JP2006222038A - ヘッドランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】より確実に好適な配光パターンを得ることのできるヘッドランプを提供すること。
【解決手段】集光レンズ20を第1レンズ25と第2レンズ30とにより形成する。第1レンズ25は、第2レンズ30よりも焦点距離が短くなっているので、第1レンズ25からの照射光は拡散し、第2レンズ30からの照射光はあまり拡散しないで照射される。また、第1レンズ25を、集光レンズ20の左右方向における中央で、上下方向の中央付近から下方にかけて位置させ、第2レンズ30を、第1レンズ25の周囲に配設する。これらにより、第1レンズ25からの照射光は広い範囲に照射され、第2レンズ30からの照射光は、車両前方の中心付近に集光して照射される。従って、配光パターン全体の光度を上げると共に、車両前方の中心付近の光度をさらに向上させることができる。この結果、より確実に好適な配光パターンを得ることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ヘッドランプに関するものである。特に、この発明は、好適な配光パターンを得ることのできるヘッドランプに関するものである。
従来のヘッドランプでは、配光パターンを最適化するために様々な工夫が施されている。例えば、特許文献1では、プロジェクタタイプのヘッドランプの配光特性を向上させるために、集光レンズを、水平基調の3つのシリンドリカルレンズにより形成し、3つのシリンドリカルレンズを垂直方向に重ねた形状で形成している。ヘッドランプの配光パターンは、垂直方向よりも水平方向の広がりの方が大きいため、ヘッドランプの照射光は、水平方向へは拡散させ、垂直方向にはあまり拡散させる必要がない。このため、集光レンズを上記のように水平基調のシリンドリカルレンズにより形成することにより、照射光を水平方向には拡散させ、垂直方向にはあまり拡散しないようにすることができる。また、1つシリンドリカルレンズにより集光レンズを形成した場合には、前後方向或いは照射方向の集光レンズの厚さが厚くなってしまうため、厚さの薄い3つのシリンドリカルレンズを垂直方向に重ねることにより、集光レンズ全体の厚さを抑え、重量の軽減を図っている。これらにより、ヘッドランプ全体の重量の増加を抑えつつ、配光特性の向上を図っていた。
特開2003−123509号公報
しかしながら、上記のヘッドランプでは、集光レンズを3つのシリンドリカルレンズにより形成し、3つのシリンドリカルレンズを垂直方向に重ねているので、各シリンドリカルレンズの光軸は垂直方向に平行に並んで形成されることになる。プロジェクタタイプのヘッドランプでは、通常リフレクタの反射面の2つの焦点のうちの一方と集光レンズの焦点とがほぼ同一の位置になるように形成されているが、上記の集光レンズでは、3つのうち少なくとも2つのシリンドリカルレンズの焦点が、リフレクタの反射面の焦点から離れてしまう。このため、任意の配光特性を得ることが困難になる虞があり、所望の配光パターンを得ることが困難になる虞があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、より確実に好適な配光パターンを得ることのできるヘッドランプを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明に係るヘッドランプは、リフレクタの反射面で反射した光源からの光を、所定の方向に照射する集光レンズを有するプロジェクタタイプのヘッドランプにおいて、前記集光レンズは、バックフォーカスが同一であると共に光軸が同一の位置になっており、且つ、焦点距離の異なる複数のレンズが組み合わされることにより形成されていることを特徴とする。
この発明では、焦点距離の異なる複数のレンズを組合せているので、この組合せを調整することにより任意の配光特性を得ることができる。また、それぞれのレンズの光軸が同一の位置になるようにしているので、これらのレンズの焦点を全てリフレクタの反射面の焦点とほぼ同一の位置に位置させることができ、これにより、容易に所望の配光パターンを得ることができる。この結果、より確実に好適な配光パターンを得ることができる。
また、この発明に係るヘッドランプは、前記集光レンズは、焦点距離が短い第1レンズと、前記第1レンズの焦点距離よりも焦点距離が長い第2レンズと、からなり、前記光軸寄りの方向を内側方向とし、前記光軸から離れる方向を外側方向とした場合に、前記第1レンズは前記第2レンズの内側方向に配置されていることを特徴とする。
この発明では、集光レンズからの照射光は、集光レンズにおける外側方向から外部に照射する光量よりも、集光レンズにおける内側部分、つまり、光軸付近から外部に照射する光量の方が多くなっている。また、集光レンズの焦点距離が短い場合には、集光レンズからの照射光は拡散し易くなり、集光レンズの焦点距離が長い場合には照射光は拡散し難く、照射光は照射方向の中心、即ち、光軸上に集中し易くなる。このため、光量が多い内側部分に焦点距離が短い第1レンズを配置することにより、多くの光量で照射範囲全体の光度を上げることができ、配光パターン全体の光度を上げることができる。また、比較的光量が少ない外側部分に焦点距離の長い第2レンズを配置することにより、集光レンズにおいて外側方向の部分から外部に照射される光を、照射方向の中心付近に集光させることができる。これにより、配光パターン全体の光度を上げつつ、中心光度をさらに向上させることができる。この結果、より確実に好適な配光パターンを得ることができる。
また、この発明に係るヘッドランプは、前記集光レンズは車両に搭載可能になっており、前記第2レンズは、当該第2レンズを前記光軸方向に見た場合に、前記集光レンズの前記車両への搭載時における下方側が開いた状態となるコの字型で形成されており、前記第1レンズは、前記第2レンズのコの字型の内側に配設されていることを特徴とする。
この発明では、第2レンズをコの字型で形成し、コの字の開いている部分が下方に位置する向きに設けている。また、第1レンズは、第2レンズのコの字の内側に配設されている。つまり、第2レンズはコの字の開いている部分が下方に位置する向きになっており、第1レンズは、このコの字の内側に配設されているので、第1レンズは集光レンズにおける下方には少なくとも配置されていることになる。車両用のヘッドランプは、前方と路面を照射するので、照射光は比較的下方を照射する。このため、集光レンズからの照射光は、集光レンズの下半から多く照射される。従って、第1レンズを集光レンズの下方に位置させることにより、より多くの光で照射範囲全体を照射することができる。
また、ヘッドランプから走行用ビームを照射する場合には、遠方の視認性を高めるために、前方の中心部分の光度が高い方がよい。このため、第2レンズをコの字型にして集光レンズにおける上方の部分に第2レンズを配置することにより、第2レンズで集光させる光を確保することができ、より確実に中心光度を上げることができる。これらの結果、走行用ビームやフォグランプなど、カットラインが不要な配光パターンで照射する場合に、より確実に好適な配光パターンを得ることができる。
本発明にかかるヘッドランプは、より確実に好適な配光パターンを得ることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかるヘッドランプの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。また、以下の説明は、本発明のヘッドランプを搭載した車両の前方、後方、左側、右側、上側、下側を、ヘッドランプにおいても前方、後方、左側、右側、上側、下側として説明する。
図1は、本発明の実施例に係るヘッドランプの断面図である。同図に示すヘッドランプ1は、リフレクタ10と、光源としての放電バルブ13と、リフレクタ10の前方に設けられ、リフレクタ10からの反射光を所定の方向に照射する集光レンズ20と、これらを一体に固定するフレーム16とから形成されている。当該ヘッドランプ1は、この状態で集光レンズ20側が前方になって車両(図示省略)に搭載される。
前記リフレクタ10の内面には、アルミ蒸着等によって反射面11が形成されている。また、当該リフレクタ10の後端付近には前記放電バルブ13用の挿通孔12が形成されており、放電バルブ13は挿通孔12より挿通してリフレクタ10に固定する。また、この放電バルブ13には、電源(図示省略)と電気的に接続されているバルブソケット(図示省略)が接続される。また、反射面11の形状は、中心線(光軸)5上に第1焦点(擬似焦点)F1及び第2焦点F2の2つの焦点を有し、前記中心線5を中心軸とする回転楕円を基調とする形状の一部となっている。この第1焦点F1及び第2焦点F2は、当該反射面11の形状を決める基準である光学基準点となっている。前記放電バルブ13の発光部14は、第1焦点F1付近に位置している。
前記リフレクタ10の前方にはフレーム16が設けられており、その前端、つまり第2焦点F2の前方には集光レンズ20が設けられている。この集光レンズ20は、第1レンズ25と第2レンズ30とが組み合わされることにより一体に形成されており、第1レンズ25と第2レンズ30とは、共に非球面レンズであって透明の物質、例えばガラス等から形成されている。その形状は、共に凸レンズを基調とした形状となっており、凸レンズの凸側の面を前方に向けて設けられている。また、集光レンズ20の後方側の部分は、前記中心線5に直交する平面となっている。
図2は、図1のA−A矢視図である。前記集光レンズ20は、当該ヘッドランプ1を前方から後方に向かって中心線5の方向に沿った方向に見た場合に、円形を基調とした形状となっており、円形の左右方向の両端が除去された形状になっている。このため、集光レンズ20の左右方向の両端に位置する端部21は、共に上下方向に沿った形状となっており、双方の端部21は、略平行に形成されている。
第2レンズ30は、前方から後方に向かって中心線5の方向に沿った方向で見た場合に、下方が開いた略コの字型の形状で形成されている。第1レンズ25は、このコの字型に形成された第2レンズ30の内側に配設されている。つまり、第2レンズ30は下方が開いたコの字型で形成され、このコの字型の内側の部分は第1レンズ係合部31として設けられており、第1レンズ25は、第2レンズ30の第1レンズ係合部31に係合されるように設けられている。このため、第2レンズ30は、第1レンズ25の左右方向における外側方向、及び上方向に位置している。さらに、これらの詳細な形状は、左右方向における形状は、当該集光レンズ20を前方から見たときの左右方向における中心となる上下方向中心線35を中心として線対称になっている。また、第1レンズ25の上端部分、及び第2レンズ30の第1レンズ係合部31の上端部分は、当該集光レンズ20を前方から見たときの上下方向における中心となる左右方向中心線36よりも、上方に位置している。
図3は、図2のB−B断面図である。また、第2レンズ30は、上述したように凸側の面を前方に向けて設けられた凸レンズを基調とした形状になっており、さらに、当該第2レンズ30の前側の部分、つまり、照射方向側の部分が、第1レンズ25の形状に切欠かれている。この切り欠かれた部分が、前記第1レンズ係合部31となっている。第1レンズ25は、第2レンズ30と同様、上述したように凸側の面を前方に向けて設けられた凸レンズを基調とした形状になっている。また、第1レンズ25の、第2レンズ30に対面する部分の形状、即ち、第1レンズ25における後方側及び上方側の部分の形状は、第1レンズ係合部31の形状に沿った形状で形成されている。
また、これらの第1レンズ25と第2レンズ30とは、双方の光軸37が同一の位置になるように形成されている。第1レンズ25の上端部分、及び第1レンズ係合部31の上端部分は、この光軸37よりも上方に位置している。また、集光レンズ20は、ヘッドランプ1に組み込まれる際には、当該集光レンズ20の光軸37が、前記中心線5と同一の位置となるように設けられており、さらに、集光レンズ20の前後方向の厚さは、第1レンズ25、第2レンズ30共に凸レンズを基調とした形状であるため、光軸37が通る部分が最も厚くなっている。
なお、ここでいう光軸37は、レンズの両面が曲面となっている場合には、各曲面の曲率中心を通る直線をいい、レンズの一方の面が曲面で他方の面が平面の場合には、曲面の曲率中心を通ると共に、平面に対しては垂線となる直線をいう。
図4は、第1レンズ及び第2レンズの基準形状の比較図である。第1レンズ25と第2レンズ30は、凸レンズを基調とした形状になっているので、共に焦点及び主点を有しており、第1レンズ25の焦点は第1レンズ焦点26、第1レンズ25の主点は第1レンズ主点27、第2レンズ30の焦点は第2レンズ焦点32、第2レンズ30の主点は第2レンズ主点33となっている。また、第1レンズ25と第2レンズ30とを、それぞれの基準形状となる凸レンズ同士で比較すると、第1レンズ25の後端部分から第1レンズ焦点26までの距離であるバックフォーカスFbは、第2レンズ30の後端部分から第2レンズ焦点32までの距離であるバックフォーカスFbと等しい長さになっている。つまり、第1レンズ25と第2レンズ30とは、バックフォーカスFbが同一になっている。
また、焦点距離同士を比較すると、第1レンズ主点27から第1レンズ焦点26までの距離である第1レンズ焦点距離L1は、第2レンズ主点33から第2レンズ焦点32までの距離である第2レンズ焦点距離L2よりも短くなっている。このため、焦点距離は第1レンズ25と第2レンズ30とで異なっており、第2レンズ焦点距離L2の方が、第1レンズ焦点距離L1よりも長くなっている。
図5は、集光レンズ形成時の第1レンズの形状を示す図である。図6は、図5に示す第1レンズの配光パターンを示す図である。なお、同図に示す配光パターンの内側の線は等光度曲線であり、内側に方向に向かうに従って光度が高くなっている。前記集光レンズ20形成時における第1レンズ25の形状での、当該第1レンズ25から照射された照射光の配光パターンである第1レンズ配光パターン41は、左右方向へは広範囲に渡って形成されており、上下方向には、上方よりも下方に、より多く照射されている。詳細には、第1レンズ25は、光軸37方向に当該第1レンズ25を見た場合に、左右方向の幅が所定の幅で形成され、大部分が左右方向中心線36よりも下方に位置しつつ上端部分は左右方向中心線36よりも上方に位置しており、上下方向中心線35を中心として線対称となった形状で形成されている。
この形状の第1レンズ25から照射される照射光による第1レンズ配光パターン41は、前記光軸37と同じ高さの水平線であるH−H線の上方及び下方の双方に渡って形成されており、上方よりも下方の方が、照射範囲が広くなっている。また、第1レンズ配光パターン41は、前記光軸37と左右方向における位置が同じ位置となる垂直線であるV−V線の左右方向の双方に渡って、広い範囲に形成されている。また、光度は、H−H線とV−V線との交点付近の光度が最も高くなっており、外側に向かうに従って、即ち、H−H線或いはV−V線から離れるに従って光度は低下している。
図7は、集光レンズ形成時の第2レンズの形状を示す図である。図8は、図7に示す第2レンズの配光パターンを示す図である。なお、同図に示す配光パターンの内側の線は等光度曲線であり、内側に方向に向かうに従って光度が高くなっている。前記集光レンズ20形成時における第2レンズ30の形状での、当該第2レンズ30から照射された照射光の配光パターンである第2レンズ配光パターン42は、左右方向及び下方の範囲が第1レンズ配光パターン41よりも狭くなっている。詳細には、第2レンズ30は、光軸37方向に当該第2レンズ30を見た場合に、下方が開いた略コの字型の形状で形成されており、コの字型の内側部分は、左右方向の幅が所定の幅で形成され、その上端部分は左右方向中心線36よりも上方に位置している。また、当該第2レンズ30は、上下方向中心線35を中心として線対称となった形状で形成されている。なお、当該第2レンズ30は、集光レンズ20の構成時の第2レンズ30とは異なり、左右方向における両端は、当該第2レンズ30の基調となる凸レンズの形状のままであり、この両端は円弧状になっている。
この形状の第2レンズ30から照射される照射光による第2レンズ配光パターン42は、H−H線よりも上方及び下方に渡って形成されており、上方及び下方とも第1レンズ配光パターン41と比較して範囲が狭くなっている。また、第2レンズ配光パターン42は、V−V線の左右方向に渡って形成されており、その範囲は、第1レンズ配光パターン41の左右方向における範囲と比較して狭くなっている。つまり、第2レンズ配光パターン42は、第1レンズ配光パターン41と比較して、上下方向における範囲及び左右方向における範囲が、共に狭くなっている。また、光度は、第1レンズ配光パターン41と同様にH−H線とV−V線との交点付近の光度が最も高くなっており、外側に向かうに従って、即ち、H−H線或いはV−V線から離れるに従って低下している。その際に、第2レンズ配光パターン42は、第1レンズ配光パターン41と比較して照射光が照射される面積が小さいので、照射光が集中して照射される。このため、第2レンズ配光パターン42は、第1レンズ配光パターン41と比較して全体的に光度が高くなっている。
この実施例にかかるヘッドランプ1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。前記ヘッドランプ1を点灯すると、まず、前記放電バルブ13内の発光部14が点灯をする。発光部14が点灯をすると、発光部14からの光のうちの一部の光は前記リフレクタ10の反射面11方向に向かい、当該反射面11によって反射される。反射面11の形状は、第1焦点F1と第2焦点F2とを光学基準点とする回転楕円を基調とした形状の一部で形成されているため、第1焦点F1付近に位置している前記発光部14からの光が反射面11で反射した場合には、反射したこの光は第2焦点F2の方向に向かう。
また、反射面11は上記のように回転楕円を基調として形成されているため、反射面11で反射した光は、第2焦点F2で交差する。例えば、反射面11の上半側の部分で反射した光は下部方向に向けて反射され、反射面11の下半側の部分で反射した光は上部方向に向けて反射されるため、これらの光のうち反射後に第2焦点F2の方向に向かう光は、第2焦点F2を通過する際に交差する。これにより、第2焦点F2通過後は、反射面11の上半側の部分で反射した光は下部の方向に進み、反射面11の下半側の部分で反射した光は上部の方向に進む。
反射面11で反射し、第2焦点F2を通過した光は、前記集光レンズ20の方向に向かう。つまり、前記反射面11で反射した光は、前記第2焦点F2までは集光しながら当該第2焦点F2まで進み、第2焦点F2を通過後は拡散しながら前記集光レンズ20の方向に進む。そして、集光レンズ20に到達し、集光レンズ20を透過する際にこれらの光は向きを変えられ、略平行な光となって前方を照射する。
第2焦点F2を通過後の光は、集光レンズ20を透過する際に向きを変えられるが、この集光レンズ20は、第1レンズ25と第2レンズ30とが組み合わされることにより一体に形成されている。また、第2焦点F2を通過後に集光レンズ20で向きを変えられ、集光レンズ20から照射される光は、当該集光レンズ20を前方から見た場合における中央部分、つまり、上下方向中心線35と左右方向中心線36との交点付近から照射される量が最も多くなっており、このため、光軸37付近の光量が最も多く、光軸37から離れるに従って光量は少なくなっている。また、ヘッドランプ1は、前方と路面を照射するため、路面方向を照射できるように、集光レンズ20から照射される光は、集光レンズ20における上半側から照射される光の量よりも下半側から照射される光の量の方が多くなっている。
集光レンズ20から照射される光は、上記のように光軸37付近から照射される光量が最も多く、次にその下方側部分が多くなっている。当該集光レンズ20は、このように照射光の光量が多い部分に第1レンズ25が配設されており、第2レンズ30は、概ねその周囲に設けられている。このため、第2レンズ30からの照射光よりも、第1レンズ25からの照射光の方が光量は多くなっている。第1レンズ25からの照射光の光量は、このように多くなっているが、当該第1レンズ25からの照射光の配光パターンである第1レンズ配光パターン41は、上記のように広い範囲に形成されているため、第1レンズ25からの照射光は、広い範囲を多くの光量で照射する。
一方、第2レンズ30からの照射光の光量は、第1レンズ25からの照射光の光量と比較して少なくなっているが、当該第2レンズ30からの照射光の配光パターンである第2レンズ配光パターン42は、第1レンズ配光パターン41と比較して面積が小さくなっており、H−H線とV−V線との交点付近、或いは光軸37近傍に集中している。このため、第2レンズ30からの照射光は、少ない光量で車両前方の中央付近、或いは光軸37付近を照射する。
図9は、図1に示すヘッドランプの配光パターンを示す図である。これらの第1レンズ25と第2レンズ30とが組み合わされることにより集光レンズ20は形成されているため、集光レンズ20からの配光パターンである走行用配光パターン45は、第1レンズ配光パターン41と第2レンズ配光パターン42とが重ねられた状態となる。つまり、走行用配光パターン45は、H−H線の上方及び下方の双方に渡って形成され、上方よりも下方の方が、照射範囲が広くなっており、また、V−V線の左右方向の双方に渡って広い範囲に形成され、全体的に光度が高くなっている。さらに、H−H線とV−V線との交点付近の光度が、特に高くなっている。
なお、前記集光レンズ20は、デザイン上、左右方向の両端に位置する端部21が、上下方向に沿った形状で双方の端部21が略平行に形成されているが、プロジェクタタイプのヘッドランプ1の特性上、集光レンズ20から照射される光は、上記のように上下方向中心線35と左右方向中心線36との交点付近と、その下方から多く照射される。このため、左右方向の両端がこのような形状で形成されていても、走行用配光パターン45にはほとんど影響がない。換言すると、集光レンズ20の端部21が上記の形状で形成されておらず、左右方向の両端も円形の凸レンズの一部の形状で形成されている場合においても、上記と同等の走行用配光パターン45を得ることができる。
以上のヘッドランプ1は、集光レンズ20を、焦点距離の異なる第1レンズ25と第2レンズ30とを組合せて一体に形成しているので、集光レンズ20の位置によって、それぞれ配光特性を変えている。第1レンズ25は第1レンズ配光パターン41を形成し、第2レンズ30は第2レンズ配光パターン42を形成するので、これらを重ねることにより、走行用配光パターン45を形成している。また、集光レンズ20は、第1レンズ25の光軸37と第2レンズ30との光軸37とが同一の位置になるように第1レンズ25と第2レンズ30とを組み合わせて形成しているので、第1レンズ焦点26と第2レンズ焦点32とを共に第2焦点F2とほぼ同一の位置に位置させることができる。これにより、容易に所望の第1レンズ配光パターン41と第2レンズ配光パターン42を得ることができ、走行用配光パターン45を容易に所望の配光パターンにすることができる。この結果、より確実に好適な配光パターンを得ることができる。
また、第1レンズ25と第2レンズ30との焦点距離は、第2レンズ焦点距離L2よりも第1レンズ焦点距離L1の方が短くなっている。さらに、第1レンズ25を光軸37寄りの位置に配置し、第2レンズ30を第1レンズ25の周囲に配置している。ここで、レンズの焦点距離が短い場合には、ヘッドランプ1点灯時の配光パターンが広がり易く、焦点距離が長い場合には、配光パターンは小さくなる傾向にある。また、集光レンズ20から照射される照射光は、当該集光レンズ20における光軸37寄りの部分は、ヘッドランプ1点灯時の照射光の光量が多くなっており、光軸37から離れるに従って、ヘッドランプ1点灯時の照射光の光量が少なくなっている。
これらのため、光軸37寄りの部分に第1レンズ25を配設することにより、多くの光量で広い範囲を照射でき、第1レンズ25の周囲に第2レンズ30を配設することにより、光量が少ない部分の光を集光させ、照射方向の中心付近、つまり、光軸37付近に集光させるこができる。これにより、いわゆるホットゾーン46を照射方向の中心付近に位置させることができる。従って、走行用配光パターン45全体の光度を上げつつ、中心光度をさらに向上させてホットゾーン46を照射方向の中心付近に位置させることができる。この結果、より確実に好適な配光パターンを得ることができる。
また、第2レンズ30を、下方側が開いたコの字型で形成し、その内側に第1レンズ25を配設している。ヘッドランプ1の点灯時に集光レンズ20から照射される照射光は、集光レンズ20の中心、つまり、上下方向中心線35と左右方向中心線36との交点付近の光量が最も多く、さらに、その下方からも多くの照射光が照射されている。このため、この部分に第1レンズ25を配設することにより、より多くの光で広い照射範囲全体を照射することができ、第1レンズ配光パターン41全体の光度を向上させることができる。
また、第2レンズ30を下方側が開いたコの字型で形成し、集光レンズ20における上方の部分には第2レンズ30が配設されるようにすることにより、第2レンズ30で集光する光を確保することができる。このため、より確実に中心光度を上げることができ、ホットゾーン46の光度を上げることができる。走行用ビームでは、遠方の視認性の向上を図るために、車両前方の中心付近にホットゾーン46が位置している方がよいが、集光レンズ20に第2レンズ30を設けて第2レンズ30を上記の形状にすることにより、ホットゾーン46を車両前方の中心付近に位置させ、さらに、ホットゾーン46の光度の向上を図ることができる。従って、走行用配光パターン45全体の光度を向上させつつ、ホットゾーン46の光度をさらに向上させることができるので、これらの結果、より確実に好適な配光パターンを得ることができる。
また、第1レンズ25が、集光レンズ20の下半側のみでなく、左右方向中心線36の上方側にも位置しているので、より確実に光量が多い部分の光を第1レンズ25で照射することができる。これにより、より確実に走行用配光パターン45全体の光度を向上させることができる。この結果、より確実に好適な配光パターンを得ることができる。
図10は、変形例に係るヘッドランプに備えられる集光レンズの正面図である。なお、実施例に係るヘッドランプ1は、第2レンズ30は下方が開いたコの字型の形状になっており、第1レンズ25は、このコの字型の内側に配設されているが、第1レンズ25と第2レンズ30とは、この形状以外の形状で形成してもよい。例えば、図10に示すように、第1レンズ25と第2レンズ30とは、上下方向中心線35或いは左右方向中心線36から、これらの交点を中心として約45°傾けられた位置を境として、第1レンズ25と第2レンズ30とが互いに交互に位置するように設けられていてもよい。このように形成する場合には、集光レンズ20の下半側で上下方向中心線35上に位置する部分には第1レンズ25が位置するようにするとよい。第1レンズ25と第2レンズ30とこのように配設した場合でも、集光レンズ20の下半側の左右方向における中心には第1レンズ25が位置しており、また、第1レンズ25の両端には第2レンズ30が設けられているので、配光パターン全体の光度を向上させつつ、ホットゾーン46を車両前方の中心付近に位置させることができる。この結果、より確実に好適な配光パターンを得ることができる。
また、実施例に係るヘッドランプ1では、シェードが設けられておらず、走行用ビームを照射するヘッドランプ1で説明しているが、第2焦点F2付近に可動式のシェード(図示省略)を配置し、シェードを作動させることにより1つのヘッドランプ1で走行用ビームとすれ違い用ビームを切り替えて照射するプロジェクタタイプのヘッドランプ1に、本発明のヘッドランプ1を適用してもよい。この場合、シェードを作動させて走行用ビームを照射する際に、走行用配光パターン45全体の光度が高く、さらに、車両前方の中心付近に光度が高いホットゾーン46を位置させることができる。また、すれ違い用ビームの照射時においても、配光パターン全体の光度を高くすることができる。これらの結果、より確実に好適な配光パターンを得ることができる。
また、実施例に係るヘッドランプ1では、走行用ビームを照射するヘッドランプ1で説明しているが、バックフォーカスFbが同一で光軸37が同一の位置になっており、焦点距離が異なる複数のレンズが組み合わされることにより形成される集光レンズ20を有する灯具は、ヘッドランプ1以外の灯具でもよい。例えば、プロジェクタタイプのフォグランプなど、プロジェクタタイプの灯具に上記の構成の集光レンズ20を備えることにより、より確実に好適な配光パターンを得ることができる。
また、実施例に係るヘッドランプ1は、光源として放電バルブ13を使用しているが、光源はハロゲン電球、白熱電球など、放電バルブ13以外のものを用いてもよい。放電バルブ13以外の光源を用いた場合でも、光源の発光部を第1焦点F1付近に位置させることにより、光源からの光を集光レンズから外部に向けて照射させることができ、上記の効果を得ることができる。
以上のように、本発明に係るヘッドランプは、プロジェクタタイプのヘッドランプに有用であり、特に、配光特性を向上させる場合に適している。
本発明の実施例に係るヘッドランプの断面図である。 図1のA−A矢視図である。 図2のB−B断面図である。 第1レンズ及び第2レンズの基準形状の比較図である。 集光レンズ形成時の第1レンズの形状を示す図である。 図5に示す第1レンズの配光パターンを示す図である。 集光レンズ形成時の第2レンズの形状を示す図である。 図7に示す第2レンズの配光パターンを示す図である。 図1に示すヘッドランプの配光パターンを示す図である。 変形例に係るヘッドランプに備えられる集光レンズの正面図である。
符号の説明
1 ヘッドランプ
5 中心線
10 リフレクタ
11 反射面
12 挿通孔
13 放電バルブ
14 発光部
16 フレーム
20 集光レンズ
21 端部
25 第1レンズ
26 第1レンズ焦点
27 第1レンズ主点
30 第2レンズ
31 第1レンズ係合部
32 第2レンズ焦点
33 第2レンズ主点
35 上下方向中心線
36 左右方向中心線
37 光軸
41 第1レンズ配光パターン
42 第2レンズ配光パターン
45 走行用配光パターン
46 ホットゾーン
F1 第1焦点
F2 第2焦点
Fb バックフォーカス
L1 第1レンズ焦点距離
L2 第2レンズ焦点距離

Claims (3)

  1. リフレクタの反射面で反射した光源からの光を、所定の方向に照射する集光レンズを有するプロジェクタタイプのヘッドランプにおいて、
    前記集光レンズは、バックフォーカスが同一であると共に光軸が同一の位置になっており、且つ、焦点距離の異なる複数のレンズが組み合わされることにより形成されていることを特徴とするヘッドランプ。
  2. 前記集光レンズは、焦点距離が短い第1レンズと、
    前記第1レンズの焦点距離よりも焦点距離が長い第2レンズと、
    からなり、
    前記光軸寄りの方向を内側方向とし、前記光軸から離れる方向を外側方向とした場合に、前記第1レンズは前記第2レンズの内側方向に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドランプ。
  3. 前記集光レンズは車両に搭載可能になっており、
    前記第2レンズは、当該第2レンズを前記光軸方向に見た場合に、前記集光レンズの前記車両への搭載時における下方側が開いた状態となるコの字型で形成されており、
    前記第1レンズは、前記第2レンズのコの字型の内側に配設されていることを特徴とする請求項2に記載のヘッドランプ。
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