JP2006227464A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006227464A
JP2006227464A JP2005043485A JP2005043485A JP2006227464A JP 2006227464 A JP2006227464 A JP 2006227464A JP 2005043485 A JP2005043485 A JP 2005043485A JP 2005043485 A JP2005043485 A JP 2005043485A JP 2006227464 A JP2006227464 A JP 2006227464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
recording sheet
light
image forming
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005043485A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Sato
実 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2005043485A priority Critical patent/JP2006227464A/ja
Publication of JP2006227464A publication Critical patent/JP2006227464A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 構成を単純化し、コストを抑えること。
【解決手段】 記録シート(S)が搬送されるシート搬送路(SHh)内で詰まった記録シート(S)を除去するために前記シート搬送路(SHh)を開放する開放位置と、前記シート搬送路(SHh)を記録シート(S)が搬送可能な状態にする通常位置と、の間で移動可能な開閉カバー(D1)と、前記開閉カバー(D1)の移動に連動して移動可能且つ前記シート搬送路(SHh)内を搬送される記録シート(S)に係合して移動可能な被検出部(3)と、前記被検出部(3)の移動を検出可能なセンサ部(6)とを有する検出センサ(7)とを備えた画像形成装置。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プリンタ、FAX、複写機等の画像形成装置に関し、特に、紙詰まりが発生した場合等に記録シートが搬送されるシート搬送路を開放可能な画像形成装置に関する。
従来のプリンタ、FAX、複写機等の画像形成装置では、記録シートが搬送されるシート搬送路にシートセンサを配置して、シート搬送路内で紙詰まり(いわゆるジャム)が発生したか否かの検出を行っている。
このような紙詰まりを検出する従来技術として、下記の従来技術(J01),(J02)が従来公知である。
(J01)特許文献1(特開平8−40621号公報)記載の技術
特許文献1には、定着装置(10)を通過した記録紙(13)に接するフィラー部(24)と、フォトインタラプタ(25)の発光部・受光部間を進退可能な遮断部(26)とが軸部(23a)により一体的に回動可能に構成された検知部材(23)が記載されている。
(J02)特許文献2(特開平10−114446号公報)記載の技術
特許文献2には、シート搬送路内に配置されたアクチュエータ(1)と、スリット(4)が形成されたスリットレバー(3)とが回転軸(2)を中心に回動可能に支持され、前記スリットレバー(3)を挟むように発光および受光素子が配置されたシートセンサが記載され、通常時(シート非通過時)にはスリットレバーにより遮光され、シート通過時にはスリット(4)により検出光を受光することでシートの有無を検出する技術が記載されている。
特開平8−40621号公報(「0011」〜「0015」、第1図〜第4図) 特開平10−114446号公報(「0033」〜「0045」、第1図〜第3図)
(従来技術の問題点)
前記従来技術(J01)、(J02)を含む従来の画像形成装置では、紙詰まりが発生すると、詰まった記録シートを除去するために、画像形成装置のカバーを開けてシート搬送路を開放できるように構成されている(例えば、特開2002−344163号公報等参照)。
前記カバーが開閉可能な従来の画像形成装置では、シート搬送路が開放された状態で記録シートを搬送できないので、カバーが閉まった状態であることを検出するためのセンサを配置していた。すなわち、従来の画像形成装置では、シートを検出するためのセンサと、カバーの開閉を検出するためのセンサを別々に設けていた。このため、従来の画像形成装置では、複数のセンサを配置するために構成が複雑化し、センサの数が多くなるためコスト高になっているという問題があった。
本発明は、前述の事情に鑑み、次の記載内容(O01)を技術的課題とする。
(O01)構成を単純化し、コストを抑えること。
(本発明)
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施の形態の具体例(実施例)の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。また、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
(第1発明)
前記技術的課題を解決するために、第1発明の画像形成装置は、次の構成要件(A01),(A02)を備えたことを特徴とする。
(A01)記録シート(S)が搬送されるシート搬送路(SHh)内で詰まった記録シート(S)を除去するために前記シート搬送路(SHh)を開放する開放位置と、前記シート搬送路(SHh)を記録シート(S)が搬送可能な状態にする通常位置と、の間で移動可能な開閉カバー(D1)、
(A02)前記開閉カバー(D1)の移動に連動して移動可能且つ前記シート搬送路(SHh)内を搬送される記録シート(S)に係合して移動可能な被検出部(3)と、前記被検出部(3)の移動を検出可能なセンサ部(6)とを有する検出センサ(7)。
(第1発明の作用)
前記構成要件(A01),(A02)を備えた第1発明の画像形成装置では、開閉カバー(D1)は、記録シート(S)が搬送されるシート搬送路(SHh)内で詰まった記録シート(S)を除去するために前記シート搬送路(SHh)を開放する開放位置と、前記シート搬送路(SHh)を記録シート(S)が搬送可能な状態にする通常位置と、の間で移動できる。検出センサ(7)の被検出部(3)は、前記開閉カバー(D1)の移動に連動して移動可能且つ前記シート搬送路(SHh)内を搬送される記録シート(S)に係合して移動可能に構成され、センサ部(6)は前記被検出部(3)の移動を検出する。
したがって、第1発明の画像形成装置では、検出センサ(7)により、開閉カバー(D1)の開閉の検出と、シート搬送路(SHh)を搬送される記録シート(S)の検出を行うことができるので、開閉カバー(D1)の開閉を検出するセンサと記録シート(S)の検出を行うセンサを別個に設ける場合に比べ、センサの数を減らすことができる。この結果、第1発明の画像形成装置は、構成が単純化され、部品点数を少なくすることができる。したがって、画像形成装置の設計が容易になり、コストを低減することができる。
(第1発明の形態1)
第1発明の形態1の画像形成装置は、前記第1発明の画像形成装置において、次の構成要件(A03),(A04)を備えたことを特徴とする。
(A03)検出光を出射する発光部(6a)と、前記検出光を受光可能な受光部(6b)とを有する前記センサ部(6)、
(A04)前記発光部(6a)から出射された前記検出光を遮光する遮光部(3a)を有する前記被検出部(3)。
(第1発明の形態1の作用)
前記構成要件(A03),(A04)を備えた第1発明の形態1の画像形成装置では、前記センサ部(6)の発光部(6a)は、検出光を出射し、受光部(6b)は前記検出光を受光できる。被検出部(3)の遮光部(3a)は、前記発光部(6a)から出射された前記検出光を遮光する。すなわち、検出センサ(7)として、検出光を使用するフォトセンサを使用できる。
(第1発明の形態2)
第1発明の形態2の画像形成装置では、前記第1発明または第1発明の形態1の画像形成装置において、次の構成要件(A05),(A06)を備えたことを特徴とする。
(A05)前記検出光を遮光する遮光位置と、前記検出光を遮光しない非遮光位置との間を、センサ回転中心(2a)を中心として回動可能に支持された前記被検出部(3)であって、前記開閉カバー(D1)が通常位置に保持され且つ前記シート搬送路(SHh)内に記録シート(S)がない場合に前記検出光を遮光する遮光位置に保持されると共に、前記開閉カバー(D1)が開放位置に移動した場合または前記シート搬送路(SHh)内を記録シート(S)が通過する場合に前記検出光を遮光しない位置に回動する前記被検出部(3)、
(A06)前記開放位置と、前記通常位置との間をカバー回転中心(D1a)を中心として回動可能に構成された前記開閉カバー(D1)であって、前記センサ回転中心(2a)よりも外側に配置された前記カバー回転中心(D1a)を有する前記開閉カバー(D1)。
(第1発明の形態2)
前記構成要件(A05),(A06)を備えた第1発明の形態2の画像形成装置では、前記被検出部(3)は、前記検出光を遮光する遮光位置と、前記検出光を遮光しない非遮光位置との間をセンサ回転中心(2a)を中心として回動可能に構成されている。そして、前記被検出部(3)は、前記開閉カバー(D1)が通常位置に保持され且つ前記シート搬送路(SHh)内に記録シート(S)がない場合に前記検出光を遮光する遮光位置に保持されると共に、前記開閉カバー(D1)が開放位置に移動した場合または前記シート搬送路(SHh)内を記録シート(S)が通過する場合に前記検出光を遮光しない位置に回動する。前記開閉カバー(D1)は、前記開放位置と、前記通常位置との間をカバー回転中心(D1a)を中心として回動可能に構成され、前記センサ回転中心(2a)よりも外側に配置された前記カバー回転中心(D1a)を有する。
(第1発明の形態3)
第1発明の形態3の画像形成装置は、前記第1発明および第1発明の形態1,2のいずれかにおいて、次の構成要件(A07)を備えたことを特徴とする。
(A07)前記シート搬送路(SHh)を搬送される記録シート(S)をガイドするシートガイド部(1)と一体的に形成された前記被検出部(3)。
(第1発明の形態3の作用)
前記構成要件(A07)を備えた第1発明の形態3の画像形成装置では、前記被検出部(3)は、前記シート搬送路(SHh)を搬送される記録シート(S)をガイドするシートガイド部(1)と一体的に形成されている。したがって、部品点数をさらに減らすことができる。また、シートガイド部(1)がある程度の重量を有しているので、被検出部(3)移動時のチャタリングを低減できる。
前述の本発明は、下記の効果(E01)〜(E03)を奏する。
(E01)センサの数を減らすことができるので、構成が単純になり設計が容易になる。
(E02)センサの数を減らすことができるので、部品点数を減らすことができる。
(E03)構成が単純化され、部品点数が減るので、コストを低減することができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、実施例1の画像形成装置としてのプリンタUは、プリンタ本体U1と、プリンタ本体U1に対して着脱可能に支持されたプロセスカートリッジU2及び定着ユニットU3とを有する。
プリンタ本体U1はマイクロコンピュータにより構成されたコントローラCと、コントローラCにより作動を制御されるIPS(イメージプロセッシングシステム)、レーザ駆動回路DL、および電源装置E等を有している。電源装置Eは、後述の帯電ローラCR、現像ローラGaおよび転写ローラTr等にバイアス電圧を印加する。
前記IPS(イメージプロセッシングシステム)は、外部のホストコンピュータ等から入力された印字データを潜像形成用の画像データに変換して所定のタイミングでレーザ駆動回路DLに出力する。レーザ駆動回路DLは、入力された画像データに応じてレーザ駆動信号をROS(潜像形成装置)に出力する。
前記プロセスカートリッジU2は、像担持体ユニットU2aおよび現像ユニットU2bを有している。前記プロセスカートリッジU2の像担持体ユニットU2aは、像担持体PR、帯電ローラCRおよびそれらを回転可能に支持するトナー回収容器(クリーナ)CLを有している。現像ユニットU2bは、現像容器Vを有しており、現像容器V内部には現像ローラGaおよび現像剤攪拌部材Gbが回転可能に支持されている。前記現像容器Vには現像剤カートリッジKが着脱可能に装着されている。前記現像剤カートリッジK内部には現像剤を攪拌しながら前記現像剤撹拌部材Gbに搬送する攪拌搬送部材Gcが回転可能に支持されている。
回転する像担持体PRの表面は、帯電領域Q1において前記帯電器(チャージコロトロン)CCにより帯電され、潜像書込位置Q2において前記ROS(潜像書込装置)から出射するレーザビームLにより静電潜像が書き込まれる。前記静電潜像は現像領域Q3において現像ユニットU3bの現像ローラGaによりトナー像に現像され、像担持体PR及び転写ローラTrとの圧接領域により形成される転写領域Q4において転写ローラTrにより記録シートSに転写される。像担持体PR表面の残留トナーは、転写領域Q4の下流側のクリーニング領域Q5においてクリーニングブレードCBにより除去され(擦り取られ)、トナー回収容器CLに回収される。
なお、前記クリーニングブレードCBの対向する側にはフィルムシールFSが設けられており、フィルムシールFSは前記トナー回収容器CL内に回収されたトナーが外にこぼれ出るのを防止する。
プリンタ本体U1の下部には、プリンタ本体U1に対して左右方向(Y軸方向、図1の矢印参照)に挿抜可能に構成され、記録シート(用紙)Sを収容する給紙トレイTR1が装着されている。前記給紙トレイTR1から、ピックアップローラRpにより取出された記録シート(シート)Sは、さばきローラRsにより1枚づつ分離されて、シート搬送路SHに沿って配置された搬送ローラRaにより搬送され、転写領域Q4のシート搬送方向の上流側に配置されたレジローラRrにより所定のタイミングで、前記転写領域Q4に搬送される。
前記コントローラCにより動作が制御される電源装置Eから所定のタイミングで転写バイアスが印加される転写ローラTrは、転写領域Q4を通過する記録シートSに像担持体PR上のトナー像を転写する。
図2は定着装置および排出ローラ部分の拡大説明図である。
図1、図2において、前記転写領域Q4においてトナー像が転写された記録シートSは、トナー像が未定着の状態で前記定着ユニットU3に搬送される。前記定着ユニットU3は一対の定着ローラFh,Fpからなる定着装置Fを有し、前記一対の定着ローラFh,Fpの圧接領域によって定着領域Q6が形成される。前記定着ユニットU3に搬送された記録シートSは、定着領域Q6において定着装置Fの一対の定着ローラFh,Fpによりトナー像が定着される。定着トナー像が形成された記録シートSは、シート排出路(シート搬送路)SHhを搬送され、シートガイド部材SG1,SG2によってガイドされて、シート排出ローラ(シート搬送ローラ)Rhからプリンタ本体U1上面のシート排出トレイTRhに排出される。前記シート排出ロールRhのシート排出方向下流側には、排出される記録シートSを検出する排出シートセンサSNhが配置されている。
(検出センサの説明)
図3は実施例1の画像形成装置の検出センサ部分の要部説明図であり、図3Aは記録シートがシートガイドの部分にない状態の説明図、図3Bは記録シートがシートガイドの位置を通過している状態の説明図、図3Cはセンサ部の説明図である。
図4は開閉カバーとシートガイドとの連結構造の要部説明図であり、図4Aは開閉カバーが通常位置に保持された状態の説明図、図4Bは開閉カバーが開放位置に移動した状態の説明図である。
図3において、定着領域Q6の下流側に配置されたシートガイド部材SG1は、略三角形状のシートガイド部1がシート幅方向に複数連結された櫛歯状の部材により構成されている。図4において、前記シートガイド部材SG1の最前端のシートガイド部1の前側面には、前方に突出するアーム係合突起1aが形成されている。
図3において、前記シートガイド部材SG1のシート幅方向前部には、右方(+Y方向)に延びるアーム部2が一体的に形成されている。前記アーム部2には、下方に延びる被検知部3が形成されており、前記被検知部3の下端部には遮光部3aが設けられている。前記アーム部2の右端部は、プリンタ本体U1に回動可能に支持されており、ガイド回転中心(センサ回転中心)2aを中心として、シートガイド部材SG1が回動可能に構成されている。したがって、前記シートガイド部材SG1は、重心がガイド回転中心2aよりもシート排出路SHh側に設定されているので、記録シートSが無い状態ではシート排出路SHhを塞いだ状態で保持される(図3A参照)。また、前記シートガイド部材SG1は、記録シートSが搬送されると記録シートSによりガイド回転中心2aを中心として回動する(図3B参照)。
図3において、前記被検知部3の下方にはプリンタ本体U1に固定支持されたセンサ部6が配置されている。前記センサ部6は、前記遮光部3aを前後に挟むように配置された発光部6a(図3B、図3C参照)および受光部6b(図3C参照)とを有する。前記被検知部3およびセンサ部6等により検出センサ(フォトセンサ)7が構成されている。
図4において、定着装置Fの右方(+Y方向)には、開閉カバーD1がカバー回転中心D1aを回転中心としてプリンタ本体U1に回動可能に支持されており、図4Aに示す通常位置(閉鎖位置)と、図4Bに示す開放位置(ジャムクリア位置)との間で回動できる。なお、前記シートガイド部材SG2のシート排出方向上流側の上流側ガイド部材SG2aは開閉カバーD1に支持されており、下流側の下流側ガイド部材SG2bはプリンタ本体U1に支持されている。
前記開閉カバーD1の前端部には、上下方向に延びるレバーアーム支持部材11が開閉カバーD1の左端に沿って支持されている。前記レバーアーム支持部材11は、レバーアーム支持部11aを有しており、レバーアーム支持部11aには、レバーアーム12がアーム回転中心11bを回転中心として回転可能に支持されている。前記レバーアーム12には、突起係合用長孔12aが形成されており、前記突起係合用長孔12aには、前記アーム係合突起1aが移動可能な状態で係合している。
したがって、前記開閉カバーD1が回動する場合、突起係合用長孔12aとアーム係合突起1aとの係合により、開閉カバーD1の回動に連動してシートガイド部材SG1がガイド回転中心2aを中心として回動する。したがって、開閉カバーD1の移動に連動して遮光部3aも移動するので、センサ部6は前記遮光部3aの移動を検出できる。
また、図3、図4Aにおいて、開閉カバーD1が通常位置に保持された状態で記録シートSが搬送された場合(図3Bに示す場合)、アーム係合突起1aが突起係合用長孔12aで移動可能且つレバーアーム12がレバーアーム支持部11aに回動可能に支持されているので、レバーアーム12に規制されずにシートガイド部材SG1がガイド回転中心2aを中心として回動できる。したがって、記録シートSの有無に応じてシートガイド部材SG1の遮光部3aも移動するので、センサ部6は遮光部3aの移動を検出できる。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の画像形成装置Uでは、通常時は、図2、図3Aに示すように開閉カバーD1が通常位置に保持され、遮光部3aがセンサ部6の検出光を遮光する遮光位置に保持される。
画像形成動作(印刷動作、ジョブ)が実行され、画像が記録された記録シートSが定着装置Fを通過すると、シートガイド部材SG1に接触(係合)して、シートガイド部材SG1がガイド回転中心2aを中心として回動する(図3B参照)。このとき、遮光部3aが回動して、センサ部6の検査光を遮光しない非遮光位置(シート検出時非遮光位置)に移動する。したがって、センサ部6の受光部6bは検査光を受光でき、遮光部3aの移動を検出できる。この結果、遮光部3aとセンサ部6とを有する検出センサ7の検出結果に基づいて、記録シートSの有無を検出できる。
したがって、定着装置Fを通過する予定時間を経過しても検出センサ7で記録シートSを検出できない場合には、検出センサ7のシート搬送方向上流側で紙詰まり(ジャム)が発生していることを検出できる。また、記録シートSの前端(遮光状態→受光状態)を検出してから、記録シートSが通過する予定の時間が経過しても記録シートの後端(受光状態→遮光状態)を検出できない場合には、シート排出路SHh(検出センサ7の位置)で記録シートSのジャムが発生していることを検出できる。
前記シート排出路SHhでジャムが発生した場合、ユーザが開閉カバーD1を回動して開放位置(図4B参照)に移動させると、シートガイド部材SG1が開閉カバーD1と連動して移動し、シート排出路SHhが開放される。したがって、この状態で、ユーザはシート排出路SHhに詰まった記録シートSを除去できる。このとき、シートガイド部材SG1の移動に伴い、遮光部3aが非遮光位置(開放時非遮光位置)に移動するため(図4B参照)、センサ部6は遮光部3aの移動を検出できる。したがって、画像形成動作を実行していない時にセンサ部6が受光状態になった場合、開閉センサD1が開放されたものと判別できる。なお、画像形成動作中にセンサ部6が受光状態になった場合、開閉センサD1の開放か、ジャムの発生かを区別できないが、いずれの場合でも画像形成動作を続行することができないので、画像形成動作を続行できない問題(トラブル)が発生したものと判別できる。
したがって、実施例1の画像形成装置Uでは、検出センサ7により記録シートSの検出と、開閉カバーD1の検出を行うことができる。この結果、開閉カバーD1の開閉を検出するセンサと記録シートSの検出を行うセンサを別個に設ける場合に比べ、センサの数を減らすことができる。よって、実施例1の画像形成装置Uは、部品点数を少なくすることができ、構成を単純化できる。したがって、画像形成装置Uのコストを低減でき、設計も容易になる。
また、実施例1の画像形成装置Uでは、被検出部3をシートガイド部1と一体的に構成しているため、構成がさらに単純化され、コストを低減できる。また、被検出部3をシートガイド部1と一体的に構成しているため、シートガイド部1にある程度の重量がある。したがって、記録シートS通過後に非遮光位置から遮光位置に戻った時に発生しやすいチャタリング(他の部材に衝突・跳ね返り、がたつく現象)を低減することができ、検出センサ7の検出結果がふらつくことを低減できる。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H06)を下記に例示する。
(H01)本発明は、プリンタに限定されず、複写機、FAX、複合機等の画像形成装置に適用可能である。また、モノクロの画像形成装置に限定されず、カラーの画像形成装置にも適用可能である。また、電子写真方式の画像形成装置に限定されず、インクジェット記録方式の画像形成装置等にも適用可能である。
(H02)前記実施例において、被検出部3をシートガイド部1と一体的に構成したが、これに限定されず、シートガイド部1とは別体に構成されたシート排出路SHh内に突出するロッド状部材を被検出部3と一体的に(または連動して)移動可能に構成することも可能である。
(H03)前記実施例において、検出センサ7をシートガイド部材SG1の前側部分に設けたが、検出センサ7をシート幅方向に複数配置することも可能である。この場合、記録シートがシート幅方向に波打ちしたジャムが発生した場合でも高い精度でジャムを検出することができる。
(H04)前記実施例において、カバー回転中心D1aとセンサ回転中心(ガイド回転中心)2aとを別の位置に設定したが、同一の位置に設定することも可能である。
(H05)前記実施例において、発光部6aと受光部6bとが対向して配置された透過型のフォトセンサにより構成したが、検査光を反射可能な反射部材を有する被検出部により構成し、反射部材で反射された検査光を受光可能な受光部を有する反射型のフォトセンサとすることも可能である。また、検出センサ7を遮光部3a、発光部6aおよび受光部6bを有するフォトセンサにより構成したが、これに限定されず、従来公知の種々のセンサを使用することが可能であり、例えば、遮光位置で被検出部に接触し、非遮光位置に移動した場合に離隔する接触式のセンサを使用することも可能である。さらに、被検出部3がセンサ回転中心を中心として回動可能な構成としたが、これに限定されず、検出位置(遮光位置)と、非検出状態(非遮光位置)とをスライド移動可能な構成とすることも可能である。
(H06)前記実施例において、シート排出路SHhを開放する開閉カバーD1について説明を行ったが、その他のシート搬送路SHを開放する開閉カバーの開閉の検出およびそのシート搬送路SHの記録シートの検出に適用することも可能である。
図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図2は定着装置および排出ローラ部分の拡大説明図である。 図3は実施例1の画像形成装置の検出センサ部分の要部説明図であり、図3Aは記録シートがシートガイドの部分にない状態の説明図、図3Bは記録シートがシートガイドの位置を通過している状態の説明図、図3Cはセンサ部の説明図である。 図4は開閉カバーとシートガイドとの連結構造の要部説明図であり、図4Aは開閉カバーが通常位置に保持された状態の説明図、図4Bは開閉カバーが開放位置に移動した状態の説明図である。
符号の説明
1…シートガイド部、
2a…センサ回転中心、
3…被検出部、
3a…遮光部、
6…センサ部、
6a…発光部、
6b…受光部、
7…検出センサ、
D1…開閉カバー、
D1a…カバー回転中心、
S…記録シート、
SHh…シート搬送路。

Claims (4)

  1. 次の構成要件(A01),(A02)を備えたことを特徴とする画像形成装置、
    (A01)記録シートが搬送されるシート搬送路内で詰まった記録シートを除去するために前記シート搬送路を開放する開放位置と、前記シート搬送路を記録シートが搬送可能な状態にする通常位置と、の間で移動可能な開閉カバー、
    (A02)前記開閉カバーの移動に連動して移動可能且つ前記シート搬送路内を搬送される記録シートに係合して移動可能な被検出部と、前記被検出部の移動を検出可能なセンサ部とを有する検出センサ。
  2. 次の構成要件(A03),(A04)を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置、
    (A03)検出光を出射する発光部と、前記検出光を受光可能な受光部とを有する前記センサ部、
    (A04)前記発光部から出射された前記検出光を遮光する遮光部を有する前記被検出部。
  3. 次の構成要件(A05),(A06)を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置、
    (A05)前記検出光を遮光する遮光位置と、前記検出光を遮光しない非遮光位置との間を、センサ回転中心を中心として回動可能に支持された前記被検出部であって、前記開閉カバーが通常位置に保持され且つ前記シート搬送路内に記録シートがない場合に前記検出光を遮光する遮光位置に保持されると共に、前記開閉カバーが開放位置に移動した場合または前記シート搬送路内を記録シートが通過する場合に前記検出光を遮光しない位置に回動する前記被検出部、
    (A06)前記開放位置と、前記通常位置との間にカバー回転軸を中心として回動可能に構成された前記開閉カバーであって、前記センサ回転中心よりも外側に配置された前記カバー回転中心を有する前記開閉カバー。
  4. 次の構成要件(A07)を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の画像形成装置、
    (A07)前記シート搬送路を搬送される記録シートをガイドするシートガイド部と一体的に形成された前記被検出部。

JP2005043485A 2005-02-21 2005-02-21 画像形成装置 Pending JP2006227464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005043485A JP2006227464A (ja) 2005-02-21 2005-02-21 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005043485A JP2006227464A (ja) 2005-02-21 2005-02-21 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006227464A true JP2006227464A (ja) 2006-08-31

Family

ID=36988871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005043485A Pending JP2006227464A (ja) 2005-02-21 2005-02-21 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006227464A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100866549B1 (ko) 2006-09-27 2008-11-03 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 인출 유닛 및 화상 형성 장치
JP2012068492A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Fuji Xerox Co Ltd 搬送装置および画像形成装置
US8511670B2 (en) * 2010-01-22 2013-08-20 Ricoh Company, Limited Sheet conveying device, image reader, and image forming apparatus
US9223280B2 (en) 2012-09-28 2015-12-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US11086257B2 (en) 2019-02-25 2021-08-10 Canon Kabushiki Kaisha Sensor unit and image forming apparatus

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100866549B1 (ko) 2006-09-27 2008-11-03 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 인출 유닛 및 화상 형성 장치
US7715757B2 (en) 2006-09-27 2010-05-11 Fuji Xerox Co., Ltd. Pullout unit and image forming device
US8511670B2 (en) * 2010-01-22 2013-08-20 Ricoh Company, Limited Sheet conveying device, image reader, and image forming apparatus
JP2012068492A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Fuji Xerox Co Ltd 搬送装置および画像形成装置
US9031422B2 (en) 2010-09-24 2015-05-12 Fuji Xerox Co., Ltd. Conveying apparatus and image forming apparatus
US9223280B2 (en) 2012-09-28 2015-12-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US11086257B2 (en) 2019-02-25 2021-08-10 Canon Kabushiki Kaisha Sensor unit and image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006227464A (ja) 画像形成装置
JP4572873B2 (ja) シート搬送装置および画像形成装置
JP5450507B2 (ja) 給紙機構およびそれを備えた画像形成装置
JP4582508B2 (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジの着脱方法
US5539447A (en) Optical scanning unit and image forming apparatus using the same with rotating lever attached to a cover for light emission and prevention
JP4626407B2 (ja) シートセンサ
JP6052591B2 (ja) 接離機構及び画像形成装置
JP2006267402A (ja) 画像形成装置
JP2005266672A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジの着脱方法
JP2011017835A (ja) 画像形成装置
JP3962730B2 (ja) 画像形成装置およびカートリッジ
JPH04296885A (ja) 画像形成装置
JP3654788B2 (ja) 画像形成装置
JP5076940B2 (ja) 検知装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5127407B2 (ja) 画像形成装置のリッドの開閉構造
JP2009186835A (ja) 検知装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4967332B2 (ja) 画像形成装置
JP2021196497A (ja) 画像形成装置
JP2010186143A (ja) 画像形成装置、及び、当該画像形成装置に用いるシャッタ機構
JP2009258524A (ja) 画像形成装置
JP5093728B2 (ja) 画像形成装置
JP2007214836A (ja) 画像形成装置
JP2006347742A (ja) シートセンサ、シート搬送装置および画像形成装置
JP4517875B2 (ja) シート積載装置
JP2002240979A (ja) 画像形成装置