JP2006227772A - 情報提供システムおよびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 種々の情報入力源から提供される入力情報を効率よく提供する情報提供システムを提供する。
【解決手段】 情報提供装置10は、情報入力源2から提供される部品群にIDを付与し、付与されたIDと、各部品にアクセスするためのアクセス情報(アクセスパス)とを互いに対応付けて記憶する。ユーザ端末4は、デザイナ端末3により作成されたレイアウト情報802を情報提供装置10に送信して、ユーザコンテンツを要求する。情報提供装置10は、ユーザ端末4から受信したレイアウト情報802(部品のIDおよび配置情報)に基づいて、ユーザコンテンツを構成する部品を収集し、収集された部品を用いて複合部品を生成し、生成された複合部品を用いて、ユーザ端末4に提供するユーザコンテンツを作成する。情報提供装置10は、生成された複合部品を再利用できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、様々な情報入力源から供給される情報を提供する情報提供システムおよびその方法に関する。
例えば、非特許文献1には、URLに基づいてWeb上に散在するコンテンツを収集し、収集されたコンテンツのレンダリングを行うウェブブラウザが開示されている。
また、非特許文献2には、携帯電話と閲覧先コンテンツとの間に設けられ、コンテンツデータの収集および圧縮等を行うプロキシサーバが開示されている。
http://www.w3.org/TR/REC-html40/ http://br.jig.jp/pc/
本発明は、上述のような背景からなされたものであり、情報の利用を効率化する情報提供システムおよびその方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る情報提供システムは、情報提供装置および複数の情報入力装置を含む情報提供システムであって、前記情報提供装置は、前記情報入力装置から提供される入力情報に対して、この情報提供システムにおいて入力情報それぞれを一意に識別する情報識別情報を付与する識別情報付与手段と、前記情報入力装置から提供される入力情報にアクセスするためのアクセス情報を、この入力情報に対して付与された情報識別情報に対応付けて記憶するアクセス情報記憶手段と、要求される入力情報の情報識別情報に基づいて、前記アクセス情報記憶手段に記憶されているアクセス情報を選択するアクセス情報選択手段と、前記アクセス情報選択手段により選択されたアクセス情報に基づいて、要求される入力情報をいずれかの前記情報入力装置から取得する情報取得手段とを有する。
好適には、当該情報提供システムは、要求する入力情報の情報識別情報を前記情報提供装置に送信する情報要求装置をさらに含み、前記情報提供装置において、前記アクセス情報選択手段は、前記情報要求装置から送信された情報識別情報に基づいて、前記アクセス情報記憶手段に記憶されているアクセス情報を選択し、前記情報提供装置は、前記情報取得手段により取得された入力情報に基づいて、前記情報要求装置で出力すべき出力情報を生成する出力情報生成手段をさらに有する。
好適には、前記アクセス情報選択手段は、前記情報要求装置により複数の入力情報それぞれに対応する情報識別情報が送信される場合に、送信された情報識別情報それぞれに対応するアクセス情報を選択し、前記情報取得手段は、選択されたアクセス情報に基づいて、これらの情報識別情報に対応する複数の入力情報を取得し、前記出力情報生成手段は、前記情報取得手段により取得された複数の入力情報に基づいて、複合情報を生成し、生成された複合情報を用いて、前記情報要求装置で出力すべき出力情報を生成する。
好適には、前記情報提供装置は、前記出力情報生成手段により生成された複合情報に関連する複合関連情報を記憶する複合情報記憶手段をさらに含み、前記情報取得手段は、前記複合情報記憶手段により記憶されている複合関連情報に基づいて、要求された複合情報を取得する。
好適には、前記情報提供装置は、前記出力情報生成手段により生成された複合情報を記憶する複合情報記憶手段をさらに含み、前記アクセス情報記憶手段は、前記複合情報記憶手段に記憶された複合情報にアクセスするためのアクセス情報を記憶し、前記アクセス情報選択手段は、前記情報要求装置により複数の入力情報からなる複合情報が要求される場合に、この複合情報に対応するアクセス情報を前記アクセス情報記憶手段から選択し、前記情報取得手段は、選択されたアクセス情報に基づいて、前記複合情報記憶手段により記憶されている複合情報の中から、要求された複合情報を取得する。
好適には、情報提供システムは、複数の前記情報提供装置を含み、前記情報要求装置から複合情報が要求された1つの前記情報提供装置において、前記アクセス情報記憶手段は、他の前記情報提供装置に記憶されている複合情報のアクセス情報をさらに記憶し、前記アクセス情報選択手段は、他の前記情報提供装置に記憶された複合情報が要求された場合に、この複合情報に対応するアクセス情報を前記アクセス情報記憶手段から選択し、前記情報取得手段は、選択されたアクセス情報に基づいて、他の前記情報提供装置から、要求された複合情報を取得する。
好適には、前記アクセス情報記憶手段は、前記複合情報記憶手段に記憶されている複合情報のアクセス情報を、この複合情報を構成する入力情報の情報識別情報に対応付けて記憶する。
また、本発明にかかる情報提供システムは、情報要求装置および複数の情報提供装置を含む情報提供システムであって、前記情報要求装置は、複数の入力情報からなる複合情報を要求し、前記情報提供装置は、前記情報要求装置の要求に応じて、複数の入力情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得された複数の入力情報に基づいて、複合情報を生成する情報複合手段と、前記情報複合手段により生成された複合情報を、前記情報要求装置に送信する情報送信手段と、前記情報複合手段により生成された複合情報、または、この複合情報に関連する複合関連情報を、この複合情報を識別する情報識別情報に対応付けて記憶する情報記憶手段とを有する。
好適には、前記情報要求装置は、複合情報を要求する場合に、この複合情報に対応する情報識別情報を前記情報提供装置に送信し、前記情報取得手段は、前記情報要求装置により送信された情報識別情報に対応する複合関連情報に基づいて、要求された複合情報を取得し、前記情報送信手段は、前記情報取得手段により取得された複合情報を、前記情報要求装置に送信する。
好適には、前記情報要求装置は、複合情報を要求する場合に、この複合情報に対応する情報識別情報を前記情報提供装置に送信し、前記情報取得手段は、前記情報要求装置により送信された複合情報の情報識別情報に基づいて、前記情報記憶手段から複合情報を取得し、前記情報送信手段は、前記情報取得手段により取得された複合情報を、前記情報要求装置に送信する。
好適には、前記情報複合手段は、予め設定されたレイアウト情報に応じて、生成された複合情報、または、前記情報取得手段により取得された複合情報を配置して、出力情報を生成し、前記情報送信手段は、前記情報複合手段により生成された出力情報を前記情報要求装置に送信し、前記情報要求装置は、前記情報送信手段により送信された出力情報を提示する。
好適には、入力情報または複合情報の情報識別情報と、この入力情報または複合情報を配置すべき時間的空間的位置を示す配置情報とが互いに対応付けられたレイアウト情報を作成するレイアウト作成装置をさらに含み、前記情報要求装置は、前記レイアウト作成装置により作成されたレイアウト情報の中から、所望のレイアウト情報を選択していずれかの前記情報提供装置に送信し、前記レイアウト情報が送信された前記情報提供装置において、前記情報取得手段は、前記情報要求装置から受信したレイアウト情報に基づいて、入力情報または複合情報を取得し、前記情報複合手段は、前記情報取得手段により取得された入力情報または複合情報を、前記情報要求装置から受信したレイアウト情報に応じて配置する。
好適には、前記入力情報は、静止画又は動画の画像データ、音声データ、あるいは、時間的空間的な配置が可能なデータの少なくとも一部を含むマルチメディアデータであり、 前記情報取得手段は、前記マルチメディアデータを取得し、前記情報複合手段は、予め設定されたレイアウト情報に応じて、取得された前記マルチメディアデータ、または、このマルチメディアデータに基づいて生成された複合情報を配置する。
また、本発明にかかる情報提供装置は、情報入力源から入力される入力情報を情報要求装置に提供する情報提供装置であって、前記入力情報にアクセスするためのアクセス情報を、この入力情報を一意に識別する情報識別情報に対応付けて記憶するアクセス情報記憶手段と、前記情報要求装置から受信した情報識別情報に基づいて、前記アクセス情報記憶手段に記憶されているアクセス情報を選択するアクセス情報選択手段と、前記アクセス情報選択手段により選択されたアクセス情報に基づいて、入力情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得された入力情報を、前記情報要求装置に送信する情報送信手段とを有する。
また、本発明にかかる情報提供装置は、情報入力源から入力される入力情報を情報要求装置に提供する情報提供装置であって、前記情報要求装置の要求に応じて、複数の入力情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得された複数の入力情報に基づいて、複合情報を生成する情報複合手段と、前記情報複合手段により生成された複合情報を、前記情報要求装置に送信する情報送信手段と、前記情報複合手段により生成された複合情報、または、この複合情報に関連する複合関連情報を、この複合情報を識別する情報識別情報に対応付けて記憶する情報記憶手段とを有する。
好適には、前記情報取得手段は、複合情報が要求された場合に、この複合情報の情報識別情報に対応する複合関連情報に基づいて、要求された複合情報を取得し、前記情報送信手段は、前記情報取得手段により取得された複合情報を、前記情報要求装置に送信する。
好適には、前記情報複合手段は、複合情報が要求された場合に、この複合情報の情報識別情報に対応する複合関連情報に基づいて、要求された複合情報を生成し、前記情報送信手段は、前記情報複合手段により生成された複合情報を、前記情報要求装置に送信する。
好適には、前記情報取得手段は、前記情報記憶手段により記憶されている複合情報が要求された場合に、この複合情報を前記情報記憶手段から取得し、前記情報送信手段は、前記情報取得手段により取得された複合情報を、前記情報要求装置に送信する。
また、本発明にかかる情報提供方法は、情報入力源から入力される入力情報を情報要求装置に提供する情報提供方法であって、要求される入力情報を一意に識別する情報識別情報を受信し、前記入力情報にアクセスするためのアクセス情報と、この入力情報の情報識別情報とが互いに対応付けられたアクセステーブルを参照して、受信した情報識別情報に対応するアクセス情報を選択し、選択されたアクセス情報に基づいて、入力情報を取得し、取得された入力情報を、前記情報要求装置に送信する。
また、本発明にかかる情報提供方法は、情報入力源から入力される入力情報を情報要求装置に提供する情報提供方法であって、前記情報要求装置の要求に応じて、複数の入力情報を取得し、取得された複数の入力情報に基づいて、複合情報を生成し、生成された複合情報を、前記情報要求装置に送信し、生成された複合情報、または、この複合情報に関連する複合関連情報を、この複合情報を識別する情報識別情報に対応付けて記憶する。
また、本発明にかかるプログラムは、情報入力源から入力される入力情報を情報要求装置に提供する情報提供装置において、要求される入力情報を一意に識別する情報識別情報を受信するステップと、前記入力情報にアクセスするためのアクセス情報と、この入力情報の情報識別情報とが互いに対応付けられたアクセステーブルを参照して、受信した情報識別情報に対応するアクセス情報を選択するステップと、選択されたアクセス情報に基づいて、入力情報を取得するステップと、取得された入力情報を、前記情報要求装置に送信するステップとを前記情報提供装置のコンピュータに実行させる。
また、本発明にかかるプログラムは、情報入力源から入力される入力情報を情報要求装置に提供する情報提供装置において、前記情報要求装置の要求に応じて、複数の入力情報を取得するステップと、取得された複数の入力情報に基づいて、複合情報を生成するステップと、生成された複合情報を、前記情報要求装置に送信するステップと、生成された複合情報、または、この複合情報に関連する複合関連情報を、この複合情報を識別する情報識別情報に対応付けて記憶するステップとを前記情報提供装置のコンピュータに実行させる。
本発明によれば、情報の利用を効率化することができる。
[システムの概要]
図1は、本実施形態における情報提供システム1の概要を説明する図である。
図1に例示するように、情報提供システム1は、複数の情報提供装置10、少なくとも1つの情報入力源2(情報入力装置)、少なくとも1つのデザイナ端末3(レイアウト作成装置)、および、複数のユーザ端末4(情報要求装置)を含む。
複数の情報提供装置10は、ネットワークを介して互いに接続し、分散処理システムとして機能する。
例えば、情報提供装置10は、IEEE1516HLA/RTIに準拠したサーバ装置であり、各情報入力源2から入力される入力情報(以下、部品という)を仮想空間上で共有する。この部品(入力情報)は、エンドユーザに提供されるコンテンツ(以下、ユーザコンテンツという)の部品として利用される。
情報提供装置10は、共有される部品それぞれに対して、ユニークな識別情報(以下、ID)を付与し、付与されたIDを用いて、各部品を管理する。
情報入力源2から供給される部品は、例えば、テキストデータ、静止画像または動画像の画像データ、音声データ、機器の空間的時間的な振動パターンを規定するデータ、照明機器の明度や空調機器の設定温度の空間的時間的な変化を規定するデータ、あるいは、送風機や空調機器の風向を制御する風向データ等で構成されるマルチメディアデータである。また、供給される部品は、動画像におけるオブジェクトの動きを規定する情報、画像データに対して施される画像変換処理の変換パラメータ、音声データに対して施される音場の変換パラメータ、または、メディア間の変換を規定するメディア変換パラメータ等であってもよい。例えば、音場の変換パラメータは、3Dサラウンド出力を実現するための制御パラメータであり、メディア変換パラメータは、音の変化を光または画像変化に変換するための係数である。
各情報提供装置10は、情報入力源2から入力された部品を共有し、ユーザ端末4からの要求に応じて、要求された部品をレンダリングしてユーザコンテンツを作成し、作成されたユーザコンテンツをユーザ端末4に送信する。
デザイナ端末3は、ユーザ端末4に提供されるユーザコンテンツのデザインを行うコンピュータ端末である。
デザイナは、デザイナ端末3を操作して、情報提供装置10に登録された部品を配置して、提供されるユーザコンテンツのレイアウト情報を作成する。
具体的には、デザイナ端末3は、デザイナの操作に応じて、ユーザコンテンツを構成する部品それぞれのIDと、これらの部品の時間的空間的な配置位置を示す情報とが互いに対応付けられたレイアウト情報を生成する。ここで、時間的空間的な配置位置とは、時間軸上の位置および空間座標上の位置またはこれらのいずれか一方である。
ユーザ端末4は、エンドユーザが操作するコンピュータ端末である。
ユーザ端末4は、エンドユーザの操作に応じて、いずれかの情報提供装置10に対してユーザコンテンツを要求し、この情報提供装置10から提供されるユーザコンテンツを出力する。
なお、情報提供装置10の選択に当たっては、もちろんこれに限られるわけではないが、以下の様な選択方法・基準を採用することができる。
(ア)現在の処理負荷が一番軽い情報提供装置10を選択する。このようにすれば、複数の情報提供装置10の間の負荷に応じた負荷分散をおこなうことができる。
(イ)当該ユーザ端末4に静的に割り当てておいた特定の情報提供装置10を選択する。つまり、特定のユーザ端末4からの要求が、その端末に事前に割り当てておいたある固定の情報提供装置10で常に処理される。
(ウ)特にユーザ端末4が移動端末の場合において、ネットワーク的に最寄りの情報提供装置10を選択する。この場合、移動に応じて動的に接続先の情報提供装置1010の情報提供装置10、ネットワーク的に最寄りの情報提供装置10を変更していく(ハンドオーバー)ようにしてもよい。
本例では、エンドユーザは、デザイナ端末3によって作成されたレイアウトの中から、所望のレイアウトを選択する。
この場合に、ユーザ端末4は、選択されたレイアウトのレイアウト情報を情報提供装置10に送信することにより、所望のレイアウトで構成されたユーザコンテンツを要求する。また、レイアウトの選択は、エンドユーザが行う代わりに、例えばユーザ端末4の情報提示能力に応じて、出力可能なレイアウト候補を自動的に絞り込むようにしてもよい。例えば、動画の場合、HDTV向けの高解像度用レイアウトと、携帯端末用の低解像度端末レイアウトとがあった場合に、携帯端末の利用者にはそもそもHDTV向けのレイアウトは選択させても意味がないと考えられる。このような場合、当然排除すべきレイアウト候補はユーザ端末4が(あるいはユーザコンテンツが提示される機器の仕様等を知っているシステム内の他の構成要素が)ユーザに対して提示しない、あるいは最適と判定されるレイアウト候補肢を自動的に選ぶ、というようにすることで、無意味なあるいは実用的でないレイアウトを指示してしまうことを回避でき、またエンドユーザの操作を簡単にすることができる。
図2は、情報提供システム1(図1)における情報提供処理の概略を説明する図である。
図2に示すように、複数の部品(部品A、部品Bおよび部品C)が、それぞれ、いずれかの情報提供装置10(図1)に登録される。
情報提供装置10は、これらの部品それぞれにIDを付与し、付与されたIDと、各部品にアクセスするためのアクセス情報(アクセスパス)とを互いに対応付けて記憶する。そして、これらIDおよびアクセスパスのセットは、複数の情報提供装置10に共有される。なお、本例では、部品Aに対してID「001」が付与され、部品Bに対してID「002」が付与され、部品Cに対してID「003」が付与される。
本例のデザイナ端末3(図1)は、複数の部品のIDと、これらの部品の配置位置を示す情報とが互いに対応付けられた第1のレイアウト情報802を、情報提供装置10を介して、ユーザ端末4(図1)に送信する。
第1のレイアウト情報802は、図2に例示するように、ID「001」に対応する部品Aと、ID「002」に対応する部品Bとを合成して、合成された部品(以下、複合部品という)を出力画面の上方に配置し、ID「003」に対応する部品Cを出力画面の下方に配置するように指示するデータである。
なお、以下の説明において、複数の部品に基づいて生成された部品を複合部品とよび、合成されていない部品を単独部品とよぶ。また、単独部品または複合部品を総称して単に部品とよぶ場合もある。
ユーザ端末4は、デザイナ端末3から受信した第1のレイアウト情報802を情報提供装置10に送信して、ユーザコンテンツを要求する。
情報提供装置10は、ユーザ端末4から受信した第1のレイアウト情報802(部品のIDおよび配置情報)に応じて、単独部品A、単独部品Bおよび単独部品Cを収集し、収集された単独部品Aおよび単独部品Bを用いて、複合部品ABを生成する。
さらに、情報提供装置10は、合成された複合部品ABと、単独部品Cとをレイアウト情報に応じて配置して、ユーザコンテンツを作成する。
作成されたユーザコンテンツは、ユーザ端末4に送信され、出力画面902としてユーザ端末4上で出力される。
このように、本実施形態における情報提供システム1は、様々な情報入力源2から提供される複数の部品をIDに対応付けて管理する。
これにより、情報提供システム1の各構成要素(情報提供装置10、デザイナ端末3、またはユーザ端末4)間のインタフェースを簡略化できるため、処理の分散化およびシステムのスケーラビリティに対して有益である。
また、デザイナは、部品の格納場所(URL等)を意識することなく、各部品に対応するIDを配置するだけで、ユーザコンテンツのデザインを行うことができる。
さらに、情報提供システム1は、デザイナおよびエンドユーザから各部品の格納位置を隠蔽することができ、必要に応じて各部品へのアクセス制御を行うことができるため、高いセキュリティレベルを実現できる。
図3は、複合部品が情報提供システム1に登録された場合の情報提供処理の概略を説明する図である。
図3に示すように、情報提供装置10は、複合部品ABを一旦作成すると、作成された複合部品ABを登録して、他の情報提供装置10と共有する。
これにより、情報提供システム1は、いずれかの情報提供装置10で作成された複合部品を再利用することができる。
具体的には、第2のレイアウト情報804は、第1のレイアウト情報802と同様に、複合部品AB(単独部品Aと単独部品Bとで構成される部品)の配置を指示する。
この場合に、情報提供装置10は、この第2のレイアウト情報804に応じて、まず複合部品ABが登録されているか否か(すなわち、複合部品ABが現在提供されているか、あるいは、過去に提供されてまだ削除されていないか)を判定し、複合部品ABが登録されている場合に、登録されている複合部品ABを用いて、ユーザコンテンツを作成する。
すなわち、本例の情報提供装置10は、第2のレイアウト情報804に応じて、複合部品ABと、単独部品Dとを収集し、収集した複合部品ABと単独部品Dとをレイアウト情報に応じて配置して、ユーザコンテンツを作成する。
作成されたユーザコンテンツは、図3に例示する出力画面904としてユーザ端末4上に出力される。
なお、情報提供装置10は、複合部品を登録する場合に、当該複合部品の構成要素である部品(単独部品、他の複合部品)を合成してできる部品の実体、つまり複合部品データそれ自体を記録してもよいし、当該複合部品の構成、つまり部品を動的に合成して所望の複合部品を得る手順または方法を記録してもよい。
情報提供装置10は、状況に応じて、複合部品の実体、または、複合部品の構成を記録する。例えば、複合部品の登録を行うための記憶容量は十分にあるが応答時間、処理負荷、ネットワーク使用帯域などに対する要求は厳しいというような場合に、情報提供装置10は、複合部品の実体を記憶しておき、要求されたときには要素となっている単独部品をネットワーク越しに集めて再度合成を行うことなく、すでに記憶されている複合部品の実体を直ちに提供することができるようにすることが望ましい。逆に、複合部品の個数が多くなったりあるいは個々の複合部品のデータ量が大きいために複合部品を登録する記憶容量が不足してしまうような場合に、情報提供装置10は、複合部品の構成を記憶しておき、要求される都度、動的に合成を行って提供する。この場合でも、一度作成した複合部品の再利用が簡単に実現できるため、複雑なユーザコンテンツの作成が簡単になる、複数のユーザコンテンツ間のスタイルの統一がやりやすくなる、等の効果が期待できる。
また、同じ複合部品が複数のユーザ端末4から同時に要求された場合には、それに対応する動的な合成は1回でよい。更には、記録しておく複合部品の構成を当該特定の複合部品に合わせて最適化しておくことができるため、動的な再合成を高速化できる可能性がある。
このように、本実施形態における情報提供システム1は、複数の部品に基づいて1つの複合部品を作成した場合に、作成された複合部品または複合部品の構成を登録して再利用する。
なお、本例では、ユーザコンテンツの中間生成物である複合部品ABを登録して再利用する形態を説明したが、最終生成物であるユーザコンテンツ(すなわち、複合部品ABC)を登録して再利用できるようにしてもよい。
[ハードウェア構成]
図4は、図1に示した情報提供装置10、デザイナ端末3およびユーザ端末4のハードウェア構成を例示する図である。
図4に示すように、情報提供装置10、デザイナ端末3およびユーザ端末4は、CPU102およびメモリ104およびこれらの周辺回路などを含む本体100、表示装置、キーボードおよびマウスなどを含む入出力装置106、ネットワークを介して他のシステム構成要素(情報提供装置10、デザイナ端末3またはユーザ端末4)との間の通信を行う通信装置110、および、FD装置、CD装置およびHDD装置などの記録装置112から構成される。
つまり、情報提供装置10、デザイナ端末3およびユーザ端末4は、ネットワークを介して互いに通信が可能な一般的なコンピュータとしての構成部分を有している。
図5は、図4に示した情報提供装置10上で実行される情報提供プログラム5の構成を示す図である。
図5に示すように、情報提供プログラム5は、部品登録部500、アクセス情報データベース(アクセス情報DB)510、要求受信部520、アクセス情報選択部530、部品取得部540、部品加工部550および出力情報生成部560から構成される。
情報提供プログラム5は、記録媒体114(図4)または通信装置110(図4)などを介して情報提供装置10に供給され、メモリ104にロードされて実行される。例えば、ネットワークブートを行う場合に、情報提供プログラム5は、通信装置110を介して情報提供装置10に供給される。
また、情報提供プログラム5は、情報入力源2(図1)から入力される部品等を管理する部品データベースシステム(部品DBシステム)6にアクセスして、部品(単独部品および複合部品)の登録、および、要求された部品の抽出等を行う。
部品DBシステム6は、情報入力源2から入力される単独部品を格納する単独部品データベース610と、複合部品を格納する複合部品データベース620(複合情報記憶手段、情報記憶手段)とを含む。
本例の部品DBシステム6は、各情報提供装置10の内部に記憶領域を用いて実現されるが、外部の記憶領域を用いて実現されてもよい。
情報提供プログラム5において、部品登録部500は、部品の登録処理を行う。
例えば、部品登録部500は、情報入力源2(図1)から入力される単独部品に対して、この単独部品を一意に識別するIDを付与し、付与されたIDと、この単独部品にアクセスするためのアクセス情報とを互いに対応付けてアクセス情報DB510に登録する。
また、部品登録部500(識別情報付与手段)は、部品加工部550により生成された複合部品に対応するIDを、この複合部品のアクセス情報に対応付けてアクセス情報DB510に登録する。複合部品に対応するIDは、例えば、各複合部品を構成する単独部品のIDの組合せ、または、各複合部品に付与されたIDである。
アクセス情報DB510(アクセス情報記憶手段)は、部品のIDと、この部品のアクセス情報とを互いに対応付けて記憶する。
ここで、部品のアクセス情報とは、部品の実体の提供元の場所を直接的にあるいは間接的に(例えば、ポインタ経由で)示す情報を含む概念である。例えば、部品が、いずれかのストレージに記憶されている静止画像または動画像である場合に、この部品のアクセス情報は、静止画像または動画像の画像ファイルの格納位置を示すアドレスである。また、部品が、ライブカメラからの画像データ、雨量または気温などの気象情報、あるいは、最新ニュースなどのように、連続的または断続的に時間変動するリアルタイム情報である場合、または、部品がストリーミングデータである場合に、これらの部品のアクセス情報は、リアルタイム情報またはストリーミングデータの提供元を特定するための情報(例えば、提供元のアドレス)である。
本例のアクセス情報DB510は、部品のアクセス情報として、部品それぞれの格納場所を示す情報、または、部品それぞれの提供場所を示す情報を記憶する。
要求受信部520は、ユーザ端末4(図1)から、ユーザコンテンツの要求を受け付ける。
本例の要求受信部520は、部品のIDと、それぞれの部品を配置すべき位置を示す情報とが対応付けられたレイアウト情報(図2、図3)を、ユーザ端末4からネットワークを介して受信し、受信したレイアウト情報をアクセス情報選択部530に出力する。
アクセス情報選択部530は、ユーザコンテンツを構成する部品のIDに基づいて、それぞれの部品にアクセスするためのアクセス情報をアクセス情報DB510から選択し、選択されたアクセス情報を部品取得部540に出力する。
本例のアクセス情報選択部530は、レイアウト情報に含まれる部品IDに対応するアクセス情報を、アクセス情報DB510に記憶されているアクセス情報の中から選択する。
また、アクセス情報選択部530は、複合部品に対応する部品IDがレイアウト情報に含まれている場合に、複合部品のアクセス情報、または、複合部品を構成する複数の単独部品それぞれのアクセス情報を選択する。
なお、アクセス情報選択部530は、複合部品のアクセス情報がアクセス情報DB510に登録されている場合(すなわち、要求される複合部品が既に登録されている場合)に、複合部品を構成する単独部品のアクセス情報よりも、複合部品のアクセス情報を優先して選択する。
部品取得部540(情報取得手段)は、アクセス情報選択部530により選択されたアクセス情報に基づいて、部品DBシステム6から部品を取得し、取得された部品を部品加工部550または出力情報生成部560に出力する。
本例の部品取得部540は、アクセス情報選択部530により選択されたアクセス情報が、複合部品を構成する単独部品それぞれのアクセス情報である場合に、それぞれの単独部品をアクセス情報にしたがって単独部品DB610から取得し、取得された複数の単独部品を部品加工部550に出力する。
部品加工部550(情報複合手段)は、部品取得部540から複数の部品(複合部品を構成すべき部品)が入力されると、入力された複数の部品を用いて、1つの複合部品を生成し、生成された複合部品を出力情報生成部560および複合部品DB620に出力する。
本例の部品加工部550は、テキスト、静止画像または動画像に相当する部品が複数入力された場合に、これらの部品を重ねあわせて、重ねあわされた部品を複合部品とする。
なお、部品加工部550が複数の部品を重ねあわせて複合部品を生成する場合に、複数の部品の相対位置、各部品の拡大率または縮小率、あるいは、部品の重ね合わせ順序などは、例えば、レイアウト情報に予め含まれており、部品加工部550は、レイアウト情報に含まれる部品の相対位置、拡大率/縮小率、あるいは、重ねあわせ順序等に応じて、複数の部品を2次元または3次元空間上に配置して、1つの複合部品を生成する。また、部品加工部550は、静止画像、動画像または音声などの部品を時間軸上に配置して、1つの複合部品(例えば、動画および音声が並行して出力され、続いて静止画が表示されるコンテンツ)を生成する。
また、部品加工部550は、テキスト、静止画像、動画像または音声データに相当する部品と、これらの部品に対するデータ処理を指定する部品とが入力された場合に、テキスト、静止画像、動画像または音声データに相当する部品に対して、指定されたデータ処理を施して、データ処理が施された部品を複合部品とする。
出力情報生成部560は、部品取得部540から入力された部品(単独部品または複合部品)、あるいは、部品加工部550から入力された単独部品を、レイアウト情報にしたがって配置して、ユーザ端末4で出力すべきユーザコンテンツを作成し、作成されたユーザコンテンツをユーザ端末4(図1)に送信する。
なお、部品加工部550および出力情報生成部560の組合せは、本発明にかかる出力情報生成手段の一例である。
図6は、アクセス情報DB510(図5)に記憶される部品アクセステーブルを例示する図であり、図6(A)は、単独部品のアクセス情報が登録される単独部品アクセステーブル512を例示し、図6(B)は、複合部品のアクセス情報が登録される複合部品アクセステーブル514を例示する。
図6(A)に例示するように、アクセス情報DB510は、情報入力源2から提供された単独部品のIDと、それぞれの単独部品のアクセス情報とを互いに対応付けて単独部品アクセステーブル512として記憶する。
本例のアクセス情報は、単独部品が格納されている場所を示すアクセスパスである。
部品取得部540(図5)は、このアクセスパスにしたがって、部品DBシステム6に格納されている単独部品にアクセスすることができる。
また、図6(B)に例示するように、アクセス情報DB510は、部品加工部550により生成された複合部品のIDと、それぞれの複合部品のアクセス情報とを互いに対応付けて複合部品アクセステーブル514として記憶する。
本例では、複合部品のIDは、複合部品を構成する単独部品それぞれのIDのセット(例えば、「001+002」)である。
アクセス情報選択部530は、レイアウト情報の中に複合部品のIDが含まれている場合に、まず、複合部品アクセステーブル514内を検索して、この複合部品のIDに対応するアクセスパスを抽出し、複合部品のIDが発見されない場合に、単独部品アクセステーブル512内を検索して、この複合部品を構成する単独部品それぞれのIDに対応するアクセスパスを抽出する。
[情報提供システム1の全体的な動作]
以下、情報提供システム1の全体的な動作を説明する。
図7は、図1に示した情報提供システム1の全体的な動作(S10)を示すシーケンス図である。
図7に示すように、ステップ100(S100)において、情報入力源2は、テキストデータ、画像データまたは音声データ等が含まれた部品を作成すると、作成された部品をいずれかの情報提供装置10に送信する。
ステップ102(S102)において、情報提供装置10は、情報入力源2から部品を受信すると、受信した部品に対してIDを付与する。
また、情報提供装置10は、IDが付与された部品を部品DBシステム6(図5)に登録して、他の情報提供装置10とこの部品を仮想的に共有する。
ステップ104(S104)において、情報提供装置10は、新たに登録された部品のIDをデザイナ端末3(図1)に通知する。
ステップ106(S106)において、デザイナは、複数の情報提供装置10で共有されている部品群を参照して、ユーザコンテンツのUI画面を設計する。
具体的には、デザイナは、デザイナ端末3を操作して、共有されている部品のIDを所望の位置に配置することにより、複数の部品からなるUI画面を設計する。
ステップ108(S108)において、デザイナ端末3は、設計されたUI画面のレイアウト情報をユーザ端末4に送信する。レイアウト情報には、UI画面を構成する部品のIDと、それぞれの部品の時間的空間的な位置を示す位置情報とが含まれている。
ステップ110(S110)において、エンドユーザは、ユーザ端末4(図1)を操作して、デザイナによって設計されたUI画面群を参照し、所望のUI画面を選択する。
ユーザ端末4は、エンドユーザによる選択操作に応じて、選択されたUI画面のレイアウト情報を抽出する。
ステップ112(S112)において、ユーザ端末4は、抽出されたレイアウト情報(エンドユーザによって選択されたUI画面のレイアウト情報)をいずれかの情報提供装置10に送信して、ユーザコンテンツを要求する。
ステップ20(S20)において、情報提供装置10は、ユーザ端末4から受信したレイアウト情報に基づいて、ユーザコンテンツのUI画面を作成する。
UI作成処理(S20)は、図8を参照して後述する。
ステップ245(S245)において、情報提供装置10は、作成されたUI画面のデータをユーザ端末4に送信する。
ステップ114(S114)において、ユーザ端末4は、情報提供装置10から受信したUI画面のデータを用いて、UI画面を表示し、表示されたUI画面上でユーザコンテンツを出力する。
なお、本例の部品の登録(S100)およびUIレイアウトの作成(S106)等は随時実行可能である。
そして、デザイナは、デザインを行う時点までに登録されている部品群を用いて、UI画面を設計する。
また、エンドユーザは、ユーザコンテンツの要求を行う時点までに提供されたUIレイアウト群の中から、所望のレイアウトを選択する。
次に、図7に示されたUI作成処理(S20)を説明する。
図8は、情報提供プログラム5(図5)によるUI作成処理(S20)を示すフローチャートである。
図8に示すように、ステップ200(S200)において、要求受信部520は、ユーザ端末2(図1)からレイアウト情報を受信し、受信したレイアウト情報をアクセス情報選択部530に出力する。
ステップ205(S205)において、アクセス情報選択部530は、要求受信部520から入力されたレイアウト情報の中に、複合部品に対応するIDが含まれているか否かを判断する。
情報提供プログラム5は、複合部品に対応するIDが含まれていると判断された場合に、S210の処理に移行し、それ以外の場合に、S235の処理に移行する。
ステップ210(S210)において、アクセス情報選択部530は、アクセス情報DB510にアクセスして、複合部品に対応するIDが複合部品アクセステーブル514(図6(B))に登録されているか否かを判断する。
すなわち、アクセス情報選択部530は、ユーザコンテンツで必要とされる複合部品が既に作成されたことがあるか否かを判断する。
情報提供プログラム5は、複合部品に対応するIDが複合部品アクセステーブル514に登録されている場合に、S230の処理に移行し、複合部品に対応するIDが複合部品アクセステーブル514に登録されていない場合に、S215の処理に移行する。
ステップ215(S215)において、アクセス情報選択部530は、複合部品に対応するIDに基づいて、この複合部品を構成する複数の単独部品のIDを特定する。
アクセス情報選択部530は、単独部品アクセステーブル512(図6(A))にアクセスして、特定された単独部品それぞれのIDに対応するアクセスパスを特定し、特定されたアクセスパスを部品取得部540に出力する。
部品取得部540は、アクセス情報選択部530から入力されたアクセスパスに基づいて、単独部品DB610から、複合部品を構成する単独部品を取得し、取得された単独部品のデータを部品加工部550に出力する。
ステップ220(S220)において、部品加工部550は、部品取得部540から入力された複数の単独部品のデータを用いて、複合部品のデータを作成し、作成された複合部品を出力情報生成部560および複合部品DB620に出力する。
ステップ225(S225)において、部品登録部550は、部品加工部550から複合部品のデータが複合部品DB620に出力されたことを検知すると、この複合部品に対してIDを付与して、付与されたIDと、この複合部品のアクセスパスとを互いに対応付けてアクセス情報DB510に登録する。
これにより、部品加工部550により作成された複合部品は、部品DBシステム6に登録されて、複数の情報提供装置10によって共有されることになる。
ステップ230(S230)において、アクセス情報選択部530は、複合部品に対応するIDに基づいて、複合部品アクセステーブル514(図6(B))から、複合部品のアクセスパスを抽出し、抽出された複合部品のアクセスパスを部品取得部540に出力する。
部品取得部540は、アクセス情報選択部530から入力されたアクセスパスに基づいて、複合部品DB620から、複合部品のデータを取得し、取得された複合部品のデータを出力情報生成部560に出力する。
ステップ235(S235)において、アクセス情報選択部530は、次に、レイアウト情報に含まれる単独部品のIDを抽出し、抽出されたIDに対応するアクセスパスをアクセス情報DB510の単独部品アクセステーブル512から取得し、取得されたアクセスパスを部品取得部540に出力する。
部品取得部540は、アクセス情報選択部530から入力されたアクセスパスに基づいて、単独部品DB610から、単独部品のデータを取得し、取得された単独部品のデータを出力情報生成部560に出力する。
ステップ240(S240)において、出力情報生成部560は、部品取得部540から入力される単独部品または複合部品、あるいは、部品加工部550から入力される複合部品を、レイアウト情報に応じて順次配置して、ユーザコンテンツのUI画面を作成する。
ステップ245(S245)において、出力情報生成部560(情報送信手段)は、作成されたユーザコンテンツのUI画面を、ネットワークを介してユーザ端末4に送信する。
以上説明したように、本実施形態における情報提供システム1は、複数の情報提供装置10で共有される多数の部品(単独部品および複合部品)を、このシステム上でユニークなIDに対応付けて管理することにより、情報提供装置10、デザイナ端末3およびユーザ端末4の間のインタフェースを簡略化できる。
このインタフェースの簡略化は、処理の分散化およびシステムのスケーラビリティに対して有益である。
また、デザイナは、部品の格納場所(URL等)を意識することなく、各部品に対応するIDを配置するだけで、UIのデザインを行うことができる。
例えば、ライブカメラからリアルタイムで取り込んでいる画像、ゲーム、メニューリスト、および、アイコン等が配置されたUI画面を容易にデザインすることができ、このようなUI画面を情報提供装置10が作成してユーザ端末4に配信するため、ユーザ端末4のリソース、あるいは情報提供装置10とユーザ端末4との間のネットワークリソースが制限されている場合に好適である。
なお、本例では、ユーザ端末4に表示されるUI画面を具体例として説明しているが、ユーザ端末4から出力されるUIは、これに限定されるものではなく、例えば、UIは、ユーザ端末4の表示画面に表示される画像、または、ユーザ端末4のスピーカから出力される音声に加えて、ユーザ端末4に備えられた振動部材による振動、ユーザ端末4に接続された照明機器による照明、ユーザ端末4に接続された空調機器による温度調整、ユーザ端末4に接続された空調機器による風、あるいは、これらの任意の組合せなどにより構成されてもよい。
さらに、情報提供システム1は、デザイナおよびエンドユーザから各部品の提供位置を隠蔽することができ、必要に応じて各部品へのアクセス制御を行うことができるため、高いセキュリティレベルを実現できる。
また、本実施形態における情報提供システム1は、複数の部品に基づいて1つの複合部品を作成した場合に、作成された複合部品を登録して再利用する。
これにより、情報提供システム1は、複数の部品を転送することに要するネットワーク帯域、並びに、部品の合成処理に要する処理負荷および処理時間を省くことができ、ユーザコンテンツの提供を高速に行うことができる。
[変形例]
なお、上記実施形態では、部品加工部550により生成された複合部品のみを複合部品DB620に登録する形態を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、情報提供装置10は、出力情報生成部560により生成されたユーザコンテンツを複合部品として複合部品DB620に登録してもよい。
また、上記実施形態では、情報提供装置10が最終的なUI画面を作成してユーザ端末4に送信しているが、例えば、情報提供装置10が、UI画面を構成する単独部品および複合部品を収集してユーザ端末4に送信し、ユーザ端末4が、情報提供装置10から受信した単独部品および複合部品をレイアウト情報に応じて配置してもよい。
この場合、ユーザ端末4は、図5に例示した出力情報生成部560を有し、デザイナ端末3から取得したレイアウト情報に応じて、情報提供端末5から受信した単独部品および複合部品を配置してUI画面を生成する。
なお、本変形例においても、処理負荷の大きい複合部品の生成処理は、情報提供装置10において実行されるため、ユーザ端末4に高い処理能力が要求されることはない。
また、上記実施形態では、情報提供装置10が、複合部品の実体を格納して再利用する形態を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、情報提供装置10は、一旦生成された複合部品の生成手順または生成方法などを示す情報を格納し、格納されている生成手順または生成方法を再利用して、複合部品を生成してもよい。
そこで、本変形例では、情報提供装置10が、複合部品の実体を格納するのではなく、複合部品に関連する複合関連情報を格納し、格納した複合関連情報を用いて、複合部品を提供する形態を説明する。
ここで、複合関連情報とは、複合部品に関連する情報であり、複合部品の生成方法または生成手順、および、複合部品の提供元を特定する情報(提供元のアドレス)を含む概念である。
図9は、本変形例における情報提供プログラム52の構成を示す図である。なお、本図に示された各構成のうち、図5に示された構成と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図9に示すように、本変形例における情報提供プログラム52は、図5に示されたアクセス情報選択部530、部品取得部540および部品加工部550を、それぞれ第2のアクセス情報選択部535、第2の部品取得部545および第2の部品加工部555に置換した構成をとる。
また、本変形例における部品DBシステム62は、複合部品DB620を、合成情報データベース(合成情報DB)630に置換した構成をとる。
合成情報DB630は、情報提供システム1で提供されている複合部品、および、過去に提供された複合部品に関する複合関連情報を記憶する。本例では、現在提供されている複合部品の提供元(情報提供装置10)へのアクセス情報、および、過去に提供された複合部品の生成方法または生成手順が、合成情報DB630に登録され、複数の情報提供装置10に共有される。
情報提供プログラム52において、アクセス情報選択部535は、アクセス情報DB510を参照して、ユーザコンテンツを構成する部品のIDに対応するアクセス情報を選択する。
また、アクセス情報選択部535は、合成情報DB630を参照して、ユーザコンテンツを構成する部品のIDに対応する複合関連情報(本例では、複合部品の生成方法、または、複合部品の発行元のアクセス情報)を取得する。
部品取得部545は、アクセス情報選択部535により選択されたアクセス情報に基づいて、部品DBシステム6から部品を取得し、取得された部品を部品加工部555または出力情報生成部560に出力する。
より具体的には、部品取得部545は、アクセス情報選択部530により選択されたアクセス情報が他の情報提供装置である場合(すなわち、他の情報提供装置が、要求された複合部品を他のユーザ端末に提供している場合)に、このアクセス情報に基づいて、当該他の情報提供装置10にアクセスして、当該他の情報提供装置10により提供されている複合部品を取得する。これにより、同一の複合部品が複数のユーザ端末に提供される(複合部品のマルチキャスト)。
部品加工部555は、アクセス情報選択部535により複合部品の生成方法または生成手順が取得された場合に、取得された生成方法または生成手順に従って、部品取得部545から入力された複数の部品を合成して複合部品を生成する。
また、部品加工部555は、複合部品を生成した場合に、生成された複合部品に関連する複合関連情報(本例では、この部品加工部555により生成される複合部品へのアクセス情報、および、この複合部品の生成方法または生成手順)を、合成情報DB630に登録する。
図10(A)は、合成情報DB630(図9)に記憶される複合部品関連情報テーブル632を例示し、図10(B)は、合成情報DB630に記憶される複合部品発行元テーブル634を例示する図である。
図10(A)に例示するように、合成情報DB630は、複合部品に対応するIDと、それぞれの複合部品の生成方法とが互いに対応付けられた複合部品関連情報テーブル632を記憶する。
複合部品関連情報テーブル632に登録される生成方法には、例えば、複合部品を構成する単独部品の時間的および空間的な配置を示す情報、および、複合部品の生成に際して単独部品に対して施された変換処理のパラメータ(画像の拡大率/縮小率、画像の色変換係数、音量および音場の変換パラメータなど)が含まれる。
これにより、情報提供装置10は、複合部品の生成に用いるパラメータなどを再利用でき、複合部品の生成がより容易になる。
また、図10(B)に例示するように、合成情報DB630は、複合部品のIDと、この複合部品を現在提供している提供元(発行元)のアクセス情報とが互いに対応付けられた複合部品発行元テーブル634を記憶する。
本例では、提供元のアクセス情報として、現在提供されている複合部品へのアクセスパス(例えば、この複合部品を提供している情報提供装置10のアドレス、および、この複合部品の提供に用いているポート番号)が複合部品発行元テーブル634に登録されている。
部品取得部545は、複合部品発行元テーブル634に登録されているアクセス情報に基づいて、要求されている複合部品と同一の部品を提供している他の情報提供装置10にアクセスして、提供されている複合部品を取得する。
なお、本例の合成情報DB630は、複合部品の提供が終了した場合に、この複合部品に対応するエントリを、複合部品発行元テーブル634から削除する。
図11は、本変形例におけるUI作成処理(S30)を示すフローチャートである。なお、本図に示された各処理のうち、図8に示された処理と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図11に示すように、S200において、要求受信部520(図9)は、ユーザ端末2からレイアウト情報を受信し、受信したレイアウト情報をアクセス情報選択部535に出力する。
S205において、アクセス情報選択部535(図9)は、要求受信部520から入力されたレイアウト情報の中に、複合部品に対応するIDが含まれているか否かを判断する。
情報提供プログラム52は、複合部品に対応するIDが含まれていると判断された場合に、S210の処理に移行し、それ以外の場合に、S235の処理に移行する。
ステップ210(S210)において、アクセス情報選択部535は、合成情報DB630にアクセスして、複合部品に対応するIDが複合部品関連情報テーブル632(図10(A))に登録されているか否かを判断する。
すなわち、アクセス情報選択部535は、ユーザコンテンツで必要とされる複合部品が現在または過去に作成されたことがあるか否かを判断する。
情報提供プログラム52は、複合部品に対応するIDが複合部品関連情報テーブル632に登録されている場合に、S305の処理に移行し、複合部品に対応するIDが複合部品関連情報テーブル632に登録されていない場合に、S215の処理に移行する。
S215において、アクセス情報選択部535(図9)は、複合部品のIDに基づいて、複合部品を構成する複数の単独部品のIDを特定する。
次に、アクセス情報選択部535は、特定された単独部品のIDに基づいて、単独部品それぞれのアクセスパスを特定し、特定されたアクセスパスを部品取得部545に出力する。
部品取得部545は、アクセス情報選択部535から入力されたアクセスパスに基づいて、単独部品DB610から、複合部品を構成する単独部品を取得し、部品加工部555に出力する。
S220において、部品加工部555(図9)は、部品取得部545から入力された複数の単独部品のデータを用いて、複合部品のデータを作成し、作成された複合部品を出力情報生成部560に出力する。
ステップ300(S300)において、部品加工部555(図9)は、複合部品の生成方法を合成情報DB630に出力する。
部品登録部550は、部品加工部555から複合部品の生成方法が合成情報DB630に出力されたことを検知すると、この複合部品に対してIDを付与して、付与されたIDと、この複合部品の生成方法とを互いに対応付けて合成情報DB630の複合部品関連情報テーブル632に登録する。
これにより、複合部品の生成方法が情報提供システム1内で共有されることになる。
さらに、部品登録部550は、付与されたIDと、現在提供されている複合部品へのアクセスパスとを互いに対応付けて合成情報DB630の複合部品発行元テーブル634に登録する。
これにより、部品加工部550により作成された複合部品は、他の情報提供装置10からアクセス可能になる。
ステップ305(S305)において、アクセス情報選択部535は、合成情報DB630にアクセスして、複合部品に対応するIDが複合部品発行元テーブル634(図10(B))に登録されているか否かを判断する。
すなわち、アクセス情報選択部535は、ユーザコンテンツで必要とされる複合部品が現在いずれかの情報提供装置10により提供されているか否かを判断する。
情報提供プログラム52は、複合部品に対応するIDが複合部品発行元テーブル634に登録されている場合に、S310の処理に移行し、複合部品に対応するIDが複合部品発行元テーブル634に登録されていない場合に、S320の処理に移行する。
ステップ310(S310)において、アクセス情報選択部535は、複合部品のIDに対応するアクセスパスを、複合部品発行元テーブル634から読み出し、読み出されたアクセスパスを部品取得部545に出力する。
ステップ315(S315)において、部品取得部545は、アクセス情報選択部535から入力されたアクセスパスに基づいて、複合部品を提供する他の情報提供装置10(図1)にアクセスして、提供されている複合部品を取得する。
取得された複合部品は、出力情報生成部560に出力される。
ステップ320(S320)において、アクセス情報選択部535は、複合部品のIDに対応する生成方法(複合部品の生成に用いるパラメータ群)を、複合部品関連情報テーブル632から読み出し、読み出された生成方法を複合部品のIDと共に部品取得部545に出力する。
ステップ325(S325)において、アクセス情報選択部535は、複合部品のIDに基づいて、複合部品を構成する複数の単独部品のIDを特定し、特定された単独部品のIDに基づいて、単独部品それぞれのアクセスパスを特定して、特定されたアクセスパスを部品取得部545に出力する。
部品取得部545は、アクセス情報選択部535から入力されたアクセスパスに基づいて、単独部品DB610から、複合部品を構成する単独部品を取得し、取得された単独部品と、アクセス情報選択部525から入力された生成方法とを部品加工部555に出力する。
ステップ330(S330)において、部品加工部555(図9)は、部品取得部545から入力された生成方法に従って、部品取得部545から入力された複数の単独部品を合成し、複合部品のデータを作成する。
作成された複合部品は、出力情報生成部560に出力される。
S235において、アクセス情報選択部535は、次に、レイアウト情報に含まれる単独部品のIDを抽出し、抽出されたIDに対応するアクセスパスをアクセス情報DB510の単独部品アクセステーブル512(図6)から取得し、取得されたアクセスパスを部品取得部545に出力する。
部品取得部545は、アクセス情報選択部535から入力されたアクセスパスに基づいて、単独部品DB610から、単独部品のデータを取得し、取得された単独部品のデータを出力情報生成部560に出力する。
S240において、出力情報生成部560は、部品取得部545から入力される単独部品または複合部品、あるいは、部品加工部555から入力される複合部品を、レイアウト情報に応じて時間的空間的な位置に配置して、ユーザコンテンツのUIを作成する。
S245において、出力情報生成部560は、作成されたユーザコンテンツのUIを、ネットワークを介してユーザ端末4に送信する。
このように、本変形例における情報提供システム1は、複合部品の実体を保持して再利用するのではなく、複合部品に関連する複合関連情報(複合部品の構成を示す情報、または、提供されている複合部品へのアクセス情報)を登録して、この複合関連情報を利用することにより、複合部品の提供を容易にする。
本変形例における情報提供システム1は、複合部品の個数が多くなったりあるいは個々の複合部品のデータ量が大きいために複合部品を登録する記憶容量が不足してしまうような場合に好適である。
また、本変形例における情報提供システム1は、一度作成した複合部品の生成方法または生成手順などを再利用できるため、複雑なユーザコンテンツの作成処理を簡略化し、複数のユーザ端末4に提供されるユーザコンテンツ間のスタイルを統一できる。
また、本変形例における情報提供システム1は、同じ複合部品が複数のユーザ端末4から同時に要求された場合に、いずれかの情報提供装置10に複合部品を生成させて、生成された複合部品をマルチキャストすることができる。
更には、記録しておく複合部品の構成を当該特定の複合部品に合わせて最適化しておくことができるため、動的な再合成を高速化できる可能性がある。
本実施形態における情報提供システム1の概要を説明する図である。 情報提供システム1(図1)における情報提供処理の概略を説明する図である。 複合部品が情報提供システム1(図1)に登録された場合の情報提供処理の概略を説明する図である。 図1に示した情報提供装置10、デザイナ端末3およびユーザ端末4のハードウェア構成を例示する図である。 図4に示した情報提供装置10上で実行される情報提供プログラム5の構成を示す図である。 アクセス情報DB510(図5)に記憶される部品アクセステーブルを例示する図である。 図1に示した情報提供システム1の全体的な動作(S10)を示すシーケンス図である。 情報提供プログラム5(図5)によるUI作成処理(S20)を示すフローチャートである。 変形例における情報提供プログラム52の構成を示す図である。 (A)は、合成情報DB630(図9)に記憶される複合部品関連情報テーブル632を例示し、(B)は、合成情報DB630に記憶される複合部品発行元テーブル634を例示する図である。 変形例におけるUI作成処理(S30)を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・情報提供システム、
2・・・情報入力源、
3・・・デザイナ端末、
4・・・ユーザ端末、
10・・・情報提供装置
100・・・本体、
102・・・CPU、
104・・・メモリ、
106・・・入出力装置、
110・・・通信装置、
112・・・記録装置、
114・・・記録媒体、
5,52・・・情報提供プログラム、
500・・・部品登録部、
510・・・アクセス情報DB、
520・・・要求受信部、
530,535・・・アクセス情報選択部、
540,545・・・部品取得部、
550,555・・・部品加工部、
560・・・出力情報生成部、
6,62・・・部品DBシステム、
610・・・単独部品DB、
620・・・複合部品DB、
630・・・合成情報DB、

Claims (22)

  1. 情報提供装置および複数の情報入力装置を含む情報提供システムであって、
    前記情報提供装置は、
    前記情報入力装置から提供される入力情報に対して、この情報提供システムにおいて入力情報それぞれを一意に識別する情報識別情報を付与する識別情報付与手段と、
    前記情報入力装置から提供される入力情報にアクセスするためのアクセス情報を、この入力情報に対して付与された情報識別情報に対応付けて記憶するアクセス情報記憶手段と、
    要求される入力情報の情報識別情報に基づいて、前記アクセス情報記憶手段に記憶されているアクセス情報を選択するアクセス情報選択手段と、
    前記アクセス情報選択手段により選択されたアクセス情報に基づいて、要求される入力情報をいずれかの前記情報入力装置から取得する情報取得手段と
    を有する
    情報提供システム。
  2. 当該情報提供システムは、
    要求する入力情報の情報識別情報を前記情報提供装置に送信する情報要求装置
    をさらに含み、
    前記情報提供装置において、
    前記アクセス情報選択手段は、前記情報要求装置から送信された情報識別情報に基づいて、前記アクセス情報記憶手段に記憶されているアクセス情報を選択し、
    前記情報提供装置は、
    前記情報取得手段により取得された入力情報に基づいて、前記情報要求装置で出力すべき出力情報を生成する出力情報生成手段
    をさらに有する
    情報提供システム。
  3. 前記アクセス情報選択手段は、前記情報要求装置により複数の入力情報それぞれに対応する情報識別情報が送信される場合に、送信された情報識別情報それぞれに対応するアクセス情報を選択し、
    前記情報取得手段は、選択されたアクセス情報に基づいて、これらの情報識別情報に対応する複数の入力情報を取得し、
    前記出力情報生成手段は、前記情報取得手段により取得された複数の入力情報に基づいて、複合情報を生成し、生成された複合情報を用いて、前記情報要求装置で出力すべき出力情報を生成する
    請求項2に記載の情報提供システム。
  4. 前記情報提供装置は、
    前記出力情報生成手段により生成された複合情報に関連する複合関連情報を記憶する複合情報記憶手段
    をさらに含み、
    前記情報取得手段は、前記複合情報記憶手段により記憶されている複合関連情報に基づいて、要求された複合情報を取得する
    請求項3に記載の情報提供システム。
  5. 前記情報提供装置は、
    前記出力情報生成手段により生成された複合情報を記憶する複合情報記憶手段
    をさらに含み、
    前記アクセス情報記憶手段は、前記複合情報記憶手段に記憶された複合情報にアクセスするためのアクセス情報を記憶し、
    前記アクセス情報選択手段は、前記情報要求装置により複数の入力情報からなる複合情報が要求される場合に、この複合情報に対応するアクセス情報を前記アクセス情報記憶手段から選択し、
    前記情報取得手段は、選択されたアクセス情報に基づいて、前記複合情報記憶手段により記憶されている複合情報の中から、要求された複合情報を取得する
    請求項3に記載の情報提供システム。
  6. 情報提供システムは、複数の前記情報提供装置を含み、
    前記情報要求装置から複合情報が要求された1つの前記情報提供装置において、
    前記アクセス情報記憶手段は、他の前記情報提供装置に記憶されている複合情報のアクセス情報をさらに記憶し、
    前記アクセス情報選択手段は、他の前記情報提供装置に記憶された複合情報が要求された場合に、この複合情報に対応するアクセス情報を前記アクセス情報記憶手段から選択し、
    前記情報取得手段は、選択されたアクセス情報に基づいて、他の前記情報提供装置から、要求された複合情報を取得する
    請求項5に記載の情報提供システム。
  7. 前記アクセス情報記憶手段は、前記複合情報記憶手段に記憶されている複合情報のアクセス情報を、この複合情報を構成する入力情報の情報識別情報に対応付けて記憶する
    請求項5または6に記載の情報提供システム。
  8. 情報要求装置および複数の情報提供装置を含む情報提供システムであって、
    前記情報要求装置は、複数の入力情報からなる複合情報を要求し、
    前記情報提供装置は、
    前記情報要求装置の要求に応じて、複数の入力情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段により取得された複数の入力情報に基づいて、複合情報を生成する情報複合手段と、
    前記情報複合手段により生成された複合情報を、前記情報要求装置に送信する情報送信手段と、
    前記情報複合手段により生成された複合情報、または、この複合情報に関連する複合関連情報を、この複合情報を識別する情報識別情報に対応付けて記憶する情報記憶手段と
    を有する
    情報提供システム。
  9. 前記情報要求装置は、複合情報を要求する場合に、この複合情報に対応する情報識別情報を前記情報提供装置に送信し、
    前記情報取得手段は、前記情報要求装置により送信された情報識別情報に対応する複合関連情報に基づいて、要求された複合情報を取得し、
    前記情報送信手段は、前記情報取得手段により取得された複合情報を、前記情報要求装置に送信する
    請求項8に記載の情報提供システム。
  10. 前記情報要求装置は、複合情報を要求する場合に、この複合情報に対応する情報識別情報を前記情報提供装置に送信し、
    前記情報取得手段は、前記情報要求装置により送信された複合情報の情報識別情報に基づいて、前記情報記憶手段から複合情報を取得し、
    前記情報送信手段は、前記情報取得手段により取得された複合情報を、前記情報要求装置に送信する
    請求項8に記載の情報提供システム。
  11. 前記情報複合手段は、予め設定されたレイアウト情報に応じて、生成された複合情報、または、前記情報取得手段により取得された複合情報を配置して、出力情報を生成し、
    前記情報送信手段は、前記情報複合手段により生成された出力情報を前記情報要求装置に送信し、
    前記情報要求装置は、前記情報送信手段により送信された出力情報を提示する
    請求項8〜10のいずれかに記載の情報提供システム。
  12. 入力情報または複合情報の情報識別情報と、この入力情報または複合情報を配置すべき時間的空間的位置を示す配置情報とが互いに対応付けられたレイアウト情報を作成するレイアウト作成装置
    をさらに含み、
    前記情報要求装置は、前記レイアウト作成装置により作成されたレイアウト情報の中から、所望のレイアウト情報を選択していずれかの前記情報提供装置に送信し、
    前記レイアウト情報が送信された前記情報提供装置において、
    前記情報取得手段は、前記情報要求装置から受信したレイアウト情報に基づいて、入力情報または複合情報を取得し、
    前記情報複合手段は、前記情報取得手段により取得された入力情報または複合情報を、前記情報要求装置から受信したレイアウト情報に応じて配置する
    請求項11に記載の情報提供システム。
  13. 前記入力情報は、静止画又は動画の画像データ、音声データ、あるいは、時間的空間的な配置が可能なデータの少なくとも一部を含むマルチメディアデータであり、
    前記情報取得手段は、前記マルチメディアデータを取得し、
    前記情報複合手段は、予め設定されたレイアウト情報に応じて、取得された前記マルチメディアデータ、または、このマルチメディアデータに基づいて生成された複合情報を配置する
    請求項11に記載の情報提供システム。
  14. 情報入力源から入力される入力情報を情報要求装置に提供する情報提供装置であって、
    前記入力情報にアクセスするためのアクセス情報を、この入力情報を一意に識別する情報識別情報に対応付けて記憶するアクセス情報記憶手段と、
    前記情報要求装置から受信した情報識別情報に基づいて、前記アクセス情報記憶手段に記憶されているアクセス情報を選択するアクセス情報選択手段と、
    前記アクセス情報選択手段により選択されたアクセス情報に基づいて、入力情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段により取得された入力情報を、前記情報要求装置に送信する情報送信手段と
    を有する情報提供装置。
  15. 情報入力源から入力される入力情報を情報要求装置に提供する情報提供装置であって、
    前記情報要求装置の要求に応じて、複数の入力情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段により取得された複数の入力情報に基づいて、複合情報を生成する情報複合手段と、
    前記情報複合手段により生成された複合情報を、前記情報要求装置に送信する情報送信手段と、
    前記情報複合手段により生成された複合情報、または、この複合情報に関連する複合関連情報を、この複合情報を識別する情報識別情報に対応付けて記憶する情報記憶手段と
    を有する情報提供装置。
  16. 前記情報取得手段は、複合情報が要求された場合に、この複合情報の情報識別情報に対応する複合関連情報に基づいて、要求された複合情報を取得し、
    前記情報送信手段は、前記情報取得手段により取得された複合情報を、前記情報要求装置に送信する
    請求項15に記載の情報提供装置。
  17. 前記情報複合手段は、複合情報が要求された場合に、この複合情報の情報識別情報に対応する複合関連情報に基づいて、要求された複合情報を生成し、
    前記情報送信手段は、前記情報複合手段により生成された複合情報を、前記情報要求装置に送信する
    請求項15に記載の情報提供装置。
  18. 前記情報取得手段は、前記情報記憶手段により記憶されている複合情報が要求された場合に、この複合情報を前記情報記憶手段から取得し、
    前記情報送信手段は、前記情報取得手段により取得された複合情報を、前記情報要求装置に送信する
    請求項15に記載の情報提供装置。
  19. 情報入力源から入力される入力情報を情報要求装置に提供する情報提供方法であって、
    要求される入力情報を一意に識別する情報識別情報を受信し、
    前記入力情報にアクセスするためのアクセス情報と、この入力情報の情報識別情報とが互いに対応付けられたアクセステーブルを参照して、受信した情報識別情報に対応するアクセス情報を選択し、
    選択されたアクセス情報に基づいて、入力情報を取得し、
    取得された入力情報を、前記情報要求装置に送信する
    情報提供方法。
  20. 情報入力源から入力される入力情報を情報要求装置に提供する情報提供方法であって、
    前記情報要求装置の要求に応じて、複数の入力情報を取得し、
    取得された複数の入力情報に基づいて、複合情報を生成し、
    生成された複合情報を、前記情報要求装置に送信し、
    生成された複合情報、または、この複合情報に関連する複合関連情報を、この複合情報を識別する情報識別情報に対応付けて記憶する
    情報提供方法。
  21. 情報入力源から入力される入力情報を情報要求装置に提供する情報提供装置において、
    要求される入力情報を一意に識別する情報識別情報を受信するステップと、
    前記入力情報にアクセスするためのアクセス情報と、この入力情報の情報識別情報とが互いに対応付けられたアクセステーブルを参照して、受信した情報識別情報に対応するアクセス情報を選択するステップと、
    選択されたアクセス情報に基づいて、入力情報を取得するステップと、
    取得された入力情報を、前記情報要求装置に送信するステップと
    を前記情報提供装置のコンピュータに実行させるプログラム。
  22. 情報入力源から入力される入力情報を情報要求装置に提供する情報提供装置において、
    前記情報要求装置の要求に応じて、複数の入力情報を取得するステップと、
    取得された複数の入力情報に基づいて、複合情報を生成するステップと、
    生成された複合情報を、前記情報要求装置に送信するステップと、
    生成された複合情報、または、この複合情報に関連する複合関連情報を、この複合情報を識別する情報識別情報に対応付けて記憶するステップと
    を前記情報提供装置のコンピュータに実行させるプログラム。
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