JP2006216697A - フォトレジストパターンの形成方法、回折格子の製造方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1主面10と第2主面12とを有するとともに、第1主面10側に、第1平面16と、第2主面12との距離が第1平面16よりも大きな第2平面19と、第1および第2平面16,19の端部同士を接続する接続面18と、を有する構造20を備える基板14に、フォトレジストパターンを形成するにあたり、原フォトレジストパターン22を第1平面16上に接続面18と離間するように形成するリソグラフィー工程と、原フォトレジストパターン22を加熱して変形させることにより、第2平面19よりも低い位置で接続面18に接触する変形フォトレジストパターンを形成する熱フロー工程と、を含む。
【選択図】図1
Description
(I)シリコン基板表面にフォトレジスト膜を形成する工程、
(II)所望の遮蔽部を有するマスクを用いてフォトレジスト膜を露光して、フォトレジストパターンを形成する工程、
(III)フォトレジストパターンをエッチング保護膜として、基板表面を所望の深さエッチングして段差を有する基板を得る工程、及び、
(IV)フォトレジストパターンを除去する工程、
ところで、段差を有する基板に対して、フォトレジストパターンを形成する場合、段差の上段側平面と下段側平面とでは、形成されるフォトレジスト膜の膜厚が異なることとなる。すなわち、上段側平面に形成されるフォトレジスト膜は、下段側平面に形成されるフォトレジスト膜の膜厚よりも薄くなる。
実施の形態1は、半導体装置の製造方法に関するものである。半導体装置の製造方法は、以下で説明するように、この発明のフォトレジストパターンの第1の形成方法を適用したフォトレジストパターン形成工程とエッチング工程とを含んでいる。ここで、フォトレジストパターン形成工程は、フォトレジスト塗布工程、リソグラフィー工程及び熱フロー工程を含んでいる。
図4を参照して実施の形態2の半導体装置の製造方法の一好適例につき説明する。実施の形態2は、この発明のフォトレジストパターンの第2の形成方法を適用した、半導体装置の製造方法に関するものであり、実施の形態1における第2平面19に原フォトレジストパターン28を形成するものである。そこで、この欄では、実施の形態1との相違点を中心に説明を行う。
実施の形態3において、半導体装置の製造方法の一好適例につき説明する。実施の形態3の半導体装置の製造方法は、以下で説明するように、フォトレジストパターン形成工程とエッチング工程とを含んでいる。ここで、このフォトレジストパターン形成工程はさらに、フォトレジスト塗布工程、リソグラフィー工程及び熱フロー工程を含んでいる。
実施の形態4において、回折格子の製造方法の一好適例につき説明する。ここでは、特にバイナリ型回折格子の製造方法について説明する。バイナリ型回折格子とは、基板の第1主面に平行であり高さが異なる2以上の平面が、それぞれの端部において基板の第1主面に垂直な垂直面により接続された階段状構造を有するものである。換言すれば、バイナリ型回折格子とは、基板に形成された、所定幅毎に高さが所定値ずつ変化する階段状構造である、と言うこともできる。
(1)遮蔽部を有するマスクを用いて基板の第1主面側に形成されたフォトレジスト膜を露光して、フォトレジストパターンを形成する工程(フォトレジストパターン形成工程)、
(2)フォトレジストパターンをエッチング保護膜として、基板を第1主面側からエッチングする工程(エッチング工程)、及び、
(3)第1主面側に残るフォトレジストパターンを除去する工程(灰化工程)
ここで、フォトレジストパターン形成工程は、さらに(1−1)フォトレジスト塗布工程、(1−2)リソグラフィー工程、及び、(1−3)熱フロー工程とを含んでいる。
(1−1)フォトレジストパターン形成工程
図7(A)を参照してフォトレジストパターン形成工程について説明する。
実施の形態1で述べた「フォトレジスト塗布工程」の手順と同様にして、基板62の第1主面64側の全面に、約1μmのフォトレジスト膜を形成する。
そして、領域e〜gに対応する位置に遮蔽部を有するマスクを用いて、実施の形態1で述べた「リソグラフィー工程」の手順と同様にして、露光及び現像を行う。現像終了後、基板62を110°Cで1分間加熱することによりポストベークを行う。これにより、領域e〜gを被覆するフォトレジストパターン68を形成する。
フォトレジストパターン68をエッチング保護膜として、領域a〜dを深さ3h(0.6μm)だけエッチングする。エッチングの具体的手順は実施の形態1の「エッチング工程」で述べたものと同様である。
図7(B)を参照して灰化工程について説明する。フォトレジストパターン68を、O2プラズマを用いた灰化処理により除去する。
第1工程単位では、段差部を有さない水平面状の単位構造Tに対してフォトレジストパターン形成工程を実施した。そのため、マスクの遮蔽部の幅やポストベークについては特別な配慮をする必要がなかった。しかし、第2工程単位以降の工程単位では、第1主面64側に段差部を有する単位構造Tに対してフォトレジストパターン形成工程を実施することになる。そのため、第2工程単位以降のフォトレジストパターン形成工程は、マスクの遮蔽部の幅を設計値よりも狭くして露光を行うリソグラフィー工程と、ポストベークを兼ねて原フォトレジストパターンを加熱することにより変形させる熱フロー工程とを含むこととなる。
(2−1−1)フォトレジスト塗布工程
実施の形態1で述べた「フォトレジスト塗布工程」の手順と同様にして、基板62の第1主面64側の全面に、フォトレジスト膜を形成する。このときのフォトレジスト膜の厚さは、第2主面66から第1主面64に向かう方向の高さが最も高い領域e〜g上において約1μmである。
図7(C)を参照してリソグラフィー工程について説明する。
図8(A)を参照して熱フロー工程について説明する。
第1及び第2変形フォトレジストパターン78,80をエッチング保護膜として、領域a,b,eを深さ2h(0.4μm)だけエッチングする。エッチングの具体的手順は実施の形態1の「エッチング工程」で述べたものと同様である。
図8(B)を参照して灰化工程について説明する。第1及び第2変形フォトレジストパターン78,80を、O2プラズマを用いた灰化処理により除去する。
(3−1)フォトレジストパターン形成工程
(3−1−1)フォトレジスト塗布工程
実施の形態1で述べた「フォトレジスト塗布工程」の手順と同様にして、基板62の第1主面64側の全面に、フォトレジスト膜を形成する。このときのフォトレジスト膜の厚さは、第2主面66から第1主面64に向かう方向の高さが最も高い領域f,g上において約1μmである。
図8(C)を参照してリソグラフィー工程について説明する。
図9(A)を参照して熱フロー工程について説明する。
第3〜第5変形フォトレジストパターン92,94,96をエッチング保護膜として、領域a,c,fを深さh(0.2μm)だけエッチングする。エッチングの具体的手順は実施の形態1の「エッチング工程」で述べたものと同様である。
図9(B)を参照して灰化工程について説明する。第3〜第5変形フォトレジストパターン92,94,96をO2プラズマを用いた灰化処理により除去する。
12,66 第2主面
14,34,62 基板
16 第1平面
19 第2平面
18 接続面
20,40,41 構造
21,48 フォトレジスト膜
22,28 原フォトレジストパターン
24,30 設計領域
26,32 変形フォトレジストパターン
36 第1平面
38 第1傾斜面
42 第2平面
44 第2傾斜面
50,74 第1原フォトレジストパターン
52,76 第2原フォトレジストパターン
54 第1設計領域
56 第2設計領域
58,78 第1変形フォトレジストパターン
60,80 第2変形フォトレジストパターン
68 フォトレジストパターン
70 第1垂直面
72 第2垂直面
82 第3垂直面
84 第4垂直面
86 第3原フォトレジストパターン
88 第4原フォトレジストパターン
90 第5原フォトレジストパターン
92 第3変形フォトレジストパターン
94 第4変形フォトレジストパターン
96 第5変形フォトレジストパターン
100 段差部
104 フォトレジストパターン
102 垂直面
106 下段側平面
108 上段側平面
110 溝状欠陥
112 突起状欠陥
16a,19a,36a,42a 端部
18a,38a,44a,70a,72a,82a,84a 上端部
74L,76L,78L,80L,86L,88L,90L,92L,94L,96L 左端部
74R,76R,78R,80R,86R,88R,90R,92R,94R,96R 右端部
W 幅
W1,W3,W5,W6 接触幅
W2,W4,W7,W8 設計値
DR1,DR2,DR3,DR4 右側間隔
DL1,DL2,DL3,DL4 左側間隔
a〜g 第1領域〜第7領域
T,TRn,TLn 単位構造
h 高さの差
SR1〜SR5,SL1〜SL5 間隔
Claims (14)
- 第1主面と該第1主面の反対側に設けられた第2主面とを有する基板において、
前記第1主面に形成されている第1平面と、前記第2主面との距離が前記第1平面よりも大きな第2平面と、前記第1および第2平面の端部同士を接続する接続面と、を有する構造に、フォトレジストパターンを形成するにあたり、
原フォトレジストパターンを前記第1平面上に、前記接続面と離間するように形成するリソグラフィー工程と、
前記原フォトレジストパターンを加熱して変形させることにより、前記第2平面よりも低い位置で前記接続面に接触する変形フォトレジストパターンを形成する熱フロー工程と、
を含むことを特徴とするフォトレジストパターンの形成方法。 - 前記熱フロー工程において、前記変形フォトレジストパターンの前記第1平面との接触幅が設計値となるように、前記原フォトレジストパターンを変形させることを特徴とする請求項1に記載のフォトレジストパターンの形成方法。
- 第1主面と該第1主面の反対側に設けられた第2主面とを有する基板において、
前記第1主面に形成されている第1平面と、前記第2主面との距離が前記第1平面よりも大きな第2平面と、前記第1および第2平面の端部同士を接続する接続面と、を有する構造に、フォトレジストパターンを形成するにあたり、
原フォトレジストパターンを前記第2平面上に、該第2平面の端部と離間するように形成するリソグラフィー工程と、
前記原フォトレジストパターンを加熱して変形させることにより、前記第2平面の前記端部よりも高い位置で前記第2平面の前記端部に接触する変形フォトレジストパターンを形成する熱フロー工程と、
を含むことを特徴とするフォトレジストパターンの形成方法。 - 前記熱フロー工程において、前記変形フォトレジストパターンの前記第2平面との接触幅が設計値となるように、前記原フォトレジストパターンを変形させることを特徴とする請求項3に記載のフォトレジストパターンの形成方法。
- 前記第1および第2平面が前記第1主面と平行であり、かつ、前記接続面が前記第1主面と垂直であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のフォトレジストパターンの形成方法。
- 第1主面と第1主面の反対側に設けられた第2主面とを有する基板において、
第1平面と、該第1平面の端部に接続された前記第2主面から前記第1主面に向かう方向に延びる第1傾斜面とからなる構造、及び、
第2平面と、該第2平面の端部に接続された前記第1主面から前記第2主面に向かう方向に延びる第2傾斜面とからなる構造、
が形成されている前記第1主面の前記第1平面及び前記第2平面に同時にフォトレジストパターンを形成するにあたり、
第1原フォトレジストパターンを、前記第1平面上に前記第1傾斜面と離間するように形成し、かつ、第2原フォトレジストパターンを前記第2平面上に前記第2平面の前記端部と離間するように形成するリソグラフィー工程と、
前記基板を加熱することにより、前記第1原フォトレジストパターンと前記第2原レジストパターンを同時に変形させて、それぞれ、第1変形フォトレジストパターンと第2変形フォトレジストパターンとを形成することで、
前記第1変形フォトレジストパターンを、前記第1傾斜面の第1主面側端部よりも低い位置で前記第1傾斜面に接触させ、かつ、
前記第2変形フォトレジストパターンを、前記第2傾斜面の第1主面側端部よりも高い位置で前記第2平面の端部に接触させる
熱フロー工程と、
を含むことを特徴とするフォトレジストパターンの形成方法。 - 前記第1および第2平面が前記第1主面と平行であり、前記第1および第2傾斜面が前記第1主面と垂直であることを特徴とする請求項6記載のフォトレジストパターンの形成方法。
- 第2主面、および、
該第2主面の反対側に設けられ、かつ、該第2主面とは第1の距離を有する第1の面と、該第2主面とは前記第1の距離よりも長い第2の距離を有する第2の面と、前記第1の面および前記第2の面の間に位置する第3の面とを有する第1主面、
を備えた基板を準備する工程と、
前記第3の面と離間するように前記第1の面上に原レジストパターンを形成する工程と、
前記原フォトレジストパターンを加熱して変形させることにより、前記第3の面に接触する変形フォトレジストパターンを形成する熱フロー工程と、
を含むことを特徴とするフォトレジストパターンの形成方法。 - 第2主面、および、
該第2主面の反対側に設けられ、かつ、該第2主面とは第1の距離を有する第1の面と、該第2主面とは前記第1の距離よりも長い第2の距離を有する第2の面と、前記第1の面および前記第2の面の間に位置する第3の面とを有する第1主面、
を備えた基板を準備する工程と、
前記第2の面の端部と離間するように前記第2の面上に原レジストパターンを形成する工程と、
前記原フォトレジストパターンを加熱して変形させることにより、前記第2の面の端部に接触する変形フォトレジストパターンを形成する熱フロー工程と、
を含むことを特徴とするフォトレジストパターンの形成方法。 - 第1主面と該第1主面の反対側に設けられた第2主面とを有する基板を準備し、
(1)遮蔽部を有するマスクを用いて前記基板の前記第1主面側に形成されたフォトレジスト膜を露光して、フォトレジストパターンを形成する工程と、
(2)前記フォトレジストパターンをエッチング保護膜として、前記基板を前記第1主面側からエッチングする工程と、
(3)前記フォトレジストパターンを除去する工程と、
からなる工程単位を1回以上含み、
前記工程単位毎に前記マスクの前記遮蔽部の形状及び位置を変更することにより、前記第1主面に平行であり高さが異なる2以上の平面が、それぞれの端部において前記第1主面に垂直な垂直面により接続された階段状構造を有する回折格子を製造するにあたり、
2回目以降の工程単位における工程(1)において、下記の第1及び第2フォトレジストパターン形成方法の双方またはいずれか一方を実施することを特徴とする回折格子の製造方法。
(a)前記2以上の平面のいずれかであって、該平面の端部に接続され、前記第2主面から前記第1主面に向かう方向に延びる前記第1主面に垂直な垂直面を有する構造の前記平面にフォトレジストパターンを形成する場合に、原フォトレジストパターンを前記平面上に前記垂直面と離間するように形成するリソグラフィー工程と、該原フォトレジストパターンを加熱して変形させることにより、前記垂直面の前記第1主面側端部よりも低い位置で前記垂直面に接触させるとともに、前記平面との接触幅が設計値となる変形フォトレジストパターンを形成する熱フロー工程とを含む第1フォトレジストパターン形成方法、及び、
(b)前記2以上の平面のいずれかであって、該平面の端部に接続され、前記第1主面から前記第2主面に向かう方向に延びる前記第1主面に垂直な垂直面を有する構造の前記平面にフォトレジストパターンを形成する場合に、原フォトレジストパターンを前記平面上に前記平面の端部と離間するように形成するリソグラフィー工程と、該原フォトレジストパターンを加熱して変形させることにより、前記垂直面の前記第1主面側端部よりも高い位置で前記端部に接触させるとともに、前記平面との接触幅が設計値となる変形フォトレジストパターンを形成する熱フロー工程とを含む第2フォトレジストパターン形成方法 - 高さがh(h>0)ずつ高くなる7つの平面からなる階段状構造を有する回折格子を製造するにあたり、
第1主面と該第1主面の反対側に設けられた第2主面とを有する基板を準備し、
前記第1主面上に、同一幅を有し互いに隣接する第1領域〜第7領域からなる単位構造が、幅方向に隣接して繰り返される周期構造を設定し、
個々の前記単位構造において、
(1)第5領域〜第7領域を被覆するフォトレジストパターンを形成する工程と、
(2)フォトレジストパターンをエッチング保護膜として、第1領域〜第4領域を深さ3hだけエッチングすることにより、第4及び第5領域の境界に第1主面に垂直な第1垂直面を、第7領域と隣接する単位構造の第1領域との境界に第1主面に垂直な第2垂直面を形成する工程と、
(3)フォトレジストパターンを除去する工程と、
(4)第3及び第4領域を被覆する第1原フォトレジストパターンを、該第1原フォトレジストパターンの第1領域側端部が第2及び第3領域の境界と離間するとともに、第7領域側端部が第1垂直面と離間するように形成し、かつ、
第6及び第7領域を被覆する第2原フォトレジストパターンを、該第2原フォトレジストパターンの第1領域側端部が第5及び第6領域の境界と離間するとともに、第7領域側端部が、第7領域と隣接する単位構造の第1領域との境界と離間するように、形成する工程と、
(5)前記基板を加熱することで、前記第1及び第2原フォトレジストパターンを変形させることで第1及び第2変形フォトレジストパターンを形成し、
前記第1変形フォトレジストパターンの第1領域側端部を第2及び第3領域の境界に接触させるとともに、第7領域側端部を第1垂直面の上端部よりも低い位置で第1垂直面に接触させ、かつ、
前記第2変形フォトレジストパターンの第1領域側端部を第5及び第6領域の境界に接触させるとともに、第7領域側端部を第2垂直面の上端部よりも高い位置で、第7領域と隣接する単位構造の第1領域との境界に接触させる工程と、
(6)前記第1及び第2変形フォトレジストパターンをエッチング保護膜として第1,第2及び第5領域を深さ2hだけエッチングすることにより、第2及び第3領域の境界に第1主面に垂直な第3垂直面を、第5及び第6領域の境界に第1主面に垂直な第4垂直面を、形成する工程と、
(7)前記第1及び第2変形フォトレジストパターンを除去する工程と、
(8)第2領域を被覆する第3原フォトレジストパターンを、該第3原フォトレジストパターンの第1領域側端部が第1及び第2領域の境界と離間するとともに、第7領域側端部が、第3垂直面と離間するように形成し、かつ、
第4及び第5領域を被覆する第4原フォトレジストパターンを、該第4原フォトレジストパターンの第1領域側端部が、第3及び第4領域の境界と離間するとともに、第7領域側端部が、第4垂直面と離間するように形成し、かつ、
第7領域を被覆する第5原フォトレジストパターンを、該第5原フォトレジストパターンの第1領域側端部が、第6及び第7領域の境界と離間するとともに、第7領域側端部が、第7領域と隣接する単位構造の第1領域との境界と離間するように、形成する工程と、
(9)基板を加熱することで、前記第3〜第5原フォトレジストパターンを変形させることで第3〜第5変形フォトレジストパターンを形成し、
前記第3変形フォトレジストパターンの第1領域側端部を第1及び第2領域の境界に接触させるとともに、第7領域側端部を第3垂直面の上端部よりも低い位置で第3垂直面に接触させ、かつ、
前記第4変形フォトレジストパターンの第1領域側端部を第3及び第4領域の境界に接触させるとともに、第7領域側端部を第4垂直面の上端部よりも低い位置で第4垂直面に接触させ、かつ、
前記第5変形フォトレジストパターンの第1領域側端部を第6及び第7領域の境界に接触させるとともに、第7領域側端部を第2垂直面の上端部よりも高い位置で、第7領域と隣接する単位構造の第1領域との境界に接触させる工程と、
(10)前記第3〜第5変形フォトレジストパターンをエッチング保護膜として、第1,第3及び第6領域を深さhだけエッチングすることにより、第1領域から第7領域にかけて高さがhずつ高くなる7つの平面からなる階段状構造を形成する工程と、
(11)前記第3〜第5変形フォトレジストパターンを除去する工程と、
を含むことを特徴とする回折格子の製造方法。 - 請求項1又は2に記載のフォトレジストパターンの形成方法を用いて半導体装置を製造するにあたり、熱フロー工程の後に、前記変形フォトレジストパターンをエッチング保護膜としてエッチングを行うエッチング工程を有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項3又は4記載のフォトレジストパターンの形成方法を用いて半導体装置を製造するにあたり、熱フロー工程の後に、前記変形フォトレジストパターンをエッチング保護膜としてエッチングを行うエッチング工程を有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項6記載のフォトレジストパターンの形成方法を用いて半導体装置を製造するにあたり、熱フロー工程の後に、前記第1及び第2のフォトレジストパターンをエッチング保護膜としてエッチングを行うエッチング工程を有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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