JP2006229919A - 情報処理システム、情報処理装置及びそれらに用いる情報処理方法並びにそのプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置及びそれらに用いる情報処理方法並びにそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 現用系と予備系とで運用される情報処理システムにおいて、状態同期処理の負荷を抑制することが可能な情報処理システムを提供する。
【解決手段】 本システムでは、現用系情報処理装置1−1と予備系情報処理装置1−11とが、現用系情報処理装置1−2と予備系情報処理装置1−12とが、現用系情報処理装置1−3と予備系情報処理装置1−13とがそれぞれ対で運用されている。通常運用時には、送信端末2に最も近い情報処理装置の組において、送信端末2に近い方に予備系情報処理装置1−11が配置され、受信端末3に最も近い情報処理装置の組において、受信端末3に近い方に予備系情報処理装置1−13が配置されている。これら以外の組においては、予備系情報処理装置1−12を送信端末2及び受信端末3のどちらかに近い方に配置すればよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は情報処理システム、情報処理装置及びそれらに用いる情報処理方法並びにそのプログラムに関し、特に情報処理システムを構成するいずれかの構成要素に発生する障害に対する耐性を高める通信装置障害対策方法に関する。
従来、通信装置障害対策としては、障害装置の切離し及び装置冗長化が行われており、例えば装置内に迂回経路を用意しておき、障害が発生した場合に迂回経路に切替えて通信を行う方法がある(例えば、非特許文献1参照)。また、装置冗長化に関しては、2つの装置を並列に接続し、それぞれ、現用系、予備系として稼動させる方法がある(例えば、非特許文献2参照)。この方法では、現用系に障害が発生した場合、予備系に切替えて通信を行っている。
特に、SOCKSサーバのように、通信装置が送受信端末間で行われている通信の状態を管理し、かつ、送信側に対して受信確認応答を送信する場合、現用系と予備系とにおいて状態同期を取る必要がある(例えば、非特許文献3参照)。ここでいう状態とは、送受信端末間でどこからどこまでデータが送られたかということを表している。
図16は上記の装置冗長化の一例を示す図である。図16において、現用系の情報処理装置7及び予備系の情報処理装置8の入力側にはスイッチ(SW)6が接続され、その出力側にはスイッチ9が接続されている。これらのスイッチ6,9によって現用系、予備系の切替えが行われている。つまり、スイッチ6は入力データを現用系の情報処理装置7及び予備系の情報処理装置8それぞれに出力し、スイッチ9は現用系の情報処理装置7及び予備系の情報処理装置8それぞれからのデータのうち現用系の情報処理装置7からのデータを次段に出力する。
また、現用系の情報処理装置7及び予備系の情報処理装置8はそれぞれデータ処理部71,81と、バッファ部72,82と、廃棄制御部73,83と、運用状態監視部74,84と、出力選択部75,85と、状態同期処理部76,86とから構成されている。
データ処理部71,81はスイッチ6から入力されたデータに対して、図示せぬ他装置との間の通信のための処理を行い、処理したデータをバッファ部72,82に出力する。バッファ部72,82はデータ処理部71,81からのデータを蓄積し、その蓄積状態を状態同期処理部76,86に出力し、廃棄制御部73,83からの制御によって蓄積したデータの廃棄を行うとともに、蓄積したデータを出力選択部75,85に出力する。
廃棄制御部73,83はバッファ部72,82の容量一杯までデータが蓄積された時等においてデータの廃棄指示をバッファ部72,82に送出する。運用状態監視部74,84は自装置が現用系として動作しているのか、あるいは予備系としているかを監視し、その監視結果を出力選択部75,85に送出するとともに、その監視結果を他装置側の運用状態監視部84,74に送る。
出力選択部75,85は運用状態監視部74,84から現用系との監視結果が入力されると、バッファ部72,82からのデータをスイッチ9に出力し、予備系との監視結果が入力されると、バッファ部72,82からのデータのスイッチ9への出力を抑止する。状態同期処理部76,86はバッファ部72,82からの蓄積状態を相互に比較し、バッファ部72,82の蓄積状態が同一となるように相互に同期処理(データのコピー及び蓄積)を行う。
図17は上述した現用系の情報処理装置7及び予備系の情報処理装置8の間の同期処理を示す図である。図17において、現用系の情報処理装置7のバッファ部72にパケットデータ「5」,「6」,「7」,「8」が蓄積されている時に、予備系の情報処理装置8へのデータ伝送でパケットロス(パケットデータ「8」の消失)が発生すると、バッファ部72,82に蓄積されたパケットデータの状態の不一致が生ずる。
この状態の不一致を解消するために、状態同期処理部76,86間で明示的な同期処理が行われる。この同期処理では、状態同期処理部76,86によってバッファ部72内のパケットデータ「8」がコピーされてバッファ部82に転送されて蓄積されるので、バッファ部72,82に蓄積されたパケットデータの状態の不一致が解消される。
当該装置の冗長化において同期処理が必要な理由は、現用系と予備系とで状態のずれが発生したまま予備系が引き継ぐと、通信断が発生するためである。当該装置は、送信側から送られたデータに対して確認応答を行っているため、送信側が当該確認応答を受信するとデータを廃棄してしまう。確認応答に対するデータを送出する前に現用系障害が発生すると、予備系しか当該データを回復することができない。また、現用系障害時に状態のずれが発生したまま予備系が引き継ぐと、送受信端末間での状態のずれを解消することができず、通信断が発生してしまう。
したがって、当該装置のような冗長化を行う際には、現用系と予備系とで状態同期を取る必要がある。しかしながら、同期処理は、受信するデータ毎に逐一行わなければならず、装置の過負荷状態を招き、通信性能を低下させてしまうという問題や、同期処理のタイミングによっては、現用系と予備系の状態がずれたまま、現用系が障害を起こし、予備系が引き継ぐと、通信断を発生させてしまうという問題も発生する。
"Packet Shaper技術情報 障害対策 バイパス機能 ・フェイルオーバーマネジメント機能"(2004 Macnica Network Corp.),http://www.macnica.net/packeteer/packetshp_tech_05.html 「高可用性ファイアウォール」(橘 喜胤著、沖テクニカルレビュー、沖電気株式会社、2000年7月、Vol.67、第183号、No.2、103〜106頁),http://www.oki.com/jp/Home/JIS/Books/KENKAI/n183/pdf/183R24.pdf M.Leech,M.Ganis,Y.Lee,R.Kuris,D.Koblas,L.Jones,"SOCKS Protocol Version 5,"Internet Engineering Task Force,RFC1928,March 1996
上述した従来の通信装置障害対策では、情報処理装置で管理するセッション数が多くなると、管理する情報も多くなり、現用系と予備系との間で行う状態同期処理の負荷、つまりバッファに蓄積したデータの状態一致の確認、不一致時のデータのコピー及びそのデータのバッファへの蓄積による負荷が増大するため、状態同期処理を行うことで、通信効率の悪化やスループットの低下等を招き、通信性能が低下するという問題がある。
また、従来の通信装置障害対策では、情報処理装置が送受信端末間の通信セッションを終端して中継する場合、現用系では受信したが、予備系では受信できなかったデータが存在するような状況で(図17参照)、現用系の処理を予備系が引き継ぐと、受信できなかったデータを回復することができず、送受信端末間の通信状態のずれを回復することができないため、現用系と予備系との状態のずれによって通信断が発生するという問題がある。
さらに、従来の通信装置障害対策では、予備系で受信できなかったデータが存在する状態において(図17参照)、予備系が現用系から引き継いだ時、送受信端末間の通信においてトランスポート層にてTCP(Transmission Control Protocol)が利用されていると、タイムが発生するため、現用系と予備系との状態のずれによって、通信性能が低下するという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、現用系と予備系とで運用される情報処理システムにおける状態同期処理の負荷を低減することができる情報処理システム、情報処理装置及びそれらに用いる情報処理方法並びにそのプログラムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、予備系が常に現用系の状態を保持することができる情報処理システム、情報処理装置及びそれらに用いる情報処理方法並びにそのプグラムを提供することにある。
さらに、本発明の別の目的は、隣接する情報処理装置の障害に備えてデータを蓄積するバッファを有効に利用することができる情報処理システム、情報処理装置及びそれらに用いる情報処理方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による情報処理システムは、複数の情報処理装置を運用して冗長構成をとる情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、自装置及び他の装置の運用状態を監視する運用状態監視手段と、入力データを一時蓄積するバッファ手段と、自装置及び前記運用状態監視手段の監視対象の装置の運用状態に応じて前記バッファ手段に蓄積されているデータと前記入力データそのままのデータとのいずれかを選択して出力する出力選択手段とを備え、
前記複数の情報処理装置各々を直列に接続している。
本発明による他の情報処理システムは、複数の情報処理装置を現用系及び予備系として運用することで冗長構成をとる情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、前記予備系として運用される時に入力データを後段へとスルーする手段を備え、
前記予備系として運用する情報処理装置を前記現用系として運用する情報処理装置の前段に配置してそれらを直列に接続している。
本発明による別の情報処理システムは、前記情報処理装置が、上記の構成のほかに、前記予備系として運用されている時に前記バッファ手段に蓄積されたデータを廃棄する廃棄制御手段を具備している。
本発明による情報処理装置は、複数の情報処理装置とともに運用されることで冗長システムを構成する情報処理装置であって、
自装置及び他の装置の運用状態を監視する運用状態監視手段と、入力データを一時蓄積するバッファ手段と、自装置及び前記運用状態監視手段の監視対象の装置の運用状態に応じて前記バッファ手段に蓄積されているデータと前記入力データそのままのデータとのいずれかを選択して出力する出力選択手段とを備え、
自装置を前記複数の情報処理装置各々とともに直列に接続している。
本発明による他の情報処理装置は、現用系及び予備系のいずれかとして運用されることで冗長システムを構成する情報処理装置であって、前記予備系として運用される時に入力データを後段へとスルーする手段を備え、前記予備系として運用される時に前記現用系として運用される装置の前段に配置されて当該現用系として運用される装置に直列に接続されている。
本発明による別の情報処理装置は、上記の構成のほかに、前記予備系として運用されている時に前記バッファ手段に蓄積されたデータを廃棄する廃棄制御手段を具備している。
本発明による情報処理方法は、複数の情報処理装置を運用して冗長構成をとる情報処理システムに用いられる情報処理方法であって、
前記情報処理装置が、自装置及び他の装置の運用状態を監視し、自装置及びその監視対象の装置の運用状態に応じて入力データを一時蓄積するバッファ手段に蓄積されているデータと前記入力データそのままのデータとのいずれかを選択して出力し、
前記複数の情報処理装置各々を直列に接続している。
本発明による他の情報処理方法は、複数の情報処理装置を現用系及び予備系として運用することで冗長構成をとる情報処理システムに用いられる情報処理方法であって、
前記情報処理装置が、前記予備系として運用される時に入力データを後段へとスルーする処理を実行し、
前記予備系として運用する情報処理装置を前記現用系として運用する情報処理装置の前段に配置してそれらを直列に接続している。
本発明による別の情報処理方法は、前記情報処理装置が、上記の処理のほかに、前記予備系として運用されている時に前記バッファ手段に蓄積されたデータを廃棄する処理を実行している。
本発明による情報処理方法のプログラムは、複数の情報処理装置を運用して冗長構成をとる情報処理システムに用いられる情報処理方法のプログラムであって、前記情報処理装置のコンピュータに、自装置及び他の装置の運用状態を監視する処理と、自装置及びその監視対象の装置の運用状態に応じて入力データを一時蓄積するバッファ手段に蓄積されているデータと前記入力データそのままのデータとのいずれかを選択して出力する処理とを実行させ、前記複数の情報処理装置各々を直列に接続させている。
本発明による他の情報処理方法のプログラムは、複数の情報処理装置を現用系及び予備系として運用することで冗長構成をとる情報処理システムに用いられる情報処理方法のプログラムであって、前記情報処理装置のコンピュータに、前記予備系として運用される時に入力データを後段へとスルーする処理を実行させ、前記予備系として運用する情報処理装置を前記現用系として運用する情報処理装置の前段に配置してそれらを直列に接続させている。
本発明による別の情報処理方法のプログラムは、前記情報処理装置のコンピュータに、上記の処理のほかに、前記予備系として運用されている時に前記バッファ手段に蓄積されたデータを廃棄する処理を実行させている。
すなわち、本発明の第1の情報処理システムは、予備系を現用系の前段に配置して直列に接続するとともに、予備系に、入力されたデータを処理して蓄積する手段と、蓄積したデータ出力するか入力されたデータをそのまま出力するかを選択する手段とを有している。このような構成をとることで、本発明の第1の情報処理システムでは、予備系に入力データを保持させ、かつ入力データをそのまま現用系に対して出力することで、現用系と予備系とで同じ状態を保持することが可能となり、かつ明示的な状態同期処理を必要としない。したがって、本発明の第1の情報処理システムでは、上述した課題を解決することが可能となる。
本発明の第2の情報処理システムは、第1の情報処理システムの構成に加え、予備系に、バッファに蓄積されたデータの廃棄方法を制御する廃棄制御手段を有している。このような構成をとることで、本発明の第2の情報処理システムでは、有限な資源であるバッファの利用を実現することが可能となり、上記の課題を解決することが可能となる。
よって、本発明の第1の情報処理システムでは、予備系を現用系の前段に配置して直列に接続することで、予備系が入力されるデータを保持するだけで、現用系との同期を取ることが可能となるため、状態同期処理による負荷を軽減することが可能となる。これは現用系に入力されるデータを常に予備系が出力しているため、明示的な状態同期処理、つまりバッファに蓄積したデータの状態一致の確認、不一致時のデータのコピー及びそのデータのバッファへの蓄積等の処理を必要としないためである。
また、本発明の第2の情報処理システムでは、予備系を現用系の前段に配置して直列に接続することで、現用系に入力されるデータが常に予備系から出力されるため、予備系が常に現用系の状態を保持することが可能となる。
本発明の第1の情報処理システムは、以下に述べるような構成及び動作とすることで、現用系と予備系とで運用される情報処理システムにおける状態同期処理の負荷を低減することができるという効果が得られる。
本発明の第2の情報処理システムは、以下に述べるような構成及び動作とすることで、予備系が常に現用系の状態を保持することができるという効果が得られる。
本発明の第3の情報処理システムは、以下に述べるような構成及び動作とすることで、隣接する情報処理装置の障害に備えてデータを蓄積するバッファを有効に利用することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態による情報処理システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の実施の形態による情報処理システムは送信端末2と、受信端末3と、現用系情報処理装置1−1〜1−3と、予備系情報処理装置1−11〜1−13とから構成されている。
本発明の実施の形態による情報処理システムでは、現用系情報処理装置1−1と予備系情報処理装置1−11とが、現用系情報処理装置1−2と予備系情報処理装置1−12とが、現用系情報処理装置1−3と予備系情報処理装置1−13とがそれぞれ対で運用されている。
ここで、障害が発生していない通常運用時には、送信端末2に最も近い情報処理装置の組において、送信端末2に近い方に予備系情報処理装置1−11が配置され、受信端末3に最も近い情報処理装置の組において、受信端末3に近い方に予備系情報処理装置1−13が配置されている。
これら以外の組に関しては、予備系情報処理装置1−12を送信端末2及び受信端末3のうちのどちらかに近い方に配置すればよい。これは、通常運用時において、現用系として運用されている情報処理装置の両側を現用・予備いずれかの情報処理装置によって保護するためである。尚、現用系情報処理装置1−1〜1−3及び予備系情報処理装置1−11〜1−13は障害発生時に予備系と現用系とが入れ替わるため、同じ構成の情報処理装置が用いられている。
このように、本発明の実施の形態では、各々直列に接続される現用系情報処理装置1−1〜1−3と予備系情報処理装置1−11〜1−13とによる冗長運用を行うことによって、現用系情報処理装置1−1〜1−3が障害を起こし、該情報処理装置内に蓄積されていたパケットが廃棄された際でも、隣接する現用系あるいは予備系の情報処理装置によって廃棄されたパケットを再送することができ、信頼性の高い情報処理システムを実現することができる。
また、本発明の実施の形態では、現用系情報処理装置1−1〜1−3と予備系情報処理装置1−11〜1−13とを直列に配置し、予備系情報処理装置1−11〜1−13においてバッファからパケットを取出して出力するか、入力パケットをそのまま出力するかを選択することで、予備系の情報処理装置が対となる現用系の情報処理装置と同じ状態を持つことができるため、現用系の情報処理装置が障害を起こした場合、予備系の情報処理装置が状態を引き継いだまま処理を継続することができる。
よって、本発明の実施の形態では、予備系を現用系の前段に配置して直列に接続し、予備系が入力されるデータを保持するだけで、現用系との同期をとることができるため、状態同期処理による負荷を軽減することができる。これは現用系に入力されるデータを常に予備系が出力しているため、明示的な状態同期処理、つまりバッファに蓄積したデータの状態一致の確認、不一致時のデータのコピー及びそのデータのバッファへの蓄積等の処理を必要としないためである。
尚、現用系情報処理装置1−1〜1−3と予備系情報処理装置1−11〜1−13との直列配置においては、上記の効果を得るために、送信端末2側に最も近い組において、予備系情報処理装置1−11を現用系情報処理装置1−1よりも送信端末2に近い方に配置し、受信端末3側に最も近い組において、予備系情報処理装置1−11を現用系情報処理装置1−1よりも受信端末3に近い方に配置してそれぞれ直列に接続している。また、本発明の実施の形態では、現用系情報処理装置1−1〜1−3と予備系情報処理装置1−11〜1−13との対を3組としているが、これらの組合せは2組でも、また4組以上でもよく、これに限定されるものではない。
次に、本発明の第1の実施例について図面を参照して説明する。図2は本発明の第1の実施例による情報処理装置の構成を示すブロック図である。本発明の第1の実施例による情報処理装置1は上述した図1に示す本発明の実施の形態による情報処理システムにおける現用系情報処理装置1−1〜1−3及び予備系情報処理装置1−11〜1−13を示している。
図2において、情報処理装置1は入力制御部11と、入力部12と、データ処理部13と、バッファ部14と、廃棄制御部15と、運用状態監視理部16と、出力制御部17と、出力選択部18とから構成されている。尚、入力制御部11、データ処理部13、廃棄制御部15、運用状態監視理部16、出力制御部17各々の動作は図示せぬCPU(中央処理装置)が図示せぬメモリ(記録媒体)に格納されたプログラムを実行することで実現可能である。また、バッファ部14は一つのメモリ(図示せず)内に記憶領域として設定することも可能であり、そのメモリを上記のプログラムを格納するメモリと兼用としてもよい。
入力制御部11は運用状態(現用系か、予備系かの状態)に応じて入力部12に入力されたデータ(パケット)の出力を制御する。つまり、入力部12は自装置が現用系の場合、入力されたデータを入力制御部11の制御によってデータ処理部13のみに出力し、自装置が予備系の場合、入力されたデータを入力制御部11の制御によってデータ処理部13に出力するとともに、その入力されたデータをそのまま出力選択部18に出力する。
データ処理部13は入力部12から入力されたデータに対して、図示せぬ他装置との間の通信のための処理を行い、処理したデータをバッファ部14に出力する。バッファ部14はデータ処理部11からのデータを一時蓄えておき、廃棄制御部15からの制御によって蓄積したデータの廃棄を行うとともに、蓄積したデータを出力選択部18に出力する。廃棄制御部15はバッファ部14に蓄えられているパケットの廃棄を制御する。
運用状態監視理部16は自装置及び隣接する情報処理装置(対となる情報処理装置)の運用状態を管理する。出力制御部17は運用状態監視理部16によって監視される当該装置の運用状態に応じてデータの出力方法を制御する。つまり、出力制御部17は当該装置の運用状態が現用系の場合、自装置が予備系となるため、出力選択部18で入力部12からのデータを選択させ、そのデータを次段へと出力させる。また、出力制御部17は当該装置の運用状態が予備系の場合、自装置が現用系となるため、出力選択部18でバッファ部14からのデータを選択させ、そのデータを次段へと出力させる。尚、図2においては、情報処理装置1に対して図の左から右への通信に関する構成のみを示し、図の右から左への通信に関する構成を省略している。
本発明の第1の実施例では、情報処理装置1が現用系として動作する場合と、予備系として動作する場合とでデータの流れが異なっている。このデータの流れについて、情報処理装置1が現用系として動作する場合と、予備系として動作する場合とに分けて説明する。まず、情報処理装置1が現用系として動作する場合のデータの流れについて説明する。
情報処理装置1が現用系として動作する場合、入力制御部11には運用状態監視部16から自装置が現用系であるとの監視結果が入力されるので、入力部12に入力されたデータをデータ処理部13に入力するように制御する。入力部12は入力制御部11の制御にしたがって入力されたデータをデータ処理部13に出力する。データ処理部13は入力部12から入力されたデータに対して必要な処理(例えば、隣接する情報処理装置への通信に必要な処理)を施し、そのデータをバッファ部14に出力する。
バッファ部14はデータ処理部13で処理されたデータを一時蓄積し、その蓄積データを出力選択部18へと順次出力する。出力制御部17は運用状態監視部16から自装置が現用系であるとの監視結果が入力されるので、出力選択部18に対してバッファ部14からのデータを選択して出力するように制御する。出力選択部18はバッファ部14からのデータを選択して次段へと出力する。
一方、情報処理装置1が予備系として動作する場合、入力制御部11には運用状態監視部16から自装置が予備系であるとの監視結果が入力されるので、入力部12に入力されたデータをデータ処理部13に入力するとともに、当該データをそのまま出力選択部18に入力するように制御する。入力部12は入力制御部11の制御にしたがって入力されたデータをデータ処理部13に出力するとともに、入力されたデータをスルーしてそのまま出力選択部18に出力する。
出力制御部17は運用状態監視部16から自装置が予備系であるとの監視結果が入力されるので、出力選択部18に対して入力部12からのデータを選択して出力するように制御する。出力選択部18は入力部12からのデータを選択して次段へと出力する。尚、廃棄制御部15はバッファ部14の蓄積状態を監視し、バッファ部14のデータが容量一杯にならないように、適宜、バッファ部14のデータを廃棄させている。
図3は本発明の第1の実施例による運用状態監視処理を示すフローチャートであり、図4〜図7は本発明の第1の実施例による運用処理を示すフローチャートである。これら図1〜図7を参照して本発明の第1の実施例による情報処理装置1の動作について説明する。尚、図3に示す処理及び図4〜図7に示す処理は情報処理装置1のCPUがメモリ(記録媒体)に格納されたプログラムを実行することで実現される。
情報処理装置1の運用状態監視部16は自装置に直接隣接する2台の装置が端末であるか、対となっている情報処理装置か、対となっていない情報処理装置かの識別情報を保持しており、隣接する装置がいずれかの情報処理装置であれば(図3ステップS5,S6)、その情報処理装置の運用状態を監視する(図3ステップS7〜S9)。
すなわち、運用状態監視部16は隣接する情報処理装置に対して監視パケットを送信し(図3ステップS7)、これに対する応答がない場合、もしくは障害が発生したことを通知する応答がある場合(図3ステップS8)、該情報処理装置を障害状態として登録する(図3ステップS9)。ここで述べられている障害とは、情報処理装置の故障、CPUの過負荷状態、メモリの使用率が高い場合、トラヒック量がある一定の値を越える場合等、情報処理装置が通常の運用状態とは異なる状態のことを示している。
一方、情報処理装置1は隣接する情報処理装置から監視パケットを受信した場合(図3ステップS1)、自装置に障害が発生していなければ(図3ステップS2)、通常の応答を行い(図3ステップS3)、自装置に障害が発生していれば(図3ステップS2)、障害を通知する応答を行う(図3ステップS4)。
次に、情報処理装置1が予備系として運用されている場合、現用系として運用されている場合、予備系として運用されている際に隣接する現用系の情報処理装置に障害が発生した場合、現用系として運用されている際に隣接する現用系の情報処理装置に障害が発生した場合の動作についてそれぞれ説明する。
情報処理装置1は予備系として運用され(図4ステップS11)、隣接する現用系の情報処理装置に障害が発生していない場合(図4ステップS12)、入力パケットをそのまま外部に出力する必要があり、入力部12と出力選択部18とによってその処理を行う(図5ステップS19)。但し、情報処理装置1においても、隣接する情報処理装置の障害に備えて、出力パケットをバッファ部14に蓄えておく必要がある。
そのため、入力部12は出力選択部18にパケットを入力するだけでなく、データ処理部13にもパケットを入力する(図5ステップS20)。データ処理部13では入力パケットに対して上述したような処理を行う(図5ステップS29)。
また、データ処理部13では、入力パケットをそのまま出力する必要がある場合(図5ステップS21)、入力パケットを一部更新して出力する必要がある場合(図5ステップS22)、新しいパケットを作成して出力する必要がある場合(図5ステップS23)、これらのパケットをバッファ部14に蓄えておく(図5ステップS24)。
情報処理装置1は予備系として動作しているので、バッファ部14からはパケットの出力を行わないが、バッファ部14の容量が有限であるため、バッファ部14は廃棄制御部15の指示にしたがって、あるパケットが送信後一定時間経過した場合(図5ステップS25)、同じセッションに属する後続のパケットを一定個数受信した場合(図5ステップS26)、このセッションに割り当てられているバッファ容量が枯渇した場合(図5ステップS27)、等々の状況に応じてそれぞれ対応するパケットを廃棄する(図5ステップS28)。
次に、情報処理装置1が現用系として運用され(図4ステップS11)、隣接する現用系の情報処理装置に障害が発生していない場合(図4ステップS13)、入力制御部11は入力部12からデータ処理部13のみに対してパケットを入力させる(図7ステップS33)。データ処理部13では入力パケットに対する処理を行う(図7ステップS42)。
つまり、データ処理部13では、入力パケットをそのまま出力する必要がある場合(図7ステップS34)、入力パケットを一部更新して出力する必要がある場合(図7ステップS35)、新しいパケットを作成して出力する必要がある場合(図7ステップS36)、これらのパケットをバッファ部14に蓄えておく。出力制御部17はバッファ部14に蓄えられているパケットを取出して出力選択部18から次段へと出力する(図7ステップS37)。
但し、バッファ部14からパケットを取出して出力した場合には、そのパケットをバッファ部14から削除するのではなく、隣接する情報処理装置の障害に備えて蓄積しておき、上記のような場合にのみ、廃棄制御部15の指示にしたがってパケット廃棄を行う。つまり、バッファ部14は廃棄制御部15の指示にしたがって、あるパケットが送信後一定時間経過した場合(図7ステップS38)、同じセッションに属する後続のパケットを一定個数受信した場合(図7ステップS39)や、このセッションに割り当てられているバッファ容量が枯渇した場合(図7ステップS40)、等々の状況に応じてそれぞれ対応するパケットを廃棄する(図7ステップS41)。
続いて、情報処理装置1が予備系として運用されている際に、隣接する現用系の情報処理装置に障害が発生した場合(図4ステップS12)の動作について説明する。運用状態監視部16が隣接する情報処理装置の障害を検出した場合(図6ステップS30)、情報処理装置1は障害が発生した情報処理装置の代わりとして、現用系としての運用を開始し、上述したような現用系としての動作を行う(図6ステップS32)。
その際、情報処理装置1はバッファ部14に蓄積されているパケットを送信してから(図6ステップS31)、現用系としての処理を開始しているので、障害を起こした情報処理装置によって失われたパケットを再び送り直すことができる。
さらに、情報処理装置1が現用系として運用されている際に、隣接する現用系の情報処理装置に障害が発生した場合(図4ステップS13)の動作について説明する。運用状態監視部16が隣接する情報処理装置の障害を検出した場合(図4ステップS14)、情報処理装置1は現用系としての処理を継続する(図4ステップS15)。
その際、バッファ部14からは隣接する情報処理装置に未送信のパケットを出力するのではなく、バッファ部14に蓄積されており、隣接する情報処理装置に送信済のパケットを再送信することによって(図4ステップS16)、障害を起こした装置によって失われたパケットを再び送り直すことができる。
情報処理装置1が障害を起こした場合(図4ステップS17)、入力制御部11は出力選択部18に対してのみパケット入力を行うように入力部12を制御する(図4ステップS18)。これによって、情報処理装置1はパケットの入出力部を直結した状態となり、障害を起こした自装置を迂回した状態と同等の状態とすることができる。
このように、本実施例では、互いに直列に接続される現用系情報処理装置1−1〜1−3と予備系情報処理装置1−11〜1−13とによる冗長運用を行うことによって、現用系情報処理装置1−1〜1−3が障害を起こし、その装置内に蓄積されていたパケットが廃棄された際でも、隣接する現用系あるいは予備系の情報処理装置によって廃棄されたパケットを再送することができ、信頼性の高い情報処理システムを実現することができる。
また、本実施例では、入力部12及び出力選択部18の機構によって、予備系の情報処理装置が対となる現用系の情報処理装置と同じ状態を持つことができるため、現用系の情報処理装置が障害を起こした場合、予備系の情報処理装置が状態を引き継いだまま処理を継続することが可能である。
図8は本発明の第2の実施例による情報処理装置の構成を示すブロック図である。本発明の第2の実施例による情報処理装置4は、上記の本発明の第1の実施例による情報処理装置1と同様に、上述した図1に示す本発明の実施の形態による情報処理システムにおける現用系情報処理装置1−1〜1−3及び予備系情報処理装置1−11〜1−13を示している。
図8において、本発明の第2の実施例による情報処理装置4は、自装置から出力したデータに対する応答確認を監視する応答確認受信部41を設けた以外は図2に示す本発明の第1の実施例による情報処理装置1と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は上述した本発明の第1の実施例と同様である。
図9は図8の応答確認受信部41の動作を示すフローチャートである。これら図8及び図9を参照して応答確認受信部41の動作について説明する。尚、応答確認受信部41の動作は、つまり図9に示す処理は、上記の本発明の第1の実施例による情報処理装置1と同様に、CPUがメモリ(記録媒体)に格納されたプログラムを実行することで実現される。
情報処理装置4は現用系として運用されている時でも、予備系として運用されている時でも、応答確認受信部41において、自装置から出力したパケットに対する受信端末3からの応答確認パケットを監視する(図9ステップS51)。例えば、出力したパケットがTCP(Transmission Control Protocol)セッションのパケットである場合、応答確認パケットは出力パケットに対するTCPのACK(Acknowledgement)パケットである。ここで、応答確認受信部41はデータが属するセッション毎に応答確認パケットを監視したり、または一定の時間間隔でデータが属するセッション毎に応答確認パケットを監視したり、あるいは一定の割合でデータが属するセッション毎に応答確認パケットを監視したりすることで、応答確認パケットを監視している。
応答確認受信部41が応答確認パケットの受信を確認すると(図9ステップS52)、廃棄制御部15ではバッファ部14内に蓄積されているパケットのうち、応答確認されたパケットやそのパケットより以前に受信したパケットを廃棄する(図9ステップS53)。尚、廃棄制御部15はバッファ部14に蓄積されたデータのうち、応答確認受信部41にて応答確認が返信されていることを確認し、当該データが属するセッションで当該データよりも一定時間以前にバッファ部14に蓄積されたデータを廃棄したり、当該データが属するセッションで当該データよりも一定量古いデータを廃棄するように制御することも可能である。
このように、本実施例では、上記の本発明の第1の実施例と同様に、信頼性の高い情報処理システムを実現することができる。さらに、本実施例では、応答確認パケットを監視することで、バッファ部14に蓄積されているパケットを適宜廃棄するため、バッファ部14に必要な容量を削減することができ、障害発生時に再送信するパケット量を削減することができる。
尚、本実施例においては、パケットとそれに対する応答確認とを一例として説明したが、これらの代わりとして、アプリケーション層のデータとそれに対する応答確認や、アプリケーション層のリクエストとそれに対するレスポンスを用いてもよい。
図10は本発明の第3の実施例による情報処理装置の構成を示すブロック図である。本発明の第3の実施例による情報処理装置5は、上記の本発明の第2の実施例による情報処理装置4と同様に、上述した図1に示す本発明の実施の形態による情報処理システムにおける現用系情報処理装置1−1〜1−3及び予備系情報処理装置1−11〜1−13を示している。
図10において、本発明の第3の実施例による情報処理装置5は、状態保持部51と、応答確認送信部52と、応答確認パケット出力選択部53とを設け、応答確認受信部41の出力を廃棄制御部15と出力制御部17と状態保持部51と応答確認パケット出力選択部53とに入力するようにした以外は図8に示す本発明の第2の実施例による情報処理装置4と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は上述した本発明の第2の実施例と同様であるが、応答確認受信部41が受信した応答確認は応答確認パケット出力選択部53へと入力されるようになっている。
状態保持部51はデータ処理部13の処理状態(例えば、入力パケットがどこまで入力され、その処理がどこまで行われたか等の状態)を保持している。応答確認送信部52はデータ処理部13の処理結果にしたがって応答確認パケットを生成する。この場合、データ処理部13は入力部12からの入力データを処理する前に、その入力データと状態保持部51の処理状態とを比較し、その入力データの処理がすでに済んでいれば、状態保持部51の処理状態を応答確認送信部52に渡して、データがどこまで処理されているかを示す応答確認パケットを生成させる。
応答確認パケット出力選択部53は応答確認受信部41から受信した応答確認パケットを出力するか、応答確認送信部52で生成した応答確認パケットを出力するかを選択し、選択した応答確認パケットを前段の装置へと出力する。つまり、応答確認パケット出力選択部53は運用状態監視部16から自装置が予備系であるとの監視結果が入力されると、応答確認受信部41で受信した応答確認パケットをそのままスルーさせて前段の装置へと出力し、応答確認送信部52で生成した応答確認パケットの前段の装置への出力を抑止する。また、応答確認パケット出力選択部53は運用状態監視部16から自装置が現用系であるとの監視結果が入力されると、応答確認送信部52で生成した応答確認パケットを前段の装置へと出力する。
出力制御部17は運用状態監視部16から自装置が予備系から現用系になったとの監視結果が入力されると、応答確認受信部41に到着した応答確認パケットで指定されるパケットより前のパケットの出力を抑止する。例えば、上記のどこまで処理したかを示すパケットが応答確認受信部41に到着した場合、出力制御部17はそのパケットが指定するパケットより前のパケットの出力を抑止する。この場合、状態保持部51に保持されている状態もそのパケットが指定する情報を基に変更される。尚、状態保持部51及びバッファ部14は一つのメモリ(図示せず)内にそれぞれ記憶領域として設定することも可能であり、そのメモリを上記のプログラムを格納するメモリと兼用としてもよい。
本発明の第3の実施例では、情報処理装置5が現用系として動作する場合と、予備系として動作する場合とでデータの流れが異なっている。このデータの流れについて、情報処理装置5が現用系として動作する場合と、予備系として動作する場合とに分けて説明する。但し、情報処理装置5が予備系として動作する場合には、応答確認パケット出力選択部53が応答確認受信部41で受信した応答確認パケットをそのままスルーさせて前段の装置へと出力する以外は上述した本発明の第2の実施例と同様なので、その動作の説明は省略し、情報処理装置5が現用系として動作する場合のデータの流れについて説明する。
情報処理装置5が現用系として動作する場合、入力制御部11には運用状態監視部16から自装置が現用系であるとの監視結果が入力されるので、入力部12に入力されたデータをデータ処理部13に入力するように制御する。入力部12は入力制御部11の制御にしたがって入力されたデータをデータ処理部13に出力する。
データ処理部13は入力部12からの入力データを処理する前に、その入力データと状態保持部51の処理状態とを比較し、その入力データの処理がすでに済んでいなければ、その入力データに対して必要な処理(例えば、隣接する情報処理装置への通信に必要な処理)を施し、その処理したデータをバッファ部14に出力するとともに、その処理状態を状態保持部51に保持する。同時に、データ処理部13はその処理結果を応答確認送信部52に渡すので、応答確認送信部52はデータ処理部13の処理結果にしたがって応答確認パケットを生成する。応答確認送信部52で生成された応答確認パケットは応答確認パケット出力選択部53から前段の装置へと出力される。
一方、データ処理部13はその入力データの処理がすでに済んでいれば、状態保持部51の処理状態を応答確認送信部52に渡して、データがどこまで処理されているかを示す応答確認パケットを生成させる。応答確認送信部52はデータ処理部13の指示にしたがって応答確認パケットを生成し、その生成された応答確認パケットは応答確認パケット出力選択部53から前段の装置へと出力される。これによって、情報処理装置5の前段の現用系の装置で障害が発生した時に、現用系となった予備系の装置のバッファ内のデータが送られてきても、そのデータのどこまで処理したかを、つまりデータのどの部分から欲しいかを通知することができる。
バッファ部14はデータ処理部13で処理されたデータを一時蓄積し、その蓄積データを出力選択部18へと順次出力する。出力制御部17は運用状態監視部16から自装置が現用系であるとの監視結果が入力されるので、出力選択部18に対してバッファ部14からのデータを選択して出力するように制御する。出力選択部18はバッファ部14からのデータを選択して次段へと出力する。
但し、出力制御部17は運用状態監視部16から自装置が予備系から現用系になったとの監視結果が入力されると、応答確認受信部41に到着した応答確認パケットで指定されるパケットより前のパケットの出力を抑止する。例えば、上記のどこまで処理したかを示すパケットが応答確認受信部41に到着した場合、出力制御部17はそのパケットが指定するパケットより前のパケットの出力を抑止する。この場合、状態保持部51に保持されている状態もそのパケットが指定する情報を基に変更される。
図11〜図14は本発明の第3の実施例による運用処理を示すフローチャートである。これら図10〜図14を参照して本発明の第3の実施例による情報処理装置5の動作について説明する。尚、図11〜図14に示す処理は情報処理装置5のCPUがメモリ(記録媒体)に格納されたプログラムを実行することで実現される。また、運用状態管理部16の動作は本発明の第1の実施例の動作と同様であるため、その動作説明を省略する。
情報処理装置5は予備系として運用され(図11ステップS61)、隣接する現用系の情報処理装置に障害が発生していない場合(図11ステップS62)、入力パケットをそのまま外部に出力する必要があり、入力部12と出力選択部18とによってそのまま次段へと出力する処理を行う(図12ステップS69)。但し、情報処理装置5においても、隣接する情報処理装置の障害に備えて、出力パケットをバッファ部14に蓄えておく必要がある。
そのため、入力部12は出力選択部18にパケットを入力するだけでなく、データ処理部13にもパケットを入力する(図12ステップS70)。データ処理部13では入力パケットに対する処理(例えば、パケットのヘッダ情報の付け替え等の通信に必要な処理)を行い、その結果を状態保持部51で保持する(図12ステップS79)。
また、データ処理部13では、入力パケットをそのまま出力する必要がある場合(図12ステップS71)、入力パケットを一部更新して出力する必要がある場合(図12ステップS72)、新しいパケットを作成して出力する必要がある場合(図12ステップS73)、これらのパケットをバッファ部14に蓄えておく(図12ステップS74)。
上記のように、情報処理装置5は予備系として動作しているので、バッファ部14からはパケットの出力を行わないが、バッファ部14の容量が有限であるため、バッファ部14は廃棄制御部15の指示にしたがって、あるパケットが送信後一定時間経過した場合(図12ステップS75)、同じセッションに属する後続のパケットを一定個数受信した場合(図12ステップS76)、このセッションに割り当てられているバッファ容量が枯渇した場合(図12ステップS77)、等々の状況に応じてそれぞれ対応するパケットよりも一定個数古いパケットを廃棄する(図7ステップS78)。
例えば、情報処理装置5に隣接する情報処理装置が100番目のパケットに対して応答確認を行った場合でも、その次の瞬間にノードが障害を起こし、この障害ノードに対して100番目のパケットが送信される前に、100番目のパケットが廃棄される可能性がある。そのため、情報処理装置5では100番目のパケットに対する応答確認が行われた後でも、100番目のパケットを廃棄せず、例えば50番目といったように100番目のパケットよりも古いパケットを廃棄し、51番目から100番目までのパケットを保持しておく。その際には、各情報処理装置のバッファ容量やネットワークの帯域遅延積の値を参考に廃棄するパケットを決定すればよい。
また、本実施例においては、応答確認パケット出力選択部53において、運用状態監視部16から自装置が予備系であるとの監視結果が入力されると、応答確認送信部52で生成した応答確認パケットを出力するのではなく、応答確認受信部41に入力された応答確認パケットをそのまま出力する。
次に、情報処理装置5が現用系として運用され(図11ステップS61)、隣接する現用系の情報処理装置に障害が発生していない場合(図11ステップS63)、入力部12はデータ処理部13のみに対してパケットを入力する(図14ステップS83)。データ処理部13では入力パケットに対する処理を行い、その結果を状態保持部12で保持する(図14ステップS92)。そして、応答確認送信部52では入力パケットに対する応答確認パケットを生成し、そのパケットを応答確認パケット選択部53を通して出力する。
また、データ処理部13では、入力パケットをそのまま出力する必要がある場合(図14ステップS84)、入力パケットを一部更新して出力する必要がある場合(図14ステップS85)、新しいパケットを作成して出力する必要がある場合(図14ステップS86)、これらのパケットをバッファ部14に蓄えておく。そして、出力制御部17はバッファ部14に蓄えられているパケットを取出して、出力選択部18から次段へと出力する(図14ステップS87)。
但し、バッファ部14からパケットを取出して出力した場合には、そのパケットをバッファ部14から削除するのではなく、隣接する情報処理装置の障害に備えて蓄積しておき、下記のような場合にのみ、廃棄制御部15の指示にしたがってパケット廃棄を行う。つまり、バッファ部14は廃棄制御部15の指示にしたがって、あるパケットが送信後一定時間経過した場合(図14ステップS88)、同じセッションに属する後続のパケットを一定個数受信した場合(図14ステップS89)や、このセッションに割り当てられているバッファ容量が枯渇した場合(図14ステップS90)、等々の状況に応じてそれぞれ対応するパケットよりも一定個数古いパケットを廃棄する(図14ステップS91)。
出力パケットに対する応答確認パケットが応答確認受信部41に到着すると、廃棄制御部15及び出力制御部17ではこの応答確認パケットに対して必要な処理を行う。つまり、廃棄制御部15は応答確認受信部41に到着した応答確認パケットで指定されるパケットより前にバッファ部14に蓄積したパケットの廃棄等の動作を行う。また、出力制御部17は応答確認受信部41に到着した応答確認パケットで指定されるパケットより前のパケットの出力を抑止する。例えば、上記のどこまで処理したかを示すパケットが応答確認受信部41に到着した場合、出力制御部17はそのパケットが指定するパケットより前のパケットの出力を抑止する。この場合、状態保持部51に保持されている状態もそのパケットが指定する情報を基に変更される。
続いて、情報処理装置5が予備系として運用されている際に、隣接する現用系の情報処理装置に障害が発生した場合(図11ステップS62)の動作について説明する。運用状態監視部16が隣接する情報処理装置の障害を検出した場合(図13ステップS80)、情報処理装置5は障害が発生した情報処理装置の代わりとして、現用系としての運用を開始し、上述したような現用系としての動作を行う(図13ステップS82)。
その際、情報処理装置5はバッファ部14に蓄積されているパケットを送信してから(図13ステップS81)、現用系としての処理を開始しているので、障害を起こした情報処理装置によって失われたパケットを再び送り直すことができる。
情報処理装置5が予備系として運用されている際に、隣接する現用系の情報処理装置に障害が発生した場合の動作及び現用系として運用されている際に隣接する現用系の情報処理装置に障害が発生した際の動作については、上述した本発明の第1の実施例における情報処理装置1において隣接する現用系の情報処理装置に障害が発生した場合の動作及び現用系として運用されている際に隣接する現用系の情報処理装置に障害が発生した際の動作と同様であるため、その動作説明を省略する。
図15は本発明の第3の実施例による障害発生時のパケット再送信の動作を示す図である。この図15を参照して、本発明の第3の実施例による障害発生時のパケット再送信の動作について説明する。尚、図15においては、図10に示す情報処理装置5を、図1に示す予備系情報処理装置1−12→現用系情報処理装置1−2→現用系情報処理装置1−3→予備系情報処理装置1−13との直列配置に用いた場合の動作を示している。
今、現用系情報処理装置5−2に障害が発生し、予備系情報処理装置5−12が現用系に切替わった場合、予備系情報処理装置5−12はバッファ部14内に蓄積した送信済のパケット(現用系情報処理装置5−2が障害の起きる前に送信したパケット)「4」,「5」,「6」,「7」,「8」を現用系情報処理装置5−3に順次送信する。
この時、現用系情報処理装置5−3のバッファ部14内にパケット「4」,「5」が蓄積されていたとすると、現用系情報処理装置5−3はパケット「4」,「5」を受信していたことを確認し、予備系情報処理装置5−12に対してパケット「6」から送信するように、あるいはパケット「5」まで到達していることを通知するように、応答確認パケットを送信する。
これによって、予備系情報処理装置5−12ではバッファ部14内に蓄積しているパケット「4」,「5」,「6」,「7」,「8」のうち、パケット「6」,「7」,「8」を現用系情報処理装置5−3に順次送信する。したがって、本実施例では、上記のように、現用系情報処理装置5−2が障害を起こし、該情報処理装置5−2内に蓄積されていたパケットが廃棄された際でも、隣接する予備系情報処理装置5−12によって、現用系情報処理装置5−2で廃棄されたパケットを再送することができ、信頼性の高い情報処理システムを実現することができる。
このように、本実施例では、本発明の第1の実施例と同様に、信頼性の高い情報処理システムを実現することができる。また、本実施例では、受信したデータをそのまま出力するルータのような装置ではなく、受信したデータに対して受信端末3ではなく、情報処理装置が応答確認を行うTCPセッション中継器やウェブプロキシのような装置にも適用可能である。
上述したように、本発明の第1〜第3の実施例では、予備系を現用系の前段に配置して直列に接続することで、予備系が入力されるデータを保持するだけで、現用系との同期を取ることが可能となるため、状態同期処理による負荷を軽減することができる。これは現用系に入力されるデータを常に予備系が出力しているため、明示的な状態同期処理、つまりバッファに蓄積したデータの状態一致の確認、不一致時のデータのコピー及びそのデータのバッファへの蓄積等の処理を必要としないためである。
図18は本発明の第4の実施例による情報処理装置の構成を示すブロック図である。本発明の第4の実施例による情報処理装置9は、経路切替え装置運用状態監視部91と、経路切替え装置制御部92とを加えた以外は、図1に示す本発明の第1の実施例による情報処理装置1と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は上述した本発明の第1の実施例と同様である。ここで、経路切替え装置運用状態監視部91は図示せぬ経路切替え装置の運用状態を監視し、経路切替え装置制御部92は経路切替え装置の経路を制御する。
図19は図18に示す情報処理装置9を用いた情報処理システムの構成を示すブロック図である。図19において、本発明の第4の実施例による情報処理システムは、送信端末2と、受信端末3と、現用系情報処理装置9−1〜9−3と、予備系情報処理装置9−11〜9−13と、第1の経路切替え装置20−1,20−3,20−5と、第2の経路切替え装置20−2,20−4,20−6と、第1の通信装置21−1,21−3,21−5と、第2の通信装置21−2,21−4,21−6とから構成されている。尚、現用系情報処理装置9−1〜9−3及び予備系情報処理装置9−11〜9−13は図18に示す情報処理装置9と同様の構成となっている。
図20〜図23は本発明の第4の実施例による情報処理システムの動作を説明するための図であり、図24及び図25は本発明の第4の実施例による情報処理システムの動作を示すフローチャートである。これら図18〜図25を参照して、本発明の第4の実施例による情報処理システムの動作について説明する。本発明の第4の実施例による情報処理装置9は、上述した本発明の第1の実施例における動作と共通する動作が多いため、ここでは、その差分について説明する。
まず、送信端末2から受信端末3へデータが転送される時の通信経路について説明する。送信端末2から送信されたデータは第1の通信装置21−1、第2の経路切替え装置20−2を経由して予備系情報処理装置9−11に転送される。データを受信した予備系情報処理装置9−11はそのデータを第2の経路切替え装置20−2、第1の経路切替え装置20−1を経由して現用系情報処理装置9−1へと転送する。データを受信した現用系情報処理装置9−1はそのデータを第2の通信装置21−2へと転送する。以降、上記と同様に、データは予備系情報処理装置を経由して現用系情報処理装置へと転送され、受信端末3で受信される。
第1の通信装置21−1,21−3,21−5及び第2の通信装置21−2,21−4,21−6と、第1の経路切替え装置20−1,20−3,20−5及び第2の経路切替え装置20−2,20−4,20−6との間の経路設定に関して、経路切替え装置制御部92において経路切替え装置を制御することで、上述したような経路で通信を実現することができる。
経路切替え装置運用状態監視部91における経路切替え装置の状態監視について説明する。経路切替え装置運用状態監視部91は、予備系情報処理装置に直接接続されている第1の経路切替え装置20−1,20−3,20−5か、現用系情報処理装置に直接接続されている第2の経路切替え装置20−2,20−4,20−6かをそれぞれ識別する情報を保持しており、それぞれの運用状態を監視している。
現用系情報処理装置9−1〜9−3は、第1の経路切替え装置20−1,20−3,20−5及び第2の経路切替え装置20−2,20−4,20−6に対して監視パケットを送信し、これに対する応答がない場合、もしくは障害が発生したことを通知する応答がある場合、当該第1の経路切替え装置20−1,20−3,20−5及び第2の経路切替え装置20−2,20−4,20−6を障害状態として登録する。経路切替え装置制御部92は情報処理装置、経路切替え装置の運用状態に応じて経路切替え装置の制御を行う。
経路切替え装置において障害が発生した場合における情報処理装置の動作について説明する。まず、予備系情報処理装置9−11に直接接続されている第2の経路切替え装置20−2において障害が発生した場合について図20を参照して説明する。
第2の経路切替え装置20−2において障害が発生すると(図24ステップS101)、現用系情報処理装置9−1及び予備系情報処理装置9−11の経路切替え装置運用状態監視部91は、第2の経路切替え装置20−2を障害として登録し、その障害発生を経路切替え装置制御部92に通知する(図24ステップS102)。現用系情報処理装置9−1及び予備系情報処理装置9−11の経路切替え装置制御部92は、第2の経路切替え装置20−2において障害が発生したという通知を受取ると、第1の通信装置21−1から第1の経路切替え装置20−1にデータ転送が行われるように、第1の経路切替え装置20−1を制御する(図24ステップS103)。
経路切替え装置の制御に関して、現用系情報処理装置9−1、予備系情報処理装置9−11が共に稼動状態である場合には、運用状態監視部16経由でどちらが制御を行うかを決定して制御を行うこととする。現用系情報処理装置9−1は障害発生前と同様に、データを処理して転送を行う。
次に、現用系情報処理装置9−1に直接接続されている第1の経路切替え装置20−1において障害が発生した場合について図21を参照して説明する。予備系情報処理装置9−11が現用系情報処理装置9−1へのデータ転送ができないことから第1の経路切替え装置20−1において障害が発生したと判断すると(図24ステップS104)、現用系情報処理装置9−1及び予備系情報処理装置9−11の経路切替え装置運用状態監視部91は、第1の経路切替え装置20−1を障害として登録し、その障害発生を経路切替え装置制御部92に通知する(図24ステップS105)。
現用系情報処理装置9−1及び予備系情報処理装置9−11の経路切替え装置制御部92は、第1の経路切替え装置20−1において障害が発生したという通知を受取ると、第2の経路切替え装置20−2から第2の通信装置21−2にデータ転送が行われるように、第2の経路切替え装置20−1を制御する(図24ステップS106)。
経路切替え装置の制御に関して、現用系情報処理装置9−1、予備系情報処理装置9−11が共に稼動状態である場合には、運用状態監視部16経由でどちらが制御を行うかを決定して制御を行うこととする。また、予備系情報処理装置9−11は第1の経路切替え装置20−1を障害と認識した場合に、自装置から現用系情報処理装置9−1へのデータ転送が不可能である認識し、運用状態を現用系に変更する(図24ステップS107)。
次に、情報処理装置に障害が発生した場合について図面を参照して説明する。まず、現用系情報処理装置9−1において障害が発生した場合について図22を参照して説明する。上述した本発明の第1の実施例と同様に、予備系情報処理装置9−1の運用状態監視部16は現用系情報処理装置9−1において障害が発生した場合(図25ステップS108)、現用系情報処理装置9−1を障害と登録し、運用状態を現用系に変更する。
現用系情報処理装置9−1は受信したデータをスルーさせて第2の経路切替え装置20−2へ転送することは可能であるが、その機能も失われた場合を考慮し、現用系情報処理装置9−1の経路切替え装置制御部92は、第1の経路切替え装置20−1から現用系情報処理装置9−1へデータが転送される経路を、第1の経路切替え装置20−1から第2の通信装置21−2へ直接データが転送される経路へ切替えるように第1の経路切替え装置20−1を制御する(図25ステップS109)。
または、予備系情報処理装置9−11の経路切替え装置制御部92は、第2の経路切替え装置20−2から第1の経路切替え装置20−1へデータ転送される経路を、第2の経路切替え装置20−2から第2の通信装置21−2へ直接データが転送される経路へ切替えるように第2の経路切替え装置20−2を制御する(図25ステップS110)。
次に、予備系情報処理装置9−11において障害が発生した場合について説明する。上述した本発明の第1の実施例と同様に、現用系情報処理装置9−1の運用状態監視部92は予備系情報処理装置9−11において障害が場合(図25ステップS111)、予備系情報処理装置9−11を障害として登録する。
予備系情報処理装置9−11は受信したデータをスルーさせて第2の経路切替え装置20−2へ転送することは可能であるが、その機能も失われた場合を考慮し、現用系情報処理装置9−1の経路切替え装置制御部92は、第2の経路切替え装置20−2から予備系情報処理装置9−11へデータが転送される経路を、第2の経路切替え装置20−2から第1の経路切替え装置20−1へデータが転送される経路へ切替えるように第2の経路切替え装置20−2を制御する(図25ステップS112)。
もしくは、現用系情報処理装置9−1の経路切替え装置制御部92は、第1の通信装置21−1から第1の経路切替え装置20−1にデータ転送されるように第1の経路切替え装置20−1と第2の経路切替え装置20−2とを制御する(図25ステップS113)。本実施例では、情報処理装置が経路切替え装置を制御して経路制御を行った場合について説明したが、例えば、経路切替え装置がイーサネット(登録商標)スイッチである場合には、自律的に経路を切替えることが可能である。
このように、本実施例では、上述した本発明の第1の実施例と同様に、信頼性の高い情報処理システムを実現することができる。さらに、本実施例では、後段へのデータ転送経路を二重化することでさらに信頼性を向上させることができる。
図26は本発明の第5の実施例による情報処理装置の構成を示すブロック図である。図26において、本発明の第5の実施例による情報処理装置22は、アドレス管理部221及びアドレス部222を加えた以外は図18に示す本発明の第5の実施例による情報処理装置9と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は上述した本発明の第4の実施例と同様である。ここで、アドレス管理部221は情報処理装置22が運用状態に応じて登録するアドレスを管理し、アドレス部222はそのアドレスを登録する。
図27は図26に示す情報処理装置22を用いた情報処理システムの構成を示すブロック図である。図27において、本発明の第5の実施例による情報処理システムは、送信端末2と、受信端末3と、現用系情報処理装置22−1〜22−3と、予備系情報処理装置22−11〜22−13と、第1の経路切替え装置20−1,20−3,20−5と、第2の経路切替え装置20−2,20−4,20−6と、第1の通信装置21−1,21−3,21−5と、第2の通信装置21−2,21−4,21−6とから構成されている。尚、現用系情報処理装置22−1〜22−3及び予備系情報処理装置22−11〜22−13は図24に示す情報処理装置22と同様の構成となっている。
図28〜図32は本発明の第5の実施例による情報処理システムの動作を説明するための図である。これら図26〜図32を参照して、本発明の第5の実施例による情報処理システムの動作について説明する。本発明の第5の実施例による情報処理装置22は、上述した本発明の第4の実施例における動作と共通する動作が多いため、ここでは、その差分について説明する。
情報処理装置22がルータのようにIP(Internet Protocol)アドレスを持つ場合、情報処理装置22はシステム内にある情報処理装置だけでなく、送信端末2や受信端末3等が識別できる情報としてアドレスを持っている。このアドレスは、例えば、IPアドレスのようなものである。このアドレスは情報処理装置22の運用状態に応じて変更する。
次に、上記のアドレスの登録方法について説明する。図26に示すように、現用系情報処理装置22−1及び予備系情報処理装置22−11がともに正常に稼動している場合、予備系情報処理装置22−11は代表アドレスを登録する。代表アドレスとは、ゲートウェイのIPアドレス等が考えられる。現用系情報処理装置22−1は代表アドレス以外のアドレスを登録する。
図30及び図31に示すように、現用系情報処理装置22−1の障害、現用系情報処理装置22−1に直接接続されている第1の経路切替え装置20−1の障害によって現用系情報処理装置22−1が現用系情報処理装置としての役割を果たせない場合、予備系情報処理装置22−11は運用状態を現用系に切替えるが、代表アドレスは変更することなくそのまま利用する。
図29及び図32に示すように、予備系情報処理装置22−11の障害、予備系情報処理装置22−11に直接接続されている第2の経路切替え装置20−2の障害によって予備系情報処理装置22−11が予備系情報処理装置として果たせない場合、現用系情報処理装置22−1は予備系情報処理装置22−11が登録していた代表アドレスを登録して現用系情報処理装置として運用する。
このように、本実施例では、上述した本発明の第4の実施例と同様に、信頼性の高い情報処理システムを実現することができる。さらに、本実施例では、現用系情報処理装置及び予備系情報処理装置がともに正常稼動している時に、予備系情報処理装置に代表アドレスを登録することで、送信端末から送信されてくるデータが常に予備系情報処理装置を経由することになり、経路制御の一助となる。
本発明の実施の形態による情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による運用状態監視処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施例による運用処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施例による運用処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施例による運用処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施例による運用処理を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例による情報処理装置の構成を示すブロック図である。 図8の応答確認受信部の動作を示すフローチャートである。 本発明の別の実施例による情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の別の実施例による運用処理を示すフローチャートである。 本発明の別の実施例による運用処理を示すフローチャートである。 本発明の別の実施例による運用処理を示すフローチャートである。 本発明の別の実施例による運用処理を示すフローチャートである。 本発明の別の実施例による障害発生時のパケット再送信の動作を示す図である。 従来の装置冗長化の一例を示す図である。 図16の現用系の情報処理装置及び予備系の情報処理装置の間の同期処理を示す図である。 本発明の第4の実施例による情報処理装置の構成を示すブロック図である。 図18に示す情報処理装置を用いた情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施例による情報処理システムの動作を説明するための図である。 本発明の第4の実施例による情報処理システムの動作を説明するための図である。 本発明の第4の実施例による情報処理システムの動作を説明するための図である。 本発明の第4の実施例による情報処理システムの動作を説明するための図である。 本発明の第4の実施例による情報処理システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施例による情報処理システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施例による情報処理装置の構成を示すブロック図である。 図26に示す情報処理装置を用いた情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施例による情報処理システムの動作を説明するための図である。 本発明の第5の実施例による情報処理システムの動作を説明するための図である。 本発明の第5の実施例による情報処理システムの動作を説明するための図である。 本発明の第5の実施例による情報処理システムの動作を説明するための図である。 本発明の第5の実施例による情報処理システムの動作を説明するための図である。
符号の説明
1,4,5,9,22 情報処理装置
1−1〜1−3,
9−1〜9−3,
22−1〜22−3 現用系情報処理装置
1−11〜1−13,
9−11〜9−13,
22−11〜22−13 予備系情報処理装置
2 送信端末
3 受信端末
11 入力制御部
12 入力部
13 データ処理部
14 バッファ部
15 廃棄制御部
16 運用状態監視理部
17 出力制御部
18 出力選択部
20−1,20−3,
20−5 第1の経路切替え装置
20−2,20−4,
20−6 第2の経路切替え装置
21−1,21−3,
21−5 第1の通信装置
21−2,21−4,
21−6 第2の通信装置
41 応答確認受信部
51 状態保持部
52 応答確認送信部
53 応答確認パケット出力選択部
91 経路切替え装置運用状態監視部
92 経路切替え装置制御部
221 アドレス管理部
222 アドレス部

Claims (84)

  1. 複数の情報処理装置を運用して冗長構成をとる情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、自装置及び他の装置の運用状態を監視する運用状態監視手段と、入力データを一時蓄積するバッファ手段と、自装置及び前記運用状態監視手段の監視対象の装置の運用状態に応じて前記バッファ手段に蓄積されているデータと前記入力データそのままのデータとのいずれかを選択して出力する出力選択手段とを有し、
    前記複数の情報処理装置各々を直列に接続することを特徴とする情報処理システム。
  2. 複数の情報処理装置を現用系及び予備系として運用することで冗長構成をとる情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、前記予備系として運用される時に入力データを後段へとスルーする手段を有し、
    前記予備系として運用する情報処理装置を前記現用系として運用する情報処理装置の前段に配置してそれらを直列に接続することを特徴とする情報処理システム。
  3. 前記情報処理装置は、出力すべきデータを一時的に蓄積しておくバッファ手段と、前記バッファ手段に蓄積された出力すべきデータと入力時そのままのデータとのいずれかを選択して出力する選択手段とを含み、
    前記選択手段は、前記現用系として運用される時に前記バッファ手段に蓄積された出力すべきデータを選択し、前記予備系として運用される時に前記入力時そのままのデータを選択して出力することを特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記情報処理装置は、前記現用系として運用されかつ隣接する情報処理装置の障害を検知した時に前記バッファ手段に蓄積されている最も古いデータから順次出力することを特徴とする請求項3記載の情報処理システム。
  5. 前記情報処理装置は、前記予備系として運用されかつ隣接する情報処理装置の障害を検知した時に前記現用系に切替えるとともに、前記バッファ手段に蓄積されたデータを出力することを特徴とする請求項3または請求項4記載の情報処理システム。
  6. 前記情報処理装置は、前記予備系として運用されている時に前記バッファ手段に蓄積されたデータを廃棄するように制御する廃棄制御手段を含むことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか記載の情報処理システム。
  7. 前記廃棄制御手段は、前記データを、前記バッファ手段に蓄積されてから一定時間経過後に廃棄することを特徴とする請求項6記載の情報処理システム。
  8. 前記廃棄制御手段は、前記データを、前記バッファ手段に蓄積されたデータが属するセッションにおいて後続のデータが一定数以上到着した時に廃棄することを特徴とする請求項6または請求項7記載の情報処理システム。
  9. 前記廃棄制御手段は、前記バッファ手段が前記データで満たされた時に一番古いデータから順次廃棄することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか記載の情報処理システム。
  10. 前記情報処理装置は、自装置から出力したデータに対する応答確認を監視する応答確認受信手段を含み、
    前記廃棄制御手段は、前記バッファ手段に蓄積されたデータを前記応答確認受信手段の監視結果に応じて廃棄することを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか記載の情報処理システム。
  11. 前記廃棄制御手段は、前記バッファ手段に蓄積されたデータのうち、前記応答確認受信手段にて前記応答確認が返信されていることを確認したデータを廃棄することを特徴とする請求項10記載の情報処理システム。
  12. 前記廃棄制御手段は、前記バッファ手段に蓄積されたデータのうち、前記応答確認受信手段にて前記応答確認が返信されていることを確認し、当該データが属するセッションで当該データよりも以前に前記バッファ手段に蓄積されたデータを廃棄することを特徴とする請求項10記載の情報処理システム。
  13. 前記廃棄制御手段は、前記バッファ手段に蓄積されたデータのうち、前記応答確認受信手段にて前記応答確認が返信されていることを確認し、当該データが属するセッションで当該データよりも一定時間以前に前記バッファ手段に蓄積されたデータを廃棄することを特徴とする請求項10記載の情報処理システム。
  14. 前記廃棄制御手段は、前記バッファ手段に蓄積されたデータのうち、前記応答確認受信手段にて前記応答確認が返信されていることを確認し、当該データが属するセッションで当該データよりも一定量古いデータを廃棄することを特徴とする請求項10記載の情報処理システム。
  15. 前記応答確認受信手段は、前記データが属するセッション毎に前記応答確認を監視することを特徴とする請求項10から請求項14のいずれか記載の情報処理システム。
  16. 前記応答確認受信手段は、一定の時間間隔で前記データが属するセッション毎に前記応答確認を監視することを特徴とする請求項10から請求項14のいずれか記載の情報処理システム。
  17. 前記応答確認受信手段は、一定の割合で前記データが属するセッション毎に前記応答確認を監視することを特徴とする請求項10から請求項14のいずれか記載の情報処理システム。
  18. 前記情報処理装置は、受信したデータに対して前記応答確認を生成して送出する応答確認送信手段と、前記応答確認を送信側に出力するかどうかを選択する応答確認出力選択手段とを含み、
    前記応答確認出力選択手段は、前記現用系と前記予備系とのいずれとして運用されるかに応じて前記応答確認の出力の有無を決定することを特徴とする請求項10から請求項17のいずれか記載の情報処理システム。
  19. 前記応答確認出力選択手段は、自装置が前記現用系として運用されている時に前記応答確認を送信側に出力することを特徴とする請求項18記載の情報処理システム。
  20. 前記応答確認出力選択手段は、自装置が前記予備系として運用されている時に前記送信側への前記応答確認の出力を抑止することを特徴とする請求項17または請求項19記載の情報処理システム。
  21. 前記応答確認出力選択手段は、自装置が前記予備系として運用されかつ隣接する情報処理装置の障害を検知した時に前記応答確認を送信側に出力することを特徴とする請求項18から請求項20のいずれか記載の情報処理システム。
  22. 前記情報処理装置は、隣接する情報処理装置の障害を検知した時に当該情報処理装置から既に送信済みのデータを含むデータを受信側に再度送信することを特徴とする請求項18から請求項21のいずれか記載の情報処理システム。
  23. 送信側に最も近い組において、前記予備系として運用される情報処理装置を前記現用系として運用される情報処理装置よりも前記送信側に近い方に配置し、受信側に最も近い組において、前記予備系として運用される情報処理装置を前記現用系として運用される情報処理装置よりも前記受信側に近い方に配置してそれぞれ直列に接続することを特徴とする請求項2から請求項22のいずれか記載の情報処理システム。
  24. 前記予備系として運用される情報処理装置は、前記現用系として運用される情報処理装置が稼動中の時に、前記現用系として運用される情報処理装置へのデータ転送が不可能な場合に自装置の運用状態を現用系に切替えて運用することを特徴とする請求項2から請求項23のいずれか記載の情報処理システム。
  25. 前記現用系として運用される情報処理装置及び前記予備系として運用される情報処理装置が共に正常稼動している場合、前記予備系として運用される情報処理装置が代表アドレスを登録することを特徴とする請求項2から請求項23のいずれか記載の情報処理システム。
  26. 前記現用系として運用される情報処理装置及び前記予備系として運用される情報処理装置が共に正常稼動している場合、前記予備系として運用される情報処理装置が代表アドレス以外のアドレスを登録することを特徴とする請求項2から請求項23のいずれか記載の情報処理システム。
  27. 前記現用系として運用される情報処理装置は、前記予備系として運用される情報処理装置の障害発生時及び前記予備系として運用される情報処理装置が利用できないと認識した時に前記予備系として運用される情報処理装置が登録していた代表アドレスを登録することを特徴とする請求項25記載の情報処理システム。
  28. 複数の情報処理装置とともに運用されることで冗長システムを構成する情報処理装置であって、
    自装置及び他の装置の運用状態を監視する運用状態監視手段と、入力データを一時蓄積するバッファ手段と、自装置及び前記運用状態監視手段の監視対象の装置の運用状態に応じて前記バッファ手段に蓄積されているデータと前記入力データそのままのデータとのいずれかを選択して出力する出力選択手段とを有し、
    自装置を前記複数の情報処理装置各々とともに直列に接続することを特徴とする情報処理装置。
  29. 現用系及び予備系のいずれかとして運用されることで冗長システムを構成する情報処理装置であって、前記予備系として運用される時に入力データを後段へとスルーする手段を有し、前記予備系として運用される時に前記現用系として運用される装置の前段に配置されて当該現用系として運用される装置に直列に接続されることを特徴とする情報処理装置。
  30. 出力すべきデータを一時的に蓄積しておくバッファ手段と、前記バッファ手段に蓄積された出力すべきデータと入力時そのままのデータとのいずれかを選択して出力する選択手段とを含み、
    前記選択手段は、前記現用系として運用される時に前記バッファ手段に蓄積された出力すべきデータを選択し、前記予備系として運用される時に前記入力時そのままのデータを選択して出力することを特徴とする請求項29記載の情報処理装置。
  31. 前記現用系として運用されかつ隣接する情報処理装置の障害を検知した時に前記バッファ手段に蓄積されている最も古いデータから順次出力することを特徴とする請求項30記載の情報処理装置。
  32. 前記予備系として運用されかつ隣接する情報処理装置の障害を検知した時に前記現用系に切替えるとともに、前記バッファ手段に蓄積されているデータを出力することを特徴とする請求項30または請求項31記載の情報処理装置。
  33. 前記予備系として運用されている時に前記バッファ手段に蓄積されたデータを廃棄する廃棄制御手段を含むことを特徴とする請求項30から請求項32のいずれか記載の情報処理装置。
  34. 前記廃棄制御手段は、前記データを、前記バッファ手段に蓄積されてから一定時間経過後に廃棄することを特徴とする請求項33記載の情報処理装置。
  35. 前記廃棄制御手段は、前記データを、前記バッファ手段に蓄積されて前記データが属するセッションにおいて後続のデータが一定数以上到着した時に廃棄することを特徴とする請求項33または請求項34記載の情報処理装置。
  36. 前記廃棄制御手段は、前記バッファ手段が前記データで満たされた時に一番古いデータから順次廃棄することを特徴とする請求項33から請求項35のいずれか記載の情報処理装置。
  37. 自装置から出力したデータに対する応答確認を監視する応答確認受信手段を含み、
    前記廃棄制御手段は、前記バッファ手段に蓄積されたデータを前記応答確認受信手段の監視結果に応じて廃棄することを特徴とする請求項33から請求項36のいずれか記載の情報処理装置。
  38. 前記廃棄制御手段は、前記バッファ手段に蓄積されたデータのうち、前記応答確認受信手段にて前記応答確認が返信されていることを確認したデータを廃棄することを特徴とする請求項37記載の情報処理装置。
  39. 前記廃棄制御手段は、前記バッファ手段に蓄積されたデータのうち、前記応答確認受信手段にて前記応答確認が返信されていることを確認し、当該データが属するセッションで当該データよりも以前に前記バッファ手段に蓄積されたデータを廃棄することを特徴とする請求項37記載の情報処理装置。
  40. 前記廃棄制御手段は、前記バッファ手段に蓄積されたデータのうち、前記応答確認受信手段にて前記応答確認が返信されていることを確認し、当該データが属するセッションで当該データよりも一定時間以前に前記バッファ手段に蓄積されたデータを廃棄することを特徴とする請求項37記載の情報処理装置。
  41. 前記廃棄制御手段は、前記バッファ手段に蓄積されたデータのうち、前記応答確認受信手段にて前記応答確認が返信されていることを確認し、当該データが属するセッションで当該データよりも一定量古いデータを廃棄することを特徴とする請求項37記載の情報処理装置。
  42. 前記応答確認受信手段は、前記データが属するセッション毎に前記応答確認を監視することを特徴とする請求項37から請求項41のいずれか記載の情報処理装置。
  43. 前記応答確認受信手段は、一定の時間間隔で前記データが属するセッション毎に前記応答確認を監視することを特徴とする請求項37から請求項41のいずれか記載の情報処理装置。
  44. 前記応答確認受信手段は、一定の割合で前記データが属するセッション毎に前記応答確認を監視することを特徴とする請求項37から請求項41のいずれか記載の情報処理装置。
  45. 受信したデータに対して前記応答確認を生成して送出する応答確認送信手段と、前記応答確認を送信側に出力するかどうかを選択する応答確認出力選択手段とを含み、
    前記応答確認出力選択手段は、前記現用系と前記予備系とのいずれとして運用されるかに応じて前記応答確認の出力の有無を決定することを特徴とする請求項37から請求項44のいずれか記載の情報処理装置。
  46. 前記応答確認出力選択手段は、自装置が前記現用系として運用されている時に前記応答確認を送信側に出力することを特徴とする請求項45記載の情報処理装置。
  47. 前記応答確認出力選択手段は、自装置が前記予備系として運用されている時に前記送信側への前記応答確認の出力を抑止することを特徴とする請求項45または請求項46記載の情報処理装置。
  48. 前記応答確認出力選択手段は、自装置が前記予備系として運用されかつ隣接する情報処理装置の障害を検知した時に前記応答確認を送信側に出力することを特徴とする請求項45から請求項47のいずれか記載の情報処理装置。
  49. 隣接する情報処理装置の障害を検知した時に当該情報処理装置から既に送信済みのデータを含むデータを受信側に再度送信することを特徴とする請求項45から請求項48のいずれか記載の情報処理装置。
  50. 送信側に最も近い組において、前記予備系として運用される際に前記現用系として運用される装置よりも前記送信側に近い方に配置され、受信側に最も近い組において、前記予備系として運用される際に前記現用系として運用される装置よりも前記受信側に近い方に配置されてそれぞれ直列に接続されることを特徴とする請求項29から請求項49のいずれか記載の情報処理装置。
  51. 前記予備系として運用される際に、前記現用系として運用される情報処理装置が稼動中の時に、前記現用系として運用される情報処理装置へのデータ転送が不可能な場合に自装置の運用状態を現用系に切替えて運用することを特徴とする請求項29から請求項50のいずれか記載の情報処理装置。
  52. 前記現用系として運用される情報処理装置及び前記予備系として運用される情報処理装置が共に正常稼動している場合、前記予備系として運用される際に代表アドレスを登録することを特徴とする請求項29から請求項50のいずれか記載の情報処理装置。
  53. 前記現用系として運用される情報処理装置及び前記予備系として運用される情報処理装置が共に正常稼動している場合、前記予備系として運用される際に代表アドレス以外のアドレスを登録することを特徴とする請求項29から請求項50のいずれか記載の情報処理装置。
  54. 前記現用系として運用される際に、前記予備系として運用される情報処理装置の障害発生時及び前記予備系として運用される情報処理装置が利用できないと認識した時に前記予備系として運用される情報処理装置が登録していた代表アドレスを登録することを特徴とする請求項52記載の情報処理装置。
  55. 複数の情報処理装置を運用して冗長構成をとる情報処理システムに用いられる情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が、自装置及び他の装置の運用状態を監視し、自装置及びその監視対象の装置の運用状態に応じて入力データを一時蓄積するバッファ手段に蓄積されているデータと前記入力データそのままのデータとのいずれかを選択して出力し、
    前記複数の情報処理装置各々を直列に接続することを特徴とする情報処理方法。
  56. 複数の情報処理装置を現用系及び予備系として運用することで冗長構成をとる情報処理システムに用いられる情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が、前記予備系として運用される時に入力データを後段へとスルーする処理を実行し、
    前記予備系として運用する情報処理装置を前記現用系として運用する情報処理装置の前段に配置してそれらを直列に接続することを特徴とする情報処理方法。
  57. 前記情報処理装置が、出力すべきデータをバッファ手段に一時的に蓄積しておく処理と、前記バッファ手段に蓄積された出力すべきデータと入力時そのままのデータとのいずれかを選択して出力する処理とを実行し、
    前記データを選択して出力する処理は、前記現用系として運用される時に前記バッファ手段に蓄積された出力すべきデータを選択し、前記予備系として運用される時に前記入力時そのままのデータを選択して出力することを特徴とする請求項56記載の情報処理方法。
  58. 前記情報処理装置が、前記現用系として運用されかつ隣接する情報処理装置の障害を検知した時に前記バッファ手段に蓄積されている最も古いデータから順次出力することを特徴とする請求項57記載の情報処理方法。
  59. 前記情報処理装置が、前記予備系として運用されかつ隣接する情報処理装置の障害を検知した時に前記現用系に切替えるとともに、前記バッファ手段に蓄積されているデータを出力することを特徴とする請求項57または請求項58記載の情報処理方法。
  60. 前記情報処理装置が、前記予備系として運用されている時に前記バッファ手段に蓄積されたデータを廃棄する処理を実行することを特徴とする請求項57から請求項59のいずれか記載の情報処理方法。
  61. 前記データを廃棄する処理は、前記データを、前記バッファ手段に蓄積されてから一定時間経過後に廃棄することを特徴とする請求項60記載の情報処理方法。
  62. 前記データを廃棄する処理は、前記データを、前記バッファ手段に蓄積されて前記データが属するセッションにおいて後続のデータが一定数以上到着した時に廃棄することを特徴とする請求項60または請求項61記載の情報処理方法。
  63. 前記データを廃棄する処理は、前記バッファ手段が前記データで満たされた時に一番古いデータから順次廃棄することを特徴とする請求項60から請求項62のいずれか記載の情報処理方法。
  64. 前記情報処理装置が、自装置から出力したデータに対する応答確認を監視する処理を含み、
    前記データを廃棄する処理は、前記バッファ手段に蓄積されたデータの前記応答確認を監視する処理の監視結果に応じて廃棄することを特徴とする請求項60から請求項63のいずれか記載の情報処理方法。
  65. 前記データを廃棄する処理は、前記バッファ手段に蓄積されたデータのうち、前記応答確認を監視する処理にて前記応答確認が返信されていることを確認したデータを廃棄することを特徴とする請求項64記載の情報処理方法。
  66. 前記データを廃棄する処理は、前記バッファ手段に蓄積されたデータのうち、前記応答確認を監視する処理にて前記応答確認が返信されていることを確認し、当該データが属するセッションで当該データよりも以前に前記バッファ手段に蓄積されたデータを廃棄することを特徴とする請求項64記載の情報処理方法。
  67. 前記データを廃棄する処理は、前記バッファ手段に蓄積されたデータのうち、前記応答確認を監視する処理にて前記応答確認が返信されていることを確認し、当該データが属するセッションで当該データよりも一定時間以前に前記バッファ手段に蓄積されたデータを廃棄することを特徴とする請求項64記載の情報処理方法。
  68. 前記データを廃棄する処理は、前記バッファ手段に蓄積されたデータのうち、前記応答確認を監視する処理にて前記応答確認が返信されていることを確認し、当該データが属するセッションで当該データよりも一定量古いデータを廃棄することを特徴とする請求項64記載の情報処理方法。
  69. 前記応答確認を監視する処理は、前記データが属するセッション毎に前記応答確認を監視することを特徴とする請求項64から請求項68のいずれか記載の情報処理方法。
  70. 前記応答確認を監視する処理は、一定の時間間隔で前記データが属するセッション毎に前記応答確認を監視することを特徴とする請求項64から請求項68のいずれか記載の情報処理方法。
  71. 前記応答確認を監視する処理は、一定の割合で前記データが属するセッション毎に前記応答確認を監視することを特徴とする請求項64から請求項68のいずれか記載の情報処理方法。
  72. 前記情報処理装置が、受信したデータに対して前記応答確認を生成して送出する処理と、前記応答確認を送信側に出力するかどうかを選択する処理とを実行し、
    前記応答確認を出力するかどうかを選択する処理は、前記現用系と前記予備系のいずれとして運用されるかに応じて前記応答確認の出力の有無を決定することを特徴とする請求項64から請求項71のいずれか記載の情報処理方法。
  73. 前記応答確認を出力するかどうかを選択する処理は、自装置が前記現用系として運用されている時に前記応答確認を送信側に出力することを特徴とする請求項72記載の情報処理方法。
  74. 前記応答確認を出力するかどうかを選択する処理は、自装置が前記予備系として運用されている時に前記送信側への前記応答確認の出力を抑止することを特徴とする請求項72または請求項73記載の情報処理方法。
  75. 前記応答確認を出力するかどうかを選択する処理は、自装置が前記予備系として運用されかつ隣接する情報処理装置の障害を検知した時に前記応答確認を送信側に出力することを特徴とする請求項72から請求項74のいずれか記載の情報処理方法。
  76. 前記情報処理装置が、隣接する情報処理装置の障害を検知した時に当該情報処理装置から既に送信済みのデータを含むデータを受信側に再度送信することを特徴とする請求項72から請求項74のいずれか記載の情報処理方法。
  77. 送信側に最も近い組において、前記予備系として運用される情報処理装置を前記現用系として運用される情報処理装置よりも前記送信側に近い方に配置し、受信側に最も近い組において、前記予備系として運用される情報処理装置を前記現用系として運用される情報処理装置よりも前記受信側に近い方に配置してそれぞれ直列に接続することを特徴とする請求項56から請求項76のいずれか記載の情報処理方法。
  78. 前記予備系として運用される情報処理装置が、前記現用系として運用される情報処理装置が稼動中の時に、前記現用系として運用される情報処理装置へのデータ転送が不可能な場合に自装置の運用状態を現用系に切替えて運用することを特徴とする請求項56から請求項77のいずれか記載の情報処理方法。
  79. 前記現用系として運用される情報処理装置及び前記予備系として運用される情報処理装置が共に正常稼動している場合、前記予備系として運用される情報処理装置が代表アドレスを登録することを特徴とする請求項56から請求項77のいずれか記載の情報処理方法。
  80. 前記現用系として運用される情報処理装置及び前記予備系として運用される情報処理装置が共に正常稼動している場合、前記予備系として運用される情報処理装置が代表アドレス以外のアドレスを登録することを特徴とする請求項56から請求項77のいずれか記載の情報処理方法。
  81. 前記現用系として運用される情報処理装置が、前記予備系として運用される情報処理装置の障害発生時及び前記予備系として運用される情報処理装置が利用できないと認識した時に前記予備系として運用される情報処理装置が登録していた代表アドレスを登録することを特徴とする請求項79記載の情報処理方法。
  82. 複数の情報処理装置を運用して冗長構成をとる情報処理システムに用いられる情報処理方法のプログラムであって、前記情報処理装置のコンピュータに、自装置及び他の装置の運用状態を監視する処理と、自装置及びその監視対象の装置の運用状態に応じて入力データを一時蓄積するバッファ手段に蓄積されているデータと前記入力データそのままのデータとのいずれかを選択して出力する処理とを実行させ、前記複数の情報処理装置各々を直列に接続させるためのプログラム。
  83. 複数の情報処理装置を現用系及び予備系として運用することで冗長構成をとる情報処理システムに用いられる情報処理方法のプログラムであって、前記情報処理装置のコンピュータに、前記予備系として運用される時に入力データを後段へとスルーする処理を実行させ、前記予備系として運用する情報処理装置を前記現用系として運用する情報処理装置の前段に配置してそれらを直列に接続させるためのプログラム。
  84. 前記情報処理装置のコンピュータに、前記予備系として運用されている時に前記バッファ手段に蓄積されたデータを廃棄する処理を実行させるための請求項83記載のプログラム。
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