した旨の情報と共に、識別体情報に対応した識別体24の色彩そのものもしくは色彩を表す文字を表示することで、どの識別体24が取り付けられた送信機2でタイヤ空気圧の低下が検知されたかが示される。このため、ユーザが各車輪5a〜5dの送信機2に取り付けられた識別体24を視認すれば、車輪5a〜5dのいずれでタイヤ空気圧が低下したかが確認できるようになっている。
以上のようにしてタイヤ空気圧検出装置が構成されている。
続いて、上記のように構成されるタイヤ空気圧検出装置の作動について説明する。
まず、製品出荷に先立ち、各送信機2の記憶部22cに対して、識別体24の色彩と対応する識別体情報、例えば数値などの識別コードを記憶させておく。例えば、赤の識別体24が取り付けられた送信機2に対しては、識別コードとして01を記憶させるようにする。そして、受信機3側の制御部32bのメモリに格納されたプログラムにおいて予め、各送信機2に取り付けられるすべての識別体24の識別コードをそれぞれの識別体24の色彩と対応付けて割り当てておく。このため、受信機3側で、各識別コードが何色と対応するものかが分かるようになっている。
このような前処理が為された後、例えばユーザが車両1に備えられる図示しないイグニッションスイッチをオンさせると、タイヤ空気圧検出装置は以下のように作動する。
具体的には、送信機2では、制御部22aにおいて、送信フレームの送信タイミング毎に、図5に示す送信処理のフローチャートに従って各処理が実行される。
まず、ステップ100では、センシング部21からのタイヤ空気圧やタイヤ内の温度を示す検出信号に関するデータの読み出しが行われる。次に、ステップ110では、記憶部22cから識別体情報(識別コード)の読み出しが行われる。これにより、各送信機2それぞれで異なる識別体情報が読み出されることになる。
続いて、ステップ120では、ステップ100で読み出されたタイヤ空気圧やタイヤ内の温度を示す検出信号に関するデータと、ステップ110で読み出された識別体情報とをデータビット列に格納した送信フレームが作成される。そして、ステップ130で、送信フレームが無線部22bに送られることで、無線部22bを通じて受信機3側に送信される。
このようにして、各送信機2から、各送信機2に取り付けられた識別体24を識別するための識別体情報が付された送信フレームが受信機3に送信される。
一方、送信機2から送信フレームが送信されると、それが受信機3のアンテナ31にて受信され、無線部32aを通じて制御部32bに入力される。そして、制御部32bにおいて、送信フレームからタイヤ空気圧を示すデータおよびタイヤ内の温度を示すデータが抽出され、温度を示すデータに基づいて必要に応じて温度補正が成されて、タイヤ空気圧が求められる。このとき、求められたタイヤ空気圧が所定のしきい値を下回っていると判定されれば、制御部32bから表示部4にその旨を示す信号が出力され、表示部4にて警報が行われるようになっている。
また、このとき、送信フレームに格納された識別体情報から、送信フレームを送ってきた送信機2がどれであるか、具体的には送信フレームを送ってきた送信機2に取り付けられた識別体24が特定される。このため、表示器4による警報は、タイヤ空気圧が低下したことが示されたデータを含む送信フレームを送った送信機2に取り付けられた識別体24の色彩が特定されるような形態で行われる。
図6(a)、(b)は、表示器4による警報例を示したものである。なお、ここでは、図6(c)に示されるように、青の識別体24が取り付けられた送信機2(左後輪RL)から送られてきた送信フレームに基づいて、タイヤ空気圧が低下していることが検知された場合を例に挙げて説明する。
このように、右後輪5dのタイヤ空気圧が低下した場合、例えば、図6(a)に示されるように、右後輪5dのタイヤ空気圧の実測値を示すと共に、そのタイヤ空気圧となっているのが車輪5a〜5dのいずれであるかを識別体24の色彩そのものを表示(発光)させることで警報が行われる。または、図6(b)に示されるように、タイヤ空気圧が低下している旨の表示と共に、車輪5a〜5dのうち識別体24が青色となっている送信機2が取り付けられたものをチェックせよという旨の表示を行うことで警告が行われる。
以上のような構成および作動となるタイヤ空気圧検出装置によれば以下の効果を得ることができる。
上述したように、本実施形態のタイヤ空気圧検出装置では、送信機2毎に異なる識別体24を付し、この識別体24が送信機2を各車輪5a〜5dに取り付けた際にも外から視認できるようにしている。そして、送信機2から送信フレームが送られ、その送信フレームに基づいて受信機3でタイヤ空気圧の低下が検知された場合に、その送信フレームを送ってきたのが車輪5a〜5dのいずれであるかについて、表示器4で警報する際に、その送信フレームを送った送信機2に取り付けられた識別体24の色彩を表示するようにしている。
このため、ユーザは、表示器4に示された識別体24の色彩に基づき、各車輪5a〜5dに取り付けられた送信機2の識別体24の色彩を確認するだけで、車輪5a〜5dのいずれでタイヤ空気圧が低下しているのかを容易に判別することが可能となる。
このようにすれば、各車輪5a〜5dの位置がタイヤローテーション等によって変えられたとしても、その場所によらず、ユーザが外で識別体24の色彩を確認するだけで、車輪5a〜5dのいずれでタイヤ空気圧が低下しているのかを特定できる。そして、このような手法によれば、各送信機2からは、各送信機2が取り付けられたのが車輪5a〜5dのいずれであるかという搭載位置に関するID情報が付されないため、各送信機2のID情報の再登録の必要性も無いし、送信機2と受信機3との間で双方向通信を行う必要も無くなる。さらに、送信機2側に搭載位置に関する情報を得るための専用の特殊機能を備える必要も無くなり、汎用の送信機を使用することが可能となる。
このように、本実施形態のタイヤ空気圧検出装置によれば、各送信機2に識別体24を設けるという簡素な構成により、ユーザが簡単にタイヤ空気圧が低下した車輪を特定できるようにすることができる。
なお、車両1に搭載されるのは車輪5a〜5dだけでなく、図示しないスペアタイヤも考えられるが、スペアタイヤに備えられる送信機2にも識別体24を付しておくこともできる。この場合、表示器4でタイヤ空気圧が低下した送信機2の識別体24の色彩が示されたときに、その色彩の識別体24の送信機2がつけられた車輪が車輪5a〜5dのいずれでもなければ、タイヤ空気圧が低下した車輪がスペアタイヤであると特定することも可能である。
(他の実施形態)
(1)上記実施形態では、識別体24として色彩の異なるものを送信機2に取り付けるようにしているが、色彩は単なる一例である。要するに、各送信機2それぞれに異なる識別体24を取り付け、表示器4で警報する際に識別体24を特定することで、タイヤ空気圧が低下している車輪を判別できれば、どのような識別体24であっても構わない。
図7は、送信機2に取り付けられる識別体24のバリエーション例を示したものである。図7(a)は、バルブステム26に対して番号を印字したものであり、図7(b)は、バルブキャップ27のトップに対して番号を印字したものである。このように印字される番号を識別体24とし、例えば、1〜4というように、送信機2毎に異なる番号を付すことで、色彩に代えることができる。
また、図7(c)は、バルブキャップ27の一部もしくは全部の色彩を変えたものである。このように、バルブキャップ27の一部もしくは全部の色彩を識別体24とし、その色彩を各送信機2それぞれで異ならせるようにしても良い。
勿論、色彩や数字だけでなく、文字、記号、図形、模様もしくはこれらの任意の組み合わせによって識別体24を構成しても良い。また、送信機2のうち車輪5a〜5dに搭載したときに外から視認できる場所の形状を変えるようにしても構わない。例えば、バルブステム26に突起物を設け、その形状もしくは数を各送信機2で異ならせるようにすること等が考えられる。
さらに、色彩に関しても、一色に限らず、複数色の組み合わせで識別体24を構成することもできる。特に、トラックなどのように車輪数が多い車種に関しては、識別体24として必要とされる色数も多くなるため、複数色の組合せとすることで対応することができ、有効である。
(2)上記実施形態では、表示器4によって警報が行われるような形態について説明したが、必ずしも警報として示す必要は無い。例えば、ユーザがタイヤ空気圧情報を表示させるための操作スイッチ(図示せず)などを押した場合に、図8に示されるように、表示器4に識別体24が特定できる形態で、順番に、その識別体24の送信機2が取り付けられた車輪のタイヤ空気圧を示すようにしても良い。このようにしても、ユーザは、各車輪5a〜5dのタイヤ空気圧を比較することで、タイヤ空気圧の低下を確認することが可能である。
(3)上記実施形態では、識別体情報となる識別コードとして、例えば図4に示したように“01”〜“04”までの数値を例に挙げて説明したが、各送信機2に取り付けられた識別体24と1対1の関係となっていれば、どのような数値に設定されていても構わない。
例えば、4輪車両であった場合、4輪を識別するためには、その識別コードを送信フレーム中に格納して送信することになるため、最低2ビットあれば足りる。
(4)上記実施形態のタイヤ空気圧検出装置により、ID情報を無くすことが可能となるが、ID情報を無くさなければならないという意味ではない。すなわち、ID情報と共に識別体情報が取り扱われるような形態とされていても構わない。この場合、ID情報と識別体情報とを一体として管理することも可能である。例えば、上記のように4輪車両であった場合、2進数で表現されたID情報の下位2ビット分を識別体情報とリンクさせ、識別体情報を含めた形でIDコードを設定する。このようにすれば、受信機3は、IDコード中の下位2ビットから識別体情報を得て、送信フレームが送られてきた送信機2の識別体24を特定することが可能となる。
(5)上記実施形態では、スペアタイヤの送信機2にも識別体24を付すことが可能であることを示したが、スペアタイヤは通常は回転していないことから、送信機2に加速度センサ等の回転検出機能を備えておき、この回転検出機能に基づいて、送信機2もしくは受信機3でスペアタイヤであることを検出し、スペアタイヤのタイヤ空気圧が低下したときに、表示器4にスペアであることを表示することもできる。
このようにすれば、車両1の走行中にタイヤ空気圧が低下したことが示された場合に、わざわざユーザが車両1を停車させたのち、車両1から降りて4輪すべてを確認したところ、タイヤ空気圧が低下しているのがスペアタイヤであったというような状況を防ぐことが可能となる。勿論、この場合においても、タイヤ空気圧が低下したのがスペアタイヤであることの表示だけでなく、その識別体24を特定できる表示を行っても良い。
(6)上記実施形態では、タイヤ空気圧の低下したことを示す送信フレームを送ってきた送信機2の識別体24を表示器4で表示するようにしたが、逆に、各車輪5a〜5dに取り付けられた送信機2の識別体24を表示しておき、タイヤ空気圧が低下した場合に、その送信フレームを送ってきた送信機2の識別体24を消す、もしくは、点滅させるようにしても構わない。
(7)上記実施形態では、受信機3に取り付けられるアンテナ31が各送信機2に対応した数配置されるタイヤ空気圧検出装置を例に挙げて説明したが、アンテナ31を1つの共通アンテナとしたタイヤ空気圧検出装置についても本発明を適用することが可能である。
本発明の第1実施形態におけるタイヤ空気圧検出装置の全体構成を示す図である。 (a)、(b)は、それぞれ、図1に示したタイヤ空気圧検出装置の備えられる送信機および受信機のブロック構成を示した図である。 (a)は、図2のように構成された送信機の模式図、(b)は、送信機を車輪に取り付けたときの様子を示した図である。 各車輪と各送信機の識別体との関係を示した図である。 送信機の制御部で実行される送信処理のフローチャートである。 (a)、(b)は、表示器による警報例を示したもの模式図であり、(c)は、青の識別体が取り付けられた送信機から送られてきた送信フレームに基づいて、タイヤ空気圧が低下していることが検知された場合を示す模式図である。 他の実施形態で説明する送信機に取り付けられる識別体のバリエーションを例示した模式図である。 表示器にてタイヤ空気圧の確認を行う場合の表示形態例を示した図である。 従来のタイヤ空気圧検出装置において、いずれかの車輪に関してタイヤ空気圧が低下したことが検知された場合の報知例を示す模式図である。 従来のタイヤ空気圧検出装置において、各車輪ごとのタイヤ空気圧が表示される場合の例を示した模式図である。
符号の説明
1…車両、2…送信機、3…受信機、4…表示器、5a〜5d…車輪、6…車体、21…センシング部、22……マイクロコンピュータ、22a…制御部(第1制御部)、22b…無線部、22c…記憶部(第1記憶部)、24…識別体、25…センサ本体、26…バルブステム、27…バルブキャップ、31…受信アンテナ、32…マイクロコンピュータ、32a…無線部、32b…制御部(第2制御部)、32c…記憶部(第2記憶部)、50…ホイール。

Claims (8)

  1. 複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられたタイヤの空気圧に応じた検出信号を出力するセンシング部(21)と、前記センシング部(21)の検出信号を信号処理して送信フレームに格納する第1制御部(22a)と、前記送信フレームを送信する無線部(22b)とを備え、前記複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられた送信機(2)と、
    車体(6)側に備えられ、前記送信フレームを受信する無線部(32a)と、該送信フレームに格納された前記検出信号に基づいて、前記複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられた前記タイヤの空気圧を求める第2制御部(33b)とを備えた受信機(3)と、
    前記受信機(3)で求められた前記複数個の車輪(5a〜5d)それぞれのタイヤ空気圧に関する情報の表示を行う表示器(4)と、を備えたタイヤ空気圧検出装置であって、
    前記送信機(2)は、前記複数個の車輪(5a〜5d)に組み付けられたときに外から視認できる位置において、前記複数個の車輪(5a〜5d)それぞれで異なる識別体(24)を有していると共に、この識別体(24)と1対1の関係で対応付けられた識別体情報を記憶する第1記憶部(22c)を有し、前記第1制御部(22a)にて前記第1記憶部(22c)に記憶された前記識別体情報を前記送信フレーム内に格納して、前記受信機(3)に送信するようになっており、
    前記受信機(3)は、前記複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられる前記送信機(2)の前記識別体(24)と前記識別体情報との対応関係を記憶する第2記憶部(32c)を有し、前記第2制御部(32b)にて、前記送信フレームが送られてきたときに前記第2記憶部に記憶された前記識別体(24)と前記識別体情報とに基づいて、前記送信フレームを送ってきた前記送信機(2)の前記識別体(24)を特定し、前記表示器(4)に対して前記タイヤ空気圧に関する情報と共に該識別体(24)の情報を伝えるようになっており、
    前記表示器(4)は、前記識別体(24)の情報の表示と共に前記タイヤ空気圧に関する表示を行うようになっていることを特徴とするタイヤ空気圧検出装置。
  2. 前記識別体(24)は、前記送信機(2)それぞれで異ならせた色彩、数字、文字、記号、図形、模様もしくはこれらいずれかの組み合わせで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ空気圧検出装置。
  3. 前記識別体(24)は前記送信機(2)に色彩を施すことで構成されており、該色彩が複数色の組み合わせで構成されていると共に、その組み合わせが前記送信機(2)それぞれで異なったものとされていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ空気圧検出装置。
  4. 前記識別体(24)は、前記送信機(2)それぞれで数を異ならせた、もしくは、形状を異ならせた突起部で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ空気圧検出装置。
  5. 前記送信機(2)は、
    前記センシング部(21)、前記第1制御部(22a)および前記無線部(22b)が備えられたセンサ本体(25)と、
    前記センサ本体(25)から突出させられ、エア注入口とされるバルブステム(26)と、
    前記バルブステム(26)の前記エア注入口の蓋となるバルブキャップ(27)と、を有してなるエア注入バルブ一体型構造とされており、
    前記識別体(24)は、前記バルブステム(26)と前記バルブキャップ(27)のいずれかに備えられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のタイヤ空気圧検出装置。
  6. 前記表示器(4)は、前記送信フレームに基づいて前記タイヤ空気圧が所定のしきい値よりも低下したことが検知された場合、該送信フレームを送ってきた前記送信機(2)の前記識別体(24)の情報の表示と共に、前記タイヤ空気圧が低下したことを示す表示を行うようになっていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のタイヤ空気圧検出装置。
  7. 前記表示器(4)は、前記送信フレームに基づいて前記タイヤ空気圧が所定のしきい値よりも低下したことが検知された場合、該送信フレームを送ってきた前記送信機(2)の前記識別体(24)の情報の表示と共に前記タイヤ空気圧の表示を行うようになっていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のタイヤ空気圧検出装置。
  8. 前記表示器(4)は、前記送信フレームを送ってきた前記送信機(2)の前記識別体(24)の情報の表示と共に前記タイヤ空気圧の表示を前記複数個の車輪(5a〜5d)それぞれの前記送信機(2)毎に順番に行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のタイヤ空気圧検出装置。
JP2005050630A 2005-02-25 2005-02-25 タイヤ空気圧検出装置 Pending JP2006232127A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005050630A JP2006232127A (ja) 2005-02-25 2005-02-25 タイヤ空気圧検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005050630A JP2006232127A (ja) 2005-02-25 2005-02-25 タイヤ空気圧検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006232127A true JP2006232127A (ja) 2006-09-07

Family

ID=37040244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005050630A Pending JP2006232127A (ja) 2005-02-25 2005-02-25 タイヤ空気圧検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006232127A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006327539A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Yazaki Corp タイヤ空気圧センサのid登録装置及び方法
KR100892830B1 (ko) 2007-12-14 2009-04-10 현대자동차주식회사 좌우 타이어 구분이 가능한 tpms 센싱모듈
JP2009184614A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Hitachi Ltd 圧力測定装置およびタイヤ圧力監視システム
JP2010241221A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Honda Motor Co Ltd タイヤ空気圧監視システム
JP2012511468A (ja) * 2008-12-12 2012-05-24 ワンダー エスピーエー 変換器に接続可能なタイヤ膨張バルブ
CN104385863A (zh) * 2014-11-12 2015-03-04 广东好帮手电子科技股份有限公司 分体式胎压检测装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006327539A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Yazaki Corp タイヤ空気圧センサのid登録装置及び方法
JP4718245B2 (ja) * 2005-05-30 2011-07-06 矢崎総業株式会社 タイヤ空気圧センサのid登録装置及び方法
KR100892830B1 (ko) 2007-12-14 2009-04-10 현대자동차주식회사 좌우 타이어 구분이 가능한 tpms 센싱모듈
JP2009184614A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Hitachi Ltd 圧力測定装置およびタイヤ圧力監視システム
US8186208B2 (en) 2008-02-08 2012-05-29 Hitachi, Ltd. Pressure measuring module for detecting air pressure within a tire included in a wheel assembly attached to a vehicle body and tire pressure monitoring system
JP2012511468A (ja) * 2008-12-12 2012-05-24 ワンダー エスピーエー 変換器に接続可能なタイヤ膨張バルブ
JP2010241221A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Honda Motor Co Ltd タイヤ空気圧監視システム
CN104385863A (zh) * 2014-11-12 2015-03-04 广东好帮手电子科技股份有限公司 分体式胎压检测装置
CN104385863B (zh) * 2014-11-12 2017-11-10 广东好帮手电子科技股份有限公司 分体式胎压检测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1829713B1 (en) Tire inflation pressure detecting apparatus with function of identifying running and spare wheels
KR100624868B1 (ko) 타이어 공기압 센서의 id 등록 방법 및 id 등록시스템과, 타이어 공기압 감시 시스템, 타이어 공기압센서 및 스마트 제어 시스템
JP5481020B2 (ja) タイヤ空気圧監視方法
US20030107481A1 (en) Tire condition monitoring apparatus and method
US20090058626A1 (en) Tire inflation pressure detecting apparatus capable of triggering only selected transceiver to perform task
EP1452350A1 (en) Method for allocating the positions of the tyres in a tyre monitoring system
US20080048847A1 (en) Tire theft detection device and method of detecting tire theft
JP2007114108A (ja) 車輪位置検出装置およびそのタイヤ空気圧検出装置
KR20080026048A (ko) 휠 위치 검출 장치 및 이를 사용한 타이어 공기압 검출장치
JP2006232127A (ja) タイヤ空気圧検出装置
JP4513412B2 (ja) 車輪情報報知システムおよび車輪情報報知方法
US7145446B2 (en) Transponder for tire condition monitoring apparatus
EP1388440A2 (en) A method and apparatus for identifying the location of pressure sensors in a tyre pressure monitoring system
EP1462279B1 (en) Tire status monitoring apparatus and receiver therefor
JP2013006588A (ja) タイヤ空気圧検出装置
JP4839905B2 (ja) タイヤ位置判別方法、タイヤ位置判別システム、その無線送信ユニット、無線受信ユニット
JP2005199777A (ja) タイヤ状態表示装置
JP4363323B2 (ja) タイヤ空気圧検出装置およびそのid登録方法
JP3401535B2 (ja) タイヤ空気圧監視システム
US20090243829A1 (en) Apparatus and process for monitoring a vehicle condition
JP2005349958A (ja) タイヤ空気圧監視装置
TW201808688A (zh) 輪胎空氣壓監視系統
JP2010241221A (ja) タイヤ空気圧監視システム
WO2019106827A1 (ja) 送信機、トリガ機、idコード登録システム、及びidコード登録方法
JP3633590B2 (ja) タイヤ空気圧センサの位置識別方法、タイヤ空気圧センサのid登録方法、タイヤ空気圧センサの位置識別システム、タイヤ空気圧センサのid登録システム及びタイヤ空気圧監視システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090416

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091201