JP2006226103A - 光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法 - Google Patents
光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006226103A JP2006226103A JP2006010514A JP2006010514A JP2006226103A JP 2006226103 A JP2006226103 A JP 2006226103A JP 2006010514 A JP2006010514 A JP 2006010514A JP 2006010514 A JP2006010514 A JP 2006010514A JP 2006226103 A JP2006226103 A JP 2006226103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photocurable
- jelly
- sheet
- concrete
- reinforced resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
【解決手段】コンクリート構造物4のコンクリート表面10のうち補修必要箇所6、7の表面へ光硬化型樹脂のゼリー状物2を塗布してコンクリート表面10の凹凸を均し、その上に光硬化型繊維強化樹脂シート1を当てがい、シート1に圧力を加えて光硬化型樹脂のゼリー状物2をコンクリート表面10の凹凸へ押し付けつつ同シート1を密着させ、シート1及び光硬化型樹脂のゼリー状物2に紫外線を照射して硬化させコンクリート表面10へ接着させる。
【選択図】図8
Description
紫外線を受けると硬化し接着する光硬化型繊維強化樹脂シート1を、コンクリート構造物4のコンクリート表面10のうち補修必要箇所6、7の表面へ当てがい、同光硬化型繊維強化樹脂シート1に圧力を加えてコンクリート表面10へ密着させ、紫外線を照射して接着させ補修する方法において、
コンクリート構造物4の補修必要箇所6、7の表面へ光硬化型樹脂のゼリー状物2を塗布してコンクリート表面10の凹凸を均し、その上に光硬化型繊維強化樹脂シート1を当てがい、同シート1に圧力を加えて前記光硬化型樹脂のゼリー状物2をコンクリート表面10の凹凸へ押し付けつつ同シート1を密着させ、該シート1及び光硬化型樹脂のゼリー状物2に紫外線を照射して硬化させコンクリート表面10へ接着させて補修、補強することを特徴とする。
紫外線を受けると硬化し接着する光硬化型繊維強化樹脂シート1を、コンクリート構造物4のコンクリート表面10のうち補修必要箇所6、7の表面へ当てがい、同光硬化型繊維強化樹脂シート1に圧力を加えてコンクリート表面10へ密着させ、紫外線を照射して接着させ補修する方法において、
コンクリート構造物4の補修必要箇所6、7の表面へ光硬化型樹脂のゼリー状物2を塗布してコンクリート表面10の凹凸を均し、その上に光硬化型繊維強化樹脂シート1を当てがい、又は当てがう前に同シート1を可塑化する温度に加熱して可塑化状態に軟化させて当てがい、前記シート1に圧力を加えて前記光硬化型樹脂のゼリー状物2をコンクリート表面10の凹凸へ押し付けつつ同シート1を前記コンクリート表面10に密着させ、該シート1及び光硬化型樹脂のゼリー状物2に紫外線を照射して硬化させコンクリート表面10へ接着させて補修、補強することを特徴とする。
紫外線を受けると硬化し接着する光硬化型繊維強化樹脂シート1を、コンクリート構造物4のコンクリート表面10のうち補修必要箇所6、7の表面へ当てがい、同光硬化型繊維強化樹脂シート1に圧力を加えてコンクリート表面10へ密着させ、紫外線を照射して接着させ補修する方法において、
コンクリート構造物4の補修必要箇所6、7の表面へ光硬化型樹脂のゼリー状物2を塗布してコンクリート表面10の凹凸を均し、その上に光硬化型繊維強化樹脂シート1を当てがい、同シート1に圧力及び振動を加えて前記光硬化型樹脂のゼリー状物2をコンクリート表面10の凹凸へ押し付けつつ同シート1を前記コンクリート表面10に密着させ、該シート1及び光硬化型樹脂のゼリー状物2に紫外線を照射して硬化させコンクリート表面10へ接着させて補修、補強することを特徴とする。
紫外線を受けると硬化し接着する光硬化型繊維強化樹脂シート1を、コンクリート構造物4のコンクリート表面10のうち補修必要箇所6、7の表面へ当てがい、同光硬化型繊維強化樹脂シート1に圧力を加えてコンクリート表面10へ密着させ、紫外線を照射して接着させ補修する方法において、
コンクリート構造物4の補修必要箇所6、7の表面へ光硬化型樹脂のゼリー状物2を塗布してコンクリート表面10の凹凸を均し、その上に光硬化型繊維強化樹脂シート1を当てがい、又は当てがう前に同シート1を可塑化する温度に加熱して可塑化状態に軟化させて当てがい、同シート1に圧力及び振動を加えて前記光硬化型樹脂のゼリー状物2をコンクリート表面10の凹凸へ押し付けつつ同シート1を前記コンクリート表面10に密着させ、該シート1及び光硬化型樹脂のゼリー状物2に紫外線を照射して硬化させコンクリート表面10へ接着させて補修、補強することを特徴とする。
コンクリート構造物4の補修必要箇所6、7へワイヤーメッシュ等の補強材料5を当てがい、該補強材料5の上に光硬化型樹脂のゼリー状物2を塗布して、その上に光硬化型繊維強化樹脂シート1を当てがい、又はコンクリート構造物4の補修必要箇所6、7へ補強材料5を当てがい、該補強材料5の上に光硬化型樹脂のゼリー状物2を塗布し、該ゼリー状物2の上に再度補強材料5を当てがい、その上に光硬化型繊維強化樹脂シート1を当てがい、若しくはコンクリート構造物4の補修必要箇所6、7へ光硬化型樹脂のゼリー状物2を塗布し、その上に補強材料5を当てがい、その上に光硬化型繊維強化樹脂シート1を当てがって、前記光硬化型繊維強化樹脂シート1及び光硬化型樹脂のゼリー状物2に紫外線を照射して硬化させコンクリート表面10へ接着させて補修、補強することを特徴とする。
光硬化型繊維強化樹脂シート1は、その一方の端をコンクリート表面10へ当てがい、順次他方の端へ向かって圧力を加えてゆき、先にコンクリート表面10へ塗布した光硬化型樹脂のゼリー状物2を押し付けつつ密着させることを特徴とする。
光硬化型繊維強化樹脂シート1は、押圧ローラー8で押して必要な大きさの圧力を加えることを特徴とする。
光硬化型繊維強化樹脂シート1へ圧力と振動を同時に加えて、又は光硬化型繊維強化樹脂シート1へ圧力を加えた後に振動を加えて前記シート1及び光硬化型樹脂のゼリー状物2をコンクリート表面10へ密着させることを特徴とする。
光硬化型繊維強化樹脂シート1は、押圧ローラー8をバイブレーターで振動させて光硬化型繊維強化樹脂シート1に振動を加えることを特徴とする。
コンクリート構造物4の補修必要箇所6、7の表面10へ、光硬化型繊維強化樹脂シート1又は光硬化型樹脂のゼリー状物2を、圧力を加えて又は圧力と振動を加えて密着させると同時に紫外線を照射して、前記光硬化型繊維樹脂シート1及び光硬化型樹脂のゼリー状物2を硬化させることを特徴とする。
コンクリート構造物4の補修必要箇所6、7の表面10へ、光硬化型繊維強化樹脂シート1又は光硬化型樹脂のゼリー状物2を、圧力を加えて又は圧力と振動を加えて密着させた後速やかに紫外線を照射して、前記光硬化型繊維樹脂シート1及び光硬化型樹脂のゼリー状物2を硬化させることを特徴とする。
コンクリート構造物4の補修必要箇所6、7の表面10へ接着した光硬化型繊維強化樹脂シート1の剥離箇所11に対し、光硬化型繊維強化樹脂シート1の外側から常温硬化型樹脂又は紫外線を照射すると硬化する光硬化型樹脂の液状を含むゼリー状物13を注入して空隙を密室に埋め、該ゼリー状物13を常温で又は紫外線を照射して硬化させ、コンクリート構造物4の表面10へ接着させることを特徴とする。
コンクリート構造物4の補修必要箇所6、7の表面へ光硬化型樹脂のゼリー状物2を塗布してコンクリート表面10の凹凸を均し、その上に紫外線を透す被覆フィルムを貼って前記光硬化型樹脂のゼリー状物2のダレを防ぎつつ、該被覆フィルムの上から光硬化型樹脂のゼリー状物2へ紫外線を照射して、前記光硬化型樹脂のゼリー状物2をダレ落ちしない程度に硬化させ、前記被覆フィルムを剥がした後に、光硬化型繊維強化樹脂シート1を光硬化型樹脂のゼリー状物2の上に当てがい、前記光硬化型繊維強化樹脂シート1及び光硬化型樹脂のゼリー状物2に紫外線を照射して硬化させコンクリート表面10へ接着させて補修、補強することを特徴とする。
紫外線の照射は、光硬化型繊維強化樹脂シート1及び光硬化型樹脂のゼリー状物2を十分に硬化させて接着強度を確保するのに必要な紫外線積算量を満たす紫外線強度と移動速度で紫外線源を移動させながら照射することを特徴とする。
図1は、本発明で使用する光硬化型FRPシート1の使用前の形態を示している。図1中の符号1が光硬化型FRPシート(厚さ2mm程度)で、符号3は同光硬化型FRPシート1の表面を被覆、保護する透光性の被覆フィルム(厚さ1mm程度)である。
光硬化型樹脂のゼリー状物2は、紫外線の侵入を防ぐ構造で包装して現場へ搬入し、現場で包装を解いたときは、手早くコンクリート表面10へ塗布する。前記ゼリー状物2をコンクリート構造物4の補修必要箇所6、7へ塗布するに際し、図4に示すように、補修必要箇所6、7の表面に例えばワイヤーメッシュ又は炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維、ビニロン繊維等の単線又はメッシュ状補強材料5を当てがい(但し、ボルト又は接着剤等の固定手段により固定する場合もある。)、その上にゼリー状物2を巻き込みながら塗布することで、補修・補強したコンクリート構造物4の強度を増加させることができる(請求項5記載の発明)。
本実施例は、コンクリート構造物4の補修必要箇所6、7へ当てがった光硬化型FRPシート1に可塑化する温度(80℃〜100℃程度)に加熱したこて等を被覆フィルム3の上から押し付けて可塑化状態に軟化させ、(又は当てがう前に同シート1を可塑化する温度に加熱して可塑化状態に軟化させて当てがい)圧力を加えて光硬化型樹脂のゼリー状物2をコンクリート表面10の凹凸へ押し付けつつ同シート1を前記コンクリート表面10に密着させることを特徴とする(作業方法の図示は省略)。光硬化型FRPシート1を加熱して軟化させる手段として、前記加熱したこてを使用する方法以外に、例えばドライヤー又はヒーター等を用い、或いはその他の手段を用いて可塑化する温度の熱風を吹き付けてもよく、前記光硬化型FRPシート1が可塑化状態に軟化できればその加熱手段を選ばない。かくすると、可塑化状態に軟化した光硬化型FRPシート1は、より一層ゼリー状物の上からコンクリート表面10の細部にわたり柔軟に密着させることができ、接着強度及び剥離強度を高めることができる。
本実施例では、コンクリート構造物4の補修必要箇所6、7へ当てがった光硬化型FRPシート1に圧力を加える押圧ローラー8をバイブレータで振動させて光硬化型FRPシート1に振動を加えて前記光硬化型樹脂のゼリー状物2をコンクリート表面10の凹凸へ押し付けつつ同シート1を前記コンクリート表面10に密着させることを特徴とする(図示は省略、請求項9記載の発明)。
本実施例では、コンクリート構造物4の補修必要箇所6、7の表面10へ当てがった光硬化型FRPシート1を可塑化する温度に加熱して可塑化状態に軟化させ、又は当てがう前に同シート1を可塑化する温度に加熱して可塑化状態に軟化させて当てがい、同シート1に圧力及び振動を加えて前記光硬化型樹脂のゼリー状物2をコンクリート表面10の凹凸へ押し付けつつ同シート1を前記コンクリート表面10に密着させることを特徴とする(図示は省略)。
2 光硬化型樹脂のゼリー状物
4 コンクリート構造物
5 補強材料
6 ジャンカ
7 ひび割れ
8 押圧ローラー
10 コンクリート表面
13 常温硬化型樹脂又は光硬化型樹脂のゼリー状物
Claims (14)
- 紫外線を受けると硬化し接着する光硬化型繊維強化樹脂シートを、コンクリート構造物のコンクリート表面のうち補修必要箇所の表面へ当てがい、同光硬化型繊維強化樹脂シートに圧力を加えてコンクリート表面へ密着させ、紫外線を照射して接着させ補修する方法において、
コンクリート構造物の補修必要箇所の表面へ光硬化型樹脂のゼリー状物を塗布してコンクリート表面の凹凸を均し、その上に光硬化型繊維強化樹脂シートを当てがい、同シートに圧力を加えて前記光硬化型樹脂のゼリー状物をコンクリート表面の凹凸へ押し付けつつ同シートを密着させ、該シート及び光硬化型樹脂のゼリー状物に紫外線を照射して硬化させコンクリート表面へ接着させて補修、補強することを特徴とする、光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法。 - 紫外線を受けると硬化し接着する光硬化型繊維強化樹脂シートを、コンクリート構造物のコンクリート表面のうち補修必要箇所の表面へ当てがい、同光硬化型繊維強化樹脂シートに圧力を加えてコンクリート表面へ密着させ、紫外線を照射して接着させ補修する方法において、
コンクリート構造物の補修必要箇所の表面へ光硬化型樹脂のゼリー状物を塗布してコンクリート表面の凹凸を均し、その上に光硬化型繊維強化樹脂シートを当てがい、又は当てがう前に同シートを可塑化する温度に加熱して可塑化状態に軟化させて当てがい、前記シートに圧力を加えて前記光硬化型樹脂のゼリー状物をコンクリート表面の凹凸へ押し付けつつ同シートを前記コンクリート表面に密着させ、該シート及び光硬化型樹脂のゼリー状物に紫外線を照射して硬化させコンクリート表面へ接着させて補修、補強することを特徴とする、光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法。 - 紫外線を受けると硬化し接着する光硬化型繊維強化樹脂シートを、コンクリート構造物のコンクリート表面のうち補修必要箇所の表面へ当てがい、同光硬化型繊維強化樹脂シートに圧力を加えてコンクリート表面へ密着させ、紫外線を照射して接着させ補修する方法において、
コンクリート構造物の補修必要箇所の表面へ光硬化型樹脂のゼリー状物を塗布してコンクリート表面の凹凸を均し、その上に光硬化型繊維強化樹脂シートを当てがい、同シートに圧力及び振動を加えて前記光硬化型樹脂のゼリー状物をコンクリート表面の凹凸へ押し付けつつ同シートを前記コンクリート表面に密着させ、該シート及び光硬化型樹脂のゼリー状物に紫外線を照射して硬化させコンクリート表面へ接着させて補修、補強することを特徴とする、光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法。 - 紫外線を受けると硬化し接着する光硬化型繊維強化樹脂シートを、コンクリート構造物のコンクリート表面のうち補修必要箇所の表面へ当てがい、同光硬化型繊維強化樹脂シートに圧力を加えてコンクリート表面へ密着させ、紫外線を照射して接着させ補修する方法において、
コンクリート構造物の補修必要箇所の表面へ光硬化型樹脂のゼリー状物を塗布してコンクリート表面の凹凸を均し、その上に光硬化型繊維強化樹脂シートを当てがい、又は当てがう前に同シートを可塑化する温度に加熱して可塑化状態に軟化させて当てがい、同シートに圧力及び振動を加えて前記光硬化型樹脂のゼリー状物をコンクリート表面の凹凸へ押し付けつつ同シートを前記コンクリート表面に密着させ、該シート及び光硬化型樹脂のゼリー状物に紫外線を照射して硬化させコンクリート表面へ接着させて補修、補強することを特徴とする、光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法。 - コンクリート構造物の補修必要箇所へワイヤーメッシュ等の補強材料を当てがい、該補強材料の上に光硬化型樹脂のゼリー状物を塗布して、その上に光硬化型繊維強化樹脂シートを当てがい、又はコンクリート構造物の補修必要箇所へ補強材料を当てがい、該補強材料の上に光硬化型樹脂のゼリー状物を塗布し、該ゼリー状物の上に再度補強材料を当てがい、その上に光硬化型繊維強化樹脂シートを当てがい、若しくはコンクリート構造物の補修必要箇所へ光硬化型樹脂のゼリー状物を塗布し、その上に補強材料を当てがい、その上に光硬化型繊維強化樹脂シートを当てがって、前記光硬化型繊維強化樹脂シート及び光硬化型樹脂のゼリー状物に紫外線を照射して硬化させコンクリート表面へ接着させて補修、補強することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一に記載した光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法。
- 光硬化型繊維強化樹脂シートは、その一方の端をコンクリート表面へ当てがい、順次他方の端へ向かって圧力を加えてゆき、先にコンクリート表面へ塗布した光硬化型樹脂のゼリー状物を押し付けつつ密着させることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一に記載した光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法。
- 光硬化型繊維強化樹脂シートは、押圧ローラーで押して必要な大きさの圧力を加えることを特徴とする、請求項1又は2又は5又は6に記載した光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法。
- 光硬化型繊維強化樹脂シートへ圧力と振動を同時に加えて、又は光硬化型繊維強化樹脂シートへ圧力を加えた後に振動を加えて前記シート及び光硬化型樹脂のゼリー状物をコンクリート表面へ密着させることを特徴とする、請求項3〜6のいずれか一に記載した光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法。
- 光硬化型繊維強化樹脂シートは、押圧ローラーをバイブレーターで振動させて光硬化型繊維強化樹脂シートに振動を加えることを特徴とする、請求項3又は4又は5又は6又は8に記載した光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法。
- コンクリート構造物の補修必要箇所の表面へ、光硬化型繊維強化樹脂シート又は光硬化型樹脂のゼリー状物を、圧力を加えて又は圧力と振動を加えて密着させると同時に紫外線を照射して、前記光硬化型繊維樹脂シート及び光硬化型樹脂のゼリー状物を硬化させることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一に記載した光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法。
- コンクリート構造物の補修必要箇所の表面へ、光硬化型繊維強化樹脂シート又は光硬化型樹脂のゼリー状物を、圧力を加えて又は圧力と振動を加えて密着させた後速やかに紫外線を照射して、前記光硬化型繊維樹脂シート及び光硬化型樹脂のゼリー状物を硬化させることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一に記載した光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法。
- コンクリート構造物の補修必要箇所の表面へ接着した光硬化型繊維強化樹脂シートの剥離箇所に対し、光硬化型繊維強化樹脂シートの外側から常温硬化型樹脂又は紫外線を照射すると硬化する光硬化型樹脂の液状を含むゼリー状物を注入して空隙を密実に埋め、該ゼリー状物を常温で又は紫外線を照射して硬化させ、コンクリート構造物の表面へ接着させることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一に記載した光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法。
- コンクリート構造物の補修必要箇所の表面へ光硬化型樹脂のゼリー状物を塗布してコンクリート表面の凹凸を均し、その上に紫外線を透す被覆フィルムを貼って前記光硬化型樹脂のゼリー状物のダレ落ちを防ぎつつ、該被覆フィルムの上から光硬化型樹脂のゼリー状物へ紫外線を照射して、前記光硬化型樹脂のゼリー状物をダレ落ちしない程度に硬化させ、前記被覆フィルムを剥がした後に、光硬化型繊維強化樹脂シートを光硬化型樹脂のゼリー状物の上に当てがい、前記光硬化型繊維強化樹脂シート及び光硬化型樹脂のゼリー状物に紫外線を照射して硬化させコンクリート表面へ接着させて補修、補強することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一に記載した光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法。
- 紫外線の照射は、光硬化型繊維強化樹脂シート及び光硬化型樹脂のゼリー状物を十分に硬化させて接着強度を確保するのに必要な紫外線積算量を満たす紫外線強度と移動速度で紫外線源を移動させながら照射することを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一に記載した光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006010514A JP4287860B2 (ja) | 2005-01-19 | 2006-01-18 | 光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005012093 | 2005-01-19 | ||
JP2006010514A JP4287860B2 (ja) | 2005-01-19 | 2006-01-18 | 光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006226103A true JP2006226103A (ja) | 2006-08-31 |
JP4287860B2 JP4287860B2 (ja) | 2009-07-01 |
Family
ID=36987700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006010514A Expired - Fee Related JP4287860B2 (ja) | 2005-01-19 | 2006-01-18 | 光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4287860B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013238024A (ja) * | 2012-05-15 | 2013-11-28 | Yokogawa Koji Kk | 構造物補強工法と補強構造および不陸吸収材 |
KR101734101B1 (ko) * | 2016-09-21 | 2017-05-15 | 주식회사 건설방재기술연구원 | 콘크리트 교량의 단면 보수장치 |
-
2006
- 2006-01-18 JP JP2006010514A patent/JP4287860B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013238024A (ja) * | 2012-05-15 | 2013-11-28 | Yokogawa Koji Kk | 構造物補強工法と補強構造および不陸吸収材 |
KR101734101B1 (ko) * | 2016-09-21 | 2017-05-15 | 주식회사 건설방재기술연구원 | 콘크리트 교량의 단면 보수장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4287860B2 (ja) | 2009-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI567517B (zh) | And a method of manufacturing a video display device | |
DE602005023801D1 (de) | Verfahren zum Verbinden von dynamisch vulkanisierten Fluorkautschuken | |
DE50212662D1 (de) | Verfahren zum Sanieren von Rohrleitungen | |
JP4248473B2 (ja) | 光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修方法 | |
JP4287860B2 (ja) | 光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修・補強方法 | |
KR20180004241A (ko) | 광학 부재의 제조 방법 | |
KR20100039495A (ko) | 2장의 유리기판을 접합하여 이루어지는 보호커버유리기판의 제조방법 및 평판디스플레이에 적용하는 상기보호커버 유리기판의 사용방법 | |
WO2003013739A3 (en) | Process for repairing coated substrate surfaces | |
CA1232522A (en) | Repair method for drywalls and like construction materials | |
JP4890522B2 (ja) | 光硬化型繊維強化樹脂シートを用いたコンクリート構造物の補修方法 | |
JP2008297787A (ja) | コンクリート構造物の繊維シート被覆工法 | |
ATE465823T1 (de) | Verfahren zur versiegelung von oberflächen | |
Peck et al. | UV-cured FRP joint thickness effect on coupled composite pipes | |
JP3837661B2 (ja) | コンクリート剥落防止工法 | |
KR20130065922A (ko) | 커버글라스와 액정 패널의 합착을 위한 점착액 도포공정 | |
JP2901897B2 (ja) | コンクリート構造物の補修・補強におけるf・r・pの接着方法 | |
ATE366146T1 (de) | Verfahren zum beschichten von substraten | |
KR100701847B1 (ko) | 포장도로의 균열부위 보수를 위한 시공방법 | |
KR20080032538A (ko) | 콘크리트 구조물의 보강방법 | |
CN107225766A (zh) | 接合至少两个管状部件的方法和系统 | |
KR101824028B1 (ko) | 광경화 수지를 이용하는 방수 공법 | |
JP7116693B2 (ja) | 石材構造物の補修方法 | |
JP2008063530A (ja) | 不陸修正材 | |
JP6910635B2 (ja) | 地下構造物の被覆工法 | |
JP2005273159A (ja) | コンクリート構造物の目地部周辺の補修方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070301 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081209 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090317 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090327 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4287860 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140403 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |