JP2006229523A - 光線路の切替システム及び切替方法 - Google Patents
光線路の切替システム及び切替方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006229523A JP2006229523A JP2005040061A JP2005040061A JP2006229523A JP 2006229523 A JP2006229523 A JP 2006229523A JP 2005040061 A JP2005040061 A JP 2005040061A JP 2005040061 A JP2005040061 A JP 2005040061A JP 2006229523 A JP2006229523 A JP 2006229523A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- optical line
- normal
- line
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
【課題】一方の拠点側で通常光線路の障害が検出されたとき、他方の拠点側において他の通信手段に依存することなく障害状態を検出することができ、障害が生じた光線路の特定や障害発生地点の特定が容易に行なえる光線路の切替システムと切替方法を提供する。
【解決手段】少なくとも2つの拠点A,B間を結ぶ光伝送路に、光信号の送受信を定常的に行なう通常光線路1とその予備の光線路2を用い、通常光線路1の障害発生時に予備の光線路2に切替えて光信号の送受信を継続させるようにしたものである。光線路1を切替えるそれぞれの拠点で、検出手段で通常光線路1の障害状態を検出し、検出結果を判定手段17a,17bにより判定して、判定結果に基づいて送信側及び受信側の通常光線路1a,1bの双方を連動して予備の光線路2a,2b側に切替えるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】少なくとも2つの拠点A,B間を結ぶ光伝送路に、光信号の送受信を定常的に行なう通常光線路1とその予備の光線路2を用い、通常光線路1の障害発生時に予備の光線路2に切替えて光信号の送受信を継続させるようにしたものである。光線路1を切替えるそれぞれの拠点で、検出手段で通常光線路1の障害状態を検出し、検出結果を判定手段17a,17bにより判定して、判定結果に基づいて送信側及び受信側の通常光線路1a,1bの双方を連動して予備の光線路2a,2b側に切替えるようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、光信号の送受信に定常的に用いる光線路と予備の光線路を有し、定常的に用いる光線路の障害発生時に予備の光線路に切替えて光通信を継続する光線路の切替システム及び切替方法に関する。
2つの拠点間を光ファイバからなる光伝送路を用いて光通信する場合、送信用の光線路及び受信用の光線路と、これらの光線路に対する予備の光線路とを備え、通信中の光線路に断線等の障害が生じたとき、予備の光線路に切替えて光通信状態を継続させるために、光伝送路を2重化する方法が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。このような2重化された光伝送路では、光信号の送受信に定常的に用いる光線路と予備の光線路とは、通常、異なる系路となるように互いに距離を離し、同時に障害が生じないようにしている。
特開平5−110670号公報
特開平8−293854号公報
図13は従来の2重化された光伝送路の構成例で、拠点Aと拠点Bの間で、光信号の伝送が行なわれているものとする。光信号の伝送が行なわれる2つの拠点AとBは、例えば、拠点Aが親局で拠点Bが子局であり、或いは、拠点Aが情報のサービス提供部局で拠点Bがユーザ部局で、相互光通信が可能な互いに離れた地点であるとする。拠点Aと拠点Bとは、光ファイバケーブル等を用いて、光信号の送信と受信を定常的に行なうための少なくとも2本の光ファイバからなる通常ルートの光線路1(以下、通常光線路という)で接続され、この通常光線路1と並行して予備ルートの光線路2(以下、予備光線路という)が接続されている。
通常光線路1は、例えば、拠点A側から見て送信用の下りの通常光線路1aと受信用の上りの通常光線路2bからなり、予備光線路2は、同様に拠点A側から見て送信用の下りの予備光線路2aと受信用の上りの予備光線路2bからなっている。拠点A側からの送信光Taは、光スプリッタ6aを介して通常光線路1aと予備光線路2aに送出され、拠点B側からの送信光Tbは、同じく光スプリッタ6bを介して通常光線路1bと予備光線路2bに送出される。
拠点A及び拠点Bでは、受信光の受光状態をモニタするため、第1の光カプラ3a1,3b1及び第2の光カプラ3a2,3b2によりモニタ光を取り出し、第1の受光素子4a1,4b1及び第2の受光素子4a2,4b2により検出できるようにされている。なお、第1の光カプラ3a1,3b1と第1の受光素子4a1,4b1は、通常光線路1側の検出手段とし、第2の光カプラ3a2,3b2と第2の受光素子4a2,4b2は、予備光線路2側の検出手段とする。通常光線路1から予備光線路2への切替え操作は、光伝送路の障害が検出された際に、光スイッチ5a,5bにより自動的に切替えられる。なお、光スイッチは、1×2又は2×2のものが用いられる。
図14は、図13の光伝送路において、送信用の下りの通常光線路1aに断線等の障害が生じた状態を示す図である。通常光線路1a上のG点における断線等の障害発生は、拠点B側の受光素子4b1の受光状態が「断」又は所定レベル以下となることにより検出される。この障害検出により、拠点B側の光スイッチ5bが通常系から予備系に切替えられ、予備光線路2aに接続される。この結果、拠点Aからの送信光Taは光スプリッタ6aで分岐され、予備光線路2aを通って拠点B側の光スイッチ5bを経て受信光Rbとして受光され、光通信状態が継続される。
しかし、この場合、拠点A側では通常光線路1aに断線が生じたことは検出することができない。すなわち、拠点B側からの送信光Tbは、光スプリッタ6bを経て通常光線路1bと予備光線路2bに送出され、拠点A側では第1の光カプラ3a1と第2の光カプラ3a2を経て、第1の受光素子4a1と第2の受光素子4a2の双方で正常受光される。このため、断線状態とは判断されず、光スイッチ5a側は通常系のままで予備系への切替えは行なわれない。
この結果、拠点A側からの送信光Taは予備光線路2aを通って拠点B側に送出されるが、拠点B側からの送信光Tbは、通常光線路1bを通って拠点A側で受信光Raとして受光される。すなわち、送信光Taの送出には予備ルート系の予備光線路2が用いられ、受信光Raの受光には通常ルート系の通常光線路1が用いられ、通常ルート系と予備ルート系の双方の光伝送路が同時に使用されることとなる。このため、例えば、断線が生じている通常ルート系の光伝送路を修復工事する場合、使用中の通常光線路1bも同時に工事することとなるので、通信状態を中断するなどの問題が生じる。
また、拠点Bで検知された通常光線路1aの断線は、別の電話回線やネットワークを使って拠点A側に通知することとなるが、それらの通知手段が拠点Bで容易できない場合、拠点A側には正確な障害状態が伝わらず、障害状態が放置されるという問題が生じる。さらに、光スプリッタ6aにより送受信用の双方の通常光線路に光信号が通るため、心線判別器等の簡易な検出装置では、断線した光線路の特定や場所の特定が難しいという問題がある。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、一方の拠点側で通常光線路の障害が検出されたとき、他方の拠点側において他の通信手段に依存することなく障害状態を検出することができ、また、障害が生じた光線路の特定や障害発生地点の特定が容易に行なえる光線路の切替システムと切替方法の提供を課題とする。
本発明による光線路の切替システム及び切替方法は、少なくとも2つの拠点間を結ぶ光伝送路に、光信号の送受信を定常的に行なう通常光線路とその予備の光線路を用い、通常光線路の障害発生時に予備の光線路に切替えて光信号の送受信を継続させるようにしたものである。光線路を切替えるそれぞれの拠点で、検出手段で通常光線路の障害状態を検出し、検出結果を判定手段により判定して、判定結果に基づいて送信側及び受信側の通常光線路の双方を連動して予備の光線路側に切替えるようにする。
また、光信号の送受信に使用されていない光線路に、補助信号入力手段により光信号とは異なる発光パターンの補助信号光を送出する。補助信号光は、複数の異なる周波数からなり、検出された障害状態に基づいて所定の周波数が選択されるようにする。
本発明によれば、一方の拠点側で通常光線路の障害発生が検出されたとき、送信側と受信側の双方の光線路を、予備の光線路に連動させて切替えることができる。この結果、通常ルート系の光線路を使用するか、予備ルート系の光線路を使用するかの何れかにして、光線路の使用管理を容易にすることができる。また、他の通信手段を用いることなく、何れか一方の拠点側で他方の拠点側で検出された障害状態を自動的に検出することができ、障害検出の拠点側の光線路の切替えに対応した適正な予備光線路への切替えを実施することができる。さらに、空いている光線路を利用して所定の補助信号光を送受することにより、障害状態の特定と障害個所の特定が可能となる。
図1〜図2により、本発明の第1の実施形態を説明する。図中、1,1a,1bは通常光線路、2,2a,2bは予備光線路、3a1,3b1は第1の光カプラ、3a2,3b2は第2の光カプラ、4a1,4b1は第1の受光素子、4a2,4b2は第2の受光素子、15a,15bは光スイッチ装置、16a,16bは制御部、17a,17bは判定手段、18a,18bは心線切替手段を示す。
本発明による光線路の切替システムは、図13で説明したのと同様に、少なくとも2つの拠点Aと拠点Bの間で、光ファイバケーブル等を用いて光信号伝送を行うものである。光信号伝送が行なわれる2つの拠点AとBは、例えば、拠点Aが親局で拠点Bを子局とし、或いは、拠点Aが情報のサービス提供側で拠点Bをユーザ側とすることができる。ここで、本発明の説明を容易にするために、拠点A側を光伝送路の管理監視局である上り側とし、拠点B側を送受信状態が管理監視される下り側とする。
図1に示すように、拠点Aと拠点B間に布設される光伝送路は、光信号の送信と受信を定常的に行なうための少なくとも2本の光ファイバからなる通常ルートの光線路1(以下、通常光線路という)と、この通常光線路1とは別の予備ルートの光線路2(以下、予備光線路という)を備え、2重化された光線路とする。通常光線路1は、例えば、拠点A側から見て下りの通常光線路1aと、上りの通常光線路1bとからなる。また、予備光線路2も同様に、拠点A側から見て下りの予備光線路2aと、上りの受信用の予備光線路2bとからなっている。
拠点A及び拠点Bでは、受信光Ra,Rbの受光状態をモニタするために、第1の光カプラ3a1,3b1及び第2の光カプラ3a2,3b2によりモニタ光を取り出し、第1の受光素子4a1,4b1及び第2の受光素子4a2,4b2により検出できるようにされている。なお、第1の光カプラ3a1,3b1と第1の受光素子4a1,4b1は、通常ルート系の通常光線路1側の受光状態を検出する検出手段とし、第2の光カプラ3a2,3b2と第2の受光素子4a2,4b2は、予備ルート系の予備光線路2側の受光状態を検出する検出手段とする。検出手段で検出された検出結果は、制御部16a,16b内の判定手段17a,17bで障害状態が判定され、この判定結果に基づいて心線切替手段18により光スイッチ装置15a,15bを操作して光伝送路が切替えられる。
光線路を切替える光スイッチ装置には、例えば、(1×2)又は(2×2)の光スイッチが用いられる。本発明においては、送信光側と受信光側の双方に、通常ルートと予備ルートへの切替えを行なう2組の光スイッチ素子からなる光スイッチ装置15a,15bが用いられる。そして、各光スイッチ装置15a,15b内の2組の光スイッチ素子は、互いに連動して同時に切替えられるようにされる。しかし、完全に同時ということではなく、実質的に問題のない程度の多少のタイムラグはあってもよい。
図2は、上述した第1の実施形態における障害発生時の動作状態を説明する図で、送信用の下りの通常光線路1aのG点で断線が生じたとする。拠点B側では、この通常光線路1aの断線で、第1の光カプラ3b1からのモニタ光が消失し、第1の受光素子4b1は「断」となり、通常光線路1aに障害が生じたことが検出される。この検出結果により判定手段17bが通常光線路1aの断線を判定し、心線切替手段18bに光線路の切替えが指示され、光スイッチ装置15bが通常系から予備系に切替えられる。
光線路の切替えは、拠点Bにおいて、光スイッチ装置15bの受信光Rb側光スイッチ素子と送信光Tb側光スイッチ素子の双方が連動して同時に行なわれる。この結果、拠点B側からの送信光Tbの送出は、通常光線路1bから予備光線路2bに切替わり、拠点A側では、受信光Raのモニタ光が第2の光カプラ3a2から取り出され、第2の受光素子4a2で受光される。他方、通常光線路1bには受信光Raが送出されなくなるため、第1の光カプラ3a1からのモニタ光が消失し、第1の受光素子4a1は「断」となる。この第1の受光素子4a1が「断」となることにより、拠点A側においても判定手段17aにより、心線切替えの指示が心線切替手段18aに出され、光スイッチ装置15aが通常系から予備系に切替えられる。
拠点Aにおいても、光線路の切替えは、光スイッチ装置15aの受信光Ra用の光スイッチ素子と送信光Ta用の光スイッチ素子の双方が連動して同時に行なわれる。この結果、拠点A側からの送信光Taの送出は、通常光線路1aから予備光線路2aに切替わり、拠点B側では、受信光Rbのモニタ光が第2の光カプラ3b2から取り出され、第2の受光素子4b2で受光されるようになる。
この結果、送受信光とも通常ルート系の通常光線路1から予備ルート系の予備光線路2を用いる形態となる。したがって、従来のように、送信光Taの送出には予備ルート系の予備光線路2が用いられ、受信光Raの受光には通常ルート系の通常光線路1が用いられ、通常ルート系と予備ルート系の双方の光伝送路が同時に使用されるという不都合が解消される。また、拠点Aでは、上りの通常光線路1aの障害発生を直接には検出することができないが、拠点B側で検出された検出結果は自動的に拠点Aにも伝達されるので、電話等の他の通信手段に頼ることなく、光伝送路の管理監視を容易にすることができる。
図3〜図12は第2の実施形態を説明する図である。図中、19a,19bは補助信号入力手段で、その他の符号は図1,2で用いたのと同じ符号を用いることにより説明を省略する。この第2の実施形態は、第1の実施形態に対して、通常ルート或いは予備ルートの光線路で、使用していない状態にある光線路に補助信号光を送出して、障害発生の内容の特定や障害発生地点の特定などができるようにしたものである。
図3に示すように、拠点Aと拠点B間に布設される光伝送路は、図1で説明した第1の実施形態と同様で、光信号の送信と受信を定常的に行なうための少なくとも2本の光ファイバからなる通常ルートの通常光線路1と、この通常光線路1とは別の予備ルートの予備光線路2を備えている。通常光線路1は、例えば、拠点A側から見て下りの通常光線路1aと、上りの通常光線路2bとからなる。また、予備光線路2も同様に、拠点A側から見て下りの予備光線路2aと、上りの予備光線路2bとからなっている。
拠点A及び拠点Bでは、第1の光カプラ3a1,3b1及び第2の光カプラ3a2,3b2によりモニタ光を取り出し、受信光Ra,Rbの受光状態を第1の受光素子4a1,4b1及び第2の受光素子4a2,4b2により検出できるようにされている。なお、第1の光カプラ3a1,3b1と第1の受光素子4a1,4b1は、通常ルート系の通常光線路1側の受光状態を検出する検出手段とし、第2の光カプラ3a2,3b2と第2の受光素子4a2,4b2は、予備ルート系の予備光線路2側の受光状態を検出する検出手段とする。
検出手段で検出された検出結果は、制御部16a,16b内の判定手段17a,17bで障害状態が判定され、この判定結果に基づいて心線切替手段18により光スイッチ装置15a,15bを操作して光線路が切替えられる。また、判定手段17a,17bの判定内容に応じて補助信号光が選択され、使用されていない光線路に送出する補助信号入力手段19a,19bを備えている。
光線路を切替えるには、図1の場合と同様に、下りの送信光側と上りの受信光側の双方に、通常ルートと予備ルートへの切替えを行なう2組の光スイッチ素子からなる光スイッチ装置15a,15bが用いられる。そして、各光スイッチ装置15a,15b内の2組の光スイッチ素子は、互いに連動して同時に切替えられるようにされる。しかし、完全に同時ということではなく、実質的に問題のない程度の多少のタイムラグはあってもよい。なお、2つの光スイッチ素子のうち、送信光Ta,Tb側を切替えるのに(2×2)以上の機能を有する光スイッチ素子を用い、この光スイッチ素子の空いている入力端子に補助信号光を入力する。
補助信号光は、光データの送受信を行なう光信号とは異なる発光パターンで、例えば、識別が容易な周波数、波長、発光パルスパターン等を用いることができる。補助信号光(以下、信号光という)として、複数の周波数を用いるような場合は、比較的低周波で、心線判別機等で使用されているような周波数を用いるのが望ましい。例えば、信号光F1(270Hz)、信号光F2(1kHz)、信号光F3(2kHz)、信号光4(3kHz)のように所定の周波数を設定して用いる。
図4は、検出された障害状態に応じて、光スイッチ装置の切替え方向、及び、このときの補助信号光との関係を設定したテーブルである。障害状態は、検出された第1の受光素子と第2の受光素子との受光状態により判別される。この障害状態が判別されると、テーブルに定めた関係に基づいて、拠点A及び拠点Bのそれぞれで光スイッチ装置の接続方向、及び切替信号、並びに送出される補助信号光が選択される。
なお、このテーブルで、第1の受光素子と第2の受光素子が正常ないしは所定レベルで信号光を検出したときは○、検出不可のときは断として×、を付して示してある。基本的には、第1の受光素子と第2の受光素子が共に○のときは、信号光F1が送出され、第1の受光素子が×で第2の受光素子が○のときは信号光F2が送出される。また、第1の受光素子が○で第2の受光素子が×のときは信号光F3が送出され、第1の受光素子と第2の受光素子が共に×のときはF4が送出される。
図5は、図3の光伝送路の正常時における光通信状態を示す図である。この正常時には、光スイッチ装置15a,15bはいずれも通常系とされている。そして、送信光Taは通常ルートの下りの通常光線路1aを通って、拠点B側で受信光Rbとして受光され、第1の光カプラ3b1からのモニタ光で第1の受光素子4b1は正常となる。拠点Bからの送信光Tbは、通常ルートの上りの通常光線路1bを通って、拠点A側で受信光Raとして受光され、第1の光カプラ3a1からのモニタ光で第1の受光素子4a1は正常となる。
また、光データの送受信に使用されていない予備光線路2a,2bのそれぞれに、信号光F1が送出されていて、第2の光カプラ3a2,3b2からのモニタ光により第2の受光素子4a2,4b2で信号光F1が拠点A,Bのそれぞれで検出される。この状態の受光状態が維持される限り、光スイッチ装置15a,15bは、通常系に保持される。すなわち、拠点A及び拠点Bの双方で、図4のA状態で光伝送が継続され、その状態が把握される。
図6は、図5の状態から通常ルートの下りの通常光線路1aのG点で断線が生じたときの状態を示した図である。下りの通常光線路1aの断線は、拠点B側において第1の光カプラ3b1でのモニタ光が消失し、第1の受光素子4b1が「断」となって検出される。この断線検出により光スイッチ装置15bが通常系から予備系に切替わると同時に、送出される信号光F1が信号光F2に変更され、図4のB状態となる。拠点B側の光スイッチ装置15bが予備系に切替わったことから、上り下りの両方の通常光線路1a,1bが予備光線路2a,2bに切替えられ、拠点Bからの送信光Tbは予備光線路2aを通って拠点A側で受信光Raとして受光される。
拠点A側において、受信光Raの受光は、第2の光カプラ3a2からのモニタ光により第2の受光素子4a2で検出される。また、拠点B側の光スイッチ装置15bが予備系に切替わったことで、空き状態となった通常光線路1bに信号光F2が送出され、拠点A側の第1の光カプラ3a1により第1の受光素子4a1で信号光F2が検出される。この拠点A側での受光状態は、図4のC状態となるので、光スイッチ装置15aが予備系に切替え又は保持され、拠点A側においても上り下りの両方が予備光線路2a,2bに切替えられる。しかし、拠点A側から送出される信号光F1は、第1の受光素子4a1及び第2の受光素子4a2が共に正常受光であるので信号光F1のままとされる。なお、この信号光F1は通常光線路1aがG点で断線しているため、拠点B側には到達しない。
拠点Aでは、通常光線路1aの断線を直接には検出されないが、第1の受光素子4a1が信号光F2であり、第2の受光素子4a2が正常な受光状態を検出していることから、拠点B側が予備系に接続されていること、そして、通常ルートの下りの通常光線路1aのみに障害が生じていることを把握できる。また、断線等の障害が生じたG点までは、拠点A側からの信号光F1が通っているため、光心線判別器等の可搬式の検出器で信号光F1を検出することができるので、断線を生じている光線路の特定と断線個所を特定することができる。
図7は、通常ルートの上りの通常光線路1bのG点で断線が生じたときの状態を示した図である。上りの通常光線路1bの断線は、拠点A側において第1の光カプラ3a1でのモニタ光が消失し、第1の受光素子4a1が「断」となって検出される。この断線検出により光スイッチ装置15aが通常系から予備系に切替わると同時に、信号光F1が信号光F2に変更され、図4のB状態となる。拠点A側の光スイッチ装置15aが予備系に切替わったことから、上り下りの両方の通常光線路1a,1bが予備光線路2a,2bに切替えられ、拠点Aからの送信光Taは予備光線路2aを通って拠点B側で受信光Rbとして受光される。
拠点B側において、受信光Rbの受光は、第2の光カプラ3b2からのモニタ光により第2の受光素子4b2で検出される。また、拠点A側の光スイッチ装置15aが予備系に切替わったことで、空き状態となった通常光線路1aに信号光F2が送出され、拠点B側の第1の光カプラ3b1により第1の受光素子4b1で信号光F2が検出される。この拠点B側での受光状態は、図4のC状態となり、光スイッチ装置15bが予備系に切替え又は保持され、拠点B側においても上り下りの両方が予備光線路2a,2bに切替えられる。しかし、拠点B側から送出される信号光F1は、第1の受光素子4b1及び第2の受光素子4b2が共に受光状態にあるので、信号光F1のままとされる。なお、この信号光F1は通常光線路1bがG点で断線しているため、拠点A側には到達しない。
拠点Aでは、第1の受光素子4a1が「断」であり、第2の受光素子4a2が正常な受光状態を検出していることから、拠点B側が予備系に切替えられていること、そして、少なくとも通常ルートの上りの通常光線路1bに障害が生じていることが把握できる。また、断線が生じたG点までは、拠点B側からの信号光F1が通っているため、光心線判別器等の可搬式の検出器で信号光F1を検出することができ、断線を生じている光線路の特定と断線個所を特定することができる。
図8は、通常ルートの下りの通常光線路1aと上りの通常光線路1bの双方に、G点で断線が生じたときの状態を示した図である。下りの通常光線路1aの断線は、拠点B側において第1の光カプラ3b1でのモニタ光が消失し、第1の受光素子4b1が「断」となって検出される。この断線検出により光スイッチ装置15bが通常系から予備系に切替わると同時に、送出される信号光F1が信号光F2に変更され、図4のB状態となる。上りの通常光線路1bの断線は、同様に拠点A側において第1の光カプラ3a1でのモニタ光が消失し、第1の受光素子4a1が「断」となって検出される。この断線検出により光スイッチ装置15aが通常系から予備系に切替わると同時に、送出される信号光F1が信号光F2に変更され、図4のB状態となる。なお、拠点A及びBから送出される信号光F2は、通常光線路1a,1bがG点で断線しているため、対向側の拠点A,B側には到達しない。
すなわち、拠点Aと拠点Bの双方で、第1の受光素子4a1,4b1が「断」になって、通常ルートの通常光線路1に障害が生じたことを検出し、上り下りの両方の通常光線路1a,1bが予備光線路2a,2bに切替えられる。拠点Aでは、第1の受光素子4a1が「断」であり、第2の受光素子4a2が正常な受光状態を検出していることから、拠点B側が予備系に切替えられていること、そして、少なくとも通常ルートの上りの通常光線路1bに障害が生じていることが把握できる。また、断線が生じたG点までは、拠点AとBの双方からの信号光F2が通っているため、光心線判別器等の可搬式の検出器で信号光F2を検出して、断線を生じている光線路の特定と断線個所を特定することができる。
図9は、予備ルートの下りの予備光線路2aのG点で断線が生じたときの状態を示した図である。光データの送受信に使用されていない予備光線路2a,2bには、図5で説明したように、通常時はそれぞれに信号光F1が送出されていて、第2の光カプラ3a2,3b2からのモニタ光により第2の受光素子4a2,4b2で信号光F1が検出されている。下りの予備光線路2aの断線は、拠点B側において第2の光カプラ3b2でのモニタ光が消失し、第2の受光素子4b2が「断」となることで検出される。しかし、通常ルートの通常光線路1は健全であるので、第1の受光素子4b1は正常受光である。この拠点Bでの検出状態は、図4のD状態であり、光スイッチ装置15bは通常系にされ、送出される信号光F1は信号光F3に変更される。
拠点B側から送出される信号光F1が信号光F3に変更されると、拠点A側の第2の受光素子4a2で信号光F3が検出される。通常ルートの通常光線路1は健全であるので、第1の受光素子4a1は正常受光である。この拠点A側での検出状態は、図4のE状態であり、光スイッチ装置15aは通常系とされ、送出される信号光F1はそのままとされる。なお、この信号光F1は予備光線路2aがG点で断線しているため、拠点B側には到達しない。拠点A側では、第1の受光素子4a1が正常で、第2の受光素子4a2が信号光F3であることから、拠点B側の光スイッチ装置15bが通常系を選択していること、そして、予備ルートの下りの予備光線路2aに障害があることを把握できる。
ここで、予備光線路1aが修復されると、拠点B側の第2の受光素子4b2が拠点A側からの信号光F1を検出するので、拠点B側で送出される信号光F3は信号光F1に戻る。この結果、拠点Aの第2の受光素子4a2が信号光F1を検出し、予備光線路1aが修復されたことを把握できる。また、予備光線路2aの断線が生じたG点までは、拠点A側からの信号光F1が通っているため、光心線判別器等の可搬式の検出器で信号光F1を検出することができ、断線を生じている光線路の特定と断線個所を特定することができる。
図10は、予備ルートの上りの予備光線路2bのG点で断線が生じたときの状態を示した図である。光データの送受信に使用されていない予備光線路2a,2bには、通常時はそれぞれに信号光F1が送出されていて、第2の光カプラ3a2,3b2からのモニタ光により第2の受光素子4a2,4b2で信号光F1が検出されている。上りの予備光線路2bの断線は、拠点A側において第2の光カプラ3a2でのモニタ光が消失し、第2の受光素子4a2が「断」となることで検出される。この検出状態は、図4のD状態であり、光スイッチ装置15aは通常系とされ、送出される信号光F1は信号光F3に変更される。
拠点A側から送出される信号光F1が、信号光F3に変更されると、拠点B側の第2の受光素子4b2は信号光F3を検出する。しかし、通常ルートの通常光線路1は健全であるので、第1の受光素子4b1は正常受光である。この検出状態は、図4のE状態であるので、光スイッチ装置15bは通常系とされ、送出される信号光F1はそのままとされる。なお、この信号光F1は予備光線路2bがG点で断線しているため、拠点B側には到達しない。
拠点A側では、第1の受光素子4a1が正常で、第2の受光素子4a2が「断」であることから、拠点B側の光スイッチ装置15bが通常系を選択していること、そして、少なくとも予備ルートの下りの予備光線路2bに障害が生じていることを把握できる。また、予備光線路2bの断線が生じたG点までは、拠点B側からの信号光F1が通っているため、光心線判別器等の可搬式の検出器で信号光F1を検出することができ、断線を生じている光線路の特定と断線個所を特定することができる。
図11は、予備ルートの下りの予備光線路2aと上りの予備光線路2bの双方にG点で断線が生じたときの状態を示した図である。光データの送受信に使用されていない予備光線路2a,2bには、通常時はそれぞれに信号光F1が送出されていて、第2の光カプラ3a2,3b2からのモニタ光により第2の受光素子4a2,4b2で信号光F1が検出されている。下りの予備光線路2aの断線は、拠点B側において第2の光カプラ3b2でのモニタ光が消失し、第2の受光素子4b2が「断」となることで検出される。
この断線検出により光スイッチ装置15bは通常系とされ、送出される信号光F1は信号光F3に変更され、図4のD状態となる。上りの予備光線路2bの断線は、同様に拠点A側において第2の光カプラ3a2でのモニタ光が消失し、第2の受光素子4a2が「断」となって検出される。この断線検出により光スイッチ装置15aは通常系とされ、送出される信号光F1は信号光F3に変更され、図4のD状態となる。なお、拠点A及びBから送出される信号光F3は予備光線路2a,2bがG点で断線しているため、対向側の拠点A,B側には到達しない。
すなわち、拠点Aと拠点Bの双方で、第2の受光素子4a2,4b2が「断」になって、予備ルートの予備光線路2に障害が生じたことを検出する。拠点Aでは、第2の受光素子4a2が「断」であり、第1の受光素子4a1が正常受光を検出していることから、拠点B側が通常系を選択していること、そして、少なくとも予備ルートの上り側の予備光線路に障害があることが把握できる。また、断線が生じたG点までは、拠点AとBの双方からの信号光F3が通っているため、光心線判別器等の可搬式の検出器で信号光F3を検出して、断線を生じている光線路の特定と断線個所を特定することができる。
図12は、通常ルートの下りの通常光線路1aと、予備ルートの下りの予備光線路2aとの双方同時にG点で断線が生じたときの状態を示した図である。下りの通常光線路1aの断線は、拠点B側において第1の光カプラ3b1でのモニタ光が消失し、第1の受光素子4b1が「断」となって検出される。また、同時に下りの予備光線路2aの断線も、拠点B側において第2の光カプラ3b2でのモニタ光が消失し、第2の受光素子4b2が「断」となって検出され、図4のF状態となる。このF状態では、第1の受光素子4b1と第2の受光素子4b2が同時に「断」となるので、光スイッチ装置15bは操作されず、断線発生前状態が保持される。図12の例では、断線発生前が通常系あり、その状態が保持される。なお、送出される信号光F1は信号光F4に変更される。
拠点A側では、通常ルートの上りの通常光線路1bと予備ルートの上りの予備光線路2bが健全であることから、第1の受光素子4a1は正常受光、第2の受光素子4a2は、拠点B側で変更された信号光F4を受光する。図4ではG状態となるが、第1の受光素子4a1及び第2の受光素子4a2は、共に正常受光であるので、送出される信号光F1はそのままで変更されない。なお、この信号光F1は予備光線路2aが断線しているため、拠点B側には到達されない。
拠点A側では、第2の受光素子4a2が信号光F4を検出することにより、下りの通常光線路1aと下りの予備光線路2aの両方に障害を生じていることを把握できる。また、断線が生じたG点までは、拠点Aからの信号光F1が通っているため、光心線判別器等の可搬式の検出器で信号光F1を検出して、断線を生じている光線路の特定と断線個所を特定することができる。
1,1a,1b…通常光線路、2,2a,2b…予備光線路、3a1,3b1…第1の光カプラ、3a2,3b2…第2の光カプラ、4a1,4b1…第1の受光素子、4a2,4b2…第2の受光素子、15a,15b…光スイッチ装置、16a,16b…制御部、17a,17b…判定手段、18a,18b…心線切替手段、19a,19b…補助信号入力手段。
Claims (5)
- 少なくとも2つの拠点間を結ぶ光伝送路に、光信号の送受信を定常的に行なう通常光線路とその予備の光線路を用い、前記通常光線路の障害発生時に前記予備の光線路に切替えて光信号の送受信を継続する光線路の切替システムであって、
それぞれの拠点に前記光伝送路の障害状態を検出する検出手段と、検出結果により障害状態を判定する判定手段と、判定結果に基づいて送信側及び受信側の通常光線路の双方を連動して、予備の光線路側に切替える心線切替手段とを備えていることを特徴とする光線路の切替システム。 - 光信号の送信又は受信に使用されていない光線路に、前記光信号とは異なる発光パターンの補助信号光を送出する補助信号入力手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の光線路の切替システム。
- 前記補助信号光は複数の異なる周波数からなり、検出された障害状態に基づいて所定の周波数が選択されることを特徴とする請求項2に記載の光線路の切替システム。
- 少なくとも2つの拠点間を結ぶ光伝送路に、光信号の送受信を定常的に行なう通常光線路とその予備の光線路を用い、前記通常光線路の障害発生時に前記予備の光線路に切替えて光信号の送受信を継続する光線路の切替方法であって、
それぞれの拠点で前記光伝送路の障害状態を検出し、検出結果により障害状態を判定し、判定結果に基づいて送信側及び受信側の通常光線路の双方を連動して、予備の光線路側に切替えることを特徴とする光線路の切替方法。 - 光信号の送受信に使用されていない光線路に、検出された障害内容に基づいて前記光信号とは異なる発光パターンの所定の補助信号光を選択して送出することを特徴とする請求項4に記載の光線路の切替方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005040061A JP2006229523A (ja) | 2005-02-17 | 2005-02-17 | 光線路の切替システム及び切替方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005040061A JP2006229523A (ja) | 2005-02-17 | 2005-02-17 | 光線路の切替システム及び切替方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006229523A true JP2006229523A (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=36990485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005040061A Pending JP2006229523A (ja) | 2005-02-17 | 2005-02-17 | 光線路の切替システム及び切替方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006229523A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2017168994A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2018-12-13 | 日本電気株式会社 | 光波長多重伝送システム、光波長多重装置、及び予備系確認方法 |
-
2005
- 2005-02-17 JP JP2005040061A patent/JP2006229523A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2017168994A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2018-12-13 | 日本電気株式会社 | 光波長多重伝送システム、光波長多重装置、及び予備系確認方法 |
US11165529B2 (en) | 2016-03-29 | 2021-11-02 | Nec Corporation | Optical wavelength multiplex transmission system, optical wavelength multiplex apparatus, and standby system checking method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6104652B2 (ja) | 切替装置および伝送システム | |
US8244123B2 (en) | System and method for optical transmission | |
US20010046074A1 (en) | Protection switching apparatus for 1 + 1 optical transmission lines | |
JP2011193263A (ja) | 光信号冗長システム、光信号分配装置及び光信号冗長方法 | |
EP2434662B1 (en) | Protection system, method and apparatus for optical network | |
JP4562081B2 (ja) | 光クロスコネクト装置と伝送装置の連係方式 | |
US7457537B2 (en) | Optical telecommunication system with automatic channel switching | |
JP2006229523A (ja) | 光線路の切替システム及び切替方法 | |
KR200273204Y1 (ko) | 광선로 장애검출 및 자동절체 제어장치 | |
JPWO2006051616A1 (ja) | 双方向光通信システム | |
JP2005286736A (ja) | 波長切替制御方法、可変波長伝送装置および可変波長伝送システム | |
JP2004112246A (ja) | 遠方監視制御システム | |
JPH1127208A (ja) | 光クロスコネクト装置及び光伝送システム | |
KR101234102B1 (ko) | 회선 자동 절체 장치 및 그 운용방법 | |
JP2601193B2 (ja) | 光伝送方式 | |
US6650449B1 (en) | Method and device for network protection | |
JPH09312614A (ja) | 光インタフェース自動切り替え方式 | |
JPH1188391A (ja) | ネットワーク管理システム | |
KR20090041505A (ko) | 방송 계통 감시 시스템, 그의 제어 방법 및 그 제어 방법을 기록한 기록 매체 | |
KR100890151B1 (ko) | 광선로 절체 장치 | |
JPS63316541A (ja) | リング網での障害箇所の検出方法 | |
JP2606130B2 (ja) | ループ型ネットワーク | |
JPH07162365A (ja) | 光加入者システム監視方式 | |
JP2007122582A (ja) | 警報監視システム | |
JPH10248181A (ja) | 分散形監視制御システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090908 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100202 |