JP2006231455A - 浮き上がり防止機構付き口金 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加工物を固定して工作する工作機械で使用されるバイスの口金に於いて、加工物を固定した時、加工物が取り付け基準面から浮き上がるのを、自動的に防止する機構を内蔵しており、かつ、各メーカーのバイスの口金と簡単に交換して使え、バイスの操作方法は従来と変らない口金を提供することである。
【解決手段】口金は二分割からなる口金とし、その二分割面は、二分割からなる挟持物に接触する面を正面とし、側面視で、加工物に接触する側の口金の上端が、下端より小さくなる傾きの面で、口金を斜めに二分割する。
二分割された口金の傾斜面側に、斜めに二分割された口金が傾斜面を摺動する最大ストロークの位置に復帰する為のバネや、斜めに二分割された口金が傾斜面を、傾斜面の傾き方向に摺動する為の、キー、アリ形、T(ティー)形等の案内を設ける。
又、各メーカーの規格に合わせて、口金の取り付け用穴を加工する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加工物を固定して工作する工作機械で使用されるバイスの口金であり、加工物をバイスで挟持した時、バイスの挟持基準面から、加工物の浮き上がりを防止するバイスの口金に関するものである。
従来は、図19に示すように、加工物23をバイスの口金22,口金26に挟み、ネジ31でスライド19を押すと、加工物23のスライド側底面と、正直台25との間に隙間cが生じる。加工物のスライド側の上面を、木ハンマー等で叩いても隙間cは無くならない。この状態で加工物23の上面を加工すると、加工物23の上面と下面の厚みは、固定口金22側とスライド口金26側でcの差が生じるのが現状である。
加工物をバイスの挟持基準面に、確実に密着させて挟む方法として、クサビの原理を応用した機構をバイス本体に組み込んだものがある。しかし、従来のクサビ原理を応用した機構のものは、スライド側の、加工物に接触するクサビ形駒が厚くて重い。(公開実用新案 昭61−199356参照)
前記クサビ形駒の底面と、バイス本体のスライド摺動面との間に、隙間があり、切粉や、鉄紛等が入り、バイス本体の摺動面を傷つけ、その隙間は狭く、加工物の交換ごとの掃除が大変であった。
加工物を挟む時、前記クサビ形駒は、バイス本体の摺動面に接近するので、加工物を挟む前に、加工物を挟む以前の高さに、前記クサビ形駒を復帰させるのに、バネを使っている。そのバネの片方の端にあるバネピン等が、バイス本体のスライド摺動面に直接触れているので、スライドを動かす毎に、バネの端にあるピンがバイス本体のスライド摺動面をこする。バネの端にあるピンとバイス本体のスライド摺動面の間に鉄粉等が入り易く、スライド摺動面の磨耗を加速していた。
加工物を挟む前(フリーの状態)の高さに、前記クサビ形駒を復帰するのに、変心カムを使っているのもあるが、加工物を挟む時の操作が面倒である。(特開平9−108969参照)
バイスのスライドの加工物側を傾斜面に加工して、上記クサビ形駒を、直接取り付けた物や、クサビ形駒とクサビ形駒を取り付けるための駒をセットにし、スライドの加工物側を、前記セットの専用取り付け面に加工して取り付けていた物があるが、その取り付け方はそのバイス専用で、他のバイスには、簡単に付け替えが出来ない。(特開2003−181732参照)
特開2003−181732号公報 特開平9−108969号公報 実開昭61−199356号公報
従来の、クサビの原理を応用したバイスは、口金が沈む機構用の傾斜面を持つ、スライド側の口金が、厚くて重く、復帰用のバネが接触する摺動面の磨耗が加速されていた。
加工物の取替え時、掃除に手間がかかり、操作も面倒でした。
又、口金の左右の動きを制御する機構や、加工物を挟んでない時、傾斜面を密着させる機構に対する研究があまりされていない。
一般に使われているバイスの口金のように、薄くて軽い、コンパクトな機構のもので、新しいバイスや、長年使いこなした古いバイスでも、簡単に取り付けられる事が望まれていた。
本発明の直方体の口金は二分割からなる口金とし、その二分割方法は、二分割から成る口金の挟持物に接触する面を正面とし、側面視で、加工物に接触する側の口金の上端面を狭く、下端面を広くするように斜めに分割し、加工物側の口金を口金1、バイスに取り付けられる面側の口金を口金2、斜め分割面を傾斜面10とする。
但し、口金1及び口金2は、各々別の直方体の材料から前記口金1、口金2の形状に成形しても良い。
口金1と口金2を合わせた大きさは、バイスの挟持面の耐磨耗性を向上させるため、バイスの挟持面に、従来、一般に取り付けられていた焼き入れ鋼板と、ほぼ同じ大きさにし、本発明の口金のバイスへの取り付けボルト穴の位置及び大きさは、従来のバイスメーカーの規格に合わせて加工した。
バイスに挟持されていた加工物を口金から外したとき、加工物を挟持する以前の状態に、加工物側の口金1を自動復帰させるバネを、口金1と口金2の傾斜面側に、口金が摺動する方向の溝又は穴を設け、その溝又は穴に設置し、口金1の摺動ストローク量を制御するのに、段付きボルト又はピンを使った。
口金1の摺動案内に角形キー溝機構を使い、貫通キー溝にした。口金1と口金2の傾斜面を密着させる機構には、段付きボルトとバネを使用した。
口金1の摺動案内と、口金1と口金2の傾斜面の密着させる機構に、アリ形やT溝形の機構もつかえる。
アリ形やT溝形の場合、アリ形やT形の凸形状を削り出して一体形にするのが一般的であるが、アリ形やT形の変形キーとして、取り付ける方法にした。
前記バネの代わりに弾性体を使っても作用は同じである。
バイスの挟持面に取り付けて一般に使われていた口金と、本発明の口金は、ほぼ同じ大きさで、同じ形であり、本発明の口金をバイスに取り付ける穴の位置及び大きさを、バイスメーカーの規格に合うように加工している為、加工物の浮き上がり防止機構内蔵の本発明の口金は、一般に使われていた一枚の直方体の口金と、簡単に交換して使える。
また、加工物を本発明の口金が付いたバイスに挟持する操作も、従来、一般に使われていた一枚の直方体の口金が付いているバイスの操作と同じで、簡単である。
口金1の自動復帰用バネを、バイス本体の摺動面と全く関係の無い、口金1と口金2の傾斜面側に埋め込んだので、従来の浮き上がり防止機構の駒と比較すれば、本発明の口金は、コンパクトであり、しかも、バイス本体のスライド摺動面の掃除も楽になり、また、自動復帰用バネに依る、バイス本体のスライド摺動面の磨耗も無くなった。
口金1、口金2の摺動面に最も近い所にバネを設置したので、バネによる口金1の摺動が滑らかである。
段つきボルトにした事に依り、ボルトを完全にネジへ固定しても、バネの押す力を一定に出来る。口金1と口金2の傾斜面を、バネに依り、常に一定の圧力で密着させている為、口金1の摺動面に埃等が入らないので、口金1は滑らかに動き、本発明の口金の精度が長く保持される。
クサビ原理を応用した、従来のバイスに取り付けられている口金の両端の、つばの代わりに、(昭61−199356参照)角形キーにした事に依り、口金1の傾斜面が単純な一つの面と成り、摺動面となる傾斜面の加工が容易で、熱処理後の研削加工も容易である。また、貫通キー溝にしたことに依り、キー溝の加工も容易で、熱処理後のキー溝の研削加工も容易である。また、口金の材料も小さくなる。故に、口金の精度向上と、加工コストの低減になる。
傾斜面を高精度に加工出来ることに依り、口金1の傾斜面摺動抵抗が小さくすることが出来、故に、傾斜面の傾斜角度が小さくても、口金1が加工物を挟持した時、口金2の傾斜面による、スライドの挟持力の分力でスライドは、スライドあご板がバイスの摺動あごに当たるまで浮き上がって止まり、口金1はその反力で加工物を加工物取り付け基準面に押しつけることが出来るので、傾斜面の角度を小さくして、口金全体の厚みを薄くすることが出来る。
ピンが、口金1の摺動長さを制御しているので、一定のバネの圧力で、口金1を最大ストロークの位置に摺動させる。本発明の口金が加工物を挟持してなくても口金1と口金2の摺動を制御しているので、安定して口金を取り扱える。
アリ形やT形の凸形状は、削り出すのが一般的であるが、アリ形やT形の凸形状を、アリ形やT形の変形キーとして組付ける方法にしたことに依り、口金11の傾斜面の形状が凸部の無い一つの面になり、傾斜面の加工が容易になって、熱処理後の研削加工も容易になり、口金11の摺動面精度も向上し、加工コストも安くなる。また、変形キーの摺動面の研削加工も容易になり。口金の材料も小さくなり加工コストの低減になる。
本発明の口金は、加工物を挟むバイスの口金以外にも、大きな加工物で、バイスで挟めず、直接工作機械のテーブルに固定する時使用される、ソリッドバイス等の挟持装置の口金にも使用できる。又、小型にすれば、旋盤で使用するチャックの挟持部の口金にも使用できる。
本発明の実施形態1を図1から図4に基づいて説明する。
実施形態1の直方体の口金は二分割からなる口金とし、その二分割方法は、二分割から成る口金の挟持物に接触する面を正面とし、側面視で、加工物に接触する側の口金の上端面を狭く、下端面を広くするように斜めに分割し、加工物側の口金を口金1、バイスに取り付けられる面側の口金を口金2、斜め分割面を傾斜面10とする。
但し、口金1及び口金2は、各々別の直方体の材料から前記口金1、口金2の形状に成形しても良い。
図1の口金中央部A−A断面の位置に、図2に示す、段付きボルト取り付けネジ穴と段付きボルト取り付け座ぐり穴加工を口金1の中心に、傾斜面10側から加工する。口金2の傾斜面10側の反対側から、段付きボルト穴径に口金1のストローク量aを加えた大きさの穴と段付きボルトの頭部用座ぐり穴径に口金1のストローク量aを加えた大きさの穴を加工する。
図1のB−B断面の位置は、バイスメーカーの口金取り付けボルト穴の規格に合った位置であり、図3に示す様に、口金1の穴は、前記規格の座ぐり穴径で長穴とし、その長穴の値は、口金1の摺動ストローク量aとする。口金2には、傾斜面10側から前記規格の座ぐり穴とボルト穴を加工する。
図1のC−C断面の位置には、図4に示す貫通キー溝を、傾斜面10と平行な深さで、しかも、口金1の摺動方向(上下方向)に、口金1と口金2の傾斜面10側に各々設ける。口金1はキー溝の上部の底面にキー15の取り付けネジ穴、口金2にはキー溝の下部の底面にキー14の取り付けネジ穴を設ける。
キー14、キー15は、各々キー取り付けボルト用穴を設け、片方の端面にバネ9を納める穴を設け、長さは、キー14とキー15の長さに口金1の摺動ストローク量aを加えた長さを、キー溝の長さ以下にする。
次に、口金1と口金2を組付ける方法は、口金1のキー溝の上部にキー15を、バネ9を納める穴を下向きにして固定する。口金2のキー溝の下部にキー14を、バネ9を納める穴を上向きにして固定する。キー14のバネ9用穴にバネ9を入れ、口金1のキー溝の下部に口金2のキー14を、口金1のキー15の下部に口金2のキー溝を、それぞれ合わせ、口金1と口金2の段付きボルトの穴が一致するまで、口金2を上に押し上げ、(図2参照)口金2の段付きボルト頭用座ぐり穴に、バネ7を入れて、段付きボルトを口金1に取り付ける。
口金の作用について説明する。段付きボルト頭部用座ぐり穴に組み込まれたバネ7は、(図2参照)口金2の傾斜面10を口金1の傾斜面10に密着させている。また、口金2の段つきボルト穴及び段つきボルト頭部用座ぐりの大きさは、口金1のストローク量aだけ大きくしてあるので、段付きボルトは、口金1の摺動ストローク量を制御している。
口金1と口金2の傾斜面側のキー溝に固定されたキー14,15に組み込まれたバネ9に依り、口金1は段付きボルトが口金2に当たるまで、常に上へ押し上げられている。
キー14,15は、口金1が傾斜面10を摺動する方向に案内をしているので、口金1は摺動方向(上下方向)には滑らかに動くが、左右方向(横方向)の動きや、左右方向の捩れは無い。
実施形態1の口金をスライドに取り付ける為の口金1の穴は、口金1のストローク量a分長穴に加工されているので、口金1は、取り付けボルトに邪魔されること無く摺動できる。
実施形態1の口金をバイスに取り付けた状態の作用を図18に基づいて説明する。
バイスのスライド側に付いていた従来の口金を外し、加工物側の口金1の上面が下面より狭くなる状態で、実施形態1の口金をスライドに取り付ける。正直台24,25を、固定側口金とスライド側の口金に各々接触させて、バイスの加工物取り付け基準面に置き、加工物23を正直台の上に置く。
ネジ31のハンドル28を右に回し、スライド19を摺動させて、加工物23をバイスに挟持させると、ネジ31の押す力は、口金2の傾斜面により、口金1を水平に押す力と、垂直に上向きの力に分力される。上向きの力により、口金2はキーに案内されて真直ぐ上に押されるため、スライドの加工物側は浮き上がり、スライドあご板29とバイスの摺動面のあご30との隙間sがゼロに成るまで、スライドは浮き上がり止まる。故に、あご板29はあご30に密着する。また、口金2の上向きの力の反力で口金1は下に押される。口金1は加工物を水平方向に押しながら、下に押し続けるので、加工物23は、底面を正直台に密着した状態で挟持され、浮き上がれない。
ネジ31のハンドル28を左に回し、ネジ31の押す力を解除すると、スライド19は自重で前記隙間sの距離だけ下がる。また、口金1は、口金1の傾斜面側のキー15に設置されているバネ9に依り、加工物を挟持する前の状態(段付きボルトが口金2に当たった位置)に復帰する。
挟持装置のスライド部を摺動させる動力は、ネジに限らず、油圧、空気圧でも同じ作用をする。
本発明の口金は、従来の一般に使用されていたバイスの口金と形や大きさがほぼ同じであり、従来のクサビ原理を応用した機構の口金と比較するとコンパクトであり、口金をバイスに取り付ける穴のサイズや位置が、バイスメーカーの規格に合う様に製作してあるので、一般に使用されていたバイスの口金と簡単に交換して使用する事が出来る。
口金1と口金2は常に密着して一体化しているので、本発明の口金を取り付けたバイスの操作方法は、一般に使用されていた従来の一枚の直方体の口金を取り付けたバイスの操作方法と同じで、簡単である。
段付きボルトとバネの組み合わせに依り、口金1と口金2の摺動面は常に密着しているので、口金の摺動面精度保持が長い。
角形キー機構を使用して傾斜面の形状を凸部の無い一つの面にし、しかも、貫通キー溝であるので、傾斜面及びキー溝の加工が容易である為、キー溝及び傾斜面の摺動面が安価で高精度に加工出来る。
傾斜面を高精度に加工出来ることに依り、口金1の傾斜面摺動抵抗を小さくすることが出来る。故に、傾斜面の傾斜角度が小さくても、口金1が加工物を挟持した時、口金2の傾斜面による、スライドの挟持力の分力でスライドは、スライドあご板がバイスの摺動あごに当たるまで浮き上がって止まり、口金1はその反力で加工物を加工物取り付け基準面に押しつけることが出来るので、傾斜面の角度を小さくして、口金全体の厚みを薄くすることが出来た。
口金1が加工物を挟持する以前の状態に、口金1を摺動させるバネ9を、バイス本体の摺動面と全く関係の無い、口金1と口金2の傾斜面側に設けた溝に設置したので、従来のクサビ原理を応用した機構の口金と比較すれば、本発明の口金は、コンパクトであり、本発明の口金をバイスの摺動面より離れた場所に取り付けられるので、バイス本体のスライド摺動面の掃除も楽になり、また、口金1の自動復帰用バネ9に依る、バイス本体のスライド摺動面の磨耗も無くなった。
実施の形態2は、分割した口金の分割面を密着させる手段と、摺動面の案内にアリ溝を使用したものであり、一個の摺動面の案内と口金11の自動復帰用バネを二箇所設け、口金11が安定して摺動する事を特徴する。
図3、図5、図6、図7、図8に基づいて説明する。
この形態は、実施の形態1と構成の本質に於いて相違は少ないので、相違する点について特に説明する。
図5は、実施の形態2の口金全体斜視図、図3は、口金をスライドに取り付ける取り付けボルト穴のB−B断面図、図6は、E−E断面図で、アリ形状のキーとストローク制御ピンの構成図。図7は、D−D断面図で、口金の自動復帰バネの構成図である。
図5において、口金の側面を斜めに上から下に分割する。分割面の傾きは、実施の形態1と同様とする。加工物側の口金を口金11、スライドに取り付けられる面側を口金12とする。分割面を傾斜面10とする。
但し、口金11及び口金12は、各々別の直方体の材料から前記口金11、口金12の形状に成形しても良い。
口金11,口金12の中央部(E−E断面)の傾斜面側に傾斜面と平行な深さで、口金11の摺動方向のアリ溝32を設け、口金11は浅く、口金12は深くする。口金11のアリ溝の側面は、口金11、口金12を合わせた時、口金12のアリ溝の側面の延長と一致する位置、及び、幅寸法にする。
図6に示すように、口金11のアリ溝の底面に、アリ形状のキー32を取り付けるための、ネジ穴をあける。アリ形状のキーの上部に、ピン6の径に口金11のストローク量aを加えた径の穴とキー取り付け用穴をあける。口金12には、口金11のストローク制御ピン6の打ち込み用穴をあける。
図5のD−D断面の位置に、図7に示す、口金11の摺動方向のバネ用溝33を傾斜面に沿って、口金12の上部から掘り、下部は少し残す。口金11のアリ溝の中心からの距離が、前記口金12のバネ用溝33の中心と同じ位置で、口金11の上部にバネ止駒27の取り付け用ネジ穴をあける。
図5のB−B断面の場所に、図3に示す、口金をスライドに取り付ける穴を実施の形態1の様にあける。
口金11,口金12を合わせたアリ溝形状と同じ形状で、同じ寸法のアリ形状キー32を作る。但し、アリ形状キー32の側面(傾いた面)と側面の距離、及び、厚みは、キー32を口金11に取り付けて、口金12のアリ溝に入れて、滑らかに摺動する寸法(アリ溝よりわずか小さい寸法)とする。
図7に示す角形キー状のバネ止駒27に、前記口金11にバネ止駒27の取り付けネジ穴に合うボルト用取り付け穴をあける。
部品の組付け方法は、図6に示す様に、口金11のアリ溝に、アリ形状のキー32をボルト5で固定する。
図7に示す角型キー状のバネ止め駒27を、口金12のバネ用溝33に合うように、口金11に固定する。
口金12のバネ用溝にバネ9を入れ、アリ形状キー32の下端に、口金12の上面のアリ溝を合わせ、口金12をピン6用穴が一致するまで押し上げ、口金12にストローク制御ピン6を打ち込む。
アリ形状の凸形状を口金11から削りだして口金11と一体にしても良い。
また、アリ形状のキーの、幅の狭い方を図8の示すように角形にして、口金11のアリ形状のキー取り付け溝をキーの角形部の幅の角溝にしても良い。
作用について説明します。
口金を斜めに二分割した作用は、実施の形態1と同様である。
アリ溝とアリ形状のキーに依り、口金11と口金12は常に密着しており、又、傾斜面の傾き方向(上下方向)には、傾斜面に沿って摺動するが、他方向には動かない。
加工物側の口金11のストローク制御はピン6とアリ形キーに設けた穴に依り制御され、図7に示すように口金11の自動復帰はバネ9に依りなされる。
実施の形態2の口金をバイスのスライドに取り付ける穴は実施の形態1と同じである。
実施の形態2は、実施の形態1と傾斜面を密着させる機構と加工物側の口金の摺動ストローク制御及び自動復帰の構成は異なるけれども、効果については実施の形態1と同じである。
アリ溝とアリ形キーの構成を、T溝とT形キーの構成にしても作用効果は同じである。
実施の形態3はT溝とT形キーの構成で、分割した口金の分割面を密着させ、口金11が傾斜面に沿って摺動方向に摺動する案内の役目を果たす事、口金11の自動復帰機構をT形キーに含ませ、口金11の摺動案内と自動復帰のバネを一箇所設けた事を特徴とするものである。
図3、図9、図10に基づいて説明する。図9は実施の形態3の口金全体斜視図、図3はB−B断面図、図10はF−F断面図である。
図9に於いて、口金を斜めに二分割し、加工物に接触する側を口金11、スライドに取り付けられる面側を口金12とする。分割面の傾きは、実施の形態1と同様とする。
図9に示す口金中央部(F−F断面)の傾斜面側に、傾斜面と平行な上下方向のT溝34を口金12に設ける。口金11と口金12を合わせた時、口金12のT溝34と合致する位置と幅で、底面が分割面に平行な、口金11の摺動方向の角溝を口金11の傾斜面側に設ける。
図10に示すように、口金11の角溝の底面にT形キー34取り付けネジ穴をあける。口金12のT溝34の上部に、ストローク制御用ピン6の打ち込み用穴をあけ、下部には、バネ止駒27の固定用ネジ穴をあける。
図9のB−B断面の位置に口金取り付け用穴の加工を、実施の形態1と同じ様にする。
T形キー34の形と寸法は、口金11と口金12を合わせた時の、T溝の形や寸法が同じである。ただし、T形キー34を口金11に固定して、口金12のT溝に入れたとき、滑らかに動くために、T形キー34の底面(口金11への取り付け面)以外の外周を、ほんの少し小さくする。T形キーの上面の上部に、ピン6の径に口金11のストローク量aを加えた径の穴をあける。T形キーの中間部にキー取り付け用穴を設け、下端面にバネ9用の溝を設け、T形キーの長さは、T溝の長さから、バネ止駒の長さに口金11のストローク量aを加えた長さを差し引いたよりも少し短くする。バネ止駒27は取り付け用ボルト穴をあけた角形で良い。
部品の組み立て方法は、図10に示すT形キー34のバネ9用溝を下にして、口金11のT形キー用溝にT形キー34を取り付ける。バネ止駒27を、口金12のT溝の下部に取り付ける。
T形キー34の下端の溝にバネ9を入れ、口金11のT形キー34の下端に、口金12の上面のT溝を合わせ、ピン6の穴が一致するまで、口金12を押し上げて、ピン6を口金12のピン穴に打ち込む。
実施の形態3の実施の形態2との違いは、口金11の自動復帰用バネを中央に一箇所だけにした事により、口金12のバネ用溝二箇所不要になり、加工工数が削減された。
実施の形態2のアリ溝がT溝に成っているだけで、口金の効果は実施の形態2と同じである。
図9のT溝を、細線で示したアリ溝とアリ形キーにしても良い。
小さい口金の場合、実施の形態3は最も適した構造である。
尚、T形キーの凸形状を口金11から削り出して、口金11と一体の形状としても機能は同じである。
実施の形態4は、実施の形態3と比較して、加工物側口金が分割面で安定して摺動する事を目的として、T溝及び口金の復帰バネを、各々二箇所に設けたことを特徴とするものである。
図11は実施の形態4の口金全体の斜視図、図3はB−B断面図、図12はJ−J断面図、図13はH−H断面図である。
図11に於いて、口金の側面を斜めに上から下に分割する。分割面の傾きは、実施の形態1と同様とする。加工物側の口金を口金11、スライドに取り付けられる面側を口金12とする。
口金の中央部(J−J断面)に、図12に示す様に、口金11の上部に、ピン6の径に口金11のストローク量aを加えた径の穴、又は、ピン6の径で口金11のストローク量a分長穴にした穴をあける。前記と同じ位置に、ピン6の打ち込み用の穴を、口金12にあける。
図11に示すピン6の両側(H−H断面)の位置に、T溝加工を実施の形態3と同じ方法で、口金11と口金12の傾斜面側に加工する。
図13に示す口金11の前記角溝にT形のキー34の取り付けネジ穴を設け、口金12の溝には、バネ止駒27の取り付けネジ穴を設ける。
T形キー34は、実施の形態3のT形キーのストローク制御穴を省略した物と同じである。
図11のB−B断面には、口金をスライドに取り付ける穴(図3)を実施の形態1と同様にあける。
部品の組付け方法は、図13に示す様に、T形キー34のバネ9用の溝を下側に向けて、T形キー34を口金11の角溝にボルト5で取り付ける。バネ止駒27を口金12のT溝にボルト5で取り付ける。
T形キー34のバネ用溝にバネ9を入れ、T形キー34の下部に口金12の上面のT溝を合わせ、ピン6の穴が合うまで、口金12を押し上げ、口金12のピン6用穴に(図12)にピン6を打ち込む。
実施の形態1の角形キーの代わりに、傾斜面を密着させる機能のあるT形キー34にしたもので、実施の形態4の効果は実施の形態1と同じである。
図11のT溝の場所に細線で示した様に、アリ溝にしても同じ効果がある。
実施の形態5はT溝の形を口金の両側まで広げたものである。
図14は実施の形態5の口金全体図、図3はB−Bの断面図、図15はK−K断面図、図16はI−Iの断面図、図17はG−Gの断面図である。
図14に於いて、口金の側面を上から下へ斜めに二分割して、分割面10の傾きは実施の形態1と同様にする。加工物側の口金を口金35、スライド取り付け面側を口金36とする。
口金の左右の中心(I−I断面)の上部に、図16に示すピン6の打ち込み用穴とストローク制御穴を実施の形態4と同じ方法で口金35と口金36に加工する。
図14のG−G断面の位置には、図17に示す、口金35の傾斜側面にバネ9用の溝を口金35の下端から上に向かって掘る。口金36には、口金の中心から、前記のバネ用溝の中心までの距離と同じ位置で、口金36の下部に、バネ止駒27の取り付け用ネジ穴を設ける。
図14のB−B断面の位置には、実施の形態1と同様の口金取り付け用穴を設ける。
図14のK−K断面の位置には、図15に示す変形T形駒の取り付けネジ穴を、口金36の両側の上部に設け、口金35の両側には、傾斜面に平行な口金35の摺動方向のT溝を設ける。ただし、そのT溝は、実施の形態3のT溝の中心から各々半分のような変形T溝である。
変形T形駒37は、前記口金35の変形T溝に合う形状と寸法にし、口金36に接する面を底面とし、底部には口金36の側面に合った鍔を付ける。変形T形駒37、38には、変形T形駒37の取り付けボルト用ネジ穴を底面の逆側から設ける。
変形T形駒38は、変形T形駒37の対称形状である。
口金36の左右の長さは、変形T形駒37の底面の鍔の幅分、小さくする。
図17に示すバネ9用溝幅より少し小さい幅の角形のバネ止駒27には、バネ止駒27の取り付け用ボルト穴をもうける。
部品の組付け方法は、変形T形駒37、38を口金36の左右の両端に、各々の変形T形駒37、38の底部鍔を口金36の端面に合わせてボルト5で固定する。
図17のバネ止駒27を口金35のバネ用溝に合うように、口金36にボルト5で固定する。バネ9用溝にバネ9を入れ、口金35の変形T溝の下面に、口金36の変形T形駒37、38の上面を合わせ、ストローク制御ピン6の穴が一致するまで押し上げ、口金36のピン6用穴にピン6を打ち込む。
T溝の形と位置を変えただけで、実施の形態5の効果は、実施の形態4と同じである。
変形T形駒の形を口金36から削りだして、口金36と一体形状でも機能は同じである。
尚、図14のT溝形状に細線で表示したアリ形状にしても同じ機能である。
実施の形態2から実施の形態5までの、バネ9用のバネ止駒27は角形以外の形状でも良く、駒の代わりにボルト、または、ピンのみでも機能は同じである。ストローク制御用ピン6は、棒状の剛性体でも良い。
本発明の実施形態1を示す口金全体斜視図 同口金のA−A断面図 同口金のB−B断面図 同口金のC−C断面図 本発明の実施形態2を示す口金全体斜視図 同口金のE−E断面図 同口金のD−D断面図 Q部の詳細図 本発明の実施形態3を示す口金全体斜視図 同口金のF−F断面図 本発明の実施形態4を示す口金全体斜視図 同口金のJ−J断面図 同口金のH−H断面図 本発明の実施形態5を示す口金全体斜視図 同口金のK−K断面図 同口金のI−I断面図 同口金のG−G断面図 本発明の口金を取り付けたバイスで、正直台の上に加工物の底面を置いて、加工物を挟持した状態図 一般に使用されていた従来のバイスで、正直台の上に加工物の底面を置いて、加工物を挟持した状態図
符号の説明
1 口金摺動面の案内にキーを使用した口金の加工物側の口金
2 同スライド側の口金
4 段付きボルト
5 キー及び駒の取り付けボルト
6 ストローク制御ピン
7 口金1,口金2の傾斜面密着用バネ
8 本発明口金をスライドに取り付ける為の穴
9 分割された口金の、加工物側口金復帰用バネ
10 口金の傾斜面
11 口金摺動面の案内に、アリ形又は、T形を使用した、加工物側の口金
12 同スライド側の口金
14 口金2に固定されているキー
15 口金1に固定されているキー
18 バイスの固定側
19 バイスのスライド
22 バイスの固定側口金
23 加工物
24 正直台1
25 正直台2
26 バイスのスライド側に付いている従来の口金
27 自動復帰用バネ止駒
28 ネジ31のハンドル
29 スライドのあご板
30 バイス摺動面のあご
31 バイスの締付け用ネジ
32 アリ形キー
33 加工物側口金の復帰用バネの溝
34 T形キー
35 傾斜面の案内に変形T形キーを使用した口金の加工物側口金
36 同スライド側口金
37 変形T形キー
a 加工物側口金の摺動ストローク量
c 加工物の底面と正直台の隙間距離
s スライドあご板とバイスの摺動面のあごの隙間距離

Claims (11)

  1. 工作機械で使用される、加工物を固定する挟持装置の直方体の口金に於いて、その口金は二分割からなる口金とし、その二分割面は、二分割からなる口金の挟持物に接触する面を正面とし、側面視で、加工物に接触する側の口金の上端面を狭く、下端面を広くするように斜めに分割した面であり、斜めに二分割された口金の傾斜面側に一個以上の溝を、口金が傾斜面を摺動する方向に設け、その溝の中に弾性体を装着した事を特徴とする、工作機械用加工物挟持装置の口金。
  2. 請求項1記載の斜めに二分割された口金の片方の口金には、傾斜面側から段付きボルト取り付け用ネジ穴と段付きボルト取り付け用座ぐりを一個以上加工し、斜めに二分割された口金の他方の口金には、傾斜面に対して反対側から、斜めに二分割された口金の摺動ストローク量を、段付きボルト径に加えた値の大きさの穴、及び、斜めに二分割された口金の摺動ストローク量を、段付きボルト頭径に加えた値の大きさの座ぐり加工を一個以上したことを特徴とする、工作機械用加工物挟持装置の口金、
  3. 請求項1記載の斜めに二分割された口金の片方の口金の傾斜面側に、斜めに二分割された口金の摺動ストローク量に剛性体の太さを加えた値の大きさの穴を一個以上設け、斜めに二分割した口金の他方の口金には、剛性体の打ち込み用穴を一個以上設けたことを特徴とする、工作機械用加工物挟持装置の口金。
  4. 請求項1記載の斜めに二分割された口金の片方の口金に取り付けられたキーに、斜めに二分割された口金の摺動ストローク量に剛性体の太さを加えた値の大きさの穴を一個以上設け、斜めに二分割した口金の他方の口金には、剛性体の打ち込み用穴を一個以上設けたことを特徴とする、工作機械用加工物挟持装置の口金。
  5. 請求項1及び請求項2記載の斜めに二分割された口金の傾斜面側に、角形キー溝を、斜めに二分割された口金の摺動方向に対して平行に一個以上設けたことを特徴とする、工作機械用加工物挟持装置の口金
  6. 請求項1及び請求項3記載の斜めに二分割された口金の傾斜面側に、T(ティー)溝を、斜めに二分割された口金の摺動方向に対して平行に一個以上設けたことを特徴とする、工作機械用加工物挟持装置の口金。
  7. 請求項1及び請求項3記載の斜めに二分割された口金の傾斜面側に、アリ溝を、斜めに二分割された口金の摺動方向に対して平行に一個以上設けたことを特徴とする、工作機械用加工物挟持装置の口金。
  8. 請求項1及び請求項3及び請求項6記載の斜めに二分割され口金の傾斜面側に、T形の凸部の形状のキーを一個以上、斜めに二分割された口金の摺動方向に対して平行に取り付けたことを特徴とする、工作機械用加工物挟持装置の口金。
  9. 請求項1及び請求項4及び請求項6記載の斜めに二分割され口金の傾斜面側に、T形の凸部の形状のキーを一個以上、斜めに二分割された口金の摺動方向に対して平行に取り付けたことを特徴とする、工作機械用加工物挟持装置の口金。
  10. 請求項1及び請求項3及び請求項7記載の斜めに二分割された口金の傾斜面側に、アリ形の凸部の形状のキーを一個以上、斜めに二分割した口金の摺動方向に対して平行に取り付けたことを特徴とする、工作機械用加工物挟持装置の口金。
  11. 請求項1及び請求項4及び請求項9記載の斜めに二分割された口金の傾斜面側に、アリ形の凸部の形状のキーを一個以上、斜めに二分割した口金の摺動方向に対して平行に取り付けたことを特徴とする、工作機械用加工物挟持装置の口金。

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