JP2006216996A - ネットワーク接続電力線搬送通信装置、機器接続電力線搬送通信装置、および、ノッチ周波数設定システム - Google Patents
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Abstract
【課題】位置情報から周辺の無線局が使用している周波数を取得してノッチ周波数を算出し、その出力を下げるようにしたネットワーク接続及び機器接続電力線搬送通信装置を提供する。
【解決手段】LAN5に接続された親PLCモデム3と、外部ネットワークと、ブロードバンドルータ6と、ルータ6の住所情報およびグローバルIPアドレスを記憶する顧客情報管理データベース10と、PLC情報管理サーバ11と、無線局情報管理データベース14とからノッチ周波数設定システムを構成し、親PLCモデム3のノッチ設定回路37が、グローバルIPアドレスを取得してPLC情報管理サーバ11に送信し、サーバー11は顧客情報管理データベース10から住所情報を取得し、その住所情報に基づいて無線局情報管理データベース14から無線局の周波数情報を取得してノッチ周波数情報を算出し、親PLCモデム3に送信してこのノッチ周波数を設定する。
【選択図】 図1
【解決手段】LAN5に接続された親PLCモデム3と、外部ネットワークと、ブロードバンドルータ6と、ルータ6の住所情報およびグローバルIPアドレスを記憶する顧客情報管理データベース10と、PLC情報管理サーバ11と、無線局情報管理データベース14とからノッチ周波数設定システムを構成し、親PLCモデム3のノッチ設定回路37が、グローバルIPアドレスを取得してPLC情報管理サーバ11に送信し、サーバー11は顧客情報管理データベース10から住所情報を取得し、その住所情報に基づいて無線局情報管理データベース14から無線局の周波数情報を取得してノッチ周波数情報を算出し、親PLCモデム3に送信してこのノッチ周波数を設定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、設定されたノッチ周波数に対応する出力を下げるように構成されたネットワーク接続および機器接続電力線搬送通信装置、および、これらの電力線搬送通信装置の住所情報若しくは位置情報から周辺の無線局が使用している周波数を取得して、その周波数からノッチ周波数を算出して電力線搬送通信装置に設定するノッチ周波数設定システムに関する。
電力線搬送通信装置(以下、「PLCモデム」と呼ぶ)は、既存の配電線若しくは屋内配線等の電力線を用いて通信を行う装置であり、コンセントがあればそれを介して通信を行うことができるため、通信端末の設置場所の制約が低くなる。そのため、今後の情報化社会への貢献は大きい。しかし、PLCモデムで使用する周波数帯域は、アマチュア無線、船舶航空無線など多数の既存無線設備が使用しているため、PLCモデムの通信により電力線から生じる漏洩電波がそれらの無線設備に与える影響は大きい。そのため、PLCモデムを設置するときは、周辺に位置する無線局の情報等の設置環境に合わせて、既存の無線設備と干渉を起こさないようにノッチフィルタの帯域設定が行われている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、PLCモデムの設置時にノッチフィルタの帯域設定を行うように構成すると、設置環境の情報を事前に入手するか、若しくは、設置時にスペクトルアナライザ等で測定を行わなければならず、また、周辺無線局と設置場所の離間距離から干渉計算を行い、ノッチフィルタの設定の有無を判定する必要があるため、時間と労力を要するという課題がある。さらに、PLCモデム設置後に、周辺に無線局が新設された場合には、その無線局に対して干渉が生じてしまう虞がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、設置されている位置情報から周辺の無線局が使用している周波数を取得してノッチ周波数を算出し、そのノッチ周波数の出力を下げるように構成されたネットワーク接続電力線搬送通信装置、機器接続電力線搬送通信装置およびノッチ周波数設定システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係るネットワーク接続電力線搬送通信装置(例えば、実施形態における親PLCモデム3)は、ローカルエリアネットワーク(LAN)と電力線との間に設けられ、電力線を媒体として電力線通信信号の送受信を行うことにより、ローカルエリアネットワークと電力線との間で情報の送受信を行うものであり、電力線に対して電力線通信信号の入出力を行う信号/電源結合回路と、ローカルエリアネットワークから入力された送信データを電力線通信信号に変調する変調回路と、電力線から入力された電力線通信信号を復調してローカルエリアネットワークに受信データとして出力する復調回路と、ローカルエリアネットワークから受け取ったノッチ周波数情報により変調回路の出力を下げるノッチ設定回路(例えば、実施形態における親機用ノッチ設定回路37)とから構成される。
なお、このネットワーク接続電力線搬送通信装置は、ノッチ設定回路が、ローカルエリアネットワークから受け取ったノッチ周波数情報を、変調回路を介して電力線に出力するように構成されることが好ましい。
また、本発明に係る機器接続電力線搬送通信装置(例えば、実施形態における子PLCモデム2)は、外部装置(例えば、実施形態における情報処理装置1)と電力線との間に設けられ、この電力線を媒体として電力線通信信号の送受信を行うことにより、外部装置と電力線との間で情報の送受信を行うものであり、電力線に対して電力線通信信号の入出力を行う信号/電源結合回路と、外部装置から入力された送信データを電力線通信信号に変調する変調回路と、電力線から入力された電力線通信信号を復調して外部装置に受信データとして出力する復調回路と、電力線から入力されたノッチ周波数情報により変調回路の出力を下げるノッチ設定回路(例えば、実施形態における子機用ノッチ設定回路27)とから構成される。
さらに、第1の本発明に係るノッチ周波数設定システムは、ローカルエリアネットワークと、このローカルエリアネットワークに接続された上記ネットワーク接続電力線搬送通信装置と、外部ネットワーク(例えば、実施形態における事業者ネットワーク12およびインターネット網13)と、ローカルエリアネットワークと外部ネットワークとの間に設けられローカルエリアネットワークと外部ネットワークとの情報の授受を行うルータ装置(例えば、実施形態におけるブロードバンドルータ6)と、外部ネットワークに接続され、ルータ装置の住所情報をこのルータ装置に割り当てられたグローバルIPアドレスとともに記憶する顧客情報管理データベースと、外部ネットワークに接続されたPLC情報管理サーバと、無線局の位置情報とともにこの無線局が使用する周波数情報を記憶する無線局情報管理データベースとから構成される。このような構成のノッチ周波数システムにおいて、ネットワーク接続電力線搬送通信装置のノッチ設定回路が、ルータ装置からグローバルIPアドレスを取得してPLC情報管理サーバに送信し、PLC情報管理サーバが、ノッチ設定回路から送信されたグローバルIPアドレスに基づいて顧客情報管理データベースから住所情報を取得し、さらに、取得した住所情報に基づいて無線局情報管理データベースから所定の範囲内に位置する無線局の周波数情報を取得してノッチ周波数情報を算出し、算出されたノッチ周波数情報をネットワーク接続電力線搬送通信装置に送信する。そして、ネットワーク接続電力線搬送通信装置のノッチ設定回路が、ノッチ周波数情報を受け取って変調回路の出力を下げる。また、第2の本発明に係るノッチ周波数設定システムは、このような第1の本発明に係るノッチ周波数設定システムの構成に加えて、ネットワーク接続電力線搬送通信装置と電力線を介して接続された機器接続電力線搬送通信装置を有するとともに、ネットワーク接続電力線搬送通信装置のノッチ設定回路が、受け取ったノッチ周波数情報を機器接続電力線搬送通信装置に送信するように構成され、機器接続電力線搬送通信装置のノッチ設定回路が、ノッチ周波数を受け取って変調回路の出力を下げるように構成される。
あるいは、第3の本発明に係るノッチ周波数設定システムは、ローカルエリアネットワークと、このローカルエリアネットワークに接続された上述のネットワーク接続電力線搬送通信装置と、ローカルエリアネットワークに接続された外部ネットワークと、外部ネットワークに接続されたPLC情報管理サーバと、無線局の位置情報とともにこの無線局が使用する周波数情報を記憶する無線局情報管理データベースとから構成される。このような構成のノッチ周波数システムにおいて、ネットワーク接続電力線搬送通信装置がGPS(例えば、実施形態における位置取得回路38およびGPSアンテナ39)を有し、ノッチ設定回路が、GPSから取得したモデム位置情報をPLC情報管理サーバに送信し、PLC情報管理サーバが、ノッチ設定回路から送信されたモデム位置情報に基づいて無線局情報管理データベースから所定の範囲内に位置する無線局の周波数情報を取得してノッチ周波数情報を算出し、算出されたノッチ周波数情報をネットワーク接続電力線搬送通信装置に送信する。そして、ネットワーク接続電力線搬送通信装置のノッチ設定回路が、ノッチ周波数情報を受け取って変調回路の出力を下げる。また、第4の本発明に係るノッチ周波数設定システムは、このような第3の本発明に係るノッチ周波数設定システムの構成に加えて、ネットワーク接続電力線搬送通信装置と電力線を介して接続された機器接続電力線搬送通信装置を有するとともに、ネットワーク接続電力線搬送通信装置のノッチ設定回路が、受け取ったノッチ周波数情報を機器接続電力線搬送通信装置に送信するように構成され、機器接続電力線搬送通信装置のノッチ設定回路が、ノッチ周波数を受け取って変調回路の出力を下げるように構成される。
なお、第1〜第4の本発明に係るノッチ周波数設定システムにおいて、無線局情報管理データベースが、変更のあった無線局の位置情報および周波数情報をPLC情報管理サーバに送信するように構成され、PLC情報管理サーバが、無線局情報管理サーバから送信された位置情報および周波数情報に基づいてノッチ周波数情報を算出し、算出された周波数情報を位置情報に基づき該当するネットワーク接続電力線搬送通信装置に送信するように構成されることが好ましい。あるいは、PLC情報管理サーバが所定の時間間隔で無線局情報管理サーバから変更のあった無線局の位置情報および周波数情報を取得して、取得した位置情報および周波数情報に基づいてノッチ周波数情報を算出し、算出された周波数情報を位置情報に基づき該当するネットワーク接続電力線搬送通信装置に送信するように構成されることが好ましい。
本発明に係るネットワーク接続電力線搬送通信装置および機器接続電力線搬送通信装置を以上のように構成すると、外部から入力されるノッチ周波数情報に基づいて変調回路の出力を下げることができるため、周辺に位置する無線局に干渉することがない。
また、本発明に係るノッチ周波数設定システムを以上のように構成すると、ブロードバンドルータ装置から取得したグローバルIPアドレスに基づいて取得された住所情報、若しくは、GPSから取得した位置情報に基づいて周辺に位置する無線局の使用する周波数を取得してノッチ周波数を設定することができるため、周辺の無線局に干渉する周波数の出力を自動的に下げることができる。
このとき、無線局の変更があったときは、その情報からノッチ周波数を算出してネットワーク接続電力線搬送通信装置に送信することにより、無線局の変化に応じてノッチ周波数を設定して、これらの無線局への干渉を確実に防止することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、図1を用いて、PLCモデムを用いたネットワーク構成について説明する。この図1においては、PLCモデム2,3を用いて、ユーザ宅内の情報処理装置1(パーソナルコンピュータや情報家電等)をインターネット網13に接続する場合を示している。情報処理装置1にはPLCモデムの子機(以降の説明では「子PLCモデム2」と呼ぶ)が接続されており、情報処理装置1は、この子PLCモデム2を介して電力線4と情報(以降の説明では「電力線通信信号」と呼ぶ)の送受信を行う。また、電力線4には、PLCモデムの親機(以降の説明では「親PLCモデム3」と呼ぶ)が接続されている。この親PLCモデム3は、LAN5にも接続されており、電力線4とLAN5との間でデータのやり取りを行う。
LAN5にはブロードバンドルータ6が接続されており、更に回線終端装置7が接続されて光通信回線8に接続される。そして光通信回線8はネットワーク事業者の集合回線終端装置9に接続されてこの事業者の事業者ネットワーク12に接続され、この事業者ネットワーク12から外部のインターネット網13に接続される。なお、光通信回線8の部分は、ADSLやISDNでも構わない。また、LAN5は有線でも無線でも構わない。
子PLCモデム2は、図2に示すように、情報処理装置1と送受信データの授受を行う機器インタフェース21、機器インタフェース21を介して情報処理装置1から受け取った送信データを電力線4により搬送するための電力線通信信号(変調信号)に変調する変調回路22、電力線4から受信した電力線通信信号(復調信号)を受信データに復調して機器インタフェース21を介して情報処理装置1に渡す復調回路23、電力線4に対して電力線通信信号の入出力を行う信号/電源結合回路25、電力線通信信号を電力線4に送信するときは変調回路22を信号/電源結合回路25に接続し、電力線4から電力線通信信号を受信するときは復調回路23を信号/電源結合回路25に接続する送受信号結合回路24、信号/電源結合回路25により電力線4から取り出された電力によりこの子PLCモデム2を作動させる電源回路26、および、変調回路22の出力を制御する子機用ノッチ設定回路27から構成される。
この子PLCモデム2において、情報処理装置1から機器インタフェース21を介して渡された送信データは変調回路22で電力線通信信号に変調され、送受信号結合回路24から信号/電源結合回路25に渡されて電力線4に出力される。また、この電力線4から信号/電源結合回路25で電力線通信信号が取り出さて送受信号結合回路24から復調回路23に渡され、この復調回路23で受信データに復調されて機器インタフェース21を介して情報処理装置1に渡される。なお、子機用ノッチ設定回路27については、後述する。
一方、親PLCモデム3は、図3に示すように、LAN5と送受信データの授受を行うLANインタフェース31、LANインタフェース31を介してLAN5から受信した送信データを電力線4により搬送するための電力線通信信号(変調信号)に変調する変調回路32、電力線4から受信した電力線通信信号(復調信号)を受信データに復調してLANインタフェース31を介してLAN5に送信する復調回路33、電力線4に対して電力線通信信号の入出力を行う信号/電源結合回路35、電力線通信信号を電力線4に送信するときは変調回路32を信号/電源結合回路35に接続し、電力線4から電力線通信信号を受信するときは復調回路33を信号/電源結合回路35に接続する送受信号結合回路34、信号/電源結合回路35により電力線4から取り出された電力によりこの親PLCモデム3を作動させる電源回路36、および、変調回路32の出力を制御する親機用ノッチ設定回路37から構成される。
この親PLCモデム3において、LAN5からLANインタフェース31を介して受信した送信データは変調回路32で電力線通信信号に変調され、送受信号結合回路34から信号/電源結合回路35に渡されて電力線4に出力される。また、この電力線4から信号/電源結合回路35で電力線通信信号が取り出さて送受信号結合回路34から復調回路33に渡され、この復調回路33で受信データに復調されてLANインタフェース31を介してLAN5に渡される。なお、親機用ノッチ設定回路37については、後述する。
このようにPLCモデム2,3は電力線4に電力線通信信号を重畳して互いにデータの送受信を行うが、電力線4は通信目的に設計されておらず電力線通信信号が電波として漏洩してしまい周辺の無線局等の電波に干渉してしまう虞がある。そのため、上述の子機用ノッチ設定回路27および親機用ノッチ設定回路37が変調回路22,32を制御して、この変調回路22,32から出力される電力線通信信号(変調信号)のうち所定の周波数帯域(これを以降の説明では「ノッチ周波数」と呼ぶ)の信号強度を下げるように構成されている。
なお、所定の周波数帯域の信号強度を下げる方法としては、変調回路22,32に特定の周波数に対して急峻な減衰を与えるノッチフィルタを設け、このノッチフィルタを制御して所定の周波数帯域の信号強度を下げるように構成することができる。あるいは、このようなPLCモデム2,3は、電力線通信信号として中心周波数の異なる複数のキャリアを用いる直交周波数分割多重通信(OFDM)と呼ばれる変調方式が用いられており、送信するデータを細かく分割し、複数の搬送波に載せて送信して高い周波数効率を実現している。そのため、複数の搬送波のうち、無線局等に干渉する虞のある周波数(ノッチ周波数)を有する搬送波の出力を変調回路22,32で下げる、若しくは、その搬送波は通信に利用しないように構成することにより実現することもできる。
以上のように本実施例に係るPLCモデム2,3は、ノッチ周波数に対しては出力を下げるように構成されているが、無線局が設置されている位置情報や使用している周波数情報から設置環境毎にノッチ周波数を決定しなければならず、本実施例においては、インターネット網13を介して接続された無線局情報管理データベース14から無線局の情報を取得して、ネットワーク事業者が管理するPLC情報管理サーバ11を用いてノッチ周波数をPLCモデム2,3の親機用および子機用ノッチ設定回路37,27に設定するように構成されている。具体的には、親PLCモデム3においては、親機用ノッチ設定回路37はLANインタフェース31からノッチ周波数情報を得て変調回路32を制御するとともに、そのノッチ周波数情報を電力線4を介して子PLCモデム2に送信するように構成され、子PLCモデム2においては、子機用ノッチ設定回路27が機器インタフェース21と接続されて復調回路23で復調されたノッチ周波数情報を得て変調回路22を制御するように構成されている。
それでは以下に、各ユーザ宅に設置されたPLCモデム2,3のノッチ周波数の設定方法について説明を行う。
第1実施例として、ネットワーク事業者が光通信回線8を提供するユーザの顧客情報からPLCモデム2,3が設置されている住所情報を取得し、その住所情報から周辺の無線局を抽出してノッチ周波数を設定するように構成された場合について図4および図5を用いて説明する。ここで、ネットワーク事業者が管理する顧客情報管理データベース10は、ネットワーク事業者の事業者ネットワーク12に接続されており、ユーザの光通信回線8が接続されている集合回線終端装置9のポート番号、ユーザID、ユーザの住所情報、および、ユーザのブロードバンドルータ6に割り当てられたグローバルIPアドレス等が記憶されている。なお、グローバルIPアドレスはPPPoE等のプロトコルを用いてブロードバンドルータ6に動的に割り当てられるように構成されていても良いし、固定したアドレスが静的に割り当てられるように構成されていても良い。
まず、PLCモデム2,3が設置されたときのノッチ周波数の設定について図4を用いて説明する。PLCモデム2,3が設置されて電源が投入されると、LAN5に接続されている親PLCモデム3の親機用ノッチ設定回路37が登録情報送信処理41を実行し、ブロードバンドルータ6に設定されているグローバルIPアドレスとこの親PLCモデム3のシリアルナンバーをPLC情報管理サーバ11に送信する。PLC情報管理サーバ11は、親PLCモデム3から送信されたグローバルIPアドレスとシリアルナンバーを受け取ると、住所問い合せ処理51によりグローバルIPアドレスを顧客情報管理データベース10の検索処理61に送信して、顧客情報(特に、住所情報)を抽出する。そして、この抽出結果である住所情報等をモデム情報登録処理52に渡し、上述のシリアルナンバーやグローバルIPアドレスとともにPLC情報管理サーバ11のモデム情報データベース50に記憶する。
続いて、無線局問い合せ処理53により、ユーザの住所情報を無線局情報管理データベース14の検索処理71に送信し、ユーザ宅から所定の範囲内に位置する無線局情報(無線局の位置情報や使用周波数)を取得する。なお、検索処理71は、無線局情報の抽出として、例えば、住所情報からユーザ宅を中心に所定の半径を有する円内に位置する無線局を抽出するように構成される。
PLC情報管理サーバ11は、無線局情報を無線局情報管理データベース14から受け取ると、ノッチ周波数計算処理54を起動して、近傍の無線局が使用する周波数に対してノッチ周波数とし設定する必要があるか否かの判断と、ノッチ周波数に対して出力を下げる量(これらを「ノッチ周波数情報」と呼ぶ)を算出し、ノッチ周波数送信処理55により親PLCモデム3に送信する。ここで、ブロードバンドルータ6には、光通信回線8側(WAN側)からブロードバンドルータ6に発信された全てのIPフレームをLAN5内の特定IPアドレス(この実施例においては、親PLCモデム3に設定されたローカルIPアドレス)へ転送するようにDMZホスト機能が設定されており、PLC情報管理サーバ11から送信されたノッチ周波数情報は親PLCモデム3の親機用ノッチ設定回路37により受信されるものとする。
親PLCモデム3の親機用ノッチ設定回路37は、PLC情報管理サーバ11からノッチ周波数情報を受け取るとノッチ設定処理42が変調回路32を制御してノッチ周波数に対応する電力線通信信号(変調信号)の出力を下げる。また、同時に、変調回路32で電力線搬送信号にノッチ周波数情報を変調して電力線4に送信し、子PLCモデム2にこのノッチ周波数情報を送信する。そして、子PLCモデム2は電力線4からノッチ周波数情報を受け取ると機器インタフェース21を介して子機用ノッチ設定回路27に渡し、ノッチ設定処理43により、変調回路22を制御してノッチ周波数に対応する電力線通信信号(変調信号)の出力を下げる。
このように、ネットワーク事業者の管理する顧客情報管理データベース10を利用することにより、PLCモデム2,3を設置して電源を投入すると、そのネットワーク(ブロードバンドルータ6)に割り当てられたグローバルIPアドレスからユーザ宅の住所情報を得ることができ、これにより周辺の無線局情報を取得してノッチ周波数情報を算出することができるので、ノッチ周波数に対するPLCモデム2,3の出力を自動的に下げることができる。そのため、このPLCモデム2,3の設置作業を効率化することができるとともに、周辺の無線局等への干渉も確実に防止することができる。
ところで、上述のように、周辺の無線局等の運用状況は時間の経過とともに変化する可能性があるが、その場合のノッチ周波数の設定について図5を用いて説明する。無線局情報管理データベース14において、無線局の登録情報が変更になる、即ち、現在運用中の無線局の使用周波数が変更になったり、新たに無線局等が開設されたり、閉鎖されることによりその情報が無線局情報管理データベース14に登録されると、無線局変更通知処理72によりその変更情報がPLC情報管理サーバ11に通知される。PLC情報管理サーバ11のノッチ再設定対象抽出処理56は、無線局情報の変更情報を受け取るとモデム情報データベース50を検索し、変更された無線局情報に影響されるユーザを抽出する。そして、無線局情報からノッチ周波数計算処理54を実行してノッチ周波数情報を算出し、ノッチ周波数送信処理55より抽出されたユーザのグローバルIPアドレスに基づいてノッチ周波数情報をそのユーザの親PLCモデム3に送信し、上記に説明した手順で親PLCモデム3および子PLCモデム2の出力を制御する。
このように、無線局情報データベース14における無線局情報の変更に応じてPLC情報管理サーバ11が影響を受けるPLCモデム2,3に対して自動的にノッチ周波数の設定を行うように構成されることにより、ユーザは再設定の必要がなく、また、確実に周辺の無線局等への干渉を防止することができる。なお、以上の説明においては、無線局情報管理データベース14から無線局情報の変更を通知するように構成した場合について説明したが、PLC情報管理サーバ11がノッチ再設定対象抽出処理56を定期的に実行して、無線局情報管理データベース14に変更が発生していないかを問い合わせるように構成することも可能である。また、以上の実施例においては、1台の子PLCモデム2が電力線4に接続されている場合について説明したが、子PLCモデム2は複数台接続されていても良い。
以上のように、第1実施例ではネットワーク事業者の顧客情報を用いてユーザ宅の住所情報を取得することにより周辺の無線局を抽出していたが、GPSを用いて位置情報を測定し、その位置情報に基づいて無線局を抽出するように構成することも可能であり、そのように構成した場合について図6および図7を用いて説明する。
まず、PLCモデムの構成であるが、図6に示すように親PLCモデム3′には、GPSアンテナ39を用いて位置情報(緯度および経度情報)を取得する位置取得回路38が備えられ、その位置情報が親機用ノッチ設定回路37に渡されるように構成されている。なお、図6においては、第1実施例で説明した親PLCモデム3と同じ構成要素については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。また、子PLCモデム2は、第1実施例のものと同じである。
PLCモデム2,3′が設置されて電源が投入されると、親PLCモデム3′の親機用ノッチ設定回路37は位置取得回路38から位置情報(緯度および経度情報)を取得し、その位置情報とシリアルナンバーとをPLC情報管理サーバ11に送信する。PLC情報管理サーバ11では、受け取った位置情報およびシリアルナンバーをモデム情報登録処理52′によりモデム情報データベース50に記憶し、無線局問い合せ処理53により無線局情報管理データベース14に無線局情報を問い合せる。そして、無線局情報に基づいてノッチ周波数計算処理54でノッチ周波数情報を算出して、ノッチ周波数送信処理55により親PLCモデム3′に送信する。親PLCモデム3′では受け取ったノッチ周波数情報に基づいてノッチ設定処理42が変調回路32の出力を制御するとともに子PLCモデム2にノッチ周波数情報を送信し、子PLCモデム2においてもノッチ設定処理43がノッチ周波数情報を受け取って変調回路22の出力を制御する。
このように、PLCモデム2,3′側にGPS39を設け、そこから得られる位置情報によりノッチ周波数を設定することにより、ネットワーク事業者側でユーザの住所情報(位置情報)が得られなくても自動的にノッチ周波数の設定が可能となる。なお、PLCモデム2,3′が設置された後に無線局に変更があった場合の処理については第1実施例と同様である。
1 情報処理装置(外部装置)
2 子PLCモデム(機器接続電力線搬送通信装置)
3,3′ 親PLCモデム(ネットワーク接続電力線搬送通信装置)
4 電力線
5 LAN
6 ブロードバンドルータ(ルータ装置)
10 顧客情報管理データベース
11 PLC情報管理サーバ
12 事業者ネットワーク(外部ネットワーク)
13 インターネット網(外部ネットワーク)
14 無線局情報管理データベース
22,32 変調回路
23,33 復調回路
25,35 信号/電源結合回路
27 子機用ノッチ設定回路
37 親機用ノッチ設定回路
38 位置取得回路(GPS)
39 GPSアンテナ(GPS)
2 子PLCモデム(機器接続電力線搬送通信装置)
3,3′ 親PLCモデム(ネットワーク接続電力線搬送通信装置)
4 電力線
5 LAN
6 ブロードバンドルータ(ルータ装置)
10 顧客情報管理データベース
11 PLC情報管理サーバ
12 事業者ネットワーク(外部ネットワーク)
13 インターネット網(外部ネットワーク)
14 無線局情報管理データベース
22,32 変調回路
23,33 復調回路
25,35 信号/電源結合回路
27 子機用ノッチ設定回路
37 親機用ノッチ設定回路
38 位置取得回路(GPS)
39 GPSアンテナ(GPS)
Claims (9)
- ローカルエリアネットワークと電力線との間に設けられ、前記電力線を媒体として電力線通信信号の送受信を行うことにより、前記ローカルエリアネットワークと前記電力線との間で情報の送受信を行うネットワーク接続電力線搬送通信装置であって、
前記電力線に対して前記電力線通信信号の入出力を行う信号/電源結合回路と、
前記ローカルエリアネットワークから入力された送信データを前記電力線通信信号に変調する変調回路と、
前記電力線から入力された前記電力線通信信号を復調して前記ローカルエリアネットワークに受信データとして出力する復調回路と、
前記ローカルエリアネットワークから受け取ったノッチ周波数情報により前記変調回路の出力を下げるノッチ設定回路とから構成されることを特徴するネットワーク接続電力線搬送通信装置。 - 前記ノッチ設定回路が、前記ローカルエリアネットワークから受け取った前記ノッチ周波数情報を前記変調回路を介して前記電力線に出力するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続電力線搬送通信装置。
- 外部装置と電力線との間に設けられ、前記電力線を媒体として電力線通信信号の送受信を行うことにより、前記外部装置と前記電力線との間で情報の送受信を行う機器接続電力線搬送通信装置であって、
前記電力線に対して前記電力線通信信号の入出力を行う信号/電源結合回路と、
前記外部装置から入力された送信データを前記電力線通信信号に変調する変調回路と、
前記電力線から入力された前記電力線通信信号を復調して前記外部装置に受信データとして出力する復調回路と、
前記電力線から入力されたノッチ周波数情報により前記変調回路の出力を下げるノッチ設定回路とから構成されることを特徴する機器接続電力線搬送通信装置。 - ローカルエリアネットワークと、
前記ローカルエリアネットワークに接続された請求項1に記載のネットワーク接続電力線搬送通信装置と、
外部ネットワークと、
前記ローカルエリアネットワークと前記外部ネットワークとの間に設けられ前記ローカルエリアネットワークと前記外部ネットワークとの情報の授受を行うルータ装置と、
前記外部ネットワークに接続され、前記ルータ装置の住所情報を前記ルータ装置に割り当てられたグローバルIPアドレスとともに記憶する顧客情報管理データベースと、
前記外部ネットワークに接続されたPLC情報管理サーバと、
無線局の位置情報とともに前記無線局が使用する周波数情報を記憶する無線局情報管理データベースとから構成され、
前記ネットワーク接続電力線搬送通信装置の前記ノッチ設定回路が、前記ルータ装置から前記グローバルIPアドレスを取得して前記PLC情報管理サーバに送信するように構成され、
前記PLC情報管理サーバが、前記ノッチ設定回路から送信された前記グローバルIPアドレスに基づいて前記顧客情報管理データベースから前記住所情報を取得し、さらに、取得した前記住所情報に基づいて前記無線局情報管理データベースから所定の範囲内に位置する前記無線局の前記周波数情報を取得して前記ノッチ周波数情報を算出し、算出された前記ノッチ周波数情報を前記ネットワーク接続電力線搬送通信装置に送信し、
前記ネットワーク接続電力線搬送通信装置の前記ノッチ設定回路が、前記ノッチ周波数情報を受け取って前記変調回路の出力を下げるように構成されたことを特徴とするノッチ周波数設定システム。 - ローカルエリアネットワークと、
電力線と、
前記ローカルエリアネットワークおよび前記電力線に接続された請求項2に記載のネットワーク接続電力線搬送通信装置と、
前記電力線に接続された少なくとも1台の請求項3に記載の機器接続電力線搬送通信装置と、
外部ネットワークと、
前記ローカルエリアネットワークと前記外部ネットワークとの間に設けられ前記ローカルエリアネットワークと前記外部ネットワークとの情報の授受を行うルータ装置と、
前記外部ネットワークに接続され、前記ルータ装置の住所情報を前記ルータ装置に割り当てられたグローバルIPアドレスとともに記憶する顧客情報管理データベースと、
前記外部ネットワークに接続されたPLC情報管理サーバと、
無線局の位置情報とともに前記無線局が使用する周波数情報を管理する無線局情報管理データベースとから構成され、
前記ネットワーク接続電力線搬送通信装置の前記ノッチ設定回路が、前記ルータ装置から前記グローバルIPアドレスを取得して前記PLC情報管理サーバに送信するように構成され、
前記PLC情報管理サーバが、前記ノッチ設定回路から送信された前記グローバルIPアドレスに基づいて前記顧客情報管理データベースから前記住所情報を取得し、さらに、取得した前記住所情報に基づいて前記無線局情報管理データベースから所定の範囲内に位置する前記無線局の周波数情報を取得して前記ノッチ周波数情報を算出し、算出された前記ノッチ周波数情報を前記ネットワーク接続電力線搬送通信装置に送信し、
前記ネットワーク接続電力線搬送通信装置の前記ノッチ設定回路が、前記ノッチ周波数情報を受け取って前記変調回路の出力を下げるとともに、前記ノッチ周波数情報を前記機器接続電力線搬送通信装置に送信し、
前記機器接続電力線搬送通信装置の前記ノッチ設定回路が、前記ノッチ周波数情報を受け取って前記変調回路の出力を下げるように構成されたことを特徴とするノッチ周波数設定システム。 - ローカルエリアネットワークと、
前記ローカルエリアネットワークに接続された請求項1に記載のネットワーク接続電力線搬送通信装置と、
前記ローカルエリアネットワークに接続された外部ネットワークと、
前記外部ネットワークに接続されたPLC情報管理サーバと、
無線局の位置情報とともに前記無線局が使用する周波数情報を記憶する無線局情報管理データベースとから構成され、
前記ネットワーク接続電力線搬送通信装置がGPSを有し、前記ノッチ設定回路が、前記GPSから取得したモデム位置情報を前記PLC情報管理サーバに送信するように構成され、
前記PLC情報管理サーバが、前記ノッチ設定回路から送信された前記モデム位置情報に基づいて前記無線局情報管理データベースから所定の範囲内に位置する前記無線局の前記周波数情報を取得して前記ノッチ周波数情報を算出し、算出された前記ノッチ周波数情報を前記ネットワーク接続電力線搬送通信装置に送信し、
前記ネットワーク接続電力線搬送通信装置の前記ノッチ設定回路が、前記ノッチ周波数情報を受け取って前記変調回路の出力を下げるように構成されたことを特徴とするノッチ周波数設定システム。 - ローカルエリアネットワークと、
電力線と、
前記ローカルエリアネットワークおよび前記電力線に接続された請求項2に記載のネットワーク接続電力線搬送通信装置と、
前記電力線に接続された少なくとも1台の請求項3に記載の機器接続電力線搬送通信装置と、
前記ローカルエリアネットワークに接続された外部ネットワークと、
前記外部ネットワークに接続されたPLC情報管理サーバと、
無線局の位置情報とともに前記無線局が使用する周波数情報を記憶する無線局情報管理データベースとから構成され、
前記ネットワーク接続電力線搬送通信装置がGPSを有し、前記ノッチ設定回路が、前記GPSから取得したモデム位置情報を前記PLC情報管理サーバに送信するように構成され、
前記PLC情報管理サーバが、前記ノッチ設定回路から送信された前記モデム位置情報に基づいて前記無線局情報管理データベースから所定の範囲内に位置する前記無線局の前記周波数情報を取得して前記ノッチ周波数情報を算出し、算出された前記ノッチ周波数情報を前記ネットワーク接続電力線搬送通信装置に送信し、
前記ネットワーク接続電力線搬送通信装置の前記ノッチ設定回路が、前記ノッチ周波数情報を受け取って前記変調回路の出力を下げるとともに、前記ノッチ周波数情報を前記機器接続電力線搬送通信装置に送信し、
前記機器接続電力線搬送通信装置の前記ノッチ設定回路が、前記ノッチ周波数情報を受け取って前記変調回路の出力を下げるように構成されたことを特徴とするノッチ周波数設定システム。 - 前記無線局情報管理データベースが、変更のあった前記無線局の前記位置情報および前記周波数情報を前記PLC情報管理サーバに送信するように構成され、
前記PLC情報管理サーバが、前記無線局情報管理サーバから送信された前記位置情報および前記周波数情報に基づいて前記ノッチ周波数情報を算出し、算出された前記周波数情報を前記位置情報に基づき該当する前記ネットワーク接続電力線搬送通信装置に送信するように構成されたことを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載のノッチ周波数設定システム。 - 前記PLC情報管理サーバが所定の時間間隔で前記無線局情報管理サーバから変更のあった前記無線局の前記位置情報および前記周波数情報を取得して、取得した前記位置情報および前記周波数情報に基づいて前記ノッチ周波数情報を算出し、算出された前記周波数情報を前記位置情報に基づき該当する前記ネットワーク接続電力線搬送通信装置に送信するように構成されたことを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載のノッチ周波数設定システム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008283640A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Softbank Bb Corp | 電力線通信システム及びその制御方法 |
JP2008312143A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Sharp Corp | 有線通信装置及びノッチ挿入方法 |
JP2015015667A (ja) * | 2013-07-08 | 2015-01-22 | 株式会社リコー | 冷却装置、及び冷却制御方法 |
US9727117B2 (en) | 2015-06-25 | 2017-08-08 | International Business Machines Corporation | Validating power paths to it equipment |
JP2017531346A (ja) * | 2014-07-30 | 2017-10-19 | ブリティッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニーBritish Telecommunications Public Limited Company | デジタル加入者線ネットワークにおける送信に電力レベルを割り当てるための方法及び装置 |
CN116346169A (zh) * | 2023-03-25 | 2023-06-27 | 青岛鼎信通讯股份有限公司 | 一种基于电力线载波的进站通信专网系统及交互方法 |
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2005
- 2005-02-01 JP JP2005024695A patent/JP2006216996A/ja active Pending
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