JP2006216165A - 光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法 - Google Patents

光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光ディスク装置によってファームウェアの更新が必要かどうかを判断し、その結果から、ホストコンピュータがファームウェアの更新を自動的に且つ必要なタイミングで実施可能な光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 光ディスクが装着された時に光ディスク装置200に内蔵されるシステムコントローラにて、光ディスク信号処理部から返される信号処理情報や、ディスクに記録されている各種情報を読み取ることで光ディスクの種別を判別して、装着された光ディスクが既存のファームウェアで対応できるかどうかを判断し、対応されていない場合に、割り込み通知信号303を駆動してホストコンピュータ100から最新のファームウェアを入手してファームウェアを更新することができるため、ファームウェアの更新を自動的に且つ必要なタイミングで実施可能とすることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、コンピュータに接続され、コンピュータの記憶装置用途として用いられる光ディスク装置のファームウェアの更新を行う、光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法に関する。
近年の光ディスク装置は、急速に増加するディスクフォーマット種別やディスク特性相違による様々なディスクに対して、記録・再生の互換・品質を確立する必要があり、ディスクの記録・再生の互換対応については、光ディスク装置を制御するファームウェアが担っている。従来の光ディスク装置のファームウェアは、装置を開発する段階にて検証可能なディスクに対し、記録・再生互換を確立して装置を市場投入していた。ここで、光ディスク装置の製品化後に、新ディスクが現れると、装置メーカーは新ディスクに最適化したファームウェアを開発して一般公開する手法をとっており、ユーザーは任意に光ディスク装置メーカーから公開されたファームウェアを入手し、ホストコンピュータから光ディスク装置のファームウェアをアップデートし、新規ディスクへの記録・再生の対応を行っている。
また、ファームウェアを容易にアップデートする方法として、コンピュータ装置に接続された外部機器のファームウェアのアップデートを、当該装置の電源を投入したときに自動的に行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
これは、コンピュータ装置に電源を投入すると、当該装置は、その内部の状態と外部機器の状態のチェックを行った後、ネットワークを介して所定のサイトから最新のプログラムを取得し、当該外部機器のファームウェアをアップデートする。上記した手法を用いれば、光ディスク装置のファームウェアのアップデートが容易に行なわれることにより、当該新規ディスクへの対応が容易に行なわれる。
また、近年はホストコンピュータと光ディスク装置は、ATAPIインターフェースで接続され、外部記憶装置である光ディスク装置へコマンドを発行し、当該光ディスク装置を制御している(非特許文献1参照)。例えば、ホストコンピュータから光ディスク装置へREADコマンドを発行した場合、光ディスクから読み取られた信号を信号処理回路によってデコードを行い、データをホストコンピュータへ送信するように制御される。また、ホストコンピュータが光ディスク装置のファームウェアをアップデートするためのコマンドを発行した時は、ホストコンピュータはATAPIインターフェースを介してファームウェアを光ディスク装置へ送出する。光ディスク装置はホストコンピュータから送信されたファームウェアを受信し、一次記憶メモリーに蓄積後、ファームウェアを順次フラッシュメモリへ書き込み制御を行いファームウェアのアップデートを完了する。
特開2001−109703号公報 "AT Attachment Packet Interface (X3T10)"[平成16年6月1日検索]、インターネット<URL:http://www.t13.org>
一般的に、従来の技術においては、ファームウェアの更新は、ほとんどの場合がユーザー任意でファームウェアを入手し、ホストコンピュータから光ディスク装置のファームウェアをアップデートしている。このため、ユーザーによるファームウェアのアップデートが実施されない光ディスク装置については、新規ディスクに対して記録・再生の互換を確保することは簡単ではないという問題点があった。
また、特開2001―109703号公報記載の発明ではファームウェアを容易にアップデートすることが行われるが、光ディスク装置にとっては、新しいファームウェアによって様々な不具合が解消される事は多いものの、アップデートのタイミングによっては必ずしもファームウェアの更新がよい結果となるとは限らない。例えば、新規ディスクに対応させる目的でファームウェアをアップデートしたとしても、アップデートしたファームウェアが新規ディスクに対応していなければ当該ディスクに対して記録・再生は可能となるとは限らず、逆に新しいファームウェア自身に不具合があった場合、当該装置は、ファームウェアをアップデートした事による新たな不具合を生じる可能性もある。さらに、ホストコンピュータに電源が投入されるたびに、ファームウェアのアップデートが行われると、ホストコンピュータはファームウェアのアップデートに費やす時間がかかるため、ホストコンピュータの起動や動作が遅くなってしまい、ユーザーはホストコンピュータを使った他の作業ができなくなってしまうという問題点もある。
上記したようにATAPIインターフェースで接続されたホストコンピュータと光ディスク装置間ではホストコンピュータから光ディスク装置へコマンド発行することで、光ディスク装置を制御する事は可能である。しかし、光ディスク装置からホストコンピュータへはコマンドを発行する事ができないため、光ディスク装置からホストコンピュータの動作を制御する事は不可能である。このため、光ディスク装置に新規ディスクが装着されたときに、該新規ディスクが記録・再生不可能であるといったような場合に、自動的に光ディスク装置のファームウェアをアップデートしようとしてもATAPIインターフェースにおいては光ディスク装置からホストコンピュータの制御が行えないため、必要なタイミングでファームウェア更新を行うことはできず、結局、ユーザーによってファームウェアをアップデートするかどうかの判断を行い、ファームウェアの更新を行わなければならないという問題点がある。
上記問題点を解決するために、本発明は、光ディスク装置によってファームウェアの更新が必要かどうかを判断し、その結果から、ホストコンピュータがファームウェアの更新を自動的に且つ必要なタイミングで実施可能な光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載のファームウェアアップデート方法は、ホストコンピュータから光ディスク装置にインターフェースを介してファームウェアを送信し、光ディスク装置のファームウェアの更新を行うファームウェアアップデート方法であって、装着された光ディスクが前記光ディスク装置のファームウェアで記録・再生に対応可能かによりファームウェアの更新の必要性を判別する工程と、ファームウェアの更新が必要と判別された場合に割り込み通知信号を駆動して前記ホストコンピュータに通知する工程と、前記ホストコンピュータにて前記割り込み通知信号を受信して最新のファームウェアを準備する工程と、前記ホストコンピュータから前記光ディスク装置にファームウェアアップデートコマンドを発行する工程と、前記ホストコンピュータから前記光ディスク装置に前記最新のファームウェアを送出する工程と、前記光ディスク装置が前記ホストコンピュータから発行される前記ファームウェアアップデートコマンドおよび前記最新のファームウェアを受信してファームウェアの更新を行う工程とを有し、光ディスクの装着により必要に応じて自動的にファームウェアを更新することを特徴とする。
請求項2記載の光ディスク装置は、ホストコンピュータからインターフェースを介してファームウェアを受信し、ファームウェアの更新を行う光ディスク装置であって、ファームウェアの更新が必要と判別された場合に割り込み通知信号を駆動する割り込み通知信号通知手段と、装着された光ディスクが前記光ディスク装置のファームウェアで記録・再生に対応可能であるかによりファームウェアの更新の必要性を判別すると共に、前記ホストコンピュータより更新するファームウェアを受信してファームウェアの更新を行うシステムコントローラとを有し、装着された光ディスクによりファームウェアの更新の要否を判断し、更新が必要な場合には前記ホストコンピュータに前記割り込み要求信号を送信することにより、装着された光ディスクの記録・再生に必要なファームウェアを自動的に前記ホストコンピュータより受信して更新を行うことを特徴とする。
請求項3記載のファームウェアアップデート方法は、ホストコンピュータから光ディスク装置にインターフェースを介してファームウェアを送信し、光ディスク装置のファームウェアの更新を行うファームウェアアップデート方法であって、装着された光ディスクが前記光ディスク装置のファームウェアで記録・再生に対応可能かによりファームウェアの更新の必要性を判別する工程と、ファームウェアの更新が必要と判別された場合に状態表示レジスタに判別結果を記憶する工程と、前記ホストコンピュータが前記状態表示レジスタを読み出す工程と、読み出した結果でファームウェアの更新が必要であった場合に最新のファームウェアを準備する工程と、前記ホストコンピュータから前記光ディスク装置にファームウェアアップデートコマンドを発行する工程と、前記ホストコンピュータから前記光ディスク装置に前記最新のファームウェアを送出する工程と、前記光ディスク装置が前記ホストコンピュータから発行される前記ファームウェアアップデートコマンドおよび前記最新のファームウェアを受信してファームウェアの更新を行う工程とを有し、光ディスクの装着により必要に応じて自動的にファームウェアを更新することを特徴とする。
請求項4記載の光ディスク装置は、ホストコンピュータからインターフェースを介してファームウェアを受信し、ファームウェアの更新を行う光ディスク装置であって、ファームウェアの更新が必要と判別された場合に判別結果を記憶する状態表示レジスタと、装着された光ディスクが前記光ディスク装置のファームウェアで記録・再生に対応可能であるかによりファームウェアの更新の必要性を判別すると共に、前記ホストコンピュータより更新するファームウェアを受信してファームウェアの更新を行うシステムコントローラとを有し、装着された光ディスクによりファームウェアの更新の要否を判断し、更新が必要な場合には前記状態表示レジスタに判別結果を記憶し、前記ホストコンピュータで前記状態表示レジスタを読み出すことにより、装着された光ディスクの記録・再生に必要なファームウェアを自動的に前記ホストコンピュータより受信して更新を行うことを特徴とする。
請求項5記載のファームウェアアップデート方法は、ホストコンピュータから光ディスク装置にインターフェースを介してファームウェアを送信し、光ディスク装置のファームウェアの更新を行うファームウェアアップデート方法であって、装着された光ディスクが前記光ディスク装置のファームウェアで記録・再生に対応可能かによりファームウェアの更新の必要性を判別する工程と、ファームウェアの更新が必要と判別された場合に状態表示レジスタに既存のファームウェアのバージョンと光ディスク種別を記憶すると共に割り込み通知信号を駆動して前記ホストコンピュータに通知する工程と、前記ホストコンピュータが前記割り込み通知信号を受信する工程と、前記状態表示レジスタを読み出して最新のファームウェアのバージョンと光ディスク種別比較する工程と、前記最新のファームウェアで対応可能であった場合に最新のファームウェアを準備する工程と、前記ホストコンピュータから前記光ディスク装置にファームウェアアップデートコマンドを発行する工程と、前記ホストコンピュータから前記光ディスク装置に前記最新のファームウェアを送出する工程と、前記光ディスク装置が前記ホストコンピュータから発行される前記ファームウェアアップデートコマンドおよび前記最新のファームウェアを受信してファームウェアの更新を行う工程とを有し、光ディスクの装着により必要に応じて自動的にファームウェアを更新することを特徴とする。
請求項6記載の光ディスク装置は、ホストコンピュータからインターフェースを介してファームウェアを受信し、ファームウェアの更新を行う光ディスク装置であって、ファームウェアの更新が必要と判別された場合に判別結果を記憶する状態表示レジスタと、ファームウェアの更新が必要と判別された場合に割り込み通知信号を駆動する割り込み通知信号通知手段と、装着された光ディスクが前記光ディスク装置のファームウェアで記録・再生に対応可能であるかによりファームウェアの更新の必要性を判別すると共に、前記ホストコンピュータより更新するファームウェアを受信してファームウェアの更新を行うシステムコントローラを有し、装着された光ディスクによりファームウェアの更新の要否を判断し、更新が必要な場合には前記状態表示レジスタに判別結果を記憶すると共に前記ホストコンピュータに前記割り込み要求信号を送信し、前記ホストコンピュータで前記状態表示レジスタを読み出して最新のファームウェアと比較することで、装着された光ディスクの記録・再生に必要なファームウェアを自動的に前記ホストコンピュータより受信して更新を行うことを特徴とする。
請求項7記載のファームウェアアップデート方法は、請求項1または請求項3または請求項5記載のファームウェアアップデート方法において、前記インターフェースがATAPIインターフェースであることを特徴とする。
請求項8記載の光ディスク装置は、請求項2または請求項4または請求項6記載の光ディスク装置において、前記インターフェースがATAPIインターフェースであることを特徴とする。
以上により、ホストコンピュータがファームウェアの更新を自動的に且つ必要なタイミングで実施可能な光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法を提供することができる。
以上のように、従来の光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法では、ユーザーもしくはホストコンピュータによって強制的に光ディスク装置のファームウェアアップデートが行われるのに対し、本発明の光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法では、装着された光ディスクが既存のファームウェアで対応できるかどうかを判断し、対応されていない場合に、割り込み通知信号を駆動し、ホストコンピュータから最新のファームウェアを入手してファームウェアを更新することができるため、ファームウェアの更新を自動的に且つ必要なタイミングで実施可能とすることができる。
また、装着された光ディスクが既存のファームウェアで対応できるかどうかを判断し、対応されていない場合に、状態表示レジスタに判断結果を記録し、ホストコンピュータにて状態表示レジスタを読み込むことによりファームウェアの更新の必要性を判断し、ホストコンピュータから最新のファームウェアを入手してファームウェアを更新することができるため、ファームウェアの更新を自動的に且つ必要なタイミングで実施可能とすることができる。
さらに、装着された光ディスクが既存のファームウェアで対応できるかどうかを判断し、対応されていない場合に、状態表示レジスタに判断結果を記録すると共に割り込み通知信号を駆動し、ホストコンピュータにて割り込み通知信号を検知すると、状態表示レジスタを読み込んで最新のファームウェアのバージョンと光ディスク種別を比較してファームウェアの更新の必要性を判断し、ホストコンピュータから最新のファームウェアを入手してファームウェアを更新することができるため、ファームウェアの更新を自動的に且つ必要なタイミングで実施可能とすることができる。
本発明の光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法について図1,図2,図3,図4を用いて説明する。
図1は本発明におけるホストコンピュータの構成図、図2は本発明における光ディスク装置の構成図、図3は本発明における割り込み通知手段を備えたATAPIインターフェースの構成図、図4は本発明における状態表示レジスタを備えたATAPIインターフェースの構成図である。
まず、図1を用いてホストコンピュータ100について説明する。
ホストコンピュータ100は当該ホストコンピュータ100の全体的な動作を制御するCPU101、ファイルおよびCPU101の動作プログラムを含む種々の情報を記憶するハードディスクドライブ(以下HDDと称す)102、表示装置等で構成される表示装置103、CPU101のワークエリアとなるRAM104、ネットワーク105を介して他の装置とのデータの送受信を行うための通信部106、脱着可能な記録媒体の情報を読み取り、さらに当該記録媒体の情報の書換え機能が付加されていてもよいCD/DVDドライブ等の光ディスク装置200、および、ユーザーが情報を入力するためのキーボード等の操作部107を備えている。CPU101は、入出力インターフェース(I/O)108を介して、HDD102、表示装置103、RAM104、通信部106、光ディスク装置200、および、操作部107と接続されている。光ディスク装置200は、入出力インターフェース108とATAPIインターフェース300を介して接続されている。
次に、図2を用いて光ディスク装置200について説明する。
光ディスク装置200は、前記ホストコンピュータ100の外部記憶装置として使用されるCD/DVDドライブである。光ディスク装置200は、光ディスク201に記録されたデータを読み取る光ディスク信号処理部202、前記ホストコンピュータ100との通信を行うATAPIインターフェース制御部203、光ディスク装置200全体の制御を行うシステムコントローラ204、前記システムコントローラ204の動作プログラムを格納しておく記憶・消去可能なフラッシュメモリ205で構成される。光ディスク信号処理部202は光ディスク201に記録されている映像・音声データを取得し、再生信号として復号する処理を行う。ATAPIインターフェース制御部203はホストコンピュータ100から発行されるATAPIコマンドを受信し、システムコントローラ204へ通知を行う制御および前記光ディスク信号処理部202によって再生されたデータをホストコンピュータ100へデータ転送する制御を行っている。システムコントローラ204は、ATAPIインターフェース制御部203にてホストコンピュータ100から発行されるATAPIコマンドが受理されシステムコントローラ204へ通知が行われたとき、前記フラッシュメモリ205に記憶されたファームウェアのプログラムに従って、ATAPIコマンドにて要求される光ディスク装置200全体の制御を行っている。
また、光ディスク装置200のフラッシュメモリ205に記憶されたファームウェアを更新する手法として、システムコントローラ204は、ATAPIインターフェース制御部203にてホストコンピュータ100から発行されるATAPIコマンドが受理されシステムコントローラ204へ通知が行われたとき、通知された前記ATAPIコマンドがフラッシュ書き換え命令である場合は、システムコントローラ204は前記ホストコンピュータから書き換え用のファームウェアを受信し、前記受信したファームウェアを前記記憶・消去可能なフラッシュメモリ205に書き込みを行う、ファームウェアの更新がなされる。
ここで図3に示す如く、ATAPIインターフェース300で接続されたホストコンピュータ100と光ディスク装置200間において、光ディスク装置200からホストコンピュータ100を動作決定させることが可能となるよう、前記ATA/ATAPIインターフェース300は、前記光ディスク装置200から前記ホストコンピュータ100への割り込み通知信号303を備え、光ディスク装置200は前記割り込み通知信号303を通知するための割り込み通知信号通知手段305を有し、前記ホストコンピュータ100は前記ATA/ATAPIインターフェース300を介して前記割り込み通知信号303を検出する割り込み通知信号検出手段304を有する。前記ホストコンピュータ100は前記割り込み通知信号検出手段304により、光ディスク装置200から割り込み通知信号303を検出した場合、前記光ディスク装置200のフラッシュメモリ205に記憶されたファームウェアを更新する手法にて前記光ディスク装置のフラッシュメモリ205に記憶されているファームウェアを最新のファームウェアへ更新する。
また、図4(a)に示す如く、前記光ディスク装置200は、前記ホストコンピュータ100から前記光ディスク装置200に装着された光ディスクの記録・再生が実施可能であるかどうかの状態とフラッシュメモリ205に記憶されているファームウェアのバージョンを読み出すことが可能な状態表示レジスタ307を有し、前記ホストコンピュータ100は前記ATA/ATAPIインターフェース300を介して前記状態表示レジスタ307の読み出しを行う状態表示レジスタ読み取り手段306を有する。前記ホストコンピュータ100は前記状態表示レジスタ読み取り手段306により光ディスク装置200の状態表示レジスタ307を読み出し、ホストコンピュータが管理する最新のファームウェアと光ディスク装置のファームウェアバージョンを比較した結果から、前記光ディスク装置200のファームウェアの更新を行うかどうかを判別し、ファームウェアの更新が必要と判断した場合には、ホストコンピュータ100によって前記光ディスク装置200のフラッシュメモリ205に記憶されたファームウェアを更新する手法にて前記光ディスク装置のフラッシュメモリ205に記憶されているファームウェアを最新のファームウェアへ更新する。
さらに、光ディスク装置200のフラッシュメモリ205に記憶されたファームウェアを更新する手法として、図4(b)に示すように光ディスク装置200から通知される割り込み通知信号303により、ホストコンピュータ100は光ディスク装置200からの割り込み動作要求が行われた事を割り込み通知信号検出304で検出した時、前記ホストコンピュータ100は光ディスク装置200に装着された光ディスクの記録・再生が実施可能であるかどうかの状態とフラッシュメモリ205に記憶されているファームウェアのバージョンを読み出すことが可能な状態表示レジスタ307の内容を前記状態表示レジスタ読み取り手段306により読み出し、ホストコンピュータが管理する最新のファームウェアと光ディスク装置のファームウェアバージョンを比較した結果から、前記光ディスク装置200のファームウェアの更新を行うかどうかを判別し、ファームウェアの更新が必要と判断した場合には、ホストコンピュータ100は前記光ディスク装置200のフラッシュメモリ205に記憶されたファームウェアを更新する手法にて、前記光ディスク装置のフラッシュメモリ205に記憶されているファームウェアを最新のファームウェアへ更新される。
以下に本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1は、図2の光ディスク装置200のフラッシュメモリ205に記憶されているファームウェアの更新動作を図5のフローチャートを用いて説明する。
図5は実施の形態1におけるファームウェアアップデート方法を示すフローチャートである。
まず、図5(a)に示すように、光ディスク装置立ち上げ処理では、光ディスク装置にディスクが装着されたときの光ディスクへの記録・再生を実施可能とするための初期処理(A−2)が行われる。手順(A−3)において、ディスクの再生・記録を開始する前に、システムコントローラは、光ディスク装置にセットされた光ディスクが、光ディスク装置で再生・記録に対応している光ディスクであるかどうかの判別を行う。光ディスク種別の判別は光ディスク信号処理部から返される信号処理情報や、ディスクに記録されている各種情報を読み取ることで判別可能である。ディスク種別が既存のファームウェアにて再生・記録に対応できているとシステムコントローラが判別した場合は、手順(A−4)の再生・記録処理を実施できるように光ディスク装置立ち上げ処理を完了し、手順(A−5)ホストコンピュータから記録・再生コマンド要求待ちで終了する。
一方、手順(A−3)において、ディスク種別が既存のファームウェアにて再生・記録に対応できていないとシステムコントローラが判別した場合は、手順(A−6)にて割り込み通知信号を駆動し、ホストコンピュータへ新規ディスクが挿入された事を通知し、手順(A−7)にてファームウェアアップデートを実施できるように光ディスク装置の立ち上げ処理を完了し、ホストコンピュータからのコマンド要求待ち状態で待機する。
ここで、図5(b)に示すように、ホストコンピュータは手順(B−1)の光ディスク装置からの割り込み通知信号を検出した時、手順(B−2)にて光ディスク装置のファームウェアを更新するための最新のファームウェアを準備し、記憶媒体に蓄積しておく。そして、手順(B−3)にてホストコンピュータは、光ディスク装置へファームウェアアップデートを行うATAPIコマンドを発行し、手順(B−4)にて記憶媒媒体から光ディスク装置へファームウェアを送出し、ホストコンピュータは光ディスク装置のファームウェアアップデート動作を開始する。
その後、図5(a)に示すように、光ディスク装置はホストコンピュータからファームウェアアップデートコマンドが発行されると、手順(A−8)において、ATAPIインターフェース制御部はホストコンピュータから発行されるATAPIコマンドを受信し、システムコントローラへ通知を行う。次に手順(A−9)において、システムコントローラは、ファームウェアアップデートコマンドを受信すると、ATAPIインターフェース制御部にてホストコンピュータから送出される新しいファームウェアを受信し、一時記憶メモリーに格納する。最後に、手順(A−10)にてシステムコントローラは、一時記憶メモリーに蓄積されたファームウェアを順次フラッシュメモリ部に書き込み最新のファームウェアに書き換え処理を行い終了する。
以上のように、従来の光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法では、ユーザーもしくはホストコンピュータによって強制的に光ディスク装置のファームウェアアップデートが行われるのに対し、本発明の光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法では、光ディスクが装着された時に光ディスク装置に内蔵されるシステムコントローラにて、光ディスク信号処理部から返される信号処理情報や、ディスクに記録されている各種情報を読み取ることで光ディスクの種別を判別して、装着された光ディスクが既存のファームウェアで対応できるかどうかを判断し、対応されていない場合に、割り込み通知信号を駆動してホストコンピュータから最新のファームウェアを入手し、ファームウェアを更新することができるため、ファームウェアの更新を自動的に且つ必要なタイミングで実施可能とすることができる。
また、ユーザーは任意でファームウェアの更新を行う必要がないため、新規ディスクへの対応がなされていない光ディスク装置はファームウェアのアップデートが自動に行われる結果、新規ディスクへの記録・再生品質を向上させることができるようになる。
さらに、ホストコンピュータは光ディスク装置へのファームウェアアップデートを不必要に行うような事はなされないので、当該装置は、ファームウェアをアップデートした事による新たな不具合を生じる可能性も低減する効果が得られる。さらに、ホストコンピュータは、電源が投入されるたびに、ファームウェアのアップデートを行う必要はなくなるため、ホストコンピュータの起動時間の短縮や動作時間が遅くなることもなく、ユーザーはホストコンピュータを使った他の作業ができなくなってしまうという問題も解消できるという効果がある。
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2について説明する。光ディスク制御部の動作を図6のフローチャートを用いて説明する。
図6は実施の形態2におけるファームウェアアップデート方法を示すフローチャートである。
まず、図6(a)に示すように、光ディスク装置立ち上げ処理が開始され(C−1)、光ディスク装置にディスクが装着されたときの初期処理(C−2)が行われる。手順(C−3)において、ディスクを再生・記録を開始する前に、システムコントローラは、光ディスク装置にセットされた光ディスクが、光ディスク装置で再生・記録に対応している光ディスクであるかどうかの判別を行う。光ディスク種別の判別は光ディスク信号処理部から返される信号処理情報や、ディスクに記録されている各種情報を読み取ることで判別可能である。次に、手順(C−3)でディスク種別が既存のファームウェアにて再生・記録に対応できているとシステムコントローラが判別した場合は、手順(C−4)にて再生・記録処理を実施できるように光ディスク装置立ち上げ処理を完了し、手順(C−5)にてホストコンピュータからの記録・再生コマンド要求を待つ状態となる。一方、手順(C−3)でディスク種別が既存のファームウェアにて再生・記録に対応できていないとシステムコントローラが判別した場合は、手順(C−6)で前記状態表示レジスタに判別結果を記憶させておき、手順(C−7)にてファームウェアアップデートを実施できるようにドライブの立ち上げ処理を完了し、ホストコンピュータからのコマンド要求待ち状態で待機する。ここで、前記判別結果とは、例えば、記録・再生可能ディスクである場合は、レジスタに記憶する値を”0”とし、記録・再生不可能ディスクである場合は、レジスタに記憶する値を”1”とする。
ここで、図6(b)に示すように、ホストコンピュータは手順(D−1)でユーザーにて光ディスク装置のディスクへ記録・再生要求が行われる場合、手順(D−2)で光ディスク装置の前記状態表示レジスタの読み出しを行う。次に、手順(D−3)において、前記状態表示レジスタの読み出し結果が、再生・記録に対応しているかどうかを確認し、対応できている場合は、手順(D−4)において、光ディスク装置への記録・再生要求を行い終了する。一方、記録・再生に対応できていないと表示されている場合は、手順(D−5)にて光ディスク装置のファームウェアを更新するための最新のファームウェアを準備し、記憶媒体に蓄積しておく。次に、手順(D−6)にてホストコンピュータは、光ディスク装置へファームウェアアップデートを行うATAPIコマンドを発行し、手順(D−7)にて記憶媒体から光ディスク装置へファームウェアを送出し、ホストコンピュータは光ディスク装置のファームウェアアップデート動作を開始する。
その後、図6(a)に示すように、光ディスク装置はホストコンピュータからファームウェアアップデートコマンドが発行されると、手順(C−8)において、ATAPIインターフェース制御部はホストコンピュータから発行されるATAPIコマンドを受信し、システムコントローラへ通知を行う。次に、手順(C−9)において、システムコントローラは、ATAPIインターフェース制御部にてホストコンピュータから送出される新しいファームウェアを受信し、一時記憶メモリーに格納する。ここで、手順(C−10)にてシステムコントローラは、一時記憶メモリーに蓄積されたファームウェアを順次フラッシュメモリに書き込んで最新のファームウェアに書き換え処理を行い、ファームウェア更新を終了する。
以上のように、従来の光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法では、ユーザーもしくはホストコンピュータによって強制的に光ディスク装置のファームウェアアップデートが行われるのに対し、本発明の光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法では、光ディスクが装着された時に光ディスク装置に内蔵されるシステムコントローラにて、光ディスク信号処理部から返される信号処理情報や、ディスクに記録されている各種情報を読み取ることで光ディスクの種別を判別して、装着された光ディスクが既存のファームウェアで対応できるかどうかを判断し、その結果を状態表示レジスタに記憶し、対応されていない場合に、ホストコンピュータから最新のファームウェアを入手し、ファームウェアを更新することができるため、ファームウェアの更新を自動的に且つ必要なタイミングで実施可能とすることができる。
また、ユーザーは任意でファームウェアの更新を行う必要がないため、新規ディスクへの対応がなされていない光ディスク装置はファームウェアのアップデートが自動に行われる結果、新規ディスクへの記録・再生品質を向上させることができるようになる。
さらに、ホストコンピュータは光ディスク装置へのファームウェアアップデートを不必要に行うような事はなされないので、当該装置は、ファームウェアをアップデートした事による新たな不具合を生じる可能性も低減する効果が得られる。さらに、ホストコンピュータは、電源が投入されるたびに、ファームウェアのアップデートを行う必要はなくなるため、ホストコンピュータの起動時間の短縮や動作時間が遅くなることもなく、ユーザーはホストコンピュータを使った他の作業ができなくなってしまうという問題も解消できるという効果がある。
(実施の形態3)
次に本発明の実施の形態3について説明する。光ディスク制御部の動作を図7のフローチャートを用いて説明する。
図7は実施の形態3におけるファームウェアアップデート方法を示すフローチャートである。
まず、図7(a)に示すように、光ディスク装置立ち上げ処理が開始され(E−1)、光ディスク装置にディスクが装着されたときの初期処理(E−2)が行われる。手順(E−3)ではディスクを再生・記録を開始する前に、システムコントローラは、光ディスク装置にセットされた光ディスクが、光ディスク装置で再生・記録に対応している光ディスクであるかどうかの判別を行う。光ディスク種別の判別は光ディスク信号処理部から返される信号処理情報や、ディスクに記録されている各種情報を読み取ることで判別可能である。次に、手順(E−3)において、ディスク種別が既存のファームウェアにて再生・記録に対応できているとシステムコントローラが判別した場合は、手順(E−4)にて再生・記録処理を実施できるように光ディスク装置立ち上げ処理を完了し、手順(E−5)にてホストコンピュータから記録・再生コマンド要求を待つ状態となる。一方、手順(E−3)でディスク種別が既存のファームウェアにて再生・記録に対応できていないとシステムコントローラが判別した場合は、手順(E−6)で前記状態表示レジスタに判別結果(ファームウェアバージョンと光ディスク種別、記録・再生可否の結果)を記憶させておき、さらに、手順(E−7)にて割り込み通知信号を駆動し、ホストコンピュータへ新規ディスクが挿入された事を通知する。次に、手順(E−8)のファームウェアアップデートを実施できるようにドライブの立ち上げ処理を完了し、ホストコンピュータからのコマンド要求待ち状態で待機する。ここで、前記判別結果とは、例えば、記録・再生可能ディスクである場合は、レジスタに記憶する値を”0”とし、記録・再生不可能ディスクである場合は、レジスタに記憶する値を”1”とする。
ここで、図7(b)に示すように、ホストコンピュータは手順(F−1)のドライブから割り込み通知信号を検出した時、手順(F−2)で光ディスク装置の前記状態表示レジスタの読み出しを行う。次に、手順(F−3)において、前記状態表示レジスタの読み出し結果(ファームウェアバージョンと光ディスク種別、記録・再生可否の結果)と、ホストコンピュータが管理しているファームウェアのバージョンを比較し、前記ホストコンピュータが管理するファームウェアが新規ディスクの記録・再生に対応が不可能であると判断できる場合は、手順(F−4)において、光ディスク装置への記録・再生の準備を行い終了する。一方、新規ディスクに対応が可能であると判断できる場合は、手順(F−5)にて光ディスク装置のファームウェアを更新するための最新のファームウェアを準備し、記憶媒体に蓄積しておく。そして、手順(F−6)にてホストコンピュータは、光ディスク装置へファームウェアアップデートを行うATAPIコマンドを発行し、手順(F−7)にて記憶媒媒体から光ディスク装置へファームウェアを送出し、ホストコンピュータは光ディスク装置のファームウェアアップデート動作を開始する。
その後、図7(a)に示すように、光ディスク装置はホストコンピュータからファームウェアアップデートコマンドが発行されると、手順(E−9)において、ATAPIインターフェース制御部はホストコンピュータから発行されるATAPIコマンドを受信し、システムコントローラへ通知を行う。次に、手順(E−10)において、システムコントローラは、ファームウェアアップデートコマンドである場合は、ATAPIインターフェース制御部にてホストコンピュータから送出される新しいファームウェアを受信し、一時記憶メモリーに格納する。ここで、手順(F−11)にてシステムコントローラは、一時記憶メモリーに蓄積されたファームウェアを順次フラッシュメモリに書き込んで最新のファームウェアに書き換え処理を行い終了する。
以上のように、従来の光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法では、ユーザーもしくはホストコンピュータによって強制的に光ディスク装置のファームウェアアップデートが行われるのに対し、本発明の光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法では、光ディスクが装着された時に光ディスク装置に内蔵されるシステムコントローラにて、光ディスク信号処理部から返される信号処理情報や、ディスクに記録されている各種情報を読み取ることで光ディスクの種別を判別して、装着された光ディスクが既存のファームウェアで対応できるかどうかを判断し、その結果を状態表示レジスタに記憶するとともに、既存のファームウェアで光ディスクへの記録・再生対応が不可能である場合は、割り込み通知信号を駆動してホストコンピュータから最新のファームウェアを入手し、ファームウェアを更新することができるため、ファームウェアの更新を自動的に且つ必要なタイミングで実施可能とすることができる。このように、光ディスク装置は最新ファームウェアのアップデートが必要と判断した場合に、状態表示レジスタと割り込み信号によってホストコンピュータへ通知することで、ホストコンピュータは光ディスクから通知される割り込み信号の通知タイミングから状態表示レジスタの内容によって適切なファームウェアをアップデート可能となるため、光ディスク装置がファームウェアのアップデートを必要と判断され、かつホストコンピュータが最新のファームウェアをアップデート可能と判断された場合に限り適切なファームウェアを更新できるようになるため、常に最適な最新ファームウェアを保持できるとともに、必要なタイミングでファームウェアのアップデートが自動で行えるようになる。
(実施の形態4)
次に本発明の実施の形態4について説明する。光ディスク制御部の動作を図8のフローチャートを用いて説明する。
図8は実施の形態4におけるファームウェアアップデート方法を示すフローチャートである。
まず、光ディスク装置立ち上げ処理が開始され(G−1)、光ディスク装置にディスクが装着されたときの初期処理(G−2)が行われる。手順(G−3)ではディスクを再生・記録を開始する前に、システムコントローラは、光ディスク装置にセットされた光ディスクが、光ディスク装置で再生・記録に対応している光ディスクであるかどうかの判別を行う。光ディスク種別の判別は光ディスク信号処理部から返される信号処理情報や、ディスクに記録されている各種情報を読み取ることで判別可能である。次に、手順(G−3)において、システムコントローラはディスク種別が既存のファームウェアにて再生・記録に対応できていると判別した場合は、手順(G−4)にて再生・記録処理を実施できるように光ディスク装置立ち上げ処理を完了し、手順(G−5)ホストコンピュータから記録・再生コマンド要求を待つ状態となる。一方、手順(G−3)でシステムコントローラはディスク種別が既存のファームウェアにて再生・記録に対応できていないと判別した場合は、さらに手順(G−6)において、ファームウェアのアップデート済みかどうかを判断する。ファームウェアのアップデート済みの判断方法は、光ディスクにディスクが挿入された後、前記実施の形態1で説明した図5の(a)の手順、前記実施の形態2で説明した図6の(a)の手順、前記実施の形態3で説明した図7の(a)の手順にてファームウェアのアップデートが実施済みかどうかを判断する。ここで、ファームウェアのアップデートが実施済である場合は、手順(G−4)再生・記録処理を実施できるように光ディスク装置立ち上げ処理を完了し、手順(G−5)ホストコンピュータから記録・再生コマンド要求を待つ状態となる。一方、ファームウェアのアップデートが実施済でない場合は、手順(G−7)で前記状態表示レジスタに判別結果を記憶させ、手順(G−8)にて割り込み通知信号を駆動し、ホストコンピュータへ新規ディスクが挿入された事を通知し、手順(G−9)のファームウェアアップデートを実施できるようにドライブの立ち上げ処理を完了し、ホストコンピュータからコマンド要求待ちで待機する。
次に、前記実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3で説明したとおり、ホストコンピュータによって光ディスクから割り込み通知信号を検出および光ディスク装置の前記状態表示レジスタの読み出し結果によりファームウェアのアップデートがおこなわれる。ここで、光ディスク装置はホストコンピュータからファームウェアアップデートコマンドが発行されると、手順(G−10)において、ATAPIインターフェース制御部はホストコンピュータから発行されるATAPIコマンドを受信し、システムコントローラへ通知を行う。次に、手順(G−11)において、システムコントローラは、ファームウェアアップデートコマンドすると、ATAPIインターフェース制御部にてホストコンピュータから送出される新しいファームウェアを受信し、一時記憶メモリーに格納する。ここで、手順(G−12)にてシステムコントローラは、一時記憶メモリーに蓄積されたファームウェアを順次フラッシュメモリ部に書き込み最新のファームウェアに書き換え処理を行い、再度手順(G−2)初期処理を行うようにする。
このように、光ディスク装置は最適なファームウェアを更新処理後、再度、光ディスク立ち上げ処理を実施するようにした場合、アップデートされたファームウェアが光ディスクに正しく対応できているかどうかの確認が可能となる。その結果、ファームウェアが正しく対応できていない場合は、再度、最新のファームウェアのアップデートが行われるため、光ディスク装置は常に最適な最新ファームウェアを保持できるようになる。
以上の説明では、ATAPIインターフェースを用いた構成について説明してきたが、その他のインターフェースを用いた構成においても同様である。
本発明の光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法は、ファームウェアの更新を自動的に且つ必要なタイミングで実施可能であり、コンピュータに接続され、コンピュータの記憶装置用途として用いられる光ディスク装置のファームウェアの更新を行う、光ディスク装置およびファームウェアアップデート方法等に有用である。
本発明におけるホストコンピュータの構成図 本発明における光ディスク装置の構成図 本発明における割り込み通知手段を備えたATAPIインターフェースの構成図 本発明における状態表示レジスタを備えたATAPIインターフェースの構成図 実施の形態1におけるファームウェアアップデート方法を示すフローチャート 実施の形態2におけるファームウェアアップデート方法を示すフローチャート 実施の形態3におけるファームウェアアップデート方法を示すフローチャート 実施の形態4におけるファームウェアアップデート方法を示すフローチャート
符号の説明
100 ホストコンピュータ
101 CPU
102 HDD
103 表示装置
104 RAM
105 ネットワーク
106 通信部
107 操作部
108 入出力インターフェース
200 光ディスク装置
201 光ディスク
202 光ディスク信号処理部
203 ATAPIインターフェース制御部
204 システムコントローラ
205 フラッシュメモリ
300 ATAPIインターフェース
303 割り込み通知信号(INTRQ)
304 割り込み通知信号検出手段
305 割り込み通知信号通知手段
306 状態表示レジスタ読み取り手段
307 状態表示レジスタ

Claims (8)

  1. ホストコンピュータから光ディスク装置にインターフェースを介してファームウェアを送信し、光ディスク装置のファームウェアの更新を行うファームウェアアップデート方法であって、
    装着された光ディスクが前記光ディスク装置のファームウェアで記録・再生に対応可能かによりファームウェアの更新の必要性を判別する工程と、
    ファームウェアの更新が必要と判別された場合に割り込み通知信号を駆動して前記ホストコンピュータに通知する工程と、
    前記ホストコンピュータにて前記割り込み通知信号を受信して最新のファームウェアを準備する工程と、
    前記ホストコンピュータから前記光ディスク装置にファームウェアアップデートコマンドを発行する工程と、
    前記ホストコンピュータから前記光ディスク装置に前記最新のファームウェアを送出する工程と、
    前記光ディスク装置が前記ホストコンピュータから発行される前記ファームウェアアップデートコマンドおよび前記最新のファームウェアを受信してファームウェアの更新を行う工程と
    を有し、光ディスクの装着により必要に応じて自動的にファームウェアを更新することを特徴とするファームウェアアップデート方法。
  2. ホストコンピュータからインターフェースを介してファームウェアを受信し、ファームウェアの更新を行う光ディスク装置であって、
    ファームウェアの更新が必要と判別された場合に割り込み通知信号を駆動する割り込み信号通知手段と、
    装着された光ディスクが前記光ディスク装置のファームウェアで記録・再生に対応可能であるかによりファームウェアの更新の必要性を判別すると共に、前記ホストコンピュータより更新するファームウェアを受信してファームウェアの更新を行うシステムコントローラと
    を有し、装着された光ディスクによりファームウェアの更新の要否を判断し、更新が必要な場合には前記ホストコンピュータに前記割り込み要求信号を送信することにより、装着された光ディスクの記録・再生に必要なファームウェアを自動的に前記ホストコンピュータより受信して更新を行うことを特徴とする光ディスク装置。
  3. ホストコンピュータから光ディスク装置にインターフェースを介してファームウェアを送信し、光ディスク装置のファームウェアの更新を行うファームウェアアップデート方法であって、
    装着された光ディスクが前記光ディスク装置のファームウェアで記録・再生に対応可能かによりファームウェアの更新の必要性を判別する工程と、
    ファームウェアの更新が必要と判別された場合に状態表示レジスタに判別結果を記憶する工程と、
    前記ホストコンピュータが前記状態表示レジスタを読み出す工程と、
    読み出した結果でファームウェアの更新が必要であった場合に最新のファームウェアを準備する工程と、
    前記ホストコンピュータから前記光ディスク装置にファームウェアアップデートコマンドを発行する工程と、
    前記ホストコンピュータから前記光ディスク装置に前記最新のファームウェアを送出する工程と、
    前記光ディスク装置が前記ホストコンピュータから発行される前記ファームウェアアップデートコマンドおよび前記最新のファームウェアを受信してファームウェアの更新を行う工程と
    を有し、光ディスクの装着により必要に応じて自動的にファームウェアを更新することを特徴とするファームウェアアップデート方法。
  4. ホストコンピュータからインターフェースを介してファームウェアを受信し、ファームウェアの更新を行う光ディスク装置であって、
    ファームウェアの更新が必要と判別された場合に判別結果を記憶する状態表示レジスタと、
    装着された光ディスクが前記光ディスク装置のファームウェアで記録・再生に対応可能であるかによりファームウェアの更新の必要性を判別すると共に、前記ホストコンピュータより更新するファームウェアを受信してファームウェアの更新を行うシステムコントローラと
    を有し、装着された光ディスクによりファームウェアの更新の要否を判断し、更新が必要な場合には前記状態表示レジスタに判別結果を記憶し、前記ホストコンピュータで前記状態表示レジスタを読み出すことにより、装着された光ディスクの記録・再生に必要なファームウェアを自動的に前記ホストコンピュータより受信して更新を行うことを特徴とする光ディスク装置。
  5. ホストコンピュータから光ディスク装置にインターフェースを介してファームウェアを送信し、光ディスク装置のファームウェアの更新を行うファームウェアアップデート方法であって、
    装着された光ディスクが前記光ディスク装置のファームウェアで記録・再生に対応可能かによりファームウェアの更新の必要性を判別する工程と、
    ファームウェアの更新が必要と判別された場合に状態表示レジスタに既存のファームウェアのバージョンと光ディスク種別を記憶すると共に割り込み通知信号を駆動して前記ホストコンピュータに通知する工程と、
    前記ホストコンピュータが前記割り込み通知信号を受信する工程と、
    前記状態表示レジスタを読み出して最新のファームウェアのバージョンと光ディスク種別を比較する工程と、
    前記最新のファームウェアで対応可能であった場合に最新のファームウェアを準備する工程と、
    前記ホストコンピュータから前記光ディスク装置にファームウェアアップデートコマンドを発行する工程と、
    前記ホストコンピュータから前記光ディスク装置に前記最新のファームウェアを送出する工程と、
    前記光ディスク装置が前記ホストコンピュータから発行される前記ファームウェアアップデートコマンドおよび前記最新のファームウェアを受信してファームウェアの更新を行う工程と
    を有し、光ディスクの装着により必要に応じて自動的にファームウェアを更新することを特徴とするファームウェアアップデート方法。
  6. ホストコンピュータからインターフェースを介してファームウェアを受信し、ファームウェアの更新を行う光ディスク装置であって、
    ファームウェアの更新が必要と判別された場合に判別結果を記憶する状態表示レジスタと、
    ファームウェアの更新が必要と判別された場合に割り込み通知信号を駆動する割り込み信号通知手段と、
    装着された光ディスクが前記光ディスク装置のファームウェアで記録・再生に対応可能であるかによりファームウェアの更新の必要性を判別すると共に、前記ホストコンピュータより更新するファームウェアを受信してファームウェアの更新を行うシステムコントローラと
    を有し、装着された光ディスクによりファームウェアの更新の要否を判断し、更新が必要な場合には前記状態表示レジスタに判別結果を記憶すると共に前記ホストコンピュータに前記割り込み要求信号を送信し、前記ホストコンピュータで前記状態表示レジスタを読み出して最新のファームウェアと比較することで、装着された光ディスクの記録・再生に必要なファームウェアを自動的に前記ホストコンピュータより受信して更新を行うことを特徴とする光ディスク装置。
  7. 前記インターフェースがATAPIインターフェースであることを特徴とする請求項1または請求項3または請求項5記載のファームウェアアップデート方法。
  8. 前記インターフェースがATAPIインターフェースであることを特徴とする請求項2または請求項4または請求項6記載の光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009196632A (ja) * 2008-02-11 2009-09-03 Manitowoc Crane Companies Ltd 駆動タンブラー、軌道駆動部、及び軌道接続及びテンショニングシステム

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