JP2006228087A - マルチメディアデータ検索システム、マルチメディアデータ検索方法および携帯端末装置 - Google Patents

マルチメディアデータ検索システム、マルチメディアデータ検索方法および携帯端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末装置によって複数のユーザーと交信中に、交信内容に関連するマルチメディアデータを交信中のメンバーとリアルタイムに共有することができるマルチメディアデータ検索システム、マルチメディアデータ検索方法および携帯端末装置を提供する。
【解決手段】サーバーと複数の携帯端末装置をIPネットワークで接続してマルチメディアデータを検索ときに、サーバーを経由した携帯端末装置間のリアルタイム通信中に、サーバーが携帯端末装置から受信したデータをもとに、関連するマルチメディアデータを検索し、検索結果のマルチメディアデータと、携帯端末装置で閲覧するためのレイアウトデータとを作成して、通信中のすべての携帯端末装置に配信し、携帯端末装置では、配信されたレイアウトデータに基づいて検索結果のマルチメディアデータを再生、表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マルチメディアデータ検索システム、マルチメディアデータ検索方法および携帯端末装置に関し、複数のクライアント(携帯端末装置)が通信中に要求したマルチメディアデータを検索して、通信中のクライアント(携帯端末装置)へリアルタイムで配信するマルチメディアデータ検索処理の方式に関する。
従来から、ユーザーが所有している端末からサーバーに要求を出すことにより、ユーザーの所望する情報を検索する手法についての提案がなされている。
例えば、特許文献1には、携帯電話とサーバーを利用してユーザーの必要な情報を検索し、通知する方法が提案されている。
図10を用いて、特許文献1の携帯電話用インターネット情報・音声検索システムについて説明する。
この携帯電話用インターネット情報・音声検索システム106は、携帯電話回線網103とインターネット網104に接続されており、インターネット機能を備えた携帯電話端末101は、携帯電話用基地局102を介して携帯電話回線網103と接続され、携帯電話回線網103は、インターネットセンター105を介してインターネット網104と接続されている。
また、携帯電話用インターネット情報・音声検索システム106は、携帯電話受信部107と、音声応答装置108と、音声認識装置109と、検索情報データベース110と、情報検索処理部111と、検索情報送信用サーバー112とからなっている。
ユーザーは、携帯電話端末101から、携帯電話用インターネット情報・音声検索システム106に割り当てられた電話番号に電話をかける。
携帯電話用インターネット情報・音声検索システム106の携帯電話受信部107は、ユーザーからの電話を受けるとともに、ユーザーの携帯電話端末101の電話番号を取得し、ユーザーの携帯電話用メールアドレスを作成する。
次に、携帯電話用インターネット情報・音声検索システム106は、音声応答装置108により、案内メッセージを順次流しながら、ユーザーから情報検索に必要な情報を音声によって収集する。
ユーザーからの音声は、音声認識装置109でデータ化し、情報検索処理部111が順次データベース等の記憶手段に記憶する。
ユーザーから一通り必要な情報を収集した後、音声応答装置108は、一旦通話を終了することを促す音声メッセージをユーザーに送り、ユーザーは通話を切断して待機する。
通話終了後、情報検索処理部111は、検索情報データベース110にアクセスし、先に案内メッセージに従って順次収集した検索条件を満たす情報を検索する。
情報検索処理部111は、検索結果として抽出した情報を検索情報送信用サーバー112に送る。
検索情報送信用サーバー112は、この検索結果に基づいて、メール文を作成し、ユーザーの携帯電話用メールアドレスに向けて、インターネット網104を通じて電子メールで送信する。
インターネット網104に送り出された電子メールは、メールアドレスに従ってインターネットセンター105に送られ、携帯電話回線網103、携帯電話用基地局102を介して携帯電話端末101に送られる。
特開2002−44256号公報
しかしながら、特許文献1の方法は、ネットワーク経由でホテル予約等の手間を簡略化するのが目的であり、サーバーとの通話により検索条件を伝えた後、一旦通話を切断する必要がある。即ち、検索結果の取得に関してリアルタイム性がなく、メールに書かれた情報によりホテル予約等を行う場合、別途ブラウザ等のアプリケーションをユーザーが自ら起動して行う必要がある。
また、特許文献1のような従来の情報検索では、ユーザー自身が必要とする情報を検索するためのものであり、その情報を他のユーザーと共有するためのものではない。したがって、他のユーザーと情報を共有するためには、改めてユーザーから他のユーザーへ共有する情報をメール等で送信しなければならない。
本発明は、上述のような実情を考慮してなされたものであって、携帯端末装置によって複数のユーザーと交信中に、交信内容に関連するマルチメディアデータを交信中のメンバーとリアルタイムに共有することができるマルチメディアデータ検索システム、マルチメディアデータ検索方法および携帯端末装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、IPネットワーク上のサーバーと複数のクライアント(携帯端末装置)からなる通信システムであって、サーバーを経由したクライアント間のリアルタイム通信中に、サーバーがクライアントから受信したデータをもとにして、関連するマルチメディアデータ(ビデオ、オーディオ、イメージ、テキスト等)を検索し、クライアントに配信するようにした。
このクライアントは、少なくともビデオ、オーディオ、イメージ、テキスト等のマルチメディアデータを扱い、サーバーを経由して他のクライアントと通信するアプリケーションと、サーバーが検索したマルチメディアデータを扱う非リアルタイム通信系アプリケーションと、各非リアルタイム通信系アプリケーションの状態を管理し、かつサーバーから受信したレイアウトデータおよび検索結果のマルチメディアデータを判別し、再生に適した非リアルタイム通信系アプリケーションに振り分けて検索結果を再生、表示させる連携管理アプリケーションとを有する。
また、サーバーには、複数のクライアント間のリアルタイム通信を行うためのセッション制御部と、クライアントとのデータの受け渡しを行うデータ送受信部と、検索用メディアデータを検索キーワードに変換する検索キーワード変換部と、検索キーワードをもとに関連するマルチメディアデータを検索する検索エンジン部と、検索により抽出したマルチメディアデータをクライアントで閲覧するためのレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成部と、各部の制御を行う動作管理部とを有する。
本発明によれば、複数のクライアント(携帯端末装置)間の通話中に、ユーザーの「知りたい情報」をリアルタイムにサーバーから引き出し、通話中のメンバーと情報共有することができる。
これにより、会話の内容に関連するマルチメディアデータ(ビデオ、オーディオ、イメージ、テキスト等)を、その場で取得し、会話を補完できることにより、精度の高い情報共有を実現することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明のマルチメディアデータ検索システムに係る好適な実施形態について説明する。
<システムの概略>
図1は、本発明の実施形態に係るマルチメディアデータ検索システムの概略構成図である。このマルチメディア検索システムは、複数のクライアント201と、サーバー202と、必要に応じてファイルサーバー214をIP(Internet Protocol)ネットワーク215で接続して構成されている。
クライアント201は、他のクライアント201と交信可能な電話機能やインターネット機能を備えた端末装置であって、同様な機能を備えた携帯端末装置(例えば、携帯電話装置やPDA(Personal Digital Assistant))やパーソナルコンピュータ等のいずれであってもよい。
本実施形態では、クライアント201を携帯端末装置(携帯電話装置)とした場合について説明する。また、複数のクライアント間での標準プロトコルには、ITU−T H.323、SIP(Session Initiation Protocol)、MGCP(ITU−T H.248)などがあり、いずれも本発明に適用可能であるが、本実施形態ではプロトコルとしてSIPを用いる。
サーバー202は、ユーザーに関する情報を登録するデータベース、クライアント201の電話番号とIPアドレスとの対応を登録したデータベース、現在利用可能なクライアント201の対応を管理するサーバーコンピュータであって、クライアント201からの要求に応じて、これらのデータベースを参照して、電話番号に対応するIPアドレスを要求元のクライアント201に通知したり、電話番号に対応するIPアドレスが割り当てられたクライアント201を呼び出したりする。
また、ビデオ、オーディオ、イメージ、テキスト等からなるマルチメディアデータを保管管理し、ユーザーからの検索要求に応じて、要求したユーザーと交信中のすべてのユーザーに検索結果を閲覧可能な形式に変換して配信する。
ファイルサーバー214は、マルチメディアデータを保管管理し、サーバー202からの検索要求に応じて、検索した結果をサーバー202へ戻すファイルサーバーコンピュータである。このファイルサーバー214は、必須のものではなく、サーバー202にマルチメディアデータベースを保持していない場合には、少なくとも1つは存在するものである。
IPネットワーク215は、クライアント201、サーバー202、ファイルサーバー214とを結合するための伝送路であって、一般には、ケーブルで実現されるが、ケーブルだけではなく、それらの間の通信プロトコルであるTCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)によって無線通信するものであってもよい。
ここで、クライアントとクライアント間やクライアントとサーバー間のリアルタイム性が要求されるデータの送受信プロトコルとして、RTP(Real-time Transport Protocol)を使用し、サーバーからクライアントへの検索結果の通知に使うリアルタイム性が要求されないデータの送受信プロトコルとしては、HTTP(HyperText Transfer Protocol)を使用する。
次に、本マルチメディアデータ検索システムの動作概要を、例えば、3台のクライアントA,B,Cとサーバー間で通話を行いながらマルチメディアデータの検索を行う場合について説明する。ここで、前提として、クライアントA,B,CとサーバーはIPネットワーク上にあり、TCP/UDPで通信を行うため、ソケットをオープンしている状態とする。
クライアントA,B,Cは、サーバーを介して、接続シーケンスでネゴシエーションした結果により、ビデオ/音声等のメディアを使用して通話を行う。
この場合、クライアントAは、カメラやマイク等の入力デバイスから取り込んだデータをリアルタイムで符号化し、IPネットワークで通信するためパケット単位でメディアデータをサーバーに送信する。
サーバーは、受信した通話用パケットデータをクライアントB,Cに転送する。
そして、サーバーから通話用パケットデータを受信したクライアントB,Cは、パケットデータに含まれるメディアデータを復号してスピーカーや表示装置等によってユーザーに提示する。
さらに、通話中に、あるユーザーが「知りたい情報」を想起した場合、そのユーザーが音声等で検索キーワードを検索用のパケットデータとしてサーバーに送信する。
サーバーは、受信した検索用パケットデータを一時的に記憶部へ記憶するとともに、検索用のパケットを送信したユーザー以外のユーザーに、その検索用のパケットを転送し、検索用のパケットデータの送信が終了すると、記憶部に記憶した検索用データを音声認識して、検索キーワードを生成し、この検索キーワードによりサーバーが備えるデータベースやファイルサーバーから検索結果を取り寄せる。
さらに、サーバーは、検索結果(動画、音声、テキスト等のファイル)の各ファイルタイプやファイルの内容をもとに、それぞれのファイルを意図したタイミングや画面上の位置に再生/表示するためのレイアウトデータを作成して、検索結果のファイルとレイアウトデータは別々のファイルとしてクライアントA、B,Cへ配信する。
クライアントA,B,Cは、それぞれ受信した検索結果を、レイアウトデータ毎に適宜必要なアプリケーションによって再生を行う。ここで、これらのクライアントA,B,Cは、検索指示中、検索中および検索結果の閲覧中においても通話を継続することができる。
以上はクライアントAからクライアントB,Cへのメディアデータ送信について説明したが、同様の手順によりクライアントBからクライアントA,Cおよび、クライアントCからクライアントA,Bへのメディア送信も可能である。さらに、サーバー−クライアント間の通話においては、任意の一クライアントがメディアを送信している間、他のクライアントからのメディア送信を禁止する片方向通信であっても、常にどのクライアントからもメディア送信を可能とする双方向通信のいずれであってもよい。
これにより、本マルチメディアデータ検索システムは、複数のクライアント間の通話中に、ユーザーの「知りたい情報」をリアルタイムにサーバーから引き出し、通話中のメンバーと情報共有することができる。
したがって、会話の内容に関連するマルチメディアデータ(ビデオ、オーディオ、イメージ、テキスト等)を、その場で取得し、会話を補完できることにより、精度の高い情報共有を実現することが可能となる。
次に、本マルチメディア検索システムの詳細な構成について説明する。
<詳細の構成>
(A)データ構成:
まず、クライアント201とサーバー202間での通話用及び検索用に使われるパケットについて説明する。図2は、パケットデータの構成を示す図である。
パケットデータは、大きくヘッダ部とペイロード部に分かれており、ヘッダ部にはパケットデータの種別を示すパケットタイプ61とサブタイプ62を保持する領域がある。ペイロード部には、ビデオ、オーディオ等のメディアデータを格納する。
また、パケットタイプ61は、通話用パケットデータか検索用パケットデータかを表すパケットデータの種別のコードが設定される。
サブタイプ62は、パケットタイプ61が検索用パケットデータの場合、接頭パケットデータあるいは接尾パケットデータかを表すコードが設定される。
この接頭パケットデータおよび接尾パケットデータは、通話用メディアデータと検索用メディアデータの境界を示すものであり、ペイロード部は空でよい。
次に、検索結果をサーバー202からクライアント201へ転送するときのレイアウトデータについて説明する。図3は、レイアウトデータの構成を示す図である。
レイアウトデータは、自身のファイル名71に続いて、各マルチメディアデータの再生情報を格納する。各マルチメディアデータ1〜Nには、マルチメディアデータのファイル名72と、データを表示するときの表示位置のX座標73とY座標74と、マルチメディアデータの再生を開始する時間75と、再生をどれだけの時間行うかを示す再生期間76とを少なくとも含んでいる。
このマルチメディアデータは、一つのレイアウトデータ内に、一つの検索キーワードに対する検索結果として抽出されたデータの数だけ繰り返される。
(B)クライアント:
図4は、クライアント201の機能構成を示すブロック図であり、同図において、クライアント201は、リアルタイム通信系アプリケーション203、非リアルタイム通信系アプリケーション204、連携管理アプリケーション205、非通信系アプリケーション206からなっている。
(B−1)リアルタイム通信系アプリケーション203:
リアルタイム通信系アプリケーション203は、マルチメディアデータ(ビデオ、オーディオ、イメージ、テキスト等)を扱えるリアルタイム通信が可能なアプリケーションプログラムであり、例えば、IPネットワーク上でのマルチメディア通信手段として普及しているSIP電話アプリケーションを用いる。
また、リアルタイム通信系アプリケーション203は、非リアルタイム通信系アプリケーション204の動作中も継続して動作しており、通信中のクライアント201との交信(通話)が可能である。
(B−2)非リアルタイム通信系アプリケーション204:
非リアルタイム通信系アプリケーション204は、サーバー202から受信した検索結果の内容に応じて連携管理アプリケーション205から起動され、サーバー202から受信した非リアルタイム系のデータ、例えば、ビデオ、オーディオ、イメージやテキストを再生する。この非リアルタイム通信系アプリケーション204としては、レイアウトデータビューワ2041やメール2042がある。
このうちレイアウトデータビューワ2041は、ビデオ及びオーディオ再生用の非通信系アプリケーション206(動画プレーヤーや音声プレーヤー等)と連携してレイアウトデータの再生を行う。
(B−3)非通信系アプリケーション206:
非通信系アプリケーション206は、非リアルタイム通信系アプリケーション204から起動され、非リアルタイム通信系アプリケーション204と連携して、クライアント201内だけで動作して、マルチメディアデータの再生を行う。この非通信系アプリケーション206の例としては、動画プレーヤー2061や音声プレーヤー2062等がある。
(B−4)連携管理アプリケーション205:
連携管理アプリケーション205は、サーバー202から受信した検索結果に応じて、非リアルタイム通信系アプリケーション204を動作させる。
図5は、連携管理アプリケーション205の機能構成を示すブロック図であり、同図において、連携管理アプリケーション205は、検索結果データ受信部401、連携判定部402、状態判定部403、動作管理部404とからなっている。
検索結果データ受信部401は、サーバー202からのレイアウトデータ及び検索結果データを受信して、連携判定部402へ受信したデータを渡す。
連携判定部402は、受信したデータファイルの拡張子やデータヘッダを解析してデータの種類を判別し、自装置が持つ非リアルタイム通信系アプリケーションの中で、受信したレイアウトデータの再生に最も適したアプリケーションを選定し、選定したアプリケーション名と受信したレイアウトデータ及び検索結果データとを動作管理部404へ渡す。
例えば、クライアントがレイアウトデータビューワを有しており、このビューワではイメージとテキストデータの表示が可能であり、ビデオ及びオーディオの再生には、別途動画及び音声のローカルプレーヤーと連携して再生するものとする。
この場合、受信したデータの種類がビデオデータであれば、レイアウトビューワ単体では動画再生ができないので、レイアウトデータビューワを再生するためのアプリケーションとして選定し、このビューワから動画のローカルプレーヤーに再生指示を出して、レイアウトビューワと動画プレーヤーとが連携して動画を再生することになる。
同様に、受信したデータの種類が音声データのときにも、レイアウトビューワから音声のローカルプレーヤーに再生指示を出して、レイアウトビューワと音声プレーヤーとが連携して音声を再生することになる。
動作管理部404は、連携判定部402から選定されたアプリケーション等のデータを受け取ると、状態判定部403を起動して、このアプリケーションの状態が既に起動されているか、あるいは未だ起動されていないかを判断させる。
次に、動作管理部404は、状態判定部403からアプリケーションの状態の判定結果を受け取ると、アプリケーションが起動していない場合には、そのアプリケーションの起動を指示すると同時に、起動したアプリケーションにレイアウトデータの再生を要求する。
また、既にアプリケーションが起動している場合には、アプリケーションに対してレイアウトデータの再生のみを要求する。
(C)サーバー202:
図6は、サーバー202の機能構成を示すブロック図であり、同図において、サーバー202は、セッション制御部207、データ送受信部208、検索キーワード変換部209、検索エンジン部210、レイアウトデータ作成部211、記憶部212、動作管理部213とからなる。
(C−1)データ送受信部208:
データ送受信部208は、クライアント201とのデータの受け渡しを行う。図7は、データ送受信部208の機能構成を示すブロック図であり、同図において、データ送受信部208は、受信部301、パケットデータ判定部302、通話用パケットデータ分配部303、検索結果データ配信部304からなっている。
受信部301は、クライアント201からのデータを受信し、そのデータがセッションに関するものであるときには、セッション制御部207へ受信したデータを渡す。また、受信したデータが通話用あるいは検索用のパケットデータの場合には、パケットデータ判定部302へ受信したデータを渡す。
パケットデータ判定部302は、受信部301で受信したパケットデータのパケットタイプのコードが、通話用パケットデータか検索用パケットデータかを判別する。
ここで、通話用パケットデータと判定された場合、この通話用パケットデータを通話用パケットデータ分配部303へ渡して、交信中の他のクライアント201に転送する。
一方、パケットデータ判定部302は、検索用メディアのパケットデータと判定された場合、サブタイプのコードが接頭パケットデータであるとき、以降の受信パケットデータに含まれるメディアデータを結合して、検索用メディアデータとして記憶部212へ蓄積するとともに、この検索用パケットデータを通話用パケットデータ分配部303へ渡して、交信中の他のクライアント201に転送する。
ここで、サブタイプが接尾パケットデータであるときは、記憶部212に蓄積した検索用メディアデータを完了通知とともに動作管理部213に渡し、これ以降のパケットデータは通話用のパケットとみなされる。
通話用パケットデータ分配部303は、パケットデータ判定部302で判定された通話用パケットデータおよび検索用パケットデータを、発信元以外の交信中のすべてのクライアント201に分配する。
検索結果データ配信部304は、動作管理部213から渡された検索結果のファイル名を用いて、記憶部212から検索結果であるレイアウトデータとマルチメディアデータを読み込み、交信中のすべてのクライアント201に配信する。
(C−2)セッション制御部207:
セッション制御部207は、データ送受信部208から渡された、クライアント201からの接続メッセージを、他の交信中のクライアント201に転送し、以降の各クライアント間の応答を中継して接続シーケンスを完了させる。
また、セッション制御部207は、クライアント201から受信した切断メッセージを他の交信中のクライアント201に転送し、各クライアント間の接続シーケンスを完了させる。
(C−3)動作管理部213:
動作管理部213は、検索用パケットデータの完了通知を受けた場合、検索キーワード変換部209に対して、記憶部212に記憶した検索用のデータのファイル名を通知し、検索用キーワードに変換させる。
また、動作管理部213は、検索用キーワードへの変換が終了すると、検索エンジン部210に対して検索の指示を出す。
また、動作管理部213は、検索エンジン部210が終了すると、レイアウトデータ作成部211に対して、記憶部212に蓄積したマルチメディアデータのファイル名を通知し、レイアウトデータの作成を指示する。
さらに、動作管理部213は、データ送受信部208に対して、レイアウトデータ作成部211から渡されたレイアウトデータと検索結果であるマルチメディアデータのファイル名を通知し、各クライアントへの配信を指示する。
(C−4)検索キーワード変換部209:
検索キーワード変換部209は、記憶部212から検索用メディアデータを読み込み、検索用メディアデータを検索キーワードに変換し、記憶部212へ記憶する。
検索用メディアとして音声を使用しているときには、例えば、音声データの各単語(観たい映画のタイトル、観たい場所、観たい時間等)を音声認識により、音声データをテキストに変換し、ファイルとして記憶部212に蓄積する。
(C−5)検索エンジン部210:
検索エンジン部210は、通知されたファイル名で記憶部212から検索キーワードを読み込み、サーバー202に保持されたデータベースあるいはIPネットワーク215上のファイルサーバー214にこの検索キーワードを通知して、関連するマルチメディアデータの検索を行い、該当したマルチメディアデータをファイルとして記憶部212に蓄積し、蓄積したマルチメディアデータのファイル名を動作管理部213に通知する。
(C−6)レイアウトデータ作成部211:
レイアウトデータ作成部211は、通知されたファイル名でマルチメディアデータを記憶部212から読み出し、各データの種別判定、ヘッダ解析等を行いレイアウトデータ作成に必要な情報を取得した上で、クライアントで閲覧するためのレイアウトデータを作成し記憶部212へ蓄積した後、動作管理部213に作成したレイアウトデータのファイル名と作成完了の通知を出す。この場合、クライアント201が扱えるデータを考慮して、レイアウトデータを作成する。
例えば、検索した結果、下記3種のファイルが抽出され、クライアントがこれらの種類のデータを扱えるとものとする。
Figure 2006228087
この場合、レイアウトデータ作成部211は、各ファイルの拡張子から、データの種別を判別し、画面表示の有無、音声再生の有無を特定する。さらに、各データのヘッダ部解析により表示に必要な表示領域の確認および再生期間の確認を行う。
例えば、ヘッダ部解析により次の情報を得たとする。
Figure 2006228087
レイアウトデータ作成部211は、以上の情報をもとに表示位置のX座標、Y座標等のレイアウトを作成し、レイアウトデータ自身のファイル名を「映画情報レイアウト」として、記憶部212へ記憶する。
上記の場合には、図8(A)に示すようなレイアウトデータが作成される。この図8(A)では、(B)に示すように、クライアント201の画面左上を原点とし、(100ドット,−50ドット)座標の位置に「予告ムービー.3gp」の表示領域の左上隅がくるように再生を行う。再生契機はレイアウトデータの再生開始時点からであり、再生期間は30秒間である。
また、「予告ムービー.3gp」の下には、「映画館マップ.jpg」の表示を行う。表示位置は、(100ドット,−200ドット)座標の位置であり、表示はレイアウトデータの再生開始時点から行う。静止画であるため、再生期間の指定はせず、レイアウトデータの再生中は常に表示を行う。
「予告ムービー.3gp」の再生終了後、「上映時間案内.mp3」の再生を行う。再生期間は60秒間であり、音声のみのデータであるため、画面表示に関する指定はない。
(D)クライアント201間の通信:
次に、クライアント201間での通話の開始と終了、および検索の指示について説明する。
(D−1)クライアント間の通話の開始:
クライアント201と他のクライアント201と通話を行うため、例えば、SIP電話アプリケーションでは、接続(INVITE)メッセージをサーバー202へ送信する。
この接続(INVITE)メッセージには、発信元のクライアントのIPアドレス等を含む発信者情報と、発信先のサーバー、交信先のクライアントのIPアドレス等を含む発信先情報および、通話に使用するメディア種別などを含んでいる。
サーバー202は、接続(INVITE)メッセージを受信すると、交信先のクライアント201へ配信する。
配信された接続(INVITE)メッセージを受信したクライアント201は、接続メッセージ中のメディア種別と、自分が使用可能なメディア種別に一致するものがある場合、接続を了承するOKメッセージを、送信したクライアント201へ返信する。このOKメッセージには、自分が使用可能なメディア種別を含んでいる。
OKメッセージを受信した、発信元のクライアント201は、受信したことを示すAckメッセージを返信し、この時点で接続シーケンスを完了する。
(D−2)クライアント間の通話:
交信相手のクライアント201は、接続シーケンスでネゴシエーションした結果により、ビデオ/音声等のメディアを使用して通話を行う。
例えば、各クライアント201は、カメラやマイク等の入力デバイスから取り込んだデータをリアルタイムで符号化し、IPネットワーク215で通信するためパケット単位でメディアデータをサーバー202に送信する。サーバー202は、受信した通話用のパケットデータを他の交信先のクライアント201に転送する。
サーバー202からデータを受信したクライアント201は、データに含まれるメディアデータを復号して再生等を行う。
これにより、クライアント間でビデオや音声を使ったメディアデータの送受信が行われる。
(D−3)マルチメディアデータ検索の指示:
クライアント201のリアルタイム通信系アプリケーション203(SIP電話アプリケーション)において、通話中にユーザーが、GUI操作またはハードウェア的なボタン操作などいずれかの方法で、マルチメディアデータ検索の開始をサーバー202に要求する。この検索要求時点で、リアルタイム通信系アプリケーション203からサーバー202に対して接頭パケットデータが送信される。
次に、リアルタイム通信系アプリケーション203から検索用のメディアデータを含むパケットデータ送信する。ここで、検索用メディアデータは、サーバー202のマルチメディア検索のキーワードになる情報である。
例えば、メディアとして音声を使用し、映画関連の情報をサーバーに与える場合について説明する。
ユーザーは、接頭パケットデータの送信後、リアルタイム通信系アプリケーション203を使用し、3つの単語(観たい映画のタイトル、観たい場所、観たい時間)をこの順序で音声入力する。この入力した各単語は、メディアデータとして符号化されて、パケット単位でサーバー202へ送信される。
最後に、検索用メディアデータの送信後、ユーザーがGUI操作またはハードウェア的なボタン操作などいずれかの方法で、検索用メディアデータの送信終了指示をサーバー202へ送信する。この終了時点で、リアルタイム通信系アプリケーション203からサーバー202に対して接尾パケットデータを送信する。
(D−4)クライアントにおける検索結果の再生:
レイアウトデータと検索結果のマルチメディアデータを受信したクライアント201は、連携管理アプリケーション205によって起動された再生用のアプリケーション(非リアルタイム通信系アプリケーション)によって、検索結果を再生する。
例えば、図8(A)のレイアウトデータを受信したクライアントは、レイアウトデータビューワ2041を起動後、まず、マルチメディアデータ1(予告ムービー.3gp)の再生を開始する。このとき、レイアウトデータビューワ2041から動画プレーヤー2061に対してマルチメディアデータ1(予告ムービー.3gp)のインライン再生指示を出し、ビューワの動画表示領域で再生する(図8(B))。
再生終了後、続けて、マルチメディアデータ3(上映時間案内.mp3)の再生を音声プレーヤー2062に指示する。
この間、レイアウトデータビューワ2041の静止画表示領域では、レイアウトデータの再生開始時点からマルチメディアデータ2(映画館マップ.jpg)の静止画を表示し続ける(図8(B))。
最後に、マルチメディアデータ3(上映時間案内.mp3)の再生が終了した時点で、レイアウトデータビューワ2041はユーザーの次の操作待ち状態となる。
(D−5)クライアント間の通話の終了:
交信中のいずれかのクライアント201が他のクライアント201との通話を終了するためには、例えば、SIP電話アプリケーションでは、切断(BYE)メッセージをサーバー202へ送信する。この切断(BYE)メッセージには、切断発信元のクライアントのIPアドレス等を含む発信者情報、発信先のサーバー、クライアントのIPアドレス等を含む交信先情報などを含んでいる。
サーバー202は、切断要求元のクライアント201との間で切断に関する応答を行った後、通話から離脱したことを他の交信先のクライアント201に通知する。
次に、残りのクライアント201のいずれかがサーバー202に切断メッセージを送信すると、サーバー202は、このクライアント201と切断に関する応答を行い、最低限二つのクライアントによる通話が成立している間は接続セッションを維持する。
しかし、最低限二つのクライアントによる通話が成立しなくなったときは、サーバー202は、残ったクライアント201に対して、切断メッセージを送信し、サーバー202とクライアント201間の切断に関する応答が終了した時点で、通話および本システムのすべての処理を終了する。
次に、図9のフローチャートを用いて、マルチメディアデータ検索システムの全体の処理の流れを説明する。この説明では、3台のクライアントA,B,Cとサーバー間で通話を行いながらマルチメディアデータの検索を行うときの処理の流れを例にして説明する。
クライアントAのリアルタイム通信系アプリケーション203は、クライアントBおよびクライアントCと通話を行うため、接続(INVITE)メッセージをサーバー202に送信する(ステップS501)。この接続メッセージは、クライアントAのIPアドレス等を含む発信者情報と、発信先のサーバー,クライアント(B,C)のIPアドレス等を含む発信先情報および、通話に使用するメディア種別などを記述する。
サーバー202のセッション制御部207は、クライアントAから受信した接続メッセージをクライアントB,Cに転送し、以降の各クライアント間の応答を中継して接続シーケンスを完了させる(ステップS502)。
接続メッセージを受信したクライアントB,Cは、接続メッセージ中に記述されたメディア種別と、自装置が使用可能なメディア種別に一致するものがある場合、接続を了承するOKメッセージを返信する。このOKメッセージ中には、自装置が使用可能なメディア種別を記述する。また、OKメッセージを受信したクライアントは、受信したことを示すAckメッセージを送信し、この時点で接続シーケンスは完了する。
クライアントA,B,Cは、接続シーケンスでネゴシエーションした結果により、ビデオ/音声等のメディアを使用して通話を行う(ステップS503)。
ここで、メディアとしてビデオと音声を使った場合の、メディアデータの送受信について説明する。
各クライアント内のリアルタイム通信系アプリケーション203は、カメラ,マイク等の入力デバイスから取り込んだデータをリアルタイムで符号化し、IPネットワーク215で通信するためパケット単位でメディアデータをサーバー202に送信する。サーバー202は、受信した通話用パケットデータを通話用パケットデータ分配部303にて、クライアントB,Cに転送する。
そして、サーバー202から通信用パケットデータを受信したクライアントB,Cのリアルタイム通信系アプリケーション203は、パケットデータに含まれるメディアデータの復号を行って、非リアルタイム通信系アプリケーション204で再生する。
検索をしたいクライアントAのリアルタイム通信系アプリケーション203からサーバー202に対して、接頭パケットデータを送信する(ステップS504)。接頭パケットデータを送信する契機は、通話中にクライアントAのユーザーが、マルチメディアデータの検索をサーバー202に要求開始する時点であり、GUI操作またはハードウェア的なボタン操作などいずれの方法操作でアプリケーションに指示を出してもよい。
クライアントAのリアルタイム通信系アプリケーション203から検索用のメディアデータを含むパケットデータ送信する(ステップS505)。
この検索用メディアデータは、マルチメディアデータ検索のキーワードであり、例えば、映画関連の情報を検索する場合には、単語(観たい映画のタイトル、観たい場所、観たい時間等)を音声入力する。この入力した音声は、メディアデータとして符号化されて、パケット単位でサーバー202へ送信され、サーバー202の記憶部212に蓄積されるとともに、この検索用メディアデータを通話用パケットデータ分配部303にて、クライアントB,Cに対して転送する。
クライアントAのリアルタイム通信系アプリケーション203からサーバー202に対して接尾パケットデータを送信する(ステップS506)。接尾パケットデータを送信する契機は、検索用メディアデータの送信後であり、クライアントAのユーザーはGUI操作またはハードウェア的なボタン操作などいずれの方法操作でアプリケーションに指示を出す。
サーバー202のパケットデータ判定部302でパケットデータが接尾パケットデータと判断されれば、記憶部212へ蓄積しておいたメディアデータを検索キーワード変換部209で、例えば、検索用メディアに音声を使用していれば音声認識によりテキストの検索キーワードに変換する(ステップS507)。
サーバー202の検索エンジン部210で検索キーワードによって、サーバー202におけるデータベースまたはファイルサーバー214を利用して関連するマルチメディアデータを検索して、検索結果を取得する(ステップS508)。
サーバー202のレイアウトデータ作成部211は、検索結果の各データの種別判定やヘッダ解析等を行ってレイアウトデータ作成に必要な情報を取得した上で、画面表示の有無、音声再生の有無を特定し、レイアウトデータ(マルチメディアデータのファイル名、表示位置のX座標73とY座標、マルチメディアデータの再生を開始する時間、再生をどれだけの時間行うかを示す再生期間等)を作成する(ステップS509)。
サーバー202は、データ送受信部208の検索結果データ配信部304に対して、レイアウトデータと検索結果であるマルチメディアデータを通知し、各クライアントA,B,Cへ配信を行う(ステップS510)。
クライアント201の連携管理アプリケーション205は、サーバー202からレイアウトデータ及び検索結果データを受信した場合、自分が持つ非リアルタイム通信系アプリケーション204の中でレイアウトデータの再生に最も適したアプリケーションを選定する(ステップS511)。
連携管理アプリケーション205は、選定した非リアルタイム通信系アプリケーションが起動していない場合、その非リアルタイム通信系アプリケーションの起動を要求すると同時にレイアウトデータの再生を要求し、また、既に非リアルタイム通信系アプリケーションが起動していると判明した場合は、その非リアルタイム通信系アプリケーションに対してレイアウトデータの再生のみを要求する(ステップS512)。
クライアント201の非リアルタイム通信系アプリケーション204は、動画及び音声再生用の非通信系アプリケーションと連携してレイアウトデータの再生を行う(ステップS513)。
いずれかのクライアント201(今、クライアントAとする)は、他のクライアント201(B,C)との通話を終了するため、切断(BYE)メッセージをサーバー202に送信する(ステップS514)。
サーバー202は、クライアントAとの間で切断に関する応答を行った後、クライアントB,CにクライアントAが通話から離脱したことを通知する(ステップS515)。
次に、クライアントBがサーバー202に切断(BYE)メッセージを送信する(ステップS516)。
サーバー202は、クライアントBと切断に関する応答を行ことにより、クライアントBが通話から離脱して、最低限二つのクライアントによる通話が成立しなくなるため、残ったクライアントCに対して切断メッセージを送信し、サーバー202とクライアントC間の切断に関する応答が終了した時点で、通話およびマルチメディアデータ検索のすべての処理が終了する(ステップS517)。
本発明は、種々の多重化データの連続再生に適用可能である。
本発明の実施形態に係るマルチメディアデータ検索システムの概略構成図である。 クライアント−サーバー間で送受信するパケットデータの構成を示す図である。 レイアウトデータの構成を示す図である。 本発明の実施形態によるクライアントの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるクライアント内の連携管理アプリケーションの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるサーバーの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるサーバー内のデータ送受信部の機能構成を示すブロック図である。 レイアウトデータの具体例を示す図である。 本発明の実施形態におけるマルチメディアデータ検索システムの全体の処理の流れを示すフローチャート図である。 従来の携帯電話用インターネット情報・音声検索システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
101…携帯電話端末、102…携帯電話用基地局、103…携帯電話回線網、104…インターネット網、105…インターネットセンター、106…携帯電話用インターネット情報・音声検索システム、107…携帯電話受信部、108…音声応答装置、109…音声認識装置、110…検索情報データベース、111…情報検索処理部、112…検索情報送信用サーバー、201…クライアント、202…サーバー、203…リアルタイム通信系アプリケーション、204…非リアルタイム通信系アプリケーション、2041…非リアルタイム通信系アプリケーションA(レイアウトデータビューワ)、2042…非リアルタイム通信系アプリケーションB(メール)、205…連携管理アプリケーション、206…非通信系アプリケーション、2061…非通信系アプリケーションA(動画プレーヤー)、2062…非通信系アプリケーションB(音声プレーヤー)、207…セッション制御部、208…データ送受信部、209…検索キーワード変換部、210…検索エンジン部、211…レイアウトデータ作成部、212…記憶部、213…動作管理部、214…ファイルサーバー、215…IPネットワーク、301…受信部、302…パケットデータ判定部、303…通話用パケットデータ分配部、304…検索結果データ配信部、401…検索結果データ受信部、402…連携判定部、403…状態判定部、404…動作管理部、61…パケットタイプ、62…サブタイプ、63…ペイロード(メディアデータ)、71…レイアウトデータファイル名、72…マルチメディアデータのファイル名、73…表示位置のX座標、74…表示位置のY座標、75…再生開始時間、76…再生期間。

Claims (13)

  1. サーバーと複数のクライアントとをIPネットワークで接続したマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記サーバーを経由した前記クライアント間のリアルタイム通信中に、該サーバーが前記クライアントから受信したデータをもとに、関連するマルチメディアデータを検索し、すべての前記クライアントに配信することを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
  2. 請求項1に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記クライアントは、マルチメディアデータを扱い、他のクライアントと通話を行うリアルタイム通信系アプリケーションと、前記サーバーから受信したマルチメディアデータの再生、表示を行う非リアルタイム通信系アプリケーションと、各非リアルタイム通信系アプリケーションの状態を管理し、かつ前記サーバーから受信したデータを判別し、該データを再生、表示する適切な前記非リアルタイム通信系アプリケーションに振り分ける連携管理アプリケーションとを有することを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
  3. 請求項1に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記サーバーは、複数のクライアント間のリアルタイム通信を行うためのセッション制御部と、前記クライアントとのデータの受け渡しを行うデータ送受信部と、前記クライアントからの検索用メディアデータを検索キーワードに変換する検索キーワード変換部と、該検索キーワードをもとに関連するマルチメディアデータを検索する検索エンジン部と、前記検索結果のマルチメディアデータをクライアントで閲覧するためのレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成部と、各部の制御を行う動作管理部とを有することを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
  4. 請求項1に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記クライアントからの検索用メディアデータの送信は、前記リアルタイム通信系アプリケーションによる通話中に行うことを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
  5. 請求項2に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記クライアント内のリアルタイム通信系アプリケーションは、通常の通話のための通話用メディアデータの送信と、マルチメディアデータ検索のための検索用メディアデータの送信を区別するために、検索キーワードのもとになるメディアデータの前後に接頭パケットデータと接尾パケットデータとを送信することを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
  6. 請求項3に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記サーバーのデータ送受信部は、前記クライアントのリアルタイム通信系アプリケーションからのメディアデータを受信する受信部と、該受信したメディアデータが通話用のメディアデータを含むパケットデータか、接頭パケットデータまたは接尾パケットデータ検索用のどちらであるかを判定するパケットデータ判定部と、前記パケットデータ判定部で通話用パケットデータと判別された場合、該通話用パケットデータを通話中の各クライアントに分配するための通話用パケットデータ分配部と、検索結果であるマルチメディアデータとレイアウトデータを各クライアントに配信するための検索結果データ配信部とを有することを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
  7. 請求項6に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記パケットデータ判定部は、接頭パケットデータの受信を認識した場合、接尾パケットデータを受信するまでの間のメディアデータをまとめて蓄積することを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
  8. 請求項3に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記検索結果であるレイアウトデータには、少なくとも検索結果である各マルチメディアデータを示す表示位置と、再生開始時間と、再生期間を含むことを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
  9. 請求項2に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記クライアントの連携管理アプリケーションは、前記サーバーからのレイアウトデータおよびマルチメディアデータを受信する検索結果データ受信部と、前記受信した検索結果データのファイルタイプを判定し、連携させるべき前記非リアルタイム通信系アプリケーションを判定する連携判定部と、連携させるべき前記非リアルタイム通信系アプリケーションの状態を判定する状態判定部と、各部の制御を行う動作管理部とを有することを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
  10. 請求項9に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記状態判定部は、連携させるべき非リアルタイム通信系アプリケーションが起動しているか否かを判定し、前記動作管理部は、当該非リアルタイム通信系アプリケーションが起動していない場合には、当該非リアルタイム通信系アプリケーションの起動を行うことを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
  11. 請求項1に記載のマルチメディアデータ検索システムにおいて、前記クライアントでは、レイアウトデータに記述したマルチメディアデータ毎に、適宜前記非リアルタイム通信系アプリケーションにより再生を行い、検索結果の閲覧中においても、前記リアルタイム通信系アプリケーションによる通話は継続するようにしたことを特徴とするマルチメディアデータ検索システム。
  12. サーバーと複数のクライアントとをIPネットワークで接続してマルチメディアデータを検索するマルチメディアデータ検索方法において、前記サーバーを経由した前記クライアント間のリアルタイム通信中に、該サーバーが前記クライアントから受信したデータをもとに、関連するマルチメディアデータを検索し、前記検索結果のマルチメディアデータと、前記クライアントで閲覧するためのレイアウトデータとを作成して、通信中のすべての前記クライアントに配信し、前記クライアントでは、配信されたレイアウトデータに基づいて検索結果のマルチメディアデータを再生、表示することを特徴とするマルチメディアデータ検索方法。
  13. サーバーと複数の携帯端末装置とをIPネットワークで接続して、マルチメディアデータの検索要求と再生を行う携帯端末装置において、前記サーバーを経由した前記携帯端末装置間のリアルタイム通信中に、検索用メディアデータを前記サーバーに送信するリアルタイム通信系アプリケーションと、前記サーバーから受信したマルチメディアデータの再生、表示を行う非リアルタイム通信系アプリケーションと、前記サーバーで前記検索用メディアデータをもとに検索されたマルチメディアデータと、該マルチメディアデータを閲覧するためのレイアウトデータとを受信し、前記受信したデータを判別し、該データを再生、表示する適切な前記非リアルタイム通信系アプリケーションに振り分ける連携管理アプリケーションとを有することを特徴とする携帯端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024080050A1 (ja) * 2022-10-11 2024-04-18 国立研究開発法人情報通信研究機構 制御パケット送信システム、制御パケット送信方法、及び制御パケット送信プログラム

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