JP2006217935A - 恐怖症治療装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 時間的に効率の良い恐怖症治療を実施できるようにすること。
【解決手段】 患者が恐怖感覚を抱く恐怖刺激を再生して該患者に与えるための恐怖刺激印加手段と、患者が恐怖感覚を抱くことで変化する生理情報を計測する生理情報計測手段と、該計測される恐怖刺激が与えられている患者の生理パラメータの値と、予め定められた恐怖感覚の大きさに相当する該生理パラメータに関する閾値とに基づいて、当該患者が抱く恐怖感覚の大きさが予め定められた恐怖感覚の大きさ以上となった期間において再生されている未改善部分を特定可能な未改善部分情報を記憶し、該記憶されている未改善部分情報から特定される未改善部分を再生する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療や心理療法の分野の、特定の恐怖症や広場恐怖を伴うパニック障害、社会恐怖等の恐怖症の治療のための恐怖症治療装置に関する。
エクスポージャーとは、行動療法の主要な治療技法の一つであり、望ましくない恐怖反応を引き起こしている刺激に不安や不快感が低減されるまで患者を暴露し、不適応な反応を消去する治療手続きである。これまでエクスポージャーは特定の恐怖症や社会恐怖、強迫性障害のような不安障害の治療に用いられ、その治療効果が実証されている。
これらエクスポージャーにより、例えば広場恐怖症(アゴラフォビア)等の恐怖症を治療する恐怖症治療装置として、安楽椅子に着座させてリラックスさせた患者に、該患者の頭部に装着した頭部搭載型ディスプレイ(Head Mounted Display: HMD)に恐怖反応を引き起こす人工的な恐怖刺激(恐怖場面)を含む映像を表示して恐怖刺激を与えて暴露し、恐怖感覚を緩和して治療するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−155955号公報
これら人工的な恐怖刺激を含む映像のエクスポージャーによる恐怖症治療においては、複数の恐怖場面が含まれた通常20〜30分間程度の一続きの恐怖刺激(映像)に対する1回のエクスポージャーによって恐怖反応が十分に低減されなかった場合、該十分に低減されなかった恐怖刺激に対するエクスポージャーを繰返し実施する必要がある。ところが、その一続きの恐怖刺激(映像)の中には、すでに恐怖反応が十分に低減されている恐怖場面と恐怖反応が低減されていない恐怖場面とがあるため、一続きの全ての恐怖刺激に対して再度エクスポージャーを行うことは、恐怖反応が低減されている恐怖場面に患者を暴露することとなり、時間的に効率の良い治療を実施できないという問題があった。また、通常、恐怖反応が低減されているかどうかの判定はエクスポージャー後の患者の言語報告によるため、恐怖反応が低減されていない恐怖場面をエクスポージャー後において患者の言語報告により正確に特定することは困難であるため、これら恐怖反応が低減されていない恐怖場面のみを再呈示することが難しいという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、恐怖反応が低減(改善)されていない恐怖刺激となる恐怖場面を正確に特定し、該特定した恐怖反応が低減(改善)されていない恐怖刺激となる恐怖場面のみを再呈示することで、時間的に効率の良い恐怖症治療を実施することのできる恐怖症治療装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の恐怖症治療装置は、
所定の恐怖刺激に対して恐怖感覚を抱く恐怖症患者に対して、前記所定の恐怖刺激を与えることで恐怖感覚を緩和させて治療するための恐怖症治療装置であって、
患者が恐怖感覚を抱く恐怖刺激を含む音声および/または映像および/または振動を再生して該患者に与えるための恐怖刺激印加手段と、
患者が恐怖感覚を抱くことで変化する生理情報を計測する生理情報計測手段と、
該生理情報計測手段にて計測される前記恐怖刺激印加手段にて恐怖刺激が与えられている患者の生理情報に基づく生理パラメータの値と、予め定められた恐怖感覚の大きさに相当する該生理パラメータに関する閾値とに基づいて、当該患者が抱く恐怖感覚の大きさが予め定められた恐怖感覚の大きさ以上となった期間において前記恐怖刺激印加手段にて再生されている未改善部分を特定可能な未改善部分情報を記憶する未改善部分情報記憶手段と、
を備え、
前記恐怖刺激印加手段は、前記未改善部分情報記憶手段に記憶されている未改善部分情報から特定される未改善部分の音声および/または映像および/または振動を再生することを特徴としている。
この特徴によれば、恐怖刺激に対するエクスポージャーを患者に再度実施する場合において、恐怖反応が低減(改善)されていない恐怖刺激となる恐怖場面を含む未改善部分が、生理情報に基づく生理パラメータの値により正確に特定されて該未改善部分を特定可能な未改善部分情報が記憶され、該記憶された未改善部分情報に基づく未改善部分のみが、患者に対して再呈示されるようになるので、時間的に効率の良い恐怖症治療を実施することができる。
本発明の請求項2に記載の恐怖症治療装置は、請求項1に記載の恐怖症治療装置であって、
前記閾値を設定変更するための閾値設定変更手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、患者の状況や再生する音声および/または映像および/または振動の状態等に応じて、閾値を適宜に変更することができる。
本発明の請求項3に記載の恐怖症治療装置は、請求項1または2に記載の恐怖症治療装置であって、
前記期間の前後の時間の内、当該期間に加える所定時間を設定変更するための期間設定変更手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、患者に再呈示される未改善部分の長さを、患者の状況や再生する音声および/または映像および/または振動の状態等に応じて適宜に変更することができる。
本発明の請求項4に記載の恐怖症治療装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の恐怖症治療装置であって、
前記恐怖刺激印加手段が未改善部分の再生を実施する時期を設定変更するための再生時期設定変更手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、未改善部分の再生を実施する時期を、患者の状況や再生する音声および/または映像および/または振動の状態等に応じて適宜に変更することができる。
本発明の請求項5に記載の恐怖症治療装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の恐怖症治療装置であって、
前記恐怖刺激印加手段は、患者の頭部に装着可能な頭部搭載型ディスプレイと、患者の目視方向を検知するための目視方向検知センサとを有し、該目視方向検知センサにて検知される患者の目視方向に応じた仮想現実映像を前記頭部搭載型ディスプレイに表示することを特徴としている。
この特徴によれば、患者は、自分の目視方向の変化に応じた映像を見ることになるので、再生される映像にインタラクティブ性が付加されることで、患者は、表示される仮想現実映像をより現実的に捉えることができるようになり、より実際に近いエクスポージャーを実施することができる。
本発明の請求項6に記載の恐怖症治療装置は、請求項5に記載の恐怖症治療装置であって、
前記仮想現実映像が、側方中心の360度の周囲を、全方位ミラーレンズを用いて撮影したドーナツ状の動画を全周囲が見渡せるように変換した360度のパノラマ動画である透視投影変換されたパノラマ動画から成ることを特徴としている。
この特徴によれば、仮想現実映像を全てコンピュータグラフィック等により作製する場合に比較して、恐怖場面を含む映像の作製コストを低く抑えることができるとともに、コンピュータグラフィックにより画面を生成するための処理負荷が必要なく、仮想現実映像を生成するための処理負荷を大幅に低減できるばかりか、より高い臨場感を得ることが可能となるので、恐怖症治療装置に用いる映像として好適である。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の実施例における恐怖症治療装置の全体像を示す斜視図である。
本実施例の恐怖症治療装置は、図1に示すように、安楽椅子5に着座させた患者の頭部に装着され、その内部にパソコン1にて再生されたパノラマ動画の映像を表示するディスプレイパネル22と、パソコン1にて再生された音声を出力するスピーカ21と、本発明における目視方向検知センサとなる位置センサ23とを有するヘッドマウントディスプレイ(HMD)2と、該HMD2に再生したパノラマ動画の映像信号や音声信号を出力するとともに、前記位置センサ23からの位置データが入力されて、該位置データに基づき患者の目視方向を特定して、該特定した目視方向のパノラマ動画の映像を再生するインタラクティブなパノラマ動画の再生を行うパソコン1と、患者の生理情報となる心拍数を測定する本発明における生理情報計測手段となる心拍数測定器10(図2参照)と、患者の生理情報となる皮膚コンダクタンスレベル(SCL)を測定する本発明における生理情報計測手段となるSCL測定器4(図2参照)と、から主に構成されている。
まず、本実施例に用いたヘッドマウントディスプレイ(HMD)2には、3軸の位置(ヨー、ピッチ、ロール)を検出する位置センサ23が内蔵されており、これら位置センサ23が内蔵されたヘッドマウントディスプレイ(HMD)2としては、市販されているVFX3D(米国、IIS社製商品名)を好適に使用することができる。
これらヘッドマウントディスプレイ(HMD)2は、図2に示すように、1本の接続用ケーブル9並びに接続ボックス3を介してパソコン1のサウンドボード等から成る音声処理部17や、グラフィックボード等から成る第2表示処理部18や、RS232C通信ボード等からなるデータ通信部19に接続されており、該音声処理部17からの音声信号が前述のようにスピーカ21から出力され、第2表示処理部18からの映像信号に基づく映像がディスプレイパネル22から出力され、位置センサ23から出力される位置データがデータ通信部19(ポート1)に出力される。
また、SCL測定器4としては、患者の皮膚、特に精神性発汗による発汗量が多い部位(例えば手のひら等)に一方が装着された電極間におけるコンダクタンスを測定でき、該測定データを前記パソコン1のデータ通信部19に遅滞なく出力(送信)できるものであれば、任意のものを使用することができる。
また、心拍数測定器10としては、少なくとも患者の心拍数(同時に血圧を測定しても良い)を測定でき、該測定データを前記パソコン1のデータ通信部19に遅滞なく出力(送信)できるものであれば、任意のものを使用することができる。
尚、本実施例では、これら皮膚コンダクタンスレベルと心拍数とを、個別の装置にて測定しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらを単一の装置にて測定するようにしてパソコン1に出力(送信)するようにしても良い。
尚、本発明においては、患者が恐怖感覚を抱くことで変化する生理情報に基づく生理パラメータとして、皮膚コンダクタンスレベルと心拍数とを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら生理情報として、患者の脳波や、心電波形、血圧、筋電位、容積脈波、皮膚電位、皮膚振動等を用いるようにしても良い。
次に、本実施例に用いたパソコン1は、図1並びに図2に示すように、コンピュータ内部にてデータの送受を行うデータバス11に、後述する記憶装置15に記憶されている治療プログラム等の各種プログラムを実行するCPU12、ワークメモリ等として使用されるRAM13、キーボード7やマウス8が接続される操作入力部14、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置15、ディスプレイ6が接続され該ディスプレイ6に表示される表示画面の生成処理を行うグラフィックボード等から成る第1表示処理部16、前述のサウンドボード等から成る音声処理部17や、グラフィックボード等から成る第2表示処理部18や、RS232C通信ボード等からなるデータ通信部19が接続された通常のコンピュータである。
尚、本実施例に用いたデータ通信部19には、図2に示すように、1〜3の接続ポートを有しており、最大3つの装置を接続可能とされており、本実施例では、接続ポート1にHMD2が、接続ポート2にSCL測定器4が、接続ポート3に心拍数測定器10がそれぞれ接続されている。
また、前記音声処理部17は、HMD2に接続されているとともに、安楽椅子5にも接続されており、該音声処理部17から出力された音声信号が、安楽椅子5内に設けられた重低音出力に優れたウーハー51から出力されることで、患者が音を体感することで、より臨場感を高められるようになっている。
また、記憶装置15には、該パソコン1が動作するためのオペレーティング・システム(OS)や、恐怖症治療を行うための治療プログラムに加えて、治療において再生される再生用パノラマ動画データ(ファイル)が記憶されている。
この記憶装置15に記憶されている本実施例の治療プログラムには、図3に示すように、バーチャルリアリティ処理プログラムと、後述する図5に示す未改善部分記憶処理を実施するための未改善部分記憶処理プログラムと、後述する図4に示す各種設定画面にて設定された設定内容を含む設定データと、前記未改善部分記憶処理にて特定された本発明における未改善部分情報となる始点時間と終点時間とから成る未改善部分データとが含まれている。尚、本実施例の未改善部分データには、各未改善部分情報となる始点時間と終点時間に対応づけて、当該未改善部分(期間)の再生回数が更新記憶されることで、該未改善部分(期間)の再生回数を特定できるようになっている。
この本実施例のバーチャルリアリティ処理プログラムには、記憶装置15に記憶されている再生用パノラマ動画データ(ファイル)を再生(音声と映像)する映像・音声再生プログラム(モジュール)と、前記HMD2から出力される位置データに基づいて患者の目視方向を検知する目視方向検知プログラム(モジュール)と、該目視方向検知プログラム(モジュール)にて検知された患者の目視方向に該当するパノラマ画像を、前記再生用パノラマ動画データ(ファイル)から抽出して前記映像・音声再生プログラム(モジュール)に出力して再生させる目視方向画像抽出プログラム(モジュール)が含まれており、該バーチャルリアリティ処理プログラムにより、インタラクティブなパノラマ動画の再生機能が形成されている。つまりは、これらバーチャルリアリティ処理プログラム並びに、前記音声処理部17や第2表示処理部18により、患者が恐怖感覚を抱く恐怖刺激を含む音声および/または映像となる再生用パノラマ動画が再生されて患者に与えられており、これらバーチャルリアリティ処理プログラム並びに、前記音声処理部17や第2表示処理部18を備えるパソコン1により本発明における恐怖刺激印加手段が形成されている。
また、本実施例の設定データには、図4に示す各種設定画面にて設定された設定内容に基づいて更新される。この本実施例の各種設定画面には、図4に示すように、生理データ閾値を設定変更するための生理データ閾値設定の項目(メニュー)と、後述する未改善部分記憶処理にて特定される始点時間と終点時間の間の期間に、当該期間に加えるその前後の所定時間を設定変更する期間設定の項目(メニュー)と、該未改善部分の再生を実施する時期を設定変更するための繰返し再生設定の項目(メニュー)とが設けられている。
具体的に、本実施例の生理データ閾値設定の項目(メニュー)においては、図4に示すように、患者が恐怖感覚を抱くことで変化する生理情報となる異なる生理データの種別をa〜cの最大3つ選択し、そして、各生理データ毎に閾値を入力して設定できる。例えば、心拍数であれば、閾値条件を120回以上としたり、皮膚コンダクタンスレベル(SCL)であれば、XXマイクロジーメンス以上とすれば良い。尚、これら閾値条件は、〜以上ではなく、YY値以下や、ZZ値未満等の閾値条件であっても良い。
そして、本実施例では、これらa〜cの各生理データの連携関係を論理式にて設定できる。例えば、生理データaと生理データbとの双方の閾値条件を満たした場合に、所定の恐怖感覚の大きさ以上、つまり、患者が恐怖感覚を抱いている(恐怖反応が発生)と判断する場合には、「a and b」の論理式を選択し、生理データaと生理データbのいずれか一方の閾値条件を満たした場合に、患者が恐怖感覚を抱いている(恐怖反応が発生)と判断する場合には、「a or b」の論理式を選択すれば良く、このようにして設定することで、患者が恐怖感覚を抱いていると判断される、つまりは、患者の恐怖感覚が予め定められた恐怖感覚の大きさ未満となるように改善されていない未改善部分の期間が特定される。
また、本実施例の期間設定の項目(メニュー)においては、具体的には図4に示すように、前記生理データ閾値設定の項目(メニュー)において設定された閾値条件を満たした期間に、その期間の前後の時間を追加するかしないかを選択設定できるとともに、期間への追加を「する」を選択した場合に選択設定可能となる期間前の所定時間(秒数)と期間後の所定時間(秒数)とを選択設定できる。尚、本実施例では、期間前の所定時間(秒数)と期間後の所定時間(秒数)とを個別に選択できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら期間前と期間後の所定時間(秒数)を同一の所定時間(秒数)として設定するようにしても良い。
また、本実施例の繰返し再生設定の項目(メニュー)においては、具体的には図4に示すように、「期間特定時」の選択項目と、該「期間特定時」と排他選択可能とされた「再生完了後」の選択項目と、再生回数の項目とが設けられており、「期間特定時」を選択設定した場合には、前記生理データ閾値設定の項目(メニュー)において設定された閾値条件を満たした期間(未改善部分)が特定された時点において、一連の映像の再生が終了する以前に、該特定された期間、つまりは未改善部分が再度、再生回数の項目に設定されている回数を上限回数として再生され、「再生完了後」の選択設定した場合には、一連の映像の再生が全て終了した後に、記生理データ閾値設定の項目(メニュー)において設定された閾値条件を満たした期間(未改善部分)、具体的には、未改善部分データき記憶されている各期間が、再度、再生回数の項目に設定されている回数を上限回数として再生される。
尚、本実施例では、再生回数の項目に設定されている回数を上限回数とし、該上限回数に達する以前に、当該期間の再生において患者の恐怖感覚が改善されて、前記生理データ閾値設定の項目(メニュー)において設定された閾値条件を満たなくなった場合には、その期間の繰返し再生を、上限回数までの残りの回数を実施することなく終了するようにしており、このようにすることは、既に恐怖反応が改善された期間が過剰に再生されてしまうことによる非効率を解消することができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、患者の恐怖反応の改善状況に依らず、これら再生回数を必ず再生するようにしても良い。
また、本実施例では、前記再生回数の項目において選択可能なポップアップメニューとして、回数の数値のみならず、図4に示すように、「期間検出無しまで」のポップアップメニューが設けられており、該「期間検出無しまで」のメニューを選択設定した場合には、患者の恐怖反応が改善されることで期間の検出がなされなくなるまで、繰返し閾値条件を満たした期間、つまりは未改善部分が繰返し再生される。
また、再生用パノラマ動画データ(ファイル)としては、予め映像編集アプリケーションプログラムを用いて、例えば飛行恐怖症の治療を行う場合であれば、全方位ミラーを装着したデジタルビデオカメラで人の目線の高さから撮影された様々な恐怖場面、例えば、飛行場内のロビー、飛行機への搭乗、離陸・着陸等の様々な恐怖場面を、一連の恐怖刺激(バーチャルフライト)となるように編集したものを記憶しておく。
尚、本発明における透視投影変換されたパノラマ動画とは、側方中心の360度の周囲を全方位ミラーレンズを用いて撮影したドーナツ状の動画を全周囲が見渡せるように変換した360度のパノラマ動画を指す。このパノラマ動画をHMD2に、該HMD2に設けられている位置センサ23にて検出された位置データに応じたインタラクティブなパノラマ動画として表示することで、通常のコンピュータグラフィックス(CG)によるバーチャルリアリティ(VR)エクスポージャーのように、仮想環境の中で恐怖場面を見回すことが可能である。また、このパノラマ動画は、従来のVRエクスポージャーで使われていたCGと比べて、実際の風景等を全方位ミラーレンズを用いて撮影したものであるので、恐怖場面の作製コストが低く、また、臨場感も高いので、エクスポージャーにおける映像刺激として好適である。
以下、本実施例の恐怖症治療装置の動作を、具体的に飛行恐怖症の治療を例に以下に説明する。
まず、はじめに、全方位ミラーを装着したデジタルビデオカメラで様々な恐怖場面を撮影する。例えば、飛行場内のロビー、飛行機への搭乗、離陸・着陸等の様々な恐怖場面のパノラマ動画を人の目線の高さから撮影する。
次に、撮影した映像と音声を含む恐怖場面のパノラマ動画(ファイル)をパソコン1の記憶装置15内に保存した後、前述のように、図示しない映像編集ソフトを用いて、搭乗から着陸までの一連の恐怖刺激(バーチャルフライト)となるように編集する。
尚、この編集の際、患者にそれぞれの恐怖場面を見せ、その場面から感じる恐怖の程度を聞き、できるだけエクスポージャーで使用する恐怖刺激として適したものにする。例えば、映像および音声から感じる恐怖の程度を0〜100の範囲で得点化してもらい、30点以上の恐怖場面のみを使用するようにすると良い。
次に、このようにして、複数の恐怖場面を編集した一連の恐怖刺激を患者に呈示してエクスポージャーを行う。具体的には、前記編集したバーチャルフライトのパノラマ動画ファイルを、所定操作を行って再生ファイルとして選択した後、「呈示実行」を選択することで、その時点の位置データが初期化(リセット)されて、視点の正面が決定されるとともに、前述のバーチャルリアリティ処理プログラム(映像・音声再生プログラム(モジュール))により、該選択されたバーチャルフライトのパノラマ動画が、安楽椅子5に着座させて、SCL測定器4並びに心拍数測定器10からの電極等の測定端子が装着された患者が装着しているHMD2のディスプレイパネル22とスピーカ21、並びに安楽椅子5のウーハー51から出力される。
この「呈示実行」を選択後において、患者が頭を動かして視点を変えた場合には、該視点を変えた動作(位置の変更)が位置センサ23により検知されて、前述のように位置データがHMD2からパソコン1に出力されることで、前述のバーチャルリアリティ処理プログラム(目視方向検知プログラム(モジュール))により患者の目視方向が検知されるとともに、該検知された患者の目視方向に該当するパノラマ画像が、前記再生用パノラマ動画データ(ファイル)から抽出されて(目視方向画像抽出プログラム(モジュール))、再生されることで、患者の頭の位置(視点)に応じた適切なパノラマ動画が呈示される。つまり、患者は飛行場のロビーや機内をぐるっと見回すことができる。
尚、本実施例では、安楽椅子5のウーハー51から重低音を再生することで、ボディソニック機能を使用して、患者に振動刺激を呈示しており、このようにすることは、例えば、エンジン音やタイヤと路面の摩擦音などで一番音声が大きくなる離陸時に、その音声をシートの振動として体感することができ、飛行機に乗っているという臨場感が増すことができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらボディソニック機能を使用しない構成としても良い。
そして、「呈示実行」前の恐怖刺激を呈示しないベースライン期、およびエクスポージャー実施中の患者の恐怖反応は、SCL測定器4からの皮膚コンダクタンスレベル(SCL)データや、心拍数測定器10からの心拍数データにより、パソコン1においてモニタリングされて、図5に示す未改善部分記憶処理にて、患者の恐怖反応が未改善の部分(期間)が特定されて、未改善部分データとして記憶される。
具体的に、本実施例における未改善部分記憶処理について、図5に基づいて説明すると、まず、前述のように、エクスポージャー開始後において、パソコン1に入力(送信)される皮膚コンダクタンスレベル(SCL)データ並びに心拍数データと、前記生理データ閾値設定の項目(メニュー)において設定された閾値条件とを比較して、入力された生理パラメータデータであるSCLデータ並びに心拍数データが、該設定されている閾値条件を満たしたか否かを判定し、閾値条件を満たしていない場合、つまりは、患者が恐怖反応を示していないときは、再度S1に戻ることで、閾値条件を満たしたとき、つまりは患者が恐怖反応を示したときにのみ、S2に進み、その時点の再生経過時間を始点時間として特定し、一次記憶する。
そして、S3に進み、入力された生理パラメータデータであるSCLデータ並びに心拍数データが、該設定されている閾値条件から外れたか否かを判定し、閾値条件を満たしている場合、つまりは、患者の恐怖反応が継続しているときは、再度S3に戻ることで、閾値条件を外れたとき、つまりは患者の恐怖反応がおさまったときにのみ、S4に進み、その時点の再生経過時間を終点時間として特定し、一次記憶する。
そしてS5に進み、設定データに基づいて、前述の期間設定の項目(メニュー)において期間への追加が設定されている場合には、設定されている秒数(期間前と期間後の所定時間(秒数))が当該期間に追加されるように、始点時間と終点時間を修正する。具体的には、S2において一次記憶した始点時間から設定されている期間前の所定時間を減じて、始点時間を繰り上げるとともに、S4において一次記憶した終点時間から設定されている期間後の所定時間を加えて、終点時間を繰り下げて始点時間と終点時間を修正した後、S6に進んで、該修正した始点時間と終点時間を未改善部分データとして記憶した後、再度S1に戻ることで、繰返し未改善部分(期間)が特定されて記憶される。尚、期間への追加が設定されていない場合には、一次記憶された終点時間並びに終点時間は修正されることなく、S6において未改善部分データとして記憶される。
つまり、この未改善部分記憶処理において、恐怖刺激が与えられている患者の生理情報に基づく生理パラメータの値である生理データと、予め定められた恐怖感覚の大きさに相当する該生理パラメータに関する閾値とに基づいて、当該患者が抱く恐怖感覚の大きさが予め定められた恐怖感覚の大きさ以上となった期間、つまりは、恐怖反応が発生した期間において、恐怖刺激印加手段となるパソコン1にて再生されている未改善部分を特定可能な未改善部分情報となる終点時間並びに終点時間が記憶されており、該未改善部分記憶処理を実施するパソコン1によって本発明における未改善部分情報記憶手段が形成されている。
そして、前記繰返し再生設定の項目(メニュー)において、「期間特定時」が選択設定されている場合には、これら未改善部分(期間)が特定された後に、直ぐに、該特定された未改善部分(期間)が再度、再生される一方、「再生完了後」の選択設定されている場合には、編集された一連のバーチャルフライトのパノラマ動画が全て再生された後に、前記未改善部分データに記憶されている始点時間と終点時間から特定される期間のみが再度、再生されることで、該未改善部分(期間)が繰返し患者に呈示される。
すなわち、恐怖刺激印加手段であるパソコン1は、前記未改善部分情報記憶手段となる未改善部分記憶処理にて記憶されている未改善部分情報である終点時間並びに終点時間から特定される未改善部分の音声および/または映像を再生する。
尚、これら未改善部分(期間)を再生する際のパノラマ画像の位置については、再呈示時の患者のHMD2の位置に関係なく、閾値条件を満たした際の患者の視点に応じた映像を呈示するか、または、再呈示時の患者のHMD2の視点に応じた映像を呈示するかは、あらかじめ任意に設定できるようになっている。
また、本実施例の恐怖症治療装置の操作者は、患者が見ている映像および生理パラメータデータであるSCLデータ並びに心拍数データをディスプレイ6にてモニターし、また、あらかじめ繰返し再生設定の項目(メニュー)において上限回数が設定されている場合でも、いつでもキーボード7やマウス8の所定操作により該再生を中止でき、このようにすることで、身体の動きまたはエクスポージャーに由来しない緊張等のアーチファクトによりパノラマ動画の再呈示が起きても、該再呈示を中止することを可能とするためである。
以上、本実施例の恐怖症治療装置によれば、恐怖刺激に対するエクスポージャーを患者に再度実施する場合において、恐怖反応が低減(改善)されていない恐怖刺激となる恐怖場面を含む未改善部分(期間)が、生理情報に基づく生理パラメータ(生理データ)の値により正確に特定されて該未改善部分を特定可能な未改善部分情報となる始点時間と、終点時間とが記憶され、該記憶された未改善部分情報に基づく未改善部分のみが、患者に対して再呈示されるようになるので、時間的に効率の良い恐怖症治療を実施することができる。
また、前記本実施例の恐怖症治療装置によれば、生理パラメータ(生理データ)に関する閾値を設定変更するための本発明における閾値設定変更手段となる生理データ閾値設定の項目(メニュー)を各種設定に有しており、該生理データ閾値設定の項目(メニュー)において、患者の状況や再生する音声および/または映像の状態等に応じて、閾値を適宜に変更することができる。
また、前記本実施例の恐怖症治療装置によれば、患者が抱く恐怖感覚の大きさが予め定められた恐怖感覚の大きさ以上となった期間、つまり、患者が恐怖反応を示した未改善部分の前後の時間の内、当該未改善部分(期間)に加える所定時間を設定変更するための本発明における期間設定変更手段となる期間設定の項目(メニュー)を各種設定に有しており、該期間設定の項目(メニュー)において、患者に再呈示される未改善部分(期間)の長さを、患者の状況や再生する音声および/または映像の状態等に応じて適宜に変更することができる。
また、前記本実施例の恐怖症治療装置によれば、患者が抱く恐怖感覚の大きさが予め定められた恐怖感覚の大きさ以上となった期間、つまり、患者が恐怖反応を示した未改善部分の再生(再呈示)を実施する時期を設定変更するための本発明における期間設定変更手段となる繰返し再生設定の項目(メニュー)を各種設定に有しており、該繰返し再生設定の項目(メニュー)において、未改善部分(期間)の再生を実施する時期を、患者の状況や再生する音声および/または映像の状態等に応じて適宜に変更することができる。
また、前記本実施例の恐怖症治療装置によれば、パソコン1において、頭部搭載型ディスプレイであるHMD2に内蔵された目視方向検知センサである位置センサ23による位置データに基づいて、患者の目視方向が検知されて、該目視方向に応じた仮想現実映像となるパノラマ動画がHMD2のディスプレイパネル22に表示されるので、患者は、自分の目視方向の変化に応じた映像(パノラマ動画)を見ることになるので、再生される映像にインタラクティブ性が付加されることで、患者は、表示される仮想現実映像(パノラマ動画)をより現実的に捉えることができるようになり、より実際に近いエクスポージャーを実施することができる。
また、前記本実施例の恐怖症治療装置によれば、仮想現実映像としてパノラマ動画を用いることで、仮想現実映像を全てコンピュータグラフィック等により作製する場合に比較して、恐怖場面を含む映像の作製コストを低く抑えることができるとともに、コンピュータグラフィックにより画面を生成するための処理負荷が必要なく、仮想現実映像を生成するための処理負荷を大幅に低減できるばかりか、より高い臨場感を得ることが可能となる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、位置センサ23を内蔵したHMD2を使用して、インタラクティブなパノラマ動画の再生を可能としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらインタラクティブ性を有する再生を実施しない構成、つまりは、視点の変更に応じた画像を表示することなく、固定の視点からの映像のみを再生するようにしても良い。
また、前記実施例では、閾値の設定や期間の設定並びに繰返し再生設定を任意に変更できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの値や設定が一義的に固定で変更不可なものであっても良い。
また、前記実施例では、前述の各種設定の画面において操作者が選択や入力することで閾値の設定や期間の設定や繰返し再生設定を実施するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、これらの設定データを、患者が所持してい磁気カードやICカード等から成る診察カード等の記録媒体に記録しておき、該診察カード等の記録媒体から設定データを読み出して、その患者に応じた設定を簡便にセットできるようにしても良い。
本発明の実施例における恐怖症治療装置の全体像を示す斜視図である。 本発明の実施例における恐怖症治療装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に用いた治療プログラムの構成を示す図である。 本発明の実施例に用いた各種設定画面を示す図である。 本発明の実施例における未改善部分記憶処理の処理内容を示すフロー図である。
符号の説明
1 パソコン
2 ヘッドマウントディスプレイ(HMD)
3 接続ボックス
4 SCL測定器
5 安楽椅子
6 ディスプレイ
7 キーボード
8 マウス
9 接続用ケーブル
10 心拍数測定器
11 データバス
12 CPU
13 RAM
14 操作入力部
15 記憶装置
16 表示処理部
17 音声処理部
18 表示処理部
19 データ通信部
21 スピーカ
22 ディスプレイパネル
23 位置センサ
51 ウーハー

Claims (6)

  1. 所定の恐怖刺激に対して恐怖感覚を抱く恐怖症患者に対して、前記所定の恐怖刺激を擬似的に与えることで恐怖感覚を緩和させて治療するための恐怖症治療装置であって、
    患者が恐怖感覚を抱く恐怖刺激を含む音声および/または映像および/または振動を再生して該患者に与えるための恐怖刺激印加手段と、
    患者が恐怖感覚を抱くことで変化する生理情報を計測する生理情報計測手段と、
    該生理情報計測手段にて計測される前記恐怖刺激印加手段にて恐怖刺激が与えられている患者の生理情報に基づく生理パラメータの値と、予め定められた恐怖感覚の大きさに相当する該生理パラメータに関する閾値とに基づいて、当該患者が抱く恐怖感覚の大きさが予め定められた恐怖感覚の大きさ以上となった期間において前記恐怖刺激印加手段にて再生されている未改善部分を特定可能な未改善部分情報を記憶する未改善部分情報記憶手段と、
    を備え、
    前記恐怖刺激印加手段は、前記未改善部分情報記憶手段に記憶されている未改善部分情報から特定される未改善部分の音声および/または映像および/または振動を再生することを特徴とする恐怖症治療装置。
  2. 前記閾値を設定変更するための閾値設定変更手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の恐怖症治療装置。
  3. 前記期間の前後の時間の内、当該期間に加える所定時間を設定変更するための期間設定変更手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の恐怖症治療装置。
  4. 前記恐怖刺激印加手段が未改善部分の再生を実施する時期を設定変更するための再生時期設定変更手段を備えることを特徴とする請求項1〜3に記載の恐怖症治療装置。
  5. 前記恐怖刺激印加手段は、患者の頭部に装着可能な頭部搭載型ディスプレイと、患者の目視方向を検知するための目視方向検知センサとを有し、該目視方向検知センサにて検知される患者の目視方向に応じた仮想現実映像を前記頭部搭載型ディスプレイに表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の恐怖症治療装置。
  6. 前記仮想現実映像が、側方中心の360度の周囲を、全方位ミラーレンズを用いて撮影したドーナツ状の動画を全周囲が見渡せるように変換した360度のパノラマ動画である透視投影変換されたパノラマ動画から成ることを特徴とする請求項5に記載の恐怖症治療装置。
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