JP2006221007A - 画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】4原色化に伴い低下した水平解像度を改善し、画質を改善することができる画像表示装置を提供すること。
【解決手段】3原色よりも多いn原色(nは4以上)の画像表示装置において、水平方向にn/2サブピクセルのオフセット構造をもつ手段を有し、且つ、水平方向にn*(3/2)倍に解像度変換を行う手段と、斜め方向に帯域制限を行う空間フィルターを有することを特徴とする。又、3原色よりも多いn原色(nは4以上)の表示装置において、水平方向にn/2サブピクセルのオフセット構造を持つ手段を有し、且つ、3原色中の赤(R)と青(B)のサブピクセルにおいては垂直方向に一列に配置し、且つ、3原色中の緑(G)のサブピクセルと、G信号に最も近い第4のサブピクセルにおいては、垂直方向に1画素ごとに交互に配置することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】3原色よりも多いn原色(nは4以上)の画像表示装置において、水平方向にn/2サブピクセルのオフセット構造をもつ手段を有し、且つ、水平方向にn*(3/2)倍に解像度変換を行う手段と、斜め方向に帯域制限を行う空間フィルターを有することを特徴とする。又、3原色よりも多いn原色(nは4以上)の表示装置において、水平方向にn/2サブピクセルのオフセット構造を持つ手段を有し、且つ、3原色中の赤(R)と青(B)のサブピクセルにおいては垂直方向に一列に配置し、且つ、3原色中の緑(G)のサブピクセルと、G信号に最も近い第4のサブピクセルにおいては、垂直方向に1画素ごとに交互に配置することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像表示装置に関するものであり、特に3色よりも多い多原色ディスプレイに関するものである。
近年、薄型のディスプレイとして液晶ディスプレイ(LCD)やプラズマディスプレイ(PDP)、フィールドエミッションディスプレイ(FED)等が注目されている。
LCDやPDP、FEDは、固定画素のマトリックス駆動型のディスプレイであり、ディジタル画像信号によって駆動可能である。
通常これらのディスプレイは、赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色から構成されている。
図5は液晶表示装置やフィールドエミッションディスプレイ等で採用されている3原色ディスプレイのサブピクセルの構造を示した図である。
RGB各色とも水平方向に規則的に配置されており、又、垂直方向は同色の色が配置されていることを示している。
ところで、近年においては、赤、青、緑の三原色以上の原色数を使用し、広色域のディスプレイを実現する試みがなされている。
例えば、特許文献1においては、現行の三原色方式のテレビジョン信号を、3原色を超える多原色ディスプレイに表示するための信号処理方式が提案されている。又、直視型の液晶表示装置の場合においては、2種類以上のスペクトルを持つ光源とカラーフィルターを組み合わせ、カラーフィルター方式のサブピクセルを増大させずに原色数を増大させる方式が特許文献2において提案されている。その他、特許文献3,4に提案がなされている。
しかしながら、PDPやFED等の自発光方式の場合は、蛍光体の色数を増加させて多原色化を行う必要がある。
そこで、例えば同一の素子数を使用する条件で、R,G,Bの3原色ディスプレイの蛍光体を1色増やし、4原色ディスプレイを実現した場合、表示できる解像度は3原色ディスプレイに比較し3/4倍に低下する。
図6は3原色ディスプレイと4原色ディスプレイの周波数特性を示したものである。図6(a)は従来の3原色ディスプレイの周波数帯域を示した図、図6(b)は4原色ディスプレイの周波数特性を示した図である。
図6(b)の4原色ディスプレイは、図6(a)の3原色ディスプレイのサンプリング周波数fs に対し3/4倍になるため、キャリアの位置が水平方向に3/4倍の位置に移動し、そのため隣接する周波数の高域成分が折り返しとして発生していることを示している。そのため、折り返し除去のため、水平方向に帯域制限を行う必要があり、解像度が低下する。
一方では、4原色化により1画素の大きさが大きくなるため、サブピクセルの構造が見え易くなる課題があり、例えば色を使用しない絵柄の場合等では、縦に黒筋が発生するという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、4原色化に伴い低下した水平解像度を改善し、画質を改善することができる画像表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、3原色よりも多いn原色(nは4以上)の画像表示装置において、水平方向にn/2サブピクセルのオフセット構造をもつ手段を有し、且つ、水平方向にn*(3/2)倍に解像度変換を行う手段と、斜め方向に帯域制限を行う空間フィルターを有することを特徴とする。
又、本発明は、3原色よりも多いn原色(nは4以上)の表示装置において、水平方向にn/2サブピクセルのオフセット構造を持つ手段を有し、且つ、3原色中の赤(R)と青(B)のサブピクセルにおいては垂直方向に一列に配置し、且つ、3原色中の緑(G)のサブピクセルと、G信号に最も近い第4のサブピクセルにおいては、垂直方向に1画素ごとに交互に配置することを特徴とする。
本発明によれば、ラインごとに半画素分オフセットをつけて画素をずらすことにより、4原色化に伴い低下した水平解像度を改善し、画質を改善することができる。
又、本実施の形態のようにオフセット構造にすることにより、4原色中使用しない色が発生した場合には、縦に黒い筋が発生することを防止することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は本発明の4原色ディスプレイの画像処理方法を示すブロック図である。
入力端子101より入力された色差信号は、4:2:2−4:4:4変換器103により、色差信号PbPrを輝度信号Yと同一の解像度に変換し、色変換器105へ出力する。
色変換器105では色差信号YPbPrをディスプレイの表示色であるRGB信号に変換し、色変換器107へ出力する。
色変換器107では、RGB3原色から4 原色RGBG’に変換し解像度変換器109へ出力する。
尚、ここで、G’信号は、例えば緑色と青色の間にあるシアンやエメラルドグリーン等が挙げられる。
解像度変換器109では、4原色化によって変更になった画素数に変換するため、一度3/2倍に解像度変換(拡大処理)を行う。
例えば、入力された画像信号がハイビジョン信号で水平の解像度が1920画素であり、4原色ディスプレイの水平の解像度がハイビジョンディスプレイの3/4倍の1440画素である場合、一度3/2倍に解像度変換を行い、ディスプレイの倍の画素数2880画素に変換する。
空間フィルター111では、後段のオフセットサブサンプリングによる折り返し防止のため、斜め方向に1/2に帯域制限を掛ける。
オフセットサブサンプリング113においては、図2のように1ラインごとにオフセットがつくように画素を間引き、水平の画素数を1440画素に変換し表示装置115へ出力する。
図2中、黒丸は間引かれる画素を示し、白丸は表示する画素を示している。
斜め方向に画素が間引かれるため、表示される白丸画素の斜め方向の間隔は2倍になる。そのため、斜め方向の折り返し歪みを防止するためには、前述空間フィルター111において、斜め方向の周波数成分を1/2に帯域制限しなければならない。
図3は斜め方向に帯域制限を掛ける空間フィルターの模式図である。
図3(a)は3原色ディスプレイの場合の、サンプリングによるキャリアの発生と信号の周波数帯域を示しており、図3中、fsは信号のサンプリング周波数を示している。
図3(b)は4原色ディスプレイの場合の、サンプリングによるキャリアの発生と信号の周波数帯域を示しており、キャリアの発生間隔は3原色ディスプレイの3/4倍の位置になり、隣り合う周波数成分の折り返しが発生していることを示している。
図3(c)は図4で示した画素配列のサンプリングキャリアと信号の周波数帯域の発生を示しており、画素配列がオフセット構造になったため、サンプリングキャリアが斜め方向に発生し、そののため、斜め方向に折り返し成分が発生している。
図3(d)は図3(c)で発生していた斜め方向の折り返し成分を除去するために、斜め方向に帯域制限フィルターを掛けた場合を示している。
水平、垂直に関しては従来と同等の周波数成分を有しながら折り返し成分を去している。
図4は4原色ディスプレイの画素配列を示した図である。
水平方向にRGBG’と4原色の蛍光体が順に並んでおり、次のラインでは、半画素ずれて並んでいる。
例えば、Rの下のサブピクセルの色はBであり、G色の下の色はG’色であり、B色の下の色はR色であり、G’色の下の色はG色になっている。
丁度、各色とも水平方向に1/2画素分ずれた配置になっており、図4で示したように水平方向の解像度が改善されている。
図7は実施の形態2を示したものである。
G信号に関しては比較的人間の解像度の視覚特性は敏感であり、R,B信号に関しては比較的鈍感であることが知られている。
そこで、GとG’信号は実施の形態1と同様にオフセット構造にして水平方向の解像度を改善し、RとB信号に関してはそのままオフセット構造をとらない構成としたことを示している。
101 入力端子
103 4:2:2−4:4:4変換器
105 色変換器
107 色変換器
109 解像度変換器
111 空間フィルター
113 オフセットサブサンプリング器
115 表示装置
103 4:2:2−4:4:4変換器
105 色変換器
107 色変換器
109 解像度変換器
111 空間フィルター
113 オフセットサブサンプリング器
115 表示装置
Claims (2)
-
3原色よりも多いn原色(nは4以上)の画像表示装置において、
水平方向にn/2サブピクセルのオフセット構造をもつ手段を有し、且つ、水平方向にn*(3/2)倍に解像度変換を行う手段と、斜め方向に帯域制限を行う空間フィルターを有することを特徴とする画像表示装置。 -
3原色よりも多いn原色(nは4以上)の表示装置において、
水平方向にn/2サブピクセルのオフセット構造を持つ手段を有し、且つ、3原色中の赤(R)と青(B)のサブピクセルにおいては垂直方向に一列に配置し、且つ、3原色中の緑(G)のサブピクセルと、G信号に最も近い第4のサブピクセルにおいては、垂直方向に1画素ごとに交互に配置することを特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005035450A JP2006221007A (ja) | 2005-02-14 | 2005-02-14 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005035450A JP2006221007A (ja) | 2005-02-14 | 2005-02-14 | 画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=36983371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005035450A Withdrawn JP2006221007A (ja) | 2005-02-14 | 2005-02-14 | 画像表示装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2005
- 2005-02-14 JP JP2005035450A patent/JP2006221007A/ja not_active Withdrawn
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