JP2006222626A - 動画像伝送装置および動画像伝送システム - Google Patents

動画像伝送装置および動画像伝送システム Download PDF

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Abstract


【課題】 ブロックの欠落を防止することができる動画像伝送装置および動画像伝送システム提供する。
【解決手段】 ブロック化部20aは、動画像を構成する1フレームの画像データを所定のブロック単位に分割し、ブロック化画像データとして出力する。圧縮部21aは、圧縮特性を示す複数のパラメータを含む圧縮テーブルに基づいて、ブロック化画像データをブロック単位で圧縮し、送信圧縮データとして出力する。圧縮テーブル設定部22aは、ブロック化圧縮データのデータサイズと、ブロック化圧縮データが伝送される伝送路の伝送レートとに基づいて圧縮テーブルを生成し、その圧縮テーブルをブロック単位で圧縮部21aに設定する。伝送部60aは、送信圧縮データをブロック単位で受信部4a側へ伝送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、所定のフレームレートを持つ動画像の圧縮および伝送を行う動画像伝送装置に関する。また、本発明は、動画像の圧縮および伝送を行うと共に、伝送された動画像の伸張を行う動画像伝送システムにも関する。
撮像した動画像を、無線や有線の通信回線を用いてリアルタイムに伝送し、表示するシステムでは、伝送路によって伝送可能な伝送レート(単位時間あたりのデータ量)が限られているため、画像の圧縮が必須となっている。通常、動画像の圧縮等の画像処理では、フレーム単位で処理を行うが、この方法ではフレーム単位での遅延が発生する。テレビ会議システムや内視鏡のように、撮像から表示までの遅延時間が問題となるシステムでは、動画像をブロックに分割し、圧縮および伝送を行い、遅延時間を短くしていた(例えば特許文献1参照)。従来は、動画像をブロックに分割し、複数の処理系で並列に処理を行うことにより、処理時間を短縮していた。また、1フレームを偶数フィールドと奇数フィールドの2ブロックに分割し、ブロック単位で処理、伝送,伸張,および表示を行うことにより、1フレームの処理を待たずに表示を行い、遅延時間を短縮していた。
特開平6−153173号公報
しかし、所定の時間内に動画像の伝送が終了しないと、表示までの許容時間内に動画像の処理が終了しない場合があり、ブロックの欠落が発生するという問題点がある。上述した従来技術においては、伝送時のブロック欠落を防止するということは考慮されていない。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、ブロックの欠落を防止することができる動画像伝送装置および動画像伝送システム提供することを第1の目的とする。また、本発明は、ブロックの欠落の防止に加えて、画質の劣化を防止することができる動画像伝送装置および動画像伝送システムを提供することを第2の目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、動画像を構成する1フレームの画像データを所定のブロック単位に分割し、ブロック化画像データとして出力するブロック化部と、圧縮特性を示す複数のパラメータを含む圧縮テーブルに基づいて、前記ブロック化画像データをブロック単位で圧縮し、ブロック化圧縮データとして出力する圧縮部と、前記ブロック化圧縮データのデータサイズと、前記ブロック化圧縮データが伝送される伝送路の伝送レートとに基づいて前記圧縮テーブルを生成し、前記圧縮テーブルをブロック単位で前記圧縮部に設定する圧縮テーブル設定部と、前記ブロック化圧縮データをブロック単位で送信する通信部とを備えたことを特徴とする動画像伝送装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の動画像伝送装置において、前記圧縮テーブル設定部は、先行する複数のブロックの前記ブロック化圧縮データのデータサイズの積算値を算出する積算部と、現ブロックの前記ブロック化画像データの圧縮後のデータサイズの予測値と前記積算値との和と、前記伝送レートに基づいた目標値とを比較した結果に基づいて、前記現ブロックの前記圧縮テーブルを算出して前記圧縮部へ出力する圧縮テーブル算出部とを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の動画像伝送装置において、前記圧縮テーブル算出部は、前記現ブロックに対応した前フレームのブロックに使用された前記圧縮テーブルに係る圧縮テーブル情報と、前記現ブロックに対応した前フレームのブロックの前記ブロック化圧縮データのデータサイズとを蓄積すると共に、蓄積した前記圧縮テーブル情報および前記データサイズを、それぞれ前フレームブロックテーブル情報および前フレームブロックサイズとして出力する前フレームブロック蓄積部と、前記前フレームブロックテーブル情報、前記前フレームブロックサイズ、および前記現ブロックの仮の前記圧縮テーブルに係る仮圧縮テーブル情報に基づいて、前記データサイズの予測値を生成するデータサイズ予測部と、前記積算値と前記データサイズの予測値との和と前記目標値とを比較した結果に基づいて、前記現ブロックの前記圧縮テーブルを算出して前記圧縮部へ出力すると共に、前記仮圧縮テーブル情報を生成する圧縮テーブル生成部とを備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の動画像伝送装置において、前記圧縮テーブル算出部は、前記現ブロックに対応した前フレームのブロックから所定のブロックまでの前記ブロック化圧縮データのデータサイズの合計値または平均値を算出し、算出結果を実績値として出力する実績値算出部と、前記伝送レートに基づいた所定値と前記実績値とを比較し、比較結果に基づいた前記目標値を前記圧縮テーブル生成部へ出力する実績値比較部とをさらに備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、動画像を構成する1フレームの画像データを所定のブロック単位に分割し、ブロック化画像データとして出力するブロック化部と、圧縮特性を示す複数のパラメータを含む圧縮テーブルに基づいて、前記ブロック化画像データをブロック単位で圧縮し、ブロック化圧縮データとして出力する圧縮部と、前記ブロック化圧縮データのデータサイズと、前記ブロック化圧縮データが伝送される伝送路の伝送レートとに基づいて、圧縮特性が異なる複数の前記圧縮テーブルの中から、圧縮に用いる前記圧縮テーブルを選択し、ブロック単位で前記圧縮部に設定する圧縮テーブル設定部と、前記圧縮テーブル設定部によって選択され、前記圧縮部によって圧縮に用いられた前記圧縮テーブルの識別情報と前記ブロック化圧縮データとをブロック単位で送信する第1の通信部とを有する動画像伝送装置と、前記識別情報および前記ブロック化圧縮データを受信する第2の通信部と、伸張特性を示す複数のパラメータを含む伸張テーブルに基づいて、前記ブロック化圧縮データをブロック単位で伸張する伸張部と、前記識別情報によって示される、圧縮に用いられた前記圧縮テーブルの圧縮特性に対応した伸張特性を示す伸張テーブルをブロック単位で前記伸張部に設定する伸張テーブル設定部とを有する動画像受信装置とを備えたことを特徴とする動画像伝送システムである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の動画像伝送システムにおいて、前記圧縮テーブル設定部は、先行する複数のブロックの前記ブロック化圧縮データのデータサイズの積算値を算出する積算部と、前記伝送レートに基づいた所定値と前記積算値とを比較し、比較結果に基づいて、複数の前記圧縮テーブルの中から、現ブロックの圧縮に用いる前記圧縮テーブルを選択する圧縮テーブル選択部と、複数の前記圧縮テーブルを予め記憶し、前記圧縮テーブル選択部によって選択された前記圧縮テーブルを前記圧縮部へ出力する圧縮テーブル記憶部とを備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の動画像伝送システムにおいて、前記圧縮テーブル設定部は、複数の所定値と前記積算値とを比較し、前記積算値が属する範囲を示す範囲情報を出力する積算値範囲比較部をさらに備え、前記圧縮テーブル選択部は、前記範囲情報に基づいて前記圧縮テーブルを選択することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6または請求項7に記載の動画像伝送システムにおいて、前記圧縮テーブル選択部は、前記伝送レートに基づいた所定値と前記積算値とを比較した結果に基づいて、複数の前記圧縮テーブルの中から、前ブロックの圧縮に用いた前記圧縮テーブルに近い圧縮特性の前記圧縮テーブルを、前記現ブロックの圧縮に用いる前記圧縮テーブルとして選択することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の動画像伝送システムにおいて、前記圧縮テーブル記憶部は、前記識別情報としての、圧縮特性の順に従ったテーブル番号に対応づけて、複数の前記圧縮テーブルの各々を記憶し、前記圧縮テーブル設定部は、先行するブロックの圧縮に用いた前記圧縮テーブルの前記テーブル番号を蓄積し、先行ブロックテーブル番号として出力する先行ブロックテーブル番号蓄積部をさらに備え、前記圧縮テーブル選択部は、前記伝送レートに基づいた所定値と前記積算値とを比較した結果に基づいて、前記先行ブロックテーブル番号から所定の範囲内の前記テーブル番号に関連付けられた前記圧縮テーブルを、前記現ブロックの圧縮に用いる前記圧縮テーブルとして選択することを特徴とする。
本発明によれば、ブロックの欠落を防止することができるという効果が得られる。また、画質の劣化を防止することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照し、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図2は本発明の第1の実施形態によるテレビ電話システムの概略構成を示すブロック図である。本テレビ電話システムは、話者を撮影する撮像部1aおよび1bと、撮影された画像に圧縮等の各種処理を行い、送信する送信部2aおよび2bと、送信部2aおよび2bの出力するデータを伝送する通信回線30と、通信回線30からデータを受信し、伸張等の各種処理を行う受信部4aおよび4bと、画像を表示するモニタ5aおよび5bから構成されている。
撮像部1aおよび1bは同一の機能を備え、送信部2aおよび2bは同一の機能を備え、受信部4aおよび4bは同一の機能を備え、モニタ5aおよび5bは同一の機能を備えている。このように、本テレビ電話システムは、撮像から表示までの同一の機能を実現する系統を相互に2系統用いることによって構成されている。テレビ電話システムでは、お互いに映像を見ながらのコミュニケーションとなるため、違和感の無い会話を行うためには、撮像を行ってから画像が表示されるまでの時間が、数10ms以下であることが要求される。
図1は、上記のテレビ電話システムのうち、動画像の撮像および表示以外の通信処理に係る構成を抽出して示したブロック図である。図1に示される構成は、図2に示される2系統のうちの1系統に係る構成である。もう一方の系統に係る構成も同様であるので、1系統のみについて説明する。送信部2aにおいて、ブロック化部20aは、撮像部1aから入力された動画像を構成する1フレームの画像データを所定のブロックに分割し、ブロック化画像データとして出力する。圧縮部21aは、ブロック化部20aによってブロック化されたブロック化画像データを、圧縮テーブルを用いてブロック単位で圧縮し、送信圧縮データ(ブロック化圧縮データ)として出力する。圧縮テーブルは、圧縮特性を示す複数のパラメータを含むテーブルである。
圧縮テーブル設定部22aは、送信圧縮データのデータサイズ、および送信圧縮データが送信される伝送路(通信路)の伝送レート等に基づいて、ブロック単位で圧縮テーブルを生成し、処理対象の現ブロックの圧縮テーブルとして圧縮部21aに設定する。また、圧縮テーブル設定部22aは、圧縮部21aに設定した圧縮テーブルを生成するための係数(後述する)の情報を示す送信圧縮テーブル情報を伝送部60aへ出力する。この圧縮テーブル設定部22aは積算部23aおよび圧縮テーブル算出部24aを備えている。積算部23aは、処理対象のブロックに先行する直前の所定数分のブロックの送信圧縮データのデータサイズを積算し、積算値として出力する。圧縮テーブル算出部24aは、積算値等に基づいて圧縮テーブルを算出し、圧縮部21aに設定すると共に、送信圧縮テーブル情報を伝送部60aへ出力する。
伝送部60aは圧縮後のデータを送信部2aから受信部4aへ伝送する。送信部2aからの送信圧縮データは、受信部4aによって、受信圧縮データとして受信される。この伝送部60aは、図2の通信回線30の他、図示していないが、送信部2aにおけるデータ送信に係る第1の通信部と、受信部4aにおけるデータ受信に係る第2の通信部とを備えている。第1の通信部は、送信圧縮データに対して送信圧縮テーブル情報を付加する処理やデータの送信処理を行う。また、第2の通信部は、データを受信し、受信した受信圧縮データを受信部4aの伸張部40aへ出力すると共に、受信圧縮データに付加されている送信圧縮テーブル情報を受信圧縮テーブル情報として伸張テーブル設定部41aに通知する処理を行う。
受信部4aにおいて、伸張部40aは、受信された受信圧縮データを、伸張テーブルを用いて伸張し、ブロック単位のブロック化画像データを出力する。伸張テーブルは、伸張特性を示す複数のパラメータを含むテーブルである。伸張テーブル設定部41aは、受信圧縮テーブル情報に基づいて、処理対象の現ブロックの圧縮に用いられた圧縮テーブルの圧縮特性に対応した伸張特性を持つ伸張テーブルを生成し、現ブロックの伸張テーブルとして伸張部40aに設定する。
フレーム化部70aは、ブロックごとのブロック化画像データを合成してフレーム単位の画像を合成し、表示用の動画像として出力する。
次に、図3を用いて、図1に示される構成の概略動作について説明する。図3に示されるように、画像データは、a.のように撮像部1aから、所定のフレームレートの連続画像として送信部2aに入力される。続いて、ブロック化部20aによって、動画像中の1フレームの画像データが所定のサイズの画像データとして分割される。本実施形態では、b.のように、ライン単位の集合のブロックとして1フレームを分割している。続いて、圧縮部21aによって、各ブロック単位で圧縮が行われて、c.に示す送信圧縮データが生成される。圧縮時に用いられる圧縮テーブルは、圧縮テーブル設定部22aが生成したものであり、圧縮テーブル設定部22aは、送信圧縮データのデータサイズの積算値および伝送レート等に基づいて、最適な圧縮テーブルを生成する。
圧縮されたデータは、d.の伝送データとして伝送され、受信部4a側でe.の受信圧縮データとして受信される。また、圧縮テーブル設定部22aによって生成された送信圧縮テーブル情報もデータに付加されて伝送され、受信部4a側で受信圧縮テーブル情報として受信される。受信圧縮データは、伸張部40aによって各ブロック単位で伸張された後、フレーム化部70aによって、f.に示す1フレームの画像データとして合成される。伸張時に用いられる伸張テーブルは、伸張テーブル設定部41aが生成したものであり、伸張テーブル設定部41aは、受信圧縮テーブル情報に基づいて、圧縮時の圧縮特性に対応した伸張特性を示すパラメータを決定し、伸張テーブルを生成する。以上の動作を連続的にリアルタイムで行うことにより、表示用のg.の動画が出力される。
次に、本実施形態における圧縮について説明する。図4に伝送時のタイミングチャートを示す。本実施形態のテレビ電話システムでは、前述したように、撮像から表示までの遅延を抑えることが必須となっている。図4のようにブロック単位に分割してから、各ブロック単位でのパイプライン処理によって、撮像、圧縮、送信、受信、および伸張を行うことにより、遅延時間は数ブロック程度、すなわち1フレーム以下となっている。
上記のように並列処理的に動作させる場合、各ブロックの処理が表示までの許容時間内に終わらないと、表示までに表示用の画像が生成されないため、ブロックの欠落が発生してしまう。ここで、処理時間に関しては、所定の時間内にブロック単位のデータの伝送が完了するかどうかが問題のひとつである。各ブロックに割り当てられた時間内に伝送が完了するためには、圧縮後のブロック単位のデータサイズを所定のデータサイズ(例えば、単位時間に伝送可能なデータサイズ)以下に制御することが必要となる。
画像の圧縮方式としては各種のものが提案されているが、本実施形態では、高能率圧縮方式としてJPEG方式を用いている。JPEG方式では、DCT(離散コサイン変換)によって画像を周波数成分に分解し、さらに量子化によって優先度の低い成分を削減することにより、非可逆の高圧縮を実現している。JPEGでは、上記の各周波数成分の量子化の幅を変えること、すなわち、量子化の値を圧縮テーブルとして与えることにより、圧縮後のデータサイズを変えている。
本実施形態で用いられる圧縮テーブルはJPEGの量子化テーブルであり、量子化幅を示す64個の8bitのパラメータを有するテーブルとして与えられる。図5に圧縮テーブルの例を示す。64個のそれぞれのパラメータは、二次元空間的な周波数に対応するものであり、基本的には左上側が低い周波数に対応したパラメータであり、右下側が高い周波数に対応したパラメータである。このテーブルでは、大きい値を設定する場合、量子化幅が大きくなり、対応する周波数のデータは削減される。周波数の高い成分は視覚的に影響が少ないため、図5のように、その周波数成分に関しては量子化幅を大きくしている。
図5(a)が、圧縮率を低くした場合の圧縮テーブルの例であり、同図(b)が、圧縮率を高くした場合の圧縮テーブルの例である。これらの圧縮テーブルは、予め用意された所定のテーブルを構成する各パラメータに対して、圧縮率に応じた係数を掛けることにより、算出される。このように、テーブルの値に所定の係数を与え、全体的に大きくすることにより、圧縮率を高くすることが可能である。圧縮テーブル算出部24aは、圧縮テーブルを出力すると共に、この圧縮テーブルを算出するために所定のテーブルの各パラメータに対して掛けた係数を送信圧縮テーブル情報として出力する。
なお、画像内に含まれる周波数成分は画像により異なるため、同一の圧縮テーブルでも、画像によって圧縮後のデータサイズは異なる。また、圧縮率を上げることは情報の削除であるため、過度の高圧縮率化は画質の劣化を招くことになる。ブロック欠落を防止した伝送を実現するためには、ある程度圧縮率を高くすることが必要であるが、画質劣化を防ぐためには、圧縮率を低くすることが望ましい。上述したように、本実施形態では、各ブロック毎に所定の値以下にデータサイズを制御する必要があり、このために、各ブロックの画像の特性に応じて圧縮テーブルを決定している。
次に、本実施形態において、圧縮率を制御する方法について説明する。本実施形態では、圧縮率の制御、すなわち圧縮部21aへの圧縮テーブルの設定は、図1の圧縮テーブル設定部22aが行っている。圧縮テーブル設定部22aにおいては、積算部23aが、過去の数ブロックに送信されたデータサイズを積算し、圧縮テーブル算出部24aが、積算値に基づいて、現ブロックと過去数ブロックのデータサイズの和が、伝送レートに基づいて設定される所定値をオーバーしないように、現ブロックの圧縮テーブルを算出する。本実施形態の圧縮テーブル設定部22aは、データ量のコントロールを各ブロック単位で行うのではなく、数ブロックでのデータサイズが均一になるように現ブロックのデータ量をコントロールするものであり、過去のブロックデータサイズか大きくなってしまった場合には、現ブロックのデータサイズを小さくする。
再び図4のタイミングチャートを用いて説明すると、撮像部1aからは一定のフレームレートで画像信号が出力されるため、各ブロックが同一の時間間隔で出力される。また、表示においても、一定のフレームレートで画像信号がモニタ5aに出力されるため、各ブロックを同一の時間間隔で出力する必要がある。しかし、前述したように圧縮率には、画像および圧縮テーブルによってばらつきがあるため、圧縮後のデータサイズがブロックにより異なり、1ブロックあたりの伝送時間にばらつきが発生する。図4では、圧縮データの大きくなる1番目のブロックや4番目のブロックでは、伝送時間が長くなっている。
本実施形態の圧縮テーブル設定部22aは、前述したように、数ブロックの平均値が一定のデータ量になるように圧縮テーブルを設定する。すなわち、図4の1番目のブロックのように圧縮後のデータサイズが大きくなった場合には、2番目のブロックとさらにその次の3番目のブロックとを小さくするテーブルを設定することにより、伝送時間Aおよび伝送時間Bを所定の時間内に収め、3ブロック分のデータを送出している。以上により、ブロックの欠落を防止した画像の伝送が可能となる。
次に、圧縮テーブル算出部24aの詳細な構成および動作について説明する。前述したように、圧縮テーブル算出部24aは、直前の数ブロックのデータサイズの積算値と現ブロックのデータサイズの和が、伝送レートに基づいて決定される所定の(例えば単位時間当たりの)データ量よりも小さくなるように、現ブロックのデータサイズをコントロールするものである。圧縮後のデータ量をコントロールするためには、圧縮を行う現ブロックに対し実際に圧縮を行い、その結果に応じて圧縮テーブルを決定することが望ましいが、1ブロックに許容された時間内で圧縮を複数回行うことは現実的ではない。本実施形態では、所定の時間内で処理を終わらせるために、圧縮テーブルの決定のために圧縮を行うことなく、簡易に圧縮後のデータサイズを予測する。
圧縮テーブル算出部24aの構成を図6に示す。図において、圧縮データサイズ蓄積部240は、圧縮データサイズと、使用した圧縮テーブルの算出に用いられた、テーブルに掛ける係数である圧縮テーブルパラメータとを蓄積すると共に、過去の複数ブロックのデータサイズの平均値を算出する。この圧縮データサイズ蓄積部240において、圧縮データサイズメモリ2400は、圧縮後のデータサイズをブロック毎に蓄積し、現ブロックと同一座標の前フレームのブロックのデータサイズを前フレームブロックデータサイズとして現ブロックデータサイズ予測部241へ出力する。また、圧縮データサイズメモリ2400は、圧縮データサイズ平均値算出部2402による演算に必要なデータサイズを圧縮データサイズ平均値2402へ出力する。
圧縮テーブルパラメータメモリ2401は、圧縮テーブル演算部244から出力された圧縮テーブルパラメータをブロック毎に蓄積し、現ブロックと同一座標の前フレームのブロックの圧縮テーブルパラメータを前フレームブロック圧縮テーブルパラメータとして現ブロックデータサイズ予測部241および圧縮テーブル演算部244へ出力する。圧縮データサイズ平均値算出部2402(実績値算出部)は、現ブロックと同一座標の前フレームのブロックから前フレームの最後のブロックまでのデータサイズの平均値を算出し、前フレームブロックサイズ平均値比較部245へ出力する。
現ブロックデータサイズ予測部241は、前フレームブロックデータサイズ、前フレームブロック圧縮テーブルパラメータ、および後述する仮圧縮テーブルパラメータに基づいて、現ブロックの圧縮後のデータサイズを予測し、予測結果を現ブロックデータサイズ予測値として加算部242へ出力する。加算部242は、現ブロックデータサイズ予測値と、直前の数ブロックのデータサイズを積算した値である積算値とを加算して、加算結果を比較部243へ出力する。
比較部243は、加算結果と、伝送レート等によって決まる目標値とを比較し、比較結果を圧縮テーブル演算部244へ出力する。圧縮テーブル演算部244は、比較結果および前フレームブロック圧縮テーブルパラメータに基づいて、圧縮テーブルおよび仮圧縮テーブルパラメータを演算する。前フレームブロックサイズ平均値比較部245(実績値比較部)は、圧縮データサイズ平均値算出部2402によって算出された平均値と、伝送レートに基づいた所定値とを比較し、比較結果に基づいて目標値を算出し、比較部243へ出力する。加算部242、比較部243、および圧縮テーブル演算部244が圧縮テーブル生成部に相当する。
次に、上述した各構成の動作について説明する。動画像では、前後のフレーム間で相関が高いため、現ブロックと同一座標の前フレームのブロックの周波数特性も現ブロックの周波数特性とほぼ同程度になる。すなわち、現ブロックと同一座標の前フレームのブロックに使用した圧縮テーブルを現フレームの現ブロックに使用した場合には、現ブロックのデータサイズは前フレームのブロックのデータサイズとほぼ同程度になると考えられる。
現ブロックデータサイズ予測部241は、圧縮テーブルパラメータメモリ2401から出力された前フレームブロック圧縮テーブルパラメータと、圧縮テーブル演算部244から出力された仮圧縮テーブルパラメータとを比較する。両者が同一であれば、現ブロックデータサイズ予測部241は、現ブロックデータサイズ予測値として前フレームブロックデータサイズを出力し、両者の係数に差がある場合には、係数の差に対応した補正を前フレームブロックサイズに対して行って得られた値を、現ブロックデータサイズ予測値として出力する。ここで、現ブロックデータサイズ予測部241に入力される仮圧縮テーブルパラメータは、圧縮テーブル演算部244によって算出されるものであり、前述したように、量子化テーブルにかける係数である。この仮圧縮テーブルパラメータの初期値として、圧縮テーブル演算部244は、例えば、現ブロックの直前に処理された前ブロックの圧縮テーブルパラメータを出力する。
続いて、加算部242は、現ブロックデータサイズ予測部241から入力された現ブロックデータサイズの予測値に、前述した過去数ブロックの積算値を加算し、現ブロックのデータサイズの予測値を加えた積算値の予測値を算出する。比較部243は、加算部242による加算結果と、伝送できるデータ量から求められた目標値との比較を行う。目標値には、所定の伝送量、例えば単位時間に伝送できる伝送量にデータ量を収められるような値が設定される。
ここで、目標値の決め方を以下で説明する。圧縮データサイズ平均値算出部2402は、前フレームにおける現ブロックと同一の座標のブロックから前フレームの最後のブロックまでのデータサイズの平均値を算出する。動画では、前フレームと現フレームは相関性が高い。したがって、前フレームと現フレームの画像データは同一座標ではほぼ似たような特性を持ち、同等のサイズに圧縮される。
よって、前述した過去数ブロックのデータサイズの平均値は、現フレームの現ブロック以後のデータサイズの予測値であると考えてよい。この平均値が大きくなるということは、現ブロック以後のブロックにおいて、例えば高周波成分が多くなり、圧縮後のデータサイズが大きくなるということである。前フレームブロックサイズ平均値比較部245は、所定値と平均値とを比較し、平均値が所定値以下であれば、所定の伝送量に応じて決まる目標値を設定する。また、平均値が所定値以上であれば、これ以後のブロックにおいてデータサイズが大きくなることが予測されるので、事前に現ブロックのデータサイズを小さくするために、前フレームブロックサイズ平均値比較部245は目標値を低めに設定する。
続いて、圧縮テーブル演算部244は、比較部243による現ブロックの圧縮データサイズ予測値および積算値の和と目標値との比較結果と前フレームブロック圧縮テーブルパラメータとに基づいて、仮圧縮テーブルパラメータの演算を行い、現ブロックデータサイズ予測部241に対し、次ブロック用の仮圧縮テーブルパラメータを出力する。目標値よりも加算結果が大きい場合には、伝送が間に合わず、ブロックの欠落が発生する可能性が高いため、圧縮テーブル演算部244は、よりデータサイズが小さくなるような圧縮パラメータを演算し、仮圧縮テーブルパラメータとして出力する。このようにして、圧縮テーブル演算部244は、最終的に加算結果が目標値よりも小さくなるような仮圧縮テーブルパラメータを演算し、この仮圧縮テーブルパラメータに基づいて、正式な圧縮テーブルパラメータを出力する。また、圧縮テーブル演算部244は、正式な圧縮テーブルパラメータを送信圧縮テーブル情報として出力する。
なお、上記の平均値の代わりに、前フレームにおける現ブロックと同一の座標のブロックから前フレームの最後のブロックまでのデータサイズの合計値を使用しても同等の効果が得られる。この場合、圧縮データサイズ平均値算出部2402の代わりに、所望の合計値を算出する圧縮データサイズ合計値算出部を設け、前フレームブロックサイズ平均値比較部245の代わりに、現ブロック以後のブロック数に比例した所定値と比較を行い、比較結果に基づいて目標値を決定する前フレームブロックサイズ合計値比較部を設ければよい。
上述したように、本実施形態によるテレビ電話システムでは、現ブロックに先行する過去のブロックの圧縮後のデータサイズと伝送レートとに基づいて(より具体的には、過去の所定数のブロックの圧縮後のデータサイズの積算値および現ブロックの圧縮後のデータサイズの予測値の和と、伝送レートに応じて決まる目標値との比較結果に基づいて)、伝送レートに対して最適な圧縮テーブルを設定することにより、遅延時間を抑えつつ、所定数ブロック毎の圧縮データサイズの平均値が制御され、伝送されるデータ量が許容範囲内に制御される。これにより、伝送路の伝送レートを超過してデータを伝送することによるブロック欠落等の破綻の発生を防止することができる。
また、圧縮しようとする現ブロックに対して画像の特性が近い前フレームの同一座標のブロックのデータサイズとそのブロックの圧縮テーブルパラメータと、仮に決定した圧縮テーブルパラメータとを用いて、現ブロックが圧縮された場合のデータサイズの予測を行い、この予測値と積算値との和を目標値と比較し、比較結果に基づいて、目標値を満たす圧縮テーブルを算出するようにしたので、簡単な処理で最適な圧縮テーブルを探索することができる。
また、本実施形態によるテレビ電話システムでは、前フレームにおける現ブロックと同一座標のブロック以後のブロックの圧縮後のデータサイズの平均値、または平均値と実質的には同義である合計値が算出され、その値が大きい場合には、より低い目標値が設定されて、その結果、現フレームの圧縮率が高くなる。動画像においては現フレームと前フレームとの相関が高いため、前フレームの現ブロックと同一座標のブロック以後のブロックのデータサイズが大きい場合には、現フレームの現ブロック以後のブロックのデータサイズも大きくなる可能性が高い。したがって、本実施形態のように、予め圧縮率を高くし、現ブロックの圧縮後のデータサイズを小さくすることによって、現ブロック以後のブロックにより多くの符号量が割り当てられるので、画質の劣化を防止することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図8は、本実施形態による内視鏡システムの概略構成を示すブロック図である。本内視鏡システムは、体内に挿入する内視鏡に内蔵され、撮影をする撮像部1cと、撮像部1cによって撮影された画像の圧縮、伝送、および伸張を行う通信部100と、通信部100から出力されたデータに基づいて画像を表示するモニタ5cとによって構成されている。また、通信部100は、撮像部1cによって撮影された画像に圧縮等の各種処理を行って送信する送信部2cと、送信部2cの出力するデータを伝送する通信ケーブル31と、通信ケーブル31からデータを受信し、伸張等の各種処理を行って出力する受信部4cとによって構成されている。
内視鏡装置では、内視鏡の挿入時や鉗子等の操作時には、モニタ5cの出力映像を見ながら内視鏡を操作することになるため、撮像を行ってからモニタ5c上に画像が表示されるまでの時間が、理想的には1フレーム以下であることが要求される。
図7は、通信部100の構成を示すブロック図である。この通信部100において、ブロック化部20c、圧縮部21c、および圧縮テーブル設定部22cは、図8の送信部2cが備える構成であり、伸張部40cおよび伸張テーブル設定部41cは、図8の受信部4cが備える構成である。図7において、ブロック化部20cは、撮像部1cから入力された動画像を構成する1フレームの画像データを所定のブロックに分割し、ブロック化画像データとして出力する。圧縮部21cは、ブロック化部20cによってブロック化されたブロック化画像データを、圧縮テーブルを用いてブロック単位で圧縮し、送信圧縮データ(ブロック化圧縮データ)として出力する。
圧縮テーブル設定部22cは、送信圧縮データのデータサイズと、送信圧縮データが送信される伝送路(通信路)の伝送レートとに基づいて、ブロック単位で圧縮テーブルを生成し、処理対象の現ブロックの圧縮テーブルとして圧縮部21cに設定する。また、圧縮テーブル設定部22cは、圧縮部21cに設定した圧縮テーブルを識別するテーブル番号を伝送部60cへ出力する。この圧縮テーブル設定部22cは積算部23c、圧縮テーブル記憶部25c、および圧縮テーブル選択部26cを備えている。
積算部23cは、処理対象のブロックに先行する直前の所定数分のブロックの送信圧縮データのデータサイズを積算し、積算値として出力する。圧縮テーブル記憶部25cは、圧縮特性の異なる複数の圧縮テーブルを記憶している。圧縮テーブル選択部26cは、積算値と伝送路の伝送レートとに基づいて、圧縮に用いる圧縮テーブルのテーブル番号を算出し、圧縮テーブル記憶部25cおよび伝送部60cへ出力する。圧縮テーブル記憶部25cからは、このテーブル番号によって識別される圧縮テーブルが圧縮部21cへ出力される。
伝送部60cは圧縮後のデータを送信部2cから受信部4cへ伝送する。送信部2cからの送信圧縮データは、受信部4cによって、受信圧縮データとして受信される。この伝送部60cは、図8の通信ケーブル31の他、図示していないが、送信部2cにおけるデータ送信に係る第1の通信部と、受信部4cにおけるデータ受信に係る第2の通信部とを備えている。第1の通信部は、送信圧縮データに対してテーブル番号を付加する処理やデータの送信処理を行う。また、第2の通信部は、データを受信し、受信した受信圧縮データを受信部4cの伸張部40cへ出力すると共に、受信圧縮データに付加されているテーブル番号を伸張テーブル設定部41cに通知する処理を行う。
伸張部40cは、受信された受信圧縮データを、伸張テーブルを用いて伸張し、ブロック単位のブロック化画像データを出力する。伸張テーブル設定部41cは、送信部2cから通知されたテーブル番号に基づいて、処理対象の現ブロックの圧縮に用いられた圧縮テーブルの圧縮特性に対応した伸張特性を持つ伸張テーブルを、現ブロックの伸張テーブルとして伸張部40cに設定する。この伸張テーブル設定部41cが備える伸張テーブル記憶部42cは、圧縮テーブル記憶部25cに格納されている複数の圧縮テーブルのそれぞれの圧縮特性に対応した伸張特性を示す複数の伸張テーブルを記憶している。圧縮テーブルと伸張テーブルは、テーブル番号によって1対1に関連付けられている。
フレーム化部70cは、ブロックごとのブロック化画像データを合成してフレーム単位の画像を合成し、表示用の動画像として出力する。
ブロック化部20c、圧縮部21c、伝送部60c、および伸張部40cによるブロック単位での圧縮、伝送、伸張の処理は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。本実施形態では、圧縮テーブルの設定方法が第1の実施形態と異なっており、予め用意された複数の圧縮テーブルの中から、圧縮に用いる圧縮テーブルを選択する。また、伝送時には、圧縮テーブルパラメータではなく、どの圧縮テーブルを使用したかを示すテーブル番号を伝送することによって、伸張側で、そのテーブル番号によって示される圧縮データに対応した伸張テーブルを特定している。これによって、伝送データ量を減らし、その分を画像データに割り当てることができ、高画質化することができる。
圧縮テーブル記憶部26cに格納されている複数の圧縮テーブルは、周波数的に特性の近いものが近い番号となるように番号付けされている。本実施形態では、最も周波数の削減が大きい、すなわち圧縮率が高く、データサイズが小さくなる圧縮テーブルのテーブル番号を1とし、最も周波数の削減が小さい、すなわち圧縮率が低く、データサイズが大きくなる圧縮テーブルのテーブル番号を最大値としている。また、各圧縮テーブルに付与されているテーブル番号が大きくなるほど、圧縮率が低くなるようになっている。データサイズを小さくしたい場合には、低いテーブル番号を持つ圧縮テーブルを使用し、大きくしたい場合には、高いテーブル番号を持つ圧縮テーブルを使用する。
次に、圧縮テーブル選択部26cの詳細な構成および動作について説明する。図9は、圧縮テーブル選択部26cの構成を示している。圧縮テーブル選択部26cは、入力された積算値と、予め設定された第1の比較値および第2の比較値とを比較し、その比較結果と前ブロックテーブル番号、例えばnとに基づいて、現ブロックのテーブル番号を選択する。この圧縮テーブル選択部26cにおいて、比較部260は、積算値と第1の比較値とを比較した結果である第1の比較結果を圧縮テーブル番号出力部263へ出力する。比較部261は、積算値と第2の比較値とを比較した結果である第2の比較結果を圧縮テーブル番号出力部263へ出力する。比較部260および261が積算値範囲比較部に相当する。
本実施形態においては、第1の比較値>第2の比較値であり、第1の比較結果および第2の比較結果によって、積算値が属する数値範囲が示される。本来は積算値と現ブロックの圧縮後のデータサイズとの和を、目標値以下にするために圧縮テーブルの選択を行うのがよい。しかし、目標値は、伝送レートの上限によって定められている固定値であり、積算値から現ブロックのデータサイズの目標値は一意的に決定されるので、本実施形態では、積算値の大きさに応じて圧縮テーブルの選択を行う。
前ブロックテーブル番号蓄積部262は、現ブロックと隣接する直前のブロックで使用したテーブル番号を蓄積し、出力するものである。画像データでは、隣接するブロック同士はほぼ同等の周波数特性を持つと考えられるため、直前の圧縮テーブルを元に現ブロックの圧縮テーブルを設定する。圧縮テーブル番号出力部263は、前ブロックテーブル番号蓄積部262から出力された前ブロックテーブル番号と第1の比較結果および第2の比較結果とに基づいて、現ブロックの圧縮に用いる圧縮テーブルのテーブル番号を選択し、出力する。
図10は、圧縮テーブル番号出力部263の構成を示している。判定部2630は、積算値と所定値との比較結果である第1の比較結果および第2の比較結果に基づいて、積算値が属する数値範囲を判定し、判定結果をセレクタ2633へ出力する。この判定結果は、積算値≧第1の比較値、第1の比較値>積算値≧第2の比較値、および第2の比較値>積算値のいずれかとなる。
加算部2631は、前ブロックテーブル番号蓄積部262から出力された前ブロックテーブル番号に対して1を加算し、加算結果をセレクタ2633へ出力する。減算部2632は、前ブロックテーブル番号蓄積部262から出力された前ブロックテーブル番号から1を減算し、減算結果をセレクタ2633へ出力する。セレクタ2633は、上記の判定結果に基づいて、前ブロックテーブル番号、前ブロックテーブル番号に1を加算した値、および前ブロックテーブル番号から1を減算した値の中からいずれかを選択し、現ブロックの圧縮に用いる圧縮テーブルのテーブル番号として出力する。
積算値が第1の比較値より大きい場合、すなわち第1の比較結果がアクティブの場合には、現ブロックのデータサイズをより小さくする必要があるため、セレクタ2633は、減算部2632の出力であるテーブル番号n−1を選択する。また、積算値が第2の比較値より小さい場合、すなわち第1の比較結果および第2の比較結果がインアクティブである場合には、セレクタ2633は、加算部2631の出力であるテーブル番号n+1を選択する。また、積算値が2つの比較値の中間である場合、すなわち第1の比較値>積算値≧第2の比較値である場合には、第1の比較結果がインアクティブで、第2の比較結果がアクティブとなるが、この場合は、セレクタ2633はそのままテーブル番号nを選択する。これにより、現ブロックの圧縮に用いる圧縮テーブルのテーブル番号は、前ブロックの圧縮に用いたテーブル番号から所定の範囲内(本実施形態では+1および−1の範囲内)となる。
本実施形態では、積算値の範囲を判定するために、圧縮テーブル選択部26cが2つの比較部を持つ例を説明したが、比較部をさらに多く持ち、より多くのテーブルから選択することも可能である。また、圧縮方式としてはJPEGを例に説明したが、JPEG2000等のように、所定のテーブルやパラメータの設定によって、可変長の圧縮が出来る圧縮手法であれば、同様に適用可能である。
上述した本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、ブロックの欠落等の発生を防止すると共に、簡単な比較器と選択部とによって、簡易に圧縮テーブルを選定することができる。また、テーブルの情報として、テーブル番号のみが伝送されるため、画像データの伝送データ量の割り当てを大きくすることができ、圧縮率の低い高画質の画像を伝送することができる。
また、隣接する前ブロックと現ブロックとで、離れたテーブル番号をもつ圧縮テーブルを設定すると、圧縮特性が大きく異なるため、ブロック間の画質が異なり、ブロックノイズとして画質が劣化してしまうが、本実施形態における圧縮テーブルの選択方法によれば、隣接するブロックで特性が近い圧縮テーブルが選択されるため、ブロック間での画質の差による画質劣化が起こりにくくなる。このように、ブロックの欠落や、ブロック単位の圧縮率の差異によるノイズの発生しにくい内視鏡システムを提供することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、第1および第2の実施形態では、通信ケーブルによる有線の通信と一般の通信回線を用いる例で説明を行ったが、これらに限られるわけではなく、無線の通信等に適用することも可能である。また、第1の実施形態における圧縮テーブルの設定方法を適用するのはテレビ電話システムに限られず、内視鏡システム等に適用してもよい。同様に、第2の実施形態における圧縮テーブルの設定方法を適用するのは内視鏡システムに限られず、テレビ電話システム等に適用してもよい。
本発明の第1の実施形態によるテレビ電話システムにおける撮像および表示以外の通信処理に係る構成を示すブロック図である。 第1の実施形態によるテレビ電話システムの概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る画像データの処理を説明するための参考図である。 第1の実施形態における動画像の各処理のタイミングを示すタイミングチャートである。 第1の実施形態における圧縮テーブルの内容を示す参考図である。 第1の実施形態による圧縮テーブル算出部の詳細構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態による通信部の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態による内視鏡システムの概略構成を示すブロック図である。 第2の実施形態による圧縮テーブル設定部の詳細構成を示すブロック図である。 第2の実施形態による圧縮テーブル番号出力部の詳細構成を示すブロック図である。
符号の説明
1a,1b,1c・・・撮像部、2a,2b,2c・・・送信部、4a,4b,4c・・・受信部、5a,5b,5c・・・モニタ、20a,20c・・・ブロック化部、21a,21c・・・圧縮部、22a,22c・・・圧縮テーブル設定部、23a,23c・・・積算部、24a・・・圧縮テーブル算出部、30・・・通信回線、31・・・通信ケーブル、40a,40c・・・伸張部、41a,41c・・・伸張テーブル設定部、60a,60c・・・伝送部、70a,70c・・・フレーム化部、100・・・通信部、240・・・圧縮データサイズ蓄積部、241・・・現ブロックデータサイズ予測部、242,2631・・・加算部、243,260,261・・・比較部、244・・・圧縮テーブル演算部、245・・・前フレームブロックサイズ平均値比較部、262・・・前ブロックテーブル番号蓄積部、263・・・圧縮テーブル番号出力部、2400・・・圧縮データサイズメモリ、2401・・・圧縮テーブルパラメータメモリ、2402・・・圧縮データサイズ平均値算出部、2630・・・判定部、2632・・・減算部、2633・・・セレクタ

Claims (9)

  1. 動画像を構成する1フレームの画像データを所定のブロック単位に分割し、ブロック化画像データとして出力するブロック化部と、
    圧縮特性を示す複数のパラメータを含む圧縮テーブルに基づいて、前記ブロック化画像データをブロック単位で圧縮し、ブロック化圧縮データとして出力する圧縮部と、
    前記ブロック化圧縮データのデータサイズと、前記ブロック化圧縮データが伝送される伝送路の伝送レートとに基づいて前記圧縮テーブルを生成し、前記圧縮テーブルをブロック単位で前記圧縮部に設定する圧縮テーブル設定部と、
    前記ブロック化圧縮データをブロック単位で送信する通信部と、
    を備えたことを特徴とする動画像伝送装置。
  2. 前記圧縮テーブル設定部は、
    先行する複数のブロックの前記ブロック化圧縮データのデータサイズの積算値を算出する積算部と、
    現ブロックの前記ブロック化画像データの圧縮後のデータサイズの予測値と前記積算値との和と、前記伝送レートに基づいた目標値とを比較した結果に基づいて、前記現ブロックの前記圧縮テーブルを算出して前記圧縮部へ出力する圧縮テーブル算出部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の動画像伝送装置。
  3. 前記圧縮テーブル算出部は、
    前記現ブロックに対応した前フレームのブロックに使用された前記圧縮テーブルに係る圧縮テーブル情報と、前記現ブロックに対応した前フレームのブロックの前記ブロック化圧縮データのデータサイズとを蓄積すると共に、蓄積した前記圧縮テーブル情報および前記データサイズを、それぞれ前フレームブロックテーブル情報および前フレームブロックサイズとして出力する前フレームブロック蓄積部と、
    前記前フレームブロックテーブル情報、前記前フレームブロックサイズ、および前記現ブロックの仮の前記圧縮テーブルに係る仮圧縮テーブル情報に基づいて、前記データサイズの予測値を生成するデータサイズ予測部と、
    前記積算値と前記データサイズの予測値との和と前記目標値とを比較した結果に基づいて、前記現ブロックの前記圧縮テーブルを算出して前記圧縮部へ出力すると共に、前記仮圧縮テーブル情報を生成する圧縮テーブル生成部と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の動画像伝送装置。
  4. 前記圧縮テーブル算出部は、
    前記現ブロックに対応した前フレームのブロックから所定のブロックまでの前記ブロック化圧縮データのデータサイズの合計値または平均値を算出し、算出結果を実績値として出力する実績値算出部と、
    前記伝送レートに基づいた所定値と前記実績値とを比較し、比較結果に基づいた前記目標値を前記圧縮テーブル生成部へ出力する実績値比較部と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の動画像伝送装置。
  5. 動画像を構成する1フレームの画像データを所定のブロック単位に分割し、ブロック化画像データとして出力するブロック化部と、
    圧縮特性を示す複数のパラメータを含む圧縮テーブルに基づいて、前記ブロック化画像データをブロック単位で圧縮し、ブロック化圧縮データとして出力する圧縮部と、
    前記ブロック化圧縮データのデータサイズと、前記ブロック化圧縮データが伝送される伝送路の伝送レートとに基づいて、圧縮特性が異なる複数の前記圧縮テーブルの中から、圧縮に用いる前記圧縮テーブルを選択し、ブロック単位で前記圧縮部に設定する圧縮テーブル設定部と、
    前記圧縮テーブル設定部によって選択され、前記圧縮部によって圧縮に用いられた前記圧縮テーブルの識別情報と前記ブロック化圧縮データとをブロック単位で送信する第1の通信部と、
    を有する動画像伝送装置と、
    前記識別情報および前記ブロック化圧縮データを受信する第2の通信部と、
    伸張特性を示す複数のパラメータを含む伸張テーブルに基づいて、前記ブロック化圧縮データをブロック単位で伸張する伸張部と、
    前記識別情報によって示される、圧縮に用いられた前記圧縮テーブルの圧縮特性に対応した伸張特性を示す伸張テーブルをブロック単位で前記伸張部に設定する伸張テーブル設定部と、
    を有する動画像受信装置と、
    を備えたことを特徴とする動画像伝送システム。
  6. 前記圧縮テーブル設定部は、
    先行する複数のブロックの前記ブロック化圧縮データのデータサイズの積算値を算出する積算部と、
    前記伝送レートに基づいた所定値と前記積算値とを比較し、比較結果に基づいて、複数の前記圧縮テーブルの中から、現ブロックの圧縮に用いる前記圧縮テーブルを選択する圧縮テーブル選択部と、
    複数の前記圧縮テーブルを予め記憶し、前記圧縮テーブル選択部によって選択された前記圧縮テーブルを前記圧縮部へ出力する圧縮テーブル記憶部と、
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載の動画像伝送システム。
  7. 前記圧縮テーブル設定部は、複数の所定値と前記積算値とを比較し、前記積算値が属する範囲を示す範囲情報を出力する積算値範囲比較部をさらに備え、
    前記圧縮テーブル選択部は、前記範囲情報に基づいて前記圧縮テーブルを選択する
    ことを特徴とする請求項6に記載の動画像伝送システム。
  8. 前記圧縮テーブル選択部は、前記伝送レートに基づいた所定値と前記積算値とを比較した結果に基づいて、複数の前記圧縮テーブルの中から、前ブロックの圧縮に用いた前記圧縮テーブルに近い圧縮特性の前記圧縮テーブルを、前記現ブロックの圧縮に用いる前記圧縮テーブルとして選択することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の動画像伝送システム。
  9. 前記圧縮テーブル記憶部は、前記識別情報としての、圧縮特性の順に従ったテーブル番号に対応づけて、複数の前記圧縮テーブルの各々を記憶し、
    前記圧縮テーブル設定部は、先行するブロックの圧縮に用いた前記圧縮テーブルの前記テーブル番号を蓄積し、先行ブロックテーブル番号として出力する先行ブロックテーブル番号蓄積部をさらに備え、
    前記圧縮テーブル選択部は、前記伝送レートに基づいた所定値と前記積算値とを比較した結果に基づいて、前記先行ブロックテーブル番号から所定の範囲内の前記テーブル番号に関連付けられた前記圧縮テーブルを、前記現ブロックの圧縮に用いる前記圧縮テーブルとして選択する
    ことを特徴とする請求項8に記載の動画像伝送システム。

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