JP2006227275A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置において、ヒータが動作中であることをユーザに知らせることができるようにする。
【解決手段】 画像形成装置は、画像を形成して出力する画像形成手段と、当該画像形成手段の所定部を保温する加熱手段とを備えている。ここで、所定部とは、特に湿気を嫌う機能部であり、例えば、用紙収納部、光学系部分及び感光体ドラムなどである。そして、加熱手段に電力が供給されている場合には、その旨を画像形成装置のユーザに通知するユーザ通知手段を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ヒータを備えたコピー機やプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来、コピー機やプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、画像形成装置本体の機械部品の温度と周囲の環境温度との差が大きい場合、特に湿気が多い地域や寒い季節の早朝などは結露を起こしやすく、これにより種々の不具合が生じていた。例えば、感光体ドラム等が結露を起こすと、画像データを正確に潜像させることができないため、画像の一部がぼけたり、薄くなったりする。また、転写紙が吸湿すると、紙詰まり(ジャム)が生じやすくなる。
このような結露による不具合を防止するために、多くの画像形成装置には、結露を嫌う機械部品を適温に温めておくヒータが備えられている。そして、例えば、画像形成装置を使用しない夜間等にそのヒータを動作させ、結露を防ぐことが行われている。しかしながら、当該ヒータは、画像形成装置周囲の環境温度や湿度に応じて制御されている訳ではないので、夜間等は常に通電状態となっている。そのため、不必要に電力を消費し、経済的ではないという問題がある。
そこで、例えば特許文献1には、電源スイッチと連動し、画像形成装置の電源をオフにしたときに、ヒータへの電源が供給される技術が開示されている。さらに、ヒータへのラインにタイマを介在させて、所定の時間にヒータへの電力供給を行う技術も開示されている。いずれの場合も、画像形成装置の電源がオフになっているときに、ヒータへの電力供給は継続あるいは断続して行われている。
特開平9−269706号公報
しかしながら、特許文献1に係る技術によると、夜間等において画像形成装置の電源がオフにされている場合にのみ、ヒータへの電力供給が行われる。そのため、夜間でもファクシミリ受信が可能なように省電力モード(スリープモード)にて待機させているときなどは、ヒータへの電力供給は行われない。また、結露を起こさないと思われるとき、例えば夏の暑い日であっても、画像形成装置の電源がオフの場合には、ヒータへの電力供給が行われ常に通電状態となってしまう。そのため、不必要に電力を消費し、経済的ではないという問題がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ヒータが動作中であることをユーザに知らせることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、画像形成装置であって、画像を形成して出力する画像形成手段と、当該画像形成手段の所定部を保温する加熱手段と、を備えた画像形成装置であって、前記加熱手段に電力が供給されているか否かを前記画像形成装置のユーザに通知するユーザ通知手段を備えることを特徴とする。
この構成によれば、画像形成装置内の画像形成手段の所定部が加熱手段により保温されている場合には、ユーザ通知手段は加熱手段に通電されていることを表示する。それと異なり、加熱手段により保温されていない場合には、ユーザ通知手段は加熱手段に通電されていないことを表示する。これは、例えば、ユーザ通知手段が発光ダイオードなどである場合、加熱手段に通電されているときには点灯し、加熱手段に通電されていないときには消灯するような形態を意味する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置であって、前記画像形成手段の所定部は、少なくとも用紙収納部、光学系部分及び感光体ドラムのいずれか1つ又はこれらの組み合わせであることを特徴とする。
この構成によれば、画像形成装置において特に湿気を嫌う機能部である、用紙収納部、光学系部分及び感光体ドラムなどが加熱手段により保温されている場合には、ユーザ通知手段は加熱手段に通電されていることを表示する。このとき、例えば、用紙収納部だけに加熱手段が設けられ通電される形態であってもよいし、用紙収納部、光学系部分及び感光体ドラムの他にさらに画像形成手段の所定部を保温する加熱手段が設けられ通電される形態であってもよい。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、前記ユーザ通知手段は、前記加熱手段と電気的に並列に接続され、交流電圧により動作する交流点灯手段であることを特徴とする。この構成によれば、交流点灯手段が加熱手段と電気的に並列に接続されているため、交流点灯手段は加熱手段に通電されている場合には点灯し、通電されていない場合には消灯する。このように、交流点灯手段は加熱手段に通電されているか否かを直接表示し得る。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、前記加熱手段と電気的に並列に接続され、前記画像形成装置に供給される交流電圧を直流電圧に変換する電圧変換手段をさらに備え、前記ユーザ通知手段は、前記電圧変換手段からの直流電圧により動作する直流点灯手段であることを特徴とする。
この構成によれば、電圧変換手段が加熱手段と電気的に並列に接続されているため、電圧変換手段は加熱手段に通電されているか否かを直流電圧として出力することができる。そして、直流点灯手段は電圧変換手段からの直流電圧を受けて、加熱手段に通電されている場合には点灯し、通電されていない場合には消灯する。このように、直流点灯手段は加熱手段に通電されているか否かを直接表示し得る。また、直流点灯手段として、例えば、発光ダイオードなどを用いれば、消費電力を低く抑え得る。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記加熱手段と電気的に並列に接続され、前記加熱手段に通電されていることを通知する電力供給通知手段をさらに備え、前記ユーザ通知手段は、前記電力供給通知手段からの通知を受けて、前記加熱手段に通電されていることを表示する表示手段であることを特徴とする。
この構成によれば、電力供給通知手段が加熱手段と電気的に並列に接続されているため、電力供給通知手段は加熱手段に通電されているか否かを表示手段に通知できる。そして、表示手段は電力供給通知手段からの通知を受けて、例えば、加熱手段に通電されている場合にはその旨を表示し、通電されていない場合には何も表示しない。このように、表示手段は加熱手段に通電されているか否かを直接表示し得る。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記加熱手段への電力供給を行うか否かの切り替えが可能な切り替え手段をさらに備えることを特徴とする。
この構成によれば、画像形成装置のユーザは、ユーザ通知手段により加熱手段に通電されているか否かを知ることができる。そして、加熱手段に通電されていることが表示されている場合、ユーザが加熱手段への通電は必要ないと判断すれば、ユーザは切り替え手段を操作して、当該加熱手段への電力供給を止め得る。それとは逆に、加熱手段に通電されていない場合、ユーザが加熱手段へ通電する必要があると判断すれば、ユーザは切り替え手段を操作して、当該加熱手段への電力供給を行い得る。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記加熱手段は、画像形成装置への電力の供給が切断されたときに、前記画像形成装置とは異なる経路のから電力の供給を受け、前記画像形成手段の所定部の保温を開始することを特徴とする。
この構成によれば、例えば、その日の業務が終了し、画像形成装置への電力の供給が切断されると、加熱手段は画像形成装置とは異なる経路から電力の供給を受けて、画像形成手段の所定部の保温を開始する。これにより、画像形成装置が動作している日中などは加熱手段に通電されないため、電力の消費を抑え得る。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載の画像形成装置であって、画像形成装置内の湿度を測定する湿度測定手段と、予め設定された基準湿度を記憶する所定湿度記憶手段と、前記湿度測定手段により測定された湿度と、前記所定湿度記憶手段に記憶されている基準湿度とに基づき、前記ユーザ通知手段を制御する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
この構成によれば、表示制御手段は湿度測定手段が測定した湿度と、所定湿度記憶手段に記憶されている基準湿度とに基づいてユーザ通知手段を制御する。これは、例えば、湿度測定手段が測定した湿度が基準湿度以下であると判定された場合に、ユーザ通知手段を点滅させたり、湿度測定手段が測定した湿度が基準湿度より高いと判定された場合に、ユーザ通知手段を上記とは異なる周期で点滅させたりする形態を含んでいる。
請求項1記載の発明によれば、加熱手段に通電され、当該加熱手段が動作中であることをユーザに知らせることができる。そのため、ユーザが知らないうちに不必要な電力が消費され不快な思いをすることがなくなる。
請求項2記載の発明によれば、画像形成装置において特に湿気を嫌う機能部である、用紙収納部、光学系部分及び感光体ドラムなどが加熱手段により保温されている場合、そのことをユーザに知らせることができる。
請求項3記載の発明によれば、交流点灯手段は加熱手段と電気的に並列に接続されているため、余分な機能部を設けることなく、交流点灯手段は加熱手段に通電されているか否かを直接表示することができる。
請求項4記載の発明によれば、直流点灯手段は加熱手段と電気的に並列に接続されている電圧変換手段から直流電圧の供給を受けるため、直流点灯手段は加熱手段に通電されているか否かを直接表示することができる。また、直流点灯手段として、例えば、発光ダイオードなどを用いれば、消費電力を低く抑えることができる。
請求項5記載の発明によれば、表示手段は加熱手段と電気的に並列に接続されている電力供給通知手段から通知を受けるため、表示手段は加熱手段に通電されているか否かを直接表示することができる。
請求項6記載の発明によれば、例えば、画像形成装置が動作している日中や、夏などで気温の高い日に画像形成装置の電源を切断した場合などにおいて、ユーザが加熱手段への通電は必要ないと判断したときは、ユーザは切り替え手段を操作して、当該加熱手段への電力供給を止めることができる。そのため、ユーザが知らないうちに不必要な電力が消費され不快な思いをすることがなくなり、不必要な電力の消費を抑えることができる。
請求項7記載の発明によれば、画像形成装置が動作している日中などは加熱手段に通電されないため、電力の消費を抑えることができる。
請求項8記載の発明によれば、例えば、加熱手段に通電されているときに湿度が基準湿度以下になれば、ユーザ通知手段によりそのことをユーザに通知することができる。また、同様に、加熱手段に通電されていないときに湿度が基準湿度より高くなれば、ユーザ通知手段によりそのことをユーザに通知することもできる。特に、請求項6との組み合わせの場合には、この通知に基づいて、ユーザが加熱手段への電力供給を制御することができるので、有効に除湿処理を行うことが可能となる。
以下、本発明に係る画像形成装置の一例として、コピー、スキャナ、プリンタ等の機能を備えた複合機について図面を参照しながら説明する。尚、各図において同一の符号を付した構成または処理は、同一の構成または処理であることを示し、その詳しい説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る複合機1の内部構成を概略的に示す断面図である。複合機1は、本体部200と、本体部200の左側に配設された用紙後処理部300と、ユーザが種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読み取り部500と、原稿読み取り部500の上方に配設された原稿給送部600とから構成される。
操作部400は、タッチパネル(表示手段)401、スタートキー402、テンキー403、切替スイッチ404、及び表示灯405等を備える。タッチパネル401は、種々の操作画面を表示するとともに、ユーザが種々の操作指令を入力するための種々の操作ボタン等を表示する。スタートキー402はユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられ、テンキー403は印刷部数等を入力するために用いられる。表示灯405は、例えば、ネオン管(交流点灯手段)や発光ダイオード(直流点灯手段)等の発光素子である。切替スイッチ404は後述するヒータへの電源のオン/オフを切り替えるための2接点スイッチであり、複合機1の電源が切断されている場合の切り替え手段として機能する。
原稿給送部600は、原稿載置部601、原稿排出部602、給紙ローラ603及び原稿搬送部604等を備え、原稿読み取り部500は、スキャナ501等を備える。給紙ローラ603は、原稿載置部601にセットされた原稿を繰り出し、原稿搬送部604は、繰り出される原稿を1枚ずつ順にスキャナ501上に搬送する。スキャナ501は搬送される原稿を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部602に排出される。
本体部200は、複数の給紙カセット(用紙収納部)201、複数の給紙ローラ202、転写ローラ203、中間転写体ローラ204、感光体ドラム205、露光装置206、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色用の現像装置207Y,207M,207C,207K、定着ローラ208、排出口209、及び排出トレイ210等を備える。
感光体ドラム205は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置206は、原稿読み取り部500において読み取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム205に各色別に静電潜像を形成する。現像装置207Y,207M,207C,207Kは、各色の現像剤を感光体ドラム205に供給して各色別のトナー像を形成する。
中間転写体ローラ204は、感光体ドラム205から各色のトナー像が転写され、中間転写体ローラ204上にカラーのトナー像が形成される。一方、給紙ローラ202は、記録紙が収納された給紙カセット201から記録紙を引き出し、転写ローラ203まで給送する。転写ローラ203は、搬送された記録紙に中間転写体ローラ204上のトナー像を転写させ、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して記録紙に定着させる。この定着ローラ208により定着が行われた記録紙は、その後、本体部200の排出口209から用紙後処理部300に搬入される。また、当該記録紙は、必要に応じて排出トレイ210へ排出されてもよい。
用紙後処理部300は、搬入口301、記録紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。記録紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された記録紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ記録紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された記録紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。本実施形態においては、画像形成手段は画像を形成して出力する機能部であり、それは少なくとも給紙カセット201、スキャナ501のレンズ部分(光学系部分)、さらには感光体ドラム205を備える構成である。
以上の構成を備える複合機1においては、給紙カセット201に収納されている記録紙や、スキャナ501のレンズ部分、さらには感光体ドラム205などが特に湿気を嫌うために、少なくともこれらの所定部を保温するヒータ(加熱手段)が備えられている。ここでは、給紙カセット201、感光体ドラム205、及びスキャナ501の近傍に備えられているヒータを、それぞれ用紙収納ヒータ21、感光体ヒータ22及び光学系ヒータ23という。以下に説明する本発明の実施形態は、これらヒータへ通電され、除湿動作が行われていることをユーザに知らせ、ユーザの判断により当該ヒータの動作を制御できる構成である。
図2は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機1の概略構成を示す機能ブロック図である。複合機1は、装置全体の動作制御を司る制御部10を備えている。この制御部10は、所定湿度記憶部(所定湿度記憶手段)101、ヒータ制御部102及び表示灯制御部(表示制御手段)103を備えている。所定湿度記憶部101は、所定の湿度を記憶している。制御部10は、温湿度センサ(湿度測定手段)110から現在の湿度を受け取り、その値と所定湿度記憶部101に記憶されている湿度とを比較した結果に基づいて、表示灯405を制御するなどの処理を行う。
また、交流電源80からの電力は4連スイッチ120により切り替えられる。4連スイッチ120が上側の接点と接続しているときは、本体電源20を介して制御部10や操作部400等を備える複合機1に交流電圧が供給される。また、この場合、用紙収納ヒータ21等のヒータにも制御回路60の制御のもと、交流電圧が供給される。それに対して、4連スイッチ120が下側の接点と接続しており、かつ切替スイッチ404が閉じているときは、複合機1には交流電圧が供給されないが、ヒータには供給される。このとき、制御回路60の動作には関係なく、ヒータは常に通電状態となる。
つまり、4連スイッチ120が上側の接点と接続しているときが日中の通常動作状態であり、複合機1及びヒータ共に通電されており、ヒータは制御部10等の制御によりオン/オフ制御される。それに対して、4連スイッチ120が下側の接点と接続しているときは、例えば、その日の業務が終了して複合機1の電源を切断した状態に対応し、ヒータへの通電を制御部10が制御することはできない。
また、本実施形態においては、タッチパネル401等を操作することで、ヒータへの電力供給を停止するとして説明する。この場合、ヒータ制御部102はタッチパネル401からの信号を受けると、制御回路60に信号を送出し、ヒータへの電力供給を停止又は開始させる。つまり、本実施形態においては、タッチパネル401、ヒータ制御部102及び制御回路60が、複合機1へ通電されている場合の切り替え手段として機能する。
電力供給通知回路(電力供給通知手段)70は、交流電源80からの電力が制御回路60により各ヒータへ供給されているときに、その旨を制御部10へ通知する。図3は、電力供給通知回路70の一実施形態を示す回路図である。電力供給通知回路70は、この図に示すように、例えば、AC入力可能なフォトカプラを用いて構成される。用紙収納ヒータ21、感光体ヒータ22及び光学系ヒータ23に通電されると、これらヒータと電気的に並列に接続されたライン31,32にも交流電圧が印加され、当該交流電圧は、電流を制限するための制限抵抗R1を介して発光ダイオード(LED)75において半波整流される。
このLED75の上流側及び下流側にある、それぞれ2組のダイオードはAC入力に対応するためのものである。そして、LED75は、整流された電流が流れている間発光し、フォトトランジスタを導通させる。この実施形態においては、コレクタ側にプルアップ抵抗R2をつなげ、フォトカプラにスイッチ動作を行わせている。その結果、ライン33には、接地されたライン34を基準として、矩形の出力信号が送出される。尚、この図における抵抗R1,R2は、図2では省略してある。
表示灯制御部103は、表示灯405の点灯状態を制御する。また、表示灯制御部103は、電力供給通知回路70からの出力信号を受け取ると、タッチパネル401に例えば、「除湿動作中です」のようなメッセージを表示させる。これは、日中に複合機1が通常動作を行っている場合でもよいし、例えば、ファクシミリの送信は受け付けず、受信のみを待つような待機モード(スリープモード)時であってもよい。
AC/DC変換部(電圧変換手段)90は、用紙収納ヒータ21、感光体ヒータ22及び光学系ヒータ23と電気的に並列に接続され、交流電源80から供給される交流電圧を直流電圧に変換する。そして、本実施形態においては、表示灯405は、AC/DC変換部90からの直流電圧により動作するLEDであるとする。
図4は、AC/DC変換部90及び表示灯405の一実施形態を示す回路図である。AC/DC変換部90は、この図に示すように、ブリッジダイオードRC1と平滑コンデンサC1とを用いて構成される。用紙収納ヒータ21、感光体ヒータ22及び光学系ヒータ23に通電されると、これらヒータと電気的に並列に接続されたライン41,42にも交流電圧が印加され、当該交流電圧はブリッジダイオードRC1において整流された後、平滑コンデンサC1により平滑化される。そして、当該平滑化された電流は、電流を制限するための制限抵抗R3を介して流れ、表示灯405を発光させる。また、AC線の這い回しによる電磁妨害(EMI)の影響が懸念される場合には、AC/DC変換部90を制御回路60の近傍に配置することが好ましい。
また、用紙収納ヒータ21、感光体ヒータ22及び光学系ヒータ23などのヒータの制御は、ヒータ制御部102からの指示を受けた制御回路60が行う。この制御回路60の一例を図5に示す。まず、ヒータに通電するためには、ヒータ制御部102からの信号がベース電流として働きトランジスタT1が導通させられる。すると制限抵抗R7を介して電流が流れ、フォトトライアックPT1のLEDが発光する。その発光によりトライアックが導通させられると、トライアックTR1にゲート電流が流れ、トライアックTR1も導通する。その結果、ライン52からの交流電流は、トライアックTR1及びコイルL1を介して、ライン51からヒータに伝達されることになる。ここで、トライアックTR1が発生するスイッチングノイズは、コンデンサC3と抵抗R6との直列回路(スナバー回路)により抑制されている。
図6は、本発明の一実施形態に係る除湿制御の処理の流れを説明するためのフローチャートである。ここでは、朝、複合機1に電源が投入されたときからの処理の流れを説明する。また、この図の説明においては、切替スイッチ404は閉じているとする。まず、4連スイッチ120が上側の接点に接続され電源が投入されると(ステップS101)、ヒータ制御部102は制御回路60に信号を送出し、用紙収納ヒータ21、感光体ヒータ22及び光学系ヒータ23などのヒータに交流電源80から電力を供給させる。すると、AC/DC変換部90は、交流電源80から供給される交流電圧を直流電圧に変換し、表示灯405に供給することで表示灯405を点灯させる(ステップS102)。
制御部10は、温湿度センサ110から現在の湿度を受け取り、その値と所定湿度記憶部101に記憶されている湿度とを比較する。その結果、温湿度センサ110により測定された湿度が所定湿度記憶部101記憶されている湿度以下であると判定されると(ステップS103でYES)、表示灯制御部103は表示灯405を制御して、点灯から例えば遅い点滅へと変更させる(ステップS104)。
図7は、表示灯の制御を行う回路(AC/DC変換部90)の一実施形態を示す回路図である。この図には前述の図4に加え、表示灯制御部103が関与するスイッチングの機構が示されている。表示灯405を点灯させる場合は、まず、表示灯制御部103からの信号によりトランジスタT2が導通させられる。すると制限抵抗R8を介して電流が流れ、フォトカプラPC2のLEDが発光する。その発光によりフォトトランジスタが導通させられると、表示灯405が点灯する。それに対して、表示灯制御部103から信号が送出されない場合には、トランジスタT2が導通させられないため、表示灯405は点灯できない。つまり、表示灯制御部103から周期的に信号を送出することにより、当該周期に同調させて表示灯405を点灯させることができる。この周期を変えることにより、表示灯405の点滅の周期を変えることも可能である。
図6に戻り、表示灯405が点灯(ヒータへ電力が供給されている状態)から遅い点滅(湿度が所定値以下になった状態)に変わったことに気づいたユーザが、タッチパネル401等を操作して用紙収納ヒータ21、感光体ヒータ22及び光学系ヒータ23などへの電力供給の停止を指示する。そして、ヒータ制御部102が、当該指示を受けてヒータへの電力供給を停止させることで(ステップS105でYES)、各ヒータはオフ状態となり、表示灯405は消灯する(ステップS106)。
この状態で、制御部10は、常時、温湿度センサ110から現在の湿度を受け取り、その値と所定湿度記憶部101に記憶されている湿度とを比較する。その結果、温湿度センサ110により測定された湿度が所定湿度記憶部101記憶されている湿度より高いと判定されると(ステップS107でNO)、表示灯制御部103は表示灯405を制御して、消灯から例えば速い点滅へと変更させる(ステップS108)。そして、表示灯405が消灯(ヒータへ電力が供給されていない状態)から速い点滅(湿度が所定値より高くなった状態)に変わったことに気づいたユーザが、タッチパネル401等を操作して用紙収納ヒータ21、感光体ヒータ22及び光学系ヒータ23などへの電力供給を指示する。そして、ヒータ制御部102が、当該指示を受けてヒータへの電力供給を開始すると(ステップS109でYES)、各ヒータはオン状態となり、表示灯405は点灯する(ステップS110)。
以後も、制御部10は、常時、温湿度センサ110から現在の湿度を受け取り、その値と所定湿度記憶部101に記憶されている湿度とを比較する。その結果、温湿度センサ110により測定された湿度が所定湿度記憶部101記憶されている湿度以下であると判定されると(ステップS111でYES)、ステップS104に戻り、以後の処理を継続する。
図8は、本発明の一実施形態に係る除湿制御の処理の流れを説明するためのフローチャートである。ここでは、夜、複合機1の電源が切断されたときからの処理の流れを説明する。まず、4連スイッチ120が下側の接点に接続され電源が切断されると(ステップS201)、制御回路60の動作には関係なく、用紙収納ヒータ21、感光体ヒータ22及び光学系ヒータ23などのヒータに電力が供給される(ステップS202)。すると、AC/DC変換部90は、交流電圧を直流電圧に変換し、表示灯405に供給することで表示灯405を点灯させる(ステップS203)。
そして、表示灯405が点灯(ヒータへ電力が供給されている状態)していることに気づいたユーザが、切替スイッチ404を操作して用紙収納ヒータ21、感光体ヒータ22及び光学系ヒータ23などへの電力供給を停止すると(ステップS204でYES)、各ヒータはオフ状態となり、表示灯405は消灯する(ステップS205)。これは、例えば、夏で気温が高い場合や湿度が低い場合などで各ヒータを停止しておいても湿気が問題とならない(結露などが生じない)とユーザ判断したときに、ユーザが不必要な電力の消費を抑えるために電力供給を停止する状況である。
それと異なり、ユーザが、切替スイッチ404を操作せずそのまま各ヒータへの電力供給を継続させると(ステップS204でNO)、各ヒータはオン状態のままとなり、表示灯405も点灯したままとなる(ステップS206)。これは、例えば、冬で気温が低い場合などで各ヒータを停止しておくと、翌日電源を投入したときに結露が生じるとユーザ判断したときに、ユーザがそのまま電力供給を継続させる状況である。
以上説明した本発明に係る実施形態においては、画像形成装置において特に湿気を嫌う機能部である、給紙カセット201、スキャナ501のレンズ部分及び感光体ドラム205などがヒータにより保温されている場合、そのことをユーザに知らせることができる。また、例えば、画像形成装置が動作している日中や、夏などで気温の高い日に画像形成装置の電源を切断した場合などにおいて、ユーザがヒータへの通電は必要ないと判断したときは、ユーザは切替スイッチ404を操作して、当該ヒータへの電力供給を止めることができる。そのため、ユーザが知らないうちに不必要な電力が消費され不快な思いをすることがなくなり、不必要な電力の消費を抑えることができる。
[他の好ましい実施形態]
(A)以上説明した実施形態においては、表示灯405としてLEDを用いるとして説明したが、本発明に係る実施形態はそれに限られず、表示灯405としては、例えば、ネオン管などを用いる構成であってもよい。この場合には、ネオン管は交流電圧により動作するので、AC/DC変換部90を設ける必要がない。つまり、本実施形態においては、余分な機能部を設けることなく、ネオン管が各ヒータに通電されているか否かを直接表示することができる。
(B)以上説明した実施形態においては、制御部10が、温湿度センサ110から現在の湿度を受け取り、その値と所定湿度記憶部101に記憶されている湿度とを比較した結果に基づいて、表示灯405を制御するなどの処理を行うとして説明したが、本発明に係る実施形態はそれに限られず、自動除湿制御を行う場合にも適用することができる。ここで自動除湿制御とは、例えば、温湿度センサ110により測定された湿度がこの所定の湿度より高いと、ヒータ制御部102は制御回路60へ信号を送出し、用紙収納ヒータ21、感光体ヒータ22及び光学系ヒータ23へ電力の供給を行わせ、それと異なり、温湿度センサ110により測定された湿度がこの所定の湿度以下であると、ヒータ制御部102は制御回路60へ信号を送出し、用紙収納ヒータ21、感光体ヒータ22及び光学系ヒータ23へ電力の供給を停止させるような制御のことである。
この自動除湿制御を行い、ヒータへの通電が行われているときでも、ユーザがヒータへの通電は必要ないと判断したときは、ユーザは切替スイッチ404を操作して、当該ヒータへの電力供給を止めることができるため、電力の消費を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る複合機1の内部構成を概略的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る複合機1の概略構成を示す機能ブロック図である。 電力供給通知回路70の一実施形態を示す回路図である。 AC/DC変換部90の一実施形態を示す回路図である。 制御回路60の一実施形態を示す回路図である。 本発明の一実施形態に係る除湿制御の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 表示灯の制御を行う回路の一実施形態を示す回路図である。 本発明の一実施形態に係る除湿制御の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 複合機(画像形成装置)
10 制御部
101 所定湿度記憶部
102 ヒータ制御部
103 表示灯制御部
110 温湿度センサ
21 用紙収納ヒータ
22 感光体ヒータ
23 光学系ヒータ
401 タッチパネル
404 切替スイッチ
405 表示灯
60 制御回路
70 電力供給通知回路
80 交流電源
90 AC/DC変換部

Claims (8)

  1. 画像を形成して出力する画像形成手段と、
    当該画像形成手段の所定部を保温する加熱手段と、を備えた画像形成装置であって、
    前記加熱手段に電力が供給されているか否かを前記画像形成装置のユーザに通知するユーザ通知手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成手段の所定部は、少なくとも用紙収納部、光学系部分及び感光体ドラムのいずれか1つ又はこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記ユーザ通知手段は、前記加熱手段と電気的に並列に接続され、交流電圧により動作する交流点灯手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記加熱手段と電気的に並列に接続され、前記画像形成装置に供給される交流電圧を直流電圧に変換する電圧変換手段をさらに備え、
    前記ユーザ通知手段は、前記電圧変換手段からの直流電圧により動作する直流点灯手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記加熱手段と電気的に並列に接続され、前記加熱手段に通電されていることを通知する電力供給通知手段をさらに備え、
    前記ユーザ通知手段は、前記電力供給通知手段からの通知を受けて、前記加熱手段に通電されていることを表示する表示手段であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記加熱手段への電力供給を行うか否かの切り替えが可能な切り替え手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記加熱手段は、画像形成装置への電力の供給が切断されたときに、前記画像形成装置とは異なる経路からの電力の供給を受け、前記画像形成手段の所定部の保温を開始することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置内の湿度を測定する湿度測定手段と、
    予め設定された基準湿度を記憶する所定湿度記憶手段と、
    前記湿度測定手段により測定された湿度と、前記所定湿度記憶手段に記憶されている基準湿度とに基づき、前記ユーザ通知手段を制御する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像形成装置。
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