JP2006221765A - 情報記録再生装置、及び情報再生方法 - Google Patents

情報記録再生装置、及び情報再生方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 レーザ光源の駆動信号に重畳される高周波信号のデューティ比を制御することにより、高周波重畳に伴う不要輻射を効果的に低減することが可能な情報記録再生装置、及び情報再生方法を提供する。
【解決手段】 情報記録再生装置は、レーザ光源と、レーザ光源にレーザ駆動信号を供給し、記録及び再生のためのレーザ光を出射させるレーザ駆動手段と、レーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳手段と、高周波信号のデューティ比を制御するデューティ制御手段と、を備える。高周波重畳手段は、光ディスクからの戻り光による影響を防止するために、レーザ光源を駆動するレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する。デューティ制御手段は、例えば高周波信号中の高調波成分の発生が低減されるように、或いはデューティ比が略50%となるように、高周波信号のデューティ比を制御する。これにより、高周波信号に起因する高調波成分の発生が低減され、高周波重畳に伴う不要輻射を抑制することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ディスクなどに対して情報の記録・再生を行う情報記録再生装置、及び情報再生方法に関する。
従来から、光ディスクからの戻り光がレーザダイオードの発光面に照射されることにより、レーザダイオードの発振が不安定になってノイズ(レーザノイズ)を発生し、データの再生特性などが低下してしまうことが知られている。この対策として、レーザダイオードを駆動する信号に高周波信号を重畳(高周波重畳)することによって、レーザダイオードをマルチモード発振させることにより、上記したレーザノイズの発生を低減する技術が既知である。
この場合、上記のような高周波重畳を行うことによって、レーザノイズを低減することは可能であるが、高周波信号によって発生する不要輻射が増大し、他の機器に電波障害(EMI)などが生じてしまう場合がある。そのため、このような電波障害を低減するために、高周波信号を発振する回路(高周波重畳回路)を電磁シールドする技術が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−329343号公報
ところで、最近では、データの転送レートが高速化し、データの読み出し速度も高速化しているため、再生データの帯域が広帯域化する傾向にある。前述した高周波信号の発振周波数は、高周波信号の周波数と再生データの帯域との分離を実現するために再生データの帯域に影響を与えないような周波数に設定する必要がある。このため、再生データが広帯域化すると、高周波信号の周波数をより高い周波数に設定する必要がある。
しかし、高周波信号の周波数がこのような高い周波数である場合には、特許文献1に記載された技術のように高周波重畳回路を電磁シールドしても、その効果が小さくなり、不要輻射が増大してしまう場合があった。例えば、現在多く用いられている高周波信号の基本波の周波数は数百MHzであり、高周波信号の2次高調波の周波数はGHzのオーダーとなるため、電磁シールドのみでは2次高調波による不要輻射を十分に抑制することができない場合があった。
本発明が解決しようとする課題は上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、レーザ光源の駆動信号に重畳される高周波信号のデューティ比を制御することにより、高周波重畳に伴う不要輻射を効果的に低減することが可能な情報記録再生装置、及び情報再生方法を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、情報記録再生装置は、レーザ光源と、前記レーザ光源にレーザ駆動信号を供給し、記録及び再生のためのレーザ光を出射させるレーザ駆動手段と、前記レーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳手段と、前記高周波信号のデューティ比を制御するデューティ制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、光ディスクに記録された情報を再生する情報再生方法は、レーザ駆動信号に高周波信号を重畳する工程と、前記高周波信号が重畳された前記レーザ駆動信号をレーザ光源に供給してレーザ光を出射させる工程と、前記高周波信号のデューティ比を制御するデューティ制御工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の好適な実施形態では、情報記録再生装置は、レーザ光源と、前記レーザ光源にレーザ駆動信号を供給し、記録及び再生のためのレーザ光を出射させるレーザ駆動手段と、前記レーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳手段と、前記高周波信号のデューティ比を制御するデューティ制御手段と、を備える。
上記の情報記録再生装置は、光ディスクに情報を記録し、且つ前記光ディスクに記録された情報を再生するために好適に使用される。高周波重畳手段は、光ディスクからの戻り光によって発生するレーザ光源(例えば、レーザダイオード)のレーザノイズを抑制するために、レーザ光源を駆動する駆動信号に高周波信号を重畳する。これによって、レーザダイオードは、マルチモード発振するため、光ディスクからの戻り光による不安定さが除去されて、安定した発振状態となる。更に、デューティ制御手段は、高周波信号の発振におけるデューティ比を制御する。詳しくは、デューティ制御手段は、高周波信号のデューティ比が所望の値に設定されるように制御する。これにより、高周波信号による不要輻射の発生を低減することが可能となる。
上記の情報記録再生装置の一態様では、前記デューティ制御手段は、前記デューティ比を、前記高周波信号による高調波成分の発生が低減されるデューティ比に制御する。
この態様では、デューティ制御手段は、高周波信号による2次高調波などの高調波成分の発生が低減されるューティ比に制御する。例えば、高周波信号の基本波の周波数を数百MHzにすると、高周波信号の2次高調波の周波数はGHzのオーダーとなるため、不要輻射の発生は2次高調波が起因するところが大きいと言える。したがって、高調波成分の発生を低減するようにデューティ比を制御することにより、不要輻射の発生を効果的に低減することが可能となる。
上記の情報記録再生装置の他の一態様では、前記高周波信号の現在のデューティ比を検出するデューティ検出手段を更に備え、前記デューティ制御手段は、前記デューティ検出手段によって検出されたデューティ比が、所定の目標デューティ比と一致するようにデューティ比を制御する。
この態様では、デューティ検出手段は、高周波信号の現在のデューティ比を検出し、デューティ制御手段は、所定の目標デューティ比を取得し、デューティ検出手段が検出したデューティ比と目標デューティ比とを比較してデューティ比を制御する。この場合、目標デューティ比は、高周波信号による高調波成分のレベルが最も小さくなるようなデューティ比に設定されている。よって、デューティ比が目標デューティ比となるように制御することによって、高調波の発生を低減することができ、不要輻射を効果的に低減することが可能となる。更に、経年変化や温度変化によって、デューティ比が目標デューティ比からずれてしまうことを防止することも可能となる。
上記の情報記録再生装置の他の一態様では、前記目標デューティ比は、略50%に設定される。
この態様では、デューティ比と高調波のパワーとの間には、デューティ比が概ね50%であるときに高調波のパワーが最も小さく、デューティ比が50%からずれると高調波のパワーが増大するという関係があるため、目標デューティ比を50%に設定する。
上記の情報記録再生装置の他の一態様では、前記高周波信号による高調波成分の輻射量を測定する輻射量測定手段を更に備え、前記デューティ制御手段は、前記デューティ比を、測定された前記輻射量が最小となるデューティ比になるように制御する。
この態様では、情報記録再生装置は、輻射量測定手段により高周波信号による高調波成分の輻射量を測定することによって、輻射量が最小となるデューティ比になるように制御する。これにより、高周波重畳に伴う不要輻射の発生を効果的に低減することが可能となる。
上記の情報記録再生装置の他の一態様では、前記デューティ制御手段は、前記デューティ比を、前記高周波信号による高調波成分の輻射量を予め測定することによって決定された、前記輻射量が最小となるときのデューティ比になるように制御する。
この態様では、情報記録再生装置は、外部の装置を用いて予め輻射量を測定し、輻射量が最小となるデューティ比を決定し、高周波信号のデューティ比がこのデューティ比になるように制御を行う。これにより、高周波重畳による不要輻射の発生を低減することが可能となる。更に、デューティ比を検出する処理部や輻射量を測定する処理部を情報記録層再生装置内に設ける必要がないため、装置の構成を簡便にすることができ、コストを低減することが可能となる。
本発明の別の観点では、光ディスクに記録された情報を再生する情報再生方法は、レーザ駆動信号に高周波信号を重畳する工程と、前記高周波信号が重畳された前記レーザ駆動信号をレーザ光源に供給してレーザ光を出射させる工程と、前記高周波信号のデューティ比を制御するデューティ制御工程と、を備える。上記の情報再生方法によっても、高周波信号による不要輻射の発生を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[第1実施例]
まず、本発明の第1実施例に係る情報記録再生装置の構成について、図1を用いて説明する。
図1は、情報記録再生装置100の概略構成を示すブロック図である。情報記録再生装置100は、主に、レーザダイオード1と、受光素子2と、APC(Automatic Power Control)3と、レーザ駆動部4と、CPU(Central Processing Unit)5と、高周波重畳部6と、デューティ検出部7と、デューティ制御部8と、加算器9と、書き込み信号発生部10と、パルス制御部11と、を備える。情報記録再生装置100は、図示しない光ディスクに記録された情報の再生、及び光ディスクへの情報の記録を行う装置である。なお、APC3と、レーザ駆動部4と、高周波重畳部6と、デューティ検出部7と、デューティ制御部8と、加算器9と、パルス制御部11は、1つのLSI20として構成されている。
レーザダイオード1は、光ディスクに対して光ビームを出射する。レーザダイオード1から出射された光ビーム(矢印A1)は、ミラーやプリズム等の光学系を通過し、最終的に対物レンズで、光ディスクの記録面上に集光される。
一方、レーザダイオード1から出射された光ビーム(矢印A1)の一部(例えば、1%)は、プリズム等の光学系で反射され、矢印A2で示すように受光素子2に入射される。
受光素子2は、レーザダイオード1が出射した光ビームの一部を矢印A2で示すように受光する。そして、受光素子2は、受光した光ビームのレーザパワーに対応する信号S1をAPC3に出力する。APC3は、受光素子2から供給される信号S1と、CPU5から供給される目標レーザパワーに対応する信号S2とを比較する。そして、APC3は、この比較結果に応じた駆動信号S3をレーザ駆動部4に供給する。
この場合、APC3は、受光素子2で検出されたレーザパワーが目標レーザパワーよりも大きいときは、レーザダイオード1が出射するレーザパワーが小さくなるような駆動信号S3を出力する。一方、受光素子2で検出されたレーザパワーが目標レーザパワーよりも小さいときは、APC3は、レーザダイオード1が出射するレーザパワーが大きくなるような駆動信号S3を出力する。このように、APC3は、レーザダイオード1から目標レーザパワーの光ビームが出射されるようにネガティブフィードバック制御を実行する。
レーザ駆動部4は、レーザダイオード1が出射する光ビームのレーザパワーを制御する機能を有している。この場合、レーザ駆動部4は、APC3から供給される駆動信号S3と、パルス制御部11から供給される記録パルス信号S4とに基づいて、制御信号S5を加算器9に対して出力する。
加算器9は、データの再生時には、レーザ駆動部4から供給される制御信号S5と、高周波重畳部6から供給される高周波信号(高周波電流)S6とを加算した信号S7をレーザダイオード1に供給する。一方、加算器9は、データの記録時には、高周波信号S6が供給されないため、制御信号S5をそのまま信号S7としてレーザダイオード1に供給する。レーザダイオード1は、加算器9から供給される信号S7に対応するレーザパワーの光ビームを出力する。
書き込み信号発生部10は、データの記録時に、CPU5から信号S8によって指令を受ける。この場合、書き込み信号発生部10は、記録データを生成し、光ディスク記録に適したEFM(Eight to Fourteen Modulation)変調等のデジタル変調データを生成する。この変調データは、NRZI(Non Return to Zero Inverted)信号S9として、パルス制御部11に供給される。
パルス制御部11は、NRZI信号S9を取得すると、マークとスペースに対応した記録パルスを生成し、CPU5によって予め設定された電流量を有する記録パルス信号S4をレーザ駆動部4に供給する。
高周波重畳部6は、データの再生時に、数百MHz程度の周波数の高周波信号S6を加算器9に対して供給する。一方、データの記録時には、高周波重畳部6は、CPU5からの指令によって高周波信号S6の発生が停止される。よって、データの再生時には、加算器9において、レーザ駆動部4から出力された制御信号S5に対して、高周波重畳部6から出力された高周波信号S6が重畳(高周波重畳)される。これにより、レーザダイオード1は、高周波信号S6によってマルチモード発振するため、光ディスクからの戻り光による不安定さが除去されて、安定した発振状態となることができる。
デューティ検出部7は、高周波重畳部6が出力した高周波信号S6を取得し、この高周波信号S6のデューティ比を検出する。そして、デューティ検出部7は、検出したデューティ比に対応するデューティ検出信号S10をデューティ制御部8に供給する。
デューティ制御部8には、検出されたデューティ比に対応するデューティ検出信号S10と、CPU5から目標デューティ比に対応する信号S11が供給される。デューティ制御部8は、検出されたデューティ比と目標デューティ比とを比較し、高周波重畳部6から出力される高周波信号S6が目標デューティ比と一致するように、デューティ制御信号S12を高周波重畳部6に供給する。高周波重畳部6は、供給されたデューティ制御信号S12に対応するデューティ比で高周波信号S6を発振する。
次に、上記したデューティ検出部7とデューティ制御部8の具体的な構成について説明する。
まず、デューティ検出部7とデューティ制御部8の第1の構成例について説明する。図2は、第1の構成例に係るデューティ検出部7とデューティ制御部8の概略構成を示すブロック図である。
デューティ検出部7は、HPF(High Pass Filter)70と、正のピーク検出部71と、負のピーク検出部72と、LPF(Low Pass Filter)73、74と、加算器75と、反転回路76とを備えている。デューティ検出部7には、高周波重畳部6が出力した高周波信号S6が入力される。この入力された高周波信号S6は、HPF70によって直流成分が除去され、正のピーク検出部71と負のピーク検出部72によって、正のピーク検出信号と負のピーク検出信号とに検波される。そして、検波された正のピーク検出信号と負のピーク検出信号は、それぞれLPF73、74を通過してリップル分が抑圧されて、加算器75に入力される。加算器75は入力された信号を加算し、加算した信号は、反転回路76にて極性反転され、デューティ検出信号S10としてデューティ制御部8に出力される。
デューティ制御部8は、目標デューティレジスタ81と、D/A変換部82と、減算器83と、位相補償部84と、を備える。目標デューティレジスタ81は、CPU5から供給される目標デューティ比に対応する信号S11を取得し、取得した目標デューティ比を記憶する。目標デューティレジスタ81から出力される信号はD/A変換部82に入力され、D/A変換される。減算器83は、D/A変換部82より供給される目標デューティ比に対応するアナログ信号から、デューティ検出部7より供給されるデューティ検出信号S10を減算した信号を位相補償部84に出力する。位相補償部84は、例えば積分回路により構成することができ、減算器83から供給される信号に対して、高周波重畳部6の制御動作に適合するように積分等の位相補償を行い、位相補償後の値をデューティ制御信号S12として高周波重畳部6に供給する。
このように、デューティ検出部7とデューティ制御部8における処理により、検出されたデューティ比が目標デューティ比よりも大きい場合には、高周波重畳部6が出力する高周波信号S6のデューティ比が小さくなるように制御され、検出されたデューティ比が目標デューティ比よりも小さい場合には、高周波信号S6のデューティ比が大きくなるように制御される。即ち、デューティ検出部7とデューティ制御部8は、高周波重畳部6から出力される高周波信号S6のデューティ比が目標デューティ比に一致するように、ネガティブフィードバック制御を実行する。これにより、経年変化や温度変化によって、デューティ比が目標デューティ比からずれてしまうことを防止することが可能となる。
ここで、第1の構成例におけるデューティ検出部7から出力される値と高周波信号のデューティ比との関係について、図3を用いて具体的に説明する。なお、図3においては、目標デューティ比は50%に設定されている。
図3(a)は、高周波信号のデューティ比が50%からずれている場合(50%よりも大きな値にずれている場合)、即ち高周波信号のデューティ比が目標デューティ比からずれている場合に得られる波形を示している。矢印a10で示す波形は、HPF70において処理後の高周波信号を示している。このようなHPF後の高周波信号a10を正のピーク検出部71で検波することにより、正のピーク検出信号a11が得られ、負のピーク検出部72によって検波することにより、負のピーク検出信号a12が得られる。この場合、正のピーク検出信号a11の出力振幅は、負のピーク検出信号a12の出力振幅よりも小さいことがわかる。次に、正のピーク検出信号a11、及び負のピーク検出信号a12をLPF73、74によって処理することにより、符号a13、a14で示す波形が得られる。そして、これらを加算器75によって加算し、反転回路76にて極性反転させることにより、出力(デューティ検出信号S10)として「+X(V)」が得られる(X>0)。このように出力が「0(V)」とならないのは、正のピーク検出信号a11の出力振幅の大きさと負のピーク検出信号a12の出力振幅の大きさが等しくないためである。なお、正のピーク検出信号a11の出力振幅が負のピーク検出信号a12の出力振幅よりも大きい場合には、加算器75から正の電圧が出力され、反転回路76から負の電圧が出力される。
図3(b)は、高周波信号のデューティ比が50%に一致する場合、即ち高周波信号のデューティ比が目標デューティ比に一致する場合に得られる波形を示している。矢印b10で示す波形は、HPF70において処理後の高周波信号を示している。このようなHPF後の高周波信号b10を正のピーク検出部71で検波することにより、正のピーク検出信号b11が得られ、負のピーク検出部72によって検波することにより、負のピーク検出信号b12が得られる。この場合、正のピーク検出信号b11の出力振幅と負のピーク検出信号b12の出力振幅は、概ね同一であることがわかる。次に、正のピーク信号検出b11、負のピーク検出信号b12をLPF73、74によって処理することにより、符号b13、b14で示す波形が得られる。そして、これらを加算器75によって加算し、反転回路76にて極性反転することにより、出力(デューティ検出信号S10)として「0(V)」が得られる。出力として「0(V)」が得られるのは、正のピーク検出b11の出力振幅の大きさと負のピーク検出b12の出力振幅の大きさが等しいためである。第1の構成例のデューティ検出部の場合、上述したHPF70は例えば単純なコンデンサによる結合とすることによって実施できる為、検出部の構成を簡略化できるという利点がある。
次に、上記したデューティ検出部7とデューティ制御部8の第2の構成例について、図4を用いて説明する。
図4は、第2の構成例に係るデューティ検出部7とデューティ制御部8の概略構成を示すブロック図である。
デューティ検出部7は、LPF77と、バイアスレベル発生部78と、減算器79と、を備えている。デューティ検出部7には、高周波重畳部6が出力した高周波信号S6が入力される。この入力された高周波信号S6は、LPF77によって高周波成分が除去され、直流成分が抽出される。そして、減算器79の+端子に入力される。一方、バイアスレベル発生部78は、高周波重畳信号S6の基準レベル(以下、「基準バイアスレベル」とも呼ぶ。)としてのバイアスレベル信号を発生し、減算器79のもう一方の−端子に入力される。減算器79は両者を減算することにより、高周波重畳信号S6の基準バイアスレベルからのずれを算出することにより、デューティ検出信号S10としてデューティ制御部8に出力する。デューティ制御部8の構成及び動作は、前述した第1の構成例と同様であるため説明は省略する。
ここで、第2の構成例に係るデューティ検出部7から出力される値と高周波信号のデューティ比との関係について、図5を用いて具体的に説明する。なお、図5においては、目標デューティ比は50%に設定されている。第2の構成例のデューティ検出部の場合、本願発明の高周波重畳装置を全体として集積回路化する場合に、コンデンサによる結合を用いないという点で、適合性が良いという利点がある。
図5(a)は、高周波信号のデューティ比が50%からずれている場合(50%よりも大きな値にずれている場合)、即ち高周波信号のデューティ比が目標デューティ比からずれている場合に得られる波形を示している。矢印a20で示す波形は、高周波信号を示している。このような高周波信号a20をLPF77によって高周波成分を除去することにより、直流成分が抽出された信号a21が得られる。この信号a21におけるDCレベルは、バイアスレベル発生部78が発生したバイアスレベル信号a22のレベル(B(V))よりも大きいことがわかる。したがって、減算器79の出力(デューティ検出信号S10)として「+Y(V)」が得られる(Y>0)。このように出力が「0(V)」とならないのは、高周波信号が基準バイアスレベルよりもずれているからである。このとき、高周波信号はバイアスずれにより波形歪みを生じている、具体的には、高周波信号のデューティ比が50%からずれている。
図5(b)は、高周波信号のデューティ比が50%に一致する場合、即ち高周波信号のデューティ比が目標デューティ比に一致する場合に得られる波形を示している。矢印b20で示す波形は、高周波信号を示している。このような高周波信号b20をLPF77によって高周波成分を除去することによって、直流成分が抽出された信号b21が得られる。この信号b21のDCレベルは、バイアスレベル発生部78が発生したバイアスレベル信号b22のレベル(B(V))と概ね同一であることがわかる。したがって、減算器79の出力(デューティ検出信号S10)として「0(V)」が得られる。出力として「0(V)」が得られるのは、高周波信号のDCレベルが、基準バイアスレベルに等しいためである。
このように、高周波信号のデューティ比が50%(目標デューティ比)に一致する場合には、デューティ検出部7が出力するデューティ検出信号S10は「0(V)」となり、高周波信号のデューティ比が50%(目標デューティ比)からずれている場合には、デューティ検出信号S10は「0(V)」とはならない。即ち、高周波信号のデューティ比が50%(目標デューティ比)からずれている場合には、デューティ検出部7は、このずれ分に対応する電圧をデューティ検出信号S10として出力する。デューティ検出信号S10の極性は高周波信号のデューティ比が目標デューティ比からずれている方向(即ち、デューティ比が目標デューティ比より大きいか小さいか)を示し、デューティ検出信号S10の絶対値はずれ量を示すことになる。
ここで、高周波信号の目標デューティ比について図6を用いて説明する。
図6は、高周波信号の周波数スペクトルを示しており、横軸に波の周波数を示し、縦軸に波のパワー(強度)を示している。図6(a)、(b)は、紙面左から紙面右に向かって、高周波信号の基本波、2次成分の波(2次高調波)、及び3次成分の波(3次高調波)のパワーを表示している。なお、高周波信号の基本波の周波数は数百MHzに設定しているため、2次高調波の周波数はGHzのオーダーとなる。そのため、2次高調波及び3次高調波のパワーが大きいと、不要輻射が増加する傾向にある。
図6(a)は、高周波信号の実際のデューティ比が50%からずれている場合の周波数スペクトルを示し、図6(b)は、高周波信号の実際のデューティ比が50%近傍である場合の周波数スペクトルを示している。図6(b)中の破線は、高周波信号のデューティ比が50%からずれている場合のものを重ねて表示している。なお、図6(a)は、デューティ制御を行わずに、素子のばらつきや温度特性や経年変化などによってデューティ比が50%からずれてしまったものを示している。
図6(a)、(b)より、デューティ比が50%からずれている場合には2次高調波のパワーが大きく、デューティ比が50%に一致する場合には2次高調波のパワーが小さいことがわかる。即ち、デューティ比が50%に一致している場合は、デューティ比が50%からずれている場合と比較して、2次高調波等の高次高調波の発生が抑制されていることがわかる。より具体的には、偶数次高調波の発生を抑制することが可能となる。
したがって、目標デューティ比を50%に設定し、デューティ比が目標デューティ比となるようにデューティ比を制御することにより、2次高調波などの偶数次高調波の発生を抑制することが可能となる。これにより、高周波重畳に伴う不要輻射の発生を効果的に抑制することが可能となる。
ここで、高周波信号のデューティ比を50%に設定することによって高調波の発生が抑制される理由について、図7及び図8を用いて具体的に説明する。
図7は、基本波に対して2次高調波を加算する演算を行うシミュレーションのブロック図を示している。この場合は、基本波として「sinωt」を用い、2次高調波として「0.2sin(2ωt+π/2)」を用いている。なお、2次高調波には、比較的大きな振幅を有する波を用いている。
図8は、図7に示したシミュレーションの結果を示す波形図である。図8(a)に基本波の波形を示し、図8(b)に2次高調波の波形を示し、図8(c)に基本波と2次高調波とを加算して得られた波形を示している。この場合、基本波は出力が正を示す期間と出力が負を示す期間が同一である(T1=T2)。一方、図8(c)に示す波形から理解されるように、このシミュレーション例では、基本波と2次高調波とを加算した波は、正の側の期間よりも負の側の期間の方が短く(T1’>T2’)、デューティ比が50%からずれていることがわかる。これは、このシミュレーションでは、基本波に対して比較的大きな振幅を有する2次高調波を加算したためである。逆に言うと、基本波に対して比較的小さな振幅を有する2次高調波を加算した場合には、デューティ比は概ね50%となる。
以上の結果より、デューティ比が50%から離れるほど2次高調波のパワーが増大し、デューティ比が50%付近にある場合には、2次高調波のパワーは小さいということが言える。したがって、本実施例では、目標デューティ比を50%に設定し、高周波信号のデューティ比が50%となるようにデューティ比を制御している。これにより、高周波重畳に伴う高調波の発生を抑制することができ、結果的に、不要輻射を低減することが可能となる。
なお、このように目標デューティ比は理論的には50%が最適となるが、実際の装置においては、発振器の特性などにより、2次高調波成分が最小となるデューティ比が必ずしも50%にならない場合もある。そのような場合には、個々の装置毎に、2次高調波成分が最小となるデューティ比(例えば51%など)を目標デューティ比に設定すればよい。
[第2実施例]
次に、本発明の第2実施例に係る情報記録再生装置の構成について、図9を用いて説明する。
図9は、第2実施例に係る情報記録再生装置101の概略構成を示すブロック図である。第2実施例に係る情報記録再生装置101は、第1実施例に係る情報記録再生装置100と異なり、輻射量測定部15を備えている。また、情報記録再生装置101内のLSI21は、LSI20と異なり、デューティ検出部7を有していない。なお、上記した情報記録再生装置100と同一の構成要素及び同一の信号については同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施例に係る情報記録再生装置101では、高周波重畳部6が出力する高周波信号S6による輻射量を輻射量測定部15が実際に測定し、この測定された輻射量に基づいてデューティ制御を行って、最適なデューティ比に制御する。具体的には、輻射量測定部15は、輻射された高周波信号S6の2次高調波成分をアンテナなどによって矢印B1で示すように取得して輻射量を測定する。そして、輻射量測定部15は、測定した輻射量に対応する信号S15をCPU5に供給する。
CPU5は、輻射量測定部15から供給された信号S15に基づいて、デューティ指令として信号S16をデューティ制御部8に供給する。具体的には、CPU5は、デューティ指令として階段状の信号をデューティ制御部8に対して発行する(即ち、高周波重畳部6が出力する高周波信号S6のデューティ比が階段状に増加又は減少するように制御する)と共に、発行したデューティ指令と測定された輻射量とを1:1に対応付けたテーブルを作成する。そして、CPU5は、作成したテーブルに基づいて最も輻射量が少ないと判断したデューティ指令を、最後に再びデューティ制御部8に対して発行する。これにより、高周波重畳部6から出力される高周波信号S6のデューティ比が、最も輻射量が少ない場合のデューティ比に設定される。なお、最も輻射量が少ない場合のデューティ比は、概ね50%となる。
このように、第2実施例に係る情報記録再生装置101では、輻射量測定部15によって輻射量を測定することにより、最も輻射量が少ない最適なデューティ比を決定し、高周波重畳部6から出力される高周波信号S6のデューティ比を最適なデューティ比に設定する。こうようにして決定された最適なデューティ比に設定することにより、高周波重畳による不要輻射の発生を抑制することが可能となる。なお、不要輻射の発生は2次高調波が起因するところが大きいため、不要輻射が低減されるようなデューティ比に設定することにより、2次高調波の発生も低減される。
更に、第2実施例に係る情報記録再生装置101では、デューティ検出部7をLSI21に設ける必要がないので、第1実施例に係る情報記録再生装置100と比較して、コストを低減することが可能となる。
[第3実施例]
次に、本発明の第3実施例に係る情報記録再生装置の構成について、図10を用いて説明する。第1及び第2実施例では、高周波信号のデューティ比を制御するためのデューティ制御部を情報記録再生装置内部に搭載している。即ち、第1及び第2実施例は、情報記録再生装置が独立してデューティ制御機能を有している場合の実施例であった。これに対し、以下に説明する第3実施例は、情報記録再生装置の工場出荷前の調整を行うシステムに本発明を適用した例であり、デューティ制御部の一部を情報記録再生装置外に設けている。
図10は、情報記録再生装置102の概略構成を示すブロック図である。第3実施例に係る情報記録再生装置102は、第2実施例に係る情報記録再生装置101とは異なり、輻射量測定部15を備えていない。なお、上記した情報記録再生装置100、101と同一の構成要素及び同一の信号については同一の符号を付し、その説明は省略する。
第3実施例に係る情報記録再生装置102では、外部に配置された輻射量測定装置30によって高周波重畳部6が出力する高周波信号S6による輻射量を測定し、この測定された輻射量に基づいてデューティ制御を行う。より詳しくは、高周波信号S6の高調波成分による輻射量を予め輻射量測定装置30によって測定し、この測定結果に基づいてデューティ制御を行って、最適なデューティ比を決定する。
輻射量測定装置30は、前述した輻射量測定部15と同様に、輻射された2次高調波成分をアンテナなどによって矢印B2で示すように取得して輻射量を測定する。そして、輻射量測定装置30は、測定した輻射量を信号線S30によって、情報記録再生装置102内のCPU5に供給する。
CPU5は、輻射量測定装置30で測定された輻射量に基づいて、デューティ指令として信号S16をデューティ制御部8に供給する。具体的には、CPU5は、デューティ指令として階段状の信号をデューティ制御部8に対して発行し、発行したデューティ指令と測定された輻射量とを1:1に対応付けたテーブルを作成する。そして、CPU5は、作成したテーブルに基づいて最も輻射量が少ないと判断したデューティ指令を、最後に再びデューティ制御部8に対して発行する。これにより、高周波重畳部6から出力される高周波信号S6のデューティ比が、最も輻射量が少ない場合のデューティ比に設定される。なお、最も輻射量が少ない場合のデューティ比は、概ね50%となる。
このように、第3実施例に係る情報記録再生装置102では、輻射量測定装置30によって輻射量を測定することにより、最も輻射量が少ない最適なデューティ比を決定し、高周波重畳部6から出力される高周波信号S6のデューティ比を最適なデューティ比に設定する。これによっても、高周波重畳による不要輻射の発生を低減することが可能となる。更に、第3実施例に係る情報記録再生装置102では、輻射量測定部15やデューティ検出部7を情報記録再生装置102内に設ける必要がないので、前述の情報記録再生装置100、101と比較して、装置の構成などが簡便になり、コストを低減することが可能となる。なお、輻射量測定装置30を用いたデューティ比の設定は、情報記録再生装置102の出荷前などに行うことができる。
[変形例]
なお、上記した第2実施例及び第3実施例では、輻射量測定部15及び輻射量測定装置30として、アンテナによって輻射量を測定する例を示したが、アンテナを用いる代わりに、情報記録再生装置101、102内の基板などに電流測定抵抗などを設け、この電流測定抵抗を用いることによって輻射量を測定することができる。例えば、電流測定抵抗をレーザダイオード1に直列に接続してレーザダイオード1に供給される電流を検出することによって、或いは、レーザ駆動部4に供給される電源電流を検出することによって、輻射量を測定することができる。更に他の例では、アンテナや電流測定抵抗などを用いる代わりに、BPF(Band Pass Filter)を用いて輻射量を測定することができる。この場合には、レーザ駆動部4に供給される電源電圧をBPFに通過させることにより、高周波信号における2次高調波成分のみを通過させて他の成分を抑圧することによって輻射量を抽出することができる。
更に、上記した第2実施例及び第3実施例では、最適なデューティ比を求めるために階段状の信号をデューティ制御部8に対して発行してデューティ制御する例を示したが、この代わりに、CPU5がデューティ制御部8に供給するデューティ指令を周期的に上下させて輻射量を随時判断して、最も輻射量が少ないと判断されたデューティ指令に収束させるデューティ制御(所謂、山登り制御)を実行してもよい。
本発明の第1実施例に係る情報記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。 第1の構成例に係るデューティ制御部及びデューティ検出部の概略構成を示すブロック図である。 第1の構成例におけるデューティ検出部から出力される値とデューティ比との関係を説明するための図である。 第2の構成例に係るデューティ制御部及びデューティ検出部の概略構成を示すブロック図である。 第2の構成例におけるデューティ検出部から出力される値とデューティ比との関係を説明するための図である。 高周波信号の目標デューティ比を説明するための図である。 基本波に対して2次高調波を加算する演算を行うシミュレーションのブロック図を示す。 図5に示したシミュレーションの結果を示す波形図である。 本発明の第2実施例に係る情報記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施例に係る情報記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 レーザダイオード
2 受光素子
3 APC
4 レーザ駆動部
5 CPU
6 高周波重畳部
7 デューティ制御部
8 デューティ検出部
10 書き込み信号発生部
11 パルス制御部
15 輻射量測定部
30 輻射量測定装置
100、101、102 情報記録再生装置

Claims (7)

  1. レーザ光源と、
    前記レーザ光源にレーザ駆動信号を供給し、記録及び再生のためのレーザ光を出射させるレーザ駆動手段と、
    前記レーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳手段と、
    前記高周波信号のデューティ比を制御するデューティ制御手段と、を備えることを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 前記デューティ制御手段は、前記デューティ比を、前記高周波信号による高調波成分の発生が低減されるデューティ比に制御することを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  3. 前記高周波信号の現在のデューティ比を検出するデューティ検出手段を更に備え、
    前記デューティ制御手段は、前記デューティ検出手段によって検出されたデューティ比が、所定の目標デューティ比と一致するようにデューティ比を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  4. 前記目標デューティ比は、略50%に設定されることを特徴とする請求項3に記載の情報記録再生装置。
  5. 前記高周波信号による高調波成分の輻射量を測定する輻射量測定手段を更に備え、
    前記デューティ制御手段は、前記デューティ比を、測定された前記輻射量が最小となるデューティ比になるように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  6. 前記デューティ制御手段は、前記デューティ比を、前記高周波信号による高調波成分の輻射量を予め測定することによって決定された、前記輻射量が最小となるときのデューティ比になるように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  7. 光ディスクに記録された情報を再生する情報再生方法であって、
    レーザ駆動信号に高周波信号を重畳する工程と、
    前記高周波信号が重畳された前記レーザ駆動信号をレーザ光源に供給してレーザ光を出射させる工程と、
    前記高周波信号のデューティ比を制御するデューティ制御工程と、を備えることを特徴とする情報再生方法。
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