JP2006217153A - 放送受像装置、放送受信制御装置、放送受信装置、放送録画装置 - Google Patents

放送受像装置、放送受信制御装置、放送受信装置、放送録画装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザの所望する番組情報を容易に表示する。
【解決手段】 テレビの制御部によって、ユーザが放送を視聴可能な視聴可能時間帯の入力が受付けられ(S13,14)、受付けられた視聴可能時間帯が記憶され(S15)、記憶された視聴可能時間帯のユーザの視聴予定番組が記憶され(S30,S40)、記憶された視聴可能時間帯のいずれかに現在時刻が含まれるか否かが判断され(S52)、含まれると判断された場合、記憶された視聴予定番組のうち現在時刻を含む視聴可能時間帯の視聴予定番組を示す情報が表示される(S53)。現在時刻から予め定められた時間内の番組を示す情報が抽出され(S54)、視聴可能時間帯のいずれにも現在時刻が含まれないと判断された場合、抽出された情報が表示される(S56)。記憶された視聴予定番組のうちいずれかが開始する所定時間前に、この視聴予定番組が開始する旨がユーザに報知される(S61,62)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、放送受像装置、放送受信制御装置、放送受信装置、放送録画装置に関し、特に、番組情報を表示するのに適した放送受像装置、放送受信制御装置、放送受信装置、放送録画装置に関する。
近年、テレビ放送電波や、インターネットや、ケーブルテレビ(Community Antenna TeleVision、以下「CATV」という)のケーブルを介して受信されるテレビ放送の番組表の情報を送信し、テレビの画面に表示させたり、ビデオの予約に用いたりするシステムである電子番組ガイド(Electronic Program Guide、以下「EPG」という)が普及しつつある。
このようなEPGによる番組表を表示するものとして、ディジタル放送受信機に用いられ、任意の時間帯を設定登録しておき、指定された時間帯の番組案内画面を作成表示する番組案内表示装置や方法がある(たとえば、特許文献1の第0011段落参照)。
この番組案内表示装置や方法によれば、ユーザは予め登録した所望の時間帯の番組案内をダイレクトに選択して表示することができるようになる。
特開平11−313265号公報 特開2003−32561号公報
しかし、従来の装置では、ユーザは、番組案内を表示する際に、常に時間帯を選択する必要があった。このため、ユーザの所望する番組情報を表示する際に、少なくとも1回の選択操作をしなければならないといった問題があった。
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、ユーザの所望する番組情報を容易に表示することが可能な放送受像装置、放送受信制御装置、放送受信装置、および、放送録画装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、この発明のある局面に従えば、放送受像装置、放送受信装置、および、放送録画装置に備えられる放送受信制御装置は、視聴可能時間帯入力受付部と、視聴可能時間帯記憶部と、視聴予定番組記憶部と、視聴可能時間帯判断部と、視聴予定番組情報表示制御部とを備える。
視聴可能時間帯入力受付部は、ユーザが放送を視聴可能な視聴可能時間帯の入力を受付ける。視聴可能時間帯記憶部は、視聴可能時間帯入力受付部によって受付けられた視聴可能時間帯を記憶する。視聴予定番組記憶部は、視聴可能時間帯記憶部に記憶された視聴可能時間帯のユーザの視聴予定番組を記憶する。
視聴可能時間帯判断部は、視聴可能時間帯記憶部に記憶された視聴可能時間帯のいずれかに現在時刻が含まれるか否かを判断する。視聴予定番組情報表示制御部は、視聴可能時間帯判断部によって視聴可能時間帯のいずれかに現在時刻が含まれると判断された場合、視聴予定番組記憶部に記憶された視聴予定番組のうち現在時刻を含む視聴可能時間帯の視聴予定番組を示す情報を表示させる。
好ましくは、放送受信制御装置は、所定時間番組情報抽出部と、所定時間番組情報表示制御部とをさらに備える。所定時間番組情報抽出部は、現在時刻から予め定められた時間内の番組を示す情報を抽出する。所定時間番組情報表示制御部は、視聴可能時間帯判断部によって視聴可能時間帯のいずれにも現在時刻が含まれないと判断された場合、所定時間番組情報抽出部によって抽出された情報を表示させる。
好ましくは、放送受信制御装置は、視聴可能時間帯番組情報抽出部と、視聴可能時間帯番組情報表示制御部と、視聴予定番組入力受付部とをさらに備える。視聴可能時間帯番組情報抽出部は、視聴可能時間帯記憶部に記憶された視聴可能時間帯に含まれる番組を示す情報を抽出する。
視聴可能時間帯番組情報表示制御部は、視聴可能時間帯番組情報抽出部によって抽出された情報を表示させる。視聴予定番組入力受付部は、視聴可能時間帯番組情報表示制御部によって表示された情報で示される番組のうちからユーザの視聴予定の番組の入力を受付ける。また、視聴予定番組記憶部は、視聴予定番組入力受付部によって受付けられた番組を視聴予定番組として記憶する。
好ましくは、放送受信制御装置は、視聴可能時間帯番組情報抽出部と、所定条件番組情報抽出部とをさらに備える。視聴可能時間帯番組情報抽出部は、視聴可能時間帯記憶部に記憶された視聴可能時間帯に含まれる番組を示す視聴可能時間帯番組情報を抽出する。
所定条件番組情報抽出部は、視聴可能時間帯番組情報抽出部によって抽出された視聴可能時間帯番組情報で示される番組のうちから所定条件を満たす所定条件番組情報を抽出する。また、視聴予定番組記憶部は、所定条件番組情報抽出部によって抽出された所定条件番組情報で示される番組を視聴予定番組として記憶する。
好ましくは、放送受信制御装置は、視聴予定番組記憶部に記憶された視聴予定番組のうちいずれかが開始する所定時間前に、この視聴予定番組が開始する旨をユーザに報知させる視聴予定番組開始報知制御部をさらに備える。
好ましくは、放送受信装置は、放送受信制御装置と、表示させる情報および放送を出力する出力部とを備える。
好ましくは、放送受像装置は、放送受信制御装置と、表示させる情報および放送を表示する表示部とを備える。
好ましくは、放送録画装置は、放送受信制御装置と、表示させる情報および放送を出力する出力部とを備える。
この発明に従えば、放送受信制御装置によって、ユーザが放送を視聴可能な視聴可能時間帯の入力が受付けられ、受付けられた視聴可能時間帯が記憶され、記憶された視聴可能時間帯のユーザの視聴予定番組が記憶され、記憶された視聴可能時間帯のいずれかに現在時刻が含まれるか否かが判断され、含まれると判断された場合、記憶された視聴予定番組のうち現在時刻を含む視聴可能時間帯の視聴予定番組を示す情報が表示される。
このため、放送受信制御装置によって、ユーザが放送を視聴可能な視聴可能時間帯のいずれかに現在時刻が含まれる場合、予め記憶された視聴予定番組のうち現在時刻を含む視聴可能時間帯の視聴予定番組を示す情報が表示される。その結果、ユーザの所望する番組情報を容易に表示することが可能な放送受信制御装置を提供することができる。
また、放送受信制御装置によって、現在時刻から予め定められた時間内の番組を示す情報が抽出され、視聴可能時間帯のいずれにも現在時刻が含まれないと判断された場合、抽出された情報が表示される。
このため、放送受信制御装置によって、ユーザが放送を視聴可能な視聴可能時間帯のいずれにも現在時刻が含まれない場合、現在時刻から予め定められた時間内の番組を示す情報が表示される。視聴可能時間帯以外の時間帯は、ユーザが特に番組を視聴する予定がなかった時間帯である。このような場合は、視聴する番組を決定するために、ユーザは現在時刻から適当な時間内の番組を示す情報を所望する。したがって、予め入力した視聴可能時間帯のいずれにも現在時刻が含まれない場合であっても、放送受信制御装置によって、ユーザの所望する番組情報を容易に表示させることができる。
また、放送受信制御装置によって、記憶された視聴可能時間帯に含まれる番組を示す情報が抽出され、抽出された情報が表示され、表示された情報で示される番組のうちからユーザの視聴予定の番組の入力が受付けられ、受付けられた番組が視聴予定番組として記憶される。
このため、ユーザは、全番組でなくて、視聴可能時間帯に含まれる番組のうちから視聴予定の番組を入力することができる。その結果、放送受信制御装置によって、効率よく視聴予定番組を記憶させることができる。
また、放送受信制御装置によって、記憶された視聴可能時間帯に含まれる番組を示す視聴可能時間帯番組情報が抽出され、抽出された視聴可能時間帯番組情報で示される番組のうちから所定条件を満たす所定条件番組情報が抽出され、抽出された所定条件番組情報で示される番組が視聴予定番組として記憶される。
このため、所定条件を予め定めておくことで、放送受信制御装置によって、自動的に視聴予定番組が記憶される。その結果、放送受信制御装置によって、効率よく視聴予定番組を記憶させることができる。
また、放送受信制御装置によって、記憶された視聴予定番組のうちいずれかが開始する所定時間前に、この視聴予定番組が開始する旨がユーザに報知される。
このため、ユーザは、視聴予定番組が所定時間後に開始することを知ることができる。その結果、放送受信制御装置によって、ユーザが所望する番組が開始することを容易に知らせることができる。
また、放送受信装置および放送録画装置によって、放送受信制御装置が表示させる情報および放送が出力される。また、放送受像装置によって、放送受信制御装置が表示させる情報および放送が表示される。
このため、ユーザの所望する番組情報を容易に表示することが可能な放送受信装置、放送録画装置、および、放送受像装置を提供することができる。また、放送受信装置、放送録画装置、および、放送受像装置によって、上述した放送受信制御装置による効果が奏される。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態に従うテレビ1の構成の概略を示すブロック図である。
図1を参照して、この発明の実施の形態に従う放送受像装置であるテレビ1は、アンテナ30から放送信号を受信する。また、テレビ1は、リモコン42から指令信号を受信する。リモコン42は、周知であるので詳細な説明は省略する。
テレビ1は、制御部10と、チューナ16と、復調器20、OSD(On Screen Display)回路21と、映像合成部23と、リモコン受信部26と、モニタ40と、スピーカ50とを含む。
制御部10は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)10aと、
実行されるプログラム、プログラム実行中のデータ、およびプログラム実行結果のデータを記憶するメモリ10bとからなる。
チューナ16は、受信した放送信号の中から、制御部10からの指令に応じて選択されたチャンネルに対応する放送信号を抽出する。そして、チューナ16は、復調器20へ放送信号を出力する。
復調器20は、チューナ16から放送信号を受けて、映像信号および音声信号に復調する。そして、復調器20は、復調された音声信号をモニタ40へ出力する。また、復調器20は、復調された映像信号を映像合成部23へ出力する。さらに、復調器20は、放送信号に含まれるEPGデータなどのデータ信号を抽出して、そのデータ信号を制御部10へ出力する。制御部10は、復調器20からのEPGデータをメモリ10bに記憶させる。
この実施の形態における放送信号は、データ多重放送の放送信号である。データ多重放送とは、アナログ放送信号にデータ信号を挿入して、放送とともにデータを送信するものである。垂直帰線消去期間(Vertical Blanking Interval、VBI)を使用するデータ多重放送の伝送方式をVBI方式という。音声信号副搬送波(Audio Subcarrier Channel、ASC)を使用するデータ多重放送の伝送方式をASC方式という。この実施の形態においては、データ多重放送の伝送方式はいずれであってもよい。
また、放送信号は、アナログ放送信号に限定されず、デジタル放送信号であってもよい。デジタル放送信号の場合は、テレビ1は、デジタル復調器を備えればよい。そして、デジタル復調器が、放送信号に含まれるEPGデータなどのデータ信号を抽出して、そのデータ信号を制御部10へ出力する。制御部10は、復調器20からのEPGデータをメモリ10bに記憶させる。
OSD回路21は、制御部10からの指令に応じて、モニタ40の画面上に情報を表示するためのOSD信号を生成して、映像合成部23へ出力する。この実施の形態においては、OSD回路21は、ハードウェア回路で実現されることとする。しかし、これに限定されず、制御部10によりソフトウェアが実行されることによって、OSD回路21の機能が実現されるようにしてもよい。
映像合成部23は、復調器20から受けた映像信号で示される映像に、OSD回路21から受けたOSD信号で示される映像を重畳させる。そして、映像合成部23は、重畳された映像を示す映像信号をモニタ40へ出力する。
リモコン受信部26は、リモコン42からの指令信号を受信して制御部10へ出力する。ユーザは、所望の動作を行わせるためリモコン42を用いて、指令信号を送信する。
モニタ40は、映像合成部23から受けた映像信号により示される放送およびOSD表示の映像を表示する。スピーカ50は、復調器20から受けた音声信号を増幅して音声として出力する。
図2は、この発明の実施の形態に従う視聴予定番組登録表示処理の流れを示すフローチャートである。
図2を参照して、この視聴予定番組登録表示処理は、この実施の形態におけるテレビ1の制御部10によって実行される処理である。
まず、制御部10は、視聴可能時間帯が設定済みか否かを判断する(ステップS11)。視聴可能時間帯とは、テレビ1のユーザが放送を視聴できる時間帯をいい、たとえば、通常、ユーザが自宅に滞在しており、かつ、起床している時間帯である。
視聴可能時間帯が設定済みであると判断した場合(ステップS11においてYESの場合)、制御部10は、リモコン42の「時間帯設定」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS12)。「時間帯設定」キーが操作されていないと判断した場合(ステップS12においてNOの場合)、制御部10は、実行する処理をステップS21の処理に進める。
視聴可能時間帯が設定済みでないと判断した場合(ステップS11においてNOの場合)、または、「時間帯設定」キーが操作されたと判断した場合(ステップS12においてYESの場合)、制御部10は、視聴可能時間帯設定画面を表示するようOSD回路21を制御する(ステップS13)。これに応じて、OSD回路21は、視聴可能時間帯設定画面を生成する。そして、映像合成部23は、生成された視聴可能時間帯設定画面と放送の映像とを重畳させて、モニタ40に表示させる。
図5は、この発明の実施の形態に従う視聴可能時間帯設定画面の一例を示す表示画面図である。
図5を参照して、視聴可能時間帯設定画面には、上部右側に「平日」「休日」の設定区分切換操作部、中央部に「0:00〜1:00」から「23:00〜24:00」までの時間帯設定操作部、および、中央部右下に「設定終了」の設定終了操作部の各操作部が表示される。
「平日」「休日」の設定区分切換操作部は、視聴可能時間帯を設定する区分を切換えるための操作部である。ユーザがリモコン42の方向キーを操作することによって、指示される設定区分切換操作部が切換わる。そして、ユーザが所望する設定区分を示す設定区分切換操作部が指示されている状態で、ユーザがリモコン42の「設定」キーを操作することによって、指示されている設定区分切換操作部が示す設定区分の視聴可能時間帯設定画面に切換わる。また、切換えられた設定区分を示す設定区分切換操作部が、その設定区分に設定されていることを示す態様、この実施の形態においては、ハッチングされた状態で表示される。
この実施の形態においては、設定区分は、「平日」および「休日」である。つまり、平日および休日ごとの視聴可能時間帯を設定することができる。しかし、設定区分は、これに限定されず、他の区分、たとえば、曜日ごとの区分であってもよい。
また、「0:00〜1:00」から「23:00〜24:00」までの時間帯設定操作部は、視聴可能時間帯を設定するための操作部である。ユーザがリモコン42の方向キーを操作することによって、指示される時間帯設定操作部が切換わる。そして、ユーザが所望する時間帯を示す時間帯設定操作部が指示されている状態で、ユーザがリモコン42の「設定」キーを操作することによって、指示されている時間帯設定操作部の選択/非選択が切換わる。
また、選択された時間帯を示す時間帯設定操作部が、その時間帯が選択されていることを示す態様、この実施の形態においては、ハッチングされた状態で表示される。図5では、設定区分が「平日」の視聴可能時間帯として「6:00〜7:00」「7:00〜8:00」「19:00〜20:00」「20:00〜21:00」「21:00〜22:00」「22:00〜23:00」の6つの時間帯が選択されていることが示される。
図2に戻って、制御部10は、視聴可能時間帯の入力が受付けられたか否かを判断する(ステップS14)。ここでは、図5の時間帯設定操作部の選択/非選択が切換わったときに、制御部10は、視聴可能時間帯の入力が受付けられたと判断する。
視聴可能時間帯の入力が受付けられたと判断した場合(ステップS14においてYESの場合)、制御部10は、入力された内容を視聴可能時間帯情報として記憶する(ステップS15)。
つまり、時間帯設定操作部が「選択」に切換えられた場合、制御部10は、そのときの設定区分と、その時間帯設定操作部が示す時間帯とを対応付けて、視聴可能時間帯情報としてメモリ10bに記憶する。また、時間帯設定操作部が「非選択」に切換えられた場合、制御部10は、そのときの設定区分のその時間帯設定操作部が示す時間帯に対応する視聴可能時間帯情報を、メモリ10bから削除する。
なお、この実施の形態においては、1時間単位で視聴可能時間帯を設定できるようにしたが、これに限定されず、1時間より長い時間単位、たとえば、2時間単位で視聴可能時間帯を設定できるようにしてもよいし、1時間より短い時間単位、たとえば、30分単位で視聴可能時間帯を設定できるようにしてもよい。
図5に戻って、設定終了操作部は、視聴可能時間帯の設定を終了させるための操作部である。ユーザがリモコン42の方向キーを操作することによって、指示される操作部が切換わる。そして、設定終了操作部が指示されている状態で、ユーザがリモコン42の「設定」キーを操作することによって、視聴可能時間帯の設定が終了する。
図2に戻って、制御部10は、視聴可能時間帯の設定の終了の入力が受付けられたか否かを判断する(ステップS16)。ここでは、図5の設定終了操作部が指示されている状態で、「設定」キーが操作されたときに、制御部10は、視聴可能時間帯の設定の終了の入力が受付けられたと判断する。
視聴可能時間帯の設定の終了の入力が受付けられていないと判断した場合(ステップS16においてNOの場合)、制御部10は、実行する処理をステップS14の処理に戻す。一方、視聴可能時間帯の設定の終了の入力が受付けられたと判断した場合(ステップS16においてYESの場合)、制御部10は、実行する処理をステップS21の処理に進める。
ステップS11からステップS16までの処理が実行されることによって、視聴可能時間帯が設定されていない場合、または、ユーザが視聴可能時間帯の設定を希望する場合に、視聴可能時間帯設定画面が表示されて、ユーザが所望する視聴可能時間帯が設定される。
次に、制御部10は、現在から所定期間の視聴予定番組が登録済みか否かを判断する(ステップS21)。所定期間は、1週間であってもよいし、1ヶ月であってもよい。視聴予定番組が登録済みと判断した場合(ステップS21においてYESの場合)、制御部10は、リモコン42の「番組登録」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS22)。「番組登録」キーが操作されていないと判断した場合(ステップS22においてNOの場合)、制御部10は、実行する処理をステップS51の処理に進める。
視聴予定番組が登録済みでないと判断した場合(ステップS21においてNOの場合)、または、「番組登録」キーが操作されたと判断した場合(ステップS22においてYESの場合)、制御部10は、現在の登録モードがオート登録モードであるか否かを判断する(ステップS23)。
登録モードとは、視聴予定番組を登録するときの方式をいい、オート登録モードとマニュアル登録モードがある。制御部10は、メモリ10bの所定の領域に現在の登録モードを示すフラグを用意しておくことにより、現在の登録モードがオート登録モードであるか否かを判断する。
オート登録モードとは、ユーザの好みのジャンル(映画、ニュース、スポーツなど)や、ユーザが所望するキーワード(人名、地名、固有名詞など)や、ユーザが視聴を予定している連載番組などの予め登録された情報に基づいて、自動的に、番組を抽出して、抽出した番組を視聴予定番組として登録するモードをいう。
マニュアル登録モードとは、予め登録された情報に関係なく、ユーザが所望する番組を視聴予定番組として登録するモードをいう。
現在の登録モードがオート登録モードでないと判断した場合(ステップS23においてNOの場合)、制御部10は、サブルーチンとして、マニュアル登録処理を実行する(ステップS30)。
図3は、この発明の実施の形態に従うマニュアル登録処理の流れを示すフローチャートである。
図3を参照して、制御部10は、その日の視聴可能時間帯の番組情報を抽出して、抽出した番組情報を表示するよう、OSD回路21を制御する(ステップS31)。これに応じて、OSD回路21は、視聴番組設定画面を生成する。そして、映像合成部23は、生成された視聴番組設定画面と放送の映像とを重畳させて、モニタ40に表示させる。
図6は、この発明の実施の形態に従う視聴番組設定画面の一例を示す表示画面図である。
図6を参照して、視聴番組設定画面には、番組表、番組表の日付、日付繰上操作部、日付繰下操作部、および、設定終了操作部が表示される。番組表の日付は、画面の上部に、たとえば、「11月22日(月)」と表示される。
日付繰上操作部は、表示する番組表の日付を前の日に変更するための操作部であり、画面では下部に「前の日」と表示される。日付繰下操作部は、表示する番組表の日付を次の日に変更するための操作部であり、画面では下部に「次の日」と表示される。
ユーザがリモコン42の方向キーを操作することによって、指示される操作部を日付繰上操作部または日付繰下操作部に切換える。そして、日付繰上操作部または日付繰下操作部が指示されている状態で、ユーザがリモコン42の「設定」キーを操作することによって、指示されている操作部に応じて、前の日または次の日の視聴予定番組設定画面に切換わる。
番組表は、チャンネル番号が縦軸、視聴可能時間帯が横軸とした表である。番組表には、視聴予定番組を設定するための視聴予定番組設定操作部が表示される。視聴予定番組設定操作部には、番組表の日付で示される日付の番組であって、その視聴予定番組設定操作部の位置に対応するチャンネル番号および視聴可能時間帯の番組の情報が表示される。
たとえば、チャンネル番号が6chで7時台に対応する視聴予定番組設定操作部には、番組のジャンルを示す情報「NEWS」、および、番組の名称を示す情報「Q」が、番組情報として表示される。また、番組が複数の時間帯に跨っている場合、たとえば、チャンネル番号が2chで19時台から20時台に跨っている場合、番組の情報が複数の時間帯に跨って、SPORTS「E」と表示される。
ユーザがリモコン42の方向キーを操作することによって、指示される視聴予定番組設定操作部が切換わる。そして、ユーザが所望する番組を示す視聴予定番組設定操作部が指示されている状態で、ユーザがリモコン42の「設定」キーを操作することによって、指示されている視聴予定番組設定操作部の選択/非選択が切換わる。
また、選択された番組を示す視聴予定番組設定操作部が、その番組が選択されていることを示す態様、この実施の形態においては、ハッチングされた状態で表示される。図6では、11月22日(月)の視聴予定番組として、6時台の3chのNEWS「M」の前半、7時台の5chのNEWS「Q」、19時台の4chのNEWS「I」、20時台の2chのSPORTS「E」、21時台から22時台までの5chのMOVIE「C」が選択されていることが示される。
このように、視聴番組設定画面にはユーザが設定した視聴可能時間帯の番組のみ表示されるので、視聴予定番組の登録候補をユーザに関係するものだけに制限することができる。このため、効率よく視聴予定番組を選択して登録することが可能となる。
図3に戻って、制御部10は、視聴予定番組の入力が受付けられたか否かを判断する(ステップS32)。ここでは、図6の視聴予定番組設定操作部の選択/非選択が切換わったときに、制御部10は、視聴予定番組の入力が受付けられたと判断する。
視聴予定番組の入力が受付けられたと判断した場合(ステップS32においてYESの場合)、制御部10は、入力された内容を視聴予定番組情報として記憶する(ステップS33)。
つまり、視聴予定番組設定操作部が「選択」に切換えられた場合、制御部10は、そのときの番組表の日付と、その視聴予定番組設定操作部が示す番組の情報とを対応付けて、視聴予定番組情報としてメモリ10bに記憶する。また、視聴予定番組設定操作部が「非選択」に切換えられた場合、制御部10は、そのときの番組表の日付のその視聴予定番組設定操作部が示す番組の情報に対応する視聴予定番組情報を、メモリ10bから削除する。
なお、この実施の形態においては、1時間単位で視聴予定番組を設定できるようにしたが、これに限定されず、たとえば、1分単位で視聴予定番組を設定できるようにしてもよい。
また、図6で示した視聴番組設定画面でおおまかに視聴予定番組を設定して、さらに時間的に詳細に設定できる画面を表示して、たとえば1分単位など、詳細に視聴予定番組を設定できるようにしてもよい。
このように、段階的な設定画面を設けることによって、ユーザのニーズに応じて、おおまかに視聴予定番組を設定したり、詳細に視聴予定番組を設定したりすることができるので、視聴予定番組の設定において多様なユーザのニーズに応えることができる。
図6に戻って、設定終了操作部は、視聴予定番組の設定を終了させるための操作部であり、画面では下部に「設定終了」と表示される。ユーザがリモコン42の方向キーを操作することによって、指示される操作部が切換わる。そして、設定終了操作部が指示されている状態で、ユーザがリモコン42の「設定」キーを操作することによって、視聴予定番組の設定が終了する。
図3に戻って、制御部10は、視聴予定番組の設定の終了の入力が受付けられたか否かを判断する(ステップS34)。ここでは、図6の設定終了操作部が指示されている状態で、「設定」キーが操作されたときに、制御部10は、視聴予定番組の設定の終了の入力が受付けられたと判断する。
視聴予定番組の設定の終了の入力が受付けられていないと判断した場合(ステップS34においてNOの場合)、制御部10は、実行する処理をステップS32の処理に戻す。一方、視聴予定番組の設定の終了の入力が受付けられたと判断した場合(ステップS34においてYESの場合)、制御部10は、このマニュアル登録処理を終了し、実行する処理を図2の視聴予定番組登録表示処理に戻す。
図2に戻って、現在の登録モードがオート登録モードであると判断した場合(ステップS23においてYESの場合)、制御部10は、サブルーチンとして、オート登録処理を実行する(ステップS40)。
図4は、この発明の実施の形態に従うオート登録処理の流れを示すフローチャートである。
図4を参照して、制御部10は、所定期間の視聴可能時間帯の番組情報を、メモリ10bに記憶されたEPGデータから抽出する(ステップS41)。次に、制御部10は、抽出した番組情報から所定条件を満たすものを抽出する(ステップS42)。
所定条件とは、ユーザによって予め登録された条件であって、たとえば、ユーザの好みのジャンル(映画、ニュース、スポーツなど)や、ユーザが所望するキーワード(人名、地名、固有名詞など)や、ユーザが視聴を予定している連載番組などを示す条件である。
そして、制御部10は、抽出した番組情報を視聴予定番組情報としてメモリ10bに記憶する(ステップS43)。その後、制御部10は、実行する処理を図2の視聴予定番組登録表示処理に戻す。
図2に戻って、マニュアル登録処理(ステップS30)、または、オート登録処理(ステップS40)の後、制御部10は、実行する処理をステップS51の処理に進める。
ステップS21からステップS40までの処理が実行されることによって、視聴予定番組が設定されていない場合、または、ユーザが視聴予定番組の設定を希望する場合に、ユーザが所望する番組、または、ユーザが予め登録した条件に従った番組が、視聴予定番組として設定される。
次に、制御部10は、リモコン42の「予定表示」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS51)。「予定表示」キーが操作されていないと判断した場合(ステップS51においてNOの場合)、制御部10は、実行する処理をステップS61に進める。
「予定表示」キーが操作されたと判断した場合(ステップS51においてYESの場合)、制御部10は、現在時刻が予め設定された視聴可能時間帯に含まれるか否かを判断する(ステップS52)。
現在時刻が視聴可能時間帯に含まれると判断した場合(ステップS52においてYESの場合)、現在時刻が含まれる視聴可能時間帯の視聴予定番組をメモリ10bから読み出して、視聴予定番組表示画面を表示するようOSD回路21を制御する(ステップS53)。これに応じて、OSD回路21は、視聴予定番組表示画面を生成する。そして、映像合成部23は、生成された視聴予定番組表示画面と放送の映像とを重畳させて、モニタ40に表示させる。その後、制御部10は、実行する処理をステップS61に進める。
一方、現在時刻が視聴可能時間帯に含まれないと判断した場合(ステップS52においてNOの場合)、制御部10は、現在時刻から所定時間内の番組情報を、メモリ10bに記憶されたEPGデータから抽出する(ステップS54)。次に、制御部10は、抽出した番組情報から所定条件を満たすものを抽出する(ステップS55)。所定条件は、図4で説明したものと同様であるので、説明は繰返さない。
そして、制御部10は、抽出した番組情報を視聴予定番組表示画面として表示するようOSD回路21を制御する(ステップS56)。これに応じて、OSD回路21は、視聴予定番組表示画面を生成する。そして、映像合成部23は、生成された視聴予定番組表示画面と放送の映像とを重畳させて、モニタ40に表示させる。その後、制御部10は、実行する処理をステップS61に進める。
図7は、この発明の実施の形態に従う視聴予定番組表示画面の一例を示す表示画面図である。
図7を参照して、この視聴予定番組表示画面は、図2のステップS53またはステップS56で表示される画面である。視聴予定番組表示画面には、現在日時、視聴予定番組表、表示終了操作部が表示される。現在日時は、画面の上部に、たとえば、「11月22日(月)19:10」と表示される。
視聴予定番組表は、チャンネル番号が縦軸、時間帯が横軸とした表である。視聴予定番組表には、11月22日(月)の19時台からの視聴予定番組として、19時台の4chのNEWS「I」、20時台の2chのSPORTS「E」の後半、21時台から22時台までの5chのMOVIE「C」が、視聴予定番組であることを示すハッチングされた状態で表示される。
表示終了操作部は、視聴予定番組の表示を終了させるための操作部であり、画面では右下に「表示終了」と表示される。ユーザがリモコン42の方向キーを操作することによって、表示終了操作部が指示されている状態で、ユーザがリモコン42の「設定」キーを操作することによって、視聴予定番組の表示が終了する。
図2に戻って、ステップS51からステップS56までの処理が実行されることによって、ユーザが視聴予定番組の表示を希望した場合に、現在時刻が予め設定した視聴可能時間帯であるか否かに応じて、予め登録された視聴予定番組、または、現在時刻から所定時間のユーザが予め登録した条件に従った番組が、視聴予定番組として表示される。
このように、現在時刻がユーザが設定した視聴可能時間帯であるか否かを判断して、動作を切替えるようにしたので、時間帯に応じて、ユーザが予め登録したものであるユーザの意思をよく反映した視聴予定番組表を表示したり、ユーザが予め登録した条件に従ったものであるユーザの意思をある程度反映した視聴予定番組表を表示したりすることができる。
その結果、状況に応じて、ユーザの所望する番組情報を容易に表示することが可能となる。
また、ユーザが視聴する確率が高い時間帯である視聴可能時間帯の視聴予定番組を予めメモリ10bに記憶しておくので、そのような時間帯であっても視聴予定番組をそのときに検索するものと比較して、迅速に視聴予定番組を表示させることができる。
また、ユーザが視聴する確率が低い時間帯である視聴可能時間帯以外の時間帯の視聴予定番組は、メモリ10bに記憶しないので、メモリの容量を不要に消費しないようにすることができる。
次に、制御部10は、メモリ10bに記憶された視聴予定番組のうち、現在時刻から所定時間内に開始する視聴予定番組があるか否かを判断する(ステップS61)。所定時間は、たとえば、5分である。現在時刻から所定時間内に開始する視聴予定番組がないと判断した場合(ステップS61においてNOの場合)、制御部10は、この視聴予定番組登録表示処理を終了して、実行する処理を呼出元の処理に戻す。
一方、現在時刻から所定時間内に開始する視聴予定番組があると判断した場合(ステップS61においてYESの場合)、つまり、その視聴予定番組が開始する所定時間前である場合、制御部10は、視聴予定番組が開始する旨の警告の表示である視聴予定番組開始警告表示を表示するよう、OSD回路21を制御する(ステップS62)。これに応じて、OSD回路21は、視聴予定番組開始警告表示を生成する。そして、映像合成部23は、生成された視聴予定番組開始警告表示と放送の映像とを重畳させて、モニタ40に表示させる。
図8は、この発明の実施の形態に従う視聴予定番組開始警告表示の一例を示す表示画面図である。
図8を参照して、視聴予定番組開始警告表示は、画面の右下に、たとえば、21:00の5分前の20:55に、「21:00から5chのMOVIE「C」視聴予定です」のように表示される。
なお、ここでは、視聴予定番組開始警告表示をOSD表示するようにしたが、これに限定されず、PIP(Picture In Picture)表示するようにしてもよいし、表示でなく、効果音や音楽やメッセージをスピーカ50から流すようにしてもよいし、リモコン42を振動させるようにしてもよいし、テレビ1やリモコン42のLED(Light Emitting Diode)ランプを点滅させるようにしてもよい。
図2に戻って、ステップS62の後、制御部10は、この視聴予定番組登録表示処理を終了して、実行する処理を呼出元の処理に戻す。
ステップS61からステップS62までの処理が実行されることによって、視聴予定番組が開始される所定時間前に視聴予定番組開始警告が表示される。
以上説明したように、この実施の形態におけるテレビ1の制御部10によって、ユーザが放送を視聴可能な視聴可能時間帯の入力がリモコン42から受付けられ(図2のステップS13、ステップS14、および、図5)、受付けられた視聴可能時間帯がメモリ10bに記憶され(図2のステップS15)、記憶された視聴可能時間帯のユーザの視聴予定番組がメモリ10bに記憶され(図3のステップS33、および、図4のステップS43)、記憶された視聴可能時間帯のいずれかに現在時刻が含まれるか否かが判断され(図2のステップS52)、含まれると判断された場合、記憶された視聴予定番組のうち現在時刻を含む視聴可能時間帯の視聴予定番組を示す情報がモニタ40に表示される(図2のステップS53、および、図7)。
このため、テレビ1によって、ユーザが放送を視聴可能な視聴可能時間帯のいずれかに現在時刻が含まれる場合、予め記憶された視聴予定番組のうち現在時刻を含む視聴可能時間帯の視聴予定番組を示す情報がモニタ40に表示される。その結果、ユーザの所望する番組情報を容易に表示することができる。
また、テレビ1の制御部10によって、現在時刻から所定時間内の番組を示す情報が抽出され(図2のステップS54)、視聴可能時間帯のいずれにも現在時刻が含まれないと判断された場合、抽出された情報がモニタ40に表示される(図2のステップS56、および、図7)。
このため、テレビ1の制御部10によって、ユーザが放送を視聴可能な視聴可能時間帯のいずれにも現在時刻が含まれない場合、現在時刻から所定時間内の番組を示す情報がモニタ40に表示される。視聴可能時間帯以外の時間帯は、ユーザが特に番組を視聴する予定がなかった時間帯である。このような場合は、視聴する番組を決定するために、ユーザは現在時刻から適当な時間内の番組を示す情報を所望する。したがって、予め登録した視聴可能時間帯のいずれにも現在時刻が含まれない場合であっても、テレビ1によって、ユーザの所望する番組情報を容易に表示させることができる。
また、テレビ1の制御部10によって、メモリ10bに記憶された視聴可能時間帯に含まれる番組を示す情報が抽出され(図3のステップS31)、抽出された情報がモニタ40に表示され(図3のステップS31)、表示された情報で示される番組のうちからユーザの視聴予定の番組の入力がリモコン42から受付けられ(図3のステップS32)、受付けられた番組が視聴予定番組としてメモリ10bに記憶される(図3のステップS33)。
このため、ユーザは、全番組でなくて、視聴可能時間帯に含まれる番組のうちから視聴予定番組を入力することができる。その結果、テレビ1の制御部10によって、効率よく視聴予定番組を記憶させることができる。
また、テレビ1の制御部10によって、メモリ10bに記憶された視聴可能時間帯に含まれる番組を示す視聴可能時間帯番組情報が抽出され(図4のステップS41)、抽出された視聴可能時間帯番組情報で示される番組のうちから所定条件を満たす番組情報が抽出され(図4のステップS42)、抽出された番組情報で示される番組が視聴予定番組としてメモリ10bに記憶される(図4のステップS43)。
このため、所定条件を予め定めておくことで、テレビ1の制御部10によって、自動的に視聴予定番組が記憶される。その結果、テレビ1の制御部10によって、効率よく視聴予定番組を記憶させることができる。
また、テレビ1の制御部10によって、メモリ10bに記憶された視聴予定番組のうちいずれかが開始する所定時間前に、この視聴予定番組が開始する旨の警告がモニタ40にOSD表示されることによりユーザに報知される(図2のステップS61、および、ステップS62)。
このため、ユーザは、視聴予定番組が所定時間後に開始することを知ることができる。その結果、テレビ1の制御部10によって、ユーザが所望する番組が開始することを容易に知らせることができる。
なお、この実施の形態においては、テレビ1などの放送受像装置について説明したが、テレビ1の制御部10を、放送受像装置の制御装置の発明として捉えることができる。また、このような制御部を備えたテレビチューナなどの放送受信装置、および、ビデオデッキやDVD(Digital Versatile Disk)レコーダやハードディスクレコーダなどの放送録画装置の発明として捉えることができる。
また、図2から図4までで説明した処理を実行する放送受像装置や放送受信装置や放送録画装置の制御部による制御方法、および、放送受像装置や放送受信装置や放送録画装置の制御部により実行される制御プログラムとして、発明を捉えることができる。
この実施の形態においては、視聴可能時間帯設定画面、視聴番組設定画面、および、視聴予定番組表示画面をOSD表示させるようにしたが、PIP表示させるようにしてもよい。
また、放送受信装置や放送録画装置などのモニタ40など放送を表示するための表示装置を内蔵していない装置にこの発明を適用する場合には、視聴可能時間帯設定画面、視聴番組設定画面、および、視聴予定番組表示画面を表示させるための信号を外部に出力できるように構成すればよい。
あるいは、放送に付帯する情報、たとえば、受信チャンネル番号や現在時刻などの情報を表示するための放送受信装置や放送録画装置などに内蔵されるLCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置に視聴可能時間帯設定画面、視聴番組設定画面、および、視聴予定番組表示画面を表示させるようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態に従うテレビの構成の概略を示すブロック図である。 この発明の実施の形態に従う視聴予定番組登録表示処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態に従うマニュアル登録処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態に従うオート登録処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態に従う視聴可能時間帯設定画面の一例を示す表示画面図である。 この発明の実施の形態に従う視聴番組設定画面の一例を示す表示画面図である。 この発明の実施の形態に従う視聴予定番組表示画面の一例を示す表示画面図である。 この発明の実施の形態に従う視聴予定番組開始警告表示の一例を示す表示画面図である。
符号の説明
1 放送受像装置、10 制御部、10a CPU、10b メモリ、16 チューナ、20 復調器、21 OSD回路、23 映像合成部、26 リモコン受信部、30 アンテナ、40 モニタ、42 リモコン、50 スピーカ。

Claims (9)

  1. ユーザが放送を視聴可能な視聴可能時間帯の入力を受付ける視聴可能時間帯入力受付手段と、
    前記視聴可能時間帯入力受付手段によって受付けられた視聴可能時間帯を記憶する視聴可能時間帯記憶手段と、
    視聴番組自動設定モードと視聴番組手動設定モードとを切替えるモード切替手段と、
    前記視聴可能時間帯記憶手段に記憶された視聴可能時間帯に含まれる番組を示す情報を抽出する視聴可能時間帯番組情報抽出手段と、
    前記モード切替手段によって前記視聴番組自動設定モードに切替えられているときに、前記視聴可能時間帯番組情報抽出手段によって抽出された情報で示される番組のうちから所定条件を満たす所定条件番組情報を抽出する所定条件番組情報抽出手段と、
    前記モード切替手段によって前記視聴番組手動設定モードに切替えられているときに、前記視聴可能時間帯番組情報抽出手段によって抽出された情報を表示させる視聴可能時間帯番組情報表示制御手段と、
    前記視聴可能時間帯番組情報表示制御手段によって表示された情報で示される番組のうちからユーザの視聴予定の番組の入力を受付ける視聴予定番組入力受付手段と、
    前記所定条件番組情報抽出手段によって抽出された所定条件番組情報で示される番組、または、前記視聴予定番組入力受付手段によって受付けられた番組を視聴予定番組として記憶する視聴予定番組記憶手段と、
    前記視聴可能時間帯記憶手段に記憶された視聴可能時間帯のいずれかに現在時刻が含まれるか否かを判断する視聴可能時間帯判断手段と、
    前記視聴可能時間帯判断手段によって前記視聴可能時間帯のいずれかに現在時刻が含まれると判断された場合、前記視聴予定番組記憶手段に記憶された視聴予定番組のうち現在時刻を含む視聴可能時間帯の視聴予定番組を示す情報を表示させる視聴予定番組情報表示制御手段と、
    前記視聴可能時間帯判断手段によって現在時刻が前記視聴可能時間帯に含まれると判断された場合、前記視聴予定番組記憶手段に記憶された視聴予定番組のうち現在時刻を含む視聴可能時間帯の視聴予定番組を示す情報を表示させる視聴予定番組情報表示制御手段と、
    現在時刻から所定時間内の番組を示す情報を抽出する所定時間番組情報抽出手段と、
    前記視聴可能時間帯判断手段によって現在時刻が前記視聴可能時間帯に含まれないと判断された場合、前記所定時間番組情報抽出手段によって抽出された情報を表示させる所定時間番組情報表示制御手段と、
    前記視聴予定番組記憶手段に記憶された視聴予定番組のうちいずれかが開始する所定時間前に、該視聴予定番組が開始する旨の情報を表示させる視聴予定番組開始表示制御手段と、
    前記視聴可能時間帯番組情報表示制御手段、前記視聴予定番組情報表示制御手段、前記所定時間番組情報表示制御手段、または、前記視聴予定番組開始表示制御手段が表示させる情報、および、放送を表示する表示手段とを備える、放送受像装置。
  2. ユーザが放送を視聴可能な視聴可能時間帯の入力を受付ける視聴可能時間帯入力受付手段と、
    前記視聴可能時間帯入力受付手段によって受付けられた視聴可能時間帯を記憶する視聴可能時間帯記憶手段と、
    前記視聴可能時間帯記憶手段に記憶された視聴可能時間帯のユーザの視聴予定番組を記憶する視聴予定番組記憶手段と、
    前記視聴可能時間帯記憶手段に記憶された視聴可能時間帯のいずれかに現在時刻が含まれるか否かを判断する視聴可能時間帯判断手段と、
    前記視聴可能時間帯判断手段によって前記視聴可能時間帯のいずれかに現在時刻が含まれると判断された場合、前記視聴予定番組記憶手段に記憶された視聴予定番組のうち現在時刻を含む視聴可能時間帯の視聴予定番組を示す情報を表示させる視聴予定番組情報表示制御手段とを備える、放送受信制御装置。
  3. 現在時刻から予め定められた時間内の番組を示す情報を抽出する所定時間番組情報抽出手段と、
    前記視聴可能時間帯判断手段によって前記視聴可能時間帯のいずれにも現在時刻が含まれないと判断された場合、前記所定時間番組情報抽出手段によって抽出された情報を表示させる所定時間番組情報表示制御手段とをさらに備える、請求項2に記載の放送受信制御装置。
  4. 前記視聴可能時間帯記憶手段に記憶された視聴可能時間帯に含まれる番組を示す情報を抽出する視聴可能時間帯番組情報抽出手段と、
    前記視聴可能時間帯番組情報抽出手段によって抽出された情報を表示させる視聴可能時間帯番組情報表示制御手段と、
    前記視聴可能時間帯番組情報表示制御手段によって表示された情報で示される番組のうちからユーザの視聴予定の番組の入力を受付ける視聴予定番組入力受付手段とをさらに備え、
    前記視聴予定番組記憶手段は、前記視聴予定番組入力受付手段によって受付けられた番組を前記視聴予定番組として記憶する、請求項2に記載の放送受信制御装置。
  5. 前記視聴可能時間帯記憶手段に記憶された視聴可能時間帯に含まれる番組を示す視聴可能時間帯番組情報を抽出する視聴可能時間帯番組情報抽出手段と、
    前記視聴可能時間帯番組情報抽出手段によって抽出された視聴可能時間帯番組情報で示される番組のうちから所定条件を満たす所定条件番組情報を抽出する所定条件番組情報抽出手段とをさらに備え、
    前記視聴予定番組記憶手段は、前記所定条件番組情報抽出手段によって抽出された所定条件番組情報で示される番組を前記視聴予定番組として記憶する、請求項2に記載の放送受信制御装置。
  6. 前記視聴予定番組記憶手段に記憶された視聴予定番組のうちいずれかが開始する所定時間前に、該視聴予定番組が開始する旨をユーザに報知させる視聴予定番組開始報知制御手段をさらに備える、請求項2から請求項5のいずれかに記載の放送受信制御装置。
  7. 請求項2から請求項6までのいずれかに記載の放送受信制御装置と、前記表示させる情報および放送を出力する出力手段とを備える、放送受信装置。
  8. 請求項2から請求項6までのいずれかに記載の放送受信制御装置と、前記表示させる情報および放送を表示する表示手段とを備える、放送受像装置。
  9. 請求項2から請求項6までのいずれかに記載の放送受信制御装置と、前記表示させる情報および放送を出力する出力手段とを備える、放送録画装置。
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