JP2006230819A - 電気掃除機 - Google Patents

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Koichi Nakai
康一 中井
Hiromichi Matsuhashi
弘道 松橋
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Abstract

【課題】 通気上の負荷を上げることなく、サイクロンのダストボックス自体の塵挨に対する補集効率を上げることができる電気掃除機を提供する。
【解決手段】 ダストボックス2のサイクロン容器7の下面には、静電気発生手段の収納室10の電動機11に駆動軸13で連結された静電気発生部材の毛皮12が設けられている。電気掃除機が運転されると同時に電動機11を回転させて、摩擦により、ダストボックス2のサイクロン容器7の底面9に静電気を発生させる。ホース6から吸引されてきたゴミ、塵挨は、ダストボックス2のサイクロン容器7のサイクロン筒8の周りを旋回し、それ自身の重さで下面に溜まろうとするが、前記のサイクロン容器7の底面9に発生した静電気によって、より強力に下面に引きつけられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は電気掃除機、特にサイクロン方式の電気掃除機に関する。
遠心力でダストボックスにゴミを集めるサイクロン方式は、従前の紙パック式が紙繊維にゴミが目詰りするにつれて吸引力が落ちるのに対して、ゴミを遠心力により吸気の通り道の外に集めるため吸引力が落ちないという特徴がある。
従来のサイクロン方式の電気掃除機では、基本的には、サイクロンの旋回流によって発生する遠心力によって、吸込んだゴミ、塵埃と空気を分離して、ゴミ、塵埃は掃除機のダストカップ内に、空気は掃除機から外に排出している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−180569号公報
従来のサイクロン方式の電気掃除機では、サイクロンの旋回流による遠心力だけでは高い分離率が得られないため、サイクロンのダストカップとモータの流路の間にウレタンフィルターや不織布フィルターを設けて、塵挨がモ−タに行かないようにしているが、特性的にみると、かかるフィルターは通気上では負荷となるため、特性ダウンとなる問題があった。また、塵埃は前記フィルターによって保持されるため、フィルターの目詰まりを頻繁に引き起こし、メンテナンス上でも問題があった。そこで、本発明は、サイクロン集塵方式の電気掃除機において、通気上の負荷を上げることなく、サイクロンのダストカップ自体の塵挨に対する補集効率を上げることができる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る電気掃除機は、本体ケース内にダストボックス、電動送風機収納室を有し、ダストボックスに吸い取った塵挨と空気をサイクロン方式で分離する電気掃除機において、前記ダストボックスの下部には静電気発生手段の収納室が設けられ、ゴミ、塵埃の溜まる前記ダストボックスに静電気発生手段により静電気を起こして帯電させ、その静電気の引力を利用して、前記ダストボックス内に溜まったゴミ、塵挨を、ダストボックス内に留めるように構成した。
本発明の請求項2に係る電気掃除機は、本体ケース内にダストボックス、電動送風機収納室を有し、ダストボックスに吸い取った塵挨と空気をサイクロン方式で分離する電気掃除機において、前記ダストボックスにサイクロン容器とサイクロン筒を有し、ダストボックスの下部には静電気発生手段の収納室が設けられ、静電気発生手段は電動機と該電動機で駆動される静電気発生部材とから構成され、ゴミ、塵埃の溜まる前記サイクロン容器に、該静電気発生部材の回転摩擦により前記サイクロン容器の底部に静電気を発生させるようにした静電気発生手段により静電気を起こして帯電させ、その静電気の引力を利用して、前記サイクロン容器内に溜まったゴミ、塵挨を、サイクロン容器内に留めるように構成した。
こうして、ゴミ、塵埃の溜まるダストボックスのサイクロン容器の底面に摩擦による静電気を起こして帯電させ、その静電気の物を引き寄せる力を利用して、ダストボックス内に溜まったゴミ、塵埃をダストボックス内に留めようとするという簡単な構成で、塵埃に対するダストボックスの補集効率を上げることができる。
本発明の請求項3に係る電気掃除機は、本体ケース内にダストボックス、電動送風機収納室を有し、ダストボックスに吸い取った塵挨と空気をサイクロン方式で分離する電気掃除機において、前記ダストボックスにサイクロン容器とサイクロン筒を有し、前記サイクロン筒の下部に傘部を設け、かつサイクロン筒の側面に通気孔を設け、ダストボックスの下部には静電気発生手段の収納室が設けられ、静電気発生手段は電動機と該電動機で駆動される静電気発生部材とから構成され、ゴミ、塵埃の溜まる前記サイクロン容器に、該静電気発生部材の回転摩擦により前記サイクロン容器の底部に静電気を発生させるようにした静電気発生手段により静電気を起こして帯電させ、その静電気の引力を利用して、前記サイクロン容器内に溜まったゴミ、塵挨を、サイクロン容器内に留めるように構成した。
こうして、ゴミ、塵埃はサイクロン筒の下部に設けられた傘部により下方に押さえられ、前記のサイクロン容器の底面に発生した静電気によって、より強力に下面に引きつけられるようになり、ダストボックス内に溜まったゴミ、塵埃をダストボックス内に留めることができ、塵埃に対するダストボックスの補集効率を上げることができる。
本発明の請求項4に係る電気掃除機は、本体ケース内にダストボックス、電動送風機収納室を有し、ダストボックスに吸い取った塵挨と空気をサイクロン方式で分離する電気掃除機において、前記ダストボックスにサイクロン容器とサイクロン筒を有し、前記サイクロン筒の下部に傘部を設け、かつサイクロン筒の側面に通気孔を設け、前記サイクロン容器の底部の一部を凸形状にし、該凸形状部内に静電気発生部材を挿入し、ダストボックスの下部には静電気発生手段の収納室が設けられ、静電気発生手段は電動機と該電動機で駆動される静電気発生部材とから構成され、ゴミ、塵埃の溜まる前記サイクロン容器に、該静電気発生部材の回転摩擦により前記凸形状部の周囲にに静電気を発生させるようにした静電気発生手段により静電気を起こして帯電させ、その静電気の引力を利用して、前記サイクロン容器内に溜まったゴミ、塵挨を、サイクロン容器内に留めるように構成した。
こうして、凸形状部により静電気発生部の表面積も広くなると共に、静電気発生部の位置がサイクロン容器の中に深く入り込んでいるため、静電気のより強い吸引力でゴミ、塵埃を留めおき、塵挨と分離された空気はサイクロン筒の側面の形成された通気孔から電動送風機に吸い込まれるので、塵埃に対するダストボックスの補集効率を上げることができる。
本発明の請求項5に係る電気掃除機は、本体ケース内にダストボックス、電動送風機収納室を有し、ダストボックスに吸い取った塵挨と空気をサイクロン方式で分離する電気掃除機において、前記ダストボックスにサイクロン容器とサイクロン筒を有し、ダストボックスの下部には静電気発生手段の収納室が設けられ、静電気発生手段は、風車と該風車で駆動される静電気発生部材とから構成され、ゴミ、塵埃の溜まる前記サイクロン容器に、電動送風機の排気の全部または一部を該風車に導く風路が形成され、排気により該風車を回転させ、該静電気発生部材の回転摩擦により前記サイクロン容器の底部に静電気を発生させて帯電させ、その静電気の引力を利用して、前記サイクロン容器内に溜まったゴミ、塵挨を、サイクロン容器内に留めるように構成した。
こうして、電動送風機の排気の全部または一部を隔壁の通気穴を介して風車に導入し、排気により該風車を回転させ、駆動軸で連結されている該静電気発生部材の回転摩擦によりサイクロン容器の底部に静電気を発生させるので、排気を利用して特別な駆動源を必要としない。
本発明の請求項6に係る電気掃除機は、本体ケース内にダストボックス、電動送風機収納室を有し、ダストボックスに吸い取った塵挨と空気をサイクロン方式で分離する電気掃除機において、前記ダストボックスにサイクロン容器とサイクロン筒を有し、前記サイクロン筒の下部に傘部を設け、かつサイクロン筒の側面に通気孔を設け、ダストボックスの下部には静電気発生手段の収納室が設けられ、静電気発生手段は、風車と該風車で駆動される静電気発生部材とから構成され、ゴミ、塵埃の溜まる前記サイクロン容器に、電動送風機の排気の全部または一部を該風車に導く風路が形成され、排気により該風車を回転させ、該静電気発生部材の回転摩擦により前記サイクロン容器の底部に静電気を発生させて帯電させ、その静電気の引力を利用して、前記サイクロン容器内に溜まったゴミ、塵挨を、サイクロン容器内に留めるように構成した。
こうして、電動送風機の排気の全部または一部を隔壁の通気穴を介して風車に導入し、排気により該風車を回転させ、駆動軸で連結されている該静電気発生部材の回転摩擦によりサイクロン容器の底部に静電気を発生させるので、排気を利用して特別な駆動源を必要としない。ゴミ、塵埃はサイクロン筒の下部に設けられた傘部により下方に押さえられ、前記のサイクロン容器の底面に発生した静電気によって、より強力に下面に引きつけられるようになり、ダストボックス内に溜まったゴミ、塵埃をダストボックス内に留めることができ、塵埃に対するダストボックスの補集効率を上げることができる。
本発明の請求項7に係る電気掃除機は、本体ケース内にダストボックス、電動送風機収納室を有し、ダストボックスに吸い取った塵挨と空気をサイクロン方式で分離する電気掃除機において、前記ダストボックスにサイクロン容器とサイクロン筒を有し、前記サイクロン筒の下部に傘部を設け、かつサイクロン筒の側面に通気孔を設け、前記サイクロン容器の底部の一部を凸形状にし、該凸形状部内に静電気発生部材を挿入し、ダストボックスの下部には静電気発生手段の収納室が設けられ、静電気発生手段は、風車と該風車で駆動される静電気発生部材とから構成され、ゴミ、塵埃の溜まる前記サイクロン容器に、電動送風機の排気の全部または一部を該風車に導く風路が形成され、排気により該風車を回転させ、該静電気発生部材の回転摩擦により前記凸形状部の周囲に静電気を発生させて帯電させ、その静電気の引力を利用して、前記サイクロン容器内に溜まったゴミ、塵挨を、サイクロン容器内に留めるように構成した。
こうして、電動送風機の排気の全部または一部を隔壁の通気穴を介して風車に導入し、排気により該風車を回転させ、駆動軸で連結された該静電気発生部材の回転摩擦によりサイクロン容器の底部に静電気を発生させるので、排気を利用するので特別な駆動源を必要としない。また、凸形状部により静電気発生部の表面積も広くなると共に、静電気発生部の位置がサイクロン容器の中に深く入り込んでいるため、静電気のより強い吸引力でゴミ、塵埃を留めおき、塵挨と分離された空気はサイクロン筒の側面の形成された通気孔から電動送風機に吸い込まれるので、塵埃に対するダストボックスの補集効率を上げることができる。
本発明の請求項8に係る電気掃除機は、本体ケース内にダストボックス、電動送風機収納室を有し、ダストボックスに吸い取った塵挨と空気をサイクロン方式で分離する電気掃除機において、前記ダストボックスにサイクロン容器とサイクロン筒を有し、前記サイクロン筒の下部に傘部を設け、かつサイクロン筒の側面に通気孔を設け、前記サイクロン容器の底部の一部を凸形状にし、該凸形状部内に静電気発生部材を挿入し、ダストボックスの下部には静電気発生手段の収納室が設けられ、前記静電気発生手段は、該凸形状部内に挿入され、本体ケースの前輪の回転で駆動される静電気発生部材から構成され、該前輪の回動による該静電気発生部材の回転摩擦により前記凸形状部の周囲に静電気を発生させて帯電させ、その静電気の引力を利用して、前記サイクロン容器内に溜まったゴミ、塵挨を、サイクロン容器内に留めるように構成した。
こうして、使用者が吸込具を前後左右に操作すると、前輪はキャスタ動作により回動し、連結手段で連結された駆動軸を介して静電気発生部材が回動して摩擦により凸形状部に静電気を発生する。凸形状部により静電気発生部の表面積も広くなると共に、静電気発生部の位置がサイクロン容器の中に深く入り込んでいるため、静電気のより強い吸引力でゴミ、塵埃を留めおき、塵挨と分離された空気はサイクロン筒の側面の形成された通気孔から電動送風機に吸い込まれるので、塵埃に対するダストボックスの補集効率を上げることができる。
本発明の請求項9に係る電気掃除機は、上記請求項1または請求項8に記載の電気掃除機において、前記ダストボックスのサイクロン容器はアクリルまたはスチロールで構成され、前記静電気発生部材は毛皮で構成した。
以上のように本発明の電気掃除機は、ゴミ、塵埃の溜まるダストボックスのサイクロン容器の底面に摩擦による静電気を起こして帯電させ、その静電気の物を引き寄せる力を利用して、ダストボックス内に溜まったゴミ、塵埃をダストボックス内に留めようとするという簡単な構成で、塵埃に対するダストボックスの補集効率を上げることができる。
本発明の電気掃除機の実施形態を各実施例に基づいて図面を参照して説明する。図1には本発明の電気掃除機の基本構成の断面図を示す。1は本体ケース、2はダストボックス、3は送風機室、4は電動送風機、5は送風機室の排出口、6は吸込口のホース、7はサイクロン容器、8はサイクロン筒、9はサイクロン容器の底面、10は静電気発生手段の収納室、11は電動機、12は静電気発生部材、13駆動軸、14は本体ケースの前輪、15は本体ケースの後輪である。
図1において、電気掃除機の掃除使用時には、吸込口体(図示なし)を前後移動操作して清掃面の清掃を行う。この清掃に伴い吸込口体から塵埃が空気と共に吸い込まれる。この空気と共に吸い込まれた塵埃は、延長管,集塵ホース6を介して吸込口に流入する。
この吸込口に流入した塵埃を含む空気は、矢印のように、ダストボックス2のサイクロン容器7内に渦流を形成する。渦流の空気は、サイクロン筒8の塵埃案内口に向けて流れるが、塵埃案内口に到達するに従って流速が減少する一方、サイクロ容器7の中央上部に作用する吸気負圧によって、サイクロン容器7の中央に流れる。
この際、渦流に含まれる塵埃は、質量が空気に比べて遙かに大きいために、渦流と共にサイクロン容器7の底面9にゴミとして捕集され堆積することになる。この様にして大きな塵埃が除去された空気は、サイクロン筒8の内部を通って上方に流れ、吸込風路を介して電動送風機4の遠心ファンに吸い込まれて、電動送風機4のモータ内を冷却した後、排気口5から本体ケース1の外部に排気される。
上述のような動作により、ゴミ、塵埃の捕捉作用が完璧に行なわれたとしたら理想的であるが、実際はサイクロンの旋回流による遠心力だけでは高い分離率が得られないため、塵挨が完全に分離されず電動送風機4側に流入して行くことになる。そこで、ダストボックス2の下部には静電気発生手段の収納室10を配置して、そこに静電気発生手段を設けて、ゴミ、塵埃の溜まる前記サイクロン容器7の底部9に静電気発生手段により静電気を起こして帯電させる。その静電気の引力を利用して、サイクロン容器7内に溜まったゴミ、塵挨を、サイクロン容器7内に留めるようにした。
ここで、静電気発生手段は任意のものを採用できるが、静電気発生部材の摩擦による静電気発生手段を利用することができる。静電気発生部材としてプラスチックを用いた場合の帯電列は、アクリル−スチロール−ガラス−毛皮−エボナイト−絹−ポリエチレン−塩化ビニルであるので、例えば、アクリルまたはスチロールと毛皮の組合せを採用し、両者を摩擦すれば、樹脂は正に帯電し毛皮は負に帯電することになる。静電気発生部材は他の適当な組合せのものを利用することができる。
図1の実施例においては、ダストボックス2は通常、透明のスチロール製で、そのサイクロン容器7の下面には、静電気発生手段の収納室10の電動機11に駆動軸13で連結された静電気発生部材の毛皮12が設けられている。電気掃除機が運転されると同時か、または、吸引が始まる数秒前に電動機11を回転させて、スチロールと毛皮12の摩擦により、ダストボックス2のサイクロン容器7の底面9に静電気を発生させる。
ホース6から吸引されてきたゴミ、塵挨は、ダストボックス2のサイクロン容器7のサイクロン筒8の周りを旋回し、それ自身の重さで下面に溜まろうとするが、前記のサイクロン容器7の底面9に発生した静電気によって、より強力に下面に引きつけられるようになる。そのため、ゴミ、塵挨は電動送風機4に行きにくくなり、ダストボックス自体の捕集効率が上がる。
こうして、ゴミ、塵埃の溜まるダストボックスのサイクロン容器7の底面9に摩擦による静電気を起こして帯電させ、その静電気の物を引き寄せる力を利用して、ダストボックス2内に溜まったゴミ、塵埃をダストボックス2内に留めようとするという簡単な構成で、塵埃に対するダストボックス2の補集効率を上げることができる。
次に第2の実施例について、図2を参照して説明する。図2において、図1と同一物には同じ符号を付している。16はサイクロン筒8の下部に設けられた傘部、17はサイクロン筒8の側面の形成された通気孔である。
電気掃除機の掃除使用時の動作は、実施例1のものと基本的には同じである。ホース6から吸引されてきたゴミ、塵挨は、ダストボックス2のサイクロン容器7のサイクロン筒8の周りを旋回し、それ自身の重さで下面に溜まろうとし、サイクロン筒8の下部に設けられた傘部17により下方に押さえられ、前記のサイクロン容器7の底面9に発生した静電気によって、より強力に下面に引きつけられるようになる。サイクロン容器7の上部におけるゴミ、塵挨と分離された空気はサイクロン筒8の側面の形成された通気孔17から電動送風機4に吸い込まれる。
そのため、ゴミ、塵挨は電動送風機4に行きにくくなり、ダストボックス自体の捕集効率が上がる。こうして、ゴミ、塵埃の溜まるダストボックスのサイクロン容器7の底面9に摩擦による静電気を起こして帯電させ、その静電気の物を引き寄せる力を利用して、ダストボックス2内に溜まったゴミ、塵埃をダストボックス2内に留めることができ、塵埃に対するダストボックス2の補集効率を上げることができる。
次に第3の実施例について、図3を参照して説明する。図3において、図2と同一物には同じ符号を付している。18はサイクロン容器7の底部9の一部に形成された凸形状部、19は該凸形状部19内に挿入された静電気発生部材19であり、電動機4に駆動軸13で連結されている。
電気掃除機の掃除使用時の動作は、実施例2のものと基本的には同じである。この場合は、凸形状部19により静電気発生部の表面積も広くなると共に、静電気発生部の位置がサイクロン容器7の中に深く入り込んでいるため、静電気のより強い吸引力でゴミ、塵埃を留めおき、塵挨と分離された空気はサイクロン筒8の側面の形成された通気孔17から電動送風機4に吸い込まれるので、塵埃に対するダストボックス2の補集効率を上げることができる。
次に第4の実施例について、図4を参照して説明する。図4において、図1と同一物には同じ符号を付している。20は風車、21は送風機室3に連通された風路であり、電動送風機4の排気の全部または一部を隔壁の通気穴22を介して風車20に導入し、排気により該風車20を回転させ、駆動軸13で連結されている該静電気発生部材12の回転摩擦によりサイクロン容器7の底部9に静電気を発生させる。風車20を回転させ後の排気は排気口23から排出される。電気掃除機の掃除使用時の動作は、実施例1のものと基本的には同じであるので、説明は省略する。
次に第5の実施例について、図5を参照して説明する。図5において、図2および図4のものと同一物には同じ符号を付している。20は風車、21は送風機室3に連通された風路であり、電動送風機4の排気の全部または一部を風車20に導入し、排気により該風車20を回転させ、駆動軸13で連結されている該静電気発生部材12の回転摩擦によりサイクロン容器7の底部9に静電気を発生させる。電気掃除機の掃除使用時の動作は、実施例2のものに実施例4の静電気発生の動作態様を適用したものであり、基本的には同じであるので、説明は省略する。
次に第6の実施例について、図6を参照して説明する。図6において、図3および図5のものと同一物には同じ符号を付している。静電気発生の動作態様は上記実施例4のものと同じ構成で、かつ同じ発生動作である。電気掃除機の掃除使用時の動作は、図3の実施例3と同様、凸形状部19により静電気発生部の表面積も広くなると共に、静電気発生部の位置がサイクロン容器7の中に深く入り込んでいるため、静電気のより強い吸引力でゴミ、塵埃を留めおき、塵挨と分離された空気はサイクロン筒8の側面の形成された通気孔17から電動送風機4に吸い込まれるので、塵埃に対するダストボックス2の補集効率を上げることができる。
次に第7の実施例について、図7を参照して説明する。図7において、図3のものと同一物には同じ符号を付している。24はキャスタ動作を行なう前輪14と駆動軸13との連結手段である。18はサイクロン容器7の底部9の一部に形成された凸形状部、19は該凸形状部19内に挿入された静電気発生部材19であり、前輪14に駆動軸13で連結されている。
電気掃除機の掃除使用時の動作は、実施例3のものと基本的には同じであるが、使用者が吸込具(図示なし)を前後左右に操作すると、前輪14はキャスタ動作により回動する。前輪14が回動すると、連結手段24で連結された駆動軸13を介して静電気発生部材19が回動して摩擦により凸形状部19に静電気を発生する。
凸形状部19により静電気発生部の表面積も広くなると共に、静電気発生部の位置がサイクロン容器7の中に深く入り込んでいるため、静電気のより強い吸引力でゴミ、塵埃を留めおき、塵挨と分離された空気はサイクロン筒8の側面の形成された通気孔17から電動送風機4に吸い込まれるので、塵埃に対するダストボックス2の補集効率を上げることができる。
本発明に用いたゴミ処理手段は全てのサイクロン方式の電気掃除機におけるゴミ処理手段として適用できると共に、通常のダストパック式の電気掃除機にも適用できるものである。
本発明の電気掃除機の第1の実施形態の断面図。 本発明の電気掃除機の第2の実施形態の断面図。 本発明の電気掃除機の第3の実施形態の断面図。 本発明の電気掃除機の第4の実施形態の断面図。 本発明の電気掃除機の第5の実施形態の断面図。 本発明の電気掃除機の第6の実施形態の断面図。 本発明の電気掃除機の第7の実施形態の断面図。
符号の説明
1 電気掃除機の本体ケース
2 ダストボックス
3 送風機室
4 電動送風機
5 排出口
6 吸気ホース
7 サイクロン容器
8 サイクロン筒
9 サイクロン容器の底面
10 静電気発生手段収納室
11 電動機
12,19 静電気発生部材
13 駆動軸
14 前輪
15 後輪
16 サイクロン容器の傘部
17 サイクロン容器の側面通気孔
18 凸形状部
20 風車
21 風路
22 通気穴
23 排気口
24 連結手段

Claims (9)

  1. 本体ケース内にダストボックス、電動送風機収納室を有し、ダストボックスに吸い取った塵挨と空気をサイクロン方式で分離する電気掃除機において、前記ダストボックスの下部には静電気発生手段の収納室が設けられ、ゴミ、塵埃の溜まる前記ダストボックスに静電気発生手段により静電気を起こして帯電させ、その静電気の引力を利用して、前記ダストボックス内に溜まったゴミ、塵挨を、ダストボックス内に留めるようにしたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記ダストボックスにサイクロン容器とサイクロン筒を設け、前記静電気発生手段は、電動機と該電動機で駆動される静電気発生部材とから構成され、該静電気発生部材の回転摩擦により前記サイクロン容器の底部に静電気を発生させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記サイクロン筒の下部に傘部を設け、かつサイクロン筒の側面に通気孔を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記サイクロン筒の下部に傘部を設け、かつサイクロン筒の側面に通気孔を設け、前記サイクロン容器の底部の一部を凸形状にし、該凸形状部内に静電気発生部材を挿入し、該静電気発生部材の回転摩擦により前記凸形状部の周囲に静電気を発生させるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 前記ダストボックスにサイクロン容器とサイクロン筒を設け、前記静電気発生手段は、風車と該風車で駆動される静電気発生部材とから構成され、電動送風機の排気の全部または一部を該風車に導く風路が形成され、排気により該風車を回転させ、該静電気発生部材の回転摩擦により前記サイクロン容器の底部に静電気を発生させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  6. 前記ダストボックスにサイクロン容器とサイクロン筒を設け、前記サイクロン筒の下部に傘部を設け、かつサイクロン筒の側面に通気孔を設け、前記静電気発生手段は、風車と該風車で駆動される静電気発生部材とから構成され、電動送風機の排気の全部または一部を該風車に導く風路が形成され、排気により該風車を回転させ、該静電気発生部材の回転摩擦により前記サイクロン容器に静電気を発生させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  7. 前記サイクロン筒の下部に傘部を設け、かつサイクロン筒の側面に通気孔を設け、前記サイクロン容器の底部の一部を凸形状にし、該凸形状部内に静電気発生部材を挿入し、該静電気発生部材の回転摩擦により前記凸形状部の周囲に静電気を発生させることを特徴とする請求項6に記載の電気掃除機。
  8. 前記ダストボックスにサイクロン容器とサイクロン筒を設け、前記サイクロン筒の下部に傘部を設け、かつサイクロン筒の側面に通気孔を設け、前記サイクロン容器の底部の一部を凸形状にし、前記静電気発生手段は、該凸形状部内に挿入され、本体ケースの前輪の回転で駆動される静電気発生部材から構成され、該前輪の回動による該静電気発生部材の回転摩擦により前記凸形状部の周囲に静電気を発生させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  9. 前記ダストボックスのサイクロン容器はアクリルまたはスチロールで構成され、前記静電気発生部材は毛皮であることを特徴とする請求項1乃至請求項8に記載の電気掃除機。
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