JP2006220901A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 短い時間でのウォームアップが可能で、安全性の高い定着装置を得る。
【解決手段】 無端状のベルトを用いた加熱回転体10とローラタイプの加圧回転体20とローラタイプの外部加熱回転体30とで構成した定着装置。加熱回転体10は、その周囲に電磁誘導加熱ヒータ11を備え、加圧回転体20との対向部分をバックアップ部材12にて円弧形状を保持するようにバックアップされている。加圧回転体20は、芯金21の表面に弾性層22を備えたものであり、加熱回転体10と接触してニップを形成し、矢印A方向に回転駆動される。外部加熱回転体30は、芯金31にヒータ32を内蔵したものであり、加圧回転体20と接触してニップを形成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、定着装置、特に、複写機やプリンタなどの画像形成装置に組み込まれ、記録材上に形成されたトナー画像を加熱定着するための定着装置に関する。
この種の定着装置においては、従来から、電源投入時などのウォームアップ時間を極力短くするための対策が種々検討され、特許文献1〜6に記載されているような定着装置が提案されている。
従来一般的に用いられている定着装置は、図12に示すように、ローラタイプの加熱回転体1と同じくローラタイプの加圧回転体5とで構成されている。加熱回転体1は、700Wのヒータ2を内蔵し、表面温度を検出するための接触タイプのサーミスタ3を備えている。加圧回転体5は、芯金6の表面に弾性層7を備えるとともに300Wのヒータ8を内蔵し、表面温度を検出するための接触タイプのサーミスタ9を備えている。回転体1,5のニップ荷重は100〜530N、ニップの幅は約9mm、ニップの長さは約240mmである。
矢印A方向に回転駆動される加圧回転体5と従動回転する加熱回転体1とのニップに、トナー画像Tが転写された記録材100が矢印B方向から送り込まれ、回転体1,5のニップに突入してトナー画像Tが加熱定着される。
しかしながら、この定着装置にあっては、加熱回転体1がアルミを芯金とするローラタイプであり、熱容量が大きく、ウォームアップに60秒ほどを要している。また、加圧回転体5(弾性層7)を内部から加熱するために効率的に加熱することができない。
一方、図13に示すように、加熱回転体1にベルトを用いた定着装置が知られている。ベルトタイプにあっては、加圧回転体5とのニップを保持するために、加熱回転体(ベルト)1の内側にバックアップ部材4を設置している。なお、図13において図12と同じ部材には同じ符号が付されている。
ベルトは基材であるポリイミドなどがローラに用いられるアルミや鉄などと比較して柔らかくより薄肉であり、熱容量を小さくすることができる。定着可能な温度が、加熱回転体1で190℃、加圧回転体5で70℃の場合、室温からのウォームアップ時間は30秒ほどになる。
ところで、複写機やプリンタなどにあっては、プリント開始信号からトナー画像を転写された記録材が定着装置に突入するまでの時間内に、定着装置を室温から定着可能温度まで昇温させることができる性能をオンデマンド定着と称している。オンデマンド定着を可能にするには、ウォームアップ時間を約10秒ほどに短縮することが必要となる。
図13に示した定着装置でオンデマンド定着を行うには、ウォームアップ時間をさらに短縮する必要がある。この場合、加圧回転体5(弾性層7)の昇温を補助するために、ウォームアップ時に空回転させることで、ベルトからの熱伝導で熱容量の大きい加圧回転体5(弾性層7)を短い時間で設定温度まで昇温させることが考えられる。しかし、このような設定はベルトを過大な昇温速度で加熱することを意味し、発煙・発火防止などの安全性の観点から、短時間での昇温はできない。
特許第2752549号公報 特許第3139416号公報 特開平9−212018号公報 特開平10−161450号公報 特開平10−222005号公報 特開2003−208046号公報
そこで、本発明の目的は、短い時間でのウォームアップが可能で、安全性の高い定着装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、本発明に係る定着装置は、記録材上に形成されたトナー画像を加熱定着するための定着装置において、第1の熱源によって加熱される加熱回転体と、該加熱回転体と接触して記録材を搬送するニップを形成する加圧回転体と、第2の熱源によって加熱され、加圧回転体と接触してニップを形成する外部加熱回転体とを備え、加熱回転体、加圧回転体及び外部加熱回転体のうち少なくとも一つが無端状のベルトからなることを特徴とする。
本発明に係る定着装置によれば、加熱回転体、加圧回転体及び外部加熱回転体のうち少なくとも一つにベルトが用いられているため、ベルトを短時間で設定温度まで昇温することができ、かつ、外部加熱回転体にて加圧回転体の表面を直接的に加熱するため、加圧回転体をも短時間で昇温することが可能である。しかも、ウォームアップ時に加熱回転体から加圧回転体へ熱伝導を補助する必要性が小さくあるいはなくなり、加熱回転体を過大な速度で昇温させる必要がないので、発煙・発火のおそれが解消される。
本発明に係る定着装置においては、加圧回転体が無端状のベルトからなることが好ましい。また、ベルトの内側にはバックアップ部材が設置されていることが好ましい。加圧回転体が駆動力を伝達されるローラからなり、該ローラと前記ベルトを挟んでバックアップ部材との間に荷重が作用し、加圧回転体の回転に基づいて前記ベルトが従動回転するように構成することができる。
そして、加熱回転体及び加圧回転体の表面にそれぞれ弾性層を備え、加熱回転体の弾性層は厚みが50〜200μm、熱伝導率が0.3〜0.8W/m・Kであり、加圧回転体の弾性層は厚みが4〜8mm、熱伝導率が0.15〜0.3W/m・Kであることが好ましい。
また、各回転体の熱容量が、外部加熱回転体<加圧回転体、かつ、加熱回転体<加圧回転体であり、各回転体の熱伝導率が、外部加熱回転体>加圧回転体、かつ、加熱回転体>加圧回転体であることが好ましい。
さらに、ウォームアップ時において、外部加熱回転体の設定温度を加熱回転体の設定温度よりも低く設定し、加圧回転体が設定温度に到達するまでの平均回転速度V1とそれ以降の平均回転速度V2とが、V1≧V2の関係にあることが好ましい。
また、ウォームアップ時において、外部加熱回転体の設定温度を加熱回転体の設定温度よりも低く設定し、外部加熱回転体のほうが加熱回転体よりも先に設定温度に到達する場合、ウォームアップ時の前半の平均回転速度V1と後半の平均回転速度V2とが、V1≧V2の関係にあるように設定してもよい。
ここで、ウォームアップとは、画像形成装置の電源が投入されてから定着装置がトナー画像を定着可能な温度に達するまでの動作をいい、ジャム処理の復帰時、装置本体のカバーを閉じたときの復帰時、スリープモードからの復帰時などにもウォームアップが実行される。
以下、本発明に係る定着装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施例1〜11を示す各図において共通する部材、部分に関しては同じ符号を付し、重複した説明は省略する。
(実施例1、図1参照)
本発明の実施例1である定着装置は、図1に示すように、無端状のベルトを用いた加熱回転体10とローラタイプの加圧回転体20とローラタイプの外部加熱回転体30とで構成されている。
加熱回転体10は、その周囲に電磁誘導加熱ヒータ11を備え、加圧回転体20との対向部分をバックアップ部材12にて円弧形状を保持するように内側からバックアップされている。また、温度検出のために接触タイプのサーミスタ13が内側面に対向して設置されている。
加圧回転体20は、芯金21の表面に弾性層22を備えたものであり、加熱回転体10と接触してニップを形成し、矢印A方向に回転駆動される。外部加熱回転体30は、芯金31にヒータ32を内蔵したものであり、加圧回転体20と接触してニップを形成し、表面温度を検出するために接触タイプのサーミスタ33が設置されている。
加熱回転体(ベルト)10は、外径が30mmを保持するサイズに形成されており、詳しくは、厚さ50μmのポリイミドを基材とし、弾性層として厚さ150μmのシリコンゴムがラミネートされ、さらに、厚さ15μmのPFAチューブが表層として設けられている。このシリコンゴムの熱伝導率は0.5W/m・Kである。バックアップ部材12は、樹脂製であり、厚み4mm、高さ12mm、中央部の半径15.4mmである。また、ヒータ11の定格は600Wである。
加圧回転体20は、鉄製の中実芯金21の表面に弾性層22として厚さ4mmのシリコンゴムで被覆し、さらに、厚さ30μmのPFAチューブが表層として設けられ、外径は30mmとされている。このシリコンゴムの熱伝導率は0.15W/m・Kである。加圧回転体20と加熱回転体10のニップ荷重は100〜530N、ニップ幅は約9mm、ニップ長手方向長さは約240mmである。
外部加熱回転体30は、厚さ0.2mm、外径30mmの鉄製芯金31からなり、熱源であるヒータ32の定格は400Wである。
以上の構成からなる定着装置において、加圧回転体20が矢印A方向に回転駆動され、加熱回転体(ベルト)10及び外部加熱回転体30が従動回転する。トナー画像Tを転写された記録材100は矢印B方向から送り込まれ、回転体10,20のニップに突入してトナー画像Tが加熱定着される。
本実施例1によれば、加熱回転体10としてベルトが用いられているため、加熱回転体10を短時間で設定温度まで昇温することができる。かつ、外部加熱回転体30にて加圧回転体20の表面を直接的に加熱するため、加圧回転体20も短時間で昇温することが可能である。
加熱回転体10と加圧回転体20とのニップには、300N程度の荷重に耐え得る断面形状とカラー画像の品質を満足させるための弾性層が必要となる。この弾性層の作用を加圧回転体20の弾性層22に受け持たせ、加熱回転体10にはベルトをバックアップ部材12と併用して用いることにより、必要なニップ幅と耐荷重性が得られ、加熱回転体10をより小型化、小熱容量化でき、ウォームアップがより短い時間で済むことになる。
ところで、図12及び図13に示した従来の定着装置で説明したように、オンデマンド定着を可能とするため、ウォームアップ時に回転体10,20を空回転させて、加圧回転体20を加熱回転体10からの熱伝導のみで昇温させると、加熱回転体(ベルト)10の昇温速度が速くなって発煙・発火のおそれが生じる。
従って、本実施例1の如く、ウォームアップ時に外部加熱回転体30にて加圧回転体20の表面を直接的に加熱すれば、ウォームアップ時間はオンデマンド定着を可能にする約10秒になり、加熱回転体10を過大な速度で昇温させる必要がないので、発煙・発火のおそれが解消される。
この場合、表面を外部から加熱される加圧回転体20の弾性層22は、熱伝導率ができるだけ小さく、厚さが大きいほうが好ましい。加圧回転体20の表面温度を高くすることで、加熱回転体10との温度差が小さくなり、加熱回転体10からの熱伝導量を減少させることができる。特に、静止状態でのウォームアップ時の昇温速度が小さくて済む。
また、加熱回転体10は、定着画像の品質を満足させるため、ニップ幅が約9mm、ニップ荷重が約300Nが必要とされ、熱容量を小さくする必要からも、ベルトと小さなバックアップ部材12を用いることが好ましい。
一方、外部加熱回転体30は、加圧回転体20とのニップ幅が3mmでよく、荷重も50〜100N程度でよいので、ローラタイプを使用することが好ましい。外部加熱回転体30をローラとすることで、外部加熱回転体30と加圧回転体20との関係に、従来の定着装置におけるローラタイプの組合せ技術を転用することができる。
外部加熱手段として接触回転ではなく接触摺動タイプのものを用いると、加圧回転体20の表層の耐久性能を著しく悪化させてしまう。また、外部加熱方式であっても、非接触タイプのヒータでは温度調整が困難である。そして、加圧回転体20とのニップには通紙されないので、外部加熱回転体30に余計な熱容量となる弾性層は必要ない。
ここで、外部加熱回転体30を設けた実施例1において、定着時の設定温度を加熱回転体10が190℃、加圧回転体20が120℃の場合の諸条件について説明する。
前記実施例1でウォームアップ時間を10秒とするための加熱回転体10の昇温速度は、静止時には25℃/秒、回転時には15℃/秒である。また、外部加熱回転体30の昇温速度は、静止時には20℃/秒、回転時には10℃/秒である。ちなみに、外部加熱回転体を設けない図13に示した定着装置において、ウォームアップ時間を10秒とするための加熱回転体1の昇温速度は、静止時には60℃/秒、回転時には20℃/秒である。既存のサーマルスイッチで発火を防止できる昇温速度は30℃/秒なので、従来の定着装置では発火してしまうが、実施例1では発火することはない。
熱容量の大きい加圧回転体20の表面を10秒のウォームアップ時間で120℃に昇温させるには、加圧回転体20の表面の熱伝導率を低下させることで、外部加熱回転体30と加熱回転体10との温度差で伝導された熱が内部に伝わりにくくなり、加圧回転体20の表面温度の上昇が速くなる。加圧回転体20の内部には熱伝導率が高くて熱容量の大きな芯金21が設けられているので、弾性層22の熱伝導率をできる限り低くして、その厚みを極力大きくすることが好ましい。
それゆえ、加圧回転体20の弾性層22は、厚みが4〜8m、熱伝導率が0.15〜0.3W/m・Kであることが好ましい。また、加熱回転体(ベルト)10の弾性層は、定着画像の品質保持の点から、厚みが50〜200μm、熱伝導率が0.3〜0.8W/m・Kであることが好ましい。
前述の説明から推察できるように、加熱回転体10よりも加圧回転体20の熱容量が大きいことが好ましく、同時に、加圧回転体20の弾性層22の熱伝導率が小さいほうが効果的である。また、ウォームアップ時間の短縮化のためには、外部加熱回転体30の熱容量を加圧回転体20よりも小さくするとともに、その熱伝導率を加圧回転体20よりも大きくすることが効果的である。
前記設定温度(加熱回転体190℃、加圧回転体120℃)の場合、通電を開始して室温から回転により加圧回転体20に熱を伝えながら昇温させ、10秒後に設定温度に達するようにすると、常時、加熱回転体10の温度が加圧回転体20よりも高くなり、加熱回転体10の熱が加圧回転体20に流れることになる。それゆえ、静止時での昇温速度が回転時よりも高くなってしまう。
発煙・発火防止などの安全性を考慮すると、回転時と静止時の昇温速度をできる限り近づけることが望ましい。また、通電時における加熱回転体10及び外部加熱回転体30の昇温速度を同程度にすることが望ましい。
加圧回転体20が設定温度120℃に到達するまでは、該回転体20をある速度で回転させながら、加熱回転体10と外部加熱回転体30とを同程度の速度で昇温させ、それ以降は加圧回転体20の回転速度を低下させるか停止させ、加熱回転体10はさらに190℃まで昇温させ、加圧回転体20は120℃を維持するように温度制御することで、より安全性を確保することができる。
即ち、ウォームアップ時において、外部加熱回転体30の設定温度を加熱回転体10よりも低く設定し、加圧回転体20が設定温度に到達するまでの平均回転速度V1とそれ以降の平均回転速度V2とが、V1≧V2(回転停止を含む)の関係にあることが好ましい。
実施例1でこのような条件のもとでウォームアップ時間を10秒をするための昇温速度は、加熱回転体10にあっては、静止時に20℃/秒、回転時に15℃/秒である。また、外部加熱回転体30にあっては、静止時には20℃/秒、回転時には15℃/秒である。
また、ウォームアップ時において、外部加熱回転体30の設定温度を加熱回転体10よりも低く設定し、外部加熱回転体30のほうが加熱回転体10よりも先に設定温度に到達する場合、ウォームアップ時の前半の平均回転速度V1と後半の平均回転速度V2とが、V1≧V2(回転停止を含む)の関係に設定してもよい。
(実施例2〜11、図2〜図11参照)
次に、実施例2〜11について実施例1と異なる点を簡単に説明する。
実施例2(図2参照)は、円筒状のバックアップ部材12aを設けたものであり、該バックアップ部材12aは無端状ベルトである加熱回転体10とともに加圧回転体20の回転に従って一体的に従動回転する。
実施例3(図3参照)は、シート状のヒータ11aを加熱回転体(ベルト)10の内側部分に対向して設けたものである。
実施例4(図4参照)は、シート状のヒータ11aを加熱回転体(ベルト)10の内側部分に対向して設けるとともに、径の小さい円筒状のバックアップ部材12bを設けたものである。
実施例5(図5参照)は、加熱回転体(ベルト)10の内部にハロゲンランプなどのヒータ11bを設置したものである。
実施例6(図6参照)は、加熱回転体(ベルト)10を円筒状のバックアップ部材12a及び円弧状のバックアップ部材12cで支持して長円状に張り渡し、内部にハロゲンランプなどのヒータ11bを設置したものである。
実施例7(図7参照)は、加熱回転体(ベルト)10をバックアップ部材12及び円筒状のバックアップ部材12dで支持して長円状に張り渡し、バックアップ部材12dの内部にハロゲンランプなどのヒータ11bを設置したものである。
実施例8(図8参照)は、加熱回転体(ベルト)10を円筒状のバックアップ部材12a,12dで支持して長円状に張り渡し、バックアップ部材12dの内部にハロゲンランプなどのヒータ11bを設置したものである。
実施例9(図9参照)は、加熱回転体10はヒータ11bを内蔵した金属製のローラとし、外部加熱回転体30にベルトを用い、該ベルトをシート状のヒータ32aで加熱するようにしたものである。また、外部加熱回転体(ベルト)30の加圧回転体20との圧接部にはバックアップ部材34が設置されている。
実施例10(図10参照)は、加圧回転体20にベルトを用い、該ベルトはバックアップ部材23にて加熱回転体10及び外部加熱回転体30との圧接部の形状を保持されるようになっている。また、加熱回転体10はヒータ11bを内蔵した金属製のローラであり、外部加熱回転体30は実施例1と同様の構成である。
実施例11(図11参照)は、加熱回転体(ベルト)10をバックアップ部材12及び円筒状のバックアップ部材12dで支持して長円状に張り渡し、バックアップ部材12dの内部にハロゲンランプなどのヒータ11bを設置し、外部加熱回転体30にもベルトを用い、該ベルトをシート状のヒータ32aで加熱するようにしたものである。また、外部加熱回転体(ベルト)30の加圧回転体20との圧接部にはバックアップ部材34が設置されている。
(他の実施例)
なお、本発明に係る定着装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できる。
特に、ベルトに対するバックアップ部材の構成、形状などは任意である。熱源も種々のものを使用することができる。
本発明に係る定着装置の実施例1を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の実施例2を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の実施例3を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の実施例4を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の実施例5を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の実施例6を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の実施例7を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の実施例8を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の実施例9を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の実施例10を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の実施例11を示す断面図である。 従来の定着装置の第1例を示す断面図である。 従来の定着装置の第2例を示す断面図である。
符号の説明
10…加熱回転体
11,11a,11b…第1の熱源
12,12a〜12d…バックアップ部材
13…サーミスタ
20…加圧回転体
22…弾性層
23…バックアップ部材
30…外部加熱回転体
32,32a…第2の熱源
33…サーミスタ
34…バックアップ部材

Claims (8)

  1. 記録材上に形成されたトナー画像を加熱定着するための定着装置において、
    第1の熱源によって加熱される加熱回転体と、
    加熱回転体と接触して記録材を搬送するニップを形成する加圧回転体と、
    第2の熱源によって加熱され、加圧回転体と接触してニップを形成する外部加熱回転体と、を備え、
    加熱回転体、加圧回転体及び外部加熱回転体のうち少なくとも一つが無端状のベルトからなること、
    を特徴とする定着装置。
  2. 加熱回転体が無端状のベルトからなることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ベルトの内側にバックアップ部材が設置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 加圧回転体が駆動力を伝達されるローラからなり、該ローラと前記ベルトを挟んでバックアップ部材との間に荷重が作用し、
    加圧回転体の回転に基づいて前記ベルトが従動回転すること、
    を特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 加熱回転体及び加圧回転体の表面にそれぞれ弾性層を備え、加熱回転体の弾性層は厚みが50〜200μm、熱伝導率が0.3〜0.8W/m・Kであり、加圧回転体の弾性層は厚みが4〜8mm、熱伝導率が0.15〜0.3W/m・Kであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 各回転体の熱容量が、外部加熱回転体<加圧回転体、かつ、加熱回転体<加圧回転体であり、
    各回転体の熱伝導率が、外部加熱回転体>加圧回転体、かつ、加熱回転体>加圧回転体であること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の定着装置。
  7. ウォームアップ時において、外部加熱回転体の設定温度は加熱回転体の設定温度よりも低く設定され、
    加圧回転体が設定温度に到達するまでの平均回転速度V1とそれ以降の平均回転速度V2とが、V1≧V2の関係にあること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の定着装置。
  8. ウォームアップ時において、外部加熱回転体の設定温度は加熱回転体の設定温度よりも低く設定され、外部加熱回転体のほうが加熱回転体よりも先に設定温度に到達し、
    ウォームアップ時の前半の平均回転速度V1と後半の平均回転速度V2とが、V1≧V2の関係にあること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の定着装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2073072A1 (en) * 2007-12-18 2009-06-24 Ricoh Company, Ltd. Fuser device and image forming device
JP2011059563A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

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