JP2006228228A - アクティブコンテンツウィザードおよびヘルプ機能を改善する方法 - Google Patents

アクティブコンテンツウィザードおよびヘルプ機能を改善する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーにそのグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)のブラウズ動作に基づいて実行可能なタスクを提案するコンピュータ実行の方法を提供すること。
【解決手段】GUI要素は、たとえばGUI要素上ポインタをホバリングするユーザーに基づくなど、ユーザーのブラウズ動作に基づいて選択または識別される。選択されたGUI要素に基づいて、複数の自動的に実行可能な手順のヘルプトピックのサブセットが識別される。次に、自動的に実行可能な手順のヘルプトピックの識別されたサブセットのリストがユーザーに表示される。リストをユーザーに表示する際、一部の実施形態においては、自動的に実行可能な手順のヘルプトピックの名前が表示される。
【選択図】図7

Description

本発明は、ソフトウェアアプリケーションにおけるヘルプコンテンツおよび/またはアクティブコンテンツウィザード(ACW)に関する。具体的には、本発明は、ヘルプコンテンツまたはACWの使用により実行できるタスクを発見する際にユーザーを支援する方法に関する。
グラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)は、アプリケーション内で使用可能なすべての機能を視覚的に表現する。ユーザーがどこをブラウズして物事を検索するか分かっている場合は、何が可能であるか(つまりどのタスクを完了できるかなど)を表示することができる。どこに物事があるか分かっており、それを記憶しているユーザーの場合、GUIは極めて予測可能および制御可能である。
GUIは、効率をめざして最適化される。ウィジェット(つまり、タブ、チェックボックス、スライドバー、ボタン、およびその他のUI制御要素)、語句、およびアイコンは、言語を使用する場合よりも認識に優れている。ユーザーが何を見つけているか分かっている場合には、「Make this bold(これを太字にせよ)」というコマンドを認識するよりも、記号Bを認識するほうが早い可能性もある。さらに、5〜7語のコマンドよりも、はるかに多くの小さいボタンを画面上に収めることができる。
ソフトウェアアプリケーション、アプリケーションスイート、およびオペレーションシステムにサポートされる機能の数が増大するにつれて、機能はドロップダウン、コンテキストメニュー、ダイアログなどの下に埋もれてしまう。初心者、そして時には上級ユーザーでさえも、アプリケーションの使用中に使用可能なアクションを理解することは困難であると感じている。さらに、こうした人々は、そこにあるはずだと知っている機能を見つけることもできない。これらにアクセスするコントロールが見つけにくいからである。
あることが分かっている機能を使用する方法を見つけ出すために、ユーザーは以下のことを行う。
・ 探索:役立ちそうなメニュー名またはダイアログを見つけ出せることを願って、可能性のありそうな場所でUIをブラウズして回る。
・ 学習:友人にたずねる、ヘルプトピックまたは書籍を読む、あるいはニュースグループから学ぶ。
使用できるかもしれないどのような機能があるかを発見するために、ユーザーは以下のことを行う。
・ 学習:チュートリアルを実行する、講座を受講する、または書籍を閲覧する。ソフトウェアで何かを行う友人を観察し、「それをどのようにやらせたのか」たずねる。
・ 探索:何が可能であるかを見い出すために最初に探索した後、ユーザーは通常、あまり多くは探索しなくなる。ユーザーはただ、何らかの目標を達成するための方法を見つけようと探索する。うまく機能する方法をいったん獲得してしまうと、ほとんどのユーザーはそれに固執して、よりよい方法を見つけたり他に何ができるか試してみようとはしない。
ユーザーに支援を提供する現在のソリューションは、GUIのウィジェットを使用して行えることおよびユーザーの目標を達成する方法を文書化するヘルプトピックをアプリケーションに添付することである。これらのトピックは、ユーザーが理解する言語で書かれている。さらに、ヘルプトピックは、容易にアップデートすることができ、アプリケーションが出荷された後に追加することができる。しかし、ヘルプトピックには、当然あるはずのユーザーにとっての価値を低下させてしまう多くの問題がある。
1. ヘルプにアクセスすることで、アプリケーションのコンテキストが失われる。ユーザーは、新しいウィンドウまたはWebである別個のヘルプの場所に進むことを求められる。ユーザーは、問題をトピック分類と付き合わせるか、または行いたい事項をキーワードとして検索ボックスで表現することを試みる必要がある。ユーザーにとっては、ヘルプトピックを検索して、それを読んでからアクションを実行するよりも、単にGUIをブラウズして何かを行う方法を見つけ出すほうが短時間ですむ場合もある。したがって、ユーザーはヘルプを最終手段としてしか使用しない傾向にある。
2. 今日のヘルプは、実用的ではない。つまり、ヘルプを使用して、ACWであれば可能なタスクの自動実行を行うことはできない。
ACWは、従来のヘルプコンテンツの実用性に欠けるという問題に対処する。ACWは一般に、どのような形態にせよ、ユーザーインターフェイスと対話し、基本的にユーザーのヘルプトピックを直接ユーザーインターフェイスに再生するためのコードを含んでいる。したがって、ACWがユーザーに代わってタスクを実行するためにユーザーインターフェイスと対話している間、さらにACWは対話に関する説明をユーザーに提供する。再生中、ACWは、ユーザーがユーザーインターフェイスと対話してファイル名などの特定の情報を入力できるようにすることができる。ACWは、たとえば、(特許文献1)において説明されている。
米国特許出願公開第2004/0130572号明細書
ACWは、ユーザーがタスクを自動的に実行させることができ、個々のステップの実行を監視することによりタスク自体がどのように実行するかを学習することができるという点で、非常に有用なツールである。しかし、たとえACWが自動的にタスクを実行する機能を備えたとしても、どのような機能が使用可能であるか分からないというユーザーの前述の問題は依然として解決されない。
本発明は、1つまたは複数の前述の問題へのソリューション、および/または従来技術に優るその他の利点を提供する。
ユーザーにそのグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)のブラウズ動作に基づいてタスクを提案するコンピュータ実行の方法が提供される。方法において、GUI要素は、たとえばGUI要素上ポインタをホバリングするユーザーに基づくなど、ユーザーのブラウズ動作に基づいて選択または識別される。選択されたGUI要素に基づいて、複数の自動的に実行可能な手順のヘルプトピックのサブセットが識別される。次に、自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの識別されたサブセットのリストがユーザーに表示される。リストをユーザーに表示する際、一部の実施形態においては、自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの名前が表示される。
ヘルプトピックの名前を表示するステップは、例示的な実施形態において、タスクの名前を表示するステップを備えることができる。ユーザーがタスクをクリックすると、アクティブコンテンツウィザード(ACW)が残りのステップのみを実行する。たとえば、Nという名前のタスクがあり、そのステップではツール、オプション、X、Y、Zの順にユーザーがクリックする必要があるとする。ユーザーがツールおよびオプションをすでに実行(クリック)してあり、リストにNの名前を見つけてこれをクリックする場合、ユーザーがすでに手順の最初の2つのステップを実行してあるので、ACWは単にX、Y、およびZをクリックするステップを実行するだけである。
本発明の実施形態を特徴付ける他の特徴および利点は、以下の詳細な説明および関連図を参照することによって明らかとなろう。
本発明は、ヘルプコンテンツまたはACWの助けにより実行できるタスクを発見する際にユーザーを支援するための方法、システム、および概念を含んでいる。本発明をさらに詳細に説明することに先立って、本発明を使用できる1つの例示的な環境について説明する。
I. 例示的な環境
図1は、本発明を実装できる適切なコンピューティング環境100の実施例を示している。コンピューティングシステム環境100は、適切なコンピューティング環境の一例に過ぎず、本発明の使用の範囲または機能にいかなる制限を提案することも意図するものではない。さらに、コンピューティング環境100は、例示的なオペレーティング環境100に示された1つのコンポーネントまたはその組み合わせに関して依存関係または要件を有するものと解釈すべきではない。
本発明は、数多くの他の一般的用途または特殊用途のコンピュータシステム環境または構成により動作可能である。本発明と共に使用するために最適な既知のコンピュータシステム、環境、および/または構成の例としては、パーソナルコンピュータ、サーバーコンピュータ、ハンドヘルドまたはラップトップ装置、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、セットトップボックス、プログラマブル家庭用電化製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、上記のシステムまたは装置のいずれかを含む分散コンピューティング環境などがあげられるが、これらに限定されることはない。
本発明は、コンピュータによって実行されるプログラムモジュールなど、コンピュータ実行可能命令の一般的なコンテキストに即して説明することができる。一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実行するかまたは特定の抽象データタイプを実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などが含まれる。本発明はさらに、タスクが通信ネットワークを通じてリンクされたリモート処理装置によって実行される分散コンピューティング環境においても実施することができる。分散コンピューティング環境において、プログラムモジュールは、メモリ記憶装置を含むローカルおよびリモートのコンピュータストレージ媒体に配置される。
図1を参照すると、本発明を実装するための例示的なシステムは、コンピュータ110の形態の汎用コンピュータ装置を含んでいる。コンピュータ110のコンポーネントは、処理装置120、システムメモリ130、およびシステムメモリを含むさまざまなシステムコンポーネントを処理装置120に接続するシステムバス121を含むことができるが、これらに限定されることはない。システムバス121は、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、およびさまざまなバスアーキテクチャのいずれかを使用するローカルバスを含む、任意のタイプのバス構造であってもよい。限定的ではなく例示的に、そのようなアーキテクチャには、業界標準アーキテクチャ(ISA)バス、マイクロチャネルアーキテクチャ(MCA)バス、Enhanced ISA(EISA)バス、Video Electronics Standards Association(VESA)ローカルバス、およびメザニンバスとも呼ばれるPeripheral Component Interconnect(PCI)バスが含まれている。
コンピュータ110は通常、各種のコンピュータ可読媒体を含んでいる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ110がアクセスでき、揮発性および不揮発性媒体、取り外し可能および固定式の媒体を含む任意の使用可能な媒体であってもよい。一例として、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を備えることができるが、これらに限定されることはない。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールおよびその他のデータなどの情報のストレージのための任意の方法または技術において実装された揮発性および不揮発性の、取り外し可能および固定式の媒体を含んでいる。コンピュータストレージ媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたはその他のメモリ技術、CD−ROM、DVD(デジタル多用途ディスク)またはその他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージまたはその他の磁気記憶装置、あるいは望ましい情報を格納するために使用することができ、コンピュータ110によってアクセスすることができる他の媒体を含んでいるが、これらに限定されることはない。通信媒体は通常、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、またはその他のデータを搬送波などの搬送メカニズムのような変調データ信号で組み入れ、任意の情報伝達媒体を含んでいる。「変調データ信号」という用語は、1つまたは複数の特性セットを備える信号、または信号の情報を符号化するような方法で変更された信号を意味する。たとえば、通信媒体は、有線ネットワークまたは直接配線接続のような有線媒体、および音響、RF、赤外線など無線媒体を含んでいるが、これらに限定されることはない。上記の任意の組み合わせも、コンピュータ可読媒体の範囲に含まれる。
システムメモリ130は、読み取り専用メモリ(ROM)131およびランダムアクセスメモリ(RAM)132のような揮発性メモリおよび/または不揮発性メモリの形態でコンピュータ記憶媒体を含んでいる。起動時などにコンピュータ110内の構成要素間の情報の転送を助ける基本ルーチンを含むBIOS(基本入出力システム)133は通常、ROM131に格納される。RAM132は通常、処理装置120によって即時アクセス可能および/または現在操作中のデータおよび/またはプログラムモジュールを含んでいる。限定的ではなく例示的に、図1では、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、その他のプログラムモジュール136、およびプログラムデータ137を示している。
コンピュータ110は、他の取り外し可能/固定式、揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体を含めることもできる。ほんの一例として、図1では、固定の不揮発性磁気媒体との間の読み取りまたは書き込みを行うハードディスクドライブ141、取り外し可能の不揮発性磁気ディスク152との間の読み取りまたは書き込みを行う磁気ディスクドライブ151、およびCD−ROMその他の光媒体などの取り外し可能の不揮発性光ディスク156との間の読み取りまたは書き込みを行う光ディスクドライブ155を示している。例示的なオペレーティング環境において使用することができる他の取り外し可能/固定、揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体は、磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、DVD(デジタル多用途ディスク)、デジタルビデオテープ、ソリッドステートRAM、ソリッドステートROMなどを含むが、これらに限定されることはない。ハードディスクドライブ141は通常、インターフェース140などの固定式メモリインターフェースを通じてシステムバス121に接続され、磁気ディスクドライブ151および光ディスクドライブ155は通常、インターフェース150などの取り外し可能メモリインターフェースによってシステムバス121に接続される。
図1に示されている前述のドライブおよびその関連するコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ110のコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、およびその他のデータのストレージを提供する。たとえば、図1において、ハードディスクドライブ141は、オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、その他のプログラムモジュール146、およびプログラムデータ147を格納するように示されている。これらのコンポーネントは、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、その他のプログラムモジュール136、およびプログラムデータ137と同じにすることも、または異なるものにすることもできることに留意されたい。オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、その他のプログラムモジュール146、およびプログラムデータ147は、少なくともそれらが異なるコピーであることを示すために本明細書において異なる番号を付けてある。
ユーザーは、キーボード162、マイクロフォン163、およびマウス、トラックボールまたはタッチパッドなどのポインティングデバイス161などの入力装置を介してコンピュータ110にコマンドおよび情報を入力することができる。他の入力装置(図示せず)としては、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星放送用パラボラアンテナ、スキャナなどを含むことができる。上記およびその他の入力装置は、システムバスに接続されているユーザー入力インターフェース160を介して処理装置120に接続されることが多いが、パラレルポート、ゲームポート、またはユニバーサルシリアルバス(USB)など他のインターフェースおよびバス構造によって接続することもできる。モニタ191またはその他の種類の表示装置も、ビデオインターフェース190などのインターフェースを介してシステムバス121に接続することができる。モニタに加えて、コンピュータは、出力周辺インターフェース195を介して接続できるスピーカ197およびプリンタ196などの他の周辺出力装置を含むこともできる。
コンピュータ110は、リモートコンピュータ180など、1つまたは複数のリモートコンピュータへの論理接続を使用するネットワーク化された環境において動作することができる。リモートコンピュータ180は、パーソナルコンピュータ、ハンドヘルド装置、サーバー、ルーター、ネットワークPC、ピアデバイスまたはその他の共通ネットワークノードなどであってもよく、通常はコンピュータ110に関連して上述されている要素の多くまたはすべてを含んでいる。図1に示されている論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)171およびワイドエリアネットワーク(WAN)173を含んでいるが、他のネットワークを含むこともできる。そのようなネットワーク環境は、オフィス、企業規模のコンピュータネットワーク、イントラネット、およびインターネットで一般化している。
LANネットワーク環境に使用される場合、コンピュータ110はネットワークインターフェースまたはアダプタ170を介してLAN171に接続される。WANネットワーク環境に使用される場合、コンピュータ110は通常、モデム172またはインターネットなどのWAN173にわたる通信を確立するための他の手段を含んでいる。モデム172は、内蔵または外付けであってもよく、ユーザー入力インターフェース160または他の適切なメカニズムを介してシステムバス121に接続することができる。ネットワーク化された環境において、コンピュータ110に関連して示されるプログラムモジュール、またはその部分は、リモート記憶装置に格納することもできる。限定的ではなく例示的に、図1では、リモートアプリケーションプログラム185をリモートコンピュータ180に常駐するものとして示している。示されているネットワーク接続が例示的なものであり、コンピュータ間の通信リンクを確立する他の手段も使用できることを理解されたい。
II.「What can I do now?」の方法、システム、および概念
本発明は、ユーザーがGUIを持つコンテキストのヘルプをブラウズできるようにするユーザー支援を提示する軽量ソリューションを含んでいる。このソリューションは、たとえば以下の実施形態において説明されているように、方法およびシステムにおいて具現される。このソリューションは、本明細書において「What can I do now?」と呼ばれるが、これはヘルプにアクセスする一手段としてGUIのウィジェットを使用する。このことは、ACW技術と共に、ヘルプをコンテキストに沿った実用的なものにする。これ以降ウィジェットは、タブ、ボタン、スライドバー、アイコン、選択可能メニュー項目、チェックボックス、テキストボックス、さらにクリックしたり、タイプしたり、または選択および操作してタスクを実行することができるその他のUI要素のようなUI制御要素を示す。
本発明によって提供されるソリューションは、手順のヘルプトピックを取り出してそれらをGUIにマップするデータ構想を構築する。このデータ構造を使用することで、ユーザーのUIブラウスエクスペリエンスを大幅に改善することができる。このデータ構造を使用すると、以下の利点を得ることができる。
エンドユーザーの場合:
・ ブラウズ中に行えるタスクのリストを表示する。
・ ユーザーが知らなかった関連する(ユーザーにとって)興味深い機能について学習する。
・ 多くのステップを備えるアクションをさらに効率的に実行する。
プロダクトチームの場合:
・ 本発明は実装が困難ではなく、制作コストの増大をほとんどゼロに抑える。
・ 本発明は、十分に縮小され、エンドユーザーに予測可能な感触でありながら、パワフルなソリューションを提供する。
提案されるソリューション「What can I do now?」は、以下のような疑問を抱くアプリケーションのエンドユーザーを支援する。
1. このUIウィジェットで何ができるか?
2. アプリケーションにはどのような興味深い機能があるか?
複雑なGUIアプリケーションにおいて、ユーザーは、アプリケーションの機能を見い出すために悪戦苦闘している。たとえばMicrosoft Office(登録商標)において、GUIが飽和状態であるために、新しい機能を追加することは非常に困難である。実際、Microsoft Office(登録商標)で最もよく要求される機能トップ10はすでに存在するが、ユーザーはこれらについて知らない。本発明は、GUIアプリケーションにおける機能の発見可能性を向上または増大させる。さらに本発明は、アプリケーションのユーザーがタスクを開始して作業を終了できる極めて有用な方法を提供する。ユーザーは、アプリケーションで興味深いタスクをブラウズして、それらを開始することができる。
現在、ユーザーがGUIを使用して何かを達成する方法を見い出すことができない場合には、コンテキストをヘルプの場所に切り替えざるを得ない。「what can I do now?」は、ユーザーにとって理解しやすく、UIをブラウズするコンテキストに沿った言語で支援を提供するような状況において、より優れたUIブラウジングエクスペリエンスである。さらに、「what can I do now?」は極めて軽量のソリューションであり、アプリケーションが出荷された後に最新のヘルプトピックおよびその他の変更を提示するようにアップデートすることができる。「what can I do now?」を使用して、従来のヘルプトピックおよびアクティブコンテンツウィザード(ACW)実行可能ヘルプトピックをリストして開始することができる。
ACWおよびACW技術については、たとえば、(特許文献1)において説明されている。要約すると、ACW技術により、アプリケーション制作者は実行可能ヘルプトピックを作成することができる。アクティブコンテンツウィザードは、各UI要素に関するUI自動化情報を手順に格納する。記録されたスクリプトはACWランタイムエンジンによって再生することができ、タスクを完了する方法またはユーザーに代わってタスクを自動的に完了する方法のいずれかをユーザーに表示する。さらに、これらの記録されたスクリプトには、ヘルプトピック/ACWスクリプトがコンテキストを認識するように、状態情報の注釈を付けることができる(SKU、ドメイン対ワークグループ、コンピュータがインターネットに接続されているかどうか、コンピュータに開いた文書があるか、など)。
通常のACW手順ヘルプトピックは、GUIに対するアクションを実行するステップを含んでいる。たとえば、Microsoft Wordでセキュリティ設定を高に設定するACWスクリプトは、[ツール]ボタンをクリックし、[オプション]をクリックし、[セキュリティ]タブを選択し、[マクロのセキュリティ]タブをクリックし、[セキュリティレベル]タブを選択して、[高(H)]のチェックボックスをオンにすることになる。ここで唯一の有用なアクションは、最後のチェックボックスをオンにすることであるが、引き続きユーザーはそこに至るために他のすべてのステップを実行する必要がある。これは、ナビゲーションのみのために多数のUI要素がある複雑なアプリケーションに特有のものである。
本発明の例示的な実施形態によれば、各UI要素またはウィジェットはグラフ内のノードとして定義される。各ノードは、2つのUI要素が連続しているACWヘルプトピック(または従来のヘルプトピック)にステップがある場合、別のノードに接続される。したがって、前述のセキュリティの例において、ツールノードからオプションノードにエッジが追加される(手順には[ツール]メニューをクリックし、続いて[オプション]サブメニューが開くステップがあるため)。このグラフの終点は、手順の最終ノードである。実際に値を設定するチェックボックス、値が格納されるテキストボックス、選択が実際に確定されるボタンがある。端末ノードは、手順ヘルプトピックにおける最終ステップに対応する。
そのようなすべての手順ヘルプトピックを結合して、グラフを生成することができる。1つの実施例において、Microsoft Wordのそのようなグラフの抜粋は、図2に示されているグラフ200に図示されるようなものになる。グラフ200において、各ボックスまたはノードはUI要素を表している。たとえば、ツールノード202は、UIツールバー上の「ツール」UI要素を表している。かっこ内の数値は、このノードから到達できるタスクの数である。一例として、ツールノード202の場合は、そのノードから到達できる134のタスクとして示されている。任意のボックスまたはノードの下のリーフノードは、データ構造を生成するために使用された手順ヘルプタスクである。たとえば、「General」とラベル付けされたノード206の下の「Save smart tags in e−mail」とラベル付けされたリーフノード208は、ノード208から連続してアクセス可能な手順ヘルプタスクである(「General」とラベル付けされたUI要素を表す)。
2つのUI要素が連続してアクセスされるヘルプトピックのステップがある場合にノードが接続されるグラフ生成プロセスのもう1つの例として、上記のセキュリティの例の場合は、エッジ203がツールノード202とオプションノード204の間に追加されること(手順には[ツール]メニューをクリックし、続いて[オプション]サブメニューが開くステップがあるため)に留意されたい。エッジは、ACWヘルプトピックのすべてのステップに対して同様に追加され、グラフ200が構築される。
グラフデータ構造は、ACWスクリプトファイルを解析して結合することにより、プログラムで構築することができる。これには、アプリケーション制作者からの特別な努力は必要としない。アプリケーション制作者はACWスクリプトを作成するだけで、グラフはコーパスから構築される。図3は、これらのタイプのグラフデータ構造を生成するためのシステムおよびコンポーネントを示している。図3に示されるように、解析/結合コンポーネント302は、ACWスクリプトコーパス304にアクセスする。コーパス304を使用して、グラフデータ構造300は、特性(たとえば、ノードの接続、リーフノードの識別など)を備え、前述の方法で作成される。グラフデータ構造300は、図2に示されるグラフ200のようなグラフを表すデータ構造を一般的および図式的に示すことが意図されている。解析/結合コンポーネント302は単一のコンポーネントとして示されているが、図式的に表すことが意図された他の実施形態において、別個の解析コンポーネントおよび結合コンポーネントが使用される。これらの実施形態において、解析コンポーネントは、ACWスクリプトコーパス304内のACWスクリプトを解析して、ACWヘルプトピック内のさまざまなステップ(および対応するノード)を識別する。次に、別個の結合コンポーネントは、さまざまな解析を結合してグラフデータ構造300を生成する。
What can I do now?(今、何をすることができるか?)
グラフデータ構造200/300がいったん作成されると、各々のリーフノードはユーザーが関心をもつ可能性のある機能を表す。したがって、ユーザーがGUIをブラウズしている場合、たとえばMicrosoft Wordのメニュー項目[検索]の上をホバリングする場合、そのUI要素を使用して達成できるすべてのタスクを自動的に表示することができる。これを行うために、ユーザーには、グラフ内のそのノードの下にある([検索]UI要素に対応する)リーフノードに関連付けられているすべてのUI要素(または対応する説明)が表示される。効果的に、これはブラウズをさらにいっそう有用なものにする。ユーザーは、単に「検索」という語を見るのではなく、「所定の語と発音が似ている語を検索」、「ワイルドカードを使用してテキストを検索」、「所定の語のすべての語形を検出」などを見ることができるからである。
ここで図4を参照すると、最初に図2で示されているグラフ200のコンテキストにおける例が示されている。本発明の一部の実施形態によれば、ユーザーがUI要素またはウィジェット「E−mail Options」402上でホバリングする(すなわち、GUIポインタを合わせる)場合(ホバリングは404において図式的に表されている)、グラフ200はUI要素によって達成できることを容易に導き出せるようにする。本発明のシステムおよび方法は、この内部データ構造を使用して、有用なリストをユーザーに提示する。たとえば、グラフ200によって表されるグラフデータ構造を使用すると、その結果それぞれリーフノード407、409、411、413、415、および417に関連付けられているテキスト説明406、408、410、412、414、および416がユーザーに表示されるようになる。
ここで図5に示されているスクリーンショットを参照すると、もう1つの例が提供されるが、今回は生成されたGUI500の観点から本発明の実施形態を表している。図5に含まれているスクリーンショットは、([ツール]項目または要素501のクリックに応じて)[ツール]ドロップダウンメニュー502を表示したMicrosoft Wordアプリケーションを示している。ポインタ504がユーザーによって[AutoCorrect Option(オートコレクトのオプション)]メニュー項目506上に合わせるように制御されると、GUI生成エンジンまたはコンポーネントは「What can I do now?」ウィンドウ508を生成する。ウィンドウ508は、このメニュー項目を使用する手順を(リスト510に)表示する。これらの手順は、図2および図4で示されているものと類似したグラフデータ構造の、AutoCorrect Optionsノードの下にある、リーフノードに対応するテキスト説明である。ユーザーがウィンドウ508のリスト510から手順の1つをクリックして選択すると、それはACWスクリプトとして実装されている場合は実行する。一部の実施形態において、「What can I do now?」ウィンドウ508からは、検索関数(search function)およびGUI検索ウィンドウ512を使用して手順の検索を行うことも、あるいはGUI要素または項目514をクリックして手順の目次を表示することもできる。
本発明の「What can I do now?」の概念は、ユーザーが一部のタスクを完了する方法にあまり確信がない場合、あるいはアプリケーションで提供されている機能を習得しようとしている場合に極めて効果的である。行っている内容をユーザーがすでに分かっている場合、これは注意をそらす可能性があるので、容易にオフにすることができる。
条件
多くの手順には前提条件がある。たとえば、ユーザーが日本語パックをインストールしていない場合、手順「Add emphasis to Japanese characters(和文を強調)」は意味をなさない。データ構造に対応するグラフは、前提条件が真である(または満足された)手順またはタスクだけが表示されるように構築することができる。
文書コンテキストに基づく手順
多くの手順では、スロットが埋められる必要がある。たとえば、「Split cells in a table(テーブル内のセルを分割)」を実行するために、ユーザーはテーブル内のセルを選択する必要がある。この情報は、ユーザーアクションとしてACWスクリプトの一部として書くことができる。(たとえば、ステップ1:分割するセルを選択する。ステップ2:テーブルをクリックし、[セルを分割]をクリックする)。したがって、ユーザーが、タスクに対するスロット値である文書内のオブジェクトを選択すると、「What can I do now?」はオブジェクトをスロットとして受け入れるタスクを表示することができる。たとえば、カーソルがテーブルセル内にある場合、「What can I do now?」はタスク「Split cells in a table(テーブル内のセルを分割)」、「Format the table(テーブルをフォーマット)」などのタスクを表示することができる。さらに本発明の「What can I do now?」の概念に条件を課す例がある。
ここで図6に示されているスクリーンショットを参照すると、もう1つの例が提供されるが、今回は生成されたGUI600の観点から本発明の実施形態を表している。図6は、本発明の方法、システム、および概念に条件を課すことのできる方法の例を示している。「What can I do now?」は、UIを探索しながらメニュー上でホバリングするユーザーに反応する場合とほぼ同じように、テキストの選択、行またはテーブルの選択などの文書の条件に反応することができる。図6において図示されているように、選択されたテキスト602が示されている。テキストが選択されたこと、および/または選択されたテキストの特性(フォーマット設定など)に基づいて、GUI生成エンジンまたはコンポーネントは、選択されたテキストに対して実行できる手順を含む(リスト610)「What can I do now?」ウィンドウ608を生成する。
図7は、本発明の方法および概念を実装するように構成されたシステム700を示すブロック図である。コンピュータシステム700は、グラフデータ構造300およびACWスクリプトコーパス304を使用して前述のユーザー入力に基づきGUIの「What can I do now?」部分708(たとえば図5および図6に示されている例)をレンダリングする「What can I do now?」レンダリングエンジンまたはコンポーネント704を含んでいる。オプションで、前述の1つまたは複数の前提条件に基づいて実行できるタスクを判定するために、条件判定コンポーネント706をシステム700に含めることができる。GUIレンダリングエンジン704はさらに、GUIの残りの部分もレンダリングできるが、この態様は説明を簡略化するために図7では省略されている。さらに「What can I do now?」のGUI708経由のユーザー入力に基づいて、ACWランタイムエンジンまたはコンポーネント710は、コーパス304から対応するACWスクリプトを実行する。システム700は、本発明の1つの例示的な実施形態に過ぎず、本発明をこの特定の実施形態に限定するものとではないことに留意されたい。たとえば、ACWスクリプトコーパス304およびグラフデータ構造300は、アプリケーションプログラム702に含まれているように示されているが、必ずしもそのようである必要はなく、これらのいずれかまたは両方が関連するアプリケーションプログラムから分離していてもよい。
要約すると、「What can I do now?」技術、つまりグラフデータ構造は、作成されたACWスクリプトの一部または全体の逆マッピングを含んでいる。通常、ACWスクリプトは以下のものを含んでいる。
1. 条件
2. GUI経由のパス
3. ユーザーが何らかの値を入力する必要のあるスロット
4. ユーザーが画面上の何か(たとえば、テーブル、リスト、テキスト、イメージ、スプレッドシートのセル、列など)を選択する必要のあるスロット
グラフは、以下の場合に必ずGUIがスクリプトタイトルを表示するように構築することができる。
・ すべての前提条件が満たされ、ユーザーがACWスクリプトに略述されたパスに沿ってUI要素のうちの1つでホバリングしている。または、
・ すべての前提条件が満たされ、ユーザーがACWスクリプトの有効なスロット値である画面上の何かを選択した。
前述の一般概念に対する他の拡張機能についても、本発明の範囲内で検討される。たとえば、所定のコンテキストに可能/使用可能なタスク、つまりメニュー選択の関連度ランク付けを提供するために、機械学習技法を使用することができる。これにより、ランク付けされたタスクのリストがユーザーに提示されるようになり、ユーザーのGUIブラウジングエクスペリエンスをさらに効率的にすることができる。
さらに、アプリケーションがどのように使用されているかを理解するためにユーザーによって使用されるタスクに関して、フィードバックを装備して収集するためのシステムが、本発明で採用され、人々が実際に行った手順を折り返し報告してパターンの識別を試みることができる。次に、収集された使用法データに基づいて学習した後、たとえば「封筒を印刷した人々はメールマージも行った」または「シートあたり多数ページを印刷した人々は両面印刷も行い、ある種のページ番号付けを設定した」などと知らせることで、インテリジェントな方法でタスクを提案することができる。
ここで図8を参照すると、ユーザーにそのGUIのブラウズ動作に基づいてタスクを提案する一般的な方法を説明する流れ図800が示されている。ステップ805において示されているように、方法は、ユーザーのブラウズ動作に基づいてGUIの部分を選択するステップを含んでいる。前述のように、これは、(たとえば、UI要素上のホバリングを介する)GUI制御要素の選択、または(たとえばテキストをハイライト表示するようにポインタを制御することによる)GUI上のテキストの選択、またはその他のタイプの選択であってもよい。次に、ステップ810において示されているように、方法は、使用可能な自動的に実行可能な手順ヘルプトピック(たとえばACWスクリプトまたはファイル)のサブセットを、GUIの選択部分の関数として識別するステップを含んでいる。前述のように、このステップは、図2および図4に示されているもののようなグラフデータ構造を使用して実行される。次に、ステップ815において示されているように、自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの識別されたサブセットのリストがユーザーに表示される。表示された自動的に実行可能な手順ヘルプトピックのうちの1つを選択することにより、その手順ヘルプトピックが実行される。
図8に示されている方法のステップは、具体的な実施形態において、図2〜図7を参照して上述されているようにすることができる。たとえば、ステップ810は、選択されたGUI要素に対応するグラフデータ構造内のノードを識別するサブステップ、およびグラフデータ構造内のノードから分岐上の端末リーフノードを識別し、端末リーフノードが手順ヘルプトピック内の最終ステップに対応しているステップを含むことができる。ステップ815は次に、識別された端末リーフノードに対応する手順ヘルプトピックの名前を表示するステップを含むことができる。さらに、図5を参照して上述されているように、名前は検索関数GUI要素と共に表示され、ユーザーが検索関数を使用して、または目次GUI要素でリストを検索できるようにすることができる。
方法はさらに、上述された、個々の自動的に実行可能な手順ヘルプトピックに関連付けられている前提条件が満足されたかどうかを判別するステップと、個々の手順ヘルプトピックに関連付けられている前提条件が満足されたかどうかの関数としてリストを表示するステップも含むことができる。これらの前提条件は、たとえば文書コンテキストを基にすることができる。さらに、ヘルプトピックのリストは、たとえばユーザーが行った最新のアクションに基づいてヘルプトピックをソートすることによって、ユーザーの過去のブラウズ動作の関数として表示することができる。
本発明は、特定の実施形態を参照して説明してきたが、本発明の精神および範囲を逸脱することなく形態および詳細に変更を加えることができることが、当業者には明らかとなろう。
本発明を使用することができる1つの例示的な環境を示すブロック図である。 本発明の一部の実施形態において使用されるデータ構造をグラフで図示するスクリーンショットである。 図2のグラフによって表されるグラフデータ構造を生成するためのシステムを示すブロック図である。 図2に示されるデータ構造をグラフで図示し、本発明の実施形態のさらなる態様を示すもう1つのスクリーンショットである。 本発明の実施形態によるグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)のスクリーンショットを示す図である。 本発明の実施形態によるグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)のスクリーンショットを示す図である。 本発明の1つの実施形態によるシステムを示すブロック図である。 本発明の1つの実施形態による方法を示す流れ図である。
符号の説明
130 システムメモリ
134 オペレーティングシステム
135 アプリケーションプログラム
136 その他のプログラムモジュール
137 プログラムデータ
120 処理装置
190 ビデオインターフェース
195 出力周辺インターフェース
191 モニタ
196 プリンタ
197 スピーカ
140 固定式不揮発性メモリインターフェース
150 取り外し可能不揮発性メモリインターフェース
160 ユーザー入力インターフェース
170 ネットワークインターフェース
171 ローカルエリアネットワーク
144 オペレーティングシステム
145 アプリケーションプログラム
146 その他のプログラムモジュール
147 プログラムデータ
172 モデム
173 ワイドエリアネットワーク
180 リモートコンピュータ
162 キーボード
161 ポインティングデバイス
163 マイクロフォン
185 リモートアプリケーションプログラム

Claims (20)

  1. ユーザーにそのグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)のブラウズ動作に基づいてタスクを提案するコンピュータ実行の方法であって、
    前記ユーザーのブラウズ動作に基づいてGUI要素を選択するステップと、
    前記選択されたGUI要素の関数として複数の自動的に実行可能な手順ヘルプトピックのサブセットを識別するステップと、
    自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記識別されたサブセットのリストを表示するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記選択されたGUI要素の関数として前記複数の自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記サブセットを識別するステップは、グラフデータ構造を使用して前記複数の手順ヘルプトピックの前記サブセットを識別するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ実行の方法。
  3. 前記グラフデータ構造を使用して前記複数の手順ヘルプトピックの前記サブセットを識別するステップは、
    前記選択されたGUI要素に対応する前記グラフデータ構造のノードを識別するステップと、
    前記選択されたGUI要素に対応する前記グラフデータ構造内の前記ノードから分岐上の端末リーフノードを識別するステップであって、前記端末リーフノードは手順ヘルプトピック内の最終ステップに対応するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のコンピュータ実行の方法。
  4. 自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記識別されたサブセットの前記リストを表示するステップは、前記識別された端末リーフノードに対応する前記手順ヘルプトピックの名前を表示するステップをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のコンピュータ実行の方法。
  5. 前記選択されたGUI要素の関数として前記複数の自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記サブセットを識別するステップは、前記選択されたGUI要素の関数として複数のアクティブコンテンツウィザードのサブセットを識別するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ実行の方法。
  6. 自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの個々の前記識別されたサブセットに関連付けられている前提条件が満足されたかどうか判別するステップをさらに備え、自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記識別されたサブセットの前記リストを表示する前記ステップは、自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの個々の前記識別されたサブセットに関連付けられている前記前提条件が満足されたかどうかの関数として実行されることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ実行の方法。
  7. 自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記識別されたサブセットの前記リストを表示する前記ステップは、前記ユーザーの過去のブラウズ動作の関数として前記リストを表示するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ実行の方法。
  8. 請求項1に記載の方法の前記ステップを実装するためのコンピュータ実行可能命令を格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  9. ユーザーにそのグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)のブラウズ動作に基づいてタスクを提案するコンピュータ実行の方法であって、
    前記ユーザーのブラウズ動作に基づいて前記GUIの部分を選択するステップと、
    前記GUIの前記選択された部分の関数として複数の自動的に実行可能な手順ヘルプトピックのサブセットを識別するステップと、
    自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記識別されたサブセットのリストを表示するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  10. 前記GUIの前記選択された部分の関数として前記複数の自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記サブセットを識別するステップは、グラフデータ構造を使用して前記複数の手順ヘルプトピックの前記サブセットを識別するステップをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ実行の方法。
  11. 前記ユーザーのブラウズ動作に基づいて前記GUIの前記部分を選択するステップは前記GUI上のテキストまたは他の可視オブジェクトを選択するステップをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載のコンピュータ実行の方法。
  12. 前記ユーザーのブラウズ動作に基づいて前記GUIの前記部分を選択するステップはGUI要素を選択するステップをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載のコンピュータ実行の方法。
  13. 前記グラフデータ構造を使用して前記複数の手順ヘルプトピックの前記サブセットを識別するステップは、
    前記選択されたGUI要素に対応する前記グラフデータ構造のノードを識別するステップと、
    前記選択されたGUI要素に対応する前記グラフデータ構造内の前記ノードから分岐上の端末リーフノードを識別するステップであって、前記端末リーフノードは手順ヘルプトピック内の最終ステップに対応するステップと
    をさらに備え、
    自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記識別されたサブセットの前記リストを表示するステップは、前記識別された端末リーフノードに対応する前記手順ヘルプトピックの名前を表示するステップをさらに備えることを特徴とする請求項12に記載のコンピュータ実行の方法。
  14. 前記GUIの前記選択された部分の関数として前記複数の自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記サブセットを識別するステップは、前記選択されたGUI要素の関数として複数のアクティブコンテンツウィザードのサブセットを識別するステップをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ実行の方法。
  15. 自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記識別されたサブセットの前記リストを表示するステップは、前記ユーザーが検索関数を使用して前記リストを検索できるようにするために前記リストと共に検索関数GUI要素を表示するステップをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ実行の方法。
  16. 自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの個々の前記識別されたサブセットに関連付けられている前提条件が満足されたかどうか判別するステップをさらに備え、自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記識別されたサブセットの前記リストを表示する前記ステップは、自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの個々の前記識別されたサブセットに関連付けられている前記前提条件が満足されたかどうかの関数として実行されることを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ実行の方法。
  17. 前記GUIの前記選択された部分の関数として前記複数の自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記サブセットを識別するステップは、文書コンテキストに基づいて前記複数の自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記サブセットを識別するステップをさらに備えることを特徴とする請求項16に記載のコンピュータ実行の方法。
  18. 自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記識別されたサブセットの前記リストを表示する前記ステップは、前記ユーザーの過去のブラウズ動作の関数として前記リストを表示するステップをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ実行の方法。
  19. 自動的に実行可能な手順ヘルプトピックの前記識別されたサブセットの前記リストを表示するステップは、前記ユーザーが前記リストの目次を表示できるようにするために前記リストと共に目次ソート関数GUI要素を表示するステップをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ実行の方法。
  20. 請求項9に記載の方法の前記ステップを実装するためのコンピュータ実行可能命令を格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
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