JP2006221837A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents
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Abstract
【課題】蛍光体の飛散を防止することを目的とする。
【解決手段】第1の基板11が複数の電極X,Yと電極を被覆する絶縁体層16とを有し、第2の基板21が隣り合うセルを区画する隔壁27と隔壁の側面の少なくとも一部を覆う蛍光体層28R,28G,28Bとを有しており、内部において絶縁体層16と隔壁27の頂部とが当接するプラズマディスプレイパネル1において、絶縁体層16に、隔壁27における絶縁体層16と向き合う面に付着する過剰の蛍光体を収容するための記隔壁27に沿って延びる逃げ溝160を形成する。
【選択図】図4
【解決手段】第1の基板11が複数の電極X,Yと電極を被覆する絶縁体層16とを有し、第2の基板21が隣り合うセルを区画する隔壁27と隔壁の側面の少なくとも一部を覆う蛍光体層28R,28G,28Bとを有しており、内部において絶縁体層16と隔壁27の頂部とが当接するプラズマディスプレイパネル1において、絶縁体層16に、隔壁27における絶縁体層16と向き合う面に付着する過剰の蛍光体を収容するための記隔壁27に沿って延びる逃げ溝160を形成する。
【選択図】図4
Description
本発明は蛍光体層を有するプラズマディスプレイパネルに関する。
プラズマディスプレイパネルは、対向する第1および第2の基板からなる外囲器をもつガス放電デバイスである。プラズマディスプレイパネルによるカラーの再現には紫外線励起によって発光する蛍光体が用いられる。
カラー映像の表示に好適な面放電AC型のプラズマディスプレイパネルは、表示放電のための表示電極が配列された第1の基板と、蛍光体層が配置された第2の基板とを備える。表示電極を被覆する誘電体層は画面全体にわたるように形成され、マグネシアからなる薄い保護膜で被覆される。本明細書では、誘電体層と保護膜との積層体を絶縁体層という。第2の基板には放電障壁である隔壁が配置される。隔壁の配置パターンには、放電ガス空間を画面の列ごとに区画するストライプパターンと、セルごとに区画するメッシュパターンとがある。どちらのパターンであっても、隔壁の側面は発光面の一部として利用される。すなわち、蛍光体層は隔壁間の内面と隔壁の側面とに連続するように配置される。
このようなプラズマディスプレイパネルの内部では、絶縁体層と隔壁の頂部とが当接する。当接状態において、隔壁はセル間の放電干渉を防止するとともに、放電ガス空間の厚さ(前後方向の寸法)を画面内で均等にするスペーサとして機能する。
絶縁体層と隔壁との当接に関連して、絶縁体層に意図的に窪みを形成する先行技術がある。特開2004−200035号公報には、垂直壁と水平壁とが一体化したメッシュパターンの隔壁を有するプラズマディスプレイパネルにおいて、その製造に際して内部の空気を放電ガスと入れ換える工程を効率化するため、絶縁体層における垂直壁と対向する部分に通気溝を設けることが記載されている。この通気溝は垂直壁の全長にわたる長さをもち、その幅は垂直壁の幅よりも大きい。したがって、垂直壁は絶縁体層と当接せず、水平壁のみが絶縁体層と当接する。また、特開平9−50767号公報には、ストライプパターンを形づくる複数の帯状の隔壁(垂直壁)を有するプラズマディスプレイパネルにおいて、隔壁高さのばらつきがあっても隔壁と絶縁体層との間に隙間ができないようにするため、絶縁体層における隔壁と対向する部分に嵌合溝を設けることが記載されている。この嵌合溝に隔壁の頂部が嵌り込み、それによって隔壁を挟むセルの間で放電ガス空間が分断される。この場合、隔壁は嵌合溝の底面と当接する。
特開2004−200035号公報
特開平9−50767号公報
プラズマディスプレイパネルの製造において蛍光体層が本来形成されるべき領域よりも若干広い領域に形成され、蛍光体が隔壁の頂部に付着することがある。隔壁の頂部に付着した蛍光体は、第1の基板と第2の基板とを重ね合わせたときに隔壁と絶縁体層とに挟まれ、それによって押し潰されて飛散する。飛散した蛍光体は絶縁体層における放電ガス空間に露出する表面に付着し、セルの放電特性を悪化させる。このため、画面内のセル間で駆動電圧のばらつきや輝度のばらつきが生じるという問題があった。上記先行技術においては、このような問題は認識されていない。本発明の目的は蛍光体の飛散を防止することである。
本発明の目的を達成するプラズマディスプレイパネルは、外囲器を構成する第1および第2の基板を備え、前記第1の基板が複数の電極と前記電極を被覆する絶縁体層とを有し、前記第2の基板が隣り合うセルを区画する隔壁と前記隔壁の側面の少なくとも一部を覆う蛍光体層とを有しており、内部において前記絶縁体層と前記隔壁の頂部とが当接するものであり、前記絶縁体層に、前記隔壁における前記絶縁体層と向き合う面に付着する過剰の蛍光体を収容するための、記隔壁に沿って延びる逃げ溝が形成されてなるという特徴を備える。
本発明においては、製造の段階で隔壁の頂部に付着した過剰の蛍光体を逃げ溝の中に閉じ込める。逃げ溝の幅は隔壁頂部の幅と同程度が好ましく、隔壁頂部の幅よりも小さいのがより好ましい。平面視において逃げ溝と隔壁とが完全に重なる必要はなく、部分的に重なっておれば逃げ溝と隔壁とが幅方向にずれていてもよい。逃げ溝のパターンは隔壁のパターンと同様であるのが望ましい。例えば、隔壁パターンがメッシュパターンであれば、逃げ溝のパターンもメッシュパターンであるのがよい。
請求項1ないし請求項8の発明によれば、過剰の蛍光体の飛散を防止することができ、画面の一部分において絶縁体層の表面に蛍光体が付着することによる放電特性のばらつきを無くすことができる。
図1はプラズマディスプレイパネルの概略構成を示し、図2は断面構造を示す。プラズマディスプレイパネル1は前面板10と背面板20とで構成され、縦横に並ぶ放電セルからなる画面60を有する。前面板10および背面板20はともに画面60よりも大きい厚さ3mm程度のガラス基板に電極とその他の構成要素とが固着した構造体である。前面板10および背面板20は重ね合わせるように対向配置され、互いに重なり合う領域の周辺部に設けられた枠状の封着材35によって接合されている。外囲器は前面板10のガラス基板と背面板20のガラス基板とからなる。前面板10と背面板20と封着材35とで密封された内部空間(放電ガス空間)30に、ネオンとキセノンとを混合した放電ガスが充填されている。例えば、画面60のサイズが対角42インチである場合、プラズマディスプレイパネル1はおよそ994mm×585mmの大きさをもつ。放電ガス空間30の厚さ(前後方向の寸法)は100μm〜200μmの範囲内の値である。
前面板10は背面板20に対して図1の左右に5mm程度張り出し、背面板20は前面板10に対して図1の上下に5mm程度張り出す。このように張り出した前面板10および背面板20のそれぞれの端部には、駆動ユニットとの導電接続のためのフレキシブル配線板が接合される。
図3は第1実施形態に係るプラズマディスプレイパネルのセル構造を示す。図3では構造を判り易くするために前面板10と背面板20とを分離させて描いてある。
前面板10は、ガラス基板11、表示電極X、表示電極Y、および絶縁体層16から構成される。ガラス基板11に列電極として配列された表示電極X,Yのそれぞれは、透明導電膜と金属膜の積層体であり、絶縁体層16で被覆される。透明導電膜はガラス基板11と金属膜との間に配置される。絶縁体層16は誘電体層17と保護膜18の積層体であり、その厚さは20μm〜30μm程度である。背面板20は、ガラス基板21、アドレス電極(列電極)A、誘電体層24、複数の隔壁27、および蛍光体層28R,28G,28Bから構成される。符号のR,G,Bは発光色を示す。例示の隔壁27の配置パターンは画面を列ごとに区画するストライプパターンである。アドレス電極Aと平行に延びる隔壁27は列の境界を画定する。
蛍光体層28R,28G,28Bは、隔壁27で区画された列のそれぞれにR,G,Bのいずれか1つの色が対応するように配置され、誘電体層24における隣接する隔壁27の間の表面および当該両隔壁27の側面とに連続する。蛍光体層28R,28G,28Bの形成には、スクリーン印刷またはディスペンサでペーストを塗布し、その後に焼成する手法が好適である。
プラズマディスプレイパネル1における特徴は、前面板10の絶縁体層16に隔壁27に沿って延びる複数の逃げ溝160が形成されていることである。各逃げ溝160は、隔壁27の平面形状と同様の直線状であり、隔壁27の全長にわたる長さをもつ。
このような逃げ溝160をもつ絶縁体層16は、次の手法によって形成することができる。(1)表示電極X,Yを形成したガラス基板11の画面に対応する領域の全体に誘電体材料(低融点ガラスペースト)を印刷する。(2)印刷された誘電体材料の上に逃げ溝160に対応する領域を除いて誘電体材料を印刷する。(3)誘電体材料を焼成して誘電体層17を形成する。(4)誘電体層17の表面に厚さ5000Å程度の保護膜18を蒸着する。
図4は第1実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの要部断面構造を示す。
逃げ溝160の配列ピッチは隔壁27の配列ピッチと等しい。また、逃げ溝160の幅は隔壁27の頂部(基板と平行な平坦部分)の幅よりも小さい。図4(A)では逃げ溝160の全体が隔壁27と重なっている。すなわち、絶縁体層16の逃げ溝160の近傍における当該逃げ溝160の幅方向の両側部分が隔壁27と当接している。図4(A)に描かれた2つの隔壁27のうち、右側の隔壁27の頂部には本来付着すべきでない蛍光体281が付着している。蛍光体281は蛍光体層28R,28Gの一方または双方の過剰分である。逃げ溝160は隔壁27と絶縁体層16との間に空隙を形成し、蛍光体281を収容する。基板対の重ね合わせをする以前の時点で、隔壁27の頂部における逃げ溝160の両側、すなわち絶縁体層16と当接する部分に蛍光体が付着していたとしても、その蛍光体は基板対の重ね合わせに際して当接圧力によって逃げ溝160の中に押し込まれる。このように逃げ溝160が蛍光体281を収容することによって蛍光体281の飛散が防止される。
図4(B)では逃げ溝160の幅方向の一部のみが隔壁27の頂部と重なっている。すなわち、絶縁体層16の逃げ溝160の近傍における当該逃げ溝160の幅方向の片側部分が隔壁27と当接している。図4(B)においても右側の隔壁27の頂部に過剰の蛍光体282が付着している。この場合にも蛍光体282は逃げ溝160に収容され、ほとんど飛散しない。
図5はストライプパターンの逃げ溝配置を適用することのできる隔壁構造の他の例を示す。図5(A)の隔壁29bは、画面の全長にわたって高さh1の一様な複数の垂直壁291と、垂直壁間に位置する高さh2の複数の水平壁293とからなる。隔壁29bのパターンはメッシュパターンであるが、水平壁293は垂直壁291よりも低い(h1>h2)ので、スペーサとして機能する垂直壁291のパターンはストライプパターンである。
図5(B)の隔壁29cは、画面の全長にわたって高さh2の一様な複数の水平壁297と、水平壁間に位置する高さh2の複数の垂直壁295とからなる。隔壁29cのパターンはメッシュパターンであるが、水平壁297は垂直壁295よりも低い(h1>h2)ので、スペーサとして機能する垂直壁295のパターンはセルごとに途切れたストライプパターンである。隔壁29cを備えるプラズマディスプレイパネルでは、逃げ溝のパターンは上述のストライプパターンでもよいし、垂直壁295のパターンと同様の途切れたストライプパターンであってもよい。
図6は第2実施形態に係るプラズマディスプレイパネルのセル構造を示し、図7は図6のプラズマディスプレイパネルにおける前面板の逃げ溝および背面板の隔壁の平面形状を示す。これらの図において第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、それらの説明を省略する。
プラズマディスプレイパネル2は前面板10bと背面板20bとで構成される。前面板10bは、ガラス基板11、表示電極Xb、表示電極Yb、および絶縁体層16bから構成される。絶縁体層16bは誘電体層17bと保護膜18bの積層体である。背面板20bは、ガラス基板21、アドレス電極A、誘電体層24、隔壁29、および蛍光体層28Rb,28Gb,28Bbから構成される。符号のR,G,Bは発光色を示す。隔壁29の配置パターンは画面をセルごとに区画するメッシュパターンである。隔壁29は列の境界および行の境界を画定する。
プラズマディスプレイパネル2においては、前面板10bの絶縁体層16bに、隔壁29に沿って延びる逃げ溝162が形成されている。逃げ溝162は、隔壁29の平面形状と同様の格子状である。このような逃げ溝162をもつ絶縁体層16bは、第1実施形態と同様の手法によって形成することができる。
図7の例示において、逃げ溝162の垂直方向に延びる帯状部分および水平方向に延びる帯状部分の幅は、隔壁29における対応部分の幅よりも小さい。したがって、絶縁体層16bにおける逃げ溝162の近傍に注目すると、当該逃げ溝162を構成する各帯状部分に対する幅方向の両側部分が隔壁29と当接する。
図8は第3実施形態に係るプラズマディスプレイパネルのセル構造を示し、図9は要部断面構造を示す。図10は第3実施形態に係る基板の内表面を示す。これらの図において第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、それらの説明を省略する。
プラズマディスプレイパネル3は前面板10cと背面板20とで構成される。前面板10cは、ガラス基板11c、表示電極X、表示電極Y、および絶縁体層16cから構成される。絶縁体層16cは誘電体層17cと保護膜18cの積層体である。背面板20の構成は第1実施形態のプラズマディスプレイパネル1と同様である。
プラズマディスプレイパネル3における特徴は、前面板10cの絶縁体層16cに隔壁27に沿って延びる複数の逃げ溝163が形成されていること、およびガラス基板11cが逃げ溝163に対応した凹部110を有することである。各逃げ溝163は隔壁27の平面形状と同様の直線状であり、各逃げ溝163の長さはセルの垂直方向寸法よりも短い。逃げ溝163の配置パターンはセルごとに途切れたストライプパターンである。
このような逃げ溝163をもつ絶縁体層16cは、次の手法によって形成することができる。(1)凹部110を有したガラス基板11cに表示電極X,Yを形成する。(2)その後に気相堆積法、例えばプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)によって二酸化珪素に代表される低誘電率材料をガラス基板11bに堆積させ、これにより誘電体層17cを形成する。気相堆積法による成膜では膜の表面に下地の凹凸を反映した凹凸が表れる。(3)誘電体層17cの表面に厚さ5000Å程度の保護膜18cを蒸着する。
図9において、左側の隔壁27の頂部に本来付着すべきでない蛍光体283が付着している。蛍光体283は蛍光体層28B,28Rの一方または双方の過剰分である。逃げ溝163は隔壁27と絶縁体層16cとの間に空隙を形成し、蛍光体283を収容する。基板対の重ね合わせをする以前の時点で、隔壁27の頂部における逃げ溝163の両側、すなわち絶縁体層16cと当接する部分に蛍光体が付着していたとしても、その蛍光体は基板対の重ね合わせに際して当接圧力によって逃げ溝163の中に押し込まれる。このように逃げ溝163が蛍光体283を収容することによって蛍光体283の飛散が防止される。
なお、図9に示されるように表示電極Xは透明導電膜41と金属膜42の積層体である。透明導電膜41は放電部を形成する。金属膜42は透明導電膜41の導電性を補うバス導体である。図示しないが表示電極Yも同様である。
図10のとおり、ガラス基板11において、凹部110は表示電極X,Yの配置に合わせて形成されている。表示電極X,Yのそれぞれは、画面の全長にわたる細い帯状のバス導体部とバス導体部からセル中心へ向かって突出する列ごとに配置された放電部とからなる。凹部110が配置される列間の境界を横切るのはバス導体部であり、放電部は列間の境界を横切らない。バス導体部が形成される面に段差があると、断線が生じ易い。断線を避けるため、バス導体部と重ならないように凹部110が配置されている。その結果、逃げ溝163は、平面視において表示電極X,Yと重ならないように、1つの隔壁27に対して複数個ずつ直列に並ぶ。
本発明の適用によってセル間の放電特性のばらつきが低減されるので、高品位のディスプレイ装置の提供において本発明は有用である。
1,2,3 プラズマディスプレイパネル
11,11c ガラス基板(第1の基板)
21 ガラス基板(第2の基板)
X,Xb 表示電極(行電極)
Y,Yb 表示電極(行電極)
16,16b、16c 絶縁体層
28R,28G,28B 蛍光体層
28Rb,28Gb,28Bb 蛍光体層
27,29,29b、29c 隔壁
160,162,163 逃げ溝
281,282,283 過剰の蛍光体
110 凹部
11,11c ガラス基板(第1の基板)
21 ガラス基板(第2の基板)
X,Xb 表示電極(行電極)
Y,Yb 表示電極(行電極)
16,16b、16c 絶縁体層
28R,28G,28B 蛍光体層
28Rb,28Gb,28Bb 蛍光体層
27,29,29b、29c 隔壁
160,162,163 逃げ溝
281,282,283 過剰の蛍光体
110 凹部
Claims (8)
- 外囲器を構成する第1および第2の基板を備え、
前記第1の基板は、複数の電極と前記電極を被覆する絶縁体層とを有し、
前記第2の基板は、隣り合うセルを区画する隔壁と、前記隔壁の側面の少なくとも一部を覆う蛍光体層とを有しており、
内部において前記絶縁体層と前記隔壁の頂部とが当接するプラズマディスプレイパネルであって、
前記絶縁体層に、前記隔壁における前記絶縁体層と向き合う面に付着する過剰の蛍光体を収容するための、前記隔壁に沿って延びる逃げ溝が形成されてなる
ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 前記絶縁体層における前記逃げ溝の近傍のうちの少なくとも当該逃げ溝の片側の部分が逃げ溝の全長にわたって前記隔壁と当接する
請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記第1の基板は前記逃げ溝に対応したパターンの凹部を有しており、
前記絶縁体層は気相堆積法によって形成されたものである
請求項2記載のプラズマディスプレイパネル。 - 外囲器を構成する第1および第2の基板を備え、
前記第1の基板は、複数の行電極と前記行電極を被覆する絶縁体層とを有し、
前記第2の基板は、複数の列電極と、前記列電極に沿って延びる表示領域内で独立した複数の隔壁と、前記隔壁の側面の少なくとも一部を覆う複数の蛍光体層とを有しており、
内部において前記絶縁体層と前記隔壁の頂部とが当接するプラズマディスプレイパネルであって、
前記絶縁体層に、前記隔壁における前記絶縁体層と向き合う面に付着する過剰の蛍光体を収容するための、前記隔壁に沿って延びる複数の逃げ溝が形成されてなる
ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 前記表示領域内での前記隔壁の平面形状が帯状であり、
前記逃げ溝は、前記隔壁に沿って前記表示領域の全長にわたって延びる
請求項4記載のプラズマディスプレイパネル。 - 前記表示領域内での前記隔壁の平面形状が帯状であり、
逃げ溝は、平面視において前記行電極と重ならないように、1つの隔壁に対して複数個ずつ直列に並べて配置され、
前記第1の基板は前記逃げ溝に対応したパターンの凹部を有しており、
前記絶縁体層は気相堆積法によって形成されたものである
請求項4記載のプラズマディスプレイパネル。 - 外囲器を構成する第1および第2の基板を備え、
前記第1の基板は、複数の行電極と前記行電極を被覆する絶縁体層とを有し、
前記第2の基板は、複数の列電極と、隣り合うセルを区画する格子パターンの隔壁と、各セルにおいて前記隔壁の側面の少なくとも一部を覆う複数の蛍光体層とを有しており、
内部において前記絶縁体層と前記隔壁の頂部とが当接するプラズマディスプレイパネルであって、
前記絶縁体層に、前記隔壁における前記絶縁体層と向き合う面に付着する過剰の蛍光体を収容するための、前記隔壁のパターンに対応した格子状の逃げ溝が形成されてなる
ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 外囲器を構成する第1および第2の基板を備え、
前記第1の基板は、複数の行電極と前記行電極を被覆する絶縁体層とを有し、
前記第2の基板は、複数の列電極と、隣り合うセルを区画する格子パターンの隔壁と、各セルにおいて前記隔壁の側面の少なくとも一部を覆う複数の蛍光体層とを有しており、
内部において前記絶縁体層と前記隔壁の頂部とが当接するプラズマディスプレイパネルであって、
前記隔壁は、前記表示領域内で前記絶縁体層と当接する高い部分と当接しない低い部分とからなり、
前記隔壁の高い部分の平面形状が前記列電極に沿って延びる帯状であり、
前記絶縁体層に、前記隔壁の高い部分における前記絶縁体層と向き合う面に付着する過剰の蛍光体を収容するための、前記隔壁の高い部分に沿って延びる複数の逃げ溝が形成されてなる
ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005031492A JP2006221837A (ja) | 2005-02-08 | 2005-02-08 | プラズマディスプレイパネル |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100777738B1 (ko) | 2006-04-17 | 2007-11-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 및 이를 구비한 평판 표시 장치 |
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