JP2006222578A - 画像撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動画の撮影及び記録中に静止画を記録するに当たり、静止画記録釦の押下認識音を発生させることができ、かつ、動画に対して自然な記録をすることができる画像撮影装置を提供する。
【解決手段】 静止画を記録するための静止画記録釦のユーザの押下に応じて、その押下をユーザが認識することのできる音を発生する音発生手段(11〜14、36、37、38)と、音発生手段の音をマイクロホン(26)を通して取り込み、逆位相音データ生成手段(29、40)で生成された逆位相音データを記憶するか、又は、静止画記録釦を押下したことをユーザが認識することのできる音の逆位相音データをあらかじめ記憶しておく消音データメモリ(30)と、音声付動画の撮影及び記録中に、静止画記録釦の押下が行われたとき、マイクロホンを通して取り込まれた音声データと消音データメモリに記憶された逆位相音データとを合成するキャンセル処理手段(28)とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、音声付動画の撮影及び記録中に、静止画を記録することのできる画像撮影装置に関する。
従来、デジタルビデオカメラと呼ばれる画像撮影装置は、音声付動画(以下、単に動画若しくは動画像とも称する)の撮影及び記録を行う装置として広く親しまれてきた。ところが、デジタルカメラの出現によって、デジタルビデオカメラにも静止画の撮影及び記録の機能を備えることを望む声が大きくなり、最近は静止画を記録する機能が付加されている。デジタルビデオカメラで静止画を記録する場合、機械音から電子音に変更された形であっても、静止画の撮影においてフィルムカメラで親しまれている撮影時のシャッター音を発生する機能が付加されている。
このように、デジタルビデオカメラとデジタルカメラの両方の機能を備えた画像撮影装置に対して、動画の撮影中に動画及び音の両方をテープメディアに記録し、静止画をメモリメディアに記録することの要望も多い。しかし、動画の撮影中に静止画を記録すると、そのときに発生したシャッター音を、動画用の音声を収集しているマイクロホンが拾うため、動画記録時の音声として記録されてしまうことになる。
このような事態を回避するために、動画の撮影及び記録と静止画の記録とを同時に行うことができないようにしたものや、静止画の記録時にシャッター音の発生、停止の切り替えを可能にしたものもある。また、動画の撮影及び記録と静止画の記録とを同時に実行する場合、静止画撮影のシャッター音の動画の記録への影響を低減するために、静止画記録釦の押下時にマイクロホンの入力ゲインを一時的に低下させる制御を行うことも提案されている(例えば、下記の特許文献1参照)。
特許第3551454号公報
しかしながら、上述した従来の画像撮影装置のうち、動画の撮影及び記録と静止画の記録とを同時に実行できないようにしたものはユーザの要望を満たすことができず、シャッター音の発生、停止の切り替えを可能にしたものは撮影手順が増えて煩わしいという問題があった。また、静止画記録釦の押下時にマイクロホンの入力ゲインを一時的に低下させるものは、静止画を撮影する度にマイクロホンの入力ゲインが下げられてしまい、記録された動画の音声を聞くと、その音は実際の音に対して音声レベルが微妙に上下する不自然な音となり、良質な動画の記録ができないという問題があった。
一方、シャッター音などの静止画記録釦の押下認識音については、フィルムカメラにおいて誰もが小さい頃から慣れ親しんでおり、被写体側もシャッター音などにより静止画撮影の完了を暗黙のうちに判別しており、静止画の撮影時に静止画記録釦の押下認識音が無いことが不満であるというユーザも少なくなかった。
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、動画の撮影及び記録中に静止画を記録するに当たり、シャッター音などの静止画記録釦の押下認識音を発生させることができ、かつ、動画に対して自然な記録をすることができる画像撮影装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る画像撮影装置は、音声付動画の撮影及び記録中に、静止画を記録することのできる画像撮影装置において、静止画を記録するための静止画記録釦のユーザの押下に応じて、静止画記録釦を押下したことをユーザが認識することのできる音を発生する音発生手段と、音発生手段が発生する音をマイクロホンを通して取り込み、この音の逆位相音データを生成する逆位相音データ生成手段で生成された逆位相音データを記憶するか、又は、静止画記録釦を押下したことをユーザが認識することのできる音の逆位相音データをあらかじめ記憶しておく消音データメモリと、音声付動画の撮影及び記録中に、静止画記録釦の押下が行われたとき、マイクロホンを通して取り込まれた音声データと消音データメモリに記憶された逆位相音データとを合成するキャンセル処理手段とを、備えたことを特徴とする。
本発明は、上記のように構成したことにより、動画の撮影及び記録中に静止画を記録するに当たり、シャッター音などの静止画記録釦の押下認識音を発生させることができ、かつ、動画に対して自然な記録をすることができる画像撮影装置が提供される。
以下、本発明を図面に示す好適な実施の形態に基づいて詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係る画像撮影装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。図1に示した画像撮影装置は、静止画の記録時に静止画記録釦の押下認識音を出力する静止画撮影音出力部1と、動画の撮影及び記録を行うカメラ部2と、ユーザによる動画の撮影及び記録や静止画記録釦の押下を検出し、動画撮影制御及び静止画記録制御を行う主制御部3とを備えている。
このうち、静止画撮影音出力部1は、デジタルデータ化された静止画記録釦の押下認識音データをアナログ信号に変換するD−A変換器11と、変換されたアナログ信号のうち音声周波数帯域の信号のみを通過させて他を遮断する低域フィルタ12と、音声周波数帯域の信号の出力レベルを調整する増幅器13と、出力レベルが調整された信号に対応する音を発生するスピーカ14とを含んで構成されている。
また、カメラ部2は、画像を取り込むレンズ21と、取り込まれた画像をデジタルデータに変換する電荷転送素子22と、変換されたデジタルデータを一定周期で取り込み、画像データに変換するカメラ信号処理部23と、変換された画像データにおける動画データを動画像記録フォーマットに圧縮変換する他、音声コーディックを含んで構成されるビデオ信号処理部24と、圧縮変換された動画像を記録するとともに、音声信号を多重化して記録し、さらに、静止画をも記録する動画/静止画記録部25と、外部音声を取り込んで電気的なアナログ信号に変換するマイクロホン26と、音声に対応するアナログ信号をデジタルデータに変換するA−D変換器27と、変換されたデジタルデータと後述する逆位相音データとを合成して得られた加工音データを動画/静止画記録部25に加えるキャンセル処理部28と、キャリブレーション処理時に、A−D変換器27によって変換された静止画記録釦の押下認識音をバッファメモリ40に一定時間記憶させ、続いて、記憶データに基づいてその逆位相音データとしての位相情報、周波数情報、レベル情報を生成するキャリブレーション処理部29と、生成された逆位相音データとしての位相情報、周波数情報、レベル情報を格納する消音データメモリ30とを含んで構成されている。
また、主制御部3は、静止画記録釦の押下(図示せず)を検出する静止画釦処理部31と、動画撮影釦(図示せず)の押下を検出し、動画撮影開始信号及び動画撮影停止信号を出力する動画撮影釦処理部32と、カメラ信号処理部23で変換された画像データを逐次取り込み、静止画記録要求がなされたときに新規の画像データの取り込みを停止し、そのときの画像データを保持する静止画用フレームメモリ33と、静止画記録時の画像データを圧縮画像データに変換し、変換後に動画/静止画記録部25に送る静止画生成部34と、静止画記録釦及び動画撮影釦の現在の押下状態情報を保持する状態管理部35と、静止画記録釦が押下されたことの認識音をデジタルデータで記録する、不揮発性メモリで構成される音データメモリ36と、音データメモリ36の音声データを一定の時間周期でD−A変換器11に加える音発生制御部37と、静止画釦処理部31、動画撮影釦処理部32及び状態管理部35の各出力信号に基づいて、カメラ信号処理部23、ビデオ信号処理部24、動画/静止画記録部25及びキャンセル処理部28の各制御、音発生制御部37に対する処理開始要求、静止画記録時に静止画生成部34に対する画像生成/記録の要求と、キャンセル処理部28に対して静止画記録釦が押下されたことの認識音の消音開始要求を行う処理制御部38とを含んで構成されている。
上記のように構成された第1の実施の形態の動作について、キャリブレーション処理として説明した合成音同定初期化処理と、動画撮影中に静止画を記録する処理とに分けて、以下に説明する。
<合成音同定初期化処理>
まず、処理制御部38がキャリブレーション処理部29に対して初期化制御要求を出力すると、キャリブレーション処理部29は、マイクロホン26から音声が取り込まれ、その出力信号がA−D変換器27でデジタルデータに変換された音声データの、バッファメモリ40への取り込みを開始する。
次に、処理制御部38は、音発生制御部37に対してシャッター音発生要求を出力する。音データメモリ36には静止画記録釦が押下されたことの認識音がデジタルデータで記憶されている。そこで、音発生制御部37はシャッター音発生要求を受け付けると、音データメモリ36から静止画記録釦が押下されたことの認識音データを読み出してD−A変換器11へ送り込む。音発生制御部37は音再生のためのクロック同期機能を有しており、認識音データを一定のタイミングで転送する。転送タイミング及び転送速度については、特に指定するものではない。
次に、D−A変換器11は認識音データをアナログ信号に変換し、低域フィルタ12はアナログ信号のうち音声周波数帯域の成分のみを通過させてスピーカ14に加える。スピーカ14は自身に加えられる信号の音、すなわち、静止画記録釦が押下されたことの認識音を発生する。
このとき、キャリブレーション処理部29は、既にマイクロホン26及びA−D変換器27を介して得られる音声データのバッファメモリ40への取り込みを開始しており、スピーカ14から発生された音に対応する音声データがバッファメモリ40に格納される。
次に、音発生制御部37は、音データメモリ36のすべての認識音データを読み出し、転送を完了すると、終了応答を処理制御部38に返す。そこで、処理制御部38は、その終了応答を受け付けてキャリブレーション処理部29に対して音声データのバッファメモリ40への取り込み停止要求を出す。キャリブレーション処理部29はこの取り込み停止要求に従って音声データの取り込みを停止する。
次に、キャリブレーション処理部29は、バッファメモリ40の記憶データに基づいて位相情報、周波数情報、レベル情報で構成される逆位相音データを生成し、消音データメモリ30に格納する。
これらの処理により、シャッター音である静止画記録釦が押下されたことの認識音をキャンセルするためのデータ、すなわち、消音目的の逆位相音データが消音データメモリ30に格納される。
<動画撮影中に静止画を記録する処理>
まず、動画撮影釦を押下すると、動画撮影釦処理部32がこの押下を検出して処理制御部38へ動画撮影の開始要求を送り込む。これによって、処理制御部38は、カメラ信号処理部23、ビデオ信号処理部24及び動画/静止画記録部25に対して、それぞれ動画撮影開始の制御を行わせる。これによって、レンズ21から取り込まれた画像が電荷転送素子22によってデジタルデータに変換され、さらに、カメラ信号処理部23によって画像データに変換されてビデオ信号処理部24及び静止画用フレームメモリ33に送り込まれる。ビデオ信号処理部24は変換された画像データにおける動画データを動画像記録フォーマットに圧縮変換して動画/静止画記録部25に送る。静止画用フレームメモリ33はビデオ信号処理部24で変換された画像データを逐次取り込む。
次に、動画撮影中に静止画記録釦が押下されると、静止画釦処理部31がこの押下を検出し、処理制御部38は静止画用フレームメモリ33に対して画像データの新規の取り込み停止の要求をするとともに、静止画生成部34に対して静止画生成要求を与える。これによって、静止画用フレームメモリ33は画像データの新規の取り込みを停止してそのときの画像データを保持し、静止画生成部34は静止画用フレームメモリ33で保持された画像データを圧縮画像データに変換して動画/静止画記録部25に送る。これによって、動画/静止画記録部25にはビデオ信号処理部24で圧縮変換された動画データと、静止画生成部34で圧縮された静止画データとの両方が記録される。
また、処理制御部38に静止画記録の開始要求が送り込まれたとき、処理制御部38は、キャンセル処理部28に対して動作開始の要求を与える。キャンセル処理部28はA−D変換器27から音声データが出力されるごとに、消音データメモリ30に格納された逆位相音データのうちの1データを読み出して、1データごとにそれぞれ加算処理を実行して、すなわち、合成して動画/静止画記録部25に転送する。そして、消音データメモリ30の逆位相音データの最後の1データを読み出すと、A−D変換器27から出力される音声データに対する逆位相音データの加算処理を行わずに、直接、動画/静止画記録部25に転送する。
図2は静止画の撮影開始時にキャンセル処理部28によって行われる静止画記録釦の押下認識音のキャンセル処理を説明するためのブロック図である。図2において、A−D変換器27から出力される音声データ(A−D変換後のマイク入力)61を一方入力、消音データメモリ30に格納された逆位相音データ、すなわち消音データ62を他方入力としてこれら2つのデータに対して加算処理63を行って、加工音データ64を出力する。このようにして、動画の記録に際して静止画の撮影が行われたとしても、動画記録の音声からシャッター音相当の音を抑えた音声データが多重化されて動画/静止画記録部25に記録される。
図3は処理制御部38を中心にして行われる処理手順を示すフローチャートである。ここでは、電源が投入された後の最初のステップs001で逆位相音データを取得するキャリブレーション処理、すなわち、合成音同定初期化処理を行う。次に、ステップs009の動画撮影停止処理を飛び越し、ステップs002にて動画撮影釦が押下の状態に設定されたか否かを判定し、設定されていればステップs005の処理を実行し、設定されていなければステップs003の処理を実行する。ステップs003においては静止画記録釦が押下され、静止画記録要求がなされたか否かを判定し、静止画記録要求がなされていなければステップs002の処理に戻り、静止画記録要求がなされていればステップs004で音発生制御部37による静止画撮影認識音の発生制御と、静止画用フレームメモリ33の画像データの更新停止制御と、静止画生成部34による静止画記録制御を行った後、ステップs002の処理に戻る。ステップs005においては、動画撮影の開始要求から、カメラ信号処理部23の起動制御、ビデオ信号処理部24の起動制御、動画/静止画記録部25による動画記録制御を実行する。続いて、ステップs006にて動画撮影釦の状態が停止要求になっているか否かを判定し、停止要求になっていればステップs009の処理を実行し、反対に、停止要求になっていなければステップs007の処理を実行する。ステップs009ではカメラ信号処理部23の停止制御及びビデオ信号処理部24の停止制御を実行する。ステップs007では動画撮影中に静止画記録釦が押下され、静止画記録要求がなされたか否かを判定する。この判定により静止画記録要求がなされていればステップs008にて音発生制御部37を介して行われる静止画撮影認識音の発生制御と、静止画用フレームメモリ33による画像データの更新停止制御、静止画生成部34による静止画圧縮制御及び動画/静止画記録部25における静止画記録制御をそれぞれ実行してステップs007の処理に戻り、反対に、静止画記録要求がなされていなければステップs006の処理に戻る。これらの処理手順により、合成音同定初期化処理の後、動画撮影制御が行われ、動画撮影制御中に静止画の撮影制御が行われたとしても動画記録の音声にシャッター音が記録されることを抑制することができる。
図4は静止画記録要求時における処理制御部38の具体的な処理手順を示すフローチャートである。ここでは、ステップs010にて動画撮影中か否かを判定し、動画撮影中であればステップs011でキャンセル処理部28を起動してそのキャンセル制御を行わせる。続いて、ステップs012にて音発生制御部37を起動して静止画記録釦の認識音の発生制御を行わせる。これによって、静止画記録要求時にスピーカ14から静止画撮影釦認識音が発生される。
図5は図3に示した処理手順のうち、ステップs001の詳細な処理手順を示すフローチャートである。ここでは、ステップs020でマイクロホン26への音声入力からバッファメモリ40への音声データの取り込みを開始する。ステップs021にて音発生制御部37による静止画記録釦の押下認識音の発生を行わせる。続いて、ステップs022にて音発生制御部37の制御動作が完了してから、キャリブレーション処理部29に要求して、バッファメモリ40への音声データの取り込みを停止させる。そして、ステップs023ではバッファメモリ40の音声データから入力音データの逆位相音データを生成する。当該データは、位相情報、周波数情報及びレベル情報を含み、量子化された入力音データへの加算が容易なフォーマットとなっている。最後に、ステップs024にて逆位相音データを、消音データメモリ30に格納する。これによって、合成音同定初期化処理が行われる。
図6はキャンセル処理部28の具体的な処理手順を示すフローチャートである。ここでは、ステップs031にてAD変換された入力音データを1サンプリングデータ分取り込む。次のステップs032において消音データメモリ30の逆位相音データを1サンプリングデータ分取り出す。さらに、ステップs033では、ステップs031で取り込んだデータとステップs032で取り出したデータを加算(合成)し、加算データを生成する。そして、ステップs034にて加算データを動画/静止画記録部25へ送る。これらの処理を繰り返すことによって、動画記録の音声からシャッター音相当の音を抑えた音声データが動画/静止画記録部25に記録される。
このように、上述した第1の実施の形態によれば、動画撮影中に静止画の記録をすることのできる画像撮影装置において、動画撮影中の静止画記録時に通常のカメラ撮影と同様にシャッター音相当音を発音しても、動画記録の音声から該シャッター音相当音を抑えるこができ、かつ、デジタルカメラ装置の動画/静止モード切替機能を搭載する必要がなくなり、製品コストを低減することができる。また、機能として、動画はストリーム用の媒体へ、静止画はメモリ媒体へそれぞれ別々に記録することで、1台の画像撮影装置で、ビデオカメラとスチルカメラの両方の機能を持たせることができる。
<第2の実施の形態>
上述した第1の実施の形態では、逆位相音データを取得するキャリブレーション処理時、すなわち、合成音同定初期化処理時に、音発生制御部37が静止画撮影音出力部1を介して静止画記録釦の押下認識音を発生させ、静止画記録釦の押下認識音をマイクロホン26を通して取り込み、キャリブレーション処理部29がその音声データをバッファメモリ40に記憶させ、続いて、キャリブレーション処理部29がその音の逆位相音データを生成して消音データメモリ30に記録させたが、この代わりに、逆位相音データをあらかじめ記憶させてある消音データメモリ30を製造工程で組み込むか、あるいは、出荷段階で逆位相音データを消音データメモリ30に記憶させるようにしてもよい。すなわち、キャリブレーション処理時に静止画撮影音出力部1から発生される音は、音データメモリ36に記憶された音声データに対応しており、この音をマイクロホン26で拾った音声データが動画/静止画記録部25に送り込まれないようにするには、この音声データに対応する逆位相音データを消音データメモリ30に記憶させておけば、上述したと略同様な処理を行うことができる。
このように、第2の実施の形態においても、動画撮影中に静止画の記録をすることのできる画像撮影装置において、動画撮影中の静止画記録時に通常のカメラ撮影と同様にシャッター音相当音を発音しても、動画記録の音声から該シャッター音相当音を抑えるこができ、かつ、デジタルカメラ装置の動画/静止モード切替機能を搭載する必要がなくなり、製品コストを低減することができる。
本発明に係る画像撮影装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態を構成するキャンセル処理部によって行われる静止画記録釦の押下認識音のキャンセル処理を説明するためのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態を構成する処理制御部を中心にして行われる処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態を構成する処理制御部の具体的な処理手順を示すフローチャートである。 図3に示した処理手順のうち、1つのステップの詳細な処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態を構成するキャンセル処理部の具体的な処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 静止画撮影音出力部
2 カメラ部
3 主制御部
11 D−A変換器
12 低域フィルタ
13 増幅器
14 スピーカ
21 レンズ
22 電荷転送素子
23 カメラ信号処理部
24 ビデオ信号処理部
25 動画/静止画記録部
26 マイクロホン
27 A−D変換器
28 キャンセル処理部
29 キャリブレーション処理部
30 消音データメモリ
31 静止画釦処理部
32 動画撮影釦処理部
33 静止画用フレームメモリ
34 静止画生成部
35 状態管理部
36 音データメモリ
37 音発生制御部
38 処理制御部
40 バッファメモリ

Claims (1)

  1. 音声付動画の撮影及び記録中に、静止画を記録することのできる画像撮影装置において、
    静止画を記録するための静止画記録釦のユーザの押下に応じて、前記静止画記録釦を押下したことを前記ユーザが認識することのできる音を発生する音発生手段と、
    前記音発生手段が発生する音をマイクロホンを通して取り込み、前記音の逆位相音データを生成する逆位相音データ生成手段で生成された逆位相音データを記憶するか、又は、前記静止画記録釦を押下したことを前記ユーザが認識することのできる音の逆位相音データをあらかじめ記憶しておく消音データメモリと、
    音声付動画の撮影及び記録中に、前記静止画記録釦の押下が行われたとき、前記マイクロホンを通して取り込まれた音声データと前記消音データメモリに記憶された逆位相音データとを合成するキャンセル処理手段とを、
    備えたことを特徴とする画像撮影装置。
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