JP2003084629A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003084629A
JP2003084629A JP2001288705A JP2001288705A JP2003084629A JP 2003084629 A JP2003084629 A JP 2003084629A JP 2001288705 A JP2001288705 A JP 2001288705A JP 2001288705 A JP2001288705 A JP 2001288705A JP 2003084629 A JP2003084629 A JP 2003084629A
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power supply
unit
image forming
heating
power
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Satoshi Saito
敏 齋藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内部の結露を防止するための加熱保温手
段を、省エネルギーモード時にも通電可能にし、結露等
の弊害を無くす際に必要な電力のみを消費して消費電力
の軽減を図る。 【解決手段】 DC電源部6は、電源スイッチ4がオン
になり、制御部9からの指示により画像形成可能なモー
ドになっている場合には、+24Vの電源を生成し、そ
の電圧をリレー回路5のコイル5cに印加する。そのた
め、リレー回路5の接点5a,5bが開き、交流電源部
1から除湿ヒータ8への電力供給が遮断される。その
後、DC電源部6は、制御部9からの指示により省エネ
ルギーモードに移行した時に、+24Vの電源の生成を
停止する。それによって、リレー回路5のコイル5cに
+24Vの電圧が印加されなくなるため、リレー回路5
の接点5a,5bが閉じ、交流電源部1から除湿ヒータ
8への電力供給が開始される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、除湿や結露防止
のための加熱源を備えた電子写真方式のプリンタ,複写
機,拡張機能によって複合機能(例えばプリント機能,
コピー機能,ファクシミリ機能)を実現する複合機等の
各種画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機のような画像形成装置で
は、各部の機械部品の温度と使用環境の温度とに温度差
がある場合、特に寒冷時における早朝などは、機械部品
が結露を起こして以下のような問題が生ずる。まず、光
学系のレンズやミラーが結露すると、画像が写らなくな
る。また、帯電系や感光体ドラムが結露すると、画像が
写らなかったり、ぼけたり、薄くなったりする他に、紙
詰まり(ジャム)などを起こす。さらに、給紙系が結露
すると、紙詰まりを起こしたり、紙の搬送性や転写率に
影響を及ぼしたりといった装置が正常に動作するのに障
害になる種々の問題が生じる。そこで、上述のような結
露による各種の弊害を防止するために、従来、各機械部
品を温めておくヒータを各部に配置し、画像形成装置を
使用しない夜間などに、その各ヒータに電力を供給して
加熱させ、装置を使用するときの機械部品と周囲との温
度差を軽減することによって結露を防止している。この
ヒータは、温度飽和後に適切な温度になるように、その
ワット数(容量)が決定されているのが一般的である。
【0003】これらのヒータ、いわゆる除湿ヒータある
いは結露防止ヒータを備えた従来の画像形成装置とし
て、例えば、図11に示すように、商用電源部10に接
続された電源ライン102,103を分岐し、この分岐
後の一方の電源ライン102と103との間にDC電源
部107および画像形成部の交流負荷108を並列に接
続し、もう一方の電源ライン102と103との間に除
湿あるいは結露防止用ヒータ等の加熱源111〜113
を並列に接続し、電源ライン102,103の分岐部に
は、交流負荷108又は加熱源111〜113への電力
の供給(給電)を切り換える電源スイッチ106を設
け、さらに、分岐後の一方の電源ライン102,103
の電源スイッチ106と加熱源111〜113との間に
それぞれ、加熱源111〜113への電力の供給と遮断
の切り換えを制御するタイマ105の接点110a,1
10bを介挿することにより、電源スイッチ106がオ
フ(図示の状態)の間の必要な時に加熱源111〜11
3へ電力を供給させる(そのタイミングはタイマ105
によって任意に設定できる)ように制御する画像形成装
置(例えば、特開平9−269706号公報参照)があ
った。
【0004】また、図12に示すように、トナーを定着
させるために熱定着装置124に用いる第1のヒータ1
30の保護手段としての2接点を有するリレー回路12
7を設け、定着に用いる第1のヒータ130の一端をリ
レー回路127の第1の接点aに接続し、除湿あるいは
結露防止のために配設された第2のヒータ125の一端
をリレー回路127の第2の接点bに接続し、電源スイ
ッチ126がオンになった場合(画像形成装置が稼働状
態になった場合)には、DC電源122からコントロー
ラ部123に通電され、リレー回路127に通電される
ため、第1の接点aへの切り換えにより、第2のヒータ
125への電力供給を遮断させ、電源スイッチ126が
オフになった場合には、DC電源122からコントロー
ラ部123に通電されず、リレー回路127に通電され
ないため、第2の接点bへの切り換えにより、第2のヒ
ータ125へ電力を供給させるように制御する画像形成
装置(例えば、特開平10−319796号公報参照)
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、環境に対する配
慮から省エネルギー化をより進める傾向が顕著になって
きており、複写機等の画像形成装置では、使用していな
いときには定着器のヒータをオフにする(ヒータへの電
力供給を遮断する)ことはもちろんのこと、モータ,ク
ラッチ,ソレノイド等の負荷を駆動する電源も未使用時
にはオフにすることは必須条件になってきている。その
ため、省電力を定めた規格〔ex.エナジースター:機
器により異なるが、例えば装置が動作していない状態
(スリープ時)で消費電力45W以下〕を取得していな
い画像形成装置では、市場で受け入れられない場合さえ
ある。
【0006】したがって、〔従来の技術〕で説明した前
者の画像形成装置のように、機械本体の電源がオフにな
っているときに除湿あるいは結露防止用のヒータである
加熱源111〜113へ電力を供給させるのでは、機械
本体が電源オンのまま所定時間使用されなかったときに
定着器のヒータへの電力を遮断する省エネルギーモード
に移行してしまった場合、加熱源111〜113へ電力
を供給することができなくなるという問題があった。
【0007】また、後者の画像形成装置のように、定着
ヒータのリレー回路127における第2の接点bを用い
て除湿あるいは結露防止用のヒータである第2のヒータ
125への電力の供給と遮断を切り換える動作を行うの
では、通常リレー回路127の電源は画像形成装置のド
アが開いているときに熱定着装置124への電力供給を
確実に遮断するために、ドアが開いているときにインタ
ロックスイッチなどによってDC電源122が遮断され
る(DC電源122からコントローラ部123への通電
が遮断される)ようにしているので、紙詰まり等のいわ
ゆるジャムが発生し、そのジャム紙をオペレータが取り
除くために機械本体のドアを開けると、第2のヒータ1
25へ電力が供給され、その第2のヒータ125の周辺
温度が必要以上に上がりすぎてしまうという不具合が生
じたり、無駄な電力を消費してしまったりするという問
題があった。
【0008】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたものであり、画像形成装置において、光学系のレ
ンズやミラー,帯電系や感光体ドラム,給紙系等の装置
内部の結露を防止するために設けたヒータ等の加熱保温
手段を、省エネルギーモードあるいは省エネルギー制御
機能が有効なときにも通電可能にし、電源投入後の通常
モードの際には加熱保温手段への電力供給を遮断し、結
露等による各種の弊害を無くす際に必要な電力のみを消
費するようにして、全体として消費電力の軽減を図るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、用紙上に画
像を形成して出力する画像形成部を有する画像形成装置
において、上記の目的を達成するため、次のようにした
ことを特徴とする。請求項1の発明による画像形成装置
は、上記画像形成部の所定部を加熱して除湿又は結露防
止のために保温する加熱保温手段と、商用電源部から上
記加熱保温手段への電力の供給と遮断を切り換える切換
手段と、上記画像形成部による画像形成可能なモード時
に、上記切換手段に対して上記商用電源部から上記加熱
保温手段への電力供給を遮断させ、省エネルギーモード
時に、上記切換手段に対して上記商用電源部から上記加
熱保温手段へ電力を供給させるように制御する制御手段
とを設けたものである。
【0010】請求項2の発明による画像形成装置は、請
求項1の画像形成装置において、上記制御手段に、上記
商用電源部からの給電によって直流電源を生成するDC
電源部と、上記画像形成部による画像形成可能なモード
時に上記DC電源部から上記切換手段への通電をオンに
し、上記省エネルギーモード時に上記DC電源部から上
記切換手段への通電をオフにする通電制御手段とを備
え、上記切換手段を、上記DC電源部に接続する接続端
子を有し、該接続端子に上記DC電源部から通電された
場合に、上記商用電源部から上記加熱保温手段への電力
供給を遮断し、上記接続端子に上記DC電源部から通電
されなくなった場合に、上記商用電源部から上記加熱保
温手段へ電力を供給するリレー回路としたものである。
請求項3の発明による画像形成装置は、請求項2の画像
形成装置において、上記通電制御手段は、上記省エネル
ギーモードに入ってから予め設定された所定時間を経過
した後、上記DC電源部から上記切換手段への通電をオ
フにするようにしたものである。
【0011】請求項4の発明による画像形成装置は、上
記画像形成部の所定部を加熱して除湿又は結露防止のた
めに保温する加熱保温手段と、商用電源部から上記加熱
保温手段への電力の供給と遮断を切り換える切換手段
と、温度又は湿度等の環境情報を検出する環境検出手段
と、該手段によって検出された環境情報と予め設定され
た比較情報とを比較する比較手段と、上記画像形成部に
よる画像形成可能なモード時に、上記切換手段に対して
上記商用電源部から上記加熱保温手段への電力供給を遮
断させ、省エネルギーモード時に、上記比較手段による
比較結果に基づいて上記切換手段に対して上記商用電源
部から上記加熱保温手段へ電力を供給又は遮断させるよ
うに制御する制御手段とを設けたものである。
【0012】請求項5の発明による画像形成装置は、請
求項4の画像形成装置において、上記制御手段に、上記
商用電源部からの給電によって直流電源を生成するDC
電源部と、上記画像形成部による画像形成可能なモード
時に上記DC電源部から上記切換手段への通電をオンに
し、上記省エネルギーモード時に上記比較手段による比
較結果に基づいて上記DC電源部から上記切換手段への
通電をオン又はオフにする通電制御手段とを備え、上記
切換手段を、上記DC電源部に接続する接続端子を有
し、該接続端子に上記DC電源部から通電された場合
に、上記商用電源部から上記加熱保温手段への電力供給
を遮断し、上記接続端子に上記DC電源部から通電され
なくなった場合に、上記商用電源部から上記加熱保温手
段へ電力を供給するリレー回路としたものである。
【0013】請求項6の発明による画像形成装置は、請
求項5の画像形成装置において、上記通電制御手段に対
して上記環境検出手段によって検出される環境情報の使
用禁止を指示する使用禁止指示手段を設け、上記通電制
御手段は、上記使用禁止指示手段によって上記環境情報
の使用が禁止された場合には、上記省エネルギーモード
時に上記DC電源部から上記切換手段への通電をオフに
するようにしたものである。請求項7の発明による画像
形成装置は、請求項5の画像形成装置において、上記通
電制御手段は、上記省エネルギーモードに入ってから予
め設定された所定時間を経過した後、上記比較手段によ
る比較結果に基づいて上記DC電源部から上記切換手段
への通電をオン又はオフにするようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。この発明の画像形成装置
は、電子写真プロセスを用いた、プリンタ,複写機、さ
らには、FAX等の拡張機能を有する複合機で実現され
るが、この実施形態ではカラー複写機の例で説明する。
なお、モノクロの複写機でも実現できる。図2はこの発
明の第1実施形態であるカラー複写機の概略外観図であ
り、図3は図2のカラー複写機のエンジン部の構成を簡
単にまとめた概略構成を示す図である。
【0015】このカラー複写機は、図2に示すように、
カラー複写機本体(機械本体)30,自動原稿送り装置
(ADF)31,ステープルおよびシフトトレイ付きの
フィニッシャ32,両面印刷ユニット33,拡張給紙ト
レイ34,1ビン排紙トレイ35,および手差しユニッ
ト36によって構成されている。カラー複写機本体30
のエンジン部(画像形成部)は、図3に示すように、原
稿の画像を読み取るスキャナ部40と、電子写真プロセ
スによってトナー像を形成し、それを転写紙(用紙)上
に転写する電子写真プロセス部50と、転写紙上のトナ
ー像を定着するための定着部60と、転写紙を収納する
給紙カセットおよび転写紙を給紙する給紙ローラからな
る給紙部61,61と、電子写真プロセス部50のベル
ト状の感光体51上に画像データに対応する静電潜像を
形成するための書込ユニット62とを設けている。
【0016】スキャナ部40には、原稿を照明するラン
プ41が配置されており、そのランプ41による原稿の
反射光が、ミラー42,レンズ43等を介してCCD4
4に結像され、そこで電気信号(アナログ信号)に変換
される。電子写真プロセス部50は、感光体51上への
トナー像の形成およびそのトナー像の転写紙への転写を
行う部分であり、感光体51の周囲にそのためのプロセ
ス装置を備えている。すなわち、感光体51の周囲に
は、帯電器52と、マゼンタ現像器3M,シアン現像器
3C,イエロー現像器3Y,ブラック現像器3Kからな
るカラー現像器群53と、感光体クリーニング装置54
と、除電ランプ55とが、その順に配置されている。ま
た、カラー現像器群53と感光体クリーニング装置54
との間には、ベルト状の中間転写体56が対向配置され
ており、中間転写体56の内側には、1次転写器57が
配置されている。中間転写体56の周囲には、ローラ状
の2次転写器58および中間転写クリーニング装置59
が配置されている。
【0017】電子写真プロセス部50では、まず帯電器
52によって感光体51上を一様に帯電する。その帯電
面は、書込ユニット62からの画像データに応じて変調
されたレーザ光によって感光体51の回動方向(副走査
方向)と直交する主走査方向に繰り返し走査されて静電
潜像が形成される。そこで、次に感光体51上の静電潜
像をマゼンタ現像器3M,シアン現像器3C,イエロー
現像器3Y,ブラック現像器3Kのいずれかのトナーに
より現像してトナー像を形成し、このトナー像を1次転
写器57によって中間転写体56へ転写(1次転写)す
る。マゼンタ現像器3M,シアン現像器3C,イエロー
現像器3Y,ブラック現像器3Kには、それぞれ異なる
色(マゼンタ,シアン,イエロー,ブラック)のトナー
が収容されている。
【0018】次いで、単色の画像を形成する場合には、
中間転写体56へ転写されたトナー像をそのまま給紙部
61,61から選択的に給紙された転写紙に2次転写器
58によって転写(二次転写)するが、フルカラー画像
を形成する場合には、マゼンタ,シアン,イエロー,ブ
ラックの4種類のトナーで各々個別に形成されたトナー
像が中間転写体56上で重ね合わされた後、給紙部6
1,61から選択的に給紙された転写紙に2次転写器5
8によって転写(二次転写)する。感光体51および中
間転写体56は、1次転写および2次転写が行われた
後、それぞれのクリーニング装置である感光体クリーニ
ング装置54および中間転写クリーニング装置59によ
って清掃される。
【0019】給紙部61,61はそれぞれ、トナー像を
転写する転写紙を給紙カセットに収納しており、所定の
タイミングで給紙ローラによって給紙カセット内の用紙
を1枚給紙し、2次転写器58に向けて搬送する。そし
て、転写紙の先端と中間転写体56上のトナー像の先端
とを合わせるために、搬送中の転写紙をその先端が図示
しないレジストローラに突き当った状態で一旦停止さ
せ、最適なタイミングでレジストローラを駆動して停止
中の転写紙を再搬送し、中間転写体56と2次転写器5
8との間のトナー像二次転写部に送り込む。定着部60
は、ヒータが内蔵された定着ローラと加圧ローラとによ
って構成されており、トナー像二次転写部においてトナ
ー像が転写された転写紙が送られてくると、その用紙を
定着ローラと加圧ローラとによって加熱および加圧して
トナー像を定着させ、排紙部に排出する。
【0020】書込ユニット62は、図示しない画像デー
タ処理部(コントローラ)でメモリに展開された画像デ
ータ(ビットマップデータ)に応じて変調(オン・オ
フ)駆動して対応するレーザ光を射出する複数個の半導
体レーザ(LD)、その各半導体レーザからそれぞれ射
出されたレーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、
およびポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータを装
備するポリゴンスキャナ(図示省略)と、ポリゴンミラ
ーによって等角速度偏向されたレーザ光が電子写真プロ
セス部50の感光体51上で等速度偏向されるように補
正するfθ特性を有する光学素子(図示省略)と、1走
査(1ライン)毎のそれぞれの同期信号を発生させる同
期検知部(図示省略)とによって構成されている。な
お、複数個のLDの代わりに、それらを1パッケージに
収めたLDアレイを使用してもよい。また、1個のLD
を用いた書込ユニットを使用してもよい。
【0021】次に、カラー複写機本体30におけるフル
カラー印刷動作について簡単に説明する。ここでは、マ
ゼンタ,シアン,イエロー,ブラックの順番でトナー像
を形成する場合を例にとって説明する。カラー複写機本
体30内の図示しないエンジン制御部は、コントローラ
から印刷(画像形成)の開始が指示されると、書込ユニ
ット62の図示しないポリゴンモータを駆動してポリゴ
ンミラーの回転を開始させると共に、メインモータを駆
動して感光体51および定着部60の定着ローラの回転
を開始させ、所定のタイミングで帯電器52によって感
光体51上を一様に帯電させる。
【0022】続いて、コントローラで展開された画像デ
ータに応じて書込ユニット62内の各LDを変調駆動さ
せて対応するレーザ光を射出させ、そのレーザ光をポリ
ゴンミラーによって周期的に感光体51の帯電面を走査
させることにより静電潜像を形成させ、その静電潜像を
トナーによって顕像化させてトナー像を形成させた後、
中間転写体56に1次転写器57によって転写する。す
なわち、コントローラで展開される画像データはマゼン
タ,シアン,イエロー,ブラック成分の4色の画像デー
タであるため、初めにマゼンタ成分の画像データに応じ
て書込ユニット62内の各LDを変調駆動させて対応す
るレーザ光を射出させ、そのレーザ光をポリゴンミラー
によって周期的に感光体51の帯電面を走査させること
により静電潜像を形成させ、その静電潜像をマゼンタの
トナーによって顕像化することによりマゼンタのトナー
像を形成させた後、そのトナー像を中間転写体56に1
次転写器57によって転写する。
【0023】続いて、シアン成分の画像データに応じて
書込ユニット62内の各LDを変調駆動させて対応する
レーザ光を射出させ、そのレーザ光をポリゴンミラーに
よって周期的に感光体51の帯電面を走査させることに
より静電潜像を形成させ、その静電潜像をシアンのトナ
ーによって顕像化することによりシアンのトナー像を形
成させた後、そのトナー像を中間転写体56上のマゼン
タのトナー像に重ね合わせるように1次転写器57によ
って転写する。続いて、イエロー成分の画像データに応
じて書込ユニット62内の各LDを変調駆動させて対応
するレーザ光を射出させ、そのレーザ光をポリゴンミラ
ーによって周期的に感光体51の帯電面を走査させるこ
とにより静電潜像を形成させ、その静電潜像をイエロー
のトナーによって顕像化することによりイエローのトナ
ー像を形成させた後、そのトナー像を中間転写体56上
のマゼンタ,シアンのトナー像に重ね合わせるように1
次転写器57によって転写する。
【0024】さらに、ブラック成分の画像データに応じ
て書込ユニット62内の各LDを変調駆動させて対応す
るレーザ光を射出させ、そのレーザ光をポリゴンミラー
によって周期的に感光体51の帯電面を走査させること
により静電潜像を形成させ、その静電潜像をブラックの
トナーによって顕像化することによりブラックのトナー
像を形成させた後、そのトナー像を中間転写体56上の
マゼンタ,シアン,イエローのトナー像に重ね合わせる
ように1次転写器57によって転写する。それによっ
て、中間転写体56上にはマゼンタ,シアン,イエロ
ー,ブラックの4色のトナー像が重ね合わされる。そし
て、この4色のトナー像を2次転写器58によって一度
に給紙部61,61のいずれかから給紙させた転写紙に
転写させた後、その転写紙を定着部60へ送り込んでト
ナー像を定着させる。
【0025】次に、カラー複写機本体30における両面
印刷動作について説明する。カラー複写機本体30内の
図示しないエンジン制御部は、両面印刷時には、片面に
トナー像が転写(印刷)された転写紙を定着部60を通
過した後、図示しない搬送系路切換手段によって両面印
刷ユニット33に搬送させ、そこで転写紙を反転させて
再度レジストローラに向けて搬送させる。そして、再び
転写紙の先端と中間転写体56上のトナー像の先端とを
合わせるために、搬送中の転写紙をその先端がレジスト
ローラに突き当った状態で一旦停止させ、最適なタイミ
ングでレジストローラを駆動して停止中の転写紙を再搬
送させ、中間転写体56と2次転写器58との間のトナ
ー像二次転写部に送り込ませて、今度は片面にトナー像
が転写された転写紙の裏面に中間転写体56上のトナー
像を転写させ、その転写紙を定着部60へ送り込んでト
ナー像を定着させた後、排紙部に排出する。
【0026】図2および図3に示したカラー複写機で
は、カラー複写機本体(画像形成部)30内の各構成部
品(所定部)の除湿又は結露防止のためのヒータ(加熱
源)を配置している。この第1実施形態では、スキャナ
部40内部の光学結露ヒータ,帯電・ドラムヒータ,お
よび除湿ヒータが所定位置に配置されている。光学結露
ヒータは、ミラー42やレンズ43に生ずる結露による
画像不良を防止するための加熱保温手段である。帯電・
ドラムヒータは、帯電器52を構成する帯電ローラ・ド
ラムの保温と結露防止によって画像不良と転写紙の巻き
付きによるジャムの防止を図るための加熱保温手段であ
る。除湿ヒータは、給紙部61,61の給紙カセットや
拡張給紙トレイ34にセットされている転写紙(記録
紙)が湿ってジャム(紙詰まり)を起こすのを防止した
り、転写紙の搬送性や転写率の低下を防止するための加
熱保温手段である。
【0027】次に、上述したヒータに電力を供給する電
力供給回路について、図1を参照して説明する。図1
は、カラー複写機の電力供給回路の構成を示す回路図で
ある。この電力供給回路は、エンジン制御部の一部であ
り、交流電源部(商用電源部)1にはホットライン2a
とニュートラルライン2bの2本の電源ラインが接続さ
れている。そのホットライン2aとニュートラルライン
2bには、交流電源部1からの給電によって+24Vの
直流電源を生成するDC電源部6が接続されている。ホ
ットライン2aの交流電源部1側には、ヒューズ3が接
続されている。
【0028】ホットライン2aおよびニュートラルライ
ン2bは途中から分岐され、分岐後の一方のホットライ
ン2aおよびニュートラルライン2bには、電源スイッ
チ4およびDC電源部6が並列に接続されている。ま
た、分岐後の他方のホットライン2aおよびニュートラ
ルライン2bには、リレー回路(切換手段)5が接続さ
れている。電源スイッチ4は、2つの切換スイッチ4
a,4bによって構成されており、この両切換スイッチ
4a,4bは使用者の操作によって連動して切り換えが
できるように構成されている。この電源スイッチ4をオ
ンにする(閉じる)と、DC電源部6の回路が起動して
直流電圧を発生させる。
【0029】分岐後の他方のホットライン2aおよびニ
ュートラルライン2bには更に、リレー回路5を介して
加熱源である2つの除湿ヒータ8が並列に接続されてい
る。この除湿ヒータ8はそれぞれ、リレー回路5の各接
点5aと5bが閉じると、交流電源部1から電力が供給
されて発熱するようになっている。なお、リレー回路5
として、この第1実施形態では両切りのリレー回路を使
用するが、ホットライン2aのみをスイッチングする片
切りのリレー回路を使用してもよい。また、ここでは除
湿ヒータ8の場合を説明するが、その他の各種のヒータ
についても同様にして実施できる。制御部9は、DC電
源部6とによって制御手段(通電制御手段を含む)とし
ての機能を果たすものであり、DC電源部6に対して省
エネルギーモードのオン(ON)/オフ(OFF)を指
示する。
【0030】DC電源部6は、省エネルギーモードがオ
フ状態の時(画像形成可能な通常モード時)に、リレー
回路5に対して交流電源部1から除湿ヒータ8へ電力供
給を遮断させ、省エネルギーモードがオン状態の時(省
エネルギーモード時)に、リレー回路5に対して交流電
源部1から除湿ヒータ8へ電力を供給させる。すなわ
ち、DC電源部6は、電源スイッチ4がオンになってい
る場合、DC電源部6からの給電によって+24Vの直
流電源を生成するものであり、省エネルギーモードがオ
フ状態の時にリレー回路5への通電をオンにし、省エネ
ルギーモードがオン状態の時にリレー回路5への通電を
オフにする。
【0031】リレー回路5は、DC電源部6に接続する
2つの接続端子も備えており、その各接続端子間にはコ
イル5cが接続されており、その各接続端子間のコイル
5cにDC電源部6から通電された場合(+24Vの電
圧が印加された場合)に、接点5a,5bを開いて交流
電源部1から除湿ヒータ8への電力供給を遮断し、コイ
ル5cに通電されなくなった場合(+24Vの電圧が印
加されなくなった場合)に、接点5a,5bを閉じて交
流電源部1から除湿ヒータ8へ電力を供給する。なお、
リレー回路5の上記各接続端子には、コイル5cと並列
に逆起防止用のダイオード7が接続されている。
【0032】次に、この電力供給回路の動作について説
明する。まず、電源スイッチ4がオフになっている場
合、DC電源部6で+24Vの直流電源が生成されない
ため、リレー回路5のコイル5cには+24Vの電圧が
印加されることがない。そのため、リレー回路5の接点
5a,5bは閉じた状態を保持し、交流電源部1から除
湿ヒータ8への電力供給が継続される。
【0033】次に、電源スイッチ4がオンになった場合
(但し省エネルギーモードはオフ状態)、DC電源部6
によって+24Vの直流電源が生成され、リレー回路5
のコイル5cにはDC電源部6から+24Vの電圧が印
加されるため、リレー回路5の接点5a,5bが開き、
交流電源部1からの除湿ヒータ8への電力供給が遮断さ
れて停止する。コピー動作(画像形成動作)が可能なモ
ードになっているときには、この状態である。また、こ
の状態でカラー複写機のドアを開けても(このときドア
スイッチSWがオフになる)、リレー回路5のコイル5
cに+24Vの電圧が印加され続けるため、除湿ヒータ
8へ電力が供給されることはない。
【0034】なお、制御部9が、省エネルギーモードが
オフ状態の時(画像形成可能な通常モード時)に、リレ
ー回路5に対して交流電源部1から除湿ヒータ8への電
力供給を遮断させ、省エネルギーモードがオン状態の時
に、リレー回路5に対して交流電源部1から除湿ヒータ
8へ電力を供給させることもできる。つまり、省エネル
ギーモードがオフ状態の時に、DC電源部6からリレー
回路5への+24Vの電圧の印加をオンにし、省エネル
ギーモードがオン状態の時に、リレー回路5への+24
Vの電圧の印加をオフにすることもできる。
【0035】ここで、コピー動作中にジャムが発生した
場合、ジャムした紙を取り除くためにドアを開けなけれ
ばならないが、この状態では定着部60の温度はコピー
動作中の温度に上がっているため、従来の複写機等の画
像形成装置のように除湿ヒータ8に電力を供給してしま
うと、機内温度が上昇してしまって不具合を発生させて
しまう。しかし、この第1実施形態のカラー複写機にお
ける電力供給回路によれば、そのような不具合は発生し
ない。また、このカラー複写機が所定時間使用されなか
った場合、制御部9による制御によって省エネルギーモ
ードがオンになり(省エネルギーモードに移行し)、定
着部60の制御目標温度を通常より低く設定したり、定
着部60の温度制御を停止する。さらに、カラー複写機
の未使用時間が長時間経つと、カラー複写機で使用して
いるモータ,クラッチ,ソレノイド等の部品への負荷系
の電源である+24Vの直流電源を遮断し、さらなる省
エネルギーを達成させる。
【0036】このモードは、定着部60への電力供給を
停止してから所定時間が経ったときに入るモードであ
り、この状態が続くと機械内部の温度が下がり、除湿ヒ
ータ8へ電力を供給させる必要がでてくる。第1実施形
態のカラー複写機における電力供給回路によれば、その
ような場合にリレー回路5のコイル5cへの+24Vの
電圧印加が停止されるため、接点5a,5bが閉じ、交
流電源部1から除湿ヒータ8への電力供給が開始され
る。図4は、それらの状態の変化を示すタイミングチャ
ートである。
【0037】ところで、コピー動作が終了するとすぐに
省エネルギーモードに入り、コピー動作を行うときに短
時間で機械を立ち上げる(画像形成可能な通常モードに
入る)カラー複写機が開発されている。このようなカラ
ー複写機では、コピー動作を行っていないときのほとん
どの時間で除湿ヒータに電力が供給されることになるた
め、省エネルギーモードに入ってから所定時間を経過し
た後、除湿ヒータへの電力供給が開始するようにタイマ
機能を設ければ、機内温度が十分に冷えてから除湿ヒー
タへ電力を供給することができるようになり、省エネル
ギーと除湿機能の両立を達成することができる。
【0038】図5は、この発明の第2実施形態であるカ
ラー複写機における電力供給回路の要部構成を示すブロ
ック図であり、図1と同じ部分には同一符号を付してそ
れらの説明を省略する。なお、第2実施形態のカラー複
写機は、電力供給回路以外の部分も第1実施形態のカラ
ー複写機と同様なので、それらの説明を省略する。この
第2実施形態のカラー複写機における電力供給回路は、
上述したようなタイマ機能を設けている。すなわち、制
御部9のCPU11は、省エネルギーモードに入るとタ
イマ12による時間計測(カウント)を開始し、その計
測時間が予め設定した所定時間に達したら、電源部10
のリレー回路5のコイル5c(図1参照)への+24V
の電圧の印加をオフにする。
【0039】よって、省エネルギーモードに入ってから
予め設定された所定時間を経過した後、交流電源部1か
ら除湿ヒータ8への電力供給が開始されることになる。
このように、第1,第2実施形態のカラー複写機によれ
ば、除湿ヒータ8への電力供給を必要な場合に供給する
ことができるので、省エネルギーを実現することができ
る。また、第2実施形態のカラー複写機によれば、除湿
ヒータ8ヘの電力供給を開始するタイミングをタイマ機
能によって決定するので、コピー動作の終了によって直
ちに省エネルギーモードに入るような場合でも、より良
い除湿機能を実現することができる。
【0040】一方、省エネルギーモードの状態を考える
と、電源スイッチ4をオンにした直後は、機械が置かれ
る環境(温度や湿度)にもよるが、機械本体内部の温度
が冷えた状態にある場合もあるため、この状態で省エネ
ルギーモードに移行した場合、除湿ヒータ8ヘ電力を供
給させることは必要であるが、機械本体内部の温度が十
分上がった状態では、除湿ヒータ8へ電力を供給する必
要性がなくなり、結果として無駄な電力を消費してしま
うことになる。また、機械本体が置かれている環境(温
度や湿度)が、除湿ヒータ8を必要としない環境である
場合も多く、この場合も、除湿ヒータ8への電力供給が
無駄な電力消費につながることになる。
【0041】そこで、温度を検出する温度センサ,湿度
を検出する湿度センサ,又はそれらの検出機能を有する
音湿度センサ等の環境情報を検出する環境検出センサを
設け、その環境検出センサによる検出情報に応じて除湿
ヒータ8への電力供給を必要なときにのみ行えるように
することにより、無駄な電力消費を抑えることができ、
省エネルギーを達成することができる。近年の複写機,
プリンタ等の画像形成装置では、より安定した画質を提
供するために、上述したような環境検出センサを設け、
そのセンサによる検出情報に応じて画像形成条件を変更
し、画質の向上を図っている。環境検出センサによる検
出情報により、除湿ヒータへの電力の供給と遮断を切り
換えるようにすれば、省エネルギーと除湿機能の両立を
達成させる。以下の実施形態では、温度センサの例で説
明する。
【0042】図6は、この発明の第3実施形態であるカ
ラー複写機における電力供給回路の要部構成を示すブロ
ック図であり、図5と対応する部分には同一符号を付し
ている。なお、第3実施形態のカラー複写機は、電力供
給回路以外の部分は第1実施形態のカラー複写機と同様
なので、それらの説明を省略する。この第3実施形態の
カラー複写機における電力供給回路において、温度セン
サ21は環境検出手段であり、カラー複写機本体(機械
本体)30内の温度(環境情報)を検出する。比較器2
2は、温度センサ21によって検出された温度(検出温
度)と予め設定された基準温度(比較情報)とを比較す
る。
【0043】出力制御部23は、省エネルギーモードが
オフ状態の時に、リレー回路5に対して交流電源部1か
ら除湿ヒータ8への電力供給を遮断させ、省エネルギー
モードがオン状態の時に、比較器22による比較結果に
基づいてリレー回路5に対して交流電源部1から除湿ヒ
ータ8へ電力を供給又は遮断させるように制御する。つ
まり、省エネルギーモードがオフ状態の時(画像形成可
能なモード時)に、DC電源部6からリレー回路5への
通電をオンにし、省エネルギーモードがオン状態の時
に、比較器22による比較結果に基づいてDC電源部6
からリレー回路5への通電をオン又はオフにする。
【0044】具体的な例を、図7を用いて説明する。図
7は、出力制御部23およびその周辺の具体的構成を示
す回路図である。比較器22は、検出温度(温度センサ
21によって検出された温度)が、予め設定された基準
温度(基準値)以下の場合(又は基準温度よりも低い場
合)には、出力制御部23を構成する出力制御付きの電
圧変換器23aへの出力制御信号がディスエーブル状態
(オフ状態)となり、予め設定された基準温度よりも高
い場合(又は基準温度以上の場合)には、電圧変換器2
3aへの出力制御信号がイネーブル状態(オン状態)と
なる。
【0045】電圧変換器23aは、比較器22からの出
力制御信号がディスエーブル状態の場合に+24VEの
電圧の出力を停止し(オフにし)、イネーブル状態の場
合に+24VEの電圧を出力する(オンにする)。つま
り、検出温度が予め設定された基準温度よりも高い場合
に、+24VEの電圧を出力する。+24VEは、省エ
ネルギーモードでも供給される+5VEの直流電源に基
づいて生成される直流電源であり、+5VEはメインS
W(図1の電源スイッチ4に相当する)がオンになって
いるときに、常に供給される直流電源である。
【0046】リレー回路5のコイル5cの両端に印加さ
れる電源電圧を+24V_RELAYとすると、+24
V_RELAYがオンになる(+24VE又は+24V
の電圧が印加されるになる)と、リレー回路5の接点5
a,5bが開き、除湿ヒータ8への電力供給が遮断され
る。+24V_RELAYがオフになった場合(+24
VEおよび+24Vの電圧のいずれも印加されなくなっ
た場合)は、リレー回路5の接点5a,5bが閉じ、除
湿ヒータ8への電力供給が開始される。
【0047】図8は、図6および図7に示した電力供給
回路における各部のタイミングチャートである。メイン
SWがオフの状態では、+5VEおよび+24Vのいず
れの電源も出力されず、リレー回路5のコイル5cに+
24VEおよび+24Vのいずれの電圧も印加されない
ため(+24V_RELAYがオフのため)、リレー回
路5の接点5a,5bが閉じ、除湿ヒータ8への電力供
給が行われる(状態)。メインSWがオンになると、
+5VEおよび+24Vの電源が出力され、リレー回路
5のコイル5cに+24Vの電圧が印加されるため(+
24V_RELAYがオンになるため)、リレー回路5
の接点5a,5bが開き、除湿ヒータ8への電力供給が
遮断される。
【0048】このとき、検出温度(機内温度)が基準温
度以下である場合、比較器22の出力、つまり出力制御
付きの電圧変換器23aへの入力がディスエーブル状態
であるため、+24VEの電圧は発生しない。なお、ダ
イオード(整流素子)26により、+24Vの電源から
の回り込みはなく、+24VEの端子に電圧が発生する
ことはない(漏れ電流等による微少な電圧を除く)(状
態)。省エネルギーモードに入った<A>の状態で
も、検出温度が基準温度以下の場合、比較器22の出
力、つまり出力制御付きの電圧変換器23aへの入力が
ディスエーブル状態であるため、+24VEの電圧は発
生しない。しかし、+24Vの電源は省エネルギーモー
ドでは供給されないため、リレー回路5のコイル5cに
+24Vの電圧が印加されなくなり(+24V_REL
AYがオフになり)、リレー回路5の接点5a,5bが
閉じ、除湿ヒータ8への電力供給が開始される(状態
)。
【0049】その後、コピー動作等の動作の開始指示が
あった場合、省エネルギーモードから画像形成可能な通
常モードへ移行するため、+24Vの電源が供給され、
リレー回路5のコイル5cに+24Vの電圧が印加され
る(+24V_RELAYがオンになる)ことにより、
リレー回路5の接点5a,5bが開き、除湿ヒータ8へ
の電力供給が遮断される。この状態は、除湿ヒータ8の
通電状態的には、メインSWがオンになった後の状態と
同等である(状態)。しばらく時間が経って、機内温
度が上昇し、比較器22へ入力される検出温度が予め設
定された基準温度よりも高くなると、比較器22の出
力、つまり出力制御付きの電圧変換器23aへの入力が
イネーブル状態になるので、電圧変換器23aは+24
VEの電圧を出力する(状態)。
【0050】その後、省エネルギーモードに入った<B
>の状態でも、比較器22へ入力される検出温度が予め
設定された基準温度よりも高い場合、電圧変換器23a
からは+24VEの電圧が出力されるため、DC電源部
6からの+24Vの電圧の出力が停止されても、リレー
回路5のコイル5cに印加される+24V_RELAY
がオン状態を保ち、リレー回路5の接点5a,5bが開
いたままとなるので、除湿ヒータ8への電力供給が行わ
れない。なお、ダイオード25により、+24Vの電源
への回り込みはなく、+24Vの接続端子に電圧が発生
することはない(漏れ電流等による微少な電圧を除く)
(状態)。
【0051】図9は、この発明の第4実施形態であるカ
ラー複写機における電力供給回路の構成を示す回路図で
あり、図1,図6,図7と対応する部分には同一符号を
付している。なお、第4実施形態のカラー複写機は、電
力供給回路以外の部分にファクシミリ機能等の外部から
常時受信可能な通信機能を実現するためのオプションユ
ニットを追加する以外は第1実施形態のカラー複写機と
同様なので、それらの説明を省略する。第4実施形態で
あるカラー複写機における電力供給回路は、第3実施形
態で説明したものとほとんど同じなので、異なる部分の
み説明する。
【0052】この第4実施形態であるカラー複写機で
は、外部と常時通信可能な通信機能を実現するためのオ
プションユニットを追加しているため、24Vの電源が
常時必要になる。そのため、図9に示すように、DC電
源部6は、+5VEの電源(メインSWがオンになって
いる間は常に供給される)に基づいて+24VEの電源
を生成し、それを制御部9に供給するようにしている。
また、DC電源部6内の出力制御部28(FETやトラ
ンジスタ等からなる)が、図7の電圧変換器23aと同
様の出力制御を行う。つまり、省エネルギーモードがオ
ンの時に制御部9内の比較器22による比較結果に基づ
いてリレー回路5への+24VEの電圧の印加をオン又
はオフにする。省エネルギーモードがオフの時(画像形
成可能な通常モード時)は、+24Vの電源が供給され
るため、その電圧がリレー回路5に印加される。
【0053】なお、第3実施形態および第4実施形態の
カラー複写機において、機内温度と機械がおかれている
環境温度との温度差が大きい場所で機械を使用する場
合、温度センサ21による検出温度に基づくリレー回路
5への出力制御では、除湿効果が正常に機能しない場合
もあるので、出力制御部23,28に制御部9内のCP
U11(図6参照)から制御信号を入力可能にし、その
CPU11が、図示しない操作部からの操作信号によ
り、出力制御部23,28に対して温度センサ21によ
って検出される温度(検出温度)の使用禁止を指示でき
るようにする。この場合、CPU11が使用禁止指示手
段としての機能を果たすことになる。よって、出力制御
部23,28は、CPU11によって検出温度の使用禁
止が指示された場合には、省エネルギーモード時にリレ
ー回路5への通電をオフにすることができる。
【0054】図10は、この発明の第5実施形態である
カラー複写機における電力供給回路の要部構成を示すブ
ロック図であり、図5および図6と同じ部分には同一符
号を付している。なお、第5実施形態のカラー複写機
は、電力供給回路以外の部分が第1実施形態のカラー複
写機と同様なので、それらの説明を省略する。この第5
実施形態のカラー複写機における電力供給回路は、第2
実施形態と同様なタイマ機能を設けている。すなわち、
制御部9のCPU11は、省エネルギーモードに入ると
タイマ12による時間計測を開始し、その計測時間が予
め設定した所定時間に達したら、比較器22による比較
結果に基づいてDC電源部6からリレー回路5のコイル
5c(図1参照)への通電をオン又はオフにする。
【0055】よって、省エネルギーモードに入ってから
予め設定された所定時間を経過した後、交流電源部1か
ら除湿ヒータ8への電力供給が開始されることになる。
このように、第3〜第5実施形態のカラー複写機によれ
ば、除湿ヒータ8への電力供給を必要な場合にのみ供給
することができるので、省エネルギーを実現することが
できる。しかも、機内温度と機械がおかれている環境温
度との温度差を吸収することができるため、良好な除湿
効果ももたらすことができる。また、第4実施形態のカ
ラー複写機によれば、温度センサ21によって検出され
る温度の使用を禁止することができるため、機内温度と
機械がおかれている環境温度との温度差が大きい場所で
機械を使用する場合、つまり除湿効果が正常に機能しな
い場合に対応することもできる。
【0056】さらに、第5実施形態のカラー複写機によ
れば、除湿ヒータ8ヘの電力供給を開始するタイミング
をタイマ機能によって決定するので、コピー動作の終了
によって直ちに省エネルギーモードに入るような場合で
も、より良い除湿機能を実現することができる。以上説
明した各実施形態ではそれぞれ、除湿ヒータを例にとっ
て説明したが、光学結露ヒータ,帯電・ドラムヒータ等
の他のヒータでも同様に実施することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像形成装置によれば、光学系のレンズやミラー,帯電系
や感光体,給紙系等の装置内部の結露を防止するために
設けたヒータ等の加熱保温手段を省エネルギーモードあ
るいは省エネルギー制御機能が有効なときにも通電可能
にし、電源投入後の通常モードの際には加熱保温手段へ
の電力供給を遮断することにより、結露等による各種の
弊害を無くす際に必要な電力のみを極力消費するように
したので、全体として電力消費を軽減することができ
る。また、温度又は湿度等の環境情報を検出する環境検
出手段を設け、電源投入後の省エネルギーモードの際に
は、環境検出手段によって検出された環境情報に基づい
て加熱保温手段へ電力を供給又は遮断させることによ
り、全体として電力消費を一層軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2,図3に示したカラー複写機の電力供給回
路の構成を示す回路図である。
【図2】この発明の第1実施形態であるカラー複写機の
概略外観図である。
【図3】図2に示したカラー複写機のエンジン部の概略
構成を示す図である。
【図4】図1に示した電力供給回路における各部のタイ
ミングチャートである。
【図5】この発明の第2実施形態であるカラー複写機に
おける電力供給回路の要部構成を示すブロック図であ
る。
【図6】この発明の第3実施形態であるカラー複写機に
おける電力供給回路の要部構成を示すブロック図であ
る。
【図7】図5の出力制御部23およびその周辺の具体的
構成を示す回路図である。
【図8】図6および図7に示した電力供給回路における
各部のタイミングチャートである。
【図9】この発明の第4実施形態であるカラー複写機に
おける電力供給回路の構成を示す回路図である。
【図10】この発明の第5実施形態であるカラー複写機
における電力供給回路の要部構成を示すブロック図であ
る。
【図11】従来の複写機の電源供給ブロックの構成を示
す図である。
【図12】従来の他の複写機の電源供給ブロックの構成
を示す図である。
【符号の説明】
1:交流電源 2a:電源ラインのホットライン 2b:電源ラインのニュートラルライン 3:ヒューズ 4:電源スイッチ 4a,4b:切換スイッチ 5:リレー回路 5a,5b:接点 5c:コイル 6:DC電源部 7,25,26:ダイオード 8:除湿ヒータ 9:制御部 10:電源部 11:CPU 12:タイマ 21:温度センサ 22:比較器 23,28:出力制御部 23a:出力制御付きの電圧変換器 30:カラー複写機本体 31:自動原稿送り装置 32:ステープルおよびシフトトレイ付きのフィニッシ
ャ 33:両面印刷ユニット 34:拡張給紙トレイ 35:1ビン排紙トレイ 36:手差しユニット 40:スキャナ部 41:ランプ 42:ミラー 43:レンズ 44:CCD 50:電子写真プロセス部 51:感光体 52:帯電器 53:カラー現像器群 54:感光体クリーニング装置 55:除電ランプ 56:中間転写体 57:1次転写器 58:2次転写器 59:中間転写クリーニング装置 60:定着部 61:給紙部 62:書込ユニット 101:電源プラグ 102:電源ライン(ホットライン) 103:電源ライン(ニュートラルライン) 104:ヒューズ 105:タイマ 106:電源スイッチ 107:DC電源 108:交流負荷 109:制御回路 110a,110b:タイマのメーク接点 111〜113:加熱源 121:AC制御部 122:DC電源 123:コントローラ部 124:熱定着装置 125:第2のヒータ 126:電源スイッチ 127:リレー回路 128:トライアック 129:フォトカプラ 130:第1のヒータ 131:サーミスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AQ06 HH11 HT01 HT07 HT09 HT11 HT13 2H027 DA11 DA14 DA40 EA11 EA13 EA15 EC07 EC10 ED01 ED03 ED06 ED17 EE02 EF09 EF15 EJ19 FA32 FA35 FA37 FC08 JA12 JA16 JB19 JC01 JC02 JC04 JC12 ZA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙上に画像を形成して出力する画像形
    成部を有する画像形成装置において、 前記画像形成部の所定部を加熱して除湿又は結露防止の
    ために保温する加熱保温手段と、 商用電源部から前記加熱保温手段への電力の供給と遮断
    を切り換える切換手段と、 前記画像形成部による画像形成可能なモード時に、前記
    切換手段に対して前記商用電源部から前記加熱保温手段
    への電力供給を遮断させ、省エネルギーモード時に、前
    記切換手段に対して前記商用電源部から前記加熱保温手
    段へ電力を供給させるように制御する制御手段とを設け
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記制御手段が、前記商用電源部からの給電によって直
    流電源を生成するDC電源部と、前記画像形成部による
    画像形成可能なモード時に前記DC電源部から前記切換
    手段への通電をオンにし、前記省エネルギーモード時に
    前記DC電源部から前記切換手段への通電をオフにする
    通電制御手段とを有し、 前記切換手段が、前記DC電源部に接続する接続端子を
    有し、該接続端子に前記DC電源部から通電された場合
    に、前記商用電源部から前記加熱保温手段への電力供給
    を遮断し、前記接続端子に前記DC電源部から通電され
    なくなった場合に、前記商用電源部から前記加熱保温手
    段へ電力を供給するリレー回路であることを特徴とする
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置において、 前記通電制御手段は、前記省エネルギーモードに入って
    から予め設定された所定時間を経過した後、前記DC電
    源部から前記切換手段への通電をオフにするようにした
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 用紙上に画像を形成して出力する画像形
    成部を有する画像形成装置において、 前記画像形成部の所定部を加熱して除湿又は結露防止の
    ために保温する加熱保温手段と、 商用電源部から前記加熱保温手段への電力の供給と遮断
    を切り換える切換手段と、 温度又は湿度等の環境情報を検出する環境検出手段と、 該手段によって検出された環境情報と予め設定された比
    較情報とを比較する比較手段と、 前記画像形成部による画像形成可能なモード時に、前記
    切換手段に対して前記商用電源部から前記加熱保温手段
    への電力供給を遮断させ、省エネルギーモード時に、前
    記比較手段による比較結果に基づいて前記切換手段に対
    して前記商用電源部から前記加熱保温手段へ電力を供給
    又は遮断させるように制御する制御手段とを設けたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置において、 前記制御手段が、前記商用電源部からの給電によって直
    流電源を生成するDC電源部と、前記画像形成部による
    画像形成可能なモード時に前記DC電源部から前記切換
    手段への通電をオンにし、前記省エネルギーモード時に
    前記比較手段による比較結果に基づいて前記DC電源部
    から前記切換手段への通電をオン又はオフにする通電制
    御手段とを有し、 前記切換手段が、前記DC電源部に接続する接続端子を
    有し、該接続端子に前記DC電源部から通電された場合
    に、前記商用電源部から前記加熱保温手段への電力供給
    を遮断し、前記接続端子に前記DC電源部から通電され
    なくなった場合に、前記商用電源部から前記加熱保温手
    段へ電力を供給するリレー回路であることを特徴とする
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像形成装置において、 前記通電制御手段に対して前記環境検出手段によって検
    出される環境情報の使用禁止を指示する使用禁止指示手
    段を設け、 前記通電制御手段は、前記使用禁止指示手段によって前
    記環境情報の使用が禁止された場合には、前記省エネル
    ギーモード時に前記DC電源部から前記切換手段への通
    電をオフにするようにしたことを特徴とする画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の画像形成装置において、 前記通電制御手段は、前記省エネルギーモードに入って
    から予め設定された所定時間を経過した後、前記比較手
    段による比較結果に基づいて前記DC電源部から前記切
    換手段への通電をオン又はオフにするようにしたことを
    特徴とする画像形成装置。
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