以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本明細書に記載されている発明をサポートする実施の形態が本明細書に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現、追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の情報処理装置は、ユーザによって指示された、ユーザが録画を希望しない番組を示す第1の情報を記憶する第1の記憶手段(例えば、図3の録画除外対象リスト保持部75)と、録画を予約する番組の条件である予約条件を記憶する予約条件記憶手段(例えば、図3のおまかせ条件保持部73)と、番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に含まれる番組のメタデータを基に、第1の情報と、予約条件とから、番組の録画を制御するための第2の情報を生成する生成手段(例えば、図3の予約制御部72)と、第2の情報を基に、録画が予約された番組の一覧である録画予定表であって、第1の情報によって示される番組の録画の予約を示す予約情報を含まない録画予定表を表示させる表示制御手段(例えば、図3の表示制御部78)とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の情報処理装置は、生成手段(例えば、図3の予約制御部72)が、メタデータを基に、予約条件から、番組の録画を制御するための情報(例えば、図4のステップS12の処理において生成される録画予約テーブル)を生成し、その情報から第1の情報によって示される番組の録画を制御するための情報を、削除することによって、第2の情報を生成することを特徴とする。
請求項3に記載の情報処理装置は、ユーザによって指示された、ユーザが録画を保留している番組を示す第3の情報を記憶する第2の記憶手段(例えば、図3の保留対象リスト保持部74)をさらに備え、生成手段(例えば、図3の予約制御部72)が、メタデータを基に、第1の情報(例えば、図3の録画除外対象リスト保持部75が保持している録画除外対象リスト)、第3の情報、および予約条件から、第2の情報を生成し、表示制御手段(例えば、図3の表示制御部78)が、さらに、録画予定表において、第3の情報によって示される番組の予約情報と他の予約情報とを区別して表示させることを特徴とする。
請求項4に記載の情報処理装置は、表示制御手段(例えば、図3の表示制御部78)が、さらに、録画予定表において、第3の情報(例えば、図3の保留対象リスト保持部74が保持している保留対象リスト)によって示される番組の予約情報、ユーザが録画の予約を指示した番組の予約情報、および予約条件を満たす番組の予約情報を、それぞれ区別して表示させることを特徴とする。
請求項5に記載の情報処理装置は、表示制御手段(例えば、図3の表示制御部78)が、録画予定表において、第3の情報(例えば、図3の保留対象リスト保持部74が保持している保留対象リスト)によって示される番組の予約情報を、他の予約情報を表示する輝度より低い輝度で表示させることを特徴とする。
請求項6に記載の情報処理方法は、ユーザによって指示された、ユーザが録画を希望しない番組を示す第1の情報の記憶を制御する記憶制御ステップ(例えば、図12のステップS56の処理)と、録画を予約する番組の条件である予約条件の記憶を制御する予約条件記憶制御ステップ(例えば、図12のステップS53の処理)と、番組の放送スケジュールを示す番組配信情報に含まれる番組のメタデータを基に、第1の情報と、予約条件とから、番組の録画を制御するための第2の情報を生成する生成ステップ(例えば、図4のステップS12の処理乃至ステップS14の処理)と、第2の情報を基に、録画が予約された番組の一覧である録画予定表であって、第1の情報によって示される番組の録画の予約を示す予約情報を含まない録画予定表を表示させる表示制御ステップ(例えば、図7のステップS33の処理)とを含むことを特徴とする。
なお、請求項7に記載の記録媒体および請求項8に記載のプログラムも、上述した請求項6に記載の情報処理方法と基本的に同様の処理であるため、繰り返しになるのでその説明は省略する。
本発明は、ハードディスクビデオレコーダなどに適用することができる。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した番組配信システムの一実施の形態の構成例を示している。この番組配信システムは、送信局11、放送衛星または通信衛星である衛星12、記録装置13、およびサーバ14から構成され、記録装置13は、通信網15を介してサーバ14に接続されている。
送信局11は、図示せぬ放送局に設置されており、地上波(電波)であるアナログ放送信号またはデジタル放送信号を放射することにより、番組(の画像と音声)と、番組の放送スケジュールを示す情報である番組配信情報とを、記録装置13その他の図示せぬ受信側の装置に、直接または衛星12を経由して送信する。アナログ放送信号とは、番組を放送するためのアナログ信号である。また、デジタル放送信号とは、番組を放送するためのデジタル信号である。
ここで、番組配信情報には、例えば、放送する番組のタイトル、放送日時、番組のジャンル、出演者などの番組の内容を示すメタデータ、番組を放送する放送局の名前(放送局名)などが含まれている。記録装置13では、番組配信情報を基に電子番組表を表示することができ、また、ユーザは、その電子番組表を参照して、記録装置13に番組を録画させることができる。
衛星12は、送信局11から送信されてきた番組や番組配信情報を受信し、電波(以下、衛星波と称する)であるアナログ放送信号またはデジタル放送信号を放射することによって、受信した番組や番組配信情報を、記録装置13などに送信する。
記録装置13は、送信局11から直接、または衛星12を経由して送信されてくる番組配信情報、あるいは通信網15を介してサーバ14から送信されてくる番組配信情報を受信し、受信した番組配信情報を保持する。
また、記録装置13は、ユーザの操作等に応じて、ユーザの好みの番組を選択するための条件(以下、おまかせ条件と称する)を記憶(保持)し、そのおまかせ条件を満たす番組を、ユーザの好みと思われる番組として選択(選定)する。そして、記録装置13は、送信局11から送信されてくる番組のうち、おまかせ条件に基づいて選択した番組を受信し、受信した番組を録画(予約録画)する。
サーバ14は、送信局11が送信する番組等について、番組配信情報を生成し、記録装置13からの要求に応じて、番組配信情報を、通信網15を介して記録装置13に送信する。
なお、図1には図示していないが、送信局11を有する放送局以外の放送局も存在し、記録装置13は、その放送局から送信されてくる番組等も受信することができる。
図2は、図1の記録装置13の構成例を示すブロック図である。
アナログチューナ31は、送信局11(図1)から送信されてくるアナログ放送信号を受信し、受信したアナログ放送信号を復調する。アナログチューナ31は、アナログ放送信号を復調することにより得られる、番組の画像信号および音声信号をA/D(Analog/Digital)変換部32に供給する。
また、アナログチューナ31は、アナログ放送信号に含まれる番組配信情報を受信し、受信した番組配信情報を復調する。アナログチューナ31は、復調した番組配信情報を、バス36を介して、制御部37に供給する。
A/D変換部32は、アナログチューナ31から供給された画像信号および音声信号を、アナログ信号からデジタル信号にA/D変換する。そして、A/D変換部32は、動画像信号および音声信号をデジタル信号に変換することにより得られた、番組の画像データおよび音声データ(以下、適宜、コンテンツデータともいう)をCODEC(Coder Decoder)34に供給する。
デジタルチューナ33は、送信局11から送信されてくるデジタル放送信号を受信し、受信したデジタル放送信号を復調する。デジタルチューナ33は、デジタル放送信号を復調することにより得られる、番組のコンテンツデータをCODEC34に供給するか、またはバス36を介して、制御部37に供給する。
また、デジタルチューナ33は、デジタル放送信号に含まれる番組配信情報を受信し、受信した番組配信情報を復調する。デジタルチューナ33は、復調した番組配信情報を、バス36を介して、制御部37に供給する。
CODEC34は、A/D変換部32から供給されたコンテンツデータを、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)2などの所定の方式により符号化し、バス36を介して制御部37に供給する。また、CODEC34は、A/D変換部32から供給されたコンテンツデータ(符号化されていないコンテンツデータ)を、そのまま信号処理部35に供給する。さらに、CODEC34は、デジタルチューナ33または制御部37から供給されたコンテンツデータ(符号化されているコンテンツデータ)を、MPEG2などの所定の方式で復号し、信号処理部35に供給する。
信号処理部35は、CODEC34から供給されたコンテンツデータに、例えば、コンテンツデータをコンポジット信号などの信号に変換するデータ方式の変換処理、D/A変換(デジタル/アナログ変換)処理などの所定の処理を施し、コンテンツデータのうちの画像データ(静止画像データまたは動画像データ)を図示せぬディスプレイなどに出力し、音声データを図示せぬスピーカなどに出力する。
また、信号処理部35は、制御部37から供給された各種の画面を表示するための画像データに、例えば、データ方式の変換処理、D/A変換処理などの処理を施し、ディスプレイなどに出力する。
制御部37は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成される組み込み型のマイクロコンピュータなどであり、操作入力部38から入力される入力信号等に対応して、各種の処理を実行する。
例えば、制御部37は、アナログチューナ31、デジタルチューナ33、または通信部39から供給された番組配信情報を保持する。また、制御部37は、デジタルチューナ33またはCODEC34から供給されたコンテンツデータを、バス36を介して記録部40やドライブ41に供給する。
さらに、制御部37は、記録部40やドライブ41で読み出されたコンテンツデータを取得し、バス36を介してCODEC34に供給する。
また、制御部37は、番組の録画の予約を示す予約情報の一覧である録画予定表、番組の録画の設定を行うための設定画面、番組配信情報を基に表示される電子番組表などの画像を表示させる画像データを生成し、バス36を介して信号処理部35に供給する。
なお、制御部37は、例えば、記録部40に記録(インストール)されたプログラムを実行することにより、各種の処理を行う。また、制御部37は、通信部39でダウンロードされたプログラムや、ドライブ41に装着された記録媒体42に記録されたプログラムを必要に応じて、記録部40にインストールする。
操作入力部38は、例えば、リモートコマンダから送信されてくる指令を受信する受信部、ボタン、キーボード、マウス、スイッチなどから構成され、ユーザの操作に応じた入力信号を、バス36を介して制御部37に供給する。
通信部39は、通信網15(図1)を介して、各種のデータの送受信を行う。例えば、通信部39は、サーバ14(図1)に番組配信情報を要求して受信し、バス36を介して、制御部37に供給する。また、通信部39は、例えば、図示せぬインターネット上のサーバからプログラムなどを受信し、バス36を介して、制御部37に供給する。
記録部40は、書き換え可能で、電源が遮断されても記録内容を保持できる、例えば、ハードディスクまたはフラッシュメモリなどのいわゆる不揮発性の記録媒体(記憶媒体)を内蔵する。
記録部40は、制御部37からバス36を介して供給されるコンテンツデータなどを記録する。また、記録部40は、制御部37(のCPU)が実行するプログラムおよび各種のデータを内蔵する記録媒体に記録する。
さらに、記録部40は、制御部37の制御にしたがい、内蔵する記録媒体に記録されているコンテンツデータを読み出し、制御部37に供給する。また、記録部40は、制御部37の制御のもと、内蔵する記録媒体に記録されているコンテンツデータ(番組)を削除する。
ドライブ41には、記録媒体42の着脱が可能となっている。ドライブ41は、そこに装着された記録媒体42を駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを読み出して、制御部37に供給する。また、ドライブ41は、制御部37からバス36を介して供給されるコンテンツデータなどを、記録媒体42に記録する。
記録媒体42は、例えば、半導体メモリやディスク状の記録媒体であり、必要に応じてドライブ41に装着される。
図3は、図2の制御部37の機能的な構成例を示すブロック図である。なお、図中、図2における場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、繰り返しになるので、その説明は、適宜、省略する。
制御部37が、プログラムを実行することによって、図3の番組配信情報保持部71、予約制御部72、おまかせ条件保持部73、保留対象リスト保持部74、録画除外対象リスト保持部75、録画予約テーブル保持部76、記録制御部77、および表示制御部78が等価的に実現される。
制御部37は、アナログチューナ31、デジタルチューナ33、または通信部39から、番組配信情報が供給されると、番組ごとの録画の予約の情報を示す予約情報が含まれている、録画予約テーブルを更新する。また、制御部37は、ユーザの操作に応じて、操作入力部38から、番組の録画の予約を指示する入力信号が供給されると、録画予約テーブルを更新する。録画予約テーブルは、記録装置13が予約録画を行う番組の情報の一覧であり、制御部37は、この録画予約テーブルを参照して、番組を予約録画する。
そのために、番組配信情報保持部71は、アナログチューナ31、デジタルチューナ33、または通信部39から供給された番組配信情報を保持し、必要に応じて、予約制御部72に供給する。ここで、番組配信情報保持部71が保持している番組配信情報は、例えば、EPG(Electronic Program Guide)、iEPG(商標)(internet Electronic Program Guide)などの電子番組表(以下、EPGと称する)を作成するための情報である。
予約制御部72は、番組配信情報保持部71から供給される番組配信情報を参照し、その番組配信情報にメタデータが含まれている番組の中から、おまかせ条件保持部73が保持しているおまかせ条件を満たす番組を、録画を自動的に予約する番組(以下、適宜、自動録画番組という)として選択する。そして、予約制御部72は、自動録画番組の予約情報が含まれる録画予約テーブルを生成し、録画予約テーブル保持部76が保持する録画予約テーブルを更新する。なお、録画予約テーブルの詳細については、後述する。
また、予約制御部72は、保留対象リスト保持部74が保持している保留対象リストを参照して、録画予約テーブルに含まれる保留フラグの設定を行う。保留フラグは、録画予約テーブルに含まれている番組の録画が、ユーザによって保留されているか否かを示す。
さらに、予約制御部72は、録画除外対象リスト保持部75が保持する録画除外対象リストを参照して、録画予約テーブルに含まれる録画除外フラグの設定を行う。録画除外フラグは、録画予約テーブルに含まれている番組が、録画の対象から除外されているか否かを示す。
また、予約制御部72は、操作入力部38から、ユーザが所望する番組の録画の予約を指示する入力信号が供給されると、その入力信号に応じて、録画予約テーブル保持部76が保持している録画予約テーブルを更新する。すなわち、予約制御部72は、番組配信情報保持部71に保持された番組配信情報からEPGを作成し、表示制御部78および信号処理部35を介して、ディスプレイに供給して表示させる。ユーザは、ディスプレイに表示されたEPGから、録画を希望する番組とその番組の録画予約とを、操作入力部38を操作することで指示することができる。ユーザが操作入力部38を操作することで、番組と、その番組の録画予約とが指示された場合、操作入力部38から予約制御部72に対しては、その指示に対応する入力信号が供給され、予約制御部72は、その入力信号に対応して、録画予約の指示があった番組の予約情報が含まれるように、録画予約テーブル保持部76に保持された録画予約テーブルを更新する。
さらに、予約制御部72は、ユーザが操作入力部38を操作することにより操作入力部38から、おまかせ条件を設定する入力信号が供給されるか、または記録制御部77から番組のメタデータが供給されると、供給された入力信号またはメタデータを基に、おまかせ条件を生成し、おまかせ条件保持部73に保持されたおまかせ条件を更新する。
例えば、ユーザが、操作入力部38を操作することによって、番組を選択するためのキーワードとして、単語“にこにこぽん”を入力した場合、その単語“にこにこぽん”を表す入力信号が、操作入力部38から予約制御部72に供給される。予約制御部72は、ユーザの操作に応じて操作入力部38から供給された、入力信号を基に、単語“にこにこぽん”をタイトルやサブタイトルに含む番組であることという条件を、おまかせ条件として生成し、おまかせ条件保持部73に供給して記憶させる。
その他、予約制御部72は、ユーザが操作入力部38を操作することにより操作入力部38から供給される入力信号に応じて、後述する保留対象リストまたは録画除外対象リストを生成し、保留対象リスト保持部74が保持する保留対象リスト、または録画除外対象リスト保持部75が保持する録画除外対象リストを更新する。
さらに、予約制御部72は、操作入力部38から供給される入力信号に応じて、所定の画面(例えば、後述する図10の録画除外対象リストに登録することを確認する画面(ダイアログ)191)の表示を指示する信号を生成し、表示制御部78に供給する。
おまかせ条件保持部73は、ユーザにより設定された、おまかせ条件を保持(記憶)する。すなわち、おまかせ条件保持部73は、ユーザが操作入力部38を操作することにより、予約制御部72で生成されたおまかせ条件を保持する。
保留対象リスト保持部74は、予約制御部72から供給された保留対象リストを保持する。ここで、保留対象リストには、ユーザによって指示(設定)された、録画が保留された番組を示す情報が含まれている。
録画除外対象リスト保持部75は、予約制御部72から供給された録画除外対象リストを保持する。録画除外対象リストには、ユーザによって指示(設定)された、録画をしない番組(ユーザが録画を希望しない番組)を示す情報が含まれている。
録画予約テーブル保持部76は、予約制御部72から供給された録画予約テーブルを保持する。また、録画予約テーブル保持部76は、記録制御部77の制御のもと、録画の終了した番組の予約情報を、録画予約テーブルから削除する。なお、録画予約テーブルには、番組ごとの録画の予約の情報を示す予約情報が含まれている。予約情報には、例えば、番組のタイトル、放送日、放送開始時刻、保留フラグ、録画除外フラグなどが含まれている。
記録制御部77は、録画予約テーブル保持部76に保持されている録画予約テーブルを参照して、録画が予約されている番組を録画(予約録画)する。すなわち、記録制御部77は、録画予約テーブル保持部76に保持されている録画予約テーブルを参照して、録画が予約されている番組のコンテンツデータを、デジタルチューナ33またはCODEC34から取得し、記録部40に供給して記録(録画)させる。
なお、より詳細には、番組を録画する場合、記録制御部77は、予約制御部72を介して番組配信情報保持部71から番組配信情報を取得し、番組配信情報から録画する番組のメタデータを抽出する。そして、記録制御部77は、録画する番組のメタデータと、デジタルチューナ33またはCODEC34から取得した番組のコンテンツデータとを記録部40に供給して記録(録画)させる。
また、記録制御部77は、番組の予約録画の終了後、録画予約テーブル保持部76を制御して、録画予約テーブルに含まれている番組の予約情報のうち、録画の終了した番組の予約情報を削除させる。
さらに、記録制御部77は、操作入力部38から供給される入力信号に応じて、記録部40またはドライブ41を制御し、記録部40または記録媒体42に記録されたコンテンツデータを、削除させる。
また、記録制御部77は、操作入力部38から供給される入力信号に応じて、所定の画面(例えば、後述する図18の番組の削除を確認する画面(ダイアログ)441)の表示を指示する信号を生成し、表示制御部78に供給する。
表示制御部78は、画像の表示を制御する。すなわち、表示制御部78は、操作入力部38からの入力信号や、予約制御部72若しくは記録制御部77からの指示(信号)に応じて、各種の画像データを、信号処理部35を介してディスプレイに供給して表示させる。例えば、表示制御部78は、記録部40に記録されている画像データを取得して表示させる。
また、表示制御部78は、例えば、おまかせ条件保持部73に保持されているおまかせ条件を基に、おまかせ条件の設定を行うための画面を表示する画像データを生成して表示させる。
さらに、表示制御部78は、保留対象リスト保持部74に保持されている保留対象リストを表示する画像データや、録画除外対象リスト保持部75に保持されている録画除外対象リストを表示する画像データを生成して表示させる。
次に、図4のフローチャートを参照して、図3の制御部37による、録画予約テーブルの更新の処理を説明する。
制御部37は、例えば、アナログチューナ31、デジタルチューナ33、または通信部39から番組配信情報が供給されるごとに、録画予約テーブルの更新の処理を行う。
ステップS11において、予約制御部72は、番組配信情報保持部71から、番組配信情報を取得し、ステップS12に進む。
ステップS12において、予約制御部72は、番組配信情報保持部71から取得した番組配信情報を基に、おまかせ条件保持部73が保持しているおまかせ条件(おまかせ条件を示す情報)から、録画予約テーブルを生成し、その録画予約テーブルによって、録画予約テーブル保持部76に記憶(保持)された録画予約テーブルを更新する。
例えば、ユーザが操作入力部38を操作することにより、おまかせ条件として、所定のキーワードを含む番組を選択するという条件が設定されている場合、ステップS12において、予約制御部72は、番組配信情報保持部71からの番組配信情報に示される番組のうち、番組の内容を示す単語として、所定のキーワードが含まれている番組を選択し、さらに、選択した番組の中から、例えば、おまかせ条件によって定められた、キーワードの重みおよび録画する番組の数などを基に、録画を予約する番組(自動録画番組)を選択する。
すなわち、おまかせ条件には、キーワードの重要性を表す重みや、1日に自動録画番組として選択することができる番組の数なども含まれており、例えば、予約制御部72は、おまかせ条件に含まれる重みに基づき、番組配信情報に示される番組のスコアを算出する。具体的には、予約制御部72は、例えば、所定のキーワードと同一の単語が、番組のメタデータに含まれているとき、その番組のスコアに、所定のキーワードの重みの値だけ加算し、そのようにして、おまかせ条件に含まれるキーワードすべてについて重みの値を加算して、番組のスコアを算出する。そして、例えば、おまかせ条件によって、1日に録画の予約をすることができる自動録画番組の数が2つであると定められているとき、予約制御部72は、番組配信情報保持部71からの番組配信情報に番組が示される日ごとに、最大で、スコアが高い順に2つの番組を、録画を予約する番組(自動録画番組)として選択する。
予約制御部72は、番組配信情報保持部71からの番組配信情報に示される番組から、自動録画番組を選択すると、録画予約テーブル保持部76に保持されている録画予約テーブルを参照して、新たな録画予約テーブルを生成する。
ここで、図5は、録画予約テーブルの一例を示す図である。
録画予約テーブルには、番組ごとの予約情報が含まれている。図5では、録画予約テーブルに、予約番号1乃至予約番号9によって特定される予約情報が含まれている。
予約番号が“1”である予約情報は、“2004年10月10日”である放送日、“フゲテレビ”である放送局、“すぱると!”である番組のタイトル、“14時30分”である放送開始時刻、“15時30分”である放送終了時刻、“0”に設定されている手動録画フラグ、“0”に設定されている保留フラグ、および“0”に設定されている録画除外フラグを含む。
ここで、手動録画フラグは、ユーザによって録画が指示された番組、すなわち、例えば、上述したように、ユーザが、ディスプレイに表示されたEPGを見ながら、録画を指示した番組(以下、適宜、手動録画番組という)であるか否かを示す。セットされている(例えば、“1”に設定されている)手動録画フラグは、その手動録画フラグに対応する番組(手動録画フラグを予約情報に含む番組)が、ユーザによって録画が指示された番組(手動録画番組)であることを示しており、リセットされている(例えば、“0”に設定されている)手動録画フラグは、その手動録画フラグに対応する番組が、手動録画番組ではない番組、つまり自動録画番組であることを示す。
したがって、例えば、予約番号が“1”である予約情報によって録画が予約されている番組は、手動録画フラグが“0”に設定されているので、ユーザによって録画が指示されていない番組、すなわち、おまかせ条件に基づいて、予約制御部72に選択された自動録画番組である。
また、保留フラグは、その保留フラグに対応する番組が、ユーザによって録画の保留が指示(設定)された番組であるか否かを示す。セットされている(例えば、“1”に設定されている)保留フラグは、その保留フラグに対応する番組が、ユーザによって録画の保留が指示された番組であることを示しており、リセットされている(例えば、“0”に設定されている)保留フラグは、その保留フラグに対応する番組が、ユーザによって録画の保留が指示されていない番組であることを示す。
ここで、録画が保留された番組とは、今の時点では、ユーザが録画を希望していないが、今後、録画を希望する可能性があるために、とりあえず録画(録画予約)を保留している番組をいう。
したがって、例えば、予約番号が“1”である予約情報によって録画が予約されている番組は、保留フラグが“0”に設定されているので、ユーザによって録画の保留が指示されていない番組である。
さらに、録画除外フラグは、その録画除外フラグに対応する番組が、ユーザによって指示(設定)された、録画をしない番組であるか否かを示す。セットされている(例えば、“1”に設定されている)録画除外フラグは、その録画除外フラグに対応する番組が、ユーザによって指示された、録画をしない番組であることを示しており、リセットされている(例えば、“0”に設定されている)録画除外フラグは、その録画除外フラグに対応する番組が、ユーザによって録画をしないことが指示されていない番組であることを示す。
したがって、例えば、予約番号が“1”である予約情報によって録画が予約されている番組は、録画除外フラグが“0”に設定されているので、ユーザによって録画をしないことが指示された番組ではない。
予約番号が“1”である予約情報と同様に、予約番号が“2”である予約情報には、放送日“2004年10月10日”、放送局“MHKテレビ”、番組のタイトル“にこにこぽん!”、放送開始時刻“17時30分”、放送終了時刻“18時30分”、“0”に設定されている手動録画フラグ、“0”に設定されている保留フラグ、および“0”に設定されている録画除外フラグが含まれており、予約番号が“3”である予約情報には、放送日“2004年10月10日”、放送局“TVSテレビ”、番組のタイトル“キックは不要!”、放送開始時刻“23時30分”、放送終了時刻“0時00分”、“1”に設定されている手動録画フラグ、“0”に設定されている保留フラグ、および“0”に設定されている録画除外フラグが含まれている。
また、予約番号が“4”である予約情報には、放送日“2004年10月11日”、放送局“ほげテレビ”、番組のタイトル“へー×3!”、放送開始時刻“16時30分”、放送終了時刻“17時30分”、“0”に設定されている手動録画フラグ、“0”に設定されている保留フラグ、および“0”に設定されている録画除外フラグが含まれており、予約番号が“5”である予約情報には、放送日“2004年10月12日”、放送局“フゲテレビ”、番組のタイトル“4時のあなた!”、放送開始時刻“16時30分”、放送終了時刻“17時30分”、“0”に設定されている手動録画フラグ、“1”に設定されている保留フラグ、および“0”に設定されている録画除外フラグが含まれている。
さらに、予約番号が“6”である予約情報には、放送日“2004年10月13日”、放送局“OBAテレビ”、番組のタイトル“てんステ!”、放送開始時刻“19時30分”、放送終了時刻“22時30分”、“0”に設定されている手動録画フラグ、“0”に設定されている保留フラグ、および“0”に設定されている録画除外フラグが含まれており、予約番号が“7”である予約情報には、放送日“2004年10月14日”、放送局“フゲテレビ”、番組のタイトル“真珠夫!”、放送開始時刻“12時30分”、放送終了時刻“1時00分”、“0”に設定されている手動録画フラグ、“1”に設定されている保留フラグ、および“0”に設定されている録画除外フラグが含まれている。
さらに、また、予約番号が“8”である予約情報には、放送日“2004年10月15日”、放送局“らっきーテレビ”、番組のタイトル“ほげほげ!”、放送開始時刻“20時30分”、放送終了時刻“23時30分”、“1”に設定されている手動録画フラグ、“0”に設定されている保留フラグ、および“0”に設定されている録画除外フラグが含まれており、予約番号が“9”である予約情報には、放送日“2004年10月16日”、放送局“らっきーテレビ”、番組のタイトル“ニュース1”、放送開始時刻“1時00分”、放送終了時刻“2時00分”、“0”に設定されている手動録画フラグ、“0”に設定されている保留フラグ、および“1”に設定されている録画除外フラグが含まれている。
図4のフローチャートの説明に戻り、予約制御部72は、ステップS12において、上述したようにして自動録画番組として選択した番組の予約情報と、録画予約テーブル保持部76に保持されている録画予約テーブルにおける手動録画番組の予約情報との一覧を、新たな録画予約テーブルとして生成する。そして、ステップS12からステップS13に進み、予約制御部72は、保留対象リスト保持部74に保持されている保留対象リストを参照して、新たな録画予約テーブルに含まれる予約情報の保留フラグを設定する(設定し直す)。
例えば、新たな録画予約テーブルが、図5に示した録画予約テーブルである場合において、保留対象リストに、番組のタイトルが“4時のあなた!”である番組、および番組のタイトルが“真珠夫!”である番組が含まれている(登録されている)ときには、ステップS13において、予約制御部72は、保留対象リストを参照して、図5に示す録画予約テーブルの予約番号が“5”である予約情報(番組のタイトルが“4時のあなた!”である番組の予約情報)の保留フラグと、予約番号が“7”である予約情報(番組のタイトルが“真珠夫!”である番組の予約情報)の保留フラグとを“1”に設定する。
また、予約制御部72は、その他の番組の予約情報、すなわち、予約番号が“1”乃至“4”である予約情報の保留フラグ、予約番号が“6”である予約情報の保留フラグ、予約番号が“8”である予約情報の保留フラグ、および予約番号が“9”である予約情報の保留フラグを“0”に設定する。
このように、予約情報の保留フラグを“1”に設定することで、その保留フラグに対応する番組“4時のあなた!”と“真珠夫!”の録画(録画予約)が保留される。
なお、このとき、予約制御部72は、保留対象リストに含まれている番組の予約情報であっても、手動録画フラグが“1”に設定されている予約情報の保留フラグは、“1”に設定せずに、“0”に設定する。すなわち、保留対象リストに登録されている番組であっても、ユーザによって録画が指示された手動録画番組は、必ず録画すべき番組であるので、録画が保留されないように、予約情報の保留フラグが“0”に設定される。
また、ステップS13では、録画予約テーブルの予約情報のうちの、保留対象リストに登録されている番組のタイトルと一致するタイトルの番組の予約情報の保留フラグが“1”に設定されるので、例えば、録画予約テーブルに含まれている予約情報の番組がいわゆるシリーズ番組(例えば、毎日または毎週放送される番組や、複数回の放送によって構成される特集番組、企画番組など)などであった場合においても、その番組(のタイトル)が保留対象リストに含まれていれば、録画予約テーブルに含まれている、そのシリーズ番組すべての予約情報の保留フラグが“1”に設定される。
したがって、例えば、シリーズ番組が、5回の放送により(5つの番組により)構成されており、そのシリーズ番組のうち、1回目に放送される番組が、保留対象リストに含まれている場合、1回目に放送される番組の他、2回目乃至5回目に放送される番組の予約情報の保留フラグも、すべて“1”に設定される。
ステップS14において、予約制御部72は、録画除外対象リスト保持部75に保持されている録画除外対象リストを参照して、新たな録画予約テーブルに含まれる予約情報の録画除外フラグを設定し、その後、新たな録画予約テーブルによって、録画予約テーブル保持部76に保持された録画予約テーブルを更新して処理を終了する。
例えば、新たな録画予約テーブルが、図5に示した録画予約テーブルである場合において、録画除外対象リストに番組のタイトルが“ニュース1”である番組が含まれている(登録されている)ときには、ステップS14において、予約制御部72は、録画除外対象リストを参照して、図5に示す録画予約テーブルの予約番号が“9”である予約情報(番組のタイトルが“ニュース1”である番組の予約情報)の録画除外フラグを“1”に設定する。
また、予約制御部72は、その他の予約情報、すなわち、予約番号が“1”乃至“8”である予約情報の録画除外フラグを“0”に設定する。
このように、予約情報の録画除外フラグを“1”に設定することで、その録画除外フラグに対応する番組“ニュース1”が録画(録画予約)されなくなる。さらに、録画除外フラグが“1”に設定されている予約情報(の番組)は、録画予定表に表示されなくなり、ユーザは、その予約情報を録画予定表から、いちいち削除する必要がなくなる。
なお、このとき、予約制御部72は、録画除外対象リストに含まれている番組の予約情報であっても、手動録画フラグが“1”に設定されている予約情報の録画除外フラグを、“1”に設定せずに、“0”に設定する。すなわち、録画除外対象リストに登録されている番組であっても、ユーザによって録画が指示された手動録画番組は、必ず録画すべき番組であるので、録画がされるように、予約情報の録画除外フラグが“0”に設定される。
また、ステップS14では、録画予約テーブルの予約情報のうちの、録画除外対象リストに登録されている番組のタイトルと一致するタイトルの番組の予約情報の録画除外フラグが“1”に設定されるので、例えば、録画予約テーブルに含まれている予約情報の番組がシリーズ番組などであった場合においても、その番組(のタイトル)が録画除外対象リストに含まれていれば、録画予約テーブルに含まれている、そのシリーズ番組すべての予約情報の録画除外フラグは“1”に設定される。
したがって、例えば、シリーズ番組が、5回の放送により(5つの番組により)構成されており、そのシリーズ番組のうち、1回目に放送される番組が、録画除外対象リストに含まれている場合、1回目に放送される番組の他、2回目乃至5回目に放送される番組の予約情報の録画除外フラグも、すべて“1”に設定される。その結果、ユーザは、1回目乃至5回目に放送されるすべての番組それぞれについて録画をしない(キャンセルする)操作を行わなくても、いずれか1回の番組について録画をキャンセルする操作を行うだけで、すなわち、簡単な操作で、不要な番組を録画しないようにすることができる。
このようにして、制御部37は、アナログチューナ31、デジタルチューナ33、または通信部39から番組配信情報が供給されるごとに、新たな録画予約テーブルを生成し、保留フラグおよび録画除外フラグを設定する。
このように、保留フラグおよび録画除外フラグを設定することで、保留フラグと録画除外フラグがセットされている自動録画番組を録画しないようにすることができる。すなわち、自動録画番組のうち、ユーザが録画を保留している番組と録画を希望しない番組を録画しないようにすることができる。
次に、録画予約テーブル保持部76(図3)に記憶された録画予約テーブルは、録画が予約されている番組の予約情報の一覧であり、制御部37(図3)では、この録画予約テーブルを基に、録画が予約されている番組の情報の一覧としての録画予定表を表示させることができる。
すなわち、ユーザが、操作入力部38を操作することによって、録画予定表の表示を指示すると、制御部37は、録画予定表の画像データを生成し、その画像データを基に、ディスプレイに録画予定表を表示させる。制御部37は、例えば、図6に示す録画予定表101をディスプレイに表示させる。
図6では、録画予定表101には、ボタン111−1乃至ボタン111−8が表示されている。ボタン111−1乃至ボタン111−8のそれぞれには、記録装置13(図1)によって録画される番組の候補の情報が表示される。換言すれば、ボタン111−1乃至ボタン111−8のそれぞれには、録画が予約されている番組の予約情報(の一部)が表示される。
ボタン111−1には、予約情報として、番組の放送日を示す文字(列)“明日”、番組の放送開始時刻を示す文字“14:30”、放送局および番組のタイトルを示す文字“フゲテレビ:すぱると!”、並びにおまかせ条件に基づいて選択された自動録画番組であることを示す画像(以下、適宜、自動アイコンともいう)112−1が表示されている。
また、ボタン111−2には、予約情報として、番組の放送日を示す文字“明日”、番組の放送開始時刻を示す文字“17:30”、放送局および番組のタイトルを示す文字“MHKテレビ:にこにこぽん!”、並びに自動アイコン112−2が表示されており、ボタン111−3には、予約情報として、番組の放送日を示す文字“明日”、番組の放送開始時刻を示す文字“23:30”、並びに放送局および番組のタイトルを示す文字“TVSテレビ:キックは不要!”が表示されている。なお、ボタン113−3には、自動アイコンも、後述する保留アイコンも表示されていない。これは、ボタン113−3が表す番組が、ユーザが操作入力部38を操作することにより録画が指示された手動録画番組であるからである。
ボタン111−4には、予約情報として、番組の放送日を示す文字“11(木)”、番組の放送開始時刻を示す文字“16:30”、放送局および番組のタイトルを示す文字“ほげテレビ:へー×3!”、並びに自動アイコン112−3が表示されており、ボタン111−5には、予約情報として、番組の放送日を示す文字“12(金)”、番組の放送開始時刻を示す文字“16:30”、放送局および番組のタイトルを示す文字“フゲテレビ:4時のあなた!”、並びに録画が保留されていることを示す画像(以下、適宜、保留アイコンともいう)113−1が表示されている。
ボタン111−6には、予約情報として、番組の放送日を示す文字“13(土)”、番組の放送開始時刻を示す文字“19:30”、放送局および番組のタイトルを示す文字“OBAテレビ:てんステ”、並びに自動アイコン112−4が表示されており、ボタン111−7には、予約情報として、番組の放送日を示す文字“14(日)”、番組の放送開始時刻を示す文字“12:30”、放送局および番組のタイトルを示す文字“フゲテレビ:真珠夫!”、並びに保留アイコン113−2が表示されており、ボタン111−8には、予約情報として、番組の放送日を示す文字“15(月)”、番組の放送開始時刻を示す文字“20:30”、並びに放送局および番組のタイトルを示す文字“らっきーテレビ:ほげほげ!”が表示されている。
また、保留アイコン113−1が表示されているボタン111−5と、保留アイコン113−2が表示されているボタン111−7は、他のボタン111−1乃至ボタン111−4、ボタン111−6、およびボタン111−8を表示する輝度よりも低い輝度(例えば、半分の輝度)で表示されている。すなわち、録画予定表101において、自動録画番組のうちの、録画が保留されている番組(以下、適宜、保留番組ともいう)の予約情報は、他の予約情報を表示する輝度よりも低い輝度で表示されている。
上述したように、表示制御部78が、自動録画番組の予約情報が表示されているボタン(例えば、ボタン111−1)には、自動アイコン(例えば、自動アイコン112−1)を表示させ、保留番組の予約情報が表示されているボタン(例えば、ボタン111−5)は、録画が保留されていない番組の予約情報が表示されているボタン(例えば、ボタン111−1)を表示する輝度よりも低い輝度で表示させて、さらにその保留番組の予約情報が表示されているボタンに、保留アイコン(例えば、保留アイコン113−1)を表示させることによって、番組の予約情報は、録画予定表101において、自動録画番組(であって、録画が保留されていない番組)の予約情報であるか、保留番組の予約情報であるか、または手動録画番組の予約情報であるかが、区別して表示される。
このように、録画予定表101において、予約情報が、自動録画番組の予約情報であるか、保留番組の予約情報であるか、または手動録画番組の予約情報であるかを区別して表示させることにより、ユーザは、録画予定表101に表示されている予約情報が、自動録画番組または手動録画番組のうちのいずれの番組の予約情報であるかを、容易に確認することができる。さらに、ユーザが、自動録画番組が保留番組であるか否かも容易に確認することができる。
以下、ボタン111−1乃至ボタン111−8を個々に区別する必要のない場合、単に、ボタン111と称する。また、以下、画像112−1乃至画像112−4を個々に区別する必要のない場合、単に、自動アイコン112と称する。さらに、以下、画像113−1および画像113−2を個々に区別する必要のない場合、単に、保留アイコン113と称する。
また、録画予定表101には、カーソル114が表示されている。ユーザは、操作入力部38を操作してカーソル114を移動させ、ボタン111−1乃至ボタン111−8のいずれかを選択し、予約情報の削除、保留、保留の解除などを行うことができる。
さらに、録画予定表101には、図中、右側にスクロールバー115が設けられており、カーソル114が、ボタン111−8を選択している(ボタン111−8にフォーカスがあたっている)状態で、ユーザが、操作入力部38を操作して、カーソル114を図中、下方向に移動させると、スクロールバー115に表示されているスクロールボックス(スライダ)121が下方向に移動するとともに、録画予定表101に表示されている画面が、操作に応じて、図中、上方向にスクロールされる。また、カーソル114が、ボタン111−1を選択している(ボタン111−1にフォーカスがあたっている)状態で、ユーザが、操作入力部38を操作して、カーソル114を図中、上方向に移動させると、スクロールバー115に表示されているスクロールボックス121が上方向に移動するとともに、録画予定表101に表示されている画面が、操作に応じて、図中、下方向にスクロールされる。
図6の録画予定表101において、保留アイコン113が表示されていないボタン111−1乃至ボタン111−4、ボタン111−6、およびボタン111−8のそれぞれに表示されている予約情報の番組のそれぞれは、その放送開始時刻になると、記録装置13で受信されて録画(予約録画)される。また、保留アイコン113が表示されているボタン111−5およびボタン111−7に表示されている予約情報の番組は、録画予定表101に表示されているが、その録画が保留されているので、放送開始時刻になっても録画されない。
図7のフローチャートを参照して、図3の制御部37が、ディスプレイに、図6に示す録画予定表101を表示させる処理である、録画予定表の表示の処理を説明する。
ユーザが、操作入力部38を操作することにより、録画予定表101の表示を指示すると、ユーザの操作に応じて、操作入力部38から表示制御部78に、録画予定表101の表示を指示する入力信号が供給される。表示制御部78は、操作入力部38から、録画予定表101の表示を指示する入力信号が供給されると、ステップS31において、録画予約テーブル保持部76から、録画予約テーブルを取得する(読み出す)。
ステップS32において、表示制御部78は、録画予約テーブル保持部76からの録画予約テーブルを基に、録画予定表101を表示させるための画像データを生成する。例えば、図5に示す録画予約テーブルを取得した場合、表示制御部78は、保留フラグが“1”に設定されている、予約番号が“5”である予約情報、および予約番号が“7”である予約情報を表示させるボタン111(図6)に、録画が保留されていることを示す保留アイコン113(図6)が表示され、かつ、予約番号が“5”である予約情報、および予約番号が“7”である予約情報を表示させるボタン111が、他のボタン111を表示する輝度より低い輝度で表示されるように、録画予定表101を表示させるための画像データを生成する。
また、この場合、表示制御部78は、手動録画フラグが“0”に設定されている予約番号が“1”である予約情報、予約番号が“2”である予約情報、予約番号が“4”である予約情報、および予約番号が“6”である予約情報を表示するボタン111に、自動録画番組であることを示す自動アイコン112(図6)が表示され、録画除外フラグが“1”に設定されている予約番号が“9”である予約情報がボタン111に表示されないように、録画予定表101を表示させるための画像データを生成する。
ステップS33において、表示制御部78は、生成した録画予定表101を表示させるための画像データを、信号処理部35を介して、ディスプレイに供給し、録画予定表101を表示させて、録画予定表の表示の処理は、終了する。すなわち、ステップS33において、表示制御部78は、録画予定表101を表示させるための画像データを、信号処理部35に供給する。信号処理部35は、表示制御部78から供給された画像データに、例えば、データ方式の変換の処理、D/A変換処理などの所定の処理を施し、ディスプレイに供給する。そして、ディスプレイは、信号処理部35から供給された画像データを基に、録画予定表101を表示する。
このようにして、制御部37は、録画予定表101を表示するための画像データを生成し、生成した画像データを基に、録画予定表101を表示させる。
このように、録画予約テーブルにおいて、録画除外フラグを設定することにより、ユーザが録画を希望しない番組の予約情報を、録画予定表101に表示しないようにすることができる。これにより、録画予定表101がより見やすくなり、ユーザは、より簡単に録画される番組の予約情報を確認することができる。
さらに、録画予約テーブルにおいて、保留フラグを設定することにより、録画が保留された番組の予約情報と他の予約情報とを、区別して表示するようにしたので、録画予定表101がより見やすくなり、ユーザは、より簡単に録画される番組の予約情報や録画が保留されている番組の予約情報を確認することができる。
次に、図8乃至図11を参照して、図6のボタン111に表示されている予約情報が、ユーザによって削除された場合について説明する。なお、図8乃至図11において、図6における場合と対応する部分には、同一の符号を付してあり、その説明は、適宜、省略する。
図6において、例えば、ユーザが操作入力部38を操作することにより、ボタン111−8を選択し、録画の予約のキャンセルを指示すると、表示制御部78は、図8に示すように、ボタン111−8に対応する番組の録画予約のキャンセルを確認するためのダイアログ141を表示させる。
ダイアログ141には、文字“録画候補から削除しますか?”とともに、ボタン161およびボタン162が表示されている。ボタン161には、文字“はい”が表示されており、ユーザが、操作入力部38を操作することにより、カーソル171を移動させ、ボタン161を選択すると、カーソル114によって選択されている(フォーカスがあてられている)ボタン111に対応する番組の予約情報が、録画予約テーブル保持部76に保持された録画予約テーブルから削除される。一方、ユーザがカーソル171を移動させ、ボタン162を選択すると、予約情報を削除する処理は実行されず、ダイアログ141は閉じられる。
例えば、ボタン161が選択された場合、図9に示すように、表示制御部78は、カーソル114によって選択されているボタン111−8に表示されている予約情報を示す文字を消去させる。すなわち、この場合、予約制御部72は、録画予約テーブル保持部76の録画予約テーブルから、ボタン111−8に表示されている番組“ほげほげ!”の予約情報を削除し、表示制御部78は、その予約情報の削除後の録画予約テーブルに基づき、図9に示すように、録画予定表101を表示し直す。
さらに、表示制御部78は、図10に示すように、予約情報を削除した番組(ここでは、番組“ほげほげ!”)を、録画除外対象リストに登録することを確認するダイアログ191を表示させる。ダイアログ191には、文字“録画除外対象リストに登録しますか?”が表示されている。
また、ダイアログ191には、ボタン201およびボタン202が表示されている。ボタン201には、文字“はい”が表示されており、ユーザが操作入力部38を操作することによりカーソル211を移動させ、ボタン201を選択すると、予約制御部72は、録画予定表101から削除された、ボタン111−8に対応する番組“ほげほげ!”を、録画除外対象リスト保持部75の録画除外対象リストに登録(追加)する。
そして、予約制御部72は、番組“ほげほげ!”を録画除外対象リスト保持部75の録画除外対象リストに登録すると、新たに番組“ほげほげ!”が登録された録画除外対象リストを参照して、録画予約テーブル保持部76の録画予約テーブルから、ボタン111−8とは異なるボタン111に対応する番組“ほげほげ!”の予約情報を削除する。さらに、表示制御部78は、その予約情報の削除後の録画予約テーブルに基づき、録画予定表101を表示し直す。
例えば、番組“ほげほげ!”が毎日放送される番組であり、予約制御部72が、ユーザの操作に応じて、図8に示したボタン111−8に対応する、15日(月曜日)に放送される番組“ほげほげ!”を、録画除外対象リスト保持部75の録画除外対象リストに登録した場合、予約制御部72は、録画除外対象リストを参照して、録画予約テーブル保持部76の録画予約テーブルから、14日以前と16日以降に放送される番組“ほげほげ!”の予約情報を検索して削除し、表示制御部78は、その予約情報の削除後の録画予約テーブルに基づき、録画予定表101を表示し直す。
このように、番組“ほげほげ!”が、録画除外対象リスト保持部75の録画除外対象リストに登録(追加)されると、その後は、ユーザが録画除外対象リストから、番組“ほげほげ!”を削除しない限り、その番組“ほげほげ!”は、録画予定表101に表示されなくなる。
一方、図10に示すダイアログ191において、ユーザがカーソル211を移動させ、ボタン202を選択すると、番組を録画除外対象リストに登録する処理は、中止され、ダイアログ191は閉じられる。
ユーザが操作入力部38を操作することによって、ボタン201を選択し、録画予定表101から削除した番組が、録画除外対象リストに登録されるか、または、ユーザが操作入力部38を操作することによって、ボタン202を選択し、番組を録画除外対象リストに登録する処理が中止されてダイアログ191が閉じられると、図11に示すように、おまかせ条件保持部73に保持されたおまかせ条件を変更(更新)するためのダイアログ231が表示される。ダイアログ231には、文字“おまかせ条件設定を変更しますか?”が表示されている。
また、おまかせ条件を変更するためのダイアログ231には、ボタン241およびボタン242が表示されている。ボタン241には、文字“はい”が表示されており、ユーザが、操作入力部38を操作することによりカーソル251を移動させ、ボタン241を選択すると、表示制御部78は、図示せぬおまかせ条件の設定を行うための画面を表示させる。
おまかせ条件の設定を行うための画面が表示された状態で、ユーザが、操作入力部38を操作することによって、おまかせ条件の変更を指示すると、予約制御部72は、ユーザの指示に応じておまかせ条件を変更し、おまかせ条件保持部37に保持されているおまかせ条件を示す情報を更新する。
例えば、ユーザが、番組“ほげほげ!”を録画予定表101から削除したということは、ユーザは、番組“ほげほげ!”の録画を希望していないということなので、表示制御部78は、ユーザが、おまかせ条件を変更することができるように、おまかせ条件の設定を行うための画面を表示させる。これにより、ユーザは、今後、番組“ほげほげ!”、さらには、その番組“ほげほげ!”と内容が類似した番組が、自動録画番組として選択されにくくなるように、おまかせ条件保持部73のおまかせ条件(の設定)を変更させることができる。
一方、ユーザがカーソル251を移動させ、ボタン242を選択すると、おまかせ条件を変更する処理は、中止され、ダイアログ231は閉じられる。
次に、図12のフローチャートを参照して、図3の制御部37による、予約情報の削除の処理を説明する。
ユーザが、図6に示す録画予定表101におけるボタン111に表示されている予約情報を削除するように操作すると、操作入力部38(図3)から制御部37(図3)には、その操作に対応した入力信号が供給される。制御部37は、その入力信号に応じて、図8に示したように、ダイアログ141を表示させる。
そして、ダイアログ141(図8)に表示されているボタン161が選択されると、ステップS51において、予約制御部72(図3)は、録画予約テーブル保持部76(図3)の録画予約テーブルに含まれる予約情報のうち、録画予定表101(図6)からの削除が指示された番組の予約情報の録画除外フラグをセットし、これにより、その予約情報を、実質的に削除する。そして、ステップS51からステップS52に進み、予約制御部72は、録画除外フラグのセット後の録画予約テーブルを基に、録画予定表101を表示するように、表示制御部78を制御し、これにより、表示制御部78は、図9に示したような、録画除外フラグがセットされた番組の予約情報が消去された録画予定表101(図9の録画予定表101では、上述したように、ボタン111−8に対応する番組の予約情報が削除されている)を表示させる。
例えば、図5に示す録画予約テーブルにおける、予約番号が“8”である番組“ほげほげ!”の予約情報を、録画予定表101から削除するように指示された場合、予約制御部72は、予約番号が“8”である予約情報の録画除外フラグを“1”に設定する。このように、録画除外フラグを“1”に設定することによって、その録画除外フラグに対応する番組“ほげほげ!”の予約情報は、録画予定表101に表示されなくなる。
その後、ステップS52からステップS53に進み、予約制御部72は、おまかせ条件保持部73のおまかせ条件を変更する。例えば、ステップS53において、予約制御部72は、番組配信情報保持部71から、番組配信情報を取得し、録画予定表101から予約情報が削除された番組のメタデータを認識する。そして、予約制御部72は、おまかせ条件保持部73のおまかせ条件におけるキーワードのうち、録画予定表101から削除された番組のメタデータに含まれる、番組の内容を示す単語と同一のキーワードの重みの値が減少するように、おまかせ条件を更新する。
そして、ステップS53からステップS54に進み、予約制御部72は、録画除外対象リストに登録することを確認するダイアログ191(図10)の表示を指示する信号を生成し、表示制御部78に供給する。表示制御部78は、予約制御部72からの信号にしたがい、ダイアログ191を表示させるための画像データを、記録部40から取得する。そして、表示制御部78は、記録部40から取得した画像データを、信号処理部35を介して、ディスプレイに供給し、録画除外対象リストに登録することを確認するダイアログ191を表示させて、ステップS54からステップS55に進む。
ステップS55において、予約制御部72は、操作入力部38から入力信号が供給されるのを待って、その入力信号を基に、録画予定表101から予約情報が削除された番組の録画除外対象リストへの登録が指示(設定)されたか否かを判定する。すなわち、ステップS55において、予約制御部72は、操作入力部38から供給される入力信号を基に、図10におけるボタン201が選択されたか否かを判定することにより、録画除外対象リストへの登録が指示されたか否かを判定する。
ステップS55において、録画除外対象リストへの登録が指示されたと判定された場合、すなわち、図10の録画除外対象リストに登録することを確認するダイアログ191が表示された状態で、ユーザが、ボタン201を選択するように、操作入力部38を操作した場合、ステップS56に進み、予約制御部72は、録画予定表101から予約情報が削除された番組を、録画除外対象リスト保持部75の録画除外対象リストに登録する。例えば、録画予定表101から、番組“ほげほげ!”の予約情報が削除された場合、予約制御部72は、録画除外対象リストに、番組“ほげほげ!”(の情報(例えば、タイトル))を登録する。
そして、ステップS56からステップS57に進み、予約制御部72は、録画除外対象リスト保持部75の録画除外対象リストを参照して、録画予約テーブル保持部76の録画予約テーブルに含まれる予約情報のうち、新たに録画除外対象リストに登録された番組とタイトルが一致する番組の予約情報の録画除外フラグをセットする。その後、ステップS57からステップS58に進み、予約制御部72は、録画除外フラグのセット後の録画予約テーブルを基に、録画予定表101を表示するように、表示制御部78を制御し、これにより、表示制御部78は、録画除外フラグがセットされた番組の予約情報が消去された録画予定表101を表示させ、ステップS59に進む。
例えば、新たに番組“ほげほげ!”が録画除外対象リスト保持部75の録画除外対象リストに登録された場合、予約制御部72は、番組“ほげほげ!”が登録された録画除外対象リストを参照して、録画予約テーブル保持部76の録画予約テーブルに含まれる予約情報のうち、番組“ほげほげ!”とタイトルが一致する番組の予約情報の録画除外フラグを“1”に設定する。このように、録画予約テーブルに含まれる予約情報のうち、新たに録画除外対象リストに登録された番組とタイトルが一致する番組の録画除外フラグを“1”に設定することにより、例えば、毎日放送される番組“ほげほげ!”について、複数の予約情報が、録画予定表101に表示されている場合においても、ユーザが、録画予定表101から所定の日(例えば、15日(図8))に放送される番組“ほげほげ!”の予約情報を削除する操作を行うだけで、他の日(例えば、16日)に放送される番組“ほげほげ!”の予約情報も録画予約テーブルから削除され、録画予定表101に表示されなくなる。
一方、ステップS55において、録画除外対象リストへの登録が指示されなかったと判定された場合、すなわち、図10の録画除外対象リストに登録することを確認するダイアログ191が表示された状態で、ユーザが、ボタン202を選択するように、操作入力部38を操作した場合、ステップS56の処理乃至ステップS58の処理をスキップして、ステップS59に進む。
ステップS59において、予約制御部72は、おまかせ条件を変更するためのダイアログ231(図11)の表示を指示する信号を生成し、表示制御部78に供給する。表示制御部78は、予約制御部72からの信号に応じて、ダイアログ231を表示させるための画像データを、記録部40から取得する。そして、表示制御部78は、記録部40から取得した画像データを、信号処理部35を介して、ディスプレイに供給し、おまかせ条件を変更するためのダイアログ231を表示させる。
そして、ステップS59からステップS60に進み、予約制御部72は、操作入力部38から入力信号が供給されるのを待って、その入力信号を基に、おまかせ条件の変更が指示されたか否かを判定する。すなわち、例えば、ステップS60において、予約制御部72は、操作入力部38から供給される入力信号を基に、図11におけるボタン241が選択されたか否かを判定する。
ステップS60において、おまかせ条件の変更が指示されたと判定された場合、すなわち、図11のおまかせ条件を変更するためのダイアログ231が表示された状態で、ユーザが、ボタン241を選択するように、操作入力部38を操作した場合、ステップS61に進み、予約制御部72は、おまかせ条件の設定を行うための画面の表示を指示する信号を生成し、表示制御部78に供給する。
ステップS61において、表示制御部78は、おまかせ条件保持部73に保持されているおまかせ条件を基に、おまかせ条件の設定を行うための画面を表示する画像データを生成する。そして、表示制御部78は、生成した画像データを、信号処理部35を介して、ディスプレイに供給し、おまかせ条件の設定を行うための画面を表示させて、ステップS61からステップS62に進む。
ステップS62において、予約制御部72は、ユーザの操作に応じて、おまかせ条件保持部73のおまかせ条件の設定を変更し、予約情報の削除の処理は終了する。例えば、おまかせ条件の設定を行うための画面が表示された状態で、ユーザが、おまかせ条件により定められたキーワードのうち、キーワード“温泉”を削除するように操作入力部38を操作した場合、予約制御部72は、おまかせ条件により定められたキーワードから、キーワード“温泉”が削除されるように、おまかせ条件を示す情報を更新する。
また、例えば、ユーザは、番組のメタデータに単語“湯けむり”が含まれ、かつ単語“サスペンス”が含まれない番組が自動録画番組として選択されるように、おまかせ条件を設定することもできる。
なお、ステップS53の処理およびステップS62の処理の何れにおいても、おまかせ条件が変更されるが、ステップS53の処理においては、ユーザによる予約情報の削除の指示に応じて、いわば自動的におまかせ条件が変更されるのに対して、ステップS62の処理においては、ユーザの指示にしたがって、いわば直接的に、おまかせ条件が変更される。
一方、ステップS60において、おまかせ条件の変更が指示されなかったと判定された場合、すなわち、図11のおまかせ条件を変更するためのダイアログ231が表示された状態で、ユーザが、ボタン242を選択するように、操作入力部38を操作した場合、予約情報の削除の処理は終了する。
このようにして、制御部37は、録画予定表101から予約情報が削除された番組を、ユーザの指示に応じて録画除外対象リストに登録する。また、録画予定表101から予約情報が削除されると、制御部37は、録画予定表101から予約情報が削除された番組のメタデータを基に、自動的におまかせ条件を変更する。
このように、録画予定表101から予約情報が削除された番組を、録画除外対象リストに登録することによって、録画予定表101から予約情報が削除された番組を録画しないようにすることができる。そして、その後、録画除外対象リストに登録されている番組は、ユーザが、操作入力部38を操作することにより、録画除外対象リストから削除しない限り、自動録画番組として録画されることがなくなる。したがって、ユーザは、ユーザが録画を希望しない番組を録画除外対象リストに登録するという簡単な操作だけで、その番組が、今後、自動録画番組として録画されないようにすることができる。
また、録画予定表101から予約情報が削除された番組のメタデータを基に、自動的におまかせ条件を変更することによって、おまかせ条件にユーザの好みを反映させることができ、これにより、よりユーザの希望に近い番組を録画することができる。
なお、図12では、録画除外対象リストへの登録のユーザによる指示の有無に関わらず、おまかせ条件を変更するためのダイアログ231を表示することとしたが、ステップS55の処理において、録画除外対象リストへの登録が指示されなかったと判定された場合には、ステップS59に進むのではなく、予約情報の削除の処理を終了してもよい。
次に、図13乃至図15を参照して、図6のボタン111に表示されている予約情報の番組の録画が、ユーザによって保留された場合について説明する。なお、図13乃至図15において、図6における場合と対応する部分には、同一の符号を付してあり、その説明は、適宜、省略する。
図6において、例えば、ユーザが、操作入力部38を操作することにより、ボタン111−8を選択し、録画の保留を指示すると、表示制御部78は、図13に示すように、ボタン111−8に対応する番組を保留することを確認するダイアログ271を表示させる。
ダイアログ271には、文字“録画候補を保留にしますか?”とともに、ボタン281およびボタン282が表示されている。ボタン281には、文字“はい”が表示されており、ユーザが操作入力部38を操作することにより、カーソル291を移動させ、ボタン281を選択すると、カーソル114によって選択されているボタン111に対応する番組の録画が保留される。一方、ユーザがカーソル291を移動させ、ボタン282を選択すると、録画予約の保留の処理は実行されず、ダイアログ271は閉じられる。
例えば、ボタン281が選択された場合、図14に示すように、表示制御部78は、選択されたボタン111−8に表示されている予約情報を、保留アイコンが表示されていないボタン111の予約情報を表示する輝度よりも低い輝度で表示させ、ボタン111−8に、録画が保留されていることを示す保留アイコン(画像)311を表示させる。
すなわち、この場合、予約制御部72は、録画が保留された、ボタン111−8に対応する番組“ほげほげ!”を、保留対象リスト保持部74の保留対象リストに登録(追加)する。そして、予約制御部72は、録画予約テーブル保持部76の録画予約テーブルに含まれている予約情報のうち、番組のタイトルが“ほげほげ!”である予約情報(例えば、ボタン111−8に対応する番組の予約情報)の保留フラグをセットし(例えば、“1”に設定する)、表示制御部78は、その予約情報の保留フラグをセットした後の録画予約テーブルに基づき、図14に示したように、録画予定表101を表示し直す。その後は、ユーザが保留対象リストから、番組“ほげほげ!”を削除しない限り、その番組“ほげほげ!”は、保留番組として録画予定表101に表示される。
さらに、表示制御部78は、図15に示すように、おまかせ条件を変更するためのダイアログ231が表示させる。なお、ダイアログ231は、図11におけるおまかせ条件を変更するためのダイアログ231に対応するので、同一の符号を付してあり、その説明は、適宜、省略する。
ユーザが、操作入力部38を操作することによりカーソル251を移動させ、ボタン241を選択すると、表示制御部78は、図示せぬおまかせ条件の設定を行うための画面を表示させる。
おまかせ条件の設定を行うための画面が表示された状態で、ユーザが、操作入力部38を操作することによって、おまかせ条件の変更を指示すると、予約制御部72は、ユーザの指示に応じておまかせ条件を変更し、おまかせ条件保持部73に保持されているおまかせ条件を示す情報を更新する。
次に、図16のフローチャートを参照して、図3の制御部37による、録画予約の保留の処理を説明する。
ユーザが、図6の録画予定表101におけるボタン111に対応する番組の録画を保留するように操作すると、操作入力部38(図3)から制御部37(図3)には、その操作に対応した入力信号が供給される。制御部37は、その入力信号に応じて、図13に示したように、番組を保留することを確認するダイアログ271を表示させる。
そして、ダイアログ271(図13)に表示されているボタン281が選択されると、ステップS71において、予約制御部72(図3)は、録画の保留が指示された番組を、保留対象リスト保持部74(図3)の保留対象リストに登録し、ステップS72に進む。例えば、録画予定表101において、番組“ほげほげ!”の録画の保留が指示された場合、予約制御部72は、保留対象リストに、番組“ほげほげ!”(の情報(例えば、タイトル))を登録する。
ステップS72において、予約制御部72は、保留対象リスト保持部74の保留対象リストを参照して、録画予約テーブル保持部76(図3)の録画予約テーブルに含まれる予約情報のうち、新たに保留対象リストに登録された番組とタイトルが一致する番組の予約情報の保留フラグをセットし、これにより、その予約情報の番組の録画を保留する。例えば、保留対象リストに、番組“ほげほげ!”が新たに登録され、録画予約テーブルに、番組のタイトルが“ほげほげ!”である予約情報が3つ含まれている場合、予約制御部72は、録画予約テーブルに含まれる予約情報のうち、番組“ほげほげ!”とタイトルが一致するそれらの3つの予約情報の保留フラグをセットする。
そして、ステップS72からステップS73に進み、予約制御部72は、保留フラグのセット後の録画予約テーブルを基に、録画予定表101を表示するように、表示制御部78を制御し、これにより、表示制御部78は、図14に示したような、保留フラグがセットされた番組に対応するボタン111が、保留フラグがセットされていない番組に対応するボタン111を表示する輝度よりも低い輝度で表示され、さらに、その保留フラグがセットされた番組に対応するボタン111に保留アイコンが表示された録画予定表101(図14の録画予定表101では、上述したように、ボタン111−8が、保留アイコンが表示されていないボタン111を表示する輝度よりも低い輝度で表示され、さらに、ボタン111−8には、保留アイコン311が表示されている)を表示させる。
例えば、図5に示す録画予約テーブルにおける、予約番号が“8”である番組“ほげほげ!”の録画を保留するように指示された場合、予約制御部72は、予約番号が“8”である予約情報の保留フラグを“1”に設定する。このように、保留フラグを“1”に設定することによって、その保留フラグに対応する番組“ほげほげ!”の予約情報を表示しているボタン111−8は、録画予定表101において、保留アイコンが表示されていないボタン111を表示する輝度よりも低い輝度で表示されるとともに、ボタン111−8に保留アイコン311が表示され、そのボタン111−8に対応する番組の録画が保留される。
その後、ステップS73からステップS74に進み、予約制御部72は、おまかせ条件保持部73のおまかせ条件を変更する。例えば、ステップS74において、予約制御部72は、番組配信情報保持部71から、番組配信情報を取得し、録画が保留された番組のメタデータを認識する。そして、予約制御部72は、おまかせ条件保持部73のおまかせ条件におけるキーワードのうち、録画が保留された番組のメタデータに含まれる、番組の内容を示す単語と同一のキーワードの重みの値が減少するように、おまかせ条件を更新する。
例えば、予約制御部72は、番組の録画の予約(予約情報)が、録画予定表101から削除された場合にキーワードの重みが減少する値よりも、番組の録画が保留された場合にキーワードの重みが減少する値が小さくなるように、キーワードの重みの値を減少させる。
したがって、例えば、予約情報が録画予定表101から削除された場合に、番組の内容を示す単語と同一のキーワードの重みが3だけ減少するとき、予約制御部72は、番組の録画が保留されると、番組の内容を示す単語と同一のキーワードの重みが2だけ減少するように、おまかせ条件を示す情報を更新する。
その後、ステップS74からステップS75に進み、以下、ステップS75乃至ステップS78において、それぞれ、図12のステップS59乃至ステップS62と同様の処理が行われる。
なお、ステップS74の処理およびステップS78の処理の何れにおいても、おまかせ条件が変更されるが、ステップS74の処理においては、ユーザによる番組の保留の指示に応じて、いわば自動的におまかせ条件が変更されるのに対して、ステップS78の処理においては、ユーザの指示にしたがって、いわば直接的に、おまかせ条件が変更される。
このようにして、制御部37は、録画の保留が指示された番組を、保留対象リストに登録する。また、制御部37は、保留対象リストに登録された番組のメタデータを基に、自動的におまかせ条件を変更する。
このように、録画の保留が指示された番組を、保留対象リストに登録することによって、番組の録画を保留することができる。そして、その後、保留対象リストに登録されている番組は、ユーザが、操作入力部38を操作することにより、保留対象リストから削除しない限り、録画が保留されて、自動録画番組として録画されることがなくなる。したがって、ユーザは、ユーザが録画の保留を希望する番組を保留対象リストに登録するという簡単な操作だけで、その番組の録画が、今後、保留されるようにすることができる。
また、録画が保留された番組を、保留対象リストに登録することによって、録画予定表101において、保留番組の予約情報を、他の番組の予約情報を表示する輝度よりも低い輝度で表示させ、保留アイコンを表示させることができる。その結果、保留番組の予約情報と、他の予約情報とを区別して表示することができ、これにより、録画予定表101がより見やすくなり、ユーザは、録画予定表101に表示されている予約情報が、保留番組の予約情報であるか否かを容易に確認することができる。
さらに、保留対象リストに登録された番組のメタデータを基に、自動的におまかせ条件を変更することによって、おまかせ条件にユーザの好みを反映させることができ、これにより、よりユーザの希望に近い番組を録画することができる。
ところで、記録装置13(図1)では、すでに録画され、記録部40(図3)に記録されている番組の一覧(以下、タイトルリストと称する)を表示することができる。すなわち、ユーザが操作入力部38(図3)を操作することによって、タイトルリストの表示を指示すると、表示制御部78は、操作入力部38から供給される入力信号に応じて、記録部40からタイトルリストを表示させるために必要なデータを取得し、取得したデータを基に、タイトルリストの画像データを生成する。
表示制御部78は、生成した画像データを、信号処理部35を介して、ディスプレイに供給し、タイトルリストを表示させる。このとき、表示制御部78は、例えば、図17に示すタイトルリスト401を、ディスプレイに表示させる。
図17では、タイトルリスト401には、ボタン411−1乃至ボタン411−8が表示されている。ボタン411−1乃至ボタン411−8のそれぞれには、記録装置13によって録画され、記録部40に記録されている番組の情報(の一部)(以下、番組情報と称する)が表示される。
ボタン411−1には、番組情報として、番組の録画日時を示す文字(列)“2004/10/11 14:30”、放送局および番組のタイトルを示す文字(列)“フゲテレビ:すぱると!”、並びに自動録画番組であることを示す画像(自動アイコン)412−1が表示されている。
ここで、番組の録画日時を示す文字“2004/10/11 14:30”は、例えば、番組が、2004年10月11日の14時30分から放送された番組であることを示している。また、放送局および番組のタイトルを示す文字“フゲテレビ:すぱると!”は、番組を放送する放送局の名前が、“フゲテレビ”であり、番組名が“すぱると!”であることを示している。
また、ボタン411−2には、番組情報として、番組の録画日時を示す文字“2004/10/11 17:30”、放送局および番組のタイトルを示す文字“MHKテレビ:にこにこぽん!”、並びに自動アイコン412−2が表示されており、ボタン411−3には、番組情報として、番組の録画日時を示す文字“2004/10/12 23:15”、並びに放送局および番組のタイトルを示す文字“TVSテレビ:キックは不要!”が表示されている。
なお、ボタン411−3には、上述した自動アイコンが表示されていない。これは、ボタン411−3が表す番組が、ユーザが操作入力部38を操作することにより録画が指示された手動録画番組であるからである。
ボタン411−4には、番組情報として、番組の録画日時を示す文字“2004/10/13 16:30”、放送局および番組のタイトルを示す文字“ほげテレビ:へー×3!”、並びに自動アイコン412−3が表示されており、ボタン411−5には、番組情報として、番組の録画日時を示す文字“2004/10/15 12:20”、並びに放送局および番組のタイトルを示す文字“フゲテレビ:4時のあなた!”が表示されている。
ボタン411−6には、番組情報として、番組の録画日時を示す文字“2004/10/16 11:15”、放送局および番組のタイトルを示す文字“OBAテレビ:てんステ”、並びに自動アイコン412−4が表示されており、ボタン411−7には、番組情報として、番組の録画日時を示す文字“2004/10/17 10:00”、並びに放送局および番組のタイトルを示す文字“フゲテレビ:真珠夫!”が表示されており、ボタン411−8には、番組情報として、番組の録画日時を示す文字“2004/10/15 20:30”、並びに放送局および番組のタイトルを示す文字“らっきーテレビ:ほげほげ!”が表示されている。
以下、ボタン411−1乃至ボタン411−8を個々に区別する必要のない場合、単に、ボタン411と称する。また、以下、画像412−1乃至画像412−4を個々に区別する必要のない場合、単に、自動アイコン412と称する。
また、タイトルリスト401には、カーソル413が表示されている。ユーザは、操作入力部38を操作してカーソル413を移動させ、ボタン411−1乃至ボタン411−8のいずれかを選択し、番組の削除、再生などを行うことができる。
さらに、タイトルリスト401には、図中、右側にスクロールバー414が設けられており、カーソル413が、ボタン411−8を選択している(ボタン411−8にフォーカスがあたっている)状態で、ユーザが、操作入力部38を操作して、カーソル413を図中、下方向に移動させると、スクロールバー414に表示されているスクロールボックス(スライダ)421が下方向に移動するとともに、タイトルリスト401に表示されている画面が、操作に応じて、図中、上方向にスクロールされる。また、カーソル413が、ボタン411−1を選択している(ボタン411−1にフォーカスがあたっている)状態で、ユーザが、操作入力部38を操作して、カーソル413を図中、上方向に移動させると、スクロールバー414に表示されているスクロールボックス421が上方向に移動するとともに、タイトルリスト401に表示されている画面が、操作に応じて、図中、下方向にスクロールされる。
次に、図18乃至図21を参照して、図17のボタン411に表示されている番組が、ユーザによって削除された場合について説明する。なお、図18乃至図21において、図17における場合と対応する部分には、同一の符号を付してあり、その説明は、適宜、省略する。
図17において、例えば、ユーザが操作入力部38を操作することによりカーソル413を移動させて、ボタン411−2を選択し、番組“にこにこぽん!”の削除を指示すると、操作入力部38から記録制御部77に、ユーザの操作に応じた入力信号が供給される。記録制御部77は、操作入力部38からの入力信号に応じて、番組(のコンテンツデータ)とともに、記録部40に記録されている番組のメタデータを参照して、ユーザによって削除が指示された番組“にこにこぽん!”が、ユーザによって一度でも視聴されたことがあるか否かを判定する。
そして、記録制御部77が、ユーザによって削除が指示された、ボタン411−2に対応する番組“にこにこぽん!”が、一度でも視聴されたことがある番組であると判定した場合、すなわち、ボタン411−2に対応する番組“にこにこぽん!”が、過去に再生されたことがある場合、表示制御部78は、図18に示すように、ユーザが削除を指示した番組の削除を確認するダイアログ441を表示させる。
ダイアログ441には、文字“削除しますか?”とともに、ボタン451およびボタン452が表示されている。ボタン451には、文字“はい”が表示されており、ユーザが操作入力部38を操作することにより、カーソル461を移動させ、ボタン451を選択すると、ボタン411−2に表示されている番組情報を示す文字は消去(削除)される。すなわち、この場合、記録制御部77は、ユーザによって削除が指示された番組“にこにこぽん!”を記録部40から削除し、表示制御部78は、記録部40に記録されている、その番組の削除後のタイトルリスト401を表示させるために必要なデータに基づき、タイトルリスト401を表示し直す。
一方、ユーザが操作入力部38を操作することにより、カーソル461を移動させ、ボタン452を選択すると、番組を削除する処理は中止され、ダイアログ441は閉じられる。
また、例えば、図17に示したタイトルリスト401において、ボタン411−2に対応する番組“にこにこぽん!”の削除が指示され、記録制御部77が、その番組が一度も視聴されたことがないと判定した場合、表示制御部78は、図19に示すように、ユーザが視聴していない番組の削除を確認するダイアログ481を表示させる。
ダイアログ481には、文字“一度も視聴していませんが削除しますか?”とともに、ボタン491およびボタン492が表示されている。ボタン491には、文字“はい”が表示されており、ユーザが操作入力部38を操作することにより、カーソル501を移動させ、ボタン491を選択すると、記録制御部77は、ボタン411−2に表示されている番組情報を示す文字を消去する。すなわち、この場合、記録制御部77は、ユーザによって削除が指示された番組“にこにこぽん!”を記録部40から削除し、表示制御部78は、記録部40に記録されている、その番組の削除後のタイトルリスト401を表示させるために必要なデータに基づき、タイトルリスト401を表示し直す。
一方、ユーザが操作入力部38を操作することにより、カーソル501を移動させ、ボタン492を選択すると、視聴していない番組を削除する処理は中止され、ダイアログ481は閉じられる。
ユーザが操作入力部38を操作することによって、ボタン491を選択し、番組“にこにこぽん!”をタイトルリスト401から削除すると、表示制御部78は、図20に示すような、録画除外対象リストに登録することを確認するダイアログ191を表示させる。なお、ダイアログ191は、図10における録画除外対象リストに登録するためのダイアログ191に対応するので、同一の符号を付してあり、その説明は、適宜、省略する。
例えば、図20に示した録画除外対象リストに登録することを確認するダイアログ191において、ユーザがカーソル211を移動させ、ボタン201を選択すると、予約制御部72は、記録部40から削除された番組“にこにこぽん!”を、録画除外対象リスト保持部75の録画除外対象リストに登録(追加)する。
一方、図20に示すダイアログ191において、ユーザがカーソル211を移動させ、ボタン202を選択すると、録画除外対象リストに登録する処理は、中止され、ダイアログ191は閉じられる。
ユーザが操作入力部38を操作することによって、ボタン201を選択し、記録部40(タイトルリスト401)から削除した番組が、録画除外対象リストに登録されるか、または、ユーザが操作入力部38を操作することによって、ボタン202を選択し、番組を録画除外対象リストに登録する処理が中止されてダイアログ191が閉じられると、表示制御部78は、図21に示すように、おまかせ条件を変更するためのダイアログ231を表示させる。なお、ダイアログ231は、図11におけるおまかせ条件を変更するためのダイアログ231に対応するので、同一の符号を付してあり、その説明は、適宜、省略する。
図21のおまかせ条件を変更するためのダイアログ231において、ユーザが操作入力部38を操作することにより、カーソル251を移動させ、ボタン241を選択すると、表示制御部78は、図示せぬおまかせ条件の設定を行うための画面を表示させる。
おまかせ条件の設定を行うための画面が表示された状態で、ユーザが、操作入力部38を操作することによって、おまかせ条件の変更を指示すると、予約制御部72は、ユーザの指示に応じておまかせ条件を変更し、おまかせ条件保持部73に保持されているおまかせ条件を示す情報を更新する。
例えば、ユーザが、番組“にこにこぽん!”を、一度も視聴せずに削除したということは、ユーザは、番組“にこにこぽん!”の視聴を希望していないということなので、表示制御部78は、ユーザが、おまかせ条件を変更することができるように、おまかせ条件の設定を行うための画面を表示させる。これにより、ユーザは、今後、番組“にこにこぽん!”、さらには、その番組“にこにこぽん!”と内容が類似した番組が、自動録画番組として選択されにくくなるように、おまかせ条件保持部73のおまかせ条件を変更(更新)させることができる。
ユーザが、図17のタイトルリスト401におけるボタン411に対応する番組を削除するように操作すると、操作入力部38(図3)から制御部37(図3)には、その操作に対応した入力信号が供給される。制御部37は、その入力信号に応じて、番組の削除の処理を行う。
図22のフローチャートを参照して、図3の制御部37による、番組の削除の処理を説明する。
ユーザが、操作入力部38を操作することにより、タイトルリスト401(図17)において、ボタン411に対応する番組の削除を指示すると、ユーザの操作に応じて、操作入力部38から記録制御部77(図3)に、選択されたボタン411に対応する番組の削除を指示する入力信号が供給される。記録制御部77は、操作入力部38から、ボタン411に対応する番組の削除を指示する入力信号が供給されると、ステップS91において、削除が指示された番組が、一度でも視聴されたことがあるか否かを判定する。すなわち、ステップS91において、記録制御部77は、削除が指示された番組とともに記録部40(図3)に記録されている、削除が指示された番組のメタデータを基に、削除が指示された番組が、一度でも視聴されたことがあるか否かを判定する。
例えば、記録部40には、録画された番組とともに、その番組のメタデータが記録されている。そして、番組のメタデータには、番組配信情報に含まれているその番組の情報の他に、番組が録画されてから再生された回数を示す情報(または再生の有無を示す情報)や自動録画された番組であるか否かを示す情報などが含まれている。したがって、記録制御部77は、ステップS91において、削除が指示された番組のメタデータに含まれている、番組が録画されてから再生された回数を示す情報を基に、削除が指示された番組が、一度でも視聴されたことがあるか否かを判定する。
ステップS91において、削除が指示された番組が、一度でも視聴されたことがあると判定された場合、すなわち、削除が指示された番組が、過去に再生されたことがあると判定された場合、ステップS92に進み、記録制御部77は、番組の削除を確認するダイアログ441(図18)の表示を指示する信号を生成し、表示制御部78に供給する。
ステップS92において、表示制御部78は、記録制御部77からの信号に応じて、ダイアログ441を表示させるための画像データを、記録部40から取得する。そして、表示制御部78は、取得した画像データを、信号処理部35を介して、ディスプレイに供給し、番組の削除を確認するダイアログ441を表示させ、ステップS93に進む。
ステップS93において、記録制御部77は、操作入力部38から入力信号が供給されるのを待って、その入力信号を基に、番組の削除が指示されたか否かを判定する。すなわち、ステップS93において、記録制御部77は、操作入力部38から供給される入力信号を基に、図18の番組の削除を確認するダイアログ441におけるボタン451が選択されたか否かを判定することにより、番組の削除が指示されたか否かを判定する。
ステップS93において、番組の削除が指示さたと判定された場合、すなわち、図18の番組の削除を確認するダイアログ441が表示された状態で、ユーザがボタン451を選択するように、操作入力部38を操作した場合、ステップS94に進み、記録部40は、記録制御部77の制御のもと、削除が指示された番組を削除する。
その後、ステップS94からステップS95に進み、記録制御部77は、番組の削除後のタイトルリスト401を表示させるために必要なデータに基づき、タイトルリスト401を表示するように、表示制御部78を制御し、これにより、表示制御部78は、削除した番組の番組情報が消去されたタイトルリスト401を表示させ、番組の削除の処理は終了する。
一方、ステップS93において、番組の削除が指示されなかったと判定された場合、すなわち、図18の番組の削除を確認するダイアログ441が表示された状態で、ユーザがボタン452を選択するように、操作入力部38を操作した場合、番組の削除の処理は終了する。
また、ステップS91において、削除が指示された番組が、一度も視聴されたことがないと判定された場合、すなわち、削除が指示された番組が、過去に再生されたことがないと判定された場合、ステップS96に進み、記録制御部77は、視聴していない番組の削除を確認するダイアログ481(図19)の表示を指示する信号を生成し、表示制御部78に供給する。
ステップS96において、表示制御部78は、記録制御部77からの信号に応じて、ダイアログ481を表示させるための画像データを、記録部40から取得する。そして、表示制御部78は、記録部40から取得した画像データを、信号処理部35を介して、ディスプレイに供給し、視聴していない番組の削除を確認するダイアログ481を表示させ、ステップS97に進む。
ステップS97において、記録制御部77は、操作入力部38から入力信号が供給されるのを待って、その入力信号を基に、番組の削除が指示されたか否かを判定する。すなわち、ステップS97において、記録制御部77は、操作入力部38から供給される入力信号を基に、図19の視聴していない番組の削除を確認するダイアログ481におけるボタン491が選択されたか否かを判定することにより、番組の削除が指示されたか否かを判定する。
ステップS97において、番組の削除が指示さたと判定された場合、すなわち、図19の視聴していない番組の削除を確認するダイアログ481が表示された状態で、ユーザがボタン491を選択するように、操作入力部38を操作した場合、ステップS98に進み、記録部40は、記録制御部77の制御のもと、削除が指示された番組を削除する。
その後、ステップS98からステップS99に進み、記録制御部77は、番組の削除後のタイトルリスト401を表示させるために必要なデータに基づき、タイトルリスト401を表示するように、表示制御部78を制御し、これにより、表示制御部78は、削除した番組の番組情報が消去されたタイトルリスト401を表示させる。また、記録制御部77は、記録部40に記録されている、記録部40から削除された番組のメタデータを取得し、予約制御部72に供給する。
そして、ステップS99からステップS100に進み、予約制御部72は、おまかせ条件保持部73のおまかせ条件を変更する。例えば、ステップS100において、予約制御部72は、記録制御部77から供給された、記録部40から削除された番組のメタデータを認識する。そして、記録制御部77は、おまかせ条件保持部73のおまかせ条件におけるキーワードのうち、記録制御部77から供給された、記録部40から削除された番組のメタデータに含まれる、番組の内容を示す単語と同一のキーワードの重みの値が減少するように、おまかせ条件を示す情報を更新する。
例えば、予約制御部72は、番組の録画の予約(予約情報)が、録画予定表101から削除された場合にキーワードの重みが減少する値と同じ値だけ、キーワードの重みが減少するように、キーワードの重みの値を減少させる。
したがって、例えば、予約情報が録画予定表101から削除された場合に、番組の内容を示す単語と同一のキーワードの重みが3だけ減少するとき、予約制御部72は、番組が記録部40から削除されると、番組の内容を示す単語と同一のキーワードの重みが3だけ減少するようにおまかせ条件を示す情報を更新する。
その後、ステップS100からステップS101に進み、以下、ステップS101乃至ステップS103において、それぞれ、図12のステップS54乃至ステップS56と同様の処理が行われ、さらに、ステップS104乃至ステップS107において、それぞれ、図12のステップS59乃至ステップS62と同様の処理が行われる。
なお、ステップS100の処理およびステップS107の処理の何れにおいても、おまかせ条件が変更されるが、ステップS100の処理においては、ユーザによる番組の保留の指示に応じて、いわば自動的におまかせ条件が変更されるのに対して、ステップS107の処理においては、ユーザの指示にしたがって、いわば直接的に、おまかせ条件が変更される。
一方、ステップS97において、番組の削除が指示されなかったと判定された場合、すなわち、図19の視聴していない番組の削除を確認するダイアログ481が表示された状態で、ユーザがボタン492を選択するように、操作入力部38を操作した場合、番組の削除の処理は終了する。
このようにして、制御部37は、記録部40から削除された番組を、ユーザの指示に応じて録画除外対象リストに登録する。また、制御部37は、一度も視聴されずに記録部40(タイトルリスト401)から削除された番組のメタデータを基に、自動的におまかせ条件の設定を変更する。
このように、記録部40から削除した番組を、録画除外対象リストに登録することによって、今後、その番組を録画しないようにすることができる。そして、その後、録画除外対象リストに登録されている番組は、ユーザが、操作入力部38を操作することにより、録画除外対象リストから削除しない限り、自動録画番組として録画されることがなくなる。したがって、ユーザは、ユーザが録画を希望しない番組を録画除外対象リストに登録するという簡単な操作だけで、その番組が、今後、自動録画番組として録画されないようにすることができる。
また、一度も視聴されずに記録部40から削除された番組のメタデータを基に、自動的におまかせ条件を変更することによって、おまかせ条件にユーザの好みを反映させることができ、これにより、よりユーザの希望に近い番組を録画することができる。
なお、図22では、録画除外対象リストへの登録のユーザによる指示の有無に関わらず、おまかせ条件を変更するためのダイアログ231を表示することとしたが、ステップS102の処理において、録画除外対象リストへの登録が指示されなかったと判定された場合には、ステップS104に進むのではなく、番組の削除の処理を終了してもよい。
また、ユーザに一度も視聴されなかった番組が、タイトルリスト401から削除された場合に、録画除外対象リストに登録することを確認するダイアログ191を表示することとしたが、ユーザに一度でも視聴された番組が、タイトルリスト401から削除された場合にも、録画除外対象リストに登録することを確認するダイアログ191を表示させ、タイトルリスト401から削除された番組を録画除外対象リストに登録できるようにしてもよい。すなわち、この場合、図22のステップS95の処理を行ってから、番組の削除の処理を終了するのではなく、ステップS95からステップS101に進む。
さらに、ユーザに一度も視聴されなかった番組が、タイトルリスト401から削除された場合に、おまかせ条件を変更するためのダイアログ231を表示することとしたが、ユーザに一度でも視聴された番組が、タイトルリスト401から削除された場合にも、おまかせ条件を変更するためのダイアログ231を表示させ、おまかせ条件を変更できるようにしてもよい。すなわち、この場合、図22のステップS95の処理を行ってから、番組の削除の処理を終了するのではなく、ステップS95からステップS104に進む。
さらに、また、タイトルリスト401から番組が削除された場合に、おまかせ条件を変更するためのダイアログ231を表示させずに、録画除外対象リストに登録することを確認するダイアログ191だけが表示されるようにしてもよく、逆に、録画除外対象リストに登録することを確認するダイアログ191を表示せずに、おまかせ条件を変更するためのダイアログ231だけが表示されるようにしてもよい。
すなわち、この場合、例えば、図22のステップS95またはステップS100から、ステップS101に進み、さらにステップS102およびステップS103の処理が行われて、番組の削除の処理が終了する。また、例えば、ステップS95またはステップS100から、ステップS104に進み、さらにステップS105乃至ステップS107の処理が行われて、番組の削除の処理が終了する。
次に、記録装置13は、録画予約テーブル保持部76の録画予約テーブルを参照して、録画予約テーブルに予約情報が含まれている番組のうち、放送開始時刻になった番組を受信して、録画する。
そこで図23のフローチャートを参照して、図1の記録装置13による、番組録画の処理を説明する。
ステップS121において、記録制御部77(図3)は、録画予約テーブル保持部76(図3)に保持されている、録画予約テーブルを参照して、録画が予約されている番組のうち、放送開始時刻になった番組があるか否かを判定する。
例えば、録画予約テーブル保持部76が、図5に示した録画予約テーブルを保持しており、現在時刻が、2004年10月10日の14時30分であった場合、予約番号が“1”である番組の放送日が“2004年10月10日”であり、放送開始時刻が“14時30分”であるので、記録制御部77は、放送開始時刻になった番組があると判定する。
なお、このとき、記録制御部77は、録画予約テーブルに含まれている予約情報の保留フラグおよび録画除外フラグが“0”に設定されているか否かを判定する。そして、記録制御部77は、保留フラグまたは録画除外フラグが“0”に設定されていると判定された予約情報の番組は、録画する番組であるとして、放送開始時刻になると番組の受信を開始して、番組を録画する。また、記録制御部77は、保留フラグおよび録画除外フラグが“0”に設定されていないと判定された予約情報の番組、すなわち、保留フラグまたは録画除外フラグが“1”に設定されている番組は、録画をしない番組であるとして、放送開始時刻となっても、番組の録画を行わない。
ステップS121において、放送開始時刻になった番組がないと判定された場合、録画を開始する番組がないので、ステップS121に戻り、放送開始時刻になった番組があると判定されるまで、ステップS121の判定の処理が繰り返される。
一方、ステップS121において、放送開始時刻になった番組(以下、録画対象番組という)があると判定された場合、ステップS122に進み、アナログチューナ31またはデジタルチューナ33は、送信局11(図1)から送信されてきた録画対象番組の受信を開始して、ステップS123に進む。
より詳細には、録画対象番組として、アナログ放送信号が送信局11から送信されてくる場合、アナログチューナ31は、アナログ放送信号を受信して復調し、復調により得られた録画対象番組(の画像信号および音声信号)を、A/D変換部32に供給する。A/D変換部32は、アナログチューナ31から供給された画像信号および音声信号を、アナログ信号からデジタル信号に変換し、画像信号および音声信号を変換することにより得られる録画対象番組(のコンテンツデータ)を、CODEC34に供給する。そして、CODEC34は、A/D変換部32から供給された録画対象番組を、例えば、MPEG2などの所定の方式により符号化し、記録制御部77に供給する。
また、録画対象番組として、デジタル放送信号が送信局11から送信されてくる場合、デジタルチューナ33は、デジタル放送信号を受信して復調し、復調により得られる、番組(のコンテンツデータ)を、記録制御部77に供給する。
ステップS123において、記録制御部77は、デジタルチューナ33またはCODEC34から供給された番組の、記録部40への供給を開始し、ステップS124に進む。
ステップS124において、記録部40は、記録制御部77の制御のもと、記録制御部77から供給された録画対象番組の記録(録画)を開始する。
放送終了時刻になると、ステップS122乃至ステップS124で開始された処理を終了して、ステップS124からステップS125に進み、録画予約テーブル保持部76は、記録制御部77の制御のもと、録画が終了した番組(録画対象番組)の予約情報を、録画予約テーブルから削除する。そして、記録制御部77は、おまかせ条件の更新を指示する信号を生成し、生成した信号を予約制御部72に供給する。
例えば、記録装置13が、図5に示した、予約番号が“1”である予約情報の番組を録画した場合、ステップS125において、録画予約テーブル保持部76は、記録制御部77の制御のもと、予約番号が“1”である番組の予約情報を、録画予約テーブルから削除する。
その後、ステップS125からステップS126に進み、予約制御部72は、記録制御部77から供給された信号に応じて、おまかせ条件を変更し、ステップS121に戻り、上述した処理を繰り返す。
例えば、ステップS126において、予約制御部72は、番組配信情報保持部71から、番組配信情報を取得し、録画された番組(録画対象番組)のメタデータを認識する。そして、予約制御部72は、おまかせ条件保持部73のおまかせ条件におけるキーワードのうち、録画対象番組のメタデータに含まれる、番組の内容を示す単語と同一のキーワードの重みの値が増加するように、おまかせ条件を示す情報を更新する。
このようにして、記録装置13は、録画が予約されている番組を受信し、受信した番組を録画する。また、記録装置13は、録画された番組のメタデータを基に、おまかせ条件を更新する。
このように、録画された番組のメタデータを基に、おまかせ条件を更新することによって、おまかせ条件にユーザの好みを反映させることができ、これにより、よりユーザの希望に近い番組を録画することができる。
以上のように、記録装置13は、録画予定表やタイトルリストから削除された番組を、録画除外対象リストに登録することによって、簡単な操作で、ユーザが録画を希望しない番組を録画しないようにすることができる。
なお、記録装置13が、地上波または衛星波を受信することによって、番組を受信すると説明したが、有線または無線通信により、ケーブルテレビ放送の番組などを受信するようにしてもよい。
また、録画除外対象リストを参照して、録画除外フラグをセットすると説明したが、例えば、録画除外フラグを用いずに、録画除外対象リストに登録されている番組の予約情報を、録画予約テーブルから実際に削除するようにしてもよい。
すなわち、この場合、予約制御部72は、おまかせ条件保持部73のおまかせ条件に基づいて、録画予約テーブルを生成し、録画予約テーブル保持部76に保持させる。そして、さらに、予約制御部72は、録画予約テーブル保持部76に保持させた録画予約テーブルに含まれる番組の予約情報のうち、例えば、録画除外対象リスト保持部75の録画除外対象リストに登録されている番組のタイトルと一致するタイトルの番組の予約情報を、録画予約テーブルから実際に削除することによって、録画除外対象リストに登録されている番組が削除された(含まれない)録画予約テーブルを生成する。
さらに、図4のステップS13の処理およびステップS14の処理は、録画予定表101(図6)を表示させるごと、または番組の録画を行うごとに実行するようにしてもよい。したがって、この場合、例えば、録画予定表101の表示が指示されると、予約制御部72(図3)が、ステップS13の処理およびステップS14の処理を実行してから、表示制御部78は、録画予定表101を表示させる処理を実行する。
また、上述した一連の処理を行うために制御部37に実行させるプログラムは、予め記録部40に記録されているか、または記録媒体42や、通信網15を介して記録装置13と接続されているサーバ14などの外部装置から記録装置13にインストールすることができる。
なお、上述した一連の処理を実行させるプログラムは、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースを介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を介して記録装置13にインストールされるようにしてもよい。さらに、制御部37がプログラムを実行することにより行う処理は、専用のハードウェアによって行うことも可能である。
また、図6に示した録画予定表101において、録画が保留されている番組の保留を解除するように、ユーザが操作入力部38を操作した場合、その番組の録画の保留が解除され(保留フラグがリセットされ)、さらに、その番組が、保留対象リスト保持部74の保留対象リストから削除(消去)されるようにすることが可能である。この場合、ユーザが、番組の録画の保留を解除するように操作すると、ユーザの操作に応じて、操作入力部38から予約制御部72に入力信号が供給される。操作入力部38から予約制御部72に入力信号が供給されると、予約制御部72は、録画予約テーブルに含まれる予約情報のうち、保留の解除が指示された番組の予約情報の保留フラグをリセットする。そして、表示制御部78は、保留フラグのリセット後の録画予約テーブルに基づき、録画予定表101を表示し直す。さらに、予約制御部72は、保留対象リスト保持部74の保留対象リストから、保留が解除された番組を削除することにより、保留対象リストを更新する。
さらに、ユーザが、例えば、EPGを参照することにより、録画除外対象リストに登録されている番組の録画を指示するように、操作入力部38を操作した場合、その番組の録画が予約され、さらに、その番組が、録画除外対象リスト保持部75の録画除外対象リストから削除(消去)されるようにすることが可能である。この場合、ユーザの操作に応じて、操作入力部38から予約制御部72に入力信号が供給される。予約制御部72は、操作入力部38から入力信号が供給されると、録画が指示された番組の予約情報が含まれるように録画予約テーブル保持部76の録画予約テーブルを更新し、さらに、録画除外対象リスト保持部75の録画除外対象リストから、録画が指示された番組を削除することにより、録画除外対象リストを更新する。
さらに、また、本明細書において、記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
11 送信局, 12 衛星, 13 記録装置, 14 サーバ, 31 アナログチューナ, 33 デジタルチューナ, 34 CODEC, 37 制御部, 38 操作入力部, 39 通信部, 40 記録部, 42 記録媒体, 71 番組配信情報保持部, 72 予約制御部, 73 おまかせ条件保持部, 74 保留対象リスト保持部, 75 録画除外対象リスト保持部, 76 録画予約テーブル保持部, 77 記録制御部, 78 表示制御部