JP2006228087A - マルチメディアデータ検索システム、マルチメディアデータ検索方法および携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サーバーと複数の携帯端末装置をIPネットワークで接続してマルチメディアデータを検索ときに、サーバーを経由した携帯端末装置間のリアルタイム通信中に、サーバーが携帯端末装置から受信したデータをもとに、関連するマルチメディアデータを検索し、検索結果のマルチメディアデータと、携帯端末装置で閲覧するためのレイアウトデータとを作成して、通信中のすべての携帯端末装置に配信し、携帯端末装置では、配信されたレイアウトデータに基づいて検索結果のマルチメディアデータを再生、表示する。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1には、携帯電話とサーバーを利用してユーザーの必要な情報を検索し、通知する方法が提案されている。
この携帯電話用インターネット情報・音声検索システム106は、携帯電話回線網103とインターネット網104に接続されており、インターネット機能を備えた携帯電話端末101は、携帯電話用基地局102を介して携帯電話回線網103と接続され、携帯電話回線網103は、インターネットセンター105を介してインターネット網104と接続されている。
ユーザーは、携帯電話端末101から、携帯電話用インターネット情報・音声検索システム106に割り当てられた電話番号に電話をかける。
携帯電話用インターネット情報・音声検索システム106の携帯電話受信部107は、ユーザーからの電話を受けるとともに、ユーザーの携帯電話端末101の電話番号を取得し、ユーザーの携帯電話用メールアドレスを作成する。
ユーザーからの音声は、音声認識装置109でデータ化し、情報検索処理部111が順次データベース等の記憶手段に記憶する。
ユーザーから一通り必要な情報を収集した後、音声応答装置108は、一旦通話を終了することを促す音声メッセージをユーザーに送り、ユーザーは通話を切断して待機する。
情報検索処理部111は、検索結果として抽出した情報を検索情報送信用サーバー112に送る。
検索情報送信用サーバー112は、この検索結果に基づいて、メール文を作成し、ユーザーの携帯電話用メールアドレスに向けて、インターネット網104を通じて電子メールで送信する。
インターネット網104に送り出された電子メールは、メールアドレスに従ってインターネットセンター105に送られ、携帯電話回線網103、携帯電話用基地局102を介して携帯電話端末101に送られる。
これにより、会話の内容に関連するマルチメディアデータ(ビデオ、オーディオ、イメージ、テキスト等)を、その場で取得し、会話を補完できることにより、精度の高い情報共有を実現することが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係るマルチメディアデータ検索システムの概略構成図である。このマルチメディア検索システムは、複数のクライアント201と、サーバー202と、必要に応じてファイルサーバー214をIP(Internet Protocol)ネットワーク215で接続して構成されている。
本実施形態では、クライアント201を携帯端末装置(携帯電話装置)とした場合について説明する。また、複数のクライアント間での標準プロトコルには、ITU−T H.323、SIP(Session Initiation Protocol)、MGCP(ITU−T H.248)などがあり、いずれも本発明に適用可能であるが、本実施形態ではプロトコルとしてSIPを用いる。
また、ビデオ、オーディオ、イメージ、テキスト等からなるマルチメディアデータを保管管理し、ユーザーからの検索要求に応じて、要求したユーザーと交信中のすべてのユーザーに検索結果を閲覧可能な形式に変換して配信する。
ここで、クライアントとクライアント間やクライアントとサーバー間のリアルタイム性が要求されるデータの送受信プロトコルとして、RTP(Real-time Transport Protocol)を使用し、サーバーからクライアントへの検索結果の通知に使うリアルタイム性が要求されないデータの送受信プロトコルとしては、HTTP(HyperText Transfer Protocol)を使用する。
この場合、クライアントAは、カメラやマイク等の入力デバイスから取り込んだデータをリアルタイムで符号化し、IPネットワークで通信するためパケット単位でメディアデータをサーバーに送信する。
サーバーは、受信した通話用パケットデータをクライアントB,Cに転送する。
そして、サーバーから通話用パケットデータを受信したクライアントB,Cは、パケットデータに含まれるメディアデータを復号してスピーカーや表示装置等によってユーザーに提示する。
サーバーは、受信した検索用パケットデータを一時的に記憶部へ記憶するとともに、検索用のパケットを送信したユーザー以外のユーザーに、その検索用のパケットを転送し、検索用のパケットデータの送信が終了すると、記憶部に記憶した検索用データを音声認識して、検索キーワードを生成し、この検索キーワードによりサーバーが備えるデータベースやファイルサーバーから検索結果を取り寄せる。
クライアントA,B,Cは、それぞれ受信した検索結果を、レイアウトデータ毎に適宜必要なアプリケーションによって再生を行う。ここで、これらのクライアントA,B,Cは、検索指示中、検索中および検索結果の閲覧中においても通話を継続することができる。
したがって、会話の内容に関連するマルチメディアデータ(ビデオ、オーディオ、イメージ、テキスト等)を、その場で取得し、会話を補完できることにより、精度の高い情報共有を実現することが可能となる。
(A)データ構成:
まず、クライアント201とサーバー202間での通話用及び検索用に使われるパケットについて説明する。図2は、パケットデータの構成を示す図である。
パケットデータは、大きくヘッダ部とペイロード部に分かれており、ヘッダ部にはパケットデータの種別を示すパケットタイプ61とサブタイプ62を保持する領域がある。ペイロード部には、ビデオ、オーディオ等のメディアデータを格納する。
また、パケットタイプ61は、通話用パケットデータか検索用パケットデータかを表すパケットデータの種別のコードが設定される。
サブタイプ62は、パケットタイプ61が検索用パケットデータの場合、接頭パケットデータあるいは接尾パケットデータかを表すコードが設定される。
この接頭パケットデータおよび接尾パケットデータは、通話用メディアデータと検索用メディアデータの境界を示すものであり、ペイロード部は空でよい。
レイアウトデータは、自身のファイル名71に続いて、各マルチメディアデータの再生情報を格納する。各マルチメディアデータ1〜Nには、マルチメディアデータのファイル名72と、データを表示するときの表示位置のX座標73とY座標74と、マルチメディアデータの再生を開始する時間75と、再生をどれだけの時間行うかを示す再生期間76とを少なくとも含んでいる。
このマルチメディアデータは、一つのレイアウトデータ内に、一つの検索キーワードに対する検索結果として抽出されたデータの数だけ繰り返される。
図4は、クライアント201の機能構成を示すブロック図であり、同図において、クライアント201は、リアルタイム通信系アプリケーション203、非リアルタイム通信系アプリケーション204、連携管理アプリケーション205、非通信系アプリケーション206からなっている。
リアルタイム通信系アプリケーション203は、マルチメディアデータ(ビデオ、オーディオ、イメージ、テキスト等)を扱えるリアルタイム通信が可能なアプリケーションプログラムであり、例えば、IPネットワーク上でのマルチメディア通信手段として普及しているSIP電話アプリケーションを用いる。
また、リアルタイム通信系アプリケーション203は、非リアルタイム通信系アプリケーション204の動作中も継続して動作しており、通信中のクライアント201との交信(通話)が可能である。
非リアルタイム通信系アプリケーション204は、サーバー202から受信した検索結果の内容に応じて連携管理アプリケーション205から起動され、サーバー202から受信した非リアルタイム系のデータ、例えば、ビデオ、オーディオ、イメージやテキストを再生する。この非リアルタイム通信系アプリケーション204としては、レイアウトデータビューワ2041やメール2042がある。
このうちレイアウトデータビューワ2041は、ビデオ及びオーディオ再生用の非通信系アプリケーション206(動画プレーヤーや音声プレーヤー等)と連携してレイアウトデータの再生を行う。
非通信系アプリケーション206は、非リアルタイム通信系アプリケーション204から起動され、非リアルタイム通信系アプリケーション204と連携して、クライアント201内だけで動作して、マルチメディアデータの再生を行う。この非通信系アプリケーション206の例としては、動画プレーヤー2061や音声プレーヤー2062等がある。
連携管理アプリケーション205は、サーバー202から受信した検索結果に応じて、非リアルタイム通信系アプリケーション204を動作させる。
図5は、連携管理アプリケーション205の機能構成を示すブロック図であり、同図において、連携管理アプリケーション205は、検索結果データ受信部401、連携判定部402、状態判定部403、動作管理部404とからなっている。
連携判定部402は、受信したデータファイルの拡張子やデータヘッダを解析してデータの種類を判別し、自装置が持つ非リアルタイム通信系アプリケーションの中で、受信したレイアウトデータの再生に最も適したアプリケーションを選定し、選定したアプリケーション名と受信したレイアウトデータ及び検索結果データとを動作管理部404へ渡す。
この場合、受信したデータの種類がビデオデータであれば、レイアウトビューワ単体では動画再生ができないので、レイアウトデータビューワを再生するためのアプリケーションとして選定し、このビューワから動画のローカルプレーヤーに再生指示を出して、レイアウトビューワと動画プレーヤーとが連携して動画を再生することになる。
同様に、受信したデータの種類が音声データのときにも、レイアウトビューワから音声のローカルプレーヤーに再生指示を出して、レイアウトビューワと音声プレーヤーとが連携して音声を再生することになる。
次に、動作管理部404は、状態判定部403からアプリケーションの状態の判定結果を受け取ると、アプリケーションが起動していない場合には、そのアプリケーションの起動を指示すると同時に、起動したアプリケーションにレイアウトデータの再生を要求する。
また、既にアプリケーションが起動している場合には、アプリケーションに対してレイアウトデータの再生のみを要求する。
図6は、サーバー202の機能構成を示すブロック図であり、同図において、サーバー202は、セッション制御部207、データ送受信部208、検索キーワード変換部209、検索エンジン部210、レイアウトデータ作成部211、記憶部212、動作管理部213とからなる。
データ送受信部208は、クライアント201とのデータの受け渡しを行う。図7は、データ送受信部208の機能構成を示すブロック図であり、同図において、データ送受信部208は、受信部301、パケットデータ判定部302、通話用パケットデータ分配部303、検索結果データ配信部304からなっている。
ここで、通話用パケットデータと判定された場合、この通話用パケットデータを通話用パケットデータ分配部303へ渡して、交信中の他のクライアント201に転送する。
ここで、サブタイプが接尾パケットデータであるときは、記憶部212に蓄積した検索用メディアデータを完了通知とともに動作管理部213に渡し、これ以降のパケットデータは通話用のパケットとみなされる。
検索結果データ配信部304は、動作管理部213から渡された検索結果のファイル名を用いて、記憶部212から検索結果であるレイアウトデータとマルチメディアデータを読み込み、交信中のすべてのクライアント201に配信する。
セッション制御部207は、データ送受信部208から渡された、クライアント201からの接続メッセージを、他の交信中のクライアント201に転送し、以降の各クライアント間の応答を中継して接続シーケンスを完了させる。
また、セッション制御部207は、クライアント201から受信した切断メッセージを他の交信中のクライアント201に転送し、各クライアント間の接続シーケンスを完了させる。
動作管理部213は、検索用パケットデータの完了通知を受けた場合、検索キーワード変換部209に対して、記憶部212に記憶した検索用のデータのファイル名を通知し、検索用キーワードに変換させる。
また、動作管理部213は、検索用キーワードへの変換が終了すると、検索エンジン部210に対して検索の指示を出す。
また、動作管理部213は、検索エンジン部210が終了すると、レイアウトデータ作成部211に対して、記憶部212に蓄積したマルチメディアデータのファイル名を通知し、レイアウトデータの作成を指示する。
さらに、動作管理部213は、データ送受信部208に対して、レイアウトデータ作成部211から渡されたレイアウトデータと検索結果であるマルチメディアデータのファイル名を通知し、各クライアントへの配信を指示する。
検索キーワード変換部209は、記憶部212から検索用メディアデータを読み込み、検索用メディアデータを検索キーワードに変換し、記憶部212へ記憶する。
検索用メディアとして音声を使用しているときには、例えば、音声データの各単語(観たい映画のタイトル、観たい場所、観たい時間等)を音声認識により、音声データをテキストに変換し、ファイルとして記憶部212に蓄積する。
検索エンジン部210は、通知されたファイル名で記憶部212から検索キーワードを読み込み、サーバー202に保持されたデータベースあるいはIPネットワーク215上のファイルサーバー214にこの検索キーワードを通知して、関連するマルチメディアデータの検索を行い、該当したマルチメディアデータをファイルとして記憶部212に蓄積し、蓄積したマルチメディアデータのファイル名を動作管理部213に通知する。
レイアウトデータ作成部211は、通知されたファイル名でマルチメディアデータを記憶部212から読み出し、各データの種別判定、ヘッダ解析等を行いレイアウトデータ作成に必要な情報を取得した上で、クライアントで閲覧するためのレイアウトデータを作成し記憶部212へ蓄積した後、動作管理部213に作成したレイアウトデータのファイル名と作成完了の通知を出す。この場合、クライアント201が扱えるデータを考慮して、レイアウトデータを作成する。
例えば、ヘッダ部解析により次の情報を得たとする。
次に、クライアント201間での通話の開始と終了、および検索の指示について説明する。
クライアント201と他のクライアント201と通話を行うため、例えば、SIP電話アプリケーションでは、接続(INVITE)メッセージをサーバー202へ送信する。
この接続(INVITE)メッセージには、発信元のクライアントのIPアドレス等を含む発信者情報と、発信先のサーバー、交信先のクライアントのIPアドレス等を含む発信先情報および、通話に使用するメディア種別などを含んでいる。
配信された接続(INVITE)メッセージを受信したクライアント201は、接続メッセージ中のメディア種別と、自分が使用可能なメディア種別に一致するものがある場合、接続を了承するOKメッセージを、送信したクライアント201へ返信する。このOKメッセージには、自分が使用可能なメディア種別を含んでいる。
OKメッセージを受信した、発信元のクライアント201は、受信したことを示すAckメッセージを返信し、この時点で接続シーケンスを完了する。
交信相手のクライアント201は、接続シーケンスでネゴシエーションした結果により、ビデオ/音声等のメディアを使用して通話を行う。
例えば、各クライアント201は、カメラやマイク等の入力デバイスから取り込んだデータをリアルタイムで符号化し、IPネットワーク215で通信するためパケット単位でメディアデータをサーバー202に送信する。サーバー202は、受信した通話用のパケットデータを他の交信先のクライアント201に転送する。
サーバー202からデータを受信したクライアント201は、データに含まれるメディアデータを復号して再生等を行う。
これにより、クライアント間でビデオや音声を使ったメディアデータの送受信が行われる。
クライアント201のリアルタイム通信系アプリケーション203(SIP電話アプリケーション)において、通話中にユーザーが、GUI操作またはハードウェア的なボタン操作などいずれかの方法で、マルチメディアデータ検索の開始をサーバー202に要求する。この検索要求時点で、リアルタイム通信系アプリケーション203からサーバー202に対して接頭パケットデータが送信される。
ユーザーは、接頭パケットデータの送信後、リアルタイム通信系アプリケーション203を使用し、3つの単語(観たい映画のタイトル、観たい場所、観たい時間)をこの順序で音声入力する。この入力した各単語は、メディアデータとして符号化されて、パケット単位でサーバー202へ送信される。
レイアウトデータと検索結果のマルチメディアデータを受信したクライアント201は、連携管理アプリケーション205によって起動された再生用のアプリケーション(非リアルタイム通信系アプリケーション)によって、検索結果を再生する。
この間、レイアウトデータビューワ2041の静止画表示領域では、レイアウトデータの再生開始時点からマルチメディアデータ2(映画館マップ.jpg)の静止画を表示し続ける(図8(B))。
最後に、マルチメディアデータ3(上映時間案内.mp3)の再生が終了した時点で、レイアウトデータビューワ2041はユーザーの次の操作待ち状態となる。
交信中のいずれかのクライアント201が他のクライアント201との通話を終了するためには、例えば、SIP電話アプリケーションでは、切断(BYE)メッセージをサーバー202へ送信する。この切断(BYE)メッセージには、切断発信元のクライアントのIPアドレス等を含む発信者情報、発信先のサーバー、クライアントのIPアドレス等を含む交信先情報などを含んでいる。
次に、残りのクライアント201のいずれかがサーバー202に切断メッセージを送信すると、サーバー202は、このクライアント201と切断に関する応答を行い、最低限二つのクライアントによる通話が成立している間は接続セッションを維持する。
しかし、最低限二つのクライアントによる通話が成立しなくなったときは、サーバー202は、残ったクライアント201に対して、切断メッセージを送信し、サーバー202とクライアント201間の切断に関する応答が終了した時点で、通話および本システムのすべての処理を終了する。
接続メッセージを受信したクライアントB,Cは、接続メッセージ中に記述されたメディア種別と、自装置が使用可能なメディア種別に一致するものがある場合、接続を了承するOKメッセージを返信する。このOKメッセージ中には、自装置が使用可能なメディア種別を記述する。また、OKメッセージを受信したクライアントは、受信したことを示すAckメッセージを送信し、この時点で接続シーケンスは完了する。
ここで、メディアとしてビデオと音声を使った場合の、メディアデータの送受信について説明する。
各クライアント内のリアルタイム通信系アプリケーション203は、カメラ,マイク等の入力デバイスから取り込んだデータをリアルタイムで符号化し、IPネットワーク215で通信するためパケット単位でメディアデータをサーバー202に送信する。サーバー202は、受信した通話用パケットデータを通話用パケットデータ分配部303にて、クライアントB,Cに転送する。
そして、サーバー202から通信用パケットデータを受信したクライアントB,Cのリアルタイム通信系アプリケーション203は、パケットデータに含まれるメディアデータの復号を行って、非リアルタイム通信系アプリケーション204で再生する。
この検索用メディアデータは、マルチメディアデータ検索のキーワードであり、例えば、映画関連の情報を検索する場合には、単語(観たい映画のタイトル、観たい場所、観たい時間等)を音声入力する。この入力した音声は、メディアデータとして符号化されて、パケット単位でサーバー202へ送信され、サーバー202の記憶部212に蓄積されるとともに、この検索用メディアデータを通話用パケットデータ分配部303にて、クライアントB,Cに対して転送する。
次に、クライアントBがサーバー202に切断(BYE)メッセージを送信する(ステップS516)。
サーバー202は、クライアントBと切断に関する応答を行ことにより、クライアントBが通話から離脱して、最低限二つのクライアントによる通話が成立しなくなるため、残ったクライアントCに対して切断メッセージを送信し、サーバー202とクライアントC間の切断に関する応答が終了した時点で、通話およびマルチメディアデータ検索のすべての処理が終了する(ステップS517)。
Claims (13)
- サーバーと複数のクライアントとをIPネットワークで接続したマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記サーバーを経由した前記クライアント間のリアルタイム通信中に、該サーバーが前記クライアントから受信したデータをもとに、関連するマルチメディアデータを検索し、すべての前記クライアントに配信することを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
- 請求項1に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記クライアントは、マルチメディアデータを扱い、他のクライアントと通話を行うリアルタイム通信系アプリケーションと、前記サーバーから受信したマルチメディアデータの再生、表示を行う非リアルタイム通信系アプリケーションと、各非リアルタイム通信系アプリケーションの状態を管理し、かつ前記サーバーから受信したデータを判別し、該データを再生、表示する適切な前記非リアルタイム通信系アプリケーションに振り分ける連携管理アプリケーションとを有することを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
- 請求項1に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記サーバーは、複数のクライアント間のリアルタイム通信を行うためのセッション制御部と、前記クライアントとのデータの受け渡しを行うデータ送受信部と、前記クライアントからの検索用メディアデータを検索キーワードに変換する検索キーワード変換部と、該検索キーワードをもとに関連するマルチメディアデータを検索する検索エンジン部と、前記検索結果のマルチメディアデータをクライアントで閲覧するためのレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成部と、各部の制御を行う動作管理部とを有することを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
- 請求項1に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記クライアントからの検索用メディアデータの送信は、前記リアルタイム通信系アプリケーションによる通話中に行うことを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
- 請求項2に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記クライアント内のリアルタイム通信系アプリケーションは、通常の通話のための通話用メディアデータの送信と、マルチメディアデータ検索のための検索用メディアデータの送信を区別するために、検索キーワードのもとになるメディアデータの前後に接頭パケットデータと接尾パケットデータとを送信することを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
- 請求項3に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記サーバーのデータ送受信部は、前記クライアントのリアルタイム通信系アプリケーションからのメディアデータを受信する受信部と、該受信したメディアデータが通話用のメディアデータを含むパケットデータか、接頭パケットデータまたは接尾パケットデータ検索用のどちらであるかを判定するパケットデータ判定部と、前記パケットデータ判定部で通話用パケットデータと判別された場合、該通話用パケットデータを通話中の各クライアントに分配するための通話用パケットデータ分配部と、検索結果であるマルチメディアデータとレイアウトデータを各クライアントに配信するための検索結果データ配信部とを有することを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
- 請求項6に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記パケットデータ判定部は、接頭パケットデータの受信を認識した場合、接尾パケットデータを受信するまでの間のメディアデータをまとめて蓄積することを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
- 請求項3に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記検索結果であるレイアウトデータには、少なくとも検索結果である各マルチメディアデータを示す表示位置と、再生開始時間と、再生期間を含むことを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
- 請求項2に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記クライアントの連携管理アプリケーションは、前記サーバーからのレイアウトデータおよびマルチメディアデータを受信する検索結果データ受信部と、前記受信した検索結果データのファイルタイプを判定し、連携させるべき前記非リアルタイム通信系アプリケーションを判定する連携判定部と、連携させるべき前記非リアルタイム通信系アプリケーションの状態を判定する状態判定部と、各部の制御を行う動作管理部とを有することを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
- 請求項9に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記状態判定部は、連携させるべき非リアルタイム通信系アプリケーションが起動しているか否かを判定し、前記動作管理部は、当該非リアルタイム通信系アプリケーションが起動していない場合には、当該非リアルタイム通信系アプリケーションの起動を行うことを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
- 請求項1に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記クライアントでは、レイアウトデータに記述したマルチメディアデータ毎に、適宜前記非リアルタイム通信系アプリケーションにより再生を行い、検索結果の閲覧中においても、前記リアルタイム通信系アプリケーションによる通話は継続するようにしたことを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
- サーバーと複数のクライアントとをIPネットワークで接続してマルチメディアデータを検索するマルチメディアデータ検索方法において、前記サーバーを経由した前記クライアント間のリアルタイム通信中に、該サーバーが前記クライアントから受信したデータをもとに、関連するマルチメディアデータを検索し、前記検索結果のマルチメディアデータと、前記クライアントで閲覧するためのレイアウトデータとを作成して、通信中のすべての前記クライアントに配信し、前記クライアントでは、配信されたレイアウトデータに基づいて検索結果のマルチメディアデータを再生、表示することを特徴とするマルチメディアデータ検索方法。
- サーバーと複数の携帯端末装置とをIPネットワークで接続して、マルチメディアデータの検索要求と再生を行う携帯端末装置において、前記サーバーを経由した前記携帯端末装置間のリアルタイム通信中に、検索用メディアデータを前記サーバーに送信するリアルタイム通信系アプリケーションと、前記サーバーから受信したマルチメディアデータの再生、表示を行う非リアルタイム通信系アプリケーションと、前記サーバーで前記検索用メディアデータをもとに検索されたマルチメディアデータと、該マルチメディアデータを閲覧するためのレイアウトデータとを受信し、前記受信したデータを判別し、該データを再生、表示する適切な前記非リアルタイム通信系アプリケーションに振り分ける連携管理アプリケーションとを有することを特徴とする携帯端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005043501A JP2006228087A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | マルチメディアデータ検索システム、マルチメディアデータ検索方法および携帯端末装置 |
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JP2005043501A JP2006228087A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | マルチメディアデータ検索システム、マルチメディアデータ検索方法および携帯端末装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024080050A1 (ja) * | 2022-10-11 | 2024-04-18 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 | 制御パケット送信システム、制御パケット送信方法、及び制御パケット送信プログラム |
-
2005
- 2005-02-21 JP JP2005043501A patent/JP2006228087A/ja active Pending
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WO2024080050A1 (ja) * | 2022-10-11 | 2024-04-18 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 | 制御パケット送信システム、制御パケット送信方法、及び制御パケット送信プログラム |
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