JP2006229443A - 画像処理装置、デジタルカメラおよびオプティカルブラック補正方法。 - Google Patents

画像処理装置、デジタルカメラおよびオプティカルブラック補正方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】
ラインメモリを使用せずにライン単位でCCDのオプティカルブラック補正を行う画像処理装置、デジタルカメラおよびオプティカルブラック補正方法を提供する。
【解決手段】
CCD11の領域は実行領域R0と、水平前OPB領域RL、水平後OPB領域RRからなる。一旦OPB補正部16を経由すると水平前OPB領域RLで補正された実効画素R1が得られ、画像メモリ19を介して左右反転することにより水平後OPB領域RRが先行する画素配置となって、2回目にOPB補正部16を経由することにより水平後OPB領域で補正された実効画素R2が得られる。すなわち、画像信号は水平前OPBを使用して1回OPB補正がなされ、次に左右反転して水平後OPBを使用した2回目のOPB補正がなされる。
【選択図】図2

Description

本発明はCCDなどのオプティカルブラック領域を備えた撮像素子のオプティカルブラック補正を行う画像処理装置およびそれを用いたデジタルカメラ並びにオプティカルブラック補正方法に関する。
CCDでは、光が入射しない状態でも暗電流といわれる熱的に発生するCCD出力電圧(ノイズ)が存在する。暗電流は8°上昇時に約2倍になると言われている。そこで一般的にCCDには暗電流補正用の画素(光学的黒画素=オプティカルブラック)が有効画素の外に設けてあり、暗電流を除去するためのオプティカルブラック補正回路により有効画素の信号と差分をとることで暗電流の直流分を除去するようにしている。
CCDのオプティカルブラック補正方法については例えば特開平9−326962号(特許文献1参照)に示されている。
すなわち、特許文献1記載の技術では、映像の黒レベルを一定値にクランプするためにCCD受光領域外に設けられたオプティカルブラックの信号値を積算して平均値を求め、その平均値とその平均値と黒レベルの所定値との差を求めて補正量とし、受光領域の出力からこの補正量を減算する補正処理を行っている。
特開平11−326962号
特許文献1記載の技術は、D−RAM、オプティカルブラック(OB)検出部、補正部から構成されており、デジタル信号に変換したCCDの出力信号をD−RAMに記憶させるとともに、これと平行してオプティカルブラックの検出と平均値演算を行い、この平均値と黒レベルの所定値との差値を使用してD−RAMに記憶された1フィールド分の信号を読み出し補正していた。従ってフィールド毎の補正であるので、ライン単位で補正斑が発生するという課題があった。また、CCDから送られてきた信号を1フィールド分蓄積し、それを補正時に再度読み出さなければならない為、処理に時間がかかり、動画撮影時のように高速な処理を必要とする場合は、オプティカルブラックの補正自体ができなくなる可能性があるという課題があった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ラインメモリを使用せずに、画像メモリの再帰読み出し(再帰=使い回し、自分自身を読み出すという意味)を利用して、水平前オプティカルブラック領域と水平後オプティカルブラック領域の値を用いてライン単位でオプティカルブラック補正できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、水平方向の両側にオプティカルブラック領域を有し、撮像画像の画像信号を出力する撮像素子と、画像メモリとを備え、該撮像素子のオプティカルブラック補正を行う画像処理装置において、ライン単位で水平方向のオプティカルブラック領域を用いて実効画素のオプティカルブラックを補正するオプティカルブラック補正手段と、このオプティカルブラック補正手段により補正された画像データを前記画像メモリに書き込む書き込み手段と、前記画像メモリから左右反転読み出しを行う読み出し手段と、前記撮像素子からの画像信号および前記読み出し手段により前記画像メモリから読み出された画像信号とを切り替えて前記オプティカルブラック補正手段に供給するセレクタと、を備えたことを特徴とする画像処理装置を提供するものである。
これにより、ラインメモリを使用せずに、ライン単位でオプティカルブラック補正をすることができるとともに、1つの補正回路で水平方向左側と右側のオプティカルブラック補正を行うことができる。
また、請求項2記載の発明では、水平方向の両側にオプティカルブラック領域を有し、撮像画像の画像信号を出力する撮像素子と、画像メモリと、ライン単位で水平方向のオプティカルブラック領域を用いて実効画素のオプティカルブラック補正を行うオプティカルブラック補正手段と、このオプティカルブラック補正手段により補正された画像データを前記画像メモリに書き込む書き込み手段と、前記画像メモリから左右反転読み出しを行う読み出し手段と、前記撮像素子からの画像信号および前記読み出し手段により前記画像メモリから読み出された画像信号とを切り替えて前記オプティカルブラック補正手段に供給するセレクタと、を備えたことを特徴とするデジタルカメラを提供するものである。
これにより、ライン単位でオプティカルブラック補正ができるので補正斑が発生を抑えたデジタルカメラを提供することができる。
また、請求項3記載の発明では、実効画素の水平方向左側と右側にそれぞれオプティカルブラック領域を有する撮像素子のオプティカルブラック補正方法において、前記水平方向左側のオプティカルブラックで実効画素のオプティカルブラック補正処理を行う第1の補正工程と、前記第1の補正工程で得られた画像データをメモリに記憶し、左右反転して読み出す工程と、前記左右反転して読み出された画像データを前記水平方向右側のオプティカルブラックで実効画素のオプティカルブラック補正処理を行う第2の補正工程と、
を有することを特徴とするオプティカルブラック補正方法を提供するものである。
これにより、ラインメモリを使用せずに、水平方向左側のオプティカルブラック領域と水平方向右側のオプティカルブラック領域の値を用いてライン単位でオプティカルブラック補正を行うことができる。
また、請求項4記載の発明では、前記第1の補正工程では前記水平方向左側のオプティカルブラックの平均値を算出し、その1/2の値を用いて続いて入力される実効画素のオプティカルブラック補正処理を行うことを特徴とする請求項3記載のオプティカルブラック補正方法を提供するものである。
これにより、ラインメモリを使用せずに、同一ライン上に存在する水平前オプティカルブラックをそのラインの実効画素の補正値として扱えるという利点がある。
また、請求項5記載の発明では、前記第2の補正工程では前記水平方向右側のオプティカルブラックの平均値を算出し、その1/2の値を用いて続いて入力される実効画素のオプティカルブラック補正処理を行うことを特徴とする請求項3記載のオプティカルブラック補正方法を提供するものである。
これにより、ラインメモリを使用せずに、同一ライン上に存在する水平後オプティカルブラックをそのラインの実効画素の補正値として扱えるという利点がある。
また、請求項6記載の発明では、実効画素の水平方向前と水平方向後にそれぞれオプティカルブラック領域を有する撮像素子のオプティカルブラック補正方法において、前記水平方向前のオプティカルブラックで実効画素のオプティカルブラック補正処理を行う第1の補正工程と、前記第1の補正工程で得られた画像データをメモリに記憶し、左右反転して読み出す工程と、前記左右反転して読み出された画像データを前記水平方向後のオプティカルブラックで実効画素のオプティカルブラック補正処理を行う第2の補正工程と、を有し、前記第1の補正工程では前記水平方向前のオプティカルブラックの平均値を算出し、その値を用いて続いて入力される実効画素のオプティカルブラック補正処理を行い、前記第2の補正工程では前記水平方向後のオプティカルブラックの平均値を算出し、その値を用いて続いて入力される実効画素のオプティカルブラック補正処理を行うことを特徴とするオプティカルブラック補正方法を提供するものである。
これにより、ラインメモリを使用せずに、同一ライン上に存在する水平前オプティカルブラック、水平後オプティカルブラックの平均値をそのラインの実効画素の補正値として扱えるという利点がある。
また、請求項7記載の発明では、前記第1の補正工程の平均値と前記第2の補正工程の平均値は、それぞれその1/2ずつの値を用いて続いて入力される実効画素のオプティカルブラック補正処理を行うことを特徴とする請求項6記載のオプティカルブラック補正方法を提供するものである。
これにより、ラインメモリを使用せずに、同一ライン上に存在する水平前オプティカルブラック、水平後オプティカルブラックの平均値をそのラインの実効画素の補正値として扱えるという利点がある。
また、請求項8記載の発明では、前記第1の補正工程と第2の補正工程でオプティカルブラックの平均値の割合を変えたことを特徴とする6記載のオプティカルブラック補正方法を提供するものである。
これにより、CCDなど撮像素子の特性に合わせたオプティカルブラック補正を行うことができる。
また、請求項9記載の発明では、前記第2の補正工程を省略したことを特徴とする請求項3または6記載のオプティカルブラック補正方法を提供するものである。
これにより、画像メモリからの読み出しがないので動画像のような高速な処理を必要とする場合においてもライン単位のオプティカルブラック補正処理が可能である。
また、請求項10記載の発明では、ライン単位で先行するオプティカルブラック領域を用いて実効画素のオプティカルブラック補正を行うオプティカルブラック補正手段と、このオプティカルブラック補正手段に撮像素子からの画像信号と、画像メモリに記憶されている画像信号とを切り替えて供給するセレクタと、を備えたことを特徴とする画像処理装置を提供するものである。
これにより、ラインメモリを使用せずに、同一ライン上に存在する水平前オプティカルブラック、水平後オプティカルブラックの平均値をそのラインの実効画素の補正値として扱えるという利点がある。
また、請求項11記載の発明では、前記オプティカルブラック補正手段は、オプティカルブラック補正に採用するオプティカルブラック領域の位置を選択できることを特徴とする請求項1または10いずれかに記載の画像処理装置を提供するものである。
これにより、オプティカルブラック領域の配置が異なるCCDを採用することができる。
本発明によれば、ラインメモリを特別に設けなくてもフィールド単位やフレーム単位でライン毎のオプティカルブラック補正を行うことができる。
図1に本発明を適用した画像処理装置の概略ブロック図を示す。11はCCD、12は撮像信号を増幅するためのアンプ、13は増幅された撮像信号をサンプルホールドしてデジタル信号に変換するCDS/ADC(Correlatest Double Sampler)/(Analog Digital Converter)(以下、単にAD変換器という)、14はセレクタ、15はオプティカルブラック(OPB)検出部、16はOPB補正部、17はデータ転送部、18はデジタル信号処理回路、19は画像メモリである。20は全体を制御するCPUである。CCD11で撮像された画像はデジタル信号処理回路18でJPEGなどの画像処理がなされ、画像メモリ19に記録される。そして図示しないがメモリーカード等に保存される。
CCD11で撮影された画像信号は、アンプ12で増幅され、AD変換器13でデジタル信号に変換される。ここでは2重相関サンプリング方式(CDS)を採用しているが特にAD変換方式には係わらない。デジタルに変換された画像信号S11はセレクタ14、OPB検出部15、OPB補正部16、データ転送部17、デジタル信号処理回路18を介して画像メモリ19に記憶される。セレクタ14はCPU20の制御に基づいて1回目の補正時にはAD変換器13からの画像信号S11を選択し、2回目の補正時には画像メモリ19から読み出した画像信号S14を選択する。OPB検出部15はCCD11の画素領域がOPB領域であるか実効画素領域であるかを識別する回路である。OPB補正部16では、後述するようにOPBの平均値を算出し、その1/2を用いて、続いて入力される実効画素を補正する演算を行う。
一旦画像メモリ19に記憶された画像信号(S12)はCPU20の制御により左右反転して読み出され(S13)、前記データ転送部17,セレクタ14を介して前記OPB検出部15に入力され(S14)、同様にOPB補正部16、データ転送部17、デジタル信号処理回路18を介して画像メモリ19に再記憶される。図2にオプティカルブラック処理の様子を模式的に示す。CCD11の領域は実効領域R0と、水平前OPB領域RL、水平後OPB領域RRからなる。一旦OPB補正部16を経由すると水平前OPB領域RLで補正された実効画素R1が得られ、画像メモリ19を介して左右反転することにより水平後OPB領域RRが先行する画素配置となって、2回目にOPB補正部16を経由することにより水平後OPB領域で補正された実効画素R2が得られる。
すなわち、画像信号は水平前OPBを使用して1回OPB補正がなされ、次に左右反転して水平後OPBを使用した2回目のOPB補正がなされるわけである。
図3に水平前OPBを使用した1回目のOPB補正のタイミングチャートの概要を、図4に水平後OPBを使用した2回目のOPB補正のタイミングチャートの概要をそれぞれ示す。
図3に示すように、まず、水平前OPBの平均値を算出し、その1/2を用いて、続いて入力される実効画素を補正する。この補正演算方法は前述した特許文献1の方法など公知の手法を採用することができる。画像メモリ19には、この補正された実効画素と水平後OPBが展開される。
2回目の補正は、図4に示すように、水平後OPBの平均値を算出し、その1/2を用いて続いて入力される実効画素を再度補正する。
このようにして補正された実効画素R2について、デジタル信号処理回路18によりJPEGなどの信号処理を行って最終的な画像データの保存若しくは表示を行う。
以上説明したように、この実施の形態によれば、ライン毎のOPB補正をフィールド単位やフレーム単位で再帰的に行えるようにしたことにより、ラインメモリがなくても同一ライン上にある水平前OPB、水平後OPBの平均値をそのラインの実効画素の補正値として扱えるという利点がある。
なお、上記実施の形態では、水平前OPB、水平後OPBの各平均値を1/2にして2回の補正を行うとしたが、補正に使用する平均値の割合はそれぞれ任意でも良く、更には、水平前OPBによる補正の割合対水平後OPBによる補正の割合を1:0にして、2回目の補正を行わなくてもよい。この場合、画像メモリからの読み出しがないので動画像のような高速な処理を必要とする場合においてもライン単位のOPB補正処理が可能である。
(変形例)
図5は、本発明の画像処理装置をデジタルカメラに搭載したブロック図で、CCD11,アンプ12,AD変換器13は図1に示したものと同様で、100が本発明の画像処理装置をLSIとしてデジタルカメラに組み込んだものである。すなわち、AD変換器13からオプティカルブラック補正されていない画像信号S11が入力され、画像処理装置100で他の画像処理とともにオプティカルブラック補正がなされ、CPU20の制御の下、表示部101に表示を行い、インターフェース102を介してメモリカード103に画像を記録する構成となっている。
なお、CCD11のオプティカルブラック領域は水平方向左側、右側だけでなく上側若しくは下側にも設けられている場合もあり、どの領域を用いてオプティカルブラック補正を行うかは画像処理装置100によって適宜選択できる。水平方向左側、右側についても、全ラインについてオプティカルブラック補正を行ってもよいし、1ラインおきや一部分について行ってもよい。オプティカルブラック補正に使用する領域の選択は、OPB検出部15で識別しても良いし、モード切換などで選択できるようにしてもよいし、CPU20で設定できるようにしても良い。
本発明を適用した画像処理装置の概略ブロック図 オプティカルブラック補正処理の様子を模式的に示す状態図 水平前OPBを使用した1回目のOPB補正のタイミングチャート 水平後OPBを使用した2回目のOPB補正のタイミングチャート 本発明を適用したデジタルカメラのブロック図
符号の説明
11 CCD
12 アンプ
13 AD変換器
14 セレクタ
15 OPB検出部
16 OPB補正部
17 データ転送部
18 デジタル信号処理回路
19 画像メモリ
20 CPU
R0 CCDの実効画素領域
RL CCDの水平前OPB領域
RR CCDの水平後OPB領域
R1 CCDの水平前OPBにより補正された実効画素領域
R2 CCDの水平後OPBにより補正された実効画素領域
100 画像処理装置
101 表示部
102 インターフェース
103 メモリカード

Claims (11)

  1. 水平方向の両側にオプティカルブラック領域を有し、撮像画像の画像信号を出力する撮像素子と、画像メモリとを備え、該撮像素子のオプティカルブラック補正を行う画像処理装置において、
    ライン単位で水平方向のオプティカルブラック領域を用いて実効画素のオプティカルブラックを補正するオプティカルブラック補正手段と、
    このオプティカルブラック補正手段により補正された画像データを前記画像メモリに書き込む書き込み手段と、
    前記画像メモリから左右反転読み出しを行う読み出し手段と、
    前記撮像素子からの画像信号および前記読み出し手段により前記画像メモリから読み出された画像信号とを切り替えて前記オプティカルブラック補正手段に供給するセレクタと、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 水平方向の両側にオプティカルブラック領域を有し、撮像画像の画像信号を出力する撮像素子と、
    画像メモリと、
    ライン単位で水平方向のオプティカルブラック領域を用いて実効画素のオプティカルブラック補正を行うオプティカルブラック補正手段と、
    このオプティカルブラック補正手段により補正された画像データを前記画像メモリに書き込む書き込み手段と、
    前記画像メモリから左右反転読み出しを行う読み出し手段と、
    前記撮像素子からの画像信号および前記読み出し手段により前記画像メモリから読み出された画像信号とを切り替えて前記オプティカルブラック補正手段に供給するセレクタと、
    を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 実効画素の水平方向左側と右側にそれぞれオプティカルブラック領域を有する撮像素子のオプティカルブラック補正方法において、
    前記水平方向左側のオプティカルブラックで実効画素のオプティカルブラック補正処理を行う第1の補正工程と、
    前記第1の補正工程で得られた画像データをメモリに記憶し、左右反転して読み出す工程と、
    前記左右反転して読み出された画像データを前記水平方向右側のオプティカルブラックで実効画素のオプティカルブラック補正処理を行う第2の補正工程と、
    を有することを特徴とするオプティカルブラック補正方法。
  4. 前記第1の補正工程では前記水平方向左側のオプティカルブラックの平均値を算出し、その1/2の値を用いて続いて入力される実効画素のオプティカルブラック補正処理を行うことを特徴とする請求項3記載のオプティカルブラック補正方法。
  5. 前記第2の補正工程では前記水平方向右側のオプティカルブラックの平均値を算出し、その1/2の値を用いて続いて入力される実効画素のオプティカルブラック補正処理を行うことを特徴とする請求項3記載のオプティカルブラック補正方法。
  6. 実効画素の水平方向前と水平方向後にそれぞれオプティカルブラック領域を有する撮像素子のオプティカルブラック補正方法において、
    前記水平方向前のオプティカルブラックで実効画素のオプティカルブラック補正処理を行う第1の補正工程と、
    前記第1の補正工程で得られた画像データをメモリに記憶し、左右反転して読み出す工程と、
    前記左右反転して読み出された画像データを前記水平方向後のオプティカルブラックで実効画素のオプティカルブラック補正処理を行う第2の補正工程と、
    を有し、
    前記第1の補正工程では前記水平方向前のオプティカルブラックの平均値を算出し、その値を用いて続いて入力される実効画素のオプティカルブラック補正処理を行い、
    前記第2の補正工程では前記水平方向後のオプティカルブラックの平均値を算出し、その値を用いて続いて入力される実効画素のオプティカルブラック補正処理を行うことを特徴とするオプティカルブラック補正方法。
  7. 前記第1の補正工程の平均値と前記第2の補正工程の平均値は、それぞれその1/2ずつの値を用いて続いて入力される実効画素のオプティカルブラック補正処理を行うことを特徴とする請求項6記載のオプティカルブラック補正方法。
  8. 前記第1の補正工程と第2の補正工程でオプティカルブラックの平均値の割合を変えたことを特徴とする請求項6記載のオプティカルブラック補正方法。
  9. 前記第2の補正工程を省略したことを特徴とする請求項3または6記載のオプティカルブラック補正方法。
  10. ライン単位で先行するオプティカルブラック領域を用いて実効画素のオプティカルブラック補正を行うオプティカルブラック補正手段と、
    このオプティカルブラック補正手段に撮像素子からの画像信号と、画像メモリに記憶されている画像信号とを切り替えて供給するセレクタと、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  11. 前記オプティカルブラック補正手段は、オプティカルブラック補正に採用するオプティカルブラック領域の位置を選択できることを特徴とする請求項1または10いずれかに記載の画像処理装置。
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CN101909144B (zh) * 2009-06-08 2012-06-27 华晶科技股份有限公司 影像数据补正方法

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