JP2006216571A - 非常用照明装置 - Google Patents

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純 松崎
Hiroyuki Nishino
博之 西野
Yasunori Kawase
靖憲 河瀬
Hiroyuki Matsumoto
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【課題】広範囲の電源電圧で使用可能な複数の定格入力電圧を有する常用電子バラストを用いて非常灯を構成する場合における非常灯ブロックの信頼性、安全性を改善する。
【解決手段】商用電源Vsを降圧して二次電池Bを充電する充電回路4、二次電池Bを電源として放電灯2を点灯させる非常用インバータ5、商用電源Vsを電源として放電灯2を点灯させる常用電子バラスト1、商用電源電圧が所定の閾値以下になったことを検知して放電灯2を常用電子バラスト1から非常用インバータ5へ切り替えるとともに非常用インバータ5を動作開始させる切替回路6を備え、上記所定の閾値は、常用電子バラスト1の複数の定格入力電圧のうち最も低い定格値の40%以上85%以下の範囲に設定した。
【選択図】 図1

Description

本発明は非常用照明装置に関し、常用時の点灯装置が広範囲の入力電圧に対応している場合の非常点灯への切替えに関するものである。
非常用照明装置の基本的な構成を図1のブロック図に示す。常時、商用電源Vsから常用バラスト1を介して蛍光灯などのランプ負荷2を点灯するとともに、非常灯ブロック3を構成する充電回路4によって二次電池Bを充電する。商用電源Vsが停電すると、常用バラスト1側からの電力供給が断たれるためランプ負荷2は一旦消灯するが、非常灯ブロック3を構成する切替回路6によって停電を検知して上述のランプ負荷2を非常点灯側に切り替えるとともに非常用のインバータ回路5を起動させ、ランプ負荷2は非常点灯を行なう。
図2は常用バラスト1の具体例として電子バラスト回路を示したものである。入力端子A,Bは商用電源に接続され、商用電源から電流ヒューズF、サージアブソーバZNR、雑音防止用コンデンサC1、フィルタT1から成る入力保護・雑音防止回路を介した後、整流ブリッジDB1で全波整流し、チョークコイルL1、スイッチング素子Q1及びその制御回路7、ダイオードD1、平滑コンデンサC2から成る昇圧チョッパー部で直流昇圧電源を形成し、その後段に、スイッチング素子Q2,Q3の直列回路及びこれらのスイッチング素子Q2,Q3を交互にON−OFFするためのインバータ制御回路8、スイッチング素子Q2と並列に構成されたチョークコイルL2、コンデンサC3,C4の直列回路から成るインバータ回路部を構成している。(出力端子C,D,E,Fは図1に示したように、リレー接点群S1を介してランプ負荷2に接続され、出力端子C−D間及びE−F間にランプフィラメントが接続される。従って上述のチョークコイルL2、コンデンサC3,C4はランプフィラメントを介して直列回路を構成する。)常時、リレー接点群S1がNO接点側にあるものとすると、電子バラスト1の出力にランプ負荷2が接続され、ランプ負荷2を高周波点灯させる。
図3は図1における非常用インバータ回路5の具体例を示したものである。入力端子G,Hは二次電池Bの+端子、−端子にそれぞれ接続され、また端子Jは図1の切替回路6の端子Jに接続される。非常用インバータ回路5は二次電池Bからの直流電源を入力端子G,Hで受け、入力端子Gから入力チョークコイルL3を介して発振トランスT2の一次巻線のセンタータップに入力され、一次巻線の両端と入力端子Hの間に各々主トランジスタQ4及びQ5を接続して構成され、主トランジスタQ4,Q5の制御端子は抵抗R2,R3及びトランジスタQ6でバイアスが与えられ、発振トランスT2の帰還巻線によって発振動作を行なう。発振トランスT2の出力巻線はランプフィラメント予熱のためのタップを有し、バラスト用コンデンサC6、予熱用コンデンサC7,C8を介して出力端子K,L,M,Nに接続され、更にリレー接点群S1を介してランプ負荷2に接続される。C5は共振用のコンデンサである。停電が発生すると切替回路6が動作し、リレー接点群S1をNC接点側に切り替えるとともにトランジスタQ6をONさせる。その結果、抵抗R2,R3を介して主トランジスタQ4,Q5がバイアスされて、いずれかがONして発振動作を開始し、その後、発振トランスT2の帰還巻線によって主トランジスタQ4,Q5が交互にON−OFFする自励発振動作を持続してランプ負荷2が非常点灯する。
図4は、図1における充電回路4、切替回路6の具体例を示したものである。常時は入力端子A,Bに商用電源が入力され、降圧トランスT3、整流ブリッジDB2によって低圧直流電圧に変換後、充電抵抗R5を介して出力端子G,H間に接続される二次電池Bを充電する。またダイオードD2、電解コンデンサC9及びトランジスタQ7、抵抗R4、ツェナーダイオードD3は、その後段に接続されるリレーRy1,Ry2を駆動するための直流安定化電源を構成しており、常時はトランジスタQ8がON状態でリレーRy1,Ry2を励磁している。リレーRy1,Ry2の接点は、図1のリレー接点群S1を構成している。D4は逆電圧吸収用のダイオードである。図中、ブロックで示した切替電圧設定回路9は、停電を検知してリレーRy1,Ry2の接点を切り替えるもので、商用電源が降下する場合の切替電圧を設定している。(切替電圧は日本照明器具工業会規格JIL5501切替動作で規定され、定格電圧の85%電圧では作動せず、40%電圧以上(60%電圧が好ましい)で確実に非常点灯に切り替わることとしている。)また遅延回路10は、停電が発生して非常点灯に切り替える際に商用の電子バラスト1の残留発振が止まってリレー接点群S1の電流が停止又は支障のないレベルに低減するまでの間、切り替え動作を遅延させて接点ストレスを軽減するものである。(日本照明器具工業会規格JIL5501では入力回路遮断後0.5秒以内で切り替わるよう規定されている。)
図5は、上述の切替電圧設定範囲を表す説明図である。横軸を時間として商用電源Vsの電圧が100%から低下していく場合、40%以上85%以下の電圧が切替許容範囲であるが、商用の電子バラスト1が動作を停止する電圧が85%電圧を下まわって例えば75%電圧であれば、切替電圧の設計範囲は75%〜40%となる。通常、商用電子バラスト1の動作維持電圧を把握しながら40%以上85%以下の電圧範囲内で任意に設計される。
日本照明器具工業会規格JIL5501
昨今、高調波電流歪規制の流れの中で力率改善技術が著しく進展し、汎用化されたICを用いればチョッパー回路の制御性が広い電源電圧範囲で確保することが可能となっている。商用の電子バラストにこのような制御性の高いチョッパー回路を導入し、例えば100V〜242Vの広範囲の電源対応のものも実用化されている。
図6は、横軸を電源電圧、縦軸を出力として上述の広範囲の電源に対応できる電子バラストの動作領域を示したもので、電源変動を考慮して約90V〜260Vの範囲で略一定の出力を確保しており、動作を停止する電圧は約75Vとなっている。
このような常用の電子バラストを用いて例えば242V用の非常灯を構成しようとした場合、40%電圧である97Vでは当然電子バラストは定格出力で動作していることになり、接点のストレスを考慮すれば切替電圧の設計可能範囲は存在しない。図7はこの模様を図式的に示したもので、常時の電子バラスト点灯維持レベルが40%以下の場合は切替可能な設計範囲が無いことを示している。
本発明は上述のような従来技術の欠点に鑑みてなされたもので、広範囲の電源電圧で使用可能な複数の定格入力電圧を有する常時の電子バラストを用いて非常灯を構成する場合における非常灯ブロックの信頼性、安全性の改善を目的とするものである。
請求項1の発明によれば、上記の課題を解決するために、図1に示すように、放電灯2と、二次電池Bと、商用電源Vsを降圧して二次電池Bを充電する充電回路4と、二次電池Bを電源として放電灯2を点灯させるための非常用インバータ5と、商用電源Vsを電源として放電灯2を点灯させるための常用電子バラスト1と、商用電源電圧が所定の閾値以下になったことを検知して上記放電灯2を常用電子バラスト1の出力側から非常用インバータ5の出力側へ切り替えるとともに非常用インバータ5を動作開始させる切替回路6とから構成され、上記常用電子バラスト1は、複数の定格入力電圧を有し、上記所定の閾値は、常用電子バラスト1の複数の定格入力電圧のうち最も低い定格値の40%以上85%以下の範囲に設定したことを特徴とするものである。
請求項2の発明によれば、同じ課題を解決するために、図8に示すように、放電灯2と、二次電池Bと、商用電源Vsを降圧して二次電池Bを充電する充電回路4と、二次電池Bを電源として放電灯2を点灯させるための非常用インバータ5と、複数の定格入力電圧を有し商用電源Vsを電源として放電灯2を点灯させるための常用電子バラスト1と、商用電源電圧がその定格値の40%以上85%以下の範囲になったことを検知して上記常用電子バラスト1を商用電源Vsから切り離す電源スイッチS0と、この電源スイッチS0がOFFした後、上記放電灯2を常用電子バラスト1の出力側から非常用インバータ5の出力側へ切り替えるとともに非常用インバータ5を動作開始させる切替回路6とから構成されることを特徴とするものである。
請求項3の発明によれば、図4又は図9に示すように、切替回路6に遅延回路10を設けて、商用電源電圧を所定の閾値で検出した後、放電灯2を常用電子バラスト1の出力側から非常用インバータ5の出力側へ切り替えるとともに非常用インバータ5を動作開始させるまでの間に遅延時間を設けたことを特徴とするものである。
請求項4の発明によれば、図10に示すように、放電灯2と、二次電池Bと、商用電源Vsを降圧して二次電池Bを充電する充電回路4と、二次電池Bを電源として放電灯2を点灯させるための非常用インバータ5と、複数の定格入力電圧を有し商用電源Vsを電源として放電灯2を点灯させるための常用電子バラスト1と、常用電子バラスト1から放電灯2に流れる電流を検出するための電流検出手段CTと、商用電源電圧がその定格値の40%以上85%以下の範囲になったことを検知し且つ上記電流検出手段CTからの検出信号が消滅した時点で上記放電灯2を常用電子バラスト1の出力側から非常用インバータ5の出力側へ切り替えるとともに非常用インバータ5を動作開始させる切替回路6とから構成されることを特徴とするものである。
請求項5の発明によれば、図10に示すように、電流検出手段CT、充電回路4、切替回路6、非常用インバータ5は非常灯ブロック3として一つのプリント基板上に実装されたことを特徴とするものである。
請求項1の発明においては、広範囲の入力電圧で使用可能な複数の定格入力電圧を有する常用電子バラストを用いて非常灯を構成する場合に、複数の定格入力電圧のうち最も低い電圧に着目し、その電圧の40%以上85%以下の電圧範囲で非常点灯に切り替わるように切替電圧の設定を行うことにより、本質的な安全性を損なうことなく切替電圧の設計を可能とする効果がある。
請求項2の発明においては、常用電子バラストの入力側に電源スイッチを設け、この電源スイッチを常時はON、停電又は電圧降下時はOFFするように制御することによって、常用電子バラストが広範囲の入力電圧に対応可能で複数の定格入力電圧を有し、それら定格入力電圧の高い方で使用された場合でも、その定格値の40%以上85%以下の範囲になったことを検知して電源入力を遮断できるので、その後の切り替え動作におけるストレスを大幅に改善でき、定格値の40%以上85%以下の電圧範囲で非常点灯への切り替えを行うことも可能となる。
請求項4の発明においては、常用の電子バラストの出力停止を監視するための電流検出手段を設け、商用電源電圧が定格の40%以上85%以下の範囲に設定された切替電圧に低下しても、電流検出手段からの検出信号がある限り非常点灯への切り替えを行わないように構成することによって、切替時のストレスを回避し、信頼性に優れかつ本質的な安全性を損なうことなく切替電圧の設計を可能とする効果がある。
(実施の形態1)
第1の実施の形態として、図6に示した常用電子バラストの広範囲の入力電圧範囲における複数の定格入力電圧のうち最も低い電圧に着目し、その電圧の40%以上85%以下の電圧で非常点灯に切り替わるように切替電圧設定を行うこととする。回路構成については、図1〜図4と同様である。そもそも切替電圧の設定は、商用電源の停電や電圧降下の際に速やかに非常点灯させ、照度を保って安全性を確保するためのものであることに鑑みれば、複数の定格入力電圧のうちの高い電圧で使用された場合に40%の電圧でも点灯を維持するのであれば、40%の電圧未満で切り替えたとしても上記主旨からむしろ安全確保上好ましいと言える。また、複数の定格入力電圧のうちの最も低い定格入力電圧で使用された場合は、常時の電子バラストが点灯維持できる電圧は高くなるため、40%以上85%以下の範囲で切り替えるようにしておけば、広範囲の入力電圧の何れの電源電圧で使用されても安全性を損ねることはないと言える。
(実施の形態2)
第2の実施の形態を図8および図9に示す。図8の回路は、図1に示した基本構成において、常用バラスト1の電源入力にリレー接点S0を設け、常時はON、停電又は電圧降下時は電源電圧の40%電圧以上の設定電圧でOFFするように制御される。
図9は充電回路4及び切替回路6の詳細を示したもので、図4の回路において、常用バラスト1の入力側に追加した接点S0のリレーRy3及び逆電圧吸収用ダイオードD5、商用電圧の40%以上の電圧を検出してトランジスタQ9をOFFさせるための切替電圧設定回路11を追加して構成される。
まず、切替電圧設定回路11で、停電又は電圧降下時に商用電圧の40%以上の電圧を検出できなくなると、トランジスタQ9をOFFしてリレーRy3の励磁を解除し、その接点S0で常用バラスト1の入力を遮断する。その後に従来と同様に負荷切替えの接点群S1を非常点灯側に切り替え、また非常用インバータ回路5への動作開始信号を発生させる。
このように構成することによって、常用の電子バラストが広範囲の入力電圧に対応可能で複数の定格入力電圧を有し、それら定格入力電圧のうち高い方で使用された場合でも、停電又は電圧降下時に商用電圧の40%以上の設定電圧で入力を遮断するので、その後の切り替え動作におけるリレー接点群S1のストレスを大幅に改善でき、しかも商用電圧の40%以上85%以下の電圧範囲で非常点灯への切り替えを行うことも可能となる。
(実施の形態3)
第3の実施の形態を図10および図11に示す。図10の回路は、図1に示した基本構成において、常用の電子バラスト1の出力停止を監視するためのカレントトランスCTを、非常灯ブロック3の内部のリレー接点群S1の常用バラスト1側のリード部に設け、その出力を切替回路6へ入力し、商用電圧の40%以上85%以下の電圧に設定された切替電圧設定回路9の出力如何に拘らずカレントトランスCTからの電流検出信号がある限り、切り替えを行わないように構成し、リレー接点のストレスを回避したものである。
図11は充電回路4及び切替回路6の詳細を示している。常時は、入力端子A,Bに商用電源Vsがつながれ、降圧トランスT3及び整流ブリッジDB2にて低圧直流化し、充電抵抗R5を介して出力端子G−H間に接続される二次電池Bを充電する。ダイオードD2、電解コンデンサC9、トランジスタQ7、ツェナーダイオードD3、抵抗R4で後段に接続されるリレー駆動用の定電圧回路を構成するとともに商用電源Vsの電圧が40%以上85%以下であることを検出し、非常点灯に切り替えるための切替電圧設定回路9、その出力で駆動されるトランジスタQ9,Q10,Q11、抵抗R6,R7,R8,R9,R10、コンデンサC10から成る信号処理回路、負荷切り替えのための接点群S1のリレーRy1,Ry2及び逆電圧吸収用ダイオードD4、リレー駆動用トランジスタQ8から構成されたリレー駆動回路、抵抗R11を介して出力端子Jにつながる非常用インバータ回路5のON−OFF用信号回路、前記電流トランスCTからの信号を端子O,Pから受け、整流ブリッジDB3、コンデンサC11で整流平滑し、抵抗R12,R13を介してトランジスタQ12をONさせ、上述の切替電圧設定回路9の出力をカットオフするための保護回路から成る。
停電又は電圧降下が生じた場合、カレントトランスCTからの信号が無い場合、上述の切替電圧設定回路9の出力がHighとなってトランジスタQ10がONするので、トランジスタQ11もONし、抵抗R11と出力端子Jを介して非常用インバータ回路5にON信号が送られるとともに、トランンジスタQ9がON、トランジスタQ8がOFFしてリレーRy1,Ry2の励磁が解除されてリレー接点群S1が非常点灯側に切り替わり、非常点灯する。カレントトランスCTからの信号がある場合、即ち常用の電子バラスト1によってリレー接点群S1にランプ電流が流れている場合は、トランジスタQ12がONとなるため、切替電圧設定回路9の出力がHighであってもトランジスタQ10はONせず、従って非常点灯への切り替えは行われない。その後、カレントトランスCTからの信号が消滅した時点で非常点灯に切り替わることになる。
このように構成することによって、常用の電子バラストが広範囲の入力電圧に対応可能で複数の定格入力電圧を有し、そのうち定格入力電圧の高い方で使用された場合でも、その40%以上85%以下の電圧で非常点灯への切り替え動作を前提にしながらも、常用の電子バラストからランプへの電流供給がある間は切り替えを保留してリレー接点のストレスを回避できる。電子バラストからランプへの電流供給が継続している間はランプからの照度も期待でき、切り替えが完了しなくとも非常灯としての安全性は確保されていると考えられる。
本発明の非常用照明装置の基本的な構成を示すブロック回路図である。 図1における常用バラストの具体例を示す回路図である。 図1における非常用インバータ回路の具体例を示す回路図である。 図1における充電回路および切替回路の具体例を示す回路図である。 図1における切替電圧設定範囲を示す説明図である。 図1における常用バラストの動作領域を示す説明図である。 従来例の課題を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック回路図である。 図8における充電回路及び切替回路の詳細を示す回路図である。 本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロック回路図である。 図10における充電回路及び切替回路の詳細を示す回路図である。
符号の説明
1 常用バラスト
2 ランプ負荷(蛍光灯など)
3 非常灯ブロック
4 充電回路
5 非常用インバータ回路
6 切替回路
B 二次電池
Vs 商用電源

Claims (5)

  1. 放電灯と、二次電池と、商用電源を降圧して二次電池を充電する充電回路と、二次電池を電源として放電灯を点灯させるための非常用インバータと、商用電源を電源として放電灯を点灯させるための常用電子バラストと、商用電源電圧が所定の閾値以下になったことを検知して上記放電灯を常用電子バラスト出力側から非常用インバータ出力側へ切り替えるとともに非常用インバータを動作開始させる切替回路とから構成され、上記常用電子バラストは、複数の定格入力電圧を有し、上記所定の閾値は、常用電子バラストの複数の定格入力電圧のうち最も低い定格値の40%以上85%以下の範囲に設定したことを特徴とする非常用照明装置。
  2. 放電灯と、二次電池と、商用電源を降圧して二次電池を充電する充電回路と、二次電池を電源として放電灯を点灯させるための非常用インバータと、複数の定格入力電圧を有し商用電源を電源として放電灯を点灯させるための常用電子バラストと、商用電源電圧がその定格値の40%以上85%以下の範囲になったことを検知して上記常用電子バラストを商用電源から切り離す電源スイッチと、この電源スイッチがOFFした後、上記放電灯を常用電子バラスト出力側から非常用インバータ出力側へ切り替えるとともに非常用インバータを動作開始させる切替回路とから構成されることを特徴とする非常用照明装置。
  3. 商用電源電圧を所定の閾値で検出した後、放電灯を常用電子バラスト出力側から非常用インバータ出力側へ切り替えるとともに非常用インバータを動作開始させるまでの間に遅延時間を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の非常用照明装置。
  4. 放電灯と、二次電池と、商用電源を降圧して二次電池を充電する充電回路と、二次電池を電源として放電灯を点灯させるための非常用インバータと、複数の定格入力電圧を有し商用電源を電源として放電灯を点灯させるための常用電子バラストと、常用電子バラストから放電灯に流れる電流を検出するための電流検出手段と、商用電源電圧がその定格値の40%以上85%以下の範囲になったことを検知し且つ上記電流検出手段からの検出信号が消滅した時点で上記放電灯を常用電子バラスト出力側から非常用インバータ出力側へ切り替えるとともに非常用インバータを動作開始させる切替回路とから構成されることを特徴とする非常用照明装置。
  5. 上記電流検出手段、充電回路、切替回路、非常用インバータは非常灯ブロックとして一つのプリント基板上に実装されたことを特徴とする請求項4記載の非常用照明装置。
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