JP2006229581A - 信号検出方法および装置並びに放射線画像信号検出方法およびシステム - Google Patents

信号検出方法および装置並びに放射線画像信号検出方法およびシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2006229581A
JP2006229581A JP2005040674A JP2005040674A JP2006229581A JP 2006229581 A JP2006229581 A JP 2006229581A JP 2005040674 A JP2005040674 A JP 2005040674A JP 2005040674 A JP2005040674 A JP 2005040674A JP 2006229581 A JP2006229581 A JP 2006229581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
pass filter
low
signal detection
integration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005040674A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4448042B2 (ja
Inventor
Akira Yamaguchi
晃 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2005040674A priority Critical patent/JP4448042B2/ja
Priority to PCT/JP2006/302145 priority patent/WO2006087952A1/ja
Priority to US11/816,577 priority patent/US7948539B2/en
Priority to TW095105178A priority patent/TW200639601A/zh
Publication of JP2006229581A publication Critical patent/JP2006229581A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4448042B2 publication Critical patent/JP4448042B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
    • H04N25/616Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise involving a correlated sampling function, e.g. correlated double sampling [CDS] or triple sampling

Abstract

【課題】 相関2重サンプリング処理を行う信号検出方法において、検出信号のS/Nを向上させるとともに、信号検出の高速化を図る。
【解決手段】 第1の保持回路32においてベースライン信号を蓄積する際には、スイッチS2、スイッチS4をオン状態とすることによって、抵抗素子R1と、スイッチS2およびスイッチS4のオン抵抗と、コンデンサC1とからなる第1のローパスフィルタによりローパスフィルタ処理を施し、第2の保持回路33において信号成分を蓄積する際には、スイッチS3をオフ状態にするとともにスイッチS5をオン状態とすることによって、抵抗素子R2と、スイッチS5のオン抵抗と、コンデンサC2とからなる第2のローパスフィルタによりローパスフィルタ処理を施すようにし、上記第1のローパスフィルタの時定数τ1と上記第2のローパスフィルタの時定数τ2がτ1<τ2となるように設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、相関2重サンプリング処理を行う信号検出方法および装置並びに放射線画像信号検出方法およびシステムに関するものである。
従来、CCD(電荷結合素子)やフォトマルチプライヤーなどといった光電変換素子や、放射線の照射を受けて電荷を発生し、その電荷を蓄積するとともに、該蓄積された電荷に応じた電荷信号を出力する放射線画像記録装置など、光または放射線を電荷信号に変換して出力する装置が様々な分野で利用されている。
そして、上記のような光電変換素子や放射線画像記録装置から出力された電荷信号を検出するものとして、IC化が可能で比較的ノイズが小さい積分アンプが一般的に用いられている。積分アンプは、積分モードに切り替えられることにより上記電荷信号の積分を開始し、その積分された電荷量に応じた電気信号を出力し、リセットモードに切り替えられることにより積分された電荷信号を放電して初期状態に戻すものである。
ここで、上記積分アンプにおける積分モードへの切り替えは、積分アンプにおけるリセットスイッチをオン状態からオフ状態に切り替えることにより行われるが、このリセットスイッチの切替えによりリセットスイッチの有するkTCノイズが発生し、このノイズが信号成分の電気信号に含まれてしまう。そこで、このkTCノイズの影響を回避するために相関2重サンプリング処理が施される(たとえば、非特許文献1参照)。相関2重サンプリング処理とは、積分アンプが積分モードに切り替わった後所定のベースラインサンプリング時間経過した時に出力される電気信号とリセットモードに切り替わる直前に出力される電気信号との差をとり、その差を信号成分とすることにより、上記kTCノイズの影響を回避することができる処理である。
また、上記のような積分アンプを利用した信号検出回路においては、積分アンプの入力端子に接続される信号線において発生する熱雑音によるノイズを低減するため、積分アンプの後段にローパスフィルタが設けられており、積分アンプから出力された電気信号はこのローパスフィルタを通過して出力される。
ここで、たとえば、積分アンプに接続される信号線の線抵抗が大きく、たとえば、数100kΩである場合には、信号線において発生する熱雑音によるノイズはその信号線の線抵抗の大きさに応じて大きくなるため、信号線に流れる電荷信号に対して非常に大きなものとなってしまう。したがって、上記のようなノイズを十分に低減させるためには、そのノイズの大きさに応じてローパスフィルタの時定数を大きくする必要がある。
R.L.Weisfield et al,"Electronic noise analysis of 127-micron pixel TFT/photodiode array",Proc.SPIE,2001,vol.4320,p.209
しかしながら、上記のような相関2重サンプリング処理におけるベースラインサンプリング(ベースラインサンプリング時間経過時における電気信号の取得)は、上記のように積分アンプのkTCノイズをサンプリングするためのものであり、上記のような信号線において発生するノイズを低減させる必要はないので、このベースラインサンプリングの際にまでローパスフィルタの時定数を長くする必要はない。
そして、ベースラインサンプリングにおいてkTCノイズを十分な大きさで取得するためには、ローパスフィルタは過渡応答を示すため、ベースラインサンプリング時間をローパスフィルタの時定数に対して十分長くする必要があるが、上記のようにベースラインサンプリングの際にまでローパスフィルタの時定数を長くしてしまってはその分ベースラインサンプリング時間も長くする必要があり、信号検出時間を無駄に長くすることになる。
そして、上記のように信号検出時間が長くなってしまっては、たとえば、セミ動画の信号検出などといった高速な信号検出を行うことができない。
本発明は、上記事情に鑑み、相関2重サンプリング処理を行う信号検出方法および装置並びに放射線画像信号検出方法およびシステムにおいて、上記のような線抵抗によるノイズを適切に低減させるとともに、信号検出の高速化を図ることができる信号検出方法および装置並びに放射線画像信号検出方法およびシステムを提供することを目的とするものである。
本発明の信号検出方法は、積分アンプにより電荷信号の積分を開始し、その積分の開始から所定のベースラインサンプリング時間経過する時点までに積分アンプにより積分され第1のローパスフィルタを通過した第1の電気信号を保持し、上記積分の開始から上記第1の電気信号の取得後積分アンプをリセットする前の所定の時点までに積分アンプにより積分され第2のローパスフィルタを通過した第2の電気信号と上記第1の電気信号との差を求めて信号検出する信号検出方法において、第1のローパスフィルタの時定数τ1および第2のローパスフィルタの時定数τ2を、τ1<τ2を満たすような値に設定することを特徴とする。
また、上記信号検出方法においては、積分の開始から所定のベースラインサンプリング時間経過する時点までは時定数τ2を時定数τ1と同じ大きさに設定するようにすることができる。
本発明の信号検出装置は、電荷信号を積分する積分アンプと、積分アンプによる積分の開始から所定のベースラインサンプリング時間経過する時点までに積分アンプにより積分された信号が入力される第1のローパスフィルタと、第1のローパスフィルタを通過した第1の電気信号を保持する第1の保持回路と、積分アンプによる積分の開始から前記第1の電気信号の取得後積分アンプをリセットする前の所定の時点までに積分アンプにより積分された信号が入力される第2のローパスフィルタと、第2のローパスフィルタを通過した第2の電気信号を保持する第2の保持回路と、第2の電気信号と第1の電気信号との差を求めて信号検出する差分回路とを備えた信号検出装置において、第1のローパスフィルタの時定数τ1および第2のローパスフィルタの時定数τ2が、τ1<τ2を満たすような値に設定されていることを特徴とする。
また、上記信号検出装置においては、第2のローパスフィルタの時定数τ2を、積分の開始から所定のベースラインサンプリング時間経過する時点までは時定数τ1と同じ大きさに設定するようにすることができる。
本発明の放射線画像信号検出方法は、放射線の照射を受けて電荷を蓄積するとともに、その蓄積された電荷に応じた電荷信号を出力する放射線画像記録装置から出力された電荷信号を、上記信号検出方法を用いて検出することを特徴とする。
本発明の放射線画像信号検出システムは、上記信号検出装置と、放射線の照射を受けて電荷を蓄積するとともに、その蓄積された電荷に応じた電荷信号を上記信号検出装置に出力する放射線画像記録装置とを備えたことを特徴とする。
ここで、上記「第1のローパスフィルタ」および上記「第2のローパスフィルタ」としては、一部共通のものを利用するようにしてもよいし、別々に設けるようにしてもよい。
また、上記「第1のローパスフィルタ」および上記「第2のローパスフィルタ」としては、たとえば、1次フィルタを利用することができる。
また、上記「第1の保持回路」および上記「第2の保持回路」としては、共通のものを利用するようにしてもよいし、別々に設けるようにしてもよい。
本発明の信号検出方法および装置並びに放射線画像信号検出方法およびシステムによれば、ベースラインサンプリングの際におけるローパスフィルタ処理の時定数τ1および積分信号のサンプリングの際のローパスフィルタ処理の時定数τ2を、τ1<τ2を満たすような値に設定するようにしたので、τ1を短くすることにより信号検出の高速化を図ることができるとともに、τ2の時定数を適切な長さに設定することにより信号成分におけるノイズを十分に低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の信号検出方法を実施する信号検出装置の一実施形態を利用した放射線画像信号検出システムについて説明する。図1に、上記放射線画像信号検出システムの概略構成図を示す。
図1に示すように、上記放射線画像信号検出システムは、図示省略した放射線源と、放射線源から射出されて被写体を通過した放射線の照射を受けて放射線画像を記録し、その放射線画像に応じた電荷信号を出力する放射線画像記録装置10と、放射線画像記録装置10を線状の読取光で走査する読取光源部20と、読取光源部20による読取光の走査により放射線画像記録装置10から出力された電荷信号に基づいて上記放射線画像に応じたデジタル画像信号を出力する信号検出装置30とを備えている。
信号検出装置30は、放射線画像記録装置10から出力された電荷信号を積分する積分アンプ31、積分アンプ31により積分された電気信号を保持する第1および第2の保持回路32,33、第1および第2の保持回路32,33にそれぞれ保持された第1の電気信号および第2の電気信号の差分を出力する差分アンプ34、および差分アンプ34から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器35を備えており、放射線画像記録装置10から出力された電荷信号に基づいて相関2重サンプリング処理を行うものである。
積分アンプ31は、放射線画像記録装置10から出力された電荷信号を蓄積するコンデンサ31aとコンデンサ31aに蓄積された電荷信号を放電させるためのリセットスイッチS1とを備えている。
第1の保持回路32は、抵抗素子R1と、抵抗素子R1に並列に接続されたスイッチS2と、抵抗素子R1に直列に接続されたスイッチS4およびコンデンサC1を備え、積分アンプ31から出力された電気信号をコンデンサC1に保持するものである。
第2の保持回路33は、抵抗素子R2と、抵抗素子R2に並列に接続されたスイッチS3、抵抗素子R2に直列に接続されたスイッチS5およびコンデンサC2とを備え、積分アンプ31から出力された電気信号をコンデンサC2に保持するものである。
また、第1および第2の保持回路32,33は、上記のように積分アンプ31から出力された電気信号をそれぞれ異なるタイミングで保持するものであるとともに、積分アンプ31から出力された電気信号にローパスフィルタ処理を施すものでもある。
具体的には、たとえば、第1の保持回路32において、コンデンサC1に電気信号を蓄積する際には、後述するようにスイッチS2とスイッチ4がオン状態なる。したがって、抵抗素子R1とスイッチS2のオン抵抗とスイッチS4のオン抵抗とコンデンサC1により1次の第1のローパスフィルタが構成され、この第1のローパスフィルタによりフィルタ処理の施されたフィルタ処理済電気信号がコンデンサC1に保持される。
一方、第2の保持回路33において、コンデンサC2に電気信号を蓄積する際には、後述するようにスイッチS3がオフ状態となり、スイッチS5とがオン状態となる。したがって、抵抗素子R2とスイッチS5のオン抵抗とコンデンサC2とにより1次の第2のローパスフィルタが構成され、この第2のローパスフィルタによりフィルタ処理の施されたフィルタ処理済電気信号がコンデンサC2に保持される。
ここで、本実施形態の信号検出装置においては、上記第1のローパスフィルタ回路の時定数τ1と上記第2のローパスフィルタ回路の時定数τ2とが、τ1<τ2を満たすよう値に設定される。なお、第2のローパスフィルタ回路の時定数τ2は、後述するようにベースラインサンプリングの間と、ベースラインサンプリング後から信号保持までの間とで切換えられるものであるが、ここではベースラインサンプリング後から信号保持までの間の時定数について説明する。
抵抗素子R1の抵抗値をr1、スイッチS2のオン抵抗の抵抗値をRON2、スイッチS4のオン抵抗の抵抗値をRON4、コンデンサC1の容量値をc1すると上記第1のローパスフィルタの時定数τ1は下式(1)により算出される。
τ1=(RON2×r1/(RON2+r1) + RON4)×c1・・・(1)
したがって、RON2≪r1とすれば
τ1=(RON2+RON4)×c1
となる。
また、抵抗素子R2の抵抗値をr2、スイッチS5のオン抵抗の抵抗値をRON5、コンデンサC2の容量値をc2とすると上記第2のローパスフィルタの時定数τ2は下式(2)により算出される。
τ2=(r2 + RON5)×c2・・・(2)
したがって、RON5≪r2とすれば、
τ2=r2×c2
となる。
そして、RON2およびRON5は数Ω〜数100Ωであるので、r1およびr2として、数100kΩ〜数10MΩの値を設定するようにすれば、上記のようにτ1<τ2となるように設定することができる。そして、たとえば、信号線である後述する線状電極15aの線抵抗が数100kΩ程度である場合には、第2のローパスフィルタの時定数τ2を数100μsにすることが望ましい。したがって、上記のようなr1およびr2の抵抗値に対して、c1およびc2は数10pF〜数1000pFの値に設定される。たとえば、r1=r2=10MΩ、c1=c2=10pFとすればよい。上記のように設定すれば、時定数τ2として十分な長さを確保することができるとともに、時定数τ1を短くすることができる。なお、高速化と低ノイズ化を両立するには、τ1=1〜10μs、τ2=10〜100μsに設定することが望ましい。
また、信号検出装置30は、第1および第2の保持回路32,33から出力されたフィルタ処理済電気信号を差分アンプ34に出力するバッファアンプ36,37と、積分アンプ31のリセットスイッチS1、第1および第2の保持回路32,33のスイッチS2,S3,S4,S5およびA/D変換器35などの動作タイミングなどを制御する制御回路38とを備えている。
放射線画像記録装置10は、詳細には、図2に示すように、放射線画像を担持した放射線を透過する第1の電極層11、第1の電極層11を透過した放射線の照射を受けることにより電荷を発生する記録用光導電層12、記録用光導電層12において発生した電荷に対しては絶縁体として作用し、且つその電荷と逆極性の輸送電荷に対しては導電体として作用する電荷輸送層13、読取光の照射を受けることにより電荷を発生する読取用光導電層14、および読取光を透過する線状に延びる線状電極15aが平行に配列された第2の電極層15をこの順に積層してなるものである。そして、記録用光導電層12と電荷輸送層13との界面には放射線の照射量に応じて発生した電荷が蓄積される蓄電部16が形成される。
なお、図1においては、放射線画像記録装置10の1本の線状電極15aに接続される信号検出装置30のみを示しており、その他の線状電極15aに接続される信号検出装置30は図示省略してある。
また、A/D変換器35は、各線状電極15aについてそれぞれ設けるようにしてもよいし、マルチプレクサを設けて差分アンプ34から出力されたアナログ信号を各線状電極毎に切り替えて1つのA/D変換器35に入力するようにしてもよい。
また、放射線画像記録装置10および読取光源部20は、上記読取光源部20の読取光源の長さ方向と放射線画像記録装置10の線状電極15aの長さ方向とが略直交するように設置されている。そして、読取光源部20は、線状電極15aの長さ方向に線状の読取光源を移動させて読取光を走査するものであるが、読取光源を移動させる移動機構などについては図示省略してある。
次に、上記放射線画像信号検出システムの作用について説明する。
まず、放射線画像記録装置10の第1の電極層11が負に帯電し、第2の電極層15が正に帯電するように電圧印加された状態において、放射線源から被写体40に向けて放射線L1が照射される。放射線源から射出された放射線L1は、図3(A)に示すように、被写体40全体に照射され、被写体40において放射線を透過する透過部40aを透過した放射線が放射線画像記録装置10の第1の電極層11側から照射される。なお、被写体40において放射線を透過しない遮断部40bに照射された放射線は放射線画像記録装置10には照射されない。
そして、放射線画像記録装置10に照射された放射線L1は、第1の電極層11を透過し、記録用光導電層12に照射される。そして、記録用光導電層12において放射線の照射により電荷対が発生し、そのうち正の電荷は第1の電極層11に帯電した負の電荷と結合して消滅し、負の電荷は潜像電荷として記録用光導電層12と電荷輸送層13との界面に形成される蓄電部16に蓄積されて放射線画像が記録される。
そして、次に、図3(B)に示すように、第1の電極層11が接地された状態において、第2の電極層15側から読取光L2が照射され、読取光L2は線状電極15aを透過して読取用光導電層14に照射される。読取光L2の照射により読取用光導電層14において発生した正の電荷が蓄電部16における潜像電荷と結合するとともに、負の電荷が第2の電極層15の線状電極15aに帯電した正の電荷と結合する。
一方、信号検出装置30における積分アンプ31のリセットスイッチS1は、上記放射線画像記録装置10への読取光の照射の前にはオン状態にされている。その後、リセットスイッチS1がオフ状態にされ、ベースラインサンプリングが終了してから読取光の照射が開始される。そして、上記のようにして放射線画像記録装置10の読取用光導電層14において発生した負の電荷が第2の電極層15の線状電極15aに帯電した正の電荷と結合することにより、その結合した電荷量に応じた大きさの電荷信号が積分アンプ31のコンデンサ31aに蓄積されて積分される。
ここで、上記積分開始からの作用について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4には、スイッチS1,S2,S3,S4,S5のオン、オフ制御のタイミングと、図1のV1,V2,V3おける電圧波形の模式図を示している。
まず、積分アンプ31のリセットスイッチS1がオフ状態となる図4に示す時点t1から、積分アンプ31において電荷信号の積分が開始される。
また、積分アンプ31における積分開始時t1においては、第1の保持回路32のスイッチS2,S4および第2の保持回路33のスイッチS3,S5は、図4に示すように、オン状態となっており、積分アンプ31より積分され第1のローパスフィルタによりローパスフィルタ処理の施されたフィルタ処理済電気信号が第1の保持回路32のコンデンサC1に蓄積される。また、第2の保持回路32においては、抵抗素子R2とスイッチS3のオン抵抗とスイッチS5のオン抵抗とコンデンサC2により第2のローパスフィルタ回路が構成され、積分アンプ31より積分され上記第2のローパスフィルタ回路によりローパスフィルタ処理の施されたフィルタ処理済電気信号が第2の保持回路33のコンデンサC2に蓄積される。ここでは、上記第2のローパスフィルタの時定数τ2と第1のローパスフィルタの時定数τ1とは同じ大きさに設定されている。このためベースラインサンプリング期間中(t1〜t2)はV1=V2であり、V3=0となる。すなわち、ベースラインサンプリングの期間では時定数τ1=時定数τ2にすることが相関2重サンプリングにとって望ましい。
そして、積分アンプ31による積分が開始された後、所定のベースラインサンプリング時間tbaseが経過した時点t2において、第1の保持回路32のスイッチS4がオフ状態にされ、コンデンサC1において蓄積された第1のフィルタ処理済電気信号が保持される。
そして、上記のように第1のフィルタ処理済電気信号がコンデンサC1により保持された直後の時点t3において、第1の保持回路32のスイッチS2および第2の保持回路33のスイッチS3がオフ状態となる。つまり、この時点から積分アンプ31から出力された電気信号は、上記第2のローパスフィルタ回路によりローパスフィルタ処理が施され、その第2のフィルタ処理済電気信号が第2の保持回路33のコンデンサC2に蓄積される。
そして、所定のサンプリング時間が経過した後積分アンプ31をリセットする直前の時点t4において、第2の保持回路33のスイッチS5がオフ状態にされ、コンデンサC2に蓄積された第2のフィルタ処理済電気信号が保持される。そして、上記時点t4の直後積分アンプのスイッチS1がオン状態とされ積分アンプ31がリセットされるとともに、スイッチS3,S3が再びオン状態とされる。
そして、上記のようにして第1の保持回路32のコンデンサ32cに保持された第1のフィルタ処理済電気信号および第2の保持回路33に保持された第2のフィルタ処理済電気信号は、それぞれバッファアンプ36,37を介して差動アンプ34に出力される。そして、差動アンプ34において上記2つのフィルタ処理済電気信号の差分が算出され、A/D変換器35に出力される。A/D変換器35は、図4に示す期間A/Dの間に、入力されたアナログ画像信号である差分信号をデジタル変換し、デジタル画像信号を出力する。
そして、上記のようにしてA/D変換が終了した時点において、再び、第1の保持回路32のスイッチS4および第2の保持回路33のスイッチS5がオン状態され、その後の時点t5において積分アンプのスイッチS1がオフ状態とされ、積分アンプ31における積分が再び開始される。
そして、読取光源部20の1ラインの照射毎に、上記のような積分開始からデジタル画像信号の出力までの処理が、各線状電極15aに接続された信号検出回路30毎に行われて1ライン分のデジタル画像信号の検出が行われる。そして、読取光源部20により線状の読取光が、図1の矢印Y方向に走査されるのと同期して上記1ライン分のデジタル画像信号がそれぞれ検出され、最終的には放射線画像記録装置10の全面分のデジタル画像信号が検出される。
上記放射線画像信号検出システムによれば、ベースラインサンプリングの際におけるローパスフィルタ処理の時定数τ1および積分信号のサンプリングの際のローパスフィルタ処理の時定数τ2を、τ1<τ2を満たすような値に設定するようにしたので、τ1を短くすることにより信号検出の高速化を図ることができるとともに、τ2の時定数を適切な長さに設定することにより信号成分におけるノイズを十分に低減することができる。
なお、上記放射線画像信号検出システムにおいては、第1の保持回路32にスイッチS2を設けるとともに第2の保持回路33にスイッチS3を設け、これらのスイッチのオン、オフを切り替えることにより第1のローパスフィルタと第2のローパスフィルタを切り替えて時定数を切り替えるようにしたが、上記のような回路構成に限らず、ベースラインサンプリングの際の時定数τ1と、積分信号のサンプリングの際の時定数τ2とが、τ2>τ1となるようにするのであれば如何なる回路構成を採用するようにしてもよい。たとえば、図5に示すように抵抗素子R3とこの抵抗素子R3に並列に接続されたスイッチS6を設けた回路構成としてもよい。そして、ベースラインサンプリングの際には、スイッチS6、スイッチS4、およびスイッチS5をオン状態にしてスイッチS6のオン抵抗と抵抗素子R3とスイッチ4のオン抵抗とコンデンサC1により第1のローパスフィルタを構成するようにし、積分信号のサンプリングの際には、スイッチS6とスイッチS4をオフ状態にするとともにスイッチS5をオン状態して抵抗素子R3とスイッチS5のオン抵抗とコンデンサC2により第2のローパスフィルタを構成するようにし、抵抗素子R3の抵抗値r3とスイッチS6のオン抵抗値RON6との関係をr3≫RON6とすることにより、第1のローパスフィルタの時定数τ1と第2のローパスフィルタの時定数τ2との関係をτ2>τ1となるようにしてもよい。r3の大きさとしては、たとえば、数100kΩ〜数10MΩのものを利用することができる。なお、図5に示す回路を採用した場合には、図4に示したタイミングチャートにおけるスイッチS2,S3のオン、オフ制御のタイミングと同様にスイッチS6のオン、オフを制御するようにし、その他のスイッチの制御については上記と同様に行うようにすればよい。
また、上記実施形態の信号検出装置におけるベースラインサンプリングの際におけるローパスフィルタ処理の時定数τ1とベースラインサンプリング時間tbaseとは、tbase≧10×τ1を満たすような値に設定することが望ましい。また、さらに望ましくは、20×τ1≧tbase≧10×τ1である。上記のようにベースラインサンプリング時間tbaseとして十分な時間を確保することによりノイズ成分を十分な大きさでサンプリングすることができ、これにより相関2重サンプリング後の信号のS/Nを向上させることができる。
ここで、tbase≧10×τ1とするのが適切なことを示すデータを以下に示す。
まず、図1に示す信号検出装置30の積分アンプ31の入力端を開放した状態で、積分アンプ31の入力換算ノイズ電子数ENCを測定した結果を図6(A)に示す。図6(A)には、ローパスフィルタ処理の時定数τ1を20μs、70μsおよび200μsとしたときのベースラインサンプリング時間とENCとの関係を示したものである。なお、ENCとは、入力換算電子数Nの標準偏差であり、入力換算電子数Nとは、以下の式から求められるものである。上記のようにENCを評価することにより、信号検出装置30から出力される信号におけるノイズ成分の大きさを評価することができる。
N=C×Vad×x/q×G×2
ただし、q:電荷素量(1.6×10−19(C))
:積分アンプ帰還容量
G:積分アンプ後のゲイン
ad:A/D変換器入力電圧レンジ
n:A/D変換器ビット数
x:A/D変換器出力デジタルデータ
そして、図6(A)に示すように、τ1=20μsの場合には、ベースラインサンプリング時間がほぼ200μs以上でENCがほぼ最小になっており、τ1=70μsの場合には、ベースラインサンプリング時間がほぼ700μs以上でENCがほぼ最小になっており、τ1=200μsの場合には、ベースラインサンプリング時間がほぼ2000μs以上でENCがほぼ最小になっており、ベースラインサンプリング時間がtbase≧10×τ1のときに信号検出装置30から出力されるデジタル画像信号のノイズ成分が最も小さくなることを示している。また、図6(B)は、図6(A)の測定データを時定数τ1および10×τ1の時のENCで規格化したものである。図6(B)からもtbase≧10×τ1のときにENCが最小になることが明らかである。
次に、図1に示す信号検出装置30の積分アンプ31の入力端に所定の負荷を付けた場合における積分アンプ31の入力換算ノイズ電子数ENCを測定した結果を図7(A)に示す。なお、図7(A)においては、上記入力端がNo load(開放状態)である場合と、上記入力端に図8に示すように、コンデンサC=150pを付けた場合と、上記入力端に図9に示すように、コンデンサC=150pおよび抵抗素子R=200kΩと付けた場合とで測定した結果を示している。なお、ローパスフィルタ処理の時定数τ1は70μsに設定している。なお、上記のように負荷を付けるのは、信号検出装置30に放射線画像記録装置10の線状電極15aなどを接続した場合を想定するためである。
図7(A)に示すように、全ての負荷状態において、ベースラインサンプリング時間が700μs以上でENCが最小となっており、上記入力端に接続される負荷状態にかかわらず、tbase≧10×τ1のときに信号検出装置30から出力されるデジタル画像信号のノイズが最も小さくなることを示している。また、図7(B)は、図7(A)の測定データを時定数τ1=70μsおよび10×τ1=700μsの時のENCで規格化したものである。図7(B)からも、負荷状態にかかわらずtbase≧10×τ1のときにENCが最小になることが明らかである。なお、上記データは、τ1=20μs、70μs、200μsの場合のものであるが、τ1=1〜10μsの場合にも、tbase≧10×τ1が望ましいことは上記データから明らかである。
また、上記実施形態においては、信号検出装置に入力される電荷信号を出力するものとして、いわゆる光読取方式の放射線画像検出器を用いたもの説明したが、これに限らず、たとえば、いわゆるTFT方式の放射線画像検出器を用いるようにしてもよいし、また、蓄積性蛍光体シートから発せられた輝尽発光光を光電変換素子により検出して電荷信号を出力する放射線画像検出器を用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、放射線源、放射線画像記録装置10、読取光源部20および信号検出装置30から放射線画像信号検出システムを構成するようにしたが、放射線源を設けずに放射線画像記録装置10、読取光源部20および信号検出装置30から放射線画像信号検出システムを構成するようにしてもよい。
本発明の信号検出装置の一実施形態を用いた放射線画像信号検出システムの概略構成図 図1に示す放射線画像信号検出システムにおける放射線画像記録装置の概略構成図 図1に示す放射線画像信号検出システムにおける放射線画像記録装置の作用を説明するための図 図1に示す放射線画像信号検出システムにおける信号検出装置の動作タイミングを説明するためのタイミングチャート 図1に示す放射線画像信号検出システムにおける信号検出装置のその他の実施形態を示す図 図1に示す信号検出装置の積分アンプの入力換算ノイズ電子数ENCとベースラインサンプリング時間との関係を示す図 図1に示す信号検出装置の積分アンプの入力換算ノイズ電子数ENCとベースラインサンプリング時間との関係を示す図 ENCの評価を行う際に積分アンプの入力端に接続される負荷を示す図 ENCの評価を行う際に積分アンプの入力端に接続される負荷を示す図
符号の説明
10 放射線画像記録装置
11 第1の電極層
12 記録用光導電層
13 電荷輸送層
14 読取用光導電層
15 第2の電極層
16 蓄電部
20 読取光源部
30 信号検出装置
31 積分アンプ
32 第1の保持回路
33 第2の保持回路
34 差分アンプ
35 A/D変換器
38 制御回路
40 被写体

Claims (6)

  1. 積分アンプにより電荷信号の積分を開始し、該積分の開始から所定のベースラインサンプリング時間経過する時点までに前記積分アンプにより積分され第1のローパスフィルタを通過した第1の電気信号を保持し、前記積分の開始から前記第1の電気信号の取得後前記積分アンプをリセットする前の所定の時点までに前記積分アンプにより積分され第2のローパスフィルタを通過した第2の電気信号と前記第1の電気信号との差を求めて信号検出する信号検出方法において、
    前記第1のローパスフィルタの時定数τ1および前記第2のローパスフィルタの時定数τ2を、τ1<τ2を満たすような値に設定することを特徴とする信号検出方法。
  2. 前記積分の開始から所定のベースラインサンプリング時間経過する時点までは前記時定数τ2を前記時定数τ1と同じ大きさに設定することを特徴とする請求項1記載の信号検出方法。
  3. 電荷信号を積分する積分アンプと、該積分アンプによる積分の開始から所定のベースラインサンプリング時間経過する時点までに前記積分アンプにより積分された信号が入力される第1のローパスフィルタと、該第1のローパスフィルタを通過した第1の電気信号を保持する第1の保持回路と、前記積分アンプによる積分の開始から前記第1の電気信号の取得後前記積分アンプをリセットする前の所定の時点までに前記積分アンプにより積分された信号が入力される第2のローパスフィルタと、該第2のローパスフィルタを通過した第2の電気信号を保持する第2の保持回路と、前記第2の電気信号と前記第1の電気信号との差を求めて信号検出する差分回路とを備えた信号検出装置において、
    前記第1のローパスフィルタの時定数τ1および前記第2のローパスフィルタの時定数τ2が、τ1<τ2を満たすような値に設定されていることを特徴とする信号検出装置。
  4. 前記第2のローパスフィルタの時定数τ2が、前記積分の開始から所定のベースラインサンプリング時間経過する時点までは前記時定数τ1と同じ大きさに設定されていること特徴とする請求項3記載の信号検出装置。
  5. 放射線の照射を受けて電荷を蓄積するとともに、該蓄積された電荷に応じた電荷信号を出力する放射線画像記録装置から出力された電荷信号を、請求項1または2記載の信号検出方法を用いて検出することを特徴とする放射線画像信号検出方法。
  6. 請求項3または4記載の信号検出装置と、
    放射線の照射を受けて電荷を蓄積するとともに、該蓄積された電荷に応じた電荷信号を前記信号検出装置に出力する放射線画像記録装置とを備えたことを特徴とする放射線画像信号検出システム。
JP2005040674A 2005-02-17 2005-02-17 信号検出方法および装置並びに放射線画像信号検出方法およびシステム Expired - Fee Related JP4448042B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005040674A JP4448042B2 (ja) 2005-02-17 2005-02-17 信号検出方法および装置並びに放射線画像信号検出方法およびシステム
PCT/JP2006/302145 WO2006087952A1 (ja) 2005-02-17 2006-02-08 信号検出方法および装置並びに放射線画像信号検出方法およびシステム
US11/816,577 US7948539B2 (en) 2005-02-17 2006-02-08 Signal detection method and apparatus, and radiation image signal detection method and system
TW095105178A TW200639601A (en) 2005-02-17 2006-02-16 Signal detecting method and device, and ray image signal detecting method and system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005040674A JP4448042B2 (ja) 2005-02-17 2005-02-17 信号検出方法および装置並びに放射線画像信号検出方法およびシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006229581A true JP2006229581A (ja) 2006-08-31
JP4448042B2 JP4448042B2 (ja) 2010-04-07

Family

ID=36916360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005040674A Expired - Fee Related JP4448042B2 (ja) 2005-02-17 2005-02-17 信号検出方法および装置並びに放射線画像信号検出方法およびシステム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7948539B2 (ja)
JP (1) JP4448042B2 (ja)
TW (1) TW200639601A (ja)
WO (1) WO2006087952A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8159573B2 (en) 2007-12-05 2012-04-17 Canon Kabushiki Kaisha Photoelectric conversion device and imaging system

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5813091B2 (ja) 2010-03-22 2015-11-17 ホロジック,インコーポレーテッド デジタルイメージングのための無相関チャネルサンプリング
CN102377953A (zh) * 2011-10-17 2012-03-14 天津天地伟业数码科技有限公司 视频数据的滤波降噪系统及滤波降噪方法
JP6355387B2 (ja) 2014-03-31 2018-07-11 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像システム
FR3052613A1 (fr) * 2016-06-13 2017-12-15 Aeriel Chaine d'acquisition d'un signal analogique
US10460819B2 (en) * 2016-11-30 2019-10-29 Cirrus Logic, Inc. Noise reduction in voltage reference signal
JP7466316B2 (ja) * 2020-01-15 2024-04-12 キヤノン株式会社 放射線撮像装置、放射線撮像システム、放射線撮像装置の制御方法、および、プログラム
US11885647B2 (en) * 2021-02-05 2024-01-30 Rohm Co., Ltd. Accelerometer apparatuses and systems for noise rejection

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0715761B1 (en) * 1994-07-04 2001-09-26 Koninklijke Philips Electronics N.V. Sampling circuit
JP3351192B2 (ja) * 1995-07-12 2002-11-25 富士ゼロックス株式会社 画像読取信号処理装置
US7586526B2 (en) * 2001-03-29 2009-09-08 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus with at least two transfer speeds and its control method
JP2003153088A (ja) 2001-08-31 2003-05-23 Fuji Photo Film Co Ltd 信号検出方法および装置
JP4619640B2 (ja) * 2003-10-10 2011-01-26 富士フイルム株式会社 信号検出方法および装置
JP4246090B2 (ja) * 2004-03-18 2009-04-02 富士フイルム株式会社 信号検出方法および装置並びに放射線画像信号検出方法およびシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8159573B2 (en) 2007-12-05 2012-04-17 Canon Kabushiki Kaisha Photoelectric conversion device and imaging system

Also Published As

Publication number Publication date
JP4448042B2 (ja) 2010-04-07
US20090201373A1 (en) 2009-08-13
US7948539B2 (en) 2011-05-24
WO2006087952A1 (ja) 2006-08-24
TW200639601A (en) 2006-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE49401E1 (en) Radiation imaging apparatus and radiation imaging system
JP4448042B2 (ja) 信号検出方法および装置並びに放射線画像信号検出方法およびシステム
JP6525579B2 (ja) 放射線撮像装置及び放射線撮像システム
EP2773104B1 (en) Radiation imaging apparatus and radiation imaging system
KR101842259B1 (ko) 이미지 센서 및 이를 포함하는 엑스-레이 이미지 센싱 모듈
US7257500B2 (en) Signal detecting method and device, and radiation image signal detecting method and system
JP5858695B2 (ja) 固体撮像装置及び固体撮像装置の駆動方法
CN110996797B (zh) 放射线成像装置
EP1762088A2 (en) Imaging device
KR20160067848A (ko) 촬상 소자, 방사선 검출 장치 및 촬상 소자의 제어 방법
US20140320685A1 (en) Imaging apparatus and imaging system
JP4403045B2 (ja) 放射線画像検出器
JP2009527192A (ja) 傾斜付き転送ゲート・クロックを使用するa/dコンバータ
JP2003153088A (ja) 信号検出方法および装置
JP4854972B2 (ja) 信号検出装置
JP4619640B2 (ja) 信号検出方法および装置
JP4971092B2 (ja) 信号検出装置、信号検出システム、放射線画像信号検出システム、信号検出方法、及び放射線画像信号検出方法
US9906750B2 (en) Image pickup device driving method, image pickup device, and image pickup system using reset cancellation
JP2009207048A (ja) 放射線画像信号検出システム及びその方法
JP7441032B2 (ja) 放射線撮像装置および放射線撮像システム
JP2013143636A (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の信号処理方法、及び、電子機器
WO2022244495A1 (ja) 放射線撮像装置および放射線撮像システム
JP2008294807A (ja) チャージアンプ回路およびチャージアンプ補正方法
JP2022174661A (ja) 放射線撮像装置および放射線撮像システム
Keshavarzi et al. Performance of a prototype 32x32 pixel indirect x-ray imager based on a lateral selenium passive pixel sensor

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061208

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4448042

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140129

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees