JP6109443B1 - コンテンツ表示装置、コンテンツ表示システム、コンテンツ表示方法、及びコンテンツ表示プログラム - Google Patents
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Abstract
コンテンツ表示装置(10)は、通信部と、表示部と、入力部と、分散ブラウザ(11)を含むソフトウェアプログラムを記憶する記憶部と、ソフトウェアプログラムを実行する処理部とを有する。処理部は、通信部を介してコンテンツを取得し(11)、コンテンツの文書構造を木構造に展開して木構造データ(120)を生成し(11,12)、タグ又は属性値をキーワードとして木構造データ(120)を検索してコンテンツの分割ポイントを解析して複数の分割グループを生成し(13)、分割グループ一覧情報(140)を生成して表示部に表示させ、複数の部分コンテンツのいずれかを選択可能にし(14,15)、複数の部分コンテンツの中から入力部で選択された部分コンテンツを、通信部を介して連携表示装置(20)に送信する(11)。
Description
本発明は、デジタルコンテンツを分割することで生成された部分コンテンツを連携表示装置に送信するコンテンツ表示装置及びコンテンツ表示方法、コンテンツ表示装置と連携表示装置とを含むコンテンツ表示システム、並びに、コンテンツ表示プログラムに関する。
従来、スクリプトを含む単一のデジタルコンテンツ(以下「コンテンツ」又は「コンテンツデータ」とも言う)を分割することで部分コンテンツを生成し、部分コンテンツ(以下「部分木」又は「部分木データ」とも言う)を連携表示装置(子ブラウザを使用する表示装置)に送信するコンテンツ表示装置の提案がある(例えば、特許文献1の図1を参照)。コンテンツ表示装置のコンテンツ取得部は、Webサーバからコンテンツをダウンロードして取得し、取得されたコンテンツを木構造データ(以下「木構造」又は「ツリー構造」とも言う)に展開してDOM記憶部に保存し、DOM記憶部において木構造を構成する要素を識別するために各要素に一意又は固有の属性値を付与する。その後、コンテンツ表示装置の子ブラウザ判定部は、連携表示装置の子ブラウザで表示される部分コンテンツである部分木を判定し、この部分木を連携表示装置に送信する。コンテンツ表示装置の子ブラウザ判定部において送信対象の部分木であることを判定する方法として、例えば、予めコンテンツ内において部分木に属性値(表示デバイスの種別名)を記述しておき、この属性値を目印として部分木が送信対象であるかどうかを判定する方法がある。
一方、連携表示装置は、コンテンツ表示装置から送信された部分コンテンツを受信部で受信し、受信された部分コンテンツを木構造に展開しDOM記憶部に保存し、その後、部分コンテンツに基づく画像を表示部に表示する。
しかしながら、従来のコンテンツ表示装置は、連携表示装置で表示させる部分コンテンツに対応する部分木を一意に決定し、決定された部分コンテンツを連携表示装置に送信するので、連携表示装置のユーザは、ユーザ自身の操作によって連携表示装置で表示される部分コンテンツを選択することができないという問題がある。
本発明は、連携表示装置のユーザによって選択された部分コンテンツを連携表示装置の表示部に表示させることができるコンテンツ表示装置及びコンテンツ表示方法、コンテンツ表示装置と連携表示装置とを有するコンテンツ表示システム、並びに、コンピュータ表示プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るコンテンツ表示装置は、連携表示装置に連携接続するコンテンツ表示装置であって、通信部と、情報を表示する表示部と、ユーザ入力を受け付ける入力部と、分散ブラウザを含むソフトウェアプログラムを記憶する記憶部と、前記ソフトウェアプログラムを実行する処理部と、を有し、前記処理部は、前記通信部を介して取得したコンテンツの文書構造を木構造に展開して木構造データを生成し、タグ又は属性値をキーワードとして前記木構造データを検索して前記コンテンツの分割ポイントを解析して複数の分割グループを生成し、前記複数の分割グループから分割グループ一覧情報を生成し、前記表示部に前記分割グループ一覧情報を表示させ、前記分割グループ一覧情報を表示させるときに前記表示部に前記複数の分割グループとして表される複数の部分コンテンツのエリアのいずれかを強調表示させ、強調表示の状態を、強調表示されているエリアから隣接する他のエリアへ移動させる巡回移動を行わせ、前記入力部又は前記連携表示装置の入力部による前記強調表示の状態であるエリアの選択のユーザ入力で、前記強調表示の状態であるエリアの部分コンテンツの選択を可能にし、前記複数の部分コンテンツの中から、前記入力部におけるユーザ入力で選択された前記部分コンテンツを、前記通信部を介して前記連携表示装置に送信するものである。
本発明の他の態様に係るコンテンツ表示システムは、コンテンツ表示装置と、前記コンテンツ表示装置に連携接続する連携表示装置とを有するコンテンツ表示システムであって、前記コンテンツ表示装置は、通信部と、情報を表示する表示部と、ユーザ入力を受け付ける入力部と、分散ブラウザを含むソフトウェアプログラムを記憶する記憶部と、前記ソフトウェアプログラムを実行する処理部と、を有し、前記処理部は、前記通信部を介して取得したコンテンツの文書構造を木構造に展開して木構造データを生成し、タグ又は属性値をキーワードとして前記木構造データを検索して前記コンテンツの分割ポイントを解析して複数の分割グループを生成し、前記複数の分割グループから分割グループ一覧情報を生成し、前記表示部に前記分割グループ一覧情報を表示させ、前記分割グループ一覧情報を表示させるときに前記表示部に前記複数の分割グループとして表される複数の部分コンテンツのエリアのいずれかを強調表示させ、強調表示の状態を、強調表示されているエリアから隣接する他のエリアへ移動させる巡回移動を行わせ、前記入力部又は前記連携表示装置の入力部による前記強調表示の状態であるエリアの選択のユーザ入力で、前記強調表示の状態であるエリアの部分コンテンツの選択を可能にし、前記複数の部分コンテンツの中から、前記入力部におけるユーザ入力で選択された前記部分コンテンツを、前記通信部を介して前記連携表示装置に送信するものである。
本発明の他の態様に係るコンテンツ表示方法は、分散ブラウザを含むソフトウェアプログラムを実行するコンテンツ表示装置と、前記コンテンツ表示装置に連携接続される連携表示装置とにコンテンツを表示させるコンテンツ表示方法であって、前記コンテンツ表示装置が取得したコンテンツの文書構造を木構造に展開して木構造データを生成するステップと、前記コンテンツ表示装置が、タグ又は属性値をキーワードとして前記木構造データを検索して前記コンテンツの分割ポイントを解析して複数の分割グループを生成するステップと、前記コンテンツ表示装置が、前記複数の分割グループから分割グループ一覧情報を生成し、前記コンテンツ表示装置の表示部に前記分割グループ一覧情報を表示させるステップと、前記コンテンツ表示装置が、前記分割グループ一覧情報を表示させるときに前記表示部に前記複数の分割グループとして表される複数の部分コンテンツのエリアのいずれかを強調表示させ、強調表示の状態を、強調表示されているエリアから隣接する他のエリアへ移動させる巡回移動を行わせ、前記コンテンツ表示装置の入力部又は前記連携表示装置の入力部による前記強調表示の状態であるエリアの選択のユーザ入力で、前記強調表示の状態であるエリアの部分コンテンツの選択を可能にするステップと、前記複数の部分コンテンツの中から、前記入力部におけるユーザ入力で選択された前記部分コンテンツを、前記コンテンツ表示装置から前記連携表示装置に送信するステップとを有するものである。
本発明の他の態様に係るコンテンツ表示プログラムは、分散ブラウザを含むソフトウェアプログラムによって連携表示装置に連携接続するコンピュータとしてのコンテンツ表示装置に、取得したコンテンツの文書構造を木構造に展開して木構造データを生成する処理と、タグ又は属性値をキーワードとして前記木構造データを検索して前記コンテンツの分割ポイントを解析して複数の分割グループを生成する処理と、前記複数の分割グループから分割グループ一覧情報を生成し、前記コンテンツ表示装置の表示部に前記分割グループ一覧情報を表示させる処理と、前記分割グループ一覧情報を表示させるときに前記表示部に前記複数の分割グループとして表される複数の部分コンテンツのエリアのいずれかを強調表示させ、強調表示の状態を、強調表示されているエリアから隣接する他のエリアへ移動させる巡回移動を行わせ、前記入力部又は前記連携表示装置の入力部による前記強調表示の状態であるエリアの選択のユーザ入力で、前記強調表示の状態であるエリアの部分コンテンツの選択を可能にする処理と、前記複数の部分コンテンツの中から、前記コンテンツ表示装置の入力部又は前記連携表示装置の入力部におけるユーザ入力で選択された前記部分コンテンツを、前記コンテンツ表示装置から前記連携表示装置に送信する処理とを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、分割グループ一覧情報の中から連携表示装置のユーザによって選択された部分コンテンツを連携表示装置の表示部に表示させることができる。
《1》実施の形態1.
《1−1》構成
図1は、本発明の実施の形態1に係るコンテンツ表示システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。実施の形態1に係るコンテンツ表示システムは、コンテンツ表示装置10と、他の表示装置(表示端末)としての連携表示装置20(20A,20Bとも記す)とを含む。コンテンツ表示装置10は、実施の形態1に係るコンテンツ表示方法を実施することができる装置であり、また、実施の形態1に係るコンテンツ表示プログラムを実行することができる装置である。ただし、連携表示装置20の台数は、1台以上であれば、何台であってもよい。コンテンツ表示装置10の例は、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯通信端末(例えば、スマートフォン、タブレット端末等)、デジタルテレビ、カーナビゲーションシステム、及び産業用途の各種表示器等を含む。他の表示装置20の例は、PC及び携帯通信端末(例えば、スマートフォン、タブレット端末等)等を含む。
《1−1》構成
図1は、本発明の実施の形態1に係るコンテンツ表示システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。実施の形態1に係るコンテンツ表示システムは、コンテンツ表示装置10と、他の表示装置(表示端末)としての連携表示装置20(20A,20Bとも記す)とを含む。コンテンツ表示装置10は、実施の形態1に係るコンテンツ表示方法を実施することができる装置であり、また、実施の形態1に係るコンテンツ表示プログラムを実行することができる装置である。ただし、連携表示装置20の台数は、1台以上であれば、何台であってもよい。コンテンツ表示装置10の例は、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯通信端末(例えば、スマートフォン、タブレット端末等)、デジタルテレビ、カーナビゲーションシステム、及び産業用途の各種表示器等を含む。他の表示装置20の例は、PC及び携帯通信端末(例えば、スマートフォン、タブレット端末等)等を含む。
図1に示されるように、実施の形態1に係るコンテンツ表示装置10は、コンテンツ閲覧用(ブラウジング)ソフトウェアを実行することによってコンテンツ閲覧画面を表示デバイス(表示部)に表示させる分散ブラウザ11を有する。分散ブラウザ11は、取得したコンテンツの文書構造を木構造としてのDOM(Document Object Model)ツリー120に展開して記憶部12に記憶させる。また、コンテンツ表示装置10は、分割グループ解析部13と、分割グループ一覧情報140を記憶する記憶部14と、分割グループ一覧情報140の更新及び記録を行う分割グループ情報管理部15と、分割グループ選択部16とを有する。記憶部12及び記憶部14は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置等の記憶装置であり、記憶装置の種類は限定されない。また、記憶部12及び記憶部14は、別個の記憶装置でもよく、又は、同じ記憶装置の異なる記録領域であってもよい。
また、図1に示されるように、連携表示装置20は、コンテンツ閲覧用(ブラウジング)ソフトウェアを実行することによってコンテンツ閲覧画面を表示デバイスに表示させる分散ブラウザ21と、分割グループ選択部と、DOMツリー(DOM Tree)を記憶する記憶部とを有する。
分散ブラウザ11は、コンテンツ閲覧用(ブラウジング)ソフトウェアであり、特に、複数のブラウザ間のコンテンツ連携及び同期機能を提供する。分散ブラウザ11で閲覧されるコンテンツは、Web(World Wide Web)技術の国際標準仕様である「HTML(Hyper Text Markup Launguage)」又は「XHTML(Extensible Hyper Text Markup Launguage)」と呼ばれる文章又はデータの記述言語で記述された文書本体と、「CSS(Cascading Style Sheets)」と呼ばれる文書レイアウトの定義仕様で記述されたCSSスタイルシートと、「JavaScript」(登録商標)と呼ばれるプログラミング言語で記述されたスクリプトプログラム等から構成される。分散ブラウザ11で閲覧されるコンテンツは、表示又は再生対象の画像、映像、音楽等の各種形式のファイルを含むことができる。分散ブラウザ11の例は、Web技術の国際標準化団体であるW3C(World Wide Web Consortium)で規格化されている「Presentation API(Application Programming Interface)」をサポートする汎用ブラウザである。また、分散ブラウザ11の例は、特許文献1でコンテンツ表示装置の構成要素として説明されている。
コンテンツ表示装置10の分散ブラウザ11は、Webサーバから取得したコンテンツのHTML文書構造を解析し、DOMと呼ばれる木構造(DOMツリー120)に展開し、このDOMツリー120を記憶部12に記憶させる。
コンテンツ表示装置10の分割グループ解析部13は、特定のHTMLのタグ又は属性値をキーワードにしてDOMツリー120を検索及び解析して、コンテンツの分割ポイント、すなわち分割グループを決定する。
コンテンツ表示装置10の分割グループ一覧情報140は、決定した複数の分割グループを表す部分木の一覧情報であり、記憶部14に記憶される。
コンテンツ表示装置10の分割グループ情報管理部15は、記憶部14において分割グループ一覧情報140の記憶、読み出し、更新等を行う。
コンテンツ表示装置10の分割グループ選択部16は、連携表示装置20のユーザに対して分割グループ一覧情報140の内容を提示し、また、連携表示装置20のユーザによる分割グループの選択結果を受付ける。
図2は、実施の形態1に係るコンテンツ表示システム(コンテンツ表示装置10及び連携表示装置20を含む)のハードウェア構成の一例を示す図である。図2において、コンテンツ表示装置10は、情報処理部としてのプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)30と、主メモリ31と、フラッシュメモリ又はハードディスク等の記憶デバイス(記憶部)32と、Ethernet(登録商標)又は無線LAN(Local Area Network)又は携帯電話網等の通信規格に準拠する通信デバイス(通信部)33と、入力デバイス(入力部)34と、表示デバイス(表示部)35と、これらの構成要素30〜35の間を相互に接続するバス36とを有する。主メモリ31は、コンテンツ表示装置10用のソフトウェアとして、オペレーティングシステム(OS)31Aと、コンテンツの表示用プログラムであるブラウザ31B(図1における分散ブラウザ11)と、コンテンツ表示装置10用のアプリケーションであるコンテンツ31Cとを記憶している。これらは、予め記憶デバイス32に格納され、プログラムの実行開始時に主メモリ31に転送される。図1のコンテンツ表示装置10における分散ブラウザ11、分割グループ解析部13、分割グループ情報管理部15、及び分割グループ選択部16は、図2における記憶デバイス32に記憶され主メモリ31と、主メモリ31に記憶されるソフトウェアプログラム(OS31A、分散ブラウザ31B、コンテンツ31C等)を実行するCPU30とによって実現することができる。
また、図2において、連携表示装置20は、情報処理部としてのプロセッサであるCPU40と、主メモリ41と、記憶デバイス(端末記憶部)42と、Ethernet(登録商標)又は無線LAN又は携帯電話網等の通信規格に準拠する通信デバイス(端末通信部)43と、入力デバイス(端末入力部)44と、表示デバイス(端末表示部)45と、これらの構成要素40〜45の間を相互に接続するバス46とを有する。主メモリ41は、ソフトウェアとして、OS41Aと、コンテンツの表示用プログラムであるブラウザ41Bと、当該連携表示装置20用のアプリケーションであるコンテンツ41Cとを記憶している。これらは、予め記憶デバイス42に格納され、プログラムの実行開始時に主メモリ41に転送される。図1の連携表示装置20は、分散ブラウザ21は、図2における記憶デバイス42に記憶され主メモリ41に転送される記憶されるソフトウェアプログラム(OS41A、分散ブラウザ41B、コンテンツ41C等)を実行するCPU40とによって実現することができる。
図3は、実施の形態1に係るコンテンツ表示装置10の表示デバイス35におけるコンテンツのブラウザ表示例を示す図である。図3において、表示デバイス35上にブラウザ表示したコンテンツは、放送番組及びビデオ等のような映像コンテンツ39Bと、映像コンテンツ39Bに関連するテキスト、図形、及び画像等のような関連情報コンテンツ39Aと、選択ボタン39Cとを含む3つの部分(3つ表示エリア)から構成されている。このようにコンテンツ表示装置10は、複数の表示エリアから構成され、グラフィックス、動画及び選択ボタン等のような多様なコンテンツの組合せを表示することができる装置である。
図4は、実施の形態1に係るコンテンツ表示装置10が取得したコンテンツのDOMツリー120の構造例を示す図である。図4は、コンテンツの一部を省略して木構造の形式で示した概念図である。図4において、Webサーバから取得した単一のコンテンツは、その文書構造が解析され、HTMLのタグ又は属性値、及びコンテンツ内容そのもの(テキスト等)をノードとする木構造(DOMツリー)を形成する。ここでは、コンテンツの本体部分のDOMツリー(body)は、図3の3つの表示エリア(部分コンテンツ)の実体を別の形で表現したものとして、それぞれ対応する3つの部分木391、392、393から構成されていることを表す。
図5は、実施の形態1に係るコンテンツ表示装置10の分割グループ一覧情報140の例を示す図である。図5において、分割グループ名141は、分類種別が分かる分割グループの固有名称であり、ID属性値142は、当該分割グループの部分木を特定するための識別子である。分割グループ名141とID属性値142の組を分割グループ一覧情報140の1つのエントリとし、決定された分割グループ毎にエントリ(14A、14B、14C)が生成される。この分割グループ一覧情報140は、取得されたコンテンツ毎に作成される。
図6は、実施の形態1に係るコンテンツ表示装置10の表示デバイス35におけるコンテンツの表示例を示す図である。図6において、図3に示される3つの表示エリア39A,39B,39Cのうちの1つを、例えば、枠線又は枠内を強調表示することで視覚的にフォーカス指定する。フォーカス指定されたエリアは、ユーザによる入力操作を契機として隣接する表示エリアへ移動(フォーカス移動)する。さらに、入力操作を連続的に繰り返すと、必ず最初の表示エリアのフォーカス状態に戻り、以降もフォーカス状態が巡回する(例えば、表示エリア39A,39C,39Bの順に巡回する)。また、現在フォーカス指定されている状態でユーザによる別の入力操作(フォーカス指定されている表示エリアの選択)を契機として当該表示エリア、すなわち当該部分コンテンツが選択される。
《1−2》動作
図7は、実施の形態1に係るコンテンツ表示装置10における分割グループ生成処理を示すフローチャートである。分割グループ生成処理とは、コンテンツを複数の部分コンテンツに分けるための分割ポイントを生成する処理である。
図7は、実施の形態1に係るコンテンツ表示装置10における分割グループ生成処理を示すフローチャートである。分割グループ生成処理とは、コンテンツを複数の部分コンテンツに分けるための分割ポイントを生成する処理である。
図7のステップS10において、コンテンツ表示装置10の分散ブラウザ11は、Webサーバからダウンロードして取得したコンテンツの文書構造としてのHTML文書構造を解析し、DOMツリー120に展開して記憶部12に記憶させる。このとき、分散ブラウザ11は、実際には、コンテンツ内のHTML文書とCSSスタイルシートとからDOMツリーとレンダー・ツリー(Render Tree)とを個別に作成する。
次のステップS11において、分散ブラウザ11は、他の表示装置である連携表示装置との間で連携コネクション(連携接続)を確立する。連携コネクションとは、コンテンツ表示装置10の分散ブラウザ11が連携表示装置の分散ブラウザ21と連携し且つ同期して動作可能な接続状態をいう。ここで、次のステップS12以降の処理は、ステップS11の処理の完了を契機として開始する。
次のステップS12において、分割グループ解析部13は、特定のHTMLのタグ又は属性値をキーワードにしてDOMツリー120を検索し、コンテンツの分割ポイント、すなわち分割グループを解析する。分割グループとは、視聴ユーザから見て意味のある単位で分割された部分コンテンツを指す。分割グループは、例えば、
分割グループ(GA)「ユーザ操作に関する部分コンテンツを示す第1の分割グループ」と、
分割グループ(GB)「ストリーム映像に関する部分コンテンツを示す第2の分割グループ」と、
分割グループ(GC)「音声に関する部分コンテンツを示す第3のグループ」と、
分割グループ(GD)「テキスト、静止画、画像のいずれかに関する部分コンテンツを示す第4のグループ」と、
分割グループ(GE)「連携表示装置の仕様に未対応な部分コンテンツを示す第5のグループ」と、
を予め定義し、このグループ種別の単位でコンテンツを分割することで得られる。なお、グループ種別は、このようなグループ種別(GA)、(GB)、(GC)、(GD)、(GE)に限定されるものではなく、コンテンツ表示装置10の適用分野及び表示し得るコンテンツの内容の少なくとも一方に応じて、適切なグループ種別を定義すればよい。分割グループ(GA)、(GB)、(GC)、(GD)、(GE)の具体例は、以下の通りである。
分割グループ(GA)「ユーザ操作に関する部分コンテンツを示す第1の分割グループ」と、
分割グループ(GB)「ストリーム映像に関する部分コンテンツを示す第2の分割グループ」と、
分割グループ(GC)「音声に関する部分コンテンツを示す第3のグループ」と、
分割グループ(GD)「テキスト、静止画、画像のいずれかに関する部分コンテンツを示す第4のグループ」と、
分割グループ(GE)「連携表示装置の仕様に未対応な部分コンテンツを示す第5のグループ」と、
を予め定義し、このグループ種別の単位でコンテンツを分割することで得られる。なお、グループ種別は、このようなグループ種別(GA)、(GB)、(GC)、(GD)、(GE)に限定されるものではなく、コンテンツ表示装置10の適用分野及び表示し得るコンテンツの内容の少なくとも一方に応じて、適切なグループ種別を定義すればよい。分割グループ(GA)、(GB)、(GC)、(GD)、(GE)の具体例は、以下の通りである。
分割グループ(GA)「インタラクティブ・グループ」は、フォーカス指定又はボタン押下又は文字入力等のユーザ操作に伴うイベント通知ありの部分コンテンツである。「インタラクティブ・グループ」の部分コンテンツの検索キーワードは、例えば、<button>,<input>,<select>等のタグである。
分割グループ(GB)「ビデオ・グループ」は、ストリーム映像の表示を含む部分コンテンツである。「ビデオ・グループ」の検索キーワードは、例えば、<video>,<track>等のタグである。
分割グループ(GC)「音声グループ」は、音声の提示のみで画面表示なしの部分コンテンツである。検索キーワードは、例えば、<audio>等のタグである。
分割グループ(GD)「その他グループ」は、テキスト、静止画、画像等の表示を含む部分コンテンツである。グループ(GD)の検索キーワードは、例えば、<iframe>,<img>,<canvas>等のタグである。上記グループ(GA)、(GB)、(GC)以外の部分コンテンツは全てグループ(GD)である。
分割グループ(GE)「選択不可グループ」は、解像度等の表示仕様が未対応である、又は、制御対象の周辺インタフェースが未装備である等の理由によって選択不可能な部分コンテンツである。検索キーワードは、例えば、<geolocation>(位置情報取得機能の記述に使われる)等のタグ又は属性値である。
引き続き、ステップS13において、分割グループ解析部13は、コンテンツの分割ポイントが決定したら、その目印を付けるためにDOMツリー120内に固有の識別子であるID属性値を付与する。
次のステップS14において、分割グループ情報管理部15は、分割グループ一覧情報140の1エントリとして記憶部14に、当該グループ種別によって決定された分割グループの分割グループ名141とID属性値142の組を記憶させる。
次のステップS15において、当該グループ種別が最後のグループ種別であるならば、処理は終了する。ステップS15において、当該グループ種別が最後のグループ種別でなければ、処理はステップS12へ戻り、分割グループ解析部13は、次のグループ種別に対してDOMツリー120を検索し、分割グループの生成を継続する。
ここで、図4から図7を用いて分割グループ生成処理フローの具体例を説明する。コンテンツの本体部分のDOMツリー(body)を対象にして、まずテキスト見出しを表す<h1>タグ及び図表を表す<figure>タグをキーワードとして検索を行う(図7のステップS12)。その結果、DOMツリーの左側の<div>タグ以下をグループ種別「(GD)その他グループ」と判定して1つの分割グループ391を決定し、先頭の<div>タグに独自のID識別子を付与する(図7のステップS13)。そして、分割グループ一覧情報140に分割グループ「その他・グループ1」のエントリ14A(図5)を記憶させる(図7のステップS14)。
次に、動画を表す<video>タグをキーワードとして検索を行い(図7のステップS12)、DOMツリーの中央の<div>タグ以下をグループ種別「(GB)ビデオ・グループ」と判定して1つの分割グループ392を決定し、先頭の<div>タグに独自のID属性値を付与する(図7のステップS13)。そして、分割グループ一覧情報140に分割グループ「ビデオ・グループ1」のエントリ14B(図5)を記憶する(図7のステップS14)。
次に、押しボタンを表す<button>タグをキーワードとして検索を行い、DOMツリーの右側の<div>タグ以下をグループ種別「(GA)インタラクティブ・グループ」と判定して1つの分割グループ393を決定し、先頭の<div>タグに独自のID属性値を付与する(図7のステップS13)。そして、分割グループ一覧情報140に分割グループ「インタラクティブ・グループ1」のエントリ14C(図5)を記憶する(図7のステップS14)。
上記の例では、検索キーワードが見つかった後に、特定の意味を持たない汎用的なエリア指定を表す<div>タグまで部分木をさかのぼり、そのポイントで分割グループを決定したが、コンテンツ内に必ず<div>タグが付与されている訳ではない。コンテンツ内に<div>タグが付与されていない場合は、コンテンツ表示装置10は、新たに<div>タグ及び独自のID属性値を追加する。なお、<div>タグは、コンテンツの表示に影響を与えないので、<div>タグを追加してもコンテンツの表示に影響はない。
また、上記の例では、単純な検索方法を示したが、代表的なタグ名と属性値を複合的に組み合わせ、より効率的に検索し複数の分割グループを決定してもよい。
図8は、コンテンツ表示装置10における分割グループ選択処理を示すフローチャートである。分割グループ選択処理は、分割グループ一覧情報140の中から、連携表示装置20の表示デバイスに表示する部分コンテンツを、コンテンツ表示装置10の入力デバイスを用いて、連携表示装置20のユーザに選択させる処理である。
先ず、図8のステップS20において、分割グループ情報管理部15は、記憶部14から分割グループ一覧情報140を読み出す。
次のステップS21において、分割グループ選択部16は、分割グループ一覧情報140内の先頭エントリ14AのID属性値142を取得する。
次のステップS22において、分割グループ選択部16は、DOMツリー120にアクセスして、当該ID属性値142が付与されている部分木を特定する。
次のステップS23において、分割グループ選択部16は、DOMツリー120を変更して、特定した部分木に対応する部分コンテンツの枠線を強調表示する。
次のステップS24において、分割グループ選択部16は、分散ブラウザ11を介してユーザ入力操作待ちとなる。
次のステップS25において、分散ブラウザ11が、ユーザ入力操作を受付けた結果「フォーカス移動」のイベント入力であった場合(ステップS25においてYES)、処理はステップS21へ戻り、分割グループ選択部16は、分割グループ一覧情報140内の次のエントリ14BのID属性値142を取得する。そして、ステップS23において、隣接する部分コンテンツの枠線を強調表示しフォーカス移動する。
一方、ステップS25の判定がNOであり、ステップS26において、ユーザ入力操作の結果が「選択決定」のイベント入力でなかった場合は(ステップS26においてNO)、処理はステップS24へ戻り、再びユーザ入力操作待ちとなる。また、ステップS26において、「選択決定」のイベント入力であった場合(ステップS26においてYES)、処理はステップS27へ進む。
ステップS27において、分割グループ選択部16は、当該ID属性値142によって特定される部分木をDOMツリー120から切り出し、単独で完結する部分コンテンツを生成した上で、これを連携表示装置20へ送出する。これにより、図6に示したコンテンツの選択表示例のように、ユーザ入力操作を受けて、分割グループ間を巡回フォーカス移動する。
《1−3》効果
以上に説明したように、実施の形態1に係るコンテンツ表示装置10、コンテンツ表示方法、及びコンテンツ表示システムによれば、分割グループの分類種別を定義し、この種別毎にタグ又は属性値をキーワードとしてコンテンツの分割ポイントを解析するようにしているので、予めコンテンツ内に分割ポイントとなる識別情報を付与しておかなくても、ユーザから見て意味のあるエリア単位でコンテンツを分割することができる。
以上に説明したように、実施の形態1に係るコンテンツ表示装置10、コンテンツ表示方法、及びコンテンツ表示システムによれば、分割グループの分類種別を定義し、この種別毎にタグ又は属性値をキーワードとしてコンテンツの分割ポイントを解析するようにしているので、予めコンテンツ内に分割ポイントとなる識別情報を付与しておかなくても、ユーザから見て意味のあるエリア単位でコンテンツを分割することができる。
また、実施の形態1に係るコンテンツ表示装置10の表示デバイス35上で、表示エリアを巡回フォーカス移動するようにしているので、分割グループを視覚的にユーザに提示し、簡易な操作で選択させることができる。
また、実施の形態1に係るコンテンツ表示装置10は、部分コンテンツの選択操作を2種類(フォーカス移動と決定)の入力のみで受付けるようにしているので、連携表示装置20の実装を簡易にすることができ、より多様な連携表示装置に対応させることができる。
《2》実施の形態2.
《2−1》構成
上記実施の形態1に係るコンテンツ表示システムでは、コンテンツ表示装置10の表示デバイス35上に分割グループがフォーカス表示(例えば、図6の巡回フォーカス移動表示)され、連携表示装置20のユーザが、コンテンツ表示装置10の入力部(例えば、図2における入力デバイス34)を用いて、連携表示装置20の表示部(例えば、図2における表示デバイス45)に表示させる部分コンテンツを選択する。
これに対し、本発明の実施の形態2に係るコンテンツ表示システムでは、連携表示装置50の表示部(例えば、図2における表示デバイス45)に分割グループ一覧情報が表示され、連携表示装置50のユーザが、連携表示装置50の表示部に表示された分割グループ一覧情報から、連携表示装置50の入力部(例えば、図2における入力デバイス44)を用いて、連携表示装置50の表示部(例えば、図2における表示デバイス45)に表示させる部分コンテンツを選択する。
《2−1》構成
上記実施の形態1に係るコンテンツ表示システムでは、コンテンツ表示装置10の表示デバイス35上に分割グループがフォーカス表示(例えば、図6の巡回フォーカス移動表示)され、連携表示装置20のユーザが、コンテンツ表示装置10の入力部(例えば、図2における入力デバイス34)を用いて、連携表示装置20の表示部(例えば、図2における表示デバイス45)に表示させる部分コンテンツを選択する。
これに対し、本発明の実施の形態2に係るコンテンツ表示システムでは、連携表示装置50の表示部(例えば、図2における表示デバイス45)に分割グループ一覧情報が表示され、連携表示装置50のユーザが、連携表示装置50の表示部に表示された分割グループ一覧情報から、連携表示装置50の入力部(例えば、図2における入力デバイス44)を用いて、連携表示装置50の表示部(例えば、図2における表示デバイス45)に表示させる部分コンテンツを選択する。
図9は、実施の形態2に係るコンテンツ表示システム(コンテンツ表示装置10A及び連携表示装置50を含む)の機能ブロック構成の一例を示す図である。図9において、図1に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図1に示される符号と同じ符号が付される。実施の形態2に係るコンテンツ表示システムは、コンテンツ表示装置10Aが分割グループ選択情報170を記憶する記憶部17を有する点及び分散ブラウザ11Aの処理内容の点において、実施の形態1に係るコンテンツ表示システムと異なる。実施の形態2に係るコンテンツ表示システムでは、コンテンツ表示装置10Aと、1つ以上の連携表示装置50(例えば、50A,50B)とが連携コネクションを確立した状態で接続される。コンテンツ表示装置10Aは、実施の形態2に係るコンテンツ表示方法を実施することができる装置であり、また、実施の形態2に係るコンテンツ表示プログラムを実行することができる装置である。
図10は、実施の形態2に係るコンテンツ表示システム(コンテンツ表示装置10A及び連携表示装置50を含む)のハードウェア構成の一例を示す図である。図10において、図2に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図2に示される符号と同じ符号が付される。
連携表示装置50の分散ブラウザ51は、コンテンツ表示装置10Aと同様のコンテンツ閲覧用(ブラウジング)ソフトウェアであり、分散ブラウザ11と同様の機能を持つ。記憶部52に記憶されるDOMツリーは、コンテンツ表示装置10Aから受信したDOMツリー120の構造を持つ部分コンテンツを記憶する。分割グループ選択部53は、コンテンツ表示装置10Aから受信した分割グループ一覧情報140を加工して、ユーザに提示し、連携表示装置50の入力部からユーザ選択操作によって決定された部分コンテンツを、コンテンツ表示装置10Aから受信する。
図11は、図9に示されるコンテンツ表示装置10Aの分割グループ選択情報170の例を示す図である。図11において、端末識別子171は、連携表示装置50を一意に特定するためのID値である。コンテンツ識別子172は、単一のコンテンツを一意に特定するためのコンテンツ名又はID値である。ID属性値173は、当該分割グループの部分木を特定するための識別子である。端末識別子171とコンテンツ識別子172とID属性値173の3つの情報の組(セット)を、分割グループ選択情報170の1つのエントリ(例えば、エントリ17A、エントリ17B、エントリ17C等)とする。コンテンツ表示装置10Aは、連携表示装置50との連携コネクションが解除されるときに、最後に選択されていた部分コンテンツに対応する分割グループ選択情報170のID属性値173を記憶部17に保存する。
図12は、実施の形態2に係るコンテンツ表示システムによる単一のコンテンツの分割表示例を示す図である。図12におけるパターン1は、連携表示装置50において分割グループ(GA)が選択され、映像コンテンツ39Bに関連する関連情報39Aのみを、コンテンツ表示装置10Aと連携表示装置50とで表示する例である。
図12におけるパターン2は、連携表示装置50において分割グループ(GB)が選択され、さらに映像コンテンツ39Bの音声のみを分離して、ユーザの手元にある連携表示装置50で視聴する(音声を聞く)例である。
図12におけるパターン3は、連携表示装置50Aと他の連携表示装置50Bとにおいて、それぞれ分割グループ(GC)が選択され、選択ボタン39Cを、連携表示装置50Aと他の連携表示装置50Bで共有し及び同期して、連携表示装置50Aと50Bを用いて、リモコン操作可能にする例である。
図12におけるパターン4は、連携表示装置50Aにおいて映像コンテンツ39Bに関連する関連情報39Aが表示され、他の連携表示装置50Bにおいて選択ボタン39Cが表示され、さらにコンテンツ表示装置10Aにおいて映像コンテンツ39Bのみを表示することで、複数の分割グループの各々を異なる表示装置(すなわち、コンテンツ表示装置10A、連携表示装置50A、連携表示装置50B)に表示する例である。このように、ユーザの意志(要望)及び利便性を考慮に入れ、表示装置(すなわち、コンテンツ表示装置10A、連携表示装置50A、連携表示装置50B)の適用分野毎の表示内容及び表示タイミング等を勘案すると、この他にも様々な分割表示パターンを考えることができる。
《2−2》動作
図13は、実施の形態2に係るコンテンツ表示装置10Aの分割グループ選択処理を示すフローチャートである。図13のステップS30において、コンテンツ表示装置10Aの分散ブラウザ11Aは、Webサーバから取得したコンテンツのHTML文書構造を解析し、DOMツリー120を展開して記憶部12に格納する。
図13は、実施の形態2に係るコンテンツ表示装置10Aの分割グループ選択処理を示すフローチャートである。図13のステップS30において、コンテンツ表示装置10Aの分散ブラウザ11Aは、Webサーバから取得したコンテンツのHTML文書構造を解析し、DOMツリー120を展開して記憶部12に格納する。
次のステップS31において、分散ブラウザ11Aは、連携表示装置50との間で連携コネクションを確立する。ここでは、次のステップS32以降の処理は、ステップS31の処理の完了を契機として開始する。
次のステップS32において、分割グループ選択部16は、分割グループ一覧情報140を連携表示装置50へ送信する。
次のステップS33において、分割グループ選択部16は、分割グループ選択結果を受信待ちする。
次のステップS34において、分散ブラウザ11を介して分割グループ選択部16は、連携表示装置50から分割グループ選択結果を受信する。
次のステップS35において、分割グループ選択部16は、分割グループ解析部13に依頼して、選択されたID属性値142によって特定される部分木をDOMツリー120から切り出し、単独で完結する部分コンテンツを生成する。
次のステップS36において、分割グループ選択部16は、生成した部分コンテンツ(部分木)を連携表示装置50へ送信する。
図14は、実施の形態2に係るコンテンツ表示システムの連携表示装置50の分割グループ選択処理を示すフローチャートである。図14のステップS40において、連携表示装置50の分散ブラウザ51は、コンテンツ表示装置10Aとの間で連携コネクションを確立する。ここでは、次のステップS41以降の処理は、ステップS40の処理の完了を契機として開始する。
次のステップS41において、連携表示装置50の分割グループ選択部53は、コンテンツ表示装置10Aから分割グループ一覧情報140を受信する。
次のステップS42において、分割グループ選択部53は、受信した分割グループ一覧情報140を加工して部分コンテンツ選択画面を連携表示装置50の表示部に表示してユーザに提示する。
次のステップS43において、分割グループ選択部53は、部分コンテンツの選択のユーザ入力操作を待つ。
次のステップS44において、分割グループ選択部53は、ユーザ入力による選択グループの選択結果(例えば、図5に示される分割グループ名141又はID属性値142)をコンテンツ表示装置10Aへ送信する。
次のステップS45において、分散ブラウザ11Aを介して分割グループ選択部53は、コンテンツ表示装置10Aから部分コンテンツ(部分木)を受信し、記憶部52に記憶させる。
次のステップS46において、分割グループ選択部53は、受信した部分コンテンツを連携表示装置50の表示部に表示することで部分コンテンツを連携表示装置50のユーザに提示する。
なお、コンテンツ表示装置10Aの分割グループ解析部13における分割グループ解析処理の実行タイミングは、例えば、ステップS31において連携コネクションが確立された直後、又は、ステップS30においてWebサーバからコンテンツを取得しDOMツリーに展開した直後のタイミングとすることができる。
《2−3》効果
以上に説明したように、実施の形態2に係るコンテンツ表示装置10A、コンテンツ表示方法、及びコンテンツ表示システムおいては、分割グループ一覧情報140を連携表示装置50に送信し、連携表示装置50のブラウザ画面上に部分コンテンツ選択画面を表示するようにしているので、ユーザは、手元の連携表示装置50のブラウザ画面上で分割グループを選択し、連携表示装置50の表示部に部分コンテンツを表示させることができる。
以上に説明したように、実施の形態2に係るコンテンツ表示装置10A、コンテンツ表示方法、及びコンテンツ表示システムおいては、分割グループ一覧情報140を連携表示装置50に送信し、連携表示装置50のブラウザ画面上に部分コンテンツ選択画面を表示するようにしているので、ユーザは、手元の連携表示装置50のブラウザ画面上で分割グループを選択し、連携表示装置50の表示部に部分コンテンツを表示させることができる。
また、実施の形態2に係るコンテンツ表示装置10A、コンテンツ表示方法、及びコンテンツ表示システムにおいては、部分コンテンツの選択操作に際して、コンテンツ表示装置10Aの表示デバイスの画面を使わないようにしているので、連携表示装置50のユーザは、連携表示装置50の操作だけで、回数制限なく部分コンテンツの選択と表示を変更することができる。
《3》実施の形態3.
《3−1》構成
上記実施の形態2に係るコンテンツ表示システムでは、コンテンツ表示装置10Aは分割グループ一覧情報140を連携表示装置50に送信し、連携表示装置50は、ブラウザ画面上に分割グループ一覧情報140に基づく部分コンテンツ選択画面を表示し、連携表示装置50のユーザは、部分コンテンツ選択画面が表示される毎に部分コンテンツ選択画面から部分コンテンツを選択する操作を行う。
これに対し、本発明の実施の形態3に係るコンテンツ表示システムでは、コンテンツ表示装置10Bの記憶部17にコンテンツ選択情報170を記憶させるので、連携コネクションの確立の後に連携表示装置50の表示部に部分コンテンツが表示される。
《3−1》構成
上記実施の形態2に係るコンテンツ表示システムでは、コンテンツ表示装置10Aは分割グループ一覧情報140を連携表示装置50に送信し、連携表示装置50は、ブラウザ画面上に分割グループ一覧情報140に基づく部分コンテンツ選択画面を表示し、連携表示装置50のユーザは、部分コンテンツ選択画面が表示される毎に部分コンテンツ選択画面から部分コンテンツを選択する操作を行う。
これに対し、本発明の実施の形態3に係るコンテンツ表示システムでは、コンテンツ表示装置10Bの記憶部17にコンテンツ選択情報170を記憶させるので、連携コネクションの確立の後に連携表示装置50の表示部に部分コンテンツが表示される。
図15は、実施の形態3に係るコンテンツ表示システム(コンテンツ表示装置10B及び連携表示装置50を含む)の機能ブロック構成の一例を示す図である。図15において、図9に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図9に示される符号と同じ符号が付される。実施の形態3に係るコンテンツ表示システムは、コンテンツ表示装置10Bの分散ブラウザ11Bの処理内容の点において、実施の形態2に係るコンテンツ表示システムと異なる。実施の形態3に係るコンテンツ表示システムでは、コンテンツ表示装置10Bと、1つ以上の連携表示装置50(例えば、50A,50B)とが連携コネクションを確立した状態で接続される。なお、実施の形態3に係るコンテンツ表示システムのハードウェア構成は、図10に示されるものと同様である。コンテンツ表示装置10Bは、実施の形態3に係るコンテンツ表示方法を実施することができる装置であり、また、実施の形態3に係るコンテンツ表示プログラムを実行することができる装置である。
《3−2》動作
図16は、実施の形態3に係るコンテンツ表示装置10Bの分割グループ選択処理を示すフローチャートである。図16のステップS30において、コンテンツ表示装置10Bの分散ブラウザ11Bは、Webサーバから取得したコンテンツのHTML文書構造を解析し、DOMツリー120に展開して記憶部12に格納する。
図16は、実施の形態3に係るコンテンツ表示装置10Bの分割グループ選択処理を示すフローチャートである。図16のステップS30において、コンテンツ表示装置10Bの分散ブラウザ11Bは、Webサーバから取得したコンテンツのHTML文書構造を解析し、DOMツリー120に展開して記憶部12に格納する。
次のステップS31において、分散ブラウザ11Bは、連携表示装置50との間で連携コネクションを確立する。ここでは、次のステップS37以降の処理は、ステップS31の処理の完了を契機として開始する。
次のステップS37において、分割グループ選択部16は、連携コネクションが確立した当該連携表示装置50が以前に連携コネクションを確立したことがある場合、分割グループ選択情報170内の端末識別子171とコンテンツ識別子172の組が一致するエントリから、以前に保存したID属性値173を取得する。
次のステップS35において、分割グループ選択部16は、分割グループ解析部13に依頼して、取得したID属性値173によって特定される部分木をDOMツリー120から切り出し、単独で完結する部分コンテンツを生成する。
次のステップS36において、分割グループ選択部16は、生成した部分コンテンツ(部分木)を連携表示装置50へ送信する。
その後、ステップS38において、分散ブラウザ11Bは、連携表示装置50との間で連携コネクションを解除した場合には、ステップS39において、分割グループ選択部16は、現在選択されている部分コンテンツに対応するID属性値173と、端末識別子171とコンテンツ識別子172の組を分割グループ選択情報170として記憶部17に保存する。
図17は、実施の形態3に係る連携表示装置50における分割グループ選択処理を示すフローチャートである。図17のステップS40において、分散ブラウザ51は、コンテンツ表示装置10Bとの間で連携コネクションを確立する。ここでは、次のステップS45以降の処理は、ステップS40の処理の完了を契機として開始する。
次のステップS45において、分散ブラウザ51を介して分割グループ選択部53は、コンテンツ表示装置10Bから部分コンテンツ(部分木)を受信し、DOMツリーとして記憶部52に記憶する。
次のステップS46において、分割グループ選択部53は、受信した部分コンテンツを連携表示装置50の表示部に表示する。
《3−3》効果
以上に説明したように、実施の形態3に係るコンテンツ表示装置10B、コンテンツ表示方法、及びコンテンツ表示システムにおいては、連携コネクションの解除時に分割グループ選択情報を保存し、その後、同一の連携表示装置と連携コネクションを確立したときに、自動的に前回と同じ部分コンテンツを表示するようにしているので、ユーザによる選択操作を行う手間を省くことができる。
以上に説明したように、実施の形態3に係るコンテンツ表示装置10B、コンテンツ表示方法、及びコンテンツ表示システムにおいては、連携コネクションの解除時に分割グループ選択情報を保存し、その後、同一の連携表示装置と連携コネクションを確立したときに、自動的に前回と同じ部分コンテンツを表示するようにしているので、ユーザによる選択操作を行う手間を省くことができる。
《4》変形例.
上記実施の形態1〜3に含まれる構成を適宜組み合わせることによって、実施の形態1〜3の装置、システム、方法、プログラムに種々の変更を行うことが可能である。例えば、実施の形態2で説明されている分割グループ選択情報170及びその記憶部17を、実施の形態1に適用することが可能である。
上記実施の形態1〜3に含まれる構成を適宜組み合わせることによって、実施の形態1〜3の装置、システム、方法、プログラムに種々の変更を行うことが可能である。例えば、実施の形態2で説明されている分割グループ選択情報170及びその記憶部17を、実施の形態1に適用することが可能である。
10,10A,10B コンテンツ表示装置、 11,11A,11B 分散ブラウザ、 12 記憶部、 120 DOMツリー(木構造データ)、 13 分割グループ解析部、 14 記憶部、 140 分割グループ一覧情報、 15 分割グループ情報管理部、 16 分割グループ選択部、 17 記憶部、 170 分割グループ選択情報、 20,20A,20B,50,50A,50B 連携表示装置(表示端末)、 21,51 分散ブラウザ、 30 CPU(処理部)、 31 主メモリ(記憶部)、 31A OS、 31B 分散ブラウザ、 31C コンテンツ、 32 記憶デバイス(記憶部)、 33 通信デバイス(通信部)、 34 入力デバイス(入力部)、 35 表示デバイス(表示部)、 36 バス、 40 CPU(端末処理部)、 41 主メモリ(端末記憶部)、 41A OS、 41B 分散ブラウザ、 41C コンテンツ、 42 記憶デバイス(端末記憶部)、 43 通信デバイス(端末通信部)、 44 入力デバイス(端末入力部)、 45 表示デバイス(端末表示部)。
Claims (7)
- 連携表示装置に連携接続するコンテンツ表示装置であって、
通信部と、
情報を表示する表示部と、
ユーザ入力を受け付ける入力部と、
分散ブラウザを含むソフトウェアプログラムを記憶する記憶部と、
前記ソフトウェアプログラムを実行する処理部と、
を有し、
前記処理部は、
前記通信部を介して取得したコンテンツの文書構造を木構造に展開して木構造データを生成し、
タグ又は属性値をキーワードとして前記木構造データを検索して前記コンテンツの分割ポイントを解析して複数の分割グループを生成し、
前記複数の分割グループから分割グループ一覧情報を生成し、前記表示部に前記分割グループ一覧情報を表示させ、
前記分割グループ一覧情報を表示させるときに前記表示部に前記複数の分割グループとして表される複数の部分コンテンツのエリアのいずれかを強調表示させ、強調表示の状態を、強調表示されているエリアから隣接する他のエリアへ移動させる巡回移動を行わせ、前記入力部又は前記連携表示装置の入力部による前記強調表示の状態であるエリアの選択のユーザ入力で、前記強調表示の状態であるエリアの部分コンテンツの選択を可能にし、
前記複数の部分コンテンツの中から、前記入力部におけるユーザ入力で選択された前記部分コンテンツを、前記通信部を介して前記連携表示装置に送信する
コンテンツ表示装置。 - 前記複数の分割グループは、
ユーザ操作に関する部分コンテンツを示す第1の分割グループと、
ストリーム映像に関する部分コンテンツを示す第2の分割グループと、
音声に関する部分コンテンツを示す第3の分割グループと、
テキスト、静止画、画像のいずれかに関する部分コンテンツを示す第4の分割グループと、
前記連携表示装置の仕様に未対応な部分コンテンツを示す第5の分割グループと
のいずれかを含む請求項1に記載のコンテンツ表示装置。 - 前記処理部は、前記入力部におけるユーザ入力による、前記強調表示の状態の前記巡回移動に際し、前記強調表示の状態の移動の指示及び前記強調表示の状態であるエリアの選択の入力を受け付ける請求項1又は2に記載のコンテンツ表示装置。
- 連携表示装置に連携接続するコンテンツ表示装置であって、
通信部と、
情報を表示する表示部と、
ユーザ入力を受け付ける入力部と、
分散ブラウザを含むソフトウェアプログラムを記憶する記憶部と、
前記ソフトウェアプログラムを実行する処理部と、
を有し、
前記処理部は、
前記通信部を介して取得したコンテンツの文書構造を木構造に展開して木構造データを生成し、
タグ又は属性値をキーワードとして前記木構造データを検索して前記コンテンツの分割ポイントを解析して複数の分割グループを生成し、
前記複数の分割グループから分割グループ一覧情報を生成し、前記表示部に前記分割グループ一覧情報を表示させて、前記複数の分割グループとして表される複数の部分コンテンツのいずれかを前記入力部又は前記連携表示装置の入力部におけるユーザ入力で選択可能にし、
前記複数の部分コンテンツの中から、前記入力部におけるユーザ入力で選択された前記部分コンテンツを、前記通信部を介して前記連携表示装置に送信し、
前記処理部は、
前記連携表示装置との間の連携接続の解除時に選択されている部分コンテンツに対応する分割グループ選択情報として、前記連携接続の解除時に連携接続されていた前記連携表示装置を特定する第1の識別子と、前記連携接続の解除時に選択されていた部分コンテンツを含むコンテンツを特定する第2の識別子と、連携接続の解除時に選択されていた部分コンテンツに対応する部分木を特定する第3の識別子とを前記記憶部に保存し、
前記連携表示装置との間の前記連携接続の開始時に前記記憶部に保存されている前記第2の識別子及び前記第3の識別子に基づく部分コンテンツを前記記憶部に保存されている前記第1の識別子で特定される前記連携表示装置に送信する
コンテンツ表示装置。 - コンテンツ表示装置と、
前記コンテンツ表示装置に連携接続する連携表示装置と
を有するコンテンツ表示システムであって、
前記コンテンツ表示装置は、
通信部と、
情報を表示する表示部と、
ユーザ入力を受け付ける入力部と、
分散ブラウザを含むソフトウェアプログラムを記憶する記憶部と、
前記ソフトウェアプログラムを実行する処理部と、
を有し、
前記処理部は、
前記通信部を介して取得したコンテンツの文書構造を木構造に展開して木構造データを生成し、
タグ又は属性値をキーワードとして前記木構造データを検索して前記コンテンツの分割ポイントを解析して複数の分割グループを生成し、
前記複数の分割グループから分割グループ一覧情報を生成し、前記表示部に前記分割グループ一覧情報を表示させ、
前記分割グループ一覧情報を表示させるときに前記表示部に前記複数の分割グループとして表される複数の部分コンテンツのエリアのいずれかを強調表示させ、強調表示の状態を、強調表示されているエリアから隣接する他のエリアへ移動させる巡回移動を行わせ、前記入力部又は前記連携表示装置の入力部による前記強調表示の状態であるエリアの選択のユーザ入力で、前記強調表示の状態であるエリアの部分コンテンツの選択を可能にし、
前記複数の部分コンテンツの中から、前記入力部におけるユーザ入力で選択された前記部分コンテンツを、前記通信部を介して前記連携表示装置に送信する
コンテンツ表示システム。 - 分散ブラウザを含むソフトウェアプログラムを実行するコンテンツ表示装置と、前記コンテンツ表示装置に連携接続される連携表示装置とにコンテンツを表示させるコンテンツ表示方法であって、
前記コンテンツ表示装置が取得したコンテンツの文書構造を木構造に展開して木構造データを生成するステップと、
前記コンテンツ表示装置が、タグ又は属性値をキーワードとして前記木構造データを検索して前記コンテンツの分割ポイントを解析して複数の分割グループを生成するステップと、
前記コンテンツ表示装置が、前記複数の分割グループから分割グループ一覧情報を生成し、前記コンテンツ表示装置の表示部に前記分割グループ一覧情報を表示させるステップと、
前記コンテンツ表示装置が、前記分割グループ一覧情報を表示させるときに前記表示部に前記複数の分割グループとして表される複数の部分コンテンツのエリアのいずれかを強調表示させ、強調表示の状態を、強調表示されているエリアから隣接する他のエリアへ移動させる巡回移動を行わせ、前記コンテンツ表示装置の入力部又は前記連携表示装置の入力部による前記強調表示の状態であるエリアの選択のユーザ入力で、前記強調表示の状態であるエリアの部分コンテンツの選択を可能にするステップと、
前記複数の部分コンテンツの中から、前記入力部におけるユーザ入力で選択された前記部分コンテンツを、前記コンテンツ表示装置から前記連携表示装置に送信するステップと
を有するコンテンツ表示方法。 - 分散ブラウザを含むソフトウェアプログラムによって連携表示装置に連携接続するコンピュータとしてのコンテンツ表示装置に、
取得したコンテンツの文書構造を木構造に展開して木構造データを生成する処理と、
タグ又は属性値をキーワードとして前記木構造データを検索して前記コンテンツの分割ポイントを解析して複数の分割グループを生成する処理と、
前記複数の分割グループから分割グループ一覧情報を生成し、前記コンテンツ表示装置の表示部に前記分割グループ一覧情報を表示させる処理と、
前記分割グループ一覧情報を表示させるときに前記表示部に前記複数の分割グループとして表される複数の部分コンテンツのエリアのいずれかを強調表示させ、強調表示の状態を、強調表示されているエリアから隣接する他のエリアへ移動させる巡回移動を行わせ、前記コンテンツ表示装置の入力部又は前記連携表示装置の入力部による前記強調表示の状態であるエリアの選択のユーザ入力で、前記強調表示の状態であるエリアの部分コンテンツの選択を可能にする処理と、
前記複数の部分コンテンツの中から、前記入力部又は前記連携表示装置の入力部におけるユーザ入力で選択された前記部分コンテンツを、前記コンテンツ表示装置から前記連携表示装置に送信する処理と
を実行させるためのコンテンツ表示プログラム。
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