JP2006230606A - 電気掃除機 - Google Patents

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良昭 松本
Hiromichi Matsuhashi
弘道 松橋
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Abstract

【課題】必要に応じてパワーブラシを動作させることができ、かつ、操作が煩雑になるのを防ぐことのできる電気掃除機を提供すること。
【解決手段】ユーザが操作ハンドル8の把持部8Aを把持していない状態では、レバー15が把持部8Aの外面側に変位しており、マイクロスイッチ14はオフ状態とされている。よって、パワーブラシ用モータへの通電が停止されパワーブラシの回転が停止される。ユーザにより操作ハンドル8の把持部8Aが把持されると、ユーザの握力により、レバー15が軸部15Aを中心として把持部8Aの内面側に回転し、レバー15の接触部15Bがマイクロスイッチ14のアクチュエータ14Aを押圧し、マイクロスイッチ14がオン状態とされる。そして、パワーブラシ用モータへ通電が行われてパワーブラシが回転される。よって、把持部8Aが把持されたことに応じてパワーブラシを駆動させることができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、電気掃除機に関し、特に、パワーブラシ付吸込具を備えた電気掃除機に関する。
近年、電気掃除機として、パワーブラシ付吸込具を備えた電気掃除機が利用されている。この種の電気掃除機では、パワーブラシを回転させながら掃除を行うことで、絨毯上等のゴミをパワーブラシによりかき上げ、そのゴミを吸込具内に吸い込むことができる。
ところで、パワーブラシが常に回転するといった構成では不都合なことがある。たとえば、吸込具が裏返されて放置されているのにパワーブラシが回転していると、その回転しているパワーブラシにユーザが誤って触れてしまう可能性があり危険である。また、カーテン等を掃除する場合にはパワーブラシが回転していると、カーテンがパワーブラシに巻き込まれてしまい、不便である。そこで、従来より、一定条件下においてパワーブラシの回転を停止させるためのスイッチが設けられている。
たとえば、特許文献1に記載されている電気掃除機では、吸込具に安全スイッチが設けられており、吸込具が床面から浮き上がった際に安全スイッチが作動してパワーブラシの回転が停止される。
特開07−67814号公報
しかしながら、従来の電気掃除機は、吸込具が床面から浮き上がるといった特定状態になったときには、必ず、安全スイッチが作動するため、吸込具を持ち上げた状態でパワーブラシを回転させたい場合等は使い勝手が悪い。また、ユーザが掃除動作中に手を休めている状態のように、電気掃除機の電源は入っているものの吸込具を床面上を移動させていないような状態であっても、パワーブラシが回転を続けていると、パワーブラシが床面の同じ場所を何度もかき上げるので床面が傷んでしまう。なお、一般的には、電気掃除機の操作ハンドルにはパワーブラシを動作させるためのスイッチが設けられているため、パワーブラシの動作を必要としない場合に、そのスイッチを操作してパワーブラシの動作を停止させることも可能である。しかし、上述のような、ユーザが掃除動作中に手を休めるといった状況は、瞬間的なものでありながら、頻度の高いものである。そのため、そのような状況の度にスイッチを操作しなければならないのではユーザの操作が煩雑なものとなってしまう。
この発明は、かかる背景のもとになされたもので、必要に応じてパワーブラシを動作させることができ、かつ、操作が煩雑になるのを防ぐことのできる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、吸込パイプ(5)の一端に、モータ(10)により駆動されるパワーブラシ(9)が備えられた吸込具(4)を有し、吸込パイプの他端に、吸込具を操作するための操作ハンドル(8)を有する電気掃除機(1)において、上記操作ハンドルには、上記操作ハンドルが把持されているとき、その把持に応答してパワーブラシ用モータを通電させ得るスイッチ機構(14,15)が設けられていることを特徴とする電気掃除機である。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素などを表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、操作ハンドルには、把持されていることに応答してパワーブラシ用モータを通電させるスイッチ機構が設けられているので、ユーザが操作ハンドルを把持したことに応じてパワーブラシが駆動される。よって、ユーザが操作ハンドルを把持して掃除を行う場合にはパワーブラシを駆動させつつ、ユーザが掃除中に手を休めるなどして操作ハンドルを把持しなくなった場合にはパワーブラシの駆動を停止することができる。また、パワーブラシ用モータへの通電は操作ハンドルが把持されていることに応答して行われるので、ユーザが別途操作を行う必要がなく、操作が煩雑になるのを防ぐことができる。
また、請求項2に記載の発明のように、上記スイッチ機構(14,15)は、上記操作ハンドル(8)表面に設けられ、把持によって所定位置へ揺動するレバー(15)と、所定位置に揺動した上記レバーによって切り替えられるスイッチ(14)とを含み、上記スイッチが、掃除機本体(3)から上記吸込パイプ(5)を介して上記パワーブラシ用モータ(10)とつながった電気回路中に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機(1)であれば、掃除のためにユーザが操作ハンドルを把持すれば、把持に伴って自動的にレバーが所定位置に揺動し、レバーによりスイッチを切り替えてパワーブラシ用モータへ通電させることができる。
請求項3に記載の発明は、上記操作ハンドル(8)には、上記レバー(15)が所定位置へ揺動するのを防止するロック手段(17)が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電気掃除機(1)である。
この構成によれば、ロック手段によりレバーの揺動を防止することで、操作ハンドルを把持してもレバーが所定位置に揺動しないようにすることができる。たとえば、フローリングを掃除する場合やカーテンを掃除する場合には、パワーブラシが回転していると、フローリングが傷んだりカーテンを巻き込んだりしてしまう。そこで、このようなパワーブラシを回転させることが好ましくないような場合には、レバーをロックすることで、吸込具からゴミを吸い込みつつ、パワーブラシを回転させなくすることができる。よって、操作性が良い。
請求項4に記載の発明は、上記スイッチ機構(14,15)は、掃除機本体(3)に内蔵された吸込用モータ(2)の駆動をオン/オフさせるスイッチを兼ねていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気掃除機(1)である。
この構成によれば、操作ハンドルを把持しない状態においては、スイッチ機構によりパワーブラシの駆動のみならず吸込用モータの駆動を停止させることができる。すなわち、必要のない場合には、パワーブラシおよび吸込用モータの駆動が停止されるので、騒音を最小限に抑えることができる。
請求項5に記載の発明は、上記吸込具(4)には、上記パワーブラシ(9)が床面を離れたときに、上記パワーブラシ用モータ(10)の駆動を停止させる安全スイッチ(18)と、上記安全スイッチを働かさないようにする操作部(21)とが備えられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気掃除機である。
この構成によれば、通常の状態においては、スイッチ機構および安全スイッチによりパワーブラシの駆動を二重に停止させることができるため、安全性を向上させることができる。そして、その一方で、吸込具を床面から離した状態でパワーブラシを駆動させる必要が生じた場合には、操作部により安全スイッチを働かさないようにすることで、パワーブラシを駆動させることができる。よって、必要に応じてパワーブラシを駆動させたり、その駆動を停止させたりすることができるので、操作性が良い。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態にかかる電気掃除機1の構成を示す側面図であり、一部が断面状態で示されている。
電気掃除機1には、本体3と、床面Fに沿って移動される吸込具4と、一端が吸込具4と接続された吸込パイプ5と、吸込パイプ5の他端に設けられた操作ハンドル8と、本体3と吸込パイプ5とを接続するホース20とが備えられている。
本体3には、車輪6が回動可能に取り付けられており、車輪6を転動させることにより、本体3は床面Fに沿って移動可能とされている。また、本体3の内部には、吸込用モータを含む電動送風機2が内蔵されており、電動送風機2が駆動されることにより集塵室7内に塵埃が吸引される。
吸込具4には、ケーシング41と、ケーシング41に取り付けられた接続用ベント42とが備えられている。
ケーシング41の下面には、吸込口4Aが形成されている。また、吸込口4Aには、紙面と垂直方向に延びる略円柱形状のパワーブラシ9が備えられている。
パワーブラシ9は、その周面に複数のブラシ束が備えられており(図示せず)、軸心まわりに回動可能とされている。また、ケーシング41内にはパワーブラシ用モータ10が内蔵されている。パワーブラシ用モータ10が駆動されることにより、パワーブラシ9は軸心まわりに回転し、その周面のブラシ束によって床面上の塵埃がかき上げられる。
接続用ベント42は、略円筒形状の湾曲した部材であって、ケーシング41に対して回動可能に取り付けられている。これにより、接続用ベント42に対してケーシング41は回動しながら床面から浮き上がらずに摺動することができる。
吸込パイプ5は、伸縮可能でその一端に吸込具4の接続用ベント42が着脱自在に接続されており、その他端に操作ハンドル8が設けられている。操作ハンドル8の後端には、可撓性を有する蛇腹状のホース20の先端が吸込パイプ5と連通するように接続されており、ホース20の後端は本体3に着脱自在に接続されている。
操作ハンドル8には、ユーザが掃除を行う際に把持するための把持部8Aと、ユーザが掃除の際に種々の操作をするための操作パネル8Bとが備えられている。また、操作ハンドル8内には図示しない電気回路が設けられている。そして、ホース20内および吸込パイプ5内には図示しない電気配線が設けられていて、その電気配線により、本体3内の電気回路、操作ハンドル8内の電気回路および吸込具4内のパワーブラシ用モータ10が電気的に接続されている。
図2は、電気掃除機1の電気回路図である。
本体3内には、電気掃除機1の各部を制御する制御基板12が設けられており、プラグ22を介して商用電源が入力される。制御基板12には、上述したホース20および吸込パイプ5に設けられた電気配線23によって、操作ハンドル8内の電気回路およびパワーブラシ用モータ10が直列に接続されている。なお、図2においては、本体3の電動送風機2等は図示が省略されている。
操作ハンドル8には、操作基板13およびマイクロスイッチ14の直列接続が備えられている。操作ハンドル8に内蔵されたマイクロスイッチ14がオンされることでパワーブラシ用モータ10への回路が閉じられ、マイクロスイッチ14がオフされることでこの回路が開かれる。すなわち、パワーブラシ用モータ10への通電は操作ハンドル8に内蔵されたマイクロスイッチ14のオン/オフにより行われる。
図3は、操作ハンドル8の構成を詳しく示す断面図である。
操作ハンドル8には、操作パネル8Bが備えられ、その下方には操作基板13が内蔵されている。また、操作ハンドル8の把持部8Aには、マイクロスイッチ14が内蔵されている。
マイクロスイッチ14には、スイッチング用のアクチュエータ14Aが設けられている。アクチュエータ14Aは、図示しないばね等によりマイクロスイッチ14の本体部分から離れる方向に向かって付勢されている。マイクロスイッチ14は、アクチュエータ14Aが本体部分に向かって押されることでオン状態となり、アクチュエータ14Aが本体部分から離れることでオフ状態となる。
操作ハンドル8の把持部8Aの下面は、長尺状のレバー15で形成されている。レバー15は、その一端が軸部15Aとされ、その他端が接触部15Bとされている。また、レバー15には、把持部8A内に向かって突出する突起15Cが設けられている。
軸部15Aは把持部8Aに回動可能に取付けられている。これにより、レバー15は、軸部15Aを中心として、把持部8Aの内面側または外面側に揺動し得るようになっている。また、接触部15Bはマイクロスイッチ14のアクチュエータ14Aと接触している。そして、レバー15は、図示しないばね等により把持部8Aの外面側に付勢されている。
把持部8Aの上面には、スライド孔16が形成されている。スライド孔16には、ロック用ボタン17がスライド可能に取り付けられており、詳しくは、ロック用ボタン17は、把持部8Aの自由端側から固定端側(操作パネル8B側)に向かう方向においてスライド可能とされている。
電気掃除機1の電源がオンされると、電動送風機2が動作し、吸込具4の吸込口4Aから空気と共にゴミが吸い込まれる。吸込口4Aから吸い込まれた空気およびゴミは、吸込パイプ5およびホース20を通過して本体3内に流入する。そして、本体3内に流入した空気およびゴミのうち、ゴミは集塵室7内に捕獲され、空気は図示しない排出口から本体3の外部に排出される。
このような電気掃除機1の使用中において、ユーザが操作ハンドル8の把持部8Aを把持していない状態では、レバー15が把持部8Aの外面側に変位している。この状態では、マイクロスイッチ14のアクチュエータ14Aがマイクロスイッチ14の本体部分から離れる位置に変位しており、マイクロスイッチ14はオフ状態とされている(図3(a)参照)。
このため、回路が開かれ、パワーブラシ用モータ10への通電が停止される(図2参照)。よって、パワーブラシ9は回転が停止された状態となる。
そして、ユーザにより操作ハンドル8の把持部8Aが把持されると、ユーザの握力により、レバー15が軸部15Aを中心として把持部8Aの内面側に変位する。そして、レバー15の接触部15Bがマイクロスイッチ14のアクチュエータ14Aを押圧し、アクチュエータ14Aがマイクロスイッチ14の本体部分に向かって変位する(図3(b)参照)。これにより、マイクロスイッチ14がオン状態とされる。
また、このとき、突起15Cが把持部8Aの内面側に当接するため、レバー15は把持部8Aの内面側に所定寸法変位した場所で係止される。よって、ユーザが把持部8Aを把持した際にレバー15が大きく変位しないので、ユーザは自然な感じで把持部8Aを把持することができる。すなわち、自然な掃除動作を行うことで、マイクロスイッチ14をオンすることができる。そして、回路が閉じられて、パワーブラシ用モータ10へ通電が行われてパワーブラシ9が回転される。
これにより、把持部8Aを把持しながら吸込具41を床面上を移動させることで、パワーブラシ9のブラシ束が床面上のゴミをかき上げ、そのゴミが吸込具4内に吸い込まれる。このように、パワーブラシ9は、把持部8Aが把持されていることに応じて回転され、把持部8Aの把持が解除されたことに応じて回転が停止される。
また、把持部8Aを把持するがパワーブラシ9は回転させたくないような場合には、ロック用ボタン17により、レバー15を固定することができる。
すなわち、ロック用ボタン17は、当初は把持部8Aの自由端側に位置している。この状態では、ロック用ボタン17とレバー15の突起15Cとは接触しておらず、レバー15は自由に変位し得る。
そして、ロック用ボタン17が把持部8Aの固定端側にスライドされると、ロック用ボタン17がレバー15の突起15Cに係合する(図3(c)参照)。これにより、レバー15が固定され、把持部8Aを把持した際にレバー15に握力が加わってもレバー15は変位しない。よって、マイクロスイッチ14が常にオフ状態とされるため、パワーブラシ用モータ10への通電が行われずパワーブラシが回転しない。
たとえば、フローリングを掃除する場合やカーテンを掃除する場合には、パワーブラシ9が回転していると、フローリングが傷んだりカーテンを巻き込んだりしてしまう。そこで、このようなパワーブラシ9を回転させることが好ましくないような場合には、上述のようにすることで、吸込具4からゴミを吸い込みつつ、パワーブラシ9の回転を停止させて良好に掃除を行うことができる。
以上のように、この実施形態では、操作ハンドル8の把持部8Aに、把持されていることに応答してオン状態とされるマイクロスイッチ14が設けられているので、ユーザが把持部8Aを把持したことに応じてパワーブラシ9が駆動される。たとえば、ユーザが把持部8Aを把持して掃除を行う場合にはパワーブラシ9を駆動させつつ、ユーザが掃除中に手を休めるなどして把持部8Aを把持しなくなった場合にはパワーブラシ9の駆動を停止することができる。また、パワーブラシ用モータ10への通電は把持部8Aが把持されていることに応答して行われるので、ユーザが別途操作を行う必要がなく、操作が煩雑になるのを防ぐことができる。
また、ロック用ボタン17を把持部8Aの固定端側にスライドさせることで、把持部8Aを把持してもレバー15が回転しないようにすることができるため、操作性が良い。
なお、電動送風機2の駆動がマイクロスイッチ14によってオン/オフされる構成であってもよい。すなわち、マイクロスイッチ14のオン/オフ動作によりパワーブラシ用モータ10のみでなく電動送風機2がオン/オフされる構成であってもよい。このようにすれば、把持部8Aを把持しない状態においては、マイクロスイッチ14によりパワーブラシ9の駆動のみならず電動送風機2の駆動を停止させることができる。すなわち、必要のない場合には、パワーブラシ9および電動送風機2の駆動が停止されるので、騒音を最小限に抑えることができる。
また、マイクロスイッチ14に代えてタクトスイッチや、静電容量検知型センサや光学式センサ等のセンサを用い、タクトスイッチがオンされたことやセンサの検知に応じてパワーブラシ用モータ10へ通電を行う構成であっても良い。
図4は、この発明の他の実施形態にかかる電気掃除機の電気回路図である。なお、上述の電気掃除機1と同様の構成については同一の参照符号を付することにより説明を省略する。
この電気掃除機においては、吸込具4に安全スイッチ18が設けられている。安全スイッチ18は、周知の構成であって、吸込具4が床面から浮き上がったり、吸込具4が逆さに向いたりしたときにオフ状態となり、吸込具4が床面に接触しているとオン状態となるものである。
そして、この電気掃除機においては、マイクロスイッチ14および安全スイッチ18の双方がオンされることで回路が閉じられ、マイクロスイッチ14または安全スイッチ18のいずれかがオフされることでこの回路が開かれる。
このような構成により、吸込具4が床面上を移動させられている際には、安全スイッチ18がオン状態とされるため、ユーザにより把持部8Aが把持されてマイクロスイッチ14がオンされると、パワーブラシ用モータ10に通電が行われ、パワーブラシが回転される。
この状態から、吸込具4が床面から浮き上がると、安全スイッチ18がオフ状態とされ、パワーブラシ用モータ10への通電が停止される。よって、パワーブラシ9が回転している状態においては、この安全スイッチ18によりパワーブラシ9の回転が停止される。
一方、掃除を行う場所によっては、吸込具4を床面から浮かした状態でパワーブラシ9を回転させたい場合もある。このような場合に対応するために、吸込具4には操作用ボタン21が設けられている。
操作用ボタン21は、手動により操作可能とされており、操作用ボタン21が操作されることにより安全スイッチ18を作動させなくすることができる。これにより、吸込具4を床面から離した状態でパワーブラシ9を回転させたい場合には、操作用ボタン21を操作して把持部8Aを把持すると、安全スイッチ18が作動しないためマイクロスイッチ14がオンされ、パワーブラシ用モータ10に通電が行われてパワーブラシ9が回転される。
以上のように、この実施形態では、通常の状態においては、マイクロスイッチ14および安全スイッチ18によりパワーブラシ9の駆動を二重に停止させることができるため、安全性を向上させることができる。そして、その一方で、吸込具4を床面から離した状態でパワーブラシ9を駆動させる必要が生じた場合には、操作用ボタン21により安全スイッチ18を作動させないようにすることで、パワーブラシ9を駆動させることができる。よって、必要に応じてパワーブラシ9を駆動させたり、その駆動を停止させたりすることができるので、操作性が良い。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
この発明の一実施形態にかかる電気掃除機の構成を示す側面図である。 電気掃除機内の電気回路図である。 操作ハンドルの構成を詳しく示す断面図である。 この発明の他の実施形態にかかる電気掃除機の電気回路図である。
符号の説明
1 電気掃除機
2 電動送風機
3 本体
4 吸込具
5 吸込パイプ
8 操作ハンドル
9 パワーブラシ
10 パワーブラシ用モータ
14 マイクロスイッチ
15 レバー
17 ロック用ボタン
18 安全スイッチ
21 操作用ボタン

Claims (5)

  1. 吸込パイプの一端に、モータにより駆動されるパワーブラシが備えられた吸込具を有し、吸込パイプの他端に、吸込具を操作するための操作ハンドルを有する電気掃除機において、
    上記操作ハンドルには、上記操作ハンドルが把持されているとき、その把持に応答してパワーブラシ用モータを通電させ得るスイッチ機構が設けられていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 上記スイッチ機構は、
    上記操作ハンドル表面に設けられ、把持によって所定位置へ揺動するレバーと、
    所定位置に揺動した上記レバーによって切り替えられるスイッチとを含み、
    上記スイッチが、掃除機本体から上記吸込パイプを介して上記パワーブラシ用モータとつながった電気回路中に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 上記操作ハンドルには、上記レバーが所定位置へ揺動するのを防止するロック手段が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 上記スイッチ機構は、掃除機本体に内蔵された吸込用モータの駆動をオン/オフさせるスイッチを兼ねていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気掃除機。
  5. 上記吸込具には、
    上記パワーブラシが床面を離れたときに、上記パワーブラシ用モータの駆動を停止させる安全スイッチと、
    上記安全スイッチを働かさないようにする操作部とが備えられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気掃除機。
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