JP2006216112A - Dvd再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】DVDの再生開始時において、ユーザ所望の操作を可能にして動作検査をより効率的に行えるDVD再生装置を提供する。
【解決手段】DVD再生装置に、再生モードを設定するための操作部と、CPU11に、再生モードを判断させる再生モード判断プログラム13aと、再生モードが通常再生モードであると判断した際にUOP情報を取得させるUOP情報取得プログラム13bと、操作命令がUOP情報中の禁止操作か否かを判断させる禁止操作判断プログラム13cと、操作命令が禁止操作であると判断した際に操作命令を無効にし、操作命令が禁止操作ではないと判断した際に操作命令に対応する処理を実行させる通常再生モード制御プログラム13dと、再生モードが動作検査モードであると判断した際に操作命令に対応する処理を実行させる動作検査モード制御プログラム13eと、表示部に「動作検査モード」と表示させる表示制御プログラム13fとを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、DVD再生装置に関する。
従来、DVD(Digital Versatile Disc)再生装置にてDVDを再生すると、本編の前に、製作会社や販売元のロゴ画面やメニュー画面等が再生されるようになっており、通常このようなメニュ画面等の再生においては、DVDに含まれるUOP情報により、早送り操作やスキップ操作が禁止され、これらメニュー画面等を飛ばしていきなり本編から再生することはできないようになっている。そこで、最初にセットアップメニュー画面を表示して、セットアップメニュー画面中に設けられた「いきなり再生」キーを選択すると、本編の最初のタイトル画面から再生できるようにしたものが知られている(特許文献1)。
また、ランダム再生においてメニュー画面が表示されると、ランダム再生が中断されることとなってしまうのを防ぐために、ランダム再生においては、DVD再生装置に記憶された再生順序を制御する情報を無効にするものも知られている(特許文献2)。
特開2003−087748 特開2003−189252
ところで、DVD再生装置の開発・製造においては、DVD再生装置の動作を検査する動作検査が行われる。DVD再生装置の動作検査は、実際にDVDを再生しながら種々の操作を行って誤動作等が生じないか否かを調べることにより行われている。しかし、DVDを再生すると本編の前にメニュー画面等が再生され、これらメニュー画面等の再生においては、スキップや早送り等のユーザ所望の操作が行えないようにされているので、DVD再生装置の動作検査がその分遅くなるという問題がある。また、特許文献1に記載の発明では、タイトル画面からの再生においてユーザ所望の操作が行えるだけであるため、DVDの再生開始からタイトル画面までの間において、スキップや早送り等のユーザ所望の操作が行えず、上記の問題を解決することはできない。また、特許文献2に記載の発明では、ランダム再生を設定する必要があるが、その際には、やはりメニュー画面等を再生する必要があり、当該メニュー画面等の再生において、スキップや早送り等のユーザ所望の操作が行えず、上記の問題を解決することができない。
本発明の課題は、DVDの再生開始時において、ユーザ所望の操作を可能にして動作検査をより効率的に行えるDVD再生装置を提供することである。
請求項1に記載の発明は、DVD再生装置において、通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらかを設定する設定手段と、操作命令を入力するための入力手段と、前記設定手段により設定された再生モードが前記通常再生モードと前記動作検査モードとのうちのどちらであるかを判断する再生モード判断手段と、前記再生モード判断手段により、設定された再生モードが通常再生モードであると判断された場合に、DVDに記憶されたUOP情報を取得するUOP情報取得手段と、前記入力手段により入力された前記操作命令が前記UOP情報取得手段により取得された前記UOP情報中の禁止操作か否かを判断する禁止操作判断手段と、前記禁止操作判断手段により、前記操作命令が前記UOP情報中の禁止操作であると判断された場合に、前記操作命令を無効にするとともに、前記禁止操作判断手段により、前記操作命令が前記UOP情報中の禁止操作ではないと判断された
場合に、前記操作命令に対応する処理を実行させる通常再生モード制御手段と、
前記再生モード判断手段により、設定された再生モードが動作検査モードであると判断された場合に、前記操作命令に対応する処理を実行させる動作検査モード制御手段と、前記再生モード判断手段により、設定された再生モードが動作検査モードであると判断された場合に、所定の表示部に動作検査モードである旨を表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、DVD再生装置において、操作命令を入力するための入力手段と、設定されている再生モードが通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらであるかを判断する再生モード判断手段と、前記再生モード判断手段により、設定されている再生モードが通常再生モードであると判断された場合に、DVDに記憶されたUOP情報を取得するUOP情報取得手段と、前記入力手段により入力された前記操作命令が前記UOP情報取得手段により取得された前記UOP情報中の禁止操作か否かを判断する禁止操作判断手段と、前記禁止操作判断手段により、前記操作命令が前記UOP情報中の禁止操作であると判断された場合に、前記操作命令を無効にするとともに、前記禁止操作判断手段により、前記操作命令が前記UOP情報中の禁止操作ではないと判断された場合に、前記操作命令に対応する処理を実行させる通常再生モード制御手段と、
前記再生モード判断手段により、設定されている再生モードが動作検査モードであると判断された場合に、前記操作命令に対応する処理を実行させる動作検査モード制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のDVD再生装置において、前記通常再生モードと前記動作検査モードとのうちのどちらかを設定する設定手段を備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のDVD再生装置において、前記再生モード判断手段により、設定された再生モードが動作検査モードであると判断された場合に、所定の表示部に動作検査モードである旨を表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、設定手段により、通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらかが設定され、入力手段により、操作命令が入力され、再生モード判断手段により、設定手段により設定された再生モードが通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらであるかが判断され、再生モード判断手段により、設定された再生モードが通常再生モードであると判断された場合に、UOP情報取得手段により、DVDに記憶されたUOP情報が取得される。次いで、禁止操作判断手段により、入力手段により入力された操作命令がUOP情報取得手段により取得されたUOP情報中の禁止操作か否かが判断され、通常再生モード制御手段により、操作命令がUOP情報中の禁止操作であると判断された場合に、操作命令を無効にするとともに、操作命令がUOP情報中の禁止操作ではないと判断された場合に、操作命令に対応する処理を実行させる。
また、設定された再生モードが動作検査モードであると判断された場合に、動作検査モード制御手段により操作命令に対応する処理を実行させ、表示制御手段により所定の表示部に動作検査モードである旨を表示させる。
従って、通常再生モードでは、UOP情報中の禁止操作である操作命令を無効にすることができるとともに、動作検査モードでは、UOP情報を取得しないので、UOP情報中の禁止操作である操作命令であっても実行することができ、DVDの再生開始からユーザ所望の操作ができることとなって、動作検査をより効率的に行うことができる。
また、設定手段により、通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらかが設定さ
れるので、必要に応じて任意に動作検査モードを設定して動作検査を行うことができる。
また、設定された再生モードが動作検査モードであると判断された場合に、表示制御手段により所定の表示部に動作検査モードである旨が表示されるので、動作検査モード中であることが明示されることにより、動作検査モードを悪用して映像等を観賞しようとすることを防ぐことができる。
請求項2に記載の発明によれば、入力手段により、操作命令が入力され、再生モード判断手段により、設定されている再生モードが通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらであるかが判断され、再生モード判断手段により、設定されている再生モードが通常再生モードであると判断された場合に、UOP情報取得手段により、DVDに記憶されたUOP情報が取得され、禁止操作判断手段により、操作命令がUOP情報取得手段により取得されたUOP情報中の禁止操作か否かが判断され、通常再生モード制御手段により、入力手段により入力された操作命令がUOP情報中の禁止操作であると判断された場合に、操作命令を無効にするとともに、操作命令がUOP情報中の禁止操作ではないと判断された場合に、操作命令に対応する処理を実行させ、設定されている再生モードが動作検査モードであると判断された場合に、動作検査モード制御手段により操作命令に対応する処理を実行させる。従って、通常再生モードでは、UOP情報中の禁止操作である操作命令を無効にすることができるとともに、動作検査モードでは、UOP情報を取得しないので、UOP情報中の禁止操作である操作命令であっても実行することができ、DVDの再生開始からユーザ所望の操作ができることとなって、動作検査をより効率的に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論こと、特に、設定手段により、通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらかが設定されるので、必要に応じて任意に動作検査モードを設定して動作検査を行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論こと、特に、設定された再生モードが動作検査モードであると判断された場合に、表示制御手段により所定の表示部に動作検査モードである旨が表示されるので、動作検査モード中であることが明示されることにより、動作検査モードを悪用して映像等を観賞しようとすることを防ぐことができる。
以下、図を参照して本発明に係るDVD再生装置を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
<DVD再生装置の構成>
次に、本発明にかかるDVD再生装置100の構成について、図1を参照しながら説明する。
DVD再生装置100は、図1に示すように、ピックアップ1,RFアンプ2,モータ3,サーボ回路4,信号処理回路5,トラックバッファ6,システムデコーダ7,操作部8,表示部9,システムマイコン10等を備えて構成される。
ピックアップ1は、所定波長のレーザ光をディスクdの記録面に向けて照射し、その反射光を受けて電気信号(反射光検出信号)に変換する。また、ピックアップ1は、この反射光検出信号をRFアンプ2に出力する。なお、ピックアップ1は、ディスクdからの対象のデータを適宜読み出すことができるように、所定のガイド軸等により、ディスクdの径方向に移動自在に指示されている。
RFアンプ2は、ピックアップ1から出力された反射光検出信号からRF信号,トラッ
キング信号,フォーカス信号等を生成する。さらに、RFアンプ2は、RF信号をデータスライスした二値化信号を生成する。RFアンプ2は、生成したトラッキング信号等をサーボ回路4に出力し、また、生成した二値化信号を再生信号として信号処理回路5に出力する。
モータ3は、ディスクdを搭載する所定のターンテーブルを回転させるためのスピンドルモータ等からなる。モータ3は、サーボ回路4により制御され、ディスクdを例えば線速度が一定となるように回転運動させる。
サーボ回路4は、モータ3を駆動制御し、所定の回転速度で回転駆動させる。また、サーボ回路4は、RFアンプ2から出力されるトラッキング信号等によりスレッドモータ(図示省略)を駆動制御し、ピックアップ1をディスクdの径方向に適宜移動させる。
信号処理回路5は、RFアンプ2から出力される再生信号を復調するとともに、誤り訂正処理等を施す。信号処理回路5は、この復調等により得られた復調データをトラックバッファ6に順次出力する。
トラックバッファ6は、所定容量のRAM(Random Access Memory)(図示省略)等からなり、信号処理回路5から出力された復調データを順次記憶する。なお、トラックバッファ6に記憶された復調データは、システムデコーダ7に逐次出力される。
システムデコーダ7は、トラックバッファ6から出力された復調データをデコードして、映像データ及び音声データ等を生成する。システムデコーダ7は、生成した映像データ及び音声データ等を所定のAVアンプ(図示省略)等に出力する。
操作部8は、例えば、リモコン(図示省略)又はDVD再生装置100本体に設けられた各種操作キー(図示省略)を備えて構成される。より具体的には、操作部8は、通常再生モードキー8a,動作検査モードキー8b等を備え、ユーザが当該通常再生モードキー8a及び動作検査モードキー8bのどちらかを選択することにより、通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらかを設定することができる。これにより、操作部8は設定手段として機能する。
また、ユーザが操作部8の各種操作キーを押下することにより、操作命令がDVD再生装置100に入力される。これにより、操作部8は入力手段として機能する。
表示部9は、LCD(Liquid Crystal Dysplay)パネル等からなり、DVD再生装置100の動作状況やDVDの再生による映像等を表示する。
システムマイコン10は、例えば、図2に示すように、CPU(Central Processing
Unit)11,RAM12,記憶部13等を備えて構成される。
CPU11は、記憶部13に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM12に展開して実行することにより、DVD再生装置100全体の制御を行う。
RAM12は、CPU11により実行された処理プログラム等を、RAM12内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をワークエリアに格納する。
記憶部13は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部13は、CPU11がDVD再生装置100全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的に
は、記憶部13は、例えば、図2に示すように、再生モード判断プログラム13a,UOP(User Operation Control)情報取得プログラム13b,禁止操作判断プログラム13c,通常再生モード制御プログラム13d,動作検査モード制御プログラム13e,表示制御プログラム13f等を格納している。
再生モード判断プログラム13aは、例えば、CPU11に、現在設定されている再生モードが、通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらであるかを判断する機能を実現させるプログラムである。より具体的には、CPU11に、ユーザが操作部8の通常再生モードキー8a又は動作検査モードキー8bを押下することによりDVD再生装置100に入力された再生モードの設定情報が、通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらであるかを判断する機能を実現させるプログラムである。CPU11は、かかる再生モード判断プログラム13aを実行することにより、再生モード判断手段として機能する。
UOP情報取得プログラム13bは、例えば、CPU11に、ディスクdの任意の場所に記憶されているUOP情報を取得する機能を実現させるプログラムである。ここで、UOP情報とは、ユーザの操作を制限する情報であって、DVDディスクの作成者によりディスクの任意の場所に挿入されている。CPU11は、かかるUOP情報取得プログラム13bを実行することにより、UOP情報取得手段として機能する。
禁止操作判断プログラム13cは、例えば、CPU11に、ユーザが操作部8の各種操作キーを押下することにより入力された操作命令が、取得したUOP情報中の禁止操作か否かを判断する機能を実現させるプログラムである。CPU11は、かかる禁止操作判断プログラム13cを実行することにより、禁止操作判断手段として機能する。
通常再生モード制御プログラム13dは、例えば、CPU11に、通常再生モードにおいて、ユーザが操作部8の各種操作キーを押下することによって入力された操作命令がUOP情報に記載されている禁止操作であると判断した場合に、当該操作命令を無効にするとともに、入力された操作命令がUOP情報中のいる禁止操作ではないと判断した場合に、当該操作命令に対応する処理を実行する機能を実現させるプログラムである。CPU11は、かかる通常再生モード制御プログラム13dを実行することにより、通常再生モード制御手段として機能する。
動作検査モード制御プログラム13eは、例えば、CPU11に、動作検査モードにおいて、ユーザが操作部8の各種操作キーを押下することによって入力された操作命令に対応する処理を実行する機能を実現させるプログラムである。CPU11は、かかる動作検査モード制御プログラム13eを実行することにより、動作検査モード制御手段として機能する。
表示制御プログラム13fは、例えば、CPU11に、再生モード判断プログラム13aを実行することにより、設定された再生モードが動作検査モードであると判断した場合に、表示部9に「動作検査モード」と表示させる機能を実現させるプログラムである。CPU11は、かかる表示制御プログラム13fを実行することにより、表示制御手段として機能する。
<DVD再生装置の動作>
次に、上述のような構成のDVD再生装置100の動作について、図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
操作部8の各種操作キー(図示省略)からの出力を検知することにより、CPU11は、ユーザにより操作命令が入力されたか否かを判断する(ステップS1)。
ステップS1において、CPU11がユーザにより操作命令が入力されていないと判断した場合(ステップS1;No)、ユーザにより操作命令が入力されるまで待機する。
ステップS1において、CPU11がユーザにより操作命令が入力されたと判断した場合(ステップS1;Yes)、CPU11は、再生モード判断プログラム13aを実行することにより、設定された再生モードを判断する(ステップS2,ステップS3)。なお、予め、再生モードは、ユーザが操作部8の通常再生モードキー8a及び動作検査モードキー8bのどちらかを選択することにより、設定されている。
そして、まず、CPU11は、設定された再生モードが通常再生モードか否かを判断する(ステップS2)。
ステップS2において、CPU11が設定された再生モードは通常再生モードではないと判断した場合(ステップS2;No)、CPU11は、設定された再生モードが動作検査モードか否かを判断する(ステップS3)。
ステップS3において、CPU11が設定された再生モードは動作検査モードではないと判断した場合(ステップS3;No)、CPU11は、表示部9に「エラー」と表示させる(ステップS4)。
ステップS3において、CPU11が設定された再生モードは動作検査モードであると判断した場合(ステップS3;Yes)、CPU11は、動作検査モード制御プログラム13eを実行することにより、操作命令に対応する処理を実行するとともに(ステップS5)、CPU11は、表示制御プログラム13fを実行することにより、表示部9に「動作検査モード」と表示させる(ステップS6)。
ステップS2において、CPU11が設定された再生モードは通常再生モードであると判断した場合(ステップS2;Yes)、CPU11は、UOP情報取得プログラム13bを実行することにより、ディスクdの任意の場所に記憶されているUOP情報を取得する(ステップS7)。
次に、CPU11は、禁止操作判断プログラム13cを実行することにより、ユーザが操作部8の各種操作キーを押下することにより入力された操作命令が、取得したUOP情報中の禁止操作か否かを判断する(ステップS8)。
ステップS8において、CPU11が入力された操作命令がUOP情報中の禁止操作ではないと判断した場合(ステップS8;No)、CPU11は、通常再生モード制御プログラム13dを実行することにより、操作命令に対応する処理を実行する(ステップS8)。
ステップS8において、CPU11が入力された操作命令がUOP情報中の禁止操作であると判断した場合(ステップS8;Yes)、CPU11は、通常再生モード制御プログラム13dを実行することにより、操作命令を無効にする処理を行う(ステップS10)。
以上に説明した、DVD再生装置100によれば、ユーザが操作部8の通常再生モードキー8a及び動作検査モードキー8bのどちらかを選択することにより、通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらかが設定され、ユーザが操作部8の各種操作キー(図示省略)を押下することにより操作命令が入力され、CPU11が、再生モード判断プログラム13aを実行することにより、設定された再生モードが通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらであるかを判断し、設定された再生モードが通常再生モードであると判断した場合に、UOP情報取得プログラム13bを実行することにより、DVDに
記憶されたUOP情報を取得する。次いで、CPU11が、禁止操作判断プログラム13cを実行することにより、ユーザが操作部8の各種操作キーを押下することにより入力された操作命令がUOP情報中の禁止操作か否かを判断し、通常再生モード制御プログラム13dを実行することにより、操作命令がUOP情報中の禁止操作であると判断した場合に操作命令を無効にするとともに、操作命令がUOP情報中の禁止操作ではないと判断した場合に操作命令に対応する処理を実行させる。
また、CPU11が、設定された再生モードが動作検査モードであると判断した場合に、動作検査モード制御プログラム13eを実行することにより操作命令に対応する処理を実行させ、表示制御プログラム13fを実行することにより表示部9に「動作検査モード」と表示させる。
従って、通常再生モードでは、UOP情報中の禁止操作である操作命令を無効にすることができるとともに、動作検査モードでは、UOP情報を取得しないので、UOP情報中の禁止操作である操作命令であっても実行することができ、DVDの再生開始からユーザ所望の操作ができることとなって、動作検査をより効率的に行うことができる。
また、ユーザが操作部8の通常再生モードキー8a及び動作検査モードキー8bのどちらかを選択することにより、通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらかが設定されるので、必要に応じて任意に動作検査モードを設定して動作検査を行うことができる。
また、CPU11は、設定された再生モードが動作検査モードであると判断した場合に、表示制御プログラム13fを実行することにより表示部9に「動作検査モード」と表示させるので、動作検査モード中であることが明示されることにより、動作検査モードを悪用して映像等を観賞しようとすることを防ぐことができる。
なお、本発明に係る実施形態では、表示部9が備えられているDVD再生装置100を例示したが、表示部9は必ずしも備えられていなくとも良く、DVD再生装置100に液晶表示装置等の他の表示装置を接続して動作検査を行っても良い。
本発明に係るDVD再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係るシステムマイコンの構成を示す図である。 本発明に係るDVD再生装置の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
8 操作部(設定手段,入力手段)
11 CPU(再生モード判断手段,UOP情報取得手段,禁止操作判断手段,通常再生モード制御手段,動作検査モード制御手段,表示制御手段)
13a 再生モード判断プログラム(再生モード判断手段)
13b UOP情報取得プログラム(UOP情報取得手段)
13c 禁止操作判断プログラム(禁止操作判断手段)
13d 通常再生モード制御プログラム(通常再生モード制御手段)
13e 動作検査モード制御プログラム(動作検査モード制御手段)
13f 表示制御プログラム(表示制御手段)
100 DVD再生装置

Claims (4)

  1. DVD再生装置において、
    通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらかを設定する設定手段と、
    操作命令を入力するための入力手段と、
    前記設定手段により設定された再生モードが前記通常再生モードと前記動作検査モードとのうちのどちらであるかを判断する再生モード判断手段と、
    前記再生モード判断手段により、設定された再生モードが通常再生モードであると判断された場合に、DVDに記憶されたUOP情報を取得するUOP情報取得手段と、
    前記入力手段により入力された前記操作命令が前記UOP情報取得手段により取得された前記UOP情報中の禁止操作か否かを判断する禁止操作判断手段と、
    前記禁止操作判断手段により、前記操作命令が前記UOP情報中の禁止操作であると判断された場合に、前記操作命令を無効にするとともに、前記禁止操作判断手段により、前記操作命令が前記UOP情報中の禁止操作ではないと判断された場合に、前記操作命令に対応する処理を実行させる通常再生モード制御手段と、
    前記再生モード判断手段により、設定された再生モードが動作検査モードであると判断された場合に、前記操作命令に対応する処理を実行させる動作検査モード制御手段と、
    前記再生モード判断手段により、設定された再生モードが動作検査モードであると判断された場合に、所定の表示部に動作検査モードである旨を表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とするDVD再生装置。
  2. DVD再生装置において、
    操作命令を入力するための入力手段と、
    設定されている再生モードが通常再生モードと動作検査モードとのうちのどちらであるかを判断する再生モード判断手段と、
    前記再生モード判断手段により、設定されている再生モードが通常再生モードであると判断された場合に、DVDに記憶されたUOP情報を取得するUOP情報取得手段と、
    前記入力手段により入力された前記操作命令が前記UOP情報取得手段により取得された前記UOP情報中の禁止操作か否かを判断する禁止操作判断手段と、
    前記禁止操作判断手段により、前記操作命令が前記UOP情報中の禁止操作であると判断された場合に、前記操作命令を無効にするとともに、前記禁止操作判断手段により、前記操作命令が前記UOP情報中の禁止操作ではないと判断された場合に、前記操作命令に対応する処理を実行させる通常再生モード制御手段と、
    前記再生モード判断手段により、設定されている再生モードが動作検査モードであると判断された場合に、前記操作命令に対応する処理を実行させる動作検査モード制御手段と、
    を備えることを特徴とするDVD再生装置。
  3. 請求項2記載のDVD再生装置において、
    前記通常再生モードと前記動作検査モードとのうちのどちらかを設定する設定手段を備えることを特徴とするDVD再生装置。
  4. 請求項2又は3記載のDVD再生装置において、
    前記再生モード判断手段により、設定された再生モードが動作検査モードであると判断された場合に、所定の表示部に動作検査モードである旨を表示させる表示制御手段を備えることを特徴とするDVD再生装置。
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