JP2006222707A - 自動原稿搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 より平易に精度良く原稿の幅を検出することができる自動原稿搬送装置及び画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 自動原稿搬送装置50は、複数枚の原稿からなる原稿束を載置する原稿テーブル2と、原稿テーブル2に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分離する給紙ベルト9及びリバースローラ10と、給紙ベルト9及びリバースローラ10により分離された原稿を画像形成装置250の読取部201の位置に搬送するピックアップローラ7、プルアウトローラ12、ターンローラ14、読取入口ローラ16、読取ローラ19及び読取出口ローラ21と、原稿の幅方向の一方の端部を所定の位置に配置させる位置決め部材40と、原稿の幅方向の他方の端部の位置を検出する原稿幅検知部材13と、原稿幅検知部材13が検知した原稿の端部の位置に基づいて原稿の幅を算出するADFコントローラ100とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シート状の原稿を搬送する自動原稿搬送装置及び画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に設けられシート状の原稿を搬送する自動原稿搬送装置においては、原稿の表面を上向きにして原稿テーブルにセットし、最上位の1枚の原稿が分離されて搬送経路内を搬送される。原稿の表裏は搬送中に逆転され、画像形成装置本体の読取部においては原稿を下側から読取ることができるようになっている。また、読取り前と読取り後とでページの順番が読取り前と同じになるように、読取りを終えて排出される原稿は表面を下向きにして載置されるようになっている。
原稿テーブルへの原稿束のセット方向には、原稿の幅方向の中央を基準位置に合わせる中央基準積載と、原稿の幅方向の片側端部を基準位置に合わせる端面基準積載とがある。
基本的に同一幅の定型サイズ原稿がセットされる場合には、何れの方式でも問題ないが、読取り幅の異なる原稿を同時にセットする所謂サイズ混在モードの時には、全ての原稿の片側端面を基準位置に合わせる必要があるため一般的には端面基準方式が採用されている。従って、サイズ混在モードにおいて原稿1枚毎の幅を検出するためには、通紙可能な最小原稿幅から最大原稿幅までの範囲を検出できる原稿幅検知部材が必要となる。
従来、この種の技術では、原稿幅を検出するための原稿幅検知部材としてイメージセンサを用いて精度を向上させるとともに、原稿先端部の全幅を読取るようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−219117号公報
しかしながら、従来の技術では、原稿の全幅を読取るようにしているため、例えば、300mm程度の長い原稿幅検知部材が必要となってしまい、有効画素数が多いことによる処理速度の低下やコストの増加を招いてしまうという問題があった。また、従来の技術では、光源から照射されて原稿に反射した反射光によって原稿幅を検出するようになっているため、原稿面の画像濃度や原稿自体の色等の影響を受けて受光レベルが変化してしまい原稿幅の検出誤差が大きくなったり、検出誤差を小さくするために受光レベルを的確に設定することが煩雑であるという問題があった。また、原稿の両面を読取る際にスキャナと原稿の移動方向が相対的に異なる場合にはミラー処理が必要となるので、前述の理由により原稿幅の検出誤差が大きいと有効な読取り幅がミラー処理の際にカットされたり、不定形サイズの原稿の幅が定型サイズの原稿の幅に丸められて画像欠けが発生する問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、より平易に精度良く原稿の幅を検出することができる自動原稿搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の自動原稿搬送装置は、複数枚の原稿からなる原稿束を載置する原稿載置台と、前記原稿載置台に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分離する分離手段と、前記分離手段により分離された原稿を画像形成装置の読取手段の位置に搬送する搬送手段と、前記原稿の幅方向の一方の端部を所定の位置に配置させる位置決め部材と、前記原稿の幅方向の他方の端部の位置を検出する検知部材と、前記検知部材が検知した原稿の端部の位置に基づいて前記原稿の幅を算出する原稿幅算出手段とを備えたことを特徴としている。
この構成により、より平易に原稿幅の検出精度を向上させることができる。
また、本発明の自動原稿搬送装置は、前記位置決め部材及び前記検知部材は、前記搬送手段が原稿を搬送する搬送経路に設けられることを特徴としている。
この構成により、より平易に原稿幅の検出精度を向上させることができる。
また、本発明の自動原稿搬送装置は、前記検知部材の有効読取り長さは、前記分離搬送手段を通紙可能な最大の定型サイズ原稿の幅未満であることを特徴としている。
この構成により、検知部材に要するコストを抑えて、より安価な自動原稿搬送装置を提供することができる。
また、本発明の自動原稿搬送装置は、前記検知部材の有効読取り長さは、前記分離搬送手段を通紙可能な最大の定型サイズ原稿の幅と最小の定型サイズ原稿の幅の差と略同一であることを特徴としている。
この構成により、検知部材に要するコストを抑えて、より安価な自動原稿搬送装置を提供することができる。
また、本発明の自動原稿搬送装置は、前記検知部材は、密着イメージセンサからなることを特徴としている。
この構成により、精度良く原稿幅を検知することができる。
また、本発明の自動原稿搬送装置は、前記検知部材と前記原稿を挟んで対向した位置に、前記検知部材に光を照射する照射用光源を配設したことを特徴としている。
この構成により、原稿に形成された画像の濃度や原稿自体の色が検知部材の受光レベルに影響を及ぼすことを防止できるとともに、煩雑な受光レベルの設定をすることなく精度良く原稿幅を検知することができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記自動原稿搬送装置と、原稿を読取る読取手段と、前記自動原稿搬送装置の原稿幅算出手段が算出した原稿幅に基づいて、前記読取手段の主走査方向の有効読取領域を決定する制御手段とを備えたことを特徴としている。
この構成により、不定形サイズの原稿に対して原稿幅を手動で入力することが不要となり、画像欠けの無い適切な画像処理を行うことができる。
本発明によれば、より平易に精度良く原稿の幅を検出することができる自動原稿搬送装置及び画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態の自動原稿搬送装置及びこの自動原稿搬送装置を備えた画像形成装置について図面を用いて説明する。まず、図1〜図11を参照して構成を説明する。
図1は一実施の形態の自動原稿搬送装置及び画像形成装置の構成を示す断面図である。また、図2〜図6は自動原稿搬送装置の伝達機構を説明する斜視図である。また、図7は自動原稿搬送装置及び画像形成装置の機能ブロック図である。また、図8、図9は複数の原稿に対し両面読取りを行うときの原稿搬送手順を示す図である。また、図10は原稿の幅を読取る原稿幅検知部材の配置を説明する図である。
図1に示すように、自動原稿搬送装置50は、複数の原稿からなる原稿束1が原稿面を上向きにして載置される原稿テーブル2と、原稿テーブル2に載置された原稿束から最上部の原稿を搬送するピックアップローラ7と、ピックアップローラ7により搬送された原稿を分離する分離する給紙ベルト9およびリバースローラ10と、分離されて1枚になった原稿を画像形成装置本体200のスリットガラス202の近傍まで搬送するプルアウトローラ12、ターンローラ14、読取入口ローラ16と、スリットガラス202の近傍まで搬送された原稿をスリットガラス202に接触させながら搬送する読取ローラ19と、スリットガラス202の読取部201の位置で読取りを終えた原稿を更に搬送する読取出口ローラ21と、読取出口ローラ21により搬送された原稿を排出する排紙ローラ28と、排出された原稿が載置される排紙トレイ29とを備えている。
また、自動原稿搬送装置50の下部には画像形成装置本体200が配置されており、自動原稿搬送装置50は、画像形成装置本体200に対して図示しない開閉機構を介して開閉自在に取り付けられている。画像形成装置本体200は自動原稿搬送装置50が搬送する原稿を読取るものであり、原稿を読取る読取部201、原稿のサイズを参照するのに用いる原稿スケール203、自動原稿搬送装置50を用いずに読取りを行う原稿を載置するプラテンガラス204等を備えている。自動原稿搬送装置50及び画像形成装置本体200は画像形成装置250を構成する。
また、自動原稿搬送装置50は、図2〜図6に示す伝達機構を備えており、給紙モータ102、読取モータ103、排紙モータ104、下反転モータ106、上反転モータ107による動力は、複数のプーリ、ギヤ及びベルトを介して伝達されるようになっている。
また、自動原稿搬送装置50は、図7に示すように、自動原稿搬送装置50全体の制御を行うADFコントローラ100を備えている。また、自動原稿搬送装置50は、ADFコントローラ100に信号を入力するセンサ等として、レジストセンサ17、原稿セットセンサ5、第1原稿長さ検知センサ130、第2原稿長さセンサ131、テーブル上昇検知センサ8、底板HPセンサ6、突当てセンサ11、原稿幅検知部材13、読取入口センサ15、排紙センサ22、下反転センサ26、上反転センサ32、分離センサ400を備えている。また、自動原稿搬送装置50は、ADFコントローラ100から信号を出力して駆動制御するアクチュエータ等として、ピックアップモータ101、給紙モータ102、読取モータ102、排紙モータ104、下反転モータ106、上反転モータ107、底板上昇モータ105、下反転切替爪SOL110、下反転排紙切替爪SOL111、両面切替爪SOL112、照射光源34を備えている。
また、画像形成装置本体200は、原稿を読取る読取部201、画像形成装置本体200の制御を行う本体制御部212、各種の入力操作や動作指示を行う操作部211を備えている。ADFコントローラ100と本体制御部212は接続されており、制御信号等のデータの授受が行われるようになっている。
原稿テーブル2に載置された原稿は、排紙トレイ29に排出されるまでに搬送経路の各部を通過する。搬送経路は、原稿束1が載置される原稿セット部Aと、載置された原稿束1から一枚の原稿を分離して給送する分離給送部Bと、給送された原稿の表面に当接して整合するとともに整合後の原稿を引き出して搬送するレジスト部Cと、搬送される原稿をターンさせて、原稿の記録面を読取りを行う側である下方に向けて搬送するターン部Dと、原稿の記録面をスリットガラス202の下方より読取らせる読取搬送部Eと、読取り後の原稿の表裏を反転するスイッチバック部Fと、スイッチバック部Fにて表裏を反転した原稿を再びレジスト部Cに戻すための中間搬送部Gと、ターン部Dから再び読取搬送部Eに送られ裏面が読取られた原稿を一時待機させるスイッチバック部Hと、スイッチバック部Hより原稿を反転し外部に排出する反転排紙部Iと、排出された原稿を積載保持するスタック部Jとから構成される。
ここで、自動原稿搬送装置50の構成について、原稿テーブル2に載置された原稿が排紙トレイ29に排出されるまでの順番に従って説明する。まず、可動テーブル3を含む原稿テーブル2上に、記録面が上向きの状態で複数の原稿からなる原稿束1をセットする。次いで、原稿束1の幅方向の位置、即ち搬送方向と直行する方向の位置を位置決め部材40(図10、11参照)によって位置決めする。原稿が載置されたことは原稿セットフィラー4及び原稿セットセンサ5により検知される。なお、検知された旨の信号は画像形成装置本体200の本体制御部212に送信される。また、原稿の搬送方向長さの概略は、原稿テーブル2の表面に設けられた第1原稿長さ検知センサ130、第2原稿長さ検知センサ131により判定される。第1原稿長さ検知センサ130、第2原稿長さ検知センサ131としては、光学的手段により原稿と接触せずに検知する反射型センサ、又は原稿が1枚の場合でも検知可能な接触式のアクチェータータイプのセンサを用いることができる。また、第1原稿長さ検知センサ130、第2原稿長さ検知センサ131は、少なくとも同一サイズの原稿が縦と横の何れの配置になっているかを判断できるように配置されている。
可動テーブル3は、底板上昇モータ105により図1の矢印a、b方向に上下動するように構成されており、原稿がセットされたことが原稿セットフィラー4及び原稿セットセンサ5により検知されると、ADFコントローラ100は、底板上昇モータ105を正転させて原稿束1の最上部の原稿がピックアップローラ7と接触するように可動テーブル3を上昇させる。
ピックアップローラ7は、ピックアップモータ101によりカム機構を介して図1の矢印c、d方向に動作すると共に、可動テーブル3が上昇し可動テーブル3上の原稿上面により押されて矢印c方向に上がり、テーブル上昇検知センサ8により上限を検知可能となっている。
画像形成装置本体200の操作部211より図示しないプリントキーが押下され、本体制御部212からI/Fを介してADFコントローラ100に原稿給紙信号が送信されると、図2に示す給紙モータ102の正転によりコロが回転駆動してピックアップローラ7を回転させ、ピックアップローラ7は原稿テーブル2の最上部の原稿又は最上部の原稿を含む数枚の原稿をピックアップする。
次いで、給紙モータ102の正転により、給紙ベルト9を給紙方向に駆動するとともに、リバースローラ10を給紙方向と逆方向に回転駆動し、最上部の原稿とその下の原稿とを分離して、最上部の原稿のみを給紙する。
具体的には、リバースローラ10は、給紙ベルト9と所定圧で接しており、給紙ベルト9と直接接している状態、又は1枚の原稿を介して接している状態では、給紙ベルト9の回転に連られて反時計方向に連れ回りする。また、2枚以上の原稿が給紙ベルト9とリバースローラ10の間に侵入した時は、連れ回り力がトルクリミッタのトルクよりも低くなるように設定されているため、リバースローラ10は、本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きをして重送が防止されるようになっている。
給紙ベルト9とリバースローラ10との作用により1枚に分離された原稿は、給紙ベルト9によって更に送られ、分離センサ400及び、突当てセンサ11によって先端が検知され、更に搬送されて停止しているプルアウトローラ12に当接する。次いで、突当てセンサ11に検知された位置から所定距離送られ、最終的にプルアウトローラ12に所定量撓みを持って押し当てられた状態で給紙モータ102が停止されて給紙ベルト9の駆動が停止する。この際に、ピックアップモータ101を回転させることでピックアップローラ7を原稿上面から退避させ、原稿を給紙ベルト9の搬送力のみで送ることにより、原稿の先端は、プルアウトローラ12に挟持され、先端の整合、所謂スキュー補正が行われる。プルアウトローラ12は、スキュー補正機能を有すると共に、分離後にスキュー補正された原稿をターンローラ14まで搬送するためのローラであり、給紙モータ102の逆転により駆動される。なお、給紙モータ102の逆転時は、プルアウトローラ12及びターンローラ14は駆動されるが、ピックアップローラ7と給紙ベルト9は駆動されないようになっている。
原稿幅検知部材13は、CISと称される密着イメージセンサ等の光電変換素子を並べて構成されており、搬送経路の対向部に配置された照射光源34から照射された直接光の受光レベルを出力する。コントローラ100は、原稿が原稿幅検知部材13の位置を通過する際の原稿幅検知部材13の受光レベルによって、原稿によって遮光された部分と遮光されなかった部分のレベル差を検出して、プルアウトローラ12により搬送された原稿の幅方向のサイズを判定し、本体制御部212へ通知する。また、原稿の搬送方向の長さは原稿の先端と後端を突当てセンサ11で読取ることによりモータパルスから検知する。プルアウトローラ12及びターンローラ14の駆動によりレジスト部Cからターン部Dに原稿が搬送される際には、レジスト部Cでの搬送速度を読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定して、原稿を読取搬送部Eへ送り込む処理時間の短縮を図っている。
原稿先端が読取入口センサ15により検出されると、読取入口ローラ16に原稿が挟持される前に、原稿の搬送速度を読取速度と等しくするために減速を開始すると同時に、読取モータ103を正転駆動して読取入口ローラ16、読取ローラ19、読取出口ローラ21を駆動する。
原稿の先端をレジストセンサ17にて検知すると、読取モータ103のパルスカウントにより検出された原稿先端が読取部201に到達するタイミングで、読取部201を原稿後端が抜けるまで、本体制御部212に対して画像面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号が送信される。片面原稿読取りの場合には、下反転切替爪23、両面切替爪30は実線で示すeの位置にあり、読取搬送部Eを通過した原稿は排紙部Jへ搬送される。この際、排紙センサ22により原稿の先端を検知すると、排紙モータ104を正転駆動して排紙ローラ28を反時計方向に回転させる。また、排紙センサ22による原稿の後端検知からの排紙モータ104のパルスカウントにより、原稿の後端が排紙ローラ28から抜ける直前に排紙モータ104の駆動速度を減速させて、排紙トレイ29上に排出される原稿が飛び出さない様に制御される。
ここで片面原稿読取り時の次原稿の先出し動作について説明する。ここで、先出し動作とは、次に読取る原稿を搬送経路の所定位置まで搬送して待機させることである。原稿の後端を突当てセンサ11が検知すると、給紙モータ102のパルスカウントにより原稿の後端がプルアウトローラ12を抜けたタイミングで給紙モータ102を一旦停止し再び正転方向に回転駆動する。この動作により次の原稿の給紙動作が開始される。この時ターンローラ14の駆動は停止しているが、プーリ313にはワンウエイクラッチが組み込まれておりターンローラ14が連れ回りするようになっている。
給紙された次の原稿は、プルアウトローラ12に突当てられた状態で待機している。先行する原稿の位置、本発明では読取入口センサ15を原稿後端が抜けてパルスカウントし読取入口ローラ16近傍に到達すると、給紙モータ102を逆転駆動することにより次の原稿がプルアウトローラ12から搬送されるようになっている。
次に、原稿の両面を読取る場合について図8、図9を参照して説明する。原稿の第1面即ち表面を読取るまでは前記同様であるが、次の原稿の先出し動作は先の原稿の第1面の読取動作中は行わず、次の原稿は、図8(a)〜(e)に示すように原稿テーブル2上にある。
まず、原稿の先端がレジストセンサ17を通過すると、両面切替爪30は両面切替爪SOL112により図1の矢印jの方向に移動する(図8(b)参照)。なお、両面切替爪SOL112、及び後述する下反転切替爪SOL110、下反転排紙切替爪SOL111はソレノイドから構成される。次いで、原稿の第1面が読取搬送部Eにおいて読取部201に読取られ、下反転切替爪23、排紙ローラ28、両面切替爪30の上部を通りスイッチバックFに導かれる(図8(c)参照)。
原稿の先端が排紙センサ22を通過するタイミングで排紙モータ104を正転駆動し、排紙ローラ28を反時計方向に回転させるのと同時に上反転モータ107を正転駆動することにより、上反転ローラ31も反時計方向に回転させる。排紙センサ22により原稿の後端を検知すると排紙モータ104、上反転モータ107は読取搬送速度よりも速くなるように増速され、読取モータ103は停止する。
また、排紙センサ22が原稿後端を検知した後、排紙モータ104のパルスカウントにより原稿の後端が排紙ローラ28を抜けるタイミングで、両面切替爪SOL112により両面切替爪30は図1の矢印iの方向に復帰する(図8(d)参照)。
次いで、上反転センサ32が原稿の後端を検知すると、上反転モータ107を正転駆動から逆転駆動に切替えることにより上反転ローラ31は反時計方向から時計方向に回転方向が替わり、原稿のスイッチバック動作が開始される(図8(d)、(e)参照)。
このタイミングで給紙モータ102を逆転駆動することにより中継ローラ33、プルアウトローラ12、ターンローラ14は送り方向に回転する。原稿は中間搬送部Gを経て再びレジスト部C、ターン部Dへ送り込まれる。読取入口センサ15が原稿の先端を検知すると、給紙モータ102のパルスカウントにより所定の撓みを持って停止している読取入口ローラ16に突当てられ給紙モータ102は一旦停止する。これにより原稿の第2面の読取時のための先端の整合、所謂スキュー補正が行われる(図8(e)参照)。
次いで、再び給紙モータ102を逆転駆動、及び読取モータ103を正転駆動することにより原稿は読取搬送部Eに送り込まれる。レジストセンサ17が原稿の先端を検知すると、下反転切替爪23は下反転切替爪SOL110により図1の矢印eの方向に移動する。次に、読取部201により原稿の第2面の読取りが開始され、排紙センサ22が原稿の先端を検知すると、下反転モータ106を正転駆動することにより下反転ローラ25は反時計方向に回転し、原稿は下反転切替爪23の下部を通過してスイッチバック部Hに導かれる(図9(f)、(g)参照)。
第2面の読取りが完了した原稿の後端を排紙センサ22が検知すると、下反転モータ106のパルスカウントによって下反転切替爪SOL110により、下反転切替爪23は図1の矢印fの方向に復帰するとともに、下反転モータ106を停止させることにより原稿の後端が下反転ローラ25に保持され待機状態となる(図9(g)参照)。
ここで、原稿の両面を読取るときの次原稿の先出し動作について説明する。第1面の読取りを完了した原稿がスイッチバック部Fから中間搬送部Gに搬送される際、上反転センサ32が原稿の後端を検知すると、給紙モータ102のパルスカウントにより原稿の後端がプルアウトローラ12を抜けたタイミングで給紙モータ102の回転方向を逆転駆動から正転方向に切替えることにより次原稿の給紙が開始される。これ以降は片面読取時の場合と同じタイミング、即ち同じ原稿間隔で動作する。次原稿はレジスト部Cのプルアウトローラで先端の整合が行われ、ターン部Dから読取搬送部Eに送り込まれる(図9(f)参照)。
レジストセンサ17が次原稿の先端を検知すると、両面切替爪30は図1の矢印jの方向に移動する。次原稿は、読取部201で第1面を読取られながら読取出口ローラ21、反転下切替爪23の上部を通り、排紙ローラ28、両面切替爪30の上部を経てスイッチバック部Fに搬送され、両面切替爪30は図1の矢印iの方向に復帰する(図9(h)、(i))。次原稿はこの後、前述と同様の工程にて第2面の読取りが行われる。
このような動作により、原稿の第1、第2面の読取りが完了し、スイッチバック部Hにて待機状態にある原稿を次の原稿が追い抜くことになる。前述の両面切替爪30が図1の矢印iの方向に復帰するタイミングで下反転排紙切替爪SOL111をONすることにより、下反転排紙切替爪24を図1の矢印gの方向に移動させる。また、下反転モータ106を逆転方向に駆動することにより下反転ローラ25、補助ローラ27は時計方向に回転し、原稿は反転排紙部Iからスタック部Jに搬送される。
下反転モータ106のパルスカウントにより原稿の先端が排紙ローラ28に挟持されたタイミングで、下反転排紙切替爪SOL111をOFFすることにより、下反転排紙切替爪24を図1の矢印hの方向に復帰させる。なお、補助ローラ27は原稿が図示しない内ガイド板に巻き付くことによる負荷を軽減するために設置されている。
次に、下反転センサ26により原稿の後端を検知すると、片面排紙時と同様に排紙モータ104のパルスカウントにより、原稿の後端が排紙ローラ28から抜ける直前に排紙モータ104の駆動速度を減速させて、排紙トレイ29上に排出される原稿が飛び出さない様に制御される(図9(j)参照)。自動原稿搬送装置50は以上の動作を所定の原稿枚数繰り返すようになっている。
図10、図11は、原稿幅検知部材13の長さ及び原稿搬送経路の幅方向における配置の一例を示す図である。なお、本実施の形態の自動原稿搬送装置50は、搬送や読取りを行う最大サイズの原稿をA3サイズの用紙としている。
図10は、最小サイズとしてB6サイズ、最大サイズとしてA3サイズの原稿の幅を判別するようにした場合の、原稿幅検知部材13の搬送経路の幅方向に対する長さ及び配置を示すものである。
原稿幅検知部材13は、最大サイズの原稿及び最小サイズの原稿の端部の一方を位置決め部材40によって端面基準位置に合わせた場合の、最大サイズの原稿の他方の端部と最小サイズの原稿の他方の端部の位置の差に相当する長さを有している。換言すると、原稿幅検知部材13の長さは、最大サイズの原稿と最小サイズの原稿の幅、即ち搬送方向に直行する方向の長さの差に相当する長さに設定されている。具体的には、原稿幅検知部材13の長さは、A3サイズの原稿とB6サイズの原稿の幅の差に相当する長さとなっている。なお、図10においては、原稿の短辺の長さを原稿の幅としている。
また、原稿幅検知部材13は、最大サイズの原稿及び最小サイズの原稿の端部の一方を端面基準位置に合わせた場合に、最大サイズの原稿の他方の端部から最小サイズの原稿の他方の端部に渡って延在するように配置されている。具体的には、原稿幅検知部材13は、A3サイズの原稿及びB6サイズの原稿の端部の一方を端面基準位置に合わせた場合に、A3サイズの原稿の他方の端部からB6サイズの原稿の他方の端部に渡って延在するように配置されている。このため、原稿幅の検出をするための原稿幅検知部材13の長さを必要最小限にすることができる。
図11は、最小サイズとしてA5サイズ、最大サイズとしてA3サイズの原稿の幅を判別するようにした場合の、原稿幅検知部材13の搬送経路の幅方向に対する長さ、配置、及び受光レベルを示すものである。
図10に示した例と同様に、原稿幅検知部材13は、最大サイズの原稿及び最小サイズの原稿の端部の一方を位置決め部材40によって端面基準位置に合わせた場合の、最大サイズの原稿の他方の端部と最小サイズの原稿の他方の端部の位置の差に相当する長さを有している。換言すると、原稿幅検知部材13の長さは、最大サイズの原稿と最小サイズの原稿の幅、即ち搬送方向に直行する方向の長さの差に相当する長さに設定されている。具体的には、図11に示す例では、原稿幅検知部材13の長さは、A3サイズの原稿の幅である297mmとA5サイズの原稿の幅である148mmの差、即ち149mmとなっている。なお、図11においても、原稿の短辺の長さを原稿の幅としている。
また、原稿幅検知部材13は、最大サイズの原稿及び最小サイズの原稿の端部の一方を端面基準位置に合わせた場合に、最大サイズの原稿の他方の端部から最小サイズの原稿の他方の端部に渡って延在するように配置されている。具体的には、原稿幅検知部材13は、A3サイズの原稿及びA5サイズの原稿の端部の一方を端面基準位置に合わせた場合に、A3サイズの原稿の他方の端部からA5サイズの原稿の他方の端部に渡って延在するように配置されている。このため、原稿幅の検出をするための原稿幅検知部材13の長さを必要最小限にすることができる。なお、原稿幅検知部材13の長さは、原稿幅検知部材13として用いるCISの規格等の理由により149mmより僅かに長い値であってもよい。例えば、原稿幅検知部材13として、6inch(152.4mm)の有効読取長を有するCISを用いてもよい。このように、原稿幅検知部材13の長さを原稿幅の検知に必要な最低の長さより僅かに大きく設定することにより、原稿搬送時のスキューによる端面位置のずれが発生しても有効な原稿幅検出が可能となる。
A3サイズの原稿を搬送した場合には、照射光源34からの光が原稿によって遮断されるため、原稿幅検知部材13の概ね全域に渡って受光レベルが低下し、A5サイズの原稿を搬送した場合には、照射光源34からの光が遮断されない為、原稿幅検知部材13の概ね全域に渡って受光レベルが高くなる。また、上記サイズの間の原稿幅の原稿の場合には、原稿幅に応じて照射光源34からの光が遮光されて原稿幅検知部材13の受光レベルに差が発生するため、原稿幅の検出は、CISの受光素子のピッチ精度で検出することができる。
次に、自動原稿搬送装置50が原稿幅を算出するときの動作について図12を参照して説明する。なお、以下の動作は、搬送及び読取りが可能な原稿の最小サイズがA5サイズ、最大サイズがA3サイズの場合について説明するものである。
まず、ADFコントローラ100は、プルアウトローラ12が原稿の搬送を開始したか否かを判別する(S1)。原稿の搬送を開始したと判別した場合は、ADFコントローラ100は、照射光源34を点灯し(S2)、原稿の搬送を開始してないと判別した場合はこの処理を終了する。
次いで、ADFコントローラ100は、原稿の先端が原稿幅検知部材13の位置に到達したか否かを判別する(S3)。原稿の先端が原稿幅検検知部材13の位置に到達したか否かは、モータパルスをカウントすること等により行われる。原稿の先端が原稿幅検知部材13の位置に到達したと判別した場合、ADFコントローラ100は、原稿幅検知部材13の各受光素子の出力レベルのデータを図示しないラインメモリに順次取り込ませる(S4)。
次いで、ADFコントローラ100は、ラインメモリに取り込まれた全画素データの中から変化点、即ち受光素子の配列方向で受光レベルが変化した画素を検出する(S5)。具体的には、ADFコントローラ100は、原稿によって遮光されて受光レベルが低い受光素子と遮光されず受光レベルが高い受光素子との境界となる画素を検出する。
次いで、ADFコントローラ100は、S5において変化点が有ったか否かを判別し(S6)、変化点が有ったと判別した場合は、原稿幅検知部材13の端部から変化点までの画素数を図示しないカウンタに保存する(S7)。
次いで、ADFコントローラ100は、カウンタに保存された画素数の値から原稿幅を算出し(S8)、算出した原稿幅を画像形成装置本体200の本体制御部212に送信して(S9)、照射光源34を消灯する(S10)。
一方、S6において変化点が無かったと判別した場合は、ADFコントローラ100は、原稿幅検知部材13の受光レベルが所定のスレッシュ値より大きいか否かを判別し(S11)、この判別が“YES”の場合は、原稿の幅が148mm、即ちA5サイズ用紙の幅であると判断し(S12)、判別が“NO”の場合は、原稿の幅が297mm、即ちA3サイズ用紙の幅であると判断する(S13)。次いで、ADFコントローラ100は、S12又はS13の処理の後、照射光源を消灯して(S10)、この処理を終了する。なお、画像形成装置本体200の本体制御部212は、S9でADFコントローラ100から送信された原稿幅に基づいて、読取部201における主走査方向の有効読取領域を決定するようになっている。ここで、読取部201における主走査方向とは、原稿の幅方向である。また、原稿幅検知部材13の有効読取り長さを6inch(152.4mm)よりも長くした場合には、変化点が無かった場合に判定される原稿幅の値は、最大原稿幅と原稿幅検知部材13の有効読取り長さの差となる。また、位置決め部材40及び原稿幅検知部材13設ける位置は搬送経路内に限定されず、例えば原稿テーブル2に設けるようにしてもよい。
このように本実施の形態では、原稿幅検知部材13が検出した原稿の端部の位置に基づいてADFコントローラ100が原稿幅を算出するようになっている。このため、より平易に原稿幅の検出精度を向上させることができる。
また、本実施の形態では、位置決め部材40及び原稿幅検知部材13を搬送経路に設けられているので、原稿幅検知部材13が外光の影響を受けることが無く、より平易に原稿幅の検出精度を向上させることができる。
また、本実施の形態では、原稿幅検知部材13の有効読取り長さは、通紙可能な最大の定型サイズであるA3の原稿幅未満であるので、原稿幅検知部材13に要するコストを抑えて、より安価に自動原稿搬送装置50を提供することができる。
また、本実施の形態では、原稿幅検知部材13の有効読取り長さは、通紙可能な最大の定型サイズであるA3の原稿の幅と最小の定型サイズであるB6又はA5の原稿の幅の差と略同一であるので、原稿幅検知部材13に要するコストを抑えて、より安価に自動原稿搬送装置50を提供することができる。
また、本実施の形態では、原稿幅検知部材13は密着イメージセンサから構成されるので、精度良く原稿幅を検知することができる。
また、本実施の形態では、原稿幅検知部材13と原稿を挟んで対向した位置に、原稿幅検知部材13に光を照射する照射光源34を配設したので、原稿に形成された画像の濃度や原稿自体の色が原稿幅検知部材13の受光レベルに影響を及ぼすことを防止できるとともに、煩雑な受光レベルの設定をすることなく精度良く原稿幅を検知することができる。
また、本実施の形態では、画像形成装置250の本体制御部212は、ADFコントローラ100が算出した原稿幅に基づいて、読取部201の主操作方向の有効読取り領域を決定するようになっているので、不定形サイズの原稿に対して原稿幅を手動で入力することが不要となり、画像欠けの無い適切な画像処理を行うことができる。
以上のように、本発明に係る自動原稿搬送装置及び画像形成装置は、より平易に精度良く原稿の幅を検出することができるという効果を有し、シート状の原稿を搬送する自動原稿搬送装置及び画像形成装置として有用である。
本発明の一実施の形態の自動原稿搬送装置及び画像形成装置の構成を示す断面図 一実施の形態の自動原稿搬送装置の伝達機構を説明する斜視図 一実施の形態の自動原稿搬送装置の伝達機構を説明する斜視図 一実施の形態の自動原稿搬送装置の伝達機構を説明する斜視図 一実施の形態の自動原稿搬送装置の伝達機構を説明する斜視図 一実施の形態の自動原稿搬送装置の伝達機構を説明する斜視図 一実施の形態の自動原稿搬送装置及び画像形成装置の機能ブロック図 一実施の形態の自動原稿搬送装置の原稿搬送手順を示す図 一実施の形態の自動原稿搬送装置の原稿搬送手順を示す図 一実施の形態の自動原稿搬送装置の原稿幅検知部材の構成及び配置を示す図 一実施の形態の自動原稿搬送装置の原稿幅検知部材の構成及び配置を示す他の図
符号の説明
1 原稿束
2 原稿テーブル(原稿載置台)
3 可動テーブル
4 原稿セットフィラー
5 原稿セットセンサ
6 底板HPセンサ
7 ピックアップローラ(搬送手段)
8 テーブル上昇検知センサ
9 給紙ベルト(分離手段)
10 リバースローラ(分離手段)
11 突当てセンサ
12 プルアウトローラ(搬送手段)
13 原稿幅検知部材(検知部材)
14 ターンローラ(搬送手段)
15 読取入口センサ
16 読取入口ローラ(搬送手段)
17 レジストセンサ
19 読取ローラ(搬送手段)
20 反射板
21 読取出口ローラ(搬送手段)
22 排紙センサ
23 下反転切替爪
24 下反転排紙切替爪
25 下反転ローラ
26 下反転センサ
27 補助ローラ
28 排紙ローラ
29 排紙トレイ
30 両面切替爪
31 上反転ローラ
32 上反転センサ
33 中継ローラ
34 照射光源(照射用光源)
40 位置決め部材
50 自動原稿搬送装置
100 ADFコントローラ(原稿幅算出手段)
101 ピックアップモータ
102 給紙モータ
103 読取モータ
104 排紙モータ
105 底板上昇モータ
106 下反転モータ
107 上反転モータ
110 下反転切替爪SOL
111 下反転排紙切替爪SOL
112 両面切替爪SOL
130 第1原稿長さ検知センサ
131 第2原稿長さ検知センサ
200 画像形成装置本体
201 読取部(読取手段)
202 スリットガラス
203 原稿スケール
204 プラテンガラス
211 操作部
212 本体制御部(制御手段)
250 画像形成装置
301、302、311、312、313、315、316、321、322、324、325、326、341、343、344、345、346、347、348 プーリ
304、305、306、307、308、309、314 ギヤ
303、310、 ギヤプーリ
400 分離センサ

Claims (7)

  1. 複数枚の原稿からなる原稿束を載置する原稿載置台と、
    前記原稿載置台に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分離する分離手段と、
    前記分離手段により分離された原稿を画像形成装置の読取手段の位置に搬送する搬送手段と、
    前記原稿の幅方向の一方の端部を所定の位置に配置させる位置決め部材と、
    前記原稿の幅方向の他方の端部の位置を検出する検知部材と、
    前記検知部材が検知した原稿の端部の位置に基づいて前記原稿の幅を算出する原稿幅算出手段とを備えたことを特徴とする自動原稿搬送装置。
  2. 前記位置決め部材及び前記検知部材は、前記搬送手段が原稿を搬送する搬送経路に設けられることを特徴とする請求項1に記載の自動原稿搬送装置。
  3. 前記検知部材の有効読取り長さは、前記分離搬送手段を通紙可能な最大の定型サイズ原稿の幅未満であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動原稿搬送装置。
  4. 前記検知部材の有効読取り長さは、前記分離搬送手段を通紙可能な最大の定型サイズ原稿の幅と最小の定型サイズ原稿の幅の差と略同一であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の自動原稿搬送装置。
  5. 前記検知部材は、密着イメージセンサからなることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の自動原稿搬送装置。
  6. 前記検知部材と前記原稿を挟んで対向した位置に、前記検知部材に光を照射する照射用光源を配設したことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の自動原稿搬送装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の自動原稿搬送装置と、
    原稿を読取る読取手段と、
    前記自動原稿搬送装置の原稿幅算出手段が算出した原稿幅に基づいて、前記読取手段の主走査方向の有効読取領域を決定する制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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