JP3634199B2 - 電子文書作成支援装置,及び、電子文書作成支援用データ及び電子文書作成支援プログラムを格納したコンピュータ可読媒体 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、オペレータが容易にその電子文書を作成できる環境を提供する電子文書作成支援装置,コンピュータを上記電子文書作成支援装置として機能させる電子文書作成支援データコンポーネント及びプログラムを格納したコンピュータ可読媒体,及び、この電子文書作成支援データコンポーネントを作成できる環境を提供する電子文書作成支援データコンポーネント作成装置に、関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種の電子文書がコンピュータを用いて作成されている。例えば、文字がそのまま印刷等されて人に読まれることを目的としたワープロ文書や表計算文書,コンパイラによって解読されてオブジェクトコードのプログラムへコンパイルされるソースプログラムやJava等のオブジェクト指向プログラムのクラス定義書,等が、電子文書として、コンピュータを用いて作成されている。
【0003】
このような電子文書を作成する際に、それを零から新規作成するのは、大変な作業である。従って、過去において作成された同一種類の電子文書の具体的表現が変数等を用いて一般化されてなる「雛形文書」を予め用意しておき、この「雛形文書」の一般的表現を具体的表現に変更したり適宜表現を加除することによって新たな電子文書を作成する手法が、広く採用されている。
【0004】
この場合、例えば、コンパイラプログラムによって解読される電子文書の場合には、「雛形文書」としての電子文書内の個々の表現が夫々何を示しているかは、オペレータにとって直ちに理解できるものではない。同様に、人によって読まれることを目的に作成される電子文書の場合であっても、その内容が高度且つ複雑であれば、その内容はオペレータによって直ちには理解し難いものとなる。
【0005】
そのため、従来の「雛形文書」には、その「雛形文書」と同種の電子文書の意義やその作成の仕方,その「雛形文書」内の個々の表現が何を意味しているか,等を示すコメント文が、コンパイラやオペレータによって本文から識別され得る形態で、書き込まれていた。そして、この「雛形文書」を元に具体的電子文書を作成しようとするオペレータは、ワープロ画面やエディタ画面に「雛形文書」の本文とともに表示されるこれらコメント文を参照しながら(また、ワープロ文書や表計算の場合には参照済のコメント文を削除しながら)、目的とする具体的電子文書を比較的容易に作成することができたのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、ある種の電子文書は、個々に具体値が設定される必須項目を含んでいるが、たとえその旨が「雛形文書」のコメント文に記載されていても、コメント文を参照するか否か,及び、コメント文に従うか否かは、オペレータ次第である。従って、このような場合に、オペレータが「雛形文書」のコメント文に従ってその必須項目に具体値を設定する保証は、ない。
【0009】
本発明は、雛形文書中の必須項目をオペレータに対して強制的に入力させることができる電子文書作成支援装置,コンピュータをこのような電子文書作成支援装置として機能させる電子文書作成支援データコンポーネント及びプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体,及び、この電子文書作成支援データコンポーネントを作成する電子文書作成支援データコンポーネント作成装置の提供を、課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
【0018】
本発明による電子文書作成支援装置は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
【0019】
即ち、請求項1記載の発明は、複数の入力項目を有する電子文書の雛形と、当該電子文書の雛形中の特定入力項目への文字列の設定を支援するために当該文字列を入力させる入力画面を規定した項目入力支援データと、当該電子文書の雛形と当該項目入力支援データとを特定する情報を含む雛形特定データとを記憶する記憶手段と、前記電子文書の雛形を編集する電子文書編集手段と、前記電子文書編集手段によって電子文書の編集をするときには、前記雛形特定データを読み出し、読み出した雛形特定データによって特定された電子文書の雛形と項目入力支援データとを読み出し、読み出した当該電子文書の雛形に対応する項目入力支援データに従って、この項目入力支援データが規定する画面を介してオペレータに文字列を入力させるための入力支援処理を起動し、この項目入力支援処理に従って、前記画面毎に当該電子文書中の前記特定入力項目に対する文字列の入力をオペレータに促してから、前記電子文書編集手段に対して、当該電子文書の雛形に前記オペレータによって入力された文字列を設定させる手段とを、有することを特徴とする。
【0021】
請求項2記載の発明は、請求項1の記憶手段には、前記電子文書の雛形,前記項目入力支援データ及び前記雛形特定データの組が複数格納されているこ
とで、特定したものである。
【0022】
請求項3記載の発明は、請求項2の電子文書の種類が互いに異なることで、特定したものである。
【0025】
請求項5記載の発明は、コンピュータを、複数の入力項目を有する電子文書の雛形と、当該電子文書の雛形中の特定入力項目への文字列の設定を支援するために当該文字列を入力させる入力画面を規定した項目入力支援データと、当該電子文書の雛形と当該項目入力支援データを特定する情報を含む雛形特定データとを記憶する記憶手段、前記電子文書の雛形を編集する電子文書編集手段、及び、前記電子文書編集手段によって電子文書の編集をするときには、前記雛形特定データを読み出し、読み出した雛形特定データによって特定された電子文書の雛形と項目入力支援データとを読み出し、読み出した当該電子文書の雛形に対応する項目入力支援データに従って、この項目入力支援データが規定する画面を介してオペレータに文字列を入力させるための入力支援処理を起動し、この項目入力支援処理に従って、前記画面毎に当該電子文書中の前記特定入力項目に対する文字列の入力をオペレータに促してから、前記電子文書編集手段に対して、当該電子文書の雛形に前記オペレータによって入力された文字列を設定させる手段、として機能させるための電子文書作成支援プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体である。
【0029】
請求項6記載の発明は、複数の入力項目を有する電子文書の雛形と、当該電子文書の雛形中の特定入力項目への文字列の設定を支援するために当該文字列を入力させる入力画面を規定した項目入力支援データと、当該電子文書の雛形と当該項目入力支援データとを特定する情報を含む雛形特定データとを記憶する記憶手段と、電子文書の雛形の作成が要求された場合、前記電子文書の雛形を作成する手段と、項目入力支援データの作成が要求された場合、前記項目入力支援データを作成する手段と、雛形特定データの作成が要求された場合、前記作成された電子文書の雛形と前記作成された項目入力支援データを特定する情報を含む雛形特定データを作成する手段とを、有することを特徴とする。
【0032】
請求項8記載の発明は、請求項7の電子文書の種類が互いに異なることで、特定したものである。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0036】
以下に説明される本発明の実施形態においては、個々の雛形文書(電子文書の雛形)は、その解説を記載したヘルプファイル(解説文データ),及び、その必須項目をオペレータに対して強制的に入力させるウィザード(専用に作成された固有ウィザードプログラム又は汎用ウィザード用画面定義スクリプトファイル,即ち、項目入力支援データ)に関連付けられている。このようにして互いに関連付けられた雛形文書,ヘルプファイル及びウィザードの組は、以下の実施形態において「コンポーネント(電子文書作成支援データコンポーネント)」と称され、論理的に一体のものとして扱われる。そして、このコンポーネントを関連付けるファイルが、以下に説明される「コンポーネント情報ファイル(雛形特定データ)」である。
<電子文書作成支援システムの構成>
本発明が適用されるコンピュータシステムである電子文書作成支援システムは、図2に示されるように、コンポーネントを作成するとともにこのコンポーネントをフロッピーディスク(FD)3に格納したりネットワーク(NW)4を介して送信するコンポーネント作成用コンピュータ(電子文書作成支援データコンポーネント作成装置)1,フロッピーディスク3からコンポーネントを読み出したりネットワーク4を介してコンポーネントを受信するとともにコンポーネントを用いた電子文書の作成を行う電子文書作成用コンピュータ(電子文書作成支援装置)2,及び、ネットワーク4に接続されたHTMLサーバ5から、構成される。
【0037】
これらのうち、HTMLサーバ5は、TCP/IPプロトコルに従ってデータ通信を行うインターネットサーバであり、コンポーネント作成用コンピュータ1によって作成された各コンポーネント(雛形文書)の説明文を夫々のURLに対応付けられたHTML文書としてハードディスク(HDD)6内に格納している。そして、HTMLサーバ5は、ハードディスク6内に格納されている何れかのHTML文書に対応したURLを電子文書作成用コンピュータ2が通知してくると、そのURLに対応したHTML文書を電子文書作成用コンピュータ2へ送信する。なお、HTMLサーバ5のハードディスク6内に格納されているHTML文書(説明文)は、一旦コンポーネント(雛形文書)が作成された後においても、内容が相対的に古くなる毎に、随時更新される。
【0038】
以下、本実施形態の電子文書作成支援システムにおけるコンポーネント作成用コンピュータ1及び電子文書作成用コンピュータ2の具体的構成を、夫々、詳細に説明する。
<コンポーネント作成用コンピュータ>
[ハードウェア構成]
コンポーネント作成用コンピュータ1は、図2に示すように、バスBを介して互いに接続されたCPU10,RAM11,フロッピーディスクドライブ(FDD)12,モデム13,ディスプレイ14,ハードディスク(HDD)15,インターフェース16,17と、一方のインターフェース16に接続されたキーボード18と、他方のインターフェース17に接続されたマウス19とから、構成されている。
【0039】
これらのうち、ハードディスク15は、図3に示される各種プログラム(オペレーティングシステム30,コンポーネント作成支援プログラム31,ヘルプ作成アプリケーションプログラム33,雛形作成アプリケーションプログラム34,汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラム35,ウィザード作成ツール40,等)及び各種データを格納しているコンピュータ可読媒体としてのディスク装置である。なお、このハードディスク15内は、論理的に、多階層のフォルダに区分けされている。このハードディスク15中の雛形作成アプリケーションプログラム34(電子文書編集プログラム)を記憶している各領域(セクタ)が第1の記憶媒体に相当し、ヘルプ作成アプリケーションプログラム33(解説文データ編集プログラム)若しくは汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラム35又はウィザード作成ツール40(項目入力支援データ編集プログラム)を記憶している各領域(セクタ)が第2の記憶媒体に相当し、コンポーネント作成支援プログラム31を記憶している各領域(セクタ)が第3の記憶領域に相当する。
【0040】
処理装置としてのCPU10は、ハードディスク15から各種プログラムを読み込んで実行することによって所定の処理を行う処理装置である。このCPU10が実行する処理の内容については、後において詳しく説明する。
【0041】
RAM11は、CPU10よってハードディスク15から読み出されたプログラムが展開され、図3に示される各種ファイル(コンポーネント情報ファイル36,ヘルプファイル37,画面定義のスクリプトファイル39)が作成される作業メモリである。
【0042】
フロッピーディスクドライブ12は、CPU10によってRAM11上で作成された各コンポーネントを構成するファイル(図3に示されるコンポーネント情報ファイル36,ヘルプファイル37,画面定義のスクリプトファイル39又はコンポーネント固有ウィザードプログラムファイル46)をフロッピーディスク(FD)3内に書き込むディスク装置である。
【0043】
モデム13は、CPU10によってRAM11上で作成された各コンポーネントを構成するファイル(コンポーネント情報ファイル36,ヘルプファイル37,画面定義のスクリプトファイル39又はコンポーネント固有ウィザードプログラムファイル46)を通信信号に変換してネットワーク(NW)4へ向けて送出する通信装置である。モデム13は、ネットワーク4が一般のアナログ回線であることを前提に使用されるので、ネットワークの形態如何によっては、DSUやLANアダプタが代用される。
【0044】
ディスプレイ装置14は、CPU10が上記各種プログラムを実行することによって生成された各種ウィンドウ(コンポーネント作成支援プログラム31の実行時に生成されるコンポーネント作成支援画面41,ヘルプ作成アプリケーションプログラム33の実行時に生成されるヘルプ作成アプリケーション画面42,雛形作成アプリケーションプログラム34の実行時に生成される雛形作成アプリケーション画面43,汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラム35の実行時に生成される汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44及び雛形文書項目表示画面45)を表示する。
【0045】
入力装置としてのキーボード18は、コンポーネント作成用コンピュータ1のオペレータが各種の文字入力を行う装置である。このキーボード16とバスBとの間に接続されたインターフェース16は、キーボード18中の押下されたキーの種類を示す信号を、対応するコード情報に変換してCPU10に対して入力する出入力装置である。
【0046】
入力装置としてのマウス19は、オペレータによって平面的に移動されることによって、移動方向及び移動量を示す信号を随時発生するとともに、オペレータによって押下されるクリックボタン(図示略)を有し、このクリックボタンの押下時にクリック信号を発生するポインティングデバイスである。これらの信号は、インターフェース17によってコード情報に変換されて、CPU10に入力される。
[ソフトウェア構成]
次に、図3を参照して、ハードディスク15内に格納された各種プログラム(オペレーティングシステム30,コンポーネント作成支援プログラム31,ヘルプ作成アプリケーションプログラム33,雛形作成アプリケーションプログラム34,汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラム35,コンポーネント固有ウィザードプログラム47,ウィザード作成ツール40,等),各種ファイル(コンポーネント情報ファイル36,ヘルプファイル37,画面定義のスクリプトファイル39又はコンポーネント固有ウィザードプログラムファイル47),及び各種ウィンドウ(コンポーネント作成支援画面41,ヘルプ作成アプリケーション画面42,雛形作成アプリケーション画面43,汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44,雛形文書項目表示画面45,等)の概略を説明する。
【0047】
オペレーティングシステム30は、コンポーネント作成用コンピュータ1を構成する各種ハードウェアの動作を制御する基本プログラムであり、具体的には、マイクロソフト社のウィンドウズ98(商標)が用いられる。このオペレーティングシステム30は、CPU10に対して、ディスプレイ装置14上に表示される画面中に文字入力カーソル及びマウスカーソルを表示させる。但し、文字入力カーソルは、表示された画面(ウィンドウ)が文字入力欄を有している場合には、その文字入力欄内にのみ表示される。オペレーティングシステム30は、CPU10に対して、キーボード18によって文字が入力された時には、ディスプレイ装置14上に表示された画面中における文字入力カーソルの表示位置に入力された文字を書き込ませると同時に、文字入力カーソルの位置を一文字分ずらさせる。また、オペレーティングシステム30は、CPU10に対して、キーボード18に含まれるタブキー(図示略)が押下された時には、文字入力カーソルを、同一画面内における他の文字入力欄に移動させる。さらに、オペレーティングシステム30は、CPU10に対して、マウス19の移動方向及び移動量を示す信号が入力された時には、マウス19の移動方向及び移動量を解析させ、その移動方向及び移動量に応じて、ディスプレイ装置14上に表示されたマウスカーソルを移動させる。また、オペレーティングシステム30は、CPU10に対して、クリック信号が入力された時には、その時点でマウスカーソルが重なっている画面(ウインドウ)を表示させているプログラムをアクティブにさせるとともに、文字入力カーソルの位置を、マウスカーソルの表示位置へ移動させる。また、クリック信号が入力された時点で画面中における何れかのボタンにマウスカーソルが重なっている場合(以下、このような場合の事を、「ボタンがクリックされた」と表現する)には、オペレーティングシステム30は、CPU10に対して、そのボタンに予め対応付けられたコマンドに応じた処理を実行させる。
【0048】
次に、コンポーネント作成支援プログラム31は、CPU10に対して、図7に示されるコンポーネント作成支援画面41をディスプレイ装置14上に表示させ、オペレータがキーボード18及びマウス19を介して入力した内容に従って、ヘルプ作成アプリケーションプログラム33,雛形作成アプリケーションプログラム34,及び、汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラム35を起動するとともに、ヘルプ作成アプリケーションプログラム33によって作成されたヘルプファイル37,雛形作成アプリケーションプログラム34によって作成された雛形文書ファイル38,及び、汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラム35によって作成された画面定義のスクリプトファイル39又は予めウィザード作成ツール40によって作成されたコンポーネント固有ウィザードプログラムファイル47を読み込んでコンポーネント情報ファイル36を作成する。
【0049】
コンポーネント作成支援画面41は、図7に示すように、閉じるボタン4119と、作成対象コンポーネントの「コンポーネント名」4101,「バージョン」4102,「作成者」4103,「説明」4104及び「URL」4105の各文字入力欄と、「作成先パス」4106,「コンポーネント情報ファイル名」4107,「雛形のファイル名」4108,汎用ウィザード用画面定義のスクリプトファイル名(ウィザード「汎用」4109),コンポーネント固有ウィザードプログラムファイル名(ウィザード「ファイル指定」4110),「ヘルプファイル名」4111の各文字入力欄と、作成先パスの「参照」4112,「雛形の作成」4113,「ウィザードの作成」4114,コンポーネント固有ウィザードプログラムファイル名の「参照」4115,「ヘルプの作成」4116,「コンポーネント情報ファイルの生成」4117及び「キャンセル」4118の各ボタンを含む、ウィンドウである。
【0050】
コンポーネント情報ファイル36は、テキストファイルであり、図18に示されるように、コンポーネント作成支援画面41における「バージョン」欄4102の入力内容が“[Version]Number”として記載され、「コンポーネント名」欄4101の入力内容が“[Common]Name”として記載され、「作成者」欄4103の入力内容が“Author”として記載され、「説明」欄4104の入力内容が“Note”として記載され、「ヘルプファイル名」欄4111の入力内容(即ち、ヘルプファイル37のファイル名)が“Help”(即ち、解説文データの特定情報)として記載され、「URL」欄4105の入力内容が“URL”として記載され、「雛形のファイル名」欄4108の入力内容(即ち、雛形文書ファイル38のファイル名)が“[DocWiz]BasaDoc”(即ち、電子文書の雛形の特定情報)として記載され、ウィザード「汎用」欄4109の入力内容(即ち、画面定義のスクリプトファイル39のファイル名)が“AtpFile”(即ち、項目入力支援データの特定情報)として記載され、この画面定義のスクリプトファイル39に対応した汎用ウィザードプログラム52の名称が“WizardName”として記載される。なお、コンポーネント選択画面41において「ファイル指定」が選択されている場合には、上記“[DocWiz]BasaDoc”及び“AtpFile”の代わりに、ウィザード「ファイル指定」欄4110の入力内容(即ち、コンポーネント固有ウィザードプログラム47のファイル名,つまり、項目入力支援データの特定情報)が、コンポーネント情報ファイル36に書き込まれる。また、本実施形態において、コンポーネント情報ファイル36の拡張子は“CDT”である。
【0051】
解説文データ編集プログラムとしてのヘルプ作成アプリケーションプログラム33は、市販のヘルプエディタ又はHTMLエディタ等であり、CPU10に対して、図11に示されるヘルプ作成アプリケーション画面42のウィンドウをディスプレイ装置14上に表示させ、この画面内においてオペレータからの入力に応じて、ヘルプファイル37(解説文データ)の編集を行わせる。なお、本実施形態において、ヘルプファイル37の拡張子は“HLP”である。また、ヘルプファイル37の構成は、概要項目(大まかな項目)に対する説明文を上位階層とするとともにこの概要項目に関連する詳細項目(細かい項目)に対する説明文を下位階層としたツリー構造となっている。なお、このようなツリー構造の階層は、2層のみではなく、3層以上となる場合もある。そして、ヘルプ作成アプリケーション画面42の左端の欄では、下位階層の詳細項目を有する上位階層の概要項目には、四角形のマークが付されている。
【0052】
電子文書編集プログラムとしての雛形作成アプリケーションプログラム34は、市販のワードプロセッサ,表エディタ等であり、CPU10に対し、ディスプレイ装置14上に雛形作成アプリケーション画面43のウィンドウを表示させ、この画面内においてオペレータからの入力に応じて、雛形文書ファイル38(電子文書の雛形)の編集を行わせる。この雛形作成アプリケーションプログラム34が表エディタであって雛形文書ファイル38がJava用のクラス定義書であった場合には、雛形作成アプリケーション画面43としては、図9に示されるウィンドウが表示される。また、雛形作成アプリケーションプログラム34がワードプロセッサであって雛形文書ファイル38がワープロ文書「出張旅費精算申請書」であった場合には、雛形作成アプリケーション画面43としては、図10に示されるウィンドウが表示される。なお、本実施形態において、雛形文書ファイル38がJava用のクラス定義書であった場合の拡張子は“FMT”であり、雛形文書ファイル38がワープロ文書であった場合の拡張子は“DOC”である。
【0053】
項目入力支援データ編集プログラムとしての汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラム35は、CPU10に対して、ディスプレイ装置14上に汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44を表示させ、この画面内においてオペレータからの入力に応じて、画面定義のスクリプトファイル39(項目入力支援データ)の編集を行わせる。汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラム35は、雛形文書項目表示モジュールを有しており、画面定義のスクリプトファイルの編集に際してオペレータからの指示があった場合には、CPU10に対して、雛形文書ファイル38から入力項目を抽出させて、抽出した項目名を雛形文書項目表示画面45としてディスプレイ装置14上に表示させる。
【0054】
図12には、雛形文書ファイル38がJava用のクラス定義書であった場合における汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44の例に示し、図15は、雛形文書ファイル38がワープロ文書「出張旅費精算申請書」であった場合における汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44の例を示す。これら両図に示されるように、汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44は、上側縁に沿って表示されるタイトルバー441と、その下に並べて表示されるツールバー442と、その下における左端に表示されるツリー表示欄443と、残りの領域に表示される画面別詳細欄444とに、区分されている。このうち、タイトルバー441には、閉じるボタン4411が表示されている。また、ツールバー442には、「画面追加」4421,「画面削除」4422,「項目追加」4423,「項目削除」4424,「雛形文書項目表示」4425,「画面定義生成」4426の各ボタンが表示されている。また、ツリー表示欄443は、編集されている画面定義のスクリプトファイル39によって定義されるウィザードの全画面の番号と、各画面において設定される項目名とを、ツリー構造で示す欄である。また、画面別詳細欄444には、ツリー表示欄443内でクリックされた画面番号(アンダーラインが付されている画面番号)が示す画面について、その「画面タイトル」が指定される文字入力欄4441,及び、その画面において設定される各項目毎にその「項目名」,「タグ(ワープ文書の場合のみ)」「型」,「初期値」,「リストボックス」の有無,「入力必須」か否か,等を一覧した項目一覧表4442が、表示される。
【0055】
また、雛形文書ファイル38がJava用のクラス定義書であった場合における雛形文書項目表示画面45の例を図13に示し、雛形文書ファイル38がワープロ文書「出張旅費精算申請書」であった場合における雛形文書項目表示画面45の例を図16に示す。これら両図に示されるように、雛形文書項目表示画面45は、上側縁に沿って表示されるタイトルバー451と、その下に並べて表示される「雛形ファイル名」欄4521及び「参照」ボタン4522と、その下における左端に表示されるツリー表示欄453と、残りの領域に表示される詳細表454とに、区分されている。このうち、タイトルバー451には、閉じるボタン4511が表示されている。また、「雛形ファイル名」欄4521は、汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラム35によって参照される雛形文書ファイル38のファイル名が指定(自動指定又は任意指定)される欄である。また、ツリー表示欄453は、「雛形ファイル名」欄4521においてそのファイル名が指定された雛形文書ファイル38における各項目の項目名を、ツリー構造に整理して表示する欄である。また、詳細表454は、各項目毎にその「項目名」,「型」,等を一覧表示した表である。
【0056】
画面定義のスクリプトファイル39は、テキストファイルであり、電子文書作成用コンピュータ2において使用される汎用ウィザードプログラムの仕様に従って、汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44のツリー表示欄443にその画面番号が表示された画面(“FRAME”)毎に、その画面タイトル(“FRAME NAME”)及び項目一覧表4442中の各項目の内容がが列挙されている。なお、本実施形態において、画面定義のスクリプトファイル39の識別子は“ATP”である。
【0057】
コンポーネント固有ウィザードプログラム47は、雛形文書ファイル38毎に専用にプログラミングされたウィザードプログラムであり、電子文書作成用コンピュータ2内において汎用ウィザードプログラム52に代わって雛形文書ファイル38中の必須項目への入力をオペレータに行わしめるプログラムである。
【0058】
項目入力支援データ編集プログラムとしてのウィザード作成ツール40は、CPU10に対して、オペレータによる入力に従ってコンポーネント固有ウィザードプログラム47(項目入力支援データ)の作成を実行させるエディタ及びコンパイラである。
[処理の流れ]
次に、上述した各種プログラムを読み込んだCPU10が実行する処理の流れを、図4乃至図6のフローチャートを用いて説明する。
【0059】
図4は、CPU10がコンポーネント作成支援プログラム31に従って行うコンポーネント作成支援処理を示すフローチャートである。このコンポーネント作成支援処理をスタートして最初のS001では、CPU10は、ディスプレイ装置14上に、図7に示されるコンポーネント作成支援画面41を表示する。
【0060】
次のS002では、CPU10は、オペレーションシステム30の機能を利用して、過去におけるS002の実行時以降新たな文字入力があったか否かをチェックする。そして、何らかの文字入力があった場合には、CPU10は、S003において、コンポーネント作成支援画面41中の文字入力カーソルの表示位置に、それまでに入力された文字列を設定した(書き込んだ)後に、処理をS004に進める。S003では、コンポーネント作成支援画面41中の全ての欄4101〜4111に文字列を設定することが、可能となっている。これに対して、文字入力がなかった場合には、CPU10は、処理をそのままS004に進める。
【0061】
S004では、CPU10は、S003での文字入力の設定の結果、コンポーネント作成支援画面41の「コンポーネント情報ファイル名」欄4107に新たにファイル名が設定されたか、若しくは、過去におけるS004の実行時以降「コンポーネント情報ファイル名」欄4107のファイル名が変更されたか否かを、チェックする。そして、「コンポーネント情報ファイル名」欄4107に新たにファイル名が設定された場合,又は、設定されたファイル名が変更された場合には、CPU10は、S005において、「コンポーネント情報ファイル名」欄4107に現在設定されているファイル名から拡張子のみを外して「雛形ファイル名」欄4108に設定するとともに、その拡張子のみを“ATP”に変更してウィザード「汎用」欄4109に設定する。このS005の完了後、CPU10は、処理をS001に戻す。これに対して、「コンポーネント情報ファイル名」欄4107にファイル名が設定されてない場合,又は、設定されたファイル名が変更されていない場合には、CPU10は、処理をS006に進める。
【0062】
S006では、CPU10は、コンポーネント作成支援画面41における何れかのボタン4112〜4118がクリックされたか否かをチェックする。そして、何れのボタンもクリックされていなければ、CPU10は、処理をS001に戻す。これに対して、何れかのボタンがクリックされた場合には、CPU10は、クリックされたボタンの種類を解析して、クリックされたボタンの種類に応じた処理(S007〜S010,S013)を実行する。以下、クリックされたボタンと処理の内容について説明する。
【0063】
先ず、何れかの「参照」ボタン4112,4115がクリックされた場合には、CPU10は、S010において、図8に示すファイル/パス選択画面46を、コンポーネント作成支援画面41に重ねて表示する。このファイル/パス選択画面46は、上側縁に沿って表示されるタイトルバー461と、その下に表示される「ファイルの場所」欄462と、その下に表示されるファイル名リスト463と、その下に並べて表示される「ファイル名」欄464及び「OK」ボタン466と、その下に並べて表示される「ファイルの種類」欄465及び「キャンセル」ボタン467とを、含んでいる。「ファイルの場所」欄462は、ドロップダウンリストボックスであるので、逆三角形のボタンがクリックされると、コンポーネント作成用コンピュータ1内のフォルダ構造がツリー表示され、そのツリー中の何れかのフォルダ名がクリックされると、そのフォルダのパス名が表示される。ファイル名リスト463は、「ファイルの場所」欄462に表示されているパス名に対応したフォルダに格納されている全ファイルのうち、「ファイルの種類」欄465にて指定されている種類のもの(指定された拡張子がファイル名に付加されているもの)のファイル名(拡張子は省略)及び下位のフォルダのフォルダ名を、一覧表示する。そして、このファイル名リスト463内の何れかのファイル名がクリックされると、そのファイル名(拡張子付き)が「ファイル名」欄464内に表示される。
【0064】
次のS011では、CPU10は、ファイル/パス選択画面46内の「OK」ボタン466又は「キャンセル」ボタン467がクリックされるのを待つ。そして、「キャンセル」ボタン467がクリックされた場合には、CPU10は、処理をそのままS002に戻す。これに対して、「OK」ボタン466がクリックされた場合には、CPU10は、処理をS012に進める。
【0065】
S012では、CPU10は、S006にて作成先パスの「参照」ボタン4112がクリックされたと解析していた場合には、その時点においてファイル/パス選択画面46内の「ファイルの場所」欄462に表示されているパス名を、コンポーネント作成支援画面41の「作成先パス」欄4106に設定する。また、S006にてコンポーネント固有ウィザードプログラムファイル名の「参照」ボタン4115がクリックされたと解析していた場合には、その時点においてファイル/パス選択画面56内の「ファイル名」欄464に表示されているファイル名(この場合には、何れかのコンポーネント固有ウィザードプログラムファイル47のファイル名)を、コンポーネント作成支援画面41のウィザード「ファイル指定」欄4110に設定する。このS012を完了すると、CPU10は、処理をS002に戻す。
【0066】
一方、「雛形の作成」ボタン4113がクリックされたとS006にて解析した場合(即ち、電子文書の雛形の作成要求が入力された場合)には、CPU10は、S007において、現在「雛形のファイル名」欄4108に設定されているファイル名の拡張子に応じた雛形作成アプリケーションプログラム34を起動した後に、処理をS002に戻す。なお、S005が実行された直後においては、「雛形のファイル名」欄4108に設定されているファイル名には拡張子が付いていないので、S007では、何らの処理も実行されない。これに対して、一旦S005が実行された後に、オペレータが「雛形のファイル名」欄4108内のファイル名の後に文字入力カーソルを合わせて何れかの拡張子(“FMT”,“DOC”,等)を入力すれば、「雛形のファイル名」欄4108内のファイル名に拡張子が設定されるので、S007では、拡張子に対応した雛形作成アプリケーションプログラム34が起動される。例えば、拡張子が“FMT”であれば、雛形作成アプリケーションプログラム34として表エディタが起動され、拡張子が“DOC”であれば、雛形作成アプリケーションプログラム34としてワードプロセッサが起動される。
【0067】
S007にて雛形作成アプリケーションプログラム34を起動したCPU10は、この雛形作成アプリケーションプログラム34に従い、コンポーネント作成支援画面41に重ねて雛形作成アプリケーション画面43を表示する。そして、CPU10は、この雛形作成アプリケーション画面43上において、オペレータからの入力に応じて、雛形文書ファイル38を新規作成する。図9は、雛形作成アプリケーションプログラム34が表エディタであった場合における雛形文書(クラス定義書)作成中の雛形作成アプリケーション画面43を示し、図10は、雛形作成アプリケーションプログラム34がワードプロセッサであった場合における雛形文書(出張旅費精算書)作成中の雛形作成アプリケーション画面43を示す。なお、雛形作成アプリケーション画面43上で雛形文書ファイル38が完成して雛形作成アプリケーションプログラム34の「保存」コマンドが発行されると、CPU10は、作成された雛形文書ファイル38に、コンポーネント作成支援画面41の「雛形のファイル名」欄4108に設定されたファイル名を付加し、この雛形文書ファイル38を、ハードディスク15内における「作成先パス」欄4106に設定されたパス名が示すフォルダに、書き込む。
【0068】
一方、「ヘルプの作成」ボタン4116がクリックされたとS006にて解析した場合(即ち、解説文データの作成要求が入力された場合)には、CPU10は、S008において、ヘルプ作成アプリケーションプログラム33を起動した後に、処理をS002に戻す。
【0069】
S008にてヘルプ作成アプリケーションプログラム33を起動したCPU10は、このヘルプ作成アプリケーションプログラム33に従い、図11に示されるヘルプ作成アプリケーション画面42を、コンポーネント作成支援画面41に重ねて表示する。そして、CPU10は、このヘルプ作成アプリケーション画面42上において、オペレータからの入力に応じて、ヘルプファイル37を、新規作成する。なお、ヘルプ作成アプリケーション画面42上でヘルプファイル37が完成してヘルプ作成アプリケーションプログラム33の「保存」コマンドが発行されると、CPU10は、作成されたヘルプファイル37に、コンポーネント作成支援画面41の「ヘルプファイル名」欄4111に設定されたファイル名を付加し、このヘルプファイル37を、ハードディスク15内における「作成先パス」欄4106に設定されたパス名が示すフォルダに、書き込む。
【0070】
一方、「ウィザードの作成」ボタン4114がクリックされたとS006にて解析した場合(即ち、項目入力支援データの作成要求が入力された場合)には、CPU10は、S009において、汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラム35を起動した後に、処理をS002に戻す。
【0071】
S009にて汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラム35を起動したCPU10は、この汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラム35に従い、図5及び図6に示される汎用ウィザード用画面定義作成支援処理を実行する。この汎用ウィザード用画面定義作成支援処理を実行開始して最初のS100では、CPU10は、コンポーネント作成支援画面41に重ねて、図12及び図15に示される汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44を表示する。但し、S101が実行された時点においては、汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44のツリー表示欄453には画面番号“画面1”のみが表示され、「画面タイトル」欄4441は空欄のままとなっており、項目一覧表4442には具体的内容を書き込むべき行が全くない状態となっている。
【0072】
次のS101では、CPU10は、オペレーションシステム30の機能を利用して、過去におけるS101の実行時以降新たな文字入力があったか否かをチェックする。そして、何らかの文字入力があった場合には、CPU10は、汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44中の文字入力カーソルの表示位置に、それまでに入力された文字列を設定する(書き込む)。ここでは、汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44中の全ての入力項目(「画面タイトル」欄4441,項目一覧表4442中の空欄)に文字列を設定することが、可能となっている。
【0073】
次のS102では、CPU10は、汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44内の何れかのボタン4421〜4426がクリックされたか否かをチェックする。そして、何れかのボタン4421〜4426がクリックされた場合には、CPU10は、S105においてクリックされたボタンの種類を解析して、解析したボタンの種類に応じた処理(S106〜S112)を実行する。これに対して、何れのボタンもクリックされていなければ、CPU10は、次のS103において、雛形作成アプリケーション画面43内に表示されている何れかの項目行がドラッグされて、汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44の項目一覧表4442内における何れかの行にドロップされたか否かを、チェックする。そして、項目行がドロップされていなければ、CPU10は、処理をS102に戻す。
【0074】
S101乃至S103のループ処理を繰り返している間に「項目追加」ボタン4423がクリックされた場合には、CPU10は、処理をS109に進める。このS109では、CPU10は、汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44の項目一覧表4442に新たな行を追加した後に、処理をS101に戻す。
【0075】
また、S101乃至S103のループ処理を繰り返している間に、何れかの項目行が、汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44の項目一覧表4442における何れかの行にドロップされた場合には、CPU10は、処理をS104に進める。このS104では、CPU10は、その項目行に関する情報(項目名,タグ,型,初期値,リストボックスの有無,入力必須か否か)を分析し、分析することができた各情報を、項目一覧表4442内のドロップ対象行における「項目名」,「タグ」(ワープロ文書の場合のみ),「型」,「初期値」,「リストボックス」,「入力必須」の欄に、夫々設定する。なお、このとき同時に、項目一覧表4442に表示されている画面の各項目名が、リスト表示領域443内における当該画面の画面番号の下位層にも、表示される。このS104を完了すると、CPU10は、処理をS101に戻す。
【0076】
また、S101乃至S103のループ処理を繰り返している間に「項目削除」ボタン4424がクリックされた場合には、CPU10は、処理をS108に進める。このS108では、CPU10は、項目一覧表4442において現在文字入力カーソルが重なっている行を削除した後に、処理をS101に戻す。
【0077】
また、S101乃至S103のループ処理を繰り返している間に「画面追加」ボタン4421がクリックされた場合には、CPU10は、処理をS107に進める。このS107では、CPU10は、ツリー表示欄443に新たな画面番号を追加し、元々アンダーラインが付されていた画面番号からアンダーラインを消去するとともに、新たな画面番号にアンダーラインを付す。同時に、現在項目一覧表4442に表示されている内容を元々アンダーラインが付されていた画面番号に関する情報として記憶したまま、項目一覧表4442を初期状態に戻して、新たな画面番号に対する情報の設定に備える。このS107を完了すると、CPU10は、処理をS101に戻す。
【0078】
また、S101乃至S103のループ処理を繰り返している間にツリー表示欄443に表示されている何れかの画面番号がクリックされると、CPU10は、処理をS106に進める。このS106では、CPU60は、元々アンダーラインが付されていた画面番号からアンダーラインを消去するとともに、クリックされた画面番号にアンダーラインを付す。同時に、項目一覧表4442に現在表示されている内容を元々アンダーラインが付されていた画面番号に関する情報として記憶したまま、新たにアンダーラインが付された画面番号に関して記憶されている情報に基づいて項目一覧表4442を表示し直す。このS106を完了すると、CPU10は、処理をS101に戻す。
【0079】
また、S101乃至S103のループ処理を繰り返している間に「画面削除」ボタン4422がクリックされると、CPU10は、処理をS108に進める。このS108では、CPU10は、ツリー表示欄443において現在文字入力カーソルが重なっている画面番号を削除して、この画面番号に関して記憶されている情報を消去するとともに、欠落した画面番号以後の画面番号を、一つづつ繰り上げる。このS108を完了すると、CPU10は、処理をS101に戻す。
【0080】
また、S101乃至S103のループ処理を繰り返している間に「雛形文書項目表示」ボタン4425がクリックされると、CPU10は、処理をS111に進める。このS111では、CPU10は、コンポーネント作成支援プログラム31とメッセージの交換を行い、雛形文書ファイル38のファイルパスを取得する。次のS114では、CPU10は、この汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラム35の一部をなす雛形文書項目表示モジュールを起動する。その後、CPU10は、雛形文書項目表示モジュールに基づいた並行処理を実行しつつ、処理をS101に戻す。
【0081】
一方、雛形文書項目表示モジュールに基づいた並行処理では、CPU10は、図6に示すフローチャートにおける最初のS114において、S113にて取得したファイルパスに基づいて、雛形文書ファイル38を読み込む。
【0082】
次のS115では、CPU10は、S114又はS122にて読み込んだ雛形文書ファイル38から、入力可能な項目を抽出するとともに、その項目に関する情報(クラス定義書の場合には「項目名」,「型」,「初期値」,「編集可能」か否か,「入力方式」,ワープロ文書の場合には「項目名」,「タグ」,「型」,「表項目」)を分析する。
【0083】
次のS116では、CPU10は、読み込んだ雛形文書ファイル38に対応した雛形文書項目表示画面45を、汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44に並べて表示する。そして、CPU10は、雛形文書項目表示画面45の詳細表454に、S115にて抽出した項目につき分析できた情報を、書き込む。
【0084】
次のS117では、CPU10は、雛形文書項目表示画面45中の参照ボタン4522又は閉じるボタン4511がクリックされたか否かをチェックする。そして、何れのボタンもクリックされていない場合には、CPU10は、S118において、雛形文書項目表示画面45の詳細表454中の何れかの項目行が選択されてドラッグされたか否かをチェックする。この詳細表454内においてドラッグがなされると、マウスカーソル位置に重なっている行全体が一体にドラッグされる。そして、CPU10は、何れの項目行もドラッグされていない場合には、処理をそのままS115に戻す。
【0085】
これに対して、何れかの項目行がドラッグされた場合には、CPU10は、S119において、ドラッグされた項目行に含まれる「項目名」等の情報を、汎用ウィザード用画面定義作成支援画面44の項目一覧表4442中におけるドロップされた行中の各対応欄に、夫々設定する。このS119を完了すると、CPU10は、処理をS115に戻す。
【0086】
一方、雛形文書項目表示画面45の参照ボタン4522がクリックされたとS117にて識別した場合には、CPU10は、S120において、図8に示すファイル/パス選択画面46を、雛形文書項目表示画面45に重ねて表示する。 次のS121では、CPU10は、ファイル/パス選択画面46内の「OK」ボタン466又は「キャンセル」ボタン467がクリックされるのを待つ。そして、「キャンセル」ボタン467がクリックされた場合には、CPU10は、処理をそのままS115に戻す。これに対して、「OK」ボタン466がクリックされた場合には、CPU10は、処理をS122に進める。
【0087】
S122では、CPU10は、その時点においてファイル/パス選択画面46内の「ファイル名」欄464に表示されているファイル名(この場合には、何れかの雛形文書ファイル38のファイル名)を、雛形文書項目表示画面45の「雛形ファイル名」欄4521に設定する。このS122を完了すると、CPU10は、処理をS115に戻す。
【0088】
一方、雛形文書項目表示画面45の閉じるボタン4511がクリックされたとS117にて識別した場合には、CPU10は、S123において、雛形文書項目表示画面45を閉じた後に、この雛形文書項目表示モジュールによる並行処理を終了する。
【0089】
図5に戻り、S101乃至S103のループ処理を繰り返している間に閉じるボタン4411がクリックされると、CPU10は、そのままこの汎用ウィザード用画面定義作成支援処理を終了する。
【0090】
また、S101乃至S103のループ処理を繰り返している間に「画面定義生成」ボタン4426がクリックされると、CPU10は、S112において、現在ツリー表示欄443内に表示されている各画面番号に夫々対応付けて記憶されている情報に基づいて、図14(クラス定義ファイル用)又は図17(ワープロ文書用)に示される様な画面定義のスクリプトファイル39を作成して、コンポーネント作成支援画面41のウィザード「汎用」欄4109に設定されているファイル名を付す。そして、この画面定義のスクリプトファイル39を、コンポーネント作成支援画面41の「作成先パス」欄4106に設定されているパス名が示すフォルダ内に、格納する。このS112を完了すると、CPU10は、この汎用ウィザード用画面定義作成支援処理を終了する。
【0091】
図4に戻り、コンポーネント作成支援画面41の閉じるボタン4119又は「キャンセル」ボタン4118がクリックされたとS008にて解析した場合には、CPU10は、そのままこのコンポーネント作成支援処理を終了する。
【0092】
一方、コンポーネント作成支援画面41の「コンポーネント情報ファイルの作成」ボタン4117がクリックされたとS006にて解析した場合(即ち、電子文書作成支援データコンポーネントの作成要求が入力された場合)には、CPU10は、処理をS013に進める。このS013では、CPU10は、コンポーネント作成支援画面41の「コンポーネント名」欄4101,「バージョン」欄4102,「作成者」欄4103,「説明」欄4104,「URL」欄4105,「雛形のファイル名」欄4108,ウィザード「汎用」欄4109(「汎用」が選択されている場合のみ),ウィザード「ファイル指定」欄4110(「ファイル指定」が選択されている場合のみ),「ヘルプファイル」欄4111に設定されている内容に基づいて、図18に示すようなコンポーネント情報ファイル36を生成する。そして、このコンポーネント情報ファイル36に、コンポーネント作成支援画面41の「コンポーネント情報ファイル名」欄4107に設定されているファイル名を付して、「作成先パス」欄4106に設定されているパス名が示すフォルダに格納する。このS013を終了すると、CPU10は、このコンポーネント作成支援処理を終了する。
【0093】
その後、CPU10は、コンポーネント作成支援処理の結果、同一のフォルダ内に格納された一組のコンポーネント7(図19参照),即ち、コンポーネント情報ファイル36,並びに、このコンポーネント情報ファイル36によって関連付けられたヘルプファイル37,雛形文書ファイル38,及び、画面定義のスクリプトファイル39又はコンポーネント固有ウィザードプログラムファイル47を、フロッピーディスクドライブ12によってフロッピーディスク3に格納し、若しくは、モデム13を介してネットワーク4へ送出する。
<電子文書作成用コンピュータ>
[ハードウェア構成]
電子文書作成支援装置としての電子文書作成用コンピュータ2は、図2に示すように、バスBを介して互いに接続されたCPU20,RAM21,フロッピーディスクドライブ(FDD)22,モデム23,ディスプレイ24,ハードディスク(HDD)25,インターフェース26,27と、一方のインターフェース26に接続されたキーボード28と、他方のインターフェース27に接続されたマウス29とから、構成されている。
【0094】
これらのうち、フロッピーディスクドライブ22は、フロッピーディスク3内に格納された各種ファイルデータ(例えば、コンポーネント7を構成するコンポーネント情報ファイル36,ヘルプファイル37,画面定義のスクリプトファイル39又はコンポーネント固有ウィザードプログラムファイル47)を読み出すディスク装置である。
【0095】
モデム23は、ネトワーク4からの通信信号を受信して、CPU20が処理可能な形態に復調する通信装置である。従って、コンポーネント作成用コンピュータ1から何れかのコンポーネント7に対応する通信信号が送信されて来た場合には、モデム23は、このコンポーネントを構成するコンポーネント情報ファイル36,ヘルプファイル37,画面定義のスクリプトファイル39又はコンポーネント固有ウィザードプログラムファイル36を復調し、CPU20に渡す。
【0096】
また、ハードディスク25は、図19に示される各種プログラム(オペレーティングシステム50,コンポーネント一覧選択プログラム51,汎用ウィザードプログラム52,アプリケーションプログラム53,ウェッブブラウザ60,等)及び各種データを格納しているコンピュータ可読媒体としての記憶装置である。なお、このハードディスク25内は、論理的に、多階層のフォルダに区分けされている。そして、フロッピーディスク3から読み出されたかモデム23によって復調された多種類のコンポーネント7(コンポーネント情報ファイル36,ヘルプファイル37,雛形文書ファイル38,画面定義のスクリプトファイル39又はコンポーネント固有ウィザードプログラムファイル47)が、ハードディスク25内の何れかのフォルダ内に格納される。このハードディスク25中の、コンポーネント情報ファイル36(雛形特定データ),ヘルプファイル37(解説文データ),雛形文書ファイル38(電子文書の雛形)及び、画面定義のスクリプトファイル39又はコンポーネント固有ウィザードプログラムファイル47(項目入力支援データ)を記憶している各領域(セクタ)が第1の記憶媒体に相当し、アプリケーションプログラム53(編集プログラム)を記憶している領域(セクタ)が第2の記憶媒体に相当し、コンポーネント一覧選択プログラム51(支援プログラム)を記憶している領域(セクタ)が第3の記憶媒体に相当する。
【0097】
処理装置としてのCPU20は、ハードディスク25から各種プログラムを読み込んで実行することによって所定の処理を行う処理装置である。このCPU20が実行する処理の内容については、後において詳しく説明する。
【0098】
RAM21は、CPU20よってハードディスク25から読み出されたプログラムが展開され、コンポーネント7中のコンポーネント固有ウィザードプログラムファイル47が展開され、コンポーネント7中の各種ファイル(コンポーネント情報ファイル36,ヘルプファイル37,画面定義のスクリプトファイル39)が読み込まれる作成される作業メモリである。
【0099】
表示装置としてのディスプレイ装置24は、CPU20が上記各種プログラムを実行することによって生成された各種ウィンドウ(コンポーネント一覧選択プログラム51の実行時に生成されるコンポーネント一覧選択画面54,画面定義のスクリプトファイル39を読み込んだ汎用ウィザードプログラム52の実行時に生成される汎用ウィザード画面55,アプリケーションプログラム53の実行時に生成される文書作成画面57,ブラウザ60の実行時に形成されるブラウザ画面58)を表示する。
【0100】
入力装置としてのキーボード28は、電子文書作成用コンピュータ2のオペレータが各種の文字入力を行う装置である。このキーボード28とバスBとの間に接続されたインターフェース26は、キーボード28中の押下されたキーの種類を示す信号を、対応するコード情報に変換してCPU20に対して入力する出入力装置である。
【0101】
入力装置としてのマウス29は、オペレータによって平面的に移動されることによって、移動方向及び移動量を示す信号を随時発生するとともに、オペレータによって押下されるクリックボタン(図示略)を有し、このクリックボタンの押下時にクリック信号を発生するポインティングデバイスである。これらの信号は、インターフェース27によってコード情報に変換されて、CPU20に入力される。
[ソフトウェア構成]
次に、図19を参照して、ハードディスク25内に格納された各種プログラム(オペレーティングシステム50,コンポーネント一覧選択プログラム51,汎用ウィザードプログラム52,アプリケーションプログラム53,ウェッブブラウザ60,等),コンポーネント7中のコンポーネント固有ウィザードプログラム47,及び各種ウィンドウ(コンポーネント一覧選択画面54,汎用ウィザード画面55,文書作成画面57,ブラウザ画面58,固有ウィザード画面56,等)の概略を説明する。
【0102】
オペレーティングシステム50は、電子文書作成用コンピュータ2を構成する各種ハードウェアの動作を制御する基本プログラムであり、具体的には、マイクロソフト社のウィンドウズ98(商標)が用いられる。
【0103】
支援プログラムとしてのコンポーネント一覧選択プログラム51は、CPU10に対して、図23に示されるコンポーネント一覧選択画面54をディスプレイ装置24上に表示させ、オペレータがキーボード28及びマウス29を介して入力した内容に従って、コンポーネント固有ウィザードプログラム47又は汎用ウィザードプログラム52,コンポーネント7中の雛形文書ファイル38(のファイル名の拡張子)に対応したアプリケーションプログラム53,及び、ブラウザ60を起動させ、また、コンポーネント7中のヘルプファイル37の内容をディスプレイ装置24上に表示させる。
【0104】
コンポーネント一覧選択画面54は、図23に示すように、上側縁に沿って表示されるタイトルバー541と、その下に並べて表示される「コンポーネントのパス」欄452及び「参照」ボタン545と、その下に表示される「コンポーネント一覧」欄543と、その下に表示される「コンポーネントの情報」欄544と、その下に並べて表示される「作成」ボタン546及び「キャンセル」ボタン547とに、区分されている。これらのうち「コンポーネント一覧」欄543には、「コンポーネントのパス」欄542に表示されているパス名が示すフォルダ中の各コンポーネント情報ファイル36(ファイル名の拡張子が“CDT”であるファイル)から夫々抽出された「コンポーネント名」が一覧表示される欄である。この「コンポーネント一覧」欄543内に表示されている何れかの「コンポーネント名」がクリックされると、その「コンポーネント名」がコンポーネント一覧選択プログラム51によって選択されて、その「コンポーネント名」の下にアンダーラインが表示される。また、「コンポーネントの情報」欄544には、「ヘルプ」ボタン5445及び「URL」ボタン5446の他、「コンポーネント名」欄5441,「バージョン」欄5442,「作成者」欄5443及び「説明」欄5444が含まれている。これらの欄5441〜5444には、「コンポーネント一覧」欄543内において選択された「コンポーネント名」を含むコンポーネント情報ファイル36中の対応情報が、コンポーネント一覧選択プログラム51によって抽出されて表示される。
【0105】
コンポーネント固有ウィザードプログラム47は、コンポーネント一覧選択画面54の「コンポーネント一覧」欄543内で選択された「コンポーネント名」に対応した固有ウィザードプログラム(即ち、選択された「コンポーネント名」に対応したコンポーネント情報ファイル36内でファイル名が特定された固有ウィザードプログラム)であり、この「コンポーネント名」に対応した雛形文書ファイル38(即ち、選択された「コンポーネント名」に対応したコンポーネント情報ファイル36内でファイル名が特定された雛形文書ファイル)について、専用にプログラミングされている。即ち、このコンポーネント固有ウィザードプログラム47は、CPU20に対して、当該雛形文書ファイル38中の所定の必須項目へ強制的に文字入力させるための固有ウィザード画面(ダイアログボックス)56を、1又は複数頁順番に表示させ、各固有ウィザード画面(ダイアログボックス)56を介して入力された文字を、雛形文書ファイル38中の対応する位置へ書き込ませる。
【0106】
これに対して、汎用ウィザードプログラム52は、それ自身は様々な種類のファイルに対して適用可能にプログラミングされているが、コンポーネント一覧選択画面54の「コンポーネント一覧」欄543内で選択された「コンポーネント名」に対応した画面定義のスクリプトファイル39(即ち、選択された「コンポーネント名」に対応したコンポーネント情報ファイル36内でファイル名が特定されたスクリプトファイル)を読み込むことにより、CPU20に対して、選択された「コンポーネント名」に対応した雛形文書ファイル38(即ち、選択された「コンポーネント名」に対応したコンポーネント情報ファイル36内でファイル名が特定された雛形文書ファイル)中の所定の必須入力項目へ強制的に文字入力させるための汎用ウィザード画面(ダイアログボックス)55を、1又は複数頁順番に表示させ、各固有ウィザード画面(ダイアログボックス)56を介して入力された文字を、当該雛形文書ファイル38中の対応する位置へ書き込ませる。
【0107】
図27乃至図30に、雛形文書ファイル38がJava用のクラス定義書(拡張子=“FMT”)であった場合における汎用ウィザード画面55の例を示し、図33及び図34に、雛形文書ファイル38がワープロ文書「出張旅費精算申請書」(拡張子=“DOC”)であった場合における汎用ウィザード画面55の例を示す。
【0108】
編集プログラムとしてのアプリケーションプログラム53は、コンポーネント一覧選択画面54の「コンポーネント一覧」欄543内で選択された「コンポーネント名」に対応した雛形文書ファイル38(即ち、選択された「コンポーネント名」に対応したコンポーネント情報ファイル36内でファイル名が特定された雛形文書ファイル)を編集するための、市販のアプリケーションプログラムである。このアプリケーションプログラム53は、コンポーネント作成用コンピュータ1において雛形作成アプリケーションプログラム34として用いられていたのと同種のプログラムであり、雛形文書ファイル38のファイル名に付される拡張子に関して、コンポーネント一覧選択プログラム51によって予め対応付けられている。具体的には、拡張子が“FMT”である場合には表エディタが対応付けられており、拡張子が“DOC”である場合にはワードプロセッサが対応付けられている。そして、アプリケーションプログラム53は、CPU20に対して、編集対象の雛形文書ファイル38を読み込ませ、この雛形文書ファイル38の編集を行うための文書作成画面57をディスプレイ24上に表示させる。
【0109】
図35に、雛形文書ファイル38がJava用のクラス定義書(拡張子=“FMT”)であった場合における文書作成画面57の例を示し、図36に、雛形文書ファイル38がワープロ文書「出張旅費精算申請書」(拡張子=“DOC”)であった場合における文書作成画面57の例を示す。何れの例においても、雛形文書ファイル38は、何れかのウィザードプログラム47,52に基づく処理が済んでいるので、必須項目が既に書き込まれた状態となっている。なお、この文書作成画面57からは、対応するコンポーネント7のヘルプファイル37の詳細項目の説明文を表示させることができる他、このアプリケーションプログラム53がヘルプファイル59を有している場合には、このヘルプファイル59の内容(例えば、アプリケーションプログラム53の使い方についての説明)を表示させることができる。
【0110】
ウェッブブラウザ60は、コンポーネント一覧選択プログラム51によって起動されると、CPU20に対して、コンポーネント一覧選択画面54の「コンポーネント一覧」欄543内で選択された「コンポーネント名」に対応したURL(即ち、選択された「コンポーネント名」に対応したコンポーネント情報ファイル36内で指定されたURL)を、ネットワーク4を介して、図示せぬHTMLサーバ5へ通知させる。そして、このURLに対応したHTML文書をHTMLサーバ5から受信すると、CPU20に対して、そのHTMLを表示するためのブラウザ画面58を、ディスプレイ装置24上に表示させる。このHTMLは、通常、コンポーネント情報ファイル36によってそのURLに対応付けられた雛形文書ファイル38に関する情報を記載したものである。図26に、クラス定義書に関するHTMLを表示しているブラウザ画面58の例を示す。
[処理の流れ]
次に、上述した各種プログラムを読み込んだCPU20が実行する処理の流れを、図20乃至図22のフローチャートを用いて説明する。
【0111】
図20は、CPU20がコンポーネント一覧選択プログラム51に従って行う電子文書作成処理を示すフローチャートである。この電子文書作成処理をスタートして最初のS201では、CPU10は、ディスプレイ装置24上に、図23に示されるコンポーネント一覧選択画面54を表示する。
【0112】
次のS202では、CPU20は、コンポーネント一覧選択画面54中の「参照」ボタン545がクリックされたか否かをチェックする。そして、「参照」ボタン545がクリックされていない場合には、CPU20は、処理をそのままS206に進める。これに対して、「参照」ボタン545がクリックされた場合には、CPU20は、ディスプレイ装置24上に、図8に示したものと同じファイル/パス参照画面46を表示する。次のS204では、CPU10は、ファイル/パス選択画面46内の「OK」ボタン466又は「キャンセル」ボタン467がクリックされるのを待つ。そして、「キャンセル」ボタン467がクリックされた場合には、CPU20は、処理をそのままS206に進める。これに対して、「OK」ボタン466がクリックされた場合には、CPU20は、処理をS205に進める。S205では、CPU20は、その時点においてファイル/パス選択画面46内の「ファイルの場所」欄462に表示されているパス名を、コンポーネント一覧選択画面54の「コンポーネントのパス」欄542に設定する。S205の完了後、CPU20は、処理をS206に進める。
【0113】
S206では、CPU20は、コンポーネント一覧選択画面54の「コンポーネントのパス」欄542に設定されているパス名が示すフォルダ内から、拡張子“CDT”を有するコンポーネント情報ファイル36を全て読み出す。そして、各コンポーネント情報ファイル36内に書き込まれているコンポーネント名を、コンポーネント一覧選択画面54の「コンポーネント一覧」欄543に表示する。
【0114】
次のS207では、CPU20は、「コンポーネント一覧」欄543に表示されている何れかのコンポーネント名がクリックされたか否かをチェックする。そして、何れのコンポーネント名もクリックされていなければ、CPU20は、処理をS202に戻す。これに対して、何れかのコンポーネント名がクリックされている場合には、CPU20は、処理をS208に進める。
【0115】
S208では、CPU20は、クリックされたコンポーネント名,即ち、「コンポーネント一覧」欄543内においてアンダーラインが表示されているコンポーネント名を含んでいるコンポーネント情報ファイル36を読み出して、そのコンポーネント情報ファイル36から“Name”,“Version”,“Author”及び“Note”の内容を抽出し、抽出した各情報をコンポーネント一覧選択画面54の「コンポーネントの情報」欄544における「コンポーネント名」欄5441,「バージョン」欄5442,「作成者」欄5443及び「説明」欄5444に、夫々表示する。
【0116】
次のS209では、CPU20は、オペレータが「ヘルプ」ボタン5445をクリックすることによってそのコンポーネント7に関連付けられている説明を要求したか否かを、チェックする。そして、「ヘルプ」ボタン5445がクリックされている場合(即ち、解説文の要求が入力された場合)には、CPU20は、S210において、S208にて読み出したコンポーネント情報ファイル36内から“Help”の内容を抽出し、抽出したヘルプファイル名を有するヘルプファイル37を読み出す。そして、ディスプレイ装置14上にヘルプ画面を表示して、図24に示すように、読み出したヘルプファイル37の概要項目の説明文を表示する。このS210を完了すると、CPU20は、処理をS202に戻す。これに対して、「ヘルプ」ボタン5445がクリックされていない場合には、CPU20は、処理をS211に進める。
【0117】
このS211では、CPU20は、オペレータが「URL」ボタン5446をクリックすることによってそのコンポーネント7に関連付けられているHTML文書を要求したか否かを、チェックする。そして、「URL」ボタン5446がクリックされている場合には、CPU20は、S212において、S208にて読み出したコンポーネント情報ファイル36内から“URL”を抽出する。そして、CPU20は、ブラウザ60を立ち上げてディスプレイ装置24上にブラウザ画面58(図26参照)を表示するとともにHTMLサーバ5にアクセスして、抽出したURLに対応するHTMLを受信して、その内容をブラウザ画面58上に表示する。このS212を完了すると、CPU20は、処理をS202に戻す。これに対して、「URL」ボタン5446がクリックされていない場合には、CPU20は、処理をS213に進める。
【0118】
このS213では、CPU20は、オペレータが「キャンセル」ボタン547をクリックしたか否かを、チェックする。そして、「キャンセル」ボタン547がクリックされている場合には、CPU20は、直ちにこの電子文書作成処理を終了する。これに対して、オペレータが「キャンセル」ボタン547をクリックしていない場合には、CPU20は、処理をS214に進める。
【0119】
このS214では、CPU20は、オペレータが「作成」ボタン546をクリックすることによってそのコンポーネントに関連付けられている雛形文書ファイル38に基づいた電子文書の作成を要求したか否かを、チェックする。そして、「作成」ボタン546がクリックされている場合(即ち、電子文書の編集要求が入力された場合)には、CPU20は、S215において、S208にて読み出したコンポーネント情報ファイル36内から画面定義のスクリプトファイル39のファイル名又はコンポーネント固有ウィザードプログラムファイル47のファイル名を抽出する。そして、CPU20は、画面定義のスクリプトファイル39のファイル名が抽出できた場合には、汎用ウィザードプログラム52を起動して、このファイル名及びパス名を渡す。一方、コンポーネント固有ウィザードプログラムファイル47のファイル名が抽出できた場合には、CPU20は、このファイル名が示すコンポーネント固有ウィザードプログラム47を起動する。続いて、CPU20は、次のS216において、S208にて読み出したコンポーネント情報ファイル36内から雛形文書ファイル38のファイル名を抽出し、コンポーネント一覧選択画面54の「コンポーネントのパス」欄542に設定されているパス名が示すフォルダ内から、当該ファイル名を有する雛形文書ファイル38を読み出す。そして、当該ファイル名に付された拡張子に対して予め対応付けられたアプリケーションプログラム53を起動して、雛形文書ファイル38の内容を表示させる。
【0120】
次に、S215にて起動された汎用ウィザードプログラム52に従ってCPU20が実行する処理内容を、図21のフローチャートを用いて説明する。
【0121】
汎用ウィザードプログラム52を起動した直後のS301では、CPU20は、コンポーネント一覧選択プログラム51から受け取ったファイル名及びパス名に基づいて、そのパス名が示すフォルダから、そのファイル名が示す画面定義のスクリプトファイル39を読み込む。
【0122】
次のS302では、CPU20は、S301にて読み込んだ画面定義のスクリプトファイル39における最初の画面の定義[FRAME]に基づいて、最初の汎用ウィザード画面55を表示する。汎用ウィザード画面55における各欄の配置は、その定義[FRAME]の内容如何に依るが、汎用ウィザード共通のフォーマットとして、最初の汎用ウィザード画面55には、その下縁に沿って、「次へ」ボタン551,「キャンセル」ボタン552及び「ヘルプ」ボタン553が表示される。図27は、図14に示されるクラス定義書用の画面定義のスクリプトファイル39に従って表示された、最初の汎用ウィザード画面55の例を示す。また、図33は、図17に示されるワープロ文書「出張旅費精算書」用の画面定義のスクリプトファイル39に従って表示された、最初の汎用ウィザード画面55の例を示す。
【0123】
なお、最後の汎用ウィザード画面55には、同じく汎用ウィザード共通のフォーマットとして、その下縁に沿って、「戻る」ボタン554,「キャンセル」ボタン552,「完了」ボタン555及び「ヘルプ」ボタン553が表示される。図30は、図14に示されるクラス定義書用の画面定義のスクリプトファイル39に従って表示された、最後の汎用ウィザード画面55の例を示す。また、図34は、図17に示されるワープロ文書「出張旅費精算書」用の画面定義のスクリプトファイル39に従って表示された、最後の汎用ウィザード画面55の例を示す。さらに、中間頁の汎用ウィザード画面55には、同じく汎用ウィザード共通のフォーマットとして、その下縁に沿って、「戻る」ボタン554,「次へ」ボタン551,「キャンセル」ボタン552及び「ヘルプ」ボタン553が表示される。図28及び図29は、図14に示されるクラス定義書用の画面定義のスクリプトファイル39に従って表示された、中間頁の汎用ウィザード画面55の例を示す。
【0124】
次のS303では、CPU20は、最新に表示した汎用ウィザード画面55における各欄への入力を受け付ける。即ち、各欄のうち文字入力カーソルが表示されている位置へ、キーボード28を介して入力された文字列を書き込む。
【0125】
次のS304では、CPU20は、最新に表示した汎用ウィザード画面55中の何れかのボタン551〜555がクリックされるのを待つ。そして、何れかのボタンがクリックされた場合には、CPU10は、クリックされたボタンの種類を解析して、クリックされたボタンの種類に応じた処理(S305〜S309)を実行する。以下、クリックされたボタンと処理の内容について説明する。
【0126】
先ず、「ヘルプ」ボタン553がクリックされた場合には、CPU20は、S305において、S208にて読み出したコンポーネント情報ファイル36内から“Help”の内容を抽出し、抽出したヘルプファイル名を有するヘルプファイル37から、現在表示中の汎用ウィザード画面55中の各入力項目に対応した詳細項目の説明文を読み出す。そして、ディスプレイ装置14上にヘルプ画面を表示して、図25に示すように、読み出した詳細項目の説明文を表示する。このS305の完了後、CPU20は、処理をS304に戻す。
【0127】
一方、「次へ」ボタン551がクリックされたと解析した場合には、CPU20は、S306において、S301にて読み込んだ画面定義のスクリプトファイル39から、現在表示中の汎用ウィザード画面55の定義[FRAME]よりも一つ後の定義[FRAME]を抽出し、抽出した定義[FRAME]に基づいて次頁の汎用ウィザード画面55を表示する。S306を完了後、CPU20は、処理をS303に戻す。
【0128】
一方、「戻る」ボタン554がクリックされたと解析した場合には、CPU20は、S307において、S301にて読み込んだ画面定義のスクリプトファイル39から、現在表示中の汎用ウィザード画面55の定義[FRAME]よりも一つ前の定義[FRAME]を抽出し、抽出した定義[FRAME]に基づいて前頁の汎用ウィザード画面55を表示する。S307を完了後、CPU20は、処理をS303に戻す。
【0129】
一方、汎用ウィザードのフォーマットに従って表示される5種類のボタン(「次へ」ボタン551,「キャンセル」ボタン552,「ヘルプ」ボタン553,「戻る」ボタン554,「完了」ボタン555)以外のボタン,即ち、図29及び図30に示される「参照」ボタン556,図28及び図29に示される「追加」ボタン557,図28に示される「変更」ボタン558,又は、図28及び図29に示される「削除」ボタン559がクリックされた場合には、CPU20は、S308において、クリックされたボタンに対応する処理を実行する。例えば、「参照」ボタン556がクリックされた場合には、CPU20は、図31に示されるクラス/インタフェースの参照画面を表示する。このクラス/インタフェースの参照画面の機能は、図8に示すファイル/パス選択画面の機能とほぼ同じである。また、図28に示される「追加」ボタン557がクリックされた場合には、CPU20は、図32に示すメソッドの追加画面を表示する。S308の完了後、CPU20は、処理をS303に戻す。
【0130】
一方、「キャンセル」ボタン552がクリックされた場合には、CPU20は、そのままこの汎用ウィザードプログラム52を終了する。
【0131】
一方、「完了」ボタン555がクリックされたと解析した場合には、CPU20は、S309において、各汎用ウィザード画面55中の各項目入力欄に書き込まれた文字列を、S216にて起動されているアプリケーションプログラム53に渡して、雛形文書ファイル38の該当箇所に夫々設定する。図35は、図14に示されるクラス定義書用の画面定義のスクリプトファイル39に従って汎用ウィザードプログラム52が実行完了された時点での文書作成画面57(アプリケーションプログラム53としての表エディタにより表示)を示す。また、図36は、図17に示されるワープロ文書「出張旅費精算書」用の画面定義のスクリプトファイル39に従って汎用ウィザードプログラム52が実行完了された時点での文書作成画面57(アプリケーションプログラム53としてのワードプロセッサにより表示)を示す。S309の完了後、CPU20は、この汎用ウィザードプログラム52を終了する。
【0132】
一方、上記コンポーネント固有ウィザードプログラム47による処理内容は、そのプログラミングの内容如何に依り様々であるが、オペレータに対して必要項目に対する文字列の入力を促して、入力された文字列をS216にて起動されているアプリケーションプログラム53に渡して、雛形文書ファイル38の該当箇所に夫々設定する点では、画面定義のスクリプトファイル39を参照して汎用ウィザードプログラム52が実行する処理内容と、何ら変わりがない。
【0133】
次に、S309にて起動されたアプリケーションプログラム53の説明をする。編集プログラムとしてのアプリケーションプログラム53は、オペレータによる入力内容に従い、コンポーネント固有ウィザードプログラム47又は汎用ウィザードプログラム52によって必要項目が設定された雛形文書ファイル38の編集を行う。このアプリケーションプログラムは、市販のものであり、雛形文書ファイル38の拡張子に対応して様々な内容のものが用意されているが、ここでは、雛形文書ファイル38がクラス定義書であった場合に起動される表エディタによる処理内容の概略を、図22のフローチャートの基づいて説明する。
【0134】
この表エディタを起動して最初のS401では、CPU20は、文書作成画面57を表示する。
【0135】
次のS402では、CPU20は、入力を受け付ける。具体的には、コンポーネント一覧選択プログラム51から雛形文書ファイル38を受け取った場合には、その雛形文書ファイル38を開いて、図35に示すように、その内容を文書作成画面57上に表示する。また、コンポーネント固有ウィザードプログラム47又は汎用ウィザードプログラム52から必要項目についての文字列を受け取った場合には、文書作成画面57上に表示された雛形文書ファイル38の内容における該当する箇所に、夫々書き込む。また、オペレータがキーボード28又はマウス29を介して文字列の入力,削除,等の編集作業を行った場合には、その編集作業内容に従って、文書作成画面57上に表示された雛形文書ファイル38の内容を編集する。
【0136】
また、オペレータが表示モードの変更コマンドを入力した場合には、入力された変更コマンドに従って、現在設定されている表示モードを「業務のみ」,「制御のみ」又は「全て」に変更する。なお、「業務のみ」の表示モードとは、この表エディタによって編集されるクラス定義書で定義される各処理ブロック行のうち、処理種別が業務(BUSINESS,即ち、所定の業務にディペンドした処理)であるもののみを文書作成画面57に表示する表示モードである。また、「制御のみ」の表示モードとは、この表エディタによって編集されるクラス定義書で定義される各処理ブロック行のうち、処理種別が制御(CONTROL,即ち、プログラムを動かせるための処理)であるもののみを文書作成画面57に表示する表示モードである。また、「全て」の表示モードとは、全ての処理ブロック行を文書作成画面57に表示する表示モードである。
【0137】
次のS403では、CPU20は、現在設定されている表示モードが「業務のみ」であるか否かをチェックする。そして、表示モードが「業務のみ」であった場合には、CPU20は、S404において、処理種別が「制御(CONTROK)」となっている処理ブロック行を、文書作成画面57に表示しないこととする。このS404の実行の結果文書作成画面57に表示される内容は、図37に例示するようになる。S404の完了後、CPU20は、処理をS402に戻す。これに対して、表示モードが「業務のみ」でない場合には、CPU20は、処理をS405に進める。
【0138】
S405では、CPU20は、現在設定されている表示モードが「制御のみ」であるか否かをチェックする。そして、表示モードが「制御のみ」であった場合には、CPU20は、S406において、処理種別が「業務(BUSINESS)」となっている処理ブロック行を、文書作成画面57に表示しないこととする。S406の完了後、CPU20は、処理をS402に戻す。これに対して、表示モードが「制御のみ」でない場合には、CPU20は、処理をS407に進める。
【0139】
S407では、CPU20は、現在設定されている表示モードが「全て」であると判断して、図38に示すように、全ての処理ブロック行を文書作成画面57に表示する。
【0140】
次のS408では、CPU20は、現在表示されている文字入力カーソルの位置が処理種別欄であるか否かをチェックする。そして、処理種別欄に文字入力カーソルが表示されていない場合には、CPU20は、処理をS402に戻す。これに対して、処理種別欄に文字入力カーソルが表示されている場合には、CPU20は、処理をS409に進める。
【0141】
S409では、CPU20は、文字入力カーソルが表示されている処理種別欄に、その欄に対する入力候補文字群「業務」,「制御」,「BUSINESS」,「CONTROL」を、ドロップダウンリストとして表示する。
【0142】
次のS410では、CPU20は、オペレータがマウスによって何れかの入力候補文字をクリックするのを待ち、クリックされた入力候補文字を現在の文字入力カーソル位置に設定するとともに、ドロップダウンリストを非表示にする。S410の完了後、CPU20は、処理をS402に戻す。
<電子文書作成支援システムの作用>
以上のように構成された電子文書作成支援システムにおいて、雛形文書の提供者は、コンポーネント作成用コンピュータ1を用いて、様々な種類のアプリケーションプログラムによって夫々編集対象となる雛形文書のコンポーネント7を作成する。個々のコンポーネント7は、その雛形文章の内容を表す雛形文書ファイル38と、その雛形文書の解説文を表すヘルプファイル37と、雛形文書ファイル38を編集するためのコンポーネント固有ウィザードプログラム47又は雛形文書ファイル38の編集のために汎用ウィザードプログラム52によって参照される画面定義のスクリプトファイル39と、これら雛形文書ファイル38,ヘルプファイル37,及びコンポーネント固有ウィザードプログラム47又は画面定義のスクリプトファイル39を互いに関連付けるコンポーネント情報ファイル36とから、構成される。
【0143】
コンポーネント作成用コンピュータ1内で実行されるコンポーネント作成支援プログラム31は、個々のコンポーネント7毎に、ヘルプ作成アプリケーションプログラム33に対してヘルプファイル37を作成させ、雛形作成アプリケーションプログラム34に対して雛形文書ファイル38を作成させ、汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラム35に対して画面定義のスクリプトファイル39を作成させる。そして、このようにして作成されたヘルプファイル37,雛形文書ファイル38,及び画面定義のスクリプトファイル39又はコンポーネント固有ウィザードプログラム47の夫々のファイル名に基づいて、コンポーネント情報ファイル36を作成する。
【0144】
このようにして作成された多種類のコンポーネント7は、フロッピーディスク3(又は、他の媒体)に格納され、また、ネットワークNWを通じた通信を介して、ユーザ,即ち、電子文書作成用コンピュータ2に提供される。
【0145】
ユーザ,即ち、電子文書作成用コンピュータ2のオペレータは、コンポーネント一覧選択プログラム51を起動して、コンポーネント一覧選択画面54の「コンポーネント一覧」欄543内に、電子文書作成用コンピュータ2のハードディスク25内の何れかのフォルダに格納されているコンポーネント7の名称を、一覧表示させる。このように一覧表示されているコンポーネント名のうちの何れかをユーザが選択すると、そのコンポーネント7の情報が、コンポーネント一覧選択画面54の「コンポーネントの情報」欄544内に表示される。さらに、ユーザが「ヘルプ」ボタン5445をクリックすると、そのコンポーネント7についてのヘルプファイル37が読み出されて、その内容がヘルプ画面内に表示される。また、ユーザが「URL」ボタン5446をクリックすると、そのコンポーネントに関するHTMLがブラウザ60によってネットワーク4経由でHTMLサーバ5から取得されて、その内容がブラウザ画面58内に表示される。
【0146】
そして、ユーザが「作成」ボタン546をクリックすると、そのコンポーネント7に関するコンポーネント固有ウィザードプログラムファイル47又は画面定義のスクリプトファイル39が読み出され、そのコンポーネント固有ウィザードプログラム47又はその画面のスクリプトファイル39を参照する汎用ウィザードプログラム52が実行されるとともに、そのコンポーネント7に関する雛形文書ファイル38が、それに対応したアプリケーションプログラム53によって開かれる。
【0147】
ユーザが、何れかのウィザードプログラム47,52によって表示されるウィザード画面55,56に従って、要求された項目に関する文字入力を行うと、アプリケーションプログラム53によって編集されている雛形文書ファイル38のうちの必須項目に、入力された文字列が設定される。ユーザは、その後、アプリケーションプログラム53をそのまま用いて雛形文書ファイル38の編集を行えば、目的とする電子文書を、簡単に完成することができる。
【0148】
このように、本実施形態の電子文書作成支援システムによると、ユーザは、必要に応じて、編集対象の雛形文書ファイル38に関連付けられた解説文(ヘルプファイル37の説明文,HTMLの内容)を参照することができる。従って、文書作成画面57に表示される雛形文書内にコメント文を挿入する必要がなくなるので、コメント文の存在によって雛形文書自体が見にくくなってしまうという弊害が解消される。
【0149】
また、本実施形態の電子文書作成支援システムによると、ユーザが編集対象の雛形文書ファイル38を特定すると、その雛形文書ファイル38に対応した処理内容のウィザードプログラム47,52が実行され、このウィザードプログラム47,52が要求する項目の文字列をユーザが入力すれば、雛形文書ファイル38中の必須項目に、その文字列が書き込まれる。従って、必須項目の入力し忘れがなくなる。
【0150】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第1の態様による電子文書作成支援装置,及びコンピュータをこのような電子文書作成支援装置として機能させる電子文書作成支援用データ及びプログラムを格納したコンピュータ可読媒体によれば、オペレータが希望した時のみ「雛形文書」に対応した解説文を表示することができる。
【0151】
また、本発明の第2の態様による電子文書作成支援装置,及び、コンピュータをこのような電子文書作成支援装置として機能させる電子文書作成支援用データ及びプログラムを格納したコンピュータ可読媒体によれば、雛形文書中の必須項目をオペレータに対して強制的に入力させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】本発明の実施の形態である電子文書作成支援システムの概略構成を示すブロック図
【図3】コンポーネント作成用コンピュータにおけるソフトウェア構成を示すブロック図
【図4】コンポーネント作成支援プログラムによる処理内容を示すフローチャート
【図5】汎用ウィザード用画面定義作成支援プログラムによる処理内容を示すフローチャート
【図6】雛形文書項目表示モジュールによる処理内容を示すフローチャート
【図7】コンポーネント作成支援画面の構成図
【図8】ファイル/パス選択画面の構成図
【図9】表エディタによる雛形作成アプリケーション画面の構成図
【図10】ワードプロセッサによる雛形作成アプリケーション画面の構成図
【図11】ヘルプ作成アプリケーション画面の構成図
【図12】雛形文書ファイルがクラス定義書である場合における汎用ウィザード用画面定義作成支援画面の構成図
【図13】雛形文書ファイルがクラス定義書である場合における雛形文書項目表示画面の構成図
【図14】雛形文書ファイルがクラス定義書である場合における画面定義のスクリプトファイルの構成図
【図15】雛形文書ファイルがワープロ文書である場合における汎用ウィザード用画面定義作成支援画面の構成図
【図16】雛形文書ファイルがワープロ文書である場合における雛形文書項目表示画面の構成図
【図17】雛形文書ファイルがワープロ文書である場合における画面定義のスクリプトファイルの構成図
【図18】雛形文書ファイルがクラス定義書である場合におけるコンポーネント情報ファイルの構成図
【図19】電子文書作成用コンピュータにおけるソフトウェア構成を示すブロック図
【図20】コンポーネント一覧選択プログラムによる処理内容を示すフローチャート
【図21】汎用ウィザードプログラムによる処理内容を示すフローチャート
【図22】表エディタによる処理内容を示すフローチャート
【図23】コンポーネント一覧選択画面の構成図
【図24】概要表示を行っているヘルプ画面の構成図
【図25】詳細表示を行っているヘルプ画面の構成図
【図26】ブラウザ画面の構成図
【図27】雛形文書ファイルがクラス定義書である場合の画面定義のスクリプトファイルに基づいて表示される汎用ウィザード画面の構成図
【図28】雛形文書ファイルがクラス定義書である場合の画面定義のスクリプトファイルに基づいて表示される汎用ウィザード画面の構成図
【図29】雛形文書ファイルがクラス定義書である場合の画面定義のスクリプトファイルに基づいて表示される汎用ウィザード画面の構成図
【図30】雛形文書ファイルがクラス定義書である場合の画面定義のスクリプトファイルに基づいて表示される汎用ウィザード画面の構成図
【図31】クラス/インタフェースの参照画面の構成図
【図32】メソッドの追加画面の構成図
【図33】雛形文書ファイルがワープロ文書である場合の画面定義のスクリプトファイルに基づいて表示される汎用ウィザード画面の構成図
【図34】雛形文書ファイルがワープロ文書である場合の画面定義のスクリプトファイルに基づいて表示される汎用ウィザード画面の構成図
【図35】雛形文書ファイルがクラス定義書である場合におけるウィザードプログラムが完了した時点での文書作成画面の構成図
【図36】雛形文書ファイルがワープロ文書である場合におけるウィザードプログラムが完了した時点での文書作成画面の構成図
【図37】表示モードが「業務のみ」の場合における文書作成画面の構成図
【図38】表示モードが「全て」の場合における文書作成画面の構成図
【図39】入力対象欄にドロップダウンリストが表示された状態を示す図
【符号の説明】
1 コンポーネント作成用コンピュータ
2 電子文書作成用コンピュータ
7 コンポーネント
10,20 CPU
11,21 RAM
14,24 ディスプレイ
15,25 ハードディスク
18,28 キーボード
19,29 マウス
35 汎用ウィザード用画面定義
36 コンポーネント情報ファイル
37 ヘルプファイル
38 雛形文書ファイル
39 画面定義のスクリプトファイル
46 コンポーネント固有ウィザードプログラム
51 コンポーネント一覧選択プログラム
52 汎用ウィザードプログラム
53 アプリケーションプログラム
54 コンポーネント一覧選択画面
Claims (10)
- 複数の入力項目を有する電子文書の雛形と、当該電子文書の雛形中の特定入力項目への文字列の設定を支援するために当該文字列を入力させる入力画面を規定した項目入力支援データと、当該電子文書の雛形と当該項目入力支援データとを特定する情報を含む雛形特定データとを記憶する記憶手段と、
前記電子文書の雛形を編集する電子文書編集手段と、
前記電子文書編集手段によって電子文書の編集をするときには、前記雛形特定データを読み出し、読み出した雛形特定データによって特定された電子文書の雛形と項目入力支援データとを読み出し、読み出した当該電子文書の雛形に対応する項目入力支援データに従って、この項目入力支援データが規定する画面を介してオペレータに文字列を入力させるための入力支援処理を起動し、この項目入力支援処理に従って、前記画面毎に当該電子文書中の前記特定入力項目に対する文字列の入力をオペレータに促してから、前記電子文書編集手段に対して、当該電子文書の雛形に前記オペレータによって入力された文字列を設定させる手段とを、
有することを特徴とする電子文書作成支援装置。 - 前記記憶手段は、前記電子文書の雛形と前記項目入力支援データと前記雛形特定データとの組を複数組記憶する
ことを特徴とする請求項1記載の電子文書作成支援装置。 - 前記各組の電子文書の雛形は、その電子文書の種類が互いに異なる
ことを特徴とする請求項2記載の電子文書作成支援装置。 - 前記雛形特定データに含まれる電子文書の雛形と項目入力支援データとを特定する情報は、その雛形のファイル名と前記項目入力支援データのファイル名である
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子文書作成支援装置。 - コンピュータを、
複数の入力項目を有する電子文書の雛形と、当該電子文書の雛形中の特定入力項目への文字列の設定を支援するために当該文字列を入力させる入力画面を規定した項目入力支援データと、当該電子文書の雛形と当該項目入力支援データを特定する情報を含む雛形特定データとを記憶する記憶手段、
前記電子文書の雛形を編集する電子文書編集手段、及び、
前記電子文書編集手段によって電子文書の編集をするときには、前記雛形特定データを読み出し、読み出した雛形特定データによって特定された電子文書の雛形と項目入力支援データとを読み出し、読み出した当該電子文書の雛形に対応する項目入力支援データに従って、この項目入力支援データが規定する画面を介してオペレータに文字列を入力させるための入力支援処理を起動し、この項目入力支援処理に従って、前記画面毎に当該電子文書中の前記特定入力項目に対する文字列の入力をオペレータに促してから、前記電子文書編集手段に対して、当該電子文書の雛形に前記オペレータによって入力された文字列を設定させる手段、
として機能させるための電子文書作成支援プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。 - 複数の入力項目を有する電子文書の雛形と、当該電子文書の雛形中の特定入力項目への文字列の設定を支援するために当該文字列を入力させる入力画面を規定した項目入力支援データと、当該電子文書の雛形と当該項目入力支援データとを特定する情報を含む雛形特定データとを記憶する記憶手段と、
電子文書の雛形の作成が要求された場合、前記電子文書の雛形を作成する手段と、
項目入力支援データの作成が要求された場合、前記項目入力支援データを作成する手段と、
雛形特定データの作成が要求された場合、前記作成された電子文書の雛形と前記作成された項目入力支援データを特定する情報を含む雛形特定データを作成する手段とを、
有することを特徴とする電子文書作成支援データコンポーネント作成装置。 - 前記記憶手段は、前記電子文書の雛形と前記項目入力支援データと前記雛形特定データとの組を複数組記憶する
ことを特徴とする請求項6記載の電子文書作成支援データコンポーネント作成装置。 - 前記各組の電子文書の雛形は、その電子文書の種類が互いに異なる
ことを特徴とする請求項7記載の電子文書作成支援データコンポーネント作成装置。 - 前記雛形特定データに含まれる電子文書の雛形と項目入力支援データとを特定する情報は、その雛形のファイル名と前記項目入力支援データのファイル名である
ことを特徴とする請求項6乃至8の何れかに記載の電子文書作成支援データコンポーネント作成装置。 - コンピュータを、
複数の入力項目を有する電子文書の雛形と、当該電子文書の雛形中の特定入力項目への文字列の設定を支援するために当該文字列を入力させる入力画面を規定した項目入力支援データと、当該電子文書の雛形と当該項目入力支援データとを特定する情報を含む雛形特定データとを記憶する記憶手段、
電子文書の雛形の作成が要求された場合、前記電子文書の雛形を作成する手段、
項目入力支援データの作成が要求された場合、前記項目入力支援データを作成する手段、及び、
雛形特定データの作成が要求された場合、前記作成された電子文書の雛形と前記作成された項目入力支援データを特定する情報を含む雛形特定データを作成する手段、
として機能させるための電子文書作成支援データコンポーネント作成プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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