JP2006224447A - バインダ - Google Patents
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Abstract
【課題】 4穴用バインダであって、4つのリング部に対応する綴じ孔を有するバインダ用紙を半分サイズにしても、2穴用のバインダに安定して綴じることができるように、リング部の位置を規定したバインダを提供することを目的とする。
【解決手段】 綴じ具5には、バインダ用紙6の一長辺縁部の綴じ代部を綴じる4つのリング部7が備えられている。これらの4つのリング部7は、バインダ用紙6における長手方向のほぼ中央部で短辺9とほぼ平行な区画線11によって区画された2つの領域の綴じ孔13を、それぞれ2つのリング部7によって綴じるように配されている。そして、それぞれの領域においてバインダ用紙6を綴じる2つのリング部7は、バインダ用紙6の区画線11と短辺9とのほぼ中央の仮想軸15を軸として対称となる位置においてバインダ用紙6を綴じるように配されている。
【選択図】 図2
Description
例えば、A4サイズの用紙の中央部に切断可能線、例えばミシン目を入れ、このA4サイズの用紙から2穴バインダに綴じられる2枚のA5サイズの用紙を得られるようにした伝票用の用紙が知られている。このバインダ用紙は、A4サイズのままの状態で印刷し、その後A5サイズに切断して、A5サイズ用の2穴バインダに綴じて使用される。
例えば、会計事務所、会社等において、伝票類を保管する場合には、A5サイズにするよりもA4サイズのままで保管した方が、他の書類と同じ大きさとなり、そのバインダの保管も便利な場合がある。
従って、図5に示すようにこのA5サイズの用紙をA5サイズ用の2穴用のバインダに綴じたとしても、用紙がバインダからはみ出てしまうとともに、綴じ具の位置が用紙の中央に位置しないため、用紙を安定的に保持することはできなかった。
本請求項のバインダの4つのリング部に対応する綴じ孔を有するバインダ用紙は、一長辺縁部の綴じ代部に4つの綴じ孔を有し、これらの4つの綴じ孔は、バインダ用紙における長手方向のほぼ中央部で短辺とほぼ平行な区画線によって区画された2つの領域に綴じ孔部を、それぞれ2つ有している。
よって、区画線によってバインダ用紙を分離し、およそ半分サイズにすると、この半分サイズのバインダ用紙においては、2つの綴じ孔部は、半分サイズのバインダ用紙のほぼ中央部の仮想軸を軸として対称となるから、2穴用のバインダに適正に綴じることができるようになる。
本請求項のバインダによれば、バインダに半分サイズの用紙を綴じる際には、4つのリング部のうち2つのリング部のみを独立して開放できるから、開放しない側の2つのリング部に既に綴じられているバインダ用紙が抜けてしまうことを防止することができる。
本実施形態のバインダ1は、A4サイズの用紙を綴じるためのものであって、表紙3と、この表紙3の背部の内側に固定された綴じ具5とからなっている。
これらの4つのリング部7は、バインダ用紙6における長手方向のほぼ中央部でバインダ用紙6の短辺9とほぼ平行な区画線11によって区画された2つの領域を、それぞれ2つのリング部7によって綴じるように配されている。よって、バインダ用紙6の2つの領域には、2ずつ綴じ孔13が設けられている。なお、本実施形態においては、区画線11は、切断可能線の一例としてのミシン目とされており、このミシン目から切り離すと、A5サイズの用紙2枚に分離できるようになっている。
言い換えれば、リング部7Aのバインダ用紙6の綴じ位置と、リング部7Bのバインダ用紙6の綴じ位置とを結ぶ線分の垂直二等分線が仮想軸15となるようにされている。同様にして、リング部7Cのバインダ用紙6の綴じ位置と、リング部7Dのバインダ用紙6の綴じ位置とを結ぶ線分の垂直二等分線が仮想軸15となるようにされている。なお、図中L1〜L2は線分の長さを示し、同一の符号を付した線分は同一長となっており、本実施形態のバインダ1では、具体的は、L1=74.25mm、L2=40mmとなっているが、L1〜L2はこららの寸法に限定されるものではない。また、本実施形態では、リング部7Bとリング部7Cとの間隔は、68.5mmとなっている。
本実施形態のバインダ1によれば、このバインダ1の4つのリング部7に対応する綴じ孔13を有するバインダ用紙6を半分サイズにしても、2穴用のバインダに適正に綴じることができる。
すなわち、区画線11によってバインダ用紙6を切断し、A5サイズにすると、このA5サイズのバインダ用紙6においては、2つの綴じ孔13は、A5サイズのバインダ用紙6のほぼ中央部の仮想軸15を軸として対称となるから、図3に示すように2穴用のバインダに適正に綴じることができるようになる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
3…表紙
5…綴じ具
6…バインダ用紙
7…リング部
9…短辺
11…仮想区画線(ミシン目)
13…綴じ孔
15…仮想軸
Claims (2)
- バインダ用紙の一長辺縁部の綴じ代部を綴じる4つのリング部を有する綴じ具を備えるバインダであって、
これらの4つのリング部は、前記バインダ用紙における長手方向のほぼ中央部で短辺とほぼ平行な区画線によって区画された2つの領域を、それぞれ2つのリング部によって綴じるように配されるとともに、
それぞれの領域において前記バインダ用紙を綴じる2つのリング部は、前記バインダ用紙の前記区画線と前記短辺とのほぼ中央の仮想軸を軸として対称となる位置において前記バインダ用紙を綴じるように配されていることを特徴とするバインダ。 - 前記区画線によって区画された一の領域において前記バインダ用紙を綴じる2つのリング部は、他の領域において前記バインダ用紙を綴じる2つのリング部とは独立して開閉操作可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のバインダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005040623A JP2006224447A (ja) | 2005-02-17 | 2005-02-17 | バインダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005040623A JP2006224447A (ja) | 2005-02-17 | 2005-02-17 | バインダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006224447A true JP2006224447A (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=36986213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005040623A Pending JP2006224447A (ja) | 2005-02-17 | 2005-02-17 | バインダ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006224447A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014206960A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-10-30 | 株式会社日本デジタル研究所 | 帳簿作成システム、方法およびプログラム、並びに印刷伝票 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52114819U (ja) * | 1976-02-26 | 1977-08-31 | ||
JPH04122081U (ja) * | 1991-04-19 | 1992-10-30 | 株式会社トイボツクス | 書類綴じ具 |
JP2004291316A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Hisago Label Kk | バインダ用紙 |
-
2005
- 2005-02-17 JP JP2005040623A patent/JP2006224447A/ja active Pending
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