JP2006217117A - テレビジョン受像機 - Google Patents

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Abstract

【課題】高品質な音声出力を行いながら、不必要な音声出力を抑えることにより消費電力量を抑え各種部材の長寿化を図ることのできるテレビジョン受像機を提供する。
【解決手段】内部スピーカ11と、コアキシャル端子14と、コアキシャル端子14の出力レベルを検出する出力レベル検出回路18と、出力レベル検出回路18による検出結果に基づいてコアキシャル端子14に外部機器が接続されたか否かを判断するTVマイコン4と、コアキシャル端子14に外部機器が接続された旨を表示する表示部26と、内部スピーカ11からの出力にミュートをかけるか否かの設定を行う入力操作部8と、TVマイコン4コアキシャル端子14に外部機器が接続されたと判断したとき又は入力操作部8によって内部スピーカ11からの出力にミュートをかける旨の設定がされたときに内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかける音声ミュート回路19とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビジョン受像機に係り、特に、複数の音声出力手段を備えるテレビジョン受像機に関するものである。
一般にテレビジョン受像機においては、装置内部に内蔵される内部スピーカの他に、外部機器と接続される単数又は複数のアナログ入出力端子、デジタル入出力端子等、複数の音声出力手段を備えるものが知られている。このうち、デジタル端子としては、光によって信号の送受信を行うオプティカル(OPTICAL)方式のものと、1本のケーブルで複数のチャンネル信号を送受信することのできるコアキシャル(COAXIAL)端子等を用いた同軸端子方式のものとがある。
また、近年は、テレビジョン受像機にDVDプレーヤやビデオテープ再生装置、その他種々の再生機器を一体に内蔵したものが提案されており、これらのうちいずれを再生、放送するかを画面に表示させる等によりユーザに対して報知する機能を備えたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようにテレビ放送の送受信以外に種々の再生機器による再生を可能とした場合には、一層高品質の音声出力を行うことが求められる。このため、複数のチャンネル信号を送受信することのできるデジタル端子を備える必要性が高くなっており、最近では2chのステレオ音声の他、5.1chのサラウンド音声を出力することのできるものとしてこのようなデジタル端子を備えるテレビジョン受像機が数多く提供されている。
そして、従来、このようなデジタル端子を備えるテレビジョン受像機では、デジタル端子に外部機器が接続されている場合にも、内部スピーカ等、他の音声出力手段に対する出力はこれと関わりなく継続されているのが一般であった。
特開平5−161084号公報
しかしながら、デジタル端子を介して接続された外部機器から5.1chのサラウンド音声等の臨場感あるクリアな音声を出力させているときには、内部スピーカ等の他の音声出力手段から出力される音声は不必要であり、また、このように不必要な音声出力を行うことは、テレビジョン受像機の消費電力量を増大させる。さらに、不必要な音声出力を行うことはアンプ等各種部材の寿命を短縮させ、不経済であるとの問題もある。
そこで、本発明は上記した点を鑑みてなされたものであり、高品質な音声出力を行いながら、不必要な音声出力を抑えることにより消費電力量を抑え各種部材の長寿化を図ることのできるテレビジョン受像機を提供するものである。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係るテレビジョン受像機は、音声を出力する内部スピーカと、
外部機器と接続されデジタル音声出力を行うコアキシャル端子と、
前記コアキシャル端子の出力レベルを検出する出力レベル検出回路と、
前記出力レベル検出回路による検出結果に基づいて前記コアキシャル端子に外部機器が接続されたか否かを判断するマイクロコンピュータと、
前記マイクロコンピュータが前記コアキシャル端子に外部機器が接続されたと判断したときにその旨を表示する表示部と、
前記内部スピーカからの出力にミュートをかけるか否かの設定を行う設定手段と、
前記マイクロコンピュータが前記コアキシャル端子に外部機器が接続されたと判断したとき又は前記設定手段によって前記内部スピーカからの出力にミュートをかける旨の設定がされたときに前記内部スピーカからの音声出力にミュートをかける音声ミュート回路とを備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、出力レベル検出回路によって検出された結果に基づいてマイクロコンピュータがコアキシャル端子に外部機器が接続されたと判断すると、その旨が表示部に表示される。ユーザは、設定手段によって内部スピーカからの出力にミュートをかけるか否かの設定を行うことができるようになっており、マイクロコンピュータがコアキシャル端子に外部機器が接続されたと判断したとき又は設定手段によって内部スピーカからの出力にミュートをかける旨の設定がされたときに、音声ミュート回路によって内部スピーカからの音声出力にミュートをかけるようになっている。
請求項2に記載の発明は、音声を出力する内部スピーカと、
外部機器と接続されデジタル音声出力を行うデジタル端子と、
前記デジタル端子に外部機器が接続されているか否かを検知する接続検知手段と、
前記接続検知手段によって前記デジタル端子に外部機器が接続されていると検知されたときに前記内部スピーカからの音声出力にミュートをかける音声ミュート回路とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、接続検知手段によってデジタル端子に外部機器が接続されていると検知されたときに、音声ミュート回路によって内部スピーカからの音声出力にミュートをかけるようになっている。
請求項3に記載の発明は、音声を出力する内部スピーカと、
外部機器と接続されデジタル音声出力を行うデジタル端子と、
前記デジタル端子に外部機器が接続されているか否かを検知する接続検知手段と、
前記接続検知手段が、前記デジタル端子に外部機器が接続されていることを検知したときに、その旨を報知する報知手段と、
前記内部スピーカからの出力にミュートをかけるか否かの設定を行う設定手段と、
前記設定手段により前記スピーカからの出力にミュートをかけるとの設定がなされたときに前記内部スピーカからの出力を制御してミュートをかける音声ミュート回路とを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、接続検知手段によってデジタル端子に外部機器が接続されているか否かを検知し、報知手段によってその旨を報知させるようになっており、報知によりユーザがデジタル端子に外部機器が接続されたことを認識して、設定手段により内部スピーカからの出力にミュートをかけるか否かの設定を行うようになっている。そして、ユーザが設定手段によりスピーカからの音声出力にミュートをかけるとの設定を行った場合には、音声ミュート回路によって内部スピーカからの音声出力にミュートをかけるようになっている。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載のテレビジョン受像機において、前記接続検知手段は、
前記デジタル端子の出力レベルを検出する出力レベル検出回路と、
前記出力レベル検出回路が、前記デジタル端子の出力レベルが外部機器の接続されていないときの出力レベルの2分の1以下であることを検出したときに、前記デジタル端子に
外部機器が接続されたと判断するマイクロコンピュータとから構成されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、出力レベル検出回路がデジタル端子の出力レベルが外部機器の接続されていないときの出力レベルの2分の1以下であることを検出したときに、マイクロコンピュータがデジタル端子に外部機器が接続されたと判断することによってデジタル端子に外部機器が接続されたか否かを検知するようになっている。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載のテレビジョン受像機において、前記報知手段は、
前記デジタル端子に外部機器が接続されたと判断したときにその旨を表示する表示部であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、表示部に表示させることによって、デジタル端子に外部機器が接続された旨をユーザに報知するようになっている。
請求項6に記載の発明は、請求項2から請求項5のいずれか一項に記載のテレビジョン受像機において、前記デジタル端子は、
コアキシャル端子であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、デジタル端子としての同軸端子であるコアキシャル端子に外部機器を接続するようになっている。
請求項1に記載の発明によれば、コアキシャル端子に外部のスピーカ等の外部機器が接続された場合には、内部スピーカからも音声を出力させるか否かをユーザが任意に選択し、内部スピーカからの音声出力をミュートすることができる。このため、ユーザが内部スピーカから不必要な音声を出力させたくないと思うときは、内部スピーカから音声を出力させないようにすることができ、テレビジョン受像機側の消費電力量を抑えることができる。また、このようにテレビジョン受像機に内蔵された内部スピーカを動作させないことによりスピーカアンプの長寿命化を図ることができるとの効果を奏する。
デジタル端子に外部機器が接続されている場合には、内部スピーカから音声を出力させる必要が無い。そこで、請求項2に記載の発明によれば、内部スピーカからの音声出力にミュートをかけることにより、テレビジョン受像機側の消費電力量を抑えることができるとともに、テレビジョン受像機に内蔵された内部スピーカを動作させないことによりスピーカアンプの長寿命化を図ることができるとの効果を奏する。
請求項3に記載の発明によれば、デジタル端子に外部機器が接続されている場合には報知手段によってその旨を報知させるため、ユーザがデジタル端子に外部機器が接続されたことを認識して、希望する場合だけ内部スピーカからの出力にミュートをかけることができる。これにより、テレビジョン受像機の使用環境やユーザの都合に応じた対応をすることができる。また、ユーザによって内部スピーカからの出力にミュートをかけること選択されたときには、内部スピーカからの音声出力にミュートをかけることにより、テレビジョン受像機側の消費電力量を抑えることができるとともに、テレビジョン受像機に内蔵された内部スピーカを動作させないことによりスピーカアンプの長寿命化を図ることができるとの効果を奏する。
請求項4に記載の発明によれば、デジタル端子の出力レベルが外部機器の接続されていないときの出力レベルの2分の1以下であるときには、デジタル端子に外部機器が接続さ
れたと判断されるので、簡易な手段によってデジタル端子に外部機器が接続されたか否かを検知することができる。これによって、デジタル端子に外部機器が接続されたときは必要に応じて内部スピーカ等、他の音声出力手段からの音声出力にミュートをかけることができ、テレビジョン受像機側の消費電力量を抑えることができるとともに、テレビジョン受像機に内蔵された内部スピーカを動作させないことによりスピーカアンプの長寿命化を図ることができるとの効果を奏する。
請求項5に記載の発明によれば、デジタル端子に外部機器が接続された旨を表示部に表示させるので、ユーザは容易にデジタル端子に外部機器が接続された旨を認識することができる。これにより、ユーザが希望する場合だけ内部スピーカ等、他の音声出力手段からの出力にミュートをかけることができ、テレビジョン受像機の使用環境やユーザの都合に応じた対応をすることができる。また、ユーザによって内部スピーカからの出力にミュートをかけること選択されたときには、内部スピーカからの音声出力にミュートをかけることにより、テレビジョン受像機側の消費電力量を抑えることができるとともに、テレビジョン受像機に内蔵された内部スピーカを動作させないことによりスピーカアンプの長寿命化を図ることができるとの効果を奏する。
請求項6に記載の発明によれば、デジタル端子としての同軸端子であるコアキシャル端子に外部機器を接続することにより、ステレオ音声や5.1chのサラウンド音声等の臨場感あるクリアな音声を出力ことができる。そしてこの場合に、内部スピーカ等、他の音声出力手段からの音声出力にミュートをかけることができ、テレビジョン受像機側の消費電力量を抑えることができるとともに、テレビジョン受像機に内蔵された内部スピーカを動作させないことによりスピーカアンプの長寿命化を図ることができるとの効果を奏する。
以下、図1から図3を参照しつつ、本発明に係るテレビジョン受像機の第一の実施形態について説明する。ただし、発明の範囲を図示例に限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
図1に示すように、本実施形態におけるテレビジョン受像機1は、DVDプレーヤ2を内蔵したDVDプレーヤ一体型となっている。DVDプレーヤ2には、図示しないCPU等を備え、DVDプレーヤ2の各部の動作を制御するDVDプレーヤ用のマイクロコンピュータ(以下「DVDマイコン」と称する)3が備えられている。DVDマイコン3は、DVDプレーヤ2によって再生されるDVD音声信号及びDVD映像信号を出力するようになっている。
また、テレビジョン受像機1には、テレビジョン受像機1の各部の動作を制御する制御部として図示しないCPU等を備えるテレビジョン用マイクロコンピュータ(以下「TVマイコン」と称する)4が設けられている。TVマイコン4は、各種のプログラムやデータ等を格納する記憶部(図示せず)を備えており、記憶部に格納されたデータを参照しつつ、各種のプログラムに従った処理を実行するようになっている。
前記DVDマイコン3とTVマイコン4とはバス5によって接続され、相互に信号の送受信ができるようになっている。
テレビジョン受像機1は、アンテナ6を介して図示しない放送局からのテレビ信号を受信するようになっており、テレビジョン受像機1には、TVマイコン4からの指示に従って、受信されたテレビ信号の中から所定局の周波数の信号を選択するチューナ部7が設けられている。
TVマイコン4には、チューナ部7によって選択された所定局の周波数のテレビ信号が送られるようになっており、TVマイコン4は、この所定のテレビ信号に基づくテレビ音声信号及びテレビ映像信号を出力するようになっている。
また、テレビジョン受像機1には、ユーザが選局指示やDVD再生指令等の各種の指示、指令を入力するため入力操作部8が設けられている。入力操作部8は、例えば複数のボタンを備える操作パネル等によって構成され、ユーザがボタンの押下操作等を行うことにより各種の指示、指令を入力するようになっている。また、テレビジョン受像機1には、リモートコントローラ(以下「リモコン」と称する)9から送信される信号を受信するリモコン信号受信部10が設けられており、リモコン9から赤外線等を用いて送信される各種の指示、指令を受信することができるようになっている。TVマイコン4には、入力操作部8から入力された信号や、リモコン信号受信部10を介して受信されたリモコン信号等が送られるようになっており、TVマイコン4は、送られた各種の信号に基づいて、各部の制御を行うようになっている。
特に、本実施形態においては、ユーザは、入力操作部8又はリモコン9により後述する内部スピーカ11からの音声出力をミュートするか否かの指示を入力できるようになっており、前記入力操作部8とリモコン9とによって音声出力のミュートを行うか否かを設定する設定手段が構成されている。
また、テレビジョン受像機1には、TVマイコン4及びDVDマイコン3と接続され、TVマイコン4から送信されるテレビ信号に基づくテレビ音声信号又はDVDマイコン3から送信されるDVD音声信号に基づいて音声出力を行う内部スピーカ11が設けられている。TVマイコン4及びDVDマイコン3と内部スピーカ11との間には、デジタル信号とアナログ信号とを相互に変換可能なデジタル/アナログコンバータ(以下「DAC」
と称する)12と、TVマイコン4及びDVDマイコン3から送信された信号を増幅するスピーカアンプ13とが設けられている。
さらに、テレビジョン受像機1には、TVマイコン4及びDVDマイコン3と接続され、TVマイコン4から送信されるテレビ信号に基づくテレビ音声信号又はDVDマイコン3から送信されるDVD音声信号を出力するデジタル端子として同軸端子であるコアキシャル端子14が設けられている。コアキシャル端子14は、例えば2chのステレオの音声信号や、5.1chの音声信号等を1本のケーブルによって送受信することのできるものであり、コアキシャル端子14にケーブル等を介して外部のオーディオアンプ15及び外部スピーカ16を接続することにより、ステレオ出力や5.1chサラウンド出力等による音声を鑑賞することが可能となる。TVマイコン4及びDVDマイコン3とコアキシャル端子14との間には、TVマイコン4及びDVDマイコン3から送信された信号を増幅するオーディオアンプ17が設けられている。
コアキシャル端子14には、コアキシャル端子14から出力される音声信号の出力レベルを検出することによってコアキシャル端子14に外部機器が接続されているか否かを検出する出力レベル検出回路18が接続されている。コアキシャル端子14に外部のオーディオアンプ15等の外部機器が接続されると、コアキシャル端子14の出力レベルは分割されてほぼ2分の1となる。出力レベル検出回路18は、この出力レベルの変化を検出するようになっており、出力レベル検出回路18は検出結果を電気信号としてTVマイコン4に送信するようになっている。
TVマイコン4は出力レベル検出回路18から送られた検出結果からコアキシャル端子14に外部機器が接続されているか否かを判断するようになっている。すなわち、例えば
、TVマイコン4の記憶部には、コアキシャル端子14に何ら外部機器が接続されていない状態の出力レベルデータが格納されており、TVマイコン4は、この記憶部に格納された出力レベルデータを参照しつつ、出力レベル検出回路18から送られた検出結果との比較対照を行うようになっている。そして、TVマイコン4は、出力レベル検出回路18によって検出された出力レベルがコアキシャル端子14に何ら外部機器が接続されていない状態の出力レベルのほぼ2分の1となっている場合にはコアキシャル端子14に外部機器が接続されていると判断する。本実施形態においては、この出力レベル検出回路18とTVマイコン4とによって接続検知手段が構成されている。
TVマイコン4には、スピーカアンプ13に対して音声ミュート制御を行う音声ミュート回路19が接続されており、TVマイコン4は、前記入力操作部8又はリモコン9から内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかけるように入力がされた場合には、音声ミュート回路19に対してミュート信号を送信するようになっている。音声ミュート回路19は、TVマイコン4からのミュート信号を受けてスピーカアンプ13に対して音声ミュート制御を行うようになっている。
音声ミュート回路19は、例えば、図2に示すように、スイッチング動作によりTVマイコン4及びDVDマイコン3から内部スピーカ11に接続される音声ラインをグランド接続するNPN形のトランジスタ20と、TVマイコン4からのミュート信号(ロー)の入力を受けトランジスタ20の入力を制御するPNP形のトランジスタ21を備えている。また、音声ミュート回路19は、TVマイコン4から送信されるミュート信号を整流するダイオード22と、トランジスタ20,21のベース電流を適正化するための抵抗23,24とを備えている。トランジスタ21の図示しないエミッタ端子にはプラスの電源電圧25が印加されており、トランジスタ21はTVマイコン4からのミュート信号を受けスイッチング動作し、トランジスタ20の入力を制御する。例えば、トランジスタ21のスイッチング動作によりトランジスタ20にベース電流が流れると、トランジスタ20は導通し、スピーカアンプ13から内部スピーカ11に出力される音声ラインをグランドに引き込み、内部スピーカ11の音声出力にミュートがかかるようになっている。
なお、音声ミュート回路19は、スピーカアンプ13から内部スピーカ11に出力される音声ラインをグランドに引き込み、音声ミュート制御を行うことのできるものであればよく、その構成は、ここに例示したものに限定されない。例えば、さらに多くの抵抗やコンデンサ等を備えるものを用いてもよい。
また、テレビジョン受像機1には、TVマイコン4及びDVDマイコン3と接続され、TVマイコン4から送信されるテレビ信号に基づくテレビ映像信号又はDVDマイコンから送信されるDVD映像信号等に基づいて所定の映像等を出力する表示部26が設けられている。本実施形態において、TVマイコン4は、出力レベル検出回路18による検出結果からコアキシャル端子14に外部機器が接続されていると判断した場合には、その旨及び内部スピーカ11の音声出力にミュートをかけるか否かをユーザに対して問うメッセージを表示部26に表示させ、表示部26を報知手段として機能させるようになっている。
また、テレビジョン受像機1には、装置各部に電力を供給する図示しない電源が設けられている。
次に、図3を参照しつつ、本実施形態に係るテレビジョン受像機1の動作について、DVDプレーヤ2によりDVDを再生する場合を例として説明する。
ユーザが電源をONとして、DVDプレーヤ2にDVDをセットし、入力操作部8又はリモコン9を操作することによってDVDの再生が開始される(ステップS1)。
出力レベル検出回路18によってコアキシャル端子14の出力レベルが随時検知され、検出結果がTVマイコン4に送信される。TVマイコン4は、出力レベル検出回路18から送られた検出結果からコアキシャル端子14の出力レベルがコアキシャル端子14にオーディオアンプ15等の外部機器が接続されていない状態の出力レベルが2分の1に低下しているか否かの判断を行う(ステップS2)。その結果、出力レベルが2分の1に低下していると判断した場合(ステップS2;YES)には、TVマイコン4は、コアキシャル端子14に外部機器が接続されている旨及び内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかけるか否かを問うメッセージを表示部26に表示させる(ステップS3)。
ユーザは、表示部26に表示されたメッセージに対して入力操作部8又はリモコン9を操作することにより内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかけるか否かの指示を入力する。入力操作部8又はリモコン9から入力された信号はTVマイコン4に送信され、TVマイコン4は音声ミュート指示が入力されたか否かを判断する(ステップS4)。TVマイコン4が音声ミュート指示が入力されたと判断すると(ステップS4;YES)、TVマイコンは音声ミュート回路19に対してミュート信号を送信し(ステップS5)、音声ミュート回路19によってスピーカアンプ13に対する音声ミュート制御が行われる。これにより、内部スピーカ11からの音声出力にミュートがかかり、コアキシャル端子14に接続された外部スピーカ16のみから音声が出力される(ステップS6)。なお、コアキシャル端子14に接続されたオーディオアンプ15等の電源がOFFとなっている場合には、ユーザが適宜電源をONとすることにより外部スピーカ16から音声が出力される。
他方、TVマイコン4が音声ミュート指示が入力されていない、又は内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかけない旨の指示が入力されたと判断すると(ステップS4;NO)、TVマイコン4はミュート信号を送信せず、コアキシャル端子14に接続された外部スピーカ16と内部スピーカ11の両方から音声が出力される(ステップS7)。
以上に対して、出力レベルに変化がないと判断した場合(ステップS2;NO)は、コアキシャル端子14に外部スピーカ16等が接続されていない状態であるので、内部スピーカ11のみから音声が出力される(ステップS8)。
なお、以上はDVDプレーヤ2によりDVDを再生する場合を例として説明したが、テレビ信号に基づいてテレビ音声を出力する場合も同様にコアキシャル端子14に外部スピーカ16が接続されているか否かの判断がなされ、内部スピーカ11からも音声を出力させるか否かをユーザが選択し、必要に応じて内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかけることが可能である。
以上より、本実施形態によれば、コアキシャル端子14に外部スピーカ16等の外部機器が接続された場合には、内部スピーカ11からも音声を出力させるか否かをユーザが任意に選択し、スピーカアンプ13に対して音声ミュート制御を行うことができる。このため、内部スピーカ11から不要な音声を出力させないようにすることができ、テレビジョン受像機1側の消費電力量を抑えることができるとともに、テレビジョン受像機1に内蔵された内部スピーカ11を動作させないことによりスピーカアンプ13の長寿命化を図ることができる。
なお、本実施形態においては、スピーカアンプ13に対して音声ミュート制御を行うことによって内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかけるようにしたが、内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかける手段はこれに限定されない。例えば、図4に示すように、DAC12に対して音声ミュート制御を行う音声ミュート回路19を設けて
、音声ミュート回路19がTVマイコン4からのミュート信号を受けてDAC12に対し音声ミュート制御を行うことにより内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかけるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、DVDプレーヤ2を内蔵したDVDプレーヤ一体型のテレビジョン受像機1を例として説明したが、DVDプレーヤ2の他にビデオテープレコーダ、その他の映像と音声とを再生可能な機器を一体として搭載していてもよい。また、DVDプレーヤ等を内蔵しない単体のテレビジョン受像機でもよい。
また、本実施形態においては、コアキシャル端子14を備えるものとしたが、少なくとも外部機器と接続されるデジタル端子と内部スピーカとを備えていれば足り、コアキシャル端子以外のデジタル端子を備えていてもよい。
また、本実施形態においては、接続検知手段として出力レベル検出回路18を備え、コアキシャル端子14に外部機器が接続されているか否かをコアキシャル端子14の出力レベルを検出することで判断するようにしたが、コアキシャル端子14に外部機器が接続されているか否かの判断を行う接続検知手段はこれに限定されない。例えば、接続検知手段として機械的なスイッチを備え、この機械的なスイッチによってコアキシャル端子14に外部機器の端子が挿入されているか否かを判断するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、映像を放送、再生する際の映像表示画面である表示部26にコアキシャル端子14に外部機器が接続されていることを表示させ、ユーザに報知する報知手段として機能させるようにしたが、表示部を映像を放送、再生する際の映像表示画面とは別個に設けるようにしてもよい。また、報知手段は表示部26に限定されず、音声等によってユーザに報知するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、コアキシャル端子14に外部機器が接続されている場合、内部スピーカ11からの音声出力をミュートするようにしたが、テレビジョン受像機1に音声出力手段がさらに複数設けられている場合には、外部機器が接続されている音声出力手段以外の全ての音声出力手段について音声出力をミュートするようにしてもよい。
その他、本発明が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
次に、図5を参照しつつ、本発明に係るテレビジョン受像機の第二の実施形態について説明する。なお、以下においては、特に第一の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態において、テレビジョン受像機200は、第一の実施形態及び第二の実施形態と同様に、DVDプレーヤ2一体型のテレビジョン受像機200であり、テレビジョン受像機200には、DVDプレーヤ2各部の動作を制御するDVDマイコン3とテレビジョン受像機の各部の動作を制御する制御部としてTVマイコン4が設けられている。DVDマイコン3及びTVマイコン4は、各種のプログラムやデータ等を格納する記憶部(図示せず)を備えており、記憶部に格納されたデータを参照しつつ、各種のプログラムに従った処理を実行するようになっている。
また、テレビジョン受像機200は、第一の実施形態及び第二の実施形態と同様に、音声を出力する内部スピーカ11と、外部機器と接続されるコアキシャル端子14とを備えている。
コアキシャル端子14には、コアキシャル端子14の出力レベルを検出する出力レベル検出回路18が接続されている。出力レベル検出回路18は、高耐圧ポート30を介して
DVDマイコン3と接続されており、検出結果を電気信号としてDVDマイコン3に送信するようになっている。
DVDマイコン3は出力レベル検出回路18から送られた検出結果からコアキシャル端子14に外部機器が接続されているか否かを判断するようになっている。すなわち、例えば、DVDマイコン3の記憶部には、コアキシャル端子14に何ら外部機器が接続されていない状態の出力レベルデータが格納されており、DVDマイコン3は、この記憶部に格納された出力レベルデータを参照しつつ、出力レベル検出回路18から送られた検出結果との比較対照を行うようになっている。そして、DVDマイコン3は、出力レベル検出回路18によって検出された出力レベルがコアキシャル端子14に何ら外部機器が接続されていない状態の出力レベルのほぼ2分の1となっている場合にはコアキシャル端子14に外部機器が接続されていると判断する。本実施形態においては、この出力レベル検出回路18とDVDマイコン3とによって接続検知手段が構成されている。
DVDマイコン3及びTVマイコン4は、所定の音声信号及び映像信号を出力するようになっており、DVD音声信号及びTV音声信号は、所定の音声ラインに沿って内部スピーカ11及びコアキシャル端子14に送られるようになっている。また、DVDマイコン3及びTVマイコン4と内部スピーカ11との間には、DVD音声信号及びテレビ音声信号をデジタル/アナログ変換するDAC12及び信号を増幅するスピーカアンプ13が設
けられている。
DVDマイコン3には、スピーカアンプ13に対して音声ミュート制御を行う音声ミュート回路19が接続されている。音声ミュート回路19は第一実施形態とほぼ同様の構成のものであり、DVDマイコン3からのミュート信号を受けてスピーカアンプ13に対し音声ミュート制御を行うようになっている。
なお、その他の構成は、第一実施形態のものと同様であるので、同一箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、本実施形態に係るテレビジョン受像機200の動作について、DVDプレーヤ2によりDVDを再生する場合を例として説明する。
ユーザが電源をONとして、DVDの再生が開始されると、出力レベル検出回路18によってコアキシャル端子14の出力レベルが随時検知され、検出結果が高耐圧ポート30を介してDVDマイコン3に送信される。出力レベル検出回路18による検出の結果、コアキシャル端子14の出力レベルがコアキシャル端子14にオーディオアンプ15等の外部機器が接続されていない状態の出力レベルの2分の1に低下している場合には、DVDマイコン3は、コアキシャル端子14に外部機器が接続されている旨及び内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかけるか否かを問うメッセージを表示部26に表示させる。
ユーザによって内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかける指示が入力されると、DVDマイコン3は音声ミュート回路19に対してミュート信号を送信し、音声ミュート回路19によってスピーカアンプ13に対する音声ミュート制御が行われる。これにより、内部スピーカ11からの音声出力にミュートがかかり、コアキシャル端子14に接続された外部スピーカ16のみから音声が出力される。
他方、ユーザによって音声ミュート指示が入力されていない、又は内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかけない旨の指示が入力されると、DVDマイコン3はミュート信号を送信せず、コアキシャル端子14に接続された外部スピーカ16と内部スピーカ
11の両方から音声が出力される。
以上に対して、出力レベルに変化がない場合は、コアキシャル端子14には外部スピーカ16が接続されていない状態なので、内部スピーカ11のみから音声が出力される。
なお、以上はDVDプレーヤ2によりDVDを再生する場合を例として説明したが、テレビ信号に基づいてテレビ音声を出力する場合も同様であることは第一実施形態と同様である。
以上より、本実施形態によれば、コアキシャル端子14に外部スピーカ16等の外部機器が接続された場合には、内部スピーカ11からも音声を出力させるか否かをユーザが任意に選択し、DVDマイコン3によって音声ミュート回路19にミュート信号が送られ、スピーカアンプ13に対して音声ミュート制御を行うことができる。このため、内部スピーカ11から不要な音声を出力させないようにすることができ、テレビジョン受像機200側の消費電力量を抑えることができるとともに、テレビジョン受像機200に内蔵された内部スピーカ11を動作させないことによりスピーカアンプの長寿命化を図ることができる。
なお、本実施形態においては、スピーカアンプ13に対して音声ミュート制御を行うことによって内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかけるようにしたが、DAC12に対して音声ミュート制御を行うことによって内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかけるようにしてもよい。
その他、本発明が本実施の形態に限られないことは、第一の実施形態と同様である。
次に、本発明に係るテレビジョン受像機の第三の実施形態について説明する。なお、以下においては、特に第一の実施形態及び第二の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態において、テレビジョン受像機は、第一の実施形態及び第二の実施形態と同様に、DVDプレーヤ2一体型のテレビジョン受像機であり、テレビジョン受像機には、DVDプレーヤ2各部の動作を制御するDVDマイコン3とテレビジョン受像機の各部の動作を制御する制御部としてTVマイコン4が設けられている。TVマイコン4は、各種のプログラムやデータ等を格納する記憶部(図示せず)を備えており、記憶部に格納されたデータを参照しつつ、各種のプログラムに従った処理を実行するようになっている。
また、テレビジョン受像機は、第一の実施形態及び第二の実施形態と同様に、音声を出力する音声出力手段として内部スピーカ11と、コアキシャル端子14とを備えている。
コアキシャル端子14には、コアキシャル端子14の出力レベルを検出する出力レベル検出回路18が接続されている。出力レベル検出回路18は、TVマイコン4と接続されており、検出結果を電気信号としてTVマイコン4に送信するようになっている。
DVDマイコン3及びTVマイコン4は、所定の音声信号及び映像信号を出力するようになっており、所定の音声ラインに沿って内部スピーカ11及びコアキシャル端子14に送られるようになっている。DVDマイコン3及びTVマイコン4と内部スピーカ11との間には、DVD音声信号及びテレビ音声信号をデジタル/アナログ変換するDAC12
及び信号を増幅するスピーカアンプ13が設けられている。
TVマイコン4には、スピーカアンプ13に対して音声ミュート制御を行う音声ミュート回路19が接続されている。音声ミュート回路19は第一実施形態及び第二実施形態と
ほぼ同様の構成のものであり、TVマイコン4からのミュート信号を受けてスピーカアンプ13に対し音声ミュート制御を行うようになっている。
なお、その他の構成は、第一実施形態及び第二実施形態のものと同様であるので、同一箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、図6を参照しつつ、本実施形態に係るテレビジョン受像機の動作について、DVDプレーヤ2によりDVDを再生する場合を例として説明する。
ユーザが電源をONとして、DVDプレーヤ2にDVDをセットし、入力操作部8又はリモコン9を操作することによってDVDの再生が開始される(ステップS11)。
出力レベル検出回路18によってコアキシャル端子14の出力レベルが随時検知され、検出結果がTVマイコン4に送信される。TVマイコン4は、出力レベル検出回路18から送られた検出結果からコアキシャル端子14の出力レベルがコアキシャル端子14にオーディオアンプ15等の外部機器が接続されていない状態の出力レベルが2分の1に低下しているか否かの判断を行う(ステップS12)。その結果、出力レベルが2分の1に低下していると判断した場合(ステップS12;YES)には、TVマイコン4は、音声ミュート回路19に対してミュート信号を送信し(ステップS13)、音声ミュート回路19によってスピーカアンプ13に対する音声ミュート制御が行われる。これにより、内部スピーカ11からの音声出力にミュートがかかり、コアキシャル端子14に接続された外部スピーカ16のみから音声が出力される(ステップS14)。
他方、TVマイコン4が、出力レベルに変化がないと判断した場合(ステップS12;NO)は、コアキシャル端子14に外部スピーカ16が接続されていない状態であるため、内部スピーカ11のみから音声が出力される(ステップS15)。
なお、以上はDVDプレーヤ2によりDVDを再生する場合を例として説明したが、テレビ信号に基づいてテレビ音声を出力する場合も同様であることは第一実施形態及び第二実施形態と同様である。
以上より、本実施形態によれば、テレビジョン受像機がコアキシャル端子14に外部スピーカ16等の外部機器が接続されていることが多いような使用環境にある場合に、内部スピーカ11からも音声を出力させるか否かをその都度ユーザに問い合わせることなく内部スピーカ11に対する音声ミュート制御を行うことができる。このため、コアキシャル端子14に接続された外部スピーカ16で音声を鑑賞することが多い場合に、ユーザの手間を省いて内部スピーカ11から不要な音声を出力させないようにすることができ、テレビジョン受像機側の消費電力量を抑えることができるとともに、テレビジョン受像機に内蔵された内部スピーカ11を動作させないことによりスピーカアンプ13の長寿命化を図ることができる。
なお、本実施形態においては、スピーカアンプ13に対して音声ミュート制御を行うことによって内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかけるようにしたが、DAC12に対して音声ミュート制御を行うことによって内部スピーカ11からの音声出力にミュートをかけるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、コアキシャル端子14に外部スピーカ16等の外部機器が接続されているか否かの判断、及び音声ミュート回路19に対するミュート信号の送信をTVマイコン4が行うようにしたが、第二の実施形態のように、DVDマイコン3によって音声ミュート制御を行わせるようにしてもよい。この場合には、第二の実施形態の場
合と同様、出力レベル検出回路18を高耐圧ポートを介してDVDマイコン3に接続するようにする。
また、本実施形態のようにコアキシャル端子14に外部スピーカ16等の外部機器が接続されている場合にはユーザに問い合わせることなく内部スピーカ11に対してミュートをかけるようにするか、第一実施形態及び第二実施形態のように、コアキシャル端子14に外部スピーカ16等の外部機器が接続されている場合には内部スピーカ11に対してミュートをかけるか否かをユーザに問い合わせるようにするかは、テレビジョン受像機の属性として予め決定されていてもよいし、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
その他、本発明が本実施の形態に限られないことは、第一の実施形態及び第二実施形態と同様である。
本発明の第一の実施形態におけるテレビジョン受像機の構成を示したブロック構成図である。 本発明に係るテレビジョン受像機に適用される音声ミュート回路19の一例を示した回路図である。 本発明の第一の実施形態におけるテレビジョン受像機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施形態におけるテレビジョン受像機の変形例の構成を示したブロック構成図である。 本発明の第二の実施形態におけるテレビジョン受像機の構成を示したブロック構成図である。 本発明の第三の実施形態におけるテレビジョン受像機の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 テレビジョン受像機
3 DVDマイコン
4 TVマイコン
8 入力操作部
9 リモコン
11 内部スピーカ
12 DAC
13 スピーカアンプ
14 コアキシャル端子
16 外部スピーカ
18 出力検出回路
19 音声ミュート回路
20,21 トランジスタ
26 表示部

Claims (6)

  1. 音声を出力する内部スピーカと、
    外部機器と接続されデジタル音声出力を行うコアキシャル端子と、
    前記コアキシャル端子の出力レベルを検出する出力レベル検出回路と、
    前記出力レベル検出回路による検出結果に基づいて前記コアキシャル端子に外部機器が接続されたか否かを判断するマイクロコンピュータと、
    前記マイクロコンピュータが前記コアキシャル端子に外部機器が接続されたと判断したときにその旨を表示する表示部と、
    前記内部スピーカからの出力にミュートをかけるか否かの設定を行う設定手段と、
    前記マイクロコンピュータが前記コアキシャル端子に外部機器が接続されたと判断したとき又は前記設定手段によって前記内部スピーカからの出力にミュートをかける旨の設定がされたときに前記内部スピーカからの音声出力にミュートをかける音声ミュート回路とを備えたことを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 音声を出力する内部スピーカと、
    外部機器と接続されデジタル音声出力を行うデジタル端子とを有し、
    前記デジタル端子に外部機器が接続されているか否かを検知する接続検知手段と、
    前記接続検知手段によって前記デジタル端子に外部機器が接続されていると検知されたときに前記内部スピーカからの音声出力にミュートをかける音声ミュート回路とを備えたことを特徴とするテレビジョン受像機。
  3. 音声を出力する内部スピーカと、
    外部機器と接続されデジタル音声出力を行うデジタル端子とを有し、
    前記デジタル端子に外部機器が接続されているか否かを検知する接続検知手段と、
    前記接続検知手段が、前記デジタル端子に外部機器が接続されていることを検知したときに、その旨を報知する報知手段と、
    前記内部スピーカからの出力にミュートをかけるか否かの設定を行う設定手段と、
    前記設定手段により前記スピーカからの出力にミュートをかけるとの設定がなされたときに前記内部スピーカからの出力を制御してミュートをかける音声ミュート回路とを備えたことを特徴とするテレビジョン受像機。
  4. 前記接続検知手段は、
    前記デジタル端子の出力レベルを検出する出力レベル検出回路と、
    前記出力レベル検出回路が、前記デジタル端子の出力レベルが外部機器の接続されていないときの出力レベルの2分の1以下であることを検出したときに、前記デジタル端子に外部機器が接続されたと判断するマイクロコンピュータとから構成されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のテレビジョン受像機。
  5. 前記報知手段は、
    前記デジタル端子に外部機器が接続されたと判断したときにその旨を表示する表示部であることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のテレビジョン受像機。
  6. 前記デジタル端子は、
    コアキシャル端子であることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。
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